エレン「なあ、み・・ミカサ・・//」(550)
※前回作、『ミカサ「3人いたはず・・・」』の続きというか詳しく書いた版みたいな感じです
※前回作を読むことを推奨します
※他のSSに影響されて作風が変わってると思いますが暖かい目で読んであげてください
ーミカサがエレンの家にやってきた日、就寝前ー
エレン「なあ、み・・ミカサ・・//」
ミカサ「なぁに、・・・エレン/」
エレン「これからよろしくな//」
ミカサ「うん//」ギュ
エレン「!!」
エレン「・・・」ギュ
ミカサ「!!//」ギュゥ
エレン「どうしたんだ?そんなに抱きついてきて//」
ミカサ「嫌だった?」シュン...
エレン「そ、そうじゃなくて!」アセアセ
ミカサ「こうしていたいの・・・お願い・・・」ギュウッ
エレン「わ、わかったよ///」アセアセ
ミカサ「ねぇ、」
エレン「なんだ?」
ミカサ「ありがとう///」
エレン「なんだよいきなり///」
ミカサ「助けてくれたから」
エレン「当たり前だろ、おm、ミカサは女の子なんだから!///」
ミカサ「でもエレンは本当に死にかけた…」ウルウル
エレン「し、仕方ねえだろ、ミカサを助けたかったんだよ!///」
ミカサ「エレンが死んでしまっては元も子もない」ウルウル
エレン「今回のことはもう結果論だからなんとも言えねぇよ…」
ミカサ「今日はエレンに命を与えてもらった、ぬくもりを与えてもらった、ので、私はエレンに一生ついて行くことに決めた>_<」ダキッ
エレン「な、なんだよそれ、まるで結婚するみたいじゃねえか///」
ミカサ「私はそのつもり///」
エレン「な、何言ってんだよ//まだはぇーよ、俺たちには//」
ミカサ「いくらでも待つ」
エレン「…///寝るぞ///」ダキッギュッ
ミカサ「うん…///」ギュッ
エレミカ「スヤスヤ」
***************
ー朝ー
ミカサ「…ん……」パチッ
ミカサ(朝…そうか…私は……)ウルッ
ミカサ「ヒック ヒック」
エレン「…ん……」パチッ
エレン(ミカサ…泣いてるのか?)アセ
エレン「・・・」ギュッ
ミカサ「…!」
エレン「大丈夫か?つっても大丈夫なわけねぇか…」ギュッ
エレン「ごめんな、俺にはどうしたらいいかわかんねんだ…」ギュウ
ミカサ「ヒック…ありがとう…」ギュッ
エレン「これぐらいしかできねぇけど…」ナデナデ
エレン「さ、起きて朝ごはんにしよう、飯食わねえと元気も出ねぇぞ」ニコッ
ミカサ「…う…ん!」ギュッ
スタスタ
エレン「おはよー」
ミカサ「…おはよう…ございます…」
カルラ「あら、おはよ。どうしたのエレン、今日は自分で起きれたのね」クスッ
エレン「///う、うるさいな!//いいだろ別にはや起きしたって!//」
カルラ「いつもそうやって起きてくれればいいのに」クスッ
カルラ(ミカサ、泣いてたのね。目が少し腫れてる。仕方ないわよね。)
カルラ「さ、朝ごはんよ、召し上がれ」
エレン「いただきまーすっ!」
ミカサ「…いただきます……」ジワ
ミカサ(ここで泣いて困らせてはいけない…!)グッ
エレン「・・・」
エレン「ミカサ、今日はこの街を紹介してやるよ!」ニコッ
ミカサ「…ほんと?」
エレン「なんで嘘いうんだよ、本当に決まってるだろ//」
ミカサ「ありがとう、エレン//」
カルラ(あら、もう名前で呼びあってる。昨日の夜何かあったのかしら。私も昨日は楽しかったわ)ツヤツヤ
エレミカ「ごちそうさま」
エレン「あ、そう言えば父さんは?」
カルラ「まだ寝てるわよ、2人で起こしてきてくれる?」ニコッ
エレン「おっけー!」ニコ
エレン「いくぞミカサ!お寝坊さんを駆逐だ!」グイッ
コラトウサンオキロー!
グワッ!ナンダエレンタチカ
ハヤクオキロー!
マッテクレヨ トウサンハツカレテルンダヨー
カルラ「昨日の夜無理させちゃったかな」テヘ
***************
エレン「ミカサ、いつから出かける?」
ミカサ「何時でもいい、でも、もう少し、家にいたい…」
エレン「…いいよ、俺の部屋に行こう」グイッ
ミカサ「うん」
ーーーーーーーーー
グリシャ「あの子たち、うまくやっていけそうだな」
カルラ「そうね、よかったわ」ニコッ
グリシャ(天使の微笑み…)
カルラ「ほら、早く食べて、お仕事に遅れるわよ」
グリシャ「あ、あぁ」ガツガツモグモグ
ーーーーーーーーー
エレン「ミカサ、なんかしたいことあるか?」
ミカサ「エレンがしたいことならなんでもいい…」
エレン「うーん(困ったなぁ…女と遊んだことねえからなにすればいいんだ?)」
ミカサ「・・・(エレン…困らせちゃったかな…)シュン」
エレン「じゃあ本でも読むか?つっても父さんの本だから難しいけど…」
ミカサ「それでいい…」ギュ
エレン「じゃあ、とってくる!」
・・・・・
エレン「これなんかどうだ?『家庭の医学』これなら勉強になりそうだろ?」
ミカサ「わかった」
パラパラ
エレン「なんだこれ、全っ然、わかんねぇ!」ガーン
ミカサ「・・・」フムフム
エレン「ミカサ、わかるのか?」
ミカサ「なんとなく…」
エレン「すげーな、俺はわかんねえから寝るわ」ゴロン
ミカサ「ぇ…なら私もそうする」パタッ ゴロン
エレン「いいのか?」
ミカサ「うん…」ギュ
エレン「・・・」ギュ
エレミカ zzz
***************
カルラ「こらぁ!起きなさい二人とも!」
ミカサ「!」ビクッ
エレン「…ん……なに?母さん」ゴシゴシ
カルラ「何じゃないわよ!ご飯食べてすぐ寝たら牛になっちゃうわよ!」
エレン「はぁーい…」
エレン「てか、母さん、いま何時?」
カルラ「もうお昼前よ!(あまりにも可愛く寝てたからなかなか起こせなかったわ…///)あなたたちお腹空いてないでしよ?」クスッ
エレン「…うん」
ミカサ「…はい」
カルラ「やっぱり。じゃあお小遣いあげるから外で遊んでお腹が空いたら何か買って食べなさい。」
エレン「わかった~」
ミカサ「わかりました」
>>1です。
ID変わったけどよろしく
カルラ「でも晩ご飯はちゃんと食べられるようにしなさいよ!」
エレン「わ…わかってるよ!」
カルラ「ミカサ、この子はそういうこと考えられないからちゃんと世話してあげてね」ニコッ
ミカサ「うん!」
エレン「な、何言ってんだよ///ほらいくぞミカサ!」グイッ
ミカサ「う、うん///」ギュ
カルラ「(デートに)いってらっしゃ~い」ニコ
***************
トコトコ
ミカサ「エレン」
エレン「なんだ?」
ミカサ「どこに連れてってくれるの?」
エレン「ぇ…考えてなかった、ごめん」シュン
ミカサ「いいの、私はエレンと居るだけで…」ギュ
エレン「///じゃ、じゃあ、アルミンのところに行こうか」
ミカサ「あるみん?」
エレン「おぅ、俺の親友のアルミン」
ミカサ「エレンの親友…いく…」
・・・・・・・
エレン「おーぃ!アールミーン!」フリフリ
アルミン「あ、エレンじゃないか!帰ってきたんだ!」フリフリ
エレン「アルミン、いま空いてるか?」
アルミン「うん、空いてるよ!」ニコ
アルミン「…それでエレン、その子は?」
ミカサ「・・・」ギュ
エレン「え、あぁ、ミカサっていうんだ。わけあって昨日から俺の家族になった。てなわけで友達になってあげてくれ!」ニコ
アルミン「そうなんだ!(え、家族?ちょっと待てよ、その歳で家族になったっていうのかい?ならエレンとこの子は…結婚したってこと?いや、いくらなんでもそれはないよね、僕たちまだ9歳だし…でも親同士の話し合いで事実婚みたいな感じで結婚させたのかもしれない…うーん…わからない…)」
エレン「?、どうしたんだ、アルミン、難しい顔して」
アルミン「え、あ、なんでもないよ!」
アルミン「それにしてもエレン」
エレン「ん?」
アルミン「結構お似合いだね」ニヤ
エレン「///ばっ、そっ、そんなんじゃねぇよ!」カアッ
ミカサ「・・・」ギュ
アルミン「で、何して遊ぶ?(これ以上は聞かないでおこう、事情も知らないままからかうわけにはいかない)」
エレン「また、外の世界の本見せてくれよ!」キラキラ
アルミン「うん!いいよ!」
ミカサ「エレン、大丈夫なの?さっきは本読んでて眠ってたけど…」
エレン「ばっ、言うなよ!///あの本はたまたま難しかっただけだ!」カアッ
アルミン「…プ…」
エレン「ア、アルミンまで笑うなよ!//」
ミカサ「…クスッ…」
エレン「こらミカサぁ!」グリグリ
ミカサ「あぅっ…」
アルミン「プフッ(あのエレンが手加減してる!)」
・・・・・・・・
アルミン「で、外の世界には炎の水ってのがあるみたいなんだ!とっても熱くてドロドロしているらしい」
エレン「やっぱすげーな、外の世界!ミカサもそう思うだろ?」キラキラ
ミカサ「うん、知らないことがいっぱい」
エレン「いってみてぇなぁ~、外の世界」ゴロン
アルミン「そうだね、でも王制で外の世界へ興味をもつことは禁止されているからね」
エレン「だよなぁ~」
グゥーーーーーッ
アルミン「エレンお腹空いたの?」
エレン「え?俺じゃねぇぞ?」
ミカサ「・・・」カアッ
エレン「ミカサか!」プフッ
ミカサ「・・・」///
エレン「腹減ってるならちゃんと言えよな~」ナデナデ
ミカサ「…うん…///」
アルミン「なんか買いに行く?(あのエレンがなでなでだってぇぇぇぇぇ!?こ、これは雨が降るんじゃないのか!?やっぱりこの二人は結婚してるのか!?)」
エレン「そうだな、街を歩いてなんか買い食いしよう」
・・・・・・
トコトコ
エレン「ミカサなんか食いたいもんあるか?」
ミカサ「エレンに従う」
エレン「なんだよそれ?」クスッ
アルミン「あれなんかどう?」
エレン「ホットケーキか、いいな!」
ミカサ「おいしそう…」グゥーーー
エレン「早く買おうぜ!」
オッチャーン!ホットケーキ3ツー!
アイヨ!チョイトマッテナ!
ハヤクハヤク!
マテマテ!ハハハ!
アルミン「おいしかったね」ニコ
ミカサ「おいしかった!」
エレン「だなー!また3人でこようぜ!」
ミカアル「うん!」
・・・・・・
エレン「今日は楽しかったな」
アルミン「僕も楽しかったよ。ミカサと友達になれたし」ニコ
ミカサ「ありがとう、アルミン。あなたは親友」ニコ
アルミン「ありがとう」ニコ
エレン「じゃあまたな~!」フリフリ
ミカサ「また」フリフリ
アルミン「うん、また明日~!」フリフリ
***************
エレン「ただいま~」
ミカサ「ただいま」
カルラ「おかえりなさい」
グリシャ「おかえり」
エレン「あ、父さん、今日は早いんだね」
グリシャ「あぁ、今日は患者さんが少なくてな。何して遊んでたんだ?」
エレン「アルミンと3人で本読んだり街に出たり」
グリシャ「そうか、アルミンにミカサ(嫁)を紹介したんだな」
エレン「うん!それより母さん、おなかすいた!ごはん!」
カルラ「はいはい。それより2人とも手を洗ってきなさい」ニコ
エレミカ「はぁーい」
***************
ーエレン入浴中ー
ミカサ「あ、あの、カ、カルラさん…」モジモジ
カルラ「ん?どうしたのミカサ?」ニコ
ミカサ「洗い物…手伝います…」モジモジ
カルラ「あら嬉しい!なら私が洗ったやつを拭いて立ててくれるかしら」ニコ
ミカサ「はい!」パアッ
ミカサ「あ、あの、カ、カルラさん…」フキフキ
カルラ「ん?今度はどうしたのミカサ」ニコ
ミカサ「わ、私…エレンの……んに…な…かな…」モジモジ
カルラ「え?ごめんなさい、もう少し大きな声でいってもらえる?」クスッ
ミカサ「…///…わ、私!エレン…の!およ、お、お嫁…さん!に…なれる…かな///」カアッ
カルラ「!」///
ミカサ 「///」モジモジ フキフキ
カルラ「ふふっ」ニコ ギュッ
ミカサ「!///」
カルラ「ありがとうミカサ。私はそうなって欲しかったのよ、だから応援するわ」ニコ
ミカサ「カル…ラ…さん」ギュウ ジワッ
カルラ「もうこれから妻としていていいわよ。エレンと一緒に頑張りなさい」ニコ
ミカサ「///…は…はい!…///」
・・・・・・・
エレン「ふぅ~、いいお湯だった」ホカホカ
エレン「ミカサ、空いたぞ~」
ミカサ「うん」タタタタ ダキッ
エレン「うわっ///」
ミカサ「♪~」タタタタ
エレン「なんだあいつ?」ポカーン
カルラ「♪」ニヤニヤ
エレン「なんだよ、母さんまで」
カルラ「よかったわね~エレン♪」ニヤニヤ
エレン「は?なにがだよ?」
エレン「わけわからん、寝よ」トコトコ
***************
ー就寝前ー
ミカサ「ねぇ、エレン…」ゴソゴソ
エレン「なんだよ?」ゴソゴソ
ミカサ「・・・」ギュッ
エレン「な、なんだよいきなり///」カアッ
ミカサ「…まだから当然///」ギュッ
エレン「は?なんて言ったんだ?」
ミカサ「…2度も言わない///」ギュッ
エレン「なんなんだよ一体…」ギュッ
ミカサ「ふふっ♪」ギュウッ
エレミカ 「スヤスヤ」
***************
ー数ヶ月後ー
ミカサ「エレンが調査兵団に入りたいって」
エレン「…!おいミカサ!」ガタツ
カルラ「エレン!駄目よ調査兵団なんて!」
グリシャ「エレン、お前は調査兵団に入って何をしたいんだ?」
エレン「外の世界を探検したいんだ!」
グリシャ「そうか…」
カルラ「あなた!なんとか言ってよ!」
グリシャ「カルラ、人間の探求欲は誰かに抑えられて収まるものじゃない…」
グリシャ「それと…エレン…」
エレン「なに?」
グリシャ「帰ったら…ずっと秘密にしてた地下室を見せてやろう」チャラ
エレン「ほんとに!?」パアッ
グリシャ「あぁ。じゃあいってくる」
カルラ「あ、あなた!」
エレン「いってらっしゃーい!」フリフリ
カルラ「…エレン…駄目だからね、調査兵団なんて!」
エレン「は?何言ってんだよ母さんは家畜でもいいってのかよ!」
カルラ「間の抜けたこといわないの!」
エレン「俺には…ずっと家畜でいて平気な人間の方が、ずっとマヌケにみえるね!」ダッ
カルラ「あ、エレン!」
カルラ「ミカサ、あの子はだいぶ危なっかしいから、何かあったら妻として助け合って生きるのよ」
ミカサ「うん」コクッ
***************
悪ガキ1「この異端者め!」バキッ
アルミン「うぐっ…」
悪ガキ2「なんだよ言い返せよ、言いたいことあるんだろ?」ケラケラ
アルミン「…ぃか…」
悪ガキ2「あ?なんだって?」
アルミン「君たちは僕の意見に言い返せないから暴力を振るうんだろ?!それは降伏したってことだろ?!なにも考えられないから…言い返せないから暴力に頼ってるだけの弱虫じゃないか!」
悪ガキ1「うるせぇ!弱虫!」バキッ
アルミン「うぐっ…」ドサッ
コラ!
悪ガキ1「ん?」
悪ガキ2「あれは…」
エレン「なにやってんだ、お前ら!」ダダダダ
悪ガキ1「へっへ~、エレンじゃねえか、今日こそ敗北の味を思い知らせてやる」ケラケラ
悪ガキ2「ん?後ろに居るのはミカサ!?(ミカサのこと好きだから嫌われたくねぇよ…)」
悪ガキ2「わるいが、ケンカはパス」
悪ガキ1「はっ?なんだよてめぇ?!サシじゃ勝てるわけねぇだろ!」
悪ガキ1「今日はこれくらいにしといてやる!」ダッ
エレン「へへ!あいつら、俺をみて逃げやがった!」ダダタタ
アルミン「ぃ、いや、ミカサを見て逃げたんだと思うよ…」
エレン「大丈夫か!?アルミン!」
アルミン「ぃてて……大丈夫、一人で…たてるよ…」
・・・・・・・
ー運河の岸ー
エレン「壁の外に興味を持つだけで異端者扱いなんてなぁ」ゴロン
アルミン「王制の方針だからね…」
エレン「いってみてぇなぁ~、外の世界」
ミカサ「ダメ」
エレン「なんでだよ、て言うかミカサ、お前よくも親にバラしたな!」
ミカサ「協力するなんて言ってない」
アルミン「で、どうだったの?」
エレン「そりゃぁ、ダメだっめ言われたけどよ…」
アルミン「やっぱりね…この壁の中はさ未来永劫安全だと思われてるけど、いつ巨人が入ってきたっておかしくない。100年間安全だったからと言って明日や今日、いまこの時にその安全が崩れるかもしれないのに…」
エレン「だよなぁ~」
ミカサ「ダメ」
エレン「うるせぇなぁ、お前はなんだっt…」
ーーードン!ーーー
エレン「!…な、なんだ!?」
アルミン「ひ、広場の方だ!」
エレン「いくぞ!ほら、ミカサも来い!」グイッ
タタタタ
民間人「なんだなんだ」ガヤガヤ
エレン「なんだってんだ?」
民間人「お、おい!あ、あれを見ろ!」ユビサシ
民間人「あ、あれ…」
民間人「きょ、巨人だぁ!」ウワァァァ!
アルミン「ばかな…あの壁は、ご50mだぞ!」
ーーードガァーーーン!ーーー
…………
エレン「…なんだよ一体…」
アルミン「あ…あ…」
民間人「か、壁に…穴が開けられたぁ!」ウワァァァ!
……人類は…また…巨人に食い尽くされる……
……この日、こと時、この場所で、人類は思い出した……
……支配されていた恐怖を…鳥籠の中の屈辱を……
アルミン「二人とも!は、早く逃げよう!きょ、きょ、巨人が入ってきてる!」
エレン「ッ!」ダッ
アルミン「え、エレン!」
ミカサ「エレン…!」ダッ
エレン(岩の飛んだ方向には…家が…母さんが!)ハァ…ハァ…!
エレン(あの角を曲がれば、いつもの家が…!)ハァ…ハァ…!
エレン「!?」
ーーーパキンーーー
刹那…見慣れた影…その影が巨人の口に飲み込まれて行く…
なんだこの光景は…影から言葉が飛んできた…生き延びるのよ…そうか…そういうことか…
ここは…この世界は…残酷な世界…勝者と敗者…その二種類しかない…
なぜ俺たちは食べられる?…簡単だ…すごく簡単…それは…俺が弱いから…
弱い者は食われ強い者は生き延びる…そんな世界に俺たちは生まれてきた…俺が生きて居るこの瞬間もたくさんの命を刈り取ってきたから得られている時間…
…俺は…一瞬でこの世界の真理を理解した…
…何か扉が開いたようだった…なんと形容すればいいのか…そう…言うならば雷に打たれたような衝撃…ビリビリとした強い衝撃が俺の体を襲った…その瞬間…力が湧いてきた…
これまで感じたことのない…底知れぬ力…なんだろう…体が…思うように動く…なんだろう…なんでもできるような気がする…
……こいつを…殺す…!…
俺は瓦礫の傍にたまたま落ちていた包丁を手にとった。
そして、母さんを食った巨人に向かって走り出した。
エレン「…ッ!…」ダッ
ミカサ「あ、エレン!」ガクガク
…待って…そう言おうとした瞬間…私の言葉を話す意識をはるかに凌駕する光景を目にしていた…
家族が…食われた…
…どうして?なんで?…私の家族は…なんでこうも奪われるの?…なんで?…
なんで?…いや……違う…これは…世界の大きな流れ…個人なんてこの世界ではほんの小さなもの…私が泣き喚いても…いまの状況が変化することなんてない…この世界は…残酷なんだ…
私は…何度もこの光景をみてきた…いつも見て見ぬ振りをしていただけなんだ…
…そう…この世界は…残酷…
その瞬間…私は体に電撃が走る感覚を覚えた…肌に感じる気流…より鮮明に見える景色…体が思うように動く…なんだろう…なんでもできるような気がする…
…エレン…巨人と戦うの?…ダメ…食べられる…いくら残酷な世界でも…もう…家族は…これ以上失いたくない…この痛みはもうたくさん…エレン…私は…あなたと生きる!…
私はエレンから護身用として持たされていた小さなナイフを握りしめた。柄がミシミシ言っているのか分かる。耳で聞こえる、肌で感じる、手の細胞で感じている。私は足に力を入れ、走り出した。力がどこからともなく湧いてくる。
…エレンを守りたい。
ミカサ「エレン!」ダッ
エレン「ミカサ!来るな!」ヒュッ
俺にはもう巨人の攻撃をかわすなんで造作もない、動きが目に入ってすぐに頭で処理してどう動けばいいかわかる。
エレン「これはお前か戦える世界じゃない!」ヒュッヒュッ
ミカサ「大丈夫。私は理解した。この世界を。」
エレン「!…そうか…お前もか…なら…」
ミカサ「エレン、考えがある。腱を切ろう」ヒュッ
エレン「腱?」ヒュッ
ミカサ「えぇ、少し前におじさんの『人体の不思議』って本で読んだでしょ?」ヒュッヒュッ
エレン「あぁ、あれかアキレス腱だっけ?」ヒュッ
ミカサ「そう、エレンは右、私は左を狙う。同時に潰す。それから目、そのあとはうなじ」ヒュッ
エレン「わかった。巨人に関する知識があって助かったな。」ヒュッ
エレン「いくぞ!」ダッ
ミカサ「えぇ!」ダッ
エレミカ(まずは懐に潜り込む!)スライディング
エレミカ(まずは腱!)ズバッ
ドシーン
エレミカ(…次は…目!)ダッ
ブシャ
グオオ! ブンブン
エレン(目が見えてない攻撃なんて…)
ミカサ(…当たらない!)
エレミカ(…死ね!)
エレン「うおおおおぉぉぉぉ!」
ミカサ「うああああぁぁぁぁ!」
ズバッ
ズドーン
エレン「…母さん…」ハァ…ハァ…
ミカサ「…おばさん…」ハァ…ハァ…
ドシン…ドシン…
エレン「ミカサ、次が来た…」
ミカサ「わかってる、でも次は大きい…さっきは3mぐらいだったから倒せたけど…」
エレン「…戦わなければ、勝てない…」
ミカサ「そうね、この世界は残酷」
エレン「いくz…」
ヒュン ガシッ
エレミカ(!?)
エレン「ハンネスさん!?」
ハンネス「なにやってんだお前ら!巨人に食われた言ってのか!早く逃げるぞ!」ヒュン ヒュン
エレン「…くそっ…!」
ミカサ「・・・」
ハンネス(どうして3m級が死んでたんだ?…こいつらが?…まさかな…)ヒュン ヒュン
この日突如現れた超大型巨人及び鎧の巨人によってウォール・マリアは突破され人類の活動領域はウォール・ローゼまで後退した
そしてエレンはある決意をした
…駆逐してやる…!…この世から…1匹のこらず!…
***************
訓練兵団入団後、エレンとミカサは過去に類のない逸材として最高の評価を得て卒業した。
訓練兵団での出来事はまた別のお話…
今回はこれにておしまいです。
見てくださった方々、ありがとうございます。
作風だいぶ変わっちゃったw
ありがとうございます!
確かに分別しづらいですねw
それでは次回作のの製作に取り掛かってきます!
>>1です
とりあえずかけた分だけキリいいとこまで落とそうかな
※キャラ変わってます、たぶん
※進撃の巨人のSSはいっぱい読んじゃってるので、作風が似てしまったりしているかもしれません
ー入団式ー
ハゲ「貴様は何者だ!?」
アルミン「シガンシナ区出身、アルミン・アルレルトです!」
ハゲ「うるせぇ!」バキッ
アルミン「うぐっ…!」
ハゲ「お前はなんだ!?」
ジャン「ジャン・キルシュタインです!(やっべ俺も殴られんのかな…)」
ハゲ「出身を言わんかアホ!」バキッ
ジャン「ごはっ…!」
マルコ「ジャン、今のは君が悪いよ…w」
ハゲ「貴様はなんだ!」
クリスタ「クリスタ・レンズです!(私も殴られるのかな…)」
ハゲ「そうか!いい名前だな!それに顔もいい!(か、かわい///)次!」
一同(は?)
ハゲ「貴様だ!貴様はなんだ!」
コニー「コニー・スプリンガー!」ギャクケイレイ
ハゲ「…逆だ、コニー・スプリンガー…貴様の心臓は右にあるのか!」バキッドコッバキッバキッドコッバキッ
コニー「」ピクピク
一同(教官マジこええぇぇぇ…!)
ハゲ「…おい貴様…」
一同「!」ビクッ!
ハゲ「貴様だ、貴様に言ってるんだ!」
サシャ「・・・」モグモグ
ハゲ「貴様だ貴様!なにをしている!」クワッ
サシャ「!」ゴク…ン
サシャ「サシャ・ブラウスです!」
ハゲ「いや、そんなことは聞いていない…貴様の右手にあるものはなんだ?…(あれ?こいつ声かわいくね?///)」
サシャ「おにぎりです!」
一同(おにぎりってなんだ?)
ハゲ「…いや、わからないな、なぜ食べている…(声かわいかった///こいつぁやべぇ///)」
サシャ「それは人類がなぜおにぎりを食べると言う質問でしょうか!」
ハゲ「おにぎり…なんなんだ…」
サシャ「半分…どうぞ…//」
ハゲ「・・・(キタコレェェェェェ!俺にも運が回ってきたァァァァ!こ、ここここ、こ、この子とこの娘と関節キスだぁ!///)」
ハゲ「・・・」パクッ
サシャ「どう…ですか?//」
ハゲ「ん、うまい…//」
***************
ー宴会ー
ワイワイガヤガヤ
エレン「俺は調査兵団に入って外の世界を探検したいんだ!」
ジャン「なんだそれ、俺はそんなバカな真似しないで内地でゆっくりくらすよ」
エレン「なんだてめぇ?お前の脳内は快適だな。知らねえのか?ここもついこないだまで内地だったんだぞ?」
ジャン「ん?知ってらそんなこと。・・・・・悪りぃな俺は正直に思ったこと言っちまうんだ、悪かった」
エレン「ぃゃ、俺も喧嘩腰だった、すまない」
ジャン「これからよろしく」アクシュ
エレン「こちらこそ」アクシュ
・・・・・・
スタスタ
ジャン「おい、あんた!」
ミカサ「?」
ジャン「す、すまない…///綺麗な黒髪だ…///」
ミカサ「どうも」
スタスタ
・・・・・・
アルミン「ご飯美味しかったね」
エレン「そうか?味も普通だし何より量が少ねえ…」
アルミン「はは…仕方ないよ、土地も少なくなっちゃったし…」
エレン「そだな、土地取り返して、うまいもう食おう」
アルミン(違うと思うけど…君の目的は巨人の駆逐だろ…)
アルミン「ちょっとトイレいってくるね、先に寮に戻ってて!」
エレン「わかった」
スタスタ
ミカサ「エレン…!」
エレン「ミカサ?なんだ?どうした?」
ミカサ「喧嘩してなかった?」
エレン「してねぇよ、そこまで子供じゃねぇ」
ミカサ「目を離すとすぐに喧嘩する…」
エレン「そこまでガキじゃねぇっての!それよりお前、髪伸びたな///」
ミカサ「えぇ、嫌?」
エレン「い、嫌じゃねぇよ!///ただ…前髪をもうすこし少なくていいかな…///」マエガミチョイチョイ
ミカサ「わかった、切ろう///(久しぶりにエレンに触られた///)」
スタスタ
ジャン「」
コニー「・・・」フラフラ
ズリィ!
