苗木「……あぁ、ツマラナイ」 (648)
【苗木の部屋】
苗木(コロシアイ学園生活……か。いきなり学校に閉じ込められたと思ったら妙な事になってきたな)
苗木(当然みんな怯えていた……特に舞園さんとか。対照的にモノクマはやたら楽しそうだったな)
苗木(……あぁ、ツマラナイ)
苗木(何がコロシアイだ。そんなもの、超高校級の希望であるボクが勝つに決まっているじゃないか)
苗木(みんなには、この才能については「とてつもなくポジティブ」って説明してあるけど、もちろんそんな事はない)
苗木(あらゆる超高校級の才能を持っている、それがボクなんだ。そこまでは分かるんだけど、肝心の才能の方が封印されているみたいだな)
苗木(まぁこれも時間の問題だね。なにせボクは超高校級の希望なんだから)
苗木(……とりあえず、これからの行動方針を決めようかな。ぶっちゃけ何でもいいからコインに任せよう)
苗木(コインが表ならみんなと協力してモノクマに立ち向かう。裏なら――)
>>2のコンマが偶数で表、奇数で裏
多恵子とさやかとさやかと結婚したい
チャリーン
苗木(……裏。ゲームに乗ろう)
苗木(確か誰にもバレないように人を殺せばいいんだっけ)
苗木(さて、誰を殺そうかな)
誰を殺す? >>11
キリギリ
苗木(何となく一番マシなのはあの霧切って人かな。あの人から殺そうか)
苗木(面倒なのは誰にもバレないように殺すって所なんだよね……)
苗木(まず死因はこれにしよう)
死因は? >>15
心臓麻痺
苗木(やっぱり心臓麻痺が一番バレないかな)
苗木(問題は心臓麻痺なんて普通にしてたらそうそう起こらない所だ)
苗木(……あっ)
苗木(やっと一つ思い出した。ボクの超高校級の才能にはこんなものがあったじゃないか)
超高校級の何? >>20
ドッキリ仕掛け人
苗木(そうだ、ボクには“超高校級のドッキリ仕掛け人”という才能があった。これなら確実に心臓麻痺を起こせる)
苗木(あとは肝心のドッキリの内容だけど……)
ドッキリの内容は? >>28
安価を多用しすぎるSS……あぁツマラナイ
苗木(定番の“誕生日ドッキリ”でいこうかな。これならきっと霧切さんもビックリして心臓麻痺を起こしてくれるはずだ)
苗木(よし、さっそく明日から準備に取り掛かろう)
【次の日 朝】
舞園「苗木君!」
苗木「……?」
苗木(誰だっけこの人)
舞園「あの、少しお願いがあって……護身用になるものが欲しいんです」
苗木(あー、思い出した。舞園さんだ)
苗木「護身用? そっか、確かにこんな状況じゃ仕方ないかもね」
舞園「あ、いえ、決してみなさんを疑っているわけではないんですが……」
苗木(ウソつけ)
舞園「それで、その、どこかに護身用になるものがないか一緒に探しませんか?」
苗木「うーん……」
苗木(正直めんどくさいな)
どうする? >>35
包丁直接渡す
【厨房】
苗木「はい、包丁なら十分護身用になるよ」
舞園「あ、ありがとう……ございます……」
苗木「? どうしたの、キミが護身用になるものか欲しいって言ったんだよね?」
舞園「えっ、あ、はい……そうですよね……」
苗木(よく分からない人だな)
【夕方】
霧切「夕食くらい一人でとらつもりだったのに」
苗木「まぁまぁ、いいからいいから」
霧切「……?」
苗木(よし、後は食堂に入れば)
パーン!!
「「お誕生日おめでとう!!!」」
霧切「……え?」
朝日奈「あはは、霧切ちゃん驚いた!? 今日誕生日なんでしょ!」ニコ
不二咲「苗木君が提案して、みんなで準備したんだよぉ」
十神「ちっ、何で俺がこんな事を……」
霧切「あの、私の誕生日は十月なんだけど」
シーン
朝日奈「…………え?」
山田「おうふ……」
大和田「(おいコラ苗木ぃぃ!! どういう事だよ!!)」ヒソヒソ
苗木(しまった……ドッキリに夢中になってて霧切さんの誕生日がいつなのか考えてなかった)
江ノ島「あー、ほら、早めにおめでとうって事でさ!!」
腐川「早すぎるでしょ……どうすんのよこの空気……」
霧切「……まぁいいわ。ドッキリしたのは確かだし、気持ちだけ受け取っておく事にするわ」クス
苗木「……え?」
霧切「苗木君も、こんな状況だからこそ、こういうイベントを計画して気を使ったのでしょ?」
苗木(いや全然違うんだけど)
石丸「うむ!! 確かにこういった明るいイベントは必要だな!!」
葉隠「よっし、それじゃあ半年くれえ早い霧切っちの誕生日パーティー始めるべ!!」
セレス「というか、もう普通のパーティーという事でいいのでは」ハァ
桑田「おう、とりあえず騒ごうぜ!! 俺歌っちゃうよ!?」
ワイワイガヤガヤ……
苗木(なんだこれ……)
舞園「…………」
【苗木の部屋】
苗木「はぁ……失敗した……」
苗木(一応は霧切さんもビックリしてたみたいだけど、心臓麻痺なんて起きないじゃないか……)
ピンポーン
苗木「ん、こんな時間に誰だろ」ガチャ
舞園「こ、こんばんは苗木君」
苗木(またこの人か)
苗木「舞園さん? どうしたの、もう夜時間だよ?」
舞園「実はかくかくしかじかで、今夜部屋を交換してもらいたいんです」
苗木「部屋の交換?」
どうする? >>46
霧切さんの部屋で三人で過ごす
苗木「こういう時は一つの部屋に集まった方が安全じゃないかな」
舞園「えっ、そ、それは……」
苗木「とりあえず霧切さんの所行ってみようよ。彼女は頼りになりそうだし」
舞園「…………はい」
【霧切の部屋】
霧切「……事情はよく分かったわ。舞園さんはここに居ればいい。でも」
霧切「苗木君までここに居る必要はあるのかしら?」
苗木「うっ」
舞園「いえ、私は苗木君に居てほしいです!」
霧切「えっ?」
舞園「実は私、苗木君の事が好きなんです! ですから一緒に居てください!」
苗木「……は?」
霧切「ねぇ、それ私の部屋である必要あるのかしら」
舞園「あります! やっぱり二人より三人の方が安心ですから!」ニコ
霧切「…………」
モノクマ『夜時間になりました! オマエラいい夢を、おやすみなさい……』
舞園「あ、もう夜時間ですね。早めに寝ちゃいましょう!」ニコ
霧切「(ちょっと苗木君。舞園さんの様子が明らかにおかしいわ)」ヒソヒソ
苗木「(……もしかして何か企んでいるとか?)」
霧切「(あまり考えたくはないけれど……)」
舞園「あ、内緒話ですか? 私、嫉妬しちゃいますよ?」ニコ
苗木「い、いや、何でもないよ!」
霧切「……とにかく今日はそろそろ寝ましょうか。苗木君はベッドで寝るわけにはいかないから、床で寝て」
苗木「ゆ、床かぁ……せめてシーツとか持ってきていいかな?」
霧切「もちろん構わないわ」
舞園「ごめんなさい苗木君……でも、お願いです、一緒に居てください……」ウルウル
苗木(なんかあざといなぁ……)
【深夜】
霧切「…………」スースー
舞園「…………」
苗木(寝付けない……こんな所で寝てたら当たり前か)
苗木(……あ、なんかまた思い出した。そういえばボクにはこんな才能もあったな)
超高校級の何? >>61
マッサージ師
苗木(そうだ……超高校級のマッサージ師っていう才能もあったな。ボクのマッサージを受けた人はたちまちどんな疲労も吹き飛ぶ)
苗木(これを利用すれば相手に近付いて殺せるかもしれない。明日辺り試してみるか)
スタスタ
苗木(ん……舞園さん?)
