上条「孫・・・悟空さん?」(650)

道着姿で体格の良い見慣れない男が道で困っていたので、ついつい話かけてしまったのが事の発端だった。

上条「あの~、なにかお困りですかぁ?」

道着姿の男はこちらに気付き満面の笑顔で近づいてきた

悟空「わりぃわりぃ、なんか道に迷っちまったみたいなんだwww」

上条「えぇと…、どこに行こうとしてたんですか?」

悟空「それが何かわかんねぇうちにここに来ちまってて仲間の気もまったく感じねぇし一体どうなっちまってんのかサッパリなんだwww」

男は、困りながらも明るく笑って答えた。

上条(この人記憶喪失かなんかか?気とか意味わかんないこと言ってるし、もしかして、頭があちら側の人とか?この学園都市で道着姿ってのもなんか変だし。学生ってことは絶対ないだろうし)
上条「えと、じゃあとりあえずID見せてくれます?」

悟空「ん??IDってなんだ?」

上条(この人やべぇ!)
上条「じゃ、じゃあ名前教えて貰えます?」

悟空「オラ、孫悟空ってんだ!よろしくなwwwおめぇはなんて名前なんだ?」

上条「すいません、俺、上条当麻って言います。この学園都市の学生です。」

悟空「学生?じゃあ悟飯と一緒だなwww」

上条「悟飯?…って誰ですか?」
悟空「オラの息子だwww将来えれぇ学者さんになるって言って頑張ってんだwww」

上条「子供いるんですか!?」
「それじゃぁその息子さんに連絡とって迎えに来て貰いましょうよ」

悟空「それが、さっきから全く気が感じられねぇし困ってんだ」

上条「気??まぁそれじゃあ普通に警察に行ってなんとかしてもらいましょう」

そう言いかけた瞬間、後方から激しい爆発音が聞こえてきた。

~爆発現場~

白井「観念しなさい!あなた達はもう完全に包囲されていますのよ!」

強盗A「うるせぇ!ジャッジメント風情が偉そうに!お前一人に何ができる!?」
強盗B「お前さえやっちまえば逃げ出すことくらいワケねぇぜ!」
強盗は脱出路を事前に用意していたらしく建物内には地下に繋がる穴が空いていた。シャッターは閉められ外から中の様子が分からない以上この穴から逃げられたら少々厄介なことになりそうだ。

白井「あなた達程度にやられるこの白井黒子ではありませんわ!」
強盗A「舐めやがって!」
その瞬間に右手から炎の塊が白井黒子目掛けて放たれる。

~建物外~

上条たちが到着したのは通りの銀行前だった。爆発音はこの銀行内かららしい。周囲には人だかりが出き、すでにジャッジメントやアンチスキルが周りを囲っている。

上条「銀行強盗みたいですね」

悟空「わりぃやつらか?」

上条「えぇ、でもなんかもう囲まれてるみたいだし大丈夫でしょう」

~銀行内~

強盗の視線からジャッジメントの女の姿が消える。炎の塊は標的を失い壁を破壊、大きな音をたてる。周囲では数名の怯えた客が床に身を伏せている

白井「そんなもの効きませんわ!」
テレポートで背後に周り強烈な蹴りを強盗に繰り出す。直撃した強盗は横転する

強盗A「ぐはぁっ!」

間髪いれずにもう一人の強盗への腹部への肘鉄。これも直撃し強盗は腹を抑えながら前のめりに倒れこむ

白井「…ふぅ。終わりましたわね」

一息ついた次の瞬間信じられないことが起きた。

白井「ぐふっ!」
背後から急に何か強い力に押され、その尋常ではない力で銀行のシャッターごと外に弾きとばされた
白井「なんですの…?一体?」
ダメージが大きく虫の息で振り返った銀行内では、銀行員姿の眼鏡の男が片腕をこちらに向けながら笑っている。

~銀行外~

野次馬「おい、女の子が中から飛び出してきたぞ!」

空気が騒然となる
銀行の中からゆっくりと一人の男が外にでてくる

銀行員風の男「やれやれ、あなたのせいで計画がまる潰れだ…」

「おい、お前たちいつまで寝ている!」

強盗A、B「すいません、アニキ…」

銀行員風の男「…全くつかえないやつらだ。ともかく姿を見られてしまった以上計画は変更ですね。あまり頭の良い方法とは言えませんが強行突破しかありませんね」
ジャッジメント・アンチスキル「お前たちは包囲されている。大人しく投降しなさい」

銀行員風の男「うるさい連中だ」そう言うと右手を前に出した。

瞬間、銀行を取り囲んでいる装甲車の一台が跡形もなく消し飛んだ。
それを皮切りに銀行員風の男に対して激しい弾丸の雨が降る。

銀行員風の男「…騒がしい限りだ」

だが銃弾はなぜか全て男の足元周辺に着弾し、一発たりとも男を捉えていない。

アンチスキル「ば、馬鹿な…!」
そして、男はまた右手を差しだす
~少し離れた場所~

上条「おいおい、なんだあいつ!?銃弾が効かないなんて!」
上条(あいつみたいに全て反射しますってなとんでも能力か?それに白井のやつもやられちまったみたいだし、どうする!?)

