進撃の巨人ss
前置き長し( ω )
[850年 訓練兵時代 倉庫]
ユミル「…オイ、んな所に集めておいて」
ユミル「で、何の用だ。下らねぇことならさっさとしろよ、死に急ぎ」
アニ「……………………」
備蓄用の食料庫の上には埃も溜まる程に廃れた倉庫内にて、夜も更ける頃、数人の女子とたった一人の男子が話をしていた。
ミカサ「アナタは一番来そうに無いと思っていた。何のために来たの」
アニ「………何で喧嘩腰なの、そんなん私の勝手でしょ。ミーナの付き添いだけだって」
ミーナ「うぇ……だって、エレンが言い寄るから。一人じゃ怖いし」
髪を肩くらいの位置で結った女子と金髪の女子は二人、一緒になって隅に座っている。向かいに立ってもう一人が不満気な顔を浮かべる。
クリスタ「皆同じ…?な、何だ。びっくりした…私だけエレンに呼ばれたのかと思ってたよ、あはは…」
エレン「おう、急に悪かったな。実は、」
サシャ「まさか、日頃の苦労を労って、エレンが私たちに食べ物を配ってくれると
エレン「いや」
サシャ「………………………」
―――――少年は静かに話し始める。
エレン「実は…その、女の子といちゃついてみたいんだ」
ユミル「帰る、行くよクリスタ。此処に長居したらアホがうつるわ」
クリスタ「えぇ…え、」
高身長で短髪の子が、一回り小さい子の腕を掴んで足早に其処から去ろうと試みるも、少しばかり反対側に腕を引かれると眉をしかめた。
ミーナ「え、急に何言ってるの…!?聞き間違い?聞き間違いなの、」
アニ「………………………」
ミカサ「是非」
サシャ「えー、エレンは少しカッコいいですけどぉ…そーゆーのは、いきなりしちゃいけないんじゃあ…」
反応はそれぞれ異なっており、共通点と言えば何を思うか約二名が黙り続けている。
エレン「………………俺だって、俺だって生きてる間に女子といちゃついてみてぇんだよ」
アニ「…………………」
エレン「調査兵団に入ったら、負けるつもりはねぇが…実際どうなるか分からない。もしかしたら…いや…」
エレン「俺は、こんな性格だからアルミンみたいにはモテねぇし…女にだって興味はあんだよ」
エレン「……だから、生きてる間にいちゃついてみてぇんだ!!!!」
ユミル「は…自分勝手過ぎだろ、バカか(…きめぇ)」
ミカサ「エレン…。そんなこと、私に頼めばいつだってしてあげたのに」
ユミル「ほら、バカ夫婦が盛り上がりそうだ…帰るぞクリス
―――――少女が口を開く。
アニ「私は別に良いけど?」
ミーナ「え」
サシャ「え、アニが意外です。意外過ぎます」
ミカサ「は…?何を馬鹿なこと言っているの…?」
アニ「………(少し位、…夢見せてあげれば…罪滅ぼしになるか、こんなのしたくないけど。…したくないけど)」
クリスタ「わ…私も良いよっ、」
ミカサ「…!」
ユミル「クリスタ!!」
クリスタ「ひっ、だ、だって…エレンは頑張ってるし…少し位。しかも、可哀想だよ」
ユミル「£$^%%*_****£&\@@***」
恋人繋ぎ
相手
>>12
なぜ人を縛らなかった
等じゃアカンか(´・ω・`)
キャラはいる女の子のみよ
エレン「サシャと、えー…恋人繋ぎってのをしてみたい」
サシャ「え、私ですか」
アニ「…………………」
ミーナ「アニ、結構恥かいちゃったんじゃな
ミーナ「睨まないでよ…怖い」
思わぬ発言に一同には目を丸くする者が多かったが一方、腹を抱えて笑う者も居た。
ユミル「フ、フ、ブハハハハハ…ッ!…やってやれよ芋女、可哀想じゃねぇか…ひーひーっ…」
ミカサ「何故…」
サシャ「手を繋ぐ程度なら別に構いませんよ…?」
エレン「本当か!」
クリスタ「サシャ…あの、馬鹿にする訳じゃ無いんだけど。恋人繋ぎっていうのは、お互いの指と指を絡めて…」
サシャ「ほうほう」
…
サシャ「さぁ、エレン。どーんと来てくださいっ。ほらほら」わきわき
エレン「お、おう。じゃあ…遠慮なくさせて貰うぜ」
彼女の意外と細い指先に驚くのも束の間、楽しげに指を絡められるとびっくり。
エレン「サシャ…おい、…いや…指柔らかいな?」
サシャ「…!」
サシャ「太ってるって意味ですか…!」
エレン「えっ」
サシャ「……もう終わりにしまーす」つーん
エレン「うぐ、くそ…何がいけなかったんだ」
ミカサ「エレンは何も間違っていなかった。サシャが勝手に勘違いしただけ」
ミカサ「ので。次は私の」
クリスタ「次は、誰かな?」
ミカサ「………………………」
エレン「>>28と>>30したい」
>>26
ネガキャン乙
さぶいよ
安価ならアニ
ルミナス
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