舞園「ごめんなさい」ボソッ
ギラッ
苗木「!?」
ガッ!!
舞園「えっ!?」
霧切「そこまでよ。包丁を離しなさい」
舞園「くっ……!!」ジタバタ!!
霧切「あなたの言動は明らかにおかしかった。そんな相手の隣でのんびり眠っていられるわけないじゃない」
苗木「ま、舞園……さん?」
舞園「離してください!!! 私はこんな所に閉じ込められている場合ではないんですよ!!!」
霧切「だからあなたは私の部屋で苗木君を殺そうとしたという事ね」
苗木(流石にそこまでしたら霧切さんも起きると思うけどなぁ。そこは力技で何とかしようとしたのかな)
舞園「離して……!!! 私は!!!」
霧切「苗木君、みんなを起こしてきて」
苗木「えっ、こんな時間に!?」
霧切「いいから」
【数十分後】
舞園「離してください!!!!!」ジタバタ!!
大神「大人しくしていろ。しかし、まさか舞園さやかがそのような事を……」
朝日奈「そんな……信じられないよ……」
桑田「俺だってそうだ!! 本当なんだろうなぁ、苗木、霧切!!」
霧切「えぇ、事実よ」
十神「はっ、そこまで意外な事ではないだろう。俺はいつか誰かがやるとは思っていたぞ」
腐川「そ、それで、どうするのよその殺人鬼……」
霧切「それを決めるためにみんなを集めたのよ」
どうする? >>74
公開マッサージ
苗木「ようは危険な真似ができないようにすればいいんだよね? ボクに任せて」
葉隠「おいおいまさか傷めつけるとか言わねえよな?」
桑田「それは許さねえぞ苗木!」
苗木「そんな事しないって。ちょっとマッサージするだけたよ」
山田「ま、ままままマッサージ!?」ハァハァ
朝日奈「うっわ、苗木サイテー」
江ノ島「意外と苗木は肉食系?」ニヤニヤ
苗木「そんないかがわしいものじゃないってば……」
霧切「それなら私達の前でやりなさい」
山田「まさかの公開プレイ!?」
苗木「いいよ、別に。それじゃ、始めるよ」スタスタ
舞園「や、やめて!! 来ないで!!!」
………
……
…
舞園「んんっ!! あっ……やぁ……!!///」ビクッ
苗木「よっと」グッ
舞園「はぁぁぁ!! だ、め……そこ……っ!!///」ビクンビクン!!
山田「なにこれエロい」
不二咲「ただマッサージしてるだけなのにぃ……///」
石丸「け、けしからんぞ!!!」
大和田「とか言いつつガン見してんじゃねえよ」
舞園「あ……ぁ……」トロン
苗木「よし、オッケー。これでしばらくは動けないはずだよ」
霧切「…………」
十神「まさかお前にこんな特技があったとはな」
セレス「人は見た目によりませんわね」
大神「ふむ、我もトレーニングの後に頼みたいものだな」
朝日奈「わ、私もそこまで気持ちいいならやってもらいたいかも……」ゴクリ
苗木「うん、いつでも言ってね」ニコ
霧切「……ねぇ、苗木君。あなたの才能って“超高校級の希望”だったわね?」
苗木「えっ、う、うん。前向きだけが取り柄だからね!!」
霧切「でも今のマッサージ、明らかに普通の腕ではないわよ」
苗木「……そ、そうかな?」
霧切「苗木君、あなた何か隠していない?」ジロ
苗木「……あ、あはは、そんな、ただの特技だって」
霧切「…………」
葉隠「なぁ、もう用事は済んだべ? もう寝ていいか?」
江ノ島「あれ、でも舞園はどうすんの?」
苗木「放置でいいんじゃない?」
山田「ま、舞園さやか殿を動けない状態で放置……」ゴクリ
桑田「…………」ゴクリ
大神「我の部屋に置いておこう」ガシッ
舞園「……んん……ぁ……///」グテッ
【次の日 朝】
苗木(昨日は散々だったな……まさかボクが殺されかけるなんて)
苗木(やっぱり早い内に誰かを始末した方がいい。このマッサージを使えば殺人の機会は作れる)
苗木(さて、誰を狙おうかな)
誰にする? >>98
さくらちゃん
苗木(大神さんにしようかな。マッサージ受けたいって言ってたし)
苗木(まずはマッサージで動けなくして……その後はどうやって殺そうか?)