悟空「…やっぱオラが行って懲らしめてこようか?」

上条「!?無理ですよ!相手は能力者だし多分レベル4以上の高位能力者だと思いますから!」

悟空「でも、このままにはしておけねぇだろ?あそこにいる連中じゃ気の大きさから考えてもみんなやられちまうぞ?」

上条「……俺が行ってきます。」
悟空「…おめぇじゃ無理だ。オラには分かる」

上条「あそこに倒れてる女の子、知り合いなんです。だから、、、すいません!!」
途端に強盗目掛け駆け出す

悟空「おい!?ちょっと待て!」

~銀行前現場~

男の能力に為す術なく包囲網は破壊されあたりがめちゃくちゃになっている。

白井「……この能力は一体?」

銀行員風の男「重力波だよ。まぁレベルは計ったことないから分からないが自称としては4だよ」

白井「…まさか登録されていない能力者がいたとは…」

男「君には計画を潰された恨みもあるし楽には殺さないよ。」
そう言って白井の腹部周辺を何度も丁寧に蹴りあげる

強盗AB「そろそろその女やっちまってズラカリましょうぜ!」

男「分かりましたよ。…それではサヨナラです」ニヤリと笑い右手を向ける

「やめろぉぉぉ!!」


声と同時に少年の右拳が油断していた男の顔面に刺さる

男「っっつうっ!?」
男は多少ヨロケはしたが体勢を戻し攻撃された方向を睨む

男「なんだ?私の重力壁を破ってダメージを与えただと?」

そこには一人の少年が立っていた。

上条「白井、もう大丈夫だ。安心しろ」

白井「……上条さん?っっっ早く逃げて下さい!殺されてしまいます!」

上条「いいから、ゆっくり休め」上条は白井を抱き抱え少し離れたところに寝かせる

上条「お前ら、一体なんの権限があってこんなヒデェことしてんだよ?」

男「お前一体なにものだ?」

上条「うるせぇよ、お前らが能力に溺れてこんなことしてるんだったら、まずは、そのふざけた幻想をぶち壊す!!」

一気に距離を詰め男目掛けて右拳を繰り出す。
しかし、かわされ逆に男の右手から何かが上条へと放出される。かわす事が許されないタイミングで。
だが、これも何も起きない

男「なぜだ!?」

右手をこちらに向けたままで上条が喋る

上条「俺にはあんたのお気に入りの能力は効かねぇぜ!」
上条の右拳が再び男の顔を狙う。

「ぐふっ」

だが、倒れたのは上条。先に男の右膝がミゾオチを捉えていた。

男「能力がダメなら力を使うまでだ。まさか能力が無ければ私に勝てるとでも思っていたのか?」

男の攻撃はさらに続き全てが的確に上条の急所を捉えていく。

上条「強い…」
もはや虫の息の上条が男を見上げる

強盗AB「当たり前だwww!アニキはムエタイのナショナルチャンピオンだったこともあるんだ!素人のガキが勝てるかよwww」

男「…そういうことです。能力が効かないのには多少驚きましたが結果はこの通りです。あの世で自分の行動の浅はかさを呪いなさい」
体も能力も使えなくなりそれでも白井は抵抗しようとしている
白井「…せめて上条さんだけでもっ!」


