つかさ「ちくしょうかがみちくしょう」(1000)
いつもお姉ちゃんばかりチヤホヤされてばかり………
こなたとか言う雌豚はお姉ちゃんばっかりかまいやがってちくしょう……
おねえ………いやかがみ覚えておけちくしょうかがみちくしょうちくしょう
かがみ「アンタ………どしたの?さっきから何ぶつぶつ独り言言ってるの?」
つかさ「ちくしょうかがみちくしょう………ちくしょう………」
かがみ「大丈夫?どこか痛いの?………横になった方が良いんじゃないの?……」
つかさ「………別に」
かがみ「………?」
こなた「おっはよーかがみー!」
かがみ「おーすこなたー」
ちくしょうこなたちくしょう、私に挨拶は無いのかこら、髪無駄になげぇんだよ
その邪魔くさいてっぺんのチョロ毛ひっこぬいてやろうかちくしょうこなたちくしょう
こなた「………ん?どしたのつかさ?」
つかさ「え?………あはは、何でもないよ。おはようこなちゃん」
こなた「おはよ~」
くそ………まぁ良い、今日はちょっと作戦があるからな
涙目になったお姉ちゃ、いや、かがみ畜生の表情が今にも想像できる
こなた「それでさぁ、まーた昨日先生がネトゲに出没したわけよ、三日連続だよぉー?」
かがみ「アンタも三日連続でネトゲやってんじゃないの」
こなた「良いんだよ私は~。社会人になったら流石の私もやらないよぉ~」
二人っきりで会話しやがって………私が入る隙が全く無い
登校時は決まっていつもこうだ、かがみとこなたが二人でずっと話続けて
その二人の後をトボトボと私が着いて行く。………何でこんなに空気なのよちくしょう
つかさ「ね、ねぇこなちゃんさぁ」
こなた「え?何?」
つかさ「マンカスくせぇんだよビッチ」(昨日の宿題どうだった~?)
こなた「え………?」
かがみ「………つかさ………?」
しまった………!やっちゃった!
間違えて本音を口に出しちゃった!!
これからじわじわ虐めるつもりだったのに!
かがみ「………???」
つかさ「………」
こなた「えっと………よく聞こえなかったんだけど………」
つかさ「あはは、昨日のマンゴーの残りカスがくさくってさぁ~」
こなた「え?………あ、あぁ………アハハ」
かがみ「………」
OK,かがみには全く不審に思われてない。
やっぱり私は、こういう機転を利かすのが上手いと思う。
そこら辺のマンカスビッチとは、その辺りが違うのを周りの人は理解してくれないから困っちゃうよ。
お昼の時間、いつもの用に四人で机を囲んで食べる。
今日はこの時間の為に、かがみ畜生の弁当に細工してやった。
ヘヘッ、ざまぁみろ!!!!バカがみ!!!!!!!!!
かがみ「………あれ………何これ………」
つかさ「 え? ど う し た の ? お姉ちゃん」 ニヤニヤ
かがみ「お米だけなんだけど」
つかさ「わーwwwwww本当wwwwwwだwwwwwwどんだけーwwwwww」
こなた「かがみドジだなー、お弁当それ一個だけなの?おかずのお弁当ないの?」
かがみ「うん、これだけだけど………おっかしいなぁ………お母さんが何かしたのかなぁ」
つかさ「ひゃーwwwwwwこりゃ大変大変wwwwww」
かがみ「つかさのはちゃんと中身入ってた?」
つかさ「もちろんだよwwwwwwもちろんwwwww」
かがみ「そっか、ならいいわ。ちょっと購買で唐揚げかってこよー」
つかさ「いってwwwwwwらwwwwwwっしゃいwwwwww」
まずは第一歩………あのかがみ畜生に復讐の第一歩だよ!!!!
みゆき「わー、つかささんのお弁当おいしそうですねぇ」
つかさ「うん、頑張って作って来たんだーwwwあとおっぱい触らせて」
みゆき「おkwwwwww」
こなた「い、いきなり何言い出すの、かがみ?」
かがみ「私、あんたのことが好き!だからあんたのウンコが食べたいの!」
みゆき「か、かがみさん、落ち着いてください」
つかさ「そうだよ~、それにこなちゃん、今ウンコ食べてるのにコロネの話とか・・・」
みゆき「つかささんも落ち着いてください、逆です逆」
つかさ「あ、あれ・・・?」
かがみ「うるさいうるさいうるさい!いいから黙ってなさい!私は何が何でもこなたのウンコを食べる!」
こなた「ひいいいっ」
私はゆきちゃんは好き。将来きっとゆきちゃんのお嫁さんになるよ。
何故好きかってでしゃばらないし、私と同じ空気だから。
それに比べてバカガミのやろう………
かがみ「いやぁー、何だか最近目がしばしばする」
こなた「ほっほー、眼鏡ッ子のかがみも中々よさそうですなぁ」
かがみ「まーたそういう話にもってくんだから」
この野郎うるせぇんだよ………ちくしょう、調子にのりやがってぇ………!
帰ったら覚えておけっ!!!
かがみ「ただいまー………あれ?………お母さんは?」
つかさ「さぁ」
わざと素っ気ない返事をする。ふふん、良い気味。
かがみ「買い物でも行ってたかな………あ、そうだつかさ」
つかさ「………何?」
かがみ「私さぁ、ほしい本とかいろいろあるから一緒に買い物いかない?」
つかさ「………私はいいよ」
かがみ「………そっか。そんじゃあ私行ってくるね」
つかさ「………」
ゴクリ………
これはもう二度と無いチャンス!!!!
今のウチに何か仕掛けてやらなきゃ………でも何仕掛けようかな………
お姉ちゃんのベッドに虫でも入れてやろう!!!!決まりっ!
さっそく虫取りにいくよ!
うーん………中々虫はいないなぁ………
私がノロマだからとれないのかなぁ………
ノロマ………トロイ………
ちくしょう!自分で認めてどうするの私!私はとろくない!とろくない!
虫くらい、沢山取るんだからね!………そりゃ、小さい頃、かがみと虫取り勝負して
負けたことはあるかもしれないけど、今の私は違うんだよ!!!!!!ちくしょうかがみちくしょう!!!
本人が居ない時にまで私の障害になりやがって!!!
つかさ「えいっ!!!えいっ!!!!!」
ちくしょう!!かがみちくしょう!!!虫くらいとるんだから!
………何だか自分がもの凄い惨めになる。別に周りは私とお姉ちゃんを比べるなんてことは
しなかったけど、それでもやっぱりコンプレックスは出来る。ジレンマっていうか………
もう!!!虫はいいや!くだらない!本当の私の凄いところは他に沢山あるんだから!
成績だって最近上がってきたもん!!!!!ちくしょうかがみちくしょう!!!ばかがみ!!死んじゃえ!!!!!!!!
…………虫に刺された………痒いなーもう
なんで私がこんな目にあわなくちゃいけないの。
虫さされの薬どこー?…………お父さんがよく使うから、どっか違うところに置いちゃったのかな
そうしているとかがみが買い物から帰ってきた。
かがみ「ただいまー………あれ?………つかさー?」
つかさ「………何」
かがみ「あー、居たのか。何か静かだったから気づかなかったよ」
つかさ「ふぅん………」
かがみ「………腕のとこかきむしっちゃったの?真っ赤だけど」
つかさ「………別に」
かがみ「虫刺されかなー。最近暑くなったからねー。ちょっと待ってて」
つかさ「虫刺されの薬無かったよ」
かがみ「え?あるわよ?お父さんが使ってこっちの棚の上に目立つように置いたんだけど、気づかなかった?」
つかさ「………」
ちくしょうかがみちくしょう!!!こんなどうでもいいことでも私をバカにしやがって!!!最低!!!
私が気づかなかったからって鈍いって言いたんだ!昔っからこうだったよ!!!!!ふんっ!!!!
かがみ「ほい。次からは掻きむしっちゃ駄目よー。」
すぐ子供扱いしやがって!!!ちくしょう!!!!!!!!!
かがみ「あ、そうそう。これ、ケーキ!二人分買ってきたから見つかる前に一緒に食べよー」
つかさ「………いまあんまりお腹空いてないから………」
かがみ「え?そうだったか。………うーん、そんじゃ、つかさの分は冷蔵庫にいれとこ。後で食べなね?」
つかさ「………」
かがみ「あー、でも姉さん達が帰ってくると勝手に食べちゃうから早めにしといた方がいいよ~?」
つかさ「………」
かがみ「………?………どしたのつかさ?………最近元気ないけど」
つかさ「………別に」
かがみ「あ、ちょっとつかさ!どこ行くの!」
もう嫌だ!いつまで私はかがみと顔を合わせて暮らしていかなきゃならないの!!!
こんなんだったら高校は違うところ受けておけばよかった!!!!!お父さん達がいけないんだよ!!!
どうせ受けるならかがみと同じ難しいところに挑戦してみろって言うから!!!!!!!!!!!!!!!
もうどうなっても知らないから!!!!!!!
かがみ「もしもし………こなた?」
こなた「もしもしかがみ~ん、どしたの~?」
かがみ「あのさぁ………つかさそっちに行ってない?」
こなた「へ?つかさ?」
かがみ「何かさぁ、よくわからないんだけど、私怒らせちゃったかも………」
こなた「??………なんかしたの?」
かがみ「………分からない………けど、私と話してる時に急にどっか行っちゃって………」
こなた「………勘違いじゃないの~?つかさっておっとりしてるし、そんなすぐカッカするような子じゃないでしょ」
かがみ「………それはそうなんだけど………最近様子が変だったから………」
こなた「………う~ん、そのウチ戻ってくるんじゃない?まだ9時だよ?」
かがみ「うん………」
こなた「普段姉妹喧嘩するの?」
かがみ「いや………つかさは大人しいからそんなのしたこと無いけど………」
こなた「んじゃー平気でしょ~。高校生にもなれば秘密の一つや二つも出来るって~」
かがみ「秘密………?彼氏とか?」
こなた「ウッヒ、そうかもしれないよぉ~?」
かがみ「それはそれである意味ショックだわ………」
こなた「アハッ、先越されちゃね~」
かがみ「………うん、まぁ私の思い過ごしかも。悪かったねこなた」
こなた「ほいほ~い」
つかさ「もう!もう!!!バカ!!バーカ!!!かがみのバカ!!死んじゃえ!!!」
私は行く当てもなくそこら辺をふらふらと彷徨って居た。
だけど意味も無く歩いていても、そこは一度はかがみと通ったことのある道ばかりで、
かがみと歩いた時のことを思い出してしまい、更にイライラはつもる一方だった。
あーもう!!!何で私たちだけ双子で生まれてきちゃったんだろ!鬱陶しいなぁ!!!!
お姉ちゃん達が羨ましいよ!!!あーもうもう!!!!!!!バカバカバカバカ!!!!!!
かがみに何かで見返そうと頭を動かしても、かがみに勝てる要素が私には無いことを再認識させられるだけで、
自分への失望やら、かがみへの嫉妬やらで、私の心は複雑に絡まり合っていた。
どうすればいいのかなんて私には分からないよ………
ちんけな嫌がらせなんて、成功したとしても惨めな気持ちに襲われるだけだから、あんまりやりたくない。
このまま一生、私はかがみの影で暮らしていかなきゃならないのかな………
とぼとぼと歩いて歩いて、私はまた自分の家の近くまで戻って来てしまった。
結局最後に行き着く場所がこのウチになってしまう私に対して、悪い感情が体の底からふつふつと滲み出る。
家にはもうちょっと時間をかけて帰ろう………だってまだ帰りたくないもん…………
自分の家に背を向け、歩きだそうとすると、雨がポツポツと降って来た。
空は黒く月も星も見えず、雨粒が次々と服を濡らし、私は空を見上げた。
おしよせる雨に私の気持ちは完全に潰されてしまった。…………何なんだろうなぁ………私って………
黒い空を見上げ、顔で雨粒を受けてぼーっとしてると、後ろから誰かが駆けてくる足音がした。
みさお「お、おらあとんもねーものみてしまっただ・・・」
寝る
お前ら兄弟か?
裸で待機
つかさ「奥義!…なんか違うな、奥義~!!奥義~!!」
かがみ「なにやってんの?つかさ」
つかさ「ゲームキャラクターのモノマネ~」
つかさ「たえとぅー!心の痛みを知らぬ者め!奥義!!ボイドエクストリーム!!!!」
かがみ「あぁ、ベリナスか。使えないから最初に転送しちゃうよね(笑)」
つかさ「だからといって!!」
本当に寝たのか(´・ω・`)
ほ
かがみ「つかさ?………つかさー!!!!」
つかさ「………」
かがみ「………何やってんのよ!ずぶ濡れじゃない!ほら、あんたの分の傘もあるから」
つかさ「………」
きっと私を探すだけの為に外に出かけたに違いない。
雨が降ってきたから、出来の悪い妹は今頃困ってるに違いないやれやれしょうがないなってことでしょ?
分かってるんだから!!!!そんなことして自分が上だってことを私にすり込もうとしてるんでしょ!!!!!!
ちくしょう!!!!!かがみちくしょう!!!!!!!!!!酷い!!!!!!
かがみ「どうしたのよアンタ………どこか悪いの?」
つかさ「………」
かがみ「何か最近あんた変よ………何か悩み事でもあるの?」
つかさ「………」
かがみ「………つかさ………」
ヤバい眠い
かがみ「………あははは、そうだよね、つかさも私に言えないことくらいあるわよね」
つかさ「………?」
かがみ「………いや、ごめんね、鬱陶しかったかな………」
つかさ「………」
何だ、自分で分かってるんじゃない!そうだよ!かがみは邪魔なの!鬱陶しいの!!!!
私が何をしようとしてもいちいちかがみの影が私に付きまとうの!!!もううんざりなの!!!!
だから分かったなら一刻も早く私の目の前から消えてよね!!!!!!!!!
かがみ「………ほら、傘だけでも持ってきなって」
つかさ「………」
かがみ「お父さん達には私が何とか言っとくからさ。何してるか知んないけど、ほどほどにしなさいよ?」
つかさ「………帰る」
かがみ「へ?」
つかさ「家に帰る」
どうせここでまた家に帰らなかったらかがみに変な弱味でも握られたような感じになって
いい気はしない。もうどうでもいいや。今日は寝よう。かがみなんかしらないけどもう家に帰ろう。
私が家に帰ろうとふらふらと歩きだしたら、かがみが急に私の腕を掴んで来た。
かがみ「ちょ、つかさ!待ってよ!」
つかさ「………痛いなぁ、離してよ」
かがみ「何!?私が気にくわないの?」
つかさ「………」
かがみ「言いたいことがあるならハッキリ言いなさいよ!」
つかさ「………」
かがみ「ねぇ!つかさ!」
つかさ「………うるさいな」
かがみ「うるさいとかそういうことじゃないでしょ!」
つかさ「………アンタなんか………」
かがみ「………え?」
つかさ「………アンタなんか………死んじゃえば良いんだ………」
雨がいっそう激しくなり、私はますますずぶ濡れになった。
一方でかがみは、雨が激しくなったおかげで、傘をさしていても靴やスカートが濡れ始めているのが見えた。
かがみが黙りこくったせいで雨の音だけがやかましく私たちの耳に届いた。
かがみ「………」
つかさ「もう帰るから。そこに居たいならいつまでもそこに居れば」
つかさ「ただいま~………」
いのり「つかさ!………こんな遅くまで何処行ってたの?」
つかさ「あはは………ちょっとね………」
いのり「かがみは?一緒じゃないの?」
つかさ「さぁ………知らない」
いのり「つかさねぇ、遅くなるならなるで連絡くらいしたらどうなの?」
つかさ「………ごめんなさい」
いのり「気をつけなさいよ、今日はちょうどお父さんとお母さん遅くまで出かけてるから良いけど、居たらかなり怒られてたわよ?」
つかさ「………うん」
いのり「全くそんなずぶ濡れになって………今お風呂沸かしてるから、それ服脱いでタオルで拭いておきな」
つかさ「………うん」
いのり「かがみにもメールしとかなきゃ………放っておけば帰ってくるって言って止めたんだけど、傘渡しに行くって言って聞かなかったから、あの子」
つかさ「………」
いのり(長女)とまつり(次女)の絡みって見たことないから適当に書いてるからそこら辺は勘弁してくれ
つかさ「…」
が
レッド「…」
に見えて仕方ない
コンプレックスでネガティブに染まりきった子は大好物です
かがみ「………」
いのり「あ、かがみ。お帰り~。何かつかさ一人で帰って来たわよ」
かがみ「………うん」
いのり「………? あなた達二人揃って元気無いね、何かあったの?」
かがみ「え?い、いや何も無いけど」
いのり「………そう」
かがみ「つ、つかさは?お風呂入ってるの?」
いのり「うん。後でかがみも入りな」
かがみ「うん………」
風呂から上がって、かがみが何か私に話しかけそうな雰囲気だったけど
すぐそっぽ向いて部屋に行ったら何も話しかけてこなくて良かった。
今話かけたら、きっとまた態度が表に出ちゃうもんね。
落ちつかなきゃ私。もうやることは一つしかないんだから。頑張ろう。
宿題やってもう寝よう。………て言っても宿題出来るかなぁ………。
鞄から教科書やノートを取り出そうとあさっている時、かがみがドアをコツコツとノックした。
かがみ「つかさ?………入るよ?」
つかさ「………」
かがみ「あのさ、つかさ………」
つかさ「………何」
かがみ「………私のこと怒ってるの?………」
つかさ「怒ってないよ?」
かがみ「でもさっき………」
つかさ「どうしたのお姉ちゃん?お姉ちゃんの方こそなんだかおかしいよ?」
かがみ「………」
つかさ「ちょっと宿題やるからいいかな」
かがみ「あ、じゃ、じゃあ手伝おっか?今日のとこ難しいでしょ?」
まただ………また私をバカにするんだ!!!!!
