エレン「大人になりたい」(25)

エレミカジャンにリヴァハンをからめていきたいです。
マタッタリ逝きます。
よろしくです♪

男子寮。
夢にうなされているエレン。

エレン「母さん・・かぁさん・・・母さ~ん!!!」

布団から飛び起きるエレン。

エレン「・・・夢か・・・。グスっ。うぅぅ・・・母さん・・・」
ミカサ「エレン。」
エレン「!!。ミカサ。お前いつからそこに!ここ、男子寮だぞ。」
ミカサ「いつもエレンのそばにいる。」
エレン「いやいやいやいや。そういうことじゃなく。」
ミカサ「エレンが泣いている時、困っている時、いつもそばにいる。」
エレン(あぁ、そう・・・。)「寝る。」

布団から飛び起きるジャン。

ジャン「・・・夢か。グスっ。うぅぅ・・・母さん・・・」
ミカサ「・・・。」
ジャン「母さん・・・・。」
ミカサ「・・・・。」
ジャン「かぁさ~~~~ん!!」
エレン「ミカサ、早くツっこんでやれよ!」
ミカサ「・・・。」
ジャン「かあさ~ん!」
エレン「うるせぇ!」
ミカサ「エレンが寝るのなら、私は戻る。」

部屋を出て行くミカサ。

ジャン「また空振りか。」
エレン「オマエ、あざといんだよ。」
ジャン「ミカサが戻ったのなら、俺は寝る。」
エレン「ウザっ・・・。」

布団をかぶるジャン。

アルミン「ムニャムニャ・・・エレン、どうしたの?」

エレン「起こしちまったか。」

アルミン「うん。ミカサの声もしたけど。」

エレン「なぁアルミン。俺、最近、ミカサが怖ぇよ。」

アルミン「ミカサのどこが?」

エレン「目。」

アルミン「あぁ~。ナットク。リヴァイ兵長なみだね。」

エレン「だろ。俺、ミカサに削がれるかも。」

アルミン「他の女の子に手を出さなきゃ大丈夫だろ。」

エレン「え~!俺じゃぁ、一生このまま?」

アルミン「・・・出す気だったの?」

エレン「そりゃ、そうだろ!俺、寂しがりだもん。」


リヴァイが部屋に入ってくる。

リヴァイ「エレン、来い!」

エレン「はい?」

リヴァイ「いいからすぐ来い。命令だ。」

エレン「こんな時間に?」

リヴァイ「早くしろ!」

エレン「い、嫌だ。」



ボロボロに殴られるエレン。エレンの歯が飛ぶ。



リヴァイ「なぁ、エレン、俺のこと恨んでるか?」

エレン「アフミン(アルミン)、いっえくう(行ってくる)。」

リヴァイにひきづられて出て行くエレン。
連れてこられたのはハンジの部屋。


ハンジ「やぁ。エレン。悪いね、こんな時間に。」

エレン「ハンジはん(ハンジさん)・・・」

ハンジ「エレン、どうしたの!そのケガ。」

エレン「うぅぅ・・・(泣)。リヴァイ兵長がっ。」

ハンジ「リヴァイがやったの?」

リヴァイ「こいつ、言うこときかねぇんだもん。」

ハンジ「限度があるでしょ。歯が折れちゃったんだよ。」


エレンの口の中を見る。

ハンジ「歯が、生えてる。」

リヴァイ「気持ち悪っ。トカゲ野郎!」

エレン「うぅぅぅ(泣) 俺はどうせ化け物ですよ。」

ミカサ「エレン。」

全員 (どっからキターーーーー!?)

ミカサ「なぜ泣いている?」

エレン「え?」

リヴァイ「・・・お前は、あの時のエレンの馴染みか・・・。」

エレン「えぇっ?」

ミカサ「エレンを泣かす奴は許さない。」

エレン「俺はまたお前に助けられたのか?」

ハンジ「ハイハイハイハイ。もういいよ、みんな帰った。帰った。こんなに人がいたんじゃエレンを実験することなんて出来ないよ。」

ミカサ「実験?」

ハンジ「もう今日はお開き。ハイ、おしまい。閉店ガラガラ。」

ミカサ「ガラガラ?」

ハンジ「部屋に戻りなさい。」

・・・っとここまで。
どうでしょうか?