上条「…ちっ畜生っ!」
もう完全に体に力が入らない絶望の状況でその声は響いた



「おめぇら!もうその辺にしとけ!」

男「今度はなんだ?」

道着姿の男が歩いて近付いてくる
男「なにかね君は?邪魔しないでくれるかね?いいところなんだ」そう言って上条の頭を踏みつける

悟空「やめろって言ってんだ」

その声と同時に男は上条の頭をサッカーボールのように蹴りとばし、上条の体はまるでボールのように無残に飛ばされていく

男「ハハハハハハハハっ!」

悟空「てめぇはもう許さねぇ!」
強盗AB「だったらどうした!?」二人はマシンガンを手に持ち悟空へと無数の銃弾を撃ち出す
さらに男も右手で攻撃する

男「死ねよ」

激しい攻撃に悟空がいた場所は噴煙に支配されている

そして土煙が消えた

男「な、なんだと!?」

悟空「こんな攻撃じゃオラは倒せねぇぞ!」

そして男の視界から一瞬にして悟空が消えた
さらに両隣の子分二人が後方の建物の壁にめり込んでいる。

悟空「次はおめぇの番だ」

すでに男の真横に悟空はいる

男「貴様、一体なにものだ!?」
悟空「おめぇを倒すものだ」

男「ふざけるなぁぁぁ!!」
男の右手が発動する

男「はぁはぁはぁ」
「なぜだ!?なぜ効かない?今のは100倍以上の重力波だぞ!?」

悟空「その程度じゃオラはなんも感じねぇぞ!」
悟空の右拳が直撃する

男は後方へ吹き飛ぶ

男「ぐはぁっ!」
「っまさか貴様レベル5か!?」
悟空「なんのことか知らねぇけど、オラなれるのは3までだ。」

男「ふざけるな!レベル3がこんなに強いワケ…」
男の意識はここまでだった。

悟空「ふぅ…。終わったぁ、とりあえず当麻とあの嬢ちゃん連れて病院行くか」

~時間がいくらか経ったあと~

目が覚めたら見覚えのある天井だった。いつもと違うのは隣のベッドに白井が寝ていることだった。
上条「…また振り出しか」

蛙顔の医者「目が覚めたかね?相変わらず大変な目にあってるようだね?」

意識が混濁していたがはっきりとしてきて記憶が一気によみがえった。
上条「!先生!?あいつらはどうなりました!?」

医者「あいつら?あぁ強盗のことかね?捕まったよ。」

上条「捕まった?一体どうやって?」

医者「君たちを連れてきたあの男が一人で倒したらしいよ。目撃者の話では全員一発で」

上条「えぇぇぇっ!?」

病室のドアが開く

悟空「よっ!wwwでぇじょうぶか当麻www?」

上条「悟空さん!?」
「あなた一体なにものですか!?」

悟空「オラか?」
「オラは孫悟空だwww」

上条「いや、そうじゃなくてっ」
医者「まぁまぁ落ちつきなさい」 「ゆっくり話したらいいじゃないか」

上条「はい、、 悟空さん。さっきの強盗は悟空さんが倒したんですよね?」

悟空「あぁ、大したやつらじゃなかったwww」

上条「……そうですか。悟空さん無茶苦茶強いんですね。先に言って下さいよ」

悟空「わりぃわりぃwww当麻がすげぇ勢いでいっちまうからwww」

上条「不幸だ…」

上条「そういや悟空さん。話かなり戻りますけど悟空さんはどうやってこの学園都市に来たんですか?」

悟空「それがな?カリン様んとこへ仙豆もらいにいって帰りに空の変な割れ目に吸い込まれて気付いたらここにいたんだ。たしかなんとか海峡とかいう海の上を飛んでる時だ」

上条「空の割れ目!?なんですかそれ?」

悟空「オラわかんねぇwwwまぁそのうち帰れるだろうし心配いらねぇwww」

上条「…そうですか(苦笑)」
上条(マジでなにもの??まさか宇宙人とかじゃないよな?この科学の時代に。まさかな(笑))

悟空「でも、当分は当麻の世話になるだろうから特にメシのこと頼むなwww」

上条「えぇ!?」

医者「まぁこれも何かの縁だ。面倒みてあげなさい(笑)」

上条「不幸だぁぁぁぁぁっ!!!!」

第一部完

ごくうが無双する話しと聞いてとんできましたwwwwwwww

>>27
カメハメハとか打つんだったら負けそうだけど
気づかれる前に旬殺できそう

>>31
耐久力に定評があるDBキャラ

DBキャラってにらむだけで相手爆発させれるよね

悟空「くそっ!勝てねぇ!こうなったら地球ごと破壊して界王様のとこに瞬間移動するしかねぇ・・・!」

悟空「地球の皆すまねぇ!ドラゴンボールで必ず生きけぇらせてやっからな!」

どかーん





これで一方通行しぼう

>>38これで話し終了してんだろ

悟空「<●> <●>」

一方通行「え?」

どかーん

これで一方通行しぼう

フリーザさんはクリリンを【内部】から破壊しています

そもそもドラゴンボールキャラと一方通行を比べるのすら間違ってるだろ

幽遊白書の桑原さんの次元刀でも殺せるぞ

なんで体の内部から気を爆発させればいいという僕の意見を無視して無駄な議論してるんですか

反論出来ないんですか

>>64
無意識だと肉体に掛かる重力やらまで反射してバラバラになりそうだが

>>66
そもそも、あれは気を『送って』いるわけで

>>68
一方通行って気まで反射出来るんですか

>>70
知覚できれば多分

>>71
知覚(ちかく)とは、動物が外界からの刺激を感じ取り、意味づけすることである。 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、体性感覚、平衡感覚などの感覚情報をもとに、「熱い」「重い」「固い」などという自覚的な体験として再構成する処理であると言える。

爆発させる前の気を認識できますかね

>>73
実際わからんけど
「気も反射できる」って仮定して
一方通行に有利なハンデとして捉えれば
議論が成り立つし面白いだろ

お前が「できない」って思うならそれでお前の中ではこの話はおしまいだよ

>>79
じゃあ百歩譲って気を反射出来るとして悟空さんが地球破壊して界王星へ瞬間移動したら
一方通行が生きてたとしても宇宙空間で窒息死しますよね

逆に一方さんが勝つには悟空に近づき触って血液逆流するのが唯一の方法だろうな

触って体に異常が出たと一瞬の間に意識して離れることも悟空ならできそうだけど

>>88
一方通行って内部までいじれるの?

