唯「あーだる……」(1000)
スレ立たねー
規制なんとかしてよね!
立つじゃん!
なんか書くか
大学を卒業した私は、ちゃんとした仕事も見つからず、
バイトをしながらだらだらと毎日を過ごしていた
和「唯、またバイト首になったって本当?」
唯「うん……」
和「どうして? 凄くうまくいっていたのに」
唯「私、またドジしちゃって……」
和「そう、まあ仕方ないね……」
唯「ごめんね和ちゃん」
和「また新しいバイト見つけておくから」
唯「ごめんね、いつも迷惑ばっかりかけて……」
和「いいよ、全然。気にしないで」
和ちゃんはこんな私でも面倒を見てくれる
今もお金を借りっぱなしだ
早く返さないといけない
和「それはそうと、最近軽音部の皆とは会った?」
唯「ううん、皆忙しいみたいだし。最近はメールもしてないなぁ……」
和「そう……。あ、そういえば澪さんの書いた小説、今度映画化するらしいよ」
唯「え、ホント!?」
軽音部の皆とは、今ではほとんど連絡をとっていない
澪ちゃんは小説家としてデビューして、大ブレイク中だ
あずにゃんはまだバンド活動をしているらしい
ムギちゃんはどこかの社長になったという噂を聞いた
律ちゃんは……分かんない
でも皆頑張ってるのに、私は何をしているんだろう……
和「今朝ニュースでやってたよ 」
唯「ウソぉ~、全然知らなかった……」
和「澪さん恥ずかしがり屋だから、きっと黙っていたのね」
唯「そっかぁ……。すごいなぁ、澪ちゃんは。どんどん夢に向かって進んでいって……」
和「…………」
唯「私なんか、バイトさえ上手くいってないし……」
和「そんなことないよ、唯だって……!」
唯「ありがとう、和ちゃん。私、そろそろ行くね」
和「うん……あ、唯!」
唯「なあに?」
和「次はきっと上手くいくよ。だから、気にしちゃダメ」
唯「和ちゃん……。私、次こそはもっと頑張るね……!」
和「頑張れ。ファイト、唯!」
唯「(とは言ったものの、早いとこバイト見つけないとヤバいなぁ……)」
唯「(今月もあと3000円で過ごさなきゃ駄目だし……)」
唯「(和ちゃんにばっかり、頼ってはいられない!)」
テクテク……ピタッ
唯「ん?」
唯「この本は……」
映画化決定!!
今、最も話題の恋愛小説
「恋の方程式」著:秋山澪
唯「ホントだ、映画化するんだぁ」
唯「活字は苦手だから、読んでなかったけど……」
ペラペラ
唯「(結構面白そうかも……)」
ぐぅ~
唯「…………」
――――――――――――――――――
定員「ありがとうございました~」
唯「結局買ってしまった……トホホ」
ガチャ。
唯「ただいまぁ、あずにゃん、帰ったよ~」
唯「あずにゃん?」
キョロキョロ
猫「ぅにゃあ~」
唯「おぉう、いたいた。よしよし、よしよし」
猫「ぅにゃぁ~」
カリカリ
唯「え、おやつ? はいはい、ちょっと待ってね」
カチャカチャ
唯「ほい、あずにゃん」
猫「ぅんにゃあ~」
ピッ
「――それでは、次のニュースです。
本日未明、都内の楽器店で何者かにより大量の楽器が盗まれるという事件が発生しました。
警察では、先日に引き続き、同一犯の犯行とみて調査を進めている模様です
」
唯「うわ、楽器ドロボーだって……大変だねぇ、あずにゃん」
猫「うんにゃあ」
唯「はぁ~今日も疲れたぁ~」
ゴロゴロ
唯「あーだる……」
ガサゴソ
唯「うわ、改めて見ると結構分厚いなぁ、この本……」
唯「とりあえず読んでみよう」
ペラペラ
うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ和って澪の事呼び捨てじゃん!
間違った死にたい
でも続く
~2時間後~
女「ごめんなさい、男君。私、もう行くから」
女「さようなら……」
男「女っ!!」
男「……あのときの約束は嘘だったのか!? ずっと二人でいようって……」
女「……男君」
唯(ドキドキ)
ぐぅ~
唯「はっ! もうこんな時間だ!! お腹減ったよぅ……」
唯(続き気になるけど、先にご飯を食べよう)
唯「ええっと、冷蔵庫には……」
ガチャ
唯「ロクなものがないよぉ。今日もカップラーメンか……」
唯(なんか、憂が留学してから、ほぼ毎日カップラーメン食べてる気が……)
唯「憂のご飯が食べたい……」
テクテク……ツルッ
バシャァ!
唯「あっつぅぅーーーーー!!!」
ジャー
唯「うう、貴重な食料が……」
唯「でも良かったぁ、火傷しなくて」
唯「夕御飯、買いに行かなきゃ……」
唯(そうだ、ついでに憂への手紙も出してこよう)
ガチャ
唯「うわぁ、お外真っ暗」
――――――――――――――――――
店員「ーっとぉござーしたぁ」
唯(でもやっぱり買うのはカップ麺なのね……)
ガヤガヤ
唯「ん?」
唯(なんだか騒がしいなぁ)
「おい、何かあっちでライヴやってるらしいぜ」
「マジ? てか有名なバンド?」
「分からん。とりあえず行ってみよう」
唯(路上ライヴ?)
唯(なんだろう。私も付いていってみようかな)
唯「うわぁ、すごい人……」
「――え~皆さん、本日は夜遅くにお騒がせして、本当にすみませんでした」
唯(あれ、この声どこかで……)
「――次が最後の曲です。」
「――聞いて下さい『恋の方程式』」
唯(あそこで喋ってるのって……)
唯(あずにゃん!?)
ワアアアアアァァァァァァァ!!!!!
パチパチパチパチ
梓「ありがとうございましたぁーーーー!!」
唯「あずにゃんだ……あずにゃんだ……」
唯「すいません、ちょっとどいて……!」
唯(もっと近くで……)
唯(ああもう、邪魔だってば!)
唯「ステージ裏にはどうやって回るんだろう……あ」
関係者以外立ち入り禁止
唯「ここ、入っていいのかな……」
唯「私、知り合いだし入ってもいいよね……?」
ガチャ……キィィ
唯「すいません、失礼しまーす」
唯「真っ暗……誰もいない……?」
唯「……すみませーん(ボソ」
ドンッ!
唯「キャアッ」
男「イツツ……」
唯「あ、ご、ごめんなさい! 大丈夫ですか……?」
男「いえ、こちらこそ……ってあれ、唯さん!?」
唯「えっ……聡君?」
聡「何やってんすか、こんな夜遅くに?危ないですよ」
唯「聡君こそ……こんな所で何やってるの?」
聡「え、いや俺は別に……」
唯「ギターなんか背負って」
聡「いや、その……そうだ、ちょっと梓さんに会いにいこうと思って!」
唯「ここにはいないみたいだよ?」
聡「え、あ、そうみたいですね!」
唯「怪しい……」
唯「というか、聡君って、あずにゃんと話したことあるの?」
聡「えっと、何度か会ったことはあります。姉ちゃん経由で」
唯「ふーん……それで、そのギターは?」
聡「あ、これは……」
ガヤガヤ
唯「あ、あれ、あずにゃん達だ。戻ってきたのかな?」
聡「ヤベッ」ダッ
唯「あ、ちょ、ちょっと待って!」
唯「待ってってば!」ダッ
聡「付いてこないで下さいよ!!」
唯「なんで付いてっちゃ駄目なの!?」
聡「……ハァハァ。しつこいですね、唯さん」
唯「ハァハァ。だ、だって、聡君なんか変なんだもん!もしかして……」
唯「……もしかして、そのギターって盗んできたんじゃないの?」
聡「え、いやその……」
唯「ほら、やっぱり!」
聡「ち、違いますよ!!
ハァハァ、……ここまで来たら大丈夫かな……」
唯「聡君がそんなに悪い子だったなんて……。
大人しくしなさい、お姉ちゃんに引き渡してあげるから」
聡「ち、違うんです!……実は、俺がギター盗まれたんすよ!!」
唯「……はい?」
聡「ほら、最近楽器が盗まれる事件が多発してるじゃないですか?」
唯「そう、あれも聡君が犯人だったのね……」
聡「違いますってば! 俺も盗まれた被害者なんですよ!!」
唯「盗まれた? 誰に?」
聡「決まってます。梓さんのグループですよ!」
唯「あずにゃんが……?」
聡「梓さんのグループは、裏では有名な窃盗犯なんです。
あちこちから楽器を盗んでは、安い値で売りさばいて……」
唯「うっそだぁ」
聡「ホントですって!
俺も今日こっそり取り返しに来たんですよ、会場のスタッフに変装して!」
唯「それでそんな変なジャンパー着てたの?
……とにかく、信じられないなぁ」
聡「信じて下さいよぉ!」
唯「ところで、このまま行くと私の家だよ?」
聡「あ、そ、そうなんですか。 ……ていうか近いですね」
唯「安アパートだけどね。良かったら上がってく?」
聡「え、いいんですか?」
唯「どうぞ、まあ汚いけど。ただいまぁ、あずにゃん」
聡「お、お邪魔しま~す……っておわっ!」
スリスリ
猫「ぅにゃぁ~」
唯「こら、あずにゃん。驚かしたら駄目でしょ」
聡「……この猫、あずにゃんって名前ですか?」
唯「ううん、違うよ」
唯「あずさ2号っていうの」
聡「…………」
聡(勝手に人の名前を付けるのはどうなんだ……)
唯「その辺適当に座って」
聡「あ、どうも」
猫「うにゃぁ~」
スリスリ
唯「うふふ、聡君あずにゃんに好かれてるみたいだね」
聡「ハ、ハハッ……」
唯「ちょっと待ってね、お腹空いたでしょう?」
唯「はい、どうぞ」
聡「あ、どうも(って、カップ麺かよ……)」
唯「たーんと召し上がれ♪」
聡「いただきます」
ズルズル
唯「そういえば、聡君って、住んでるのこの辺?」
聡「もぐもぐ」
聡「いえ、実は……」
唯「えぇ、アパート追い出されたぁ!?」
聡「はい、それで最近はネカフェで寝泊まりしてます」
唯「そ、そうなんだ……大変だねぇ。そういえば、りっちゃんは?」
聡「姉ちゃんとはあまり連絡取ってないんで」
聡「あ、ごちそうさまです」
唯「いえいえ」
唯「ところで、このギターなんだけど……」
聡「俺のです。うちに帰ったら写真もあるんで、それが証拠ですよ」
唯「え、じゃあ、ほんとに聡君のなの!?」
聡「ホントです。梓さんたちが窃盗グループってこともホントです」
唯「うそ……でもそんなの信じられないよぉ」
聡「最近梓さんと会ったことは?」
唯「ううん、もうずっと。最後に会ったのは5年前くらいかなぁ……」
聡「5年もあれば人は変わりますよ。
唯さんも気を付けた方がいいっす、例えそれが親しい友人でもね」
唯「あずにゃんはそんな悪い事しないよ……」
聡「さあ、どうだか。
……じゃ、俺はそろそろ失礼しますね」
唯「ってあれ、聡君、帰るとこあるの?」
聡「いえ、とりあえずネカフェにでも行こうかと」
唯「なんだ、一晩くらいなら泊めてあげてもいいよ?」
聡「え!? い、いや、悪いですって!」
唯「別に遠慮しなくてもいいよ? 優が昔使ってた部屋が空いてるし」
唯「ってあれ、聡君、帰るとこあるの?」
聡「いえ、とりあえずネカフェにでも行こうかと」
唯「なんだ、一晩くらいなら泊めてあげてもいいよ?」
聡「え!? い、いや、悪いですって!」
唯「別に遠慮しなくてもいいよ?
憂が昔使ってた部屋も空いてるし」
唯「それに、万が一何かあったらりっちゃん呼ぶから大丈夫だよ」
聡「そ、そうですか? それなら、お言葉に甘えて……」
唯「よし、じゃあそうと決まれば、憂の部屋に案内するね!」
――――――――――――――――――――――――
聡「うわぁ、綺麗な部屋ですね……」
唯「ここだけはよく掃除してるの。他は汚いけどね」
唯「あ、そこの押し入れに毛布入ってるから。
シャワー浴びるならお先にどうぞ、私リビングにいら」
聡「は、はい。すいません」
聡(先にシャワー使っていいのか……?
ええっと、毛布は……)
キョロキョロ
聡「あっ」
聡(あれは、唯さんと憂さんの写真だ)
聡(二人とも相当仲良かったらしいから、唯さんも一人で寂しのかな……)
聡(それにしても、憂さんはどうして唯さんを独りぼっちにして留学する事に決めたんだ……?)
唯(聡君、もうお風呂に入ったかなぁ)
唯「あれ」
唯(このギター、聡君が部屋に持っていき忘れたのか)
唯「懐かしいなあ……」
いつからだろう、私がギー太に触れなくなったのは。
唯「高校卒業してしばらくは続けたよね……」
いつのまにか、押し入れに入れっぱなしにして。
唯「指の先、ぷにぷにだよぉ……」
いつのまにか、軽音部の皆とも連絡を取らなくなって。
唯「ちょっと触って見てもいいよね?」
皆が新しい仕事を見つけてる間、私は憂に頼ってばっかりで。
唯「よいしょっ。あー、これだよ。この重量感」
終いには憂が留学して、今度は和ちゃんも頼って。
唯「ええと、ピックは、と……あ、あったあった」
意味も無く毎日をだらだら過ごして。
何をやってるんだろう、私は。
唯「せーの、
ジャラァァァァーーン
違う
唯「違う」
唯「っかしいなぁ……」
唯「あ、そうだ。チューニング忘れてた」
ジャーン、ジャーン
唯「えっと、こんな感じでオッケーだよね」
唯「それじゃ、改めて。
いきます」
ジャラアアアァァァァァン
唯「……違う」
唯「……なんだろう」
何かが、変だ
何かが、おかしい
唯「そうだ、ギー太!」ダッ
ガラッ
唯「ええっと、どこだっけ……ここじゃないし……あ、あった」
唯「よいしょっ」
ギー太「…………」
唯「あ、あの……久しぶりです」
唯「ごめんね、一人ぼっちにさせて」
ギー太「…………」
唯「……本当にごめんなさい」
ギー太「…………」
唯「あの……もう一度私と歌ってくれませんか?」
ギー太「…………」
唯「お願いします、この通りっ!」
唯「ほんとに、ギー太に触れるの久しぶりだよ……」
唯「……それでわ、失礼します」
唯「せーの、
ジャラアアアアァァァァァァァァァァン!
唯「これだっ!」
唯「そうそう、こんな感じだよ!
……聡君のギター、何か音が変だもん」
唯(あれ、でも何が変なんだろう……?)
唯「見た目は普通だし……もしかして中?
……ちょっと手を入れてみよう
失礼しまーす……」
ゴソゴソ
唯「ん、何かある……なんだろ。
何かがテープでくっつけてある?……んしょ」
ベリッ
唯「…………」
唯「なに、コレ」
透明なビニール袋がいくつかと、
中に、白い粉がたくさん入っている。
唯「ひょっとして、ヤバいものじゃ……」
聡「唯さーん、上がりましたよ!」
唯「あ、ささささ聡君! 早かったね!」
聡「そうですか? 結構ゆっくりしたつもりなんですが……
ところで、何してたんですか?」
唯「あ、う、うん。何かギター見たら懐かしくなってきて……。
ちょっと触らせてもらっちゃった。
ま、マズかったかな?」
聡「あ、全然いいっすよ。
唯さん最近ギターやってないんですか?」
唯「うん、大学入ってからは、あんまり……ここ最近は、全く」
聡「そうですか……姉ちゃんが、唯さんはギター上手だって言ってましたよ」
唯「ホントに……? でも、やっぱり弾いてないとダメだよ。
もう、全然」
聡「……また始めてみたらどうです?」
唯「えっ?」
聡「唯さんなら、またすぐに上手くなりますよ」
唯「……そうかな?」
聡「そうっすよ。プロだって余裕っす」
唯「うん……エヘヘ、ありがとう、聡君。
私、またギター始めてみようかな……」
聡「……あ、久々に笑いましたね。
やっぱ唯さんは笑ってないとダメっすよ!
笑ってないと唯さんじゃないです」
唯「そうかな……? でも確かに久々に笑った気がする、ありがとう。
それじゃ、私はお風呂入ってくるね」
聡「あ、俺はもう寝ます。お休みなさい
唯「うん、お休みー」
関係各所
梓←窃盗団頭
唯←ニート
律←?