私がイライラするの知っててわざとこんなこと言ってくるんだ!!!!そうだ!!!!絶対そうだ!!!
最低!!!いくら勉強出来てしっかりしてるからってこんな嫌味な人間最低だよ!!!!!!!!!!!
ちくしょう!!!!!かがみちくしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!
つかさ「あのさぁお姉ちゃん」
かがみ「え?何?」
つかさ「このくらい出来るから、向こう行っててよ」
かがみ「………あ、そっか。うん、ごめん」
ちくしょう………かがみちくしょう!!!!!!!許さないんだから!!!
絶対に許さないんだから!!!!かがみちくしょう!!!ちくしょうちくしょう!!!!!
頭が燃えそうなくらいに熱くなり、怒りで顔が赤くなってるのが自分でも分かる。
明日も学校だ…………絶対に仕返ししてやるんだから………
朝、かがみより早く起きて支度をして一人で出かけようとしたのに
かがみと同じ時間に起きただけだった。うぅ………何でこんなに朝起きるの早いんだよぉ………
二人で歩いている時、かがみは私が不機嫌なのだろうかと様子を伺っているようだった。
実際はただ不機嫌なんじゃなくて、かがみを見返す算段を考えているだけだったのに。
こなた「おっはよーかがみーん」
かがみ「おっす、こなた………」
こなた「おや、かがみん元気ないね」
かがみ「え?………そ、そんなことないわよ」
つかさ「………」
こなた「おーつかさ~!元気だったかー!あんまり心配かけてはいけませんなぁ」
つかさ「へ?………何のこと?」
こなた「ん?………あー………いや、こっちの話だよぉ」
つかさ「??」
かがみ「ちょ、こなた」
こなた「あいやははは、いや、うん、大丈夫大丈夫。分かってるって」
相変わらず危なっかしいんだからこなたは………
私がつかさのことで電話を入れたなんてつかさに知れちゃったら、また怒らせちゃうかもしれないじゃない。
………何で怒ってるのかは分からないんだけどさ………
私何したんだろ………つかさを怒らせるようなこといつしちゃったのかな………
つかさの方を見ると不機嫌なんだかただボーっとしてるだけなのかよく分からない。
ただ………昨日言われたことは、私は鮮明に覚えている。
今までずっとつかさと一緒だったけど、つかさは私のこと、ずっとあんな風に思ってたのかな………
こなた「あ、アハッ………いや~何て言うかさ………」
つかさ「………」
かがみ「………」
こなた「(気まずいのうwwwwww気まずいのうwwwwww)」
休み時間
こなた「かがみん!ちょっと」
かがみ「あれ?こっちに来るなんて珍しいじゃないこなた」
こなた「いやぁー、朝のことなんだけどさぁ。………ガチで喧嘩中ですかい?」
かがみ「………喧嘩って言うか………私もよく分からない」
こなた「いつもつかさ大人しいから分かりにくいけど、確かに何か変だったねぇ」
かがみ「やっぱりそう見えるんだ………」
こなた「よーしじゃあ今週どこか遊びに行く?気分転換も出来れば少しは落ち着くかもしれないよ?」
かがみ「………つかさ来るかなぁ………」
こなた「なーにまかしとけってぃ!私が何とかしてみせるよ~」
かがみ「こなた………」
こなた「フヒッwwwそんじゃあつかさにも言っておくね。なるべく刺激しないように」
かがみ「うん………」
帰り道、何か知らないけどかがみは委員会がどうのこうので一緒に帰れないらしい。
久しぶりに鬱陶しいのがいないよ!!!自由だよ!!!!!
こなた「ねぇねぇつかさつかさー」
つかさ「………」
こなた「おーい」
つかさ「………え?………こなちゃん?」
こなた「私です」
つかさ「えっと、どうしたの?」
こなた「ちょっとさぁ、定期テストも終わったばっかりだし、どこか遊びに行かない?」
つかさ「へ?………あはははは、そだね。それもいいかもしれないね」
こなた「まだどこ行くかは決めてないんだけどさ、私とつかさとかがみとあと他の誰かで行こうと思うんだよね」
つかさ「………ふぅん」
こなた「つかさも来るでしょ?」
つかさ「………えっと」
こなた「はいけっってーい!いやぁたまには出掛けるのもいいよねぇ、気分転換って言うか?世界が広がるっていうか?」
つかさ「………うん………」
こなた「フヒッwwそんじゃ、かがみにもよろしくねー」
つかさ「え?………それはちょっと………」
こなた「ん?なんだい?」
つかさ「私最近忙しいからあんまりお姉ちゃんと話さないし………」
こなた「なーに言ってんの、同じ家にいるんだから話す機会くらいあるじゃ~ん。それと私はバイトだからかがみにはメールでもいいからちゃんと伝えておいてね」
つかさ「……………」
こなた「そんじゃあね~!ばいば~いつかさ~」
つかさ「ちくしょう………こなたちくしょう………」
ピンク「ちくしょう………>>1ちくしょう………」
背景コンビ「ちくしょう・・・背景ですらないのか・・・」
かがみんは打たれ弱そう
こんなことあったらすっごく悩んでどうしたらいいかわからなくて俺に泣きついてくるに決まってる
こなた「あ、もしもし?みゆきさん?」
みゆき「はい、なんでしょうか泉さん」
こなた「あのさぁ、みゆきさん今週暇~?もし暇なんだったら遊びにいかn」
みゆき「暇じゃないです」 ガチャッ
こなた「さーてどうすっかな」
こなたのちくしょう………かがみと話したくないよぅ………
………さりげなく話せば良いかな………でもどうしよう………
うぅ………遊びには行きたいしなぁ………
そんなこんなで迷ってたら、かがみが帰ってきたよ、ちくしょう
かがみ「ただいまぁ~」
つかさ「………おかえり」
かがみ「はぁ、疲れたぁ~………」
つかさ「あのさ、お姉ちゃん」
かがみ「え?な、何?」
つかさ「こなちゃんが週末どこか行かないかっていってたけど、お姉ちゃんも来る………?」
かがみ「え?………あ、うん。行くよ」
つかさ「………そっか………」
かがみ「あ、あはは!こなたって本当に急だよねぇ~、いきなり言いだすんだからさぁ~」
つかさ「うん………」
かがみ「他にも誰か誘うの?」
つかさ「それは分からないけど………」
かがみ「じゃあ私あいつらでも誘ってみるかな」
つかさ「………」
そうだ、私はゆきちゃんを誘おう!
ゆきちゃんが来ればバカがみの畜生がいても楽しいよ!!!
ずっとゆきちゃんと話してればどうせかがみはあのチョロ毛としか話さないもんね!
ついでにゆきちゃんのおっぱい触らせてもらおう
こなた「昨日さぁ、みゆきさんに電話したんだけど断られちゃった………」
つかさ「!?」
かがみ「あー、みゆき歯医者とか言ってたな。まだ虫歯治してないってさ」
つかさ「………」
こなた「………どしたのつかさ、何か震えてるけど」
つかさ「…………ふーっ………ふーっ………」
かがみ「………??」
つかさ「ふーっ!!!ふーっ!!!!!!!」
ちくしょうみゆきちくしょう!!!!来ないのかよ!!!!!!
もう何か嫌になってきたなぁ………このままじゃチョロ毛とバカがみと三人だよぅ………
トイレに行こうと廊下を歩いていたら、浅黒い女に呼び止められた。
浅黒い女「おぉ~い!柊の妹~!」
つかさ「………??」
誰だっけか………この人………
あのバカがみと同じクラスの………なんだっけ?
たまに一緒に居るのを見かけるんだけど………
みさお「みさおだってば!いい加減名前覚えろよなぁ」
つかさ「あはは、ごめんね」
みさお「ったくもー………あー………なんだっけ」
つかさ「?」
みさお「ああそうだ思い出した。私も週末一緒に遊びに行くからよろしくな!」
つかさ「………あ、う、うん。よろしく」
みさお「で、どこ行くんだ?」
つかさ「さぁ………それはこなちゃんが決めると思うけど………」
みさお「あのちっこいのか~。分かった。ほんじゃ決まったらかがみにでも聞けば良いか!」
つかさ「うん」
みさお「おっけー。ほんじゃな~!」
つかさは火病なのか…
うぅん………何だかあの人とははあいそうにないなぁ………
ってか何処に行くつもりなんだろう、チョロ毛め………
いつだったか連れてかれたコミケとかまたそんなんじゃないのかな………
でもまさか、さすがに今はやってないよね………あんな臭いの………
何だか不安になってきたのでチョロ毛に直接聞くことにした
つかさ「ね、ねぇこなちゃん、どこ行くか決めたの?日下部さんも行くって言ってたよ」
こなた「アハッ、まかしといて~!」
つかさ「遠いところなの?」
こなた「いやぁ、そうでも無いよ?まぁそれは当日のお楽しみってことで!」
つかさ「え~」
こなた「ああ、あと動きやすい服できてね。汚れても良いようなやつ」
つかさ「………? 運動するの?それとも川とか?」
こなた「アハッ、違うよぉ~」
何処に行くのか秘密って言うところは釈然としないけど、一応場所は決まってるらしい。
ならそれは安心かな………私はバカがみの畜生の心配をしてればいっか。
当日
こなた「おーすかがみーん」
かがみ「おーすこなたー」
つかさ「それで、何処に行くの?こなちゃん」
みさお「あれ?つかさは知らなかったのか?」
かがみ「え!?………私もう知ってると思ってつかさには言わなかったんだけど………」
つかさ「………??」
こなた「今から行くところは埼玉でも有名な心霊スポットでーす」
つかさ「!?」
みさお「あっはっは!たまにはこういうのもいいよなー!柊ちゃんとライト持ってきたか?」
かがみ「あるわよ」
こなた「げ………私ライト忘れて来ちゃった………」
つかさ「ままm、待って!まだあわあわばdふぉいあgwr」
こなた「ん?どしたのつかさー」
つかさ「だだ、だって遊ぶんじゃ………」
みさお「あっはっは!つかさはビビリだなー!まだ心霊スポットに着いてないのにびびってどうすんだよー」カチカチ
つかさ「眩しい!ライトの光当てないで!」
みさお「おもしれw」
かがみ「これ、みさおやめなさいよ」
こなた「まーそんなに心配しなくても大丈夫だって。今6時だから着く頃はちょうど良い時間になるね。」
ちっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!こなたちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
>つかさ「眩しい!ライトの光当てないで!」
>みさお「おもしれw」
萌えた
いいねぇ負の感情というのは
分かった………これはかがみが仕組んだ罠なんだ………
絶対そうだよ!前に私が変なことしたからって、あのチョロ毛に頼んでこんなことしたんだ!!!!!
さいってい!!!そうやって周りも自分の味方につけようとして私を虐めようとしてるんだ!!!!!
ちくしょう!!かがみちくしょう!!!!私が怖いのが苦手っていうのを知っててこんなことしてるんだ!
許さない!!!!!!!!ここで怖じ気ついて帰ったら負けを認めるようなもんだもんね!
負けないもん!!!!!!!!私は怖がってるように見えるだけで、実は油断させてるだけってことに気づいてないんだよ、かがみは。本当に間抜けだよね。
>>188
国木田乙
つかさ「で、ば、場所はどこなの、こ、こなちゃn」
こなた「うーんとね。ここからなら二カ所あるね。埼玉って以外とあるから」
かがみ「ふーん………私そんなの全然知らなかったけどねぇ」
みさお「自分のしらないところでそういうのがあるってこえーなー!………な?つ・か・さ!!」カチカチッ
つかさ「まぶしっ」
こなた「どーするー?廃病院か廃トンネルがあるけど」
つかさ「びょ、病院!?だ、だめだよこなちゃん!勝手に入っちゃいけないんだよ!?」
こなた「アハッ、大丈夫大丈夫。そもそも誰も居ないし」
みさお「廃病院だろー!手術室とかあんのかなー!」
かがみ「でもそういうのって危なそうじゃない?ヤンキーがたむろしてるかもよ」
みさお「大丈夫じゃねーの?居たら逃げようぜw」
こなた「んじゃー廃病院から行きますかー。あ、それとちゃんと両方行くからね、この後廃トンネルも行くから」
つかさ「ちくしょう………」
デコ「ちくしょう…>>1ちくしょう……」
ゅ
>>193
つかさ「まぶしっ」
こなた「ふぅ………着いたよ~」
かがみ「うわぁ………」
みさお「すっげー!雰囲気出まくりじゃん!」
つかさ「………」
だ、大丈夫、大丈夫なんだから!!!………
べ、別に一人で行くわけじゃないし………着いていくだけで良いんだよね………
こなた「チッ………腐れDQNがスプレーで落書きしていきやがって………」
みさお「ぎゃははwうめーなー!つーか4階の壁にも書いてあるぜー?あれどうやって書いたんだろうなー」
かがみ「誰も居なさそうね」
こなた「うむ。ほんじゃあ早速逝ってみよー!」
みさお「あー、こりゃライト持ってきて良かったなー。真っ暗で何も見えねぇや」
かがみ「ったく、言い出しっぺがライト忘れるなよなー」
こなた「アハッ、何か面白いところ探すので精一杯でさー」
つかさ「………」
みさお「………お、おい!!!つかさ!!後ろ!!!!」
つかさ「!?」
みさお「うそだってばwwwww」ケラケラ
かがみ「ちょっとアンタ止めなさいよ!私まで驚いたじゃない!」
つかさ「………ぅうっ………くっ………」
こなた「おーよしよし、怖かったねぇつかさ」ナデナデ
ちくしょう!!日下部ちくしょう!
4階の壁には「姉」って書いてあるんだろうな
病院内はじめじめしててホコリっぽくて、いかにも心霊スポットらしい雰囲気を出していた。
もう!やっぱりバカがみは駄目だよ。友達まで私のことからかうもん。まぁ分かりきってたことだから
今更怒ることも無いけどね。それにしても不気味だなぁ………早く帰りたい………
でもここで帰ったらバカがみにまたバカにされるに違いない!!!かがみのくせに!!!!!
………でも………ここは早く出たいよぉ………
私は取りあえずチョロ毛にくっついて動くことにした。
かがみに寄り添うのも癪だし、かと言って日下部に近づくと絶対イタズラされるからだ。
………もしかしてこのことまで分かってて、わざと日下部を呼んだんじゃ………ちくしょう!かがみちくしょう!!
ほんっと計算高くて嫌な感じ!!!!