つーか幽遊白書の桑原さんでも次元ごと切れば能力発動せずに一方通行死ぬよね

悟空はバカだから、普通に触れられて血液逆流だかなんだかで死にそうだな
能力者は気がでかいわけじゃないし、悟空もそこまで警戒しないだろ

>>94
都合良すぎだろ
一方通行に悟空さんが合わせてるみたいじゃねーか

ID:TyCA5DlQ0さん一方通行が好きなのは分かりますが都合良すぎですよwwww

そのうち悟空が発狂して自殺して死亡とか言い出すんだろうな

すみません>>1です。

第二部は仕事の都合で今夜になります。お付き合い戴いている方本当にありがとうございます(._.)
拙い文章ですが良かったらもう少しお付き合い戴ければ幸いです。

すみません、少し寝ます

あとこの作品は以前一度投下したものです。第二部の完成が近いのと前回スレタイがきちんと投下出来てなかったので再投下しました。
長々とすみません。それでは少し寝ます

すみません、今帰宅しました。待っていてくれた方本当に感謝です
用事済ませて22時から投下していきます。
稚拙な文章で恐縮ですが宜しくお願いします

上条「孫…悟空さん?」第二部



あの強盗事件から1週間が経った。
~上条アパート~
《13時》
部屋の中は蒸し暑い熱気に支配されている。

禁書「とうま~お腹すいたぁ~」悟空「当麻ぁ、オラ腹減ったぞぉ~」

あの強盗事件以来同居人が一人増えたのだ。

ため息まじりに二人に向かって少年は言葉を投げ掛ける
当麻「ハァ~勝手なこと言わないで下さい。こっちはただの学生なんですよ?大食いな同居人が二人もいて経済破綻寸前なんですよ。」
ただでさえよく食べる同居人がいたのに、それよりも桁違いな大食い同居人が1週間前から増え、たった1週間で貯金は底をつきつつあった

上条「ていうか悟空さんも大人なんだったら働いて下さいよ」

禁書「そうだよ、悟空!居候なんだから働いて来るんだよ!」

当麻「いやまぁお前もなんだけど」

悟空「わりぃわりぃ、でもオラ闘う以外なんもできねぇんだよな(笑)」

上条「はぁ~不幸だぁ…」
(でも真剣に考えないと本当に生活出来ないよな。どうしたもんかな)

~とある研究所の研究室~

小さな部屋で数人の学者が少々興奮気味に話しあっている

学者A「先生この映像を見て下さい!」

教授「こっ、この映像はなんですか!?」

学者B「1週間前に起こった銀行強盗の現場を衛星から捉えた映像です。」

学者A「この道着姿の男、犯人の男達に向かって行くスピードが10000分の1のスーパースロー映像に切り替えても姿をはっきりと写せないんです!しかも犯人二人への攻撃は威力が常軌を逸してます!」

学者B「それに犯人からの攻撃に対してもほぼ無傷です。」

教授「んん~、重力操作、ベクトル操作系の能力者でしょうか?能力者スキャンにかけてみて下さい」

学者B「データベースを全スキャンしましたが該当データありません」

教授「なんだと!?そんなことが?」

学者A「それだけじゃないです!犯人を倒した後、怪我人二人を抱えて現場からいきなり消えています!衛星でも完璧にロストしました」

教授「テレポートだと!?…ベクトル操作に重力操作、テレポート?…まったくわからん。」
「まさかマルチスキル!?」
学者B「いずれにせよ、調査の必要がありますね」

学者A「この男が連れ去った二人の身元を調べてそこから足取りを調べます!幸い一人はジャッジメントのようですから直ぐに身元は分かるでしょうから!」

教授「頼む!なんとしても調査したい!捜索には研究費をいくら費やしても構わん!」
(もしかしたら我々は最高の原石にめぐりあったのかもしれん)

