苗木「ありがとう山田君！」
山田「くれぐれも悪用しないでくだされ！」
苗木「凄い…霧切さんが生き生きしているよ」
苗木「なんかあざといし…変身シーンでは全裸になってるし」
苗木「スカートも短くて中身見えそうだし…それは今も変わらないけど」
苗木「ライバルの子が舞園さんにそっくりな気がするのは気のせいかな…」
苗木「なんか二人の好きな男の子が被っているみたいだし、この男の子は大変そうだな…」
苗木「可愛いけどこんな人外じみた力を使う女の子に迫られたらそれは困るよ…」
苗木「…はぁ、良かった」
苗木「霧切さんもステッキ持って魔法少女みたいにキャピキャピしたりしないのかな…」
苗木「いつも静かでクールな霧切さんがそんなことしだしたら吹くかも」
苗木「でも見てみたいなぁ…」
壁|霧切「…苗木君はそういう趣味があったのね」
霧切「…苗木君！」
苗木「なに、霧切さん？」
霧切「……」ｽｯ
苗木「…え、え？何それ」
霧切「…ステッキよ」
苗木「そ、そうみたいだけど…」
霧切「売られていたのを見つけて買ってきたのよ」
苗木「そ、そうなんだ…」
霧切「…どう？」
苗木「どうって言われても…」
霧切「…私も少し魔法少女に興味があるの、それで影響されて買ってみたのだけど」
苗木「…え？霧切さんって魔法少女なんかに興味があるの？影響して買っちゃうとか、ちょっと…」
霧切「」
霧切「おかしい…」
霧切「私は失敗したのかしら…」
霧切「苗木君の要望に答えたと思ったのに…」
苗木「まさか霧切さんが本当にステッキを持って僕の前に現れるとは思わなかったな…」
苗木「それにあの霧切さんに魔法少女趣味があったなんて…」
苗木「びっくりして思わずあんな言い方になってしまったけど、悪いことをしたな…」
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