キョン「SOS団やめるわ」(353)

古泉「え?」

みくる「えっ?」

長門「…」

ハルヒ「はぁ!?アンタなに言って…」

キョン「もう付き合いきれん」

みくる「ちょっ…キョン君…?」

キョン「悪いね朝比奈さん」

翌日

谷口「お前、あの変な部活やめたんだって?」

キョン「何でお前が知ってんだ?」

谷口「あの気持ち悪い奴に言われたんだよ」

キョン「ああ、古泉か…何て言われたんだ?」

谷口「なんとか説得してほしいとか何とか、でも俺にゃ関係ねー」

キョン「…そうだな、お前がまともでうれしいよ」

やーめた。

長門「……では、わたしもやめる」

ハルヒ「!」

古泉「そうですね。僕も同じく……」

ハルヒ「!!」

みくる「えっと、えっと、わ、わたしも……」

ハルヒ「!!!」

ハルヒ「あ、ああ、あたしも……」

全員「どうぞどうぞ」

長門「………」ペラッ

キョン「長門……何読んでるんだ?」

長門「……これ。朝倉涼子から借りた」

キョン「あぁ、やっぱりか……」

古泉「おや、やっぱりと言いますと?」

キョン「いやな、これって今流行りの携帯小説ってやつだろ?クラスの女子が口々にこの本の名前を出すんだよ」

古泉「あぁ、そういえば僕のクラスでもよく聞きますね。朝比奈さんなんかはこういった事には詳しいのでは?」

みくる「はい、実は私もこの本読んでる途中なんですぅ。この本、いま女の子逹の間ですっごく流行ってるんですよぉ~」

キョン「まぁ、いかにも女子受けしそうな内容だよな。ハルヒはこういうの読むのか?」

ハルヒ「はぁ?そんな子供騙しみたいな本読むわけないでしょ!馬鹿馬鹿しい」

みくる「ふぇ~」

ハルヒ「だいたい、有り得ないのよ。ドラッグとかレイプとかは普通だし…しかも何で決まって彼氏が死ぬのよ!?」

キョン「ほぅ、詳しいんだな?」

ハルヒ「な…別に…偶然テレビで見ただけよ!とにかく、書いてる奴はきっとろくに恋愛もしたことないんじゃない!?」

キョン「ろくに恋愛って、お前が言うなよ」

ハルヒ「残念ね、私はこう見えても色々な恋愛をしてきてるのよ!」

キョン「好きでもない奴と付き合いまくって、あげくつまらないからって振っちゃうような奴が恋愛を語るなよ…」

ハルヒ「な、なによ!あんたなんか未だに彼女もできたことないくせに!」

キョン「なっ…それは今関係ないだろ!」

ハルヒ「ありよ!大ありよ!だいたい、我がSOS団に恋愛もしたことがない奴がいるなんてとんだ面汚しだわ!」

キョン「待てよ、じゃあ俺以外は全員過去に経験済みってことか?」

古み長「………」

ハルヒ「当たり前でしょ!みんな、言ってやりなさい!」

古泉「ええ…確かに過去に2度程……」

みくる「わ、わたしも……あります……」

長門「……」

キョン「くっ…まあ二人に関してはまだからわかるさ。だが長門、お前はどうなんだ!?」

長門「……ある」

キョン「え」

ハルヒ「宇宙人、未来人、超能力者、童貞が……あ、童貞は必要ないわ」

キョン「……」

ハルヒ「ほ、ほら見なさい!恋愛したことないのなんてアンタだけなのよ!(有希……付き合ったことあるんだ…)」

キョン「……」

ハルヒ「今まで我慢してやってたけど、本来ならそんな奴は即刻クビよ!」

キョン「……大分意味がわからんが、本気で言ってるのか?」

ハルヒ「大マジよ!で…でもまぁ、あんたが土下座すらなら団長である私の慈悲に免じてこのままいさせてあげてもいいわ!」

古泉「凉宮さん、それは少し言い過ぎなのでは…」

キョン「いや、いいんだ古泉」

長門「……」

キョン「ハルヒ、今まで我慢させて済まなかったな」ガタッ

ハルヒ「あら、土下座する気になったのかしら?」

キョン「いや、その必要はない」

ハルヒ「どういう意味よ」

キョン「俺は今日をもってSOS団やめるわ」

古長み「!?」

wktk

ハルヒ「そうはさせんぞ!!」


ドグシャァァアァァァァ

ワイはやったで…

完全な見切り発車だったけど、ついにスレタイにこぎ着けた…

もう満足や…

おい
続き書け・・・書いてくださいお願いします

古泉「童貞は処理できなくても処女でなくすることはできますよ んふふ」

キョン「アッー」




あるある

ハルヒ「な……ちょっと……(え…そんなつもりじゃ…)」

キョン「確かにこんな美形揃いの中に俺なんかがいたら、面汚しと思われても仕方ないな。すまなかった」

ハルヒ「うぅ……キョン…あの…(違うの…キョン!)」

キョン「退部届けは明日持っていくよ。それじゃあ短い間だったけど、世話になったな」

みくる「きょ、キョンくぅん…」

古泉「凉宮さん、このまま彼を行かせてしまって本当によろしいのですか?」

ハルヒ「か、勝手にしなさいよバカキョン!!」

キョン「はは、最後までそれか。まあ、お前らしいんだが。じゃあな……みんな…」ガラッ

         /: : : : : : /: : : :/: : : : : : : ヽ: : : : :: : `、
        /: : : : : : : :/: : : /: : ,ィ: /l: : : l: : |: : : : : : ::ヽ

        ;´: : : : : : : /: : /|/ .|/ .!: : /i: : !: l: : : : : :丶
       .i: : : : :|: : : : |/      |/ | /|: :|: : i: : : :゙ヽ
       i: : : : ::i: : : ::/ ´ ̄ ̄ ̄`''''   ´ ヽ|: : | .|: :丶
       |: : : :,-リ: : : |  "疋;:ソ`     '`'-、_.i: : |: |: ヽ
       .|: : :/-、',: : |         , f:テリ` /: : |: i丶
       .ソ、::l,.( _ リ、:|         l .`   /l: :/| i
        ,|::\__ ヽ|          ,    //|/ |/
         リl: ::| |           ′  //
          l::|リ ヽ    ` ― - 、   //  キョン(童貞)「じゃあな……みんな…」
          ,リ   `、    `"    /リ
      ,----亠--- 、_`.、      / 彡
      // ̄ ̄⌒`ヽ` \::`::-、,_, ´.