コニー「…ん?なんか拭いた?…」フラフラ
ジャン「人との…信頼だ…」
コニー「わけわからん」フラフラ
***************
ー就寝前ー
エレン(5人部屋だったのか…アルミンと、ライナー、だっけ?あと、ベルなんたらと、ジョンだったかな…)
エレン(明日から訓練だ…!やってやる!やってやるぞ!)
・・・・・・
エレン(…眠れない…)ムクッ
アルミン「エレン?」コソコソ
エレン「アルミン?」コソコソ
アルミン「眠れないの?」コソコソ
エレン「あぁ、なんか楽しみでよ…」コソコソ
アルミン「そうなんだ…僕は不安で眠れないよ…」コソコソ
ジャン「・・・」
ライナー「お前ら眠れないのか」コソコソ
エレン「お前は…フライだっけ?」コソコソ
ライナー「ライナーだ!変なボケはやめろ!」コソコソ
ベルトルト「…プッ…」
ジャン「・・・」
ライナー「おい、ベルトルト起きてるだろ」コソコソ
エレン「なんだみんな眠れてねぇじゃねえかw」コソコソ
アルミン「1日目だからね仕方ないよ…」コソコソ
ライナー「そうだな、明日からの訓練、頑張ろうな」コソコソ
ベルトルト「だね!」コソコソ
ジャン「・・・」イライラ
エレン「そうだ、自己紹介でもしとくか!」コソコソ
ライナー「だな、俺はライナーだ」コソコソ
ベルトルト「僕はベルトルト」コソコソ
アルミン「僕はアルミン」コソコソ
エレン「俺はエレンだ」コソコソ
ジャン「・・・」イライライライラ
エレン「お前ら彼女とかいんの?w」コソコソ
ベルトルト「いきなりハードな質問きたねw」コソコソ
ライナー「彼女はいねぇが、今日可愛い子なら見つけた!」コソコソ
アルミン「僕も!」コソコソ
ジャン「・・・」イライライライライライラ
ライナー「アルミンのはどんな子だ?」コソコソ
アルミン「は、恥ずかしいなぁ…///金髪だったかな」コソコソ
ライナー「身長は?小さかったんじゃないのか?」コソコソ
アルミン「よ、よくわかったねw」コソコソ
ライナー「…もしかしたら同じ子かも知れない…名前は?」コソコソ
ベルさん「本当かよ君たちw」コソコソ
アルミン「同時に言おうか…」コソコソ
ライナー「あぁ…」コソコソ
アルライ「せーのっ」コソコソ
アルライ「クリスタ」コソコソ
エレン「マジじゃねぇかwww」コソコソ
ベルさん「www」コソコソ
ジャン「・・・」イライライライライライライライラ
アルミン「ライナー…」コソコソ
ライナー「俺たちは…」コソコソ
アルミン「仲間だ…」コソコソ
ライナー「だが…」コソコソ
アルミン「恋においては…」コソコソ
アルライ「ライバルだ!」コソコソ
エレベル「wwwwww」コソコソ
ジャン「・・・」プチン
ジャン「だああぁぁぁーーーーー!うっせーんだよ!テメーら!寝れねぇじゃねえかボケぇ!」
4人「・・・」ネタフリ
ジャン「寝たふりしてんじゃねぇぞボケコラ!起きんかいボケ!眠り妨げるだけ妨げて寝んなコラ!」
4人「・・・」ネタフリ
ガチャ
5人「!?」
ハゲ「誰だ?こんな夜中に騒いでいるのは…」
ジャン「」
ハゲ「ジャン・キルシュタイン、なぜ立っている、貴様か?」
ジャン「い、いや、こいつらが!」アセアセ
ハゲ「寝ているではないか…」
4人「・・・(これはやべぇ!)」ネタフリ
ジャン「」
ハゲ「文句にいようだな、廊下で正座だ、一晩反省しろ」
ジャン「」
4人「・・・(サンキュー、ジャンwww)」ネタフリ
ガチャ
ベルさん「危なかったwww」コソコソ
アルミン「吹きそうだったよwww」コソコソ
ライナー「だなwww」コソコソ
エレン「・・・」
ベルさん「エレン?」コソコソ
アルミン「エレン!?」コソコソ
ライナー「!…駄目だ…」コソコソ
3人「…寝てる…」コソコソ
***************
ー立体起動適正テストー
ハゲ「これより、立体起動適正テストを行う!」
ハゲ「そーいえば私の名前を紹介していなかったな!私は運悪くお前らを訓練することになったキース・シャーディスだ!」
キース「ではまず見本を見せよう!…このようにぶら下がるだけだ!」
一同「はいっ!」
・・・・・・
キース「と、このようにバランスを保て!テスト内容は以上だ!できなければ開拓地に帰ってもらう。期限は3日間だ。はじめ!」
・・・・・・
エレン「ミカサ、やるか?」
ミカサ「エレンからでいい」
エレン「わかった」カチャカチャ
バキ
エレン「よし、あげてくれ」
アルミン「いくよー、よいしょ」
エレン「おっと、あ、いや、できたわ」ピタッ
エレン(意外と簡単じゃねえか、こんなの体の重心がどこにあるかさえわかっていれば余裕)
アルミン「次はミカサだね」
エレン「たぶんお前ならできるぞ」
ミカサ「やってみる」
アルミン「あげるね、よいしょ」
ミカサ「うっ、あ、できた」ピタッ
アルミン「ふ、二人ともすごいね…(こいつら身体能力おかしい…)」
エレン「次はアルミンだな!」
ミカサ「がんばって、アルミン」
アルミン「あ、ありがとう(…やばいなぁ、できるかなぁ…できるかできないじゃない、やらなきゃダメなんだ!…まずは頭で考えよう…これは
簡単に見て腰の両脇で吊るされている、前後にぶれないためには体が回転しないように…これは…モーメントのつり合い(物理)か……体の一番重
いところは頭だから、それさえいい位置に持ってこれば後は足を前後させれば安定できるかな…)」
エレン「あげるぞ、アルミン」
アルミン「う、うん!」
エレン「よっと、」
アルミン「おっ、とっとっ、うわっ!」グルン
エレン「あーっ!惜しいぞアルミン!」
ミカサ「今のは惜しかったと思う」
アルミン「…うん…」シュン
アルミン(きっとなんでもできる2人には、僕の気持ちなんてわかりっこないよ…)
・・・・・・
マルコ「さて、ジャンあげるよ」
ジャン「…ん?……ああ……」ウトウト
マルコ「大丈夫?よいしょ!」
ジャン「………」グルン
マルコ「ジャン!?」
ジャン「………」zzz
マルコ「寝てる…!」
・・・・・・
教官1「これは立体起動の適正を見るテストだ、ほら、みろあの子達だ…」
サキニエレン
ワカッタ ア デキタ
ツギミカサダゾ
ワカッテル ワタシモデキタ
教官1「…全くブレがない、体をどうすればいいのかがわかっている、素質とはそう言うものだ」
教官2「あ、あの、あの子は…?」
教官1「ん?あぁ、特別できる子もいれば、逆にできない子もいる」
グルーン
スヤスヤ
オイ!ジャン!オキルンダ!
教官2「眠っているようですが…?」
教官1「浮かれて眠れなかったのだろう、そう言うやつは兵士には向いてない」
教官2「なるほど。」
***************
ーエレンたちの部屋ー
ジャン「お前らのせいで全然できなかったじゃねえが!」
ライナー「なんで俺たちのせいなんだ?」
エレン「お前が勝手に騒いだんだろ?」
ベルさん「明日もあるからもう寝なよ」
アルミン「・・・」
ジャン「ちっ!言われなくても寝るよバカ!絶対起こすなよ!」
エレン「あれって、"起こせ"って言うフリか?w」
ベルさん「その可能性は捨て切れないw」
ジャン「んなわけねぇだろ!静かにしろ、ダボ!」
ライナー「www」
アルミン「ねぇ、」
エレン「なんだ?w」
アルミン「コツ、教えてくれない?」シュン
ライナー「そんなことか、俺たちは仲間だ断れないな」
ベルさん「ライナー、君ってやつは…」
アルミン「僕的にはモーメントのつり合いで何とかなると思うんだけどどうかな?」
ライナー「もー、めんと?」
ベルさん「木綿糸?」
エレン「瞬間?」
ライナー「木綿糸www」
ベルさん「そう聞こえなかったかい?w」
エレン「聞こえねぇこともねぇw」
アルミン「真面目に話してるんだけど。しかもエレン、和訳しなくていいよ、いちいちボケが高度。」
エレン「すまん」
ライナー「で、なんだモーメントって?」
ベルさん「僕も知らない」
アルミン「え?あぁモーメントってのは…」
ペラペラ ウンヌンカンヌン
ライナー「なるほど」
ベルさん「何となんわかった」
エレン「お前らなんでモーメント知らねえんだよ」
ライナー「逆になんでお前は知ってんだよ」
エレン「そりゃ医者の息子だから医者になるために勉強したんじゃねぇか」
ベルさん「お、おぉ、マトモな…」
アルミン(そうだったの?今までアホそうにふるまってたってこと?)
ライナー「お前、クソイケメンやん」
ベルさん「立体起動できて勉強できるとかマジ最強」
エレン「なに行ってんだバカw」
エレン「で、アルミン、俺は今日お前のを見てて結構惜しいと思った。もう少し足に力を入れて上体を柔らかく保ってみ?」
ライナー「近くで見てなんならその意見が一番だと思うな」
ベルさん「そうだね。てか僕でかすぎて足ついてたし。」
ライエレ「マジかよ!」
ベルさん「嘘」
ライエレ「www」
エレン「てかさ、お前らなんで兵士目指すんだ?」
ベルさん「僕たちはねウォール・マリアが突破された場所のすぐ近くの村に住んでたんだ…」
ライナー「そこで村民がたくさん食われた。俺たちは馬でなんとか逃れたんだ」
すいません、誤字が多いようです
気をつけます
エレン「そうだったのか、お前も巨人に恨みがあるんだな」
ライナー「お前もなのか?」
エレン「あぁ…」
アルミン「エレン」
エレン「大丈夫だ、もう泣きそうになったりしねぇよ」ニコ
ベルさん「聞かせてくれるのかい?」
エレン「あぁ…」
ペラペラ
エレン「…てなわけで、母さんは食われたんだ。母さんを食った巨人たちは許せねぇ。ミカサにあんな思いをさせたのも許せねぇんだ!」
ジャン「」ピクッ
ベルさん「ミカサ?(僕の蹴った扉のせいか…エレンも気の毒だ…)」
エレン「あぁ、俺の家族なんだ。血は繋がってないけど」
ライナー「は?」
ジャン「!?」ピクッ
ベルさん「え?結婚してるの?」
ジャン「」ピクッ
エレン「ばが、してねぇよ///(したいけどさ…///)」
アルミン「あれエレン、顔が赤いよ?」ニヤニヤ
エレン「アルミン!ゲスミンになってるぞ!w」
アルミン「その呼び方はやめろ!w」
ライナー「ゲスミン?」
エレン「あぁ、下衆顔のアルミンだから、ゲスミンwww」
ベルさん「www」
アルミン「こら!エレン!」クワッ
エレン「え!ごめんって!」アセアセ
アルミン「仕方ないなぁ…」
ジャン「…プフッ…」
アルミン「…おい…」
ベルさん「ジャン、起きてるね」
エレン「なんだよ、早く寝ろよ(ジャンて言うのか、覚えとこう…かな)」
ジャン「・・・」ネタフリ
アルミン「ジャン、早くねなよ」
ベルさん「今日は寝不足でテストだって失敗してたじゃないか」
ライナー「そうだぞ、兵士たるもの体調は常に万全に。だが少々眠らなくても大丈夫な忍耐力も必要だ」
ベルさん「ライナー…」
エレン「いいこと言うな!」
ライナー「今日は寝るか…」
ベルさん「でもミカサって子気になるね」
ジャン「」ピクッ
ライナー「エレンの嫁か…」
ジャン「」ピクッ
エレン「ばっ、ちげぇよ!///とにかく寝るぞ!」
ジャン「待てコラエレン!ミカサとの関係を話せ!」
ガチャ
キース「今、いささか大きな声が聞こえたが?説明してもらおうか」
ジャン「」
キース「その必要はないようだな、廊下で正座だ。なにか言いたいことは?」
ジャン「正座で眠ってもy…」
キース「駄目だ。わかったらさっさと出ろ」
ジャン「はい…(最悪な部屋だ…)」シュン
***************
ー適正テスト2日目ー
キース「今日を合わせて残り2日だできなければ開拓地だ」
・・・・・・
ジャン「」フラフラ
マルコ「ジャン?」
ジャン「」バタン
マルコ「おい、ジャン!教官!キルシュタイン訓練兵が!」
・・・・・・
ジャン「ん…?ここは…?」パチッ
団医「救護室だよ、あんた、えらい寝不足だったね。もうすぐ夕食の時間だよ」
ジャン「え…?訓練は終わったってことですか…?」
団医「そうだね」
ジャン「なんてこった…」
団医「さぁ、起きたんなら晩飯いってきな」
・・・・・・
ー食堂ー
エレン「アルミン、今日も惜しかったぞ!」モグモグ
ミカサ「エレン、食べながら話さない。アルミン、明日にはできると思う」
エレン「お前は俺の母さんかよ!」
アルミン「うん…ありがとう…(簡単に言わないでよ…運動には自信がないんだ…)」
ジャン「・・・」スタスタ
エレン「よう」
ジャン「なんだよ?」
アルミン「倒れたって聞いてたけど、大丈夫だった?マルコが心配してたよ」
ジャン「…大丈夫だよ」イライラ
スタスタ
エレン「何だあいつ?」
アルミン「なんか怒ってたみたいだったね」
ミカサ「エレン、人間関係は大切にして」
エレン「うるせぇなぁ、お前に言われなくてもわかってるよ」
アルミン「喧嘩はよして(なんだろう…腹部に違和感が…)」
ミカサ「大丈夫アルミン、エレンは(ここでは)素直じゃないだけ」
エレン「うるせぇ!(ここではとか思ってんだろうな)」
***************
ー女子寮(ミカサの部屋)ー
ミカサ「…ハァ…」
クリスタ「どうしたの?」
ユミル「やめとけクリスタ、そいつには絡むな(…なんかコイツはやばい気がする…なんだろう…私らの理解を超えた存在に見える…)」
クリスタ「どうしてよユミル!そんなこと言わないの!」
アニ「・・・」
ハンナ「どうしたの?ミカサ?」
ミカサ「…ぃ…」
ハンナ「え?」
ミカサ「エレンが…近くにいない…寂しい……」マフラー ギュッ
クリスタ「エレン?」
ハンナ「その子は誰?どんな子?」
アニ「…巨人を駆逐するとか言ってたあのバカ?」
ミカサ「…アニ、だっけ、口を慎め」
アニ「何さあんた、なんでムキになってんの?」
ハンナ「ミカサ、落ち着こ(この子…恋してるの?w)」アセアセ
ユミル「www(こいつらおもれぇww)」
ミカサ「エレンはバカにしないで」
アニ「なんでそんなに庇うの?」
ミカサ「あなたには関係ない」
アニ「あんた、人間ぽいとこあんだね」
ミカサ「?」
ユミル「www」
アニ「分からないの?あんたあのバカのこと好きなんでしょ?」
ハンナ「!?」
クリスタ「ふぇっ!?」
クリスタ(あっ、変な声出た///)
ミカサ「好きとかそういうわけではない…」
アニ「じゃあなにさ」
ミカサ「あなたには関係ない、これ以上の話し合いは、不毛」
アニ「ふん、まぁ、なんなりと。(エレン…イェーガーだっけ?もうちょっと詳しく知りたいな…)」
ハンナ「ミカサってエレンの彼女なの?!」
クリスタ「そうなの?!」
ユミル「www」
ミカサ「彼氏…ではない(エレンは…夫///)」
ハンナ「え~そんなに話してたら気になっちゃう~」
クリスタ「気になる!!(今度話しかけてみよう…)」
ミカサ「…不毛…(エレンに余計な雌狐がたかっては困る…)」
ミカサ「(ので、)寝る…」
ミカサ「おやすみ」スヤスヤ
クリハン「・・・」ポカーン
ユミル「wwwwwwwwwwwwwww」
クリスタ「は、ハンナは好きな人とかいるの?」
ハンナ「え!?あ、あぁ~、いる…かな…」
クリスタ「えぇ!?もういるの!?」
ハンナ「すす、好き、って言うよりは…き、気になってるかなぁ…なんてね」アセアセ テヘ
クリスタ「で、で、誰?誰なの!?」キラキラ
ユミル「お前そういう話好きだな…(クリスタ…可愛すぎる…///)」
クリスタ「いいでしょ!女の子なんだからユミルも恋とかしなよ!」
ユミル「男にゃ興味ねーよ(あるのはお前だ!クリスタ!///)」
ハンナ「ゆみるって…その…れz…」ガッ
ユミル「口を閉じるんだ、ハンナ」
ハンナ「モゴモゴ(ごめんごめん!ごめんってば!)」
クリスタ「ちょっとユミル!ハンナの話が聞けないでしょ!」プクー
ユミル「…チッ…わーったよ(かわいい)」
ハンナ「なんの話だっけ?」
クリスタ「ハンナの気になってる人!!!」プクー
ハンナ「そうだったね、…フランツっていう人なの…見た目は堅実そうな人なんだけどね、この前たまたま訓練が終わったあとに歩いててぶつか
っちゃったの、それでね、その時に謝ろうとしたら『大丈夫ですか?』って言って手を差し伸べてくれて…それがキッカケで話し始めたんだけど
ね、意外と気さくな人で面白かったの!それから…」ペラペラ
クリスタ「ふんふん!」ワクワク
ユミル「こいつ…聞いていないことまでペラペラと…」イラッ
ペラペラ
クリスタ「・・・」コクッ コクッ
ハンナ「それでね、今度一緒に…ってクリスタ?」
ユミル「話長すぎて寝たよw」
クリスタ「」スヤスヤ
ユミル(天使…)
ハンナ「なーんだ寝ちゃったのかぁ~。ならまた明日話すね」ニコ
ユミル「・・・(話すなよ…)」
ハンナ「おやすみ!」
***************
ーその頃男子寮ー
アルミン「・・・」シュン
エレン「大丈夫かアルミン、明日頑張ろう」
ライナー「そうだぞ、仲間として応援する」
ベルさん「君ならできるよ!」
ジャン「おい…てめぇら…」イライライライライライライライラ
エレン「なんだよジャン」
ジャン「なんだよじゃねぇよ…お前らのせいで…俺の夢が…」
アルミン「それは違うと思う」
ライベルエレ「!?」
アルミン「ジャン、君は確かに僕達の影響で訓練に2度失敗している…けど他人のせいにしてなんでも流すのはダメだよ?ほら、ライナーも言っ
てたじゃないか、『体調の管理は大切だ』って君は勝手に騒いで勝手にバツを受けたんだろ?それに昨日の件…何度も『ミカサ』ってワードに反
応してたけど…もしかしてジャン、君は…?w」ゲスミンガオ
ジャン「なんだよ(コイツ…てか昨日見られてたのか…!)」ダラダラ
アルミン「ミカサに気があるでしょ?」ニタニタ
エレン「…おい…」ゴゴ
ジャン「そそ、そんなこと…って、エレン?」
アルミン「あっ!(しまった!エレンはミカサに近づくオスには容赦しないんだった…)」
エレン「…お前…俺のミカサに気があるのか?…」ゴゴゴゴ
ジャン「俺の?なんだよそれ、お前らカップルだったの?(マジかよ!?違うと言ってくれ!!)」
エレン「…違う…家族だ…」ゴゴゴゴゴゴ
ジャン「!?(結婚しちゃってんの?いや、苗字が違った、結婚はしてないはず!)」
エレン「どうなんだ?はっきりしろ」ゴゴゴゴゴゴゴ
ジャン「まぁ、かわいいとは思うかな…///」
エレン「ミカサを可愛いといったのは許そう、あいつは可愛いから。だが…頬を赤らめた…それは許し難い…(ミカサにたかる餓狼は…)始末す
る」ドコッ
ジャン「」チーン
アルミン「良かったね、ジャン今日はぐっすり眠れるよw」
エレン「お前らもまさか大丈夫だよな?」ゴゴ
ライナー「何言ってんだ、俺はクリスタだって行っただろ!(コイツやべぇ…巨人化しねえと勝てねぇな…)」アセアセ
ベルさん「僕は金髪が好みだからね!問題ない!(こっわ)」アセアセ
エレン「…ならいい、寝る、おやすみ」
アルミン「あ、ああ、おやすみ。僕も寝よう(明日が運命の日だ…!)」
ライベル「おやすみ(人類滅ぼす…)」
***************
ー適性テスト最終日ー
キース「本日できなかった者は、開拓地だ。わかったな!」
一同「ハッ!」ケイレイ
キース「…アルミン・アルレルト覚悟はいいか?」
アルミン「はい!」
キース「…上げろ」
アルミン(確かに僕は運動が苦手だ…でも波の人間レベルだ…。それに、僕には誰にも負けない頭がある!僕の武器はこれだ!頭で最善の策を考
えるんだ…今はそれしかない…足の位置は計算通り…行ける!)
アルミン「ッ!」プルプル
キース「合格」
アルミン「やった!」
・・・・・・
キース「ジャン・キルシュタイン、覚悟はいいか、居眠り馬」
ジャン「ハッ!(ここで挑発にはのれねぇよ!)」
キース「あげろ」
ジャン「おっと…(最終日にしてやっと実感できたぜ…立体起動…)できた」
キース「…チッ…合格」
ジャン(いま舌打ちしたよな?)イライライライラ
***************
こうして104期生は228人が訓練兵となった
これから始まる地獄のような訓練生活はまた別のお話…
今回はここまでです。
12歳の恋愛ネタは書いてて楽しいですw
読んでくださった方々、ありがとうございました
次回作の製作に取り掛かろうと思います
こんばんは>>1です
ゆっくり投下していきます
ー立体起動訓練ー
ヒュンヒュン
ズバズバッ
ジャン「クソッ!またあの二人より浅い!」
アニ・レオンハート…斬撃に非の打ち所がない。しかし孤立気味な正確なので、集団的行動には向かない。
ベルトルト・フーバー…高い潜在能力を持ち合わせるが、自信の意思を全面に出すことは無いため、人に行動を任せてしまう。
アニ(立体起動は点数が高いからやるしかないね…)
ベルさん(索敵だけしてトドメはアニに任せるとするか…アニの金髪…いいな…)
ジャン「こうなったらアイツらとは別行動で索敵するしかねぇ…!」
ジャン・キルシュタイン…立体起動に対する理解が深い。おそらく適性テストで恥かいたからだろう。抜き見過ぎる性格が軋轢を生みやすい上に
居眠りが多い。
ジャン「見つけた!」
ヒュン
ジャン「!?」
コニー「へへっ、ありがとよ、ジャン!お前をつけてきて正解だったわw!」
コニー「よっt…!?」
ズバッ
サシャ「ヒャホーイ!」
サシャ「コニーをつけてきて正解でした!w」
コニー「まじかよ!?」
サシャ・ブラウス…身のこなしが軽く立体起動でも独特な動きを見せる。連帯性には難あり。
コニー・スプリンガー…小回りの効く動きが得意。しかし頭は弱い。いわゆるアホ。
ジャン「おいてめぇら!セコいことすんじゃねぇ!」
サシャ「何言ってるんですかジャンはw憲兵団になりたきゃ点数のためのこういうセコさも重要ですよ!w」
コニー「そーだぞ!1匹も1番に倒せなかったらまた居眠りしてたと思われるぞー!w」
ジャン「てめぇら…ていうか俺は居眠りなんかしてねぇよ!」イライラ
コニー「適性テストでしてたじゃないかw」
サシャ「私も見ましたwぶら下がって寝るの気持よさそうでしたよ~w」
ジャン「・・・」イライライラ
ジャン(こんなことじゃ、憲兵にはなれねぇ!)
・・・・・・
ヒュンヒュン!
ズババババ!
ミカサ(エレン、速い…私の速度にあわせて手を抜いてくれてる…)
エレン(これぐらいがミカサのスピードだよな…)
エレン「いたぞ、ミカサ!」
ミカサ「えぇ、じゃあ左右で…」
エレン「わかってるよ」ニコ
ヒュンヒュン!
ズババババ!
エレン・イェーガー…あらゆる難解科目を完璧にこなす実現力がある。格闘術においても非の打ち所はない。医者のせがれであるからかは定かで
はないが、座学でもトップクラス。歴代に類のない逸材という評価は妥当。
ミカサ・アッカーマン…こちらもあらゆる難解科目を完璧にこなす実現力がある。立体起動、格闘術はエレン・イェーガーに少し劣るもエレン・
イェーガーと幼少期を共にしたためか、座学でもトップクラス。こちらも歴代に類のない逸材という評価は妥当。
教官1「きたぞ」
教官2「わかってる、今起こs…」
ズバババ!
教官1「・・・」
教官2「起こす前にやられた…早すぎだろあの子たち…」
教官1「『逸材』だからな…なんて能力だ」
***************
ー食堂ー
エレン「…ハァ…」モグモグ
ミカサ「エレン、肘をつきながら食べてはダメ。お行儀がわr…」
エレン「わかってるよ!」モグモグ
ミカサ「食べながら話してもダm…」
エレン「わかってるから!お前は母さんじゃねぇだろ!」
ミカサ「・・・(エレン…みんなの前では素直じゃないのはわかっている…けど…もう何日も素直なエレンを見ていない…)シュン」モグモグ
アルミン「エレン、もう少し優しくしてあげなよ…(腹部の違和感がまた…)」
遠くのジャン「・・・(エレンの野郎…あんなにミカサに良くしてもらいやがって…)イライラ」モグモグ
エレン「…それにしてもよ…」
アルミン「?」
エレン「何なんだよここの訓練」
アルミン「どうかしたの?」
エレン「全然歯ごたえがねぇ…」
アルミン「…はは…そうなんだ…僕にはとてもむずかしいよ…(エレン…君は人を超越してるんだよ…あの日…カルラさんが食べられたって聞い
いたけど…多分、それからだったね…エレンとミカサが変わったのは…)」
ミカサ「エレン、そういうことは言ってはダメ。どんな訓練もちゃんと真面目に…」
エレン「わかってるよ、そんなこと。ただ…」
アルミン「ただ?」
ミカサ「?」
エレン「俺達って、何のためにこんな訓練してんだ?」
アルミン「そ、そりゃ巨人に対抗するためだよ」
エレン「でもおかしくねぇか、憲兵団に行けるのは上位10名、イコール巨人を倒す能力が最も高い10人だ」
アルミン「!…そうか…そういえばそうだね…巨人に対抗する力を高めた者が、より巨人から遠ざかっている…」
エレン「そうだ」
ミカサ「エレン、どうして今そんなことを?」
エレン「ミカサはおかしいと思わねぇのか?」
ミカサ「思った。と言うより思っていた。けど、私はエレンについていく。それだけだから、関係ない(///)」
エレン「は?なんだよそれ」
アルミン(エレン、そこは気がついてあげて!!)
