P「小鳥さんが普通のOLなら大人気OLですよ」 (15)

小鳥「じゃあ何でプロデューサーさんは
何もしてこないんですか?」

P「えっ?」

P「いや、僕らの仕事場でそれはいかんでしょう?」

P「年頃のアイドルもいるんですよ?」

小鳥「じゃあ……プロデューサーさんも普通の会社員だったら……」

小鳥「私になにかしてくれたんですか?」

律子「プロデューサー殿と小鳥さんが同時に辞表を出した!?」

高木「う、うむ・・・今朝、突然ね・・・」

伊織「何で受けてるのよ!馬鹿じゃないの!?」

高木「突然すぎて何が何やら・・・」

貴音「・・・二人とも、仕事を2週先まで終わらせていますね」

響「マニュアルも出来てるぞー!これなら自分でも出来そうさ~」

律子「・・・仕方ないわね。私と高木社長でできる限りやりましょう」

千早「私も手伝います」

やよい「きっと二人とも戻ってきます!みんなで頑張りましょー!」

雪歩「あばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」

P「それは……」

P「やめましょう、もしもの話は」

P「なにもいいことありませんよ」

小鳥「いいじゃないですか……ちょっとくらい、いいじゃない」

小鳥「プロデューサーさんが、お世辞じゃなくて、ほんとに、そう思ってくれたんだって」

小鳥「そう思えるだけで、また明日からがんばれると思うんです」

小鳥「もしもの話でいいんです」

小鳥「もしもそうだったら、私たち、付き合っていたかもしれない、そう思いますか?」

P「小鳥さん、どうしたんですか?今日は変ですよ?」

小鳥「……こんなことを聞く私は、重いですか?やっぱり……」

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