殺し方は? >>108
褒め殺し
【大神の部屋】
大神「それでは頼むぞ、苗木」ゴロン
苗木「うん、任せて。よっと」グッ
大神「むぅ……///」ビクッ
苗木(うわー、すごい筋肉だ。これはマッサージしがいもあるな)グッグッ
大神「くっ……ふぅ……///」
舞園「…………」ジー
苗木(なんか舞園さんも物欲しそうな顔してるし……)グッグッ
大神「……い、いいぞ苗木よ…………///」
苗木「それにしても大神さんは凄いよ。こんな状況なのにトレーニングなんて」グッグッ
大神「そ、んな事は……ふぅっ……ない……///」ビクッ
苗木「いやいや凄いって。ボクも大神さんみたいに強くなりたいな」
大神「んんっ……くっ、そ、それなら……今度我とトレーニングを共にすればよい……///」
苗木「えっ、いいの!? あはは、光栄だな、大神さんみたいな凄い人とトレーニングなんて」グッグッ
大神「むぅ……あ、あまり持ち上げるな……くっ……///」
苗木(それからボクはずっと大神さんを褒めまくった。でも、彼女が死ぬことはなかった)
苗木「おかしい」
大神「うっ……はぁはぁ……///」ビクッビクッ
【苗木の部屋】
苗木(また失敗した……方向性としては間違いなかったはずなのに……)
苗木(…………あ)
苗木(また思い出したぞ。そうだ、ボクにはこんな才能もあったじゃないか)
超高校級の何? >>128
ドラマー
苗木(そうだ、ボクには超高校級のドラマーという才能もあった!)
苗木(そのリズムはあらゆる人達を魅了し虜にする……それこそ気絶する程に)
苗木(確か以前はバンドを組んでた事もあったはずだ。なんだっけあの人、み…………いいや、忘れた)
苗木(とにかく、次はこの才能も使って殺しを成功させてみせる!!)
【食堂】
苗木(なんか小腹が空いちゃったな……ん?)
大和田「おう、いいところに来たな苗木!」
石丸「少し頼まれてくれないか!」
苗木「へっ?」
大和田「実はかくかくしかじかで、俺とコイツの勝負を見届けて欲しいんだ!」
苗木「な、なるほど……それで勝負ってまさか殴り合いとか?」
石丸「そんな野蛮な事はしないぞ! そうだな、それでは苗木君が決めてくれ!!」
苗木「ボクが? うーん……そうだなぁ……」
勝負内容は? >>147
ドラミング勝負
苗木「じゃあドラミング勝負で」
石丸「うおおおおおおおお!!!」ドコドコドコドコ!!
大和田「ふんがああああああああああああ!!!!!」ドコドコドコドコ!!
苗木「ちょ、ちょっと待って! ゴリラのドラミングじゃなくて、楽器のドラムの腕前だよ!」
石丸「……ドラム?」
苗木「うん、やっぱ漢らしさって言えばドラムだよ!」
大和田「ほぉ……おもしれえ……やってやろうじゃねえか!!」
石丸「あぁ、望むところだ!!」
苗木「それじゃ、勝負は明日ね」
【次の日 体育館】
ザワザワ……
苗木(まったく、妙な事に巻き込まれちゃったな。ドラムはモノモノマシーン出たからいいけど……)ハァ
大和田「よぉ、逃げなかったんだなぁ!!」
石丸「当たり前だ! 僕は負けないぞ!!」
苗木「それじゃ、曲は『君にも届け』ね。判定は僕」
朝日奈「わぁ、なんか楽しみかも!」
桑田「へっ、歌が欲しかったら言えよ!」
石丸「よし、まずは僕からだ!!」
♪~♪~
石丸「うおおおおおおおお!!!!」ドコドコドコドコ!!
苗木「…………」
>>162のコンマで石丸の採点
ほ
苗木(へぇ……結構悪くないかも。ちょっと型にハマり過ぎている気がするけど、リズムは正確だ)
石丸「……どうだ!!!」ゼェゼェ
不二咲「凄い凄い! カッコよかったよ石丸君!」パチパチパチパチ
大神「音楽は分からぬが、それでも良いものだとは思ったぞ」
江ノ島「イケてんじゃん石丸!」
大和田「くっ……まだだ! 俺はこんなもんじゃねえぞ!!」
♪~♪~
大和田「ふんがああああああああああああ!!!!!」ドコドコドコドコ!!
苗木「…………」
>>173のコンマで大和田の採点
あ
大和田「どうだコラァァ!!!」
シーン
大和田「…………あ?」
セレス「ただの騒音ですわね」
葉隠「耳がいてえだけだべ」
十神「まさか貴様は今のを音楽と呼ぶ気か?」
大和田「な……なんだとおら!! 勝負を決めんのは苗木だ!!」
苗木「いや普通に石丸クンの圧勝だから」
大和田「」
石丸「ふっ、当然だ!!」
大和田「ぐぅぅ……!!」ビキビキ
モノクマ「それで、罰ゲームは?」
苗木「えっ?」
モノクマ「だってただ負けってだけじゃツマラナイよ! 当然ペナルティはあるんだよね」
大和田「な、なんだそりゃ!! 聞いてねえぞ!!」
江ノ島「あはは、確かにそれ面白いかも。じゃあ石丸が大和田になんでも一つ命令できるってのはどう?」ニヤニヤ
朝日奈「さんせーい!」
大和田「おいふざけんな!!!」
石丸「往生際が悪いぞ!! それでは僕の命令はこれだ!!!」
命令は? >>196
苗木のマッサージ
石丸「ズバリ、苗木君のマッサージだ!!」ビシッ
大和田「なっ!!」
苗木「えっ」
石丸「キミはいつも突っ張りすぎなのだ! 一度苗木君にほぐしてもらえ!!」
大和田「んだそりゃあ!!」
苗木「えーと……それじゃあやるよ?」
大神「我が押さえておこう」ガシッ
大和田「おい離せえええええ!!!」ジタバタ!!
