ライナー「見過ぎだ。俺でもわかる」(37)

ベルトルト「ふわあああああああああああああああアニィィィィィイイイイイイイイイイふぅぅぅん!ああ! アニ! そのクールな視線! 綺麗な金髪! 抱きしめたくなるような小さな体! そのどこにあれだけの力が込められているんだろうか!流れるような足の運びに南京玉すだれのようなしなやかな体捌き!父親から教えられた体術を誇りに思いつつもコンプレックスに思ってるところ!はあああああん髪をかきあげるしぐさもかわうぇええええええええええええええええの!今日もライナーに対して行き場のない怒りをブツケてたねそのぶつける先が僕だったら良かったのにヒィィゥん!なんだって受け止めるよアニがくれるのなら痛みだって苦味だってそねみだってなんだっていいんだよホォ!そういえば今日は2回合計1.42秒程目があったね最高だよ僕の視線と君の視線がぶつかるということは気持ちが通じあったということだよね!?つまり今日1.42秒間僕たちは両思いだったってことだよね!? あああイクよ! 今その1.42秒間の君にぶっかけるね!」シコシコシコシコ

ガチャ

エレン「・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・」

エレン「あ・・・・・・お邪魔しました・・・・・・」

ベルトルト「待て! 待つんだエレン! お願いだから! 今見ただろ!」

エレン「いや何も見てないですよ本当に」

ベルトルト「敬語で僕との距離を広げてるんじゃない! 見ただろ! しっかりと! 舐め回すように!」

エレン「いや見てないって、自意識過剰だよ。みんなお前のことなんか時々視界に映る透明のふよふよぐらいにしか意識してないよ」

ベルトルト「僕の存在って飛蚊症の症状程度にしか認知されてないのかい!?」

エレン「しかしベルトルトさん、アニのこと好きなんですね」

ベルトルト「敬語に戻った! しかもしっかり僕の独白を聞いてたじゃないか!」

ベルトルト(待てよ!? もしもここで僕がアニに対して好意を抱いていることがバレればヘタすると芋づる式に僕達3人に何らかの関係が有ることが浮かび上がってしまうかもしれない!)

ベルトルト「いや、僕は別にアニのことが好きなわけじゃないんだ!」

エレン「でもさっきしっかり僕の独白を聞いてたって」

ベルトルト「ち・・・・・・違うんだ、そう、僕は!」

ベルトルト(えーと、なにかないか! アニを好きだといっても怪しまれないような一般的な趣味嗜好って!)

ベルトルト「そう! 僕は小さな女の子が好きなんだ!」

エレン「・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・?」

ベルトルト「・・・・・・!」

ベルトルト「違うんだエレン!」

エレン「あ、いや別にいいと思いますよ。硝子体剥離物がペドフィリアでも僕には別に何も関係ないですし・・・・・・」

ベルトルト「ああ望ましいことになっているのに望まぬ方向にどんどん転がっている! 殴れ! >>1の僕を誰か殴れ!」

ベルトルト(ん、殴る?)

ベルトルト「殴って君の記憶を消させてもらうよエレン!」ガバッ!

エレン「・・・・・・」ススス…

それは格闘術を極めたもののみが行う、最小の動きで最大の成果を引き出す「円の動き」。エレンはそれを自由自在に操れる段階までたどり着いていた。

ベルトルトの巨躯は宙を舞い、地面へ無様にたたきつけられた。

エレン「ベルトルトさぁ・・・・・・お前疲れてるんだよ」

ベルトルト「うう・・・くそ・・・」ヨロヨロ

ベルトルト(疲れている?)

ベルトルト「そう、エレン。僕は疲れているんだ。僕は正常ではなかった。意味わかる?」キリッ

エレン「お前が最高に意味わかんねーってことだけはわかってる」

ベルトルト「というわけで、今見たことはすべて忘れるんだ」

エレン「言われなくても今すぐ忘却の彼方に追いやりたいよ」

ベルトルト「それじゃあ僕は少し落ち着きたいから、ちょっと一人にしてくれるかな?」

エレン「それでお前がいいならいいけどさ・・・・・・」

ガチャ

ベルトルト「・・・・・・」

ベルトルト「ほふぅぅぅんアニィィごめんね焦らしちゃったね今ぶっかけてあげるよ!早くしないとアニの残り香が消えてしまいそうだああアニ君はなんていい匂いをまき散らしているんだ僕専用ラフレシアに違いない!その整った目鼻立ちが素敵だよ特に鼻梁とか髪の毛サラサラしてそう膝で挟んでコシコシしてほしい君のパーカーのフードになりた・・・・・・」シコシコシコシコシコ

ガチャ

エレンwith完全に見下した目「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ

ベルトルト「エ、エレン!? 一人にしてくれって言ったじゃ、ちょ、待って! 背負投げは窓に向かってしちゃだ、あ――――――ー!」

パィリン

アルミン「今大きな音がしたけど何かあったの?」ヒョコ

アルミン「窓ガラスが割れてる! エレン何があったの!?」

エレン「なんでもねえ。とりあえず教官に怒られてくる。そんで洗濯して風呂入って寝る」スタスタ

アルミン「・・・・・・一体何があったんだ?」

どうしてエレンはベルトルト君に怒りを表したのかな?

もしかしてエレンもアニちゃんのことを好きだったのかな?

いいえ違います。

ベルトルト君が「アニの臭いがする」とか言ってエレンが今日の訓練できていた服でシコっていたからだよ。

・・・・・・クズ野郎だね。

今回の一件はエレンが寝ぼけてベルトルト君を巨人と間違えて投げ飛ばしたってことで決着が付いたよ。

エレンは罰として3日間の社会奉仕が義務付けられたよ。

それで今回の話はおしまいだよ。

追伸
ベルトルトは対人格闘術の訓練でアニと組んだ時に暴行未遂を起こして1週間営倉に入れられたよ。

ベルエレ? エレベル?

あんまりキチガイっぽくできなくて残念

どうしようもねぇなwww


エレンとアニがくっついちゃって、アニの匂いが染み付いたエレンの事後シャツですすり泣きながらオナニーするベルトルさんじゃなくてよかった

レス有難う
>>21
それ面白そう。今度やろう

今更だけどキャラ崩壊注意

>>21の案を元に

ベルトルト「おふうううううううんアニィイィィィィどうしてエレンとくっついちゃったのさぅおおおえええん!!僕はこんなにもアニのことを思っているのに!アニのことだったらなんだって知っているよ今朝のパンの咀嚼数から背伸びをした回数に手持ち無沙汰で地面を足先でこね回していた秒数までエレンが知らないようなことも知っているよもう僕自身がアニと言っても過言ではないね!そもそも彼我の境界なんてただの意識の境界にすぎないんだからアニ自身が知らないアニのことまで知っている僕はもはやアニそのものだ!アニ=ベルトルトでありベルトルト=アニであるこれは真である証明終了!待てよ僕はアニであるのだからアニが好きな僕は自分が大好きということになるのか!だがアニはエレンと付き合っている・・・・・・ということは僕はエレンと付き合っていることになる!そうか!エレンと交われば更にアニの肉体に近づくということか!そうなれば自我も肉体もアニそのものとなりこんな風にエレンのシャツで自分を慰める必要もなくなる!?そうだよエレン!愛しのアニがここで待ってるよいますぐその猛り狂った一物をぶち込んでくれ!」



駄目だやっぱり俺にはキチガイ物を書く才能が無いこれが精一杯
本当ルイズコピペは偉大だと思う

まじめに頭痛くなった

これで本当におしまい

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