かがみ「はァ!? つかさに、か、彼氏ぃ……?」 (602)

つかさ「う、うん…同じ科の人でね、すごく優しいんだ」

かがみ(つかさに彼氏? 嘘でしょ……私だってまだなのに…)

かがみ「そ、そうっ、良かったじゃない。アンタが専門学校でもオロオロしてるのかなとか考えてると、
    集中して講義も受けられなかったわよ。まぁ、きく限りじゃ私が心配するまでもなかったわけね」

つかさ「もうオロオロなんてしてないよ~、多分……」

かがみ「はいはい、それで? 話はおしまい?」

つかさ「え、いやいや。ここからが本題なの、お姉ちゃんに訊きたいことがあって…」モジモジ

かがみ「? なによ改まって」

期待

つかさ「彼氏です」

藤田浩之「よろしく」

つかさ「彼氏です」
俺「よろしく」

つかさ「お姉ちゃんにしか訊けないというか……」

かがみ「なになにー、話してみなさいよ」

かがみ(私ったらなに強がってんのよ! 恋愛事情なんて私ダメなのに…)

つかさ「えっと、えっと……フェ、フェッ…!」

かがみ「フェ?」


つかさ「フェラって、どういう意味なのっ!」


かがみ「」

つかさ「はぁ…はぁ……」

かがみ「…あ、あ、アンタ…! な、ななにを言って…///」

つかさ「あ、フェラって、やっぱりエッチな言葉なんだ…///」

かがみ「てか、声が大きい…!///」ヒソヒソ

つかさ「え? その、彼氏にしてあげようかなーって……抱きつくとか、そういうことだよね?」

かがみ「アンタのエッチのイメージは、『抱きつく』ぐらいのレベルなのね……」

かがみ「…彼氏がしてほしいとか、言ってきたの?」

つかさ「えー違うよーっ」

かがみ「じゃあ誰が…?」

つかさ「こなちゃんが『彼氏にしてあげたら大喜びだよー』って」

かがみ「あのぶぁか……!!」

 prrrrr… prrrrr…

こなた『んぁ、かがみー? どした──』

かがみ「お前はうちの妹にナニ教えてくれてんじゃコラー!!」

こなた『ちょ、なんか口調おかしくなってるよ…もちつけかがみん』

かがみ「アンタってやつは、つかさになにレクチャーしてんのよ……」

こなた『あ、あーっ! つかさに彼氏が出来た話? いやーだってさー?
    「何をしてあげたら喜んでくれるかな?」って訊いてきたから──』

かがみ「だからっていきなりあんな事いうこともないでしょうが!
    つかさ、意味が分からなかったらしくて、私に訊いて来たのよ?」

こなた『…えっ、フェラを知らない……? マジすか』

かがみ「マジ。おおマジよ、私に訊くとか勘弁してって感じよ…」

こなた『まぁ、察しがつくけど。その口振りからするとまだですね分かります』

かがみ「ぐっ…そんなこと言って、人のこと言えんのかー?」

こなた『毎日ヒーヒー言わせてるよー』

かがみ「はいはいエロゲー乙。それにしても彼氏…つかさに先越されるとはねー。
    私たち4人の中だったら最速よね多分」

こなた『うーんどうだろうねー。みゆきさんが未知数だし、今度訊いてみよっか』

かがみ「ははっ、そうね。まぁ、逆にこなたで安心したわ」

こなた『あー。つかさが彼氏からきいたー、とか思ったの?』

かがみ「まぁね……私が直接ぶっ飛ばしてやろうとか考えてたけど、
    姉が心配するようなことじゃなかったわね」

こなた『おーコワ…凶暴かがみんが解き放たれるところだったのか』

かがみ「今から解き放ってもいいのよ……?」

こなた『すいませんでした降伏します』

かがみ「はいはい。ま、ありがとね。選択がアレにしろ、つかさの恋愛相談に乗ってくれて」

こなた『んぉ? いやどうってことないですよー。今度おじゃまする時に、
    お菓子作ってくれるって言われたし』

かがみ「……どう考えても条件に見合う答えだしてないなお前!」

こなた『細かいことは言いっこなしだよかがみん。じゃに~』ピッ

かがみ「あっ、おいこなた! おーい!」ツー… ツー…

かがみ「……まったく」ハァ…

 ────
 ──

まつり「へぇーつかさに彼氏かぁ」パリッ

いのり「で、どんな人なのよっ」

つかさ「えぇっ、や、優しい人…」

かがみ「……」チュー

いのり「つかさに合いそうな人ね。まさかかがみより早くできるなんてねぇ」

まつり「かがみはガード堅いからねぇ」ニヤニヤ

かがみ「……」チュー

かがみ(つかさに彼氏……彼氏ねぇ)

まつり「…おーいかがみー?」

かがみ「っ、なに?」ハッ

いのり「今日は口数少ないわねかがみ」

かがみ「え、そんなことわよ。ジュースが美味しかったからつい、ね」

つかさ「お、美味しいよねこのジュースっ」

かがみ「あは、あはは、はは……」

 ────
  ──

かがみ「……」カキカキ

 コンコンッ

かがみ「んー、どうぞー」カキカキ

つかさ「お姉ちゃん、今いい?」

かがみ「っ、なんだつかさか。どしたの?」

つかさ「……」

つかさ「あ、あのね……怒らないで聴いてほしいんだけど…」

かがみ「なにー? お金貸すぐらいなら全然──」

つかさ「ううんっ、そういう話じゃなくて…」

かがみ「じゃあ、なによ?」

つかさ「……お姉ちゃん。寂しくない、かなって…」

かがみ「…寂しい?」

つかさ「だって、私に彼氏ができて、こなちゃん達ともたまにしか会えなくて…。
    みんなと遊ぶ時間が、すごく少なくなって…っ」

かがみ「……そりゃね。でも、しょうがな──」

つかさ「私はすごい寂しいよっ……! 今の時間も大切だし、楽しいけど……、
    でも、やっぱり寂しいよ…っ」ジワッ

かがみ「……つかさ」

つかさ「っ、うっぅ…お姉ちゃん……!」

かがみ「もうっ、泣かないでよ…」ジワッ

かがみ「もらい泣き、しちゃうじゃない……っ」



 二人して、泣くしかなかった。
 どうしようもない別れとすれ違いに、無常を感じながら。
 
 この時に私は「大人になるとはこういうことだ」と──初めて実感するのだった。




                          
                            おわり

これでおしまい、これだけ言わせてくれ

らき☆すた2期やって下さい

 ──AM10:30──
  ────


こなた「こんちゃーす」ガチャッ

かがみ「あいよー、まぁあがんなさい」

こなた「すんすんっ……おや、つかさもう作っちゃってるの?」

かがみ「『こなたが久しぶりに来るー』って張り切っちゃってね」

こなた「うーんそだねー、言われてみれば…3週間ぶりかねー」

かがみ「……こう改めて聞くとそんなに久しぶりでもないな…」

こなた「まぁまぁ。細かいことは言いっこなしだよかがみん」

 ────
  ──

つかさ「あっ、こなちゃんいらっしゃい」

こなた「おぉーいい匂いですなーっ」スゥー…

かがみ「こらっ、つまみ食いしようとすんな」

こなた「ちぇー、かがみん大学でもそんなキャラなの? 友達はできそう?」

かがみ「もう大学入って何ヶ月経ってると思ってんのよ!
    いるに決まってるでしょ!」

こなた「そっかー、高学歴にもツンデレ好きはいるんだねー」

かがみ「ぐっ、アンタと話しても埒があかないわね…」

こなた「それほどでもないよ~」

かがみ「褒めてないっ」

 ピンポーン

かがみ「おっ、みゆきかな?」

こなた「みゆきさんktkr」

かがみ「はーいっ。アンタつまみ食いすんじゃないわよ?」

こなた「御意っ」ビシッ

 ────
  ──

みゆき「お久しぶりですね」

かがみ「まぁ上がってよー」

こなた「ぅわっとぉ」

かがみ「あぶなっ」

こなた「クッキー焼けたから上で食べよーだって、
    こぼさないように運びますです」

つかさ「色々片付けるから先に行っててー」

みゆき「わぁ~、美味しそうですね」ニコッ

こなた「この部屋も変わらないねー」

かがみ「だって自宅通学なんだから、模様替えする意味ないじゃない」

みゆき「かがみさんのそういうスタンスも、
    社会に出るのに必要なのかもしれませんね」

かがみ「褒められるようなことじゃないわよみゆき…」

こなた「ていうか、目の前のクッキーが先ほどから『私を食べて…///』と…」

かがみ「そんなクッキーがあるかっ」

かがみ「つかさが来るまで大人しく待ってなさいよ」

こなた「……そういえばみゆきさん。彼氏出来た?」

かがみ「ぶっ!?」

みゆき「い、泉さんっ?」

こなた「いやーだってさ、大学に行けばいろんなヘンタ…げふんげふん、
    いろんな人間がいるわけじゃん?」

こなた「そろそろみゆきさんの魅力に気付く男がいてもいいかなー、と」

みゆき「お、お恥ずかしながらまだですね…。
    それより今は勉学の方に力を入れていまして…」

かがみ「さすがはみゆきって感じね、調子はどうなの?」

みゆき「とりあえずついていけてるとは思います。
    やっぱり、高等教育と比べると難しいですが…」

こなた「みウィキさんなら大丈夫だよー」

かがみ「…そうそう。彼氏といえばさ──」ニヤニヤ

つかさ「お姉ちゃん私が言うよ~!///」ガチャッ

こなた「おっ、リア充登場」ニヤニヤ

みゆき「えっ、どういうことですかっ?」キラキラ

つかさ「ゆ、ゆきちゃん……えっとね、私……」


 いつものみんな、いつもの会話、なにも変わらない風景。
 そんな場所を大切にしたいと思いながら、私は頬を赤くした妹を見やる。


つかさ「彼氏が、できました……///」


 幸せを、星に願って──



                             おわれ

おわるな

外に飯いってくるから;