………
……
…
苗木「よいしょ」グッ
大和田「ふっ、んんぁぁ……っ!!///」ビクッビクッ
苗木(大神さんまでとはいかなくても、大和田クンも筋肉すごいな)グッグッ
大和田「はぁぁ……ぃぃっ……ぁぁ……///」ビクンビクン
山田「……腐女子大歓喜ですな」
腐川「なによこれ汚らしい!!!」
霧切「大和田君、凄い顔してるわね」
大和田「……ふぁ……ぁぁ…………///」ビクビク
苗木(何してるんだろうボク)
【苗木の部屋】
苗木(よし、気を取り直して殺しの方を考えないと。まず相手は)
誰を殺す? >>214
江ノ島
苗木(よし、それじゃあ頭も股も緩そうな江ノ島さんだ)
苗木(とりあえずボクのドラムのテクを見せるっていうので呼び出して……そこからどうやって殺そうか)
殺し方は? >>219
悩殺
充電切れるべ
【体育館】
江ノ島「あはっ、まさか苗木があたしにドラムの腕前見せてくれるなんてね。期待していいの?」ニヤニヤ
苗木「うん。大和田クンや石丸クンなんか目じゃないから、聴いてほしいんだ」ニコ
♪~♪~
苗木(まずは掴みだから静かな感じに…………あれ?)ドコドコ
江ノ島「…………///」ポー
苗木(なんか既に顔赤くなってるような……まぁいいか、ペース上げよう)ドコドコドコ
江ノ島「……苗木きゅん///」ビクッ
苗木(苗木きゅん!? い、いや、ダメだ、ドラムに集中しないと……よし、ここで畳み掛ける!!)ドコドコドコドコ!!!!!
江ノ島「ん……ぁぁ……はぁぁっ!!!!!///」ビクンッ!!!
ブシャァァァ!!!
苗木(イクの早すぎでしょ……痴女すぎる……)
スタスタ……
苗木「もしもーし、江ノ島さん大丈夫?」
江ノ島「はぅ……///」ビクンビクン
苗木「ダメだこりゃ。いや、悩殺ってのは成功したみたいだけど、これじゃ卒業できないよね……」
ズルッ
苗木「……あれ?」
苗木(なんだろう、今江ノ島さんの髪がズレたような……)
江ノ島「んん……ぁぁはっ…………」ビクビク
苗木「…………」スッ
苗木(いやまさか……とにかく確かめて……)
バサッ
戦刃「苗木きゅん……カッコイイ…………///」ビクビク
苗木「誰だよお前」
苗木(その後ボクはとりあえず他のみんなを体育館に集めた)
ザワザワ……
戦刃「んんっ……///」モゾモゾ
霧切「…………」
朝日奈「え、えーと…………誰?」
石丸「江ノ島君……ではないな」
セレス「変装していた、という事でしょう。普通に考えて」
不二咲「へ、変装!?」
十神「怪しいな。怪しすぎるぞコイツ」
山田「というか、絶頂しまくっている気がするのですが、苗木誠殿……一体何を?」ハァハァ
桑田「そりゃナニだろ」
葉隠「うっへぇ、やるべ苗木っち!!」
苗木「そんな事してないって。ちょっとドラム聞かせたら勝手に絶頂したんだ」
腐川「ただの変態じゃない……」
苗木「あれ? そういえば舞園さん……は仕方ないにしても、大和田クンは?」
大神「うむ、何やら苗木のマッサージにより醜態を晒したということでショックを受けて引きこもっているようだ」
苗木「な、なるほど……」
霧切「それより、今はこの人よ。私の考えでは、この人は黒幕の内通者よ」
「「!?」」
桑田「なっ……どういう事だよ霧切!!」
霧切「この人の変装、私達は仕方ないにしても、モノクマが見抜けないはずがない。
それに、この電子生徒手帳も、きちんと江ノ島盾子と名前が出てくる。つまり、モノクマはこれを知った上で黙っているのよ」
霧切「それでしょう、モノクマ?」
モノクマ「…………」
モノクマ(何なんだよコイツ!!! マジふざけんなよ!!!)
霧切「どうしたのかしらモノクマ。何も言えないの?」
モノクマ「うるさいうるさい!! ボクは何も知らないもんね!!!」
セレス「それで納得するとでも思っているのですか?」
苗木「とにかく、この人に話を聞いてみようよ。大神さん、押さえてくれる?」
大神「任せておけ」ガシッ
苗木「おーい。もしもーし」ペチペチ
戦刃「ん……んん…………苗木君?」ボー
苗木「うん。いきなりで悪いんだけど、キミは誰なの?」
戦刃「えっ…………あ、ごほん!! いきなり何? あたしは江ノ島盾子だっての!!」
苗木「ごめん、気付いてないみたいだから言うけど、ウィッグ外れてるよ」
戦刃「へ? ………………あっ!!!!!!!!!」
苗木「…………」ジー
戦刃「あ、その…………えっと…………」オロオロ
戦刃(どどどどどどうしよう盾子ちゃん!!!)チラ
モノクマ(おいバカこっち見んな!!!)
十神「どうしてそこでモノクマの事を見る」
不二咲「もしかして……本当に黒幕の仲間なの……?」
戦刃「……ち、違うっての!!! あたしは江ノ島盾子だし!!!」
苗木「いやだからウィッグ……」
戦刃「あたしは常にウィッグつけてんのよ!! ホントは黒髪なの!!!」
石丸「はっはっは!! いい心がけだ!!」
葉隠「石丸っちはなんかズレてるべ」
山田「し、しかしギャルで髪を染めずにウィッグというのはいささか不自然なような……」
腐川「ていうか、その右手の紋章は何なのよ。ファンデーションで隠してたみたいだけど……」
戦刃「わっ!!! あ、こ、これは……オシャレオシャレ!!!」アセアセ
十神「ウソをつくな。それはフェンリルの紋章だろう。ヨーロッパの傭兵部隊だ」
朝日奈「そういえばこの前、モノモノマシーンで出てきたレーションあげたらすっごく喜んでたような……」
戦刃(あわわわわわわわわわ!!! どうすればいいの盾子ちゃん!!!!!!)チラ
モノクマ(だからこっち見てんじゃねえよおおおおおおおおおお!!! くそっ、とにかく今は逃げろ!!)クイクイ
霧切「ちょっとモノクマ。何の合図を……」
ゴキッ!!!
大神「むっ!!!」
苗木「えっ!?」
戦刃(了解、盾子ちゃん!!!)
ダダダダダダダダダダダダダッ!!!!!