みさお「なぁーちっこいのー!手術室とか霊安室とかってねーのかなー?」
こなた「そりゃ病院なんだからあるでしょ~。霊安室は基本は地下だね地下。まぁそこは後で行こうよ」
かがみ「………それにしても不気味だわ………あんた等怖くないの?」
こなた「いやぁーゲームだと慣れたもんなんだけどリアルだとちょっと怖いかなー。でもSIRENみたいでおもしろっ」
みさお「ばっかだなー、幽霊なんているわけないだろ柊~」
かがみ「そりゃ気楽そうでいいわね………ったく、いるだけで鳥肌たつわよ」
かがみ「………あれ?………ねぇこなた、アレって………」
こなた「………お?………おー、手術室だ」
みさお「マジでかー!すっげー!入ろうぜ!」
こなた「………うわぁ、これはガチだね」
かがみ「………何でこういうのって手術台とかはちゃんと残ってるのかしら………」
みさお「ちょっと座ってみるwww」
かがみ「ちょ、流石にそれはやめときなさいよ………」
みさお「平気平気!………ちょっとホコリっぽいけど」
こなた「いやぁ凄いなぁ、ビデオカメラ持ってくれば良かった」
み、みさお・・・・・・・・
みさおの無神経さがいい味出してる
こなた「ライトで照らしてれば写メでも撮れるかなー」
みさお「おー、撮って撮って」
こなた「ちょっとかがみ、ライトでみさきちの方照らしてくれるー?」
かがみ「はいよー」
チョロ毛が携帯で写真を撮るたびに部屋の中にシャッター音が大きく鳴り響く。
何だか大きい音がして嫌だなぁ………
こなた「どれ、ついでにつかさも撮ってあげよう」
つかさ「え?いいよ私は………」
こなた「いいからいいから。かがみー、次はつかさー」
かがみ「はいよ」
二、三枚くらい撮られた後、チョロ毛がジーっと携帯の画面を見つめていた。
どうしたんだろ。バッテリー切れかな。
みさお「どうしたんだーちびっこー、バッチリ撮れたか~?」
こなた「みさきち、これ………」
みさお「………ん?………おぉ!すっげー!!!」
かがみ「何々?どしたの?」
みさお「コレ見てみろよ柊ー!」
かがみ「………うわっ」
みるみるウチにかがみの顔が真っ青になっていく。
もしかして心霊写真でも撮れたのかな………。
みさお「つかさー、絶対お前呪われてるってばwwwwww」
つかさ「え?な、何で?何が撮れたの?私にも見せて!」
こなた「………うーん………アハッ、ま、いっか」
つかさ「………!?」
チョロ毛の携帯に写されていたのは、壁を背景にして撮った私だった。
そして、その壁には無数の人の顔のようなシミがあった。
今背景にした壁をライトで照らしてもらってもそんなシミはどこにもない。
もう………帰りたいよぉ………
かがみ「ほ、ほらつかさ!シミよシミ!こんなのよくあるって!」
みさお「何言ってんだよ柊!絶対心霊写真だってば!!!!呪われてるんだって!!!」
かがみ「あんたさっき幽霊いないっていってたじゃない」
みさお「それとこれとは話しが別だってばwwwwwwつかさはきっと心霊体質だなー!」
つかさ「何で………私だけ………くっ………うぅっ………」
こなた「おーおー、こんな写真まで撮れちゃっても気にすることないんだよ~。ほら良い子だからね~」ナデナデ
ちくしょう………怖くない………怖………い………
黒幕はピンク
みWikiがいないのがせめての救い
こなた「ふぃー、やっと屋上ついたねー」
かがみ「うん。この病院四階立てだったのか。もうちょっとあるかと思ってたわ」
みさお「さてと、それじゃあ別れるか」
つかさ「………え?………何?」
こなた「えーっと、ライト持ってるのはかがみとみさきちだから、一人ずつはいけないね」
かがみ「二人ずつ行くのね。どうやって別れる?」
つかさ「え?ちょ、ちょっと待って。何?どういうこと?なにするの?」
こなた「何って………ドッキ☆ドキ!廃病院脱出大会~!」
つかさ「!?」
かがみ「えぇいうるさいわっ!」
みさお「本当だったら一人ずつ出てくんだけど、今ライトが全員分無いからなー」
何で!?何それ!?これもバカがみの計算のうち!?
そうだ!!絶対そうだ!!!!でも、でもどうしよう!!!
屋上から飛び降りれないよね………でも良かった………一人じゃなくて……
こなた「それじゃあさ、私はみさきちと先に二人で行くから、メールしたら後で二人で来てね」
つかさ「え!?ちょ、ちょっと待ってよこなちゃん!」
こなた「んー?どしたー?」
つかさ「わ、私こなちゃんとが良いなぁ………なんて」
こなた「アハッ!いやぁモテると辛いねぇ~!でもこのライトみさきちのだし………かがみんじゃなくてみさきちと行く?」
みさお「おー!一緒に行くかー?つかさ~www」
つかさ「や、やっぱりさっきのは何でも無い!!!」
こなた「アハッ、そんじゃー気張って行こうか、みさきち」
みさお「おーっし!!!霊安室に殴り込みだー!!!」
ちくしょう………こなたちくしょう………これが目的だったんだ………絶対そうだ………
あのチョロ毛はかがみとグルだったんだ!!………でも一人よりかはマシか………はぁ………
アホ毛は妖怪レーダーだったのか!
まだ暫くは終わらないを期待
こなた「おねぃちゃん?」
かがみ「 ( ゚д゚ ) 」
かがみ「あ、あはは………良かったわよねぇ、一人ずつじゃなくて」
つかさ「………」
かがみ「まぁあの二人のことだから地下探索でもしてるんじゃない?きっと病院出るのに時間かかるわよ」
つかさ「………」
かがみ「………」
あーもう!やっぱりウザイなぁ!!!
何が一人ずつじゃなくて良かったよねだよ!!!!!わざとこうなるように、ここに来るってことを私に言わなかったんだ!!!
ほんっとしらじらしいよ!!!バカがみのくせに!!!!!!!!!!
それもこれも全部バカがみのせいだよ!!!!!私が怖いのが苦手なのも!ここに連れてこられたのも!
ちくしょう!!!!かがみちくしょう!!!!!!!私をどうするつもりなのさ!!!!!!
ペース遅すぎる……ちくしょう!
狩野英考でさえ実家で幽霊見てるのに
この双子ときたら
かがみ「あ………メール来たよ。………"怖かったよ~"だってさ」
つかさ「………」
かがみ「それじゃあ私達も行こっか。地下は………行かなくていいよね」
つかさ「ねぇお姉ちゃん」
かがみ「ん?何?」
つかさ「ライト私が持ってもいいかな?」
かがみ「あ、いいよ。はい」
かがみと二人で今まで来た道を辿る。
やっぱり怖いけど、かがみに対する不満や怒りで、少しは怖さがまぎれたかもしれない。
この階は病室がたくさんあって、受付の横に真っ暗な廊下が続いている。
このまま行くともう二度と戻って来れなくなるような感覚に襲われて通るのに躊躇してしまう。
どうしよう、近道とか無いのかな………
かがみ「多分あの廊下渡らないと出口には行けないんじゃないかな………」
びっくりしたなぁ………急に喋らないでよもう………
今4階だから………廊下を渡って3階に行って………そしたら手術室だったかな………
どうせ通るしかないから、勇気を出して行くことにした。
真っ暗な廊下は先が見えないかったから長そうに見えたけど、実際通ってみたら短い距離だった。
階段を下りて3階に付き、さっきチョロ毛に写真を撮られた手術室の前についた。
かがみ「………さすがに………少人数じゃ入る気にはならないわよねぇ………これ………」
人が少なくて心細い時はこんなとこ絶対に入りたくないな………
普通に寄り道しないでさっさとこの病院から出よう………
そう思った時、かがみの携帯が鳴った。
かがみ「うわっ………びっくりしたなぁ………」
びっくりしたのはこっちの方だ!って怒りたくなったが、堪えることにした。
つかさ「こなちゃん?」
かがみ「うん。………えーっと………"霊安室に目印になるものを置いて来たからそれを取ってこい"………だってさ」
ちくしょう!!!!!!こなたちくしょう!!!
また余計なことするんだから!!!!!!!!!
__,冖__ ,、 __冖__ / // ,r――――――― ,,、.───────、
`,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ / / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄、
ヽ_'_ノ)_ノ `r=_ノ / / ,VVVVVVVVVV ヽ,
__,冖__ ,、 ,へ / ,ィ / " ノ )
`,-. -、'ヽ' く <´ 7_// / ■■■ ■■、.. ━━━` ´━━'
ヽ_'_ノ)_ノ \> / / /●)、,.;j/●) /●)、,.;j../●)
n 「 | / | -'''" ̄ = -`ヽ、,, -'''" ̄r~= -`ヽ、
ll || .,ヘ / | ,-、 | ,r':/ ̄''‐-〆_ノ( ,r'./ ̄''‐´○_.ソ
ll ヽ二ノ__ { | / ハ `l/ i::::i _ `ヽ i i _ `ヽ
l| _| ゙っ  ̄フ.rソ i::l r' ,..二''ァ ,ノ... i l r' ,..二''ァ ,ノ
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l| `,-. -、'ヽ' \ l l ::::::::::;:::l | | ! l | | !
|l ヽ_'_ノ)_ノ トー-. !:::::::::::;::|. | ,. -、,...、| :l.! | |. | ,. -、,...、| :l
ll __,冖__ ,、 |\/ l::::::::: ;::l i i | l. l | .l i i | l
ll `,-. -、'ヽ' iヾ l l:::::::::;: l | { j {. l | l | { j {
|l ヽ_'_ノ)_ノ { |. ゝ:::::;:i' `''''ー‐-' } ゝ i' `''''ー‐-' }
. n. n. n l | ::. \::ヽ、__ ノ \::ヽ、__ ノ
|! |! |! l | ::. `ー-`ニ''ブ ::. `ー-`ニ''ブ
o o o ,へ l :. |. :. |
取りあえず、私達は1階の出口の玄関まで来て居た。
霊安室は1階から地下へ行けば行けるから、取りあえず
チョロ毛と話しをしてから行くかどうかを決めよう、と言うことになった。
こなた「おーすかがみーん、どうだった?」
みさお「あれ?ちびっこー!こいつら目印のアレ持ってねーぞ」
こなた「なぬっ!どういうことだいかがみんっ」
かがみ「だっていきなり言われても困るわよ」
こなた「えー………じゃあアレはずっとあそこに………」
かがみ「アレって?何置いてきたの?」
こなた「いけば分かるから取ってくるんだっかがみっ」
みさお「そーだぞー!私達だけなんて卑怯だぞー!」
かがみ「………しょうがないわね………」
結局行かなきゃ行けないのか………
またあの中に入るの嫌だなぁ………
寝る
`,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ / `⌒丶、'ー-、_ + 十
ヽ_'_ノ)_ノ `r=_ノ /  ̄\―ヽ._ 二_‐-
__,冖__ ,、 ,へ / ,ィ \ \  ̄ ‐-  ̄二二_ ―_,r'⌒
`,-. -、'ヽ' く <´ 7_//  ̄\ ̄ \‐- ╋__..ニ -―― ´ ̄ __... -―
ヽ_'_ノ)_ノ \> / +ニニ ー--\ ⌒Y´ ̄ `丶 __,. -‐二´  ̄ ―
n 「 | /  ̄\ ! =,. -‐ 二_
ll || .,ヘ / _ ヽ.._ ノ /ヽヽ \
ll ヽ二ノ__ {  ̄ 〉 ー- ノ三二 + \ _
l| _| ゙っ  ̄フ 十  ̄―/ ,' /二  ̄ _ _ ∠
|l (,・_,゙> / ニー/⌒∨ / 二/ /⌒'l  ̄ ∠、 o
ll __,冖__ ,、 > _ / l /二 / ,イ |二_ oノ /
l| `,-. -、'ヽ' \ / /| / .ノ 〈. ′ / | _|__ ╋ / /^ヽ
|l ヽ_'_ノ)_ノ トー  ̄_/ _/_ヽ_, .__,/ | |_ /^ヽノ
ll __,冖__ ,、 | 彡ニ ,ノ __( )_ 〈__ 三ミ +
ll `,-. -、'ヽ' iヾ + `⌒  ̄∨ ̄∨― ⌒´
|l ヽ_'_ノ)_ノ {
. n. n. n l ━ヽニニフ
|! |! |! l
o o o ,へ l ・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・
/ ヽ
つかさ「彼氏をおねえちゃんに寝取られたぁーっ!ちくしょー!」
彼氏「違うんだつかさ!俺はお姉さんとは知らずについ!」
つかさ「いやっ!はなしてっ!」
ばふっ
つかさ「ふぇ?」
彼氏「ごめんな…でも俺お前しか見えてないから…」
つかさ「う…うん。も、もういいよ。えへへ。私も怒ってごめんね」
彼氏「ああ…つかさ…好きだぞ」
つかさ「うん。私も…大好きっ(こんなに可愛い彼氏を盗ろうとするなんてひどい…)」
つかさ「ねぇ、ちょっと行きたい所あるんだけど…」
彼氏「何だ?つかさが行きたい所なんてどこでもOKだよ」
つかさ「えーとね…ミリタリーショップ」
.__,冖__ ,、 __冖__ / //
`,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ / ,. ‐ ''  ̄ ̄" ‐
ヽ_'_ノ)_ノ `r=_ノ / ゙ ヽ
.__,冖__ ,、 ,へ / ,ィ ,-―'`ヽ
`,-. -、'ヽ' く <´ 7_// ,ヘ--‐ヽ‐゙へ ヽ、
ヽ_'_ノ)_ノ \> / ,\__,,. ―i ̄ ', '., \ .\ ヾ,
n 「 | / i7´ l´ i i i ヽ ヽ .',゙.,
ll || .,ヘ / i/ .i i i i i ヽ , ,
ll ヽ二ノ__ { i .l l | l l l l l l ヽ ', i .i
l| _| ゙っ  ̄フ .i i i i i .l l .l .l i i l i i
|l (,・_,゙> / .i i i i i i i l_ 、l| i | i i | | .l l
ll __,冖__ ,、 > | i_,,,.L.|+‐||ii.l''「,l., ./iト-| ,,|,」|_l .i .| | l .l l
l| `,-. -、'ヽ' \ .| | | i,| i,.|.ii ', ゙,ヽ /ii.| / | /レii.l .i l .l .| .| |
|l ヽ_'_ノ)_ノ トー .l |ヽl il__ii_i_ i ヾ,/ ノ レ__|/ ii l l /レ | | |
ll __,冖__ ,、 | | | .l Or" ̄~~` '" ̄`Ol /l/ .| | l
ll `,-. -、'ヽ' i l ト ゙ , 、 .lノ /| |, |, ',
|l ヽ_'_ノ)_ノ {l l .lヾ、 ,―-┐ l |/ | | ', l ヾ、
.n. n. n l l l lヽヽ. l l イ /| | l、l
..|! |! |! l i i .l. `' , ヽ___ノ ,. ‐ " / | / | lli .| ヾ
..o o o ,へ l .|、 lヽ .l, ` ‐ ._ ' ヽ|/ | /-| /_ .| / ii
/ ヽヽl ヽ ヽ l ` ‐ ,_|_,./ |.レ レ ゙| /
ら
@5時間40ぐらい
こなた「だいたい二人は神社の娘なんでしょ?」
みさお「そうだなー!悪霊が出て来たってドーマンセーマンってやりゃあいいじゃねぇかwww」
かがみ「手伝いで服を着た事があるだけよ………特技なんてものはないわ………」
みさお「神社って役に立たねぇのなー」
ちくしょう!!神職を馬鹿にするなちくしょう!!!!
こなた「まあいいから、ちゃっちゃと行ってきてよ!つかさも早く行きたくてうずうずしてるようだしさ」
つかさ「………え………う、うん………」
みさお「ほらほら!姉の威厳、姉の威厳!」
かがみ「わ………わかったわよ………」
抵抗しろよかがみ!!
どうみても私は乗り気じゃ無いのに!!!!
だからだめなんだ!!だからみんな嫌いなんだちくしょう!!!!
なんでまた暗くて狭くて気持ち悪い病院に戻って来なきゃいけないんだ。
それにライトを持ってるのが私だから、気付けば私が先を歩かされている。
バカガミのやつ、これを見越してやがったのか!
かがみ「うわっ!………なんだガラス片か………」
急に後ろから声を出すな!!!
びっくりしちゃうじゃないか!!!!!
かがみ「つかさ、もうちょっと足元を照らしてよ」
つかさ「う、うん………いいよ………」
ちくしょう!!そんなもの勘で歩けよ!!!
成績もいいくせに!!!!
肝心な時に役に立たないんだから!!!!!
つかさ「ここから地下へ行ける………のかな………」
光が差し込んできていない………
1階のここからでも下り階段の続く先は薄暗くてよく見えない。
行きたくないなぁ………戻りたいなぁ………
だけど戻ったところでまた押し返されちゃうし………
結局進むしか道は無いので注意を払いながら歩いて行くことにした。
うっ………この匂い………
なにかが腐ったような纏わりつくような………これは………
かがみ「臭いわね………もしかして動物なんかが入り込んでそのまま………」
そのまま………なんなの………?
