西の名探偵からの約束や。
現実でやったら犯罪になったり高額の賠償金を支払う目になってしまうから、良い子のみんなはするんじゃないぞ?
あと、これはマジキチSSじゃないからすんまへんなあ。
ちょっと日本語おかしくなったなあ。
これはあかん。
西の名探偵のしたことが日本語不明瞭になってしまうとは。
現実でやったら犯罪になったり高額の賠償金を支払う羽目になってしまうから、気をつけるんやで?
ええな全国の工藤!
光彦「コナンくん、今からアイスを食べに行きませんか?」
コナン「おお、いいぜ。しっかし暑いよな〜。」
光彦「そうですよね。この猛暑が毎日続くと熱中症になっちゃいますよ……。」
コナン「とりあえずコンビニに行くか。」
光彦「そうしましょう〜。」
コンビニ『セイコーイレブン』───
店員「シャーセー」
コナン「ふう、やっぱ店内は涼しいなあ〜。」
光彦「コナンくん、今日は僕のおごりですからね。」
コナン「サンキュー、光彦おおおおおおおおお!!!」
バシュン
コナン「ぐへひ、へ〜へ、は〜ん」
バタリ
光彦「やりました!やはり博士の発明品は素晴らしいです。」
光彦「博士にねだって改良版・腕時計型麻酔銃を作ってもらった甲斐があったものです。」
光彦「コナンくんにはアイスケースの中に入ってもらっておきましょう。」
光彦「よいしょっと……。重たい………。」
光彦「次の主役は僕なんですから。哀ちゃんや歩美ちゃんに好かれるべきなのはこの僕です!」
光彦「とりあえず、スーパーカップだけは買って帰りましょう。」
………
……
…
10数分後───
店員「シャーセー」
お前らA「あちぃな〜」
お前らB「アイス買ってこようぜ。」
お前らA「そうだな。」
お前らB「早く食べたいな、と───」
お前らA「どうしたんだよ、固まっちゃって〜。」
お前らB「お、おい……、世も末だな……。」
お前らA「何がだよ、て───」
お前らB「今度は小学生のクソガキがアイスケースの中に入ってやがる。」
お前らA「これじゃ三番煎じじゃねえかよ!」
お前らB「しかもクソガキ、死んでないか?」
お前らA「お、おい。大丈夫か?」ガラ
お前らB「息してるか?」
お前らA「いや、してない。」
お前らB「とりあえず、警察と救急車を呼ぼう」
店員「(じゃ、俺はツイッターとフェイスブックで拡散だ!)」
夕方───
キャスター「続いてのニュースです。本日昼、米花町のコンビニストアにおいて小学生の男の子がアイスケースの中に入れられる事件がありました。」
阿笠「世も末じゃのう……」
哀「そうね……。またアイスケースに入るなんて……。」
キャスター「尚、男の子は病院に運ばれましたが30分後に死亡が確認されました。」
阿笠「可哀想に。」
哀「まったくだわ。」
キャスター「死亡したのは江戸川コナンくん7歳………」
阿笠「し、新一!!」
哀「工藤くん!」
服部「なんやて工藤!」
哀「西の名探偵さん、どこから降って湧いたのかしら?」
服部「そんなん工藤の家の地下通路からに決まってるやろ。」
阿笠「まさかわしの家と新一の家の間に地下通路を作っているとは………。」
哀「で、何故あなたが工藤くんの家に入ることができるのよ?」
服部「これに決まっとるやがな。」チャリン
阿笠「合鍵………」
哀「なんでそんなのを持ってるのよ!」
服部「ま、俺と工藤はそういう仲なんやで。」
哀「あっー………」
阿笠「あのさぁ・・・」
翌日の夕方───
元太「やっぱり暑いときはうな重だよな!」
光彦「そうですか?」
服部「まあ暑い時にうなぎ食べたら元気になるっちゅう話あるからなあ。」
光彦「そうなんですね。」
阿笠「わし、また太りそうじゃのう……」
服部「(このおっさん、今頃自分の肥満を心配してどうするんや。もう手遅れや……。)」
………
……
…
服部「ふ〜、食った食った。」
阿笠「とても美味しかったわい。」
元太「俺はまだ食べたり足りないぞ。」
光彦「元太くんたらまだ食べるんですかあ?」
元太「当たり前じゃないか!」
光彦「食い意地だけは一人前なんですから……」
服部「悪りぃがおっちゃん、俺先に店出るさかい、これ代金。ほな、また。」ガラ、バタン
阿笠「あ、平次くん………」
光彦「でも博士、何故灰原さんと歩美ちゃんはこなかったんですか?」
阿笠「2人とも用事があったみたいでのう……。」
光彦「そうですか………。」
元太「うな重、うな重………」
光彦「本当にうな重が大好きなんですね……。」
元太「もちろんだぜ!」
阿笠「あふふ〜………」
光彦「ど、どうしたんですか博士?」
阿笠「ちょっとトイレじゃ。」
元太「あまり遅れないでくれよー。」
阿笠「わかっておるわい。」
元太「ん?いいにおい………」クンクン