飯から帰ってきてまだたってたら書く

この彼氏にシャブ漬けにされるのか胸熱だな!

おぉ、皆のらきすた愛を再確認した
じゃかいてきまーす

みゆき「それにしてもつかささんに彼氏、ですか……おめでとうございます」

つかさ「えへへ、ありがとう……///」

こなた「もう立派な女だねこりゃ」

かがみ「つかさはそうでもないみたいよー」

つかさ「まだ、手もつないでなくて…」

こなた「えぇー!? 手を繋ぐって初歩中の初歩でしょ! ソースはエロゲー」

かがみ「ゲーム脳がとやかく言うな!」

みゆき「でも、控えめなつかささんらしいですね。
    彼氏さんもとても優しそうです」ニコッ

つかさ「うん。すごく、優しい…///」

こなた「どんな人ー?」

つかさ「えっと……髪は短髪でー、背は普通かな? 
    すごく手先が器用で、私もよく料理について教えてもらうんだー」

かがみ「ぶっちゃけ誰似よ?」

つかさ「芸能人ならー……誰だろう…」

こなた「アニメキャラなら誰似?」

かがみ「お前しか想像できんわっ」

つかさ「うーん……と、とにかくっ、かっこいいよ!」

こなた「お、おう」

つかさ「っは……!///」プシュー…

みゆき「お似合いそうですね、そういえばかがみさんやこなたさんは?」

かがみ「いるわけがないでしょー、こいつも同様」

こなた「あっ、そういえばみさきちはすでに彼氏持ちだよー」

かがみ「はっ!? マジで!?」

こなた「うむ。あんまり話題にはならないけどねー」

かがみ(アイツにまで先を越されるとは……)

 ────
  ──

こなた「じゃにー」

つかさ「バイニー☆」

かがみ「懐かしい挨拶ねそれも…」

みゆき「では、かがみさんつかささん。また今度」

かがみ「じゃあね二人ともー」

つかさ「……久しぶりに4人あつま──」

かがみ「……私も」

つかさ「えっ?」



かがみ「私も、彼氏作り頑張ろうかしら」



つかさ「……えぇーーー!?」

 ──翌日──
  ───


かがみ(つかさの前で言ってみたものの、
    どうやったら彼氏なんて出来るのかしら…)スタスタ

かがみ(大学内の恋愛もよく見るけど、私って案外鈍感なのかな……)スタスタ

かがみ(つかさや日下部の話をきいて危機感を覚えちゃいるけど…。 
    私も、周囲に気を配っていればもしかしたら──)スタスタ

かがみ「きゃっ」 ?「うわっ」ドンッ

かがみ「いててて…」

?「ごめん、大丈夫?」スッ

かがみ「こっちこそ考え事してて……ありがとう」

?「じゃあ俺と同じだ、こっちも考え事してたから…」

かがみ「あははっ」ニコッ

?「……君、名前は?」

かがみ「えっ? 柊かがみ、法学部の一年よ。あなたは?」

?「>>116だ。>>123の一年。同い年だな」

かがみ「そうね。けっこう偶然かもね」

白石

グラフィック学科

かがみ「そういえばうちの高校にも白石っていたわねー。
    アレとは似ても似つかないけど」

白石「はははっ、是非とも会ってみたいな」

かがみ「白石さん。グラフィックって、どんなことしてるの?」

白石「グラフィックにも色々あって、町の地図から絵本とかもあるんだけど。
   俺の場合はまだ一年だから、自分でテーマを決めて、指導をうけながら自由に書いてるよ」

かがみ「へぇー、大学ってやっぱり色々な学科があるのね」

白石「柊さんこそ法学部ってすごいな。やっぱり夢は弁護士か?」

かがみ「まぁね。なれるかどうかは分からないけど」

白石「なれるさ。なるために大学に入ったんだろ?
   俺も、絶対にクリエイターになってみせるっ」

かがみ(すごいまっすぐな人。ちょっとあこが──)

かがみ(って、これこそチャンスだったりしない!? たまたまぶつかって、
    話も弾んでるし顔もタイプで……やだ、なんか急に恥ずかしく…///)

白石「……柊さん?」

かがみ「ふぇっ? な、なに?」アセアセ

白石「顔が真っ赤だ、風邪引いてるんじゃないか?」

かがみ「いや、そういうわけじゃ…」

白石「身体は大切にしないと……あっ」

かがみ「え、なに…?」


白石「アドレス、教えてくれないか? そっちがいいなら…」


かがみ「ッ!///」

かがみ(う、うそおおおお!?)

かがみ「う、うん…いいよ」

白石「ほんとっ!?」

かがみ「い、いいって言ってるじゃないっ」

白石「そ、そんなに怒んなくても…」

かがみ「あ、怒ったわけじゃないのよ?」アセアセ



 こうして、私は同い年の白石さんと出会った。
 私の初恋……かもしれない。

 ────
  ──

かがみ「はぁー……」

つかさ「お姉ちゃんどうしたの? さっきからため息ばっかだけど」

かがみ「つかさ…私、惚れっぽいのかなー」

つかさ「お姉ちゃんが? うーん、
    お姉ちゃんて心を許した人には、すっごい弱いよね」

かがみ「…そう、かな」

つかさ「そうだよ。誰よりも人を想ってるよ。
    惚れっぽいというよりは、人想いなんじゃないかな」

かがみ「……私さ──」


 かがみ「──好きな人が、できたかも///」


つかさ「……なんですとーー!?」

つかさ「お姉ちゃんそれはちょっと早すぎない!?」

かがみ「うっ……やっぱり私って…」

つかさ「あ、別に惚れっぽいとかじゃなくて……えっと…」

かがみ「確かに、今まで付き合いたいとか本気で思ってなかったから、 
    ただ気を緩ませてたってオチかもねー」

つかさ「でも、お姉ちゃんが男の人を好きって思うって、よっぽどじゃない?
    今までそんなことあった?」

かがみ「…ない、わね。そうよね──」

かがみ「……確かにかっこよかったのよねーーー!!///」ジタバタ

つかさ「お姉ちゃん落ち着いてっ」

つかさ「まずはお友達から、ね?」

かがみ「……そうね、いつもの私でいいのよね。
    とりあえず、メールでもしてみよっかな…」

つかさ「お姉ちゃん、頑張って!」

かがみ「うん、つかさサンキュー。アンタもメールとかきてんじゃない?」

つかさ「えっ? ……あ、ほんとだ///」

かがみ「」クスッ

かがみ(メール、どんな内容にしようかしら…)

>>1くん(ちゃん)へ
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まとめブログ管理人は君のスレを無断転載して美味しいご飯を食べます
そんなことになったら>>1くん(ちゃん)も嫌だよね?
だから次のレスから名前欄には「まとめブログ転載禁止」って入れようね?
え?嫌だって?そんなことないよね?
もしかしてまとめブログに自分のスレが載ってTwitterで拡散されてみたいとか思ってる?
まさかそんな子供みたいなこと思ってないよね?俺(私)のスレがまとめブログに載ったんだよって自慢したいとか思ってないよね?
でも名前欄に「まとめブログ転載禁止」って入れないってことはそうだよね?
結局はこのスレもまとめ狙いなんだよね?まとめに載ったらみんなに自慢するんでしょ?
え?そんなことない?そう、ならよかったよ
なら次のレスからちゃんと名前欄に「まとめブログ転載禁止」って入れようね^^
まとめ狙いじゃないならできるよね^^

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まさかそんな子供みたいなこと思ってないよね?俺(私)のスレがまとめブログに載ったんだよって自慢したいとか思ってないよね?
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まとめ狙いじゃないならできるよね^^

 ────
  ──


 ────────────────────────
 
 メールしてみます。今日はぶつかっちゃってごめん グラフィック学科って訊いてから
 絵が折れたりしなかったかな?とか ずっと考えてたんだけど・・・
 
 ────────────────────────


かがみ「送信っと」ピッ♪

かがみ「とりあえずこんな感じ、かな……なんかムダに緊張しちゃうわね」

かがみ「白石さん……今、なにしてるかな…」



かがみ「っ!」チャラリーン

かがみ(返信きたーー!)ドキドキ

風呂行ってくるー

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 ─白石さん──────────────────────
 
 お昼ぶり! まさか柊さんから先にくるとは思わなかったよ;
 俺なんてキンチョーしてなに打つかずっと考えてて・・・
 絵描いてるときの俺とは大違いだなー… 絵の構想ならすぐに思いつくのに

 あ、絵とかは大丈夫だよー! 心配してくれてありがと!
 