言わなくてもわかるけど、わざわざ口に出さないでよ。
もしかすると私が怖いものを苦手なのが分かっててわざと言ってるつもり?
そうだそうに違いない。
大体いまどき心霊スポットツアーなんておかしい。
ちくしょう………負けるもんか………
かがみ「うわぁ!?」
つかさ「ひゃっ! なに!?」
かがみ「何か通ったような………イタチ?動物?」
つかさ「ううー………」
ちくしょう!!タヌキちくしょう!!!!
せっかくここまで順調に来てたのに声を出しちゃったじゃないか!!!!
両開きの扉が立ちふさがった。
暗いくらい廊下の奥にあるそれは明らかに異を放っている。
誘われるようにライトでその上部を照らしていく。
つかさ「霊安室………」
かがみ「ここ………なのね………」
やっぱり帰ろうかな。
でもここまで来たんだし”目印”を持って行ったほうがいいけど………
でもどうしよう………
かがみ「あ、開けるわよ」
勝手に開けるな!
こんな時まで出来の良い姉を演じるつもりなの?
でもどうしてもやりたいんなら別にいいけど………
かがみ「暗っ………」
中は完璧な暗闇だった。
1階階段から地下廊下へ辛うじて差し込んでいた光もここまでは絶対に届かない。
ライトで照らした一筋の光の中を白い粒が反射するように舞っている。
かがみ「けほっ………埃が酷い………」
つかさ「ここに目印があるのかな………」
そういえば目印ってなんなの?
どんなものか聞いてないけど………
おおきなテーブルが中心にある。
”れいあんしつ”………って、要するにそれは病院で亡くなった人を………
1階とは空気が違う。
じゃあどう違うかって上手くはいえないけど、明らかに異質。
なにかが完璧に違うのが感覚的に伝わってくる。
いやだ、こんなところ………早く出たいよ………
かがみ「入口すぐに置いてあったらラッキーなんだけど……」
ラッキーって………もうちょっと真面目にやってよ………
ねぇ………私は本当に怖いの苦手なんだから………
広く、暗い部屋を奥へと進む。
テーブルの周りにあるのは大きなお風呂のように窪んだ部分。
それが全部で4つ、間に区切りを隔てて並んでいる。
かがみ「テーブルの上には………何もないようね………」
つかさ「足もとにも無いよ………」
かがみ「だとしたら残りはこの………」
かがみが指差している。
お風呂のようなもの、それの一つを。
かがみ「ちょ、ちょっと照らしてよ」
つかさ「え………」
こんな時ばっかり妹を使いやがって!
かがみ「………代わりに照らそうか?」
つかさ「いいよ………」
ちくしょう!!!断れないのを知ってて聞いてくる!!!!!
そんなところが嫌いなんだ!!!自分だけいい顔ばっかりしちゃってさ!!!!!
wktk
………何も無い。
ライトで照らした私はそう思っていた。
けど、かがみの眼には何かが映ったらしい。
かがみ「ねぇ、隅の辺りを照らして!」
つかさ「え?」
大声を出すなって言ってるのに………
実際には言ってないけど………
かがみ「これ………なんでこれがここに………」
かがみがお風呂のような物に片足を突っ込んで、それを拾い上げた。
私もそれに目を凝らしてみる。
ペーパードール?
いや違う、見覚えがある。
あの形、あの白い色………和紙。
かがみ「ヒトガタ………」
そうだ、確か神社に飾ってあるアレ。
でもそれがなんでこんな所に………そしてこれが目印なの………?
ダァァァァアン!
突然の大きな音に思わず声を漏らしてしまった。
かがみも驚いているけど今はそんなのどうだっていい。
入口方面から聴こえたけど………
開け放っていたはずの扉が………閉まっていた。
かがみ「駄目っ………開かない………!」
つかさ「もしかして鍵が掛かってるんじゃない!?」
かがみ「そうかもしれない………って、内側に鍵が無い!?」
つかさ「どうして………!」
なんで内側に鍵が………
あっ………ここは霊安室………”死者”を安置する場所………
かがみ「ここに入った人は………内側からは………開けることが出来ないからよ………」
嫌だ。
こんな暗い所で………
誰か助けて………誰か………
誰か………?
つかさ「携帯電話!」
呆然としているだけのかがみよりも早く取りだす。
私、冴えてる!こんな時こそ真価を発揮するんだ!!
かがみ「ここは地下よ………」
それがどうした?
しかしダイヤルしようと電話帳を漁っていた時にその言葉の意味に気が付いた。
つかさ「圏外………」
そして、私達二人は閉じ込められた事を悟った。
ヒトガタが出てる通り、俺が書くとサスペンスかホラーにしかなんないから
>>1が書くなら書いてくれ
どっちにしろ星野ジャパンの応援で忙しいし
>>513
後は頼んだ
このスレまだあったんですかぁ?
お前ら馬鹿じゃないんですかぁ?
書き留めてからこいよカス
つかさ「オナニー!」
呆然としてるかがみより先に気づく
私冴えてる!こんな時こそ毎日の修行の成果を発揮するんだ!
オナニーの快感に身を委ねれば、怖いのも薄れる!
カチッ
かがみ「え!?つかさ!?懐中電灯は!?」
つかさ「食った」 クチュクチュクチュ…
つかさ「賢者モードに入ったら余計怖くなったよぅ…」
そう。助けを呼ぼうにもどうすることもできない。
かがみ「だめ・・・あかないよ、つかさ・・・」
ちくしょう!!!おまえがいけないんだ!!!ばかがみ!!!
おまえがこんなことをたくらまなきゃ!!!!
かがみ「こなた!!!・・・」
うるさい!!!急に大きな声を出すなってなんども・・・言ってないけど
ちくしょう!!!かがみちくしょう!!!!
だけど・・・とっても怖いな・・・なんか寒い・・・!!?
つかさ「きゃあああああああ」
かがみ「どうしたのつかさ!?」
釣りでした
つかさ「い・・・今・・・何か横切った・・・」
かがみ「ええっ!?」
ちくしょう・・・!!ばかがみのせいで私死ぬんだ!!
こんな所に連れてきたチョロ毛も悪いんだ!!!ちくしょう!!
おばけちくしょう!!!!
かがみ「・・・・・・きゃっ!!!何か動いた!!」
つかさ「うっ・・・うっ・・・」
ちくしょう!!泣くなわたし!!!
だけど・・・うっ・・・うっ・・・怖いものはしかたないよ・・・ううっ・・・
かがみ「だ・・・大丈夫よ・・・わわ・・・私が守るから・・・」
ちくしょう!!何が守るだ!!こんなところまでつれてきて!!
ちくしょう!!!ばかがみ・・・お姉ちゃんちくしょう!!!!
ちくしょうまだかちくしょう
こなた「おっそいなぁ、二人とも・・・」
みさお「大丈夫だってば、待ってれば帰ってくるってば」
こなた「う~ん、でも何かあったかも知れないしさ」
みさお「じゃ、いってみよーぜ。待ってても暇だってば」
こなた「そうだね」
---------------------------------------------------
かがみ「だだだ・・・大丈夫、大丈夫よ、つかさだけは絶対守ってあげる」
つかさ「うっ・・・うっ・・・」
守ってあげるじゃないよ・・・もう・・・ちくしょう・・・!!!
ちくしょう!!ちくしょう!!ちくしょう!!
かがみ「だ、伊達に神社の娘をやってるわけじゃないんだから!!」
さっき特技でもなんでもないって言ってたじゃない・・・
無理して強がって・・・声震えっぱなし・・・ちくしょう・・・
飽きたからもう止めていい(´・ω・`)?
正直書いててエンドが見えてこないんだけど
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ノ 、_i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ
.しi r、_) | ちくしょう阿部ちくしょう
ノ `ー―i´
こなた「あれ?霊安室のドア閉まってるよ」
みさお「中に入ったままなんじゃねーの?」
こなた「あの怖がりのかがみんがそんなはずないと思うけど・・・」
みさお「とりあえず入ってみれってば」
こなた「かがみーん?つかさー?」
かがみ「こなた!?こなたなの?」
こなた「そうだけど、まだ中にいるの・・・あれドアあかないや」
かがみ「そうなの!さっきからビクともしないの」
みさお「でも周りに何もないってば」
つかさ「ええっ!?・・・」
―つかさ・・・、つかさ・・・、
―今こそ、その姉に対する憎悪を解き放つのだ
つかさ「何・・・この声・・・!?・・・」
かがみ「つかさ!?つかさ大丈夫!?顔真っ青よ!!今こなた達が助けてくれるからもう少しよ!!」
ちくしょう!あたりまえだ!こんな所にいるんだから!!
で・・・でも・・・今の声は何・・・?ちくしょう!なんなのよ!!
―そう、それだ・・・
―その言葉、その気持ち・・・それが私に力を与えるのだ・・・
―そのお礼にお前に力を渡そうと言っているのだ
―いつも双子ながらに比べられて、いつも嫌な思いをしてきたお前だけの負のイメージ
つかさ「な・・・なに・・・なんなの・・・」
なんか中二全快なんだけどいいのかな(´・ω・`)
―そんな奥深くに眠っていた憎悪や苦しみが私を呼び覚ました
―今こそ、こいつらにそれを解き放ち、逆に苦しめるのだ。
―さぁ、そいつの首を絞め、自分を解き放て
つかさ「う・・・今までの・・・苦しみ・・・?」
かがみ「つかさ!?つかさ大丈夫!?」
うるさい・・・うるさい・・・いつまでも私の上に居て、いつも私を見下してる
地味な私とは打って変わってお姉ちゃんはいつも明るい、だから皆も慕う、私もそうだった。
負い目を感じながらも、その存在は憧れだった、認めざるを得なかった
いやただ、諦めてたのかも知れない
「ああいう風にはなれない」、いつもそう心に留めていた
なぜ、自分はあっち側の人間じゃないんだろう
なぜ、自分はこんなにも地味なんだろう
なぜ、自分はあんな風になれないんだろう
なぜ・・・、なぜお姉ちゃんはあんなにも眩しい・・・
うらやましかった、あんな風になれないのが
だから、あんな卑屈になってた。
「出来の悪い妹」、お姉ちゃんに疎まれるのが嫌だった
だから、だから、疎まれる前に、嫌われる前に、あんな態度を取った
本当は、本当は・・・ ・・・ ・・・きだった・・・
かがみ「つかさ・・・つかさ・・・」
お姉ちゃんの声が聞こえる
薄っすらあけた目には白い天井が見えた
かがみ「つかさ、大丈夫」
つかさ「お姉ちゃん・・・、こ・・・ここは・・・?」
かがみ「家の近くの病院よ、あんた、あの霊安室で倒れたまま二日も寝てたの」
つかさ「ふ・・・二日も・・・?あの後はどうなったの・・・」
かがみ「うん、あの後、こなたも私もどうやってドアを開けようかと必死だったの―――」
どうやら、話によると、あの廃病院はかなり老朽化してて、老朽化が酷かったらしい。
こなちゃん達がドアを開け閉めした時は普通だったみたいだけど
私達が開けた時に、ドアがずれたみたい
それに気づいたこなちゃんが嵌め直してやっと出れたらしい
後でこなちゃんから聞いたんだけど、私を背負って廃病院を出たのはお姉ちゃんらしい
お姉ちゃんもドアが閉まった時に、足を挫いてたはずなのに
その後、こなちゃんのお父さんを呼んで、この病院に入院して二日間眠ってたって。
あの声の主はなんだったのか、幻聴だったのかもしれない
でも、やっぱり人を憎むような真似はしちゃいけない
自分が不幸になるもん。
それに、大好きなお姉ちゃんにも苦労かけちゃったしね。
-Fin-
なんかお粗末な終わり方でごめんね(´・ω・`)
ついでに自分が書き出したから>>1が書きにくくなったのかも知れない・・・ごめんよ。
なんか微妙な終わり方だなと自分でも思う。機会があったらまた会いましょう
そんじゃ>>504からね
>>600
×老朽化してて、老朽化酷かったらしい
○老朽化が酷かったらしい
つかさ「どうして扉が………もしかしてこの病院にはお化けが居るの………?」
かがみ「そんなもの居るわけないでしょう?」
かがみは扉の隙間を覗いて様子を探っている。
そして押したり引いたりする度にガチャガチャと鈍い音が室内を跳ねていた。
かがみ「明らかに何らかの手段で閉められてる」
つかさ「風じゃ?」
かがみ「ここは地下よ?それはないと思うけど」
つかさ「それじゃあ何なの………」
かがみ「オートロックなんかの線は入る前に鍵穴を調べて無かったからわからないけど………」
かがみが黙りこんで考えている。
静かにならないでよ、余計に怖くなるじゃない!
かがみ「もしかするとさっきの動物だと思っていた何かは………」
つかさ「なんなの………?」
そうやってまた不安がらせるつもりなの………?
もうやめてよ………本当に苦手なんだからこういうの………
だから最初からおかしいと思ってたんだよ………
かがみやチョロ毛や日下部が勝手に話を進めてるし、ゆきちゃんは来ないし……
こうやって私を脅すために………まさかそれが狙いなの………?
そうだ、そうに決まっている。
つかさ「最初から………仕組んでいたんだね、お姉ちゃん?」
どんだけ俺恥ずかしいんだよ(´;ω;`)
いるなら早く名乗りでてくれよ>>1・・・
>>608とりあえずこれだけは言わせてもらおう。
乙でした(`・ω・´)
かがみが扉をいじる手を止めた。
弱々しく辺りを照らすライトの反射光のなかで、静かにこちらを窺ってくるのがわかる。
かがみ「どういう意味よ?」
白々しい。
この期に及んで演技とはね。
つかさ「私はここへ来るなんていう話、なんにも聞かされていなかった」
かがみ「ちょっと待ってよ、それなら私も大して変わらないわ」
つかさ「そんな保障はどこにも無いよ。大体、”遊びに行く”って言っててこんな所へ来るなんておかしいよ」
かがみ「それは………確かに考えてみるとそうかもしれないわね………」
かがみが再び黙り込んで何かを考え始めている。
つかさ「ゆきちゃんが来なかったのも、何か理由があるんでしょ?」
かがみ「それは………私はこなたが電話で断られたという話を聞いただけで………」
つかさ「何が目的なの?」
かがみ「つかさ、少し落ち着いて。私が知っている分の情報を与えるから」
そう言って奥のテーブルを親指で差した。
どうやら立ち話よりも奥で座ろうということらしい。
かがみ「大丈夫、戻るのが遅すぎたらのなら、心配したこなた達が迎えに来てくれる筈だから………」
そこで溜息。
かがみ「助けに来る気があるのなら………だけどね」
その一言が虚しく、暗い残響を残して闇の中へと吸い込まれていった。
芸能山城組聴きながら見てるとマジで怖くなってくる
みさお「な、なあいくらなんでも柊達遅くないか・・・」
アホ毛「そうだね、何時間経ったかねえ」
テーブルの埃を嫌々ながらも手で払い、そこに二人並んで腰掛ける。
鉄の冷たい感触が布越しに伝わってきたが、夏の気温と私の体温ですぐに平衡を保ったようだった。
こんな暗い場所は嫌いだ………更にこの場に居る唯一の相手がかがみだというのが拍車を掛ける………
そしてそれが居ないよりはマシだったと思ってしまうのも悔しい………
けれども一人では平静を保てそうにもないし………どうすればいいんだろう………
考えていると、かがみが視線を外したままで口を開いた。
かがみ「とにかく、発端は私だけどこの計画自体を立てたのはこなた達よ。正確にはこなたと日下部ね」
つかさ「発端?」
かがみ「その………あー、何処かに遊びに行こうって言ったのよ」
つかさ「………それで?」
かがみ「こなたの発案で、人数を集める為に私が誘ったのは峰岸と日下部、みゆきに電話したのはこなた」
つかさ「それでゆきちゃんは歯医者がどうとかって………?」
かがみ「それは私の推測。先日から週末に歯医者がどうとか言ってたみたいだし。ついでに峰岸には断られたわ」
つかさ「でもここに来る事が分かってたのなら………」
かがみ「だってこなたの奴が伝えてるって思ったから………あんたも何も言わなかったから知ってるかと思って………」
そうは言われても話したくなかったのだから仕方がないじゃないか。
ちくしょう………そうやって私が悪いみたいに………
つかさ「それじゃあお姉ちゃんは、全てこなちゃん達が計画したって言うの?」
かがみ「ネタ振りは私だけど、それ以外には噛んで無いわ」
つかさ「ふーん………」
かがみ「ねぇ、つかさ」
かがみがこちらを振り向く。
かがみ「信じて、私は嘘を言っていないから」
それを期に再び室内には沈黙が訪れた。
ライトの明かりが心許無い。
このタイミングで電池が切れたりしたら………
やっぱり考えるのはやめよう。
かがみ「疑いたくはないけれど」
つかさ「えっ?」
かがみ「私はあの二人が何故、ここへ来る事を強要したのかが引っ掛かるの」
つかさ「それって………どういう事………?」
言おうか言うまいか。
そういう心情が仕草から伝わってくる。
かがみ「あの二人は私達を屋上に残し、先に進んで行った。その際やけに時間を掛けていた」
つかさ「うん………それはそうだけど………」
かがみ「ここを探る以外に、ここの………つまり”霊安室の鍵”を探していたのかも」
つかさ「どうして?」
私の言葉には目もくれずにかがみは俯き加減に続けていく。
かがみ「そして私達がここへ来る途中に見た人影、あれが動物でなく”誰か”だったとすると………」
つかさ「まさか二人を疑っているの?」
またも無視される。
かがみ「私達が暗い室内を調べている間に扉を閉め、さらに鍵を掛けることは十二分に可能」
かがみが折った人差し指を下唇にあてている。
その”癖”から本気で考えているのだということを私は汲みとっていた。
ガタッ
かがみ「・・・!?誰かいる!」
つかさ「まさか・・・等身大の自分・・・!?」
かがみ「自分への・・・ご褒美・・・」
そして意識が遠くなる・・・ちくしょうかがみちくしょう!!
