姉幽霊「あっ、そうだぁ！それでどうしたのぉー？騒いでたけどぉー」

俺「い、いやっ…な、なんでもないよｗｗｗ」

妹ゾンビ「おにぃちゃんがあたしの日記勝手に読んだのっ！！」

姉幽霊「あらあらぁー…俺君ダメだぞぉー！」

俺「ごっ、ごめんなさい…」

妹ゾンビ「なによっ…おねぇちゃんには素直なんだからっ…」ﾌﾟｲｯ

姉幽霊「んーﾆｯｺﾘ…おりこうおりこう」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…

俺「やっ、やめてよっ…恥ずかしいっ///」

妹ゾンビ「なによっ！！おねぇちゃんにばっかりデレデレしてっ！！」ｱｰ…ｽﾞﾙ…ｽﾞﾙ…

俺「おいっ…ま…てよ…」

妹ゾンビ「あー…走りたいのに走れないぃぃぃーーーっ」ｽﾞﾙ…ｽﾞﾙ…

妹ゾンビ「あっ…」ｺｹｯ…

俺「おーっと…」ｶﾞｼｯ

妹ゾンビ「あっ…///ご、ごめんっ…///」

俺「気にすんなってｗｗｗ」

姉幽霊「うひひーｗはいっ…これで仲直りっ…ね？」

妹ゾンビ「う、うんっ」

俺「おーっ」

妹ゾンビ「はぁー…けどさその日記、さすがにもう書くこと無いんだよねー…」

姉幽霊「そうだねぇーｗもう死んじゃってだいぶ経つし…」

妹ゾンビ「そうそうｗあーあたしも幽霊になりたかったなぁー」

姉幽霊「えへへーｗ壁抜けれるもんねーｗ」

妹ゾンビ「うんうんっ♪」

妹ゾンビ「そう言えばさー…」

姉幽霊「うん」

妹ゾンビ「なんでおにぃちゃんだけ何にもなってないの？？」

俺「あー俺体頑丈だからｗｗｗ」

姉幽霊「そう言えば今まで気にしてなかったねぇーｗ」

妹ゾンビ「だってもう死んでから100年は経ってるよ？」

俺「あー…もうそんなにかー…」

妹ゾンビ「普通ゾンビっしょ！？」

姉幽霊「いやいやぁーｗふつーは幽霊だよぉーｗ」

妹ゾンビ「ゾンビっ！！」

姉幽霊「幽霊だよぉー！！」

俺「ま、まぁまぁｗｗｗ良いじゃんそういうことはｗｗｗ」

妹ゾンビ「むぅー」

姉幽霊「あぅぅー…」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…

俺「おっ…誰か来たぞー」

妹ゾンビ「おーっと…隠れなきゃ…」ｽﾞﾙ…ｽﾞﾙ…

姉幽霊「あたしも浮いてよぉーっと…」ﾌﾜﾌﾜ…

俺「はいはーい…」

ｶﾞﾁｬｯ…

TV取材班「あのー…こちらのお宅にお住まいの方ですかー…？」

俺「あーはい、そうですけどー」

TV取材班「あの、私達こういうものでして…」ｻｯ

俺「テレビ…？」

TV取材班「ええ…こちらのお宅がちょっと奇妙ということで…取材に…」

俺「あー…ま、良いですけど…あんまり怒らせないほうが…」

TV取材班「怒らせる…？というと…やはり何かいるんです…か…？」

俺「ええ、まぁ…ちょっと…」

ｵｼﾞｬﾏｼﾏｰｽ…　ﾃｸﾃｸ…

ｶﾞﾁｬｯ…

TV取材班「…こちらは…女の子の部屋でしょうか…？」

俺「そうですねー、過去に住んでた女の子の部屋なんですが…まだ片付けられなくってｗ」

TV取材班「あっ！…これは…日記…？」ﾍﾟﾗ…ﾍﾟﾗ…

俺「あっ…それはっ…」

ﾊﾞｧｧｧｧﾝｯ！！

妹ゾンビ「ちょーっと、あんたぁっっ！！乙女の日記勝手に読むんじゃないわよっ！！」

TV取材班「うわァァァァッッッ！？」ｶﾞｼｬﾝｯ…

俺「あちゃー…カメラが台無しですねぇー…」

ﾋｭｰ…

