キョン子「なんだ、こけたのか。ほら、ハンカチつかえよ」(956)

ハルヒ「あ、ありがとう」
キョン子「歩けるか?」
ハルヒ「大丈夫です・・・」
キョン子「そうか、じゃあ私は行くよ。君も気をつけてな」
ハルヒ「はい、ありがとうございます・・・」

腐女子視ね

>>2
.00だったから

キョン子「お父さん」
キョン「なんだ」

キョン子「お父さんとお母さんっていつ出会ったの?」
キョン「高校生の時だな」

キョン子「へえ」
キョン「どうしたんだ急に」
キョン子「別に、気になっただけ」

キョン子ってこういう意味でいいんだよな?

キョン「好きな人でも出来たか?」
キョン子「え?何でそうなんの?」
キョン「違うのか」
キョン子「違う違う」

>>1
続けろってさ

っていうか>>7の質問誰か答えてよ

キョン子「お父さんってあんまり昔のこと喋らないよね」
キョン「そうか?」
キョン子「うん」
キョン「悪かったな」
キョン子「別にいいけど、理由でもあるの?」

>>11
キョン子ってのは二次創作でのキョン女体化バージョンのことなんだろうけど、
おまえさんの書いてる「キョンの娘」版のが新鮮なのでそのままでいいのでは

キョン「いや…うーん。」
キョン子「どうしたの?」
キョン「特に理由はないな。まあ母さんに聞いた方が早いと思うぞ」
キョン子「お母さんも教えてくれないし」
キョン「あー、そりゃそうかもなあ…」

キョン子の母「何?」

キョン子「何でも無いよ」

>>14
やっぱりそうなのか

キョン「高校一年生、今のお前と同じ年にな」
キョン子「え、話してくれるの?」
キョン「気になるんだろ?」
キョン子「うん」

キョン「続けるぞ?」
キョン子「うんうん」
キョン「しかもその入学初日にな、かなりぶっとんだ自己紹介をした奴がいたんだ。」
キョン子「高校デビューってやつ?」
キョン「うーん、ちょっと違うかな」

キョン「なんだったかな…そう、『ただの人間には興味有りません』だったかな」
キョン子「え?」
キョン子の母「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
キョン「そうそう、そんな感じ、っていきなり現れるなよ」
キョン子「お母さん」

キョン子の母「暇なら二人で洗濯物でも畳んどいて」
キョン子「うん」
キョン「はいはい」

キョン子「それで?」
キョン「正直かなり引いた。」
キョン子「いや、お父さんの感想は聞いてないから。」
キョン「そうかい」

キョン「まあ、引いたんだが、何故か喋りかけちゃったんだよな。美人だったからかな」
キョン子「へー…今何かガタッて音しなかった?」
キョン「そうか?うん、まあでも、軽くあしらわれた」
キョン子「下心見え見え?」
キョン「違うと思いたいな」

キョン「まあ、それでも何となく話しかけてはいたんだが、暫くしてあることに気付いたんだ」
キョン子「うん」
キョン「髪型が毎日変わってたんだ。」
キョン子「どんな風に?」
キョン「曜日が進むごとに結ぶ箇所が増えてた」
キョン子「…六個まで?」
キョン「多分な、見てはいない」
キョン子「ふーん」

キョン「火曜日はポニーテールだったんだがか、これがまた似合ってたんだ」
キョン子「そういえばお母さんもポニーだよね」
キョン「実は俺の頼みだ」
キョン子「意外だな」
キョン「そうか?でもそいつは俺が指摘した次の日にばっさりと髪を切って登校してきたんだ。」
キョン子「勿体ないね」

キョン「他にはなあ、あ、そうだ、体育の授業始まる前に、教室分かれて着替えるだろ?」
キョン子「更衣室あるよ」
キョン「ああ、そういえば北高は大分改装したんだったな」
キョン子「うん」
キョン「昔は授業前にはは更衣室なんざ使えなくてな、男子はクラス移動して着替えたんだ」
キョン子「…え、じゃあ」
キョン「その通り、恥じらいもなくそいつは着替え始めるんだ」
キョン子「…意外と気にならない気もする、やらないけど」
キョン「気にしなさい」

キョン「あ、そういえば全ての部活に仮入部するなんてこともやってたな」
キョン子「なんで?」
キョン「さあ?覚えてないな」
キョン子「後でお母さんに聞いてみる」
キョン「それがいい。で、なんだっけ、そう、そんな破天荒な奴だったから、すぐに有名になっていったんだがな、まあそれでも、異常では無かったんだ」
キョン子「異常って酷いね」
キョン「ところがだな、今でもよく解らんが、ある日突然俺は教室から引っ張り出されて、部活を作らされた」
キョン子「あ、それはちょっと聞いたことあるな、何だっけ。なんとか団」
キョン「SOS団」
キョン子「それそれ、何かを助ける部活?」
キョン「そんな大層なもんじゃないさ。ただの頭文字」
キョン子「へー、何ていうの?」

キョン「それも母さんに聞いてみなさい。」
キョン子「分かった、覚えとく」
キョン「文芸部、まだあるか?」
キョン子「えーっと、確か、あったと思う」
キョン「そうか」
キョン子「何で?」
キョン「そこの部室とたった一人の部員を乗っ取って、SOS団は誕生したんだ」

キョンの相手は朝倉と想像しながら見てる

キョン子「酷いことするね」
キョン「俺もそう思うぞ。それにもう一人、次の日に拉致られてきた女の子、といっても先輩なんだが、その人を迎えて、四人でSOS団は始まったんだ」
キョン子「その中にお母さんはいるの?」
キョン「そうだな」
キョン子「…大体分かった」
キョン「…だろうな。」

>>32
なんかごめん。絞るの早すぎた

キョン「そのうち謎の転校生も引き込まれて、男2人、女3人で活動するようになったな」
キョン子「謎?」
キョン「団長が言ったんだ」
キョン子「ふーん。そういえば活動内容聞いてないけど」
キョン「特に何もしてなかったな。強いていえば遊んでたな」
キョン子「…そんなので申請よく通ったね」
キョン「通るわけないだろ?」
キョン子「だよね」

キョン「一応、世の中の不思議を探すという名目はあったんだけどな」
キョン子「不思議?」
キョン「自己紹介であんなこといってたやつだろ?」
キョン子「ああ、納得」
キョン「ああ、そうそう、大事なことを抜かしてたな。」
キョン子「何?」
キョン「その、転校生が来る前にな、文芸部だった方の団員の家に招待されたんだ」
キョン子「おお、お父さんやるじゃん」
キョン「で、俺は入学式の日以来のぶっとんだ自己紹介をされたんだ」
キョン子「どんな感じ?」
キョン「この銀河を統括する情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース。それが、私」
キョン子「…」
キョン「…」
キョン子「…大丈夫?お父さん」
キョン「ああ」

キョン子「そもそも、それ日本語?」
キョン「俺にもよく解らんが日本語じゃないかな。」
キョン子「簡単にいうとなんていってたの?」
キョン「私は宇宙人です」
キョン子「…目標達成だね」
キョン「そうだな」
キョン子「電波入ってない?」
キョン「俺もそう思ったさ」

なんかID戻ったんだが

キョン「話を戻そう。そうだ、不思議を探すという目的が一応あったからな、日曜日の朝っぱらから呼び出されて、不思議探索とやらをさせられた」
キョン子「楽しそうだね」
キョン「そうかい。その、記念すべき第一回に、またもやぶっとんだ話を聞いたわけだ」
キョン子「私は未来人です。とか?」
キョン「よく分かったな」
キョン子「え、当たりだったんだ」
キョン「ああ、拉致られてきた先輩の方でな、これまた可愛らしい人だったんで、二人で歩いててちょっと浮かれてたんだが」
キョン子「二人?」
キョン「くじ引きでな、二人と三人に分かれたんだ」

キョン「今度は未来人だと告白されたんだ」
キョン子「やったじゃん、告白」
キョン「折角だから愛の告白をされたかったな」
キョン子「されたいよね」
キョン「解るか?」
キョン子「高校生だし、恋人くらい欲しいよ」
キョン「…複雑だな。」
キョン子「い、いいよ掘り下げなくて。続けてよ」
キョン「父としては子供の未来の方が」
キョン子「いいから!」
キョン子の母「何騒いでるの?ご飯できたわよ。」
キョン子「うん」
キョン「今行く」

フロイト先生もびっくりするほどダイナミックに風呂入ってくる。
落ちてたら寝る。

>>43
の始めに
キョン子「なるほど、それで、浮かれてたのに何?」
を入れてください

キョン「いただきます」
キョン子「いただきます」
キョン子の母「いただきます」
キョン子の母「それで、何がいいから?」
キョン子「!?」
キョン「ああ、恋人が欲しいんだとさ」
キョン子「もう、いいって」
キョン子の母「変なのに捕まったら駄目よ?」
キョン子「お母さんまで…」
キョン子「…あ、そうだお母さん」
キョン子の母「何?」
キョン子「なんだったっけ?」
キョン「何が?」

長風呂ですまぬ

やべ、眠い。

キョン子「SOS団って何の略?」
キョン子の母「何を…」
キョン「…」
キョン子の母「何で目をそらすの?」
キョン「いや、別に」
キョン子「お母さん?」
キョン子の母「世界を大いに盛り上げる少年少女の団よ」
キョン子「へえ」
キョン「…」
キョン子の母「何?」

不思議探索土曜日だったな


キョン子「ごちそうさまでした」
キョン子の母「お粗末様」

キョン子「お父さん、続き聞かせてよ」
キョン子の母「何の話?」
キョン「高校時代のだ」
キョン子の母「そう、変なこと言わないでよね」
キョン「分かってる」

キョン「どこまで話したっけ?」
キョン子「未来人」
キョン「ああ、そうだったな。不思議探索ではもちろん何もなかったんだが、後日、謎の転校生から話があったんだ」
キョン子「異世界人?」

キョン「いや、超能力者の方だった」
キョン子「…担がれてたんじゃない?」
キョン「似ているかもな。今思えば」
キョン子「どういうこと?」
キョン「三人の話には共通点があった。なんだと思う?」
キョン子「…その団長さんが望んでた?」
キョン「それもそうだな。もうひとつある。三人とも、自分がそこにいるのはハ…団長が原因だと言ってな」
キョン子「ますます嘘っぽくなったね」
キョン「だろ?」

2時には寝る。明日は朝からバイト

キョン「しかも、揃いも揃って団長さんを神様のように言いやがってな」
キョン子「神様?少し怖くなってきたね。」
キョン「ところが、一部分では信じざるような出来事がおこった。」
キョン子「それは?」
キョン「まず、ある日、クラスの委員長に放課後残るよう手紙をもらった」
キョン子「もてたんだね」
キョン「そんなことは無い。命狙われたんだからな」
キョン子「誰に?」
キョン「その委員長に。ナイフで刺されそうになってな」
キョン子「怖っ」

キョン「教室に閉じ込められて、絶体絶命のピンチ」
キョン子「うん」
キョン「そこで助けてくれたんだ」
キョン子「誰が?」
キョン「宇宙少女が、宇宙パワーで」
キョン子「…お父さんがそういう冗談言うの珍しいね」
キョン「どうやら委員長も宇宙人仲間だったみたいでな、あれは軽くトラウマを覚えた」
キョン子「へー」


じゃあね

行かないでぇっ!私をおいて行かないでよぉっ!

>>55
眠い時に即興書くと大変なことになるんだよ。

俺は今までにないwktkを感じてる

バイト先潰れたらしい

給料……

っていうか今気づいたけど保守されてるのね。ありがとう
落ちることを確信して寝てた

食いそびれた朝飯食いながら続き考える。トレースだけど

www

キョン「信じてないな?」
キョン子「信じれると思う?」
キョン「思わない。まあだが少なくとも助けられたのは本当だ」
キョン子「ふーん」
キョン「次の日、委員長はカナダに転校した」
キョン子「カナダ」
キョン「行ったことあるか?」
キョン子「無いでしょ?」
キョン「無いな」
キョン子「でも行ってみたいな、ベルギー」
キョン「カナダじゃないのか」
キョン子「うん」
キョン「…また次の日、下駄箱に封筒が入ってた」
キョン子「本当にもてたんだね」
キョン「未来少女からな」
キョン子「オチが見えた」

キョン「文芸部室に呼ばれて足を運んだらな」
キョン子「意気揚々と?」
キョン「嬉しさ半分、恐ろしさ半分ってとこだ」
キョン子「ふんふん」
キョン「未来少女と同じ声の人がちゃんと出迎えてくれたんだ」
キョン子「声?」
キョン「見た目は随分大人になってた。お姉さんだったな」
キョン子「姉妹とかじゃないの?」
キョン「本人は同一人物だって言ってたな。」
キョン子「それ信じたの?」
キョン「美人の発言だぞ?」
キョン子「お父さん…」
キョン「冗談だ。とある事情もあってな、ついでに宇宙人パワーに助けられたばかりってのもあって、信じてしまったんだ」
キョン子「…詐欺にあわないでね?」
キョン「気を付ける」

キョン子「その、未来の未来少女は何で来たの」
キョン「白雪姫を知ってるか」
キョン子「知ってる」
キョン「そうじゃなくてな、白雪姫を知ってるか聞いて、『私とあまり仲良くするな』と言って、居なくなった。」
キョン子「それだけ?」
キョン「年齢は聞いたんだがな、教えてもらえなかったんだ」
キョン子「年齢聞いちゃったんだ」
キョン「気になるじゃないか」
キョン子「解るけどね。白雪姫、ねえ」
キョン「どうした?」
キョン子「ああいう、受け身なお姫様の話はあんまり好きじゃない」
キョン「ああ、そうだったな。」

キョン「委員長の家に行った話は…良いか」
キョン子「何かあったの?」
キョン「団長に連れられて行ったんだが、何もなかった。」
キョン子「何もなかったんだ」
キョン「宇宙人少女と同じマンションだった位だな」
キョン子「ああ、仲間だもんね」
キョン「そうだ、その帰り道にまた団長がおかしなことを言ってな。」
キョン子「異世界人?」
キョン「いや、そういった類じゃない。つまり、『自分がこの地球でどれだけちっぽけな存在なのか自覚したことある?』だ。」
キョン子「…何て答えたの?」
キョン「答えられなかった。すぐに話が続けられてな」

キョン子「うん」
キョン「団長はそう思ったことがある。って言ったな。小学校の頃に、野球観戦に来た人の多さにな」
キョン子「うん」
キョン「それで、なんていうんだろうな。つまりさっき言ったようなことを感じたから、周りに自分をアピールしたらしい。」
キョン子「髪型変えたりも、そうだったのかな」
キョン「…そうかもな。そんな感じに、さっきお前が言ってた受け身のお姫様?からの脱却を目指したらしい。」
キョン子「…どうだったのかな?」
キョン「さあな。本人はダメだったと言ってたが。」