エレン「で、だ。アルミン。どうしてこんな茶番になってると思う?」
アルミン「僕が思うに、それは人の本質だからだと思うな…」
エレン「やっぱそうだよなぁ。やっぱアルミンはすげぇ。座学がトップなだけある。その発想力、俺もほしいよ」
アルミン「エレンやミカサは、グリシャさんの影響で十分賢いじゃないか」ハハ
エレン「だとしてもだよ。学力とアルミンみたいな発想力は別だ」
アルミン「そういうものなのかな…」
ミカサ「そういうものよ、アルミン。アルミンはすごいと思う。正解を導く力がある」
アルミン「いやぁ…照れるな///」テレテレ
カーンカーン
エレン「おっと、話しすぎたな。さて寮に戻ろう」
アルミン「だね」
ミカサ「・・・」
・・・・・・
ガシャガシャ
スタスタ
ミカサ「エレン…」タタタ
エレン「?、どうしたミカサ?」
ミカサ「8時に…倉庫裏に来て…」ボソ
エレン「!、な、何言ってんだよ。寮にいなきゃいけねぇ時間だろ!」ボソボソ
ミカサ「お願い…エレンに…会いたいの…」ボソ エレンノソデヲギュッ
エレン「な、なんだよ、毎日あってるだろ!(///)」ボソボソ
ミカサ「そう…だけど…エレンだけど…エレンじゃない…」ボソ ソデヲツヨクギュッ
エレン「・・・」
エレン「分かった。見つかるなよ」ボソ
ミカサ「!、ありがとう…」ボソ パァッ
遠くから見ているジャン(エレンの野郎、ミカサと何話してやがる…!)
エレン「じゃあな」
ミカサ「…うん//」
スタスタ
***************
ー男子寮(7時)ー
エレン「ふー(久しぶりだな~ミカサと2人きりになるの…落ち着かん…)」ソワソワ
アルミン「どうしたのエレン、今日はエレンらしくないよ?」
エレン「ん?ちょっとな…」ソワ
ライナー「なんだなんだ~悩み事か?w」
ベルさん「僕らで良かったら聞くよ」ニコ
エレン「おう、サンキュー」
ジャン「何が悩み事だよ。成績トップのお前にそんなのあるのか?」
エレン「言ってろ」
ジャン「俺は寝る」
アルミン「まだ7時だよ?」
ジャン「いいんだよ、これぐらいから寝とかねぇと夜中はまたお前らに起こされる」イラ
ライナー「頼まれたら起こすしかねぇww」
ベルさん「ライナー、君ってやつはwww」
ジャン「やめろ。"絶対に"おこすなよ?」
アルミン「振らないでよジャンwww」
ジャン「振ってねぇ!じゃあな!!おやすみ!」
ベルさん「それでエレン、悩み事は?」
エレン「あ、あぁ、悩み事ってわけでもねぇんだが…」ソワソワ
ライナー「まぁ、ゆっくり話せ」
エレン「サンキュー。ミカサについてなんだ」
ジャン「」ピクッ
アルミン「ミカサがどうかしたの?(ジャンwwwまた寝れないねwwwwどんまいww)」
エレン「今日な、8時にミカサと会うんだ。倉庫裏で」
ライベルミン「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ジャン「!?」ピクッ
ジャン(やっべ、今すぐ聞きてぇ…だが1度寝ちまった以上…今からは起きれねぇ…このまま聞くしか…クソッ!)
アルミン(ジャンww)
ライナー「それは告白の呼び出しか!?」ウキウキ
ベルさん「そうだろ?そうなんだろ?」ウキウキ
エレン「バカ、そんなんじゃねぇよ///」
ベルさん「ちょっと照れてるじゃないか!w」
ライナー「やっぱそうかー。いいなー俺も彼女欲しい~」
アルミン「勝負する?w」
ライナー「望むところだ、戦士としてお前より先にクリスタを手に入れる…!」
ベルさん(ライナー…戦士はそういうものじゃないよ…)
アルミン「望む所。僕が手に入れてみせる…!」
さぁどんどん投下しますぞ
エレン「…いま、俺の相談だよな…?」
ライミン「あ、ごめんw」
ベルさん「2人ともクリスタの事になると熱くなりすぎww」
アルミン「だって…」
ライナー「…なぁ…」
ライミン「好きなんだもん///」
エレベル「wwww」
ジャン(俺も混ざりてぇ…)
エレン「でよ。久しぶりに2人になるから落ち着かねんだよ」
アルミン「2人は昔からいつも一緒だったもんね」
ジャン「」ピクッ
ベルさん「いいなー、なんか運命って感じ」
ライナー「お前そんなロマンチストだったか?www」
ベルさん「言わせてくれよwww」
アルミン「www」
ライナー「まぁ、落ち着かねぇのは解決法はねぇな。バレねぇように頑張ってこい」
エレン「サンキュー」
ベルさん「結局、エレンのノロケ聞いただけwww」
アルミン「くっそwww」
ライナー「クリスタ~俺のものにならないか?」
ベルさん「wwwいきなり告白の練習すんなww」
アルミン「クリスタ、僕と付き合わない?」
エレン「お前もかよwww」
アルミン「嫁に来ないか?」
ベルさん「やっべwwwかっけぇwww」
ライナー「負けてられん…!」
クリスタークリスター
wwwwwww
ギャーギャー
エレン「おっと、もうすぐ8時だ、いってくる」
3人「いってら~」
ライナー「嫁さんと仲良くしてこいww」
エレン「やめろwwいってくるw」
***************
ー女子寮(7時)ー
ミカサ「はぁ」ソワソワ
ハンナ「どうしたのミカサ、溜息なんかついて」
クリスタ「恋煩いね!」ワクワク
ユミル「お前はなんでもそっちに持って行こうとするな」
クリスタ「だって面白いじゃん!w」
ユミル「…わからん」
アニ「・・・」
ハンナ「よかったら聞かせて?」
ミカサ「…ぃ…」
ハンナ「え?」
ミカサ「落ち着かない…」ハァ ソワソワ
ユミル「はっはーん、わかったぞ。エレンってやつのことだろw」
ミカサ「!?」ビクッ
ユミル「図星かwww」
クリスタ「それって、やっぱり恋の話じゃない!」ワクワク
ユミル(女神…)
ハンナ「聞かせてくれる?」
アニ「・・・」
ミカサ「今日、8時に倉庫裏でエレンと会うの…」
クリハン「キャーーーーーーーー/////////」
ユミル「お前らうるさい」
アニ「・・・(いいな…)」
ユミル「そんで落ち着かねえってか、ガキかよwww」
クリスタ「ユミル!そんなこと言わないの!」プクー
ユミル「すまんな(かわいい…)」
ミカサ「私とエレンはいつも一緒だった…」
クリスタ「へぇ~なんか運命って感じ!それでそれで?」ワクワク
ユミル(長くなりそう…)
ミカサ「あれは私が9歳の時…」
ペラペラペラペラ
ミカサ「…そして今に至る」
アニ(あたしらの作戦のせいか…すまないね…)
ユミル(こいつも結構壮絶な人生歩んできてるな)
クリスタ「…なんか…思ってたよりも壮絶だった…ごめんね、こんなこと聞いちゃって…」シュン
ミカサ「いいの、私かもう大丈夫。今はエレンがいる。エレンが私のすべて」ナデナデ
クリスタ「…ありがと」
ミカサ「いけない、あと2分で8時。これでは遅刻してしまう!いってくる!」
ハンスタ「いってらっしゃい!」ニコ
アニ(私にもそんな相手がいればなぁ……エレン・イェーガー、どんなやつなんだろ…)
***************
ー倉庫裏ー
エレン(ミカサおせぇな、もう8時だぞ)
ミカサ「エレン!」タタタタ
エレン「おせぇぞミカサ」
ミカサ「ごめんなさい…」
エレン「別にいいよ、お前に会えたし」ナデナデ
ミカサ「フフッ、ありがと…///」ダキッ
エレン「いきなりすぎだよ///」ギュ
ミカサ「エレンだってやりかえしてるじゃない///」ギュギュ
エレン「そりゃお前、こうしたいからだろ///」
ミカサ「…うれしい…///」
エレン「…とりあえず、座ろう」
ミカサ「…うん」ニコ
ストン
エレン「星…綺麗だな…」
ミカサ「うん。昔はこうやってよく見てた」テツナギ
エレン(!?///)
エレン「そうだな///(なんでだろう…心地いいけどドキドキするっていうか…変な気持ちだ…)」
ミカサ「エレン、エレンの部屋はどんな感じ?」
エレン「俺の部屋?あぁ、アルミンと一緒だぞ」ニコ
ミカサ「そうなんだ、なら安心」
エレン「なにがだよ?」
ミカサ「アルミンがエレンのストッパーとなってくれる」
エレン「俺はガキか、そんなのいらねぇよ」グリグリ
ミカサ「あぅっ…でも、エレンは危なっかしい」
エレン「じゃあ、お前が止めにきてくれ」
ミカサ「!?///」
エレン(あれ、オレ今告白っぽかった?///大丈夫だよな…///)
ミカサ「エレンが望むのなら私はどこへでも行く…」
エレン「!?///」
ミカサ(なんだか告白のようになってしまった…///)
ミカサ「ほ、他には誰がいるの?」
エレン「ほかはライナー、ベルトルト、ジャンって奴らだ。あ、そうそうそれでジャンってやつがお前を狙ってるっぽい。気をつけろ」
ミカサ「大丈夫。私はエレン以外になびくことはない///」
エレン「ならよかった///」
エレミカ「・・・」
エレミカ「・・・」
エレミカ「・・・」
エレミカ「「それで、」」
エレン「な、なんだよ///」
ミカサ「エレンから話して///」
エレン「お前の部屋はどうなんだ?」
ミカサ「私の部屋はユミル、クリスタ、ハンナ、アニという子たちがいる」
エレン「あ!そのクリスタって子!」
ミカサ「どうかしたの?」
エレン「ライナーとアルミンがそのクリスタって子を狙ってる」クス
ミカサ「そう。確かに可愛い子。でもエレンのは私がいる///」ダキッ
エレン「うわっ///ミカサはいつもいきなり過ぎ」ナデナデ
ミカサ「いいでしょ///」ギュ
エレン「あぁ///」ギュ
ミカサ「ねぇ、エレン」
エレン「ん?」
ミカサ「また、こうしてあってくれる?///」
エレン「当たり前だろ///」ギュ
ミカサ「やたっ!///」ギュウウウ
エレン「でも、毎日とかはダメだからな///」
ミカサ「わかってる」プクー
エレン「ははは、ならよかった」ナデナデ
ミカサ「♪」ギュ
エレン「おっと、そろそろ戻らないと…」
ミカサ「もうそんな時間?…寂しい…」ギュ
エレン「仕方ないさ、じゃあ今度の休日どっか出かけよう」ニコ
ミカサ「2人で?」
エレン「そうだ」ニコ
ミカサ「やった」パァッ
エレン「よし、寮に戻るぞ」
ミカサ「うん、また明日ね、エレン」
エレン「おうまた明日」
エレミカ「「おやすみ」」ニコ
***************
ー再び男子寮ー
カチャ
エレン「ただいまー」
アルミン「おかえり、どうだった?」
ライナー「キスしたか?w」
ジャン「」ピクッ
エレン「だからそんなんじゃねぇって///」
ジャン(気になって結局寝付けなかった…)
ベルさん「たのしかった?」
エレン「当たり前」
アルミン「言ってくれるね~」ニヤニヤ
エレン「うるせぇ、ニヤミンw」
アルミン「変な名前つけんな!w」
ライナー「www」
エレン「キレんなってw」
ベルさん「キレミンwww」
エレン「www」
アルミン「ベルトルトまで!」
ライナー「もう寝ようぜw多分明日はきつい訓練だ。体力を回復させとこう」
アルミン「そうだね」
ベルさん「ライナーの言うとおりだ」
エレン「じゃあ、おやすみ」
ジャン「まてエレン!ミカサと何してたんだ!教えろこの野郎!」
ガチャ
キース「…また貴様か…」
ジャン「」
キース「いつもどおり」
ジャン「…はい…」
4人(wwwおやすみwww)
***************
ー再び女子寮ー
カチャ
ミカサ「ただいま」
ハンナ「おかえり、ミカサ楽しかった?」
エレン「えぇ、これで少し寂しくなくなった」
クリスタ「いいなぁ~私も相手ほしいよぉ~」
ミカサ「クリスタは可愛いからすぐに見つかると思う(アルミンとライナーが狙ってるらしいし…)」
クリスタ「だといいな~」
ユミル「ダメだ(私の天使だ)」
クリスタ「ユミルにそんな権利ないでしょ!」プクー
ユミル「(かわいい…)」
アニ「あんたら、もうねなよ、明日はしんどいよ?」
ハンナ「そうね、もう寝ましょ」
クリスタ「ミカサ、今日のことまた聞かせてね!」
ミカサ「えぇ」
クリスタ「約束だよ!」
ミカサ「うん」ニコ
クリスタ「おやすみ!(ミカサってきれいな顔してるなぁ…いいなぁ…)」
ミカサ「おやすみ」
***************
ー物資運搬訓練(雨天)ー
ハァ…ハァ…
キース「どうしたアルレルト!貴様だけ遅れているぞ!巨人の餌にでもなるか!?」
アルミン「…っ!…」
アルミン(!?)ガッ
アルミン「ライナー!?ダメだよ!こんなことしちゃ!」コソコソ
ライナー「うるせぇ!今日のテストは採点されてる!ここで遅れては駄目だ!バレねぇように尽くせ!俺の気が変わらないうちにな…!」コソコソ
ライナー・ブラウン…屈強な体格と強い精神力を持ち仲間からの信頼も厚い。
アルミン「足手まといなんて…死んでもゴメンだ!(自分に腹が立つ…)」ハァ…ハァ… ガッ
ライナー「!?おい…!?」
アルミン「・・・」ハァ…ハァ…
アルミン・アルレルト…体力面に劣るも座学では非凡な発想を見せる。自信が己の能力を活かす道を切り開けば…
・・・・・・
バシャバシャ
エレン「ミカサ、大丈夫か?」
ミカサ「大丈夫。エレンにはついていってる。けど…」
ミカサ「私達だけ少し先に出ている。もう少しみんなに合わせて速度を落とそう」
エレン「そうだな。そのほうが俺たちも楽だ」
ジャン(クソッ!エレンの野郎ミカサと常に一緒にいやがって…!羨ましい!…てか何なんだよあの二人の速度と体力は…!常人のそれじゃねぇ
!)ハァ…ハァ…
・・・・・・
バシャバシャ
アニ(めんどくさい…雨に濡れるの嫌いなんだよね…髪の毛がギシギシなるし…帰ったらシャワー室いこ…)
アニ(でも、エレン・イェーガーってあの前の方のやつだよね?…すごいな…てかあのミカサってやつまた一緒にいるじゃん…)イラ
・・・・・・
バシャバシャ
ユミル「大丈夫かよ、クリスタ(水も滴るいい女だ…w)」
クリスタ「だ…大丈夫よ…」ハァ…ハァ…
ユミル「お前のガキみたいな体にゃ辛い訓練だな(かわいい・・・)」
クリスタ「体格は関係ない!これは大切な仲間を死なせないための訓練!」ハァ…ハァ…
ユミル「・・・(こいつ…またいい子ぶりやがって…)」
***************
この訓練のあと、訓練兵たちは訓練の一環として
野宿をすることとなった。
その時起きたある事件は、また次のお話…
今回はここまでです!
読んでくださった方々、ありがとうございました!
>>1です
投下します
ー野外演習先ー
パラパラ
キース「よし、雨も上がってきたみたいだな。只今、15時48分だ今日はここで野宿をしてもらう」
一同(!?)
アニ(え、シャワー浴びれない…)
キース「異論は認めん。これも重要な訓練だ」
キース「では寮の部屋のやつらと組になって、野宿を開始しろ!消灯はいつもどおり!明朝午前6時にここを出発する!」
一同「ハッ!」ケイレイ
キース「よし、食料はお前たちが運んできた中に最低限ある。立体起動の許可も出す。狩りをしたければしろ。」
一同(肉とか食えるかな…)
キース「ただ…」
一同(?)
キース「殉職しても責任はお前たちにある。心得ておけ」
一同「…ハッ!(なんだよそれ…)」
エレン(なんだよ、責任放棄かよ。…まぁ、歯ごたえありそうな訓練じゃねえか…)ワクワク
ミカサ(エレンが少し高揚している…ハメを外さぬよう見守っていなければ…!)
アニ(もう最悪…なんなのこの訓練…いや、でもまてよ、エレン・イェーガーと話ができるかもしれないね…)
***************
ーエレンたちの班(17時)ー
スタスタ
ライナー「…まずはどこにテントを建てるかだな」
ジャン「川沿いはどうだ?水の確保に困らねぇ」
ベルさん「ダメだよ、さっきまでの雨できっと増水してる」
アルミン「そうだね」
エレン「まじめに考えてくれよ、ジャン」
ベルさん「居眠りしてて雨降ってたの気付かなかった?ww」
ジャン「至って真面目だボケ!」
エレン「叫ぶなよ…」
ライナー「ん、あそこなんかどうだ?」
アルミン「少し開けたところだし、小高くなってる。ライナー、いい場所見つけてくれたね」
ベルさん「ライナー、君ってやつは…」
エレン「よし、決まりだな。あそこにテントを建てよう」
・・・・・・
エレン「よし、建て終わったな、てかここ立地条件いいから何班か集まってきたな…」
アルミン「だね。あれはフランツの班と…あ、エレン!ミカサの班だよ!」
ジャン「」ピクッ
エレン「まじかよ?まぁ仕方ねぇな…(今晩会えねぇかな…)」
ライナー「よかったな!嫁さんが近くでよ!w」
エレン「だから…!そんなんじゃねぇって!///」
ベルさん「じゃあ何なのさw」
エレン「…な、なんでもいいだろ!家族だよ!か・ぞ・く!///」
ライナー「照れやがってwww」
アルミン「ねぇ、ライナー。今日、勝負の日だと思わないかい?」
ライナー「…そうだな、消灯までは殆ど自由時間と言っていい。つまり…」
アルミン「クリスタと話せるチャンスだ」
ライナー「むふぅ!」
アルミン「きもwwやめろよ鼻の穴でかww」
ベルさん「ライナーwww顔芸はなしだww」
エレン「www(ミカサとも話せるかな…///)」
ライナー「よし、そうと決まればあの班の動きを見て狩りに出れば俺達も狩りに出よう!」
アルミン「了解!」
ジャン「え…じゃあ動かなかったら、飯は持ってきた分だけか?」
エレン「当たり前だろ」
ジャン「なんでだよ!?せっかく肉が食えるかもしれねぇチャンスだぞ!?なんでそんなストイックに生きるんだよ!?」
ベルさん「ジャン…君は肉と女、どっちが大切なんだい?」
ジャン「は?」
ライナー「おい、ジャンにはまだ難しいだろw」
アルミン「そうだねw恋してないジャンにはw」
ジャン「は!?俺だってミカサに恋しt…」
エレン「おい…」
ジャン「あ…(しまった…!アルミンの野郎…!)」
エレン「まだミカサにたかるつもりか?…」
ジャン「…あ…いや…」
エレン「問答無用…」ドコッ
ジャン「」チーン
アルミン「ジャン、異論はないよね?」ゲスミン
ジャン「」
ライナー「ないみたいだ、よし暇つぶしでもして待つとするか、何する?」
エレン「格闘術」
ベルさん「マジで言ってんの?ここで?」
エレン「当たり前だろ、格闘術楽しいし」
ライナー「兵士たるもの、日々訓練だな。よし、やるか!」キリッ
ベルさん「ライナー、君ってやつは…」
***************
ーミカサ班(17時)ー
スタスタ
クリスタ「なんかキャンプみたいだね!」
ユミル「何がだよ、めんどくせぇだけだ」
アニ「・・・(シャワー…)」
ミカサ「クリスタ、楽しむのはいいけれどこれは訓練、それを忘れてはダメ」
クリスタ「はーい」ショボーン
ユミル(かわいい)
アニ「で、どうすんのさテントの場所」
ハンナ「川の近くは増水してて無理だよね~」
クリスタ「あそこどう!?小高い丘!」
ミカサ「そうね、見晴らしも良さそう(きっとエレンもあそこにいる…)」
アニ「クリスタ、あんたやるね。よし、そうと決まれば早速いこう」
スタスタ
アニ(!?…ライナーにベルトルト!?…てことは…)
ハハハハ ナンダヨゲスミン!
ヤメロ!
アニ(エレン・イェーガーだ…)ワクワク
ミカサ「・・・(アニが少し高揚している?)」
ユミル「先客がいるじゃねぇか」
ミカサ「ここは条件がいいからだいたい集まってくる」
ハンナ「でもみんなと一緒で楽しいかもね(フランツもいる///)」
アニ「そうだね、まずはテント建てよう」
クリスタ「うん!」
・・・・・・
クリスタ「で、ご飯どうする?」ワクワク
ユミル「持ってきたのでいんじゃね?」
クリスタ「えー?せっかくだからみんなで狩りに行こうよ!」
アニ「あんた本気?」
クリスタ「いたって」
ミカサ「クリスタは小さいからあぶない」
クリスタ「私だって兵士だよ!?」プクー
クリスタ「で、ご飯どうする?」ワクワク
ユミル「持ってきたのでいんじゃね?」
クリスタ「えー?せっかくだからみんなで狩りに行こうよ!」
アニ「あんた本気?」
クリスタ「いたって」
ミカサ「クリスタは小さいからあぶない」
クリスタ「私だって兵士だよ!?」プクー
ユミル(かわいい)
アニ「…まぁ、肉を食べたい気もある」
ミカサ「同意」
ハンナ「私も!」
クリスタ「そうと決まれば狩りに行こう!」
アニ「少し休憩してからね」
ミカサ「6時に出発」
クリスタ「はぁーい」
ホッヤッテイッ
アニ「あいつら、ここに来て格闘術かよ」
ユミル「アホだな」
ミカサ「エレンは真面目」
クリスタ「すごいぁ、男の子って」
ハンナ「そうよね、だから好きになるのかもね」
***************
ーミカサ班(18時)ー
ミカサ「6時になった、行こう」
クリスタ「了解です!」ワクワク
ユミル(かわいい)
アニ「目標を定めよう」
ハンナ「この辺りはやっぱり鹿?」
ミカサ「おそらく、目標は鹿」
クリスタ「では立体起動で行きましょう!」
バシュッ
***************
***************
ーエレン班(18時)ー
ライナー「おい、動き始めたぞ」
アルミン「ホントだ、追いかけよう」
ライナー「ダメだ、偶然合うことにしよう」
アルミン「さすがライナー」ニヤ
エレン「チンタラしてないで行こうぜニヤミンw」
アルミン「その名前で呼ぶな!」
ベルさん「ていうか居眠りジャンを起こさないと」
エレン「もういんじゃね?」
ライナー「そうだ、テントにでもほり込んでおこうw」
アルミン「そうだねw」
エレン「そうと決まれば行こう」
アルミン「この辺りだと鹿がいるだろうね」
ベルさん「鹿か…」ゴクッ
ライナー「うまそう…だな…」ゴクリ
エレン「そうと決まれば行こうぜ、あいつらと同様立体起動で行くぞ」
3人「おっけー」
バシュ バシュ
***************
ー川の畔(18時半)ー
ヒューーー バシュッ ヒューーー
ミカアニユミ(!)
アニ「いた…」
ミカサ「ええ…」
クリスタ「え?どこどこ!?」
ミカサ「静かに」
クリスタ「む」クチトジ
ユミル(かんわい)
アニ「まずは木の上から様子を見よう」
ミカサ「そうね」
バシュッ スタ
クリスタ「水飲んでるの?」
アニ「みたいだね、恰好の獲物…」
ミカサ「もう少ししたら突撃する、作戦は必要ない、ただ追いかけよう」
アニ「あんたらしくないね、まぁいいや、うなじでも狙うか」
・・・・・・
ヒューーー バシュッ ヒューーー
エレライ(!)
エレン「いたぞ!」
ライナー「あぁ」
ベルミン「どこ?」
ライナー「あそこだ、川の畔」
アルミン「ホントだ…ひとまず様子を見よう」
エレン「了解」
バシュッ スタ
ライナー「今がチャンスだな、しかし、どう捕獲する?」
アルミン「シカの生態はよく知らないから、ただ単に追いかけよう」
ベルさん「うなじを削げば綺麗に手に入るね」
エレン「よし、狙いはうなじ、あとは追いかけるだけだ」
ライナー「そうと決まれば行くぞ!」
エレン「よし、3,2,1…いけ!」
バシュ バシュ バシュ バシュ
鹿「!」
エレン(!?)
エレン「何だ!?うわっ」ゴン
???「きゃっ…!」
ドシャッ
アルミン「エレン!」
ライナー「アルミン後だ!追うぞ!」
クリスタ「アニ!」
ライアル(クリスタ!?)