光彦「どうしたんですか?」
元太「」クンクン
光彦「?」
元太「」クンクン
光彦「(元太くん、まるでゴリラ犬みたいですね……。)」
元太「壷だ。」
光彦「ですね………。」
元太「しかもタレが入ってるぞ……、おいしそう………。」
光彦「」ピク
元太「舐めてみたいな〜」
光彦「………」
バシュン
元太「な〜んか、いいか〜んじ〜」
チャポン
光彦「タレの入った壷に元太くんが入り込んでしまったようですね。」
光彦「よくあんなお腹をしてるのにスッポリ入るものなんですね…。」
ジャー
阿笠「ふう、よう出たわい。思わず大きいほうまででてしまったわい。」
光彦「くっさ!!」
阿笠「光彦くん、さあ帰るぞ。」モワーン
光彦「博士臭過ぎますよ………。」
阿笠「すまんのう〜。あれ、元太くんは?」
光彦「先に外に出ちゃったみたいですよ?」
阿笠「そうか、それは仕方ないのう………。」
光彦「それでは博士、今日はごちそうさまでした〜。」
阿笠「うむ。」
翌日───
キャスター「続いてのニュースです。本日も米花町において事件が発生してしまいました。」
阿笠「なんじゃと?」
哀「またぁ……?」
キャスター「昨日午後8時ごろ、鰻専門店『うな十』において爆発事故が起き、3名が死亡、1名が重傷しました。」
阿笠「ここは昨日わしがみんなで食べにいったところじゃ。」
哀「博士って昨日鰻を食べたのね………。私も行きたかったな〜……。」
阿笠「あはは………、すまんのう哀くん………。」
キャスター「死亡したのは店主の鰻田部太郎さん56歳、鰻さんの妻・保椎さん52歳、そして小嶋元太くん7歳の3人です。」
阿笠「なんと!」
哀「どういうこと?!」
服部「なんやて工藤!」
2人「…………」
服部「あはは、すまんのう〜。たまには和葉以外の人たちにこんなことしてみたかったんや。」
キャスター「警察によりますと、タレの入った壷が木っ端微塵となっているのを確認しており、元太くんがタレを全部吸い尽くし、やがてそれが何らかの原因で胃の中で爆発したものと見ております。」
哀「なんなのこれ………。」
服部「中国のおばはんがコーラ飲み過ぎた挙句の爆発事故じゃあらへんつうのに。」
阿笠「しかし………、タレを大量に吸って爆発することはあるのかのう?」
服部「中国製のタレならあり得るんちゃうか?」
阿笠「まあそれはわしとしては分からぬのう。」
服部「ついこの前もビールをイッキ飲みして食道が爆発した人が中国におったで?」
哀「その話、私も聞いたわ。」
服部「しかしまさかタレで爆死するとはな………。」
阿笠「あわれな元太くんじゃのう……。」
哀「でもうな重で死ねたんなら小嶋くんも幸せじゃない?」
服部「それもそうやな。」
阿笠「まあ、それはそれでよいことじゃ。」
霊安室───
ガタガタガタ
コナン「ぐぐぐ………」
コナン「博士からもらった不思議な薬を服用しててよかったぜ………。」
コナン「何が『永遠に楽しく…』だよ……。」
翌日───
コナン「無事に病院から抜け出したはいいが………。」
コナン「光彦のやつをどうしてくれようか………。」
コナン「く、あれをするしかなさそうだな………。」
その日の昼・光彦宅───
朝美「あーんもー、また蚊に刺されたー」
光彦母「朝美さん、ちょっと何か臭くないかしら?」
朝美「お母様、確かに多少臭いかもですけど、私はそこまで気にはしませんわよ。」
光彦母「なら、蚊取線香をつけてくださいね。」
朝美「はーい。」
朝美「ではライターで蚊取線香に火をつけて───」ボッ
ドッカーン!!!!
夕方───
キャスター「続いてのニュースです。また米花町でニュースです。」
哀「またぁ?」
キャスター「本日午後12時30分ごろ、円谷さん宅においてガス漏れの爆発事故が起きました。」
阿笠「ありゃま……、とうとう光彦くんの家までか……。」
キャスター「この事故により長男の光彦くん7歳が病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されました。」
キャスター「なお、他のご家族の方は無傷で無事でした。」
哀「どういうことよ?」
阿笠「なんじゃと?!」
服部「どないことや工藤!」
コナン「正義は勝つ!」
カーン
久々のコナンSS作品作れて楽しかったです。
今度は歩美ちゃんメインのSSを作ってみたいのでその時は応援よろしくお願いします。
あと、新一(コナン)と蘭・哀・歩美の4PSSもよろしくね!
最後に西の名探偵からの忠告や。
マジキチは麻薬や酒やタバコと一緒で中毒性高いから気をつけるんやで?
ほなまたさいなら。
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