~第177支部~
同時刻

固法「白井さん、この間は大変だったわね。もう具合はいいの?」退院したばかりの仲間の身を案じる声をかける

白井「まぁ完全ではないにしろ公務に支障をきたさない程度には回復はしていますわ」
まだ少し具合の悪そうな白井が気だるそうに答える

固法「そう。でもあまり無理しないようにね、あなただけがジャッジメントではないんだから辛い時は仲間を頼りなさい」
優しい声が白井を案じる

初春「そうですよぉ~、本当に心配したんですから!今度からは何かあったらきちんと連絡してくださいね」

佐天「まぁ白井さんらしいですけどね~。ところでその強盗めちゃくちゃ強かったんですよね?どうやって捕まえたんですか?」

白井「それは…」

固法「私も聞きたいわ。上からは確保時には犯人達は全員気を失っていて、あなたと上条さん?だったかしら、二人ともすでに病院に運ばれていたって聞いてるし」

佐天「まさかまさかの正義のヒーロー参上!とかですか?(笑)」

白井「………。」

佐天「マジですか!?」
初春「えぇっ!?」
固法「ほんとなの!?」
同時に三者三様の驚き

白井「いえ、私もあまりちゃんと覚えてるわけではないので…」
「ただ病院で聞いた話からすると上条さんのお連れの方が助けてくれたとか…」

佐天「へぇ~、その人かっこいいですか?」

白井「それが顔とかは分からないんですの。気を失っていましたし、病院でも私が寝ている間にお帰りになられたようですから…。きちんとお礼もしていませんのに」
初春「颯爽と現れて悪党をやっつけて名も告げず去っていくなんてまさにヒーローみたいですね」

佐天「どんな人なんでしょうね?」

固法「どんな人かは分からないけど、その人相当な実力者のはずよ。」

佐天「なんで分かるんですか?」
固法「犯人のうちの一人が能力測定の結果レベル4の能力者でしかもレベル4の中でもかなり高度な力をもっていたことが分かったの。」

白井「確かに私ではまったく歯がたちませんでしたわ」

初春「白井さんが歯がたたないなんて…」

白井「聞いた話によると助けて下さった方は犯人達を全員一撃の元に倒したらしいですの」

佐天「じゃあレベル5の人なんですか?」

白井「どうやら違うみたいです。誰かは一切不明ですの」

佐天「そうなんですかぁ……。じゃあ上条さんにどんな人か聞けばいいじゃないですか!?」

固法「そうね。事件の重要人物のことだし情報は必要ね」

白井「…そうですわね。お礼もまだですしお姉様に上条さんの住所を聞いてみますわ」

一本の電話がその時鳴り響いた
Trrrrr…

固法「はい、こちら第177支部です」
「はい、え?能力研究所の方ですか?はい。分かりました。丁度本人もいますのでかわりますね」
「白井さん、能力研究所の方から電話よ」

白井「能力研究所?なんでしょうか?

~上条アパート~

上条「じゃあ俺は学校に補習受けに行ってきますからメシは各々なんとかしてくださいね」

禁書「そんなぁ~」

悟空「仕方ねぇなぁ、まぁなんとかするさ」

上条「夕方には何か特売品買ってきますから。それじゃ行ってきます」
そう言うと足早にアパートを出ていく


悟空「じゃあいっちょやってみっか!」

禁書「悟空どこか行くの???」
悟空「ひとっ飛びして海か湖で魚でも捕まえてくる!禁書も行くか?」

禁書「…やめとく。危険な匂いがするんだよ」

悟空「そっか。まぁ何匹か捕まえてきてやっから夕飯は安心していいぞ!」

禁書「うん。期待せずにまってる」

悟空「じゃあ行ってくる。」
ベランダから颯爽と飛び去っていく

禁書「……今さらだけど悟空って何者なんだよ?魔術とも違うし科学だとも思えないし。いびき物凄いし…」

スフィンクス「にゃ~」

~研究所~

学者B「そうですか。分かりました。」
そう言うと電話を切る

学者B「先生、例のジャッジメントの少女は道着姿の男のことはまったく知らないとの事です」

教授「そうですか…。」

学者B「ですがもう一人の少年の素性は分かりました。名前は上条当麻、高校生、能力者レベル0無能力者です」

教授「ならばその少年に接触をしてみてくれ」

学者B「分かりました」

学者A「でも、大丈夫でしょうか?あれほどの力をもつ人間ですよ?その場にいてこちらをもし敵対視でもしたら…」

教授「そうですね、学者Bくん念のためこの前バイトで雇った彼を連れていきなさい」

学者B「分かりました。すぐに用意します」

ピピッ

学者A「ん?……これは!?!?」
「教授!大変です!」

教授「今度はなんだね?」

そこには衛星からの映像がスクリーンに映されていた

教授「これは!?」

学者A「念のため衛星での監視を続けていたんですが、、……空を飛んでいる…」

学者B「出発点を計算、学生アパートの一室からです。部屋主は上条当麻!対象の現在速度は、、最新鋭戦闘機と同等です!馬鹿な!?」

教授「一体いくつ能力を持っているんだ…」
「学者Aは衛星での撮影を引き続き行い、学者Bは上条当麻宅へ向かい情報収集、もしくは、出来ることなら対象を連れてきて欲しい!私は研究費増額の申請ともしもに備えて治安維持部隊の出動準備をしておく」