ガッシボカ!アタシ達は死んだ。スイーツ(笑)
なんでだろう。
かがみの言動に何処か引っ掛かる………
まるであの二人が………違う、誰かが何かを仕掛けたという事に確信を抱いているような気概。
少なくとも、かがみが何かを疑っているという事実には間違いない。
それに引っ掛かる。
私がかがみを嫌いなのは確かだ。
その肩を持つつもりではないけれど、かがみが普段人を疑わない人間だという事は知っている。
つかさ「どうして、あの二人がそんな事をするの?」
かがみ「それはヒトガタが………」
つかさ「ヒトガタがどうかしたの?」
かがみ「その………物理的に考えて、扉を閉める事が出来たのはあの二人だけだからよ」
可能性はあるかもしれないけど………
つかさ「でも物理的ではない幽霊なんかが居てもおかしくないよ………
だって私は手術室で心霊写真を撮られたんだし、呪われてたり………」
かがみ「それとこれとは関係ないけれど、仮に心霊写真が起因だったとしてもちょっと考え方が違うわね」
つかさ「え………?」
かがみ「まあ、暇潰し程度に説明してみるわ」
かがみが指で髪をくるりくるりと巻いていた。
ちくしょう>>1ちくしょう
かがみ「心霊写真というものはね、撮られた人の顔がぐっちゃりしてたりで焦る人が多いみたいだけど………
実際に懸念すべきなのは撮った人の方なのよ」
この感じ………いつも私に勉強を教えていた時の雰囲気に近い。
それに些か腹が立つけど、話の腰を折るのもちくしょう。
かがみ「うちは神社でしょ?結構お祓い関連でそういうのが回ってくるからお父さんに興味本位で聞いた事があってね」
私より頑張ってますアピールちくしょう。
かがみ「それでね、心霊写真が撮れる要因は以下3点なの」
1.いわゆる霊が居るとされる場所で撮影する
2.撮影者、或いは同行者に霊を惹きつける何らかの要因がある
3.何らかの手段で喚び出して撮影する
ピン、と3本の指を立てての説明。
かがみ「もちろん番外としてCGを使うって手もあるらしいわ。これは冗談だけどね。
今挙げた3点のうち1つ満たしただけでも撮れる事があるらしいし、3点揃えても駄目な場合もある」
だから何なの………?
かがみ「大丈夫、幽霊は居るかもしれないけれど悪さはしないはずよ。
写真が撮れたのだって、つかさが原因じゃないから気にしないでいいわ」
かがみがにっこりと微笑んで見せた。
その顔を信用していいのか悪いのか、私にはわからない。
かがみ「そうそう、神社のお払いと言えば”髪が伸びる人形”がこの前うちに来ててさ………」
つかさ「やめてよ………」
少しだけ、少しだけだけどテーブルに座っている私とかがみの距離を詰めてあげた。
悔しいけれど一人で居るのは怖い。
悲しいけれど、今この場に置いてかがみは私よりも頼りになる。
それは覆しようがないんだから。
かがみ「あー………ごめんね、ちょっと思い出しちゃったからさ………」
つかさ「別に怖くなんかないもん………」
かがみ「そう?それじゃ続けようか、髪が伸びる人形の話を?」
つかさ「うっ………」
私が怖がりなのを知っててやってるんだろ!!
それとも知らないでやってるの!!?
ちくしょう!!かがみちくしょう!!!!!
断ったらニヤニヤするんでしょ!!!!!
つかさ「いいよ」
かがみ「これは私のお父さんに聞いた話なんだけど………」
ちくしょう!!!私ちくしょう!!!!!!
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ヽ_'_ノ)_ノ `r=_ノ / :::::::,-‐、,‐、ヽ.
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ヽ_'_ノ)_ノ \> / ニ __人__ノ
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人形と言うものはね、読んで字の如くヒトガタと同じ意味を持つものなの。
古くからヒトガタは厄災を避ける身代わりとして用いられたり、
或いは呪術において相手を呪う触媒として使われた事もあるらしいわ。
ほら、丑三つ時の藁人形に五寸釘というものを聞いた事があるでしょう?
そうなの、”人型”を模して造られた”人形”には力が宿るとされているの。
まあ他にも意味があるんだけど、それはこの際省くね。
………つかさ、耳を塞いでちゃ聴こえないでしょ?
そう、それでいいの。
で、普通の人形の話なんだけどさ、これは今日では愛玩目的に使われているものが殆どなの。
でもね、ルーツは今言った通りのものに起因していたりしててね。
その為に、望まなくしてそういう”何か”………つまりは力を持ってしまうことがあるものなのよ。
もちろん望んでいたのかもしれないけれど、まあそれはその人形に訊いて頂戴。
私にはわからないから。
じゃあ前置きはこの程度にして、髪が伸びる人形の話に進みましょ。
修造「ちくしょう!」
>>656
つかさ「ちくしょう」
修造「声が小さいよ!もっと大きい声で!」
つかさ「ちくしょうかがみ」
修造「ぜんっぜん気持ち伝わってこない!もう1回!」
つかさ「ちくしょうかがみちくしょう」
修造「はい今死んだ!今君の気持ち死んだよ!」
だろw
その日ね、一人の青年が大きな木箱を抱えて鷲宮神社を訪ねて来たの。
その日ってのはもういつだったか解らないほどに昔の話で、でも天候が雨だった事だけは憶えているわ。
そうそう、少しだけ補足しておくとね、その人形がうちへ来たのは2回目なの。
いや、うちに来た回数を正確に数えるとアレだけど……
まあ正式に運ばれてきたので1回目が”その日”で、2回目がついこの間ね。
ともかく青年の目的はお祓いをして欲しいとのことだったらしいわ。
お父さんを見つけるなり縋りついていたみたいだし。
「この人形、髪が伸びるんです! なんとかしてください!」
凄く必死だったわ。
縁台から庭先を眺めていた私の元に声が聞こえるほどにね。
お父さんは困惑していたみたいだけどそのあまりの必死さに参ったんだと思う。
「わかりました」
簡単に引き受けちゃったのよ。
それで取り敢えず現状を確かめようという事になって一日様子を見てみることになったんだけど……
その夜のことよ。
疲れた
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ヽ_'_ノ)_ノ `r=_ノ / / / / / / | / `、 i ! |i i , l
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ヽ_'_ノ)_ノ \> / / ,,,,- 一分x-、_ !/ |i _,アナ'イ i ! !
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霊安室に行くことになっちゃったけど………
霊安室って一番幽霊出るよね………なんか本能的に駄目な気がするよ………
でも良かった………お姉ちゃんと一緒で………
………
って何言ってるの!!!!!ダメダメ!!!バカ!!私のバカ!!!!!!
いや、私はバカじゃない!バカがみがバカなの!!!!
ちくしょう!!!私ちくしょう!!!!!
そうだ!良いこと思いついた!ライト持ってるのは私なんだから
かがみ何て置いてっちゃって私一人で逃げちゃえばいいじゃん!
きっと真っ暗な中で何も見えないで泣いちゃうに違いないよ!!!
良い気味wwwwww良い気味だよこれはwwwwww
そうとなれば善は急げだよね!
泣いて私の名前を呼ぶかがみの姿が目に浮かぶよwwwwww
かがみ「ココかな………地下の入り口」
地下の入り口のドアの先は真っ暗な階段になっていた。
かがみ「………にしても地下ってのが嫌ね………何出ても不思議じゃないわよ………」
つかさ「ちょ………お姉ちゃん………やめてよ………」
かがみ「………」
部屋はいくつもあるのだが、殆どの部屋の標識が無くてどれが何の部屋なのかはよく分からなかった。
だけど、一つだけハッキリと今でも標識が残っている部屋が、一番奥の部屋にあった。
かがみ「………あれじゃないかな………」
つかさ「………」
かがみ「………霊安室………」
つかさ「………うん………」
かがみ「よし、………開けるわよ………」
中に入ってみたものの、中には何も入って無かった。
………そりゃそうだよね、わざわざ棺桶だけ残すなんてしないよね………よかった………
部屋の中をよく見渡そうと周りを伺っていたら、ライトの光に人影が急に映った。
かがみ「何!?今の!」
つかさ「わわ、わからないよぉ!!」
かがみ「い、今の人影よね!?」
つかさ「………もう嫌だよぅ………」
恐怖感からその場にへたりと座り込んでしまった。
さっき日下部が言ってたことを思い出す。
私が心霊体質だとかどうとか………
まさか本当に幽霊じゃ………
かがみ「………ん?………今の影………あれじゃない?」
かがみが指さす方を見ると、ガニ股で立っている気持ち悪い人の人形が立っていた。
これ………あのチョロ毛のだ!!!!!!!ちくしょうこなたちくしょう!!
なんなのさこの人形!!!!きもちわるいなぁ!!!!何でガニ股でポーズとってるのさ!!!
かがみ「ったく………まぁある意味目印の役割はちゃんと果たしてるけどさ………」
つかさ「………もう行こうよ………早くここ出よう………」
かがみ「うん………ここ霊安室だし、なんかバチ当たりそうだわ」
つかさ「早く早く!」
かがみ「ちょっと待って………メールが………あれ………」
つかさ「どうしたの?」
かがみ「うげ………バッテリー切れだわ………」
つかさ「そんなのは後で良いよ!早く出ようよ!」
かがみ「ちょ、ちょっと待って………」
私が霊安室を出ようとした瞬間だった。
いきなり辺りが真っ暗になった。
つかさ「!?」
かがみ「え?つかさ………?」
つかさ「あ、あれ?………あれ!?」
かがみ「何?どしたの?ライト付けてよ」
つかさ「あれ!?なんで!?どうして!?」 カチッカチッ
かがみ「え?何?………まさか………」
つかさ「お、お姉ちゃん!このライト、電池はちゃんと新しいのにしたの!?」
かがみ「い、いや………してないけど………」
つかさ「………」
ちっくしょおおおおおおおおおおおお!!!ちくしょうちくしょうちくしょう!!!!
ライトの電池がきれちゃったよぉううぅうううううううああああああああああああんん!!!!!!!!!
見えないよぅ!暗いよう!!!怖いよぅ!!!!!!!!
つかさ「お、おねえちゃぁ~ん!!」
かがみ「そ、そんなこと言われたって………そ、そうだ携帯!つかさの携帯あるでしょ?」
つかさ「持ってきて無いよぉ!要らないと思ったんだもん!」
かがみ「それじゃ携帯の意味無いじゃない!」
つかさ「そんなの知らないよぉ!!!」
ちくしょうかがみちくしょう!!!何でこんな目に遭わなきゃいけないのさ!!
いやいや、そんなことよりどうしよう!!携帯が無かったらあのチョロ毛に連絡も取れないよぅ!!
どうしようどうしよう!!!怖いよぉ!!!怖いよぉ!!!!!!
寝る
>>698さらりとwww
乙(´・ω・`)
>>665
つかさ「ね、ねぇお姉ちゃん………」
かがみ「なぁに?」
つかさ「その話………この状況で話す必要はあるの………?」
どう考えても怖がらせようとしているだけにしか見えない。
意地の悪い奴だとは思うけど、でも本当のかがみはそんな奴じゃ………
だめだめ、かがみは悪い奴なんだ!!
この状況に飲まれちゃいけない!!!!
かがみ「だってつかさが聞きたいって言ってたじゃない」
残念そうな顔をしている!
ざまぁ!!!思い通りになんてさせるものか!!!!!
かがみ「やっぱり、つかさは怖がりなのね」
つかさ「全然怖くなんかないよ」
かがみ「そう、じゃあ続けるわ」
ちくしょう!!!!学べよ私!!!!!!
バカ!!バカ!!!!バカ!!!!!!!
この話はね、つかさには絶対に知っておいてほしいことなの。
とても大事なことなのかもしれないから。
何が大事かって?
それはまぁ……おいおい話していくわ。
とにかく、今は人形の話に戻るからね。
それでその人形なんだけど……
あ、私達が小さい頃は同じ部屋で寝てたでしょう?
頭元にちょっとした床の間があるあの座敷。
そうそう、そこに置いてあったわけ。
人形が入っていた木箱をね。
憶えてないの?
あーつかさは夜になるとすぐ寝ちゃうからね……
ま、憶えてなくてもいいわ、それでも話は先に進めるから。
でね、その日もいつもと同じように寝ようと思ってたんだけど……
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
カサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコソカサコ
真夜中に目が覚めたの。
何かが聴こえた気がしたから。
うるさいなぁ……何の物音だろう……
そう思いながら頭元を見てみると……
木箱がね、空いてたの。
辺りには新聞紙が散らばっててさ、
きっとそれに人形が包まれていたんだろうけど……
でも布団の中からじゃ木箱の中が見えないのよ。
どうしたと思う?
……ねぇ、私はどうしたと思う?
覗いてみたわ。
木箱の中をね。
するとね、中にはまだ幾らかの形を保った新聞紙が残っていたわ。
うん、新聞紙はあったのよ。
でも肝心のアレが無いの。
そうよ、木箱にはアレが入っているべきでしょう?
……でも無かったのよ。
人形が。
でね、その翌日青年が……
そうなの、昨日人形の入った木箱を持って来ていた青年が……
翌日ね、その翌日にはね……
死んでた?
まさか……生きてたわよ。
それで『人形を木箱に入れ忘れちゃってたぜ、テヘッ』って言いながら持って来たの。
そうそれだけ。
よくよく考えてみるとさ、私は木箱の中を予め調べてなかったのよね。
つまり本当に中に人形が入っていたかどうかは知らなかったの。
ちなみに青年の実際の台詞は知らないから私のアドリブよ。
だってその時、私とつかさは学校へ行ってたからね。
え、カサコソって音?
ネズミよネズミ、昔っから屋根裏で煩いし。
今でもこの時期になると結構うるさいでしょ?
ああ、つかさはすぐ寝ちゃうからね。
私なんてしょっちゅう気にしちゃってもうね……
新聞紙?
たぶん新聞紙もネズミが齧ってたんじゃないの?
さてさてここまでは前置きよ。
そうなの、話はここで終わらなかったのよ。
その夜、またもや目が覚めたの。
同じような物音を聞いたからね。
すかさず頭元を向いたわ。
そこにはやはり散らばった新聞紙と開いている木箱。
私は前日と同じ様子で中を見たの。
すると無かったのよ。
中には前日と同じように新聞紙だけで、人形なんてどこにもね。
今日は確かに人形を持って来ているのを見ていた筈なのに……
お父さんがこの箱にそれを入れているのを確認した筈なのに……
翌日、また青年が来ていたわ。
今度はしっかりと私の目の前で人形を抱えてね。
で、その時はじめて人形を近くで目にしたんだけど、正直怖かったわよ。
日本人形っていうのかな?
