セレス「苗木君お金出してください」 苗木「これ結婚資金だから…」 (186)

ダメセレス「うっせえ!倍以上にして返せば問題ねえだろ!いいから黙って出せやビチグソがぁ!!」

苗木が体売りそうな展開だな

>>3

   / :/  ...:/:′::/ :.:.:.....:./.:/:!:.:.:.i:..!:.:.....:{:.:.:.:.:.:ハ    /
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  '://:′::/斗:十 |::.::.::.:.:.:.: :}}ハ ::ハ:{:≧ト|:::/  な       な な  ぅ
 {//::{: /|i:八::{=从:{ i::::: :N孑弐{ミト∨:::|::′  る.     る .る (
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.  |.::| : \《 { ::::::: }  ヽ\{ { ::::::::: リ | :::ヽ!   ど     ど ど む
.  | ::!::|ハト.乂__ノ       ー '  | :::<    |
 八::| :|::::i /i, ,     ,     /i/ , }:::}i::人   __ ノ\
  (__):::l:::::.                 i.:/::::::::厂「{:::::::{    ` ー― ´
 / :{ | :V:入     { ̄`ソ      }/}::::}/::::::l.|:::::::|
 { ::|人::∨::::>...   `      . ィ升|:::/::::::::八::::::{

セレス「お前はディナー作って待ってりゃいいんだよ!じゃあな!」バタンッ

苗木「たえ……じゃなかったセレスさん……」

苗木「ううっ、いつからだろう……付き合い始めた頃が違ったのに」

苗木「超高校級のギャンブラーだから仕方ないけど、最近はちょっとおかしいよ」

苗木「西洋のお城に住む事が夢だから仕方ないのかな……」

苗木「…………」

苗木「……あんまり考えても仕方ないや、ご飯を作ろう」

セレス「……ただいま帰りましたわ」

苗木「おかえり、セレスさん。晩御飯できてるよ」

セレス「申し訳ありませんが、今は食欲がありませんの」

苗木「でも今日はその、セレスさんが好きな餃子……みたいなものだよ?」

セレス「同じことを二度も言わせないでいただけます?」

苗木「ごっ、ごめん」

セレス「疲れてますので先に寝ますわ」

苗木「あの、セレスさん今日は一緒に……」

セレス「はぁ……疲れてますので一人にさせてください。それくらいも察せないのですか?」

苗木「あ、う……ごめんセレスさん」

セレス「それでは、おやすみなさいませ」スタスタ

苗木「セレスさん……」

 次の日

セレス「おはようございます」

苗木「はいセレスさん、餃子……っぽいものだよ」

セレス「……なんですかこれは」

苗木「餃子が食べたいって言ってたから……もやし入りではあるけど、こっち半分は貰い物のシーチキンで作ったんだ」

セレス「この様なもの餃子とは呼べませんわ、ふざけていますの?」

苗木「ごめんね、貯金も底を尽きて節約しないと……全部お肉だと高くなっちゃうし……」

セレス「もういいですわ、お金を出してください」

苗木「セレスさん、お金はもう」

セレス「種銭がなくては稼ぐものも稼げませんわ」

苗木「でもさ……」

セレス「いいから出すもの出してください、ハンマーで叩きますわよ?」スチャ

苗木「わ、わかったよ!」

セレス「何事も素直が一番ですわ……あと、今日は家事しなくてもいいのでお金用意してください」

セレス「あなたも何もしてないのですから、あなたもお金を稼ぐなり借りるなり最大の努力をすべきですわよ」バタンッ

苗木「うう……」トボトボ

苗木「お金を稼ぐにも一日じゃ無理だよ」

苗木「どうしよう」

苗木「十神くんとかならお金なんてすぐ稼げるし人脈でもなんとかなっちゃうんだろうなぁ」

苗木「僕にはそういう人脈がないから……」

苗木「人脈なんて希望ヶ峰学園のみんなくらいだよ」

苗木「でも」

苗木「携帯も解約したし連絡も取れないや、はは」

苗木「はぁ……」




葉隠「お?あのアンテナ、もしかして……」

葉隠「おお!やっぱり苗木っちだべ!!」

苗木「は、葉隠くん!?」

葉隠「こんなところで合うなんて……どうした?苗木っちが暗いなんて珍しい」

苗木「実はね」




苗木「……それでお金を稼ぐなり借りるなりしないといけないんだ」

葉隠「よし、そういうことなら俺が占ってやっからよ!安心するといいべ!」

苗木「でも、お金が」

葉隠「わかってるわかってる、俺も久々の級友から金を取るほど落ちぶれてないし最近稼いでっからな」

苗木「葉隠くん……(というか稼いでるなら葉隠くんが貸してくれれば)」

葉隠(とりあえず占って誰かに押し付けりゃ俺ぁ金貸さなくて大丈夫じゃね?ね?)

