赤頭巾「……よう、シンデレラ」

白雪姫「……えー、今日も光ってるっすね」

シンデレラ「いいよ…どうせガラスの靴ですよ…」

赤頭巾「まーしゃーない」

白雪姫「お姫様自体にはあんまりこう、インパクトないってーか……『シンデレラと言えば？』『ガラスの靴』って合言葉ありますもんね」

シンデレラ「えっ何それ知らない」

白雪姫「今作りました」

シンデレラ「……怒るよ」
白雪姫「靴に怒られても迫力が…」

赤頭巾「アホ、馬車になったら轢かれるぞ。南瓜の馬車」

白雪姫「素朴な匂いしそうっすよね」

シンデレラ「なるからね！？なろうと思えば多分なれるからね！？」

赤頭巾「この場合あれよな、世間のイメージが馬車単品なのか、御者付きかによっても変わってくるよな威力」

白雪姫「あの、さっきの褒めたつもりだったんですけど……」

シンデレラ「えっ、あ、そうなの？ごめん……」

赤頭巾「聞けや」

白雪姫「自分ら『童話』じゃないですか。子供向けなのに、正直自分の根底にあるものに『どーなんそれ？』って思うことあるんすよね」

赤頭巾「え、白雪んとこ良いじゃん」

白雪姫「え？」

赤頭巾「七転八倒」

シンデレラ「七転び八起きね」

白雪姫「ぐでんぐでんじゃないすか……」

赤頭巾「城追い出されて毒の櫛渡されて毒リンゴ喉に詰まらせて、大変だよな」

白雪姫「いやね、結構童話ってアブノーマルなのは解るんすよ」

シンデレラ「サド多いよね」

赤頭巾「ペドとかな」

白雪姫「そうなんすよね…でも流石に自分とこどーなの？みたいな……だって死体愛ｋ」

シンデレラ「あーあーあーー、聞こえないーーっ！！」

赤頭巾「それ言ったらアカン奴や」

白雪姫「シンデレラの王子様だって足フェチ？だし、赤頭巾とか狼の腹かっ捌いて石とか詰めてるし、結構凄いですよね」

赤頭巾「うちのは性癖じゃないわ」

シンデレラ「いや、うちだって多分ほら、仕事忙しいとかさ……まあ踊った相手の顔じゃなく靴のサイズで探そうってのはどうかなと思わなくもないけど」

赤頭巾「でもお前らまだよくね？」

白雪姫「サドロリネクロがですか？」

シンデレラ「言いよった……」

赤頭巾「じゃねくてよ。超大御所のバックあんじゃん」

白雪姫「で●にーですか」

シンデレラ「まあ、夢の国の力は凄いけど」

赤頭巾「うちなんかさん●おですよ」

白雪姫「白猫さんに謝って！！」

赤頭巾「いや、うさぎなんだわ」

白雪姫「あ、すんません」

シンデレラ「いやそこ謝るところじゃないよ？」

赤頭巾「まあゴスロリ？とか…そう言うののモチーフになるのは嬉しいんだけどさー…あれかな、やっぱりお姫様いないと駄目なのかな…」

白雪姫「特定の一人しか履けない靴とかでも良いんじゃないですか？」

シンデレラ「怒るよ」

白雪姫「サーセン」

「あー、やってるやってる。おーい、みんなーっ」

赤頭巾「お？アリス」

白雪姫「お久っす」

シンデレラ「久しぶり、元気だった？」

アリス「うん、元気ー。シンデレラ、穿いて良い？」

シンデレラ「やだ」

アリス「じゃあベッド代わりにして良い？」ｼｭﾝｼｭﾝｼｭﾝ(縮小)