ハルヒ「なによ……バカキョン…」ショボーン

古泉(おやおや、落ち込みすぎて閉鎖空間も出ないとは……)

みくる(キョン君が辞めちゃったのはショックだけど……これって逆にキョン君にアタックするチャンスかな……えへへ///)

長門「……これは逆にチャンス」ボソ

みくる「は?」

キョン「さて、その場の勢いで辞めてしまった訳だが……正直つらいな」

朝倉「あら、キョン君じゃない。そんな浮かない顔してどうかしたの?」

キョン「ああ、朝倉か。まあ話すのも恥ずかしいんだが………」






朝倉「ふぅん、そんなことがあったのね」

キョン「笑ってくれよ。未だに恋愛未経験の哀れな男の話さ」

朝倉「退部したのはおかしいと思うけど、別に恋愛未経験がおかしいとは思わないわよ」

キョン「いいんだ、慰められても辛いだけだ。どうせ俺なんて…」

朝倉「ちょっと、そんなに卑屈にならないでよ。だいたい、私だって恋愛なんて未経験だし」

キョン「え?」

朝倉「だから、私も恋人なんて出来たことないわよ?」

キョン「そ、そうだったのか。なんとなく朝倉は経験があるのかと」

朝倉「なんとなくってなによ」

キョン「いや、すまん」

朝倉「まあいいわ。それに、恋愛なんて興味ないし」

キョン「そうなのか?なんかもったいないな」

朝倉「もったいない?」

いいぞ

キョン「いや、正直朝倉は美人で性格もいいし、俺なんかと違って彼氏には困らなそうなのにな」

朝倉「な、変な冗談はやめてよ(そんなことサラッと言われたら照れるじゃない…///)」

キョン「冗談?本心を述べたまでだが…」

朝倉「も、もういいわ///とにかく、男の子なんだからそんなことでくよくよしないの!」

キョン「…そうだな。なんか元気出てきたよ」

朝倉「そう、なら良かったわ」

キョン「ああ。もし彼女が出来るなら…朝倉みたいな子だったら幸せだろうな」

朝倉「…キョンくん///」

キョン「ん…朝倉、やけに顔が赤いが風邪でもひいてるのか?ちょっとスマン」ポフ

朝倉(キ、キョン君の手がおでこに……///)ドキドキ

キョン「うむ、熱は無いみたいだが万が一の心配もあるしな。今から帰りなら家まで送ろうか?」

朝倉「!?だ、だだだ大丈夫です!ピンピンです!(な、何焦ってんのよ私…!)」

キョン「そ、そうか…ならいいが…(なぜ敬語?)」

朝倉「はい!」

キョン「…なんにせよ、無理はするなよ?じゃあ、俺は帰ることにするか」

朝倉「う、うん!また明日ね!」

キョン「おぅ、また明日」スタスタ

     //, '/// / `´ | | |ヽハ l 彡l

     〃 {_斗七l   レ廿i-|、|  i|
     レ!小l ●      ● |、i|
      ヽ////      ////| |ノi|
      | |ヘ   、_,、_,    / レ| |
      | レl >,、 __   _,イァ | | |
      |  | |´ヾ:::|三/::` | /| | |

朝倉(はぁ…何でこんなにドキドキしてるんだろ…確かに彼にはちょっと興味あったけど…これってまさか………)

キョン「あぁ、朝倉!!」

朝倉「!!?」ビクッ

キョン「良い忘れてたが、さっきは本当にありがとな!お前と話せて良かった。もし何かあった時は相談のるからな!」

朝倉「う…うん…」ドキドキ

キョン「それじゃあ、今度こそ帰る。じゃあな」ニコッ




朝倉(あぁ…この気持ち…きっと間違いない…これが…恋…)ブッパー


(30分後)

長門「……朝倉涼子、何故鼻血を出しながら倒れているの」

朝倉「…キョン……きゅん…ゲヘヘ…」ピクピク

長門「……ユニーク」

キョン「おっといかんいかん、携帯を教室に忘れてきたな…面倒だが取りに行くか」タッタッタ


ドン!!!!

キョン「痛てて……すいません、急いでたもんで気付きませんでした……って、鶴屋さん?」

鶴屋「おや、キョン君かい?あはは、いきなり飛び出してくるから驚いたっさ!」

キョン「す、すいません、お怪我はないですか?」

鶴屋「これくらいなんともないっさ!ほらこのとおり……!?」ズキッ

キョン「足……」

鶴屋「あは、ちょっと挫いちゃったかな。でもこの位平気……」

キョン「駄目です!ちゃんと手当てしないと!」

お時間です
さようなら

>>65
おいふざけるな

ナイナイのオールナイトか

           /´  _        ヽ\
          ./ / /仏∠! } }   トハ
          /l lレィ┿!   j┿テトj/リ! ミ}
             |∧ |j-'●   ● 'イ  l   {
           |ヽ}   、_,、_,   │ ハ彡|
    ガーン     | 八   {  }  _l /ノ  !
            | lr'⌒)、._ ̄_ (´ j //  i |
            l/ヾ三} l___/{彡'´}  i |
            |l   ノl |二//|   l  ,イl|
            ゝー' ∧! //∧__j / l |

すいません、ちょっと今からしばらく書けそうにないので…

っていうか僕も勝手に乗っ取っちゃったんで、書きたい人是非書いてくださいお願いします

2、3レスだけなら書きたい

ダメだ
鶴屋さんの口調がわからん

キョン「とりあえず、保健室に行きましょう」

キョン「鶴屋さん、俺の背中に掴まってください」

鶴屋「え? いっ、いや、流石にそれは悪いっさ」

キョン「……仕方が無いな。……鶴屋さん、すみません!!」サッ

鶴屋「!? あわわわわわ、キョ、キョンくん!! こ、困るにょろっ!!」



>>78 こんなんじゃね?