葉隠「苗木っち!>>45のところにいけば間違いないべ!!」

葉隠

葉隠「苗木っち!俺のところにいけば間違いないべ!!」

葉隠「!?」

苗木「葉隠くんのところに?」

葉隠「えっと……そう!俺のところにくれば問題ないべ!!」

苗木「だけど……」

葉隠「……苗木っち、今もセレスっちと一緒にいて幸せか?」

苗木「え?」

葉隠「昔は特に何も思わなかったでもな、今でも二人で仲良く笑えてるか?」

苗木「……どうだろう、セレスさんが最後に笑ったのいつだっけ……怒られてばっかりだ」

葉隠「俺の占いでは、苗木っちがこのままだと破滅しか見えない……きっとセレスっちの運を吸ってるんだべ!!」

苗木「はは、それ笑えないよ……」

葉隠「それに……」キョロキョロ チョイチョイ

苗木「なに?」

葉隠「ここだけの話、俺それなりに稼いでるから1億ほど出してやるべ」ヒソヒソ

苗木「ええっ!?」

苗木「でも!そんなの、いくら友達だって言っても限度があるよ!」

葉隠「もちろんタダでやるとは言ってないべ」

苗木「……それは、何をすればいいの」

葉隠「俺っちのマネージャーとして1億分ずっと働いてもらう、もちろんセレスっちと別れてな」

苗木「……」

葉隠「どうする?」

苗木「……そんなの、わからないよ」

葉隠「セレスっちは金を必要としていて、1億もありゃまた超高校級のギャンブラーとしてやり直せると思ってる」

苗木「……」

葉隠「知らなけりゃそれで済んだけど俺としても苗木っちが傷つくのは、友達として見たくねえべ」

苗木「葉隠くん……」

葉隠「苗木っちも希望ヶ峰学園卒業生の一人、今ならまだちゃんとやり直せると思ってるべ」

苗木「……うん、こちらこそよろしくお願いするよ葉隠先生」

葉隠「おう!これからよろしくな苗木っち!……でも、その呼び方はねーべ」

苗木「あはは」

その後、葉隠くんはセレスさんへ1億を渡して僕を買い取った

僕は葉隠くんの手伝いをして楽しく過ごしている

セレスさんの行方はもうわからない


                           おわり

別ルートはよ

葉隠「今日から苗木っちにはこのお店で働いてもらうべ!」

苗木「ここは?」

葉隠「ちょっと体使って大金稼ぐだけの仕事だから心配すんな!」

苗木「で、ても明らかに怪しい…」

葉隠「でも最近不況だしこーゆーとこじゃないと金稼げねえぞ?」

苗木「わ、わかったよ…」

たぶんつまらないけど乗っとっていい

他が来たのでやっぱ消えます

いいや乗っ取る期待しないで


葉隠(とりあえず占って誰かに押し付けりゃ俺ぁ金貸さなくて大丈夫じゃね?ね?)

葉隠「苗木っち!>>88のところにいけば間違いないべ!!」

スレを借りても良いですかね?