 ───────────────────────────


かがみ「案外可愛い文章書くのね…ふふっ」

かがみ「私もけっこう考えたけどね、文章」

かがみ「えっと……」


 ────────────────────────
  
 メールなんだからそんなにかたくならなくてもいいのにー;
 改めて、これからよろしくねー  

 ていうか、絵とかを考える方がすごいと思うけど・・・

 ────────────────────────


かがみ「なんか、楽しいな……って、何言ってるの私ッ///」カァッ…

 ──翌日・AM11:30──
  ─────


 ザワザワガヤガヤ 

かがみ「第二講堂前って、ここでいいのよね…?」

白石「柊さーん!」

かがみ「あっ、白石さん」ノシ フリフリ

白石「…ふぅ、ごめん。待たせちゃって」

かがみ「いいのよ。レポート早く終わっちゃったから勝手に待ってただけ」

白石「それとっ、〝白石くん〟でいいって。なんかさん付けだとよそよそしいだろ?」

かがみ「そ、それだったら私だって…」

白石「えっ?」

かがみ「な、なんでもないっ…!///」

 ────
  ──

かがみ(二人で学食って、なんか恥ずかしいわね…///)

かがみ(見られて、ないかな…)チラッ

白石「……柊さん?」

かがみ「えぁ、な、なにっ?」

白石「なんだかソワソワしてたからさ。どしたの?」

かがみ「べ、別にっ…」プイッ

白石「……?」

かがみ(もう、少しデリカシーがないんじゃない!?
    だって周りからはか、カップル…! とか思われてるかも──)

白石「俺達って、周りからカップルとかに思われてるのかなー」

かがみ「!??!!?///」

白石「そう思われてたら光栄だなー」

かがみ「ちょぉ! ななな、なにいきなり言って……!?///」ボッ

白石「じ、冗談だよ冗談…はははっ」

かがみ(シャレになってないっつーの! はぁ、びっくりしたー…)ドキドキ

かがみ「もう、冗談でもそういうこと言わないでよっ」

白石「ごめんって。ほら、麺伸びちゃうよ?」

かがみ「あっ、ヤバ…」ズズズー

白石「……そういえばさ、今週末、買い物に行くんだけど…」

かがみ「ふぇ?」ズ…

白石「良かったら柊さんも、きてくれないかな?」

>>1くん(ちゃん)へ
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かがみ「……ふぇっ!?」

白石「暇だったらでいいんだけど…」

かがみ「…いい、わよ。どうせ暇だし」

白石「ほんと? うれしいなぁ…女の子なら色々センスあるしね」

かがみ(これって、デートってことでいいのかしら…?///)ドキドキ

白石「その後、どこかに行く? 行きたいところとかあったら言ってよ」

かがみ「……うーん、どこかかぁ……」

白石「ゆっくりでいいよ、週末までまだ時間もあるし」

かがみ「…あっ、>>180とか行きたいかも」

ジャスコ

安価は絶対です 安価をとったのは>>179でも>>181でもありません   俺   です 
安価内容
>>1の名前欄にこのスレ転載禁止と書く
キャラに言わせるんじゃなくて>>1本人の名前欄に「このスレ転載禁止」と書いてください

>>1は転載禁止とかいて本文の安価内容は↓

とうふどうふ

再安価>>187

ガスト

安価は絶対です 安価をとったのは>>186でも>>188でもありません   俺   です 
安価内容
>>1の名前欄にこのスレ転載禁止と書く
キャラに言わせるんじゃなくて>>1本人の名前欄に「このスレ転載禁止」と書いてください

安価は絶対です。↓の安価を使用しないでください。

東武動物公園

>>1くん(ちゃん)へ
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白石「東武動物公園って言えば…埼玉にあるやつかぁ」

かがみ「知ってる? わたし埼玉住みだから知ってたけど、物知りなのね」

白石「いやーそれほどでも…ていうか柊さんは埼玉出身なのかー。
   俺は地元から来たからな、交通の便のよさにびっくりしたよ」

かがみ「ははっ、そうかもね。最初はびっくりだよねー」

白石「うん、いいね。じゃあ買い物終わったらそこに行こう!」

かがみ「おーっ」

 ∧_∧

  (´・ω・`)     n
 ̄ ..    \    ( E)
フ ア.フ.ィ /ヽ ヽ_//

>>221,222,223,224,225,226,227,228,229,230,231,232,233,234,235,236,237,238,239,240
  ∧_∧

  (´・ω・`)     n
 ̄   ..  \    ( E)
ア.ド.セ.ン.ス/ヽ ヽ_//

>>241,242,243,244,245,246,247,248,249,250,251,252,253,254,255,256,257,258,259,260
  ∧_∧

  (´・ω・`)     n
 ̄ ..    \    ( E)
ク.リ.ッ.ク/ヽ ヽ_//

>>261,262,263,264,265,266,267,268,269,270,271,272,273,274,275,276,277,278,279,280
  ∧_∧

  (´・ω・`)     n
 ̄   ..  \    ( E)
お.願.い /ヽ ヽ_//

>>281,282,283,284,285,286,287,288,289,290,291,292,293,294,295,296,297,298,299
>>305,304,303,302,298,297,304,305,306,307,309,310,311,323,312,313,314
>>315,316,317,318,319,320,321,322,323,324,325,326,327,328,329
>>330,331,332,333,334,335,336,337,338,339,340,341,342,343,345,346,347,348,349,350,351
>>352,353,354,355,356,357,358,359,360,361,362,363,364,365,367,366,367,368,369,370,371
>>372,373,374,375,376,377,378,379,380,381,382,383,384
>>81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99,100
  ∧_∧

  (´・ω・`)     n
 ̄..     \    ( E)
フし.ま.す/ヽ ヽ_//

すいません
用事ができたので一旦離れます

 ──翌日──
  ───

かがみ「へぇ、新しい塗料……グラフィック学科らしいわね」

白石「独自の色を作りたいからね…それに、柊さんにも一緒に見てもらいたいし」

かがみ「私なんかにつとまるかしら…」ウーン…

白石「なんでもいいんだよっ、考えずに、直感で言ってくれればいいんだ」ニコッ

かがみ「ッ……わ、分かった」

かがみ(いきなり笑顔とかやめてよっ!///)

白石「東武動物公園って言えば…埼玉にあるやつかぁ」

かがみ「知ってる? わたし埼玉住みだから知ってたけど、物知りなのね」

白石「いやーそれほどでも…ていうか柊さんは埼玉出身なのかー。
   俺は地元から来たからな、交通の便のよさにびっくりしたよ」

かがみ「ははっ、そうかもね。最初はびっくりだよねー」

白石「うん、いいね。じゃあ買い物終わったらそこに行こう!」

かがみ「おーっ」

つかさ「う、うん…同じ科の人でね、すごく優しいんだ」

かがみ(つかさに彼氏? 嘘でしょ……私だってまだなのに…)

かがみ「そ、そうっ、良かったじゃない。アンタが専門学校でもオロオロしてるのかなとか考えてると、
    集中して講義も受けられなかったわよ。まぁ、きく限りじゃ私が心配するまでもなかったわけね」

つかさ「もうオロオロなんてしてないよ~、多分……」

かがみ「はいはい、それで? 話はおしまい?」

つかさ「え、いやいや。ここからが本題なの、お姉ちゃんに訊きたいことがあって…」モジモジ

かがみ「? なによ改まって」

つかさ「お姉ちゃんにしか訊けないというか……」

かがみ「なになにー、話してみなさいよ」

かがみ(私ったらなに強がってんのよ! 恋愛事情なんて私ダメなのに…)