ミカサ「クリスタ、目標を仕留めることを優先して(あれは…エレンの班?エレンはどこ?まさか…)」
ミカサ(くそ…!クリスタにああ言ってしまっては戻れない…)
ユミル「あいつらより先に仕留めるぞ!」
鹿 タッカタッカタッカ
アルミン「あれはミカサの班だ!絶対に先に仕留めよう!(クリスタに会えた!///)」
ライナー「そうだ、肉をもらうのは俺達だ!(クリスタ///)」
ベルさん「君たち…」
バシュ バシュ バシュ バシュ バシュ バシュ バシュ バシュ
・・・・・・
エレン「いつつ…大丈夫か?」
アニ「え、えぇ。わたしはなんとか…ッ!」ズキ
エレン「おい!負傷してるじゃないか!」
アニ「こんなのただのうちみ…ッ!」ズキズキ
エレン「無理するな」グイッ
アニ(は?///なんでお姫様抱っこなんだよ///)
アニ「ちょ…おろせ…!」
エレン「うるせぇよちょっとそこまで運ぶだけだろ?」
アニ「ッ…」
エレン「とりあえずここに…」
アニ「ありがとう」
エレン「お前、名前は?」
アニ「…アニ…アニ・レオンハート…」
エレン「そうか、よろしくなアニ。俺はエレン、エレン・イェーガーだ」
アニ「!?、あ、あんたが…」
エレン「ん?どうかしたか?」
アニ「いや、なんでもない。いつもミカサと一緒にいるんだな(わ、私何聞いてんだ///)アセアセ」
エレン「ん、あ~、やっぱ他人から見てもそうなのか」
アニ「そうしか見えない」
エレン「まじかよ。まぁ、なんてんだ、俺達昔から一緒でよ、その流れっていうかな」ハハ
アニ「そうなんだ。それにしてもアンタ、成績優秀だね」
エレン「ん、まぁな。ここの訓練簡単だし」
アニ「本気で言ってんの?」
エレン「あぁ」
アニ「アンタどうかしてる」
エレン「たしかにそうかもな」ニコ
アニ「!?///」ドキ
アニ(え?なんで…なんで私、ドキッとした!?///)
エレン「どうした?」
アニ「な、なんでもないよっ!」フイッ
エレン「ははっ、お前って結構オンナっぽいとこあんのな」クスッ
アニ「…どういう意味?」
エレン「怒らないでくれよ、いつもライナー蹴り飛ばしてるの見てたんだよ」アセアセ
アニ「そうなんだ(見られてたのか……///……なんで恥ずかしくなった、私!///)
エレン「すげぇよな、あの技。今度俺に教えてくれないか?」
アニ「え!?///あ、あぁ、いいよ///」
エレン「ほんとか!?ありがとうな!」テヲニギル
アニ(ちょ///)
アニ「!?」
エレン「どうした?」
アニ「アンタの立体起動装置…」
エレン「?」
アニ「ていうよりベルト?壊れてる…」
エレン「は?そうなのか?」
アニ「もしかしてアンタずっとそれでやってたの?」
エレン「え?あぁ、壊れてるなんて思わなかったからな」
アニ「すごいね(すごいどころじゃないでしょ…何なこいつ…)」
エレン「帰ったら教官に申し出て交換してもらうよ」
アニ「…そうだね」
エレン「痛みは引いてきたか?」
アニ「あぁ、なんとかね(エレン・イェーガー、おもしろいじゃない)」
オーイ エレーン
エレン「あ、アルミンの声だ」
アニ「鹿、獲ったみたいだね」
エレン「そうみたいだな、多分ミカサがやってる」
アニ(ミカサ…)イラ
アニ(あれ…なんで苛ついたの、私…)
ミカサ「エレン!」タタタタ
エレン「おう、ミカサ」
ミカサ「エレン、怪我はなかった?」
エレン「あぁ、俺は大丈夫だ。それよりアニが…」
ミカサ「アニなら大丈夫」
エレン「は?」
アニ「なんでアンタが決めんのさ」
ミカサ「アニは強いから(エレンに余計な雌狐はたからせない…!)」
アニ「あんたに言われたかないよ、全く。で、鹿は?」
エレン「ほんとだ、どうなったんだ?」
ライナー「ミカサが仕留めた」
アルミン「話し合って10人で食べることになったんだ」
エレン「10人?」
ベルさん「ジャン入れたげてw」
エレン「しゃーなしw」
アルライ「www」
クリスタ「男の子のノリ…」
ユミル(ガキ…)
アルミン「とにかく、テントに戻って食べよう!」
クリスタ「賛成!」
アルライ(///)アヘアヘ
エレン「アニ、一人で行けるか?」
アニ「肩…かしてほしいかな…」チラ
ミカサ(アニの奴…)ゴゴゴ
エレン「分かった、これでいいか?」グイ
アニ「あぁ、助かる(わざと密着してやろう…)」
ミカサ(帰ったら削ぐ…)ゴゴゴゴ
***************
ーテント集合地(19時)ー
ジュージュー
エレン「うひゃー!肉だ肉!」
ミカサ「エレン、落ち着いて」
エレン「落ち着いてられっかよ!」ワクワク
クリスタ「お肉なんて久しぶり!」キラキラ
アルライ(///)
エレン「だよな!クリスタ、だっけ?」
クリスタ「うん、君はエレン、だよね?」
エレン「あぁ、よろしく」ニコ
クリスタ「こ、こちらこそ…///」ドキ
クリスタ(なんでドキッとしたの…///)
アニ「・・・」
ジャン「肉肉肉!!!(しかもミカサもいる!寝てただけだけどラッキー!)」
ライナー「なんでお前1番にくおうとしてんだよ、居眠り野郎」
ベルさん「働かざるもの食うべからず、だよ」
ジャン「な…お願いだ!分けてください!」ナキ
アルミン「いいよ。ただ、食べ好きはダメ」
ジャン「あんた神様や!」
ワイワイモグモグ
・・・・・・
エレン「うまかったな~」
クリスタ「とっても!」
アルミン「じゃあテントに戻ろうか(エレンのやつ…)」
ライナー「そうだな(俺達のクリスタと仲良くしやがって…)」
アニ「じゃあね」
エレン「ん、あぁ、じゃあな、お大事に」
ミカサ「エレン」タタタタ
エレン「ミカサ…」
ミカサ「お願い…」ソデギュ
エレン「分かった、9時にそこの林な」
ミカサ「ありがとう、ではまた…///」
エレン「あぁ」
ジャン(エレンの奴…またかよ…畜生!)
***************
ーエレンテント(20時)ー
ライナー「おいエレン」
アルミン「一体どういうこと?」
エレン「何が?」
ライナー「何がじゃねぇ!」
アルミン「僕達のクリスタに!」
エレン「お前らのクリスタ?わけわからんこと言うなよ、お前らクリスタと何お関係もないだろw」
ベルさん「ww」
ジャン「寝るわ」
アルミン「だけど…」
ライナー「俺達が好きだって知ってるだろ?」
エレン「知ってるよ、だけど友だちになって何が悪いんだよ?」
アルミン「友達?本当にそれ以上の感情はない?」
ライナー「どうなんだ?」
エレン「ねぇよ」
アルライ「ならいい」
エレン「なんだよ」
アルミン「でも羨ましいな、クリスタと話せて」
ライナー「だな、俺なんか、『はい、これ』『ありがとう』だけだぜ」
エレン「なんだよ、ウラヤミンとウラヤマシイナーw」
アルミン「だからやめろ!」
ライナー「俺のは強引すぎだ!」
ベルさん「www」
エレン「あ、もうすぐ9時だ、ちょっとミカサと会ってくるわ」
ジャン(なんだと…!?)ピクッ
ライナー「クリスタだけでは気がすまぬと言うのか…」
アルミン「なんて野郎だ…」
エレン「なにいってんだよw」
エレン「いってくる」
アルライベル「てら~」
ライナー「キスしてこいよ」
エレン「うるせぇよ!///」
***************
ーミカサテント(20時)ー
ハンナ「今日ね、フランツと8時半から会うの!///」
クリスタ「キャーーーーーーーーーーーーーーーー///」
ミカサ「私もエレンと9時から会う…」
クリスタ「ミカサも!?(ジト…)」
アニ「・・・(ジト…)」
ユミル「おまえらめでたいこったなぁw」
クリアニ(なんだろう、このジトッとした気持ち…ミカサからエレンの名前を聞いてから…)
ハンナ「あ、もうすぐ8時半!おっさき~///」
クリミカ「いってらっしゃい」
クリスタ「いいな~ミカサは(ジト)」
ユミル「クリスタにはわたしがいるだろ?」ダキ
クリスタ「ちょっ…はなしてよ…!」ジタバタ
ユミル(かわい)
アニ(エレン、ちょっとカッコ良かったな…それに意外と面白い。格闘術の訓練、楽しみ…///)
ミカサ「そろそろ9時…いってくる」
クリスタ「いってらっしゃ~い(ジト)」
アニ(ジト)
アニクリ(なんなのこの気持…)
***************
ー茂み(21時)ー
エレン「ミカサ」
ミカサ「エレン」ダキッ
エレン「うわ///相変わらずだな」ナデナデ
ミカサ「えへへ♪」ギュ
エレン「おれも」ギュ
ミカサ「うれしい///」ギュ
エレン「可愛いなミカサは…///」ナデギュ
ミカサ「エレンもかっこいい///」
エレン「何言ってんだよ///」
エレン「!?」
ミカサ「どうかした?」
エレン「うん…声が聞える…」
ミカサ「え…?」
エレン「ちょっと静かに」グッ
ミカサ「もごっ(エレンに口押さえられた///)」
~~~~~~
ハンナ
フフ、フランツ
アイシテル チュ
チョットイキナリキスシナイデ チュ
キミモジャナイカ チュ グチュ
ディープキスナンテヒサビサネ///
ソウ?ジャアコレハ?
ヤッ/// コラ/// コンナトコデサワッチャダメ///
イイダロ、ヒサシブリナンダカラ/// ホラ、ハンナモ
シカタナイワネ///
ア…ン…
ハ…ゥハ…ハッ…アッ…
~~~~~~
エレン「…ハンナとフランツか…///」
ミカサ「とても大胆な行動…///」
エレン「やばいなあいつら…」
ミカサ「エレン」
エレン「ん?」ナデナデ
ミカサ「キスしてほしい…///」ボソ
エレン「は!?///」
ミカサ「だからキス…///」ボソ
エレン「な、何言ってんだよ、そーゆーのは…///」
ミカサ「いいでしょ?///」
エレン「よかねぇよ、だいたいこんなところで…///」
ミカサ「フランツたちはしてた、私達もできるはず…///」
エレン「~~///」
ミカサ「お願い///」ウワメ
エレン「!///」
エレン「わ、わかったよ///でもその前に聞かせてくれ」
ミカサ「?」
エレン「ミカサ…(ここで言うか。言うべきなのか…)俺…(言わないほうがいいのか…もしかしたら今の関係が崩れるかもしれない…)お前の
こと…(でも…もしそうだとしてもだ!賭けに…勝負に出なきゃ始まらない…!)す…好きなんだ…///」
エレン(…言っちまった…)
ミカサ「エレン…」
エレン「俺と違う意味で…家族になろう…///」
エレン(やばい…言葉間違えたか!?)
ミカサ「!!」
エレン「返事を…聞かせてくれ…」
ミカサ「エレン!///」ダキ
エレン「うわ///」
ミカサ「私もエレンが大好き!///もう離さない…エレンの妻として…!」
エレン「妻///」
ミカサ「エレンがそう言ったんでs…」
チュ
エレン「そうだな、妻だ///」ギュ
ミカサ「エレン///」ギュ
エレン「ファーストキス、だからな///」
ミカサ「私だって///」
チュ
チュ
チュ
エレン「しすぎ///」
ミカサ「いいじゃない///」
チュ
エレン「もう時間だぞ、部屋に戻ろう」
ミカサ「じゃあ最後に…おやすみのキス…///」
エレン「いいよ///」
エレミカ「おやすみ///」
チュ
ミカサ(あ、アニのこと聞くの忘れてた…まぁいい、もう私の勝ち…)
***************
ーエレンテント(消灯時間)ー
エレン「ただいま~」
ライナー「キスしてきたか?」
ジャン「」ピクッ
エレン「し、してねぇよ!///」
アルミン「!」
ベルさん「おもんね」
エレン「なんでだよ!///」
ライナー「したほうがおもれぇじゃねぇかw」
アルミン(エレン…なにかあったね…)
エレン「…まぁ、違うことはあったかな…///」
アルベルライ「まじで!?」
ジャン「!?」ピクッ
エレン「あぁ///」
ライナー「教えろ!」
ベルさん「教えるんだ!」
アルミン「君には話さなきゃならない義務がある!」
エレン「いいけどよ///…もう消灯だ…帰ったらな…」
アルライベル「うぇ~」
エレン「いいだろ、話すんだから」
ライナー「しかたねぇ」
アルミン「寝よう」
ベルさん「だね」
エレン「おやすみ………(うわ…キス思い出しちまった…///)」
ジャン「待てコラエレン!何があったか詳しく教えろ!」
ジー
ジャン「!?(テントが開いた!?)」
キース「消灯時間は過ぎているぞ、キルシュタイン訓練兵…」
ジャン「」
キース「…テントの外で正座」
ジャン「…はい…」
アルミン(懲りないね)
エレベルライ(サンキューwww)
***************
ーミカサテント(消灯時間)ー
ミカサ「ただいま」
クリスタ「おかえり!」
アニ(なんかあったのかな…ジト)
クリスタ(なんか…色々聞きたいのに…聞きたくない…ジト)
アニクリ(なんなのよこのジトジトそた気持ち…!)
ミカサ「私はもう寝よう」
クリスタ「あっ!」
ミカサ「?」
クリスタ「ううん、なんでもない」
ミカサ「そう」
ハンナ「ただいま~」
クリスタ「あ!おかえり!」
ミカサ「おかえり」
クリスタ「なんかあった?」ワクワク
ハンナ「///…いろいろね…///」
クリスタ「え~、聞きたい聞きたい!」
ユミル「ダメだ、寝るぞ(天使は汚させねぇ…)」
ミカサ「ハンナ、あなた達はとても大胆、おやすみ」
ハンナ「!?(…聞こえてたのかな…今度は気をつけないと…)」
クリスタ「?、なになに?気になる~」ジタバタ
ユミル「ダメだ」
ハンナ「そうね、クリスタ、今日はもう消灯だし、寝ましょ」
クリスタ「む~」ショボーン
ハンユミ(かわいい)
ハンナ「また教えてあげるから」ニコ
クリスタ「やった!おやすみ!」
ハンナ「おやすみ(なんて純粋なの…)」
ユミル「この純粋さ…守りたい…」
***************
ー明け方(4時頃)ー
ジャン「・・・」
ジャン「・・・」
ジャン「・・・」
ジャン「・・・」
ジャン「・・・」
ジャン(なんでいつもいつも…)
ガサガサ
ジャン「ん!?」
ジャン(あれは…!)
ガオー
ジャン「熊だ!」
ジャン「おい、みんな起きろ!熊だ!」
ジャン「おい、起きるんだ!熊がでたぞー!」
ジー
エレン「んだようるせえなジャン」
ジャン「熊だよ熊でたんだよ!」
エレン「は?!」
ジャン「早くそいつら起こせ、逃げるぞ!あと周りのテントも!」
エレン「わかった、最悪戦わなきゃな…おい!お前ら起きろ!熊だ!」
ライナー「なに?!」
ベルさん「熊なんて…」
アルミン「・・・」ガクガク
エレン「とにかく逃げるぞ!走れ!」
ダッ
ガオー ダダダダ
エレン「畜生、追いかけてきた!振り切るz…」
アルミン「あっ!」ズシャ
ライナー「アルミンがこけた!」
エレン「チッ、アルミン!」
アルミン「うわー!(食べられる…!)」
ガブ
エレン「うっ…!」
アルミン(…!)
アルミン「え、エレン!」
エレン「無事か!?早く逃げろ…ウッ」
アルミン「エレン…そんな…腕を…」
ミシミシ
エレン「早くいけ!…(くっ…ここからどうする…とりあえずは噛むのをやめてもらわねぇと…!)」
アルミン「・・・」
…なぜだ…なぜ僕はこうも足手まといになるんだ…なんでなんだ…
僕は…自分の無力さに絶望した…
それと同時に…ただ…ただ純粋にエレンを助けたい…巨人を倒したい…外の世界に3人で…行きたい!…
そんな気持ちがこみ上げ…自らの怒りで身体が満たされた瞬間…力が湧いてきた…
…なんだろう…枷が外れたみたいだ…体が…軽い…
アルミン「うおおおおお!」ダッ
エレン「やめろ!ナイフなんて無力だ!」
ブシャ ブシャ
エレン(目を潰した!?…噛む力が弱くなった…)
エレン「ふんっ!」
アルミン「抜けた…!」
エレン「アルミン…お前…」
ヒュン ズバッ
ガオ…ドシーン
アルエレ(!)
ミカサ「エレン!アルミン!」
アルミン「ミカサ!エレンが…」
ミカサ「エレン!」
エレン「大丈夫だ、すぐに治る…」
ミカサ「だめ、出発の時教官に知らせないと…」
エレン「…わかったよ(ミカサ…何泣きそうな顔してんだよ…)」
アルミン「ごめん、エレン…」
エレン「あやまんなよ、助けたのが悪いみたいだろ?」
アルミン「でも…」
エレン「いいんだよ、仲間だろ?親友だろ?助けんのは当たり前」
アルミン「…ありがとう」
***************
ー帰路ー
キース「コラ!しっかり走らんか!」
一同「ハッ!」
キース(しかし…まさかイェーガーが負傷とはな…明日明後日は訓練を中止だな…)
キース(それにしても…アルレルトが遅れていない…どういうことだ…)
ダッダッダッ
ミカサ「エレン、無理して走らないで」
エレン「大丈夫だよこんぐらい…」
ミカサ「…妻の身にもなって…」
エレン「!…ば、聞こえるだろ!…///」
ミカサ「大丈夫、みんな遅れてる」
エレン「しかたねぇ、みんなに合わせるぞ…//」
ミカサ「ありがとう、エレン。生きててくれて本当によかった」
エレン「は?大げさなんだよ、お前は」
ミカサ「そんなことない。普通」
エレン「なんでもいいけどよ……ありがとな……//」
ミカサ「///」
***************
次の日、訓練は休みとなった
訓練生は久々の休日ということもあり
いつもできないこと、訓練所の外へ出かけたり
とにかく休日を楽しんだ
そして…また事件が起こってしまう
それはまた、次のお話…
今回はここまでです!
少年少女の恋もいろいろ波乱が巻きおこりそうですね!
次回作の製作にとりかかります!
読んでくださった方々、ありがとうございました!
>>1です
投下します
***************
ー食堂ー
エレン「おはよう」
ミカサ「おはようエレン、腕は大丈夫?」
アルミン「おはよう、朝からジャンとケンカするぐらい元気だったよ」クスッ
エレン「おい!ミカサには言うなって!」アセアセ
ミカサ「エレン、ケンカはダメって言ったでしょ?それにその腕で…」
エレン「…わ、悪かったよ…(…なんてツラしてんだよ…)」
アルミン「でも良かったね、骨には異常なくて(あれ?いつものエレンならもっと突っかかるのに…やっぱり、何かあったね…)」
アニ「エレン、おはよう」
ミカサ「!?」
エレン「あ、おう、アニか、おはよう」
アニ「隣、いいかい?」
エレン「ん、あぁ、いいぞ」
ミカサ(…なにを考えている…この雌狐…)ゴゴ
アルミン「珍しいね、アニ(前から感じていた腹部の違和感…わかった…胃が痛いんだ…!)」キリキリ
アニ「いいじゃないか」チラ
ミカサ「・・・」ゴゴゴ
アニ(なんだろう、ミカサを見てると…ジトっとした気持ち…妬いてるのかな、私…)
エレン「でも本当に珍しいな、なんか用でもあるのか?」
アニ「よくわかったね」
ミカサ「要件は何?」ゴゴゴゴ
アニ「なんであんたが聞くのさ、エレンに話があるんだ」
ミカサ「…チッ…!」ゴゴゴゴ
アルミン「・・・」キリキリ
エレン「で、用って?」
アニ「今日…訓練休みだろ」
エレン「あぁ」
ミカサ「!?(まさか!?)」ゴゴゴゴ
アニ「一緒に買い物に行って欲s…」
ミカサ「ダメ!」ガタッ
アルミン「ミカサ!落ち着いて!みんな見てる!」アセアセ
ナンダナンダ?
ミカサガイキタリタチアガッタ
ザワザワ
ミカサ「…くそっ!…」
エレン「買い物か?なんで俺なんだよ?」
ミカサ(そう!エレン!断って!そして今日は私と…!)
アニ「このケガはあんたにさせられたも同然だからね。その償いってとこかな」
エレン「げっ…そりゃ悪かったよ…」
ミカサ「アニ、それはあなたの不注意もあったはz…」
エレン「わかった、行ってやるよ」
ミカサ(!?)
アニ「あぁ、ありがとね(ミカサ…何があったかは知らないけど、今日はエレンは私のもの)」
アルミン(エレン…君はなんてことを…!)キリキリ
ミカサ「アニ、エレンに何かしたら容赦しない…」ゴゴゴゴ
アニ「知らないね」
エレン「何かってなんだよ」
ミカサ「エレンは知らなくても大丈夫」
アニ「まぁ、こっちの話さ」
エレン「ふーん」
・・・・・・
スタスタ
ミカサ「エレン…」タタタタ
エレン「ミカサ!」
ミカサ「どうして?ねぇ、どうして?」ウルウル
エレン「な、何がだよ?」アセアセ
ミカサ「どうしてアニと…」ウルウル
エレン「なんだよ、そのことかよ…」
ミカサ「そんな軽いことじゃないの!」
エレン「…すまない…本当に償いのつもりで…」
ミカサ「エレンが優しいことはわかってる…でも…私の前で他の女といるのは…とても辛い…」
エレン「…悪かった」
ミカサ「うん…」
ミカサ「じゃあ償って…」
エレン「なにすればいい?」
ミカサ「そんなのエレンが考えて…」
エレン「…わかった、ミカサは昔っから甘えん坊だよな」ニコ
ミカサ「ずるい…」
エレン「?、なんでだよ?」
ミカサ「そんな笑顔見たら、許しちゃいそう…」
エレン「な、何言ってんだよ///」
ミカサ「照れたエレンもかわいい。やっぱりエレンはエレン」
エレン「わけわからんこと言ってないで寮に戻ろうぜ///」
ミカサ「…かわいい」ボソ
遠くのジャン「エレンの野郎、またミカサと…!」
その横のマルコ「そう思うなら行動すればいいじゃないか」
ジャン「今日、ダメ元で勝負してみるか…」
マルコ「ジャン(成長したね…)」
ジャン「いや、明日だな…」
マルコ「」
***************
ーエレンの部屋ー
エレン「ぬあー、私服なんて久々だー、どれ着りゃいいんだよ…」
ライナー「恋する男はいいねーw」
ベルさん「ミカサとデートかいw」
ジャン「」ピクッ
エレン「は?デートなわけねぇだろ、しかもミカサじゃなくてアニ」
ジャン「!?」ピクッ
ライナー「は?!」
ベルさん「何故浮気をしてるんだエレン!」
エレン「変なこと言うなよ、ただ買い物にいくだけだろ」
ライナー「まるっきりデートじゃないか…」
ベルさん「この…悪魔の末裔め!」
アルミン「エレン、鈍感なのも程々にね」
エレン「お前らわけわからんこと言い過ぎな」
ベルさん「神様はなんでこんなに世の中を不平等に作ったんだろう…」
ライナー「エレンがモテすぎだ」
エレン「意味わかんねぇよ、俺がモテるわけねぇだろ」
アルミン「鈍感って恐ろしい…!」
エレン「これとこれと…これを合わせるか…(そーいやミカサに何を償えば…)」
ライナー「彼女が欲しい。かっこ切実」
アルミン「かっこいらねぇwww」
ベルさん「www」
アルミン「クリスタと話したいなぁ…かっこ切実」
ライナー「お前もじゃねえかwww」
ベルさん「www…ちょっと待て…」
ライナー「どうした?」
ベルさん「彼女が欲しい。かっこ切実」
ライナー「うるせぇwww」
エレン「なにやってんだよお前らwほな、行ってくるわ」
アルミン「いってら」
ライナー「キスしてこいよ」
ベルさん「ライナーwww」
エレン「何言ってんだよwじゃ、」
ガチャ バタン
アルミン「なんでエレンて素でかっこいいの?」
ライナー「世界は不平等に作られてんだよ」
ベルさん「だね」
ジャン(ミカサ、暇なのかな…)
***************
ーミカサの部屋ー
アニ「♪」
ハンナ「アニ、えらく楽しそうに服選んでるわね、お出かけ?」
アニ「まぁね」
クリスタ「誰?男の子だよね?!」ワクワク
ユミル「クリスタ…」
ミカサ「・・・」
アニ「エレンだよ」
ミカサ(…くそっ!…)
ハンナ「え?!なんで!?」
クリスタ「エレンはミカサのものでしょ!?」
アニ「ちょいといろいろあってね。今日は私のもの」
ミカサ(…この雌狐…!言わせておけば…!)