1ルートだけ短くかく

葉隠「舞園っちところへいけばいいべ」

苗木「舞園さんか、トップアイドル何だし僕なんか会えるわけないよ」

葉隠「俺の占いなら○○カフェに行けば会えると出てるべ」

苗木「ごめんカフェにいくお金無いんだ」

葉隠「はぁー、苗木っち1万貸してやるべ」

苗木「葉隠くんが1万?なにか悪いものでも食べた?」

葉隠「貸してやったんだべ利息は十一だべ」

苗木「葉隠くんありがとう」

○○カフェ

舞園「トップアイドルになっというのに毎日つまらないですね。やっぱり苗木くんが」

カランカラン

苗木「本当にいた舞園さん。はは覚えてる苗木だけど」

舞園「苗木くん!?どうしたんですか一体?」

苗木「お、覚えててくれたんだ実は……」

かくかくしかじか

舞園「……苗木くんセレスさんを呼んでください」

苗木「舞園さんあまり怒らないで」

…………

セレス「何のようですか?後少しで当たるはずでしたのに」

舞園「セレスさん。苗木くんに稼ぐよういったそうですね」

セレス「それが何が?私達の話ですわよ」

舞園「単刀直入にいいますここに一千万あるのでこれで苗木くんを買います」

苗木「舞園さん!?」

セレス「……」ゴクッ

舞園「おや、一時期は億を稼いだあなたがこの程度のはした金で眼の色かえるなんて」

セレス「ば、馬鹿な事を私ならこれを元手に二倍、三倍にできますわよ」

苗木「セレスさんやめよう家にかえって餃子つくるから」

舞園「あなたがまだギャンブラーなら二倍、三倍にして苗木くん買い戻せばいいじゃないですか」

セレス「そ、それぐらい簡単ですわ」

苗木「セレスさん」

セレス「少しお待ちください今日明日中に買い戻しますから」

……

苗木「セレスさん何で」

舞園「苗木くんはセレスさんを信じてるんですか?」
苗木「信じてる信じたいよ」

舞園「もう、無理ですよギャンブラー何て一生続けられる仕事じゃありませんから私のアイドルみたく」

苗木「そんな、舞園さんはトップアイドルじゃないか」

舞園「ふふ、苗木くんセレスさんが帰ってくるまで働いて貰いますよ。私のマネージャーなんてどうでしょう」

苗木「舞園さん。うん、セレスさんが戻ってくるまで働くよ」

それからセレスさんが戻ってくる事は無かった。
数年後舞園さんはアイドルから女優への華麗な転身をとげ芸能界で確固たる地位を築いた。

舞園「苗木くん次のスケジュールは?」

苗木「○○テレビの収録ご雑誌のインタビューだけだよ」

舞園「今日少ないですね。苗木くんそろそろ名前変えて見ませんか」

苗木「ごめん。まだどこかでセレスさんが来ること期待している心があるんだ」ポロポロ
苗木「卑怯だよね舞園さんの気持ちわかってるのに」

舞園「待ちますよ。苗木くんがその気になるまで」

苗木「ごめん、ありがとうまさやか」




……
某ヤクザ事務所
ヤクザA「兄貴が成功した理由なんですかい」
ヤクザB「数年前かな一千万持ったカモがいるたれ込みがあってなイカサマで奪ったのよ。そういやあのたれ込みテレビか何かで聞いた声のような」

終わり誰かバトンタッチ

舞園(……ふふ。まさかこんなにうまくいくなんて)

舞園(苗木くんが落ちるのも時間の問題ね!)

舞園(はやく結婚してあんなことやこんなこと・・・ふふふふふふふふ///)

苗木「それじゃ先に車だしてくるね!」

舞園「はい!」

舞園(苗木くんがセレスさんと同棲を始めたときは軒先で首を吊ってやろうかと思っていたけれど……)

舞園(やっぱり希望は捨てちゃダメね。いまではこんなに順風満帆で絶望なんてひとつも)