澪←作家
紬←社長
憂←留学
和←普通
聡←ニート
愛され続けて30年!
このスレもいつしか伝説になるお!
みんな>>1が大好きだお
尊敬するんだもんぬぉ!
>>1よ永遠に!
みんなが>>1を愛しつる!そんな頃オナニーにいそしむ>>1!
そんな>>1がみんな好きだよ
好き好き♪
お>>1さん好き♪
いつか落ちる日まで宜しくね(^-^)/
帰ってこいお…(;Д;)
>>1…
残ってると思ってなかったスマソ
すでに俺の中では黒歴史だけど続くよ
――――――――――――――――――――――
唯「ふ~、いいお湯だった……」
唯「聡君、もう寝たのかなぁ?」
唯(久々にギター触ったからかな、昔を思い出すよ……)
唯「私もそろそろ寝よう……と、その前にギター片付けておかなきゃ」
唯「あれ」
ギターケースが、二つ
唯「どっちがどっちのケースだっけ……?」
唯「……まあいいや、適当に入れちゃおー」
ユサユサ
唯「う~ん、ムニャムニャ……」
憂「お姉ちゃん、起きなよ」
ユサユサ
憂「朝だよ、お姉ちゃん」
唯「あと5分……」
憂「もう、遅刻しちゃうよお姉ちゃん」
唯「う~ん……」
憂「ほら、お姉ちゃん」
お姉ちゃん
ガバァッ
唯「憂!?」
唯「なんだ、夢か……」
唯(昨日は結局、またギー太と遊んで夜更かししちゃった……)
唯「うぅ……眠い……」
唯「ん?」
唯さんへ
昨日はありがとうございました
今日は午前中バイトがあるので、今から行ってきます
また何かあったら、下の番号に連絡下さい
***-****
あと、コンビニで朝飯買ってきたので良かったらどうぞ
唯「聡君、ナイスすぎるよぉ……」
もぐもぐ
唯「それにしても、昨日は色々あってびっくりしたなぁ……」
唯「あずにゃんが悪い子だなんて、まだ信じられないけど」
唯「やっぱり放っておけないよね……」
唯「そうだ、あずにゃんにメールしてみよう!」
唯「最後にメールしたのはずっと前だけど、まだアドレス変わってないよね……?」
唯「ええと、何て打とう……」
久し振り、あずにゃん!
唯だよぉ~(絵文字)
最近、バンドの調子はどう??
ところで、ちょっと会って話したい事があるんだけど、
時間とれないかなぁ~?(絵文字)
お返事待ってま~す(絵文字)
唯「これで大丈夫かなぁ……?」
唯「ええぃ、送信しちゃえ!」
ピッ
送信中
唯「……よし、送れた」
唯「あとは、返事が返ってくればいいんだけど……」
――――――――――――――――――――
聡「はぁ、やっとバイト終わった……」
新着メール 一件
聡「お、メール来てる」
聡「誰だろう」
From 姉貴
ヤッホー聡、元気ぃ?
ちょっと近くまで来たから、今からそっち寄るね
じゃあよろしく
聡「ね、姉ちゃん!?」
最近ずっと連絡無いし、心配したんだぞ!
今アパート入れないから、外で待ってて
すぐ行く
ピッ
送信中
聡「一体どこをほっつき歩いてたんだ、姉ちゃんは……」
――――――――――――――――――――
受信中
唯「き、きた!」
From あずにゃん
唯先輩ですか!? お久しぶりです!(絵文字)
私はまだバンド続けてますよ、昨日も実はライブだったんです!(笑)(絵文字)
今日はちょっと忙しいんですけど・・・5時くらいなら少しだけ空いてます
唯「え、マジ!?」
ホントに!?
じゃあ5時に○○駅のスタバで待ち合わせしない??
送信中
唯「まさかこんなすぐに会えるとは……」
受信中
From あずにゃん
オッケー(絵文字)ですよ!
でわまた後で(絵文字)
唯「ど、どうしよう。おめかしして行かなくちゃ……!」
聡「えっと、どこにいるんだ……」
律「おーい! こっち、こっち!」
聡「あ、ね、姉ちゃん!」
律「よっ、久々」
聡「姉ちゃん……。髪、伸びたね」
律「ん~、まあな。立ち話も何だしさ、とりあえずどっかの店入ろうぜ」
――――――――――――――――――――
聡「姉ちゃん、最近どうしてたんだ? 母さんも全然連絡来ないって言ってたぞ」
律「ん~、まあ色々あってさ。聡は? ちゃんと大学行ってんの?
聡「行ってるよ。今日は日曜だから休みだけど」
律「ふ~ん、そっか。頑張ってんだな」
聡「姉ちゃん、うちには寄らないの……?」
律「うーん、今からちょいと用事あるんだよね……」
聡「まあ、無理にとは言わないけどさ」
律「時間あったらな……おい、携帯鳴ってるよ」
ブーブー
聡「メール……誰からだろ」
From
あずにゃんと連絡取れたよ~!
5時からスタバで待ち合です(絵文字)
聡「……唯さんだ」
律「唯ぃ? なんで唯から? お前唯とメールしてたの?」
聡「いや、こっちも色々あってさ……」
律「で、何て?」
聡「……姉ちゃん、今何時?」
律「今? 四時半だけど」
聡「ごめん、ちょっと行ってくる」ガタッ
律「あ、おい!」
聡「そうだ、姉ちゃん! 今日の夜は?」
律「いや、私も今から用事ある」
聡「そっか、じゃあまた何かあったら連絡してくれ」
律「え?あ、うん……」
聡「それじゃあ」ダッ
律「…………」
律(何だったんだ、あいつは……)
――――――――――――――――――――――――
唯「あずにゃん、遅いなぁ……」
唯「もう40分も遅刻だよ……」
唯「コーヒーも、三杯目だし」
唯「昔は、遅刻するのはいつも私の方だったのに……」
――――――――――――――――――――――――
キョロキョロ
聡「あ、いたいた。唯さーん!!」
唯「あ、聡君! 来てくれたんだぁ」
聡「ええ、念のため。唯さんに何かあったら困りますから」
唯「えっ……/// べ、別に心配しなくて大丈夫だよぉ……」
聡「にしても、遅いですねぇ……」
唯「うん……もしかして私、嫌われてんのかな……
?」
聡「いやいや、それは無いですって!
今スゲー忙しいみたいですし、またなんか急用が入ったんじゃないですか?」
唯「そうなのかなぁ。メールくらいくれてもいいのに」
聡「……とりあえず、これ以上待つのもアレですし、一旦帰りませんか?」
唯「うん、そだね……」
テクテク
聡「梓さんたちって、この前出したシングルが結構売れてて、今注目されてるんすよ」
唯「そうなんだぁ……私全然知らなかったよ」
聡「まあ、メジャーデビューしたばっかりですし」
唯「あずにゃん、高校卒業してからもずっとギター続けてたんだろうなぁ……あれ?」
聡「どうしたんすか?」
ガヤガヤ
唯「なんか辺りが騒がしくない?」
聡「確かに……何かあったんでしょうか?」
ガヤガヤ
ピーポーピーポー
唯「あ、今救急車が通ったよね? 聞こえた?」
聡「はい、聞こえました。事故かなんかっすかね?」
唯「さあ……もうちょっと近付いてみよう」
唯「ねぇ、こっちって私のマンションの方向だよね」
聡「……そうっすね」
唯「あ、見て! あそこ、煙が上がってる!」
聡「あ、ホントだ……」
ガヤガヤ
――おい、あっちで火事があったらしいぞ
――うわ、すごい煙!
――救急車通ってたけど、怪我人出たのかな?
唯「なんか嫌な予感が……」
近付いてみると、案の定、
燃えてるのは私の住んでるマンションだった。
唯「…………」
――すいません、どいて下さい!
――怪我人がいるんです。どいて下さい!
男「君、関係者の方かね?」
聡「あ、いや俺は……違います。彼女が……」
唯「ボー」
聡「ゆ、唯さん、しっかり!」
唯「あ、あずにゃんが……それと、ギー太……」
男1「こら、君! 危ないからどいてなさい!」
唯「あずにゃん、ギー太……」ダッ
聡「ちょっと、唯さん!」
ダッ
聡「無理ですって、危険だから下がっていましょう!」
唯「で、でも……!」
男1「君、ここの関係者? ご家族は?」
唯「あ、あの、中に猫が一匹……」
男1「猫……おい、さっきの奴どこいったぁ!?」
男2「先輩、どうしたんすか?」
男1「ほら、さっき黒い猫保護しただろ? あれどこやった?」
男2「ちゃんといますよ、ホラ、ここに」
猫「ぅにゃぁ~ん」
唯「あ、あずにゃん!!」
唯「よ、良かったぁ……ポロポロ」
猫「にゃぁ~」スリスリ
唯「で、でも、まだギー太が中に……!」
男1「まだ中に人がいるんですか!?」
唯「あ、いや、その、ギ、ギターが……」
男1「ギター?」
男2「ひょっとして、これですか……?」
唯「ギ、ギー太ぁ!」
そこには、見るも無惨に焼けただれたギー太の姿があった。
形は元が想像できないくらい変形して、色は真っ黒こげだった。
唯「そ、そんな……せっかくまた、仲直りしたのに……」
唯「もう一度歌おうって、約束したのに……うぅ……」
聡「唯さん……」
唯「……許さない」
聡「…………」
唯「私はギー太をこんな風にした犯人を絶対に許さなあ!!」
唯「聡君!!」
聡「は、はい?」
唯「良かったら、私を手伝ってほしいの。その、一人で出来ることは限界があるから……」
聡「……もちろん、いいですよ。乗り掛かった船ですし」
唯「……ありがとう!」
唯「それから……」
こんな時に、頼りになる人が一人。
プルルルル……プルルルル
唯「もしもし!?」
――――――――――――――――――――
澪「もしもし……あれ、唯? 久しぶり、うん。どうしたの……え?」
澪「えぇぇ!? アパートが燃えたぁ? うん、うん。あ、ちょっと待って」
澪「あ、いいよ……」
カキカキ
澪「オッケー、メモした。……あ、全然いいよ、私の家に泊めるくらい! うん、それじゃあ、また後で」
ツーツー
澪「唯……久々に電話がきたと思ったら、一体どうしたっていうんだ……?」
みてるよ
続き考えてたゴメン
聡「今の電話……澪さん?」
唯「うん、今日これから泊めてもらうことになったから……聡君も、オッケーだって」
聡「俺も!? いいんですか?」
唯「うん、とりあえず澪ちゃんの家に向かおう」
ブーブー
唯「あ、メール……」
受信中
From あずにゃん
すみません、先輩!m(__)m(絵文字)
ちょっと急用ができてしまって、行けなくなって・・・
メール出すのも遅れてしまって、本当にごめんなさい(絵文字)
会うのはまた今度ということで・・・
唯「そんなの信用できないよ、あずにゃん……」
澪ちゃんの家は、私の家から電車で30分ほど離れたところにある
実は私も行くのは初めてだ
電車内で、私は聡君とはほとんど会話せず、
窓の外をボーっと眺めて過ごしていた
―――――――――――――――――――――
聡「澪さんとは、どこで待ち合わせですか?」
唯「えっと、駅の北口って言ってた」
聡「北口……こっちですね、行きましょう」
唯「うん」
澪「唯、聡ー! こっちこっち!」
唯「澪ちゃん!」
ガシッ
唯「会いたかったよぅ、澪ちゃん……」
澪「久しぶりだなぁ、唯……ナデナデ
あとついでに聡も」
聡「……お久しぶりです、澪さん」
澪「車こっち停めてあるから、二人ともおいで」
唯「ねぇ、澪ちゃんってどんな所に住んでるんだっけ……?」
澪「ん? 普通のマンションだよ。最近は仕事場で寝ることも多いけど」
唯「え、小説とかって家で書くんじゃないの?」
澪「う~ん、私の場合はそっちの方が書きやすいから」
澪「あ、こっちこっち」
澪「どうぞ、乗って乗って」
唯「おぉ、左ハンドルだ……」
聡「うわ、すげぇ……」
唯「ね、ねぇ聡君? これって凄い高い車じゃなかったっけ?(ボソボソ」
聡「フェラーリっすよ、唯さん……」
唯「ふぇらーり?」
聡「めちゃくちゃ高いっす」
澪「遠慮しなくていいぞ、さあ乗って乗って」
みてるよ
みてるよ…いま尻をかいたね
聡「澪さんの家は、駅からどれくらいなんですか?」
澪「10分くらいかなぁ……まあすぐ着くよ」
唯「あ~あ、いいなぁ、澪ちゃん。運転できて~」
澪「唯、免許取ってないのか?」
唯「うん、だってめんどくさいじゃん。試験とかさぁ」
澪「車あると便利だぞ? 私は、電車はもう人が多すぎてウンザリだ」
唯「私も免許取ろうかなぁ……」
――――――――――――――――――――
澪「ほら、着いたぞ」
聡「……でけぇ」
唯「ポカーン」
聡「何階立てっすか、これ?」
澪「さあ、数えたことないから分からないな。
あ、エレベーターはこっちだ」
唯「な、なんかおっきいホテルみたいだね」
澪「うん、まあ似たようなものだな。レストランも付いてるし」
澪「あ。ここ、ここ」
501号室
唯「……名前とか書いてないの?」
澪「うん、女の一人暮らしだしね」
聡「しかし、どう見てもホテルだなぁ」
澪「どうぞ、入って」
ガチャ
澪「あ、靴は履いたままでいいから」
唯「ひ、ひっろぉぉぉーーーーい!!!!
聡「パネェwww」
澪「そ、そうかな?」
唯「私のアパートここなんだ」
澪「なんだ.これ犬小屋じゃなかったのか」
唯「みてみてぇ~、ベッドふかふかだよぉ~」
ボスン、ボスン
澪「あ、こらこら」
ジャー
聡「うぉ、景色やべぇ!」
澪「あ、カーテンは後で閉めておいてくれ」
唯「冷蔵庫ちぇ~っく!うぉぉ、お酒いっぱい!
澪ちゃんってお酒とか飲むの??」
澪「まあまあかな。あんまり飲むとほら、アレだから」
聡「液晶でかすぎwww何インチっすかwwww」
澪「あぁ~、それはもらいものだよ」
ピッ
唯「なんかえっちな番組やってるかな?」
澪「もう、皆落ち着けってば!」
澪「……落ち着いた?」
唯「ふぅ、とりあえず一件落着だねぇ……」
聡「まだ何もやってませんよ」
澪「それじゃ、まずは何が起こったのか話してくれるか?」
唯「うん、実はかくかくしかじかで……」
――――――――――――――――――――
澪「えぇ、じゃあ梓たちが窃盗犯のグループだっていうのか!?」
唯「うん、そうらしいの……」
聡「あぁ、それは確かな情報っすよ。
まあ梓さん本人が関わってるとは限らないですけど」
澪「ふ~ん、それでアパートが燃えたっていうのは?」
唯「それが私、あずにゃんと会う約束をしてたんだけど……」
聡「唯さんが梓さんを待っている間に、何者かがアパートに火を付けたんですよ」
唯「結局あずにゃんは来なかったし……」
唯「それで、あずにゃんは危うく死ぬところで、ギー太は丸焦げになったんだよ!!」
澪「……はぁ? なんで梓が死にかけるんだ?」
唯「あ、あずにゃんっていうのは、この子」
ガサゴソ
猫「にゃあ~」
スリスリ
澪「うぉ、……可愛いな。梓って名前なのか?」
唯「ううん、あずさ2号(ry」
澪「あ、でもさ、話を戻すけど。
それって変じゃないか?」
唯「変って、何が?」
澪「だって、もし仮にアパートを燃やした犯人が梓たちならさ、
どうやってアパートの場所を突き止めたんだ?」
唯「あ、それは……」
澪「それに、動機もよく分からない。
いくつも盗んだ楽器のうち一つを奪い返されたからって、
わざわざ防火したりするかなぁ~?」
唯「そ、それは……」
聡「きっと、アレっすよ、奴等はねちっこいんです。
奪ったものは、必ず我が物にする、みたいな!」
澪「う~ん、そうかなぁ……」
聡「ほら、唯さんも。
何か身分を特定できる物とか、持ってなかったんですか?」
唯「身分を特定…………あぁっ!!」
澪「ど、どうしたんだ……?」
唯「手紙……」
澪「手紙?」
唯「うん、憂への手紙」
澪「それがどうかしたのか?」
唯「私のアパートの住所が書いてある」
聡「そ、それっすよ!! きっとそれを見つけて、奴等は……」
唯「おかしいなぁ、出したと思ったんだけど……」
澪「なるほど、じゃあ場所の方は説明がつくのか……」
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帰ってこいお…(;Д;)
>>1…
澪「それで、唯はこれからどうするつもりなんだ?」
唯「うん……やっぱり、あずにゃん達が悪い事してるなら、なんとかしなくちゃって」
唯「それに、防火のことも……」
澪「そうだな……まあとりあえず、今日はゆっくり休もうか。
疲れただろ?」
唯「もうへとへと……」
聡「俺もくたくたっす」
澪「うん。じゃあ、部屋案内するから」
唯「あ、そうだ。澪ちゃん!」
澪「ん、なんだ?」
唯(あの白い粉のこと、言った方がいいのかな……?)
