エレン「ミカサがな!!」
ミカサ「………え…?」
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ーー本日、諸君らは訓練兵を卒業する…。
その中で、最も訓練成績が良かった上位10名を発表する…呼ばれた者は前へ。
首席 ミカサ・アッカーマン
2番 ライナー・ブラウン
3番 ベルトルト・フーバー
4番 アニ・レオンハート
5番 ジャン・キルシュタイン
6番 マルコ・ボット
7番 コニー・スプリンガー
8番 サシャ・ブラウス
9番 クリスタ・レンズ
10番 ユミル
以上10名。
エレン(今度はミカサの番だ。今度はミカサが…)
エレン(巨人を食い尽くす!!)
本日を以って訓練兵を卒業する諸君らには3つの選択肢がある。
壁の強化に努め各街を守る駐屯兵団。
犠牲を覚悟して壁外の巨人領域に挑む調査兵団。
王の元で民を統制し秩序を守る憲兵団。
無論、新兵から憲兵団に入団出来るのは成績上位10名だけだ。
後日配属兵科を問う。本日はこれにて第104期訓練兵団解散式を終える…以上!
訓練兵一同「ハッ!」
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モブA「いーよなお前らは10番以内に入れてよ!どーせ憲兵団に入るんだろ?」
ジャン「はぁ?当たり前だろ。何のために10番内を目指したと思ってんだ。」
マルコ「俺も憲兵団にするよ。王の近くで仕事が出来るなんて…光栄だ!!」
ジャン「まだお利口さんをやってんのかマルコ…。」ガシッ
マルコ「ぶっ!!」
ジャン「言えよ本音を。内地に行けるからだろ?」
ジャン「やっとこのクッソ息苦しい最前線の街から脱出出来るからだ!!」
ジャン「内地での安全で快適な暮らしが俺達を待ってっからだろうが!!」
ザワザワ ヒソヒソ
マルコ「なっ……お前…恥をしれよ!少なくとも俺はー」
ジャン「あ~すまん。俺が悪かった。お前は優等生だったな。」
ジャン「しかしお前らならどうする?」バッ
ジャンは周りにいる訓練兵達に問いかける。
ジャン「俺達が内地に住める機会なんてそうそうないぜ!?」
ジャン「それでも「人類の砦」とかいう美名のためにここに残るのか?」
「………」
「そりゃあ…好きでこんな端っこに生まれたわけじゃないし…。」
「巨人の足音に怯えなくて住むんなら…。」
ジャン「だよなぁ…みんな内地に行きたいよな…。」
ジャン「で…お前らは?」
ベルトルト「…僕は憲兵団を志願者するよ。」
アニ「私も…だけど…」
アニ「あんたと一緒だと思われたくないわ。」
ジャン「ハハハッ!!」
エレン「……なぁ、ジャン。…内地が快適とか言ったな…この街も5年前まで内地だったんだぞ。」
ジャン「………」
エレン「ジャン、内地に行かなくてもお前の脳内は快適だと思うぞ?」
ライナー「ブフーッ!!」
アルミン「うああぁぁ!?」
ライナー「す、すまん!」
アルミン「うあぁ…。」
ミカサ「エレン、やめなさい。」
ジャン「………オレが頭のめで…エレン「わかった、やめる。」はぁっ!!?」
キャラ崩壊注意
書き溜めがつきた
こっからは更新遅い
以上
エレン「ミカサが言うならやめるよ。」
ミカサ「エレンはとても素直でいい子。」
エレン「……頭撫でるなよ…。」
ミカサ「エレン、顔が赤くなってる。」
エレン「うるせぇ…。」
ジャン「………オレが頭のめでたいヤツだと…」
エレン「いや、もういいって。オレが悪かった。ごめんな。」
ジャン「………」
マルコ(うわぁ…ジャンが震えてる…。あれは怒ってるぞ…)
ジャン「……オレは、誰よりも現実を見てる。」
マルコ(続けた!?)
ジャン「もう十分わかった。人類は…巨人に勝てない…。」
マルコ(端折った!?)
「………」
ジャン「はぁ……見ろ…お前のせいでお通夜になっちまった。」
エレン「なぁ、ミカサ。頑張って巨人駆逐しような。」
ミカサ「うん。」
ジャン「………」
マルコ「………」
ライナー「ふっ………ぶふっ…。」
ベルトルト「ライナー…」
ジャン「…お前、話聞いてたか?」
エレン「うるせぇなぁ…ミカサがいれば巨人なんて楽勝だろうが。」
ジャン「……お前なぁ…」
エレン「ってかもういいだろ!?俺だって、本当は憲兵団に行きてぇよ!!」
ジャン「…は?」
アルミン(ちなみに、エレンの成績は僕より少し上ぐらい。)
エレン「何なんだよ成績上位10名だけって!無理に決まってんだろ!!ヒロインなめんな!!」
「………」
アルミン(………はぁ…)
ジャン「ヒ、ヒロ…?い、いや…ってか。憲兵団に行きたいならもっと努力すりゃよかったろうが。お前、サボってただけで…本当は運動神経いい…」
エレン「それはめんどい!!」
ジャン(…こいつ死ねばいいのに。)
エレン「第一…俺が憲兵団に入ったら、ミカサも一緒に憲兵団に入っちまうだろうが!」
ジャン「…別にいいんじゃねぇのか?」
エレン「憲兵団じゃ巨人を駆逐できないだろ!お前は馬鹿か!?」
ジャン「………」
エレン「ミカサが俺の面倒を見ながら巨人を駆逐する…。内地に行くよりよっぽど快適だぞ?」
ジャン(死ね。)
ミカサ「そう、私はエレンを守り、エレンの為に巨人を駆逐する。」
これもエレンsageになんの?