ミカサ「アニ」ゴゴゴゴ
アニ「なに?」ゴゴ
ミカサ「なにかあったら容赦しないから」ゴゴゴゴゴ
アニ「気をつけるよ」ゴゴ
ユミル「www」
ハンナ「ドロドロしてる!…」
クリスタ「何この展開!」ワクワク
アニ「ふっ…じゃあ行ってくるよ…」チラ
ミカサ(…後でアルミンのところへ行こう…)ゴゴゴゴゴゴゴ
クリハン「いってらっしゃーい」
ガチャ バタン
ハンナ「びっくりしちゃった」
クリスタ「まさかアニがね~(私もエレンともう少しお話ししたいな…)」
ミカサ「ちょっとアルミンのところへ行ってくる」
ハンナ「え?あ、いってらっしゃい!」
ユミル「www」
ガチャ バタン
***************
ー訓練所入口ー
エレン(アニの奴…遅いな…)
アニ「エレン」タタタタ
エレン「おう、きたか」
アニ「待った?」
エレン「うん、ちょっと」
アニ「そこは、嘘でも『今来たとこ』って言うのが乙女に対する礼儀ってもんでしょ!」
エレン「乙女?どこだ?w」キョロキョロ
アニ「この…///」
エレン「あっはは、怒るなって、悪かったよw」ニコ
アニ「仕方ないね…(笑顔にやられる…)」
エレン「じゃあ行こうぜ」
アニ「うん」
エレン「にしても、アニ、ロングスカートなんで履くんだな」
アニ「何?ミニスカートがよかったの?」
エレン「いや、てっきりパンツ派だと思ってた」
アニ「そりゃ悪かったね」
エレン「いや、似合ってるぞ?」ニコ
アニ「ッ!…///(その笑顔やめてくれ!…///)」
***************
ー男子寮ー
ガチャ
ミカサ「アルミン!」
アルミン「え?!み、ミカサ?!」
ジャン「!」
ミカサ「アルミン、話があるの!今すぐ来て!」グイッ
アルミン「え?え?え!?」
ジャン「」
バタン
ライナー「嵐のように来て去って行ったな…」
ベルさん「ジャンwww口空きっぱなしwww」
***************
ー街(午前)ー
アニ「なんか買いたいものあんの?」
エレン「お前はどうなんだよ」
アニ「私は服買おうと思って」
エレン「そうなのか?俺もなんだ。最近服が小さくなってきてな」
アニ「いいね、成長」
エレン「まぁな、男だからもう少し伸びて欲しいな」
アニ「私ももう少し欲しいよ」
エレン「女の子はそれぐらいが一番いいだろ」ニコ
アニ「そう、なのかね…///(だからやめろよその笑顔!///変な言葉使っちゃったじゃないか!なんだよ『なのかね』って!)」
エレン「そう思う」
アニ「しゃあ、どっちの店から行く?」
エレン「どっちって?」
アニ「あんたの行きたい店と私の行きたい店と」
エレン「償いなんだからお前んとこ先でいいよ、俺んとこはおまけだ」
アニ「そう、じゃあまずこの店」グイッ
エレン「お、おい!ひっぱんなよ」アセアセ
エレン(『まずは』この店?ライナーが言ってたな『女の買い物は長いぞ』って…覚悟しなきゃな…)
アニ「♪」
エレン「楽しそうに選んでやがる…」
アニ「♪」
エレン(やっぱ、何だかんだ女の子なんだな…)
アニ「♪」
エレン(そういや、ミカサ意外と買い物なんて始めてだな…)
エレン「何の服買うんだ?」
アニ「訓練の時のパーカーと、私服」
エレン「そーいやお前いつもパーカーだよな。そんなにいいのか?」
アニ「いいって言うか、昔から着てて気に入ってるだけ」
エレン「そうなのか、俺も一枚ぐらい持っとこかな~」
アニ「…いいんじゃないの?」
エレン「アニ、選んでくれよ」
アニ「!?///(え?え?え?え?わ、私が選ぶの!?///)」
エレン「?、ダメか?」
アニ「い、いや、いいよ…///」
エレン「サンキュー」ニコ
アニ「///(だからその笑顔…ッ…///)」
・・・・・・
エレン「選べたか?」
アニ「1個は選べた、次の店行く」グイッ
エレン「お、おい!」アセアセ
・・・・・・
アニ「次はこのお店」グイグイ
エレン「おう…(今何件目だっけ…)」
アニ「ここ私がいっつもパーカー買ってるとこ、男もんもあるよ」
エレン「!、あぁ、サンキュー!」
アニ「私は白いシンプルなのでいいからね、あんたは?」
エレン「俺もそんな感じでいいかなぁ…」
アニ「曖昧だね。まぁいいや私とおんなじデザインでいいかい?(これでミカサに…)」
エレン「いいぞ、サンキューな」ニコ
アニ「え、いいんだよ///」
・・・・・・
アニ「ふぅ~、いっぱい買ったぁ~」セノビ
エレン「買いすぎ…てか、なんで俺が荷物持ちなんだよ…俺一応怪我人…」
アニ「か弱い乙女に大荷物を持たせようっての?」
エレン「それは違うけどよ…」ブツブツ
アニ「ブツブツ言ってないで!昼ごはんにしよ!」
エレン「そうだな、腹が減っては巨人は倒せねぇ!」
アニ「ふっ、なんだいそれ」クスッ
アニ(巨人か…)
エレン「なんだよ?バカにすんのか?」クスッ
アニ「してないよ、たいそうな目的だね。ほら、お昼はあそこ」グイッ
エレン「だから引っ張るなって!」アセアセ
***************
ー食堂(ミカサ・アルミン)ー
ミカサ「エレンが…」ウル
アルミン「わかってるよ、僕も横にいたろ?」
ミカサ「エレンがわからない…」
アルミン「だろうね。でももう少し詳しく教えてくれない?野宿の日の夜、何かあったよね?」
ミカサ「アルミンは何でもお見通しね…」
アルミン「付き合い長いからね」クスッ
ミカサ「あの夜、アルミンも知っての通り、私とエレンは密会をした…」
アルミン「うん、それで?」
ミカサ「簡単に言えば………キス…………した…///」
アルミン「…そうなんだ(えええええええ!?二人はそんな関係なの!?)」
ミカサ「私がキスをしようと誘った」
アルミン「…うん(ミカサ、積極的だね)」
ミカサ「そしたらエレンが告白して来た、私を好きだ、と…///」
アルミン「あのエレンがねぇ…(エレン、君もなかなかやるじゃないか)」
ミカサ「あの夜にあったのはそれだけ、とても幸せだった…でも……今は……」ウルッ
アルミン「な、泣かないで!ミカサ!エレンは鈍感なところがあるんだよ!」アセアセ
ミカサ「わかってる…でも…キスした次の休みにいきなり…」ウルウル
アルミン「エレンは優しいから、断れなかったんだよ、きっと」
ミカサ「優しいのは嬉しい。でも…それが裏目にでてる…私は今…とても辛い…」ウルウル
アルミン「僕には彼女とかいないから憶測でしかものは言えないけど、男の子は女の子の寂しさになかなか気がつけないんだよ、多分。ミカサは
女の子だし、この時期は男の子よりも精神的にはだいぶ上を行ってるからね、エレンはまだ子供なんだよ」
ミカサ「そう…なのかな…」
アルミン「でも、エレンはきっとミカサが一番好きだと思うよ」
ミカサ「ほんとに?」ウルウル
アルミン「うん!付き合いの長い僕の言うことだ!間違いはないよ!」
ミカサ「…そうね、アルミンは正解しか言わない…!」
アルミン「そんなこともないけどね…」クスッ
ミカサ「少なくとも私はそう思う」
アルミン「ありがとう」クスッ
アルミン「じゃあ、今日一日はエレンを信じて待とう」ニコ
ミカサ「そうする。アルミン、なにかしよう」
アルミン「格闘術、教えてくれない?(あの日…自分の無力さに絶望して、怒りに体が支配されてから…体が軽いんだ…)」
ミカサ「えぇ、アルミンの頼みなら喜んで」
***************
ー街(午後)ー
スタスタ
エレン「うまかったな、ピザ!」
アニ「あんた半分以上食べないでよ。私の分なくなっちゃったじゃない」
エレン「あ、悪い」
アニ「いいよ。私は少食だから」
エレン「そうなのか?ちゃんと食えよ~」ニヤニヤ
アニ「なにさ、その笑み…///」カアッ
エレン「食わなきゃ成長しねぇぞ~」クスッ
アニ「…蹴られたいの?」
エレン「おこんなって。怒った顔もあんまし怖くねぇな」クスッ
アニ「…ッ!…」ゲシッ
エレン「痛ッ!蹴るなよ!」クスッ
アニ「あんたが悪い…///」プイッ
エレン「ははっ、なんだそりゃ」クスッ
エレン「あ、あの店だ」
アニ「あのお店?(エレン、意外とオシャレなんだね…そう言えば今日もセンスいい服…)」
エレン「俺の買った服はアニに持ってもらおうかなぁ~」ニヤニヤ
アニ「買いすぎたら蹴るからね」
エレン「へいへい」クスッ
・・・・・・
アニ「決まった?」
エレン「あぁ、アニのおかげだわ、一緒に選んでくれてありがとな。やっぱオシャレさんに聞くのが一番だな!」ニコ
アニ「わ、私は、オシャレなんかじゃないよ!///」カアッ
エレン「少なくとも俺は、オシャレだと思う」
アニ「お世辞うまいね」クスッ
エレン「ほんとのことだよ!いつものお前からは想像できない!」
アニ「ちょっとどう言う意味かな?」ゲシッ
エレン「いて!悪い意味じゃねえって!w」アセアセ
アニ「まぁいいけど」クスッ
エレン「そろそろ帰るか」
アニ「そうだね、晩御飯には遅れられない」
エレン「よし競争だ!」ダッ
アニ「あ!待て!」ダッ
エレン「ははっ、遅いぞ、アニ!」ダダダダ
アニ「あんたが早すぎんだよ!(あの大荷物でよくあの速度で走れるね…!)」
***************
ー訓練所入口ー
エレン「ゴール!」
アニ「・・・」ハァ…ハァ…
エレン「大丈夫か?」
アニ「…バカ…」ボソ
エレン「え?」
アニ「なんでもないよ。さ、荷物交換」
エレン「ほい、今日は楽しかったわ、またな」ニコ
アニ「あ、あぁ///」カアッ
エレン「格闘術の訓練、忘れんなよ!」ニコ
アニ「わ、わかってるよ!じゃあな!///」カアッ
***************
ー食堂ー
ミカサ「エレン、今日はどうだったの?」ジトー
エレン「ん?楽しかったぞ、普通に」
ミカサ「そう、ならよかった(『普通に』なら私の勝ち…)」
ミカサ(いえ、そもそも勝負などない。私は妻、正妻。どんと構えてればいい…)
エレン「てさー、今日はアニが服買いまくってよ~…」
アルミン「うんうん」
ミカサ(またアニの話…私への償いは考えてくれてたのかな…)
エレン「荷物持ち大変だったぜ~」
アルミン「お疲れ様」
ミカサ(あの雌狐…!エレンに大荷物を持たせるなんて…!エレンは怪我してるのに!)
ミカサ「エレン、今日買った服、後で見に行ってもいい?」
エレン「ん、あぁ、いいぞ」ニコ
ミカサ「ありがとう(はっぱりエレンはエレン)」
エレン「そう言えばアルミン」
アルミン「なに?」
エレン「お前なんかあった?」
アルミン「何かって?」
エレン「ほら、あの熊に襲われた時。あの時からお前雰囲気変わっただろ」
ミカサ「確かに。今日の格闘術の自主練でアルミンは異常に強くなってた」
アルミン「あぁ、あの時ね」
エレン「何があったんだ?」
アルミン「あの時ね、僕は自分の無力さに絶望したんだよ」
エレン「アルミンらしいな」
アルミン「それで、怒りがこみ上げて来てね、怒りで全身が満たされたんだ。あの時はただ純粋に『僕がもっと強ければ』って思ってたんだ。そ
したら…」
エレン「覚醒したってわけか」
アルミン「そう言うこと。でも僕が感じるのは運動能力と体力の上昇だけだったな。なんか2人とは違う気がする」
エレン「まぁ、違うだろうなぁ…」
アルミン「どう違うの?」
ミカサ「簡単に言うと私たちは自分の体を完璧に支配できる。」
アルミン「なんか、すごいね」
エレン「あの時の衝撃は大きかったからな…」
アルミン「…カルラさん…だね…」
ミカサ「世界の残酷さを思い知らされた」
エレン「それからだったかな、体が完璧に支配できたのは」
アルミン「そうだったんだ…(やっぱり2人はすごいや…)」
エレン「でもアルミン、これで成績も上がるな!」ニコ
アルミン「そうなるといいな」クスッ
ミカサ「そう言えばエレン、立体起動装置がなんとかって言ってたけど?」
エレン「あぁ、壊れてた」
アルミン「え?」
エレン「壊れてたの使ってた」
ミカサ「そう、交換してもらったの?」
エレン「まだだ、明後日の訓練の前でいいかなって」
ミカサ「忘れないようにね」
エレン「わ、忘れるわけねぇだろ!」アセアセ
アルミン(エレン…君はもしかしたら人類最強かもしれないよ…)
モグモグ
***************
ーミカサの部屋ー
ハンナ「あれ?ミカサは?」
クリスタ「エレンの部屋に行ってるよ」
ハンナ「いいなぁ~私もフランツのとこ行きたい!」
ユミル「行けばいいだろ、うるせぇな」
ハンナ「今日は会わない日なの~」ウルウル
クリスタ「よしよし」ナデナデ
ハンナ「神様ぁっ!」ダキッ
アニ「♪」
クリスタ「アニ、さっきからやけに上機嫌だね」ニコ
ユミル「お前にもそんなとこあんのなwww」
アニ「わるかったね…」
クリスタ「いいんだよ!?コラ、ユミル!」プンプン
ユミル「すまない、すまない(かわいい)」
ハンナ「あ、パーカー新しいの買ったんだ!」
アニ「うん、エレンもおんなじの買ってる」
クリスタ「エレンも!?」ジト
クリスタ(またこのジトジトした気持ち…!)
ユミル「恋人かよwww」
アニ「そんなんじゃないよ!///」カアッ
ユミル「赤面してるじゃねぇかwww」
クリスタ「こら、からかわないで、ユミル!」プンプン
ハンナ「でも、ここにミカサがいなくてよかったね」ホッ
クリスタ「もしいたら…」
ユミル「大変なとになってたなwww」
***************
ーエレンの部屋ー
ジャン(ミカサだ!ミカサがいる!夢みたいだ!)
ミカサ「で、どんなの買ったの?」
エレン「えっと…これとこれと…」
ライナー「完璧に俺たち無視されてるな」
アルミン「もう夫婦だね」
ジャン「俺は認めてねぇからな!」
ベルさん「諦めなよ、なぜあの光景を目の当たりにしても尚君はそんな言葉を発せられるの?」
ジャン「うるせぇ!オメェらには関係ねぇだろ!」
ガチャ
アルライベルジャ「!?」
キース「キルシュタイン訓練兵、騒がしいぞ」
ジャン「」パクパク
キース「文句はないようだな」
ジャン「」フラフラ
キース「廊下で一晩正座」
ジャン「…は…い…」チーン
アルミン(ミカサがいることは触れないの?)
ベルさん(ジャンwww君はなにかしでかしたのかい?www)
ライナー(これは嫌われてるだろwww)
キース「…それと、アッカーマン訓練兵(グリシャの子どもたちか…仲睦まじいな…)」
ミカサ「はい」
キース「消灯までには自分の部屋に戻ること(羨ましい…)」
ミカサ「心得ております」
キース「しかし、あまり男子寮に入らぬようにな、秩序が乱れる」
ミカサ「わかりました、以後気をつけます」
アルライベル(ミカサ権力高くね!?)
キース「よろしい」
バタン
コラ!シッカリセイザセンカ!
ハ、ハイ!
ライナー「危なかった……で、あってるよな?」
ベルさん「消灯時間じゃないから間違ってるねw」
アルミン「ジャンwww」
ライナー「あれはアカンwww」
ベルさん「理不尽すぎて吹きよったわwww」
ライナー「俺も吹きそうなったww」
アルミン「ほんまやばかったwww」
3人「wwwwwww」
ミカサ「相変わらずエレンはセンスがいい」
エレン「そ、そんなことねぇよ」プイッ
ミカサ「かわいい(償いは考えてくれてるの…?そろそろ心配…)」
ガサゴソ
ミカサ「このパーカーは?」
エレン「あ、それな、アニがいつも着てるから着やすいのかと思って」
ミカサ「そう…」ジト
エレン「アニもおんなじの買ってたかな」
ミカサ「え!?」
アルミン「!?(エレン!!!それはダメだ!!!!)」
ミカサ「…くっ…!」ダッ
エレン「み、ミカサ!?」アセアセ
ガチャバタン
エ?ミカサ!?オーイ、ドコイクンダヨ!
アルミン「エレン…」
エレン「え?」
アルミン「馬鹿野郎!」バキッ
エレン「って!おいアルミン!何すんd…」
アルミン「バカだよお前は!」
エレン「は?」
アルミン「ミカサの気持ちも知らないで!」
エレン「!?」
アルミン「なんなんだよ!?一回好きって言ったらもう終わりか!?それでもう何もしなくていいってのか!?んなわけねぇだろ!」バキッ
エレン「うっ…」
アルミン「ミカサは…ミカサは…ずっとエレンのことを考えてた…君はどう思ってるか知らないけど、君がアニとイチャついてるのがミカサの気
持ちを踏みにじってると思わないのか!?鈍感なんて理由にならないぞ!?いつも一緒にいたから忘れてたなんて言うなよ!?エレン君は…本っ
当に、最低だ!」
エレン「くっ…」
アルミン「追いかけろ」
エレン「え?」
アルミン「追いかけるんだよ!」
エレン「は、はい!」ダッ
ガチャバタン
ハ?コンドハエレン!?
アルミン「疲れた…」
ライナー「迫真の演技だったな」
アルミン「強気で言ったのは演技だったけど、途中から本当に熱入っちゃったよw」
ベルさん「イケメンだったw」
アルミン「あとはエレン次第だね…」
ベルライ「あぁ…」
***************
ー倉庫裏ー
ヒック、ヒック
スタスタ
エレン「・・・」
ミカサ「・・・」ヒック
エレン「みk…」
ミカサ「話さないで」ヒック
エレン「・・・」スタスタ
ミカサ「近寄らないで!」
エレン「・・・」スタスタ
ミカサ「近寄らないでって言っt…」
エレン「・・・」グイッ
ミカサ「・・・」ジタバタ
エレン「ミカサ…ごm…うわっ!」
ドテン!
※状況説明※
エレンがミカサにこかされました
エレンは尻もちをついて壁にもたれるような体勢です
ミカサはその上に馬乗りです
エレン「って…」
チューーーーーーーーーーーー
エレン(!?)
プハッ
ミカサ「このキスは何だったの!?一昨日の晩、エレンが私にしてくれたキスは何だったの!?ねぇ!答えてエレン!」
エレン「・・・」
ミカサ「ねぇ!嘘だったの?私のこと好きって嘘だったの?」ウワーン
エレン「…そじゃねぇ…」
ミカサ「私は…私はエレンに好きって言われて…ヒック…とても嬉しかった…ヒック…子供の頃からの夢にヒック一歩近づいたと思った…ヒック…なのに…!
」ウワーン
エレン「・・・」
ミカサ「なのにエレンは!ヒック…私のことなんt…」
エレン「・・・」ダキッ
ミカサ「離して!…ヒック…こんなことしてもらいたいわけじゃない…!ヒック」ウワーン
エレン「・・・」ギュウッ
ミカサ「~~~~~~!」ジタバタ
エレン「嘘なんかじゃない…」
ミカサ「・・・」ヒックヒック
エレン「俺は嘘なんかついてない、お前のこと大好きだ」
ミカサ「・・・」ヒックヒック
エレン「なのに俺は…お前の気持ちを考えようともしてなかった…」
ミカサ「・・・」ヒック
エレン「本当ダメなやつだ…昔からお前に甘えて…それが当たり前だといつの間にか勘違いしてた…」
ミカサ「・・・エレン・・・」ヒック
エレン「ミカサ、大好きだ…」
ミカサ「・・・信じて・・・いいの?」ヒック
エレン「もちろんだ…」ギュ
ミカサ「うん…」ギュウ
ギュウウウウ
ミカサ「でも、」
エレン「?」
ミカサ「今度おんなじことしたらこんなんじゃすまないよ?」クスッ
エレン「わかってる…てか、ないたまま笑うなよ、可愛すぎ…」ギュ
ミカサ「…見ないで…///」ギュウ
エレン「落ち着くまで、ここにいよう」
ミカサ「うん…」
エレン「あ、そうだ」
ミカサ「?」
エレン「ミカサ、明日、デートしよう!」
ミカサ「!、うんっ!」ダキッ
***************
こうして人類滅亡の危機(言い過ぎ?)は免れた
エレンとミカサのデートと12歳の少年少女の恋の物語はまだまだ始まったばかり…
次回へ続く…
今回はここまでです!
いろいろ起きた回になってしまいました!
恋する女の子って可愛いけどめんどくさいとこありますもんねw
次回作の製作に取り掛かってきます!
読んでくださった方々、ありがとうございました!
>>1です
投下開始
***************
ー食堂ー
アルミン「おはよう」
ミカサ「おはよう」
エレン「おはよう…」
アルミン「エレン、どうしたの?」ニヤ
ミカサ「?」
エレン「う、うるせぇ、ニヤミン!///w」
アルミン「その名前はよすんだ!言ってもいいのか!?」ゲスミン
エレン「…っ…このぉ…ゲスミンめ…ww」
アルミン「言ったな!ミカサに言ってやる!」
ミカサ「?」
アルミン「あのねミカサ、エレンがここに来る前ミk…もごっ!?」
エレン「言うな~~!!」
アルミン「もごごごもごっご(わかったわかった!)」ジタバタ
エレン「わかればよし」パッ
アルミン「ったく~エレンはひどいなぁ~」クスッ
ミカサ「アルミン、また今度聞かせて」ニコ
アルミン「おっけー!w」
エレン「ミカs…///アルミン!」
ミカサ「エレン、早く食べよう。時間がなくなる」
エレン「わ、わかったよ」ガタ
アルミン「いいねぇ~」ニヤ
アルミン「それでミカサ、今日はどこへ行くの?」
ミカサ「決めていない。と言うより今日はエレンにリードしてもらう…///」
アルミン「なるほどね…」チラ
エレン「・・・///」モグモグガツガツ
アルミン「恥ずかしがってんじゃねぇよ」ペシッ
エレン「ぃって。そんなわけねぇだろ!///」
ミカサ「エレンは人前では素直じゃないの」
アルミン「そうなんだ。エレンらしいね」クスッ
エレン「そんなことより早く食うんだろ?ミカサ」ガツガツ
ミカサ「エレンそんなに急いではダメ。それに口に含んだまま話してはいけn…」
エレン「わかってるから!早く食っちまえよ」
アルミン(早くデートしたいんだねwww)プフッ
エレン「何笑ってんだよアルミン」
アルミン「いやぁ、なんにも~」ニヤニヤ
エレン「相変わらずのニヤミンっぷりだw」
アルミン「もうなんとでもいいなよ…w」
***************
ーミカサの部屋ー
ミカサ「服…」ゴソゴソ
ハンナ「今日はミカサがデートなの?」
クリスタ「みんなデートし過ぎ!」
アニ「・・・」
ユミル「で、相手は?聞くまでもなくエレンだろうな」
アニ「・・・」
ミカサ「よくわかったわね、ユミル」
ユミル「だれでもわかるよ」
クリスタ「いいなぁ~(ジト)」
ハンナ「実はね、私もフランツと出かけるの!///」
クリスタ「え~~~~!」
ハンナ「ごめんね//」ニコ
ユミル「クリスタには私がいるだろ?」
クリスタ「ユミルは女の子!」プンスカ
ユミル「私はそれでもいいけど…」
クリスタ「私がダメ!」
ミカサ「では、いってくる」
クリスタ「うわぁ!ミカサ可愛い!いってらっしゃい!」
ミカサ「ありがとう」
ガチャ バタン
ハンナ「じゃあ私も行こうかなぁ~」
ユミル「とっとといけ」
ハンナ「ひどいなぁ~ユミルはwクリスタに嫌われちゃうよ?」
ユミル「なっ!?」ガビーン
ハンナ「あはは、じゃあ、いってきま~す」
ガチャ バタン
ユミル「クリスタ!どうか捨てないで~」ナキナキ
クリスタ「何いってんの、ずっと友達だから心配しないで」ナデナデ
ユミル「ありがとう!(『ずっと友達』か…夫婦にはなれない…)ガーン」パアッ
アニ「…見てられないね…」
クリスタ「アニは今日暇?」
アニ「…ちょっと出かけてくる…」スタ
クリスタ「そっか、いってらっしゃい」ニコ
ユミル(よっしゃ!クリスタと2人きり!)
アニ「いってくる…」
ガチャ バタン
ユミル「ふふふ…クリスタ…これで2人っきりだ…」ウヘヘ
クリスタ「私、男の子にしか興味ないの」
ユミル「そんなの、私には関係n…」
クリスタ「私には大あり!」
ユミル「もごもご…」
クリスタ「さーて、今日は図書室でも行こうかな」
ユミル「…私は昼寝でもするよ…」ゴロン
クリスタ「そう、じゃあ私も」ゴロン
ユミル(クリスタぁ!!!!…///)キラキラ
***************
ーエレンの部屋ー
エレン「さーて、服、服…」ガサゴソ
ジャン「今日も女遊びかよ」
エレン「今日もってなんだよ」
ジャン「その通りじゃねえかよ」
エレン「遊んでなんかいねぇよ」
ジャン「俺の目にはそうにしか見えねぇ…w」
エレン「早く寝てろ、居眠り野郎w」
ジャン「てめっ、誰のせいだと思ってんだ!」
ライナー「ジャン、騒いでるとまた教官がくるぞwww」
ベルさん「そうそうwww」
アルミン「www」
ジャン「来るわけねぇだろ!朝だぞ!」
ライナー「こないといいなwww」
ベルさん「エレン、今日はやっぱりミカサと?」
ジャン「なに!?」ピクッ
エレン「そうだ、よくわかったな」
ジャン「エレン…てめぇ…」
アルミン「やめなよジャンw」
エレン「よし、服も決まったし、準備オッケーだな」
ジャン「…ッ…ふざっけんなよテメェ!(羨ましんだよ!)」
エレン「ちょ、離せよ!服が破けるだろ!?」
ジャン「服なんてどうでもいいだろうが!」
ベルさん「ジャンw」
ライナー「騒ぐと教官が来るぞ~」
ジャン「こねぇよ!来るわけねぇだr…」
ガチャ
アルライベルジャ「!?」
ジャン(うそ…だろ…)
アルミン「あ…」
ミカサ「エレン?」
アルミン「ミカサ!」
エレン「おう、はやいな。俺も今準備できたとこだ、今行く」
ジャン(か///かわいい///エレンの野郎ッ…)
エレン「離せよウマゴン。じゃ、行ってくるわ」
ベルライアル「いってら~」
ジャン「」
ガチャ バタン
ライナー「ウマゴンwww」
アルミン「わろたww」
ベルさん「エレンは変な名前つけすぎwww」
ジャン「…今日は寝て過ごすわ…」バタッ
ライナー「それが正解だw」
ベルさん「僕も彼女欲しいよ~w」
アルミン「クリスタ今日はなにしてるのかな…」
ライナー「俺に思いを馳せてるよ…w」
アルミン「www」
ベルさん「www」
ガチャ
ベルライアル「!?」
アルミン「え?アニ!?」
ライナー「どうしたんだ?」
アニ「アルミン、ツラかしな」グイッ
アルミン「え!?ちょ、アニ!?」
バタン
ライナー「何だったんだ」
ベルさん「アニってアルミンのこと好きなのかな?w」
ライナー「wwwだといいなw」
ベルさん「ライバルが減るから、だろ?ww」
ライナー「正解www」
ベルさん「www」
***************
ー訓練所入口ー
エレン「さて、行いこか」
ミカサ「外出届出してきた」
エレン「サンキュー、じゃあ行くか」
ミカサ「・・・」
エレン「?、どうしたんだ?」
ミカサ「…手…」
エレン「あ、あぁ///しょうがねぇな///」ギュ
ミカサ「♪」
エレン「えらく上機嫌だな」クスッ
ミカサ「まさかアニとはつないでないよね?」ゴゴゴ
エレン「つなぐわけねぇだろ!お前だけだ」ギュ
ミカサ「♪」ギュウ
***************
ーエレンの部屋ー
ベルさん「暇だ…ジョギングでもしてくるよ」
ライナー「そうだな、明日に備えて少しだけ体は動かしておこう」
ガチャ バタン
ジャン「・・・」
ジャン「・・・」
ジャン「…抜いとこ…」
ジャン「・・・」
***************
ー街(午前)エレミカー
エレン「ミカサ~そんなにひっつつなよ~歩きにくいだろ~」
ミカサ「エレンに密着したいの♪」ギュウ
エレン「しょうがねえやつだな///」ナデ
ミカサ「///エレン///」
エレン「どっか行きたいとこあるか?」
ミカサ「ない、エレンといればどこでもいいから…///」
エレン「そんな恥ずかしいこと人ゴミの中で言うなよ///」
ミカサ「いいの、どうせ誰も聞いてない///」
エレン「///、あ、ここはどうだ?」
ミカサ「…アクセサリー屋さん?」
エレン「あぁ、嫌か?」
ミカサ「そんなわけない…」ギュ
エレン「じゃあ入ろう」
カランコロン
ミカサ「何買うの?」
エレン「ミカサのアクセサリー」
ミカサ「!?///」ボン
エレン「どうしたんだよ?」
ミカサ「エレンがそんなこと言うとは思わなかった…」ギュウ
エレン「ばッ///俺だってそれぐらいするよ!///」
ミカサ「エレンがエレンじゃないみたいだけどエレンだ///」ギュ
エレン「こんがらがったw」グルグル
ミカサ「エレンがかわいい///」
エレン「そんなこといってないで選ぶぞ!///」
ミカサ「ふふっ♪」ギュ
・・・・・・
エレン「これとかどうだ?」
ミカサ「可愛い髪留め…」
エレン「お前髪の毛長いからな」
ミカサ「エレンがそうしろってったんでしょ?///」
エレン「そ、そうだけど///」
ミカサ「エレンが気に入ってくれたんなら、これにする」
エレン「ほんとにいいのか?」
ミカサ「良くないと言ったらエレンはどうするの?」
エレン「もっかい探す」
ミカサ「…でもそれはエレンの一番ではなくなる、ので、私はこれにする」
エレン「そうか、ありがとな」ニコ
ミカサ「///…今度は私がエレンに何か選ぶ…///」
エレン「それは楽しみだなぁ」ニコ
ミカサ「待ってて…」ウロウロ キョロキョロ
エレン(俺に何くれるんだろ)
ミカサ「これなんかどう?」
エレン「リストバンド?」
ミカサ「えぇ、私がエレンにもらったこのマフラーみたいにいつも使ってほしい…」
エレン「ありがとな!」ナデナデ
ミカサ「ぇへへ///…では、早速購入」
エレン「だな!」ニコ
マイドアリー
カランコロン
ミカサ「次はどこいくの?」
エレン「う~ん…服、とかかな」
ミカサ「エレンは昨日買ったでしょ?」
エレン「あぁ、でも今日はミカサのを選びに行く」
ミカサ「ありがとう」ニコ
エレン「どの店がいいんだ?」キョロキョロ
ミカサ「あそこ」
エレン「ほぇ~、ミカサっぽい服がいっぱい(かわいいな…///)」
ミカサ「私は子供の頃からこういったものしか着ていない、ので、これが一番いい…」
エレン「俺はそんな格好のミカサが好きだぞ」ニコ
ミカサ「!…エレン…恥ずかしいこと言わないで…///」
エレン「え?あ!すまん///」
コレトコレニスル
カワイイジャナイカ
カッテクル
マイドアリー
エレン「そろそろお昼か…」グゥーーー
ミカサ「何か食べよう」
エレン「あ、そういえばミカサが初めてアルミンに会った日、お前腹ならしたよな~w」
ミカサ「…そんなこと忘れた///…恥ずかしいこと思い出させないで…」
エレン「覚えてるくせに」クスッ
ミカサ「エレンが意地悪だ…」プクー
エレン「あはは、わるかったよ」ナデナデ
エレン「じゃあ、あの頃を思い出してホットケーキな!」
ミカサ「わかった」ニコ
オシサン、ホットケーキ10コ
アイヨ エ!? 10コ!?
ヨロシク!!