澪「どうしたんだ、唯?」
唯「あ、あの……」
唯(でも、これ以上話をややこしくするのもアレだし……)
唯「ううん、やっぱり何でもない」
澪「そっか、じゃあ行こう」
澪「唯はこっち、聡はこっちな」
聡(いくつ部屋があるんだ……?)
澪「あと、トイレはそこ。
鍵はちゃんとかけるように……特に聡!」
聡「分かってますってば」
澪「じゃあ、そろそろ夕飯にしようか」
唯「澪ちゃん、いっつも夕飯とかどうしてるの?」
澪「う~ん、出前とか頼むこともあるけど……結構自分で作ることが多いよ」
唯「え、じゃあ、今日はー?」
澪「うん、私が何か作ろうかな」
唯「やったあぁ、澪ちゃんの手作りぃ!!」
聡「澪さんの手料理とか……ゴクリ」
スマン、もし見てる人いたら、誰か梓のバンド名考えてくれないか?
全く思い付かん……
シーフ☆CAT(S)
はやくかけよ
【しーふ☆CAT(S)】でいいだろ
保守
マジすまん
レポート書いてた
澪「それじゃあ、すぐできるから、二人ともリビングで待っててくれ」
唯「りょ~かい、行こう、聡君」
ギュッ
聡「あ……は、はい!」
――――――――――――――――――――
唯「テレビ付けよっと」
ピッ
唯「おぉー、大画面、大迫力……」
聡「あ、唯さん。そこの新聞取ってくれませんか?」
唯「ほい」
聡「何かいい番組やってないかな……あれ?」
聡「これって……唯さん、ちょっと」
唯「うん?」
聡「これ、見て下さい」
唯「どこ?」
聡「ほら、ここ」
唯「Nyan☆Nyans?」
聡「そうです、これ梓さんのバンドの名前ですよ!」
大人気
Nyan☆Nyans新曲披露
唯「ええ、あずにゃんテレビに出るの!?」
聡「そうみたいですね。
もう少ししたら始まりますよ」
唯「すっご~い、あずにゃん!これって初めてじゃないの?」
聡「多分……俺は見たことないですし、TV初登場じゃないですか?」
唯(ワクワク)
澪「皆、できたぞ~」
聡「はやっ! ……これは、ハンバーグですか?」
澪「うん、実は二人が来る前にもう準備してたんだ」
唯「うわぁ、おいしいそう!! 澪ちゃんって、ホント何でもできるよね~!」
澪「ありがとう。でも、そんな事ないよ、ホントは……」
聡「マジうまそうっす。いただいていいっすか?」
澪「うん、どうぞ」
澪って鼻糞いれてそうだな
俺の意見不採用とか>>1マジキチだな
はやく死ね
Nyan☆Nyansありがとう(`・ω・)
でもNyan☆Nyan☆Revolutionの方がよかったんだ…
モグモグ
唯「……おいしい!!」
聡「うま!! マジくそうまいっす!!」
澪「そ、そうかな?」
唯「私も料理できるようになりたいなぁ~」
澪「憂ちゃんに習えばいいじゃない?」
唯「憂は今、留学中で家にいないから……」
澪「あ、そ、そうだったな。ごめん」
聡「唯さん、澪さん、そろそろ始まりますよー」
澪「ん、何が?」
唯「あ、忘れてた。澪ちゃん、今からあずにゃんがテレビに出るんだよ!」
澪「え……ホントに?」
唯「ホント、ホント!」
聡「あ、これ梓さんですよ!!」
――それでは、続いてのアーティストは……
――Nyan☆Nyansの皆さんです!
ワアアアアァァァァァァ!!!!!!
パチパチパチパチ
――皆さん、初登場ということですけど
――はい、とっても緊張してます!
澪「ホントに梓がしゃべってるよ……」
聡「すげぇなぁ」
唯「あずにゃん可愛い~!!」
――何でも皆さんは、近日公開の映画「恋の方程式」の主題歌を歌っているそうで
――はい、この映画は、私にとって、とても大切な映画で……。登場人物の気持ちを歌にして作曲しました。
唯「……って、ええぇ!! この映画って、澪ちゃんが書いたやつじゃないの!?」
澪「うん、実は……///」
唯「あずにゃん達のデビューシングルって、この映画の主題歌なんだぁ……」
聡「あ、俺読みましたよ、その小説!」
澪「え? も、もう、恥ずかしいからやめてよ……//」
聡「いやぁ、まさか最後に○○が××になるとは……」
唯「ちょっと聡君、私まだ読んでないんだからネタバレしないでよ!!」
聡「あ、す、すんません!」
澪「おい、歌始まるぞ」
梓逮捕←映画中止←澪自殺
SUPERメシウマDELUXEハリケーン
ジャンジャン~ジャジャジャ~♪
梓「ずぅっと仲良しだぁたのに~♪」
唯「う、上手い……!」
澪「歌上手くなったなぁ~、梓は」
聡「演奏も上手っすね……」
唯「あずにゃん、ギター桁外れに上手くなってるよ……」
澪「ベースもなかなかだぞ」
聡「ドラムもいいっすね~」
唯「てゆ~か、皆可愛い!」
澪「だな」
聡「そうっすねぇ」
唯「聡君は、この中だとどの子がタイプ?」
聡「えぇ!? えっと……」
唯「やっぱりあずにゃん?」
聡「いや、その……」
澪「あの長髪の子なんか、特に可愛いと思うぞ」
聡「どれですか?」
澪「ほら、ドラムの……」
聡「あぁ、あの子か…………いや、アレは無いっすね」
澪「そうかぁ?? 一番可愛いと思うんだけど……」
聡「う~ん、なんか違うっていうか……」
澪「じゃあ唯は?」
唯「う~ん、私はやっぱりあずにゃんかなぁ~」
聡「あ、終わりましたね」
唯「ハッ……あずにゃん見てたら歌全然聞いてなかったよぉ~!」
澪「おい」
聡「でも、いい曲でしたよ。あの小説にぴったりな感じの」
澪「うん、いい感じだ」
唯「原作者が言うんだから間違いなしだよね~」
澪「はは、そうだな……」
梓死ねよ
性格悪すぎだろ
唯「料理もおいしかったし、こんなに幸せなの久しぶりだよ~」
澪「そう言われると作ったかいがあるな」
唯「私、片付け手伝っちゃうよ!」
澪「おっ、サンキュー」
唯「でもその前に、ちょっと休憩~」
ゴローン
澪「やれやれ……じゃ、私も休憩~」
唯「ねぇ、そう言えばさぁ、澪ちゃん……」
ゴロゴロ
澪「んー?」
唯「澪ちゃんってさぁ……」
澪「なんだ?」
唯「最近りっちゃんとは――」
「唯さんっ!!!!!!」
しーふ☆CAT(S)クソワロタwwwww
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>>1…
連投規制くらってた
日付変わると取れるのか……
唯「ほ、ほぇ!? どうしたの、聡君?」
聡「すみません間違えました。
澪さん!!俺も片付け手伝いますよ!」
澪「え、そうか? ありがとう」
聡「だからとっととやっちゃいましょう!
――あ、唯さんは大丈夫です!
俺が唯さんの分までやっておきますから」
唯「え、で、でも悪いよぉ……」
聡「大丈夫ですって、唯さん今日は疲れてるみたいですし、ゆっくりしてて下さい」
唯「そ、そう? じゃあお言葉に甘えて……」
―――――――――――――――――――
コンコン
唯「はぁーい、どうぞ」
聡「あ、失礼します……」
唯「どうしたの、聡君?
……もしかして眠れないのカナ?」
聡「いやいや、違いますよ!
……あの、さっきの事ですけど」
唯「さっき?」
聡「唯さん、お願いします
澪さんの前で姉ちゃんの話出すの、やめてほしいんです」
唯「…………」
唯「なんで?」
聡「すみません、色々あって……話すと長くなるんです」
唯「もしかして……二人がケンカしてるとか?」
聡「ケンカ……まあ、そんな感じすかね。
ずいぶんと長いケンカですけど……」
唯「長いって……いつから!?」
聡「大学に入ってちょっとしてからです。
多分、それ以来ずっと会ってないかと……」
唯「…………」
唯「そんな……二人とも、メールだといつも通りだったのに……」
聡「唯さんに対しては、そうだと思います。
――姉ちゃんの前でも、澪さんの話題はしないようにしてるんですよ」
唯「……それで、一体何があったの、二人に?」
聡「……すみません。二人のこと、俺が勝手にペラペラ喋る訳にはいかないんで」
唯「で、でも、気になるよ……」
聡「多分……唯さんには、姉ちゃんか澪さんがその内話してくれると思います」
聡「だから、それまでは、二人の事そっとしておいてくれませんか……?」
唯「……分かった。分かったよ……でも……」
唯「二人とも、また仲直りできるよね?」
聡「……分かりません」
聡「分かりませんけど、あるいは……」
唯さんなら
唯さんなら、ひょっとして……
唯「なぁに?」
聡「……いえ、なんでもないっす」
――――――――――――――――――――――
唯「はぁ~、疲れたな……」
唯「…………」
唯(澪ちゃん、もうずっとりっちゃんと会ってないのか……)
唯(なんだか……)
唯「なんだか、凄くショックだよ……」
憂が出ていった時よりも、
ギー太が燃えたときよりも
唯「ダメージ、大きいなぁ……」
どうせバンドやるとかやらんで喧嘩だろ
唯「……なんとかしなくちゃ」
唯「なんとかしなくちゃ、いけない」
唯「私が、二人の仲を元通りにするんだ……」
唯「それから、あずにゃんも……!」
唯(……でも、とりあえず今日は眠いからもう寝ようかな)
唯「ふぁぁ~ぁ」
唯「えっと、毛布は、と……」
キョロキョロ
唯「どこだ……」
唯「こっちだっけ?」
――毛布はこっちに入ってるからな
――それと、ここは普段私が寝てる部屋だから、
――あんまり汚しちゃダメだぞ?
唯「そういえば……
ここ、澪ちゃんが普段使ってる部屋なんだ……」
唯「それにしては、あんまり物が置いてないけど」
唯「この部屋は寝る時だけで、
普段はまた別の部屋を使ってるんだっけ……」
唯「今日澪ちゃんが寝てるのは、多分もう一つの部屋なんだろうなぁ」
唯「ふ~ん……」
唯「…………」
カラカラカラ
唯「ちょっと引き出しを、開けてみたり」
唯「あ、何か入ってる」
唯「……何だろう、ノート?」
私のこころの日記
秋山 澪
唯「うッ……プクク」
唯「タイトルまで付けちゃって……クク」
唯「ちょっとだけ……見てもいいよね?」
唯「ちょっとだけ、ちょっとだけだから……」
唯「どれどれ」
ペラペラ
どうせギー太燃えてないんだろ
聡とケースいれかえたからな
○月×日
明日は××でサイン会の日だ
初めてのサイン会だから、凄く緊張する
私なんかのために、皆来てくれるのかな……?
……ヤバい、もうすでに緊張してきた
あ~もういいや、こういう時は、寝ちゃおー×3
唯「……この辺は最近かな」
唯「所々に書いてあるメモのは、小説のネタっぽい……?」
唯「澪ちゃんのことだから、もっと変わったことが書いてあるかと思ったけど
……案外普通だなぁ」
唯「毎日付けてる訳じゃないみたいだけど
……これ、何年分あるのかな?」
唯「もっと昔のを見てみよう」
△月□日
今日は、久しぶりに実家に戻ってきた
こっちに戻ってくるのは、本当に久しぶり
ちょっと高校を覗いてみたり、通学路をぶらついてみたり
昔の事を、思い出す
軽音部で皆と演奏した時の事とか
卒業式が終わった後、皆で演奏した事とか
その後、突然唯が泣き出しちゃって
そしたら他の皆もつられて泣き出して
私も大泣きしたんだよね……
唯「あったなぁ~、そんな事……」
唯「でも、あの状況じゃ泣くでしょ、普通……」
唯「……今思えば、皆、泣くのを必死に我慢してたのかな……」
唯「まだ続きがあるな」
ペラ
軽音部の時の思い出は、私にとって一番大切なものだ
皆、今どうしているんだろう……
梓はまだバンドやっているらしいけど
唯とか、ムギとか、それから、■とか
唯「……なにこれ。黒く、塗り潰されてれる……」
あの頃は、楽しかった
今は……あんまり楽しくない
どれだけ仕事がうまくいっても、
どれだけお金が入ってきても
なんでこんな事になってしまったんだろうか
私が■を■■せず、■■したせいだろうか?
私があの時■■していれば状況は変わったんだろうか?
分からない
分からないけど、私は……
コン、コン
「唯ー?」
唯「や、やば……」バッ
澪「唯、開けるぞ―?」
唯「みみみみ澪ちゃん、ちょっと待って!!」
澪「?」
唯「あ、いいよ! どうぞ!」
ガチャ
澪「唯、何してたんだ?」
唯「ち、ちょっと体操を……」あたふた
澪「ふ~ん、健康的だな」
唯「健康には普段から気を使っておかないと、いざという時に困るしね!」
澪「まあ、そうだな」
唯「と、ところで澪ちゃんこそ、どうしたの?」
澪「いや、寝る前にトイレに行こうと思ったら
電気付いてるのが見えたからさ、
まだ起きてるのかなーって」
唯「ああ、うん。私もそろそろ寝ようと思ってたんだけど……」
ガサゴソ
唯「これ」
澪「あ、それは……」
唯「澪ちゃんの書いた小説、読んでたらこんな時間になっちゃってさ……」
澪「唯、持ってたのか。……もう、読むなら私のいない所で読んでくれよ?」
唯「エヘヘー///」
澪「それじゃ、私もいい加減寝るとするか……」
唯「私も寝よう、お休みー」
澪「うん、お休み」
唯「あ、そうだ、その前にトイレ……」
――――――――――――――――――――
唯「確か、突き当たりを右に……」
唯「あった、ここか……あれ?」
唯(リビングから明かりがもれてる……)
唯(澪ちゃんは部屋に戻ったし……聡君?)
ちんちんシュッ!シュ!
チラッ
唯(こんな時間に一体何してるんだろ?)
ガサゴソ
唯(なにかを、探してる……?)
唯(あ、やば、こっち来る……!)
スタスタ
聡「チッ、やっぱし無いか……」
ガチャ、ギィー
唯「…………」
唯「…………ふぅ、何とかバレずにすんだかな」
唯「ちょうどいい場所に観葉植物があって良かった……」
唯(それにしても、何をコソコソやってたんだろ……?)
唯(まあ、私も人のことは言えないけど)
唯(もしかしたら、何か落とし物をして、それを探してたのかな……?)
唯(……こんな夜遅くに探さなくてもいいのに)
唯(それか、よっぽど大切なものとか……?)
唯「まあいいや。今度こそ、トイレに行って早く寝よう」
かけがえのない大切なもの~♪
伏線だらけだな!