コメ無いけど書いちゃいます。
すいません。。
読んでもらえたら嬉しいです(//▽//)



リヴァイ「俺も戻っていいのか?」

ハンジ「///」

エレミカ「・・・・。」

ミカサ「エレン、行こう。」

エレン「へ、兵長も戻るべきじゃないですか。」

リヴァイ「うっせぇ、クソガキ。ボコるぞ。」


立ち去るエレンとミカサ。


エレン「どういうことだろう、ミカサ。どうして兵長はハンジさんの部屋に残ったんだと思う?」

ミカサ「興味ない。」

エレン「そうだ!アルミンに聞こう。あいつ頭がいいから。ミカサ、お前は女子寮に戻れ。」

ミカサ「あなたが女子寮に行くのなら私も女子寮に行こう。あなたが男子寮に行くのなら、
私もそうしよう。」

エレン「いいから、女子寮、帰れ~っ!!」


再び男子寮。


エレン「ミカサの奴、どうしてあんなウザイ女になっちまったんだろう。」


アルミンを起こすエレン


エレン「アルミンアルミン!」

アルミン「ん?エレン?」

エレン(・・・カクカクシカジカ)
   「と、こういうワケなんだが、兵長はどうしてハンジさんの部屋に残ったんだと思う?」

アルミン「考えられることは二つ。一つはお仕事。二つ目もお仕事。夜の方ね(///)。」

エレン「何だよ、夜のお仕事って?」

アルミン「いやだから・・・エレンも大人になればわかるよ。」

エレン「大人か・・・。大人どころか俺は巨人だけどな・・・ハハハ(つまんねぇ・・)」

エレン「それより、ハンジさん・・・。なんで兵長なんかと。あんなチビ野郎と!」

エレン「ハンジさんは・・・ハンジさんだけが、俺に優しくしてくれた。みんなが化け物だって言ってんのに、ハンジさんだけは優しくしてくれた。」

アルミン「ハンジさんだけ?・・ちなみに、ボクもミカサもエレンに優しくして、味方したつもりだけど。」

エレン「・・・?」

アルミン「3人一緒に砲弾で討たれそうになったの、まさか忘れてないよね?」

エレン「いっ・・・いやだなぁぁぁ。忘れるワケないだろォォォオ。」

アルミン「ふーん。ま、いいや。ボクは寝るよ。明日の訓練も大変だから。」

エレン「おう。」

アルミン「あぁそれと、エレンがハンジさんを好きならそれでいいと思うけど、ミカサには気づかれないようにね。」

エレン「好きって/// 好きとか俺もよくわかんねぇけどっ。」

次の日。
壁外調査の為の訓練

リヴァイ「よ~し。今日は陣形の訓練するぞ~!」

全員「了解~!」

リヴァイ「おい、エレン。チッ。オメ~だよ、オメ~。なんだその目の下のクマは!歯が抜けてもすぐ生えかわるのに、何でクマは治んねぇんだよ。ww~変なか~らだ~w!」

エレン(屈辱っ!)

リヴァイ「お前さ、ハンジんとこ行け。」

エレン「え?ハンジさんのところですか?キラキラ」

リヴァイ「何キラキラしてんだよ。ハンジが巨人の力とか調べたいんだと。」

エレン「エレン、行きます!」

ミカサ「兵長。」

リヴァイ「なんだ?」

ミカサ「私も行きます。」

リヴァイ「・・・お前、全く関係ないから。」

ミカサ「エレンは私といないと早死にする。」

リヴァイ「知るか!」

ジャン「兵長。」

リヴァイ「あ?」

ジャン「自分も行きます!」

リヴァイ「お前、もっと関係ないから。」


ミカサ「兵長!」

エレン「いい加減にしろ、ミカサ!」

ミカサ「・・・悪かった。

      でも・・一つだけ頼みがある。どうか・・・

                           死なないで
                                    ・・・・」

エレン「・・・兵長、行っていいですか?」

リヴァイ「あぁ。気をつけてな。」



エレン、ハンジのところへダッシュ。

今日はここまでです。
ありがとうございました!