姉幽霊「こぉーらぁーっ！！妹ちゃん虐めるのは誰だぁーーっ！！」ﾋｭｰ…ﾄﾞﾛﾄﾞﾛﾄﾞﾛ…

TV取材班「おおおおおおッッッ！？うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ…

俺「あーあｗｗｗカメラまで置いて逃げてっちゃったｗｗｗ」

妹「もぉー！おにぃちゃん、変な人家にあげないでよっ！」ﾊﾞｼｯ

姉「そうだよぉー…世の中物騒なんだからぁ」

俺「悪い悪いｗｗｗまーこの壊れたカメラもテレビ局に送っておくし、ビビっただろうし、もう来ないっしょ」

妹「まったく…乙女の日記を軽々しく読んじゃってっ！！」

姉「よかったぁーあたしは三日坊主で」

俺「全然良くないけどね！」



―　数日後…

霊能者「…この家ですか…」

TV取材班「そ、そうです…」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…

俺「はいはーい」

ｶﾞﾁｬｯ

俺「おっ…あ、ども…」

TV取材班「…もう一度、取材させてもらってもよろしいですか…？」

俺「あーっ、いやっ…あのっ…困りますっ」

ｸﾞｲｯ…

霊能者「ちょっと失礼、ははぁ…これは確かにいますね…」

TV取材班「やっぱりですか…」

俺「ちょっ、ちょっと！！」

霊能者「大丈夫です！！私にお任せを…！！」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…

俺「いやっ、あの、やめてくださいっ…違うんですっ」

霊能者「―――喝ッッッ！！」

姉幽霊「きゃぅぅぅっっ！？…うっ、動けないよぉっ！？」

TV取材班「で、出たっ！！…あれです…この前も見ました！！」

俺「やめろッッッ！！」

霊能者「手出し無用！！」

TV取材班「あ、あなたはとりつかれているんですっっ！！じっとしてて！！」ｷﾞｭｯ…

俺「離せッッ！！離せェェェェェッッッ！！」

霊能者「…ここまではっきりと会話できる者は初めて見た…しかし…ッッ！！」

姉幽霊「あいたたたっっ…ちょっ…痛いですってぇっ！！あぅぅー…っっ」

俺「クソォォォッッッ！！やめろォォォッッッ！！」

霊能者「この世はお前がいるべき世界じゃない…成仏しなさいッッッ！！」

姉幽霊「きゃぅぅぅっっ！！う…うひひ…俺君…妹ちゃんも…元気で…ね…」

俺「やめろっ…やめろォォォッッッ！！」

霊能者「喝ッッッ！！」

姉幽霊「だ…い…す…ｋ…」

ｼｮﾜｧｰ…

俺「ああ…あ…」ｶﾞｸｯ…

霊能者「ふぅ…とりあえずこれで、霊の気配は消えました…」

TV取材班「あ、ありがとうございました…！！」

俺「ああ…ねぇちゃ…ん…」

霊能者「もう一つは私の専門外ですので…私はこれで」

…ﾊﾞｧｧｧｧﾝｯ！！

妹ゾンビ「こぉーーーらっ！！あんたたちぃっ！！おねぇちゃんに何したのぉっ！！？」ｽﾞﾙ…ｽﾞﾙ…

俺「…」

妹ゾンビ「…あ、あれ…？///」

俺「…ねぇちゃん…消されちゃった…」

妹ゾンビ「えっ…？」

俺「あいつらに…消されちゃったんだ…」

妹ゾンビ「な、なんでっ！？嘘っ…おねぇちゃんっ！？出てきてよっ！！おねぇちゃん！！」

俺「…ごめん」

妹ゾンビ「そっ…そんなぁ…ﾋｯｸ…うぇぇ…おねっ、おねぇちゃぁぁぁぁぁんっ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…