キョン子「ふーん。でもちょっと解るような気もするな」
キョン「そうか?」
キョン子「うん。その人程の行動力なんてないから、やってないってだけで、世界に何十億といる人間のうちの一人っていうのは、考えててそんなに楽しくは無いな」
キョン「ほう」
キョン子「そこまで平均的な人生だなんて思わないけど、それでも、世界という規模で見たら、ありふれてる境遇だと思う。」
キョン「…」
キョン子「不満がある訳じゃないよ?お父さんもお母さんもいて、凄く幸せな方だと思う」

支援、潰れたバイト先の話も気になる…

>>83
喫茶店。関連店が事件を起こす(詳細不明)
その影響で
店長「今月一杯かなあ」
俺「じゃあ入れるだけ入れます」
昨日突然(?)潰れる。連絡入らず
今朝メールでバイト仲間から、「バイト先潰れました」
以上

キョン「それは良かった」
キョン子「…なんか、恥ずかしいな。続けてくれる?」
キョン「そうだな。…団長は、そんなことを捲し立てて、一人でかえっちまったんだ」
キョン子「追いかけなかったの?」
キョン「後ろ姿に『ついてくんな!』って言われてる気がしてな」
キョン子「ふーん」
キョン「家に帰ると超能力野郎に待ち伏せされてた」
キョン子「おお」
キョン「超能力を見せてくれるってな」
キョン子「スプーンでも曲げてくれた?」
キョン「残念ながらそんなのじゃなかった。」

キョン「そいつにタクシーに引っ張りこまれてな、その中で訳のわからない話をされた。」
キョン子「また?」
キョン「まただ。まず人間原理が何だとか言われてな」
キョン子「人間主観的な物の見方だっけ」
キョン「知ってるのか」
キョン子「聞いたことある」
キョン「お前は凄いな。俺は全然知らなかった」
キョン子「えへへ。それで人間原理がどうしたの?」
キョン「いや、人間原理は実はあまり関係ない。」
キョン子「なんだ」

キョン「団長の話の例えだったらしい。解りにくいことにな」
キョン子「どういうこと?」
キョン「『彼女には願望を実現する能力がある』」
キョン子「また変な話になってきたね。」
キョン「だろ?そいつは、宇宙人も、未来人も、超能力者も皆、団長が願ったから集まったと言ったんだ」
キョン子「…成る程」
キョン「納得するんだな。」
キョン子「まあ辻褄はあってるよね」
キョン「そいつはある日、突然団長に能力が与えられて、それで何をすべきかも全て、唐突に自覚したらしい。」
キョン子「能力?」
キョン「ああ、その辺りでタクシーは止まってな。降りた」

遊びのお誘い来た

キョン「そこは街中の交差点でな、もう今さら後には引き返せなかった俺は、目を瞑らされて、」
キョン子「うん」
キョン「世界が灰色になった」
キョン子「詩人みたいだね」
キョン「例えじゃなくてな、本当に灰色になったんだ。たくさんいたはずの人も居なくなった」
キョン子「…」
キョン「あいつらはそれを閉鎖空間と呼んでいたな」
キョン子「閉鎖空間…」
キョン「ランダムに現れるそれは、団長の精神が不安定になると現れるともいっていた」

断れ

>>88
元バイト仲間なんだが。

キョン子「団長さんは、それを作ってどうしたかったのかな?」
キョン「ストレス解消だった、みたいだな」
キョン子「どういうこと?」
キョン「しばらくすると、青く光る巨人が現れて、ビルやらを破壊し始めた」
キョン子「現実には作用するの?」
キョン「いや、してなかった。」
キョン子「へえ、じゃあ、そこそこ理性的じゃない?」
キョン「古泉みたいなことを言うな」
キョン子「古泉?」
キョン「その超能力者だ」
キョン子「ふーん」

キョン「さて、ここからが超能力者の本領発揮だったみたいで、その古泉が赤い玉になって、他の赤い玉と一緒に巨人と戦い始めた」
キョン子「おお」
キョン「青い巨人は、そのうち切り刻まれて散っていった。」
キョン子「凄いね」
キョン「信じてるのか?」
キョン子「さあ?」
キョン「まあいい、赤い玉軍団が勝利をして、しばらく経つと、な」
キョン子「ボスが登場?」
キョン「いや、その閉鎖空間は卵が割れるみたいに崩壊して俺は元の世界に戻った」

キョン子「あ、一つ気になるんだけど、いい?」
キョン「どうした?」
キョン子「団長さんは、現実世界じゃなくて、その閉鎖空間で暴れてたんだよね?」
キョン「ああ」
キョン子「なんで、赤い玉は青い巨人を倒す必要があったのかな」
キョン「…破壊し尽くした時には、閉鎖空間と現実世界が入れ替わってしまうんだそうだ」
キョン子「なんで解るの?」
キョン「『解ってしまうのだからしょうがありません』」
キョン子「あはは、なにそれ」
キョン「古泉が言ったんだよ」
キョン子「なるほどね。それなら仕方ないね、お父さん」
キョン「そうだな」

なんだパパっ子じゃないのか…

さて、こっから本編では最終章だが、俺の妄想はまだまだ止まらないぜ!
でも出掛ける。

>>95( ゚д゚ )

キョン「そんなこんながあってな、それでも平凡な日々を過ごしてたわけだ」
キョン子「部活では何もせず遊んでたんだったね。」
キョン「その通り。ところがある日、気になってしまったんだな俺は」
キョン子「何に?」
キョン「未来少女が言ってた『証拠』が」
キョン子「なんだっけ?」
キョン「言ってなかったか? まあ、ある身体的特徴を指して言ったんだが、それを写真にて確認中に本人が現れてな」
キョン子「未来の?」
キョン「当時の方だ。それを隠そうと頑張って、取り合いになってるところに団長が現れた」
キョン子「あらら」
キョン「かなり冷たい視線だったな。0ケルビン」
キョン子「ケルビン?」
キョン「まだ習ってないか」
キョン「うん」

キョン「なんだ、たけのこか
に見えてきのこ厨スレかと思った

>>113
ワロタ
只今

キョン「絶対零度は解るか?」
キョン子「うん」
キョン「あれを0とした温度がケルビン。単位はK」
キョン子「へえ」
キョン「つまり-273℃の視線というわけだ」
キョン子「それは痛いね」
キョン「痛かったぞ」
キョン子「自業自得だと思うけど」
キョン「…ごめんなさい」
キョン子「まあ、ケルビンはどうでもいいや、続けて」
キョン「そうだな、俺も先に進めたい。」

キョン「実は、もう一つやっちゃったんだ」
キョン子「…」
キョン「まだ言ってないからその視線はやめてくれませんか?」

キョン子「…で、何をやったの?」

キョン「団長が着替えようとしてるのに出ていかなかった」
キョン子「え?」
キョン「いや、あいつさっきも言ったように全く気にしない奴だったからさ」
キョン子「…お父さんは乙女心を解ってなかったんだよ」
キョン「…お前の口から乙女心等という言葉が聞けるなんて」
キョン子「どういう意味?」
キョン「何でもない」
キョン子「それにね、そもそもお父さんは気にするべきだったんじゃないの?」
キョン「ああ、確かにそうかもな」
キョン子「…やれやれ」

キョン子の母「あはは」
キョン子「うわっ。お母さん」
キョン「聞いてたのか?」
キョン子の母「ううん。父娘の語らいなんて珍しいからね、邪魔しないようにしてたんだけど、」
キョン子「え?じゃあ何で笑ったの?」
キョン子の母「通りすがりに『やれやれ…』って言ってたの聞こえてね、誰かさんに似てきたなあって思って」
キョン「うるさいな」
キョン子「お父さんに似てるなんてやだよ。お母さんに似たい。」
キョン「…」
キョン子の母「あはは、お父さん可哀想よ?」

キョン子の母「じゃあ、邪魔者は消えるわね」
キョン「ああ、そうしてくれ」
キョン子「別にいいのに」

キョン子「行っちゃった」
キョン「そうだな」
キョン子「続き続き」
キョン「はいはい。その、夜のことだ。」
キョン子「夜?」
キョン「気持ちよく眠っている俺を邪魔する輩がいたんだ」
キョン子「叔母さん?」
キョン「違う、団長」
キョン子「へ?あ、電話か」
キョン「いや、起きたら学校だった。」
キョン子「意味が解らない」
キョン「景色は灰色だった」
キョン子「ああ、あれ。閉鎖空間?」
キョン「それに近いな」

飯作って食ってきま。多分すぐ戻る

待ってるよ

和風スープスパ旨かった。
俺次も厨房で働こうと心に決めたね。

キョン子「じゃあ、何だっけ、青い巨人とか赤い古泉さんはいたの?」
キョン「どっちもまだいなかったな」
キョン子「ふむ」
キョン「とりあえず俺達は学校から出ようとしたんだ」
キョン子「出れなかった」
キョン「そう、よくわかったな」
キョン子「まあね」
キョン「それで、仕方ないから誰もいない夜の校舎に入ってみた。」
キョン子「ちょっと羨ましいかも」
キョン「そうか?結構焦ってたし、楽しくは無かったぞ。」
キョン子「ふーん」

キョン「電話繋がらないか確かめに職員室に行ってみたりしたんだが」
キョン子「通じるわけはないよね」
キョン「その通り。そのあととりあえず景色を見に教室に言ったんだが、その間珍しく不安なのか、団長は俺の服の裾をつまんできてな」
キョン子「そういうのは良いから」
キョン「まあ、何もなかった。人の気配というのかな、そういうのは教室からは一切見えなかった」
キョン子「…」
キョン「そのあとは部室にいって、落ち着くために茶を飲んでみたりしたんだが」
キョン子「お父さんらしいね」
キョン「そうか?」

キョン「団長は一人で探検を始めちまった」
キョン子「二人しかいないのに、バラバラになって良いの?」
キョン「あいつはそういう奴だったからな」
キョン子「そっか」
キョン「で、一人になった俺の前に、小さな赤い玉が現れた」
キョン子「古泉って人?」
キョン「そう。見た目はよくわからなかったが多分」
キョン子「なんでだろうね」
キョン「解らんが、普通の閉鎖空間ではなかったみたいだな。今にも現実世界を書き換えようとしてるらしかった」
キョン子「大ピンチ?」
キョン「ああ、間違いなく大ピンチだ、何せ『今やそちらが真実で、こっちが閉鎖空間だと言えます』だからな」
キョン子「おお、大変だね」

キョン「だが、古泉は絶望を伝えに来ただけじゃなかった」
キョン子「何?」
キョン「まず、未来少女から謝罪を貰い、そして、宇宙少女からは、パソコンを付けるよう伝言を貰った」
キョン子「つくの?」
キョン「ああ、一応起動した。ただ、文字が見えただけだった」
キョン子「宇宙少女から?」
キョン「そうだ。」
キョン子「何て?」
キョン「絶望的です。最悪です」
キョン子「うわぁ…」
キョン「あとは、俺に賭ける、ってのと、また図書館に行こうっとのと、sleeping beauty」
キョン子「図書館?」
キョン「ああ、不思議探索の時に一緒にいってカード作ってやったんだ」
キョン子「へえ。それに、最後はなんだって?」

キョン「sleeping beautyだ。解るか?」
キョン子「なんか、また?って感じだね」
キョン「そうだな。で、パソコンが正常に戻って、気づいたら巨人が学校の外にいた」
キョン子「いや、そこさらっと流さないでほしいな」
キョン「仕方ないだろう。本当に気づいたらいたんだから」
キョン子「まあ、いいや。」
キョン「そしたら団長が目を輝かせて入ってきた。」
キョン子「目を輝かせて?」
キョン「そう、かなり興奮して、宇宙人か超兵器か等と叫んでた」
キョン子「すごい人だね」
キョン「全くだ。もう既に一度見てた俺は少しは冷静で、破壊されたビルを思い出して、団長の手をつかんで逃げた。」
キョン子「おお、頼りがいあるじゃん」

キョン「校庭に降りたって、とてつもない光景を見つめながら、団長が何かを言ったんだが、俺は適当に相槌をうちながら考えてた」
キョン子「何を?」
キョン「このまま世界が変われば、どうなるんだろうか、みたいなことをな」
キョン子「解ったの?」
キョン「解らなかったな、当然。何故巻き込まれたかも。だから俺は聞いた」
キョン子「…元の世界に戻りたくない?とか?」
キョン「…本当に、よくわかるな」
キョン子「お父さんなら、そう聞くかなって。それで『俺は戻りたい』とかだよね」

キョン「そう、まさにそんな感じだ。俺はなんだがんだで今までの生活が楽しかったと言った。」
キョン子「うん」
キョン「あいつは、拗ねてるみたいだった。俺に、『つまんない世界にうんざりしてたんじゃないの?』って聞いてきて、」
キョン子「…」
キョン「俺は、その数日経験したことをかいつまんで話した」
キョン子「…どうだった」
キョン「団長はまだ納得してないみたいだったから、俺は最後の手段に出た」
キョン子「それが白雪姫、それにsleeping beautyってことだよね?」

キョン「思い出すと恥ずかしいが、その通り。」
キョン子「わあ」
キョン「俺は、ポニーテールが似合ってたとか誤魔化して、行動を起こした。」
キョン子「酷い言い訳だね」
キョン「で、不意に落下する感じを味わって」
キョン子「…」



キョン「そこで目が覚めた」
キョン子「…は?」

キョン子「ゆ、夢オチ」
キョン「さあ? 俺は実際に体験したと思ってるぞ。」
キョン子「なんか、拍子抜けした」
キョン「でもな、不思議なことがあった」
キョン子「何?」
キョン「次の日学校に行ったらな、団長がポニーテールだった」
キョン子「髪の毛、短かったんじゃないの?」
キョン「ああ、だから正確にはポニーテールじゃなかったな。はい、話は終わりだ」
キョン子「それが、お父さんと、お母さんの馴れ初め?」
キョン「さてな。明日は学校だろ?宿題はやったのか?」
キョン子「うん。ありがとう、お父さん。また聞かせてね」

キョン子の母「終わった?」
キョン「ああ」
キョン子の母「一体何を話してたのよ」
キョン「高校入学したころの話だな」
キョン子の母「ずいぶん昔の話ね」
キョン「そうだな」
キョン子の母「また、久しぶりにみんなと会いたいな」


キョン「…お前が会いたいんならな、きっと会えるさ。…ハルヒ」
ハルヒ「…うん」

第一部「父の昔話」完

質問とかある?

母は佐々木だともっとよかったんだけどな

>>143
佐々木は思い出話書ける程ネタがないんだよ。

母は乗っ取りの時点では決まっては無かったよ。

乙。
是非和風スープスパの概要を…

一部ってことは・・・・

はー、っていうか乗っ取りって疲れるね。
書きためは切ないけども。

>>145
簡単にいうと、ゆで時間少し短くして、お湯でスープをつくって一緒に茹でるだけだ。
意味解らんと思うが

>>146
いや、スレタイ言わせてないし、脳内で妄想は溢れるし大変なんだよね。

第二部「あの人は今」
とかね。

>>147
二部www
期待してます( ゚д゚ )

投下予定はいつぐらい?

