エレン「内緒で付き合うことになった」(554)
*エレクリです。他のカップリングも発生するかも。エレンモテるかも、苦手な方注意。
*ネタバレもあるかもしれません。
エレン「クリスタと……」
エレン「もちろん、うれしいんだけど…」
エレン「普段、男たちの間で女神だの天使だの、結婚しよだの言われてる…」
エレン「これ、バレたらヤバくないか?最悪生命まで持って行かれるかも…」
アルミン「なにブツブツ言ってるのエレン?」
エレン「い、いや何でもねーよ」
ライナー「メンツも揃ったし、何して遊ぶか」
ベルトルト「この感じやっぱりいいね…」
コニー「ああ、訓練後の自由時間は最高だよなー!」
ジャン「それだけじゃねえ。明日は休日だから、今日は夜更かししても咎められねぇからな」
アルミン「女の子がいないのが残念だけどね」
ライナー「んじゃ今日は好きな女子でも、順番にカミングアウトしていくか」
エレン「!!」
ベルトルト「あ、いいねそれ」
アルミン「せっかくだから、好きな女子ベスト3でもあげていこうか」
エレン(なんだ…この流れ…)
ジャン「おもしろそーじゃねーか。誰からいくんだ?」
コニー「いいだしっぺのライナーだろ?やっぱ」
ライナー(めずらしくコニーが正論を…)
ライナー「わかったよ……じゃあ、3位だっけ?そうだな…アニかな」
ベルトルト「ライナー…なぜだい?」フルフル
ライナー「いや、まあ…格闘訓練でもそれなりに世話になってるし…」
ライナー「あいつ、何気にかなり美人じゃないか?」
コニー「えー?そうか?怖い顔ってイメージしかないけどなー」
アルミン「整った顔だちをしてるのは確かだよね」(コニー、ベルトルトが睨んでるよ)
ライナー「ま、そんなところだ。2位は……サシャだな…」
ジャン「おお、意外な名前が出てきたな…!」
エレン「サシャか…なんか理由あるのか?」
ライナー「理由か…普段芋とか、食べ物のことしか頭にない奴だが…」
ライナー「さすがに野生育ちだからか、訓練の時の目つきが半端ないな」
ライナー「そういうギャップが良いと思ったことはあるな…」
ライナー「あとスタイルがいいな」
アルミン「胸大きいもんね、明らかに」
ライナー「1位はもちろん…クリスタだ!」
エレン「なっ…!」ビキ
アルミン「ん?」
ベルトルト「エレン、そんなに意外かい?いつもクリスタ、クリスタって言ってると思うけど…」
エレン「いや、まあ…そうだけどさ…」
ライナー「いや、まじ結婚したい…」
コニー「理由は?」
ライナー「女神だからだな」キリ
アルミン「次は誰にしようか…時計まわりにしようか」
ベルトルト「じゃあ、僕だね。しかしこれ、2位と3位は流す感じでいいんじゃないかな」
ジャン「本命さえわかればいいしな」
ベルトルト「僕は3位はユミルで、2位がクリスタかなー」
エレン「……」ピクピク
ライナー「ほうちょっと意外か…」
ベルトルト「クリスタは小柄でかわいいと思うし…ユミルも背が大きくて、口が悪いから忘れがちだけど、女の子だからね」
ジャン「けっこう、ひどいこと言ってるよな…」
アルミン「1位は?」
ベルトルト「えっと…1位は…」ウツムキ
ベルトルト「アニ…かな」
アルミン「そうなんだ…ベルトルトはアニが好きなんだ…」
エレン「格闘訓練で一緒だから、あいつの良さは分かる気がするぜ」
ベルトルト「そうだよね、うん」
コニー「えー、あの氷の女の良さか?ジャンわかるか?」
ジャン「いや、全くわかんねーな」