***************
ー街(午前)アルアニー
アルミン「ちょっとアニ、どうしたのさ、いきなり」ヒッパラレテル
アニ「・・・」スタスタ グイグイ
アルミン「とりあえず、どこか座ろ?」
アニ「じゃあ、あの喫茶店」グイグイ
アルミン「了解」
カラコロ
アルミン「ふぅ~、それで、どうしたの?」
アニ「エレンとミカサについて教えてほしい」
アルミン「え?」
アニ「2度も言わせないで」
アルミン「あ、あぁ、2人のことだよね?」
アニ「うん。親友っていうアンタなら欲しってると思ってね」
アルミン「まぁみんなよりは知ってるね。で、どういうことを話せばいいの?」
アニ「関係」
アルミン「また随分と直球だね、まぁいいや」
アニ「悪かったね」プイッ
アルミン(アニも可愛いとこあるね…)
アルミン「僕とエレンは小さい頃から友達だけど、ミカサはある日突然エレンの家に家族としてやってきたんだ」
アニ「・・・」
アルミン「あとから事情を聞いたんだけどね、ミカサの両親は強盗に殺されたんだよ」
アニ「・・・」
アルミン「それを助けたのがエレンなんだって。詳しくは知らないけどそれからミカサはエレンと常に一緒にいるね」
アニ「そうなんだ。ミカサもいろいろあるんだね」
アルミン「アニも?」
アニ「まぁ、あるよ。ここでは言えないけど」
アルミン「そっか。で、アニはどうしたいの?」
アニ「私は…エレンが好きかもしれない…」
アルミン「だろうね、見ててわかるよ」
アニ「…そんなに表に出てたのか…」
アルミン「結構ね」
アニ「アイツが…いきなりお姫様抱っこなんかするから…」
アルミン「え!?エレンにお姫様抱っこされたの!?」
アニ「声が大きいよ!…まぁ、立体機動でぶつかったあとにね…」
アルミン「うわぁ~、エレンは素でかっこいいんだなぁ」
アニ「何感心してんのさ、あたしはそのせいで…」
アルミン「惚れちゃったのか」
アニ「…かもね…あの時…なんで…だろうね…」
アルミン「さっきの話きいて、気は変わったの?」
アニ「…諦めようと思う…」
アルミン「そっか…アニが決めたんだからそうするしかないね」
アニ「はぁ…なんかつかれた…」ハァ
アルミン「たまってたこと吐き出したからじゃない?」ニコ
アニ「そうかもね…(アルミンも笑顔がいいな…///)」
アルミン「ちょっとぶらつこうか」ニコ
アニ「そうだね(私、笑顔に弱いなぁ~)」
・・・・・・
・・・・・・
スタスタ
アニ「あ、あれ」
アルミン「あ、路地裏…」
ナマイキダナテメェ
ボコボコ
ヤリカエシテミロヨ!
アルミン「あいつら…」ガッ
アニ「やめなよ、アンタ格闘術弱いでしょ?」
アルミン「まぁ、見ててよ」スタスタ
アニ「あ…(やばくなったら助けに行くか…)」
ヤメロヨオマエラ
ア? ナンダテメェ? ヤッチマエ!
バキボコドカドゴ!
ナ、コイツツエェ! ニゲロ!
アニ(勝ってる・・・)
アニ「アルミン、アンタそんなに強かった?(ちょっとカッコ良かった…)」
アルミン「いろいろあってね」クスッ
アニ「短期間の上達にしては異常でしょ」
アルミン「覚醒した…とでも言っとこうか」クスッ
アニ「何いってんだか…」
アルミン「はは…(ほんとなんだけどね…w)」
イタゾ!アイツダ!ヤッチマエ!
アルミン「あ、仲間連れてきた…」
アニ「ちゃんと倒さないからだよ?」
アルミン「逃げよう!」グイッ
アニ(!?またお姫様抱っこ…!///)
アルミン(あんなこと聞いちゃったら、ちょっと試したくなっちゃってね…ニヤリ)タタタタ
アニ「ちょ、おろしなよ///」ジタバタ
アルミン「もう少し走ったらね」タタタタ
アニ「~~~!(やばい…また惚れそう…!///)」
・・・・・
・・・・・
アルミン「そろそろ巻いたかな?」
シーン
アルミン「うまく、まけたみたいだね」
アニ「…はやく…おろして…///」
アルミン「おっと…ごめんよ(ニヤリ)」
アニ「なんであんたらはお姫様抱っこなんかすんのさ!///」
アルミン「アニが小柄でそうしやすいからだよ?」ニコ
アニ「…そうかい!///」
アルミン(クリスタは正統派可愛いだけど、アニもツンデレで可愛いな…)
アルミン「走ったらお腹すいちゃった、時間もちょうどいいし、お昼にしよう」
***************
ー街(午後)エレミカー
エレン「うまかったな!」
ミカサ「懐かしい味だった…それにしてもエレンは食べ過ぎ。腹八分目と言うでしょう?」
エレン「腹いっぱい食ったほうがいいじゃん!」キラキラ
ミカサ「エレンはまだまだ子供…」クスッ
エレン「お前と同い年だ、子供じゃねぇよ」
ミカサ「精神面のこと」
エレン「なんだよそれ」クスッ
ミカサ「ねぇ…」
エレン「?」
ミカサ「街はもういい…」
エレン「そうか、じゃあどこ行こうか?」
ミカサ「草原、薪拾いの帰りによく立ち寄ってた感じの」
エレン「あったかな、そんなの」
ミカサ「あってほしい」
エレン「散歩と探検がてら行くか」ニコ
ミカサ「うん(エレンは優しい…)」ギュ
***************
***************
ー街(午後)アルアニー
アルミン「また、喫茶店きちゃったね」クスッ
アニ「アンタとこうやって話してると、なんだか落ち着くよ」
アルミン「それは光栄だなぁ」ニコ
アニ「で、なんか面白い話ないわけ?」
アルミン「えー、えっとね僕が小さい頃の話なんだけど、近所の家で犬が飼われてたんだ」
アニ「犬なんて珍しいね」
アルミン「そうだろ?それも真っ白な犬だったんだ」
アニ「へぇ~」
アルミン「頭も白けりゃ体も白い」
アニ「それでそれで?」
姉貴にパソコン乗っ取られた・・・
続きは明日になるかも・・
さて、投下します
アルミン「しっぽも白い、尾も白い、面白い」
アニ「・・・」
アルミン「面白い話だけど?」プフッ
アニ「あっはははははははははっはっは~~~~~~」バンバン
アルミン「そんなに面白かったかい?」
アニ「アルミン、アンタ最高」ヒィヒィ
アルミン「そう、実はこの話、笑ったのアニが初めて」クスッ
アニ「・・・」
ゲシッ
アルミン「け、蹴らないでよ!」アセアセ
アニ「ツボが浅くて悪かったね!」ゲシゲシ
アルミン「けどかわいいじゃないか!」アセアセ
アニ「え?」
アルミン「あ…」
***************
***************
ー草原ー
スタスタ
エレン「トロスト区の近くにこんなとこがあったなんてな」
ミカサ「えぇ、とても意外」
エレン「で、ここで何するんだ?」
ミカサ「あの木の下で休憩、あの頃みたいに」
エレン「休憩か、それもいいな(ミカサとは一緒にいるだけで落ち着くし…)」
スタスタ 樹の下へ
ミカサ「エレン、疲れてない?」
エレン「ん、そんなこともねぇかな」
ミカサ「いえ、きっと疲れている」
エレン「疲れてねぇって…」
ミカサ「ここで眠るべき」ポンポン
エレン「ミカサ…それって…///(太ももポンポンしてるってことは…膝枕!?///)」
ミカサ「なにも恥ずかしがることはない」
エレン「は…恥ずかしいよ、そんなの…」
ミカサ「ダメ、わた…エレンのためにもここで眠って」
エレン「わかったよ」
ポス
エレン「これでいいのか?…//」
ミカサ「うん」ナデナデ
エレン「撫でるなよ…!//」
ミカサ「エレン、とても可愛い…/」
エレン「う、うるせぇ!//」
ミカサ「ふふ…」クスッ
エレン「それよりお前、結構いい匂いするんだな…(やっぱり女の子なんだな)」クンクン
ミカサ「自分ではわからないけど、エレンはいい匂い」クンクン
エレン「そうなのか?俺もわかんねぇや…なんか…ほんとに眠くなってきた…ふぁ~ぁ」アクビ
ミカサ「眠るといい」ニコ
エレン「じゃあお言葉に甘えて…」
ナデナデ
プイッ///
ナデナデ
スヤスヤ
ミカサ(やっぱりエレンはいつまでたっても子供。だけどそこが可愛くて愛おしい)ナデナデ
ミカサ(安心したら私も眠たくなってきた…)
ミカサ(眠ろう…)
スヤスヤ
・・・・・・
・・・・・・
パチッ
ミカサ(よく眠れた…)
エレン「」スヤスヤ
ミカサ(エレン…よく眠ってる)ナデナデ
ミカサ(でもそろそろ起こさないと…)ナデナデ
ミカサ「エレン、おっきして」ユサユサ
エレン「ん、、、ん~?」パチッ
スヤスヤ
ミカサ(また寝てしまった…世話が焼けるところも可愛い…)
ミカサ「エレン、エレンってば、おっきして」ユサユサ
エレン「ん~?ミカサ~?」パチッ ゴシゴシ
ミカサ「そろそろ帰ろう」
エレン「あれ、ミカサお前…」ゴシゴシ
ミカサ「?」
エレン「可愛くなった?」ボー
ミカサ「何言ってるの…///…そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの?///(嬉しい…///)」
エレン「あれ~?」ポー
ミカサ「さ、帰ろう、夕飯に遅れる」
エレン「そうだな」セノビ セノビ
ミカサ「なんだか、あの頃みたい…」
エレン「そうだな。帰ろう」クスッ テヲニギル
ミカサ「うん…!」ギュ
***************
***************
ー訓練所入口ー
エレン「到着~」
ミカサ「ただいま」
エレン「ただいま」
ミカサ「エレン後ろに人の気配」
エレン「ホントだ、あれは…アルミン?」
ミカサ「ホントだ、その横にいるのはアニ…(雌狐…今度はアルミン!?)」
エレン「どういう関係なんだろうな」ニヤ
ミカサ「…わからない」
エレン「夕飯の時に問い詰めよう」ニヤ
ミカサ「エレンがそうしたいのなら、手伝おう」
エレン「あと、とりあえず手は離さないとな」
ミカサ「そうね」シュン
エレン「また後でな」フリフリ
ミカサ「うん」フリフリ
***************
***************
ー食堂ー
エレン「相変わらずの飯だな」モグモグ
ミカサ「エレン、食べながらsy…」
エレン「わかってるよ!」
ミカサ「だといい、けれど、何度言っても治らない」
エレン「うるさいな!ほっといてくれよ!」
アルミン「エレン、もう少し優しくしてあげなよ…」
エレン「はいはい、わかったよ」
ミカサ「そういえばアルミン、今日は何してたの?」
エレン「ホントだ、何してたんだ?(ミカサ、ナイス!)」ニy
アルミン「街に行ってたよ(エレンの微かなニヤけ…何かあるね…)」
エレン「1人でか?(ほうほう、ここまでは正直だな…)」
アルミン「何人だと思う?(なるほど、見たのか)」
ミカサ「2人(不毛ッ…)」
アルミン「鋭いね(見てたんなら当たり前だけどね)クスッ」
エレン「だれだ?(アルミンの口から聞きたいな)」
アルミン「当ててみてよ(言わせたいのか…)」
ミカサ「アニ(不毛…)」
アルミン「なんで分かったの(ミカサは正直に言うね…)」
エレン「へ~、デートか?(本当の話題はここからだ!)」
アルミン「そんな感じかなぁ~(ここは一旦デートかもしれないという感じを醸し出す!)」
ミカサ「アルミン、いつの間に(本当だろうか?)」
エレン「すげぇよ、アルミン!でもクリスタはどうしたんだ?(デートってことを完璧に認めさせる!)」
アルミン「あきらめた(ここは正直に…)」
エレン「え!?(マジなのか?)」
アルミン「うん、可愛すぎて僕には無理だ(早く本題を…)」
エレン「そうか、なら今日のは?(こい!くるんだアルミン!)」
アルミン「まぁ、デートだね(言うならば、だけどねw)」
エレン「おぉ!(認めた!俺の勝ちだ!)」
アルミン「ただ、女の子と出かけるとデートだよね?僕はそう思ってる(反撃…)」
エレン「そんなこともないと思うが…(まさか…)」
アルミン「じゃあエレンはアニとデートしたの?(ふふふ…切り札)」
ミカサ「・・・」
エレン「してねぇ…(アルミン…そのカードを…!)」
アルミン「じゃあ僕もしてないね、ただ遊んでただけだ(僕の勝ちだ…!)」
エレン「そうなのか、次があるといいな(アルミンには勝てねぇのか…)」
ミカサ「応援してるわ、アルミン(やはりアルミンは強い…)」
アルミン「ありがとう、2人とも(この2人には、いつかハメられそうだ…)」ニコ
***************
***************
ーエレンの部屋ー
エレン「ふぅ~」ボフッ
アルミン「今日はつかれたよ」
ライベル「デートお疲れさんw」
エレン「そういえばアルミンはアニと何してたんだ?」
アルミン「喫茶店で小話」
ベルさん「ずっと?」
アルミン「ずっと」
ライナー「女子かwww」
エレン「アルミンは可愛いもんなwww」
アルミン「うるさい!w」
ライナー「女子寮にいてもバレねんじゃねぇか?ww」
ベル「あり得るwww」
エレン「ww」
ジャン(エレンの野郎…ミカサと何してきやがった…)
アルミン「うっせぇなwwでか、エレンは何してきたの?」
ライナー「キスしたか?」
ベル「ライナーwwきまり文句になってるじゃないかwwww」
アルミン「ライナーの代名詞だねw」
エレン「www」
ライナー「wwで、どうなんだ?ww」
エレン「普通に買いもんかな」
ライナー「2日も女の買い物によく付き合えるな…」
ジャン(つ…付き合う…!?)
エレン「そんなにめんどくさくもなかったぞ」
アルライベル「あんた漢や!」
エレン「何言ってんだw」
ジャン(本当にそれだけなのか?)
ライナー「彼女欲しいなw」
アルミン「クリスタあげるよw」
ライナー「えwwいいのかww」
アルミン「いらねぇww」
ライナー「俺の勝ちだったかw」
アルミン「それはムカつくなwやっぱ狙おw」
ベル「君たちww」
エレン「明日から訓練だ、もう寝ようぜww」
ライナー「だなww」
ジャン「待てコラ、エレン!ミカサと何があったんだ!教えろこの野郎!」
ガチャ
ジャン「」
キース「今いささか大きな廊下で正座」
ジャン「…はぃ…」
エレベルアルライ(wwwwwwwおやすみwwwwwwwww)
***************
***************
ー翌朝、教官室ー
コンコン
キース「入れ」
エレン「失礼します」
キース「イェーガーか、どうした」
エレン「私の立体機動装置についてなんですが…ここを御覧ください」
キース「む?…これは…破損しているではないか…」
エレン「どうやら適性テストの時から破損していたようでして…」
キース「そうか、すぐに取替えねばな…(こんな装備であのテストで静止し、立体機動訓練で上位にいたというのか…)」
エレン「ありがとうございます」
キース「新たに整備項目に加えねばならんな…(グリシャお前の息子はどこまで…)」
エレン「では、失礼しました」
キース「あぁ」
バタン
キース「『逸材』…そんな言葉で片付くのか、アイツは…?」
キース(末恐ろしいやつだ…)
***************
***************
ー立体機動訓練ー
ヒュンヒュン
ミカサ(エレン…相変わらず速い…それに今日はいつもより余裕があるように見える…)
エレン(なんだなんだ…こんなに簡単だたのかよ、立体機動…)
エレン(ちょっと本気でやってみるか…悪いな、ミカサ)
ズギュン ズバ ギュイーン ヒュンヒュン ズババ
ミカサ(エレン…!なんて速さ…私が全力を出しても…)ズババババ
・・・・・・
・・・・・・
アルミン(覚醒してから…とてもやりやすくなった…これなら今までより点数は取れるかな…)ヒュンヒュン
アルミン(みっけ!さーて削ぐz…)
ズバッ バッ
アルミン(!?)
アルミン(エレンとミカサ…速すぎる…)
・・・・・・
・・・・・・
コニー「おーい居眠り!また0点かぁ?」ケラケラ
ジャン「うるせぇ!0点なんてとったことねぇよ!」
サシャ「ヒャッホー!2人についてきてたらまた標的見つかりました!」
コニー「あ!」
ジャン「このやろ…」
サシャ「いっただっきまー…」
ズババ
ジャコニサシ「!?」
コニー「エレンとミカサ、だよな?俺バカだから見間違えたのか?」
サシャ「いいえ、あってます…あの二人、常人じゃないです…」
ジャン「なんて速さ…!」
***************
***************
ー数日後、格闘術訓練ー
エレン「アニ、あれ教えてくれよ」
アニ「はぁ、わかったよ。アンタがならず者だ、かかってきな(あれ、もうなんともない…そうか、私、アルミンのこと好きなんだ…)」
エレン「わかった、行くぞ!」ダッ
アニ(まずはあの足を刈る!)シャッ
エレン(足を払いに来たか…それも走るのに合わせて…やるな、だが)
スカッ
アニ(なに!?)
エレン(着地をちょっと遅くして…さーて攻撃しようか…)
アニ「くっ…(距離を取らないと…)」ダッ
エレン(後ろにステップ…ラッキー、足もらい!)
シャッ
アニ「うわ!」グラ
ドシャ
アニ「いつつ…」
エレン「すまん大丈夫か?(ちょっとやり過ぎたか?)」
アニ「・・・」
エレン「怒んなって」アセアセ
アニ「教えることなんてないじゃないか」
エレン「そんなことねぇよ!あのライナー投げてた技教えてくれよ!」キラキラ
アニ「…しょうがないね…そのかわり、動くんじゃないよ」
エレン「?、あぁ、わかった…ってうわ!」
グルン ドシャ
エレン「いてて…」
アニ「こんな感じ、あとは体で覚えな」
エレン「なるほど、すげえ技だな、ほとんど力使ってねぇだろ?」
アニ「よくわかったね(それをあの一発で理解したの!?)」
エレン「ありがとな、アニ!」
アニ「いいよ、気にしなくて。また…なんか教えてあげる」
エレン「サンキュー」
ミカサ(あの雌狐…いや、大丈夫そうだ…)
ライナー「おーぃ、ミカサ、どこみてんd…うわ!」
ヒューーーン ドサッ
ウワ! マタライナーガフッテキタ!
コレジャ ライナーッテヨリ フライジャン
ショーモナイコトイッテナイデ ハヤクキュゴシツヘ!
***************
***************
それから1年…
訓練兵2年目となったエレンたちはまたいろいろと試練を迎えることになる
それはまた次のお話…
今回はここまでです。
読んでくださった方々、ありがとうございました!
次回作精進してきます!
投下します
***************
キース「明日から2年目か…」
キース(104期の今年の総評価でも読んでおくか…)
キース(まずは…お、イェーガーだな)
エレン・イェーガー……あらゆる難解科目を完璧にこなす実現力があり、立体機動、格闘術、座学など、全てにおいてトップに君臨する。人一倍
目的意識が強い。過去に類のない逸材。ミカサ・アッカーマンと交際している模様。
キース(やはり逸材か…次はアッカーマン…)
ミカサ・アッカーマン……あらゆる難解科目を完璧にこなす実現力があり、立体機動、格闘術、座学など、全てにおいて次席に君臨する。人一倍
執着心が強い。過去に類のない逸材。エレン・イェーガーと交際している模様。
キース(コヤツも逸材、グリシャの息子たちは素晴らしいな…)
キース(次は、アルレルトか)
アルミン・アルレルト……体力面に劣ると思われたが、何かを期に開花。立体機動、格闘術は成績を並々ならぬ速度で成長した。座学は3位だが
、発想の非凡さは主席と言っていい。アニ・レオンハートとよく行動を共にしている。
キース(やはり報告書にも疑問点が書かれていたか…何があったのだろうか。次はブラウンか)
ライナー・ブラウン……強い肉体と精神力を持つ。仲間からの信頼も厚い。ずば抜けて優秀な人材だがイェーガー、アッカーマンのすばらしさに
埋もれている。交際関係は確認できず。
キース(コイツも優秀なんだがなぁ…)
ベルトルト・フーバー……高い潜在能力を持つ。意思が弱いため他人に行動を委ねすぎる。意思さえしっかり持てば、開花する可能性あり。交際
関係は未確認。
キース(コイツも優秀、104期は優秀な人材が多いな)
アニ・レオンハート……立体機動に関してはとても優秀である。斬撃には非の打ち所がない。己自信の格闘術を体得している模様。孤立気味の性
格で連帯性に難あり。アルミン・アルレルトとしばしば行動を共にしている。
キース(私もあの格闘術は気になっていた…どこの技術だ?)
キース(…次は、アホ2人か…)ハァ
サシャ・ブラウス……立体機動に於いて型破りな動きを見せる。勘の良さは一級品。食べることに対する執念がものすごいため、所構わず食事を
始めることがある。連帯性にかける。コニー・スプリンガーと交際していると思われる。
コニー・スプリンガー……小回りの効く動きを立体機動、格闘術で見せる。頭の回転は鈍いが、極稀に勘の良さを発揮する。一言で評価するなら
ばアホ。サシャ・ブラウスと交際している可能性あり。
キース(こいつら交際しておったのか…まぁ、疑惑か。お、次は真面目なやつだ)
マルコ・ボット……真面目さは一級品。何事にも真摯に取り組む。統率力はある方ではない。特別良いというわけでもなく、悪いというわけでも
ない成績。交際関係はなし。
キース(…次は、居眠りの奴か)
ジャン・キルシュタイン……立体起動に関する理解が深い。ただ、居眠りが多い。特に座学において多発。夜中に大声で騒ぐことが日常茶飯事で
廊下での正座回数主席。交際関係なし。
キース(主席か、言えてるな。注意しに行くこちらの身にもなって欲しいものだ…)
キース(…次は、おぉ、あの可愛い子か…)エヘ
クリスタ・レンズ……先頭科目ではこれと言って突出した能力はない。座学では常に上位。馬術においては、どのような馬にもなつかれている。
人徳はあり。交際関係はないほうがいいな。
キース(…ないほうがいい?誰だこの報告書を書いた奴は?)
***************
ー集会ー
キース「本日より貴様ら第104期訓練兵は中堅学年となる!昔から中だるみの多い年となる!しっかり修練に励め!」
一同「ハッ!」ケイレイ
・・・・・・
アルミン「無事に進級できたね」
エレン「あぁ、落第した奴もいたって聞いたからな」
ミカサ「今年は座学中心のカリキュラムになると聞いた」
アルミン「そうだね、1年目が戦闘技術中心。2年目が座学中心だ」
エレン「3年目は?」
アルミン「たしか演習…野外演習が中心だったような気がするよ」
エレン「へぇ~、キャンプか、意外と来年は楽しみだな」
ミカサ「エレン、キャンプではない。訓練。間違えてはダメ」
アルミン「そうそう、それに2年目のはじめに3年目なんて気にしてたらダメだよ」
エレン「わかってるって、さーて今年も頑張りますか!」セノビ
ミカサ「エレンとならなんだって…」ボソ
エレン「ん?ミカサ、なんか言った?」ズイ
ミカサ「な、何も言ってない…///(エレンが近い…!///)」
アルミン「さ、午後からいきなり座学だよ!いこいこ!(2人とも、僕の存在忘れてイチャここうとしたね…!)」
エレン「うへ~、いきなりかぁ~」グデ
ミカサ「エレン、しっかりしなさい」
エレン「うるへ~な、お前は母さんかよ。」
アルミン「僕は座学楽しみだよ?」
エレン「巨人関係意外は面白くない」
ミカサ「エレン、どんな講義もしっk…」
エレン「わかってるよ!」
アルミン「エレン、優しくしてあげなよ…(う…胃が痛む…)キリキリ」
ミカサ「アルミン、私は大丈夫」
アルミン「ならいいんだけど…」キリキリ
アルミン(アニ…今どうしてるかな)
アルミン(って!!なんでアニのこと考えたんだ!?)
ミカサ「エレンは素直じゃないだけ」
ミカサ(ここでは)
エレン(とか思ってるんだろうな~)
アルミン(って思い合ってるんだろうな~)
ミカサ(と、アルミンなら考えかねない…)
アルミン(って、ミカサに見透かされてるかも。考えるのはやめとこう)
アルミン「さ!講義がはじまるよ!」タッ
エレン「あ、まてよアルミン!」タタタ
ミカサ「・・・(エレン、今夜は会えるだろうか…)」タタタ
***************
ー座学ー
講師「本日は物理だ。これは立体機動に於いてもとても重要な学問である。わかっているな。」
※三人がけの机にミカサ、エレン、アルミンの順に座ってます
※以下、筆談には『』を使用
エレン(めんどくせぇなぁ…小さいころ父さんにも習ったし…寝ようかな)
ミカサ『エレン眠ってはダメよ』
エレン『わかってるよ』
講師「基本的なことは去年習ったはずだ。今年最初は"円運動"から始める」
一同(えんうんどう?)
エレン(うわ、クソおもんないとこ…もうわかってるからなんか次行こうぜ~)
ミカサ(円運動か、おじさんが懐かしい)
アルミン(この二人はもう知ってるんだよね。すごいなぁ…僕も追いつかなければ…!)
講師「…であるから角速度をωとすると、速度a=rω^2となる」
エレン(やっば…眠い…)
エレン「」コクッコクッ
ドス
エレン(!?)
ミカサ『エレン、起きなさい』
エレン『起きてるよ』
ミカサ『嘘、眠ってた。隣にいるからよく分かる』
エレン『だってすでに知ってることだし』
ミカサ『ダメ、ちゃんと受けて』
アルミン(この2人…ずっと筆談してる…)
エレン『うるさい』
ミカサ『ダメ』
エレン『今日あえる?』
ミカサ(!?///)
ミカサ『話をはぐらかさないで』
エレン『じゃああわなくていいのか?』
ミカサ『いえ、会う。そして講義もしっかり受けて』
エレン『へいへい』
講師「…であるから…イェーガー、聞いているのか?(聞いてないな)」
エレン「(!?)え、はい…(あっぶね!)」
講師「ならばここは?」
エレン「ma=mgsinθcosθ a=v^2/rです(余裕…)」
講師「…正解だ…(くそ…)」
ミカサ『ちゃんと聞いてなさい』
エレン『うるせぇよ、答えただろ』
ミカサ『そんな態度ではダメ』
講師「アッカーマン、ここは?(コイツも聞いてない…)」
ミカサ「小球が点Oの真上に来た時に張力T=0になる条件を考えます(余裕…)」
講師「…そうだな(こいつもか…)」
エレン『当てられてやんの』
ミカサ『私は聞いてた』
エレン『嘘だろ。お前も知ってるから殆ど聞いてないはずだ』
ミカサ『そんなことはない』
エレン(ちょっとおもろい絵でも書いてみるか…)カキカキ
スッ
エレン『 とても面白い絵 』
ミカサ「…プッ…(ちょっとエレン!)」
講師「?、どうした、アッカーマン」
ミカサ「いえ、なんでもありません(エレンの無邪気さには参る…)クスッ」
ミカサ『エレン、なんてことするの』
エレン『笑ったお前が悪いw』
ミカサ『いつか、然るべき報いを…』
エレン『楽しみにしてるよw』
アルミン(講義聞けよ…)
ミカサ(エレンのために面白いことを書いてやる…)カキカキ
エレン(ミカサ何書いてんのかなぁ~)チラ
ミカサ(!)
ミカサ『見ないで』
エレン『わりぃわりぃw見えちまったから別のなw』
ミカサ(…逆にここは笑わせるより驚かせようか…)クス
エレン(なんだ?)
