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スキルアウトＡ「ふぅ…スッキリしたし、こんくらいにしとくかァ」

警備員１「…」ｸﾞｯﾀﾘ

警備員２「…」ｸﾞｯﾀﾘ

スキルアウトＢ「おい、俺はまだ満足してねーぞ？」

スキルアウトＣ「…そろそろ‘第二陣’も到着するだろうし、我慢しとけ」

スキルアウトＢ「ああ、そういやそんなことも言ってたな」

スキルアウトＡ「ホント、こんな簡単な作戦でボコれるんだからな…もっと早くやってりゃ良かったぜ」

スキルアウトＢ「適当に“いちゃもん”つけて、頃合いを見てここまで逃げてくる…」

スキルアウトＡ「で、待ち構えてた俺達がタコ殴りにする！と！」

スキルアウトＣ「ククク…一度にヤれる数は少ないが、こちらも誘導に割く人員は少なくていい…」

スキルアウトＣ「この調子でドンドンやろうじゃねぇか…！」

…ｷﾞｬｧｧﾀｽｹﾃｸﾚｪｪｪｪ

スキルアウトＣ「おっ、来たな！」

スキルアウトＡ「おいおい、迫真の演技だなァ！助けてくれーだってよ！！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

スキルアウトＢ「あんまり笑わせんなよ！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

スキルアウトＣ「いいじゃねぇか、リアリティが出て…おし、そろそろ準備しろ」

スキルアウトＡ・Ｂ「おうよ！」

スキルアウトＣ「きっちり痛い目見てもらうぜ…ヘッ」

…ぁぁぁぁぁああああ！！

スキルアウトＣ「来るぞ…」ﾆﾔﾘ

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…

スキルアウトＡ・Ｂ「ヘヘ…」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…！

スキルアウトＤ「うわぁぁぁぁぁァァ！！」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

スキルアウトＣ｢ようこそォ…あん？」

スキルアウトＣ（様子がおかしい…それに…？）

スキルアウトＤ「おっ、お前ら！はやく逃げろ…！やべぇって！」

スキルアウトＡ「おいおい、マジで何だよその演技力ゥ！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

スキルアウトＢ「もうおびき出せてんだろ？やめていいんだぞ？」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

スキルアウトＤ「違うんだよ…！マジでヤバイ奴が来たんだ、新顔の警備員だったが…！」

スキルアウトＢ「何言ってんだ？お前…で、その警備員は？」ｷｮﾛｷｮﾛ

スキルアウトＡ「居ねぇぞ…おかしくなっちまったのか？どうすんだァ、こいｔ」

スキルアウトＣ「そうだ」ﾊｯ

スキルアウトＡ「あ？」

スキルアウトＣ「待て。…ＥとＦの奴はどうした？」

スキルアウトＡ・Ｂ「…！」

スキルアウトＤ「やられた…俺を追って来てる警備員に！」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

スキルアウトＡ「…それが本当でも、今俺たちは４人居るんだぞ？たった一人なんかに…」

スキルアウトＤ「そんな次元の話じゃねぇんだって！」

スキルアウトＢ「…さすがにビビり過ぎだろ、たかが警備員に…」

スキルアウトＣ「…どっちにせよだ。、追って来てるんなら、そろそろここに到着する…構えとけ」

スキルアウトＤ「駄目だ逃げよう、敵いっこねぇって…！」

スキルアウトＣ「…いいから武器持って準備しろ」

スキルアウトＤ「無理だ…！どこから来るかもわかんねぇのに…！」

スキルアウトＣ「…は？」

スキルアウトＤ「出入り口張っても無意味なんだってェ！」ｶﾞｸｶﾞｸ

スキルアウトＣ「…とうとう俺も意味が…わかんねェ…」ｼｭﾙｼｭﾙ

スキルアウトＤ「あっ…ああ…！」

スキルアウトＣ「…なんだこりゃ？糸…ワイヤー……！？ぐぁぁぁぁぁぁぁァァッ！！」

スキルアウトＣ「」ﾄﾞｻｯ

スキルルトＡ・Ｂ「はぁぁぁぁ！？」

スキルアウトＤ「来た…さっきの奴だ…！」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

スキルアウトＡ「何だ、上か…！？降りてこいオラァ！」

…ｽﾀｯ

スキルアウトＢ「…！？おい、後ろだ！」

スキルアウトＡ「なッ…」

警備員？「…」ｶﾞｼｯ

スキルアウトＡ「う、ウソだろテメェいつの間に…！ぎゃああああぁぁぁ！」

スキルアウトＡ「」ﾄﾞｻｯ

警備員？「…」

スキルアウトＢ「スタンガンか…！？」

スキルアウトＤ「ぐっ…うぅぅ…」

スキルアウトＤ「…うわァァァ！！」ﾀﾞｯ

スキルアウトＢ「お、おい待て！」

警備員？「…」ﾋｭﾝｯ

スキルアウトＤ「ヒィッ…！！」ｼｭﾙ！

スキルアウトＤ「ゆ、許してくれああああああああああああ！！！」

スキルアウトＤ「」ｶﾞｸｯ

スキルアウトＢ「お、おいィ…！」

スキルアウトＢ「…冗談だろ」

警備員？「…」ｽﾀｽﾀ

スキルアウトＢ「ふざけんな…ありえねぇって…」

スキルアウトＢ「そうだ夢だ…夢に決まってるこんな…！」

警備員？「…」ﾀﾞｯ

スキルアウトＢ「来るな！来るなぁぁぁぁぁァァァァァ」


ｯｷﾞｬｧｧｧｧｧｧ

スキルアウトＢ「」ｼｰﾝ

警備員？「…」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ

警備員？「…後は処理か」

？？？「お見事」

警備員？「…」

？？？「なんだ。随分と仕事熱心じゃないか、感心感心」

警備員？「…猫（マオ）か」

猫「ああ。お前が不良の相手なんてと渋っていたから、様子を見に来てやったんだ」

警備員？「…渋ってなどいない」

猫「冗談だよ。そうムキになるな…黒（ヘイ）」

黒「…」

黒「…用はそれだけじゃないんだろう…早く話せ」

猫「ああ、招集だ。黄（ホァン）が任務について改めて伝えたい事があるらしい」

黒「…」

猫「この後午後６時に、常盤台横のホットドッグ店で。確かに伝えた」

黒「ああ」

猫「じゃあ、俺は行くぞ。…後片付け頑張れよ」ﾌﾟﾌﾟ

黒「…早く行け」ｷﾞﾛ

猫「おお恐い恐い」ﾀﾀｯ

黒「…」

黒「………」ﾊｧ

黒「…」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟﾎﾟ

黒「…もしもし、李です。はい、それが…はい、そうなんです！それでですね、救急車を…」


猫「…相変わらず、すごい変わり様だな…」

DARKER THAN BLACK　と　とある魔術の禁書目録（科学の超電磁砲）のクロスｓｓです
とあるしか知らない、という方がほとんどだと思いますが…これを機にDTBにも興味を持って貰えれば嬉しいです
DTBの細かい設定を解説したりはしませんが、メイン４人の人物像や能力を知るだけで読めるものになると思うので
宜しければどうぞ