舞園「ん?これは……」

毎日のように届くファンレターの山は、押しも押されぬ彼女の人気を物語っていた

本来であればほとんど目を通さないはずのそれの中に、一際目を引くそれを見つける

見覚えのある白黒のクマのシールで閉じられた手紙。彼女は震える手で封を切った

「おまえの秘密をしっている」

舞園「こ、これは!?差出人は……」

1・霧切
2・セレス

2つ下

舞園「霧切さん…懐かしい名前……」

彼女とはいえ、超高校級の探偵である霧切さんとはいえ私のしたことを調べられるはずがない

頭のなかではそう思っていても、忍び寄る絶望の影は拭い切れない

なにせ彼女はあのコロシアイ学園生活を死者0人で解決した立役者だ

その後ぱったりと連絡がつかなくなり行方不明となっていた。なぜか苗木君にだけは連絡していたようだけれど・・・・・・

舞園「ありえない……よね」

苗木「まいぞのさーん!はやくしないと間に合わないよー!」

舞園「……いまいきまーす!」

それを乱暴にポケットにしまって走りだす。私の希望のある先へと

ところかわって山奥の病院

霧切「セレスさん。気分はどうかしら?」

セレス「……」

霧切「今日は報告にきたの」

霧切「セレスさんの言うとおり……舞園さんが裏社会の人間をつかってあなたをはめたのは間違いない」

霧切「ちょっと調べたり脅したりしたら快く証言してくれたわ」

霧切「ただ残念なのだけれど……物的な証拠がないの」

霧切「だから、ちょっとした仕掛けをうっておいたわ。彼女は必ず動く」

霧切「……だから、あとは私にまかせて、ゆっくり休んで。私が仇をとる」

全財産を奪われ、身体を怪我され、心を折られてしまったセレスは頷くこともなく視線を彷徨わせた

霧切「それじゃあ、もう行くわね」テクテク

霧切「……」テクテク

霧切「……ふふ、ふふふふふ」

霧切(キターーー!ついに私の春がきたわ!)

霧切(苗木君がセレスさんと同居をはじめたときは屋上から飛び降りて永遠に幸せにさせないつもりだったけれど)

霧切(諦めずに苗木君の影となり見守り続け、ついに破局の匂いをかぎつけてチャンス到来と思いきや一転)

霧切(あのタワシ頭のせいで枕園さんとくっついたときは殺してでも奪い取ろうと思ったわ!)

霧切(ふふふ……。舞園さんがセレスさんを陥れたことを苗木君が知ればただではすまない)

霧切「舞園さんがそんな人だったなんてがっかりだよ。やっぱり僕には霧切さんしかいない!」裏声

霧切「ふふふふふ!まっててね苗木君今助けにいくわ!」

看護師「あの。病院ではお静かに」

数日後、苗木のマンション 702号室

苗木「舞園さん大丈夫?顔色が悪いけど……」

舞園「心配してくれてありがとうございます」ニコ

舞園「でも大丈夫です!ちょっと睡眠不足なだけです!」

苗木「だめだよちゃんと寝ないと!舞園さんの身体は舞園さんだけのものじゃないんだからね!」

舞園「そうですね……苗木くんのものですもんね」ニコー

苗木「ま、まいぞのさん!そういうことじゃなくて……」

舞園「ふふ、わかってますよ」

霧切「」

苗木「ん?いま見覚えのある人がいたような」

舞園「どこですか?」

苗木「その、ベランダに……見間違いかなぁ」

舞園「何言ってるんですか苗木君。ここ7階ですよ」

舞園「そんなところにいるなんて幽霊かストーカーくらいですよ!」

苗木「だ、だよね!」

霧切(あやうく窓を突き破って後ろから眼球を破壊しそうになったわ)

霧切(なえぎくんのぉー ものですもんねぇー、じゃないわよ!まじでぶっころしょ)

霧切(苗木君の所有物たる資格は私一人で満員なのよ!)

霧切(……手紙によって間違いなく憔悴しているけれどしっぽは出さないわね)

霧切(仮にも大女優ってところかしら。このままだとラチがあかないわね)

霧切(ていうか私の心が持たない。けれど安易な行動には絶望がつきものだし……)


1.正面からいかせてもらおう。それしか脳がない
2.あくまでも外堀をうめる

2個した

霧切「すべてを焼きつくす!とりゃあああああ!!!」バリーン

苗木「え、ちょ!き、霧切さん!?」

舞園「……あらあら」

霧切「苗木君だいじょうぶ?」

苗木「ぼくよりも霧切さんが大丈夫!?」

霧切「ええ、問題ないわ」

苗木「ていうかなんで窓わって入ってきたの!?」

霧切「ふふ」

苗木「そんな風に笑ってもごまかされないよ!」

霧切「えへへ」

苗木「笑い方の問題じゃないよ!」

霧切「安心して苗木くん。これが終わる頃には貴方は『やっぱり自分には霧切さんが必要なんだ』と確信するから」

苗木「安心できる要素がひとつもないよ……」

霧切「さて……舞園さん、ここまでいえば分かるわね?」

舞園「いえサッパリ」

霧切「でははっきりと言わせてもらうわ」

霧切「セレスさんを殺した犯人はだれか……という話よ」

苗木「セレスさんが殺された!?霧切さんそれは」

舞園「苗木君、こんなストーカーなうえに窓を突き破る人のいうこと信じなくてもいいんですよ?」

苗木「でも」

霧切「それじゃあ舞園さん、あなたは犯人ではないというのね?」

舞園「もちろん!なんで私がセレスさんを殺すんですか!」

舞園「【動機がない】し、【アリバイだってあります!】」

霧切「それは違うわ!」

【動機がない】か【アリバイだってあります!】かを選択して言弾を撃つ
1.ヤクザの証言
2.手紙
3.犯行時刻
4.霧切ファイル(苗木の行動について細かく記されている)