コメントありがとうございます♪
がんばりますのでよろしくお願いします。



ミカサ、ものすごい形相でリヴァイを睨みつける。


リヴァイ (え?俺のこと見てる?怖っ。マジキチ。眼の周り真っ暗じゃん。俺じゃねぇから。ハンジだから!)

ジャン「ミカサ」

ミカサ「何だ。」

ジャン「・・・すまない。とても綺麗な黒髪だ。」

ミカサ「はぁ?今さら何言ってんの?気持ち悪いんだけど。」

ジャン「えぇ?」

ミカサ「わたしのことジロジロ見ないで!」

ジャン(・・・グスっ。)

ミカサ「キモ。」

アルミン「ミカサ!」(いつもみたいに冷静じゃない・・・。)

ジャン (てめぇのせいだぞ、エレン・・・。)


嬉々としてハンジのもとへくるエレン


エレン「ハンジさん!」ウキウキ

ハンジ「やぁ。エレン。よく来てくれたね。」ニコ

エレン(くぅ~~~~~~!ハンジさんはやっぱり優しいなぁ)

ハンジ「いきなり申し訳ないのだけど、巨人になってもらえるかな?」

エレン「はい!」 カジっ☆

二人 「・・・・・。」

エレン「あれ?」カプっ☆

二人「・・・・。」

エレン ガリっ☆


延々続く。血だらけ。顔面蒼白。でも巨人になれないエレン。


エレン「ハンジさん、巨人に、なれません・・・。」

ハンジ「・・・そうみたいだね・・血、ハンパないけど大丈夫?救護班呼ぼうか?」

エレン(あぁ~やっぱりハンジさんは優しいなぁ。ずっとハンジさんと一緒にいたい・・・)

ハンジ「エレン?エレン(おい、被検体)・・?」

エレン(なんか、目の前が暗くなってきたぞ・・。)


ふらつくエレンを抱きかかえるハンジ


ハンジ「エレン(被検体)!」

エレン(うぁ。俺、ハンジさんに抱きしめられている。母さんとミカサ以外の女の人に初めて抱きしめられた。ぉわっ・・・何か当たってる・・・・・あぁ・・ハンジさんの胸が・・・少し硬いけど、これってやっぱ・・おっぱ・・・・・ぃ・・・・やべ。鼻血出て来た・・・。まだそんな血が残ってたのか・・・。ぁぁハンジさん・・・ダメだ!もう我慢できねぇ。ハンジさぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!)


突然の閃光と爆発するような音。エレン、巨人化に成功パチパチ。

巨人エレン「ア・・ンジ・・アン・・・(ハンジさん)」

ハンジ「ん?エレン?何だ?」(喋れるんだっ!メモメモ)

巨エレ「オエ、モウ、ガアン、レキマエン・・・。(俺、もう我慢できません)」

ハンジ「え?何?もう一回言ってみて?」 

巨エレ「ハァ・・・ハァ・・・ハ・ン・・ジ・・・アン・・」


  ビリッビリビリッ。
  巨人の指でハンジの服を破るエレン。


ハンジ「え~~~?エレン!ちょっとぉ、タンマぁー!」


  手ブラ状態のハンジ。さらにエレンに迫られている。
  旋風2体。リヴァイとミカサ。遅れてジャンとアルミン。そして訓練中の全員来る。


ミカサ「この、年増!クソメガネ!エレンから離れろ!」

全員 (えぇぇ~~~~~???ちょ・・ミカっ・・・この状況そう見えるんだ?どんだけラヴ・イズ・ブラインド?)