とりあえず明日までにやることが幾つかあるんだ。
書類を探したりとか。
もうちょっと待ってくれ

さて、書こうかな。

落ちてなかった

キョン子「おはよう」
キョン「おはよう、もう行くのか」
キョン子「うん」
ハルヒ「あんたと違って寝坊助じゃないのよ」
キョン「いってらっしゃい」
キョン子「行ってきます」


通学路
級友「おはようございます」
キョン子「おはよう、今日も眠そうだな」
級友「そうですね」
キョン子「毎度思うんだけど、眠そうなわりに丁寧なしゃべり方だね」
級友「それは恐らく母の教育のせいでしょう」
キョン子「そうなの?」
級友「メイドですからね」

あはは笑いで佐々木かと期待したが当たり前だがハルヒだったか

>>159
大人になって少しは変わったってことで
そもそもハルヒってどんな笑いかたするっけ


キョン子「あー、希少種だね」
級友「私もそう思います」
キョン子「で、ちゃんと調理実習の用意は持ってきた?」
級友「…」
キョン子「…やれやれ」
級友2「やっほー、朝から溜め息ついてたら幸せが逃げちゃうよキョン君二世!」
キョン子「誰がキョン君二世だよ。しかも娘に」
級友2「家に来たとき言われてたじゃん『う~ん。キミはハルにゃん二世と言うよりキョン君二世だね!』って」
キョン子「はいはい」
級友「朝から元気ですね…」

弟「キョン子ちゃん朝だよ~」ドスン

キョン子「おふっ!」

キョン子「こいつ調理実習の用意を忘れたらしい」
級友2「なんだって!でも大丈夫、この私に任せなっ!」
級友「2つ持ってるんですか?」
級友2「一緒に阪中先生に謝ってあげようっ」
級友「一人で謝ります」
級友2「そっかい…」
キョン子「大丈夫だと思うよ。あの先生優しいし」
級友「…そうですね」
キョン子「あ、そうだ。岡部先生って昔からいるんだよね」
級友2「うん、岡っちはお母様が通ってた頃からいたみたいっさ!」
キョン子「ありがとう、声もう少し小さくね」
級友「うん」

級友2「なんで岡っちが気になるんだい?」
キョン子「いや、昨日親父から昔話聞いてね、岡部先生なら知ってるかな、と。昔のこと」
級友「私はそんなに興味です…眠いですし」
級友2「じゃあ三人で昼休みに聞きにいこうじゃないかっ!」
級友「話聞いてました?」
キョン子「っていうか二人とも来るの?」

調理実習へ

調理実習
先生「はい、今日は予定通り調理実習です。みんな持ってきたものテーブルに出して欲しいのね。」
級友「…」
キョン子「小学生か中学生に対する扱いのようだよね。正しいのかもしれないけど」
級友「ですね」
キョン子「お前に言ってるんだ」
級友「…阪中先生。すいません、全て忘れました」
先生「あらら…一応予備のがあったと思うから、貸してあげます」
級友「ありがとうございます」
キョン子「想像以上に優しい先生だ。むしろ甘いな」
級友「そうですね」

キョン子がおにゃのこに見えない

このキョン子はやっぱポニテなのか?

名前あるやつ出来ればどんどん挙げていってくれ。
そんなに多くはないはずだが、単行本が一巻以外行方不明なんだ


キョン子「出来たね」
級友「出来ましたね、ロールケーキ…」
キョン子「男子は役に立たないし、」
男子生徒「いや、お前も立ってないからな?」
キョン子「…お菓子作るのうまいな。」
級友「ありがとうございます」
男子生徒「誤魔化すな」
級友2「出来たっ」
キョン子「あ、なんか向こうの班は凄いの作ってる」
級友2「ブッシュドノエルみたいに見えますね。レシピがそもそも違います」
男子生徒「ロールケーキ作れよ…」

阪中「あらら…凄いのね」
キョン子「凄い包容力だ」

髪型とか自由に想像してくれ。
想像ならスキンヘッドでも可。ただしスキンヘッドって書き込むのは止めなさい。

>>173
ごめん

昼休み
体育教官室

級友「失礼します」
キョン子「失礼します」
級友2「お邪魔しまーす!」

岡部先生「おう、どーした?」
級友2「岡っち!ロールケーキ作ったから食べてほしいっさ!」
岡部先生「ありがとう。岡っちは止めなさい。残りの二人は何の用?」

キョン子「岡部先生ってこの学校長いんですよね?」
岡部先生「もう20数年になるが、それがどうかしたのか?」
キョン子「私の父と母がこの学校出身なんです。」
岡部先生「おお、そうかそうか、で、話を聞きに来たのかい?」
キョン子「はい、で、二人は付き添いです。」
級友2「私の母様も北高出身だよっ!」
岡部「その話は聞いたよ」

ハルヒの美人さとキョンのフラグ能力…キョン子って最強なんじゃね?

岡部先生「親御さんの名前は何ていうの?」
キョン子「多分、母親の凉宮ハルヒのほうが有名だったんじゃないかと思います」
岡部先生「え?」
キョン子「…知りませんか?」
岡部先生「そうか…君はあの凉宮の子か…」
キョン子「知ってますか?」
岡部先生「知ってるも何も、俺はあいつの担任やったんだよ。もう数十年教師をやってるが、一番印象が強い生徒だ。」
キョン子「はあ」
級友「凄いこと言われてますね」
級友2「良かったね!」
キョン子「嬉しいやら恥ずかしいやら。」

岡部先生「いやはや、あの子には手を焼かされたよ。突然バニーガールの衣装でビラ配りを始めたり」
キョン子「…」
岡部先生「校内で何かあると、必ず凉宮が絡んでるといった感じだったよ」
キョン子「…すみません」
岡部先生「いやいや、謝らなくていい。あの子のお陰で運動会とかも盛り上がったし。」
キョン子「…」
岡部先生「それに、あの頃の若者とはおもえないほどイベントには積極的に参加していた。そういう点では評価している先生も多かったよ。成績以外でも」
キョン子「…ありがとうございます」
岡部先生「あと、君の名字、そう、君の父親が居たお陰で、少しは抑制されてたようだし」

岡部いい人にしすぎた?

キョン子「おと…父が?」
岡部先生「そうだとも。振り回されてるように見えたが、限度を超えるような行動が減ったのは、きっとあいつのお陰だと見ている。」
キョン子「…」
岡部先生「そうだ、あいつらに伝えてほしいことがある」
キョン子「…なんでしょう?」
岡部先生「お前らが残した遺産があるから、一度あの集団で学校に来い。と」
キョン子「…解りました。必ず伝えます」
岡部先生「ほら、もう五時間目始まるぞ、帰れ帰れ。」
級友「はい」
級友2「了解!」
キョン子「はい。ありがとうございました!」

級友「良かったですね。話を聞けて」
キョン子「恥ずかしかったよ」
級友2「と言いつつうれしそうなキョン君二世であった」
キョン子「やめてよそれ」
級友「でも本当にうれしそうですね」
キョン子「うん、まあ、聞けてよかったかな。ところで次の英語の宿題はやった?」
級友2「もっちろんやったよ!」
級友「…」
キョン子「…」
級友2「大丈夫!私が一緒に」
級友「一人で謝ります」
級友2「…というのは冗談で見せたげようじゃないか!」
級友「…ありがとうございます」

>>190
> あの集団

谷口「あれ? おれ呼ばれた?」

国木田「覚えられるほど存在感ないのに、呼ばれるわけないじゃないか」

谷口「それもそうだな」






谷口「あれ?」

放課後
級友「…zZZ」
キョン子「起きろー」
級友2「さて、これからどうするんだい?」
キョン子「どうって」
級友2「今日は私は部活休みだし、遊ぼっ」
キョン子「まあいいけど。あ、文芸部室に行ってみようかな」
級友2「文芸部室? いいねっ。会いたい人もいるし」
キョン子「あんたはどうする?」
級友「ひゅ?…行きます行きますー」

キョン子「そういえば、会いたい人って誰なの?」
級友2「生徒会長の未来の奥さんさっ」
キョン子「へぇ」
級友「え、生徒会長って付き合ってる人いらっしゃるんですか!?」
級友2「あり?」
級友「あ…」
キョン子「まあまあ」

級友2「谷口せんぱーい、会いに来たよー!」

キョン子「どれ?」

部員「…部長は生徒会室に行ってます」

キョン子「すいません、ちょっと見学してみてもいいですか?」
部員「は、はあ。入部希望の方ですか?」
級友「そういうわけではないです」
キョン子「部誌の昔のやつとかありますか?」
部員「ああ、一回一人になった頃からのならまとめてありますよ」

キョン子「あ、一番古いの、お父さん達の年だ」
級友「…古くさいですね」
キョン子「お父さんのは微妙で、お母さんのは意味わかんないや。あ、これ君のところのおばさんのじゃない?」
級友2「おおっ」
キョン子「これ、面白いね」
級友2「流石母様だ」
キョン子「他は、まあいっか」部員「もういいですか?」

級友「あ、随分古いパソコンがおいてますね」
キョン子「どれどれ?」
部員「あ、それはずっと置いてあるみたいなんです。」
キョン子「もしかして、このパソコンかな」
級友「どうかしたんですか?」
キョン子「あ、なんでもない」

キョン子「さて、どうしよう」
級友2「谷口先輩に会いに行く!」
キョン子「いいけど、どうする」
級友「い、行きます」
級友2「じゃあ生徒会室にレッツゴーだねっ!」

キョン子「ところで、その谷口先輩ってのはどんな人なの?」
級友2「なんというか、ユルユル」
キョン子「成る程」
級友「生徒会長とどういう関係ですか?」
級友2「親が高校時代からの親友で、家族ぐるみの付き合いだったんだってさ!」
キョン子「ベタベタだな」
級友「…きょ、強敵ですね…」

キョンとハルヒの子→キョン子
古泉と長門?の子→級友
鶴屋さんと??の子→級友2
谷口と??の子→文芸部部長でおk?

>>208
俺の中ではキョン子以外は片親しか決まってない。

フロ入ってくる。姉ちゃんと

寝てた…すみませんが今日は続行不可能と思います。

一レス書きかけがあったので

級友2「谷口せんぱー」
?「ノックをしてから」
級友2「はーい」

級友2「コンコン、谷口せ」
?「生徒会役員以外は立ち入り禁止です」
級友2「はーい」
キョン子「えー…」
級友「はふーん」
級友2「大丈夫大丈夫」

?「どうぞ~」
キョン子「随分間延びしたこえだ」

級友2「よし、谷口せんぱーい!遊びに来たよーうっ!」
谷口先輩「はい、いらっしゃい」
?「本当は遊びで来てはいけないんだけどなあ…」
級友「か、か、か」
級友2「固いこと言わないでくださいよこんないい部屋でさっ!」
キョン子「いやいや、ひとり壊れかけてるの無視するの?」

本当にすまないな。

30分一度くらいかな

昨日はすまんかった
大丈夫、姉はいるけど独り暮らしだから。

今読み直してきます

風邪で寝込んでいる俺に早く・・・

>>266
風を押して見るもんではないよ

級友「し、失礼しました!」
級友2「逃げるのはなしさー!」
谷口先輩「あわわ」
キョン子「すいません」
谷口先輩「いーのいーの。いつものことですから。」
キョン子「はあ」
会長「いや、いつもだと思われたら困る」
キョン子「はあ」
谷口先輩「もー、後輩いじめたら駄目でしょ?」
会長「いや、苛めるも何も…そういえば委員会か何か?」
キョン子「いや、えっと」
級友2「谷口先輩に会いに来たんだよん!」
谷口先輩「わあ、ありがとう」
会長「…」
キョン子「あ、文芸部の機関誌読ませてもらいました。昔の奴」
谷口先輩「あーあれ私達のお父さんも書いてるんですよー。ね?」
会長「あ、ああ」
級友「!?」

>>267風邪だ風邪
windじゃねえ

キョン子「どうかした?」
級友「ど、どうしましょう。キョン子さん」
キョン子「?」
級友「読んでません」
キョン子「知らん」

会長「本当に用事はそれだけか?」
級友2「うんっ」
会長「帰れ」
級友2「…あっ、ごめんね先輩!お邪魔虫は退散するっさ!さあ出よう」
級友「そ、そんなあ」
キョン子「あ、えーっと、すいません」
谷口先輩「また来てね」
級友2「もっちろん!」
会長「来なくていい」
級友「会長! 私立候補します!」
会長「? ああ、頑張って」

級友「私も生徒会に入って毎日通いたいです。」
級友2「やる気満々だねっ」
キョン子「一ついいか?」
級友「はい?」
キョン子「あの人今会長だろ?」
級友「はい」
キョン子「お前が立候補するときには引退じゃないのか」
級友「…え?」
キョン子「いや、だから一緒に仕事とかはできない」
級友「…そんな」
キョン子「やっぱり気付いてなかったのか…」
級友2「でも折角だし立候補ひちゃいなよ。」
級友「しません…」

キョン子「さて、これからどうする?」
級友「しくしく」
級友2「もう用事はないよ!」
キョン子「じゃあそろそろ帰るか」
級友2「おっけー」
級友「すんすん」
キョン子「ほらいつまで泣いてるの?」
級友「…泣き止みました」
キョン子「帰る?」
級友「はい」
キョン子「じゃあ支度しよう」
級友「はい」
キョン子「…」
級友「どうかしました?」
キョン子「なんでもない。教室に戻ろう。追いかけなきゃ」
級友「はい」

こけしか猿か

下校
級友「先程はお見苦しい姿をお見せしてすいません」
級友2「気にしない気にしないっ!あたしもごめんね。」
キョン子「うん、気にしなくていいよ」
級友「ありがとうございます…」
キョン子「…」
級友2「何か言いたげだねキョン君二世」
キョン子「やめろって。いや、うーん。泣いたりガチガチになったりするほど好きな人がいるんだよなこいつには。」
級友「…」
キョン子「…」
級友2「『恋がしてぇ』だねっ」
キョン子「何それ」
級友2「さーねっ。つまり高校生らしく彼氏の一人でも作ってみたいってこと?」
級友「ですねえ」
キョン子「え?なんで二人して勝手に納得してるの?」
級友2「ようっし、じゃあまずは明日あたしが告白するさっ!」
級友「…」
キョン子「………は?」

>>273
何それ?