翌朝
澪「そう言えば昨日ネットで調べたんだけど、Nyan☆Nyans次のライブ3日後だって」
モグモグ……ゴクン
聡「どこであるんですか?」
澪「都内の遊園地」
唯「……遊園地? ライブハウスとかじゃなくて?」
聡「奉仕活動みたいなモンじゃないすか?」
唯「ふーん。あ、聡君ソースとって」
聡「はい……って唯さん、ソース派なんすか?」
唯「え、聡君は醤油? 信じらんな~い!」
聡「いや、日本なら普通醤油(ry」
ワイワイキャッキャッ
澪「……ふ~ん」
唯「じゃあ、そこに行ったらあずにゃんに会えるって事かぁ」
聡「そうだ、俺考えたんすけど……直接現場を押さえるってのはどうですか?」
澪「盗む現場を……?」
聡「そうです、それなら向こうも弁解の余地がないでしょう?」
澪「まあ、それができるなら、それでいいけど」
唯「じゃあ、囮作戦とかは?」
聡「あ、それいいですね!」
澪「わざとギターが盗まれる状況を作り出すってことか?」
唯「盗まれるギターには何か共通点とかないの?」
澪「共通点……」
澪「そう、それもちょっと調べたんだけど……」
聡「もう調べたんすか!?」
澪「うん……でも、盗む場所、盗まれる人もバラバラで……
共通点といえば、盗まれるギターは全て中古って事しか分からなかったな」
唯「全部、中古……? 普通そういうのって、絶対新品の方がいいよね?」
澪「うん、そうだな。……でも盗まれるのは中古ばっかりみたいだ」
唯「よく分かんないな~」
澪「だな」
聡「……ところで澪さん、今日のご予定は?」
澪「今日は、もうちょっとしたら仕事場に行かなくちゃいけないんだ……二人は?」
唯「私、バイト首になったから暇」
聡「俺、大学サボタージュ」
澪「つまり二人とも暇、ってことか」
聡「まあ、そういう事っすね」
澪「だったら……」
澪「二人でこの辺、ブラブラしてきたらどう?」
唯「ぶらぶら?」
澪「こっち来るのって初めてだろ? この辺、結構面白い所あるんだ。二人でちょっと歩いてみたら?」
唯「わ、私はいいけど///……聡君は?」
聡「いいっすね、行きましょうよ」
澪「決定だな、じゃあ私はもう少ししたら出るよ」
唯「澪ちゃん、何かオススメの行く所ってある?」
澪「そうだな、服を見る場所とか結構あるけど……あとは大きな映画館とか、水族館とか」
澪「……まあ色々あるよ」
唯「分かった、ありがと」
澪「まあその、あれだ、唯……頑張れよ!」
唯「? うん、まあ適当にぶらぶらして来るね」
――――――――――――――――――――
唯「というコトで私たちは今、ショッピングモールにやってきていま~す!」
聡「唯さん。ジュース買って来ましたよ~」
唯「ご苦労。それじゃ、次はあっちへ行ってみようか」
聡「えぇ、まだ服見るんですか!?」
唯「当然。せっかく澪ちゃんからお小遣いもらったんだもん。きちんと使いきらなきゃ」
聡「むしろ残しておいた方が(ry」
唯「ほら、次行くよ、次」
ガシッ
聡「ま、待って下さいってば」
ドンッ
唯「キャッ」
唯「……あ、す、すみません!! 大丈夫ですか?」
女「いえ、こちらこそ……」
聡「どうしたんですか、唯さん?」
唯「あ、いや……なんでもないよ」
唯(綺麗な人だったな……)
唯(あれ、でもあの顔、どこかで……?)
女「ふ~ん、何か良い雰囲気じゃん……」
――――――――――――――――――――
唯「次にぃ、私たちはぁ、水族館にやってきましたぁ!」
唯「お魚がたくさんです」
聡「唯さん、あっちにスゲーでかいサメがいますよ!」
唯「……うぉ、ほんとだ! あんなのに捕まったらお仕舞いだよぉ~」
聡「唯さんならひと口で食い殺されますね」
唯「ちょっと、やめてよ~!」
聡「あ、あっちでイルカショーやってますよ!」
唯「は、早いって聡君……」
聡「ほら、行ってみましょう!」
ガシッ
唯「あっ、ちょっと……///」
――――――――――――――――――――
チラチラ
女「おいおい、何だよ、手なんか繋いじゃってさぁ……
お前はそういうキャラじゃないだろ!」
――――――――――――――――――――
唯「今私たちがいるのわぁ、ショッピング街の8階にあるぅ、超巨大映画館です!」
聡「毎回やるんですか、それ」
唯「何か面白い映画は~と……あ!」
聡「何かやってます?」
唯「澪ちゃんの映画、今日公開だって!」
聡「マジっすか? 唯さんもう原作読み終わったんでしたっけ……?」
唯「まだだけど……これはもう、見るしかないでしょう!」
唯「じゃあ、早速チケット買いに行こう」
聡「多分、人めちゃくちゃ多いですよ、これは……」
唯「ほんとだ、うわぁ……座れるかなぁ?」
――――――――――――――――――――
女「映画、か……」
女「あいつらが見に行ったのは……」
女「…………」
女「……外で、待っておくか」
唯「それにしても、すごい人気だねぇ……」
聡「あ、そろそろ始まりますよ」
唯「あ、待って。私トイレに行ってくる」
聡「荷物俺が見ておきますよ」
唯「ホント? じゃあ、宜しく」ダッ
聡「…………チャンス」
聡「鞄を探る機会は中々無かったからな……」
聡「早いとこ見つけて……」
ガサゴソ
聡「どこだ……無い」
ガサゴソ
聡「無い……無いぞ……ああもうクソッ、一体どこに隠したんだ……」
聡(これだけ探して無いってことは、どこか別の場所に隠してあるのか……?)
聡(ダメだ、どっちみち、まだこの女の元を離れる訳にはいかないな……)
唯「聡くぅ~ん、もう始まった~?」
聡(あ、ヤベッ)バッ
聡「いや、まだっすよ……あと5分くらいですね」
唯「私まだオチ見てないから、楽しみぃ~!」
聡「いやあぁ~、面白いっすよ。最後は超どんでん返しが……」
唯「あ、もう、だから喋らないでってば!」
ブーーー
聡「お、始まりましたね……」
唯「わくわく」
聡「CMなげぇ……」
――――――――――――――――――――
女「始まったかな……。映画が終わるまで、あと2時間かぁ……」
女「仕方ねぇ、買い物でもして時間潰すか」
――――――――――――――――――――
唯「いやぁ、しかし……面白かったぁ~!!」
聡「原作派の俺としても楽しめました」
唯「でもまさか最後、主人公が■■せずに■■するなんて……」
唯「何だか納得がいかないなぁ……」
聡「もしも唯さんが同じ立場だったなら、どうします?」
唯「私だったら■■するかも……」
聡「直接本人に言ってみたらどうです?w」
唯「え、だ、ダメだよそんなの~(笑)」
聡「……これから、どうします?」
唯「そうだなぁ……ちょっと公園を散歩しない?」
聡「分かりました。だったら、あそこへ行きましょう」
――――――――――――――――――――
聡「ここの公園、今日行く途中に気付いたんですけど、凄い綺麗だな~って」
唯「本当だ……」
テクテク
唯「……あのさぁ」
聡「…………」
唯「……私さ、あの時あずにゃんのライブで聡君と会う前はね、
……毎日が本当に退屈で退屈で、うんざりしてたの……」
聡「……まあ俺も似たようなもんっすよ」
唯「聡君は、まだ大学生だし……」
唯「私の年齢なら、もう結婚してる人とかもたくさんいると思うんだ……」
聡「……唯さんは、まだ早いんじゃないっすか?」
唯「そうかな……でも、やっぱり皆を見てると、きちんと仕事してたり、家庭を持ってたり……」
聡「…………」
唯「私なんか、バイトもうまくいかず、親からの仕送りで過ごしてさ……友達にも頼りっぱなしで……」
聡「…………」
聡「それは……」
唯「でもね!!」
唯「今は、違うの」
聡「…………」
唯「聡君と会って、あずにゃんと会って……」
唯「ギー太が燃えちゃったりしたけど、それから、澪ちゃんとも会って……」
唯「私、思ったの」
唯「私にもできることがある、って」
唯「それに気付かせてくれたのは、聡君のおかげだから……」
唯「だから、ありがとう」
聡「……いや、俺は別に……何もして無いっすよ」
唯「ねぇ、手ぇ繋いでもいい……?」
聡「はい……」
ギュウ
唯「それと……」
唯「もう一つ」
唯「目、つぶって」
――――――――――――――――――――
女「はぁはぁ、どこ行ったんだ、あいつら……!」
女「くそ、こっちか……!?」
女「あ、いた!!」
女「なんかヤバいことになってるぞ……!!」ダッ
女「くそ、間に合え……!!」
唯「ん~……」
女(まず、左手で奴を押し退け、そのまま同時に川へ突き落とす! 一秒もかからないさ!)
女「今だッ!!!」
ドンッ
聡「え?」
バッシャア!!
唯「ちゅっ」
女「あれ?」
――――――――――――――――――――
聡「……ふぇーっくしょい!!」
唯「あの、聡君……大丈夫?」
聡「大丈夫じゃないです……ズビ」
唯「あ、はい、ティッシュ」
聡「しかし、何だったんすかね、あれ……?」
唯「さ、さぁ?」
聡「俺は、唯さんに突き落とされたのかと思いましたよ」
唯「わ、私なんか……」
唯(見ず知らずの他人にキスしてしまったとは言えない……)
唯「と、とにかく、風邪ひく前に帰ろう?」
聡「もうひきかけですけど……」
唯「ま、まあ……戻ったら澪ちゃんが、温かい飲み物を用意してくれるよ!」
聡「そうっすね……」
――――――――――――――――――――
女(な、何をやってるんだ、私は……)
女(まさか唯にキスされる事になるとは……)
女(でも、なんとか間に合って良かったぁ)
いるいるスマソ
実はこの先まだ考えて無いんだorz
ライブ当日は決まってるんだけど、繋ぎが……
落ちそうになったら適当にレスするわ
ムギを出したいけど、どうしたものか……
――――――――――――――――――――
ガチャ
唯「ただいまぁ……澪ちゃん?」
聡「う~さぶぃ……」
唯「澪ちゃん、帰ったよ~」
聡「まだ仕事中っすかね?」
唯「そうみたい……」
聡「もう少ししたら帰ってくるんじゃないすか?」
唯「うん……勝手にいじって悪いけど、タオル貸してもらおう」
唯「とりあえず、聡君はシャワーでも浴びてきたら?」
聡「……そうします」
唯「ええっと、着替えあるかなぁ……」
唯「とりあえず、濡れた物は洗濯機に入れて……」
唯「あ、このバスローブ使えそう♪」
ブーブー
唯「メール……誰からだろう?」
新着メール:一件
From 澪ちゃん
事件だ、唯!
つい先程、ショッピングモールの楽器店でギターが1本盗まれたらしい
私はたまたま近くにいたんだが、
唯もこっちに向かってほしい
タクシー代は後で私が払う
唯「よし、来たっ!」
ドン、ドン
唯「聡君、聡君」
聡「うぉ、どうしたんすか、唯さん!?」
唯「楽器ドロ出たって、今から向かうよ!」
聡「え、今から!? ふ、服が……」
唯「大丈夫、ここにバスローブがあるから!」
聡「え、それで外出ろって事ですか!?」
唯「うん、聡君なら多分似合うと思うよ」
聡「絶対嫌です!!」
唯「大丈夫だって~、ほら、ここに置いとくよ?」
聡「もっと他に着る物あるでしょう!」
唯「だって、ジーンズは履けないだろうし……スカートとか?」
聡「余計嫌です」
聡「仕方ないですね、さっきの濡れた服でいいんで……」
唯「洗濯機の中だよ?」
唯「あ、もうタクシー読んだから」
――――――――――――――――――――
聡「結局これか……」
唯「似合ってるよ、聡君」
聡「そういう問題じゃなくてですね」
唯「あ、すみません。こちらの住所までお願いします」
唯「まあ、ここまできたんだから諦めなさい」
聡「……下、何も履いてないんですけど」
唯「…………」
――――――――――――――――――――
聡「着きましたよ」
唯「……澪ちゃーん?」
ダッ
澪「唯、早かったな」
唯「うん!それで、犯人は見つかったの……?」
澪「いや、それが……」
――――――――――――――――――――
唯「えぇ、澪ちゃん犯人見たの!?」
澪「ああ、途中まで追いかけたんだが、見失って……」
聡「顔は見たんですか?」
澪「いや、後ろ姿だけ……でも、梓じゃなかったのは確かだ」
唯「違う人……グループの他の人かな?」
澪「……多分、ね」
唯「でも良かった、あずにゃんじゃなくて……」
澪「うん、そうだな。一旦戻ろうか」
聡「何だ、繰る意味なかったじゃん……やれやれ」
澪「聡……何だその格好?」
――――――――――――――――――――
澪「あはは、じゃあそのまま川に突っ込んだんだ」
聡「笑い事じゃないっすよ……」
唯「そうだよ!私もびっくりしたんだから」
澪「どこかの誰かが、二人がイチャついてるの見て、イライラしたんじゃないか?」
唯「べ、別にイチャついてた訳じゃなよ……」
聡「川に突き落とさなくてもいいかと」
澪「洗濯物が乾くまでの辛抱だ。
それと温かい物作ってやるから」
聡「はぁ……お願いします」
澪「それじゃ、車こっちに停めてあるから
――――――――――――――――――
唯「じゃあ結局分かったことは、
今回楽器を盗んだのはあずにゃんじゃない、ってことだけかぁ~」
澪「うーん、それともう一つ気になる事があってな」
聡「気になること?」
澪「……あの店長、どうも被害届を出すのが嫌だったみたいなんだ」
唯「え、自分のところの楽器を盗まれたのに?」
澪「うん、どうも出すのを渋ってさ……
別に一つ盗まれたくらい、いいですって」
唯「……変なの、ねぇ、聡君?」
聡「店長が面倒に絡まれたくなかっただけじゃないっすか?」
澪「確かにまあ、そうかもしれないな……
ほら、着いたぞ」
――――――――――――――――――――
一方その頃
梓「ああ、もう、遅い!!」
キーボード「まあまあ、その内帰ってくるわよ」
梓「だって、明後日までに新曲の練習しておかないと……」
ギター「大丈夫でしょ。この前合わせたときはバッチリだったじゃん」
梓「そうだけど、やっぱり不安……」
キーボード「梓ちゃん、心配性ねぇ……」
バンッ!
ベース「ごめん、今帰ったよ」
ドラム「わりぃ、わりぃ、遅れて」
伏線がやたらとあるがたためるのかこれ?
梓「もう、何やってたんですか、二人とも!」
ベース「わ、私じゃないよ、こいつが!」
ドラム「あ~わりぃ、ちょっとヤボ用が……」
梓「はぁ、またですか……
まあいいです、早く練習しましょう」
ドラム「え~、帰ったばっかりなのにー」
梓「うるさい、つべこべ言わずに練習するです!」
――――――――――――――――――――
コンコン
女「どうぞ」
男「失礼します」
ガチャ
男「社長、今週発表されたシングルのオリコンチャートの集計結果が届きましたので」
ズズッ……カチャ
女「うん、それで?」
男「Nyan☆Nyansが初登場一位にランクインしております」
女「そう……」
女「まあ、当然よ」
女「なんたって……これからのJ-POP界を支える、期待の新人アーティストなんだから」
男「ところで社長、今度のライブには社長ご自身も参加されるそうで?」
女「ええ……なんたってビッグイベントですもの、私が行かなくてどうするの?」
女「それに、Nyan☆Nyansの名を世界に知らしめるいい機会だわ」
男「……何か、ご計画なさっているのですか?」
女「色々と……そうね、ちょっとしたハプニングとか、あるといいかも……」
男「……まあほどほどにして下さいよ、社長」
>>301
正直無理な気がしてきた……
全然進んでないorz
唯「はぁ、やっぱり我が家が一番だなぁ~」
ゴロゴロ
澪「唯、くつろぎすぎ」
聡「まだ昨日来たばっかりじゃないですか」
唯「ふかふかのソファー、大きなテレビ、美味しい料理……」
唯「まるで竜宮城だよぉ~」
聡「確かに居心地の良さはヤバいっすよね……」
澪「唯、先お風呂入ってきたら?」
唯「うん、聡君は~?」
聡「あ~俺はさっきシャワー浴びたんでいいっす」
唯「そっか、じゃあ私から入って来よ~っと」
――――――――――――――――――――
唯「ふぅぃ~いいお湯だった……」
唯「長風呂しすぎて、ちょっぴりのぼせちゃった……」
唯「えぇ~と、部屋はどっちだっけ……」
唯「それにしても、沢山部屋があるなぁ」
唯「え~っと、こっちは……」
唯「あれ、違ったかな……?」
唯「ここはなんだろう」
ガチャ
唯(暗くてよく見えない……)
唯「電気、電気……」
ピッ
唯「…………」
唯「す、すごい……」
そこには、いくつかのベースや音源機器など、
様々な音楽関係の器具がそろっていた
唯「ってコトは、澪ちゃんはまだベースを続けてたんだ……」
唯「へぇ~……」
唯(じゃあ、もしかして、昔使ってたベースもあるのかな……?)