俺「このままだと、お前まで消される…」

妹ゾンビ「あぅぅ…ｴｸﾞｯ…そ、そんなぁ…ﾋｯｸ…」

俺「俺が甘えてたからなんだ、一緒にいたくて」

妹ゾンビ「ｴｸﾞｯ…どっ、どういうことっ…？」

俺「…死んだ日のこと、覚えてるか？」

妹ゾンビ「ｸﾞｽｯ…ｺﾞｼｺﾞｼｯ…えっと…確か…事故で…」

俺「そう、お前は傷は酷かったが体自体はまだあった、ねぇちゃんはその後車の爆発で体なんて残ってなかった」

妹ゾンビ「あー…思い出しただけで痛い…」

俺「奇跡的に軽傷で、取り残された俺は悪魔と契約したんだ」

妹ゾンビ「あっ、悪魔ぁっ！？」

俺「うん、悪魔…そして俺は童貞を失うまで死なない体になった…」

妹ゾンビ「は？」

俺「だって悪魔がそれを条件にしたんだもん…」

妹ゾンビ「じゃっ、じゃあお、おにぃちゃんはまだ…///」

俺「察せよ…」

妹ゾンビ「…///」

俺「続き話していい…？」

妹ゾンビ「…う、うんっ」

俺「そして俺はその呪いと引き換えに…ねぇちゃんとお前を生き返らせてもらう…はずだった」

妹ゾンビ「まぁねー…ゾンビだもんね、まだ」

俺「うん…悪魔は言った『契約が完成するのはお前が童貞を捨てた時だ』と…」

妹ゾンビ「えっ！？えっとぉー…つまり…？」

俺「俺がえっちしたら俺が死んでねぇちゃんとお前が生き還る」

妹ゾンビ「ええええーーっ！？…あっ、でも…おにぃちゃん…」

俺「うん、俺は自分も可愛かったんだよ、情けないことに…」

妹ゾンビ「…」

俺「幽霊になったねぇちゃん、ゾンビになった妹との暮らし、それで良いかなって…思っちゃった…」

妹ゾンビ「それはっ…あたしたちも一緒だよ！！おにぃちゃんがいなくなってまで生き還りたくないっ！！」

俺「でもっ！！このままじゃねぇちゃん消えたままなんだ…」

妹ゾンビ「いや…おにぃちゃんが死ぬの嫌だしっ…おにぃちゃん…相手いるの…？」

俺「おいおいｗｗｗお前がいるじゃねーかｗｗｗ」

妹ゾンビ「――ッッ///！？へんったいっ！！ちっ、ち、近寄るなぁっ！！変態っ！！」

俺「まっ、待て待てっ！！決してやましい気持ちじゃないっ！！」

妹ゾンビ「いっ、妹とえっちするってのにっ…やましくないわけないじゃないっ///」

俺「でも、こうするしか、お前とねぇちゃん助けられないっ！！」

妹ゾンビ「…」

俺「…頼む…俺と子作りしてくれ！！」

妹ゾンビ「…も、もっと他に言い方無いわけぇっ？///」

俺「うひひｗｗｗな？…頼むよ…妹…頼む」ｷﾞｭｩ…

妹ゾンビ「おにぃちゃんは…良いの…？」

俺「まぁーほんとはねぇちゃんとしたかったけどなｗｗｗ」

妹ゾンビ「ぐっ…ぐぬぬ…そうじゃなくてっ！！…死んじゃうんでしょ…？」

俺「…もう十分生きたよ、100年以上歳も取らずにいるんだぜ？」

妹ゾンビ「…そっか」

俺「それにこのままじゃお前も消されて、俺はずっと一人で永遠を生きることになるんだぜ？」

妹ゾンビ「そーだね…あたしが貰ってあげないとっ…おにぃちゃんの童貞なんて誰も欲しくないもんねっ…」

俺「そうそうｗｗｗ」

妹ゾンビ「すぅー…はぁー…んっ…よしっ！…いいよっ…おにぃちゃん…///」

俺「よっしゃぁぁぁ！！」

妹ゾンビ「喜びすぎだよっ…ばぁーかっ」

俺「へへっ…」

妹ゾンビ「あっ…でも…あたしゾンビだし…濡れないから…///」