桑田「はっや!!!」
葉隠「つか何逃してんべオーガ!!!」
大神「あやつ……関節を外して我の捕縛から抜け出したぞ……」
十神「どう考えてもギャルの芸当ではないな」
セレス「どうします? あの方にはまだまだ聞きたい事がありますけど」
どうする? >>310
とりあえずマッサージ
苗木「ボクがマッサージして動きを止めるよ!!」
朝日奈「でもまず捕まえないと!!」
大神「我に任せてほしい。逃したのは我の責任だ」
朝日奈「私も手伝うよ! 足には自信あるし!!」
十神「よし、苗木と大神と朝日奈は先程の女を追え。俺はモノクマに話がある」
モノクマ「やだ、聞かないよ。じゃあねっ!!」
ヒュッ
山田「……逃げましたな」
石丸「生徒の質問には答えるのが教師ではないのか!!!」
霧切「急いでさっきの黒髪の人を追いかけましょう。もしかしたらモノクマに始末されるかもしれないわ」
桑田「なっ……!!!」
十神「ちっ!!! おい急げお前ら!!!」
ダダダダダダダダダダダダダ!!!!!
戦刃「はぁ……はぁ……!!! 盾子ちゃん!!!」
モノクマ「うるせえええええ!!! 何やってんだよ残念ってレベルじゃねえぞ!!!」
戦刃「……ご、ごめんなさい」シュン
モノクマ「もういいや、お前死ねよ。グングニルの槍!!!」
ドドドドドッ!!!
戦刃「び、ビックリした……」
モノクマ「何避けてんだよおおおおおおおおおおおおお」
苗木「見つけた!!!」ダダッ!!!
戦刃「な、苗木君!?」
苗木(すぐに大神さんに……いや、その内に逃げられる!!)
苗木(何かないか……何か…………そうだ、ボクにはこんな才能もあったんだ!!!)
超高校級の何? >>320
10万ボルト
苗木(いくら傭兵部隊の人でも電撃は避けられない!!!)
苗木「くらえ、超高校級の十万ボルト!!!」バチィィ!!!
ビリビリビリビリ!!!
戦刃「はうっ!!!」バチィィ!!!
バタッ
モノクマ「今だ、グングニルの槍!!!」ドドドッ!!!
バキッ!!!
大神「これは何の真似だ」
モノクマ「ぐっ……邪魔すんなよオマエ!!!」
ダダダダダダダダダダダダダ!!!!!
桑田「居たぞ、こっちだ!!」
朝日奈「えっ、何この状況!! これって槍!?」
大神「苗木、その者にマッサージだ。完全に動きを封じるのだ」
苗木「うん、分かった!!」グッ
戦刃「んんっ!!! あっ……やぁぁ…………っ!!!///」ビクンビクン!!!
苗木「まだまだこんなものじゃないよ!!!!!」グッグッグッ!!!
戦刃「ふぁぁ……ぁぁっ……んぁぁあっ…………あああああああっ!!!!!」ブシャァァァ!!!!!
戦刃「…………はぅ///」ビクビク
苗木「よしっ!!!」
霧切「ねぇ、こうやって生徒に一方的に攻撃するなんてルール違反なんじゃないかしら?」
モノクマ「そ、それは……」
セレス「そうですわね。確かあなたはルールは守るとか言ってませんでしたか?」
石丸「うむ!! 教師がルールを破っていては生徒に示しがつかないぞ!!!」
モノクマ「ぐぬぬ…………!!! 分かったよ、やめればいいんでしょやめれば!!!」
ヒュッ
山田「これでひとまずは安心……なのですかな?」
十神「いいや、まだ安心できないな。モノクマには生徒を攻撃できる条件が存在する」
不二咲「それって校則違反……だよね?」
霧切「えぇ、考えられるのはこの人にモノクマを攻撃させて、それを口実に処刑するとか、かしらね」
桑田「死ねって言われたら死ぬのかよコイツ!!」
苗木「ないとは言い切れないね……」
どうする? >>353
落とす
苗木「ボクに任せて」
葉隠「また苗木っちか!?」
苗木「ようはこの人をこっち側に引き込めばいいんでしょ? それならできると思う」
朝日奈「苗木ってもしかして今流行のロールキャベツ系男子って奴なの!?」
腐川「意味不明な単語作ってんじゃないわよ……」
霧切「苗木君。前々から気になっていたのだけど、あなた本当に“超高校級の希望”なのかしら?」
苗木「えっ?」
霧切「あなたっていくら何でも多才すぎるわ。ただ前向きなだけの才能だなんて信じられない」
十神「確かに……な。おい苗木、正直に答えろ。“超高校級の希望”とは何だ?」
苗木「…………」
苗木(くっそ……面倒くさいな。正直に言えば今後動きにくくなるだろうし……)
何て言う? >>360
ジゴロ
苗木「……分かった、白状するよ。“超高校級の希望”というのは女の子に希望を与えるジゴロの才能なんだ。
マッサージにドラム……全ては女の子を落として言いなりにさせる為にあるんだ」
セレス「ゲスですわね」
朝日奈「苗木サイッテー!!!」
山田「なんと羨ましい才能!!!」
霧切「…………」
苗木(うっ……霧切さんはいまいち納得してないみたいだな……)
十神「ふん、なるほどな。それならばこの女を落とすのも簡単、というわけだ」
苗木「う、うん……だから任せてもらえないかな?」
不二咲「そこまで言うなら……やっぱりそういう才能の人は心強いし……」
大神「適任ではあるな。決して褒められるようなものではないが」
霧切「…………いいわ。苗木君、任せたわよ」
【苗木の部屋】
戦刃「苗木君……苗木君……!!!///」ポー
苗木(よし、これで戦刃さんはボクなしでは生きていけない。大体の事情も聞き出した)ナデナデ
苗木(それにしても記憶を奪われている……か。そしてこれは全国生中継中。人類史上最大最悪の絶望的事件。
超高校級の絶望、江ノ島盾子。正直信じられない事ばかりだけど、この状態の女の子はウソはつけない)
苗木「モノクマ…………いや、江ノ島さん!!」
モノクマ「……なんだよ」ブスッ
苗木「あれ、御機嫌斜め?」
モノクマ「当たり前だろ!! これも全部オマエとそこの残念すぎる姉のせいだよ!!」
苗木「まぁまぁ、落ち着いてって」
モノクマ「これが落ち着いてられるか!! こんな序盤で全部ネタばらししやがって!!!