級友「だ、誰にですか!?」
キョン子「い、いきなり?」
級友2「いや、冗談なんだけどなー」
級友「…」
キョン子「…なんだ」
級友2「あー、あからさまにがっかりしてるねえ。ごめんねっ」
キョン子「いやいいよ別に…」
級友「謝るくらいなら告白してください…」
級友2「ご、ごめんよ…」
キョン子「…この話はやめない?」
級友「そうですね…」
級友2「そうだ!今度の休みなんだけど…」


級友2「じゃーそういうわけで、ばいばーいっ!」
キョン子「じゃあな」
級友「お気を付けて」

級友「あ、私ちょっとこっちで買い物して帰りますから」
キョン子「そっか、じゃあね」
級友「うん」
キョン子「…帰ろっ」

やっと学校終わったー

キョン子「ただいまー」
ハルヒ「お帰りなさい」
キョン子「あ、お母さん。今日岡部先生と話してきたよ」
ハルヒ「え!?」

……

父親サイド
帰宅中
キョン「…お? あいつ」
?「…」
キョン「おい、古泉!?」
古泉「え?…おや、久しぶりですね」
キョン「本当だよ。全く、たまには連絡くらい寄越せ。」
古泉「すいません、方々飛び回ってたもので」
キョン「言い訳するな。…老けたな、お前」
古泉「そっちもなかなか、いい父親をやってるみたいですね。」
キョン「まあな」

こけしか猿かって何だろう…

インスタントコーヒー美味しくないな。店のコーヒー飲みたいよお

古泉「早いですね。あれからもう12年ですか?」
キョン「もうそんなになるか。」
古泉「ええ。」
キョン「そういえばな、昨日あいつが昔のことを聞いてきてな。」
古泉「ほう、いつのことですか?」
キョン「俺たちが高校入学したての頃のだ。洗いざらい全部話しちまったけどいいよな?」
古泉「信じてもらえなかったでしょう」
キョン「さあな?あり得ないとは思ってたみたいだな。」
古泉「そうですか」

古泉「おっと、ちょっと立ち話し過ぎたようです」
キョン「やっぱり相変わらず忙しそうだな」
古泉「今週一杯くらいで暇になりますよ」
キョン「そうか。なあ」
古泉「はい?」
キョン「ハルヒが皆と会いたがってる。今度一回集まれないか?」
古泉「…そうですね、是非」


キョン「おい」
古泉「はい?」
キョン「お前は今、幸せか?」
古泉「ええ、そうですね」
キョン「ならいい。またな」
古泉「では」

12年前だったら計算あわなくね?

>>255
え?

キョン「ただいま」
ハルヒ「お帰り」
キョン子「お帰りなさい」
キョン「さっき古泉にあったぞ」
ハルヒ「珍しいわね」
キョン子「あ、超能力者の?」
ハルヒ「?」
キョン「そうそう。」
ハルヒ「何よそれ」
キョン「気にするな」
ハルヒ「む」
キョン「今度集まろうって伝えておいた」
ハルヒ「古泉君忙しいみたいだけど、大丈夫なの?」
キョン「ああ、もうすぐ暇になるみたいだ」
ハルヒ「そうなの?」
キョン「本人から聞いたからな」

>>285宛てでした

キョン子「あ、そうだお父さん、お母さん。岡部先生から伝言あるよ」
キョン「岡部まだ居るのか?」
キョン子「うん」
ハルヒ「驚きよね。あのダメ教師がまだ教師やってること自体」
キョン「おいおい。で、伝言って」
キョン子「えっと『お前らが残した遺産があるから、一度あの集団で取りに来い』だっけ」
キョン「遺産。請求書とかか?ハルヒ」
ハルヒ「な、なによそれ、あたし器物破壊はしてないわよ」
キョン子「バニーでビラ配りはしたらしいけど」
ハルヒ「うっ…」
キョン「…俺じゃないぞ?」

キョン子「あ、後お父さん達が書いた文芸部の機関誌読んだよ」
キョン「なんだったっけ?」
ハルヒ「ああ、むかつく生徒会長に書かされたやつね?」
キョン「あ、あー。ミヨキチのね」
ハルヒ「鶴屋さんの書いたのが面白かったわね。そういえば、家にもまだあるんじゃない?」
キョン「懐かしいな。どうだった」
キョン子「お父さんのは微妙で」
キョン「…」
キョン子「お母さんのは意味わかんなかった」
ハルヒ「なっ…」
キョン子「あ、ごめん」
ハルヒ「なんかちょっと悔しいわね。でもそうねー、いよいよ近いうちにみんな集めたくなったわ」
キョン「誘うのはお前に任せるよ」

ハルヒ「谷口と国木田はあんたが誘いなさいよ。」
キョン子「谷口と国木田?」
キョン「お、なんだ、あいつらも誘うのか?」
ハルヒ「当然よ。あいつらはSOS団の配下なんだから」
キョン「じゃあコンピ研の部長は」
ハルヒ「あー…誘わなくていっか」
キョン「そもそも連絡先を知らないしな」
ハルヒ「そうね」
キョン子「…どっかで聞いた名前だな」
キョン「どうした?」
キョン子「ん、なんでもないよ」

ハルヒ「みくるちゃんはやっぱり難しいかしら」

キョン「そうだなあ。古泉ならもしかしたら連絡つけられるかもな」
ハルヒ「そうね。じゃあ頼んでみましょ」
キョン子「自分の部屋行ってるね」
キョン「おう、伝言ありがとう」
ハルヒ「鶴屋さんはキョン子の同級生でしょ、後は…阪中もね北高で教師やってるし」
キョン「そういえばそうだったな」
ハルヒ「有紀は呼べば来ると思うし、他には…」

有希だorz

すまん、ちょっと用事

ハルヒとさえ出会ってないのにwwww

>>305
過去にいったのかもよ

キョン子「お母さんたち、楽しそうだったな」
キョン子「よっぽど楽しかったんだろうな。SOS団」
キョン子「お母さんは、世界を大いに盛り上げるための少年少女の団とか言ってたけど」
キョン子「あれきっと凉宮ハルヒの団だよね」
キョン子「…何かしたいなあ」
キョン子「部活に入ってもいいんだけどなあ」
キョン子「『恋がしてぇ』かあ」
キョン子「…何言ってるんだか」
キョン子「何か考えてみよう。」

こけ……たわし?

間違って電源ボタン連打しちゃった

>>313
一体何なんだ
こけしとか猿とかたわしとか。
そういえばこの日終わったら次の休日まで飛ばしていい?

ゆっくりだなぁ

まあ飛ばしちゃいますよ

キョン「近い内っていつにする?」
ハルヒ「うーん、皆の予定聞いてからにしない?」
キョン「そうだな。あ、そうだ、谷口のところはメールアドレス知らないな」
ハルヒ「電話すれば?」
キョン「そうだな。久しぶりに電話するか」


キョン「…」
?「はい、もしもし谷口ですー」
キョン「…あ、こちら○○ていう者ですけれども、お父さんはいらっしゃいますか」
?「あ、少々お待ちくださいねー」
?「おとうさーん、電話ですー」
谷口「はい、お電話代わりました」
キョン「よう、久し振りだな」
谷口「ん…ああ、どっかで聞いたことある苗字だと思ったらキョンか」

>>317
ごめん。今のは二回程同じミス繰り返したんだが頑張ってペース上げる

キョン「酷い奴だ」
谷口「毎年年賀状しか寄越さない奴に言われたかないな」
キョン「確かに…ってそりゃお前もだろが。」
谷口「ばれたか」
キョン「電話とったのお前の子供だよな?」
谷口「ああ、愛娘だ」
キョン「そうか。お前に似てないみたいでよかった」
谷口「全くだな。で、どうした急に」
キョン「ああ、簡易同窓会でも開こうかってな」
谷口「ん?クラス会の幹事は他にいるだろ?」
キョン「いやいやSOS団のな。」

谷口「ああ、あのヘンテコ集団の。俺関係ねえじゃねーか」
キョン「お前も配下らしいぞ。来たくないなら来なくて良いが」
谷口「いやいや、行けたら行くくよ。話したいことは幾らでもある」
キョン「そうか、なら空いてる休日を探してメールで教えてくれ。アドレスは年賀状に書いてあるはずだ。」
谷口「解った。電話ありがとな。懐かしい声が聞けて良かったぜ」
キョン「俺もそう思う」

やっぱり飛ばさないことにした。

翌日の放課後
学校
キョン子「あれ、今日鶴屋は?」
級友「さあ、サボりじゃないですか?」
キョン子「いやいや、あいつ結構真面目だよ?」
級友「だから私は知りませんって」
キョン子「風邪かな…」
級友「メールでもしてみます?」
キョン子「よろしく」

級友「…お客さんを迎えに行くとかで、ちょっと遅刻するみたいですよ」
キョン子「へえ。なるほどねえ。高校生がやることなのかなそれ」
級友「さあ。来るならいいんじゃないですか?」
キョン子「まあそうかもね」

級友2「やっほー。わざわざメール送ってくれるとは、そんなに寂しかったのかいっ?」
級友「…zZZ」
キョン子「寝てるけど」
級友2「いやいや、お客様が来たんだけど、家の人がちょーっと忙しくてね。仕方無いからサボったというわけだよ」
キョン子「仕方ないのか?」
級友2「なんでもいいにょろ」
キョン子「にょろってなんだ」
級友2「さあ。母様がたまに使うのさっ」
キョン子「ふーん。お客様ってどんな人?」
級友2「一言でいうとナイスバディ?」
キョン子「情報足りないから」

級友2「母様の友達なのさっ。すっごい美人だよ!」
キョン子「へえ。」
級友2「なんだか世界中を飛び回ってて、連絡があまりつかない人なんだってさ」
キョン子「ふーん。あ、あのさ…」
級友「ふにゃ。…あ、鶴屋だ。おはようございます…」
級友2「おはようございます。寂しがりやさん」
級友「へ?なんですか」
キョン子「いや、気にしないでいい。」
級友2「ひどいなあ」
級友「…メール送ったのはキョン子の指示ですよ?」
キョン子「おい」
級友2「…ふっふーん。寂しがりやはキョン君二世の方だったかー」
キョン子「違うから。あとそれやめなさい」

キョン子「いや、っていうかそんなことより、この学校に有名な谷口と国木田って人いなかったか?」
級友2「谷口って昨日会った谷口先輩じゃなくって?」
キョン子「あ、そうか。」
級友「生徒会長の名前忘れるなんて言語道断ですね」
キョン子「…なるほど、だから聞き覚えがあったのか。」
級友「でも、それがどうかしたんですか?」
キョン子「うん、昨日ちょっと耳にして」
級友「どこでですか?」
キョン子「家で」
級友2「家?どうしてですか?」
キョン子「親父の友達だったかな」
級友「妙な偶然もあるものですねえ」

キョン子「あ、五分前だ。今日授業変更だよ」
級友「え?」
級友2「だいじょ」
級友「嘘です。知ってました」
キョン子「…珍しい」
級友2「明日は昆布でも降ってくるかもねっ」
級友「酷くないですか二人とも。っていうかなんで昆布ですか!?」

授業後
級友「初めて隣の人に教科書見せてあげちゃいました」
キョン子「とりあえず人生三大ニュースにでも入れておいたら?」
級友「そんなに重大じゃないです…」

だ  い  じ  ょ

>>332
あってる

放課後

級友「…zZZ」
キョン子「本当によく寝るなあ」
級友2「さて今日はどうする?」
キョン子「部活は」
級友2「休みっさ!」
キョン子「ああそう」

級友「何しようといってもですね」
キョン子「できることは限られてるような」
級友「はい」
級友2「うーんそだねー、オセロでもしようか」
キョン子「持ってるの?」
級友2「待ってね…はい!」
級友「なんで持ってるんですか?」
キョン子「全くだ」
級友2「それは君たちとやりたいから…」
キョン子「ふーん」
級友「…」


級友「…うーん厳しいですね」
キョン子「よし、勝てそうか?」
級友2「ガンバレー」
級友「…ここでしょうか」
キョン子「…やりっ」
級友2「って、なんで私が観戦なのさっ!?」

級友2「あ、」
キョン子「ん?」
級友「どうかしました?」
級友2「あっちゃー」
級友「?」
級友2「わざわざ持ってこなくても、二人をうちに誘えばよかったよっ」
級友「…そうですか?」
キョン子「楽しいぞ、オセロ」
級友2「負けた方代わってね!」

級友「ところでですね」
キョン子「ん?」
級友2「どうしたんだいっ?」
級友「さっき小耳に挟んだんですけど」
キョン子「うんうん」
級友2「なになに?」
級友「もうすぐこの教室は青春の舞台となるみたいですよ」
キョン子「え?」
級友2「なんとっ」
級友「つまり、告白会場というわけです」
キョン子「それ、私たちここにいてもいいのかな」

こけしか猿かだろ

級友「いいか悪いかはわかりませんが、」
キョン子「うん」
級友「邪魔なのは間違いないでしょうね」
級友2「よし、隠れるよっ!」
キョン子「どこに?」
級友「とりあえず隣のクラスにいきましょう」

キョン子「二人とも入ったね。」
級友2「あの二人は普段仲良さそうだから成功するんじゃないかな」
級友「だと良いですけど」
キョン子「そういえば、放課後男子が女子に呼び出されたからといって告白とは限らないんじゃないかな?」
級友2「ほほう、どういう意味ですかな?」
キョン子「例えば、ナイフで相手を刺し殺そうとするとか」
級友2「こわっ。想像以上にとんでもない発想だったとはっ!」
級友「むしろ病んでませんか?」

なんかワケわからなくなってきた。
ちょっと考える

>>341
怖くなってきた。
こけしか猿って一体何?ググったら解る?

>>344
「こけし」か「猿」かってことじゃないか?

>>345
何が!?

>>346
こけしは知らんが猿は猿だろ

>>347
バイバイさるさんか
把握

いや、大抵は俺が文章に困ってるだけです。

キョン子「言わなきゃよかった」
級友「全くです。急激に不安になってきました」
級友2「いざとなったら押し入ろうね」
キョン子「…」

級友2「お、物音。終わったのかな?」
級友「二人一緒に出ていきました。」
キョン子「こっちには気付かず、手を繋いで歩いてます」
級友「成功みたいですね」
キョン子「良かったね」
級友「いいなあ」
級友2「私でやってみるかい?」
級友「好きです」
級友2「あ、そういう趣味はないんで」
級友「奇遇ですね、私にも無いです」
キョン子「…いいな」
級友「え?」
級友2「なんとなんと」

キョン子「な、なんだよ…」
級友「それは告白したい人がいるってことですか?」
キョン子「いや、そこまでは」
級友2「じゃあ『恋がしてぇ』かい?」
キョン子「まあ」
級友2「Oh…」
級友「感激です」
キョン子「私を何だと思ってるんだ」
級友「だってそういうの興味ありませんって感じですし」
級友2「うんうん」
キョン子「え?いや、昨日も似たようなの言ってなかったっけ」
級友「え?」

あ、書けた。
昨日もすいません。

のうばぁさんや、SSはまだじゃったかのぉ

>>406
ニアミス?