エレ ベル アル「黙れ、殺すぞ」ゴゴゴゴゴ
コニ ジャ「」
アルミン「次は隣のジャンだね」
ジャン「よし、俺か?」ショウガネーナ
ベルトルト「特に興味もないけどね」
エレン「どうでもいいな」
ジャン「」
……
ジャン「3位はミカサで、2位はミカサで、1位もミカサだ!」
ライナー「言うと思ったぜ…」
エレン「どんだけ、ミカサのこと好きなんだよ」
アルミン「ごめん、そういうのいいから…」
ジャン「お前ら、さっきから酷いぞ!!」ナクゾ
ベルトルト「じゃあ、ミカサのどんなところが好きなの?」
ジャン「そりゃ、綺麗な黒髪、美しい眼、柔らかそうな唇、洗練されたスタイルetc…」
エレン「アルミン、こいつ殴っていいか?」
アルミン「止めはしないけど…。適わない夢を追うことくらいは認めてあげようよ」
コニー「ひでーな」
ライナー「俺だったら泣くわ」チラ
ジャン「ミカサミカサミカサ…」
ベルトルト「聞いてないね」ヨカッタ
アルミン「次はコニーだよ」
コニー「俺?それって需要あんの?」
アルミン「ジャンよりもあるんじゃないかな」
コニー「うーん、3位がクリスタだなー」
エレン「…」ピク
アルミン「?」
コニー「やっぱクリスタかわいいと思うしな…」
アルミン「うんうん、訓練兵の中でも指折りの可愛さと言われてるしね」
ライナー「かわいいな、結婚したい、まじで」
コニー「2位は……ミカサだな」
ジャン「ミカサミカサミカ……」ピタ
ジャン「はああああ?コニー、てめー今なんていったんだ!」
アルミン「ジャンが復帰したね」
ジャン「てめー、恋愛に興味なさそうな感じのくせに、ミカサ狙ってんのか?」
コニー「いや、狙ってないし…ただ、かっこいいじゃねーかミカサ」
ベルトルト「わかる気がする」
ライナー「あいつ俺より腹筋ありそうだしな…かっこいいな…」
ジャン「なんだよ…そういうことならいいんだよ」
コニー「1位は…サシャだな」
ライナー「ほほう…意外…でもないか」
ベルトルト「よく一緒にいるところ見かけるもんね」
コニー「というか…付き合ってるんだけどな//」
エレン「…まじか?」
コニー「お、おう…昨日告白して、OKしてもらった」
アルミン「すごいね、おめでとう」
ライナー「よかったなコニー」
ジャン「なんだよ、彼女持ちかよ」
コニー「ありがとな、みんな!」
エレン「好きになった理由とかあるのか?」
アルミン(いつになく、興味深々な気がする)
コニー「一緒にいて、楽しいっていうのが大きいぜ。最終的にはこれじゃね?」
ライナー「なんか、コニーがかっこよく見えるぞ」
ベルトルト「しかし、そうなってくると、他の子も付き合ったりしてるのかな」
コニー「クリスタとかな~」
エレン「……」ドキドキ
ライナー「ははは、クリスタが付き合ってるわけなだろ」ゴゴゴ
アルミン(ライナー、目が笑ってないよ)
エレン「……」ビクビク
ライナー「よし、あとはエレンとアルミンの二人だが……」
ベルトルト「ある意味2トップだよね…」
エレン「は?2トップ?どういうことだ」
ベルトルト(この二人は、けっこうモテてた気がする)
ライナー(そういう意味では興味はあるな…聞きたくない気もするが…)
アルミン「えーと、順番ではエレンかな」
エレン「俺かよ」
ジャン「エレンかよ、興味ねーよ」
エレン「うるせー、お前に言いたくはねーよ」
………
エレン「3位は…」
みんな「ほうほう…」ジー
エレン(なんでみんな、凝視してるんだ?)