だとしたら注意な
とりあえず、ここまで
ジャン「ヒ、ヒロ…?い、いや…ってか。憲兵団に行きたいならもっと努力すりゃよかったろうが。お前、サボってただけで…本当は運動神経いい…」
エレン「それはめんどい!!」
ジャン(…こいつ死ねばいいのに。)
エレン「第一…俺が憲兵団に入ったら、ミカサも一緒に憲兵団に入っちまうだろうが!」
ジャン「…別にいいんじゃねぇのか?」
エレン「憲兵団じゃ巨人を駆逐できないだろ!お前は馬鹿か!?」
ジャン「………」
エレン「それに…ミカサが巨人を駆逐しながら俺の面倒をみる…。内地に行くよりよっぽど快適だぞ?」
ジャン(死ね。)
ミカサ「そう、私はエレンを守り、エレンの為に巨人を駆逐する。」
若干訂正した
ジャン(ミカサ……どうしてこんな奴に…)
エレン「オレは…オレには夢がある。巨人を"ミカサが"駆逐して…この狭い壁内の世界を出たら…外の世界を探検するんだ。」
「……………」
ジャン「………」
エレン「………オレは…オレには夢が」
ジャン「いや、もういい。お前の夢はわかったから。」
エレン「なら返事しろよ。みんな無言だから聞こえなかったのかと思っただろうが。」
アルミン(ドン引きで何も言えなかったんだよ…。)
ミカサ「エレン、そろそろ行こう。」
エレン「ん?ああ、そうだな。あ、そうそう…ジャン、お前はさっさと内地に行けよ?お前みてぇな敗北主義者が最前線にいちゃあミカサの士気に関わんだからよ。」
ジャン「…お前も壁の外にさっさと行っちまえ。」
エレン「言われなくても。…じゃあな。」
ミカサ「………」
アルミン「あ…待ってよ、僕も一緒に行く!」
エレン「ーーー」
ミカサ「ーーー」
アルミン「ーーー」
ジャン(……あんな奴の御守りをしてたら、いくらミカサでもすぐ死んじまう…。)
マルコ「…エレンは相変わらずだね…」
ジャン「死に急ぐなら自分だけにしろってんだ。ミカサまで巻き込みやがって…くそがっ…!」
ーーーーー
エレン「……そういや…ミカサ。」
アルミン「?」
ミカサ「…?なに?」
エレン「なんでお前はなにも言わねぇんだ?」
ミカサ「………」
エレン「お前に頼りっきりの俺に…どうしてお前は文句一つ言わないんだ?」
アルミン(自覚あったんだ…。)
ミカサ「………エレンは憲兵団に行きたいの?」
エレン「ん~。普通ならそうなんだろうが……オレは"あれ"を見ちまったからな…。」
アルミン(……"あれ"って…家族を失った時の事か…。)
エレン「オレには…さっきも言ったけど、夢があるからな。…憲兵団じゃその夢は叶わないし。」
アルミン「………」
エレン「夢を叶える為には…調査兵団が一番手っ取り早いだろうし……憲兵団は選べねぇよ。」
ミカサ「なら、私もそうしよう。」
エレン「おお?」
ミカサ「エレンと憲兵団に入って、二人で過ごす。…それはとても魅力的だと思う。」
エレン「だな。」
ミカサ「でも…エレンの夢は私の夢でもある。それに……調査兵団に入ると言うことは、私が一緒にいないとエレンは早死にするということ。」
エレン「だな。」
アルミン(少しはいい返しなよ!!)
ミカサ「……一度死んだ私を…再び生き返らせてくれた恩は決して忘れない。」
エレン「当たり前だ。絶対忘れんなよ?」
アルミン(……二人の間に一体なにが…?)
ミカサ「そしてなにより…」
エレン「?」
ミカサ「もうこれ以上……家族を失いたくない…。」
エレン「……………」
アルミン「………ミカサ…。
エレン「……アルミン、お前は…兵団の希望はどうするんだ?」
アルミン「僕?……僕は…」
アルミン「…僕も調査兵団に入る!」
エレン「本気で言ってんのか?やめとけよ、すぐ死ぬぞ?」
アルミン「……かもね。僕は人より体力が無いし…卒業模擬戦闘試験を合格できたのも奇跡だと思う…。」
エレン「お前は座学"だけ"はトップなんだから技巧に進めって教官も言ってたじゃねぇか!」
アルミン「………」
エレン「長所を捨ててまで非効率な選択をするのは勇敢って言わねぇぞ」
アルミン「………死んでも足手まといにはならないよ!」
エレン「……はぁ…わかった。そこまで言うなら好きにすればいいんじゃねぇの。」
アルミン「うん!」
エレン「あ、でもさ…」
アルミン「?」
エレン「死んでも…なんて言うな。絶対に生き延びろよ」
アルミン「………うん。」
ちょっと休憩するわ。
このSSまとめへのコメント
ダメエレンワロタwww