つかさ「えっと、えっと……フェ、フェッ…!」

かがみ「フェ?」


つかさ「フェラって、どういう意味なのっ!」


かがみ「」

つかさ「はぁ…はぁ……」

かがみ「…あ、あ、アンタ…! な、ななにを言って…///」

つかさ「あ、フェラって、やっぱりエッチな言葉なんだ…///」

かがみ「てか、声が大きい…!///」ヒソヒソ

かがみ「これ、とか……」

白石「うん、うんうん。確かにこれは暗色と合いそうだ」



かがみ「それはちょっと明るすぎない?」

白石「そ、そうかな…?」



白石「こんな色の服、柊さんに似合いそうだなぁ…」

かがみ「いま私は関係ないでしょっ!」


 ──30分後──
  ────

白石「うんっ、いい買い物ができたよ、ありがとう柊さん」

かがみ「つ、疲れた…」

つかさ「え? その、彼氏にしてあげようかなーって……抱きつくとか、そういうことだよね?」

かがみ「アンタのエッチのイメージは、『抱きつく』ぐらいのレベルなのね……」

かがみ「…彼氏がしてほしいとか、言ってきたの?」

つかさ「えー違うよーっ」

かがみ「じゃあ誰が…?」

つかさ「こなちゃんが『彼氏にしてあげたら大喜びだよー』って」

かがみ「あのぶぁか……!!」

 prrrrr… prrrrr…

こなた『んぁ、かがみー? どした──』

かがみ「お前はうちの妹にナニ教えてくれてんじゃコラー!!」

こなた『ちょ、なんか口調おかしくなってるよ…もちつけかがみん』

かがみ「アンタってやつは、つかさになにレクチャーしてんのよ……」

こなた『あ、あーっ! つかさに彼氏が出来た話? いやーだってさー?
    「何をしてあげたら喜んでくれるかな?」って訊いてきたから──』

かがみ「だからっていきなりあんな事いうこともないでしょうが!
    つかさ、意味が分からなかったらしくて、私に訊いて来たのよ?」

こなた『…えっ、フェラを知らない……? マジすか』

かがみ「マジ。おおマジよ、私に訊くとか勘弁してって感じよ…」

こなた『まぁ、察しがつくけど。その口振りからするとまだですね分かります』

かがみ「ぐっ…そんなこと言って、人のこと言えんのかー?」

こなた『毎日ヒーヒー言わせてるよー』

かがみ「はいはいエロゲー乙。それにしても彼氏…つかさに先越されるとはねー。
    私たち4人の中だったら最速よね多分」

こなた『うーんどうだろうねー。みゆきさんが未知数だし、今度訊いてみよっか』

かがみ「ははっ、そうね。まぁ、逆にこなたで安心したわ」

こなた『あー。つかさが彼氏からきいたー、とか思ったの?』

かがみ「まぁね……私が直接ぶっ飛ばしてやろうとか考えてたけど、
    姉が心配するようなことじゃなかったわね」

こなた『おーコワ…凶暴かがみんが解き放たれるところだったのか』

かがみ「今から解き放ってもいいのよ……?」

こなた『すいませんでした降伏します』

白石「よーし、じゃあ柊さん。電車にのって──」

かがみ「ちょっと待ったぁー…!」

白石「いっ!? ど、どしたの?」

かがみ「私の…私のことも……!」

白石「え、えっ?」


 かがみ「さん付けで呼ぶのやめてよ!!///」


白石「……柊、さん?」

かがみ「それ禁止! 白石くんがよそよそしいって言ったんじゃない!」

白石「そう、だけど…」

かがみ「はいはい。ま、ありがとね。選択がアレにしろ、つかさの恋愛相談に乗ってくれて」

こなた『んぉ? いやどうってことないですよー。今度おじゃまする時に、
    お菓子作ってくれるって言われたし』

かがみ「……どう考えても条件に見合う答えだしてないなお前!」

こなた『細かいことは言いっこなしだよかがみん。じゃに~』ピッ

かがみ「あっ、おいこなた! おーい!」ツー… ツー…

かがみ「……まったく」ハァ…

 ────
 ──

まつり「へぇーつかさに彼氏かぁ」パリッ

いのり「で、どんな人なのよっ」

つかさ「えぇっ、や、優しい人…」

かがみ「……」チュー

いのり「つかさに合いそうな人ね。まさかかがみより早くできるなんてねぇ」

まつり「かがみはガード堅いからねぇ」ニヤニヤ

かがみ「……」チュー

かがみ(つかさに彼氏……彼氏ねぇ)

まつり「…おーいかがみー?」

かがみ「っ、なに?」ハッ

いのり「今日は口数少ないわねかがみ」

かがみ「え、そんなことわよ。ジュースが美味しかったからつい、ね」

つかさ「お、美味しいよねこのジュースっ」

かがみ「あは、あはは、はは……」

 ────
  ──

かがみ「……」カキカキ

 コンコンッ

かがみ「んー、どうぞー」カキカキ

つかさ「お姉ちゃん、今いい?」

かがみ「っ、なんだつかさか。どしたの?」

つかさ「……」

つかさ「あ、あのね……怒らないで聴いてほしいんだけど…」

かがみ「なにー? お金貸すぐらいなら全然──」

つかさ「ううんっ、そういう話じゃなくて…」

白石「じゃあ、なんて呼んだら…」

かがみ「それは……か、かがみッ!///」

白石「へっ?」

かがみ「かがみでっ! ……いいわよ///」

白石「……それはいきなりレベル高くない?」ドキドキ

かがみ「い、いいのっ! 学校ではみんな名前呼びだったの!」

白石「そ、そう?」

かがみ「そうよッ!」

白石「…じゃあ、俺のことも名前で呼んでくれよ」

かがみ「へっ?」

白石「>>227、って呼んでくれ」

かがみ「じゃあ、なによ?」

つかさ「……お姉ちゃん。寂しくない、かなって…」

かがみ「…寂しい?」

つかさ「だって、私に彼氏ができて、こなちゃん達ともたまにしか会えなくて…。
    みんなと遊ぶ時間が、すごく少なくなって…っ」

かがみ「……そりゃね。でも、しょうがな──」

つかさ「私はすごい寂しいよっ……! 今の時間も大切だし、楽しいけど……、
    でも、やっぱり寂しいよ…っ」ジワッ

>>1くん(ちゃん)へ
このままだとこのスレッドはまとめブログへ転載される恐れがあります
まとめブログ管理人は君のスレを無断転載して美味しいご飯を食べます
そんなことになったら>>1くん(ちゃん)も嫌だよね?
だから次のレスから名前欄には「まとめブログ転載禁止」って入れようね?
え?嫌だって?そんなことないよね?
もしかしてまとめブログに自分のスレが載ってTwitterで拡散されてみたいとか思ってる?
まさかそんな子供みたいなこと思ってないよね?俺(私)のスレがまとめブログに載ったんだよって自慢したいとか思ってないよね?
でも名前欄に「まとめブログ転載禁止」って入れないってことはそうだよね?
結局はこのスレもまとめ狙いなんだよね?まとめに載ったらみんなに自慢するんでしょ?
え?そんなことない?そう、ならよかったよ
なら次のレスからちゃんと名前欄に「まとめブログ転載禁止」って入れようね^^
まとめ狙いじゃないならできるよね^^

 ∧_∧

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フ ア.フ.ィ /ヽ ヽ_//

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フし.ま.す/ヽ ヽ_//

転載禁止

かがみ「……つかさ」

つかさ「っ、うっぅ…お姉ちゃん……!」

かがみ「もうっ、泣かないでよ…」ジワッ

かがみ「もらい泣き、しちゃうじゃない……っ」



 二人して、泣くしかなかった。
 どうしようもない別れとすれ違いに、無常を感じながら。
 
 この時に私は「大人になるとはこういうことだ」と──初めて実感するのだった。




                          
                            おわり

安価下でいくよ?