あの典型的な小顔で色白でおかっぱ頭で真っ赤な着物を着こんでいて……
まるで目を離した隙に歩きだしそうな……
そんな事を考えていたらさ、青年がお父さんに訴えていたわ。
「なぜなんですか!? どうしてうちにこの人形があるんですか!?
これでここへ持ってくるのは3回目なのに、なんでうちに人形が帰ってくるんですか!?」
その時わかったの。
あの日、私が人形なんて入っていないって思っていた時から……
既にその人形は私の頭元にあったということにね。
そしてそれが……夜のうちに青年の元へと帰っていたということにも……私は気付いたの。
お父さんも流石に事態を重く受け止めたようだった。
その人形は不思議なのよ。
木箱から出して一晩中監視していたらピクリとも動かないの。
よくよく見てみると可愛らしい顔つきをしているようにも見えた。
けれどもある日、気を抜いて目を離した晩には忽然と姿を消してしまうのよ。
まるで青年の元へと帰りたいと言わないばかりにね。
さらに不思議なのは髪が伸びるのよ。
背中辺りまでだったのが気付けば腰、そしてこなた並になって……
注意して測ろうと思った時には地面に付く程にまで伸びていたわ。
まるで生きているかのように髪が伸びていくの。
結局、それからも神社まで持って来ても青年の家へと帰りついてしまう。
どうしようもないと悟ったお父さんは青年に二択を迫ったわ。
人形を焼くか、或いはそのまま青年の自宅に置くかという二者択一の問い。
でもお父さんはこう付け加えていた。
「強い願の掛かった人形を焼くのは気の毒だ。
それに人形は災を齎してもいる訳でもないし、むしろ貴方を見守ろうとしているようにも感じられる」
それから青年にその人形の出所を尋ねていったの。
たぶん、ルーツを辿る事が解決への道だと踏んだのよ。
ちくしょう今日学校なのにまた徹夜だちくしょう
学校で寝れば良いだけ
職場では寝られんよ
言葉を切り、かがみが携帯電話を覗いた。
かがみ「閉じ込められてから15分か………」
つかさ「そろそろ心配して助けに来てくれるかも………」
かがみ「………だといいんだけど」
つかさ「えっと………それで人形の話は?」
聞きたくはないけど、途中まで聞いてしまっては先が気になる。
それに今の流れから行くと悪いほうへは向かわない気がする。
大丈夫、怖くない。
この暗さにも大分慣れて来たし。
かがみ「結局、その人形は青年が引き取ることになったみたい」
つかさ「どうして?」
かがみ「どうも先日亡くなった祖母の形見だったんだって。
だから初めから自分で直接処分出来ずにウチへと持って来てたらしいわ」
つかさ「今はどうなったの?」
かがみ「最初に言った通り、この間ウチへと運ばれてきて今は倉庫の中。
あの時の青年が………じゃない、オッサンが結婚したという報告と共に運んできたからね」
つかさ「へぇー………」
かがみ「まるで役目を終えたみたいに人形は動かなくなって、髪も伸びなくなったとか」
そんな話、初めて聞いた。
倉庫のどの辺りに人形があるのかな?
帰ったら探してみたいな………怖いけど………
かがみ「結局ね、心配だったのよ。おばあちゃんは子供の行く末がさ。ま、これは私の勘だけどね。
オッサンも暫く様子を見たらまた引き取るらしいし、一件落着じゃないの?」
話に引き込まれたwww超おっかねぇよw
ってかさりげなく>>726が名言を残した
かがみが静かに微笑んでいた。
明るい溜息と共に髪をくるりと巻き取る癖を見せながら。
それから少しだけ黙り込んで………そして意を決したようにこちらを向いた。
かがみ「ねぇつかさ、私は思うの」
表情が違う。
暗がりの中だからとかいうものなんかじゃない。
雰囲気が違う………まるで真剣そのものなんだ。
つかさ「………なに、お姉ちゃん?」
かがみ「私はね、人形にも命が宿るんじゃないかって、そう思うの。
ほら、私達だって人間という”容れ物”に心だとか意識だとかが宿っている訳でしょ?
それが例えば犬だったら動物な訳だし、カジキマグロだったら魚な訳で………」
何を言いたいんだろう。
かがみ「つまりはその”容れ物”が人間というモノでは無かったとしても、それはそれで何も変わらないことなんだって。
おかしいかな?………ううん、おかしいよね、ごめん」
それきり俯いていた。
何が言いたいのか、何が真意なのかはよく解らない。
それでもなんとなくここまでペースを握られていただけあって、このまま言い成りになるのは少し悔しい。
つかさ「お姉ちゃんはおかしいよ、人形はやっぱり人形でしかないんだし。
髪が伸びる人形が本当の話なのかどうかは別として、やっぱりそれでも人形は造り物だよ」
だから私はそう返した。
ようやく前座が終わった
ちょっと休憩
もう外明るいのに怖くておしっこいけねえよお
なんか空の境界思い出した
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【起床編】
日下部兄「自分の家族と自分の友達が付き合うって嫌だよな?」
あやの「嫌じゃないでしょ別に」
日下部兄「嫌だよ俺は!俺の友達とみさおが付き合ったりしたら!」
あやの「じゃあ何あんた、自分が嫌なこと人にはするんだ?」
日下部兄「そうかもしれない、それで興奮するのかもしれない」
あやの「バッカじゃないの?もう帰るわ」
日下部兄「ちょ、えーっと、朝メシ食ってけよ」
あやの「やだ、ここんちの米マズいもん」
日下部兄「………家まで送ろうか?」
あやの「いい、1人で帰れる」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【帰宅編】
あやの「ただいま」
母「あら、おかえり。昨日も日下部さんとこ?」
あやの「そうそう、みさおったら喋り倒して返してくんないのよ」
母「うふふ、仲がいいのね。ちゃんとお勉強もするのよ?」
あやの「ハイハイ分かってるって」
自室にて
あやの「そういや昨日の夜から朝まで全然みさおと会わなかったな。電話してみるか」
プルルルルル、ガチャ
みさお「おーっす、あやの、どうした~?」
あやの「昨日あんたんち泊まってたのよ。全然会わなかったね」
みさお「あたし昨日早く寝ちゃったし朝も早くに出たからね~」
あやの「あれ?今家じゃないの?こんな早くから何処でかけてんのよ?」
みさお「実は今日は柊姉妹とちびっ子と一緒に肝試しする予定なのさ~」
あやの「ハア?あんたらいつまでも餓鬼みたいなことやってんのね」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【自宅のキッチン編】
あやの「あれ~?米が無い」
母「あら、今朝の分は炊いてないわよ。パンならあるけど」
あやの「今日は米の気分なの」
母「じゃあ今から炊く?」
あやの「うーん、間を取ってコンビニでフレーク買ってくる」
母「あ、そ。気をつけていってらっしゃいね」
あやの「はーい、いってきまーす」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【コンビニへの道中編】
あやの「コンビニまで歩いて10分は不便だなあ」
ゆたか「あれ?!峰岸先輩!おはようございます!!」
あやの「えーっと、誰だっけ?」
ゆたか「あ、えと、私、泉こなたお姉ちゃんの親戚で……」
あやの「あーハイハイ、ゆいちゃんね」
ゆたか「えと、あの、ゆたかです。ゆいは私の姉なんです」
あやの「うーん、そんなのもいたなあ。紛らわしいよ」
ゆたか「す、すみません……」
あやの「あやまることじゃないでしょうが」
ゆたか「すみま……あ、えと、失礼します」タッタッタ……
あやの「(間が悪い子だなあ)」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【コンビニでお買い物編】
あやの「(メグミルクと……あった、あった、チョコクリスピー♪)」
白石「お待ちのお客様こちらのレジへどうぞー」
あやの「あれ、あんた……」
白石「……?あ、かがみんの友達の……」
あやの「ま~た柊ちゃんの付属品扱いかよ」
白石「スミマセッ!あのっ!峰岸さん……でしたっけ?」
あやの「よろしい、さっさと会計済ませて」
白石「スミマsッ!合計で737円になります」
あやの「えーっと、じゃあ730円で!ありがとっ!」
白石「ア、困ります!」
あやの「7円ぐらいあんたが払っときなさいよ!じゃあね!」
白石「………」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【朝食後の退屈編】
あやの「ふー、今日は微妙な知り合いにやたら会う日だなあ」
ピロリロリ……
あやの「ん?みさおからメールだ……心霊写真?何これ?バカバカしい」
あやの「暇だから誰か誘って買い物でも行くか」
プルルルルル、ガチャ
みゆき「もしもし?」
あやの「おはよー高良ちゃん今日ヒマ?」
みゆき「今日は今から池袋にお洋服を買いに行こうかと……」
あやの「おー丁度いいな、一緒にいこうよ」
みゆき「はい、よろこんで」
あやの「あれ?あんた今日はあのチンチクリン3人組とは一緒じゃないのか」
みゆき「お誘いがありましたがお断りしました。
彼女らを連れて行ったら私の行きつけのショップにもご迷惑でしょうし」
あやの「あんたも結構きついこと言うのね」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【池袋駅到着編】
あやの「もしもし高良ちゃん~?もう池袋ついた?」
みゆき「あ、今ついたところです」
あやの「待ち合わせどこにしよっか?」
みゆき「えーっと、IEGPなんてどうでしょう?」
あやの「IE……何?西口公園?」
みゆき「あはは、違いますよ。池袋イーストゲートP'パルコです」
あやの「(何なんだこの女……)うん、わかった、今から行くね」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【ナンパ編】
P'パルコ前にて
あやの「まだ高良ちゃん来てないな……」
男「ちょっとあなた……」
あやの「あー、ナンパなら他当たって……」
そうじろう「こなたのお友達でしょう?」
あやの「え?」
そうじろう「やっぱりそうだ!こなたの友達だ!名前も思い出せそう!あやのちゃん!」
あやの「(うわっキモ……)あ、どうもこんにちは……」
そうじろう「いやー君は陵桜学園でもかなり可愛い方だからね。覚えてたよ」
あやの「(そういや体育祭の時にこいつウロウロしてたな)」
そうじろう「今日は池袋までお買い物?それとも彼氏とデートかな?うふふ」
あやの「(何なんだよこのオッサンキモ過ぎ。嫁の顔が見てみたい……
ってそういえばあのちびっ子、お母さんいないって言ってたな。
まあこんな野郎だから愛想つかして逃げてったんだろうな)」
そうじろう「えへ、よかったらオジサンとスタバにでも……」
あやの「気持ち悪い」
そうじろう「え?」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【説教編】
あやの「オッサン気持ち悪いよ。いい年して娘の同級生に手を出そうとして」
そうじろう「お、おれは別にそんなんじゃ……」
あやの「そんなんだから奥さんどっか行っちゃうんだよ」
そうじろう「………!!!」
あやの「分かったらさっさと家に帰って娘のパンツでも……ってあれ?」
そうじろう「うっ……うっ……えぐっ……ひぃん……」
あやの「オッサン何泣いてんの?!」
そうじろう「うっ……ごめんな、かなた……俺こんな……みっともない……」
あやの「(うわーめんどくさいことになっちゃった)」
みゆき「い、泉さんのお父さん?!」
あやの「グッドタイミングだ高良ちゃん!オッサン泣いちゃったんだよ!」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【説教編その2】
近くのマクドナルドにて
あやの「もういい加減泣き止めよオッサン」
そうじろう「うっ……うっ……」
みゆき「峰岸さん……泉さんのところの奥様は既に亡くなられてて……」
あやの「だからそれじゃなお悪いって言ってんでしょ!
天国の奥さんほったらかして娘の同級生に……
体育祭の時だっていろんな女の子に声かけてたのよ!」
そうじろう「すみません、すみません、悔い改めます……」
あやの「ったく……何なのよこの構図。女子高生2人の前でオッサン泣きながら反省って」
みゆき「まあまあ、同級生のご家庭の事情にこれ以上首を突っ込むのも……」
あやの「こいつが若い女に声かける以上は関係ないとは言えないでしょ!」
そうじろう「やはり俺は若い女の身体に飢えているのかもしれない……」
あやの「うわ!何か語りだしたよ!やっぱりもう行こう高良ちゃん!」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【ファミレス編】
買い物も無事終わり、ファミレスにて
あやの「ふー、今日は高良ちゃんにつられていっぱい買っちゃったなあ」
みゆき「私も峰岸さんのアドバイスのおかげで可愛い服を沢山買えました」
あやの「私たち意外に良いコンビかもなー」
みゆき「うふふ、そうですね」
あやの「じゃ、そろそろ帰ろうか」
みゆき「あ……」
あやの「どうした?」
みゆき「私今夜夕飯にパエリアを作ろうと思って必要な材料をメモしておいたんですが、
そのメモを家に置いてきてしまいました……。最後に買って帰りたかったんですけど……。」
あやの「そういや柊ちゃんがこの前家族でパエリア作って食べた話してたなあ」
みゆき「じゃあ、かがみさんに聞けば分かるかもしれませんね」
あやの「いや、あいつは料理には無頓着だからな。妹ちゃんなら分かるんじゃないかな」
みゆき「つかささんですね。じゃあ今から電話で聞いてみましょう」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【進展編】
プルルルルル、プルルルルル、プルルルルル、ガチャ
つかさ「 あ っ た あ ! あ っ た よ お 姉 ち ゃ ん !
わ た し 携 帯 忘 れ て き た と 思 っ た け ど
服 の ポ ケ ッ ト に 入 れ っ ぱ な し だ っ た よ !
電 波 も 通 じ る よ ! 助 か る よ お 姉 ち ゃ ん ! ! 」
みゆき「……つかささん?」
あやの「何だ何だ?電話の向こうはやけにテンション高いな」
書き貯めたのはここまで
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【空気読めない編】
つかさ「ゆきちゃん?!助けて!!今お姉ちゃんと一緒に閉じ込められて!!ああ!よかった!!」
みゆき「つかささん?落ち着いてください。かがみさんと一緒にいるんですか?」
つかさ「ゆきちゃん!今病院だよ!閉じ込められてるの!怖い!助けて!!」
みゆき「つかささん落ち着いて。かがみさんと一緒にいるんでしょう?電話代われる?」
かがみ「代わったわよ。みゆき?今肝試しで廃病院に連れてこられたんだけど、
地下の霊安室から出られなくなっちゃって、私の携帯も電波繋がらなくて……。」
みゆき「廃病院?泉さんは一緒じゃないんですか?」
かがみ「こなたとみさおと一緒だったんだけど、地下に入るとこから別行動でさ。
何か様子がおかしいのよ。あれから結構時間経ったっていうのに助けに来ないし……。」
あやの「おいおい何だ何だ、さっさとパエリアの材料聞いて帰ろうよ」
パエリアうぜぇw
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【事態把握できてない編】
みゆき「とにかく、こちらから泉さんと日下部さんに連絡入れてみます。
そちらの携帯電話の電池は大丈夫ですか?」
かがみ「うん、一応まだ2つ残ってる。急ぎでお願い。つかさが取り乱しててさ」
つかさ「お姉ちゃん余計なこと言わなくていいよ!!チクショオォオォ!!!」
かがみ「つかさ……。じゃ、みゆき、そういうわけだからよろしくね。電池もたせる為に切るね」ブツッ
あやの「ねえどうしたの?あいつらに何かあったの?病院って?」
みゆき「とりあえず泉さんに……」
プップップップ「おかけになった電話番号は現在電波の届かない所か……」
みゆき「つながらない……じゃあ次は日下部さん……」
プップップップ「おかけになった電話番号は現在電波の届かない所か……」
みゆき「どうして?!かがみさんとつかささんが閉じ込められてるというのに
もしかして泉さんと日下部さんの身にも何かが?……病院……どこの……?」
あやの「なあさっきから何?病院って何なの?誰か怪我でもしたの?」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【空気編】
プルルルルル、ガチャ
みゆき「もしもしかがみさん?」
かがみ「もしもし、みゆき? ガシャァァァン!!」
みゆき「!!どうしたんですか?」
かがみ「つかさが……つかさが……手当たり次第にそこらじゅうの物を壁に……」
みゆき「泉さんと日下部さんには電話したんですが繋がりませんでした。
今から私達でそちらに向かいます。その病院の場所分かりますか?」
かがみ「分からないわよそんなの!私だっていきなり連れてこられて!