リヴァイ「俺がヤツを削る。お前はヤツの注意を引け。」

ミカサ(エレン・・・)

リヴァイ(ハンジ。)

ジャン(ミカサ・・・)


  削られていく巨人エレン。
やがて中からエレンが姿を現す。が、両手首、両足首が無かった・・・チーン。

救護室で目を覚ますエレン


エレン「あ・・・。」

ミカサ「目が覚めた?」

エレン「俺は・・・?」

リヴァイ「おい、このクソガキ、コラッ。テメ~どいうことだ!」

エレン「え?」

ジャン「何でハンジ分隊長にあんなことしたんだ?」

エレン「えぇ?」

アルミン「エレン、どうしてそんなわかりやすいことしたんだ?」

エレン「・・」

ジャン「お前公然レイプだぞ。」

エレン「!・・・だ」

リヴァイ「何か喋ろよ、コラっ!」

エレン「だから・・・」

ジャン「人間性疑うなぁ」

リヴァイ「この化け物!」

ミカサ「エレン!」

ジャン「マジ、ケダモノ。」

リヴァイ「何か言えっつーの!」

エレン「ちょっと、黙ってて下さいよ!!」

全員 (ビクっ!)

ハンジ「エレぇ~ン!!!!その体ぁ、触ってい~い~?ねぇ!?いいよねぇ!?いいんでしょ!?触るだけだから!!」

エレン「ハ、ハンジさん!!ちょっと待って!!」(今触られたら、俺、マジやばいです。俺の小さいキョジンが・・・)

ハンジ「切断された手足の断面が見たいんだよ。どうなってんのかな~って。」

エレン「あっ、あぁぁ・・・・あ・・あ、それ。・・そうですか。それなら・・・えぇ・・まぁ。」

ハンジ「さぁ。みんな、エレンの目が覚めたことだし、行った行った。訓練があるだろう。」

リヴァイ「大丈夫かよ、ハンジ。」

ハンジ「何が?」

リヴァイ「このクソガキ、お前のことを・・。」

ハンジ「はは。リヴァイ、心配してくれるのか?自分なら大丈夫だよ。」

リヴァイ「チッ。おいガキ。またハンジのこと襲ったら削るからな。」

エレン(ビクッ!メソメソ・・・)


 全員救護室から出て行き、ハンジとベッドに横たわるエレンの二人きり


エレン「ハンジさん・・俺、何かやらかしたみたいで・・すいません。」

ハンジ「いや~ハッハッハ。びっくりしたけどね。でも・・・どういうことかな?」

エレン「わかりません・・・。」

ハンジ「エレン、わからないことがあったら、わかればいい・・。」

エレン「何なんだ、この力は・・。」

ハンジ「恐らく自傷行為だけが引き金になってるわけではなくて、何かしらの目的がないとダメなのかもね。」

エレン「目的・・・!」

ハンジ「何か、心当たりある?」

エレン「えっ。いや・・・その。・・・(ハンジさんを××して○○したかったとか言えないしっ)・・・いや、よく覚えていなくて・・。ハンジさんに抱きかかえられて・・・あの・・鼻血が・・。」

ハンジ「鼻血?」

エレン「いや。あの鼻血が・・・その、いや・・・。」

ハンジ「エレン、思ったこと言ってくれていいんだよ?」ニコ

エレン「ハンジさん・・・。ハンジさん、どうしてそんなに優しいんですか?」

ハンジ「え?優しい?」

エレン「俺、人間なのか巨人なのか・・みんなに化け物扱いされても仕方ないし。ミカサは俺よりどんどん強くなって、俺メンツがたたないし、アルミンもどんどん賢くなって、あいつ将来、指令官とかなりそうじゃないですか?」

ハンジ「あぁ・・・うん。」

エレン「なんで俺だけ化け物?リヴァイ兵長怖いし。それに・・・。」

ハンジ「それに?」

エレン「うぅううっうう・・・ヒック・・・グスン。」

ハンジ「どうしたの?」

エレン「母さん。」

ハンジ「!・・・・・。」

エレン「母さんに会いたい。・・・巨人に喰われたんです。俺とミカサの目の前で。母さん・・・かあさ~~~~ん・・・」

ハンジ「エレン・・・(胸キュン)そっかそっか。いろいろ大変だったんだね。ヨシヨシ」


  ハンジ、エレンをハグ。


エレン「うわ、ハンジさん!」

ハンジ「キミは、ここまでよく頑張った。そのご褒美。」

エレン「ハンジさぁぁぁぁん!!」


突然ボコられてエレン気を失う。


リヴァイ「・・っのヤロー!」

ハンジ「リヴァイ!?」

リヴァイ「ハンジを襲ったら削るってさっき言っといたのに。」

ハンジ「訓練終わったの?」

リヴァイ「自習。」

ハンジ「自習って・・。」

リヴァイ「こいつ、ほんと、どうしようもねぇな。」

ハンジ「違うよ。」

リヴァイ「違う?」

ハンジ「自分がエレンをムギュ~っとしてあげたんだよ。」

リヴァイ「・・・何故だ?」

ハンジ「リヴァイ、自分は忘れていたよ。エレンが巨人である前に一人の人間であることを。そして人間である前に一人の男であることを。そして男である前に、まだ子供だったってことをね。」