どうせこれからみんなに教えて、全員でここから脱出なんて絶望的にクソつまらない事するんだろ!!!」
苗木「…………ねぇ、監視カメラがあるんだから知ってるよね?」
モノクマ「ん?」
苗木「コインは裏だったんだ。ボクはちゃんとゲームに勝利してここから出るよ」
モノクマ「…………マジで?」
苗木「うん。もちろんこの事も誰にもバラさない。安心して」ニコ
モノクマ「あっ……そ、そうやってボクまで攻略する気なんだろ!! その手には乗らないよ!!」
苗木「あはは、そんな事ないってば」
モノクマ「…………分かったよ。ありがと」
ヒュッ
苗木(それじゃ……次の殺人計画でも考えるか)
戦刃「苗木くぅん……」スリスリ
苗木「はいはい」ナデナデ
苗木(だんだん思い出してきたぞ…………ボクにはこんな才能もあったはずだ!!)
超高校級の何? >>380
マジシャン
kskst
かませめがね
苗木(よし、朝日奈さんを十神クンを使って殺そう)
戦刃「あ、あの……苗木君……?」
苗木「はいはい、可愛い可愛い」ナデナデ
戦刃「はぅ……///」
苗木(……はは、明日が楽しみだ!!!)
【次の日 食堂】
戦刃「えへへ……」スリスリ
苗木「こんな感じでもうこの人は黒幕の言いなりにはならないよ。あ、名前は戦刃むくろさんっていうらしいよ」
朝日奈「うわぁ……苗木……」
腐川「このクズ男!!」
セレス「一度死んだほうがいいですわね」
苗木「酷い言われようだね……仕方ないけどさ……」ハァ
桑田「くそ……苗木のくせに!!!」
霧切「…………」
【朝日奈の部屋】
ピンポーン
朝日奈「はいはーい。あ」
バタン
苗木「ちょ、ちょっと朝日奈さん!?」
ピンポーンピンポーン
朝日奈「なによ!! どうせ私にも何か変な事するんでしょ!!」
苗木「いや、そういうんじゃないんだって!! ほら、ここって娯楽になるものがほとんどないでしょ? だからボクがマジックでもやろうと思って」
朝日奈「え、マジック? 苗木できるの?」
苗木「うん。良かったら見てくれないかな?」
朝日奈「……分かったよ。確かに暇してたし…………」
【教室】
朝日奈「わっ、何この箱!」
苗木「この前モノモノマシーンをやったら出てきたんだ。人が入れるくらいの大きさだし、マジックにはピッタリなんだ」
朝日奈「おぉ! なんだか本格的だね!!」
苗木「はは、ありがと。それじゃこの中入ってもらえるかな?」
朝日奈「え、私が入るの?」
苗木「うん。そういうマジックなんだ」
朝日奈「へぇ……何だか斬新だね。分かったよ」
ゴソゴソ
苗木「…………」ニヤ
バタン
十神「おい苗木何を見つけ…………何だそれは?」
苗木「あ、来てくれたね十神クン。実はキミにはボクのマジックを見てもらいたいんだ!!」
十神「くだらん、帰るぞ」
苗木「あ、待ってよ!」
十神「いい加減にしろ!! そんなくだらない事に付き合ってられるか!!」
苗木「まぁまぁそう言わずに。ほら、ちょうど剣もあるし……お決まりのあのマジックを見せてあげるよ?」
十神「どこでそんなものを手に入れた!」
苗木「モノモノマシーン。そんな事よりさ、ボクがこれからこの箱のなかに入るから……」
十神「くどいぞ!!」
苗木(くっそ……食いついてこないな……)
>>417のコンマ下一桁が1,5,8で十神が乗ってくる
乗らないで;;
十神「じゃあな。もう二度とこんなくだらない事で俺を呼ぶな」
バタン
苗木「……ちっ!!!」
朝日奈「ねぇちょっと苗木? いつまでここに入ってればいいの? この中外の音とか全然聞こえないんだけど」ヒョコ
苗木「あ、ご、ごめん、ちょっと待ってね!」アセアセ
朝日奈「むぅ……分かったよ」
ゴソゴソ
苗木「くっそ、これ以上朝日奈さんを待たせたら帰られちゃうかもしれない」
苗木「それなら予定変更だ。十神クンがダメならあの人なら!!」
誰? >>429
だべ
バタン
葉隠「苗木っち、見せたいものって…………うお、何だべそれ!!」
苗木「マジック用の箱だよ。葉隠クンにはボクのマジックを見せたいんだ」
葉隠「おっ、マジックなんてできんのか苗木っち!」
苗木「うん。ぜひキミに見てほしくてさ」
葉隠「へぇ、面白そうだな!!」
苗木(思った通りのバカだ。良かった良かった)
>>434のコンマがゾロ目だと葉隠が乗ってこない
模擬当の先制攻撃だべ
葉隠「…………むっ!? すまん苗木っち、俺はこのマジックを見るわけにはいかねえ」
苗木「えっ、何で!?」
葉隠「占いだべ!!」ドーン
苗木「う、占い!?」
葉隠「あぁ、このマジックを見ると、とんでもない事になるって出たべ!! だから俺は見ない!!」
苗木「あ、いや、でもそれって三割しか当たらないんじゃ……」
葉隠「三割でも当たる可能性があるってだけで嫌だっつの! んじゃな!!」
苗木「あ、待って!!」
バタン
朝日奈「もう、いつまで待たせるのよ苗木!! 私もう帰る!!」スタスタ
苗木「あっ!!」
バタン
苗木「」
【苗木の部屋】
苗木「くっそ、何で上手くいかないんだ!!」
戦刃「な、苗木君……?」
苗木「あぁ!_?」
戦刃「ひっ……ご、ごめんなさい……」ビクッ
モノクマ『オマエラ、今すぐ体育館に集合!!』
苗木「……は?」
戦刃「な、なんだろう……」
苗木「戦刃さんは知らないの?」
戦刃「うん。盾子ちゃん、細かいことまでは教えてくれなくて……」
苗木「はぁ……とりあえず行ってみるしかないかな」
【体育館】
モノクマ「オマエラ何やってんの!! 絶望的に平和すぎるんだよ!!」
不二咲「そ、そんな事言われてもぉ……」
桑田「誰かオメーの言いなりになるかっつの!!!」
モノクマ「はいはい、仕方ないなぁ。それならボクが動機をあげるよ」
セレス「……動機?」
十神「ふん、いいから出してみろ。その動機とやらをな」