キョン「とりあえずすぐに病院行きましょう」

鶴屋さん「そこまで大袈裟にしなくても大丈夫っさ!みくるに手貸してもらって帰るから大丈夫っさ」

キョン「いや、俺が家まで送ります。それにしてもなんで鶴屋さんが1年の階にいるんですか?」

鶴屋さん「そ…それは…それよりキョンくんは急いでどうしたんだい?」

キョン「俺は教室に携帯を忘れてしまって」

鶴屋さん「!?…ってことは教室に戻るのかい?」

キョン「そういうことになります」

鶴屋さん「あ、あたしが取ってきてあげるよ!」

キョン「ダメです!大人しくそこにいてください。すぐに取ってきますから」

鶴屋さん「キョンくん…」

――教室
キョン「あったあった、っておい!なんで俺の机こんなに濡れてんだよ!しかも角だけ…谷口の野郎、俺の机に水ぶっかけて帰ったのか?ったく…」

キョン「鶴屋さーん、いない…ったく…一人で帰ったのかな」

キョン「もしかしたら朝比奈さんと一緒に帰ったのか?電話してみるか」

………
みくる「もしもし…キョンくん?」

キョン「あー朝比奈さん。鶴屋さんから電話かかってきませんでしたか?」

みくる「鶴屋さん?いや…かかってきてないけど…どうかしたの?」

キョン「いやぁ何でもないんです。じゃあ失礼します」

みくる「キョンくん…部活に戻ってきて…涼宮さんも悲しんでるわ」

キョン「あのハルヒが?そんなわけないでしょう。じゃあ失礼します」
ピッ

――翌日
キョン「鶴屋さ~ん」

鶴屋さん「あっ、キョンくん…おはようっさ」

キョン「昨日はどうしたんですか?」

鶴屋さん「足が治ったから先に帰っちゃった。ごめんにょろ」

キョン「む…足治ったならいいですけど」

鶴屋さん「キョンくん…昨日…教室の机見たかい?」

キョン「俺の机ですか?」

鶴屋さん「そう…濡れてなかったかい?」

キョン「あーそういえば。どっかのバカなクラスメイトがつまらんイタズラでもしたんでしょう」

鶴屋さん「そっ…か…気づいてないか…よかった…」

キョン「えっ?今なんて?」

鶴屋さん「ううん!何でもないっさ!遅刻しそうだから走るねー」

キョン「…うわっもう8時半だ!(でもなんで鶴屋さん俺の机が濡れてたこと知ってたんだろうか)」

俺が書けるのはここまでだ

ーー放課後ーー

キョン「ハルヒ。お前がどうしてもって言うんなら戻ってやらんこともないぞ」

ハルヒ「何言ってんのバカキョン。何であたしがそんな事言わなくちゃなんないの」(違うっ!本当は・・・)

キョン「あーわかった。今のは忘れてくれ。じゃあ俺は帰るからな」

ハルヒ「ふんっ。勝手にしなさいよこのバカキョンッ!」(何とかしなくちゃ・・・)

スタスタスタ。。。

ハルヒ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ」

キョン「ん?まだなんか用か?」

ハルヒ「あ、あ、あたしが・・・悪かったわよ」

キョン「!!」(あのハルヒが自ら非を認めるとは!)

キョン「あ、ああ。お、俺の方こそちょっとむきになってしまった。すまない」

ハルヒ「ふんっ!じゃあさっさと部室に行くわよ!早くしなさいバカキョン!」

キョン(やれやれ、またこの調子か。)

ハルヒ「今何か言った?」

キョン「な、何でもございません団長様」

ハルヒ「嘘おっしゃい!ちゃんと聞こえてたんだから!」

ハルヒ「確かに今ポテトって言ったわよね?」

キョン「そんな事は男爵言ってない!」

ハルヒ「嘘ついたってばれいしょ!!!」

キョン「ゴメークイーン!!!」

                     -fin-

終わり方がAlt+F4過ぎるwwww

キョン「なぁ古泉」

古泉「はい、なんでしょうか」

キョン「俺は今日限りSOS団をやめようと思う」

古泉「……はい?」

キョン「だからSOS団をやめようと思うんだが」

古泉「突然何故ですか?」

キョン「いや、正確には2~3日やめるんだ」

古泉「詳しく聴かせてもらいましょうか」

キョン「言うまでも無くわかっていると思うのだが……」

キョン「最近のハルヒは横暴過ぎる」

キョン「そこで俺が怒ってSOS団を辞めると言えば少しは自らの行いを反省するだろうと思ったんだ」

古泉「なるほど。しかしそれは危険な賭けになると思いますが」

キョン「確かにリスクは少なくないし、何事もリスクは少ない方がいい。だが」

キョン「言い訳を積み上げ過ぎちゃ何も見えないさ」

キョン「俺はハルヒが少しは反省してくれると信じているよ」

古泉「……わかりました。ところで、貴方の抜けた穴はどのようにして埋めるつもりですか?」

キョン「その点は心配無い。俺の居ない2~3日の間、ある人に仮入部してもらうつもりだ」

古泉「ほう」

キョン「その人ならハルヒに大切な事を諭してくれるだろうからな」

古泉「その人とは一体誰なんです?」

キョン「俺の親友の師匠だ。……入ってください」

ガチャッ

キョン「紹介しよう。朝比奈さんと同じクラスの……」

名護さん「名護啓介だ。よろしく」

キョン「という訳で古泉よ。俺が抜けた後副団長の推薦とか言って名護さんをこの団に仮入部させてやってくれ」

古泉「わかりました。……しかし、本当に大丈夫なんですか?」

キョン「あぁ大丈夫だ。俺が保証しよう」

キョン「何故なら名護さんは最高だからな」

名護さん「聞こえないな。もっと大きな声で言いなさい」

キョン「名護さんは最高です!」

古泉「……困ったものです」

―次の日の放課後

ハルヒ「やっほー!」

みくる「こんにちわ~」

古泉「こんにちわ」

長門「……」

キョン「……」

ハルヒ「みくるちゃん!ちょっと来なさい」

みくる「ふぇ!?」

ハルヒ「新しい衣装を持ってきたんだけど……勿論着てくれるわよね?」

みくる「こ、今回はなんなんですか?」

ハルヒ「それはね……これよ!」

みくる「ひぃぃいい!!」

キョン(ボンテージ……良い!)

キョン(……ってイカンイカン!ここでガツンと言わないと)

ハルヒ「ほら、脱ぎなさい!」

みくる「ふぇぇぇ!!」

キョン「朝比奈さんが嫌がってるじゃないか、止めろ」

ハルヒ「別にいいじゃない!ほらほら、早く早くー!」

みくる「た、助けて~!」

キョン「い……」

キョン「いいきゃげんにしろぉぉおお!!」バァァン!

ハルヒ「!?」

古泉(……噛みましたね)

キョン「もう我慢ならん!ハルヒ、お前の横暴さにはもうウンザリだ!」

ハルヒ「えっ……」

キョン「……今日限りでこのSOS団を抜けさせてもらう。世話になったな」

ハルヒ「ちょっと待ちなさいよ!」

キョン「待たん。それじゃあな」

バタン

ハルヒ「あっ……」

ハルヒ「……」

長門「……」

みくる「ふぇ……」

古泉「……」

ハルヒ「なによ…バカキョン…」

古泉「……」

古泉「涼宮さん、非常に言いづらいのですが」

ハルヒ「なによ」

古泉「実は副団長として入部して欲しい人物がいるのです」

みくる「このタイミングでですか?」

古泉「え、えぇ……」

ハルヒ「……ソイツは何か特別な人間なんでしょうね?」

古泉「いいえ、普通の人間です」

古泉「しかしかなりの腕の持ち主なので女性の多いSOS団のボディガードに適役かと」

ハルヒ「へぇ……紹介しなさい」

古泉「かしこまりました。入って来て下さい」

ガチャッ

名護さん「俺は名護啓介だ。よろしく」

みくる「名護さん!?」

ハルヒ「へぇ、なかなか良い男じゃない。……それじゃあ早速お手並み拝見よ!」ブンッ

パシッ

ハルヒ「!!」

名護さん「それじゃあ効かないな。」

ハルヒ「流石古泉君が推薦するだけあってやるわね」

古泉(あの涼宮さんの回し蹴りをいともたやすく止めるとは……さすがですね)