ミカサ『キスしよ?』
エレン(!?///)ガタッ
講師「?、今度はイェーガーか、どうした」
エレン「すいません、足元に虫いて…」
講師「兵士なら虫ぐらいで騒ぐな」
エレン「はい。申し訳ありません」
エレン『このやろ!』
ミカサ『エレンが驚いた。かわいい』
エレン『お陰で当てられたじゃねぇか!』
ミカサ『これは"然るべき報い"』
エレン『くそ~。でも、今の話って…』
エレン(///)
ミカサ『したかった?』
ミカサ(恥ずかしいけど、強気に出てみる!…///)
エレン『めちゃくちゃしたい』
エレン(ここはミカサが照れるような反応を見せる!…)
アルミン(なにやってんだろこの2人は…)
ミカサ『あ・と・で』
ミカサ(…じらす!…///)
エレン『いまでもいんだけど?』
エレン(まぁ、本音ではある…///)
ミカサ『講義が終わる。おあずけ』
講師「本日の授業はここまで」
サシャ「コニー!起きてください、号令ですよ!」
コニー「んぁ?あ、起立、礼!」
一同「っした~」
アルミン「2人とも筆談してたの?」
ミカサ「エレンが『ミカサと話がしたいんだ』って…///」
エレン「捏造するな」
ミカサ「それもこれも、エレンを起こしておくため」
アルミン「なら仕方ないね。お陰でエレンは眠らなかったし」クス
エレン「眠"れ"なかったんだよ」
ミカサ「でも、眠るよりはまし」
エレン「へいへい、つーかはたら減ったよ」
アルミン「寮に荷物置いてからすぐに夕飯行こうよ」
ミカサ「そうしましょ。エレン、アルミンまたあとで」フリフリ
エレン「おう」フリフリ
アルミン「うん、あとで」フリフリ
***************
ー食堂ー
エレン「それにしても、つまんねぇ講義だったな~」モグモグ
ミカサ「エレン、食べながら話t…」
エレン「うるさい!わかってるよ!」
アルミン「エレン、優しく」
エレン「だってミカサが…」
ミカサ「だってじゃない、エレンが直さないのが悪い」
エレン「お前は俺の母さんかよ」
ミカサ「違う家族。いえ、恋人」
エレン「…ッ…はっ…そうかよ…///」モグモグ
アルミン(エレンが黙った!…)
ミカサ「でもエレン、講義はちゃんと聞いてなきゃダメ」
エレン「聞いててたよ、お前に起こされてたお陰でな。寝たかったし…」
ミカサ「眠ってはだめ」
エレン「はいはい。てかお前も聞いてなかっただろ?」
ミカサ「聞いてた」
エレン「筆談ばっかりしてたじゃないか」
ミカサ「私は自分を完璧に支配できる。書きながら講義を聞くことなど容易」
エレン「なら俺もだ」
アルミン「2人はすごいね。筆談では何を話してたの?」
ミカサ「エレンからの熱い愛のメッセージがたくさん届いてた」
アルミン「へぇ~」ニヤ
エレン「おい、ミカサ!嘘つくなよ!それにアルミンはニヤミンするな!」
アルミン「ニヤミンするってなんだよ!」
エレン「そのまんまだ!w」
アルミン「ったく、エレンは」
ミカサ「世話が焼ける」
エレン「いってろ!」
モグモグ
・・・・・・
ミカサ「エレン」タタタ
エレン「わかってる、8時だろ?」
ミカサ「うん、それじゃ」タタタ
***************
ーエレンの部屋ー
ジャン「寝るわ、おやすみ」
エレン「はやくね?今何時?」
ライナー「そーね、だいたいね~w」
ベル「ライナーwふざけすぎw」
アルミン「7時半ぐらいかな」
エレン「ふ~ん、もうちょいしたらいってくるわ」
ジャン「」ピクッ
アルミン(ジャンも不幸だねw)
ライナー「えーのー、彼女」
ジャン「」ピクッ
エレン「家族だよ」
ジャン「」ピクッ
ライナー「嫁さんかよw」
ジャン「」ピクッ
エレン「いってろ///」
ライナー「てれんなよw」
エレン「照れてねぇよ!w」
エレン「行ってくるわ」
アルミン「いってら、見つからないようにね」
ライナー「キスしてこいよ」
ベル「www」
***************
ー密会ー
エレン「ミカサ」タタタ
ミカサ「エレン」タタ
ダキッ
エレン「うわっ///」ギュ
ミカサ「嬉しい///」ギュ
エレン「俺だって嬉しいよ///」
ミカサ「ふふ…エレン可愛い」
エレン「お前のほうが//」
ミカサ「可愛いの種類が違う」
エレン「わかんねぇ~」
ミカサ「もぅ///」
チュ
エレン「へへっ///」
ミカサ「こら…///」
エレン「いやなのか?///」ギュ
ミカサ「嫌なわけない…わかってるくせに///」ギュ
エレン「へへへ///」ギュウ
ザッザッザッ
エレミカ(!?)
???「…誰だ…何をしている」
エレミカ「」
キース「貴様らか…ここで何をしていた?」
エレミカ「」
キース「まぁいいい、教官室へ来い」
エレミカ「はい…」
エレン(まじかよ…)
ミカサ(ついに見つかってしまった…)
***************
ー教官室ー
キース「…で、貴様らは何をしていた?」
エレン「アッカーマン訓練兵と会っていました」
キース「貴様らが交際していることは教官の間ではもうわかっている」
エレミカ(な!?)
キース「あっていた、というのは、具体的に?」
ミカサ「抱擁などです」
キース「など?」
ミカサ「はい」
キース「貴様らは寮にいるべき時間に寮におらず密会をしていた。まぁ過去にも例のあることだが…減点の処分は確定している。嘘をつくと尚減
点となるが?」
エレン「…接吻もしていました(くそっ)」
ミカサ(くそっ)
キース「…本当にそれだけか?」
エレミカ「はい」
キース「そうか」
エレミカ「・・・」
キース「貴様らには先ほど言った減点処分と、明日一日、食事以外は自分の寮の部屋で謹慎とする。反省文400字詰めの原稿用紙一枚分を書いて
おけ」
エレミカ「はい…」
キース「部屋へもどれ」
エレミカ「はい」
***************
ーエレンの部屋ー
ガチャ
エレン「ただいまー」
アルミン「おかえり」
ライナー「キスしたか?」
ベル「www」
ジャン「」ピクッ
エレン「教官に見つかっちまった…」
アルミン「え!?」
ライナー「mgd?」
ベル「ホントかい?」
ジャン(お!?)ピクッ
エレン「マジ…」
アルミン「処分は何だったの?」
エレン「減点と、明日謹慎と、反省文」
アルミン「うわぁ…」
ライナー「減点は辛いな」
ベル「まぁエレンなら多少の減点は大丈夫だろうけどねw」
ジャン(ざまぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)
エレン「疲れたし、寝るわ」
ジャン(これで明日の格闘術はミカサと…ムフフ)
アルミン「エレン、エレンだけが処分受けたの?」
エレン「いや、ミカサもおんなじ。おやす」
ジャン(なにぃ!?)
ベル「どんまいやな」
ライナー「彼女いらんわw」
ベル「mgd?」
ライナー「うそwおやすw」
アルベル「おやすw」
ジャン「おいエレン!なんでミカサも謹慎処分なんだよ!答えろコラ!」
ガチャ
ジャン「」
ジャン(扉が半開きだと!?誰だ!?…)
???「いつもどおり」
ジャン(やっぱ教官でしたー)
キース「返事をしろ、キルシュタイン」
ジャン「…はい…」
アルライベル(wwwwwwww)
エレンzzz
***************
ーミカサの部屋ー
ミカサ「ただいま」
ハンクリ「おかえり」
クリスタ「どうだった?」
ミカサ「教官に見つかってしまった…」
クリスタ「え?」
ユミル「wwwwwww」
ハンナ「あちゃー」
クリスタ「で、どうなったの?」
ハンナ「減点と、明日謹慎と、反省文でしょ?」
ミカサ「なぜわかったの?」
ハンナ「フランツと密会してるから…」テヘ
クリスタ「ハンナも見つかったことあるの?」
ハンナ「えぇ、もう何度も見つかってるわ」テヘヘ
ミカサ「すごい」
アニ(明日、格闘術はエレンと組もうかな…)
ハンナ「反省文なんて適当書けば通るわよw」
クリスタ「え…」
ミカサ「そういうものなの?」
ハンナ「書きゃいいってもんよ」
ミカサ「知らなかった、ではそうする」
ユミル「wwww」
クリスタ「エレンは?」
ハンナ「同じ処分よ、そうでしょ?」
ミカサ「えぇ」
アニ(え…組めないじゃん…)
クリスタ「仕方ないね…頑張って!」
ミカサ「ありがとう、今日はもう寝る」
ハンクリ「おやすみ」
アニ(アルミンと組むか…)
***************
ー食堂ー
アルミン「おはよう」
ミカサ「おはよう、エレン、アルミン」
エレン「おう」
アルミン「今日は2人とも部屋にいるの?」
エレン「当たり前だろ、謹慎なんだから」
ミカサ「ご飯を食べてからはすぐに戻って反省文を書かなければ…」
エレン「だな、ったくめんどくせえな…」
ミカサ「ごめんなさい…」
エレン「なんだよ、お前のせいじゃ無ぇよ」
ミカサ「でも…」
エレン「でもじゃねぇ。俺だって会いたくて会ったたんだから……あ!///」
ミカサ「エレン…恥ずかしい…」
アルミン(何をやってるんだよ、この2人は…)ハァ
エレン「と、とにかく!反省文に自分のせいだなんて書くなよ!?」
ミカサ「…わかった…エレンがそう言うなら従う…(書こうとしてたことがバレてたの?)」
エレン「ならいい…(絶対書くつもりだっただろうからな…)」
アルミン「じゃあ、頑張ってかいてね」
エレン「反省文に頑張るも何もねぇだろ」
ミカサ「そう、ハンナが言ってた、『書きゃいい』って」
エレン「そうなのか?」
ミカサ「えぇ、ハンナはフランツと共によく謹慎を食らっているらしい」
エレン「あ~、そういやフランツがいねぇときがよくある気もする」
アルミン「よくあるよ。そんな理由だったんだ(聞いたときは風邪だの何だの言ってたけど…)」
ミカサ「だから、まぁ、なんでも書きゃいいらしい」
エレン「そうかよ。まぁ、適当に流しとくわ」
ミカサ「そうして」
アルミン「おっと、もう時間だ。僕は行くね」
エレン「あぁ(あ~俺も体動かしてぇよ)」
アルミン「あ、そうそう、今日は2人とも会っちゃだめだよ?」
ミカサ「わかっている」
エレミカ(今日さえ我慢すればまた…)
アルミン(……)ハァ
アルミン「それじゃ」フリフリ
エレン「おう」フリフリ
ミカサ「また」フリフリ
***************
ー格闘術ー
アルミン(さて…誰と組もうかな…やっぱ強い子がいいかな…いやクリスタみたいな弱い子か?…)
アニ(…アルミンと組む!…絶対!)
キース「それぞれ2人1組を作って訓練開始だ!」
クモウゼ!
イイゼ
オマエトハクマネェ!
ナンデナヨー!
アルミン(誰がいいかな…)キョロキョロ
アニ「…アルミン」
アルミン「あ、アニ…組む?」
アニ「そのつもりで来たんだけど?」ウワメ
アルミン「じゃ、じゃあ組もうか…(身長差のせいで上目遣い…やばい…可愛かった…///)」
アニ「それじゃあ、アンタがならず者ね」
アルミン「アニはいつも受けからだね」
アニ「なに?気に食わない?なら私からね」
アルミン「え、あ、あぁ、頼むよ」
アニ(負かす!…)ダッ
アルミン(正面から突っ込んできた…アニのこれまでの行動パターンを分析すると、初撃は左の頬辺りを狙ってくる…)
アニ(…まず初撃はわざと外して…)シャッ
アルミン(やっぱりね…ここを避けさせて、お得意の体術に持ちこむ流れだね…)
アニ(これでアルミンは一旦避ける…避けたところを…)
アルミン(あえて避けずに腕で防御だ!…)ガッ
アニ(なに!?…ならもう一発!)シャッ
アルミン(そう来るんだ…少し焦った表情を見せたね…その攻撃は効かないよ?)ガシッ
アニ(腕を掴まれた!?)
アルミン「ふんっ!(一気になぎ倒す!)」
アニ「うわっ!」ドシャ
アルミン「…どう?」
アニ「まさかアンタに負けるなんてね…(悔しい…)」
アルミン「今のはたまたまだよ…読みが当たったんだ」
アニ「そう…読まれてたの…(悔しい…)」
アルミン「今度は僕だね」
ちょっと休憩します
読んでくださってる方々、ありがとうございます
mgd って まぎで?とでも読むのか
再開します
>>433指摘ありがとう
なんも思わずに間違えてたw
『mjd』で『マジで』ってことでお願いします
アニ「…あぁ、かかってきな(負かす!)」
アルミン(アニと同じ技を仕掛けるか…)ダッ
アニ(正面…!…左頬!?私と同じ…!)ヒュ
アルミン(よけたね、ここからはもう僕の勝ち…!?)
アニ(私の真似をしようなんざ、10年早い!)ガシッ
アルミン(やばい…この組み方は…!)グルン
アルミン「うわっ!」
アニ「私の勝ちだね…(かった…)」ギギギギ
アルミン「アニ…!僕の負け…!痛い痛い!」グヘ
アニ「うるさいよ、アンタは乙女の私をこかしたんだ…(悔しかった…)」
アルミン「訓練だから仕方ないだろ…」グハ
アニ「だとしても、もう少しいたわりな…(…あれ、アルミンに密着してる…///)」
アルミン「わ、わかったよ。わかったから!(ちょっと密着し過ぎ!///)」
アニ「だめ、ほんとにわかってるの?(…アルミン、私アンタが好きだ…どうしようね…この気持…)」
アルミン「わかってるよ!…ちゃんと勉強するから…(ほんとに苦しい…)」グギギ
アニ「そう…そんなに知りたいの…(なんだろ、この気持…///)」
アルミン「あぁ、知りたいよ!アニのすべてを知りたいよ(意識が…どっかいきそう…)」クラクラ
アニ「え…(えぇぇぇえぇぇええ!?///)」
アルミン「ぐはっ(力が弱まった…?)」
アニ「…アルミン、今のはどういうこと?…///」
アルミン「え?(僕、何て言ったっけ…意識が朦朧としてて覚えてない…)」ケホケホ
アニ「…その…私のすべてが知りたいって…///」
アルミン「あ…(そんなこと言っちゃたのか…///)」
アニ「…嘘…なの?…」シュン
アルミン「ほ、ほんとさ!」
アニ「」パァッ
アルミン「・・・」
アニ「・・・」
アルミン「・・・」
アニ「・・・」
アニ「・・・」
アルミン「・・・」
アニ「・・・」
アルミン「・・・」
アニ「・・・」
アルミン(なんなんだこの空気…)
アニ(このまま告白。なんてないよんね…はぁ…)
アルミン「アニ…(なんか…)」
アニ「?(期待…してもいいの?…)」
アルミン「ぼ、ぼく…(あぁ、そうか、僕、アニに惚れてる…)」
アニ「・・・(すごく緊張する…)」ドキドキ
アルミン「僕と…付き合わないかい?……///」
アニ「・・・(え?…え?…えぇぇええぇぇえぇえ!?///)」パクパク
アルミン「ダメかい?(言っちゃったよ…)」
アニ「…いいよ…///」
アルミン「!、ほ、ほんとに!?」
アニ「なんで嘘言うのさ」
アルミン「ありがとう!///」
アニ「感謝なんてされたくないよ…///」
アルミン「へへ…///これからよろしく///」
アニ「うん…///」
***************
ー食堂ー
アルミン「・・・」ポケー
エレン「おい、アルミンどうしたんだ?」
ミカサ「手が止まってる」
アルミン「え?あ!なんでもないよ!」アセアセ
エレン「なんでもないことないだろ(こんなアルミン初めてだな…)」
ミカサ「アルミン、隠し事はダメ(何かあるはず…)」
アルミン「か、隠し事なんか…!」アセアセ
エレミカ「・・・」ジー
アルミン「はぁ、わかったよ(この2人にはかなわないね…)」
エレン「なら…」
アルミン「いうよ。でも明日の座学の時にしてくれないかい?(ここでは恥ずかしい…聞かれると困るし…)」
ミカサ「えぇ」
エレン「あぁ」
アルミン「ありがとう」
アルミン「それで、反省文は書けたの?」
エレミカ「もちろん」
アルミン「ちゃんと書いた?」
エレミカ「流した」
アルミン「ダメじゃないか…」
エレミカ「書きゃいい」
アルミン「・・・(なんで2人しておんなじこと言ってんのさ!)」
***************
ーエレンの部屋ー
エレン「ぬあ~!」
ライナー「ははは、お疲れ様だったなエレンw」
ベル「おっつwww」
ジャン(ざまあみろwwwだが、ミカサを巻き込みやがって…!)
アルミン「・・・」ポー
エレン「うるせぇよwwおい、アルミン、ポケーっとすんなよ」
アルミン「!、あごめん」
エレン「まあいいけどよ」
ライナー「エレン、今日は何してたんだ?w」
エレン「反省文書いて寝た」
ベル「ほんとにそれだけ?w」
エレン「それだけだよ」
ライナー「ナニしてないのか?wwww」
エレン「ここで下ネタかよwww」
ライナー「キスしたか?w」
ベル「www」
エレン「誰とwwww」
ジャン「おい、エレン…てめぇ、ミカサ巻き込みやがって…(格闘術組めなかったじゃねぇか…)」
エレン「…おい、ジャン、お前のその発言はどういう感情から来ている?まさか俺のミカサに手を出そうなんて考えから来てるわけねぇよな?」
ゴゴゴ
ジャン「・・・」アセアセ
エレン「やっぱりか…貴様、まだ懲りてないか。ミカサが俺以外になびくことはない。俺もミカサ意外になびくことはない。わかるか?俺とミカ
サはお互い必要としあってるんだよ。お互いの存在だけでもう満足しちまってるんだよ。他のやつに言い寄られても、なんにも起きねんだよ…」
ゴゴゴゴ
ジャン「・・・」ダラダラ
エレン「だがな、ミカサに近寄る餓狼は俺が排除する…どういうことか、わかるな?」
ジャン「」パクパク
エレン「おやすみ、ジャン」ドコ
ジャン「」チーン
ライナー「wwwwwww」
ベル「wwwwwww」
ライナー「鬼畜www」
ベル「わろたwww」
エレン「もうねよう」
ライベル(ジャンwwwおやすみwww)
アルミン(アニ……///)
***************
ーミカサの部屋ー
クリスタ「今日はミカサがいなくて格闘術が面白くなかった!」
ユミル「クリスタには私がいるだろ?」
クリスタ「ユミルは弱い!」
ユミル「お前より強いわ!」ダキ
クリスタ「は、離して~~~」ジタバタ
ハンナ「またやってるwミカサ、反省文かけた?」
ミカサ「えぇ、ハンナのお陰で簡単に」
ハンナ「それは良かった」ニコ
ミカサ「もう寝ましょ、おやすみ」
ハンナ「私はもう少し起きてフランツに手紙でも書くわ」テヘヘ
ミカサ(手紙…か)
ハナシテユミルー
クリスタダイスキダー
ヤメテー
アニ(…アルミン…///)
***************
ー座学ー
サシャ「起立、礼」
コニー「しゃ~す」
一同「mぁ~す」
講師「今日も物理の円運動だ」
エレン(またかよ、ねよ)
ミカサ(エレンは寝かせない!…)
アルミン『昨日言ってたことなんだけど』
エレン(!忘れてた!起きとこ!)
エレン『なんだ?』
アルミン『実は僕、彼女ができた』
ミカサ『誰?』
エレン『クリスタ?』
アルミン『違う』
エレン『もったいぶらないで教えろよ』
ミカサ『そうよアルミン』
アルミン『アニ』
アルミン(恥ずかし…///)
エレン『まじかよ!?』
ミカサ『とても意外』
アルミン『意外だよね』
ミカサ『でも応援する』
ミカサ(エレンにたかる雌狐が減った…)ガッツポ
エレン『アニのどこがいんだ?』
アルミン『ケンカ売ってるの?』
エレン『そんなんじゃねぇよ』
ミカサ『アルミン、許してあげて。エレンはアニのどこに魅力を感じたか聞きたいだけのよう』
アルミン『大丈夫、わかってるよ。まぁ、小さいし、意外と可愛い』
エレン『ノロケキタ━(゚∀゚)━!』
アルミン『変な顔文字いらないよ!』
ミカサ『エレン、どこでそんなの覚えたの?』
エレン『講義中暇だから落書きしてたら偶然出来た』
アルミン『顔文字って呼ばせてもらってる』
ミカサ『そうなんだ、エレン私にも教えて』
エレン『また今度な』
アルミン『2人は付き合ってどうなの?』
講師「…アルレルト、聞いてるのか?」
アルミン「はい」
講師「ここは?」
エレン『F=mrω^2』
アルミン「…F=mrω^2です」
講師「よろしい」
アルミン『ありがと』
エレン『おう』
ミカサ『アルミン、ちゃんと聞いてなさい』
アルミン『わかった、講義に集中するから筆談は終わるね』
アルミン(なんで2人は聞けてるんだ…)
エレン『ミカサ、アルミンの質問どうする?』
ミカサ『"最高"それ以外の答えはあるの?』
エレン『ないな』
ミカサ『エレンその答えは、熱い愛のメッセージ』
エレン『んなわけ』
ミカサ『なに?』
エレン『ねぇともいいきれねぇ』
ミカサ『かわいい』
講師(もうあいつら当てない…)
エレン『うるせぇよ』
ミカサ『エレンが冷たい』
エレン『そんなことない、俺はお前が好き』
ミカサ(////)
ミカサ『エレン、そんな爆弾をいきなりなんて卑怯』
エレン『奇襲も戦法の一つ』
ミカサ『こんな時だけずるい』
エレン『いいだろ』
ミカサ『しかたない、エレンはわがままだから』
エレン『今かんけぇねぇ!』
ミカサ『エレンはかわいい。講義が終わる』
サシャ「コニー、起きてください!号令ですよ!」
コニー「んぁ?」ゴシゴシ
コニー「起立、礼」
一同「ぁっした~」
***************
ー立体機動訓練ー
ヒュンヒュン
アルミン「アニはすごいね」
アニ「なにが?」
アルミン「斬撃がすごい」
アニ「アンタだってすごく上達したじゃないか」
アルミン「へへ、ありがと//」
アニ「照れてんじゃないよ、ほら、標的、あったよ(かわいい///)」
アルミン「よし、今度はアニより深く削ぐぞ!」
アニ「ふふっ、やってみな」
ヒュン
アルアニ(標的との接触まで15m)
ヒュン ズバババ
アルアニ(!?、あ)
ヤルジャンミカサ
エレンニハオヨバナイ
ア、マタイタゾ
イコウ
アルミン「ふん!」ズバ
アニ「・・・」ズバ
アルミン「あの2人はすごいね」
アニ「ありゃ、常人じゃないね」
アルミン「2人が削いだあとの標的を削ぐのは虚しい」
アニ「そうだね。今度は新しいのをそごう」
アルミン「一緒に?」
アニ「…言わせないで…言うまでもないでしょ///」
アルミン「ふふっ」
ヒュンヒュン
***************
2年目の訓練生活はまだまだ始まったばかり
アルミンとアニの恋はこの先どうなるのか
また次のお話で…
今回はここまでです!
誤字脱字があって申し訳ありません><;
読んでくださった方々、ありがとうございました!
投下します
***************
ー食堂(夕食後)ー
アニ「…この3人も久しぶりだね」
ライナー「…あぁ、そうだな」
ベル「…ホントだね」
アニ「次の作戦は2年後だよね?」
ライナー「そうだ。5年単位で壁の破壊に当たる」
ベル「最近訓練してないから、久しぶりに巨人化した時が心配だよ」
アニ「大丈夫でしょ」
ライナー「そうだぞ。兵士たるもの、一度体で覚えたものは忘れてはいけないぞ」
ベル「・・・(ライナー…)そうだね…」
アニ「・・・(人類を滅亡させる、か……アルミン……)」
ライナー「?、どうした、アニ」
アニ「…あ、いや…なんでもないよ…(アルミン…アンタと任務、私はどっちを優先すればいいの?…)」
ベル「調子が悪いときはいいなよ」
アニ「ありがとう」
ライナー「あと、壁内の人間と恋愛関係になるなよ。わかっているだろうが…」
アニ(!)ドキ
ベル「…それ、ライナーが一番心配なんだけど?」
ライナー「?、なんでなよ」
ベル「いつもクリスタクリスタ言ってるじゃないか」クス
アニ「・・・」クス
ライナー「あ!あれは、それだ!可愛いとは思うし付き合いたいと思うが…///」アセアセ
ベル「だめじゃん」
ライナ「俺だって戦士だ。それくらいの分別はつく」
ベル「・・・(今度は"戦士"…)ならよかったよ」クス
アニ(…つまり私は戦士失格ってことかい…)
ライナー「まぁ、心配するな。目的は忘れていない」
アニ「うん(アルミン……)」
ライナー「もし仮に、恋愛関係になったとしても、非情になることぐらい容易だ」
ベル「…期待してるよ、ライナー」
ライナー「まかせろ」
アニ「それじゃ、こんくらいで解散?」
ライナー「そうだな」
ベル「うん」
ソレジャ
アニ(…アルミン…私…どうすればいいんだろう…)
アニ(…アンタといる時間は面倒くさい訓練だろうがなんだって楽しい)
アニ(知らず知らずの間に、私は自分が戦士であるという自覚が薄らいでいた…)
アニ(私らの目的は、壁内の人類を殺すこと…アルミン…アンタには…アンタだけは…)
アニ(…どうすればいいんだろ…ライナーたちには付き合っていることはバレてない)
アニ(けど、バレるのも時間の問題。今こうしている間にもバレてるかも…)
アニ(そしたら怒られるだろうなぁ……私も覚悟決めなきゃね…)
アニ(………アルミン………)
***************
ー座学ー
講師「本日は自習とする、ただし静かにだ」
ヤッター
ヒャッホー
コニー「まじかよ!やったぜ!」
サシャ「コニー、はしゃぎすぎですよ!」
コニー「だってよ、今日は心置きなく眠れるんだぜ!?」
サシャ「いつも、心置きなく眠ってるじゃないですか…」
コニー「そ、そんなことねぇ!」アセアセ
サシャ「フフ…コニーはやっぱり面白いです/」
コニー「お、おう…///」
講師「静かにせんか!」
シーン
カリカリ
ミカサ『大好き』
エレン(!?///)
エレン『なんだよいきなり』
ミカサ『驚かなかったの?』
エレン『びっくりしたよ』
ミカサ『そうは見えない』
エレン『いいだろ、けどすごく嬉しかった』
ミカサ『エレンが"奇襲も戦法の一つ"って言ってたから試してみた』
エレン『奇襲にも程がある』
ミカサ『嬉しかったんでしょ?』
エレン『当たり前。大好き』
ミカサ(!?///)
ミカサ『驚かせないで』
エレン『奇襲したってことは、されるってことも頭に置いとけよ』
ミカサ『エレンにはかなわない』
エレン(何いってんだか…おもろい絵描こ…)クス カキカキ
エレン『 おもしろい絵 』
ミカサ「プッ」
ミカサ『エレン!』
エレン『wwwwww』
ミカサ『なんでこんなことするの!?』
エレン『お前の笑った顔、かわいいから』
ミカサ(///どうしよう…体がとても熱い・・・)
ミカサ『エレンの無邪気さには参る』
エレン『なんだよ、子供扱いすんな』
アルミン(…また筆談…この2人、懲りないね…アニはどうしてるんだろ…)チラ
アニ(…アルミン…)ジー
アルアニ(!)メガアッタ バッ
アルミン(…なんでこっち見てたんだよ…///)
アニ(…アルミンがこっち向いた…恥ずかしい…私絶対変な顔してたぁ…///)
ミカサ『エレンは子供』
エレン『ちがう』
ミカサ『いいえ、子供。だから私から離れられない』
エレン『離れ"られない"んじゃなくて離れ"ない"んだよ』
ミカサ『嬉しい。エレンの言葉は私を温めてくれる』
エレン『よくわからんけど、喜んでんならよかった』
ミカサ『一生離れない』
エレン『俺も一生離さねぇよ』
ミカサ『エレン、あまり熱すぎると私が壊れてしまう///』
エレン『なに照れてんだよ。どうなってもミカサはミカサ』
ミカサ『エレン、やはりあなたと出会ったのは運命』
エレン『そうかもな。もうすぐ時間だ』
ミカサ『エレン、今日は会える?』
エレン『もう1日置こう』
ミカサ『わかった』
ミカサ(…エレンに会いたい…)
アルミン(アニ…)
アニ(アルミン…私、戦士なんだよね…)
***************
ー格闘術ー
アニ「アルミン、組もうじゃないか」
アルミン「いいよ」
アニ「それじゃ、いくよ!」ダッ
アルミン「こい!」ザッ
アルミン(アニとはよく組んでるからパターンは読めてるよ!)
