ベルトルト「猫の恋」(245)
「ユミルとセフレになった」の続きです。
前作以上にキャラ崩壊してるので先に謝っとくよ!
今回はエロ成分少ない…と思う。
ーー食堂ーー
ライナー「『猫の恋』という言葉がある」ザワザワ
朝の食堂は慌しく朝食を摂る面々でごった返している。
喧騒を無視してライナーは話し続ける。
ライナー「東洋には、俳句という四季を表現する詩があったらしい。因みに『猫の恋』は春の季語だ」ガヤガヤ
ベルトルト「へー」ザワザワ
今日もライナーは兵士モード全開だ。
戦士と兵士の狭間で揺れ動く彼の心は、どっちに振り切れれば幸せなんだろうか。
とりあえず今言えるのは。
兵士モードのライナーの説教は実にウザい。
声をかけて戦士モードに切り替えてやろうかとも思ったけど、昨日の休暇は久し振りにぐっすり眠れて気分が良かったし、朝から戦士ライナーの重っ苦しい顔は見たくない。
僕はライナーの話を適当に聞き流す事にした。
ライナー「『猫の恋』とは、ズバリ猫の発情期の事を指す」ガヤガヤ
ベルトルト「ふーん、そうなんだー」ザワザワ
ライナー「『猫の恋』はその昔『猫の妻恋』とも呼ばれていた。発情期の時に鳴くのは雄猫の方だからだ。しかし、発情するきっかけは雌の方から出るフェロモンが原因とされている」ガヤガヤ
ベルトルト「知らなかったー」ザワザワ
ライナー「猫の交尾の時のあの声が、理性によって押さえつけられてる人間の恋愛感情を呼び起こすとモノの本には書いてある」ガヤガヤ
ベルトルト「よく考えたらさ、交尾だの発情だのって朝っぱらからする会話じゃないよね」ザワザワ
ライナー「犬の交尾は大っぴらだ。例えるならフランツとハンナだ」ガヤガヤ
ベルトルト「よく考えなくても、その例えフランツとハンナに滅茶苦茶失礼だよ」ザワザワ
ライナー「……ところが猫の交尾は、やたらと悩ましい声は聞こえるが、実際はどこで盛ってるのかさっぱり分からない」ガヤガヤ
ベルトルト「……それで?」ザワザワ
ライナー「前置きが長かったな。つまりオレが何を言いたいのかと言うとだな」ガヤガヤ
ライナー「ベルトルト、お前はネコだ」
ベルトルト「………」
ライナー「猫みたいにこそこそ隠れてないで」
ベルトルト「………ナー」
ライナー「いい加減オレにもお前の付き合っ」
ベルトルト「……イナー」
ライナー「てる女を教えてくれても」
ベルトルト「ラアアアイナアアアアァァァ!!!」
ライナー「!」
ベルトルト「今君さあ、『上手い事言ったなあオレ』なんてドヤ顔してるけど」
ベルトルト「君がネコとか言うと、全く違う意味にしか聞こえないんだよ!ただでさえホモ疑惑かかってるんだから、ちょっとは考えて喋りなよ!」
ベルトルト「周り見なよ!皆引いてるよ!つか言われた僕が一番ドン引きだよ!」
ジャン「薄々そんな気はしてたが…」
マルコ「やっぱライナーとベルトルトって…」
ベルトルト「はいソコ!引くな引くな!こっち来いよ!…ってその『こっち』じゃねえよ!ああもうライナーの馬鹿!ゴリラ!うんこ!」
ライナー「食堂でうんこ言うな!」
怒りと羞恥で顔を真っ赤にしながら、僕は食堂を飛び出した。
ドアの辺りにユミルがいる。今の話、絶対聞かれたよな。
クリスタ「お待たせー…てアレ?ベルトルトが何か叫んでたみたいだけど…」
ユミル「お、クリスタ!ホモの痴話喧嘩ってちょー面白いぜ?」
ーー休暇日 男子寮ーー
ベルトルト「ただいまー」
ライナー「今日もまた随分遅かったな」
ベルトルト「買い物が長引いちゃってね」
ジャン「服、買ってたのか…そういやもうお前の分の夕食、サシャが食っちまったぞ」
ベルトルト「あ、もう食べてきたからいいや」
アルミン「お風呂ももうお湯を抜く時間だよ」
ベルトルト「風呂もなー…入って来たからいいや」
ライナー「そうか…………てオイィ!!」
ベルトルト「……しまった」
ベルトルト「くっ……こんな誘導尋問に引っかかるとは、僕もまだ甘いな…」
エレン「どう言う事だ…寮以外の何処で風呂に入って来たんだ!?答えろ!」
ベルトルト「えーと…温泉?」
ジャン「トロスト区内に温泉なんざ無えよ!」
ベルトルト「だから、本当に付き合ってる女性はいないんだって!ちょっとエレン、関節決めるの止めて!マジで痛いから!!」
ライナー「ずっとおかしいと思ってた」
ライナー「休みの度にいそいそ出かけて、帰って来るのは門限ギリギリだ」
ライナー「しかも、毎回寮で使うのとは違う石鹸の匂いがする。隣で寝てるオレには分かる」
ベルトルト「ライナー、僕が寝てる間に匂ってるの?同郷の馴染みでなければこのホモ野郎って罵ってる所だよ」
ライナー「オレは悟った。ベルトルトには、女がいる。それも、一緒に風呂に入る仲のだ」
マルコ「酷いよベルトルト!僕達一緒に魔法使いになろうねって誓い合ったじゃないか!」
ベルトルト「そんな誓いいつしたの!?」
ライナー「ナニ言ってんだ、マルコ。ベルトルトは開拓地にいた頃からとっくに非童貞だぞ」
コニー「マジで!?」
ライナー「ベルトルトはちんこデカいから、開拓地では後家さん達に毎晩夜這いされてモテモテだったぞ」
ベルトルト「人の過去恥部をしゃあしゃあと晒すなよ!」
コニー「かわいい振りして割とヤるもんだなー」
ベルトルト「あの頃は生きるのが辛かったよ…」
エレン「オレも開拓地にいたけど、全然モテなかったぞ」
アルミン「それは夜な夜なミカサがドアの前でガードしてたからだよ…僕なんか、おっさん共からの夜這い対策で毎晩バリケード張ってたんだから」
ジャン「くっそー、ベルトルトのちんこが既に女の淫水臭くなってたとは…」
ベルトルト「淫水って言うな!…嗅いだ事も無い癖に」
ジャン「んだとゴラァ!!」
コニー「……ハッ」
コニー「もしかしたら、ベルトルトのちんこに相手の淫水が残ってるかも」
ジャン「コニー!お前にしては珍しく頭を使ったな!」
ベルトルト「残ってないってば!風呂入ったって言っただろ!」
ベルトルト「……何?………皆、何か目付きが変…」
ライナー「やれ」
男子一同「ドルァァアァ!!」
ベルトルト「嫌あぁぁ!!」
ライナー「エレン!腕押さえろ、腕!」
ベルトルト「嫌だ……!何で、こんな…うあぁぁ!」
コニー「一番はオレな!発案者なんだからよぉ!」
マルコ「よしっ、ズボン脱げた!」
エレン「さあ…観念して、脚開けよ」
ジャン「じっくり楽しませて貰うぜ…」
ライナー「終わるまで天井のシミでも数えてるんだな」
ベルトルト「何だよそれ!流行ってんの!?」
アルミン「ちょっとー、止めなよー(棒)」
ベルトルト「助けて…ユ」
キース「貴様らァ!大きな音がしたが何をやっとr」
キース「…」
キース「」
ーー食堂ーー
アニ「何だか今朝は随分人が少ないような…」
ミーナ「夕べ男子寮で集団強姦未遂事件があったんだって。首謀者はライナーで、被害者はベルトルト」
アニ「……!」
ハンナ「関係者は全員営倉行きですって」
サシャ「なので私の本日の朝食はえらいゴージャスです」
ミカサ「エレン…アルミン…どうして」
ユミル「ダハハハ!あーもう、笑い過ぎてハラいてー」
クリスタ「そんなに笑っちゃベルトルトが可哀想だよ…あれ?ユミル、新しいバレッタ、凄くキレイ!これガーネットだよね?随分高かったんじゃないの?」
ユミル「…似合うだろ?」
改行ミスった!