忘れてた >>146

いち

霧切「アリバイがある?それはおかしいわ」

霧切「私は実行犯のヤクザたちに快く協力してもらい、いくつかの証言を手に入れた」

霧切「男は言ったわ、報酬の金を受け取りに行った先に、まさか大物女優がいるなんてな。と」

霧切「ヤクザを使えば、あなたは確実なアリバイのもとセレスさんを殺せるわ!」

苗木「な、なんだって!」

舞園「……霧切さん、超高校級の探偵の肩書が泣いていますよ」

舞園「そもそも、その証言は本当なんですか?」

舞園「ヤクザなんて人たちの証言だけじゃ、決めるには弱いと思いますよ」ニコッ

霧切(たしかに、決定的な証拠ではないかもしれない)

霧切(まずい!苗木君からの信頼度が下がったわ!)3→2

霧切(落ち着いて考えましょう。彼女は焦りのあまり口を滑らせているわ!)

【動機がない】か【アリバイだってあります!】かを選択して言弾を撃つ
2.手紙
3.犯行時刻
4.霧切ファイル(苗木の行動について細かく記されている)

また忘れた
2個した

霧切「いまのはただのジャブよジャブ」シュッシュッ

霧切「あなたは動機がないといったけれど…これをみなさい」

舞園「えーと。『苗木きゅんとの愛の生活』……?なんですかこれ」

霧切「これは私が苗木君の行動をおはようからおやすみまでまとめたノートよ」
霧切「その精密さといったら苗木君の一日の一人遊びの回数と平均時間と愛用のおかずまで記してあるわ」

苗木「」

霧切「苗木くんがまだセレスさんと同居していたころも当然かいてある」
霧切「みてみなさい」

○月△日
苗木くんがまたゴスロリもののエロ本を使っていた。こっそりと探偵物をまぜておいた

霧切「ページを間違えたわ」

舞園「なにやってるんですかあなた」

○月×日
枕が苗木くんをつけている。まただよ
あんな素人な尾行の仕方じゃいつかばれるだろうし放っておこう

舞園「み、みてたんですか///」

霧切「あまり私をなめないことね」

苗木(ドン引きだわ)

霧切「あなたが何故苗木くんをつけていたのか、なぜパンツを盗んだのか」

霧切「それは貴方が生意気にも苗木君を好いているから」

霧切「そしてあなたは万が一にもセレスさんとよりが戻らないよう、ヤクザをつかいギャンブルを失敗させた」

霧切「これが事件の真相よ!」

舞園「……確かに私は苗木くんのことを愛していますよ?」

霧切「私のほうが愛しているけどね」

苗木「!?」

舞園「だけど、それも私が殺した証拠にはなりませんよね?」

霧切「あなたも中々しぶといわね」

霧切(動機はわかったわ、次は証拠ね)

霧切(とはいっても、指示は電話ひとつで物的証拠は残らない。ヤクザの証言でも決定的にはならない……)

霧切(あとは彼女の証言から矛盾を指摘するしかない!)

霧切「舞園さん、あなたアリバイがあるって言ったわね」

舞園「ええ言いました」

霧切「それはおかしいわ」

霧切「犯行時刻なんて一言もいっていないのに、なぜアリバイがあるだなんて言えるのかしら?」

舞園「う!?」

霧切「犯行時刻を知っているのは、犯人だけよね?苗木君」

苗木「それに賛成だ!じゃなくて舞園さん……まさか……」

舞園「……」

霧切(正面からいったときは焦ったけどなんとかなったわね)

霧切(これで苗木君は私のものよ!)