キョン子「いや、君が泣き止んだ後に」
級友「ああ、あれはてっきり見下されてるのかと思ってました」
級友2「ほえ?なんかあったっけ?」
キョン子「いや、いい。どんな思われ方をしてるんだか」
級友「それに、数多くの男を『興味ないから』と振っているとか聞きました」
級友2「うんうん」
キョン子「はい?」
級友「え?」
キョン子「…あのさ、私たち、入学してから、結構一緒にいるよな」
級友「そうですね」
級友2「あたしとは中学の頃からだけどねっ!」
キョン子「そう。大体弁当一緒に食べて、放課後も結構一緒にいるよな。」

級友「はい、それがどうかしました?」
キョン子「一回でも私が男子に呼び出されたとか、挙動不審な時があったか?」
級友「あー…ないですね」
キョン子「それっどうやったら数多くの男子に告白されるの?」
級友「…不思議ですね」
級友2「どういうトリックかな?」
キョン子「簡単な話、今のところ告白されてないということ…」
級友「え?」
キョン子「その噂誰に聞いたの?」
級友「えーっと、鶴屋だった気がします」
級友2「あたし!?」
キョン子「そっちは?」
級友2「うーん、うーん誰だったかなあ」
キョン子「まさか」
級友2「いやっ」

キョン子「…まあ、それはないか。誇張はしたかもしれないけど…」
級友2「絶妙な信頼感だっ」
級友「妥当な判断というんですよ」
キョン子「とにかく、あれ?どういう話だっけ」
級友「告白されてない、ってことですか?」
キョン子「そう、だから私はもてないんだよ。…いやいや、こんな暗い話だっけ」
級友2「なんでだろっ。こんなにキュートなのにねっ!」
級友「思うに…」
級友2「うに?」
級友「鶴屋が目立ちすぎるんじゃないんですか?」

キョン子「あー…」
級友2「?」
級友「輝いてますもんね。色々、毎日一緒にいるとうるさいですけど元気で明るくて、料理上手くて」
キョン子「そうだなあ、一緒にいるとうざいけど教師への受け答えとかハキハキしてと成績優秀で、それに、体付きからして…」
級友2「か、体?…あと、今何か暴言吐かたような」
級友「褒めたんですよ」
キョン子「誉めてた誉めてた」
級友2「そっか。友達疑ったら駄目だよねっ」
キョン子「ああ、でもそっちも男子から人気だよね」
級友「私がですか?」
キョン子「丁寧な言葉遣いとちょっとだらしない所のギャップがどうとか。」
級友「恥ずかしいです」

級友2「そして男子視点の情報には詳しいキョン君二世なのであった」
キョン子「あ、つまり私はそういうポジションなのか。絶望的だね」
級友「じ、実は女の子に人気あるんですよ?知ってましたか?」
キョン子「ああ、要らない情報が増えた…」

級友2「…あ、そうだっ。昨日の話、親御さんに聞いてくれた?」
級友「ええ、許してくれました。」

キョン子「あ、忘れてた」
級友2「ちゃんと聞いといてねっ。お姉さんとの約束だよ」
キョン子「誰が姉貴だ」
級友2「つれないっ」

級友「ところでもうこんな時間ですよ」
キョン子「あ、本当だね」
級友2「帰ろっか」

級友2「じゃあちゃんと聞いておいておくれよう?」
キョン子「はいはい。」
級友2「じゃあねっ!」

キョン子「元気な奴だなあ」
級友「鶴屋の長所ですから」
キョン子「数ある長所の内の、一つ、な。」
級友「数少ない短所の内の一つでもありますけどね」
キョン子「そうだな」
級友「…あ、キョン子」
キョン子「?」
級友「ごめんなさい。さっき酷いこと言ってしまいました」
キョン子「なんだっけ」
級友「見下されてるのかと思ってたって言ってしまいました」

キョン子「ああ、そんなことか。変なところで律儀だね」
級友「ごめんなさい」
キョン子「全然気にしてないし、気にする必要もないよ」
級友「…ありがとうございます」
キョン子「興味なかったのは事実だしね」
級友「え?」
キョン子「この間のお父さんの話とか、岡部先生の話とか、君と会長のこととか見てて、ああ、何かいいな。高校時代に何か残したいな、って思えたんだよね」
級友「そうなんですか」
キョン子「うん」
級友「そうですね。私も、今、そう思いました」
キョン子「うん」
級友「じゃあ、私もここですね。さようなら」

キョン子「…よし」

その夜
キョン「古泉は次の休日以外は解らない。国木田は再来週までは大丈夫だと」
ハルヒ「有希はやっぱりいつでも良いって。それと聞いて!みくるちゃんが今こっちに来てるのよ。鶴屋さんの所にいるみたい」
キョン「何だって!?」
ハルヒ「ふふふ、驚いたでしょ。」
キョン「あ、ああ」
ハルヒ「すると、やっぱりいきなりだけど次の休日がいいかしら?」
キョン「うーん、確かにそれがいいかもな。」

キョン子「お父さん、お母さん。今度の休み、遊びに行ってきていい?」
ハルヒ「行ってらっしゃい。どこに行くの?」

キョン子「鶴屋のとこ。の山」
キョン「山?」
キョン子「うん」
ハルヒ「良いわよ。でも気を付けるのよ?」
キョン子「うん、解ってる」
キョン「鶴屋さんのところの山って、」
ハルヒ「キョン?」
キョン「いや、なんでもない」
キョン子「?」
キョン「ハルヒが宝探しと称してバレンタインのチョコレートを隠す為の穴を掘らせたんだ」
ハルヒ「あ!言わないでよ」
キョン子「ふーん。お母さん」
ハルヒ「何よ」
キョン子「素直じゃなかったんだね。じゃあ、鶴屋に行くって言っちゃうね」

ハルヒ「な、こら、待ちなさい。」
キョン「はははっ。」
ハルヒ「キョーンー?」
キョン「…待て、冷静になろう」
ハルヒ「どうしてくれるのよ!」

キョン子「お父さんたち、仲良いなあ。」

今この続き2つ案が頭にあって、凄く悩んでる。
こんだけ恋したいとか言わせちゃったからそういう路線にしようか、
思い付いたときのままにしようか。
ちょっと考えさせて

>>432
とりあえず手元の10円は裏が出た
参考になれば

しえ

>>435のせいで思い付いたときのままにすることにした。
恋したい路線は妄想に留めておこう。ちょっと無理がありそうだし。

休日
キョン子「……夢か」
キョン子「…あのハンカチまだあるかな。」
キョン子「…あったあった。準備準備。動きやすい格好だよね。」

~着替え中~

キョン子「こんな感じだな」
キョン子「よし、準備完了。朝ごはんを待とう。」

ハルヒ「ご飯よー」
キョン子「おはよう」
キョン「おはよう」
ハルヒ「何時に出ていくの?」
キョン子「一時間後かな」

ハルヒ「そう、じゃ、確認よ。今日の夕飯は大丈夫よね?」
キョン子「うん、鶴屋たちと食べることにしたから」
ハルヒ「オッケー。じゃあ、私たちは有希を迎えに行くから、あんたより早く出るわ。戸締まり宜しくね。」
キョン子「うん」
キョン「小さいけど崖とかもあったから、気を付けろよ」
キョン子「うん」


キョン子「そろそろ出よう。」
キョン子「いい天気だなあ」
キョン子「…」

級友2「あ、来た来た。おーい!」
級友「遅いです。これはジュースでも奢ってもらわなきゃ気がすみません」
キョン子「まだ待ち合わせ時間より前だけど」
級友「冗談ですよ。それより後もう少し寝ていたかったんです…けど…」
級友2「おー、眠そうだねっ」
キョン子「どうやって行くの?」
級友2「バスで30分位かな?」
キョン子「じゃ、バスのなかで寝ればいいんじゃない?」

級友「はい」

>>446
キョンが四年制大学卒業してすぐに結婚したとして
キョン子の年齢が16だから
最低でも38か

間違えた、まあいいや。
少し前
キョン「お、もうかなり集まってるな」
ハルヒ「そうね。団長としたことが、迂闊だったわ。あ!」
キョン「ん?お、おい。」
ハルヒ「みくるちゃん!久し振り!全然変わってないみたいね」
みくる「あー、涼宮さん!…じゃないんでしたよね。お久しぶりですー」
ハルヒ「いいのよ、この中では、昔からの呼び名ね。命令よ!」
キョン「全く、いい大人が…お久しぶりです。朝比奈さん」
みくる「はい、キョン君。」
古泉「お久しぶりです。涼宮さん」
ハルヒ「あ、古泉君…はちょっと老けた?」
古泉「ええ。自分でも最近少しそう感じてきてるんですよ。」
キョン「そういえば、この間は忘れてたけど、橘、じゃなくて、京子さんは元気か」

>>449
まあ脳内ではその前後です。朝比奈さんには当てはまらないし、長門にも当てはまらないけど
古泉「そうですね。いたって健康ですよ。息子達も」
キョン「そうかい。そりゃ、良かった。連れて来なかったんだな」
古泉「場違いだと言って聞かなかったんですよ」
キョン「そうか」
鶴屋「あたしも久し振りーでもないねっ」
ハルヒ「うん、この間の保護者会であったばかりね」
キョン「今日はまたありがとうございます。娘があの山に行くみたいで」
鶴屋「あはは、いいっていいって。あの子も楽しそうだったし。」

キョン「あと来てないのは、谷口と国木田か。阪中は学校で待ってるって言ってたしな」
ハルヒ「あ、あれじゃない?」
キョン「お、本当だ。」
谷口「悪いな。遅れたか?」
国木田「ほら、谷口が寝坊なんかするから」
ハルヒ「あんた達も変わってないわねえ」
谷口「うるせぇな。」
キョン「はははっ、なんだそれ。」
谷口「おおっ、朝比奈さん。お久しぶりです。」
みくる「はい、お久しぶりです谷口さん。国木田さん。」

キョン「お、予定では今来た電車じゃないか?」
ハルヒ「本当ね。有希のことだからきっと間違いなく乗ってるわ」

この人数動かすのは大変だ

ハルヒ「有希!」
長門「……」
鶴屋「うわー、変わってないっていうか、若いねー。どう見積もっても20代前半だねっ」

キョン「そうですね。…やっぱりあのままだったか」
古泉「…あの体になってからもう十数年ですからね」
キョン「最初見たときは驚いたけどな」
ハルヒ「なにをコソコソしてるの?再開を祝いなさい」
キョン「いや、別に。久し振りだな、長門」
長門「……そう。」
キョン「相変わらずだな。」
長門「……そう?」
キョン「まさしく」

ハルヒ「でも不思議ねー、何をしたらそんなに若く保てるのかしら」
長門「……特に何も」
ハルヒ「そうよねー」
長門「……羨ましい?」
キョン「羨ましいのは旦那の方だな。全く」
ハルヒ「ちょっとそれはどういう意味よ」
キョン「すまん」
古泉「ですが、そうですね。もう、長門さん、ではないんですよね。実際には」
みくる「ええっ!?長門さんけ、結婚してるんですか!?」
長門「……そう」
みくる「ごめんなさい。お、驚きました」
鶴屋「あはは、ちょっと失礼じゃないかい?」
みくる「す、すいません」
長門「……いい。」

反応が予想通りだ。良かった人名出さなくて

キョン「さて、んじゃ学校行くか。」
ハルヒ「ちょっと何であんたがしきってんのよ」
キョン「はいはい。団長さん、どうぞ」
ハルヒ「じゃあ、皆、学校に行くわよ!」
一同「おー!」

キョン「おっさんがなにやってんだか」
古泉「この集団で長門さんが一人。周りにはどのように見られてるんでしょうね」
キョン「さあ、誰かの連れ…それはそれで腹立つな」
ハルヒ「……」

疲れたから視点を戻そう。
今なら何と実質二人

級友「…zZZ」
キョン子「…見事に座った瞬間寝たな」
級友2「そうだねっ。ほんとっよく寝坊で遅刻しないよね」
キョン子「授業中はほぼ寝てるけどね。」
級友2「あははっ、だねっ」
級友「…zZZ」
級友2「可愛い子だなあ」
キョン子「うん、いいやつだな」
級友2「うん」
キョン子「…鶴屋は、高校生活で、これだけはやっておきたいってのある?」
級友2「うーん、たっくさんあるよ。どうして?」
キョン子「私はなんかしたいなって思うんだけど、何したらいいのかあんまりわかんないんだよね」

キョン子「参考までに一つ聞かせてくれない?」
級友2「うーん、キョン君二世の孫がみたいかなっ」
キョン子「お前はおばあちゃんか」
級友2「あっはっは。そもそもそういうので悩んでるのか青春っぽいとは思わない?」
キョン子「…確かに」
級友2「まあ、まだまだあるんだし、ゆっくり考えてもいいんじゃないかい?」
キョン子「うん、ありがとう」
級友2「ま、二人が彼氏と歩いてるところは見てみたいような!見たくないようなっ!」

キョン子「見んな」
級友2「じゃあ見る」

級友2「あ、もうすぐ着くよ」
キョン子「ほら、もうすぐ着くってよ」
級友「ふにゃっ?おはようございます。」
キョン子「あ、今気付いた。こいつ寝起きは瞬間的に良い」
級友「?」
級友2「もう眠そうだけどねっ」
キョン子「面倒くさいから二度寝はするなよ」
級友「はい…」
キョン子「そういえば、宝探しって言ってなかった?シャベルとかないよ」
級友2「んー?まあ一個あればいいよ。場所は分かってるし、ハイキング気分でいればいいと思うよっ」
キョン子「そうなんだ」
級友「…zZ」
キョン子「こらこら、寝るな」

ハルヒ「はい、到着。」
谷口「おぉ、懐かしいぜ」
キョン「いや、かなり綺麗になったな」
国木田「来客用入り口に行ったらいいのかな?」
キョン「だな。」

阪中「あ!いらっしゃい。皆、待ってたのね」
ハルヒ「久し振り、元気だった?」
阪中「はい、谷口君は保護者会で一回あったね。国木田君は久し振り」
谷口「おう」
国木田「同窓会以来かな?」
阪中「うん。あ、えーっと朝比奈先輩に古泉君、長門さんかな?」
みくる「お久しぶりです」
古泉「覚えていて頂いて光栄です」
長門「……」
鶴屋「鶴屋です。よろしく」
阪中「あ、知ってますよ、もちろん。鶴屋さんのお母さんですね?」

風呂入ってくる

リアルに風呂の中で寝てた。
毎度毎度ごめんなさい

鶴屋「あ、そっか。いつも娘がお世話になってます。」
阪中「いえいえ、大変優秀な娘さんで」
ハルヒ「まずは岡部に会いに行きましょ。遺産っていうのが気になるし」

古泉「すっかり僕らの知ってる学校とは変わってしまいましたね」
キョン「やっぱり便利になってるみたいだな」
みくる「部室棟はどうなってるんですか?」
阪中「私たちのいた頃から既に老朽化してましたから、建て直しになりました。」
みくる「そうなんだ。何だか寂しいな」

古泉「とすると、卒業の時置いてきた物は撤去されたんでしょうね」
キョン「あんなもん即時撤去だったんじゃないか?」
ハルヒ「…まあ、仕方ないわよね。」
長門「……。」
ハルヒ「どうしたの?有希」
長門「……いい」
ハルヒ「もう、何よ」

谷口「あれ?体育教官室じゃねえのか?」
阪中「この人数だから、会議室使えるようにしたの」
国木田「わざわざそんなことまでしてくれたんだ」
阪中「それだけ重要ということなのね」
ハルヒ「?」