外出先にて暇つぶしはこれまでだ

ID:0CAA9ohVOさんが続きを書いてくれたので、その続きから少しばかりの保守投下を




キョン(さて、教室に着いたはいいが…なんとも気まずいな)

谷口「おうキョン!お前SOS団辞めたらしいな!」

キョン「お前、どっからわいて出た」

谷口「見ろよ、あの団長さんの顔。お前、後ろから刺されるんじゃね?」

キョン「やめろ、それは考えないようにしてたんだ」

谷口「……この度は御愁傷様でした…」

キョン「おいやめろ」

国木田「それにしても、本当に辞めちゃってよかったの?」


キョン「…まあ、ハルヒからしても俺みたいなのがいたら迷惑だろうよ」

国木田「キョン…それ本気で思ってるの?」

キョン「あぁ、違いないさ」

国木田「そっか…。ならいいんだ、まあキョンが決めたことだからね。あ、もう授業始まっちゃうや」

キョン「なんだよ国木田の奴…なんか言いたげだったな…」

キョン(さて……)

キョン「よ、ようハルヒ!」

ハルヒ「………」

キョン(…ですよねー)

ハルヒ「……けは?」

キョン「え?」

ハルヒ「退部届けはってきいてんのよ」

キョン「は…!スマン…昨日は帰ってからスグ寝ちまって…その…」

ハルヒ「……ふん、どうせそんなこったろうと思ったわよ」

キョン「……あぁ…



キョン「その…すまん明日は必ず……」

ハルヒ「………」

キョン(うわぁ、キレてる、すっごいキレてる…)




ハルヒ(よ、良かった!キョンがアホで!まだキョンはSOS団を辞めてない…セーフよセーフ!そうよねキョン!?)

キョン(!…あれ、なんだこの背後に感じる強烈な視線…いや殺気!?)ブルブル

ハルヒ(落ち着きなさいハルヒ、ここからが勝負よ!まずは、昼休みにキョンを呼び出して謝るの!昨日の夜あんな予行演習したんだから、きっと大丈夫!いい?素直になるのよハルヒ!)

ハルヒ「…そうよ…団員の不始末は…私がやらなきゃね…ふふ…ふふふ」ブツブツ
キョン(…OK、ちょっと家族にお別れメール打っとこう…)ブルブル

(昼休み)

キョン(何とか生きてるみたいだが…取り敢えず避難がてら飯に…)

ハルヒ「ちょっと…キョン」

キョン「!?えっと……どちらのキョンさんで?」

ハルヒ「はぁ?何言ってんの?アンタ以外にだれがいんのよ?」ゴゴ

キョン「な、なんだ…?」

ハルヒ「アンタに用があるから…ちょっと体育館裏の焼却炉にきなさいよ…」ゴゴゴ

キョン「えぇ!?何でそんな如何にもな場所に…此処じゃ駄目なのか?用ってなんだ!?」

ハルヒ「此処じゃできないわ…人に見られちゃマズイもの…。ねぇ、わからない?」ゴゴゴゴ

キョン(す、全てはGod knows……)ブルブル

朝倉「ねぇキョンくん!今日日直でしょ?頼まれてたプリントを…」

キョン「あ、朝倉!(助かった!)」

朝倉「え、どうしたの?」

キョン「そうだった、今日は朝倉と一緒にご飯を食べる予定だったんだよな!」

朝倉「え?え!?」

ハルヒ「………」

キョン「という訳でスマンなハルヒ、その件はまたの機会に!さ、行こうぜ朝倉!」ギュ

朝倉(嘘…私…キョンくんに手握られてる…///)スタスタ

ハルヒ「うぅ……バカ…バカ……バカキョン…」グス

見てるよ

キョン「さて、ここまでくれば安心か」

朝倉「急にどうしちゃったの?少し驚いちゃったじゃない///」

キョン「いや、命の危機をだな…」

朝倉「え?」

キョン「…なんでもない。しかし、安心したら腹が減ってきたな」

朝倉「お弁当は?」

キョン「あ、購買……(でも下手に動いてハルヒにあったら……)」

キョン「いや、今日は飯はいらん…」

朝倉「何か知らないけど、訳ありみたいね?」

キョン「…まさか、急に食欲がなくなっただけだ」

ぐぅ~

キョン「!?」

朝倉「ふふ、キョンくんのお腹は正直なのね」ニコッ

キョン「いや、これはだな」

朝倉「今日は私と一緒にご飯食べるんでしょ?いいわ、私のお弁当わけてあげる!」

キョン「そんな、気を使わんでいいぞ?」

朝倉「いいの!私がしたくてしてるんだから!」

キョン「ん?どういうことだ?」

朝倉「あ…違うの…いや違くなくて……///」

キョン「朝倉、お前また熱でも…」

朝倉「い、いいから!スグお弁当持ってくるから待っててね!」クルッ

キョン「あ、朝倉そっちは…」

朝倉「え?……ゴフぅ!」バン

キョン「壁……なんだが」

朝倉「………」

キョン「………」

朝倉「……わざとよ」

キョン「…あぁ…知ってるさ…」

朝倉「………///」タッタッタッ



キョン「なんか忙しい奴だな……」

保守完了

だれか新しい書き手さんお願いします!

4時までに書き手現れなかったら書く

みくる「えと...あの、名護さんって確か素晴しき青空の同好会に参加してたんじゃ...」

名護さん「簡単な事だ、ここのメイドが気に入った。」

みくる「ひょぇぇぇ///」

ハルヒ「ちょっとアンタ!ボディガードってのは口実でみくるちゃんを視姦するためだったのね!!」

名護さん「少し落ち着きなさい、私にそんな趣味は無い。」

古泉「涼宮さん、どうです?彼が去ってしまった今。名護さんはSOS団にとって非常にプラスになるかと。」

ハルヒ「そうね...腹立つけどバカキョンだってみくるちゃんにデレデレしてたんだし...」


ハルヒ「いいわ!特別に三日間だけ入団を許可してあげる!それでアンタのSOS団に対する適正を見るわ!!」

名護さん「言い方が少し気にいらないが言いだろう、この私がボディガードを勤めよう。」

古泉(って言っても何から守るんでしょうか......)

長門「...ユニーク」

あぁ...今になって考えたらさしもの名護さんもハルヒには手を焼きかねんかもなぁ、なんて
溜息まじりに下足ホールを出たところで、どこかで見覚えのある長い深緑色の髪の人影を見つける。

当然、何を隠そう鶴屋さんな訳だが、少しおかしい...本来ならまだ書道部の部室で部活動をしてるはずなんだが...