教授「各々、作戦開始!」

~学校~

上条「と、言うわけなんですよ」
小萌「そうだったんですか」
現在の状態は相談してみた

小萌「悩みありそうな顔しているから上条ちゃんがまた危ないことに首を突っ込んでいるのかと思えば生活費ですかぁ~」

上条「ある意味危険なことにはなってますよ」

小萌「私のところも姫神ちゃんで手一杯なのでお金のことはどうもしてあげられません。現在の公務員の給料舐めるな、です」
「というより上条ちゃんの言う通りその新たな同居人にはきちんと働かせなさい!働かざる者食うべからずですよ」

上条「はぁ~。」
(でも今考えたら悟空さんここのIDないしバイトも出来ないよなぁ。さすがにそれは心配されそうで言うわけにはいかないし)

~上空~
学園都市から少し離れた海上

悟空「よし、ここまで来れば大丈夫だろ」
そう呟くと勢いよく海へと潜る

~海中~

悟空「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
気を増大させ海が割れる。割れた海底には逃げ遅れた魚たちが大量に跳ねている

悟空「フゥー、まぁこんなもんだろ」
手際よく魚を集め山のようになった魚を抱えて空へと戻る。同時に割れた海が元に戻る

悟空「腹減ったし適当に食べて残り持って帰るか」
呟き近くの小島を見つけ降りていく。

悟空「この当たりでいいだろ。」そう言うと何匹かの魚に極限まで加減された気功波をうつ。魚はいいかんじに焼けた

悟空「いっただきま~す!」
一瞬で焼いた分を食べきり次の魚と繰り返し、全体の8割を食べたところで我に帰る

悟空「やっべぇ、全部食っちまうところだった(笑)あいつらにも持って帰ってやんねぇとな」
そう言うと両腕一杯の魚を抱えながら額に指を二本当て気を探り始める。

悟空(禁書の気はと、小さすぎてわかりずれぇんだよな…、よし見つけた、お!当麻ももう帰ってる)

シュンッ

~学校帰りの道~

上条「特売品がわりと買えたな。でもこれでどれくらいもつんだ?(苦笑)」
両腕に抱えられた買い物袋をもちながら呟いた

帰宅

~上条アパート~

上条「ただいまぁ~、ってあれ?禁書寝ちまったのか?というより空腹で気絶か?まぁいいや、今のうちになんか作るか」

ピンポ~ン

インターホンが鳴り響いた

~上条アパート前~

一方「けっ!どうして俺が人さらいの手伝いなんかしなきゃいけねぇんだよ!?めんどくせぇ!」

学者B「君は前いた研究所を追われて困ってたとこをうちが雇ったんだ、だからそのぶんは働いて貰うよ。それに人さらいじゃないよ、情報収集、もしくは本人がいた場合協力要請をするだけだ。君は万一の時の保険だよ」

一方「はいはい…」
気だるそうに答える

そしてインターホンに手をかけた

~部屋内~

上条「はいはい、今行きますよ~」

ガチャッ
ドアを開けた先には見覚えのあるやつとないやつの二人がいた

一方「!!!!!!!」

上条「…………。あっ。すみません!セールスはお断りします」
満面の笑顔で答えドアを閉めようとする

一方「ッ!待て!てめぇだったのか!?」
足を閉まる間際のドアに挟み閉まることを拒んだ。そしてベクトル反射によりドアがぶち壊れた

上条「ちょっとちょっと!何してくれてんだお前!!修理にいくらかかると…!」

一方「うるせぇ!てめぇにやられてからこっちはロクなことがねぇんだ!それに前のリベンジさせてもらうぜっ!!」

上条「ちょっ!ここでかよ」

学者B「君、手荒な真似はやめたまへ!我々は話し合いにっ!」

一方「うるせぇ!」
そういうと学者Bに触れ後方の壁に学者をぶっ飛ばした。

学者B「ぐふっ!」
そしてそのまま気を失った


「ただいまぁ~」


緊迫した空気の中その男は満面の笑顔でいきなり現れた

上条「悟空さん!?」

悟空「ただいま当麻!見ろ魚だ!大漁だぞ(笑)」
「ん?なんだ客か?」

一方「んだ!?てめぇは?ふざけてっと殺すぞ?邪魔すんじゃねぇ?」

悟空「オラか?オラ孫悟空ってんだ宜しくな(笑)」

上条「いやいや今それどこじゃ…」

悟空「とりあえず魚台所に置いてくる」
そして台所へと向かった

一方「ちっ!邪魔が入っちまったがリベンジ戦開始させて貰うぜ!」
そう言うといきなり上条目掛けて攻撃を開始する。上条これを回避し、とっさに玄関から外に走りだす

上条「とにかくアパートから離れないとっ!」
勢いよくアパートを下りアパートの外へ

一方「俺から逃げられると思ってるのかよ!?」
アパートから少し離れた道で追い付かれ対峙する

上条「一体全体いきなり人んち押し掛けてきてなんなんですか!?」

一方「この仕事めんどくせぇと思ってたがこりゃぁ棚からぼた餅ってやつかぁぁ!?」
そういうと足をトンと地面に当てコンクリートがベクトル操作により盛り上がって上条を襲う