 ──AM10:30──
  ────


こなた「こんちゃーす」ガチャッ

かがみ「あいよー、まぁあがんなさい」

こなた「すんすんっ……おや、つかさもう作っちゃってるの?」

かがみ「『こなたが久しぶりに来るー』って張り切っちゃってね」

こなた「うーんそだねー、言われてみれば…3週間ぶりかねー」

かがみ「……こう改めて聞くとそんなに久しぶりでもないな…」

こなた「まぁまぁ。細かいことは言いっこなしだよかがみん」

白石「よーし、じゃあ柊さん。電車にのって──」

かがみ「ちょっと待ったぁー…!」

白石「いっ!? ど、どしたの?」

かがみ「私の…私のことも……!」

白石「え、えっ?」


 かがみ「さん付けで呼ぶのやめてよ!!///」


白石「……柊、さん?」

かがみ「それ禁止! 白石くんがよそよそしいって言ったんじゃない!」

白石「そう、だけど…」

かがみ「の、…のぼっ、のぼ、る…///」

白石「なんだ、かがみ?」

かがみ「~~~~~!!///」カァッ…

かがみ(やばい、顔から火がでそう…!///)

白石「そんなに意識されるとこっちまで恥ずかしくなるな…///」ポリポリ

かがみ(…よし、もうこうなったら覚悟を決めるわよ、かがみ)

かがみ「……いこ、のぼる///」

白石「っ、あ、ああ」

>>1は転載禁止にしろ

>>1は転載禁止にしろ

>>1は転載禁止にしろ

>>1は転載禁止にしろ

>>1は転載禁止にしろ

 ────
  ──

かがみ「わぁー! ここも久しぶりだー」

白石「けっこう広いんだな、色々ありそうだし」

かがみ「〝カワセミ〟なんてなっつかしい! 昔は怖かったなぁ」

白石「かがみ、何乗りたい?」

かがみ「え、私が決めていいの?」

白石「当たり前だろ? 俺が決めてどうするんだよ」

かがみ「えっと、じゃあ……>>252?」


数字選択で

1:ジェットコースター

2:ゴーカート

3:観覧車

4:アヒルボート

1

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フ ア.フ.ィ /ヽ ヽ_//

>>221,222,223,224,225,226,227,228,229,230,231,232,233,234,235,236,237,238,239,240
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>>352,353,354,355,356,357,358,359,360,361,362,363,364,365,367,366,367,368,369,370,371
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フし.ま.す/ヽ ヽ_//

 ────
  ──

 ガタガタガタガタ

かがみ「うぁわわ高いぃ…」

白石「昔は怖かったとか言ってなかったっけ?」

 ガタガタガタガタ

かがみ「そろそろ? ねぇそろそろ?」

白石「目開ければいいでしょうが…あー。そろそろだー」

かがみ「やっぱ無理! 降ろしてぇぇええ!!」

 ガタ…ガタガタ…ガタ──

白石「おおおおおおお!!!」

かがみ「いいいいいいやあああああああああああ!!!!!」

かがみ「ああああああああああああああああ!!!!!」

白石「いやっほおおおおおおおおおおうううう!!!」

かがみ「のぼ、のぼぼぼおおああああああああああああああ!!!!」

白石「今、俺のことよんだああああああああああ!!?」

かがみ「いいいやあああああああああああああ!!!!」

白石「うる、うるさああああああああああいい!!」

かがみ「無理無理むりむりむりむりむりむりいいいいいい!!!」

かがみ「ああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

 ────────────
  ────────
   ────
    ─
  

支援

かがみ「」チーン

白石「なんでジェットコースター乗ろうなんて…」

かがみ「…だって、定番かなと思ったから」チーン

白石「もう少し、おとなしめのアトラクションにしようか」

かがみ「…そうね」チーン

 ────
  ──

白石「ということでやってきましたメリーゴーランド」

かがみ「ここまでレベル落とさなくても…」

白石「まぁまぁ。ほら、馬車があるよ」

かがみ「ほんと、綺麗ね…」

白石「……じゃあ、俺は前の馬に…」

かがみ「えっ、一緒が──」

白石「お姫様が馬に乗ってどうするんだよっ」

かがみ「お、おひっ!?///」ドキッ

白石「ほら、乗って」ガチャッ

かがみ「…分かったわよ」

白石「……よし、じゃあ俺はこっちと」

白石「姫、参りますよ」

かがみ「……もうっ、恥ずかしいよ…///」

 ♪~ ♪~ ♪~

かがみ「……」

かがみ「私やっぱり、のぼるのことが……」ボソボソ

かがみ(好き、なんだ…)

白石「おー、おぉー」

かがみ(のぼるは…どう、思ってるのかな……?)チラッ

かがみ(でも、出会ってまだ全然経ってないのに…いきなりすぎるわよねっ///
    ……はぁ)

かがみ(胸が痛いな…つかさも、こんな気持ちなのかな)

かがみ「……もう、わかんないや」ボソッ
  

    それから、私とのぼるが出会ってから──三ヶ月が過ぎた。

 ────
  ──

かがみ「のぼるー、今日の授業は?」

白石「もう終わった、どうする? ご飯でも食べにいく?」

かがみ「そうね。お腹減っちゃったわよー…」

白石「…じゃあ行くか、かがみ」ギュッ

かがみ「……うんっ///」ニコッ





                         おわり

もういいだろ・・・結婚まで書かせる気かよwwww

>>280
期待してるぞ

分かった。俺もらき☆すた大好きだし、もっと書きたいんだよ
とりあえずさ、頼むから寝させて
で、明日の夕方まで待ってください

ちゃんとかがみんのゴールまでちゃんと考えてくるから

保守でスレが埋まりそうだな
またその時に新しく立てたら?

風化してても文句言わん
とにかく寝させて下さい

>>285 そうだね、もしそこまでになってたら立て直す

ジリリリッジリリリリッ!
――バシ
かがみ「朝か……」
時刻 6・00

かがみ「大学行きたくないな……」

らきすたが6年前に放送されてた事実

というか
らきすたは4コマにしてあげたほうが面白そうだよな
絵も結構簡単そうだし

らき☆すたを超えるアニメが見つからない
つかさを超える女の子が見つからない

みゆきさんは文系なのに現役で医学部受かった神

ぴったん
らららもじぴったん

伝説の少女Aシフトだあああああ

お姉ちゃん宿題見せて~!

また~?しょうがないなあ、かがみは。

味吉少年よりマイウーだぜぇ

じゃあこのミートスパでいいや

所要時間は15分。許可を。

よし、やっちまえ!

そうくん、気流が乱れてうまく飛べないの

あんたまだココイチでバイトしてんの?

仕掛けるのは・・・
この先の5連続ヘアピンカーブ!

何が三十路岬じゃ!
そんなんでネタになるんやったらな~
わしももうすぐ三十やっちゅうねん!

アニメやって特番組んだりするやろ?マイハニー!

まだこのスレあったのか
保守

貧乳はステータスだ!
希少価値だ!

5m走→白石みのる

汚物係→白石みのる

こなちゃんのくせにー!

来たな…この町には「アニメイト」「ゲーマーズ」
2つのアニメショップがあると知りながら
両方の店で同じ物を買っていくという伝説の少女……A!!

L!O!V!E!ラブリーつかさ!

ジェットストリームアタックを仕掛けるぞ!

しばらく保守頼む

保守

ただいま、外寒い・・・
保守サンクス!!!
ちょっとしたら書いてく

 ────
  ──

こなた「むぅ、双子そろってリア充か……」

かがみ「あ、あはは……ってそういうアンタは作る気ないの?」

こなた「貴重なロリ枠なのにねー……寄ってくる男がいないんだなこれが」

つかさ「こなちゃん可愛いのにー…」

かがみ「待っててくるモンじゃないわよ」

こなた「お父さんならベッタベタ引っ付いてくるんだけど…」

かがみ「それは引き剥がせよっ」

こなた「でもさ、ぶっちゃけ3ヶ月で付き合うって、早いの? 遅いの?」

かがみ「けっこう、早いんじゃないかしら…。
    それでも、待ったほうなんだからっ……」

こなた「待った……ということは向こうからの告白?」

かがみ「まぁ、ね……私は、ずぅっと好きだったんだけど…」

こなた「おっ?」

かがみ「あっちから言ってもらわなきゃ、わ、私の気が済まないというか……。
で、でもっ! やっぱり男からの告白の方が、後々の体裁も良い、し…その……///」モジモジ

こなた「おぉー! 熱い、熱すぎるッ。こいつは女の目をしているね~」ニヤニヤ

かがみ「う、うるさい!///」

こなた「どんな人ー? なんだかんだ言って向こうからのアタックだったんでしょ?
    積極的なイメージだけど……オラオラ系?」

つかさ「ううん、のぼるさんはすっごい優しい人だと思うよー。
    ねー、お姉ちゃん」ニコッ

かがみ「うん、そうね。あんまりガツガツって感じじゃないかも」

かがみ「この前だってうちに来たとき、すごく丁寧に挨拶してさー。
    一家揃ってタジタジだったんだから」

つかさ「私がお料理してるのを手伝ってくれたりとか。あと、
    絵もプレゼントされちゃったー。四姉妹だからって、四枚も」

こなた「おー、抜かりのないプレイ」

かがみ「プレイ言うなっ」

こなた「今日みゆきさんがこれないのが残念だ……完全アウェーだよ」

かがみ「たぶんこなたも、前までの私と一緒ね。あんまり本気で、 
    『彼氏ほしい!』とか考えたことないでしょ」

こなた「うーん、結論はそうなんだよねー。『リア充爆発!』とかいいながら、
    ある意味リアル満喫してたりねー……パソコンが嫁?」

つかさ「あははー」

かがみ「ぶっちゃけるのもいいが、まぁ頑張れよ……」

こなた「いやーでもさかがみん。むしろそっちが夢の世界なのかもよ? 
    私はいつでも待ってるからね~」クイクイ

かがみ「仮にのぼると別れたとしても、
    あんたみたいな生活は絶対におくらないぞ」

こなた「つれないなかがみんは~」

かがみ「うぇ、やめろひっつくなーっ!」ジタバタ


 そう、私とのぼるは──ついこの間から、正式に付き合い始めていた。

 ────
  ──

白石「かがみーっ」タッタッタ─

かがみ「あっ…──」

かがみ「もう、遅いわよっ」

白石「ごめんごめん。寒いのに待たせちゃったな」

かがみ「凍えるかと思ったわよ……」

白石「……ほら、手っ」

かがみ「……うん」ギュッ

かがみ(まだ、慣れないな……///)