キョン「えーっと、鶴屋さん?」

すると鶴屋さんはこれが漫画なら確実に『ビクゥっ!』と擬音が付きそうな反応の後、

鶴屋さん「な、なーんだ!キョン君か!いやぁーごめんごめん!それよりお姉さんに何か用かい!?」

キョン「い、いえ、部活はどーしたのかなぁ。。。と思いまして。」

鶴屋さん「あ、あぁ...その事にょろか...」

と、なにやら憂いを帯びた表情で呟いた。

鶴屋さん「実は、最近二年に転校生が来てね?そいつがまた面倒な奴でさっ!ちょっとどうしようか悩んでただけさっ!」

鶴屋さんを悲しめるとはこいつはめちゃ許せん、それより面倒な奴ってどういう事です?

鶴屋さん「いやぁ、その子は隣のクラスの男子なんだけどね、二年全体の女の子にちょっかいかけてる様な奴でさ!」


なに...という事はあれか?我が麗しのマイ(ry にもそいつの魔の手が!?

鶴屋さん「えーと、みくるならまだ大して被害に遭ってないみたいっさ!何でもそいつ曰く
『極上のメインディッシュは最後に取っておく』とかなんとか...」

あぁ、ならよかった...ってちっともよくねぇ!このままじゃ朝比奈さんが!!

???「こんな所にいたのか!お前のいない書道部なんて砂糖の無いコーヒーみたいなもんだ、渋すぎる!」

鶴屋さん「うるさいにょろ!そんな事言って私が逃げた後にも他の子に声かけてる癖に!騙されないにょろよ!!」

???「悪いな、俺は女の子には平等に接するタイプなんだ。どうした?もしかして妬いたか?」
???「お前がその気なら、俺はずっとお前だけを見ているぜ...」

...なんだこの寒い台詞の群れは......こいつは歩く北極大陸か何かか?

鶴屋さん「う、うるさいうるさいうるさい!!!////」

???「お~っと困った子猫ちゃんだ、そこまで照れなくていい。素直な方がお前の魅力を底上げするぜ?」

.........

キョン「あ~、取り込み中すまんがちょっといいか?」

???「何だ?俺にそっちのケは無いんだ用がないなら早いとこ家に帰れ、俺はこの子に用があるんだ」

キョン「アンタが例の二年の転校生か?」

???「ほう、お前1年か?そうか、他学年にまで俺の存在は影響を及ぼすのか!」
???「そうだ、何を隠そう魅惑の転校生,紅音也様とは俺の事だ、近い将来東スポの一面を飾る男だ、覚えておけ。」

なんだこのハルヒを薄めたような薄めてないような奴は...

鶴屋さん「と、とにかく!あたしはあんたみたいなチャラ男には騙されないにょろ!!」

そういうと鶴屋さんは顔をやや赤らめながら校門まで全力疾走していった。

音也「...まったく素直じゃない奴だ、だからこそ燃えるってゆーのもあるが...」

お前は何を言っているんだ。

音也「なんだ、まだいたのか?俺のサインが目当てか?困ったなぁ、生憎ペンは今持ってないんだ、すまんな」

キョン「誰もそんな事頼んどらん...それより、随分と他でも楽しんでるみたいだが、気を付けんと指導室行きだぞ?」

音也「っは!そんな物が怖くて生きてられるか、俺様はなぁ、短く華やかに生きれれば満足なんだ。」

若干十七歳にして随分と達観した人生観だなおい

キョン「まぁいいや、ナンパもほどほどにな。俺は帰る。」

音也「そうしろ、俺は男と語り合うなんてそんな薔薇臭い趣味は無い」

ガチ泉「ふんもっしゅ!!」

みくる「あれぇ?古泉君風邪ですかぁ?」

名護さん「関心しないな、戦士たるもの自己管理を徹底しなさい。」

長門「古泉一樹の体質にここ数日変化はない、おそらく埃が鼻孔に付着しただけと思われる。」

ハルヒ「古泉君は我がSOS団に誇るイケメンキャラだしね!!そりゃ女の子が噂の一つや二つ位するってもんよ!!」

ゲ泉「いやぁ、お恥ずかしいところを...失礼しました。」

名護さん「ところでここはいったい何の活動をするんだ?私はまだ何も聞いていない。」

ハルヒ「あら、北高にいながらそんな事も知らないで来たわけ?」
ハルヒ「我がSOS団の目的はたった一つ!『幽霊や宇宙人やら不思議な物を見つけてそいつらと遊ぶ事よ!!」


名護さん「くだらないな。」

古,み,長「「「!?!?!?」」」

ハルヒ「...ごめんなさい、ちょっと聞こえなかったわ、もう一回言ってちょうだい。」

名護さん「くだらないと言ってるんだ。高校生にもなって、そんな物が存在する訳無いだろう。」
名護さん「もっと世の中の役に立つ事をしなさい。」

ハルヒ「それじゃあバカキョンが生徒会に提出した時の申請書類の説明文と一緒じゃない!!お断りよ!!!」

ハルヒ「何よ!!大体アンタとこの同好会だって似たようなもんじゃない!!」

みくる(凉宮さん...さりげなく認めてる...)

名護さん「失礼な事を言わないで欲しいな、君の幼稚な考えと我々の思想を同じにしてもらっては困る」

ハルヒ「どっちが幼稚よ!!毎日毎日放課後部室で怪しいもん作ってる工作クラブのくせに!!」

古泉(これはあまり宜しくありませんね...)

ハルヒ「もういいわ、今日は帰る。」

みくる「す、凉宮さぁん...ひぇぇ...」

名護さん「放っておきなさい、あの位の年齢は荒れてる年頃なんだろう」

古泉「いったい何歳なんですかあなたは...」

長門「...ユニーク」

古泉「それより、先程の凉宮さんへの発言。些か厳しすぎたのでは?おかげで僕にも急なバイトが入りました。」

名護さん「あれ位でダメージを負うようなヤワな精神力じゃあ団長、もとい指導者は勤まらない。」
名護さん「これは私なりの気遣いだ。」

みくる(なんか違うような......)


パタン...