唯「どれどれ……」
ガサゴソ
唯「これじゃなくて……これでもないし……」
唯「あれ、おかしいなぁ……」
唯(もしかして、自分の部屋に置いてるのかな……?)
唯(後で澪ちゃんに聞いてみよう)
―――――――――――――――――――
唯「はぁ、今日も美味しかった~」
カチャ
聡「ご馳走様でした」
澪「お粗末様でした」
唯「今日こそは私がお片付け手伝うよ~」
澪「ありがと、じゃあ唯は皿を拭くの手伝ってくれるか?」
唯「はぁ~い♪」
カチャカチャ
澪「…………」
カチャカチャ
唯「…………」
唯「ねぇ、澪ちゃん」
カチャン
澪「なんだ?」
唯「……澪ちゃんって、まだベース続けてるの?」
澪「あ~……たまに気晴らし程度に、な」
澪「別にバンド組んでるって訳じゃないよ」
唯「ふ~ん、そうなんだ……」
カチャカチャ
唯「そう言えばさっき、お風呂上がりにさぁ、部屋間違えちゃって……」
唯「楽器を置いてある部屋に入っちゃった」
カチャカチャ
澪「ん、そうなの? まあ、慣れてないと分かりにくいからな……」
唯「……澪ちゃんはいっつもあそこでベース弾いてるの?」
澪「そうだよ」
唯「……部屋で弾いたりとかは?」
澪「いや、ないな」
唯「そっかぁ……」
カチャカチャ
唯「……ところで澪ちゃん、昔使ってたベースは?」
カチャカチャ
ピタッ
澪「……なんで?」
唯「あ、いや、チラッと見たら、置いてないなぁ~って」
唯「……もしかして、古くなったから……」
唯「捨てちゃったとか!?」
澪「捨てるもんか!!!」
澪「あ、いやその、ほら……あれは皆との思い出が詰まった物だし……」
澪「……そんな簡単に、捨てたりはしないよ」
唯「そそそそそうだよねっ!! あはは、ごご、ごめん、ごめん……」
澪「…………」
澪「……あれ、無くしちゃったんだ」
唯「……無くした?」
澪「……うん、大学入るちょっと前に、ね
唯「ど、どうして?」
澪「誰かが盗っていっちゃったみたい……」
唯「そ、そうなんだ……」
澪「だから、アレはもう無い。……残念だけどね」
唯「そぉかぁ……でも、私もギー太燃えちゃったから、一緒だね!」
澪「…………」
澪「……あはは、そうだなぁ」
唯「でしょ? うふふ」
澪「――それじゃ、この話はお仕舞い。あとは私がやっておくから」
澪「唯も早く寝るんだぞ~?」
唯「りょうか~い!」
すまんな
平日忙しいから、土日で終わらせたかったんだが
何でこんなに進まないんだ……
しかもまだ続き考え中ですorz
梓が怪しいとおもったがそんな事はなかったぞぉー!
真の敵は和だったのか!出番無いからアリバイは無いぞぉー!
聡「白い粉は小麦粉でしたー!たこ焼き食いたかったんす!!」
和「なんかムシャクシャしたから唯の家燃やしたぞー!
」
女「気が変わったので別に普通にライブやっていいですよ」
和はまんまと高飛び!追いかける唯!
唯「待ってろ和ゥゥ!!!」
オワリ
――――――――――――――――――――
ボスン
唯「ふぅ~い、ベッドふかふか……」
唯「…………」
唯「今日も色々あったなぁ」
唯「……しかし、澪ちゃんベースなくしちゃったのか~」
唯「あ、なくしたというより、盗まれちゃったんだっけ……?」
唯「盗まれた、ねぇ……」
唯(……もしかして、それって楽器ドロと何か関係があるんじゃ……?)
唯(でも、澪ちゃんが盗まれたのは、大学に入るちょっと前の事だって言ってたっけ……)
唯(楽器ドロは一体いつから続いてるんだろう……?)
唯「う~ん……」
唯「……あ、そうだ!」
唯(今までに分かった事を、ちょっとノートに整理してみよう)
唯(ええっと、ノート持ってたっけ……)
唯「あ、あったあった」
唯(時系列順がいいかな?)
唯「とりあえず、箇条書きにして……」
〈これまでに分かったこと〉
・澪ちゃんのベースが盗まれた(大学前)
・澪ちゃんとりっちゃんは、けんか中?
・あずにゃんのバンドが物を盗んでいるらしい(聡君いわく)
・私のアパートが燃やされた
・聡君のギターに、白い粉
・昨日の楽器ドロは、あずにゃんではない
・楽器の店長は被害届出すのをしぶってた?
唯「う~ん、こんなもんかなぁ……」
唯「よし、これを眺めて……!」
唯「…………」
ぷしゅ~
唯「何も分からないよぉ……」
唯「やっぱり、ダメかぁ」
じぃー
唯「…………」
唯「あれ、そう言えば……」
唯「あの白い粉って、どこにやったっけ?」
唯「確か、あれは……」
唯(ギターいじってる時に、聡君が現れて……)
唯(ポケットの中にとっさに隠したんだ)
唯(それから、寝る前にポケットから出して、自分の部屋の机の上に置いて……)
唯「その後、どうしたっけ……」
唯(あずにゃんからメールがあって、急いで準備して外に出て……)
唯「あっ……」
唯「燃えたんだ……」
唯「アパートと、ギー太と一緒に……」
唯「あちゃぁ~、あれから何か分かるかもしれなかったのに……」
唯(もう、私のバカバカ!)
唯(う~ダメだ、やっぱり今日は早く寝よう)
唯(……また明日に備えて)
ライブ当日まで
あと 3日
―――――――――――――――――――
ザアァーーーー
唯「今日は一日雨、かぁ」
唯「皆出かけちゃったし、退屈だなぁ……」
―すいません、唯さん
―今日は用事があるので、夕方には帰ってきます
―ごめん、唯
―今日も仕事場に行かなくちゃならないから
唯「……テレビでも見て過ごそうかな」
ブーブー
唯「あ、メール……」
唯(誰からだろう?)
受信中
From 和ちゃん
ちょっと唯、アパートが家事になったって本当!?
唯のアパートに行ったら、立入禁止になってるし……
ケガとかないの? 大丈夫?
それと、今どこにいるのか教えて!
唯「しまった、和ちゃんに連絡するの忘れてたよ……」
ごめん、和ちゃん!(絵文字)
色々あって、今澪ちゃんの所にいるの
これからそっちに行ってもいい?
送信中
唯「和ちゃんには、きちんと説明しておかないと……」
ブーブー
受信中
唯「はやっ」
From
空いてるから、事情をきちんと私に説明しなさい
唯「り、ょ、う、か、い……っと、送信」
唯「……よし、そうと決まれば、早く和ちゃんの所へ向かおう!」
―――――――――――――――――――
ピンポーン
ガチャ
和「……唯、久々。入って」
唯「お邪魔しま~す」
―――――――――――――――――――
―――――――――――
和「もう、そんな事なら早く私に言えばいいのに!!」
唯「ごご、ごめん……」
和「泊める事くらい、いつでもしてあげるのに……」
唯「で、でもでも……和ちゃんにはいっつも頼ってばっかだし……
それに和ちゃんのうち、あんまり広くないから、泊めてもらうの悪いかなって……」
和「はぁ……」
和「まあいいわ。とにかく唯が無事で良かった」
和「それで、いつまで澪のうちにいるの?」
唯「えっと……とりあえず、ライブが終わるまでは……」
和「……そう」
和「まあ、何かあったら、また私に連絡してね」
唯「うん、分かった。次はちゃんと連絡するよ」
和「じゃあ私、ちょっとお茶入れてくるね」ガタッ
唯(それにしても、和ちゃんのうちに来るの、久しぶりだなぁ……)
唯(全然変わってないけど)
キョロキョロ
唯「あっ……」
唯「卒アルはっけ~ん」
唯「どれどれ……」
カチャ
和「はい、どうぞ」
唯「お、ありがと~」
和「何やってるの?」
唯「卒アルが置いてあったから……ちょっと見てもいい?」
和「どうぞ」
和「そう言えば唯、卒業アルバムは……?」
唯「うん、燃えちゃった」
和「そう……」
ペラ
唯「あ、みてみて~和ちゃんがいるよ!」
和「そりゃあいるわよ」
唯「……和ちゃんってぇ~、もしかして写真うつり悪いタイプ?」
和「どういう意味だ」
唯「あ、部活紹介」
唯「けいおん部は、と……」
唯「あったあった」
唯「…………」
唯「う~ん、まあ普通かな!」
和「いやいや、すごく浮いてると思うよ」
唯「やっぱり猫耳を付けて写るべきだったんだ……」
唯「まさか、さわちゃんの言う事が正しかったなんて……」
和「確実に間違ってるから、それ」
唯「もしくは、全員ナース服で……」
和「もはや何のアルバムか分からない」
唯「ところで和ちゃんの生徒会は地味だね」
和「それが普通だっ!」
―――――――――――――――――――
唯「はぁ~、美味しかったぁ、ご馳走様」
和「唯、これからの予定は?」
唯「う~ん、とりあえず一旦帰ってぇ……」
唯「あ、そう言えばさぁ、……和ちゃん」
和「何?」
スマンちょっと消える
保守thx
明日大学のテストで勉強しないとヤバいから、
もうちょっと話進めたら勉強するゴメン
唯「和ちゃんって最近、澪ちゃんと合う機会とかあった?
和「澪と? いや、最近は会ってないよ」
唯「そっか……」
唯「いつから会ってないの?」
和「う~ん、大学入るちょっと前くらいからかなぁ」
和「ほら、澪って大学凄く遠いところに行ったでしょ?」
唯「え、そうだっけ?」
和「知らないの?」
和「確か○○大学の文学部だったと思うんだけど……」
唯「そんな遠く!?」
和「だから、なかなか合う機会も無いし」
唯「そりゃあ会えないよね……」
和「実は私も、それを知ったのはずっと後なんだ」
和「……てっきり、律と同じ大学に行くとばかり思ってたんだけど」
ピクッ
唯「……その辺、詳しく」
和「え? いや、だから、律と同じ大学に行くのかと……」
唯「なんでそう思ったの?」
和「? だってあの二人、仲良しじゃん。
それに、澪がそこへ行くって言ってたから」
唯「澪ちゃんはその大学に行くって言ってたの?」
和「うん、私はそう聞いてたから……」
和「だから、後で別の大学に行ったって聞いて、びっくりした」
唯「ふむふむ、なるほど……」
唯「それで、大学が変わった理由については何か知ってる?」
和「えっと、確か、親の都合がどうとか……
ゴメン、あんまり詳しくは分からない」
唯「そっかぁ……分かった。参考になったよ」
和「参考って……何の?」
唯「あ、いや、大したことじゃないから」
唯「……それより和ちゃん、今日はご馳走様でした」
和「あれ、唯、もう行くの?」
唯「うん、あんまり長居したら悪いし」
和「もっとゆっくりしていけばいいのに」
唯「ううん、帰ってやることもあるし……」
和「そう……あ、ちょっと待って」
唯「?」
和「これ、お菓子作ったから……良かったら後で皆と食べて」
唯「和ちゃん……何から何まで……」
唯「ありがとう」
和「ううん……それじゃ、またね」
唯「うん、また」
―――――――――――――――――――
ザアァーーーーーー
唯「ふぅい~、結構長居しちゃったなぁ……」
唯「でも雨はまだ、止んでないかぁ……」
唯(そうだ、帰りにCDショップに寄ろうと思ってたんだ)
―――――――――――――――――――
唯「えっとぉ……た、ち、つ、て、と……な、に……」
唯「Nyan☆Nyans……あったあった」
唯「やっぱり、こういうのはCDで聞かないとね」
―――――――――――――――――――
店員「ありがとうございましたー」
唯「よし、早くか~えろうっと」
唯「えっと、傘、傘……」
唯「……あれ、無い」
キョロキョロ
唯「あれ……?
唯「うそぉ……、盗られた……?」
唯(今CD買ったから、お金持ってないのに……)
唯(和ちゃんのうちに戻って……)
唯(……いや、ダメだ、距離的に余計濡れちゃう)
唯(……このどしゃ降りの中を、歩いて帰るのか)
唯「……風邪ひいちゃうよぉ」
唯(でも、仕方ないよね……)
唯(とりあえず、和ちゃんにもらったお菓子が濡れないようにして……)
唯「ふぇ~くしゅん!」
唯「はぁ、さぶぅ……」
ぶるぶる
唯(あともう少しで、駅だ……)
唯(やっぱり澪ちゃんに向かえにきてもらった方が良かったかな……)
唯(でも、まだ仕事中だろうし……)
唯「…………はぁ」
唯「……あれ?」
唯「あそこにいるのは……」
唯「……聡君だぁ!」
ダッ
唯「お~い! 聡く……」
唯「…………」
―うん、あはは、それでさぁ
―えぇ、ウソ、マジでぇ!?
唯「…………」
唯「……誰、あの女の子」
―そうそう、すげぇ面白かったんだよ
―え~、私も見た~い!
―今度一緒に見に行こうぜ
―やったぁ、私、楽しみにしておくね!