とりあえず今日はここまで。
ーー連れ込み宿 事後ーー
ユミル「永らくの営倉生活、大変お疲れ様でした」
ベルトルト「いやー、肉体的にも社会的にも死ぬかと思ったよ」
ユミル「お前らが営倉に入ってる間に、クリスタが妙な事を言い出したんだ」
ベルトルト「何?」
ユミル「ライナーとベルトルさんの社会復帰へ向けたリハビリが必要なんだと。そのためには、まずは誰かと一緒に外へ出掛ける必要がある、ってな」
ベルトルト「どういう事?」
ユミル「すっげー回りくどい言い回しだけどよ、要は、クリスタ、私、ライナー、そしてベルトルさんとでダブルデートしたいんだとさ」
ベルトルト「って事は…もしかして、クリスタ…」
ユミル「あのホモゴリラの何処が良いんだか」
ベルトルト「何だかいじらしいね…あんなに良い子なのに、何でよりによってライナーなんだかね」
ベルトルト「でもさ、こういうイベントに僕らが一緒に行っちゃって良いのかな?別に僕とユミル、付き合ってる訳じゃないのにさ」
ユミル「ただのセフレなのになー」
ベルトルト「まあ、僕らは引き立て役って事で、普段通りに接してればイイか」
ユミル「だな」
ーー寮玄関ーー
クリスタ「ライナー、ベルトルト、今日はよろしくね」
ライナー「こんなゴツい男二人だけど、荷物持ち位にはなるからな」
ユミル「今日は暑くなりそうだな」
ベルトルト「ユミルは日焼けしやすいから、気をつけないとそばかす増えちゃうよ。後で数えてもいい?」
ユミル「こないだ数えたばっかだろ…あの時買った服、着てくれてんだな」
ベルトルト「うん。凄く気に入ってる。ユミルこそ、そのバレッタ使ってくれてるんだね。嬉しいなあ」
ライナー「………」
クリスタ「………」
ーースターバックス トロスト区店ーー
クリスタ「暑くて喉乾いたねー」
ライナー「コーヒーでも飲んでくか。クリスタは何を飲むんだ?」
クリスタ「アールグレイにしようかな…ユミルは何にする?」
ユミル「私は…」
ベルトルト「ノンホイップ・アーモンド・ソイ・モカだったよね?ハイどうぞ」
ユミル「ん」
ベルトルト「ユミルの好みはコロコロ変わるからなー。覚えるの面倒臭いよ」
ユミル「でも、ちゃんと覚えてくれてんだな」
ベルトルト「当たり前だよー」
ライナー「………」
クリスタ「………」
ーー丸善 トロスト区店ーー
ライナー「ベルトルト、こないだお前が……」
ユミル「読みたいって言ってた本、あったから買っといたぞ」
ベルトルト「わあ、ずっと探してたんだ。後でお金払うね」
ユミル「これ位、いいってば」
ベルトルト「いやいやそれでは僕の気が済まないよ」
ユミル「ベルトルさんはこういうトコ本当律義だよな」
ライナー「………」
クリスタ「………」
ーーピーチジョン トロスト区店ーー
クリスタ「ごめんね、ユミルが我儘言っちゃって」
ライナー「…流石にオレは入る訳にはいかんな…外で待たせてくれ」
ベルトルト「ユミルはアンダーが細いからなー…コレなんてどう?可愛いと思うけど」
ユミル「うーん…もうちょっとシンプルな方がイイな。あまりレースが付いてると、訓練服着た時に外にラインが響くんだよなー」
ベルトルト「私服の時に着ければいいんじゃないかな?まあ、僕が興味があるのは中身の方だけどね」
ユミル「ベルトルさん、すぐ脱がしちまうからなー」
ライナー「………」
クリスタ「………」
ーー訓練兵団 寮玄関ーー
ライナー「今日は楽しかったな…」ゲッソリ
クリスタ「ええ…色々付き合ってくれて、助かった…」ゲッソリ
ユミル「明日からまた忙しくなるな」
ベルトルト「そうだね…じゃ、また会おうね」
僕はユミルの肩を引き寄せる。ユミルも心得たように顔を上げ、僕の首へ腕を絡ませた。
ユミル「ん……」
薄く開かれた互いの唇を重ね合わせる。
ユミルが付けているリップクリームの、蜂蜜の香りが鼻をくすぐる。
舐め取ってしまいたい衝動に駆られるけど、後でユミルに怒られt
ライナー「…お前ら、なに、やってんだ?」
ユミル「………はっ」
ベルトルト「………しまった」
クリスタ「二人とも…今、キス」
ベルトルト「してない」
ユミル「目にゴミが入って取ってもらったんだ」
ライナー「ゴミ取るのに腕絡ませるバカが何処にいるんだ!腕だけじゃない!完っ全にベロ入ってたぞ!!」
クリスタ「もしかして、ユミルとベルトルト、お付き合いしてるの?」
ユミル「してない」
クリスタ「じゃあ…その手は何?どう見ても恋人つなぎなんだけど」
ユミル「…あぁっ!」
ベルトルト「…いつの間に?」
図書館行って来る!
筒井康隆全集が待ってるんだ!
ライナー「ベルトルト、ユミル、一体どういう事なんだ?」
クリスタ「きちんと納得の行く説明をして頂戴」
ユミル「………レッツ」
ベルトルト「………シンキングターイム」ダダッ!
ライナー「あ、オイ待てコラ!逃げんじゃねえ!」
ベルトルト「ごめんライナー!後で説明する!」
ーー訓練所裏ーー
ベルトルト「まずい…一番ヤバい奴らに誤解されてしまった」
ユミル「ベルトルさんがキスなんてするからだ!」
ベルトルト「ユミルだってノリノリだったろ!」
ユミル「どうしよう…絶対付き合ってるって思われた…」
ベルトルト「このまま誤解されたままだと…すぐに他の連中にも広まってしまう」
ベルトルト「噂好きな奴らの事だ…絶対、面白がるに決まってる」
ベルトルト「面白がるだけじゃない…この間の強姦未遂事件の真相を教えよう。奴らは、僕のちんこに残る君の淫水の匂いを嗅ごうとしたんだ」
ユミル「………!」ゾワッ
ベルトルト「その点ユミルはまだいいよ。せいぜい女子から質問責めに合う位だろ?」
ユミル「……ベルトルさんよぉ、てめーもまだまだ甘いな」
ベルトルト「?」
ユミル「ベルトルさんは女子の下ネタのえげつなさを知らないからそんな事言えるんだよ!」
ユミル「私達女子一同は、思っくそハンナの惚気話を聞かされてきた!…その結果、最早私達の妄想レベルは、見た事もないはずのフランツのちんこをリアルにかつ生々しく描写出来るまでになった」
ベルトルト「………」
ユミル「…そんな中に、ベルトルさんと言う新たな燃料を投下したら、どうなると思う?」
ベルトルト「…よくも、僕の中の女子に対する幻想にコールタールをぶちまけてくれたね」
ユミル「それが現実ってもんなんだよ!」
ベルトルト「…ここは一つ、発想の転換といこう」
ユミル「…どういう事だ?」
ベルトルト「奴らが僕達が付き合ってると思ったなら、そう思わせれば良い…その代わり、他の連中に知られないよう口止めする」
ユミル「成る程…敵を欺くにはまず味方から…って訳か」
ベルトルト「…もう一つ、残念な報せがある…実は、懐具合が寂しい」
ユミル「金なら貸せねーぞ…私もちょっと金欠モードだ」
ベルトルト「最近色々散財しちゃったからねー」
ユミル「楽しかったからなー」
ベルトルト「ので、しばらくはいつもの宿へは行けなくなった」
ユミル「…ま、何とかなるんじゃね?」
ここで一つネタばらしを。
今回のエピソードは某海外ドラマからネタをパk…拝借しています。
元ネタが分かった人は、生ぬるい視線と共に僕と握手でお願いします。
ーー男子トイレ 個室ーー
ライナー「…流石に、二人で入ると狭いな」
ベルトルト「ごめん…ここ位しか、二人になれる所が無かったから」
ライナー「まあいい…さあ、きちんと話して貰おうか」
ベルトルト「うん…ずっと隠してて悪かったけど、実は結構前からユミルと付き合ってる」
ライナー「まあ、今日のやり取りを見て、おおよその見当はついたがな…それにしても、戻ってくるまで随分時間がかかったようだが、まさかどっかで乳繰り合って来たとか」
ベルトルト「それは無い。彼女、今日3日目だから」
ライナー「生理周期まで把握済みかよ…」
ベルトルト「…それでなんだけど、他の皆には秘密にしてて欲しいんだ」
ライナー「何でだ?別にいいじゃないか、彼女位…」
ベルトルト「恥ずかしいなってのもあるけど…僕は戦士だ。使命を忘れた訳じゃない」
ライナー「……ああ、そうだ……そうだったな」
ベルトルト「計画実行までには、きちんとけりをつける」
ライナー「…分かった」
ベルトルト「さてと、そろそろ部屋に帰ろうか」
ライナー「そうだな。いい加減狭くて暑苦しい」
ベルトルト「暑くて汗出てきちゃ…あ」ガチャ
マルコ「……君達…男二人で個室になんて、やっぱり」
ライナー「………」
ベルトルト「……あいたー」オデコペチーン
ーー空き教室ーー
クリスタ「…じゃあ、ベルトルトとお付き合いしてるって事は、他の皆には秘密にしてて欲しいのね」
ユミル「散々ハンナの事はネタにして来たけどさ…いざ自分がってなると、やっぱ恥ずかしいもんだな」
クリスタ「ふふ…ユミルって、いつも私の事しか頭に無くって、それ以外はどうでもいいみたいな態度だったから心配だったんだ」
クリスタ「でも、ユミルにもちゃんと好きな人が居たんだね。今日の二人、見てて凄く羨ましかった」
ユミル「………」
クリスタ「…私の事も、時々でいいから協力してね?」
ユミル「…ありがとよ」
クリスタ「…ところで聞きたいんだけど……二人っきりの時のベルトルトって、どんな感じなのかなー?」
ユミル「……堕天使や。ここに堕天使がおる」
ーー図書室ーー
ジャン「明日提出の座学のレポート、何処に忘れたんだっけなー」
ジャン「お?こんな遅い時間なのに、まだ勉強してる奴がいる」
ジャン「ベルトルトとユミルだ。随分熱心に机に向かい合ってる」
ジャン「邪魔しないよう、静かに屈んで入る事にしよう」
向かい側に座っているユミルは、一心不乱にレポートへ取り組んでいる。
最初は苦手だったらしい座学も、僕が作ってあげたノートのお陰で少しずつ成績が伸びてきているらしい。
いつも僕を気持ち良くしてくれるユミルに、僕が出来るせめてもの恩返しだ。
ふと、足元に違和感を感じる。
僕の脛に、ユミルの素足が当たっている。
最初は偶然当たったのかと思ったが、少しずつ上へ伸びる爪先に、僕はユミルの意図を悟った。
成る程、このために今日ユミルは素足にサンダルだったのか。
ユミルが触れやすいように、僕は軽く足を開いた。
ユミルの爪先は、もう僕の太腿の付け根にまで来ている。
ユミルは無言のまま、レポートに集中する、振りをしている。
僕もユミルに倣い、表情を変えずにレポートへ向かう。
最早コレは、我慢比べだな。
ユミルの爪先が、とうとう僕を捕らえた。
上から下へ、足指をフル活用して僕を苛む。
僕自身はもう、痛いほどに張り詰めている。
このままではズボンの中にみっともなくぶちまけてしまいそうだ。
何て事はない、我慢比べは、最初から僕の負けと決まっt
ジャン「んなんじゃあぁこりゃあぁぁ!?」
ベルトルト「ジャン、図書室では静かに」
ユミル「っせーな、集中出来ねーだろ」
ジャン「気ぃ使ってそーっと入ってみれば…お前ら、何机の上と下で全く別行動取ってんだよ!?」
ユミル「………はっ」
ベルトルト「………しまった」
ジャン「ったく…どこの痴女かと思ったら、何、お前らいつの間に付き合ってた訳?」
ユミル「痴女って…否定出来ないのが口惜しい」
ベルトルト「あの強姦未遂事件のちょっと前からだ」
ジャン(って事は…ベルトルトのちんこに付着してたのは…)ホワンホワンホワワワーン
ジャン(…後でトイレ行こ)
ジャン「……所で、この事はライナー達は知ってるのか?」
ベルユミ「………知らない」
今宵はここまでに致しとうございます。
…セフレだから出来るえげつないプレイって…あるよね!?