俺「大丈夫大丈夫♪ローションあるし！！」ﾃﾛﾘｨｰﾝ…

妹ゾンビ「じゅ、準備良すぎじゃない…？ｗ」

俺「俺は用意周到な男だからな！…あのっ…じゃあ…ぬ、脱いで///」

妹ゾンビ「…うんっ」ﾇｷﾞﾇｷﾞ…

俺「…あの…じゃあ…ローション付けさせていただきやす」ｸﾁｭｸﾁｭ…

妹ゾンビ「んっ…あぅっ…やっぱ…なんかおにぃちゃんに触られるのっ…変な…感じっ///」

俺「あのー…それでは早速…」

妹ゾンビ「前戯も無しとか…さすが童貞…（ﾎﾞｿ」

俺「んっ？なんか言った？」

妹ゾンビ「あーいやいやｗｗｗなんでもないっｗｗｗ（まぁいっか、おにぃちゃんが気持ち良くなってくれれば…）」

俺「じゃあ…入れるよ…」

妹ゾンビ「…うんっ…おにぃちゃんのおちんちん入れてっ…///」くぱぁ…

俺「…で、では…失礼しまーす…」

ｼﾞｭﾌﾞｯ…ﾄﾞﾋﾟｭｯﾄﾞﾋﾟｭｯﾄﾞﾋﾟｭｯ…

俺「あ…」

妹ゾンビ「えっ…？えっ…？」

俺「…奥まで入れたら出ちゃった…」

妹「えええええーーーっ！？ｗｗｗ」

俺「ああ…ダメだ…死」

ｼﾞｮﾜｧｧｧｧ…

妹ゾンビ「ちょっｗｗｗおにぃちゃんっ！！おにぃちゃぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！！」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…

TV取材班「すいませーん…」

姉「はいはぁーぃっ」

ｶﾞﾁｬｯ

TV取材班「おおおおおおっっ！？で、で、出たぁぁぁぁぁぁぁぁっっ！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ…

姉「およ…？」

妹「あーっ！！あいつらじゃん！！おねぇちゃんの仇ぃぃっっ！！」

姉「あたしはここにいるよぉーｗｗｗ」

妹「あ、そっか…じゃあ、おにぃちゃんの仇ぃぃぃっっ！！」

姉「もうどっか行っちゃったよぉーｗｗｗ」

妹「ぐぬぬ…次に来たらやっつけるっ！」

姉「やっ、やめなよーｗそれに俺君はあの人たちにやられてないんでしょ？ｗ」

妹「あーｗそうだったｗ…ﾌﾟｯ…あーまた思い出しちゃったｗｗｗ」

姉「俺君の最期？」

妹「そうそうｗｗｗ…ほんっと…ばかなおにぃちゃんだったなぁ…」

―　数カ月後…

姉「えええっ！？…そ、それじゃ…お、俺君の…？」

妹「うん…そうみたいっｗほんとさーおにぃちゃんは最後の最後までやってくれるよねｗ」

姉「…どう…するのぉ？」

妹「どうしたら…いいかな…？」

姉「あぅぅー…世間的にはすっごく不健全だと思うけどぉー…」

妹「そ、そうだよねー…」

姉「でもさ、妹ちゃんがどうしたいのかが大事だよぉー」

妹「あたしが…どうしたいか…」

―　数年後…

姉「うひゃぁっ！？」

俺子供「うひひっｗｗｗねぇねーのおっぱいーｗｗｗ」

妹「こっ、こらぁーっ！！俺っ！！やめなぁーさいっ！！」ｺﾞﾝｯ

俺子供「いてててっ…」

妹「…まったく」

姉「いひひｗｗｗでもさーほんっと俺君にそっくりだよねぇ…」

妹「似ないで良いとこまでねｗ」

俺子供「なになにぃー？？」

妹「なんでもないっ！」

姉「いひひｗｗｗそうそう、なんでもないっ！」

妹「おにぃちゃんは…天国で喜んでるかな？」

姉「うんっ…きっと喜んでるよぉーｗ」