モノクマ「言われなくても出すよ!! 今回の動機は、オマエラの知られたくない秘密です!! ほら受け取れ!!」
バサバサ……
朝日奈「秘密って何…………わっ!!」ビクッ
大和田「なっ……ぁ………!!」
苗木(みんな動揺してるな……ボクのは……)ペラッ
苗木の秘密は? >>467
重度のシスコン
『苗木君は妹に本気で欲情している重度のシスコン』
苗木「…………」
苗木(だって仕方ないじゃないか。可愛すぎるんだから)
モノクマ「明日にはこれバラしちゃうから、その前に誰かを殺してください! 以上です!!」
ヒュッ
朝日奈「え……で、でも、このくらいで殺人なんて起きない……よね?」
十神「お前の勝手な感覚で決めつけるな。どうしてもバラされたくない秘密を持っている奴はいるはずだ」
不二咲「…………」
大和田「…………」ブルブル
苗木「ふーん……そういうものかもね……」
【苗木の部屋】
苗木「そういえば戦刃さんはどんな秘密だったの?」
戦刃「え、あの、その…………以前に苗木君のパンツを盗んだ……事……」
苗木「おいコラ変態」
戦刃「ごめんなさいごめんなさい!!!」ビクッ
苗木「はぁ……でも、秘密っていっても人それぞれ重みが違うだろうし、江ノ島さんは誰に殺人をさせようか選んでいるかもしれない」
戦刃「えっ……そうなの?」
苗木「あくまで勘だけどね。まぁ正直殺人が起きても構わないけど、ボクが殺されたりクロを当てるのに失敗して処刑されるのは勘弁だね」
戦刃「それじゃあ、どうするの?」
苗木「うーん……とりあえず何か動いたほうがいいのは確かかもね」
どうする? >>485
盛るな
苗木「盛るな」
戦刃「えっ?」
苗木「きっと今夜、誰かが毒を盛って殺人を起こす!!」
戦刃「そ、そうなの!?」
苗木「うん、そうに違いない!! ちょっと行ってくる」
戦刃「一人で大丈夫……?」
苗木「大丈夫大丈夫、戦刃さんは先寝てていいよ」
戦刃「……う、うん///」
戦刃(なんだか夫婦の会話みたい///)
バタン
苗木(さて、と…………ん、あれって大和田クン?)
苗木(どっかの部屋に入ったみたいだけど……あそこって確か不二咲さんの部屋じゃなかったっけ)
どうする? >>495
マッサージ
苗木「とりあえずマッサージしてあげないとな」
ピンポーン
不二咲「はい……苗木君?」ガチャ
苗木「こんばんは。マッサージしてあげるよ」
不二咲「えっ!? い、いいよぉ別に……」
苗木「そんな事言わずにさ。大和田クンも中に居るんでしょ?」
不二咲「み、見てたの……?」
苗木「うん、偶然ね。あ、もしかしてボク邪魔だった?」
不二咲「そんな事ないけど……えっと…………」
苗木(口ではこう言ってるけど、明らかに迷惑がってるな)
不二咲「……うん、分かったよ。入って。苗木君にも言うよ」
苗木「え、何を?」
不二咲「実は大和田クンにはあの秘密を打ち明けようって思ってたんだ。でも、どうせ明日にはみんなには知られちゃうし……」
苗木(不二咲さんの秘密か……正直気になるな)
【不二咲の部屋】
不二咲「実は僕……男の子なんだ!!」
大和田「は?」
苗木「……うそぉ」
不二咲「ううん、ウソじゃないよ。ほら、モノクマからもらった紙にも」スッ
大和田「なっ……マジかよ……!!」
苗木(これは結構重いな)
色々事情とか説明中
不二咲「でも、僕は別にいいんだ。これをきっかけにちゃんと男の子として生きていくんだ! 大和田君みたいに強い人になりたいから!」
大和田「…………」
不二咲「だからね、大和田君には最初に聞いてほしかったんだ。大和田君はとっても強い人で僕の憧れなんだ!」ニコ
大和田「…………あぁ、そうだよ。俺は強いんだ」ブツブツ
大和田「俺は強いんだよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ガッ
不二咲「ひっ!!」ビクッ
苗木(ダンベルって……あれもモノモノマシーンに入ってたのかな。とりあえず)
苗木「超高校級の十万ボルト」バチィィ!!!
大和田「ぐああああああああああああ!!!!!!」ビビビッ!!!
苗木「からの超高校級のマッサージ!!!」グッ
大和田「んんぁぁあああああああああああ!!!!!///」ビクンビクン!!!
苗木「念の為いつもより強めに」グッグッ
大和田「はぁぁぁぁぅぅぅ!!! んっ、ぁぁぃぃいっふぅぅぅうううううう!!!!!///」ドビュ!!!
苗木「よしっ!!!」
不二咲「お、大和田君!?」
苗木「次は不二咲さん……いや不二咲君の番だ」ワキワキ
不二咲「ちょ、ちょっと待っ……!!」
苗木「ふんっ!!」グッ
不二咲「あっ……はぁぁっ!!///」ビクッ
苗木「ほいっ!!!」グッグッ
不二咲「だ……めぇ……ぁぁっ!! やぁ……んんっ!!!///」ビクンッ!!!
苗木「パンツ下ろすよ!!」グイッ
不二咲「えっ!? だ、ダメだよぉ……こんなのマッサージじゃな……ぁぁあああっ!!!///」ビクンッ!!!
苗木「うらああああああああああそれは違うよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」シュッシュッ!!!
不二咲「あああああ!!! や、めぇ……んんあっ!!! あっ……はぁぁぅぅあああああ、いっちゃ……んんんっ!!!///」ビクッビクッ
苗木「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお希望を捨てちゃダメだあああああああああああああああ!!!!!」シコシコシコシコシコ
不二咲「いぁぁ……ぁぁぁっ……ああっ…………んんんんんんんんあああああああああああああああっ!!!!!!」ドビュッ!!!ドビュッ!!!