ーー食糧庫ーー
サシャ「父ちゃんこの芋なんの芋~♪」
サシャ「お前を作った種芋だ~♪」
サシャ「毎夜恒例の食料強奪タイムです」
サシャ「教官に見つからないようこっそり忍び込むのももうお手の物です」
サシャ「…おや?先客がいますね…ベルトルトとユミルですか。一体何を食べてるんでしょうか?」
サシャ「美味しいモノだったら、私にも分けてくれますかね?」
どこぞの司令官は、超絶美女の巨人になら食われても良いなんて事を言っているらしいけど、もしもユミルみたいな巨人がいたらちょっと同意出来るかもな。
取り留めもない事を思いながら、僕は立ったまま壁に身を預け、ユミルに翻弄されている。
当のユミルは、無心になって僕自身を煽り立てる。
喉の奥まで咥え込み、舌を這わせて味わう様に、僕は堪らずユミルのさらさらした髪の毛を掴み前後へ揺する。
ユミル「ん、んんっ……ん"ーっ!……んぁっ……!」ゲホゲホッ!
咳き込むユミルを見て、我に返る。
ベルトルト「はぁ…ごめん、つい……」
ユミル「……別にいいけどさ、もうちょっと加減しろよな」
ユミルは、口の動きを再開した。
大きく開けた口から覗く赤い舌と、白い歯のコントラs
サシャ「……種芋…と言うより、ぺぽかぼちゃ?」
ユミル「………はっ」ガリッ!
ベルトルト「がはっ!………しまった……!!!」ゴロゴロゴロ
サシャ「…で、二人は実は付き合ってました、という訳ですか」
ユミル「まあ、そういう事だ」
ベルトルト「…………!!」ゴロゴロゴロゴロ
サシャ「ユミル、随分美味しそうにベルトルトの種芋を食べてましたけど、ソレ、美味しいんですか?」
ユミル「…個人差がある」
ベルトルト「……サシャ。君もいつか誰かの芋なりぺぽかぼちゃなり千両二号なりを口にする日が来るかもしれない………一つだけ言っておく。絶対に、歯は立てない事だ」
サシャ「肝に銘じておきます……所で、この事は他の皆さんはご存知なんでしょうか?」
ベルユミ「………知らない」
ただでさえ抜けない性描写がめんどくなってきた
ーー救護室ーー
エレン「ちょ、いい加減降ろせよミカサ!」
ミカサ「空から降ってきたライナーを避けきれずにエレンが下敷きになってしまった…ので、
私には、エレンを救護室へ運ぶ義務がある」
エレン「だからって姫抱っこは無いだろ!」
ミカサ「そう言えば、先にベルトルトが足を挫いたユミルを救護室へ運んでいた」
エレン「姫抱っこでな」
ミカサ「随分帰りが遅い…ユミルの足はそんなに重症なのか?」
ベルトルト「足を挫いただなんて、ユミルは大嘘吐きだな」
ユミル「職務と本能はちがうもーん」
救護室へ入るなり、ユミルの腕が僕の頭へ絡みつく。
ベルトルト「うわっ、ちょっとユミル、前…見えない!」
ユミル「あ、もうちょっと右な。そこにベッドあるから」
中途半端に視界を遮られながらも、何とか僕らはベッドへもつれ込んだ。
ベルトルト「危ないなあ、もう……あれ?そう言えば、救護担当の教官はいないのかな?」
ユミル「野暮な質問はナシって事で」
これ以上は訊くな、と言わんばかりに、ユミルは僕の唇をキスで封じた。
ベルトルト「唐突だけど、ユミルってさ、こっちは未経験?」
ユミル「…へ?」
訓練服姿のまま、僕に馬乗りになるユミルのお尻を軽く掴む。ぷにぷにした弾力が心地良い。
質問の意図を察したユミルが一気に青ざめた。
ユミル「まさか、ベルトルさん、こっちに興味が…」
ベルトルト「無くもないかなー、なんてね」
ユミル「絶っ対やだ!こんなん刺さったら内臓の位置ズレるっつの!」
ベルトルト「減るもんじゃないし、何事も経験って大事だと思うよ」
ユミル「減る!大事な何かが確実に減る!」
ユミル「大体興味があるんだったらなあ…」
意味深な表情を浮かべながら、ユミルが僕のベルトを手早く緩めた。
僕の両膝を屈曲させ、腰を浮かせる。
ベルトルト「あ、何か凄く嫌な予感」
ユミル「まずはてめーが経験してみやがれ!」
ベルトルト「な……!」
一気に膝まで下着ごとずり降ろされた。中途半端な脱がされ方のせいで、身動きが取れない。
ユミルは、してやったりと言いたげに僕を見てから、枕の下から何かを取り出した。
ユミル「大変ベルトルさん!こんな所に血止め用の軟膏とゴム手袋が*」
ベルトルト「ユミル…まさか、ハナからそのつもりで……」
こういう事に関しては、いつもユミルが一枚上手だ。
入力ミスった。
ユミル「大体興味があるんだったらなあ…」
意味深な表情を浮かべながら、ユミルが僕のベルトを手早く緩めた。
僕の両膝を屈曲させ、腰を浮かせる。
ベルトルト「あ、何か凄く嫌な予感」
ユミル「まずはてめーが経験してみやがれ!」
ベルトルト「な……!」
一気に膝まで下着ごとずり降ろされた。中途半端な脱がされ方のせいで、身動きが取れない。
ユミルは、してやったりと言いたげに僕を見てから、枕の下から何かを取り出した。
ユミル「大変ベルトルさん!こんな所に血止め用の軟膏とゴム手袋が」
ベルトルト「ユミル…まさか、ハナからそのつもりで……」
こういう事に関しては、いつもユミルが一枚上手だ。
ユミル「まあまあベルトルさん、何事も経験っつっただろ?私は優しいからゴム手袋は2枚重ねにしてやっからよ」
ベルトルト「気ぃ遣う所はソコじゃないだろ!?」
僕を器用に組み敷きながら、ユミルは片手で軟膏の蓋を開け、ゴム手袋の指にたっぷりと軟膏を纏わせる。
ユミル「さてと…ベルトルさん、ちょいと力、抜いてみ?」
ユミルの指が、僕の奥への侵入を試みようとしている。
指先で軽く撫でられた瞬間、ぞわぞわと違和感が走った。
ベルトルト「やだ!知らなくていい扉が開く!」
強引に突っ込まれるかと思ってたのに、ユミルの指先はまだ留まってる。
柔らかく揉み解すように動かされ、その度に自分のものとは思えない声が出る。
ベルトルト「……ふ………あっ…や、だ…やっぱ、ダメだってば」
ユミル「ベルトルさん…すっごいイイ声」
ユミルのもう片方の手が、シャツの裾をゆっくりめくり上げた。
脇腹の辺りから静かに撫で上げられ、軽く乳首を転がされると、押し殺しきれない悲鳴が漏れた。
ベルトルト「やっ!…あ、あ…」
ユミル「顔真っ赤にしちゃって。可愛い…」
僕は一体、何をしてるんだろう?
恥ずかしい事この上ない姿勢を取らされ、ケツを弄られ喘いでるなんて。
しかも、こんな事されてんのにしっかりちんこは反応してしまってる。
そう思うと、何だか情けなくて、自然と目尻に涙が滲んで来た。
僕の反応を楽しそうに眺めてるユミルと目が合った。
慌てて目を逸らすが、逆にユミルの嗜虐心を煽ってしまったようだ。
ユミル「やっべえ…コレ、すっげえ楽しい」
溢れた涙を愛おしげに舐め取る。
この女、どこまで僕の体液を貪る気なんだ。
ユミルの指が動いた。
指が1本、ゆっくりと沈み込む。
圧迫感と気持ち悪さに、僕は息を呑む。
ユミル「抵抗しようと思えば出来る癖に」
僕を責めるユミルの目も、欲情で潤んでいる。
ユミル「そうしないのは、ベルトルさんが心のどっかで願ってるからだ」
第二関節の辺りまで忍び込んだ所で、中を探るように動く。
ある一点で、指の動きが止まった。
そこを圧迫された瞬間、あり得ないほどのk
エレン「…お前ら」
ミカサ「……何、してるの?」
ユミル「………はっ」
ベルトルト「助かった………でも、しまった」
ミカサ「で、実は二人はかねてから付き合っていた」
エレン「という訳か。いやー驚いた。てっきりベルトルトが逆レイプ喰らってんのかと思った」
ベルトルト「何ともお恥ずかしい限りです」
ユミル「反省はしてる」
エレン「まあ、お互い納得済みなら止めないけどな」
ミカサ「ねえ、ユミル」
ユミル「ん?」
ミカサ「後で…私にもそれ、教えて?」
エレン「………ところで、この事は他の連中は知ってるのか?」
ベルユミ「………知らない」
ベルユミだったはずなのに、やたらとベルトルさんが喘ぐ気持ち悪い流れになってすんません。
本日はここまで!