級友「気持ち良いですね」
キョン子「そうだなあ、たまにはいいね」
級友2「ちっこい頃はよく来てたなあ、もう庭みたいなもんだよっ」
キョン子「やっぱり鶴屋の家はすごいな」
級友「そうですね、こんな場所が私有地ってなかなか無いですよ」
級友2「たいしたこと無いって。御先祖様が土地持ってただけさっ」
キョン子「十分凄いよ」
級友「あ、何かいますよ!」
キョン子「何?」
級友2「あー、何だろ、狸かな?」
キョン子「結構野生動物もいるんだな。熊とか出ないだろうな?」
級友2「熊はいないはずだよん」

級友「熊ですか。是非見たいです」
キョン子「え?」
級友2「熊はあぶないよっ。ってかいないって」
級友「…そうですね」
キョン子「何が不満なんだ」
級友「熊に会えないことです」
キョン子「…」
級友「そういえば、この山ってだれか手入れしてるんですか?」
級友2「多分してないよっ」
キョン子「じゃ、これ獣道か」
級友2「だねえ。疲れるかい?」
キョン子「うーん。私は小さい頃からお母さんに引っ張り回されてたから、大丈夫」
級友「私も平気です」
級友2「木の根っことかに引っ掛からないようにね」

学校行く。時間有ったら書く

http://e.pic.to/11x5vv
級友2
とりあえず制服でござる
にょろ

>>553
服着せてくれてほっとしてる。

キョン子「木の根っこねえ。あ、変な虫いる」
級友「どこですか?」
級友2「そこら中にいるよっ」
キョン子「そうだね」
級友「本当ですね。見たことない虫が一杯います」
キョン子「…今の会話で気付いたことがあるんだけど」
級友「はい?」
キョン子「女の子って虫が苦手なイメージがあるけど、」
級友2「うん?」
キョン子「果たしてイメージが間違ってるのか私たちが間違ってるのか」
級友2「きゃーっ」
キョン子「なんだその棒読み」
級友「きっと二人がおかしいんですよ」
キョン子「ちゃんと自分も含めなさい。」

級友2「もうすぐてっぺんだよっ」
キョン子「やっとか」
級友「私としては、もう、って感じです」
級友2「てっぺんの辺りには少し休めるところがあるから、そこでお昼ご飯だねっ!」
キョン子「宝探しは?」
級友2「そこで説明するっさ」
級友「勿体ぶりますね」
キョン子「宝探しだからじゃないかな」
級友2「そう、宝探しだから勿体ぶるんだよっ」
級友「二人とも意味がわかりません」
キョン子「まあ、もうすぐ着くってことだし、いいんじゃない?」

級友「まあ、そうですね」

級友2「着いた!」
級友「え?着いたんですか?」
キョン子「確かに頂上っぽい気がしないでもないな」
級友2「うーん、ここから見える景色は、いっつも普通だねっ」
級友「標高自体は大したことないですからね」
キョン子「まあ、空気はいいよね」
級友2「うんうん。ここはちょっと開けてて日当たりもいいしね」
級友「そうですねー」
級友2「ま、説明とか色々有りますが、とりあえずおっひるごはーんたーいむ」
級友「言い方がゆるゆるですね」
キョン子「なんでも良いから食べない?」
級友2「そだね」

級友「それなんですか?」
キョン子「ん?おにぎり

級友「キョン子が作ったんですか?」
キョン子「うんまあ」
級友2「ほおー」
キョン子「なんだ?『あ、お握りは作れるんだ』みたいな目は」
級友「僻みすぎです」
級友2「じゃーん、私は特製行楽弁当(宴会風)だよっ」
級友「ノリノリですね」
キョン子「そっちはサンドイッチか」
級友「朝ギリギリまで寝てたらこうなりました」
級友2「というわけで交換しよっ」
キョン子「そう言ってくれると思ってたよ」
級友「ありがとうございます」
級友2「お礼を言われる筋合いはないっ!」

級友2「これ具何?」
キョン子「多分肉そぼろ?」
級友「え、キョン子が作ったんですか!?」
キョン子「いや、母さんが作りおきしてたんだけど…成る程、私の限界はその辺りか」
級友「別に何も言ってませんけど」
級友2「もぐもぐ。うん、うまいっ」
キョン子「言っとくよ」
級友「鶴屋のお弁当は豪華ですねえ」
級友2「宴会風だから味濃いめかも」
キョン子「いや、美味い」
級友「さりげなくお箸を用意してるのもポイント高いですよ」
キョン子「そうだな。公園デートとかやったら、もう落とせちゃうな」
級友2「キミたちはなんの話をしてるんだい?」

キョン子「私も料理勉強しようかな」
級友「本当にやる気満々な感じですね」
級友2「うんうん」
級友「でも不器用な感じもポイントは高そうですけどね」
級友2「うんうん。もぐもぐ」
級友「欠点にならない程度に料理作れて、『頑張って作ったんだけど』みたいにして渡されると全部食べちゃいますよ。」
級友2「食べちゃうねえ」
キョン子「ちょっと恥ずかしいからやめて」

支援
ttp://x81.peps.jp/ricky0612

級友「まあ、結局私みたいのが一番アピール力がないんですよ」
キョン子「正直に喋っちゃえばいい。『眠かったけど頑張った』って」
級友2「それか、渡した後照れ隠しで寝た振りするとか」
級友「…二人が普段私をどういう風に見てるか凄く良く解りました」
級友2「冗談さっ!ほら、持ち前の甲斐甲斐しい感じの口調で、継続的にやるとかさっ」
キョン子「そうそう、あとは、あーんとか色々あるよ」
級友「ああ、継続的は私には無理です眠いです」
キョン子「やっぱり私たちの見方あってるよね」

>>570なにこれ

キョン子「そういえばさ、説明するとか言ってなかった?」
級友2「あ、そだね。じゃあ食べ終わったら始めるね」



級友2「さて、では説明しようっ」
キョン子「どうぞ」
級友2「まず、この地図を見てください」
級友「これ、この山ですか?」
キョン子「宝の地図っぽいけど、あ、ここ掘りにいくの?」
級友2「残念。これは母様が、キョン君二世のお父様から教えて頂いた場所を掘った所から出てきた妙な金属といっしょに入ってた宝の地図なのさっ」
キョン子「…ごめん、よくわからん」
級友「つまり、その地図自体が出土したんですか?」

級友2「そういうことっ。でも、このペケ印自体は掘った場所だったみたいなんだけどねっ」
キョン子「じゃ、今日掘るのは?」
級友2「じゃあ、こっちの地図を見て。こないだ発見したんだけどさっ」
級友「同じ地図ですね」
キョン子「でも×印は無いね」
級友2「そう、同じ地図。書いてある言葉から何から殆ど同じなんだけどさっ」
キョン子「なんかあるわけか」
級友2「そのとーり!これ、山の位置と大きさだけがちょっと違うのさっ」
キョン子「へえ、何でだろ。」
級友「あ」

級友2「お、何か気付いたかい?」
級友「重ねてみるんですか?」
級友2「そう!こうやって重ねて、太陽にかざして見ると、ほら!」
キョン子「…×印が違う場所を指してる、ように見える」
級友「見えますね」
級友2「そう、だからこの×印の場所を探して見ようと思ったのさっ」
キョン子「でも、偶然とかじゃないのか?」
級友2「かもねっ。っていうかその確率の方が高いと思うけど、折角だし、ハイキングがてらみんなで行こうって」
級友「なるほど…じゃあとりあえずいってみましょうか」
キョン子「そうだな」

岡部「おう、来たか!」
ハルヒ「お久しぶりです!」
キョン「ご無沙汰してます、先生」
谷口「お久しぶりです」
国木田「クラス会以来ですね」
鶴屋「いつも娘がお世話になっております」
岡部「おうおう、改まっちゃって。まあ座れ」
岡部「結構たくさん来たなあ、こんなに多かったっけ?あの集団」
谷口「俺たちはあまり」
国木田「そうですね」
岡部「朝比奈、古泉、長門。お前らもちゃんと覚えてるぞ。体育が出来たかどうかくらいわな。はっはっは」
朝比奈「ありがとうございます」
古泉「光栄です」
長門「……」

ハルヒ「そんなことより、遺産って何ですか?」
キョン「おい、ハルヒ」
岡部「まあ落ち着け。順番にだ。全てこの段ボールに入ってる。まずは…お前らの忘れ物だ」
古泉「取っておいてくださったんですか?」
岡部「ああ、お前らが卒業した後の文芸部には、しばらく放置されてたみたいだが、建て直す時にな」
ハルヒ「うわー、懐かしいわねー」
みくる「わー、私昔こんな服着てたのねー」
長門「本」
古泉「僕のゲームもですか。そういえば置いていきましたね」
岡部「まったく、何でもかんでも置いていきやがって、と思ったんだがな」

岡部「次は、これだ」
国木田「これはまた、古い記憶媒体ですね」
岡部「ああ、これでもコンピュータが新しくなる度に移し変えたんだぞ」
ハルヒ「何が入ってるの?」
岡部「お前らのパソコンに入ってたデータ全てだ。写真やら、小説の原稿やら、ゲームやらが入っている」
キョン「写真、か。そうか、デジカメのデータを保存しておいたな」
岡部「見るか?」
ハルヒ「是非そうさせてもらうわ」

キョン「…あ」
ハルヒ「どうしたの?キョン」
キョン「いや、なんでもない」
谷口「お、野球大会の写真じゃねえか、これ」
国木田「こんなの撮ってたっけ?キョン?」
キョン「いや、俺ではないと思う」
長門「私」
キョン「長門?」
ハルヒ「あ、そういえばあたしが有希に頼んだ気もするわ」

ハルヒ「うわ、変な顔」
キョン「失礼な。お前が撮ったんだろう」
古泉「ほう、これは夏休みのミステリーツアーの時の写真ですね」
ハルヒ「あ、ええと、森さんと、新川さんと田丸さんだったっけ?」
みくる「皆さん、お元気ですか?」
古泉「ええ、新川さんはもうお年ですが」
ハルヒ「あ、実は森さんの娘さんが、娘の同級生よ」

ハルヒ「あら?この写真」
朝比奈「私と涼宮さんの、寝顔?」(暴走P67挿絵)
古泉「これも、同じ夏休みですね」
キョン「ああ、あの終わらない夏休みか」
長門「……」
ハルヒ「うん、上手く撮れてるから許す」
キョン「それはどうも」


鶴屋「あ、これはあれだね、映画!」
谷口「あー、あのね」
ハルヒ「ふふふ、二人共変な格好ねえ」
キョン「お前がさせたんだろ」長門「猫」
キョン「お、シャミか。懐かしい。そういえばこの時拾ったんだっけ」
長門「元気?」
キョン「いや、数年前に、な…すまん」
長門「……大丈夫」

>>589で書いた挿絵の二人は良いと思う。

古泉「ということは次は文化祭当日ですか」
キョン「俺はカメラは持ってなかったぞ」
鶴屋「あ、あたしたちの喫茶店だねっ!」
キョン「撮ったのはハルヒか」
ハルヒ「ん。多分。特別に撮らせてもらったのよ、ほら、有希もいるわ」
長門「そう」
古泉「ライブの写真は、残ってませんか」
キョン「音源ならあるんじゃないか?確かハルヒがもらってた」
ハルヒ「そうだっけ」

ハルヒ「結構印象の薄い写真もあるわねえ」
古泉「新年度の始まりに、お二方の卒業式。実に懐かしい」

岡部「おい、」
キョン「はい?」
岡部「これ、隠しフォルダがあったんだが、お前のだろ。」
キョン「な……」
岡部「くっくっく。ちゃんと消してけよこういうのは。ほら、」
キョン「す、すいません」
みくる「どうかしたんですか?」
キョン「な、なんでもないですよ、朝比奈さん」
みくる「?」

ハルヒ「次は、あ、これ!」


ハルヒ「こんなもんかしら。あー、懐かしかった」
古泉「アルバムとかもあるはずなんですが、あまり見ませんからね。」

岡部「最後は、これだ」
みくる「なんでしょう?これ」
古泉「さあ、見覚えはないですね」
国木田「これは、あれだね、谷口」
谷口「ああ、娘が持って帰ってきたのを見たことがある。これは、生徒会の議事録だな」
キョン「議事録?」
ハルヒ「私たちがいたころの?あの嫌な生徒会長の書いたもの?」
岡部「いや、これは、お前らが卒業してから三年後から八年後位までの、俺が生徒会の担当だったときの議事録だ」

ハルヒ「なんで?私たち関係ないじゃない」
岡部「まあ、いいから読んでみろ」


みくる「…へえ、この時期に校風ががらっと変わったんですね」
古泉「部室棟の、老朽化問題、ですか」
ハルヒ「…あ、ねえ、キョン」
キョン「ん?…ああ、ちょっとここ、見てくれないか」
鶴屋「どうかしたのかなっ」
古泉「…これは?」
キョン「な、この『やる気のある団体が、クラブへの申請を受理されなくても活動するといった事例も』ってSOS団じゃないか?」
古泉「『まともに活動していないクラブへの予算が罷り通り、そういった団体へ予算が行くことの何が違うのか』ですか。これはこれはどうしてこういった話になったのでしょうか?」

みくる「あ、もっと先にはこんなのもありますよ。『学校側から決められた行事をただやるだけではなく、その他の行事を行えるようにしたい。
かつてあったようにゲリラ的にやられるよりは学校側にとっても良いのではないか』きっとこれもですね」
長門「『真に自由な校風、校内の活性化に必要なのは、制度ではなく、気持ちの問題も大きく関わる。臨時の生徒総会を開き、結果を教務へと提出する』」
古泉「最後の文章ですか。」
キョン「異様な盛り上がりというかなんというか、」
みくる「私たちには思いもよらない動きですね。」

岡部「丁度、お前らが卒業してから三年後の生徒会長は俺が担任をしてた奴でな、」
キョン「そうなんですか?」
岡部「ああ、一年生のときに何やらお前らのことを吹き込まれたらしくて、『自由』を強く主張するようになったんだ。」
谷口「はあ」
岡部「当時はやる気のある生徒なんて少なかったから、難なく当選したんだが、精力的に仕事をしてな、」
ハルヒ「…」
岡部「任期中に部活動の申請難度の緩和に成功させちまった。」
鶴屋「へえ、そんなことがあったんだ」

岡部「そこからは、内部で大きく盛り上がってな、お前らの扱いも伝説化していった。」
岡部「最終的には、校則を一新させ、県内随一の人気公立高校にまでさせたんだ」
ハルヒ「…」
岡部「もちろん、教師からの反対もあったし、お前らのいたころからいた先生方は、苦笑してた。『何故あの連中が美談になってるんだ』って」
キョン「全くもって同感だ。」
岡部「はっは、そうだろ?だが、今の学校全体が、お前らの残した遺産なんじゃないかと、俺はそう思ってる。」
ハルヒ「…」

古泉「なんと」
みくる「凄いです」
長門「そう」
キョン「な、ハルヒ。お前出会った頃言ってただろ?自分はちっぽけな存在だって」
ハルヒ「そんなこと言った?」
キョン「言ったんだ。その時は答えられ無かったがな、やっぱり、お前は凄い。」
ハルヒ「や、やめてよ恥ずかしい」
キョン「確かに、お前が直接関われる人間なんてほんの少ししかいないな。
だが、お前は少なくともこの学校に入学して、卒業していった多くの人間に影響を与えた」
ハルヒ「…」
キョン「それは、もし宇宙人や未来人、超能力者に会えなかったとしても、特別なことじゃないか?」
ハルヒ「キョン…」