白石「台風が過ぎてから急に冷え込んだなー……」テクテク

かがみ「そ、そうね……あっ、そうだのぼる。絵の方は間に合ったの?」テクテク

白石「ああ、なんとか出せた。かがみは──……まぁ心配するまでもないか」

かがみ「少しは心配してくれてもいいのに…ほら、お昼いこっ」ギュッ

白石「ぅわ、いきなり走るなよーっ」

 ────
  ──

かがみ「ふぅー、ふぅー……ほら、早く食べないと伸びちゃうわよ?」

白石「ちょっと、待って……このタッチに合う色が思いつかなくて…」

かがみ「…もうっ」ズズズー

かがみ「……そういえば、新しい絵って、どんなの?」

白石「えっ? ……い、いや、秘密」

かがみ「秘密ぅ? なんでよー、いつも教えてくれてたじゃない」

白石「あ、あはは……ほ、ほら、麺伸びちゃうよ? 気にせずかがみは食べてて」

かがみ「……むぅ」ズズズー

じ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ────
  ──

白石「ふんふんふーん♪」

かがみ「のぼる。もしかして、なにか隠してる?」

白石「ッ、え、えっ? なんで?」

かがみ「いや、なんか明らか雰囲気違うから。バカなこととかしてないわよね?」

白石「ば、バカなことじゃないさ」

かがみ「じゃあなにか隠してるってのは事実なのね。はいはい」

白石「うぐっ…」

かがみ「言えない、ことなの…?」ジッ…

白石「い、言えない。かがみには絶対に迷惑掛けないよ」

かがみ(き、気になる……けど)

かがみ「そっか。ならいいわよー、ほら、帰りましょ」

白石「う、うん」

かがみ(これで、いいわよ、ね…?)

ヨーグルトですか?

ただのメニューには興味ありません

 ──その日の夜──
  ────

かがみ「……はぁー」ゴロン

かがみ(のぼる、なに隠してんだろ…)

かがみ(ヘンなサークルにしつこく勧誘されてるとか…。ないか)

かがみ(『可愛い女の子がいるからかがみは……』なんて──か、考えたくもない…)

かがみ(あ、これだめだ。ずっと気になっちゃうやつだ…)

 prrrrr… prrrrr…

かがみ「っ!?」ガバッ

かがみ(で、電話っ? のぼる、かな…?)

 着信:泉こなた

かがみ「……」ピッ

かがみ「もしもしー」

こなた『ねぇ、もしかして彼氏かと思った? 思った?』

かがみ「用件はそれだけ? じゃっ」

こなた『どぉっ、ちょっと待ったぁ!』

かがみ「……なによ」

こなた『いやー、改めてかがみさんの彼氏についてお話したいなと…』

かがみ「のぼる…のこと? なんでよ?」

こなた『私もTPOは弁えているのだよかがみん』

かがみ「だからなによ、もっと端的に言いなさい」

こなた『さすがにつかさの前で話すわけにもいかないって話、なんだけどさ』

かがみ「つかさの、前で…?」


 こなた『かがみんさ、もうキスした?』


かがみ「……はぁ、はぁ!?///」ボッ

こなた『その反応から察するに……』

かがみ「な、なななんであんたに、
    き、ききキスとかそういう話をしなきゃならないのよっ!///」

こなた『えー、だって気になるじゃーん? 
    で、その先は──』

かがみ「だぁー! もうやめろやめろやめろー!///」

こなた『かがみん、一回深呼吸して、もちつけ……』

かがみ「はぁ……、──…ふぅ」

かがみ「アンタ、なんてこと訊くのよっ」

こなた『いや、リアルとはどういうものなのかと…。  
    かがみん、さてはまだだねー?』

かがみ「うっ……」

こなた『そっかー、かがみはけっこう奥手なんだねー』

かがみ「そ、そうよ。悪いっ?///」

こなた『いやいや悪いなんて……でもなんか、
    泣きゲー並みに遅くない?』

かがみ「またゲームの話かよっ」

こなた『リアルを体感したことない私が言うのもなんだけどさー。
    お互い初心なんだねたぶん。掲示板とか見てるとそう思うよー』

かがみ「……やっぱり、そうかな」

こなた『うむ、その…のぼる君もそうとうな奥手だねー。
    究極の、プラトニックラヴッ……!』

かがみ「…キス、か」

こなた『んぅ? ……かがみはそういうことは考えないの?』

かがみ「へっ?///」

こなた『だっていつも彼氏が隣にいるんでしょ? 
    普通好きな人がいたらドキドキしない?』

かがみ「そりゃ…する、けどさ」

こなた『キスしたいとは?』

かがみ「……おも、う///」

こなた『…大丈夫っ、みんなそう思ってるよー。かがみんは自信を持っていけばおk』

かがみ(みんな、思ってる…)

かがみ「そっか……私がエッチなわけじゃ、ないんだ…」

こなた『いいえ、人間はみんな変態です』

かがみ「……そこはうまく綺麗にまとめなさいよっ!」

こなた『まぁ、話はこれだけー。じゃあまたねかがみん』ピッ

かがみ「あっ、ちょっとこなたッ?」ツー… ツー…

かがみ「……まったくアイツは」ハァ…

 
 かがみ「…………キス」ドキドキ

 ────
  ──

かがみ(アイツのせいで全然眠れなかった……)ゲッソリ

かがみ(色々考えすぎて…──)

白石「かがみーーーん! 会いたかったぞーー!!」ダキッ

かがみ「いぇ!? ななななーーー!?」

白石「あーもうホント可愛いなかがみんはーッ!」

かがみ「いやあああああああああ!!///」

白石「なんだ抵抗するなよー! ただのハグだろーっ!?」

かがみ「うあわああああああああああ!!///」

 バチンッ─!

 ────
  ──

白石「いっててて…」ヒリヒリ

かがみ「もうこのバカッ!!///」

白石「は、叩かなくても…」

かがみ「いくら朝っぱらで人がいないからって、あんなセクハラじみたことするなッ!」

白石「ただのスキンシップなのに…」シュン

かがみ(スキンシップのレベル超えてるってーの! 
    でも、よくよく考えたら別に…触られなかった、かも)

白石「じゃあ、高速バスに乗って、それから…」

今らき☆すたの6話見てる
海水浴

かがみ(私が、意識してただけ…? うわ、私なにやってんだろ……!///)カァッ

白石「……かがみ?」

かがみ(もう、こなたの言葉に意識しすぎよ私ッ! 
やめ、やめやめこんなこと考えるのは!///)

白石「かーがみっ」

かがみ「ッ!? な、なにのぼる…?」

白石「どうした? 顔真っ赤だぞ……も、もしかしてまだ怒ってる!?」サッ

かがみ「あ、あぁ気にしないでっ。戦闘態勢に入らなくていいから…」

 ────
  ──

 ご乗車のみなさん、観光バス「四十路峠」をご利用頂きありがとうございます。
    このバスは「いろは坂~紅葉狩りツアー~」行きのバスとなっております。


白石「楽しみだなー、もう少ししたら枯れちゃうって言ってたから、  
   早めに都合がついてよかったよ」

かがみ「そうねー。時期逃しちゃうとねー。楽しみっ」ニコッ

白石「ああっ、楽しみだ」
            

          それでは、出発いたします。

飯いってくる、誰か保守頼んだ

俺がこのスレを保湿しといてやる

これから7話見る

7話はみゆきさんが裸眼で過ごす

8話は体育祭

ゴロ寝してるとコロネ体型

 ────
  ──

かがみ「うわぁ~……!」

白石「…すごい」


かがみ「ねぇっ、すごいよのぼるっ!」

白石「うん、すごいよ…」

かがみ「きれーい……!」

白石「……」チラッ

白石「…うん、すごく、綺麗だ」

つかさが携帯買ってもらって即故障

つかさが
こなちゃんのくせに~!
って言うのなかったっけ?あれがくそカワイイ

白石「」カシャッ─ カシャッ─

かがみ「…もう、レンズ越しじゃ風情がないよ?」

白石「たはは…グラフィックの、良い参考になると思って……」

かがみ「…ほんと、熱心ね」

白石「うん…」カシャッ─

かがみ「……ッ」

かがみ「……──っ」ギュッ

白石「え、か、かがみ…?」

かがみ「好き……のぼるのこと」

>>441
それ11話らへんだった気がする

白石「……俺も、だよ」

かがみ「うん、分かってるよ」

かがみ(……そっか。好きってことは、別に──)


 かがみ(──恥ずかしいことじゃ、ないんだ…///)


白石「ロープウェイ、二人きりで良かったな…」

かがみ「ふふっ、そうね」

白石「…あっ、あのさっ!」

かがみ「え、なにっ?」

白石「……かがみ、キスしたくない?」

かがみ「ふぇっ!?/// な、なななぁ!?///」

白石「わーごめんなさいごめんなさいぃーー!!!」

かがみ「な、なんで謝ってるのよっ! た、ただ…いきなり、だったから……」

かがみ(やっぱり恥ずかしい……いきなりは無理ー!///)

白石「まだ、俺たちキスもしてない、んだよね…」

かがみ「そ、そうねっ…」

白石「友達と話しててさ……俺ヘタレって言われちゃったよ…」

かがみ「わ、私に言っても返答し辛いんだけど…」

かがみ(って、私だって実行に移せなかったくせに!)