ーー森ーー
コニー「狩猟民族の本能の赴くままにキジを5羽撃って来た」
コニー「ので、近い内に104期生有志によるキジ肉パーティーでも開こうかと思う」
コニー「…ん?あそこを歩いてるのは…ベルトルトとユミルだ」
コニー「最近一緒にいる事が多いみたいだけど、何をしてんだ?」
湯上りの散歩とでも洒落込もうじゃないか、と、誘ってきたのはユミルの方からだった。
二人で当て所なく、普段なら立体起動訓練で飛び回る森を歩く。
今日は珍しくユミルはスカートを穿いている。
いつものボーイッシュなスタイルも良いけれど、たまに見るスカート姿は意外と可愛い。
と言ってやりたいけど、今はまだ、そんな気分じゃない。
ベルトルト「………」
ユミル「何だよ、全然喋んねーし…こないだのアレ、まだ怒ってんのか?」
ベルトルト「………」
ユミル「ったく、ケツの穴のちーせー奴だな」
ベルトルト「…君に大きくされかけたけどな」
ユミル「上手い事言うなあ…悪かったよ。そんなに嫌ならもうしないからさ…多分」
ベルトルト「多分って何だよ…大分歩いたね。一休みしようか」
一際大きな木の根元に、僕達は並んで身を預けた。
ベルトルト「…たまにはああいうのも悪くないけど、やっぱり僕は、されるよりはする方がいい」
ユミル「じゃあさ、ベルトルさんは…どんな風に、したい?」
ユミルが僕の顔を覗き込む。
ベルトルト「うーん…」
ベルトルト「とりあえず、キスしとくかな」
ユミル「正統派だねえ」
ユミル「……ん…」
ユミルの唇が、僕の下唇を優しく食む。
前々から思ってたけど、ユミルはキスが好きみたいだ。
互いの舌を絡め合いながらふと目を開けると、ユミルと目が合った。
ベルトルト「もしかして、ユミル…ずっと目、開けてた?」
ユミル「ベルトルさんが一生懸命チューしてんのが、可愛くてさ」
ベルトルト「悪趣味だなあ」
ユミル「それを知ってもこうしてるベルトルさんも、なかなかのもんだけどな」
ベルトルト「まあね…」
もう一度、唇を重ねる。
今度はユミルも目を閉じている。
ユミルのスカートの裾へ手を伸ばす。
ユミル「は…あっ」
張りのある太腿をそっと撫で上げると、ユミルの身体がピクリと震えた。
更に奥まで手を伸ばすと、ユミルの着けている下着に触れる。
滑らかな手触りの生地は、既に一部が湿っている。
ベルトルト「…時々思うんだけどさ、ユミルって…どうなれば満足な訳?」
指を、下着の隙間から忍び込ませる。柔らかな肉の襞が、いつも汗で冷えている僕の手を温める。
ユミル「…え?……あ、ちょ、ベルトルさん…いきなり…っ!」
ベルトルト「…男にはイった時には明確な証拠があるよね」
中指を、膣内へ押し込む。
ざらついた肉は、指を締め上げて、僕は早く別のもので味わいたくなる。
ユミル「くっ…ん……」
ベルトルト「でも、女の人の快楽には果てが無い気がする…だからユミル、ちゃんと教えて?僕には、手伝う事しか、出来ないから」
ユミル「……」
ベルトルト「こうやって、指で掻き回して」
奥まで挿し入れて、突き当たった所で軽く曲げる。
指を前後に動かすと、水音と共に、ユミルの膝ががくがくとバランスを崩しそうになる。
ベルトルト「捏ね繰って、突っ込んで、ぐちゃぐちゃにして、乱したい」
指をもう1本増やして、親指でクリトリスを刺激しながら動きを早めると、ユミルの声に一段と艶が混じる。
ユミル「やだっ……は、あっ、あっ、……!」
ベルトルト「凄い濡れてる……後で、また風呂入らないとね」
ユミル「……意地悪」
ベルトルト「…声、抑えて。誰か来たら困るし…聴かせたく、ない」
ユミルが、僕に縋り付く。
僕のシャツの胸元を噛みながら、必死に声を押し殺している。
ユミル「ベルトルさん…私…わt」
コニー「……何?なんなの?…お前らって……ええっ!?」
ユミル「………はっ」
ベルトルト「………しまった」
コニー「…で、実は二人は付き合ってた、と」
ベルトルト「まあ、そういう訳だ」
コニー(ベルトルトがユミルに手マンしてた…って事は、今、ベルトルトの手には、ユミルの…いやいやいや想像しちゃイカン!別の事で誤魔化すんだ!)
コニー「しっかしまー、ベルトルトがブス専だったとは意外だなー」ゲラゲラ
ユミル「マニアもいいとこだよなー」ゲラゲラ
ベルトルト「コニー」
コニー「ん?」
ベルトルト「前から思ってたけど」
ベルトルト「コニーのそういう言い方、彼女は気にしてないみたいだけど、僕は、嫌なんだ」
コニー「……」
ベルトルト「すごく、嫌なんだ」ニッコリ
コニー「…分かった。もう言わねえよ…悪かったな」
ベルトルト「分かればよろしい」
ユミル「…ネタにマジになってんじゃねえよ」
コニー「それは置いといて、この事って、他の連中は知ってんのか?」
ベルユミ「………知らない」
ーー調理場ーー
ミーナ「キジ肉パーティーの許可、キース教官に貰えて良かったね」
マルコ「その代わりに訓練所内の大掃除を命じられたのはちょっと面倒だけどね」
ミーナ「キジ肉はコニーとサシャが下処理してくれるって」
マルコ「流石狩猟民族だ」
ミーナ「他の皆には何をして貰うの?」
マルコ「大掃除で色々人員が要るけど…とりあえず、ベルトルトとユミルが付け合わせの副菜を作るんだって」
ミーナ「楽しみだねー」
料理をする時、ユミルは面倒臭がってエプロンを着けない。
対する僕自身は、気持ちを切り替えるという意味で、必ずエプロンを着ける。
今、ユミルはサラダに添えるドレッシングを作っている。
僕はサラダ用の野菜の選別をしながら、他愛もない会話を繰り広げる。
ベルトルト「ユミルは唐揚げにレモンかける派?かけない派?僕はかけるけど」
ユミル「私の分にかけたら削ぐ。…ベルトルさんはトマトに何かける?私は塩だけど」
ベルトルト「砂糖一択…じゃあ、納豆は醤油?タレ?僕はタレ」
ユミル「ポン酢とオリーブオイル」
ベルトルト「何それキモい」
ユミル「翌朝の出方が違うんだよなー」
ベルトルト「何が出るのかは訊かないでおくよ…」
ユミル「…っしゃ!出来たっ…と」
ベルトルト「あ、マヨネーズだ」
ユミル「コレ簡単そうだけど、実際作ると結構めんどいんだぜ」
ユミルの意外な手際の良さに、ちょっと驚いた。
ユミル「味見してみるか?…ほいよ」
出来たてのマヨネーズを人差し指で掬って、僕の目の前に差し出す。
少し考えてから、僕はユミルの指を加えた。
マヨネーズは、市販のものよりとろみがあって、酸味が効いている。
ベルトルト「…旨っ」
ユミル「だろ?」
ユミルは満足気に微笑んでいる。
誤字だー!
×少し考えてから、僕はユミルの指を加えた。
○少し考えてから、僕はユミルの指を咥えた。
ユミル「さてと、こっちはもう終わったけど、ベルトルさんは?」
ベルトルト「うん、こっちもあとちょっとで全部選別出来そうかな」
調理台の上には、サラダに使う野菜が並んでいる。
レタス、キャベツ、人参、胡瓜。
どれもこれも、開拓地で生産者の皆様が丹精込めて作り上げた品々だ。
僕も、数年前までは開拓地で畑を耕したり、出来た野菜や果物を市場に卸しに行ったっけな。
そう言えば、ユミルは訓練兵団に入団する前はどんな生活をしてたんだろう?
機会があったら、一度訊いてみたいな。
ユミル「お、これなんか旨そうだな」
ユミルが胡瓜を1本、手に取った。
ユミル「これは持論だが」
ユミル「胡瓜に一番合うドレッシングは、マヨネーズだ」
ユミル「特に、こんな太くてご立派で、瑞々しくて、イボイボが素晴らしい逸物にはぴったりだ」
ベルトルト「…微妙に、雲行きが怪しくなってきてない?」
ユミル「切るのも面倒だから、そのままマヨネーズをたっぷり絡ませる」
ユミル「ほら、こんなに硬くそそり立ってる…うっとりするレベルだ」
ユミル「いきなり齧ってはマヨネーズの味を楽しめない。先ずは先端をそっと舐め取ってみるか」
ユミル「やっぱり手作りマヨは旨いけど、とろみがあるから垂れて来る。気がつきゃもう手の辺りまで来てるから、きちんと下から上へ舐めてキレイにしないとな」
ユミル「やばっ…胸元に零れちまった…けど、今日の私の服は襟空きが広いから問題ナシ。でも、谷間の辺りまで伝ってしまった…」
ベルトルト「………」
ユミル「さてと、ベルトルさんも、この極太胡瓜を味わってみるか?…………下の口でだけどな!!」
ベルトルト「ユミル!君、バカだろ!?コニーやサシャと違った意味で!!」
ユミル「ぐへへへ…奥さ~ん、オレの胡瓜、喰ってくれよ~」
ベルトルト「そんな怪しい八百屋さん知りません!つか僕団地妻役なの!?」
ユミル「ちぇっ、ベルトルさん、ノリ悪ぃなー」
ユミル「大体よお、相手の希望プレイに可能な限り応える…それがセフレの心意気ってもんじゃねえの?」
ベルトルト「最もらしい事言って丸め込もうとすんなよ!」
ベルトルト「だったらユミルだって、僕にケツでヤらせろよ!」
ユミル「物理的に無理」
ユミル「ベルトルさん、油断してると…うりゃっ!」ズルッ!
ベルトルト「ああっ!気を抜いてこゆるいスウェットを穿いてたのが間違いだった!」
ユミル「ンマーベルトルさんったら、めんこいおケツしてらっしゃること!」
ベルトルト「やだやだ!ソレだけはヤダ!」
ユミル「逃げんなオラァ!」グワシッ!