ねえみゆき、つかさがおかしいの、早く助けに来て!」
みゆき「落ち着いてください、つかささんが取り乱してる今、かがみさんが落ち着いてないと……」
かがみ「……うん、そうね。つかさは私が守るしかないもんね」
つかさ「ウアアアア!!チクショオオ!!そうやっていつも大人ぶりやがってえええ!!!」
みゆき「そちらの病院の名前も分かりませんか?」
かがみ「うーん……入るときに看板見たような気もするけど……思い出せない……」
みゆき「そうですか……困りましたね……」
かがみ「とりあえず切るね。この状態のまま繋いでても電池消費しちゃうから」
みゆき「すっかり落ち着きましたね、つかささんのことも勇気付けてあげてくださいね」
ツーツーツー
あやの「私もう帰っていいかな?」
みゆき「分かりました。状況を説明します。」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【役に立つ編】
あやの「なるほどね。肝試しなんかするから自業自得だね」
みゆき「……とにかく、彼女達4人は埼玉のどこかの廃病院にいるということです」
あやの「へえ、それどこなの?」
みゆき「それが分からないんですよ!」
あやの「怒るこたないじゃん。高良ちゃん、もしかしたら手がかりがあるかもしれないよ」
みゆき「どういうことですか?」
あやの「さっきみさちゃんからメール送られてきたんだよ。
薄暗い建物の中で妹ちゃんが写ってる写真だったんだけどね、心霊写真だって言ってた。」
みゆき「廃病院で撮った写真ですか!?そこに何か手がかりが写ってるかもしれません!」
あやの「落ち着けよまったく。ほら、これだよこれ。」
みゆき「………暗くてよく見えませんね」
あやの「それ結構ズームできるはずだよ。容量大きかったから。パケ代かかるっていうのに……」
みゆき「………あ!これは……!」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【架空埼玉医療事情編】
みゆき「この端に写ってる医療器械みたいなもの……病院名が大きくプリントされてます
……が、画面端で途切れてて……」
あやの「……心病院?埼玉に心病院なんて病院あったのかな?」
みゆき「おそらく心の前にも何か文字が入るのでしょう。『~心病院』……。」
あやの「つーか埼玉の廃病院なんてそういくつも無いだろうから、しらみつぶしに探せばいいじゃん」
みゆき「何言ってるんですか!埼玉には50もの廃病院があるんですよ!」
※この物語はフィクションです。実際の人物・団体・埼玉は架空の物です
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【恵ちゃん編】
ピリリリリリ
みゆき「!つかささんの携帯から電話です。もしもし?」
かがみ「みゆき!助けてよお!つかさが……つかさが……もう可哀想で見てられない!」
つかさ「アッハハッハ!!私達ここで死ぬんだよ!!死ぬの!これから!恵ちゃんみたいに!!」
かがみ「恵ちゃん……?ほら、みゆき!つかさおかしくなっちゃったのよ!怖くて……可哀想に……」
みゆき「恵ちゃんって……まさか!かがみさん、つかささんにその恵ちゃんについて聞いてみて下さい!」
かがみ「え、な、何言ってんのよ?つかさ、つかさ?その……恵ちゃんって誰のこと?」
つかさ「そこにいるよ!すぐそこにいるよ!恵ちゃんそこにいる!!」
かがみ「何なのよもう!怖いよ。みゆき、つかさは恵ちゃんがそこにいるって言ってるわ」
みゆき「そこってどこですか?袋の中じゃありませんか?」
つかさ「ゆきちゃん凄い!当たりだよ!袋の中にいるの!袋に恵ちゃんの名前が書いてあるの!
私たち恵ちゃんみたいにここで朽ち果てるんだわ!チクショオオオオオオオオオオ!!!!!!!」
かがみ「つかさ……。みゆき、どうやら恵ちゃんって遺体袋の中の……ここ霊安室だから……」
みゆき「袋に恵と書いてあるんですか?!それ病院の名前ではありませんか?!」
かがみ「あ……そうだ……薄くなってるけど、「恵●病院」って読めるわ」
みゆき「恵心病院……恵心病院です!私の曽祖父が勤めていた病院です!恵心病院!」
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【辻褄合わせ編】
あやの「ああ、恵心病院って聞いたことあるよ。心霊スポットの。あれ確か神奈川じゃなかったっけ?」
みゆき「この物語はフィクションです。実際の人物・団体・埼玉・神奈川・恵心病院は架空の物です」
あやの「うわ!何だよビックリするなあ。じゃあとりあえず行ってみよう。埼玉の恵心病院跡にね、うん」
o
モノホンの犬畜生、峰岸あやのの1日【めんどうくさくなった編】
あやの「ここが恵ちゃん病院ね」
みゆき「この地下にかがみさんとつかささんが……そういえば泉さんと日下部さんの行方も気になりまッ」
ゴ ン ! ドサ……
あやの「え?高良ちゃん?何急に倒れちゃっ」
ガァン!
あやの「痛ぁ~~!何?何なの?……え?あれ?あんた何で」
ガッシ!ボカ! ドサ……
癒され体質の愛されガール、峰岸あやの(笑)の1日【完】
プルルルルル……プルルルルル……プルルルルル……
かがみ「あれ~?繋がらなくなっちゃった。何やってんだろみゆきのやつ。
あやのも一緒だったみたいだけどそっちも繋がらないし……」
つかさ「ごめんね、お姉ちゃんごめんね、私、お姉ちゃんのこと、ごめんね」
かがみ「もう泣かなくて良いのよ。私はつかさが良い子だって知ってるんだから」
つかさ「……うっ、うっ、おねえちゃ~ん!こわいよ~!!」
かがみ「はいはい、ずっとひっついてなさい。
みゆきもダメとなると警察に連絡するしかないか……病院の名前も分かったし。」
つかさ「警察?そうだよ!最初から警察呼べば良かったんだよ!あはは、気付かなかった!」
かがみ「うん……でも廃病院に忍び込んで警察沙汰となれば、K大法学部の推薦は無理そうね……」
つかさ「え?!だめだよお姉ちゃん!そんなの絶対ダメ!お姉ちゃんに迷惑かけられないよ!」
かがみ「大丈夫よつかさ。推薦がダメでも一般で頑張れば良いんだし。無事に帰れるのが一番よ」
つかさ「ダメ!私のせいなの!私がお姉ちゃんに嫉妬なんかするからこんなことに……ダメだよお姉ちゃん!」
かがみ「良いのよつかさ。それより私はつかさにこれ以上怖い思いをさせるのが嫌だよ。だから、ね?」
つかさ「うん……」
プルルルルル……ガチャ
かがみ「もしもし、警察ですか?実は……」
かがみ「結局救助されて家に帰ってこれたは良いけど、警察、学校、親にこっぴどく叱られたわね」
つかさ「こなちゃんとゆきちゃん、みさおちゃんとあやのちゃん、どこにいるんだろう?」
かがみ「うーん、心配だけど警察が見つけてくれるわよ。それよりつかさ疲れてるでしょ?お風呂入りなさい」
つかさ「私のせいだ……ちくしょう……私のせい……ちくしょう……私の……ちくしょう……」
かがみ「いい加減に……!!ん、ごめん、心配だよね。つかさ、一緒にお風呂入ろっか?」
つかさ「うん、お姉ちゃん、私こそごめん。お風呂入ろう。一緒に入るのなんて久しぶりだね」
かがみ「あれから1週間……あいつら何やってんのよ……」
つかさ「畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生」
かがみ「つかさ!」
つかさ「あ、ごめん……お姉ちゃん、私達今日も取り調べだね」
かがみ「あれから毎日よ……。警察の奴ら同じこと何回も聞いて……。
私達が何かしたと疑ってるのかしら?早くこなた達を見つけてよ」
つかさ「疑ってるよ、学校のみんなも」
かがみ「え?」
つかさ「当たり前だよ。私達2人の近い人が4人も行方不明なんだよ?
私達が変な目で見られるに決まってるよ。お姉ちゃん鈍感だから気付かないんだね
畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生」
かがみ「やめて!あんた最近やっぱりおかしいわよ。どうしたの?何があったの?話しなさいよ!」
それより人形の話の続きが気になるよちくしょう
>>692のつづき
つかさ「お、おねえちゃん!」
かがみ「い、痛いってアンタ!どこ触ってんの!」
つかさ「だだって………」
かがみ「ほら、とりあえず手繋ご。………1階に上がるだけだから何とかなるって」
つかさ「ひっく………うぅっ………」
かがみ「ほら泣かないの、ね?大丈夫よ」
つかさ「ふぐぅっ………」
ちくしょうかがみちくしょう!!!
ほんとは自分だって手繋がないと怖いくせに!そうなんでしょ!?私にはお見通しなんだよ!!!
よかったね私がいて!!私いなかったらきっと怖くて何も出来てないよ!!
あとお願いだから絶対手は離さないで!!!!
かがみ「………つかさ」
つかさ「え?何?何かあったの!?なぎはらって!!なぎ払うの!!!」
かがみ「いやそうじゃなくて………あのさ………」
何なのこんな時に!!早く前に進んでよぅ!!!!
これ前にいるの本当にかがみ!?お姉ちゃんなの!?暗くて顔見えないからこわい………
つかさ「な、何………?」
かがみ「その………ごめんね………」
つかさ「………?」
かがみ「………いやさ………何か最近つかさの様子が変だったから………私何か悪いことしたのかなーって………」
つかさ「………ウェ?」
かがみ「………つかさ優しいから………何かあっても私に言えないんじゃないかって………」
つかさ「………」
かがみ「………ほら、私はさ、こんな性格だから気にくわないことあったらすぐ表に出ちゃうタイプだけど、つかさは違うじゃない」
つかさ「………えっと………」
かがみ「生まれた時からずっと一緒だったけど、そろそろアレかなって」
つかさ「………?」
そろそろアレ?なんなの?どしたのこの人?
いきなりそんな話しされてもどう対応すればいいから分からないんだけど………
かがみ「私さ………あの家出ようと思うんだよね」
つかさ「!?」
………ウェ?www
な、何て!?今なんて!?落ち着いてもう一回言うよ?いい?
い、今なんて!?何て言ったの!?
で、出てくって!?ウチを出てくの!?何で!?いきなりどしたの!?
お姉ちゃんどしたの!?
お姉ちゃん壊れた!!!!!!お姉ちゃん崩壊!!!お姉ちゃん崩壊!!!!!!ゲシュタルトお姉ちゃん!!!
かがみ「………あはは、今言うことじゃなかったね」
つかさ「あ、あの………」
かがみ「んー?」
つかさ「出、デテッ、出てくって、う、ウチを?」
かがみ「うん………」
ちくしょうかがみちくしょう!!!真っ暗で表情伺えないよ!!!!!
ニヤニヤしてるの!?泣いてるの!?何ですすり声が聞こえるの!?うれし泣き!?
状況があんまり把握出来ないよ?………
かがみ「静岡に親戚いるの知ってるでしょ?そこに厄介になろうって」
つかさ「お、ォ…………ォホッw………オォ………」
分かった。きっと冗談だ………
ちくしょうかがみちくしょう!!!こんなつまらない冗談なんていらないよ!お姉ちゃん笑いのセンスないね!
きっとそうだよ!私知ってるよ!静岡ってサイレントヒルでしょ!あのチョロ毛と一緒にやってるの見たことあるもん!
残念だよお姉ちゃん!サイレントヒルはゲームの中だけだよ!!!くやしいねwwwwwwこれはくやしいねwwwwww
私に揚げ足とられちゃったwwwwwwくやしいwwwwwwwくやしがってる?おねーちゃーんwwwwwwwお顔みせてwww
きっと私に揚げ足取られてること分かったら、つかさちくしょうwとか思う筈だよwwwwwwでも今は言わないであげるwwwwww
こなた「お?………おー!いたいたー!無事二人共救助ー!」
みさお「ぎゃははwwwこ、こいつらアホだってばwwwwww遅いと思ったらライト切れてるじゃんwwwwww」
かがみ「あ、あんた等ねぇ!!!こっちはマジで焦ったんだからね!!」
こなた「アハッ、言いのかなぁ、そんな口聞いて?私たちがこなかったら一晩ここで過ごしてたかもしれんよ~?」
かがみ「む………」
こなた「それにさぁ、そのライト用意したのはかがみんじゃ~ん。………ってか携帯は?」
かがみ「あんたがメールしてきた時にちょうど充電切れちゃったのよ。………ま、良いわ………取りあえず助かって」
こなた「私が様子見に行こうって言ったんだからねぇ~?感謝してよ~ん」
かがみ「はいはい」
みさお「お?………どしたつかさー?ビビって腰ぬけちまったのかー?」
つかさ「………」
こなた「ぉお~つかさ~。こんな暗いところでかがみと二人っきりで怖かったろうに。ほれ!私の胸なら空いてるよ!飛びこんでおいで!」
みさお「おらぁ!」ドンッ
こなた「ボォッフ」
みさお「いや飛びこんでおいでって言うから………」
こなた「くそぅ………みさきちめ………」
こなた「アッハッハ!いやぁまぁ兎にも角にも廃病院探索無事しゅうりょ~~う!」
みさお「いやー、思ったより面白かったなー!あ、つかさの心霊写真あとでメールで送ってな!」
こなた「ぬふ、つかさはおいしいとこ持ってったねぇ」
つかさ「………」
こなた「ぬ?………う~ん、さっきのがよっぽど効いたみたいだね。まだ怖いの?」
つかさ「………」
かがみ「………つかさ?」
つかさ「フォッ!?………な、何お姉ちゃん?」
かがみ「どしたの?………もしかしてさっきのでどこか怪我でもした?」
つかさ「な、何でもないよ!平気平気………!」
こなた「さーて次は廃トンネルだーッ!!」
みさお「おーっ!!!」
かがみ「まてい!………今何時じゃ!」
こなた「ん?………9時かな」
かがみ「9時ってあんたねぇ………そこ行ったら家つくの遅くなりすぎるわよ」
みさお「まだいいじゃねーかよぉ、柊~」
かがみ「アンタ等だってそーよ?大体女だけで行くのって心細いわよ、こんな時間だと」
こなた「むぅ………まぁ一理ありますなぁ………」
みさお「ちぇー、しょうがねぇなぁー」
こなた「そんじゃー今日はこれで解散としますか!」
かがみ「うん。それがいいわよ」
それにしても………廃病院の真っ暗な地下でお姉ちゃんが言った冗談………センスなかったな………
あまりにもセンス無かったからちょっとドキっとしちゃったよ。
ハハッ、まぁアレだよね、これである意味弱味つかめたっていうかね。
サイレントヒルはちょっと笑ったけどwwwwww………静岡とか………
サイタマサイタマ出来ないよ?お姉ちゃん。他に思い浮かばなかったのかなぁ、どんだけだよお姉ちゃん。
かがみ「つかさ?」
こなた「ホイッ!?」
かがみ「どしたの?………………もしかして私また………」
つかさ「お姉ちゃん、それ私じゃなくてこなちゃん」
かがみ「あぁ………つかさはこっちか」
こなた「び、びっくりしたな………いきなり顔近づけてくるもんだから」
みさお「照れてんのか?」
こなた「………ちょっと///」
みさお「だってさwwwwww」
かがみ「ごめんごめん、何だか私も疲れちゃったみたい」
こなた「まだちょっとドキドキしてます」
みさお「うっし。それじゃあ私は家こっちの方面だから、じゃあな~!」
こなた「ぉお~う、みさきち~!また学校でねぇ~」
こなた「それじゃあ二人共!私はこの辺で!」
かがみ「おー。それじゃあね、こなた」
つかさ「ばいばいこなちゃん」
こなた「うーん………」
かがみ「ん?どしたの?」
こなた「双子っていいねぇ」
かがみ「な、何よ急に………」
こなた「これから一人でとぼとぼ帰る私から見れば二人で帰る君達が羨ましいのだよ」
かがみ「なーに言ってんの」
こなた「さ、最後に、かがみん」
かがみ「ん?」
こなた「さ、さっきは良い匂いでした……ドゥフッw」
かがみ「へ?………何だって?」
こなた「それじゃあさらば~!」
かがみ「ったく………変な捨てセリフ置いてきやがって………」
つかさ「………」
かがみ「じゃ、私たちも帰ろうか?つかさ」
つかさ「うん………」
家に帰って布団についたら、いつもならすぐ寝れたのに、今日は何だか眠れなかった。
おかしいな………疲れてる筈なのにな………
これもお姉ちゃんのせいだよちくしょう、ちくしょうかがみちくしょう。
いきなり何なのさ……いつも変な冗談言わないのに………気になっちゃうよ………
そういえば小さい頃は、私が怖い番組を見て寝れなかった時はお姉ちゃんと一緒に寝たっけかな………
………もう!ちくしょう!何だかわけわからないよ!