古泉「では、タイミング良く長門さんが一段落付いたところで今日は解散ですね。私も急がなくてはならないので。」

みくる「はぁい、気をつけてくださいねぇ~」

長門「あなたに...聞きたい事がある」

名護さん「どうした?言ってみなさい。」

長門「ここ数日、この近辺で行方不明者が急増中それに加えて怪物を見た、との情報が多発」

名護さん「...それを何故私に聞く?」

長門「ほとんどの事件現場で北高の制服を着た男性が目撃されている...」

名護さん「...そこからどうして俺につながる?」

長門「その人物が目撃された場所ではおよそ80%の確率で」

長門「多種多様のボタンが落ちている」

名護さん「だからその事件と俺がなんの関係があると言うんだ?納得いく答えを聞かせなさい」

長門「簡単な事、あなたのブレザーのボタンがすべて純正の物ではない、それに。」

長門「あなたが今日部室に来た時、あなたの鞄から不審な音が聞こえた」

長門「まるで、『ちいさなボタンが大量に擦れ合ってる様な音』。」

名護さん「いい加減にしなさい、探検ごっこの次は探偵ごっこか。」
名護さん「君がそれで満足するのは勝手だが、人の気分を害するのは止した方がいい。」

名護さん「...とにかく、彼女も帰ったんだ、私は帰らせてもらう。」

みくる「な、ながとさぁん...あんな事言っちゃってよかったんですかぁ?」

長門「これは極めて異例な事態。凉宮ハルヒとは関係の無い所で何かが動いている。」
長門「今の状況でのイレギュラー混入は非常に危険、そして彼に関しても解らない事の方が多い」




みくる「わ、解らないって、長門さんには情報統合思念体のサポートが...」

長門「この怪物事件の一週間前後から思念体に一部アクセス出来なくなっている」
長門「加えて、最後に思念体とのコンタクトを取ったときに非常に気になる情報を受信した。」

みくる「な、なんなんですかぁ?」

長門「急進派のインターフェースを再び地球に送り込む事が決定した。」

みくる「ひ、ひぇぇぇぇぇえ!!」
みくる「そ、それじゃあ長門さんのバックアップの...」

長門「...恐らく、あなたの考えてる通り。朝倉涼子が再び私たちの目の前に現れる可能性が高い。」

みくる「そ、それじゃあキョン君と凉宮さんがぁ~!」

長門「凉宮ハルヒに置いては懸念事項は少ない、危険なのは彼。」
長門「彼は一度急進派に狙われている、次も狙われる可能性が高い。」

みくる「じゃ、じゃあもしかして名護さんも急進派の内の...」

長門「可能性は高い。名護啓介からはインターフェースの反応が見られない。」

みくる「じゃ、じゃあいったい名護さんって...」

長門「解らない。ただ、急進派と手を組む存在がいないとは言い切れないのも確か。」

みくる「ひょえぇぇぇえ.........」

すいません><ミスです。
>>169の

長門「可能性は高い。名護啓介からはインターフェースの反応が見られない。」    は

長門「可能性は高い。しかし名護啓介からはインターフェースの反応が見られない。」

に脳内保管してください><

長門「あなたはいつでも動けるようにしておいて。私は彼にこの事を伝える。」

みくる「じゃ、じゃあわたしは古泉君にも知らせます!!」

長門「...お願い。」



ピョ~ロロロ~♪(過去編と現在編が変わる時の音)



あぁ、まったく...今日は何時にも増して疲れた気がする、勇気を振り絞ったSOS団からの脱退表明(実際には一時的)
やら謎の女たらし転校生やら...

俺の面倒な事を知らせる虫のnewsセンサーがどうにも反応するのは気のせいだろうか?
いや、気のせいであってくれなきゃ俺が困る。

ここ最近ハルヒの奴は少し横暴過ぎた、それを反省させる為にも&俺の心の休養の為にも、精々今位はゆっくりしたいもんだ。

なんて考えながら家の玄関を開け、我が妹のザクより重いタックルを受けつつ部屋に直行。

キョン「あぁ...それにしても今日はホントに疲れた...いや、今日だけが原因じゃない。」
キョン「度重なるハルヒからのストレスからやっと解放されると感じた体が一斉にリラックスしてしまったんだろう。」


そんな事を呟きながら俺はそのまま眠りについてしまった。

???「..ン君起きて!!晩ご飯だよっ!」

キョン「...ぉが?」

妹「へへへ!『ぉがぁ?』だって!キョン君変なのぉ~」

そんな事を言いながら妹はドタドタと忙しなくおりて行った...

キョン「そこまで情けない声は出してないだろうに...」

とまぁ、いつまでも部屋でうだうだしてちゃあ夕飯に失礼なので、寝起きでまだあまり覚醒しきっていない体を
動かし自分も一回に下りる。

.........

妹「でねー!ミヨキチがねぇ!----!」

口に物を入れながらはしゃぐな、みっともない。それこそミヨキチを見習えってもんだ...

そうこうしている内に俺は夕飯を奇麗に平らげ、中途半端に寝てしまったせいで寝れなくなってしまったこの夜をどう過ごすか

部屋で考えていると、充電中の携帯が喧しく騒ぎだした。

キョン「誰だ...?..!長門か。」
キョン「どうした?何かあったのか?」

長門『あなたに伝えなければいけない事がある。電話では都合が悪い。』
長門『私の家に来ることを推薦する』

キョン「長門が直接言いたいんなら俺は構わんが...何時行けばいい?」

長門『...いつでも。なるべく早い方が好ましい。』


キョン「長門が直接言いたいんなら俺は構わんが...何時行けばいい?」

長門『...いつでも。なるべく早い方が好ましい。』


どうやら俺の虫のnews(ry がフェーズ5に移行したみたいだ。今度はなんだ?

キョン「じゃあ、取りあえず今からそっちに向かうが構わないか?」

長門『大丈夫。なるべく急いで。」


おいおい勘弁してくれ、長門がここまで焦ってるなんて相当だぞ、ひょっとしてあれか。
俺が抜けたせいでハルヒのイライラが頂点に達しまたもや世界崩壊の危機って奴かよ...

...とにかく、今は長門の家に向かうのが先決だな。泣きわめくのは後からでも遅くない。

妹「キョン君どこいくのぉ?」
という妹の声に背中で「コンビニ」と答えた後、自慢の愛機(ママチャリ)にまたがる。

キョン「あぁもう、次からハルヒじゃなく俺の憂鬱ってタイトルにした方が絶対合ってるっての...」

そんな事をぼやきながら長門の家まであと少し、といったところにある公園に差し掛かったときである。

???「ライトも点けずにそんなに急いでどこ行くの?」

キョン「!?」

あぁ、そうさ。忘れる筈がない。仮にも自分を殺そうとした相手だ、一瞬で俺の最強のトラウマが蘇った。

キョン「あ、朝倉!?」

朝倉「よかった、覚えててくれたんだ。忘れられてたらちょっと悲しいなぁって思ってたのよ?」

端から見たらかなり萌えるシチュエーションかもしれんが俺にとっては大ピンチだ。
恐らく長門の伝えたい事とはこの事だったんだろう。でも悪い、もう遅いみたいだ...
そんなことを考えてる俺の頭を覗いたんだろうか。

朝倉「安心して、今の私には前ほど情報操作が出来るようプログラミングされてないの。」

しめた!これならまだ俺にチャンスはある!相手は徒歩、こっちは自転車。
いくら宇宙人とはいえチートが使えないなら俺に分があるはずだ!!