ベルトルト「せめて…せめて、ゴムだけは着けて…」
ユミル「観念したようだな…じゃあ」
マルコ「…食べ物で遊んじゃいけません!!」
ミーナ「ベルトルトのお尻に、ユミルが…胡瓜を…」
ユミル「………はっ」
ベルトルト「………しまった…ってミーナ!目ぇカッと見開くのやめて!網膜に灼き付けようとすんのやめてマジで!」
マルコ「…で、実は二人は付き合ってて」
ミーナ「ちょっと変わったプレイが行き過ぎてしまったと」
ベルトルト「…ごめんなさい」モグモグポリポリ
ユミル「海より深く反省」モグモグポリポリ
ミーナ「海って、なあに?」
ユミル「…今のは忘れろ」
マルコ「とりあえず、二人ともさっさとその胡瓜は片付けて、マヨネーズは作り直す事。分かった?」
ベルユミ「はーい」
ミーナ「ところで、他の皆は、二人が付き合ってるのを知ってるの?」
ベルユミ「………知らない」
食べ物で遊ぶのは最低
>>125
自分でもやり過ぎたと反省中です
最後にアルアニを予定してたけど、若干軌道修正が必要になってきました。
昨今のツイッター等の食べ物を粗末にする連中と同レベルでしたね。
本当にすみませんでした。
ーー教官室ーー
アルミン「ベルトルトとユミル…教官室の掃除の仕上げにバルサン焚かなきゃいけないのに」
アニ「ものの見事に忘れてったね…って、アルミン?届けるだけなら、私一人でも大丈夫なんだけど」
アルミン「さっき掃除しに行った二人、ちょっと様子が変だったから、気になってね」
アニ「変だった?」
アルミン「うん。二人とも、微妙に表情が硬かった。ケンカでもしたのかな?」
アニ「最近あの二人、一緒にいる事が多いよね」
アルミン「………」
アニ「アルミン?」
アルミン(最近よくつるんでる…休暇日のベルトルトの外出…ちんこの淫水…)
アルミン「まさか」
決して広くはない教官室だが、たった二人での大掃除ともなると、やはりそれなりに手間がかかるものだ。
ユミル「………」オソウジサッサ
ベルトルト「………」オソウジサッサ
さっきから、ユミルが書類棚にはたきをかけながら、何か言いたそうにチラチラとこちらを見ている。
ユミル「……あのさ、ベルトルさ」
ベルトルト「ユミル」
忙しなく箒で床を掃きつつ、まとまりきらない考えを口にする。
ベルトルト「さっきの君の発言…セフレの心意気とやらについて、ずっと僕なりに考えてた」
ベルトルト「相手の希望プレイに可能な限り応える…言ってる事は最もだ。セフレだからこそ出来る事ってのもあるしね」
ベルトルト「でも、応える事で嫌な思いをしてしまうのは、違うと思うんだ」
ユミル「………」
ベルトルト「やっぱりさ、どうせならお互い楽しみたいからね」
箒を置いて、ユミルにおいでおいでと手を振ると、意外な程素直に近づいて来た。
顔を赤らめながら俯くユミルの頭を軽く撫でると、ユミルの両腕が、僕の背中へと回された。
ユミル「ずっと、私は自由だと思ってた」
不意にユミルが囁いた。
ユミル「ある事がきっかけで、私は色々なしがらみから逃れる事が出来た。私は、私の人生を好きに生きようと決めた」
ユミル「ウォール・マリア陥落の時もそうだった。開拓地での強制労働なんてまっぴらだった私は、街のあちこちを彷徨う事にした…要は、浮浪児ってヤツだな」
ユミル「生きるためなら何だってした…そのせいで、痛い目を見た事だってある。それでも、私は自由だと思ってた」
ユミル「でもな、ベルトルさんとこうなって、ちょっと思った…自由である事と、他人に対して身勝手に振る舞う事って、やっぱ違うよな」
ユミル「だから、何を言いたいかっつーとだな………ごめんなさい」
ベルトルト「…ユミルがこんな事言うなんて、明日あたり巨人の襲撃でもあるかもね」
ユミル「…そうだな」
ベルトルト「………」
ユミル「…ベルトルさん?」
ベルトルト「や、その…ユミルに抱きつかれてたらね、何だか…ムラっと来ちゃってる、かも」
ユミル「…マジで?」
ベルトルト「だって、ユミルいい匂いだし、やらかいし」
ユミル「…最近なかなか最後までヤってないもんなー」
ベルトルト「…流石にここでってのはまずいよね」
ユミル「…だな」
ベルトルト「でも、ちょっとだけ…触っても、いいかな?」
ユミル「…ちょっとだけな」
ユミルと口づけを交わしながら、カットソーの裾へ右手を伸ばす。
背中を撫で上げ、ホックを外すと、ユミルが驚いた顔を見せた。
ユミル「ベルトルさん、片手でブラ、外せるんだ…」
ベルトルト「え?皆、出来るんじゃないの?」
ユミル「それ、男子の前では言わない方が身のためだぞ…」
ユミルの胸と、ブラの間に出来た空間へ手を差し入れる。
柔らかな塊は、僕の手の中で容易に形を変え、ユミルに吐息を漏らさせる。
少し強めに揉みしだきながら、カットソーの広い襟空きをずらして、既に硬さを増しt
アニ「…ベルトルト?何を…」
アルミン「見ちゃダメだアニ!あまりにもハレンチ過ぎる!」
ユミル「………はっ」
ベルトルト「………しまった」
アニ「…実は密かに二人は付き合ってた、と」
アルミン「これでようやくベルトルトの謎が解けたよ…」
アニ「ベルトルト、付き合ってたならどうしてもっと堂々としない訳?」
ベルトルト「……色々と恥ずかしくてさ…皆から絶対質問責めに遭いそうだしね」
アルミン「あー…確かに」
アニ「ライナーや他の皆は、この事を知ってるの?」
ベルユミ「………知らない」
ベルトルト「話したい事があるんだけど…ちょっと、アニだけ残ってくれないかな?」
アニ「………分かった。アルミン、先に戻っててくれない?」
アルミン「…気をつけて」ギヌロ!
ベルトルト「はは……ユミルも、ちょっとだけ、外で待ってて。すぐ済むから」
ユミル「お、何だ?早速浮気か?」
ベルトルト「違うってば」
ベルトルト「………アニ、あまり大きい声出したくないし、もうちょっと近くに来て欲しいんだけど」
アニ「幼馴染みとは言え、ついさっきまで女の乳を揉んでた男に誰が近づきたいと思う?」
ベルトルト「…返す言葉もございません」
アニ「まあそれはさて置き……私達の使命、忘れた訳じゃないよね?」
ベルトルト「うん…ちゃんと、計画実行までには何とかする」
アニ「まあ…私も、人の事言える身じゃないか」
ベルトルト「…アルミン、だろ?僕の事、凄い目で見てた。削がれるかと思う位」
アニ「誰かに想われるのって、とても嬉しいんだけど…正直怖い。自分が自分でなくなっちゃいそう」
ベルトルト「…現実逃避に過ぎない事かもしれないけど、今は、素直に受け入れてもいいんじゃないかな」
アニ「どうだろうね…かえって辛くなるだけだよね」
ベルトルト「僕達って、バカだね」
ーー空き教室ーー
ライナー「さてと…廊下の大掃除も終わったな」
クリスタ「後の担当はこの部屋だね…先にベルトルトとユミルが始めてるはずだけど…あれ?」
ライナー「ドアの向こうから…何かが聞こえる」
ベルトルト「ユミル…チョットダケダカラ…3プンデスムカラ!」
ユミル「ヤアッ…コンナトコデ…アフーン」
クリスタ「…まさか」
ライナー(開拓地にいた頃に散々目撃はしたものの、やはり友人が誰かとまぐわう姿は見たくねえ…ましてやその相手もオレの知人なら尚更だ)
ライナー(………)
ライナー「クリスタ、耳塞ぐぞ。こんなん聴いたら耳が汚れる」ポフ
クリスタ「え…?あ、ちょっと、ライナー!」
ライナー「おおっといけねえ!そういやこの部屋今バルサン焚いてんだったっけなあ!だからまだドアを開ける訳にはいかねえなあ!」
ライナー「あと1分待ったらドアを開けねえとなあ!!」
ライナー「全く以てクソ迷惑な話だよなあ!!!」
ライナー「………」
クリスタ「………どうなった?」
ベルトルト「……ゴメン」
ライナー「…あいつら、ナニ考えてんだよ…?」
クリスタ「会っちゃったら何か気まずいよね…行こ、ライナー」
ライナー「胃が痛え…普通こういうポジションって、アルミンが担当じゃないのか?」キリキリ
胃痛アルミンはすでに流行遅れだからな
>>144
そうか…普段あまりSS読まないから、進撃トレンドがイマイチ分からんのう
ーー食堂ーー
クリスタ「はい、お水と胃薬」
ライナー「ああ、すまない…」キリキリ
クリスタ「大丈夫?もう少しでキジ肉パーティー始まっちゃうけど、参加出来そう?」
ジャン「お?ライナーが胃痛なんて珍しいな」
ライナー「うーん、何と言うか…最近知り合いの猫が発情期で煩くてな」
ジャン「……それって、ひょっとして、ベルトルトとユミルの事か?」
ライクリ「!…ジャン、何で、それを」
ジャン「図書室で、あいつらがにゃんにゃんしてるトコ見ちまったんだよ…」
ジャン「他の奴らには秘密にしてくれって口止めされてたけど、ライナー達も知ってたのか?」
ライクリ「………」
サシャ「ベルトルトとユミルの事ですか?実は、私も…」
エレン「オレも」
ミカサ「私も」
コニー「オレも」
マルコ「同じく」
ミーナ「実は…私も」
アルミン「僕らも…ね、アニ」
アニ「…うん」
一同「あいつら…ハメやがったな」
クリスタ「まずは、情報を整理しましょう…皆は、ベルトルトとユミルをどこで見かけた?」
ジャン「図書室で痴女プレイ」
サシャ「食糧庫でベルトルトのぺぽかぼちゃを食べてました」
ミカエレ「救護室でアナル開発。ベルトルトの」
コニー「森の木陰で手マンしてたな」
マルミナ「調理場でマヨ&胡瓜プレイ」
アルアニ「教官室でベルトルトが乳揉んでた」
クリスタ「…で、最後に空き教室でコトに及ぼうとしてた、と。実際は見てないけど」
ライナー「…オレが間違ってた」
ライナー「あいつら、猫なんてかわいいもんじゃねえ……完全に、ケダモノだ」