唯「…………」
唯「……そっか」
唯「……そうだよね」
唯「…………」
唯「そりゃあ彼女の一人や二人、いるさ!」
唯「……いや、二人いたらマズイけど」
唯「…………」
唯「…………帰ろ」
トボトボ
唯「服、びしょ濡れだ……」
唯「帰ったら、着替えないと……」
ドンッ
唯「いたっ」
男「……チッ。オイ、どこ見て歩いてんだよ」
唯「あ、す、すいません……!」
唯(……自分からぶつかってきた癖に)
唯「…………あぁ!」
唯「…………」
唯「和ちゃんに作ってもらったお菓子……」
唯「和ちゃんが、せっかく一生懸命作ってくれたのに……」
唯「…………グスッ」
唯「うぅ……何やってんだろ、私……」
唯「……ヒグッ……一人で勝手に盛り上がっちゃってさ……」
唯「ホント、馬鹿みたい……」
唯「…………」
ザアァーーーーーー
―――――――――――――――――――
――――――――――
―――――
+ ____ + 。 ゚。
+ /⌒ ⌒\ + (,.)´)´)´))
.//・\ ./・\\ |~U~゚ ̄|゚o
+ /::::::⌒(__人__)⌒:::::\ .「ニ|:/::u ::::| O
| トェェェイ | { | |
+ \ `ー'´ / i.L|______| +
_|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
ヽ .|ニ| ̄|ニ| /_ ──┐ヽ| |ヽ ム ヒ | |
|___| / ̄. / / | ̄| ̄ 月 ヒ | |
ノ |___| _ノ \ / | ノ \ ノ L_い o o
スマン切りがいいんで消える
ガチャン
澪「あ、唯。ずいぶん遅かったな」
澪「二人とも心配してたんだぞ?」
唯「…………」
スタスタ
澪「唯……?」
唯「…………」
スタスタ
澪「お、おい、唯……!」
澪「お前……びしょ濡れじゃないか! 一体どうして――」
唯「…………」
唯「……ほっといて」
聡「澪さーん、どうしたんすかー?」
澪「あ、いや、唯が……」
澪「あ、ちょ、ちょっと待てってば……」
唯「…………」
スタスタ
ガチャン
澪「…………」
聡「…………澪さん?」
澪「……しーっ」
聡「?」
澪「……そっとしておいてやろう」
―――――――――――――――――――
聡「しっかし、どうしたんすかねぇ、唯さん?」
澪「さぁ、分からない……」
澪「……でも」
澪「でも今は……そっとしておいてあげた方がいい気がする」
―――――――――――――――――――
コン、コン
聡「あの、唯さん?」
唯「…………」
聡「飯……冷えますよ?」
唯「…………」
―――――――――――――――――――
コンコン
澪「唯、起きてるか?」
唯「…………」
澪「……雑炊作ったんだけど、いらない?」
唯「…………」
唯「ごめん、今、食欲ない」
―――――――――――――――――――
唯(…………)
唯(……なんだろう)
唯(……なんだか頭が、ボーっとする)
唯(…………)
唯(……こんなんじゃ、ダメだな)
唯(……こんな事で、いちいち落ち込んでたら)
唯(……強くならなきゃ)
唯(もっと、強く……)
ライブ当日まで
あと 2日
翌朝
コンコン
澪「唯ー?」
澪「唯、入るぞ?」
ガチャン
澪「……唯?」
唯「…………」
唯「……あ……澪ちゃん……」
澪「唯……お前、顔赤いぞ……?」
澪「……どうした?」
唯「…………」
唯「…………ん~っとねぇ……頭がボーっとするの……」
澪「お前……!」
澪「ちょっと失礼」
ピタッ
澪「……あつぅ!」
澪「お前、熱があるじゃないか!!」
唯「…………エヘヘ、ごめんね……」
澪「何でもっと早く言わなかったんだ……」
澪「待ってろ、すぐお絞りと体温計持ってくる」
―――――――――――――――――――
澪「……ほら」
唯「……ありがと、澪ちゃん……」
ピピッ
澪「37度8分か……」
澪「食欲は、ある?」
唯「ううん……」
唯「あ、でも飲み物が欲しいかも……」
澪「分かった、ちょっと待ってろ」
澪「起き上がれるか?」
唯「……ちょっと厳しいかも……」
澪「じゃあ、そのまま……」
澪「……っと、こぼさないようにな」
唯「……んぐんぐ」
唯「つめ゙たい」
澪「冷蔵庫に入れてたからな」
澪「しかし、昨日の夜から何も食べてないんだよな?」
唯「……コクコク」
澪「やっぱり何か口に入れた方がいいな……」
澪「…………」
澪「よし、昨日の雑炊温めてくるか」
ぐいっ
唯「……ま゙って」
唯「い゙かないで……」
澪「だ、大丈夫だって……」
澪「……すぐ、戻るから」
―――――――――――――――――――
澪「どう? ……うまいか?」
唯「…………おいしい」
澪「そっか、良かった……」
唯「…………」
唯「……ねぇ、澪ちゃん」
澪「なんだ、唯?」
唯「……昨日、夢を見たの」
澪「夢? どんな?」
唯「……あのねぇ、」
唯「……けいおんの皆で……」
唯「もう一度……集まって演奏する夢」
澪「…………」
唯「もう、できないのかなぁ……?」
澪「…………」
唯「私、もう一度……皆と演奏したいな……」
澪「…………」
澪「…………むり……だよ……」
唯「…………」
唯「そっかぁ……そうだよねぇ……」
唯「皆忙しいもんね……」
澪「…………」
唯「……ねぇ、澪ちゃん……」
澪「…………」
唯「……澪ちゃんって、どうしてそんなに強いの……?」
澪「…………」
唯「私なんか、ダメだよ……」
唯「ちょっとした事で、すぐに落ち込んで……」
唯「行き詰まって……」
唯「…………」
唯「どうしたら澪ちゃんみたく……そんなに強くなれるのかなぁって……」
澪「…………」
澪「…………強く、ないよ」
澪「強くなんか、ない」
唯「…………」
澪「……私きっと、唯よりも弱いよ」
唯「……ウソだぁ」
澪「ホントだよ!!」
唯「例えば、どんな所が?」
澪「…………」
澪「じゃあ……」
唯「…………」
澪「……話してあげるよ」
澪「私が友達を一人、なくした話」
切りがいいんで消えるスマン
逆に東野圭吾がけいおん!でSSを書いたらどーなるんだ?
ごめん、明日早い上、
続きがどうも決まらないんで寝ます
本当に申し訳ない
保守してくれてる人には感謝です
>>435
多分メンバーの誰かが死ぬ
―――――――――――――――――――
――――――――――
―――――
毎晩私の隣の部屋から、喧嘩する声が聞こえるようになったのは、私が大学に合格してからすぐ後の事だった
私は毎日聞こえないフリをしていたけど、内心はもう駄目かな、と思っていた
終わるのはもう時間の問題だ、と
しばらく後、私の父親は全財産を持ち逃げして家を出た
私は、大学に行くお金すらなくなったんだ
そんな事はつゆ知らず、そいつは楽しげに私に話かけてくる
大学に入ってからこうしよう、ああしよう、とか
私はそれを聞くのが本当に辛かった
ごめん今電車乗った
帰って飯食ってすぐ書きます
保守ありがとう
さすがに今日終わらせろよ
>>485
スマン、ライブ当日も長いんだ……
―――――――――――――――――――
律「なぁ、澪。大学入ったら絶対軽音部に入ろうな!」
律「それで、一緒に武道館へライブに行くんだ」
澪「……あ、う……うん……もちろんだよ」
律「なんだよ、元気ないなぁ……どうかしたのか?」
澪「いや、何でもない……」
律「んじゃ、練習しようぜ、練習! それまでに腕を磨かないとな」
澪「はは……お前から練習しようなんて、珍しいな」
澪「じゃあ私、家からベース持ってくるよ」
―――――――――――――――――――
澪「…………」
澪「…………うそ」
家に帰った私が見たのは、
あらゆる物を持っていかれて、もぬけの殻になった私の部屋だ
母親が留守のうちに借金取りがやってきて、
金目の物は全て持っていってしまったらしい
……もちろん、ベースもだ
―――――――――――――――――――
タッタッ
律「おい、澪!」
澪「…………」
律「何で最近、練習に来ないんだ?」
澪「……ごめん、忙しくてさ」
律「なんだよ……」
律「…………」
律「ははぁ~ん、さては彼氏でもできたとかぁ?」
澪「ちち、違うよぉ!」
ベースがなくなった
大学に行く、お金もない
そんなこと、恥ずかしくてあいつに言える訳なかった
―――――――――――――――――――
私と母親は借金取りから逃げるため、
遠い実家へ帰ることになった
もちろん、皆には黙ったまま
親戚の何人かには、
ずっと遠くの○○大学に転入する事になった、
と嘘をついた
それからもあいつは、しつこく私に声かけてきた
律「……なぁ、おい……練習しないと、腕なまっちゃうぜ?」
律「ま、まあ家でやってるならいいんだけどさ」
律「でもやっぱり皆と合わせないと駄目だな、ウン」
律「ってことで、今日は練習に来いよ!」
私と母親が旅立つと決めた日
その日にも、そいつは私の所にやってきて言った
律「なぁ、ホントちょっとだけでいいからさぁ」
律「顔見せるだけで」
律「お菓子食って帰るだけでも!」
律「……な、頼むよ?」
律「このとーりっ!」
そいつが、あんまりにもしつこいから……
だから、私は言ってやった
澪「ごめん、実は……」
澪「ベース、無くしたんだ」
律「無くしたぁ!?」
律「……なんで?」
澪「実は、落としちゃってさ」
律「お、落としたって……どこで!?」
澪「…………」
律「な、なぁ、どこで落としたんだよ……?」
澪「…………」
律「お、おい……」
澪「…………」
澪「――で」
律「……えっ?」
澪「△△山の道中の崖で」
澪「山頂で弾こうと思って山登りしてたら……うっかり転んじゃってさ」
嘘だ……
澪「はは……」
澪「あそこなら、探しに行くのは無理だなって……」
澪「だから、諦めんだ」
律「…………」
澪「……そういう訳で、しばらく練習には行けない」
律「…………」
律「……そっか」
それから私は母親と一緒に電車に乗って、
慣れ親しんだ土地を後にした
でも心の中には、ずっとわだかまりが残ってた
電車の窓に、ぽつ、ぽつと雨粒がこぼれ落ちてきて
それがまるで私の涙を表しているようで、
不安で不安で仕方がなかった
……もしかしたら
……もしかしたら、探しに行ったんじゃないだろうか
ってさ
次第に雨はどしゃ降りになってきて……
……私は居ても立っても要られなくて
でもどうしようもなくて
私はただ、自分の愚かさと至らなさを憎んだ
それからも、雨は止むことなく降り続けて、
結局その日は一日中、太陽が私の前に顔を見せることはなかった
それから約一週間して
私は、あいつが入院したという噂を聞いた
「肺炎、だって」
それを聞いたとき私は、
驚いた……というよりむしろ、
「やっぱりか……」と思った
何故なら私は、本当は分かっていたから
あんな事言ったらあいつ、絶対探しに行くって
だから、私はもうあいつには会えない
会わす顔がない
きっと私の顔なんか見たくない
友達だなんて、思われていない
きっと……そうだ
あいつの前に顔を出すのは止めよう
あいつの中のアルバムから、私の存在を消去しよう
それで私の中のアルバムからも、あいつの存在を消去する
これで、完成
出来上がり。
私は友達を一人、失った訳だ
(おんなじだ……)
(この話、あの小説とそっくり……)
(そうか……)
(あの小説は、澪ちゃんの私小説だったんだ……)
それから、これは余談になるけど……
実家に帰った私は一人
大学にも行かず、
部屋にこもって小説を書き始めた
するとその小説がたちまちヒットして、
私のもとには見る見るうちにお金が入ってきた
他にも、出す小説は次々に売れ始めて、
終いには、ずっと遊んで暮らせるくらいのお金が手に入って、
借金なんか余裕で返せました……とさ
―――――――――――――――――――
――――――――――
―――――
澪「これで、この話は、お仕舞い」
澪「どう、面白かった?」
唯「…………」
唯「…………澪ぢゃん」
唯「……ゔぅ…………」
唯「たい゙へんだったんだねぇ、澪ちゃん…………グスン」
澪「ま、まあな……」
澪「でも、これで分かっただろう?」
澪「私は全然強くないんだ、って」
唯「……ぞんなごとない…………」
唯「……み゙おぢゃんは、十分戦っでたんだよ…………」
唯「………自分の、中で……」
澪「…………」
澪「………唯…」
唯「…………だがら……」
唯「………ぞの友達も゙、許じてくれるよ……」
唯「ぎっと………」
澪「…………」
澪「私は……」
―――――――――――――――――――
――――――――――
―――――
梓「……こんな時間まで、何やってるんですか?」
スタスタ
梓「……また、いつものアレですか?」
ドラム「…………」
ドラム「いや、別に……」
梓「……はぁ、ホントに飽きないですねぇ」
ドラム「まあ、何か習慣になっちまったというか」
梓「……ま、別にいいですけど」
梓「ちゃんと練習もやって下さいね?」
ドラム「分かってるってば」
ガチャン
ギター「……あ、なにやってんの?」
ドラム「…………」
ドラム「……ギターか?」
ドラム「お前こそ、どうしたんだ、こんな時間に?」
ギター「うん、ちょっと人に会いに……」
ドラム「外、すげぇ寒いぞ?」
梓「上、何か着ていった方がいいですよ……?」
ギター「大丈夫、すぐだから……」
―――――――――――――――――――
ヒュッーー。
ギター「うわぁ、ほんとにさむぅい」
ギター「はぁ~」
ギター「息、真っ白……」
ギター「………あっ…」
ギター「……待った?」
あとどのくらい?
聡「…………」
聡「……別に、待ってねぇよ……」
ギター「うふふ……久し振りね、君から会いに来てくれるなんて」
聡「そうかな……」
聡「まあ、そうかもな……」
ギター「そうだよっ、」
ギター「……っとぉ」
ぎゅうっ
聡「おい……」
ギター「ふふふ……」
ギター「………ねぇ」
聡「…………」
ギター「あれ、試してくれた?」
聡「…………」
聡「いや、まだだ……」
ギター「…………えぇっ!?」
ギター「…………」
ギター「…………試して、ないのぉ?」
聡「…………」
ギター「せっかく、感想聞こうと思ってたのに……」
ギター「…………」
ギター「……あれ、すごいんだよ?」
聡「………凄い?」
ギター「うん、すごい」
聡「……何がだ?」
ギター「使ってみれば分かると思うけどぉ……」
聡「…………」
ギター「……行くことができるの」
聡「…………」
聡「行く? どこへ?」
ギター「うっふふぅ……」
ギター「天国ぅ!」
聡「…………」
なんだコレ終わんね……
スマン切る
あ、一旦休憩的な意味で
何時頃戻る?
>>531
ごめん分からん
まさかこんなに進まないとは思わんかった
とりあえずSS内で木曜(当日)には終わる
>>541
とりあえず、続き考えないと書けないんだ……
切りがいいから今日はここまで……ってやっぱりだめ?
―――――――――――――――――――
コンコン
女「はぁい、どうぞ」
ガチャ
男「失礼します」
男「……明日のご予定をお聞きするために伺いました」
男「お嬢様は、いかがなさるおつもりでしょうか?」
女「……う~ん」
女「……そうねぇ、まずは仕事を片付けないといけないし……」
女「……それから、」
女「そう、明日の予定が書かれた資料はあるかしら?」
男「はっ、ただいま」
―――――――――――――――――――
男「……ライブの時間帯の資料なら、こちらに」
スッ
女「ありがとう」
PM 8:30 *********
9:00 *********
9:30 *********
10:00 Nyan☆Nyans
女「22時、開始かぁ」
女「……結構、時間あるわね」
男「お嬢様、他のアーティストのライブは見に行かれないのですか?」
女「ええ、興味ないもの」
男「左様でございますか」
男「では、交通手段はいかがなさいますか?」
女「……そうねぇ」
女「車だと渋滞に巻き込まれるだろうし……」
女「…………」
女「……ヘリコプターなんてどうかしら?」
男「…………」
男「畏まりました」
―――――――――――――――――――
澪「ゆーいー?」
ガチャ
澪「……唯、調子はどうだ?」
唯「あ、お帰り澪ちゃん」
唯「調子は……うん、大分良くなったよ。今は頭も痛くないし」
澪「そっか。きっと風邪薬のおかげだな」
唯「うん……」
唯「…………はぁ」
澪「…………」
唯「……それにしても私……こんなタイミングで風邪ひいちゃうなんて……」
澪「……ひいちゃったものは仕方ないさ」
唯「そうだけど……」
唯「…………」
唯「……なんか、前にもこんな事あったよね」
澪「学祭の時のことか?」
唯「うん……」
唯「…………」
唯「ゔぅ……私こんなのばっかりだ……」
澪「ま、まあまあ……」
澪「……あれだ、明日までによくなればいいじゃないか!」
唯「……そうなるといいんだけど」
澪「とにかく、今日は早く寝ること!」
澪「……それから、ご飯もしっかり食べる!」
澪「……そうすれば、きっと明日にはもっと良くなるよ」
唯「…………」
唯「……うん!」
唯「それで……」
唯「それで、もし万一良くならなかったら、風邪薬大量に飲むね!」
澪「いや、それは駄目だ」
唯「そうだ、澪ちゃん」
澪「んー?」
唯「私のバッグに、新しく買ったCD入ってない?」
澪「えぇっと……」
澪「……これか?」
唯「うん、ありがと」
唯「今日は、これ聞きながら寝るよ」
澪「それ、梓のバンドのやつ?」
唯「うん」
唯「……ちょっとギターのパートが気になっちゃって」
澪「唯ならそれくらいすぐ弾けるんじゃないか?」
唯「でも、ずっと触れてなかったし……」
澪「そうか……まあとにかく、今日は早く寝ろよ?」
唯「うん……お休み、澪ちゃん」
澪「お休み」
―――――――――――――――――――
ライブ開始まで
あと 24時間
SS完成まではあと何時間?
―――――――――――――――――――
AM 8:00
梓「……ん゙ん……ふぁあ~……よく寝たぁ……」
梓「……カーテン、カーテン……」
ジャー
梓「うわっ、まぶし……」
今、私たちのバンドのメンバーは、
遊園地の敷地内にある超巨大ホテルにいます
梓「……顔洗ってこよ」
―――――――――――――――――――
バシャアッ
梓「……ふう、すっきりした」
私たちのライブが行われるのは、
このホテルの最上階にある特製会場
収容人数は5000人、
建設費は約2億円という代物だ
梓「って、みんなまだ寝てるし……」
梓「散歩でもして来ようかな……」
―――――――――――――――――――
ホテルの下の階は中心が吹き抜けになっていて、
真ん中には大きな噴水が置いてある
梓「それにしても広いなぁ、ここ……」
梓「……迷子になりそう」
ライブ開始は午後10時から
遊園地を楽しむ時間は、十分にある
梓「……でも、練習もしないと」
―――――――――――――――――――
梓「う~ん……」
トコトコ
梓「……あれ?」
梓(噴水の横に座っているのは……ドラム?)