何書いてんだ俺もう落として
【翌朝 不二咲の部屋】
大和田「……はっ……はっ………」ドロドロ
不二咲「………ん……はぁぁ…………」ドロドロ
苗木(一晩中何やってたんだボク……この部屋すっごくイカ臭いんだけど……)
大和田「……なぁ、苗木、不二咲」
不二咲「んぅ……?」
苗木「どうしたの?」
大和田「俺……なんかスッキリしたぜ……こんな気分久々だ……兄貴が死んでからは一度もなかった……」
苗木(そりゃあんだけ抜けばね……)
不二咲「僕もなんだか……ちょっとだけ男になれた気がするよ……」
大和田「……へへっ」ニッ
不二咲「あははっ!」
苗木(とりあえずその精子まみれの顔どうにかしようよ)
【体育館】
モノクマ「……というのがみんなの秘密なのです!!」
朝日奈「ふ、不二咲ちゃんが…………男の子!?」
山田「むほおおおおおおおお!!! むしろアリですな!!!」
不二咲「え、えっと……ごめんねみんな騙していたみたいで……」
大神「誰にも言えない事はあるものだ。気にするな」
葉隠「いやいやいや、ちょっと待て!!! 一番やべえのはオーガだろ!!!」
十神「あぁその通りだ。黒幕の内通者だと?」
腐川「裏切り者じゃない!!!」ビシッ
大神「…………」
朝日奈「ちょ、ちょっと待ってよ!! さくらちゃんにも事情が……」
セレス「ですが、隠していた事は事実ですわ」
桑田「……あぁ。ちゃんと説明しろよ大神!!」
大和田(……なんか俺の秘密スルーされてんな)
大神「……すまぬ」
石丸「よし、許そう!」
桑田「軽いだろ許すなよ!! つか舞園ちゃんは無事なんだろうな!?」
大神「あぁ。舞園には手を出していない」
苗木(そういえば舞園さんは危ないから大神さんの部屋に閉じ込めてるんだっけ。忘れてた)
十神「それにお前もだ腐川。ジェノサイダー翔の正体だとはな」
腐川「ひっ!!!」
霧切「早い内に対処しなくてはいけない問題は大神さんと腐川さんの秘密ね」
セレス「内通者に殺人鬼……頭が痛くなってきますわね」
苗木「……とりあえずボクに任せてよ」
大神「むっ……ぅぅぅううううううふぅっぅうううはああああああああっ!!!!!///」ブシャァァァ!!!
腐川「ぁぁぁぁぁんんんっ!!! ぃぃぃぃぃぃやっっっぁぁああああああんんんんんんぅぅぅぅぅうううう!!!!!///」ブシャァァァ!!!
苗木「これで大丈夫」
朝日奈「こっち見ないでよ変態!!!」
セレス「息しないでくださいます? 空気が汚れます」
霧切「苗木君、あなたはたぶん死んだほうがいい人間だと思うわ」
苗木「…………酷い」
不二咲「え、えっと……でもこれで大神さんと腐川さんは心配ないんだよね?」
苗木「うん。もう二人もボクの言いなりだし」
葉隠「エグすぎるべ……」
大和田(……おいまさか俺もか?)
不二咲(たぶん僕もなんだろうなぁ……)
【苗木の部屋】
戦刃「なんだか大変な事になっちゃったね」
苗木「まぁ、ボク達は知ってたけど、やっぱみんなも動揺するよね……」
戦刃「どうする?」
苗木「うーん……正直もうボクも何がしたいのかよく分かんなくなってるんだよね……」
苗木(…………あ、また思い出した。そういえばボクにはこんな才能もあったな)
超高校級の何? >>590
オナリスト
苗木「ふんんんんんんんっ!!!!!」シュッシュッ!!!
戦刃「きゃっ!!!/// な、何してるの!?」
苗木「見れば分かるでしょ、オナニーだよ!!!!!!!」シュッシュッ!!!
戦刃「それは分かるけどぉ!!!///」
苗木「あ、目を逸らしちゃダメだよ戦刃さん!!! ちゃんと見て!!!」シュッシュッシュッシュッ!!!!!
戦刃「……え?」チラッ
苗木「もっと……もっと見て!!!!!」シュッシュッシュッシュッ!!!!!
戦刃「…………」ジー
苗木「んほおおおおおおおおおおおおっ!!!!! いいよ……いいよ戦刃さんんんんんっ!!!!!!」ビクビク!!!
戦刃「……す、すごい……ビクビクしてる……///」
苗木「実況!? もっと、もっとして!!!!! ボクのチンコどうなってる!?」
戦刃「え、えっと……先から何か出てて……匂いも……凄くて…………///」
苗木「はぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!!!!」ビクッビクッ!!!!
戦刃「で、でも……ねぇ苗木君……これって…………」
苗木「何!? 言って……もっと沢山感想言ってよおおおおおぉぉぉぉほおおおおおおおおお!!!!!」ビクッビクッ
戦刃「全国生中継だよ?」
苗木「ぁぁぁぁっっっ……ぃぃぃぃぃっっくううううぅぅぅぅぅぅぅぅうううううううううんんんうううううはぁぁぁああぁぁぁあああああああ!!!!!!!」ドクンッ!!!
ドビュシャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!
戦刃「きゃあああああああああ!!!!!」
苗木「あはっ……あはははははははははははははははははははははははははは何ていう希望なんだ!!!!!!!!!
見てよ戦刃さん!!!!! テレビの前のみんな!!!!!! この部屋がボクの希望で染まっているよ!!!!!!!!!!!!!」
戦刃「これが……希望……!!」ゴクッ
苗木「そうさ……これこそがどんな絶望にも負けない圧倒的な希望なんだ!!!!!! そうだろモノクマ!!!!!」
モノクマ「そんなの知らないよ!!! あんたマジで狂ってんじゃないの!?」
苗木「それは違うよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」シュシュシュシュシュシュシュシュシュ!!!!!!!
ドビュシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!
寝ます
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カムクラ無双するかと思ったが
この安価で無駄な文章の上手さと華麗な安価捌きはあれだ。もっと有名になっても良い