ジャン「…何でまた、あいつらそんなに隠そうとするかね」
アルミン「ベルトルトは、皆に知られたら恥ずかしいからって言ってたけど…」
サシャ「その割にはヤってる事がえげつないですね」
エレン「まるで見つけてくれと言わんばかりだな」
ミーナ「まさか、見つかる事が前提のプレイだとか」
マルコ「そしたら彼ら、マジもんのド変態じゃないか」
クリスタ「でも、前に一緒に街に出かけた時の二人、本当に楽しそうだった…」
ライナー「クリスタ…」
クリスタ「まず一緒に歩いてる時から違うの!」
クリスタ「手をつなぐ?ノンノン!それは恋愛初心者の仕草!腕を組む?そんなの恋に浮かれるオコサマよ!あの二人はね…一緒に歩く時、ベルトルトはユミルの肩を抱いて、ユミルはベルトルトの腰に腕を回してたの!互いの信頼が無いと出来ない、アレこそ正に恋人同士の理想の歩き方よ!」
アニ「何か、凄い説得力だね…」
クリスタ「いいなあ…私も、あんな風に好きな人と歩いてみたい」
一同「………」
ライナー(結婚しよ)
ミカサ「ともかく、このまま彼らを野放しにしていては、兵団敷地内が彼らの淫水臭くなってしまう」
ジャン「淫水って言うな」
アルミン「まあ確かに、今までは見つけたのがたまたま僕達だったから良かったけど、いつか他の誰かに現場を押さえられたらまずいのは彼らの方だね」
エレン「教官室でまでやらかしてる位だからなー」
サシャ「どんだけ生き急いでるんでしょうかね」
マルコ「もしも教官に見つかったら、それこそ開拓地送りになってしまうよね」
ライアニ「それはマジでヤバい」
ライナー「向こうは自分達が付き合ってる事を皆が知らないと思ってる…しかし、オレ達にはもうバレているという事には気づいていない」
アニ「頃合いを見て、きちんと彼らの方から白状させるよう仕向けるのが、一番無難だと思う」
ミーナ「頃合いって…いつ頃?」
エレン「それはな…オレ達が奴らのプレイ内容を一通り報告し終わるまでだよ!」
コニー「なあなあ、オレユミルが手マンされてる時、ユミルのパンツ見たぞ!」
サシャ「私、チラッとだけど、ベルトルトのぺぽかぼちゃ見ました!」
女子一同「どんなだった!?」
ライナー「…そら奴らも秘密にしたがる訳だな」
ーー食堂 ドアの外ーー
ユミル「………やっべえ」
ベルトルト「?ユミル、入らないの?」
ユミル「今入ったら公開処刑だ…とりあえず逃げるんだ」
ベルトルト「え?あ、ちょっと、ユミル!」
クリスタ「ニキータ達、まさかの公開プレイ?」
ユミル「ノンノン、あえての公開プレイ」
ーー訓練所裏ーー
ユミル「まずい…一番恐れていた事態になってしまった」
ベルトルト「自分達が蒔いた種とは言え、えらい事になっちゃったね」
ユミル「いや…事態はまだこっちが有利だ」
ベルトルト「どゆこと?」
ユミル「私達は付き合ってないけど、奴らには付き合ってると思われてる…奴らは私達が付き合ってるという事を秘密にしているけど、それがバレたと思っている…そして私達はその事を知っている!私達はまだ勝てるはず!」
ベルトルト「ユミル落ち着いて!自分がナニ言ってるか分かってる!?」
ユミル「……分かんない」
ベルトルト「僕もだよ」
ユミル「……もういっその事、別れよう」
ベルトルト「嫌だ!別れたくなんかない!」
ユミル「ベルトルさんこそ落ち着け!そもそも私達付き合ってないだろ!皆にそう伝えるだけだ!」
ベルトルト「…そうだったね」
ユミル「幸いな事に、そろそろ給金が入る。もう敷地内で盛る必要も無くなる。今まで通り、いつもの所でだけのセフレに戻るだけだ」
ベルトルト「…別れる理由は、どうする?」
ユミル「性の不一致。それ以外ねーだろ?」
ユミル「私からの度重なる怪しいプレイの要求にベルトルさんがついてけなくなった。コレで決まりだな」
ベルトルト「それじゃユミル一人が悪いみたいじゃないか!」
ユミル「いーんだよ、それで。哀れなベルトルさんは毒婦ユミルにがっぷり喰われました。みーんな納得すると思うぜ?」
ベルトルト「………」プクー
ユミル「何むくれてんだよ?別にセフレの仲まで解消する訳じゃない。ベルトルさん、アンタはまだ私をイかせてねーだろ?」
ベルトルト「…付き合ってないのに、別れる別れないってのも変な話だね」
ユミル「付き合ってないのになー」
ベルトルト「だよねー」
とりあえず今日はここまで!
明日辺りには、一通りのけりがつくかと思います。
…もうね、書いてる自分もよくわからなくなってきたよ…
ーー食堂ーー
アルミン「あ、ベルトルトとユミル」
ライナー「よぉ、二人とも、随分遅かったな」」
ベルトルト「…もう、皆知ってるんだよね」
ジャン「まあな」
ミカサ「二人共…どうして、黙ってたの?」
ユミル「今まで隠してて悪かった…色々二人で話し合って決めたんだけど、実は、私達、わか…」
ベルトルト「僕とユミルは付き合ってる」
ユミル「…え?」
ベルトルト「皆に知られたら恥ずかしいからって、僕がユミルに秘密にするよう話してたんだ」
ユミル「え?え?ちょ、ベルトルさん、話がちが」
ベルトルト「そのせいで、皆に色々妙な思いをさせてしまって、本当に申し訳ない」
マルコ「まあ、確かに、色々衝撃的な目撃談だったよ…」
ベルトルト「もうこれ以上皆に気を遣わせるのも悪いし、改めて皆の前で、はっきり伝えるべきだと思ったんだ」
ユミル「………ベルトルさん」
エレン「っしゃぁ!やっと二人共、認めたかぁ!」
サシャ「今日のキジ肉パーティーのもう一つのメインは、ベルトルトとユミルですね!」
クリスタ「ユミル、おめでとう!私、すっごく嬉しい!」
ミーナ「二人共スタイル良いから、並ぶと絵になるんだよねー」
アニ「……もう、私は止めないよ、ベルトルト」
コニー「二人で盛るのはイイけど、見つかんねーようにしろよな!」
ベルトルト「努力するよ…終わったら、換気もするね」
ユミル「ああもー、来たよ来たよ来ちゃったよ!一番避けたかった展開がよぉ!」
クリスタ「ユミルったら、真っ赤になっちゃって、かーわいい」
ミカサ「私達女子は、常に恋バナに飢えている…ので、ユミルは話さなければならない」
アニ「…総てをだ」
ユミル「ああ…もう今夜は寝かせてもらえなーな……」
ジャン「つーかさ、そんだけの別幕無しヤってたらもうユミルガバガバなんじゃね?」
ベルトルト「そんな事は無い!ユミルはいつだってキッツキツだ!」
コニー「マジで!?」
ユミル「ぎやああぁ!言うなぁ!」
ベルトルト「…それが、女体の神秘……それが、魅惑の火消し壺」
エレン「…言葉の意味は不明だが、何か無駄に奥深いな」
アルミン「やっぱり、ベルトルトのちんこに付着してた淫水はユミルのだったんだね!」
ベルトルト「はは…もう、嗅がないでね…あ、でも、指には残ってるかも」クンクン
男子一同「うををを!嗅がせて下さい!!」
ユミル「手ぇ洗えよ!つか今日は触ってねーだろ!?」
男子一同「………今日は、ね……」ゴクリ
ユミル「くっそー……まんまとベルトルさんに、してやられたよ」
ベルトルト「これ位なら、開き直るのもアリかと思ってね」
「換気もするよ」で腹筋が鍛えられてしまったwww
ーー連れ込み宿ーー
ベルトルト「男がパンツを脱ぐ時!!」
ユミル「ときめきの午後ー!!」
ユミル「本番描写を2行で済ませる荒技に出てみました」
ベルトルト「やっと…やっと最後まで出来た……」ハフーン
あ、誤字発見!
>>167
×ユミル「ああ…もう今夜は寝かせてもらえなーな……」
○ユミル「ああ…もう今夜は寝かせてもらえねーな……」
ベルトルト「…色々大変だったね」
笑顔を堪えきれない僕とは対象的に、ユミルは苦虫を噛み潰した表情を浮かべている。
ユミル「こっちはあの後えらい事になったぞ…もう、104期生女子の大半がベルトルさんの形状とベッドでの仕草及び持続時間を把握してる状況について、どう思う?」
ベルトルト「君はどこまで僕の女子に対する幻想を汚せば気が済むの?」
ユミル「いい加減現実を見ろよ!」
ベルトルト「まあ、皆にはこのまま付き合ってるって思われてた方がお互い楽だと思ったんだ」
ユミル「確かにな…遅かれ早かれ、公になる可能性はあったしな」
ベルトルト「あー…でも、本当に楽しかったなあ…一瞬、本気で付き合っちゃおうかって思った位だ」
僕の胸に身体を預けていたユミルが、急に起き上がった。
ユミル「…はぁ?ベルトルさん、ナニ言ってんの?」
ベルトルト「え?」
横たわる僕の両肩に手をかけ、何時になく真面目な顔でユミルは話し出した。
ユミル「思い出せよ…ベルトルさん、アンタにゃやるべき事があるんだろ?そのためには、情をかけちゃいけない…そう言ったのは、他でもない、ベルトルさん自身だ」
ベルトルト「…そうだったね」
ユミル「アンタの目的が何かは知らないし、知ろうとは思わないけどな…たかが女一人の事で揺らぐなんて、ハゲた事言ってんじゃねーぞ」
ベルトルト「……ごめん。浮かれ過ぎてた」
そうだ。
僕には、やらなければならない事がある。
…壁を破壊し、人類への攻撃を、行う事。
ユミル「私は、あくまでベルトルさんとはセフレ、というスタンスを崩す気はない…ただし」
ユミル「プレイの一環としてなら、付き合ってやらない事もない…いわゆる『恋人プレイ』ってヤツだ」
ベルトルト「ユミル…」
ユミル「相手の希望プレイに可能な限り応える…それが、セフレの心意気ってもんだからな」
ベルトルト「…君ってさ、本当負けず嫌いだよね」
ユミル「まあな」
相変わらず、こういう事に関しては、ユミルの方が一枚上手だ。
「猫の恋」 終
ひとまずこれにて終了!