アニ(最近アルミンには負ける…読みで…!)ブン
アルミン(読み通り)ニヤ ヒュッ
アニ(いつまでもにやけさせないよ!)シュピ
アルミン(これをいなす!)サッ
アニ「うっ…(やばい…)」
アルミン(隙ができたから、アニから教えてもらった寝技に!)ガッ
アニ「うわっ!」ドテーン
アルミン「…どうだい?」ギュウ
アニ「…負けたよ(悔しい)」
アルミン「へへ」ギュ
アニ「いつまで締めてんのさ」
アルミン「しめてない、抱きついてる」
アニ「なっ…///アンタっ…///」カァッ
アルミン「おとなしくしててよ、暴れたら締めでないのバレちゃうだろ(アニに抱きついちゃった///)」
アニ「くっ…(アルミン///)」
アルミン「いいこだ(アニはSっぽい押しに弱い…)フフ」
アニ「さすがに…もうちょっとだけね。それ以上は怪しまれる///」
アルミン「じゃあ今度はアニが抱きついてきてよ」
アニ「っ…///わかったよ///」
アルミン「じゃあ、いくよ」ダッ
アルミン(隙だらけに突っ込んで…)
アニ(コイツ…抱きつかれに…!)
アニ「ふん!」
アルミン「うわっ!」
アニ「」ギュウウ
アルミン「アニ!強い強い!」ジタバタ
アニ「おっと、ごめんよ。抱きつきたくてつい…」
アルミン「ははっ、かわいいなぁ」
アニ「い、言ってな!///」
アルミン(かわいい///)
アルミン「ねぇ」
アニ「な、なんだい?」
アルミン「今日の夜会おうよ」
アニ「!///」
アルミン「8時に井戸のとこね」
アニ「///」
***************
ー食堂ー
エレン「アルミンもアニといるの見慣れてきたよな」
ミカサ「私もそう思う」
エレン「最初はポケーっとしたポケミンだったのにw」
アルミン「なっ!?」
ミカサ「たしかに」
アルミン「ミカサまで!」
エレン「今はもうアニにはSのSミンだな」
ミカサ「たしかに」
アルミン「ひどいなぁ、2人とも」
エレン「そういやお前らは密会とかしてないのか?」
アルミン「…今日初めてするよ」
ミカサ「きをつけて(羨ましい…)」
エレン「見つからんようにな」
アルミン「わかってる、減点は僕には痛すぎる」
ミカサ「健闘を祈ってる」
エレン「ライナーたちの反応が楽しみだなw」
アルミン「そうだねw」
ミカサ「?」
***************
ーエレンの部屋ー
ジャン「ねるわ」
エレン「早くね?今何時だと思ってんだよ」
ベル「そうだよジャン。今何時何分何秒何々地球が何回回った時だと思ってんの?」
ライナー「うぜぇwww」
エレン「懐かしなおいwww」
ベル「エレン、今日はミカサしないのかい?」
ジャン「」ピクッ
エレン「今日はしないな」
ジャン(よし!)ガッツポ
ライナー「え~、キスしろよ~」
エレン「うるせぇw」
アルミン「・・・」ソワソワ
エレン「ん?どうした、アルミン、ソワミンしてるぞ?(あえて聞いてやるw)」
ベル「ソワミンw」
ライナー「そういや今日はほんとにソワミンだなw」
アルミン「今、7時半だよね?(あえて反応しない)」
エレン「なんで時間なんて気にしてんだ?(アニのこと言わせる!)」
ライナー「ソワミンなんて怪しミン」
ベル「教えろミンw」
ライナー「エロミン言うなwww」
エレン「www」
ベル「ちょww事故ったwww」
アルミン「…会いに行くんだよ(どうせバレるし言っておこう…)」
ライナー「なにぃ!?」
ベル「ほんとうかい!?」
アルミン「ホント」
ライナー「誰だ!誰とキスするんだ!w」
ベル「キスww」
エレン(言え!)
アルミン「…アニ…だよ…///」カアァ
ライベル「!?」
ライナー(は?)
ベル(え?)
アルミン「ちょっと前からんだけどね///」
エレン「なんだよお前らw驚きすぎてものも言えねぇのかwww」
ライナー(どういうことだよ…裏切ったのか?…)
ベル(アニ、どうして…)
ライナー(!、ひとまずここは悟られんように振る舞わないと!)
ライナー「まじかよw知らなかったぜww」
ベル(ライナー、適切な判断だね)
ベル「何時何分何秒何々地球が何回回った時から付き合ってんの?w」
ライナー「うぜぇwww」
エレン「www(こいつらちょっとおかしくないか?)」
アルミン「いつでもいいだろw」
ライナー「キスしてこいよw」
ベル「ww」
エレン(いや、勘違いか…)
アルミン「言われなくてもしてきてやんよw」
エレン「まじかよ」
アルミン「むりww」
ライナー「せぇやww」
アルミン「まだ早いw」
ベル「押し倒せw」
アルミン「」ニヤ
エレン「ニヤミンすなww」
ライナー「お、8時だw」
アルミン「いってくるね」
エレン「てら~」
ライナー「キスしてこいよw」
ベル「www」
ガチャ バタン
エレン「意外だよな~」
ライナー「そうだな…(いったいどういうことだ…)」
ベル「知らなかったよ、アニがアルミンと付き合ってるなんて」
エレン「まぁ俺知ってたんだけどなw」
ライナー「なんで言わねんだよ!w(…ほんとにこれは言って欲しかったぜ…)」
エレン「アルミン恥ずかしがりじゃんw」
ベル「なるほどw(アニ、悪魔の末裔なんかと…)」
ジャン(…アルミンにも彼女が…畜生!またなんだか眠れねぇ!)
***************
ーミカサの部屋ー
ミカサ「…ハァ…」
ハンナ「どうしたの?」
ミカサ「…エレン…」
ハンナ「え?」
ユミル「よせよ、どうせエレンのことだ」
クリスタ「こら、ユミル!」プクー
ユミル「クリスタぁ~~~!」ダキッ
クリスタ「ちょっと!いきなり何!?」ジタバタ
ユミル「好きだぁ~~~!」
キャーナニシテンノヨユミル
ウルサイカラダヲサワラセロ!
ヤメナサイ!
ワー ギャー
ハンナ「全くいつもいつも…」ハァ
アニ「・・・」ソワソワ
ハンナ「!、アニはどうしたの?」
ミカサ「…ウラヤマシイ…」
アニ「…いってくる」
ハンナ「え!?どこに!?」
ガチャ バタン
ミカサ「羨ましい…」
ユミル「?、男でもいるのか?」
ミカサ「えぇ」
ハンクリ「え!?誰!?」
ミカサ「本人から聞いて…ウラヤマシイ…」
ユミル「最近の行動を見てりゃ、アルミンだろ」
ハンナ「え~!?」
クリスタ「アルミンが~?それだと超意外!」
ミカサ「羨ましい…(ユミルは鋭い…)」ハァ
***************
ー密会ー
アニ(アルミン、まだかな…)
ライナー『あと、壁内の人間と恋愛関係になるなよ。』
アニ(どうしてこんな時に思い出す…)
アニ(ダメだって分かってる…わかってるけど…)
アルミン「アニ!」
アニ「」ビクッ
アルミン「あ、驚かせちゃった?ごめんね」ナデナデ
アニ「…いきなり撫でてるんじゃないよ…///(あぁ…アルミンが大好きだ…)」
アルミン「かわいいなぁ、アニは///」ギュ
アニ「アンタはなんでもいきなりだね///(訓練兵卒業までなら…夢ぐらい…見てもいいよね…?)」
アルミン「そのほうが好きなくせに//」フフ
アニ「なんで知ってんのさ//」
アルミン「見てたらわかるよ//」
アニ「ずっと見てんの?」ギュ
アルミン「まさか。でも、ずっと見てたいね//」
アニ「馬鹿言ってんじゃないよ//」
アルミン「ふふ…かわいい//」ナデナデ
アニ「ぇへへ//」
アルミン「こんな姿見せてくれるの僕の前だけ?」
アニ「…//そうだね///」ギュ
アルミン「うれしいなぁ//」ギュウ
アニ「」クンクン
アルミン「…なにしてんの?」
アニ「嗅いでる」クンクン
アルミン「」ナデナデ
アニ「」スリスリ
アルミン「おっと、こんな時間」
アニ「え…」
アルミン「また今度だね、僕の可愛いアニ」ギュ
アニ「うん…」ギュ
フリフリ
ライナー『壁内の人間と恋愛関係になるなよ。』
アニ(わかってるから!なんで思い出しちゃうのさ!…)
***************
ーエレンの部屋ー
ガチャ
エレン「おーぅ、お帰り」
ライナー「キスしたか?」
エレン「www」
アルミン「」ニヤ
ベル「ニヤミンwでことはww」
ライナー「やるじゃねぇかww」
アルミン「してないよw」
エレン「なんだよw」
ライナー「騙されたw」
ベル「ww」
エレン「そーいや明日の訓練何?」
ライナー「キス」
ベル「wwww」
エレン「まじめに答えろwww」
アルミン「午前が座学で、午後が立体機動だよ」
ライナー「キスは?」
エレン「ねぇよwwwありがと、アルミンw」
ベル「ライナーww」
アルミン「もう寝る?明日の座学寝ないために」
エレン「そうだな」
ライナー「そうしよう」
ベル「うん」
ジャン(アルミン…どんどん先いきやがる…俺はミカサに…」
エレン「」ピクッ
アルミン(ジャンw声出てるw)
エレン「おいジャン、今ミカサと言ったな?」
ジャン「はぁ!?い、言ってねぇ!(声に出ちまった…)」アセアセ
エレン「俺が聞き間違えたり聞き逃したりすることがあると思うか?」
ジャン「…ない…ですね…」ダラダラ
エレン「…だよな…お前も懲りねぇな。ジャン」
ジャン「…どうか許s…」ダラダラ
エレン「問答無用」ドコ
ジャン「」チーン
エレン「ミカサに狼は近寄らせねぇよ」
アルライベル(おやすみ、ジャンwww)
アルライベル(それにしてもエレンは強い…!)
ライベル(…明日アニを問い詰めなければ…)
***************
ーミカサの部屋ー
ガチャ
ミカサ「…ウラヤマシイ…」
ハンナ「おかえり」ニコ
アニ「…ただいま…」
ハンナ「元気ないよ?どうしたの?」
アニ「なんでもないよ…(なんで思い出しちゃうんだろう…)」ハァ
ハンナ「アルミンと何かあったの?」
ユミル「ハンナ、随分と直球だな」
アニ「なにもないよ、ほんとに楽しかった」
ハンナ「なら…」
アニ「帰ってくるまでにちょっといろいろあって…」
ハンナ「そうなんだ…アルミンとは喧嘩してないんだね…よかった」
ユミル(なんか引っかかるな…)
クリスタ「」スヤスヤ
ユミル(かわいい…)
アニ「私は寝るよ」
ハンナ「うん、おやすみ」
ミカサ「…ウラヤマシイ…」
ハンナ「ミカサも!明日にはいっぱい会えるんだから!」
ミカサ「…そうね、寝る」
***************
ー座学ー
講師「本日は巨人についての講義だ」
エレン(きたぁぁぁあ!)
講師「…とは言っても、もう去年で巨人に関することはお前たちに教えてある」
エレン(まじか…)
講師「巨人に関する新たな情報が入り次第、お前たちに講義を施す」
エレン(じゃあ今日はなんだ?)
講師「今日は巨人についての考察をレポートとして出してもらう」
一同「うぇ~~~」
講師「異論は認めん。2人1組で仕上げろ。期限は一週間後。図書室なり何なり巨人について調べろ。まとめと考えとを書いて提出だ
。もう解散してよろしい」
イッシャニシヨウゼ
オウ
ミカサ「エレン、組もう」
エレン「当たり前だ」
ア、オレコイツト
マジカヨ、ダレカー
アニ「アルミン」
アルミン「うん」ニコ
~~~~~~~~~~
エレン「てかさ、なにかけばいんだよ」
ミカサ「何について書くか決めよう」
エレン「巨人に決まってるじゃん」
ミカサ「そうではない。もっと具体的に。"なぜ人間を食べるのか"とか"なぜ弱点がうなじなのか"とか」
エレン「…なるほどな~。謎だらけだけど、自分たちの考えを書けばいいんだよな?」
ミカサ「えぇ、事実に基づいて」
エレン「わかってるよ。でも何について書く?」
ミカサ「巨人の弱点がなぜうなじなのかについて調べたい」
エレン「わかった。それじゃあ図書室とか使うか」
ミカサ「えぇ」
エレン「まずは、巨人についての基本的な知識からまとめるか…」
ミカサ(エレンは頭がいい、とても頼りになる)
~~~~~~~~~~
アニ「なんについて書くつもり?(巨人のことなんて習っったこと意外知らないよ…)」
アルミン「なにがいいかなぁ~」ウーン
アニ「とりあえず図書室で調べ物する?」
アルミン「そうだね、ひと通り調べてからテーマを決めよう」
アニ「わかった。トロスト区の区立の図書館とかはどうなの?」
アルミン「あそこは王政の検閲がかかってるからな~にも資料なんてないよ、あるのは小説とかばっかり」
アニ「そうなんだ」
アルミン「あとでエレンたちは何を調べてるか聞こうよ」
アニ「そうだね」
アルミン「さ、図書室いこう」
***************
ー立体機動訓練ー
エレン「さーて、やるぞ~」
ミカサ「エレン、張り切りすぎては怪我のもと」
エレン「わかってるって!」
教官「イェーガー、アッカーマン、貴様らに話がある。ここで待機しろ」
エレミカ「?、はい」
教官「他のものは訓練を始めろ!」
一同「はい!」
バシュバシュ ヒューン バシュ ヒュン
エレン(なんだろ)
ミカサ(なにかしでかしただろうか…)
教官「貴様らの成績は優秀だ」
エレン(なんだ?)
教官「特に貴様らの立体機動での成績は他のやつとかなりの差がある」
ミカサ(…何が言いたいの?)
教官「ゆえに、お前たちが訓練に参加してしまうと他のものが狩る獲物がなくなってしまうんだ。ハヤスギテ」
エレン「つまり…?」
教官「これからお前たちは訓練に参加させない時がある」
ミカサ「それでは点数が…」
教官「心配するな。その日のトップと同じ点数をくれてやる」
エレン「…そんなの…納得できません…」
ミカサ「私もです」
教官「わかってはいるが…」
エレン「わかってない!」
教官「!」
ミカサ「エレン、落ち着いて」
エレン「わかってる。教官、こんなの納得できません。俺達は兵士です。兵士には訓練をする義務があります。なぜそれをあなたは邪魔をするのですか!」
教官「お、落ち着け」
エレン「こんなの…おかしいですよ…狩れなかったら…狩れなかった奴が悪いんですよ…」
教官「それは正論だ。しかし命令には従ってもらう」
エレン「っ!」ナグリカカル
ミカサ「」ガシ
エレン「ミカサ!?離せよ!」
ミカサ「ダメ、こんなところで感情的になっては、これまでの訓練がまるで無駄。させない」
教官(ビビった…)
エレン「お前は…受け入れるってのか?」
ミカサ「受け入れたくない。しかし、この人は世界をわかっていない。だからしかたない」
教官「?」
エレン「…世界…か…そうだな、この人達は何もわかっちゃいないんだ」
ミカサ「そう」
教官「世界?(何のことだ?)」
エレン「残酷さ」
ミカサ「ですよ」
教官「…よくわからんが、お前らは今日は休め」
エレン「了解できません」
ミカサ「私もです」
教官(ここまで頑固な奴らだったのか…)
教官「わかった、では立体機動は許可する」
エレミカ「はい!」
教官「ただ、獲物は狩るな」
エレミカ(は?)
エレミカ「はい…」
~~~~~~~~~~
ヒュンヒュン
エレン「削ぎたい」
ミカサ「ダメ。抑えて」
エレン「だって見つけまくってんのに誰も狩らねぇから…」
ミカサ「エレン、私達と凡人は違うの。わかって」
エレン「わかってるけど…」
ミカサ「ここで我慢したら、わがままを聞いてあげるから」
エレン「・・・」
ミカサ「ね?」
エレン「…わかった」
ミカサ「エレンはいい子」
ヒュンヒュン
***************
ー食堂(食後)ー
ライナー「アニ、来い」
アニ(バレたのか…)
スタスタ
ベル「アニ、どういu…」
アニ「わかってるよ、アルミンのことだろ?」
ライナー「なら話が速い、別れr…」
アニ「やだね」
ベル「アニ!」
アニ「いいじゃないか別に。作戦の時に捨てればいんだろ?」
ライナー「たしかにそうだ。だがそんなことができるのか?」
アニ「どういう意味?」
ライナー「作戦まで時間がありすぎる。ということはお前とアルミンが親しくなる時間が多いということだ」
アニ「それで?」
ライナー「作戦の時に捨てられるのか?」
アニ「…できるよ(たぶん…)」
ベル「アニ、悪いことは言わない。別れたほうがいい」
アニ「あんたらには関係ないだろ?作戦に協力しないなんて言ってないんだから裏切ってもないし私の勝手でしょ」
ライナー「はぁ…お前は戦士だ。忘れるな」
ベル「・・・」
アニ「わかってる。戦士。」
ライナー「あまり付き合いがひどくならんようにな」
アニ「わかってる」
スタスタ
ライナー(心配だな…)
ベル「・・・」
***************
ーエレンの部屋ー
エレン「♪」ワクワク
ライナー「どうしたんだよ、えらく上機嫌じゃねぇか」
ベル「ライナー、聞かなくてもわかるよw」
ライナー「あぁww」
エレン「ミカサに会える!」
ジャン「」ピクッ
ライナー「キスは?」
エレン「してやるよ!w」
ベル「ww」
アルミン「友達がキスしてるとこなんて想像したくないわww」
ライナー「言えてるwww」
エレン「ひでぇなw」
ライナー「おい、そろそろ8時だぞw」
エレン「いってくるわw」
ライナー「キスしてこいよw」
アルミン「僕も行こうかな」
エレライベル「アルミンもか!?」
ジャン(くそおぉぉぉぉぉぉ!)
エレン「ほどほどにしとけよ」
ライナー「…そうだぞ(アニと親しくならんように)」
ベル「そうそう(アニ…)」
***************
ー密会ー
アニ(アルミンまだかなぁ…)
アルミン「アニ」ギュ
アニ「ふわっ///」
アルミン「はは、可愛い声」ギュウ
アニ「セコいよアンタ///(アルミン、アンタは私を開放してくれる)」ギュ
アルミン「アニが可愛すぎんの」ナデナデ
アニ「ぇへへ///(アンタといると嫌なことなんて全部忘れられる)」クンクン
アルミン「また嗅いでる//」
アニ「だって、いい匂いなんだもん//(ホント、大好き)」クンクン
アルミン「アニもいい匂い」クンクン
アニ「ん~~~~」スリスリ
アルミン「なにしてんの?//」
アニ「見りゃ分かんでしょ、アンタの胸板に顔擦り付けてんの//」スリスリ
アルミン「可愛すぎるよ///」
アニ「可愛くない//」
アルミン「僕だけのアニだ」ギュ
アニ「わたしだけのアルミン//(もう離さない…!)」ギュ
アルミン「ねぇ、アニ」
アニ「ん?」
アルミン「目、つぶって」
アニ「…うん」スッ
アニ(もしかして…)
アルミン(かわいすぎ)
チュ
アルミン「ふふ」ニコ
アニ「うぬ~~~~」ダキッ
アルミン「どうしたの?」
アニ「嬉しいの!」
アルミン「ありがと」ナデナデ
アニ「」ギュウウ
アルミン「そろそろ戻らないとね」
アニ「…うん」シュン
アルミン「おやすみ」ニコ
アニ「おやすみ…」
スタ
アルミン「アニ」
アニ「ん?」クルッ
チュ
アニ「!?」
アルミン「また明日」ニコ
アニ「うん!」パァッ
***************
ー密会ー
エレン(あ、ミカサだ!)
タタタタ
ミカサ(これはエレンの足音!)
タタタタタ
ダキッ
エレン「ミカサ!」
ミカサ「エレン!」
ギュウウ
ミカサ「エレン、会いたかった…すごく会いたかった…」
エレン「俺もだよ」
ミカサ「ほんとに寂しかった…」
エレン「ゴメンな…」
チュ
ミカサ「へへ///」
エレン「どうだ?//」
ミカサ「うれしい//」
エレン「なら良かった//」
ミカサ「もう付き合って1年だね…」
エレン「あっと言う間だよな」
ミカサ「えぇ、ねぇ」
エレン「?」
ミカサ「エレンは…私に…」
エレン「?」
ミカサ「…なんでもない///」
エレン「なんだよ、気になるじゃんか」
ミカサ「察して///」
エレン「…わかった」
エレン(なんだろなぁ~)
ベル『押し倒せw』
エレン(!?、なんでこんな時に思い出すんだよ//)
ミカサ「♪」ギュウ
エレン(なんか…意識してしまうと…//)ゴクッ
ミカサ「♪」ギュウ スリスリ
エレン(やばい…押し倒したい…)
ミカサ「♪」スリスリ
エレン「・・・(ダメだ…!ちょっと我慢できない…!)」グイッ
ミカサ「キャッ//(え?エレン?///)」
ドサ
※エレン四つん這い、その下にミカサ仰向け
エレミカ「・・・」
ミカサ(エレン?///)
エレン「・・・(やっちまった…)」
チュ
ミカサ「エレン、とても大胆///(うれしい///)」
エレン「すまん、可愛すぎて襲いたくなった//」
ミカサ「//いいよ//」
エレン「ゴクッ…体とか…触ってもいいのか…?///」
ミカサ「」コクッ
ミカサ(エレンなら…///)
エレン「じゃぁ、ちょっとだけ…///」
ミカサ(服の中にエレンの手が…///)ピクッ
エレン「手、冷たくないか?」
ミカサ「大丈夫///」
エレン「」サスサス
ミカサ「お腹なでないで///くすぐったい///」
エレン「かわいい///」サスサス
ミカサ(だんだん胸に近づいてきてる//)
エレン(…胸触ってもいいよな?…)
プニ
ミカサ「んっ///」
エレン(やらかい//しかもなんだよ今の声///)プニプニ
モミモミ
ミカサ「あっ///エレン///」
エレン(すげぇ///)モニモニ
ミカサ「エレン///そろそろ帰らないと///」
エレン「」モミモミ
ミカサ「エレン!」ペチ
エレン「はっ!す、すまん、ミカサ///」
ミカサ「女性の体に興味をもつことは成長の過程で大事なことだから怒りはしない//」
エレン「すまん」
ミカサ「うん。部屋に戻らないと」
エレン「そうだな。ありがとな、ミカサ」ダキ
ミカサ「うん、おやすみ」
エレン「おやすみ」
チュ
***************
ーエレンの部屋ー
ガチャ
エレアル「ただいま~」
ライナー「キスしたか?」
ベル「www」
エレン「したしたw」
ジャン「」ピクッ
ライナー「ウホッ!」
ベル「ゴリライナーすんなww」
ライナー「ええの~ウホウホ」
エレン「ゴリってると彼女できんぞw」
ライナー「やめよw」
ベル「www」
アルミン「」ポケー
エレン「またポケミンかよ!」ベシ
アルミン「いて、その呼び名はやめんか!w」
ライナー「キレミンすんなてw」
アルミン「うっせぇゴリライナー!w」
ライナー「やめんか!w」
ベル「君たちwww」
エレン「さて、寝ようぜ明日の訓練もしんどいだろうし」
ライナー「だな」
ベル「だね」
アルミン「おやす~」
ジャン「おいエレン!ミカサにキスしたのか?嘘だよな!?どうなんだよ!?答えろ!」
エレン「・・・」ネタフリ
ジャン「寝たふりしてんじゃねぇよ!この野郎!」
ガチャ
ジャン「!?」
キース「…こりんな、お前も」
ジャン「」
キース「廊下で正座だ」
ジャン「…はい…」
ライベル(wwwwwwwwwww)
アルミン(アニの唇の感触が…///なんか寝れない…///)
エレン(ミカサの胸の感触が…///なんか寝れねぇ…///)
***************
***************
それからしばらく経って…
ー集会ー
キース「本日で1学期は修業である!明日から1週間休みとなるが、各自必需品の買い出し、休息などに時間を当てるように!」
一同「はっ!」ケイレイ
~~~~~~~~~~
アルミン「明日から1週間も休みだね」
ミカサ「えぇ、有意義に過ごしたい」
エレン「だな」
アルミン「2人は予定とかあるの?ぼくは…っと、アニだ。おーい!アニー!それじゃ」タタタタ
アルミン!?
ヤア、アニ。ナンカヨテイアルノ?
エレン「…ミカサ、予定あるか?」
ミカサ「…特にない」
エレン「じゃあ、わがまま言っていいか?」
ミカサ「わがままはダメ」
エレン「いいだろ。あ、ちょっと前にわがまま聞くって約束したよな?」
ミカサ「し…たかもしれない…」
エレン「よーしじゃあ…」
ミカサ「限度はある」
エレン「わかってるよ。明日俺とデートな!」ニカ
ミカサ「!、エレン//それはわがままなの?///」
エレン「?、そうじゃないのか?」
ミカサ「そんなの…わがままじゃなくても聞くのに…///」
エレン「そうなのか!?じゃあ今のナシ!」
ミカサ「それはダメ。わがままは"明日のデート"」
エレン「そんなぁ~。わがままがぁ~」ガックシ
ミカサ「エレンがいい子にしてたらまた聞いてあげる」フフ
エレン「子供か、俺は」ハハ
ミカサ「過言ではない」
エレン「なんでだよ」ワシャワシャ
ミカサ「エレン//こんなトコでなでては…///」
ウワーアツイネー
ヒュー
イイナァ
エレン「あっ、すまん//」
ミカサ「もう//」
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ー翌日(休日)ー
クリスタ「ねぇ!ユミル!」
ユミル「なんだよクリスタ」
クリスタ「お出かけしよ?」ニコ
ユミル「(するする!!)なんでだよ?」
クリスタ「ミカサとエレンのデートを観察するの!」
ユミル「(クリスタと外出ヤッホイ!)あいつらなんて見ても仕方ねぇだろ…」
クリスタ「アニとアルミンもデートみたいなの!」
ユミル「まじかよwこれはいい弱みが握れそうだw」
クリスタ「そんなこと言っちゃだめ!ホラ、いこ?」グイ
ユミル「あ、あぁ(かわいい)」
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次回、1学期休業&デート特集
今回はここまでです!
10月になって忙しくなったのでペース遅くなり申し訳ないです
作風がどんどん変わってる気がするw
読んでくださった方々、ありがとうございました!
このSSまとめへのコメント
続き待ってます!!
続きはよ
早く続き読みたい
アニ…エレンの事あきらめろo(`^´*)
続きがみたいなー
エレン少しえろいな。