これってハルヒじゃなくて生徒会長が

やべ、なんでこんなことになったんだ?
>>614
俺もそう思う。だから、直接知らない三年後に置いておいたし、現在の学校における一般的な認識その生徒会長が凄いことになってるという脳内設定。


谷口「お熱いねー」
鶴屋「うふふふふ」
みくる「はー」
キョン「あ…」
ハルヒ「馬鹿…」
岡部「お前らに手渡しできる遺産はそれで終わりだ。せっかくだからいろいろ見学しにいけ。」

校内を練り歩く中年集団(見た目は例外あり)

谷口「やっぱ新しいから全教室空調完備か」
国木田「僕らの時代は寒かったし、暑かったよね」
古泉「バリアフリーも徹底してるようですね。」
ハルヒ「来るものは拒まず、の姿勢ね」
キョン「ちょっと違うと思うぞ」
みくる「こんな風に時代は変わっていくんですね」
鶴屋「何か時代がかった事言ってるねっ」
みくる「あ、気にしないでくださーい」
阪中「新しい教室も増えたのね。家庭科室の他に、調理室とか、実験室の数が増えたりとか」
ハルヒ「へえ」
長門「……」
キョン「どうした、長門」
ハルヒ「あら、図書室ね」
阪中「本も電子管理になって、整理しやすくなってるのね」

ハルヒ「じゃあ、そろそろ行くわよ」
一同「おー」
キョン「またか…」
ハルヒ「岡部先生は本当にいいの?」
岡部「ああ、残念ながら今日は仕事だ」
ハルヒ「そうですか。じゃあ、二次会よ、宴会よ、みんな!」
キョン「ありがとうございました。先生。胸の引っ掛かりが取れたような気がします」
岡部「おう、たまにはクラス会に行ってやれ。幹事も会いたがってたぞ」
キョン「そうですね。」
ハルヒ「キョンー、置いてくわよ!」
キョン「ああ、行く行く」
岡部「じゃあな」
キョン「はい」

主人公はキョン子だったわ

キョン子「この辺りか?」
級友2「だねっ、きっと目印みたいなのがあるんじゃないかなっ」
級友「あの岩とかですか?」
級友2「まさにそんな感じっ」
キョン子「っていうかあれじゃないかな」
級友「いってみましょう」

キョン子「…これだな」
級友2「うんうん」
級友「掘ってみます?」
級友2「…えいっ」
キョン子「あー」
級友2「固っ。土固い!」
級友「当たり前でしょう」
キョン子「骨が折れそうだな」

キョン子「あー、山登りの数倍疲れる。」
級友「これで何も無かったらどうしましょう」
級友2「ねー」
級友「どうしましょうというのは鶴屋をどうするかという事です」
キョン子「うん」
級友2「う?」
級友「そうですねえ、この場で擽り倒して放置して帰るとかはできちゃいそうです」
級友2「こわっ」

キョン子「そうだなあ、掘った穴に埋めるってのも単純でいいんじゃないか?」
級友2「や、やめておくれよっ」
キョン子「冗談だよ。何かありさえすれば、ね」
級友2「恐いよっ」

岡部は体育教師じゃねえだろwww

>>648
憂鬱P10

級友2「い、一回休憩しよう、ね?」
級友「そうですね」
キョン子「うん」
級友2「ほっ」
級友「これでゆっくり鶴屋をどうするか考えれますね」
級友2「ひっ」
級友「冗談です」
級友2「ほっ」
キョン子「いちいち面白いなあ」
級友2「そだっ、お宝出たらどうするのっ?」
キョン「いや、決めてないの?」
級友「保管するんじゃないんですか?」
級友2「ほらっ、何か高価な物でたらとか」
キョン子「お金はほしいけど大金はいらない」
級友「そうですねえ、お祝いにみんなでちょっと高いもの食べに行きましょう」

級友2「二人とも無欲だねっ」
キョン子「まあ、さっき雰囲気を楽しむみたいなこと言ったし」
級友「そうですよ」
級友2「え、じゃあ出なかったらどうとかっていうのは」
級友「それとこれとは話が別です」
級友2「やっぱり!?」
キョン子「面白いなあ」
級友2「はっ、あたしからかわれてる?」
級友「うふふ」
級友2「もうっ、やめてよ」
キョン子「じゃ、もうちょっと掘ろう。お金じゃ手に入らない物を求めて。」
級友「なんですかそれ?」
キョン子「思いでとか、くたびれとか」
級友2「あははっ、うん、そうしよっ」

キョン子「ああ、成る程」
級友「ふう、どうしたんですか?」
キョン子「いや、今まで『穴を掘る』って表現がおかしいんじゃないかって思ってたんだけど、」
級友「はい?」
キョン子「『土を掘って穴を開ける』んじゃないかと思ってたんだ」
級友「屁理屈ですか」
キョン子「今掘ってる級友見て思ったんだ。『ああ、確かに穴掘ってる』って」
級友「はあ…聞いて損しました。代わってください」
キョン子「…マメとかできないかな?」
級友2「マメを気にしながらシャベルで穴を掘る女子高生三人組」
級友「それは…ないですね」
キョン子「うんうん、そんな人間存在してほしくな…お?」

級友「どうしたんですか?」
キョン子「…なんかあった」
級友2「おおっ!?何々?」
キョン子「…ちょっと待って、慎重に取り出すから」
級友「気を付けてくださいね」
キョン子「…鶴屋、受け取って」
級友2「りょ、了解!」


級友「これ、何でしょう」
級友2「多分、まだ中に何か入ってるんだと思うよっ」
キョン子「開ける?」
級友2「そうだね、開けてみるっ」
級友「巻物?奥にもまだ何か入ってるみたいですけど」
キョン子「ドキドキしてきた」
級友2「あたしもっ」

級友2「ふむふむ」
級友「読めますか?」
級友2「見にくいし、漢文だから解りづらいな」
キョン子「うーん、こっちはまた箱か」
級友「中に何か入ってますか?」
キョン子「ちょっと待って。うん、何か金属の玉みたいなのが入ってる。ほら、これなんだけど」
級友2「え、これっ、待って、それ触っちゃったら駄目みたい!
キョン子「え?あれ?鶴屋、聞こえな…」
級友「キョン子!?」
級友2「ど、どうしたの!?」
キョン子「…」

長門「……」
キョン「長門?どうした?」
長門「何でもない」
キョン「そうか」
古泉「それで、朝比奈さん、十二年前のことは結局どうなったんですか?」
みくる「実はまだよくわかってないんです、違う時代の、何かが干渉したってことしか」
キョン「それ、今する話か?」
古泉「幸い、涼宮さんは鶴屋さんたちと学校の話で盛り上がってるみたいです。話すなら今しかないかと。」
キョン「……」
みくる「少なくとも、直接的な原因は涼宮さんではないということしか」
長門「……」
古泉「あなたはどう思います?長門さん」

キョン子「……ん、あれ?」
キョン子「…鶴屋?級友?…いない。っていうか、ここ、どこ?」
キョン子「…確か、私は、鶴屋の山で三人で宝探ししてて…」
キョン子「そうだ、見つけたんだ。それで、中にあった金属を見せようとして」
キョン子「それから、どうしたっけ?」
キョン子「意識が無くなってく感じがして、気付いたらここに」
キョン子「……」
キョン子「もしかして……」
キョン子「私、死んだ、とか」
キョン子「……ない、よね」

キョン子「でも、何だっけ。ここ、見覚えがあるような」
キョン子「…コンビニとか探してみよう」
キョン子「……っ」
キョン子「駄目駄目、大丈夫、私は生きて、立ってる。」
キョン子「コンビニ、コンビニ」
キョン子「あ、あった、でもなんかデザイン違う?」
キョン子「A町三丁目店」
キョン子「……A町って聞いたことある気がする」
キョン子「どこだっけ……?」

予想も何もないような…

店員「いらっしゃいませー」
キョン子「……」
キョン子「……」
キョン子「……何、ここ」
キョン子「見たことない物ばっかりっ……」
キョン子「…そうだ、今はいつ?……日付!」
キョン子「……嘘だ、何で?」
キョン子「何で、12年も前のがあるのかな?」
キョン子「……夢だ、多分、これは、夢。」
店員「……?」
キョン子「……落ち着こう。お父さんのように冷静に対処しよう」
店員「……あ、ありがとうございましたー……?」

キョン子「どこか、公園とか、公園……公園。あった」
キョン子「……やっぱり、私はこの光景を知ってる」
キョン子「……多分、引っ越す前、私たちが、昔、お父さんたちの住んでたところに、今住んでる所に引っ越す前に住んでた町だ。」
キョン子「……なんで、引っ越したんだっけ」
キョン子「……待って、そもそも、大事な何かを忘れてるような」
キョン子「…思い出せない。何だろう」
キョン子「……よし、大分冷静になったな。流石私、適応力はある」

キョン子「歩いてる内に何か思い出すかも知れないし、夢なら醒めるかもしれない」
キョン子「とりあえず、さっきのコンビニにもう一回行ってみよう」
店員「いらっしゃいませー!……?」
キョン子「さっきゆっくり見れなかったけど、落ち着いて見ると結構面白いな」
キョン子「見たことないお菓子とか、デザインが違うペットボトルとかあるし」
キョン子「うわー、昔の雑誌だ、あ、これこのとき新連載なんだ。絵が違うなー…」
キョン子「……」
キョン子「…って、何読み耽ってるんだ私は」

日付、曜日は適当です。西暦とか割り出さないでください

キョン子「もう一回、今日の日付を見てみよう。えっと、10月17日、日曜日」
キョン子「10月17日、日曜日……」
キョン子「何か、聞き覚えがあるような、ないような」
キョン子「何か買おうかと思ったけど、昔のお金なかったよ。そういえば」
キョン子「10月17日…」
キョン子「うーん…」
キョン子「昔の家とか、解るかな」
キョン子「……」
キョン子「こっちかな?」
キョン子「おお、この団地っぽい」

長門「……」
古泉「そうですか。いえ、あのときは大慌てで、長門さんの意見を聞けなかったものですから」
キョン「俺が急いで帰ったからな。次の日の約束も、結局計画は大分かわっちまったし」
みくる「そうでしたね、私も驚きました。」
キョン「ま、それも思い出といえばそうだ」
古泉「…ええ、そうですね」

>>716
日付13日にしといて下さい。不都合が生じました

キョン子「……誰もいないみたいだ」
キョン子「まあ、いいか、また適当に歩いてみよう。」
キョン子「…このあたり、つい最近見たような」
キョン子「なんだかボロくて、ちょっと危ない建物」
キョン子「どこで見た?」
キョン子「もう少し、もう少しで何か思い出せるような」
キョン子「10月13日、ボロい建物、私」
キョン子「12年前…」
キョン子「ん?」

女の子「えーん、えーん。」
キョン子「…女の子が泣いてる」
キョン子「大丈夫かー、どうしたの?」
女の子「ぐすぐす。いたいの」
キョン子「なんだ、こけたのか。ほら、ハンカチつかえよ。擦りむいてる」
女の子「ぐすぐす。」
キョン子「っ……!?」


キョン子『えーん、えーん。おかーさん、どこ?』
キョン子『えーん、えーん』
?『大丈夫かー、どうしたの?』
キョン子『ぐすぐす。いたいの』
?『なんだ、こけたのか。ほら、ハンカチつかえよ。擦りむいてる』
キョン子『ぐすぐす』


キョン子「……思い出した」
女の子「ぐす、おかーさん。」
キョン子「…10月13日、午後4時37分」
キョン子「今、何時だろう?あのコンビニを出たのが四時過ぎ…」
女の子「ぐす…?」
キョン子「ねえ、あなた、走れる?」
女の子「……ううん」
キョン子「じゃあ、私がおぶってあげるから、乗って」
女の子「?……うん」
キョン子「走るから、しっかり捕まっててね」
女の子「うん」
キョン子「……なんとか、この路地だけは抜けないと!」

キョン子「お願い、間に合って!」

ハルヒ「さっきから、何の話してるの?」
キョン「12年前の10月13日」
ハルヒ「ああ、あの日ね。ごめんね、みくるちゃん。あのときは、折角帰ってきたのに、大変なことになっちゃって」
みくる「いいえ、困った人がいたら助けるのは当たり前ですから」
古泉「そうですね。まして、力を貸せる人間は、一人でも欲しいような状況でしたからね」
ハルヒ「ありがと。結局、あの女の子は誰だったんだろ」
キョン「ああ、キョン子の命の恩人の?」
ハルヒ「うん、多分。そんな気がするわ、話を聞く限りは。」
古泉「しかし、やはり日本にいる以上、身近な物だと思い知らされましたね、地震というのは」

キョン子「…ここなら!」
女の子「おねえちゃん、はやーい」
キョン子「降ろすよー」
女の子「?…うん」
キョン子「じっとしてて」
キョン子「………来た」
女の子「なに?」
キョン子「離れちゃダメ!」
女の子「うん」

10月13日午後4時37分、地震発生。震度6弱。死者10数名、26棟の家屋が全、半壊。建物の老朽化が原因と見られている

キョン子「後ろ見ちゃ駄目よ。」
女の子「うん」
キョン子「やっぱり、ぐちゃぐちゃだ。」
キョン子「近くの公園に行こう。きっとお母さんも来るよ」
女の子「本当?」
キョン子「うん、約束する」

キョン子「凄い人だ。怪我してる人も多いな」
女の子「おかーさん!」
ハルヒ「キョン子!大丈夫だった?」
キョン子「多分、大丈夫です、擦りむいてるけど、それは地震の前からありました」
ハルヒ「あなたが、助けてくれたの?」
キョン子「助けたというか、たまたま通りかかったので一緒に逃げてきただけです。」
ハルヒ「あ、ありがとうございます。つい、目を離してしまって。」
キョン子「いえ、私もよく勝手にどっか行っちゃってましたから。」
ハルヒ「本当にありがとう。」
キョン子「いえ、じゃあ私は戻ります。」
ハルヒ「はい」
キョン子「ふう、あっ、これ…」
ハルヒ「あ、そのハンカチどうしたの」
女の子「おねえちゃんにかしてもらった」
ハルヒ「早くいいなさいよ。あの…いない。もう、もし次会ったら返すわよ。ちゃんとお礼もしたいし」
女の子「うんっ!」

科学に疎いのでご容赦ください
長門「四次元的情報複製体」
キョン「ん、なんだ」
古泉「先程の質問の答えでしょうか」
長門「そう」
キョン「…で、それはなにをするんだ?」
長門「触れたものの情報を読み取って、全く異なる時間平面に、その複製を作る」
キョン「そんなもんがあるのか」
長門「可能性の話」
キョン「そうか」
古泉「作られたものは長い間残るのですか?」
長門「わからない、可能性としては低い。ただ、本体に比べて複製品は脆いはず」
古泉「では、もし、動物。そうですね、人間が触ったとしたらどうなります?」
長門「……。一時的に意識を失う。記憶の混乱等の症状等が起こることもあると思われる。」
キョン「成る程な」

?「…子……キョン子!?」
キョン子「…ん、あ、おはよ」
級友「おはよじゃないですよ!大丈夫ですか!?」
級友2「起きたー、ううっよかったー」
キョン子「頭痛っ」
級友「大丈夫ですか」
キョン子「うん、多分。…帰ってきたのか。いや、夢だな」
級友2「帰ってきた?夢?」
キョン子「あ、ううん。気にしないで。私、どのくらい寝てた?」
級友「さあ、多分数分も経ってないと思います」
級友2「この玉、触ったからかな。私が触ってもなんともなかったけど」
キョン子「うん…ただの貧血か何かだと思う」
級友「そうですか…ふう、良かったです」

キョン子「うん、心配かけてごめん」
級友2「うわーん、良かったよう…」
キョン子「泣くな泣くな。全く…あれ?」
級友「どうかしたんですか?」
キョン子「いや…ハンカチ忘れたみたい」
級友2「ううう」
級友「はい、私が貸してあげます」
級友2「あ、ありがと」
キョン子「……どうなんだろ?」
級友「ぼーっとしてますよ。大丈夫ですか」
キョン子「…よし!じゃあ、そろそろ降りた方がいいんじゃない?」
級友2「ぐす、そだね。降りよう」
キョン子「結構楽しかったし、泣き止んでくれ」
級友2「うん」
級友「忘れ物とか大丈夫ですか?」
キョン子「お前に言われたくないよ」
級友「もう!心配して損した気分です」
キョン子「あはははは」

第二部「懐古編」完

疲れたぜー

質問とかある?
正直乗っ取りは初めて、書きため無しも初めてという俺がここまで続けられるとは思わんかった

三人のイメージ姿とか

疲れだぜー

三部は新スレでやんの?