海外シットコム風スラップスティックを目指して見事に玉砕した感でいっぱいです…
ちなみに、今回の中心となったエピソードは、海外ドラマ「フレンズ」5thシーズンからアイデアをパクってました。
また、作中エピソードにおいて、一部不快感を催す表現があった事を、この場で改めてお詫び申し上げます。
夜辺りに、ちょっと小ネタを投下予定です。
ユミルの捏造過去ネタで、それこそ不快感を催す恐れがあるのでご注意ください。
また、48話位までのネタバレも含まれてますので、その辺もご注意をば。
皆様嬉しいコメントありがとうございます。
個別にお返事すべきなのでしょうが、そういうの得意じゃなくてほんとすんません。
セフレネタももっと書きたいし、そろそろ処女と童貞を交換っこするベルユミも書きたいしで、んもうどうしてくれようです。
何か時間が空いたので、ついでに夜投下予定だった小ネタ置いてきます。
最近脳が変なエロネタばっかだったので、ちょっとしたリハビリです。
「ユミルちゃん」
ユミルちゃんは、くんれんへいだんへにゅうだんしました。
にゅうだんさえできれば、さいていげんのいしょくじゅうはほしょうされるからです。
もう、いやなおもいをしておかねをえなくてもよいのです。
ユミルちゃんには、もうひとつもくてきがありました。
クリスタ・レンズというなのおんなのこにあうためでした。
にゅうだんしょにちの、キースきょうかんによるつうかぎれいのばで、ユミルちゃんは、クリスタをみつけました。
クリスタにさりげなくちかづこうとあるいていると、よそみをしていたせのたかいおとこのこにぶつかってしまいました。
ユミルちゃん「…ってーな、気をつけろよな!」
せのたかいおとこのこ「あ、ごめん」
ゴリラ「おーい、ベルトルト!こっちに並ぶみたいだぞ」
せのたかいおとこのこ「うん、今行く…本当、ごめんね」
ユミルちゃん「…ベルトルト?」
ユミルちゃんには、そのなまえになんとなくききおぼえがありました。
ユミルちゃんは、にばしゃのかげにみをひそめていました。
かいたくちからいちばへはこばれる、やさいやくだものをこっそりちょろまかすためです。
ゴリラ「ベルトルト、荷物はこれで全部だよな?」
せのたかいおとこのこ「多分大丈夫…だと思う」
おっさん「おいおい、しっかりしろよ。そんなんじゃ『後家殺し』ベルトルトの名が泣くぞ」
せのたかいおとこのこ「だからその呼び方止めて下さいよ…って、あれ?何だか林檎の数が減ったような…」
ユミルちゃん「…ごけ、ごろし?」シャリシャリ
ユミルちゃんは、りんごをたべたらあとでとしょかんでいみをしらべようとおもいました。
ユミルちゃんのうえで、おとこのひとがうごいています。
ここいらいったいのやどのてんじょうのシミのかずを、もうユミルちゃんはすっかりおぼえてしまっていました。
シミとシミをせんでつないでせいざをつくるのにもあきたユミルちゃんは、ひとつのシミをひたすらながめることにしました。
ながめているうちに、シミのりんかくがぼやけて、なんだかひとのかおにみえてきました。
ユミルちゃんは、それがまるでじぶんのかおのようなきがしました。
ユミルちゃんは、ウォールきょうのきょうかいのなかのものかげにかくれていました。
きょうかいないの、ちょっとしたかねめのものをしっけいするためです。
ユミルちゃん(…あのおっさん共、早く消えてくんねーかな)
おっさんどもは、あるおんなのこのはなしをしていました。
きぞくのいえがらにうまれながら、おめかけさんのこゆえに、おいえそうどうにまきこまれておいだされたおんなのこ。
クリスタ・レンズというなのおんなのこに、ユミルちゃんは、あってみたいとおもいました。
ユミルちゃん(……1………2…3……)
ユミルちゃんのうえで、おとこのひとがうごいています。
いちやのやどとしょくじのていきょうをもちかけてきたおとこのひとのほんとうのもくてきをさっするには、ユミルちゃんはあまりにもおさなすぎました。
おとこのひとにおしえられたとおり、てんじょうのシミをかぞえて、ユミルちゃんはからだをつらぬくいたみをやりすごしました。
13までかぞえたところで、おとこのひとはユミルちゃんからはなれました。
まくらもとにおかれたおかねをみて、ユミルちゃんは、じぶんのからだがおかねになることをしりました。
ユミルちゃんは、きょじんのからだからのだっしゅつにせいこうしました。
じめんにおちていたざんがいをみて、ユミルちゃんは、じぶんがどうやってにんげんにもどったのかをさとりました。
かすかにきこえてきたこえのほうこうをみると、おとこのこがふたり、ぜんりょくではしっていました。
せのたかいおとこのこ「べリック…!ごめん…うわああぁ!!」
ゴリラ「ダメだ!べリックはもう助からない!!走れ、ベルトルト!」
ユミルちゃんは、まって、とこえをかけたかったけれど、できませんでした。
かわりに、こえをあげてなきました。
なみだのりゆうが、にんげんのからだにもどれたよろこびからなのか、はたまただれかのいのちをうばってしまったざいあくかんからかは、わからないままでした。
ユミルちゃんは、ひたすらにさまよっています。
かんがえることは、とうのむかしにほうきしました。
ながい、あくむをみているようでした。
「ユミルちゃん」 終
筒井康隆の初期短編をイメージしつつ華麗にスベってみた。
今後に活かしきれなさそうな伏線もここで消化しときます。
そろそろこのスレも終わりにしようかと思ってたのですが…
流石に本編において本番描写を2行で済ませたのは反則技だなあと密かに反省したので、明日辺りまでにこぬるいエロを投下出来ればと思います。
エロを書くのは楽しいけれど、同時に煙草の本数が異様に増えるのが悩みでもありますw
ついでに
間違って送信してもうた。
ついでに予告置いてきます。
進撃中クラス対抗野球大会!
3組のピッチャーはライナーだ!
クリスタ「インサイド、内角よ!ライナー、略していんかくを攻めて!」
ライナー「な……陰、核を責めて……だと!?」ブンッ!
ベルトルト「ああっ!ライナーが大暴投してしまった!」
ユミル「出たよ中学生男子の妄想力!」
クリスタ「?」
※ちなみにこれは嘘予告です
「いい湯だな」
ユミルは長風呂の傾向がある。
時間に追われがちな普段の寮生活では、湯船にゆっくり浸かるなどなかなか出来ないものだ。
なので、僕との逢瀬の際には、ここぞとばかりに湯船に浸かるのだそうだ。
僕としては、さっさと上がってベッドへ潜り込んで来て欲しい所なのに。
だから、時々僕は、実力行使に出ることにしている。
ユミル「ふい~…生き返る……」
ドアの向こうでは、ユミルは既に湯船に身を沈めている。
余程気分が良いのか、鼻歌まで聴こえてくる。
気配を殺しながらそっと衣服を脱いで、ドアを開けると、ちょっと驚いた顔のユミルと目が合った。
ユミル「うわっ!…んだよ、いきなり…」
ベルトルト「ユミル、風呂入んの長過ぎ。ので、乱入しちゃった」
ユミル「久々だからって、がっついてんじゃねえよ」
手早く身体を洗い、先客のいる湯船へ足を入れる。
ベルトルト「ちょいと失礼しまーす」
ただでさえあまり広くない湯船に大柄な二人が向かい合って浸かると、一気に湯が溢れ出した。
ユミル「あーもう…勿体無い。ま、いいけどさ」
一息吐いてから、湯を掬って顔を洗う。
ベルトルト「ん?何だかイイ匂いなんだけど、入浴剤入れた?」
ユミル「カモミールかなんかのヤツ。クリスタがくれた」
ベルトルト「後でクリスタにお礼言わないとね」
ユミル「ベルトルさんは言わなくていいからな。なんか生々しいから」
ベルトルト「君の恥じらうポイントが未だに僕には分からないよ…」
浮力で盛り上がっているユミルの胸元へ両手を伸ばす。
湯に浸かってリラックスしているためか、先端はまだ柔らかい。
力を入れずにそっと摘まむと、ユミルが眉をひそめた。
ユミル「…っ…何?」
ベルトルト「前にも訊いたけど、ユミルは、どうなれば満足するのかなってさ」
ユミルに尋ねながら、摘んだ乳首を転がすように愛撫する。
ユミル「そんなの…ベル、トルさんは、誰かをイカせた事、ねーのかよ…っ」
ベルトルト「んー、あると言えばあるし、無いと言えば無いような…すいませんね、誰もがアヘるような素ん晴らしいテクなんて持ってないもんで」
ユミル「ま、精進するこったな……ゃあっ」
ユミルの腰を抱え、もっと近くへ引き寄せた。自然と、ユミルが僕の上に乗り、互いに抱き合う形となる。
ベルトルト「だって、女の人の反応って皆違うからさ、僕にはどれが正解なのか分からないんだ」
湯気で湿気を帯びたユミルの髪の毛を、軽く掻き上げる。
ベルトルト「今までにイかせたひとも、もしかしたら、演技かもしれないし…ややこしいよね」
ユミル「…私は、演技すると思うか?」
ユミルの唇が重なってきた。
長く湯に浸かっていたためか、唇も、舌も、いつもよりずっと熱い。
ベルトルト「…逆に、イってない演技されたら面白いかも」
ユミル「そりゃねーわ」
目の前にあるユミルの胸の先端を口に含むと、さっきよりもずっと硬さを増していた。
ユミル「ひゃっ…!あ、あ……ベルトルさん、不意打ちすん、なっての」
ユミルの肌は、ほんのりと赤みがさしている。
更に強く掻き抱き、指と舌を行使する。
狭い風呂場の中で、僕の荒い息と、ユミルが上げる嬌声が響く。
ベルトルト「風呂ですると…いつもより声、響いて凄いね…ユミル、これじゃ外まで聞こえちゃうよ」