リヴァイ「おい、ハンジ。」

ハンジ「なに?」

リヴァイ「男だか子供だか知らねぇが、10代の性欲舐めんな。」

ハンジ「え?」

リヴァイ「人間、一番盛りついてる年代は10代といっても過言ではない。」

ハンジ「あ、あぁそうなの?」

リヴァイ「とにかくエレンはお前のこと狙ってる。気をつけろ!」

ハンジ「リヴァイ、やきもち?」

リヴァイ「バカ!」

ハンジ「赤くなってる。」

リヴァイ「うっせぇ。ほら。俺の部屋に来い。昨日の続きしよ~ぜ。」

今日はここまでです。
読んでくれた方がいたらサンクスです♪

次はやっとジャンミカ行けそうです。

自習中


ジャン「ミカサ・・・。」

ミカサ「・・・ブツブツ・・・・・ブツブツ・・・。」

ジャン「お~い、ミカサ~?」

ミカサ「・・・あのクソメガネは調子に乗りすぎた。いつか私が然るべき報いを・・・」

ジャン「まさか・・ハンジ分隊長のことを言っているのか!?」

ミカサ「それ以外はあり得ない。」

ジャン「な、なぁ、ミカサよ、お前はどうしてそんなにエレンに執着するんだ?男はもっと・・自由に・・放っておいた方が、いいと思うぞ?なぁ、アルミン?」

アルミン「えぇ?あはははは・・・(ボクにふらないで)。」

ミカサ「エレンは、家族。」

ジャン「家族?」

ミカサ「そう、家族。」

ジャン「弟?」

ミカサ「・・・父でないことは確か。」

ジャン「なら、それなら、お前の恋人ではないんだな?」

ミカサ「ち、違う!!」

ジャン「じゃ、俺の入り込む余地はあるんだな?」

ミカサ「それは無い。」

ジャン「えぇ~?」

ミカサ「私は、兵士。」

ジャン「あぁ・・それは知ってる。俺たちは兵団の兵士だ。」

ミカサ「違う。私はエレンを守る。エレンを守るための兵士。」

ジャン「ミカサ・・・。」

ミカサ「私は・・・強い・・・あなたより強い・・・すごく強い!・・・ので、私はエレンを守ることができる。」

ジャン「だから?」

ミカサ「だから・・・なので・・・兵士となり、家族であるエレンを守る。失わない為に。」

ジャン「・・・残念なのは、お前の言語力だ。」

ミカサ「あなたは・・・」

ジャン「ミカサ。エレンはもう、充分強い。」

ミカサ「!」

ジャン「あいつは巨人だ。」

ミカサ「いや。私が守らなければ・・。」

ジャン「あいつは自分で戦える。」

ミカサ「エレンには、私がいないと。」

ジャン「違う。」

ミカサ「エレンは私がいないとダメなんだ。」

ジャン「エレンにお前は必要ない!」

ミカサ「・・・・ブツブツ・・・そんなはず・・ない・・。」

ジャン「ミカサ、自由になれ。」

アルミン「ミカサ。」

ミカサ「アルミン、何?」

アルミン「ずっと話を聞いてて引っかかってたことがある。ミカサのことがすごく必要な人が一人いるんじゃないのかな。」

ミカサ「それはエレンだ。」

アルミン「いやエレンじゃなく。」

ミカサ「エレンだ!」

アルミン「だからエレンじゃない・・」

ミカサ「エレンだ!!」

アルミン(ダメだ・・・考えることを放棄してる・・・考えることが怖いんだ・・・)

アルミン「ミカサ、それは、ジャンだよ。」

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