シンデレラ「やだ」

赤頭巾「相変わらず伸縮自在だなお前…」

アリス「皆のポッケにミニマム☆ロリータ！おひとついかがー？」

白雪姫「児ポ法大激突っすね」

アリス「まあ動いて喋るフィギュアだと思えばセーフじゃない？」

赤頭巾「ロリフィギュアポッケに入れて持ち歩くとか別の方向でアウトだろ…」

シンデレラ「アリスって不思議ちゃんと夢オチの代名詞だよね」

アリス「えー？夢見る女の子を不思議ちゃんで括るの反対ー」

赤頭巾「夢見る女の子の夢が薔薇間違えただけで死刑の世界とかこえぇよ」

白雪姫「でも斬首ってまだ優しい方ですよね？」

シンデレラ「そりゃ…まあ…焼いた鉄の靴履かせて踊らすよりは優しいだろうけど…」

白雪姫「うわ、引いた目で見るの止めて下さいよ。シンデレラだって爪先とか踵とか切ってるじゃないすか」

シンデレラ「うちはヒロインがやった訳じゃないし…」

赤頭巾「うちはなぁ…婆さんとヒロインの代わりに石詰めてるからな…何も言えねーわ」

アリス「皆怖いねー」

「「「お前が言うな」」」

書き溜めなくなったので一旦止めます。
ここまで読んで下さった皆さんに感謝とアリスのいれたお茶を
つ旦

「皆さん」とか言っちゃった恥ずかしい…

投下

「どうも、死ネタコンビです」

「」

赤頭巾「死ネタっつか既に死んでるぞ片方」

シンデレラ「人魚姫！？何で窒息してるの！？人魚形態でも肺呼吸出来るよね！？」

白雪姫「マッチ売り、何で人魚姫担いでるんすか？」

マッチ売り「いや、そこに落ちてたんで…」

赤頭巾「海に捨ててー」

シンデレラ「やめて！Θやめて！人魚姫頑張って！」

人魚姫「」ﾌﾟﾊｰ

シンデレラ「びっくりした…本当びっくりした」

赤頭巾「落ち着けって」

白雪姫「死人の一人二人で動揺してたら童話勤まらないっすよ」

シンデレラ「物騒すぎる」

マッチ売り「まあでも、実際死ぬし痛いしで散々ですよね。寒いし」

人魚姫「」ｷｭｯｷｭｯ
『さむいのきみだけじゃない？』←ｽｹｯﾁﾌﾞｯｸ

白雪姫「やっぱり声出ないんすね」

マッチ売り「人魚姫は寒くなかったの？」

人魚姫『あわにかんかくはない。せいしんてきにはだいぶさむかったけど』

((((うわあ))))

赤頭巾「人魚姫んとこの王子って結構イカレてるよな」

マッチ売り「そうだね。酷いよね」

白雪姫「え、何でっすか？命の恩人間違えたから？」

シンデレラ「それもあるけど、普通さ…ハネムーンにお嫁さん以外の女の子連れてく？」

白雪姫「……あぁー…」

人魚姫『さしとけばいいのにとおもわないでもない』

シンデレラ「悲恋の大御所がそれ言っちゃまずいよ…」

マッチ売り「賛成意見は多いと思うなぁ…マッチ使って拷問とかしたいレベル」

人魚姫『アイアンメイデンキボンヌ』

白雪姫「ちょｗｗｗ」

赤頭巾「あれって何でも出せんの？」

マッチ売り「強く願えば割りと何でも。一時的だし、結局は幻だけど…迎えに来てくれたおばあちゃんも、幻だし」

白雪姫「マッチさん…」

シンデレラ「やめなさいその略し方やめなさい」

「一言良いだろうか」

赤頭巾「どうぞ」

白雪姫「どうぞ」

シンデレラ「(何となく予想は付くけど)どうぞ」

ラプンツェル「髪うぜぇ」

「「「だと思った」」」

ラプンツェル「親の我が儘で監禁された挙げ句髪の毛梯子代わりに使われるなんて嘆かわしい。て言うか切りたい」

赤頭巾「最終的にはショートになるんだから良いじゃん」

白雪姫「アイデンティティー的なものありますから切れないっしょ」

ラプンツェル「最早髪単品でも良い気がしている…靴単品だっているんだし」

シンデレラ「怒るよ」

ラプンツェル「ごめんなさい」