そ、そうだ!ま、またお弁当にイタズラしてやろwwwwww
明日は早く起きて私が二人分のお弁当つくって………うん、そうしよう!
朝、まだ6時。
ちくしょうかがみちくしょう!!イタズラする時まで私を困らせるなんてね!!!
まぁいいけどね!!!!勝手に一人でサイレントヒル(笑)でも行ってればいいんだよ!!
ップー、クスクス。今日のお昼またかがみちくしょうが困る姿が目に浮かぶよ!!!!!!ざまぁみろだね!!!
みき「あら?つかさ、今日は早いのね」
つかさ「あ、お母さん。おはよ~」
みき「かがみの分のお弁当も作ってるの?偉いじゃない」
つかさ「あはは………」
びび、びっくりしたなぁ………良かった…………かがみじゃなくて………
………そうえば………そうだ!今ならお母さんにあのこと聞けるじゃない!
どうせかがみのくだらない冗談なんだろうけどねwwww
つかさ「あ、あのさぁお母さん」
みき「ん?なに?」
つかさ「………その………お姉ちゃんさ………別にどこにも行かないよね?」
みき「………?」
つかさ「えっと………」
みき「あら………もう知ってたの?」
つかさ「………え?」
みき「………まだ決まったわけじゃないんだけどね。そのウチみんなにも話しておこうかと思ってるんだけど」
つかさ「………えっと………」
みき「あー………そろそろ私お父さんのお手伝いしなきゃ。遅刻しないで学校行くのよ」
つかさ「………うん………」
ってかトンネル涙目
ここまででふ
後は>>785に頼んだ
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/28(日) 17:10:43.70 ID:EOIPsVMl0
セル「ちくしょーちくしょー完全体に、完全体にさえなればー!」
ベジータ「はーはっはっは」
↑(微妙に内容を変え2、3回繰り返し)
トランクス「凄い・・・、これなら勝てる・・・」
セル「ちくしょーちくしょー完全体に、完全体にさえなればー!」
ベジータ「はーはっはっは」
クリリン「すげぇや・・・、こ、これならセルにも勝てるんじゃないのか・・・?」
セル「ちくしょーちくしょー完全体に、完全体にさえなればー!」
ベジータ「はーはっはっは」
(CM)
セル「ちくしょーちくしょー完全体に、完全体にさえなればー!」
ベジータ「はーはっはっは」
ベジータ「・・・・、おい、お前のいう完全体とやらはそんなにすごいのか?」
セル「そうだ、完全体さえなればお前などに・・・!」
ベジータ「ほう、本当に強くなるんだな?」
セル「そうだ、完全体さえなればお前などに・・・!」
セル「ちくしょーちくしょー完全体に、完全体にさえなればー!」
トランクス「いったい何を話してるんだ?」
セル「ちくしょーちくしょー完全体に、完全体にさえなればー!」
ベジータ「おい、なってみろよ。完全体に・・・。」
セル「なんだと?」
ナレーション「いったいどうなってしまうのか?」
ここまでのまとめ
つかさ「ちくしょーちくしょーかがみ、かがみちくしょう!」
かがみ「どうしたのよつかさ?」
↑(微妙に内容を変え2、3回繰り返し)
トランクス「凄い・・・、これなら勝てる・・・」
つかさ「ちくしょーちくしょーかがみ、かがみちくしょう!」
かがみ「どうしたのよつかさ?」
みさお「すげぇや・・・、こ、これなら心霊写真も撮れるんじゃないのか・・・?」
つかさ「ちくしょーちくしょーかがみ、かがみちくしょう!」
かがみ「どうしたのよつかさ?」
(就寝)
つかさ「ちくしょーちくしょーかがみ、かがみちくしょう!」
かがみ「どうしたのよつかさ?」
かがみ「・・・・、ねえ、髪が伸びる人形の話知ってる?」
つかさ「やめてよ、霊安室じゃなければお前などに・・・!」
かがみ「これは私のお父さんに聞いた話なんだけど・・・」
つかさ「怖いよ、ライトさえあればお前などに・・・!」
つかさ「ちくしょーちくしょーかがみ、かがみちくしょう!」
あやの「いったい何を話してるんだ?」
つかさ「「ちくしょーちくしょーかがみ、かがみちくしょう!」
かがみ「ねえ、なってるよ。携帯・・・。」
つかさ「なんだと?」
俺「いったいどうなってしまうのか?」
微妙に直し忘れるのはよくあること
かがみ「ゴメンもう限界…怖いよつかさぁあああああああ!!」
つかさ「え、おっお姉ちゃん!?」
かがみ「うわぁあああん!!!!!!」
ちょっ何いきなり泣いてんのよ!私のほうが怖いのに!!こんなお姉ちゃんじゃ話しにならない。私が…私がお姉ちゃんを守らないと…!!!
みたいな展開を期待してたのに……ちくしょう
保守
つかさ「おねぇちゃん・・・この前の話だけど・・・」
つかさ「・・・・・・家を出て行くって話・・・・・・」
かがみ「ごめんね・・・もう決めた事だから・・・ギュ・・・」
つかさ「後ろからそっと抱いてくれるの久しぶりだね・・・すごく安心する・・・」
かがみ「そう久しぶりね。あの頃からつかさは本当に成長したわね・・・」
つかさ「えっ、ちょっと胸揉むのやめて・・・駄目だよ、感じちゃうよ、感じちゃうよ、感じちゃうよぅ・・・///」
かがみ「ほら、乳首を優しくなでられるの気持ちいいでしょ・・・」
つかさ「ひゃん!!ダメぇ・・・甘い刺激がすごいよぅ・・・はぁん!!はぁ・・はぁ・・・///」
かがみ「くっとつねられるのも好きよね」
つかさ「ひゃん///」
ちくしょう、かがみちくしょう・・・私の気持ちいいところどうしてかよく知ってやがる・・・
こうして私をおもちゃにして遊んでるんだ・・・でも身体が動いてくれないよぅ・・・はぅぅ!!
かがみ「気持ちいい?すごく気持ち良いでしょ?」
つかさ「//////」
かがみ「やっぱり双子ねぇ、気持ちいいところは全部同じなのね・・・」
つかさ「!!」
今やられている気持ちいい事は全部おねぇちゃんが気持ちいいと思う事なんだ・・・
じゃあ、今やられている事を全部おねぇちゃんにやれば反撃できるはず・・・
つかさ「ねぇ、おねぇちゃん・・・///」
つかさ「おねぇちゃん・・・ちょっと後ろむいてみて?///」
かがみ「後ろ?いいわよ」
つかさ「背中からそっと前の方に手を回して・・・はぁはぁ・・・それで・・胸を・・痛っ・・・なにか腕がチクっとしたよ・・・?」
かがみ「ごめんね、つかさ。ちょっとお薬を注射しちゃった」
つかさ「くすり・・・?あれ・・・からだがすごくあついよぅ・・・なにこれぇ・・・」
かがみ「媚薬ってやつ?」
ちくしょう!!かがみちくしょう!!!
かがみ「それで私の後ろにまわってどうするの?」
つかさ「いやぁ、もういいよぅ・・・おねぇちゃんさわって・・・お願い・・・」
かがみ「ふふふ、またちくびさわって欲しいんだ・・・はいっ」
つかさ「ひゃん!!/// だめぇ!!こんなはずじゃなかったのにぃ!!!」
かがみ「すごく気持ちよさそうね、私にはつかさがどうして欲しいかよくわかるし・・・」
つかさ「おねぇちゃん・・・おねぇちゃん・・・///」
かがみ「ほら、ちくびなめてあげる・・・優しくした方がいいよね」
つかさ「はぅ!!気持ちいい!!!こんなのおかしいよぅ!!おかしいのにぃ!!!ビクッビクッ!!」
かがみ「それじゃあ、つかさがお待ちかねの事しちゃおうかな・・・///」
保守
らららい
ここで俺が前半部分だけ華麗に纏めよう
2008/08/18(月) >>1
1 = ID:7hptw2ZY0
2008/08/19(火) 00:02:41.63 >>39
1 = ID:E7/OFaHO0
2008/08/20(水) 00:08:08.56 >>327
1(と思われる) = ID:DP6YabGd0
ここまで書いてたのは1のみで、派生は無い
この後1が放置プレイをしてたので2が>>327の時点から派生
2008/08/20(水) 19:36:06.55 >>465
2 = ID:81gTIAki0
2008/08/20(水) 21:03:07.25 ID:81gTIAki0 >>504
2が星野JAPANにより一旦離脱
2008/08/20(水) 23:02:49.23 >>558
3 = ID:WxHK72oy0 >>504からの派生でそのままFIN
2008/08/20(水) 23:54:32.22 ID:81gTIAki0 >>605
2が戻り、>>504から再開
2008/08/21(木) 00:08:01.75 >>616-665
2 = ID:sj1YAUFY0 続投
2008/08/21(木) 02:23:35.09 >>685
1(と思われる) = ID:qS2Npcgm0 が>>327から再開
面倒なんでここまでってことで
別に誰が書いたっていいだろうよ
つまんなければ叩けばいいじゃない
つかさ「ちくしょうコスプレちくしょう」
かがみ「ちくしょうコスプレちくしょう」
>>827
のつづき
ちくしょう・・どうして悲しいんだよ、あんな奴居なくなるから都合がいいのに。
ちくしょう・・・・ちくしょぉう!
つかさ「ねぇおねぇちゃん、どうしてもいくの?」
ちくしょう、なんでこんな事・・・
かがみ「・・・・うん・・つかさにも嫌ゎ・・・何でもない。」
つかさ「私おねぇちゃん嫌いじゃないよ!むしろ大好・・・はっ!?」
かがみ「つかさ・・・・」
その頃つかさの心理は二つへと別れた
黒つかさ「おめぇよ、なんであんな事言ったんだよ?」
白つかさ「だっておねぇちゃんが居なくなるなんて嫌だよ!!」
黒つかさ「何だよ?俺はお前があのカスが消えればいいのにと思ったからここにいるんだぞ!」
白つかさ「最初はそうだったけど・・・・」
こんなもので良かったら今書いてるんで待っててください。
流石に>>1じゃない俺が容量使い切っちまうのもあれかなと思ってさ
とりあえず人形の話が気になる人は>>737の後の暫定あらすじだけ書いとく
まあ書くのが間に合いそうにないってのも理由だけどね
あくまでも主人公はつかさなので、つかさ視点
1.暗がりの中で明日が七夕(柊姉妹の誕生日の誕生日)の話をする
2.色々あって扉が開く
3.依然として外に居た日下部・こなたへヒトガタを見せつけながら、かがみが詰問する
4.二人は閉じ込めたという事実を否定し、置いていたのは誕生日プレゼントだと言う
5.その日は解散
6.つかさは”人形の話”の真意を父に訊ねるが、『知らない』と返される
7.怪しんだつかさは父の目を盗み、倉庫の鍵を使って倉庫へ侵入する
8.”髪が伸びる人形”は見つからなかったが、代わりに柊家の出生記録を見つける
9.つかさとかがみ、二人が生まれたのは”廃病院”だったことが分かる
10.ついでに、かがみの出生記録に不審点が見つかる
11.やがて、かがみが自分たちを閉じ込めた人を突き止め・・・
私の人形はヨイ人形
落とした腕は紡ぎましょう
失くした心は与えましょう
消えた命は渡しましょう
私の人形はヨイ人形
っていう話
ヒトガタがあったのも、心霊写真が撮れたのもその所為
ついでに柊家は黒い事をやってる
残りの細部は各自の想像と推理で補ってくれればおk
黒つかさ「なんだぁ・・何にもいえないんだね、結局嫌いなんでしょ?」
白つかさ「嫌いなんかじゃない!!お前なんか消えてしまえ!!」←かわいい感じで言ってるように脳内再生してください。
黒つかさ「ほう、お前が作ったのに消すのか?このままであいつが死ぬ訳じゃないのに、俺を殺すのか?殺しもできないくせに、俺も一つの生き物だぜ。お前は一つの命を消してしまうのか?」
白つかさ「・・・・・殺さないよ・・・」
黒つかさ「ならすぐに戻ろうではないか?」
白つかさ「封印するんだよ。」
黒つかさ「?!・・・ふっ封印もっ・・できない奴がなんんと言おうッと・・・・」
白つかさ「(あれ?様子が変だ?)」
黒つかさ「(このままでは・・・封印され・・て・・・・)」
>>904
わかりますた
>>911
ありがとう
>>912
……の打ち方が解らないorz
三日ルールを教えてください
三日たったらスレが落ちる
>>920
あたらしくたてればおk?
すると白つかさが輝き出した。
気がつくと黒つかさが消えていた
かがみ「……つ…さ……つかさ!」
つかさ「おねぇちゃん…」
体を起こすとそこは病院だった。
おねぇちやんが私を抱きしめ泣いている。
私もおねぇちやんに抱きついて泣いた。
数時間後……
つかさ「おねぇちゃんわたし、なんで病院にいるの?」
かがみ「あんたが突然倒れたからよ。息もしてなかったからすぐに救急車をよんだの。」
つかさ「そうなんだ…………どのくらいで退院できるの?」
かがみ「明日には退院できるって。」
スレたてます。
あと900の6あたりから採用させていただきます。
>>931
でもこれはいいネタだからorz
採用しておk?
何かしらんがこのスレのパート立てるのは止めた方が良いぞ
俺が立てたスレだから、名前変えて違うのにして>>900が書くのはパートにはならないから問題無いんじゃないか?
今まで保守してくれた人サンクス、とにかくこのスレは落とそう
面白くないようなんで止めます
>>945
オリジナルなら読ませてもらいます
なんだろう……>>1が可愛くて仕方ないんだがww
>>946
わかった
じゃぁ肝試しに再び行くという流れでおk?
>>936
おもしろかったよ、ありがとう
他のSS書きの人もお疲れ様でした
翌日つかさは退院し、家に帰った。
こなたがかがみにでんわをかけた。
こなた「ねぇもう一回肝試し行かない?次はトンネルで」
かがみ「・・・いやだ。」
こなた「ねぇねぇ行こうよ~~~」
かがみ「私たちがあんなめにあってんのにまたやるの?」
こなた「GJ!」
かがみ「だめ!」
とこんなやりとりが2時間ほど続き・・・・・・
こなた「じゃあ明後日だよ!絶対だよ!」
かがみ「うん・・・・・・」
電話が切れる
かがみ「(なんで納得してしまったんだあぁぁぁ~~orz)」
>>936
だから居るならもっと早くにとwww
それからすまないね、最初はお前さんの文体を真似たネタのつもりだったが欲が出ちまったようだ
つーか粗筋くらい落として池wwwwww
>>956
次スレで、次スレで待ってるからな!!!
, : ―――: .
.. < : : : : /⌒} : : :>、
, イ >‐v' /: : : : : : :\
/ __ ..イー| /== |: : : : : : :ヽ
厶 -… ¨: : : 小: :| .' : : : | |: : : : : : ハ
/: : : /: : /:/│ヽ| .ム、 : : | |: : : : : : : |
(こ 。 / : : : |: : /ノ| | Ⅴーヽ--v: : : : : : : :|
c . ' : : : : |:斗'| { ヽ \ \| : : : | : : : |
|: /|: : :| / V ヽ__ | : : : |ヽ: : l
/|∧|: : ヘ{、 ,ィ三x / / /イ≠气 : : :|_ノ : l 完結できなくてゴメンネ!
{ |{ ',: : : |: ∨ / / / / / .:.:.(ヽ.:│|: /:/
|ヽ__,ヘ: : :|v八:.:.:. {´_) r┘ l:j/:/j/
} ヽ: | V: :`厂≧ーr-<{こ } /
/`ー―‐ヘ{ー\ :|i 〉 // { /ト{-、
{ .イ {ヽ{l :廴 ' __八 ノ {_∧
}ー―/ } } | | | `ー'| :/ / ∧ ',
`ー―‐┴―┤| | | | ¦{/ / ヽ. }
| j¦ l ¦ | i\ / } ノ
>>961
一応次スレは覗いてみるけど、ご丁寧にもpart2って入れたのには流石に吹かざるを得ない
それから>>900の物語を続ける場合、
ネックになるのは前半部分(>>1が書いた部分)をどうするかかな
いきなり廃病院からだとアレだし、書きなおすかどうするかが面倒そうだ
>>964
ちくしょうかがみ可愛いよちくしょう
思えばこのレスをしたのが始まりだったのかwww
三日ルール無くなっただと
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