ドラム「………」
梓「……な~にやってるんですかっ?」
ドラム「………ん?」
ドラム「お、梓か……早いな」
梓「ドラムこそ……てっきり、まだ寝てるのかと思ってました」
ドラム「……なんだか早く眼が覚めちゃってさ」
梓「あ……もしかして緊張してるんですか!?」
ドラム「いやいやいや」
梓「まあ、私が言うのもアレですけど」
梓「……って先輩、それ、何ですか?」
ドラム「……ん? ああ、これ?」
ドラム「いや、別に何でも……」
梓「? 薬か何かですか?」
梓「……ああ、風邪薬とか?」
ドラム「ま、まあそんなところかな……」
梓「もう、気を付けてくださいよ? ライブ前に風邪だなんて……」
ドラム「……分かってる」
ドラム「そう言えば……いたな」
梓「?」
ドラム「昔……ライブ前に、風邪ひいた奴」
梓「…………」
梓「……ああ、いましたねぇ」
ドラム「あの時は大変だったよな」
梓「大変でしたね……」
ドラム「最近会ってないけどさ」
梓「私も……この前メールがあったんですけど、忙しくて会えなくて」
ドラム「……そうか」
ドラム「…………」
ドラム「……先、部屋に戻っとくよ」
梓「……あ、はい」
―――――――――――――――――――
ガチャン
ドラム「…………」
ドラム(まさか梓に見られるとは……)
ドラム(……あいつには、黙っておいた方がいいな)
ドラム(……持ち歩くのもマズいし、ここに置いておこう)
―――――――――――――――――――
ギター「ふん、ふん、フフン♪」
ガチャン
ギター「ただいまぁ」
ギター「……ってあれ、誰もいないの……?」
ギター「……なんだぁ、つまんない」
ギター「……お風呂にでも入ろっかなぁ」
―――――――――――――――――――
ジャアアアーーー
キュッ
ギター「はぁ、気持ちいい……」
ぴちゃ、ぴちゃ
ギター「あ、下着……」
ギター「持ってくるの忘れちゃった……エヘ」
ぴちゃ、ぴちゃ
ギター「かばん、かばん……」
ガサゴソ
ギター「……あれ、ないなぁ」
ギター「……おかしいなぁ」
ぴちゃ、ぴちゃ
ギター「……替え持ってくるの、忘れたかなぁ……」
ギター「……あ、そうだ!」
ギター「ふふ、うふふ……」
ギター「誰かのを勝手に借りちゃお~」
ギター「おや……」
ギター「誰かなぁ、かばんを開けっ放しにしているのはぁ~?」
ギター「梓ぁ?」
ぴちゃ
ギター「ベースぅ?」
ぴちゃ
ギター「キーワードぉ?」
ぴちゃ
ギター「それとも……」
ギター「ドラムでしたぁ~」
ワ→ボ /(^o^)\
ギター「どれどれ……」
ギター「……お、あった、あった……」
ギター「うふ、うふふ……」
ギター「見かけによらず、可愛いぱんつぅ~クスクス」
ギター「よし、じゃあ、か~りちゃおっと!」
ギター「ちゃんと、かばん閉めてぇ……」
ギター「…………」
ギター「……あれ?」
ギター「…………これ」
ギター「私が聡にあげたやつ……?」
ギター「……なんで?」
ギター「この袋の形、それに番号……」
ギター「……やっぱり、一緒だよね?」
ギター「…………」
ギター(聡が落としたのを、ドラムがたまたま拾ったのかな……?)
ギター「まあいいや、これも私が預かっておこう」
―――――――――――――――――――
現実では3時間以上たってるのに、
SS内では1時間とかどんだけ……
>>600
この分だとまだ結構かかるかもスマン
風呂入って勉強してくる
すまんそ
>>1000まで間に合わなかったら次スレ立てるのか?
>>637
次スレは出来るだけ避けたい
―――――――――――――――――――
AM 9:00
ピピピピッ
唯「う、ゔ~ん……」
ピピピピッ
唯「ん゙………」
唯「…………」
唯「朝………」
聡「あ……唯さん、おはようございます」
澪「唯、おはよう」
唯「……二人ともおはよう」
聡「風邪で熱が出たって聞いたんですけど……大丈夫ですか?」
唯「……うん…」
唯「昨日より頭は痛くないし……だいぶ良くなったよ」
澪「唯、熱測ってみな」
―――――――――――――――――――
ピピッ
澪「36度9分か……かなり下がったな」
澪「……喉が痛いとか、鼻がつまる、とかは?」
唯「う~ん……ちょっと鼻がつまるけど、平気だよ」
聡「走ったり騒いだりしなかったら、大丈夫なんじゃないっすか?」
澪「そうだな……」
澪「何か食べれそうか、唯?」
唯「ヨーグルトとかなら……」
澪「分かった、ついでに風邪薬も飲んどけ」
唯「うん」
―――――――――――――――――――
聡「あ、唯さん、見て下さいよ、コレ」
唯「なぁに?」
聡「今日の朝刊の、この欄……ホラ、一面に載ってますよ」
唯「どれ……」
ペラ
唯「……ホントだ、すごい!」
都内の□□遊園地で、音楽イベント開催中
――昨日と今日にかけて、都内の遊園地で音楽に関する様々なイベントの催しが行われている
――このイベントは、「音楽と科学」をテーマに新しい視点から人々に音楽と関わってもらう事を目標とした催しである
――遊園地内には、本来のアトラクションに加え、新しくいくつかのパビリオンが設置されており、無料で体験することができる
――最大の目玉は、午後8時過ぎから開催されるライブイベントであり、いくつかの有名アーティストが参加する予定だ
唯「えぇ、こんな大きいイベントだったんだ……!」
聡「どちらかというと万博っぽいですねぇ」
澪「聞いた話では、超大手レコード会社がスポンサーとして参加してるらしいぞ」
モグモグ
唯「へぇ~、そうなんだぁ」
ペラ
聡「そう言えば、さっきテレビでもやってましたよ」
唯「え゙……?」
唯「じゃあもしかして、ライブも実況中継されたりするのかな……?」
聡「多分やるんじゃないっすか? テレビ欄にも書いてありましたし」
唯「うわ、すごいなぁ~」
聡「……というか相当混みそうですね」
澪「……だな」
澪「皆の準備ができ次第、すぐにでかけることにしよう」
唯「りょうか~い!」
聡「俺もう準備できてますよ」
澪「……実は、私も」
唯「え゙……じ、じゃ、すぐに用意してくる!」
―――――――――――――――――――
AM 11:00
ワイワイ、ガヤガヤ
唯「うわぁー!」
唯「こ、こ、が、今日のライブ会場の遊園地かぁ!!!」
バァーーーン!
唯「すっごぉぉぉーーーーーーー」
唯「ーーーく人が多くて中に入れない。」
澪「…………」
聡「…………」
唯「かれこれ一時間待ちですよ」
澪「着いてからが長かったな」
聡「DS持ってくれば良かった……」
唯「早くしないとお昼になりそうです」
澪「まあ、ライブイベントは夜8時過ぎてからだしな」
澪「……見てまわる時間は、たっぷりあるよ」
唯「そうかなぁ?」
聡「そうそう、本番は夜っすよ!」
澪「そうだ、中に入ったら、早めに昼食取らないか?」
唯「……澪ちゃんもうお腹減ったの?」
澪「ち、違う違う。ちょっと時間ずらした方が空いてるかなーって」
聡「あー、確かにそっちの方がいいかもしれませんね」
聡「あ、進んできましたよ」
澪「もうちょっとだな」
唯「うぅ……」
唯「もっと早く準備して出れば良かった……」
澪「ほぉ~ら、置いてくぞ、唯?」
唯「あ、ま、待って澪ちゃん……!」ダッ
―――――――――――――――――――
AM 11:20
聡「しっかし……」
聡「どこ行っても、人多いっすねぇ」
澪「(モグモグ)そうだな」
唯「早めにご飯食べて正解だったかもねぇ」
聡「そうっすね……」
澪「……さて、これからどうするか」
聡「唯さんは、どっか行きたい所とかあります?」
唯「私?」
唯「えっとぉ……」
ガサゴソ
唯「……ここ、行ってみたい」
澪「『映像と音響の部屋』……?」
唯「うん」
聡「ここから結構近そうですね」
澪「そうだな……よし、じゃあ行ってみるか」
急かすなって言ってる人ってなんかこわい
先週からこのスレが目について目障りだから早く終わってください
>>670
申し訳ありません、ご主人様><
―――――――――――――――――――
AM 12:30
――それでは、次のニュースをお伝えします
――昨日から今日の夜にかけて、都内の□□遊園地で大規模な音楽イベントが開催中です
――現地の女アナさん、聞こえますか~?
女アナ「はーい!」
女アナ「ただいま私は、遊園地内の中心部にある、パビリオンの前に来ていま~す!」
女アナ「こちらのパビリオンは、『映像と音響の部屋』といって、新しい技術により『目で音を見ることができる』という代物ものです」
女アナ「それでは、早速中に入ってみましょう!」
―――――――――――――――――――
女アナ「建物中は少し薄暗くなっておりますので、足元にはご注意下さい」
女アナ「……うわぁ、広いですねぇ~」
女性「……よっと」
女アナ「……あ、ほら見て下さい!」
女アナ「今、私の声が映像として目の前に映し出されています」
女アナ「分かりますかぁ~?」
女アナ「例えば、手を叩いてみますと……」
パン、パン
女アナ「ほら、すご~い!」
女アナ「このように、建物内では音の波長と振動を機械がキャッチして、周りに設置された云々(略)」
女アナ「それでは、中にいる人に早速インタビューしてみましょう!」
女アナ「今日は、どちらからおこしですか?」
唯「……ふぇ!?」
唯「あ、あの……△△から……」
女アナ「あ、結構近いところに住んでいらっしゃるんですね~」
女「そちらの彼はボーイフレンドですか?」
聡「……は?」
唯「あ、い、いえ違います!」
唯「今日は、友達と3人で……」
唯「ってあれ、澪ちゃ~ん?」
聡「澪さんならあそこに……」
唯「? 澪ちゃ~ん、こっちおいで!」
澪「フルフル」
女アナ「恥ずかしがり屋のお友達ですね~」
女アナ「それでは、ありがとうございました」
唯「は、はい!」
―――――――――――――――――――
唯「澪ちゃん、せっかくテレビに映るチャンスだったのに……」
澪「……映らなくて、いい」
聡「そうですよ、TVデビューするチャンスだったのに……」
澪「絶対やだ!」
もう一週間か
引き延ばしで内容もチープにつまらなくなってきたからそろそろ終わらせてくれ
聡「じゃあ次はどこ行きます?」
唯「う~ん、とぉ……」
唯「どこかでちょっと休憩しない?」
聡「そうっすね~、じゃあ喫茶店ぽい所に入りましょう」
―――――――――――――――――――
PM 01:30
聡「結構歩くの疲れますね~」
澪「唯、風邪の調子はどう?」
唯「うん、今のところ、平気だよ」
聡「まあゆっくりまわればいいっすよ、時間もあるし」
すぐ終わるってば
投げ出す訳にはいかんだろ
投げ出すわけにいかんだろって、上から目線すぎるだろ
お前らのために書いてやってるんだと言いたいのか?
別に投げ出していいよ誰も期待してないから
続けさせて下さい、と言えないのかねこの作者様(笑)は
自分は何になったつもりなんだ?
やっぱ途中略した方がいいかな?
>>689
回りの目は気にするな
擁護レスが1つしかないことが何よりの証拠
みんなこのSSにはうんざりしてる
俺にこのSSを委ねるてくれるなら今までのチープな内容を考慮しても10レスで伏線回収と完結まで持っていけるがどうする?
唯「梓ちゃんたち、もう着いたのかな?」
澪「……ホテルにでも泊まったんじゃないか?」
聡「多分、練習してるんすよ」
唯「そうだね、大切なライブだもんね……」
唯「…………」
澪「……あ、そうだ!」
聡「どうしたんですか?」
澪「私、ちょっと用事があるの忘れてた……」
澪「悪いけど、しばらく二人でまわってくれないか?」
聡「別にいいですけど、どこへ……?」
澪「ごめん、すぐ戻るから」
唯「……じゃあ戻るときはメールしてね?」
澪「分かった、またメールする」ダッ
唯「行っちゃった……」
唯「…………」
聡「…………」
聡(……気まずい)
―――――――――――――――――――
澪(……せっかく来たんだから、二人きりにしてやらないとな……)
澪(私は他のところを見てまわろう)
聡「あ、あの、唯さん……?」
唯「……なぁに?」
聡「俺たちも、どこか他の場所を見に行きましょうよ」
唯「うん、そだねぇ……」
―――――――――――――――――――
ギター「ふんふふん、ふん♪」
ギター「ちょっとコーヒーでも飲んで休憩しよ~っと」
ギター「………ん?」
ギター「……あれ、あそこにいるのは聡?」
ギター「……それともう一人……女の子?」
ギター「……へぇ、可愛い彼女がいるじゃない」
ギター「…………」
ギター「ふふ……ちょっとイタズラしたくなっちゃうなぁ……」
―――――――――――――――――――
PM 4:00
ドラム「しかし、どこか見るっていってもなぁ……」
ドラム「梓は練習するって言ってるし……」
ドラム「ギターは相変わらずマイペースだし」
ドラム「こんな所を一人でまわる事ほど寂しいことはないな……」
ガサゴソ
ドラム「えぇっと、パンフレットには……」
ドラム「…………」
ドラム「よし、ここに行ってみるか……」
ドラム「『水と音の部屋』」
>>1
略した方がいいかと聞いておいて結局略さないんですか^^;
擁護レスを期待したんでしょうが擁護されませんでしたね可哀想に
まあ、誰がどう見ても引き延ばしてるようにしか見えないから仕方ないけども
厚顔無恥の生きた証だなwww
―――――――――――――――――――
澪「う~ん、しかし一人で見てまわるのは寂しいな……」
澪「でもやっぱり、唯たちはしばらく二人きりにしてあげたいし……」
澪「そうだ、パンフレット……」
ガサゴソ
澪「どこか面白そうなのは、と……」
澪「…………」
澪「『水と音の部屋』……これ、面白そうだな」
澪「……よし、ここに行ってみるか!」
―――――――――――――――――――
PM 6:00
唯「そう言えば、ここって普通のアトラクションとかもあるんだね……?」
聡「ええ……昨日と今日はイベントがメインですけど、他もちゃんと活動してますよ」
聡「ジェットコースターとか、お化け屋敷とか……ボートなんかもありますね」
聡「……ところで唯さん、結構見てまわりましたけど、大丈夫ですか?」
唯「あ、ちょっと休憩したいかも……」
聡「じゃあどこかのベンチで休みましょう」
―――――――――――――――――――
ギター「どこ行くんだろ……?」
ギター「あ、座った。……休憩かぁ」
ギター「さぁて……あの女の子はどうしてあげよっかなぁ……」
ギター「……あ、そうだぁ!」
ギター「さっき手に入れたこれで……クスクス」
聡「あ、俺、飲み物買ってきます」
唯「ありがとー」
―――――――――――――――――――
唯「……ふぅ、落ち着いたぁ」
聡「じゃ、そろそろ行きます?」
唯「うん、次はジェットコースター行ってみようよ!」
聡「いいですね、行ってみましょう」
―――――――――――――――――――
ギター「例えば……」
ギター「例えば、少量の摂取なら……まるで天国に行っちゃったような快感を得られてぇ……」
ギター「……でも大量に飲んじゃうと、文字通り天国に逝っちゃう……」
ギター「……うふふ、もしかしたら地獄かもしれないけど」
ギター「……さて、問題はどうやって飲み物に混入させるか」
―――――――――――――――――――
澪「ここが、『水と音の部屋』かぁ……」
澪「音楽を聞かせることで、美味しくなる水……」
澪「音によって変化する氷の結晶……」
澪「……ウソっぽ」
ブルッ
澪「し、しかし寒いなぁ……?」
澪「……氷が溶けないようにするため、こんなに温度下げてるのか?」
澪「早くまわって出ないと、凍えちまうぞ……」
澪「……ん?」
澪「あ、あれ? あそこにいるのって、もしかして……」
澪「…………確か」
澪「確か、梓のバンドのドラムの人だっけ……?」
澪「練習しなくていいのかな……?」
チラッ
ドラム「…………」
澪「あ、やばっ、目が合った……」
プイッ
澪「あ、あれ……?」
スタ、スタ
澪「あ、そっちは立入禁止区域……」
ドラム「…………」
澪「ま、また目が合った……」
澪「…………私?」
澪「………もしかして、付いて来いってこと……?」
ドラム「…………」
澪「あ、ま、待って……!」
ダッ
ドラム「…………」
ガチャン
澪「…………」
澪「……今、確か……ここに入っていったよね……?」
澪「あ、あのぉ……?」
澪「うぅ、さむっ!」
ガタガタ
澪「なに、ここ……?」
ガチャン
ドラム「…………」
ドラム「氷の保管庫さ、施設内で使用する」
澪「…………」
澪「あなた、何……?」
澪「私に、何か用……?」
ドラム「…………」
ドラム「…………何だよ」
澪「…………」
ドラム「私のこと、覚えてないのかよ……!」
澪(……あれ、この声ってどこかで)
ドラム「……ほら、こうすれば分かるだろ!」
バサッ
澪「カチューシャ……?」
あれ?