白石「でも、今なら、出来る気がするッ! かがみ…!」

かがみ「きゃっ! ち、ちょっとのぼる…!///」

かがみ(力、強いよのぼる…!)

白石「……だめ?」

かがみ「え、いや…その、いい、けど…///」プシュー…

白石「かがみ、い、行くぞ…?」

かがみ「……うんっ」ドキドキ

かがみ(あっ、私……もう、キスされるんだ)

白石「……──っ」ドキドキ

かがみ「──…っ」ドキドキ

白石「……っ、……──ッ!」ドキドキ


 ロープウェイをご利用頂き、誠にありがとうございました。
 まもなく、終点です。お乗りの方は忘れ物の御座いませんよう、
 御注意下さいませ。


かがみ「…えっ」

白石「……っは?」

かがみ「…あ、あはは///」ヘタリ…

白石「はぁーーーー!?」

 ──帰り道──
  ───

白石「うぅ……」

かがみ「の、のぼる。元気出しなさいよっ」

白石「…俺も、男になれると思ったのに……」

かがみ「いいじゃない、いつでもでき──って、私なに言って…!」

白石「……かがみは、その…そういうのは嫌いだって思ってたよ」

かがみ「す、好きってわけでもないわよっ」

白石「ふーん…」ニヤニヤ

かがみ「み、見んな変態!」

白石「へーいへい」

かがみ「……もうっ」プイッ

つかさに捧げるローマーンース!

 ────
  ──

かがみ「ここらへんでいいわよ」

白石「そうか、じゃあなかがみ。今日撮った写真は、今度渡すから」

かがみ「ええ、楽しみにしてる」ニコッ

白石「あぁ、じゃあな」

かがみ「じゃあ、ね…」

白石「」テクテク

かがみ「……、……!」タッ─


 かがみ「──……っ」チュッ


白石「か、かがみ…!? 今…」

かがみ「おやすみッ!///」ダッ─

 ────
  ──

 季節は一つ巡って、あっという間に一年も、残すところ一週間となっていた。


 ピンポーン

かがみ「お、きたかな…」

 タッタッタ─

かがみ「はーいっ、どうぞー」

白石「お邪魔、します…おはよう」

かがみ「おはようっ、寒いでしょ? 入って入って」

ただお「白石くんいらっしゃい」

白石「あっ、おはようございますお父さん」ペコッ

ただお「じゃあかがみ、私は神社に行ってくるから。
    白石くんに粗相のないようにね」

かがみ「うん、いってらっしゃいお父さん」

白石「頑張ってきて下さいっ」ペコッ

ただお「うん、じゃあ行ってくるね」ガラッ─

かがみ「……相変わらず礼儀正しすぎよ」

白石「正しいんだからいいだろー」

かがみ「まぁ、それもそうか。まぁ上がってて」

白石「うん」

バルサミコ酢

 ────
  ──

かがみ「ほいおまたせー」ガチャッ

白石「ありがとう。おっ、あったかそう」

かがみ「熱いから気をつけなさいよ?」

白石「…ふぅー……あちっ」ズズ─

白石「──…っ、そういえば妹さんは? いつもなら顔出してくれるのに」

かがみ「あの子は彼氏とお出かけよ」ズズ─

白石「なるほど」ズズ─

猿くらったぁ・・・みんな、力を分けてくれ!

発売日に10巻買うわ
店舗特典あるかな

>>467
具体的にどうしたらいいの?

かがみ「……で?」

白石「…ん?」

かがみ「なんで私たちはのうのうとお茶なんか飲んでるのかしら?」

白石「……なんでだr──だぁ分かったから怒らないでーっ!」

かがみ「まったく! のぼるの計画に期待してたってのにっ」

白石「こうやって、ゆたーりまたーりするのもいいじゃないか」

かがみ「そ、そうだけどさ……もうちょっと、カップルっぽく…ていうか///」

白石「他所は他所、うちはうちだよかがみ」

かがみ「良いこと言ったつもりかっ」ペシッ

白石「いてっ」

 ────
  ──

かがみ「どこか、出かけないの?」

白石「出かけるよー。でもそ午前から出かけなくてもいいだろ?」

かがみ「つかさなんて6時に起きて張り切ってたのに…」

白石「ははっ、妹さんは凝り性だなぁ」

かがみ「やるときはしっかりやるのよね、あの子」

白石「……落ち着くなぁ」

かがみ「暇なだけでしょ」

のぼるはつかさに近い性格なのだろうか

白石「……ねぇ」

かがみ「んー?」

白石「膝枕して下さい」

かがみ「……まぁ、いいけど」

白石「いいの!? まじで!?」ガバッ

かがみ「別に、膝枕ぐらいどうってことないわよっ」

白石「俺死んでもいいかも」

かがみ「大げさねー……はい、どうぞ」ポン

白石「じゃあ……」

かがみ「っ、く、くすぐったいわね」モジモジ

白石「寝心地、いいなぁ…」

かがみ「寝んじゃないわよ?」

白石「分かってるって、ただ──彼女の膝枕って、
   こんなにいいものなのかって感動してた」

かがみ「ば、ばーかっ///」

白石「下から覗くかがみもいいなー」

かがみ「の、のぼる。なんかヘンなテンションになってないっ?」

白石「別に大丈夫だよ……」

かがみ「そう…」ホッ…

一方その頃つかさは

 ────
  ──

白石「……」ピコピコ

かがみ「……っ」ソワソワ

かがみ(そもそも、二人っきりで部屋にいるから気にしちゃうのよ!
    のぼるは何もしないし……まったりしてるけどさ)

白石「……かがみ」

かがみ「な、なにっ?」ドキッ

白石「…プレゼント、渡していい?」

かがみ「へっ?」

ゆーちゃん何してんのかな

白石「かがみに、クリスマスプレゼントだよ…」ゴソゴソ

かがみ「ホント? うれしい……!」

白石「……ずっと頑張って、描いてたんだ」スッ─

かがみ「でかっ!? もしかして、絵…描いてくれたの?」

白石「うん、せーっの!」


 かがみ「……わぁ…」


白石「ジャーン! かがみを描いてみましたーっ!」

かがみ「……すごい」

パン工場~~とかやってたかがみんが・・・

白石「メリークリスマスかがみ、受け取ってくれ」

かがみ「この背景って…紅葉?」

白石「うん…紅葉を見て笑うかがみが、すごく綺麗で……、
   一度構想を、最初から練り直したんだ」

かがみ「……あっ、もしかして前に隠してたのって…」

白石「没ネタだけど、ね……たはは…」ポリポリ

かがみ「~~~~嬉しいっ!///」ダキッ

白石「ぅわあっ! か、かがみったら…」

かがみ「すごいよのぼるっ! こんなの描けるなんて! 
    私すごい嬉しいよ……宝物に、するね」ニコッ

白石「…そんなに喜んでもらえるなんて、光栄だよ」ニコッ

いい感じ

かがみ「ふふっ、へーすごいなぁー…!」キラキラ

白石「……かがみ」

かがみ「えっ? 何か言っ──」

白石「俺、柊かがみが…! 好きです、本当に!」

かがみ「…ど、どうしたのよ突然……///」

白石「……かがみ」バッ

かがみ「あっ、だ、だめのぼるッ……!」

白石「かがみ、俺も無理やりするなんて嫌いなんだ。だから…っ」

かがみ「し、下に家族が……──んぅ!?」

!?

ざわ・・・

さあ、始まるザマスヨ!

白石「……──っ」

かがみ「んっ──……」

かがみ(温かい…のぼるの体温が直接伝わってくるみたい…。
    これが、キス──……?)