上条「うわぁっっ!あっぶねぇじゃねぇかぁ!」

一方「てめぇは近づかねえと何も出来ねぇ!前回で分かってるからなぁ!このまま遠距離からやらせて貰うぜ!」
そう言うとあたりにある電柱やコンクリート、石や風、停めてある車までも操り上条に襲いかかる

上条「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
さすがに全ては防ぎきれずダメージを受ける。

上条「このままじゃまずいっ!」 「どうする!?」


「お~い、当麻!なにしてんだ?」

その声はいきなり上の方から聞こえてきた

シュタッ
悟空が空から降りてくる

上条「悟空さん!?」

悟空「またおめぇボロボロじゃねぇか?なんだあいつ?やけに殺気だってっけど悪いやつか?」

上条「いや、悪いやつというか…」
悟空が来た安心感からか急に力が抜けて立てなくなった

悟空「おい!当麻しっかりしろ!?」

上条「大丈夫です。でも早く逃げないとあいつ無茶苦茶強いんでちょっとヤバいかもしれません」

悟空「なんだ?やっぱりあいつ悪いやつなのか?なら心配いらねぇ、みたとこあんまり大したことなさそうだ。オラが軽くやっつけてくる!(笑)」

上条「無理ですよ!?いくら悟空さんが強くてもあいつはこの学園都市最強のレベル5なんです。しかも能力が無茶苦茶でどんな攻撃も反射されちゃうんです!だから早く逃げないと!」

悟空「最強?反射?当麻!オラわくわくしてきたぞ!?」
「おい、おめぇ!オラが当麻の代わりに相手してやる!」

一方「なんなんですかぁ!?いきなり現れてそのセリフは!?てめぇはあれですか?正義の味方ですかぁ!?」
そして無慈悲な風のベクトルを操った攻撃が悟空を襲う

悟空「はぁっ!」
しかし攻撃は気合で消されてしまった

一方「!?」
上条「!?」

悟空「おもしれぇ攻撃するなぁ(笑)よし!今度はオラの番だ!」
そう言うと一瞬で距離を詰め、パンチを繰り出す。一方に避けるすべはない。しかしダメージは入らない

悟空「うわぁっ!」
「本当に跳ね返りやがった、すっげぇ!(笑)」

一方「なんなんですかぁ!?今の攻撃は演算値があり得ない数値だぞ!?」
(しかもまったく反応出来ないから触れた瞬間に血液を逆流させることもできねぇ!)

悟空「なら今度はこいつでどうだ!?」
「か~め~は~め~はぁ~!!!」

一方「なんだよ、おい!?」
上条「…。(苦笑)」

悟空から発射された極大の光が一方の体を包みこむ

だがこれもダメージとはいかなかった。光は反射され悟空に返る。しかしこれを悟空は手刀で払いのける。

一方「な、なんなんだよ。一体?」
尻餅をついた状態で一方の口から愚痴がもれる。さすがに反射は出来たものの物理的な何かとは違う圧力で一方は後方に飛ばされていた。

悟空「かめはめはまで返されちまった(笑)どうすっかなぁ!次はあれかなぁ、いやあれでいくのもいいなぁ」
子供のような笑顔で呟く

一方「ふざけんなぁ!!」
極大の風がベクトル操作により集約しはじめる。出来上がった風とプラズマの塊を悟空目掛けて放つ!

だが、

悟空「んだよ?せっかちだなぁ(笑)」
「はぁっ!」

この攻撃すら気合だけで消し飛ばした。

一方「…へへ。(苦笑)」
上条「ピヨピヨ(゜Д゜ )」

悟空(多分気功波じゃだめだ。気合砲なら一発で反射されず倒せそうだけど、それじゃなんか面白くねぇよなぁ)
「よし!決めた!」
そう言うといきなり気をためはじめる

悟空「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

一方「…今度は金髪になりやがった…」
上条「不良怖い( ゜Д゜)」

悟空「スーパーサイヤ人状態でどれだけ反射されるか試そう(笑)」悟空は黄金の闘気を放ちながら子供のように笑う

悟空「よし!最大スピードで連続で殴りつけてみるか。」
(でもパワーはおもっきり下げないとな。もし、当たっちまったらあんな小さい気のやつだし死んじまうかもしれねぇしな)

一方(なんなんだこの感じは?無茶苦茶嫌な未だに感じたことのない異様な不安感は!?)
思った矢先に不安は的中した!