結局本当に省略しなかったのか?
ともあれ次スレはパー即でどうぞー
澪「…………律…」
律「…………久々。」
澪「うそ…………」
律「…………」
澪「律……なんで……?」
澪「……梓のバンドのドラムは、律だったのか……?」
律「……そうだよ。」
律「……聡に聞いて、とっくに知ってるかと思ったけど」
澪「律………」
澪「あ、あの、私……お前に話さないといけない事が……」
律「……あのさぁ」
やめていいよ
無言で消えるとか言語道断だし
by oneself
perform
保守
キャラ「…」でレス稼ぎすぎだろwwww
そんなに伸ばしたいの?
もっと中身のあるSSを書いて貰いたいなキリッ
>>734
768 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/05(木) 16:23:06.74 ID:nDbLm5uaO
旅スレ荒らすくらいならけいおんSS荒らしてくれよ
仲間が欲しい
そんな俺もチャリで東北一周を諦めた口だ
>>1が羨ましい
無事にな
お前は別に中身とか求めてないだろ?
ともあれ早く終わらせて欲しいにゃん
こちとらレポートの合間にレスしてるのにゃん
>>735
あずにゃんの出番が少ないしぼくは不満なのにゃん!
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
規制とけねぇしイライラしてんだよ
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
早く埋めて信者共々パー即にご移動願おうぜ
好きなキャラや好きなけいおん!SSあげてけ
好きなキャラは律→澪→梓→唯→憂
今は律と澪は嫌い
好きなSSは唯ゲロ拷問
見たくない・つまらないなら見なきゃいいってことがわからない人が多いですね
どれだけ自分勝手なんですかね
批判は気にせずがんばってください
有名所はだいたい読んだな
律「最高だぜ!」は厨2臭いけど一番の名作じゃないかな?
>>759
見なきゃいいっていう意見も自分勝手ってわかる?
見なきゃ面白いかつまらないか、引き延ばしてるだけなのかわからないでしょうに
谷中律は開始から6話までは好きだったけどいい人の押し売りがウザくて嫌いになった
11話で完全にゴミになった
サンジュは言わずもがな、見た目に惚れたけどSSで嫌いになった
特に澪ゲロで…(´・ω・`)
批判=嵐っていうのはやめてほしいな
俺は面白いものには支援も保守もするし
必死チェッカーで調べればいい
ただ、やはり>>1の書き方は気に食わん
内容が薄いのもさることながら展開考えるだの理由つけて伸ばしたいのが見え見えで萎える
さすがに俺のIDを調べるほど必死な奴はいなかったかwww
いたら叩いてやろうと思ったのだが
うんこ流し忘れて姉に叱られた
中身中身というがこのSSにどんな中身があるか教えてくれよwww
ほんでもう1は敗走したのかね
ごめんごめんごめん講演会行ってた
ギリギリまで書いてたんだけど
もう今日終わらす
なんだ終わりか…
律「……ここ、どこか知ってる?」
澪「……え?」
澪「知ってるも何も……今お前が氷とかの保管庫だって言ったじゃないか……」
律「……そ。マイナス5℃の保管場所」
澪「……それがどうしたんだ?」
澪「……それより私は、お前に話さなくちゃいけない事が…………!」
律「……まあ待てよ」
律「じゃあ、これは何だと思う?」
ジャラ
澪「…………」
澪「………鍵?」
鍵だと!?
一体何が始まるというのです!?
一体どこの鍵なんでぃす!?
さぁ早く続きを!
律「この時期にさ……」
律「ここに閉じ込められたら、多分死ぬかな」
澪「……お、おい……何を言って…………」
澪「……あ、どこ行くんだよ!!」
バタン
ガチャ
澪「おい、律……!!」ダッ
ガチャガチャ
澪「ど、どういうつもりだよ……!」
うわああああああああ!!!
>>1さんの素晴らしい文才に引き込まれてしまい、気になって眠れない!
早く続きを!
あとさっきsageるのわすれてごめんなさい
800ならサンジュ死亡
律「…………」
ガチャガチャ
澪「律ぅ………!」
澪「た、頼む、戻って来てくれ……!」
澪「私はまだ、お前に話したいことが…………」
ガチャガチャ
律「…………」
律「さよなら、澪」
やめろおおおおお!!
澪をどうする気だ!!
冷凍庫に閉じ込めるだと!?
鬼畜や!
鬼畜の諸行無常の響きあり
梓「あ、はい、いただきます」――ズズ
唯「おいしい?」
梓「はい、なんかカフェオレみたいですね。それよりちょっと甘いですけど――。
で、何で唯先輩はこんなスレ立てたんです?」
唯「うん、ちょっとね。それに今日はけいおんSSも結構あるから」
梓「言い訳っぽくありませんか?」
唯「言葉を変えれば言い訳だね。でも、いいんだよそれで。
理由と言い訳にさしたる違いも無いからね。
ただ、今日は何となくそう云う気分だったんだよ」
梓「で、何かあったんです?」
唯「そろそろ、潮時かなってさ」
憂「お姉ちゃん、朝だよ!起きて」
唯「う~ん…」
憂「ほら、早く起きないと養護学校のバスに遅れちゃうよ!」
唯「うー、学校やだ!」
憂「ダメだよ!ちゃんと学校行かないと」
唯「やーだ!!のどたたんと同じ学校じゃなきゃやだ!」
梓「それって、SSは書かないって事ですか?」
唯「書かないっていうか、書けなくなっちゃったのかな」
梓「でも、今こうしてSS書いてるじゃないですか」
唯「いいところに気が付いたね、あずにゃん。
まさにそう、今こうしてSSを書いてることが不思議なんだよ」
梓「よくわかりませんね。もっと解るように説明してください」
唯「そうだね、あずにゃんは覚えてるかな?私のSS」
梓「はい、知ってますけど」
唯「どう思う?」
梓「う~ん……。どうでしょうね、唯先輩のSSは万人受けはしないと思いますけど
――私は好きですよ」
>>1さんのSSを読めること、心より御礼申しあげます
唯「そうだね、確かにVIP――ううん、SSを読む人にとって地の文は鬼門だよ。
地の文があるってだけで倦厭しちゃう人は多いと思う」
梓「じゃあ、地の文を書かなければいいんじゃないですか?
今みたいに――」
唯「うん、そうなんだよね。でも考えてみて欲しいな。
あずにゃんは、台詞だけのSSを読んでどう思う?」
梓「読みやすいってのはあると思います。
でも、状況描写や心理描写が旨く読み取れないですね」
唯「私もそう思うんだよ。そう思うんだけど、実際のところは旨く描かれている」
梓「読み手が補間してくれてるんでしょうか?」
唯「そう、まさにあずにゃんの言うとおりだと思うよ。
おい
何支店だ俺
おい
支援
ジェットコースター搭乗口前
――ご搭乗のお客様は、貴重品を持ってから、
――お荷物をゲート横のカゴの中にお入れ下さい
唯「聡君、携帯は?」
聡「えっと……念のため、ポケットに」
唯「じゃあ、私も持っていこ」
唯「おサイフも持ったし……よし、準備万端」
聡「それでは、乗りましょうか」
―――――――――――――――――――
ギター「あ、今飲み物置いたわね」
ギター「しめしめ……チャ~ンス!」
投下遅いよ
なにやってんの
しめしめ
おい
支援部隊どうした
俺しかいないのか
保守
俺「はっ…!なんだ夢か…」
俺「夢か…」
ぶっちゃけSSスレでこんなに書きこんだの始めてなんだが…
それほど>>1に期待してるということだぜ!
もしもし
オチに期待
ギター「あの子の鞄は一体どれかなぁ~?」
ギター「ふふ……あった、あった」
ギター「飲み物のフタを開けて、と……」
カパッ
サラサラ
ギター「……10グラムで、天国行き~♪」
サラサラ
ギター「……20グラムで、天国逝き~♪」
サラサラ
ギター「……30グラムで、地獄逝き~♪」
サラサラ
ギター「……40グラム」
ギター「……うぅ、可哀想に……これじゃあもう廃人か死人だね……」
遅い
まさか……
保守
支援
ドラえもん「ギターが喋った!?」
ギターは喋りません
唯「今~私の~願いごとが~」
膣「」ムクリ
唯梓澪紬「歌を歌ったら生き返った!?」
―――――――――――――――――――
唯「すごかったね~、ジェットコースター!」
聡「いや~俺、ああいう一回転する奴は苦手っす…………うぇ」
唯「あはは、聡君、顔真っ青~」
唯「あ……えっ~と、カバン、カバン」
キョロキョロ
唯「……あった、あった」
聡「じゃ、下に降りましょうか」
電話はVIPの癌
早く
聡「唯ちゃん、ゲットだぜ!」
憂「お姉ちゃん、朝だよ!起きて」
唯「う~ん…」
憂「ほら、早く起きないと養護学校のバスに遅れちゃうよ!」
唯「うー、学校やだ!」
憂「ダメだよ!ちゃんと学校行かないと」
唯「やーだ!!のどたたんと同じ学校じゃなきゃやだ!」
気になって勉強が手につかねええええ!
>>1さんのせいや!
1さんの素晴らしい文才と引きが悪いんやああああああああ
ksk
支援
―――――――――――――――――――
PM 8:30
聡「だんだん暗くなってきましたね」
唯「うん……ライブ、何時に行けば間に合うかなぁ?」
聡「結構広いですからね……歩いて行こうと思ったら、40分くらいはかかるかと」
唯「じゃあもう少しあるか……」
唯「あ、私飲み物捨ててくるね」
お姉ちゃん可愛い・・・ぼーと見とれていたいが、そうはさせてくれない。
唯は箸どころかスプーンやフォークも満足に扱えないから、折角の料理も床やテーブルにこぼれたり、唯の顔や体にくっついてしまう。
憂は直ぐに現実に引き戻され、それらを拾わなくてはならない。
ブブブー
突然大きな音が鳴った。そして直ぐに悪臭が漂ってきた。
聡「あれ……唯さん、それまだ残ってるんじゃないですか?」
唯「あ、うん。でも冷えちゃったから……」
聡「いらないんなら、俺がもらいますよ」
ぱしっ
唯「あ、ちょっと……!」
聡「いただきま~す」
ズボン脱いだ
はやく
―風呂―
唯「あー、きもちいい」わしゃわしゃ
唯は最近、一人で頭を洗えるようになった
―台所―
憂「よし、こんなでいいかな」
「お姉ちゃん待ってるよね」
ガラッ
憂「お姉ちゃんにおまたせー」
唯「あー、うーいー来た」
憂「あっ・・・そのシャンプー・・・」
唯は憂のお気に入りのシャンプーを使ってしまっていた
憂「お姉ちゃん・・・ 覚えてないんだね」
前にも4,5回このようなことがあった
唯「うーいーも頭わしゃわしゃしようよー」
唯「」
憂「うん・・・」
唯の横に並び憂も頭を洗う
さるったのか!?
]
憂「ちょっと溶けてるけど、おいしいよー」
唯「おいしいよーねー」
憂「優しいね、お姉ちゃんは……」
唯「うーいーのこと好きだもーん」
憂「私もお姉ちゃんのこと好きだよ……」
憂(お姉ちゃん大好きだよ……)
強く唯を抱きしめる
唯「あ、あ」
唯「くるしーよ うーいー」
憂「ごめんね あっ、明日は月曜日だから早く寝ないとね」
唯「げつようびきらい」
唯「げつようびいやだよー うーいー」
憂「学校に行けば友達に会えるでしょ?」
唯「いやなのー うーいー」
唯「うーいーと遊んでたいよ」
憂「だめだよー とりあえず2階行って寝よう?」
唯「うーん」
憂「今日布団干しといたからきもちいいと思うよ~」
唯「ほんと!? やった やった」
支援
適当に
>>864
こんなに支援してるのにクオリティが落ちてきてるぞ?
一体どうした?
>>871
こっちの方が気になる件について
めんどくさいなぁ
支援
支援という名目で埋めてるんだと思ってた
すまん、適当に見つけたやつ
>>886
は?
そんな不届きものいるわけねーだろイケメン野郎
早く 早く 早く
唯「ダメーーーー!!」
聡「……へ?」
唯「あ、いやその……それって何ていうか、間接キスっていうか……///」
聡「あ、ああ、そうですね! すみません」
唯「ううん……」
唯「……それ、貸して」
聡「? はい……」
唯「…………」
唯「んぐ、んぐ、んぐ……………ぷはぁ」
ポイッ
唯「じゃ、行こうか?」
唯「うんぱん♪うんぱん♪」
唯「」ブーン…
テレビのチャンネルを回す憂
テレビ「衝撃事故映像100連発~」
憂「っ!!」
急いでチャンネルを回す憂
唯「しょーげきえーぞー」
憂「お姉ちゃん、こっちのペット番組のほうがおもしろそうだよ」
唯「ねこー」
憂(あんな番組見せられないよ・・・)
テレビには犬と楽しそうに遊ぶ女の子が映し出されている
支援!
なんだ終わりか…
俺のレス数47ワロタ
支援
早く
俺このSSが終わったら結婚するんだ…
唯「次、どこ行く……?」
聡「そうっすね……」
聡「ちょっと話たい事があるんで……こっち来てもらっていいすか?
唯「……うん、いいよ」
―――――――――――――――――――
ギター「うふふ…………あははっ………クスクス」
ギター「あ~あ、飲んじゃった、飲んじゃったぁ~!」
ギター「可哀想に……あの子の将来、真っ暗だよぉ~!クスクス」
さっさと書け
ゴミクズ
すごい
コロ助「俺の出番ナリか…」
明日の朝まで残っててくれ……!
保守
遅いなぁ
俺lazyすぎワロタ
―――――――――――――――――――
PM 8:45
梓「遅い遅い遅い遅い遅い」
ベース「あ、梓、落ち着けって……」
梓「おっそぉーーーーい!!!」
梓「もうっ、ギターも律先輩も何やってるんですか!!」
キーボード「ま、まあまあ……そのうちきっと来るわよ」
梓「遅すぎです!!」
梓「ああ、もう……本番前にもう一度合わせたいのに……!」
ベース「まあ、その内来るって」
このスレが1000まで行ったら思うだろう
俺は一体何をしていたのか、と
もっとましな時間の使い方はなかったのか、と
これを読んでいるお前らも胸に手を当てて自問自答してみるといい
ギター「このスレのお先真っ暗だよ」
のび太「ギターがしゃべった!!」
おい待てwwwwww
次スレはパー即に立てろよwwwww
こちとら勉強の時間削ったんだぞwwwww
>>953
知るか。お前のせいだろ
パー即じゃないとおそらく新規の支援者も来るぜ
>>958
いやーんいけずぅ
俺「セックスしたい」
fin
―――――――――――――――――――
唯「さ、聡君、どこ行くの……?」
スタスタ
聡「……こっちです」
唯「ま、待って……」
はぁ、はぁ
唯(……やば、ここに来て頭がフラフラしてきた……)
聡「ほら、唯さんこっち……」
唯(……聡君の言ってることも、よく聞こえないし……)
ここですよ、唯さん
やっぱり熱が上がってきたのかな……
どうしたんですか、唯さん?
律「しかし怒濤の流れだったなー」
澪「VIPはまだまだ終わっちゃいないんだ」
紬「そうね、ニュー即になんて負けていられないわ!」
梓「カサカサ」
唯「私たちの闘いはこれからだ!」
>>1先生の次回作にご期待ください
やれやれ。これだけ支援してやってるのに、このスレで終わらす気はないとみえる。
パー即行けカス
唯「……はぁ、はぁ」
聡「……ほら、あそこに観覧車が見えるでしょう?」
唯「……ご、ごめん、頭がボーっとして……」
聡「大丈夫ですか、唯さん?」
聡(頭がボーっと? 熱が上がったのかな……?)
聡(……どちらにせよ、これはチャンスかもしれない)
1000ならTOEIC850超える!
超える!
1000ならTOEIC800億点超える!
超える!
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