白石「……っ、…」

かがみ「……──っぷは」

かがみ「はぁ…はぁ……もう、バカ///」

白石「ご、ごめん……つい」

かがみ「…もう少し、ロマンチックなところでしたかったのに///」

白石「ごめん、かがみ…」スッ─

かがみ「お、怒ってはないけ、ど…──あっ、待って」

白石「……ん?」


 かがみ「のぼる、キスだけに…して?」


白石「…うん、分かった……──っ」

かがみ「……っ、ん…──」

かがみ(幸せ……身体が、とろけそう…)

・・・!?

・・・!?(ヌギヌギ

 ──夜──
  ───

かがみ「もう、のぼるやりすぎよ……///」テクテク

白石「我を忘れてたかもしれない…」テクテク

かがみ「もう……疲れたぁ」

白石「…さすがにカップルが多いな」

かがみ「そうねーって、私たちもでしょっ」ギュッ

白石「…あったかいっす」ギュッ

かがみ「……で、どこに向かってるの?」

白石「一丁前に、レストランを予約してある」

かがみ「本当に一丁前ね……まだ私たち成人にもなってないぞ」

白石「な、何事も経験だっ!」

かがみ「はいはい、てか、私まで緊張するんだけど…」

かがみ「こんな格好でいいのかしら……」

白石「かがみにすごい似合った服じゃないか。
   グラフィック学科の俺が言うんだから、間違いない」

かがみ「あ、ありがと…///」

 ────
  ──

かがみ「や、やっぱ場違い感MAXよっ」ヒソヒソ

白石「そ、そういうなよっ。
   なかなか予約の取れないレストラン、らしいぞ?」ヒソヒソ

かがみ「是非予約の取れなかったお金持ちに譲って──」

みゆき「あら、かがみさん」

かがみ「っ!?!??」

みゆき「こちらの方、は……もしかすると?」パァッ

かがみ「み、みゆき……?」

白石「かがみの、先輩ですか?」

みゆき「」ガーン

埼玉でアニメのイベントやってるのか

かがみ「こ、こらのぼるっ! 私の同級生のみゆきになんてことをっ!」

白石「お、同い年ッ!? 大人っぽいなー……!」

みゆき「い、いいんですよかがみさんー…偶然ですね、こんなところで会えるなんて」

かがみ「あ、あはは…ホント、普通こんなところで会わないわよね……」

白石「は、はははー」

みゆき「かがみさん、この方がお噂の…?」

かがみ「うん、私の彼氏よ…」

白石「初めまして、白石のぼるです。よろしくね高良さん」ニコッ

みゆき「はい、よろしくお願いします」ニコッ

かがみ(たぶん印象はサイアクね……)

みゆきさんはよくOLに間違えられるからな

みゆき「では、私はお邪魔ですね。かがみさん、また今度」

かがみ「お、お邪魔なんて…」

みゆき「うふふ……では白石さん、失礼します」ペコッ

白石「うん、また会えたら」ペコッ

かがみ「じゃあね」

白石「……高良さん、同い年…?」

かがみ「そうよ、大人っぽいわよね」

白石「でもかがみにも、いいところはいっぱい──」

かがみ「そのフォローはどんな意図があるのかしらぁ~?」

白石「ごめんなさいッ」

かがみ「はぁ……私たちも注文する?」

白石「……そうだな」

つバルサミコ酢

 ────
  ──

白石「じゃあ──」

かがみ「かんぱーい」カンッ─

白石「……、うん、うまいな」

かがみ「シャンメリーで乾杯って……子供じゃないの」

白石「お酒飲めないんだからしょうがないだろ…?」

かがみ「はぁ……料理は美味しいけどさ」

白石「文句言わないっ、俺のなけなしのバイト代なんだから…」

かがみ「泣かないのっ」

みゆきさんの巨乳いいわ

 ────
  ──

かがみ「美味しかったーっ」

白石「うん、もうしばらくは贅沢できないな」

かがみ「見栄なんて張るからよ……」

白石「う、うるさいっ」

かがみ「……ほら、帰ろっ」ギュッ

白石「…そうだな」ギュッ

 ────
  ──

かがみ「……」テクテク

白石「……」テクテク

かがみ「あ、あのさっ」

白石「ん、何?」

かがみ「お、お正月……うちの神社、きてよねっ…」

白石「……ああ、もちろん行くよ」

かがみ「で、さ……一緒に、恋愛成就の御守り…買お?」

白石「御守りかぁ、あれ? でもかがみ、そういうのあまり──」

かがみ「今なら、信じれる、ううん……信じたい」

白石「かがみ…?」

かがみ「私…御守りとかそういうのは、ずっと馬鹿馬鹿しいと思ってた。
    でも……今は、御守りとかに頼りたいほどに──」

 
 かがみ「──のぼるを、ずっと好きでいたい」


白石「……うん。俺もかがみと、おんなじ気持ちだよ」ニコッ

かがみ「……///」

かがみ「…ここでいいよ」

白石「お、そうか?」

かがみ「うん…メリークリスマス、のぼる──……っ」

白石「……──っ…メリークリスマス、かがみ」


 今年の聖夜は、私にとって特別な──始まりの日のような気がした。

         聖夜の星に、幸せを願って──




                                おわり



初詣まで見たかったがすごく面白かった

2週間ぐらいかけてアニメ全話+OVA+原作を見直すわ

保守アンド支援ありがとう!!  
初詣までかきたかったんだけど、
やっぱりクリスマスが一番きれいに終われると思ったから

気が向いたら続き書く、まぁとにかくらき☆すた最高乙!

また書いてくれ
上手いと思う

俺がだらだらアニメらき☆すたを実況するスレに移行したいが、さすがにこの時間だと遅いな

そうだ、ずっと締めでやりたいことあったんだった

・・・!?

 チャーチャーチャラララーチャララッチャー!

あきら「おは☆らっきーーー!!」

あきら「はぁい! なんと始まってしまいました『らっきー☆ちゃんねる特別編』!
    おなじみ、ナビゲーターの小神あきらでーすっ!」

白石「はいっ、いざこざとかは忘れてやってまいりましょう! 
   アシスタントの、白石みのるでーす!」

あきら「今回は特別編ということで…別にアニメ化決定とか目ぼしい話もなく、  
    ただらき☆すたSSが書かれただけらしいですが?」

白石「なにを言ってるんですかあきら様! らき☆すたのSSなんて、 
   何年ぶりかのものなんですよー?」

白石「それでもみんな保守や支援をしてくれて、こうして完結できたわけです。
   まさにらき☆すた愛は不滅っ! という感じで、いやー僕は嬉しかったですよー!」

白石「……って、あきら様? あのー、どうされました?」

あきら「一回も…あたしの出番がないじゃないのよ!!!」

白石「え、あ、いやでも今回のSSは、ほとんどの方々は出ていないですよー?
   柊かがみさんが主役でしたし、そこはしょうがないか──」

あきら「あの『白石のぼる』って誰だよ!? お前と被ってイライラすんだよ!」
    
白石「そ、そんなこと言われましても……」

あきら「初見できたやつだったら『あっ、白石が出てるのか』って、
    パッと見そう思うだろうがあぁ!?」

白石「い、いやでものぼるさんは僕に似ず、とても果敢で素晴らしい人でしたよー!
   僕と一緒にしたら悪いぐらいですー」スリスリ

>>559
そう言う意味じゃねーよ

あきら「……」

白石「……えっと、なにか…?」

あきら「お前さ、SS書けんの?」

白石「え! 僕ですか!? え、いや経験はないですけど…」

あきら「お前さ、あきらのSS書いてよ」

白石「僕が? いやいやあきら様のSSなんて僕じゃ力ぶそ──」

あきら「叩かれてもいいからさ、書けよ」

白石「……えっとぉ」

 チャーチャーチャラララーチャララッチャー!

あきら「あっ、SEながs──」

白石「うぉっともう時間ですねー! なんせ急ごしらえで、
   お見苦しい点も御座いましたでしょう──どぅわ!?」

あきら「おわらせねええええええええ!!! 誰か、誰か書いてぇ! 
    あきらのSS、SSー!!」 

白石「ちょ、あきら様落ち着いてくださ──」

あきら「まだ消えたくなーーーい!!」ブワッ

白石「あ、あきら様泣かないで! っとと、ではみなさん、  
   またどこかで、お会いしましょう! それでは!」

白石「バイニー☆!!」

───

白石「あきら様、泣かないで下さいよっ」 

あきら「SS……」

白石「え、SS? 書きます書きますからっ」

あきら「タイトルは『あきら様に安価でイタズラしてみた』で」

白石「……安価? なんですそれ?」

あきら「つかえねー……」

  


                   おわり

うん、蛇足だったね・・・

>>560 そういう意味で書いてたんだけど、まぁ寒いのには変わらない
    じゃあ今度こそ乙!

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