今までとは桁違いの速度で悟空は近付き連続で攻撃を繰り出す。反射は出来ているものの反射したところで悟空にはなんの効力もなかった。次第に一方が焦り始める。

一方「だめだ、早すぎる!?俺の演算と自動反射が追い付かない!」

そして、その時は割と早く訪れた。

一方「ぐはぁ!」
悟空の攻撃速度は演算速度など軽く上回っていた。攻撃を受けた一方ははるか後方へと飛ばされていく

悟空「あれ?当たっちまった!?でぇじょうぶかお前!?」
だがすでに一方に意識はない

黄金の闘気はナリを潜め。普段の状態に戻る。

悟空「なんだよ~。3まで色々試したかったんだけどなぁ」
少し残念そうに悟空は呟く

悟空「当麻?止めとか別にいいよな?」

上条「ハッ!?いいです!いいです!もう勘弁してあげて下さい!」
今見た現実が現実とは思えず意識が曖昧になっいたのだが我に帰り答える

悟空「そうか!分かった。」
そう答えようとした時初老の男性が声をかけてきた

「ちょっと待って貰えませんか?」

現れ男性は、一礼するとこういうものですと名刺を上条に渡してきた
教授「事の顛末はだいたいわかっております。私は率直に言いますとそちらの方をスカウトに来たんですよ」

上条「スカウト?」

教授「はい、簡単に言うと研究させて欲しいのです」

上条「研究!?モルモットにでもなれってことですか!?」

教授「いえいえ、人体に有害な実験などは行いません。単に力を使う時のデータを採らせて戴きたいのです。というかこの人に有害な実験なんて多分無理でしょう(苦笑)少しながくかかるでしょうから無論、謝礼金は毎月支払わせて戴きます。」

上条「謝礼金…」
生唾をのむ

上条「悟空さん?どうします?」
悟空「オラはよくわかんねぇから当麻に任せる」

上条(どうする?話を受けたら生活費の問題はなくなりそうだけどさすがに人道上どうかと思うし)

悟空「なんでもいいけど、オラ腹減ったぞぉ(笑)」

上条(うん!これはもう迷う余地なし!)
「その話…絶対に承けさせて貰います!!!」
今年一番の笑顔でそう答えた

教授「そうかね!ありがとう!これでまた科学は進歩する!」

上条「ハッ!?すみません、でも悟空さんIDとかないんですけど大丈夫ですか!?」

教授「なに!?まぁ事情は聞かんよ。よろしいIDもこちらで用意しよう!早速明日からこの場所に来て欲しい」

上条「はい、ありがとうございます!悟空さん!就職先決まった上にこの街のIDまで手に入りましたよ!」

悟空「そっか!よくわかんねぇけど当麻には世話になりっぱなしだし当麻がいいんならオラなんでもいい!」

悟空「さぁ、腹減ったし早く帰ろうぜ!禁書も待ってる」
そう言うと上条の体を抱え空へと飛びたった

教授「明日から宜しく頼むよ!!」

悟空「おう!じゃあまたな(^.^)」

そして悟空たちはその場を後にした

~上条アパート~

シュタッ

アパートの部屋の前に着き上条を下ろす
悟空「いやぁ、今日は色々あってさすがに疲れたぞぉ(笑)」

上条「まぁでも、手に入ったものも大きいですし、良しとしましょうよ」

悟空「そうだな(笑)」

上条「ただいまぁ」
壊れたドアを応急処置として入り口に立て掛けた

上条(まぁ鍵なくても強盗とかも今は全く問題ないし大丈夫だろ)

禁書「と~う~まぁ~!!」
部屋に入るなり禁書が噛みついてきた

上条「いってぇ!今体ケガだらけなんだからマジでやめろって」
(明日また病院行かなきゃな)

悟空「そうだ、当麻!今まで忘れてたけどそのケガこれで治るからこれ食っとけ」
そう言うと一粒の豆を渡してきた

上条「これを食べろと?」

悟空「そうだ」

上条「まぁもうこの際上条さんはなんだってこいですよ」
そう言うと口に豆を放り込んだ

上条「!!」

禁書「とうま!ケガ、全部治ってるよ!?」

上条「なんで!?と言うかお腹まで限界までいっぱいなんですけど!?」

悟空「だから言ったろ?治るって(笑)」

上条、禁書「この人ほんとなんなの?」

そうして今晩は特売品と大量の魚が夕飯のテーブルを飾り、久しぶりの満腹の食事にありついた。ただ1人満腹の俺を除いて。
上条「せっかくのご馳走なのにこんなのってないですよ!」

悟空「わりぃわりぃ、そのこと忘れてた(笑)」

禁書「とうま!食事時にうるさいんだよ」

上条「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

第二部完

>>1です。

一応二部はこれで終了です。三部構成で考えてたので次がラストになります。
ある程度書き貯めたら投下しますので、その際はまたお付き合い頂けたら幸いです。
稚拙な文章で恐縮なのですが、最後までは書くと決めているので、あと少しの間どうか宜しくお願いします。

一応投下予定日は今週末を予定してます。遅れた場合はご容赦ください

スレは完全に消えてるでしょうからまた今回と同じスレタイで投下致します。

完全に自己満ですがお付き合い頂いた方々、再度ありがとうございました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月20日 (水) 23:55:17   ID: hmJz1_dD

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