霧切「さあ苗木くん。こんな殺人鬼と一緒にいることはないわ。私達の家に帰りましょう」

苗木「……だ…」

霧切「苗木くん?」

苗木「もうたくさんだよ!舞園さんも霧切さんも!」

苗木「どうしてそんなに仲間同士で争えるんだよ!」

苗木「挙句にストーキングするわエロ本交換するわ……」

苗木「ぼくにはやっぱり、セレスさんしかいないんだ……」

霧切「ちょ苗木君まっt」

苗木「セレスさん今逝くよ」

霧切「ストップ!ストップ苗木くん!セレスさんはまだ死んでないわ!」

苗木「え!?」

霧切「舞園さんの失言を引き出そうとしただけで、まだ生きているわ」

霧切(そのままいないものとして苗木君とイチャイチャしようと思ってたからだけど)

苗木「……本当かなぁ。霧切さんのいうことが信じられないよ」

霧切(いつの間にか信頼度が0になっていたようね。なぜかしら)

霧切「嘘はつかないわ。セレスさんは郊外の○○病院に入院しているのよ」

苗木「……よかった!セレスさんは生きていたんだ!やっぱり僕にはセレスさんしかいない!」

霧切「何言っているの……。元はといえばセレスさんがギャンブルに失敗して苗木君に苦労ばかりかけていたのが原因じゃない」

苗木「それでもセレスさんは僕を取り返そうとしてくれた!セレスさんとはまだやりなおせる……こんな希望、他にはないよ!」

霧切(これはまずい)

霧切(なんとか苗木君を説得しないと)

苗木「【人を陥れようとする舞園さん】も【人を騙そうとする霧切さん】も……」

苗木「そんなのはもうたくさんなんだ!」

苗木「少なくともセレスさんは正直だった。【ぼくのことを愛していてくれた】」

苗木「やっぱり【僕にはセレスさんしかない】んだ!」

どこを撃ち抜くかと、その内容
安価2つ下

霧切「それは違うわ!」

霧切「苗木君。あなたは今いろんなことが起こりすぎて混乱しているのよ」

霧切「だから、落ち着いて冷静に考えるの」

霧切「セレスさんはあなたを取り戻そうとしたから愛していたというけれど」

霧切「そもそも、セレスさんは貴方をお金で売ったのよ?」

苗木「う……・」

霧切「私なら、絶対に苗木君を売ったりしない」

霧切「それぐらいなら死を選ぶわ」

苗木「霧切さん……信じていいの?」

霧切「ええ、もちろんよ」

霧切(目をうるませる苗木君かわいい)

霧切「私も、すこし反省しているわ……」

霧切「不法侵入はやりすぎたわ」

苗木「うん。本当にびっくりしたよ」クスッ

霧切(信頼度が回復していくのがわかる)0→5

霧切「貴方のことが好きなんだからしょうがないのよ」

苗木「あ、そういえばさっき……///」

霧切「安心して苗木君。私はセレスさんや舞園さんのようにはならない」

霧切「でも、少し自信がないわ」

苗木「え……」

霧切「だってこうしてそばにいるだけ、愛情が溢れてくるんだもの」

霧切「だから…」

言弾選択
1.ずっと私のそばにいて見張っていて?
2.いますぐセックスして絆を強めましょう

2つ下

霧切「だから今すぐセックスして絆を強めましょう」

苗木「え!?」

霧切「精神的なつながりも重要だけれど、肉体的なつながりも大事なのよ」

苗木「なにいってるんだよ霧切さん!」

霧切「そんなこといっても苗木くんの股間の苗木も立派に成長して……ないだと?」

苗木「あたりまえだよ!こんな状況でよくそんなこといえるよ……」

苗木「やっぱり霧切さんも、自分の欲を満たすためだけに僕を利用したいんだ」

霧切「ちょ、ちがうのよ話をきいt」

苗木「やっぱり霧切さんなんて信じられないよ!」

苗木「一度希望をもたせて絶望させる……どこかでみた手口だね」

苗木「じゃあね霧切さんに灰になってる舞園さん。二度と会うこともないと思うけれど」

霧切「」

絶望に打ちひしがれた苗木は、ひたすらに底におちていった

落ちるまで落ちた彼は反動からかより強い希望を求めるようになる

金で売られても、仲間に裏切られても決して負けない希望

それを探すためにあらゆる超高校級と呼ばれる人たちに接近し、巧みに絶望を与えていった

そんな彼が新しい超高校級の絶望になるのは、また別のお話

苗木「がっかりだなぁ……きみの希望ってその程度なの?絶望的だね……・」

おしまい

ありがとうおやすみ

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