>>747
キョン子はポニテという決めつけは大間違いだぜ。
中学の時はショートで高校に入ってから髪を伸ばし始めたというところまで妄想してる俺に死角はない。

>>748
ありがとう
>>749
え?三部やんの?

2部はこのスレで終わりそう?

あと出来たら3部はボツになったほうのキョン子話にしてくれ

なるほどショートか
なるほど

>>750
気が向いたらやって欲しいがな。
まあ、お前さん次第。

和風スープスパ乙
次のバイトいいとこ見つかるといいね

>>751
いや、その話って、今の話と大体同じなんだよね。
ただ、ピンチ具合が違ったり、キョン子が現在の方で大変なことになったりするだけ。
だから、それは書く方も見る方もつまらないぜ。
書くとしたら違う話になると思う。恋したいは絡めるとしても
>>752
いや、どうぞ好きに妄想して
>>753
うーん、じゃ何か考える。
>>754
明日居酒屋の面接いてくる

つなぎ

キョン子「…というわけ」
級友「それは…あの一瞬で長い夢見てましたねとしか」
級友2「でも本当の話かもよっ」
キョン子「まあ、誰かに助けてもらったってのと、その人をそれ以降は見なかったってのは本当」
級友「そうなんですか。まあ、本当だとしたらすごいですね。ファンタジーです」
キョン子「いずれにしても、不思議体験だったってわけだね」
級友2「本当、どうしようかと思ったよっ」
キョン子「お前が大声で泣いたときもどうしようかと思ったがな」

なんかようわからんな
誰か簡単に説明しr...してください。

話が戻ってる?えっと...

あたし男だけど他人のスレタイ生かしつつまた読みたくなるSS書ける和風スープスパって素敵だと思う


捕手

キョン「今のお前にも超能力とやらは使えるのか?」
古泉「小さい物なら持ち上げられたり、通常の世界でも赤い球体になって飛び回れたり出来ます」
キョン「ホ、ホントか?」
古泉「えぇ、もちろんジョークというやつです」
キョン「……」
古泉「……?」
キョン「変わったな、お前も」
古泉「?」

>>773
なんか難しいとこあった?

つなぎ2
級友「そういえば今度転校生来るみたいですね」
キョン子「転校生?」
級友2「ありゃ、キョン君二世は知らなかったの?」
キョン子「むしろ、何で二人は知ってるの?」
級友「この間先生方が話してるのを聞きました」
キョン子「鶴屋も?」
級友2「ふっふっふ。何を実はあたしんとこに下宿することになってるのさっ」
キョン子「へえ、親戚とか?」
級友2「んー、まあ似たような感じかな」
級友「?」

       n保守した
⌒`γ´⌒`ヽ( E)
( .人 .人 γ ノ
ミ(こノこノ `ー´
)にノこ(

次の話まだ考え中
思い付くまで話進行させずに何か書こうと思う。
三人組にどんな話させたい?

級友2「水泳っ!」
キョン子「叫ぶな叫ぶな」
級友「あ、私は水着忘れたから見学です」
キョン子「体のいいサボりだな」
級友2「あんまり体はよくないとおもうけどねっ」
キョン子「ああ、水着忘れたなんて普通より馬鹿だね」
級友「頑張って泳いでくださいね」
キョン子「突き落としてやりたい…」
級友2「キョン君二世は水泳嫌いかい?」
キョン子「疲れるし、寒いけど、辛くて、だるい」
級友「けどじゃないですねそれ」
級友2「楽しいのに」
級友「鶴屋は泳ぎながら笑ってますよね」
級友2「え?ほんと?」
キョン子「そんなわけないよ…」

泳いでねぇ

>>837
うん、書いてくれてありがとう
だけどね、みんなの為に年頃の女の子が気にしそうな胸の話を・・・・

>>838

ミスった
>>838
キョン子「……」
級友2「なにしてるの?」
キョン子「いや、うーん。水着のこと考えてた」
級友「買うんですか?」
キョン子「いや、そういうわけじゃないんだけど、水着とスタイルの関係について」
級友「ときどき、というかしょっちゅう変なこと考えてますね」
キョン子「鶴屋は何着ても良いと思う。うん」
級友2「なっ、それはどういう意味なのっ!?」
キョン子「私は、何だろ、こう余り胸とか強調したの着るのは駄目だと思うんだよね。」
級友「そうですか?」
キョン子「まあスタイル的に」
級友2「級友はっ?」
キョン子「スクール水着」
級友2「うんうん、わかるわかる」
級友「喧嘩を売ってるんですか?」

やべ、何かおかしい

ハルヒの娘ならそれなりに胸あるんじゃね?

>>841
巨乳か美乳かの違いとかもあると思いまして。

馬鹿なこと言ってないで考えよう。

キョン子「行ってきまーす」
キョン子「ん?何か大変だな」

級友2「おっはよー、あれ?」
キョン子「ん?ああ、ここにいるよ」
級友「…zZZ」
級友2「歩きながら寝てる…」
級友「起きてますよう」
級友2「おはよっ」
キョン子「おはよう。さっきさ、角で走ってた級友3と男子高生がぶつかって喧嘩してるのを見た」
級友「フラグですね」
キョン子「?」
級友「いえいえ」
キョン子「ま、あの男子生徒が転校生だと面白いんだけど」

級友「そういえば前に、『私はヒーローに一回だけ助けられるくらいの経験をしてみたい』とか言ってませんでした?」
キョン子「私が?」
級友2「あ、それ聞いたことあるような」
キョン子「そうだっけな?うん、でも分かる。恋愛小説とかなら主人公の友人のような、そんな直近で面白いことを覗き見たい」
級友2「あたしは直接体験してみたいなっ」
キョン子「是非起こしてください」
級友「で、さっきの台詞ですか?」
キョン子「うん、最近漫画でも見ないような展開があればおもしろいと思って」
級友「わからないこともないです。あと、それだと恋人できないですよ?」

駄目だ駄目だ

キョン子「ところがあの人は級友3の幼なじみらしい。それはそれで気になるけど」
級友2「まあ普通は初対面の人とそこまで喧嘩しないよねっ」
級友「じゃ、どんな人なんでしょう?」
級友2「気になるかいっ?」
キョン子「ああそうか、鶴屋は知ってるんだっけ」
級友「あんまり言わないでくださいよ、もうすぐ見れるんですから」
キョン子「そうそう」
級友2「はーい」
キョン子「あ、何か鶴屋と一悶着あった?」
級友「たとえば着替えを見られるとか」

教師「はいみんな座れー、転校生紹介するぞー」
キョン子「来た来た」
級友2「じゃねっ」
級友「…zZZ」
教師「入れー」
?「はい」
キョン子「…………あ」
?「転校生といいます。海外に行ってたので入学が今までずれ込みました。これからよろしくお願いします」
キョン子「……よし、寝よう」
級友「…?珍しいです」
転校生「質問とかありませんか?」
級友2「はいはーいっ!海外ってどこ?」
転校生「はい、カナダです」
級友2「へぇー、英語しゃべれる?」
転校生「いや、そんなに喋れません」
級友2「じゃあじゃあ」
教師「他の人にも相談させてあげなさい」
教師2「はーい…」

ミスった
最後級友2の台詞です

Canadaだと…

級友「キョン子、どうしたんですか?」
キョン子「…いや、別に、眠くなっただけ」
級友「うそですね」
キョン子「……ちょっとね」
級友「ああ、当事者になった感じですか」
キョン子「……違うと思う」
級友「なるほどですね」
級友2「どーしたんだいっ?」
級友「質問攻めに混じったんじゃないんですか?」
級友2「大変そうだったから抜けてきたっさ」
キョン子「いい子いい子」
級友2「えへへ、じゃなくって!どうしたの?」
キョン子「……どうもしないって」

今ここで俺が「その手の話はいらねぇ」と本音を漏らせばコイツはうっとなるだろうか
いや、なるかどうかは問題じゃなくなるかもしれないのであれば漏らしてはいけないのだ
だからこそ俺は本音を口には出さずこう言う

『面白い』続きを期待している

>キョン子「…鶴屋は、高校生活で、これだけはやっておきたいってのある?」
>級友2「うーん、たっくさんあるよ。どうして?」
>キョン子「私はなんかしたいなって思うんだけど、何したらいいのかあんまりわかんないんだよね」
>キョン子「参考までに一つ聞かせてくれない?」
>級友2「うーん、キョン君二世の孫がみたいかなっ」
>キョン子「お前はおばあちゃんか」
>級友2「あっはっは。そもそもそういうので悩んでるのか青春っぽいとは思わない?」

ここ読んで「あれ?俺まだ青春してる?」って思ったけど
俺の場合はよく考えなくてもただの厨二病だった

じゃあ20になったばっかの俺はまだまだ余裕か

岩手
岩手
岩手出身の女生徒を退学処分した。www
岩手
岩手

壮絶いじめ宝塚歌劇団(阪急阪神ホールディングス)w

長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www
長野県善光寺の娘(96期)と宝塚歌劇団と副校長と96期が犯罪を捏造して、岩手出身の金もコネも無い女生徒を退学処分にした。www

△▼【万引捏造】96期[Part15] 【冤罪退学】▼△
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/siki/126★0543134/
【Googleは】宝塚音楽学校冤罪退学事件3【ハッカー】
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/12★60390479/
宝塚音楽学校を退学処分になった女性、不祥事を捏造されたとして提訴
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news2/125★7679254/

宝塚音楽学校でガチャ切りしたの誰なんだろうね?
事務員とかな電話対応やクレーム対応習わないのかとらびっくりなんだけど。
宝塚歌劇営業部はまともな対応だね。
音楽学校は、アーアー聞こえなーい電話ガチャンって姿勢だからね。
裁判所にもアーアー聞こえなーいだし、クレームなんか聞く気もなさそうだよ。

< ━━━┻ >
>━━━━┻<

こうすると下のトンファーの方が長く見えます。これが目の錯覚です。

昨日はすっげえ悩んで悩んで駄目だったわ。ごめん
>>900
なんだ錯覚か

級友「なんですか?昔の知り合いとかですか?」
キョン子「……」
級友2「元カレ?」
キョン子「違う」
級友「違うんですか」
キョン子「そういったベクトルの知人ではない」
級友2「もったいつけすぎだよっ」
キョン子「いや本当に関わりたくないんです」
転校生「…お」
級友「あ」
キョン子「……」
級友「キョン子」
キョン子「何だよ聞きたくないよ」
級友「…じゃあいいです」

>>900
錯覚か…と思って数えたら騙された事に気付いた

>>862
亀レスだがそれ言ってますよね
頑張りますが

級友「あれ?そういえば鶴屋は既に会ってたんですよね?」
級友2「あっばれたかー。そうだよっ」
キョン子「あ、そうだった!何か聞いてないよな?」
級友2「どうだったっけなあ、覚えてないやっ!」
キョン子「この、吐きなさい」
級友「こんなに必死なキョン子は初めて見ました」
級友2「私は二回目かなっ」
キョン子「無視するなあ!」
級友「どうどう」

何度も言うのを躊躇ってるんだが
『原作に出てくる男以外の男の話とか面白いわけが無い』
って思ってるんだけど言ったほうが良いと思う?
しかも保守ばっかりで放置して描くの遅すぎる所為でもうあんまり話覚えてないしこいつキモイな
とも思ってるんだけど言ったほうが良いと思う?
同思う?

>>906
>もうあんまり話覚えてない
ここだけは同意
その他は読むのやめれば良いだけじゃね?

って事で俺はちょっとTPDD使って数日ほど戻ってくる

よしやめる。一人で妄想するよ。
ちょうど1000行きそうだし、じゃあね。楽しかったよ

補足
1000行きそうって言うのは1000までに完結しなさそうってことで、スレ立てるのはなあって思ってたところだったから好機と思ったからです。
個人的には二部で完結でも満足してます。
書くの遅い俺にはやはり時間あるときに書きための方が性にあってるのでしょう。
キモいのを直すつもりは無いけどね。

保守してくれた人達には言うべき言葉も見つかりません。
あと話に出てないキャラかそうでないかとか、そもそもキョン子自体が話に出てないキャラじゃね?ってのはあります。
原作に出てきた男の話書くとなるといわゆるロリコンになりますがそういう話が見たかったならそういって欲しかったです

「キモいのを直す」とか「原作に出てるキャラかどうか」とかって>>906に対して言ってるんだよな?

止めるのはしょうがないけど、ちょっと批判されたからってぐちぐち言いながら終わりの挨拶ってのはどうかと思うな


続きがないのは残念だけど、面白かった乙
長文スマソ

>>921
禿同

急いで最初から読み直してきたら…

な…んだと!?

面白かったよ乙
最後だからどれが誰の子で、今後どうするつもりだったのかぐらい書いてっておくれ

>>906も見なきゃいいが
>>1よ、そういう書き込みがあったからやめるんではないんだな?
決して。最終確認だ

>>930

耐性なさ杉ワロタwwww

ミスた
>>930
転校生を宇宙人にしようかなあと
>>932
一因ではある。実は疲れたのが大きい。
>>934
何とでも言ってくれい。滅茶苦茶荒らされても完結させたスレもあるよ。

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