朝倉「でもね...情報操作は出来なくとも、こんな事が出来るようになったのよ?」

そう言いながらニタァっと笑うと、朝倉の顔にステンドグラスをそのままタトゥーにしたような物が浮かび上がった。

キョン「な、なんだよこれ...!」

そうかと思うと朝倉は俺の目の前で何とも形容しがたい異形の存在と化した。

朝倉「どう?奇麗だと思わない?これが今のあたし達急進派インターフェースの新たな力よ。」

例えるならこうだろう、『やたらとグロテスクで人の形と大きさをしたステンドグラスが要所にポイントで入っているスズメバチ』

朝倉「ふふふ、どう?これでもまだ逃げ切れると思う?」

キョン「っっ!」

あぁ、これは積んだな。俺はそう考える事しかできなかった。

朝倉「私言ったでしょ?『それまで凉宮さんとお幸せに』って、もうあなたの残り時間は無いの。」

朝倉「ふふ、なんだかこうしてると懐かしいわね。」
朝倉「でも昔話をしてる余裕は無いの。悪いけど...死んで?」

さようなら、朝比奈さん...あなたのお茶が飲めなくなるのが唯一の心残りです。

そうやって覚悟を決めた時だった...


ズアッッ!!  という音が聞こえたかと思った瞬間。
キョン「!?」

朝倉「きゃ!!!」

怪人ナイフバチ女がふっとんだ。訳が分からん!今度はいったいなんだ...

???「ようやく見つけた...ファンガイア!その命...」


名護さん「神 に 還 し な さ い! !」

キョン「名護さん!!!」

あぁ...やっぱり名護さんは最高だぁ...
しかし落ち着いて考えたら流石の名護さんもこの状況はまずいだろ...

キョン「な、名護さん!確かに名護さんは最高ですけどこれはちょっとやばいんじゃないんですか?」

しかし当の名護さんは古泉のそれとは比較にならない位の爽やかスマイルで

名護さん「君は何も心配しなくていい。さ、隠れていなさい。」

そんなやりとりをしてはいるもののやっぱり朝倉はまだまだ元気な訳で。

朝倉「女の子吹っ飛ばすなんてけっこう野蛮なのね?」

名護さん「......」

朝倉「そんなに怖い顔しちゃ男前が台無しよ?まぁ、どちみちあなた達はここで死ぬから関係ないけど!」

ピポリッ

名護さん「変身!」

イクサナックル「ネ•ジ•リ」

ガショ!

イクサナックル「フ•ィ•ス•ト•オ•ン」

な、なんだこの展開は・・・どうやら俺はとんでもないところに足を踏み入れちまったらしいな・・・


なんてこったい...名護さんがおもちゃで遊びだしたかと思ったら...
名護さんが急に日曜の早朝に出てきそうな輩に変身しやがった!!

朝倉「あ、あなた例の...!!」

イクサ「...ハァ!!!」

名護さんのパンチが朝倉を捉える。

朝倉「っく...!噂は本当だったみたいね...」

イクサ「......」


キョン「...噂?」

朝倉「あら、知らない?仮面の男が夜な夜な怪物と死闘を繰り広げてるっていう...っ!!」

イクサ「余所見をするとは随分と余裕だなっ!」

グアッ!

朝倉「ぐっ...!!!」

名護さんの見事なボディブローが朝倉にヒット。

キョン「仮面...!まさか...噂だけだと思っていたのに実在したとは...!」
キョン「あまりにも怪し過ぎてハルヒすら一瞬で飽きた存在...」

キョン「仮面...ライダー!」

とりあえず一旦ここまで><
こちとら現在、夜の二時半なんだぃ´ω`)

眠さが限界...
このまま書いたら途中で絶対寝る。


つーわけでちょいと反省会をも兼ねて皆さんで罵ってくだSAI!!!
起きた時にスレが残ってたらまた続き書きたいです><
それに生かしたいんで皆さんの気がついたところや要望やら質問やらにお答えしようかと><

ライジングになりなさい!
ラ・イ・ジ・ン・グ!

北アメリカに住んでおられる方ですか?

まあまあよくやった。65点といったところだな。

>>194
ライジングになればもうちょっと書けるのかなぁ...
>>195
現在カナダに留学中ですww
>>198
あ、ありがとうございます!名護さん!!

言っちゃ悪いけど名護さん面白くない
ID:jVnilD6fOのがまた読みたい

>>200
すいませんでした。
完全に見切り発車だったのでお見苦しいところばかりでしたが、精進します :(

元ネタがわからんかった…

>>202
去年やっていた、仮面ライダーキバの迷キャラクター、名護さんですw
どなたかが解説を入れてくださってたかと。。。


あぁ、、、、そろそろ限界なんで寝ます。
明日にでも単独スレ立てたいな!

みんなおやすみ!!

イクサ「ライダーキックッ!」

ドゴッ!

朝倉「そんなんで私を殺れると思ってるの?」

ドガッ!

イクサ「うっ」

キョン「名護さん!」

イクサ「闇より封印を解かれよ ニンジンソード!」

キョン「あれは ニンジンソード!」

朝倉「ニンジンソード?」
朝倉「ただのニンジンじゃない そんなもので何が出来るっていうの 気でも狂ったのかしら まぁ良いわ 死になさい」

ザシュッ!

>>94
放課後

キョン「さて、今日も今日とて団活、っと・・・」

古泉「どうも」

キョン「よお。なんだ、今日はチェスか?」

古泉「ええ。たまにはこういうのも良いかと」

キョン「へっ、今日も負けんぞ」

古泉「こちらこそ、そろそろ勝利の美酒を味わいたいですから」

キョン「うーむ、やはりここが勝敗の分かれ目だったか・・・」

古泉「ええ、気づかれないかと冷や汗ものでしたが、上手くいきました」

キョン「今日は完敗だな、してやられたよ」

古泉「ありがとうございました」

長門「」パタン

ハルヒ「じゃあ帰るわよ」

朝比奈「はぁい」

キョン「ん・・・?どうやら教室に忘れ物をしたらしい。」

古泉「おや。大丈夫ですか?」

キョン「取りに行くから先にみんな帰っててくれと伝えてもらえるか」

古泉「わかりました」

廊下

キョン「我ながら定期を忘れるとは大失態も良いところだな」

・・・! ・・・!

キョン「・・・ん?教室の中から・・・声・・・?誰か残ってるのか・・・?」

・・・っ! ・・・っ!

キョン「なんだ・・?」

キョン・・・くんっ・・・! キョンくぅん・・・!