ユミル「はぁ……ベルトルさん、が、そうさせてんだろ…」
湯の中のユミルの下半身へ指を伸ばす。
そのまま指を挿れようとしたら、ユミルの顔に微かに苦痛の色を浮かんだ。
ユミル「やだ…湯が入るし、ちょっと、痛い」
確かに、僕の指を締め付ける部分は、湯で愛液が薄まっているせいか、いつもよりきつい気がする。
ベルトルト「あ、ごめんね。ユミル、ちょっとこっちに座って」
僕の指示通り、ユミルは湯船の淵に腰を下ろし、壁にもたれた。
ベルトルト「…脚、開いて」
ユミルの顔が赤いのは、湯に長いこと浸かってたからだけじゃないようだ。
ユミル「やぁ……あっあぁ!…ふ」
片脚を大きく開かせて、顔を埋めて舌と指で責めると、ユミルの声が一段高くなった。
舐め取ると言うよりは、僕の唾液で潤いを足すような感じだが、徐々に唾液以外のものが混じりつつある。
ベルトルト「…質問です」
ユミル「…何だよ」
糸を引く指を、目の前に差し出す。
ベルトルト「コレは、お湯でしょーか?ツバでしょーか?」
ユミル「殺す!ベルトルさん、殺す!!」
ベルトルト「そろそろ…いい?」
ユミル「ん…」
ベルトルト「このまま挿れちゃ、ダメ?」
ユミル「絶対、ダメ」
ベルトルト「…分かったよ」
大概の事は受け入れてくれるユミルだけど、生での挿入とアナルセックスだけは断固拒否の構えを崩そうとしない。
…僕の尻を、喜々として弄ぶ癖に。
一度だけ、ふざけて指を挿れたら、文字通り半殺しの目にあったのは、まだ記憶に新しい。
僕は小さくため息をついて、ボディソープのボトルの陰に置いておいた避妊具に手を伸ばした。
またも誤字発見。
>>213
×そのまま指を挿れようとしたら、ユミルの顔に微かに苦痛の色を浮かんだ。
○そのまま指を挿れようとしたら、ユミルの顔に微かに苦痛の色が浮かんだ。
即興で書くと、誤字が多くて困りますなあ。
ベルトルト「ユミル、後ろ向いて」
ユミルが壁に腕を付けて、尻を突き出す。
肩甲骨が浮き出た、背中から腰にかけてのラインが、凄くそそられる。
ユミル「あ…あぁ……やぁっ…あ、あ」
ゆっくりと、ユミルの中へ侵入を試みる。
ベルトルト「動くよ…っ」
緩急を付けながら動く度に、ユミルの声が悦びの色に染まって行く。
ユミル「やぁ、あっ、あ…ん、ベルトルさんっ、ヤバい……はぁあっ、ん……あ」
…コレ、絶対外まで聞こえちゃってるよな。
そう思いつつも、僕自身動くのをやめられない。
ユミル「あ…なんか、変…んっ…」
ユミルの反応が、何だかいつもと違う。
ユミル「はぁ…あ、ん、……」
まるで、必死に何かに耐えてるようだ。
ベルトルト「…ユミル、も、出しちゃって……いい?」
ユミル「…ん……あ、イっ…ちまえよ……!やぁんっ、あ…!ベルトルさん、あ、もう、やっ……あ…」
一際激しく動いた後、僕はユミルの中で果てた。
…ユミルは、壁に身を預けてぐったりしている。
ベルトルト「…ユミル?」
ユミル「……気持ち悪い」
さっきまで真っ赤だったユミルの顔色が、青ざめている。
ベルトルト「え?……って、アレ?」
突然のめまいに、僕自身ぶっ倒れそうになるのを必死で堪える。
ベルトルト「まずい……コレ、湯あたりだ…」
ユミル「こんだけ長湯してりゃ…ならない方がおかしいよな……やべ、意識飛びそ…」
ベルトルト「僕もだ……頭痛え……」
ユミル「言っとくけど…コレ、演技じゃねーからな」
ベルトルト「……分かってる」
結局、その後は二人とも何とかベッドへ這うように移動したものの、めまいと気持ち悪さで二回戦どころではなくなってしまった。
教訓。
湯船でのセックスは、色んな意味で、ヤバい。
「いい湯だな」 終
やっとこさで終了!
返す刀でもう一発小ネタをぶち込んで、こちらのスレでの書き込みを終了したいと思います。
「ガルトー」
ーーキジ肉パーティー後 女子寮ーー
クリスタ「さあ、ユミル…洗いざらい、話して貰うわよ…」
アニ「ベルトルトとの、馴れ初めをな…」
サシャ「何もかもを、ですよ…」
ミカサ「微に入り細に入り、だ…」
ユミル(早速来たか…とりあえず、あらかじめベルトルさんと口裏を合わせてた内容でいっとくか)
クリスタ「最初に告白したのはどっちだったの?」
ユミル「えー…べ、ベルトルさん、だったかな?(私から脅迫しました!)」
ミーナ「初めて手を繋ぐまで、どれ位かかったの?」
ユミル「さ…三週間(会って30分でヤっちゃいました!)」
ミカサ「初デートは、どこへ行った?」
ユミル「トロスト区の…なんかオッサレーなカフェ…(場末の連れ込み宿でっす!)」
サシャ「普段のデートは、どんな事してるんですか?」
ユミル「うーん…ボランティア活動、かな?(セックス。ひたすらに、ヤりまくってます)」
アニ「ユミルは…ベルトルトのどんな所がいいの?」
ユミル「や、優しくて、律義なとこ…(顔と身体とちんこ)」
ミーナ「ステキ…二人とも、純粋に、愛しあってお付き合いしてるんだね」
ユミル「ま、まあな(純粋に、肉欲のみの関係です)」
ハンナ「私、仲間が出来たみたいですっごい嬉しい…」
ユミル「そ、そうか?はは…(ごめんハンナ。超ごめん)」
クリスタ「当然、ユミルもベルトルトの事、好きなんだよね?」
ユミル「う、うん…好き?だぞ?(『あんた本物の好きモノだな』って返しましたけどな!)」
ミカサ「じゃあそろそろ…もう少し、突っ込んだ質問に答えて。ベルトルトの、キスは上手?」
ユミル「うん…上手い」
アニ「その…エッチは、お互い初めて同志、だった?」
ユミル「や…やだなあもう、と、当然じゃん?(お互い歴戦の猛者でっす)」
ミーナ「エッチの時のベルトルトって…上手なの?」
ユミル「まだ、よく分かんねーってば(案外普通)」
サシャ「初めての時の持続時間って…どんくらいでしたか?」
ユミル「だーかーらぁ、よく分かんないってばー(早かった!めっさ早かった!)」
クリスタ「えーと…ユミルは、ベルトルトとする時、その…イっちゃったり、するの?」
ユミル「…それは…まだ、だな」
ハンナ「ユミルも、もっとベルトルトに心を開いてけば、いつかイけるようになれるからね…」
ユミル「う、うん…(ハンナが言うと妙に説得力があるなー)」
ミーナ「じゃあ、ますますぶっちゃけて…ベルトルトのちんこって、どんな感じ?」
ユミル「それは…平常時か?それとも、立体機動時か?」
女子一同「立体機動時を実物大でオナシャス!」
ユミル「…誰か、紙とペン、持って来い」
サシャ「紙とペン、ありました!」
ユミル「メモ用紙か…紙、継ぎ足さねーとな」
サシャ「…マジですか?」
ユミル「えーと、ここがこうなってて…あ、あとアレがこうなって…」カキカキ
ユミル「出来たぞ。とくと見さらせい!」
女子一同「こ…これは…!」
女子一同(…超大型巨チン)
ハンナ「絵自体は稚拙だけど妙にリアル…そして、フランツのより、ずっと…」
クリスタ「ユミル…なに、この阿修羅の如き一品は」
サシャ「鬼や…鬼が、おる」
ミーナ「ベルトルトの股間に、こんな凶悪なのがぶら下がってるなんて…」
ミカサ「駆逐されないのが不思議なレベル…」
アニ(ナニこれ…子供の頃、一緒にお風呂に入った時に見たのと違う)
ユミル(やっべ!凄まじい勢いで女子がドン引きしてる!ここは逆サバ読むべきだった!)
クリスタ「こんなの入ったら…死なない?」
ユミル「現在進行形で生きてるぞ」
サシャ「それにしても…ちんこって、凄いですね」
ユミル「…それが、男体の神秘……それが、不思議な火掻き棒」
ミカサ「…言葉の意味は分からないけど、何だか無駄に奥深い」
ーー翌日ーー
ベルトルト(…何だか、一部の女子から、妙な視線を感じる)
ベルトルト(ある者は半笑い…またある者は……あれは、巨人を見た時と同じ目だ)
ベルトルト(……まさか!)
ベルトルト(僕の正体が…バレた?)ヒヤアセダラダラ
「ガルトー」 終
これにて一通りの小ネタ放出終了です。
山田詠美風ベルユミとか、川上宗薫風ベルユミとか、色々やってみたい事がたくさんありますが、また、どこかのスレでお会いしましょう。
では、これにて失礼します。
一旦消えときながらまた現れました>>1です。
皆様の嬉しいご感想、本当にありがたく思っております。
質問があったようなので、出来る範囲で答えたいと思います。
・影響を受けた本について
何度か名前を挙げてますが、筒井康隆は外せないです。特に初期のスラップスティックなヤツ。火田七瀬は俺の嫁。
他にも、星新一、阿刀田高といったショートショートの名手が大好きです。
また、「フレンズ」などの海外シットコムが血中主成分と化している気がします。
・お勧めSSについて
まあ、ベルユミ好きですからw正直な話、男子会の方のベルユミ作品を読んでドハマりしたのがきっかけで、自分でも書いてみようと思った訳で。
最近ではユミルさまシリーズが好きで好きでたまらんとです。
・話の作り方について
基本的に、エロを書く時は必ず地の文を入れ、極力擬音には頼らないようにしています。でも3点リーダーに頼り過ぎ。
多少文体が堅くなってしまう気がしますが、俺が楽しいからいいの。
大まかな骨子を決めたらほぼ即興で書いてます。
文章力無い初心者なもんで、この方法しか出来ないんだよ…
あとはひとつひとつのエピソードに、次に繋がるモチーフを仕込む位ですかね。
天井のシミネタばかり書いてしまってますがw
それではまた消えます。
ちなみに匂いフェチです。
このSSまとめへのコメント
ヤヴァイ