キョン「俺?なんなんだ、いったい?尋常じゃない感じだが・・・」

ソローリ

キョン「ドアが少し開いてる・・・これなら中が・・・」

鶴屋「キョンくぅん・・・キョンくぅんっ!」

キョン「あ、あれは・・・鶴屋、さん・・・?」

鶴屋「キョンくん、キョンくん・・・!そこぉっ・・・そこ良いにょろ・・・!」

キョン「う、嘘・・・だろ・・・」

鶴屋「はうぅっ・・・ちょっと・・・つ、強いにょろ・・・でも、止めない・・・で・・・っ」ハァハァ

キョン「あの鶴屋さんが、俺の机の角に・・・こすりつけてる・・・」ゴクリ

鶴屋「・・・はぁっ・・・ふぅ・・・んぁっ・・・い、いいよ・・・気持ち・・・いい、よぉっ・・・キョンくぅんっ!」

キョン「あんなに、気持ち良さそうに・・・」

あ、キョンがSOS団辞めた設定だったのにおかしいな、これじゃ。
>>210-213はなかったことにしてくれ。

イクサ「ニンジンソード・・・ 開!」

朝倉「死になさい」

ザシュッ!

朝倉「うっ」

朝倉「何で?何でなの?」
イクサ「闇夜を切り裂け ニンジンソード!」

ザシュッ!

朝倉「うっ 私の負けね・・・ ニンジンごときに殺られるなんて・・・」

朝倉「キョン君、良かったわね 延命出来て でもいつまた私みたいな急進派が来るか分からないわよ そのときまで涼宮さんとお幸せにね」

サラサラサラ

何か書きたいんだがどこから書けばいい

>>219の続きから

名護さんは変身させる気が無かったのにいつの間にかバトル展開になっていたでござる

ほす

キョン「だが正直助かった…。良い奴だな、朝倉は。どっかの団長さんにも見習ってもらいたい位だ」

キョン「………」

キョン「しかし、これで今日から帰宅部に逆戻りか……家に直帰するなんて久し振りだな」

長門「学校が終わったら、一緒に私の家にきてほしい」

キョン「おいおい、またハルヒが何か……って長門!?いつからいたんだ!?」

長門「朝倉涼子が壁に体当たりしたのは確認した。あの行動は不可解」

キョン「なに、俺もわからんから気にするな」

あ、>>150の続きで

長門「とにかく、今夜は私の家へ。凉宮ハルヒは現在非常に不安定な状態にある。
早急な処置が必要」

キョン「一緒にって、お前らは団活があるだろう」

長門「その心配はない。先程、凉宮ハルヒから今日の団活中止を伝えるメールがきた」

キョン「…用件は了解したが……今となっちゃ俺はSOS団じゃ……」


タッタッタッ

朝倉「お待たせキョンくん…って、長門さんもいたの!?」

長門「……そう」

キョン「あぁ、たった今偶然な」

朝倉「……ふぅん…まあいいわ、食べましょ!」カパ

キョン「おぉ!なんか本格的だな」

朝倉「お口に合うといいんだけど……///」

長門「大丈夫……なかなか美味」モキュモキュ

朝倉(何でお前が食ってんだよ)

長門「………」モキュモキュ

(放課後)

キョン「さて、この後長門の家に行くんだったな……」

キョン(それにしても…ハルヒの奴あれから帰ってこなかったみたいだが)

みくる「あのぅ…キョンくん、ちょっといいですかぁ…?」

キョン「朝比奈さん…ええ、構いませんが」

みくる「あのぉ、そのぉ」

キョン「ハルヒ、ですね?」
みくる「はい、そのことでお話が……そのぉ…良ければ今から二人っきりで…」モジモジ

キョン「丁度良かった、今からその事で長門の家に行くんですよ。一緒にどうです?」

みくる「………ふぇ?」

キョン「…あれ、駄目でしたか?」

みくる「ふぇ、そんなことないですよぉ~…是非…(うぅ、長門さんに先越されちゃいましたぁ~)」

キョン「そうですか。じゃあ早速長門と合流しましょう!」

みくる「……はい」


キョン「というわけで、朝比奈さんも一緒に来てくれることになった」

長門「……そう」

みくる「ふふ、お邪魔しますぅ」

長門「………」イラ

キョン「さて、行くか」

長門「……貴女は呼んでいない」ボソ

みくる「うふふ、用件は同じみたいですから」ボソ

長門(……彼のケアは私が)
みくる(キョンくんのケアは私がしなきゃ…)

キョン(会話ねぇなぁ…)

(長門の家)

長門「待ってて今お茶を」

みくる「あ、お茶なら私が淹れますよぉ……慣れてますから」

長門「しかしあなた達は客人、ここは私が…」

キョン「あぁ、まあお茶は後にして取り敢えずハルヒの件を先にしないか」

長門「……貴方がそう言うなら」

キョン「とはいえ、聞くまでも無さそうだがな」

長門「凉宮ハルヒの精神を著しく乱している原因は明白、あなた」

キョン「だが、これだってどうせハルヒが望んだことなんじゃないか?」

長門「それは違うと思われる」

キョン「そうか?現にハルヒが言ってたことじゃないか。やっぱり、あいつは俺が嫌なんだよ…」

みくる「キョンくん……本気でそう思ってるんですか…?」

キョン「…え?」

長門「あなたは……鈍感」

みくる「何で気付いてくれないんですか…凉宮さんだって…わ、私だって…」

長門「!?朝比奈みくる、それ以上の発言は…」

みくる「キョンくんのことが好」

ガチャン

朝倉「やっほー長門さん!カレー作ってきたわよ!」

キョン「うぉお!朝倉、驚かすなよ!」

みくる「……」

朝倉「え!?何でキョンくんがいるの!?」

長門「あなたは優秀。流石私のバックアップ」

朝倉「???」

みくる(ふぇ~私もう少しでとんでもないことを…)

キョン「で、なんで朝倉が長門の家に?」

あさくら「じつはおなじまんしょんにすんでるの」

きょん「へー、なっとく」

朝倉「それより、何でキョンくんが居るのよ?」

キョン「実は、ハルヒのことで少しな」

長門「あなたは今すぐSOS団に戻るべき」

キョン「だから、恋愛もしたことないような面汚しはいらないって、ハッキリと言われたじゃないか」

朝倉「あれ?ちょっと待って、それじゃあ長門さんも駄目じゃない」

キョン「…長門が?」

朝倉「そうよ。長門さんだって誰とも付き合ったことないじゃない」

長門「………」

キョン「そうなのか長門?」
長門「……そう」

キョン「おいおい、なんだってまたそんな嘘を……って、ハルヒの前だから使用がないか」

長門「………違う……書いてあった」

キョン「?」

長門「…この本」

朝倉「あら、これ私が長門さんに貸した本ね」

長門「ここのページ。他の異性に気があるフリをして、相手の嫉妬を煽る」

朝倉(この子…そんなテクニックを…)

みくる(ふぇ~それバラしちゃ駄目ですよぉ~)


長門「それを実行した…貴方に」

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