エレン「アニ…かな」
ベルトルト「…エレン…」シクシク
アルミン「……」
ジャン「ヨシヨシ!」
コニー「理由あんの?」
エレン「格闘訓練一緒にやってるしな…」
エレン「密着することも多いし…男なら意識するだろ」
ベルトルト「うらやましいよ…」
ライナー「こいつが、この感情に芽生えたらヤバくないか」
エレン「何がヤバいんだよ」
アルミン「……」
エレン「2位……ミーナかな」
みんな「おお、意外だ!」
ここまでです。また、時間おいて投下します。
レス感謝しております。
クリスタとエレンの唯一の会話?らしいもの アニメ16話
クリスタ「久しぶりです~♪」
エレン「なんだよ皆揃ってんのか?」
>>1です めっちゃレスありますね。 投下します。
エレン「ミーナは最近よく話すようになったし…家庭的な印象あるし…」
エレン「なんか気になるんだよな」
アルミン「これは…」
ライナー「恋をしてるな?」ニヤ
ジャン「死に急ぎ野郎が恋をね…」ニヤニヤ
エレン「ば、ばか違うって…」アセアセ
エレン「第一、2位だって言っただろ?」
アルミン「あ、そういえば…」
ベルトルト「じゃあ、1位は誰だい?」
エレン「…」(言っても大丈夫か?付き合ってることはばれないよな…)
エレン「クリスタ…」
みんな「なんと…!」
アルミン「エレンがクリスタを…」
ライナー「まてーい!」
エレン「なんだよ、ライナー。大声出すなよびっくりするだろ」
ライナー「お前…俺はお前のことを弟みたいだと思ったこともあるが…」
エレン「はあ?」
ライナー「お前がクリスタを好きというなら…」
ライナー「兄弟の契りを破棄させてもらうぞ!」
エレン「いつそんな契り結んだんだよ…」
アルミン「でも意外だよ…てっきりミカサがくるのかと思ったし」
エレン「ミカサ?まあ、好きだけどさ。家族の好きと恋愛の好きは違うだろ」
ジャン「ヨシヨシ」
アルミン(ミカサ完全否定か、かわいそうにミカサ…)
コニー「なんでクリスタなんだ?」
エレン「え…いや…かわいいだろ?馬術訓練でお世話になったこともあるしな」
ライナー「う、うむ。確かにその通りだ…」ナミダメ
アルミン「なんか忙しいねライナー…」
エレン(ライナーにばれたら俺はどうなるんだろうな。掘られるかも…)
ベルトルト「最後はアルミンだね」
ライナー「そうだったな(ある意味エレン以上にモテる奴だからな…)
>>1です すいません寝てました。 ちょっと投下しますね。
アルミン「そうだね…3位は…ユミルかな…」
ベルトルト「うんうん、よくわかるよその気持ち…」
エレン「ユミルかよ、なんで?」
アルミン「意外とやさしいんだよねユミルって。口は悪いけれども、面倒見はいいというか…そんなところは良いと思うよ」
ライナ「なるほど、ユミルがな…」
ジャン「あのそばかす男女かよ…アルミンも趣味が悪いぜ」
アルミン「は?」ナンカイッタ
ジャン「だから、そばかす男女…」
アルミン「は?」
ジャン「そばか…」
ジャン「……」
エレン「ユミルは俺より背が高いんだよな…だからどうってわけじゃないが…」シュン
アルミン「2位はね…ミカサかな」
コニー「おお、やっぱりというかなんというか…」
エレン「おまえ…ミカサのこと…そうだったのか」
アルミン「エレン?何か誤解の空気がするんだけど…」
ジャン「おい、アルミン。ミカサが好きとはどういうことだ…?」
エレン「そうか、アルミン。いつも俺たち3人でいたのは、ミカサが目的だったわけだな」
アルミン「へ?いや別に…」
ジャン「てめーも、ミカサを狙ってやがったとはな…」
エレン「いいんだアルミン、何も言うな。気の利かなかった俺を許してくれ。」
エレン「二人きりにしてやれなくて悪かったよ」
アルミン「いやいやいや…エレンて天然も入ってるの?」
ジャン「まあ、ミカサに関して俺が負けるとは、思えないけどな」フフン
エレン「二人が結婚したら、アルミンも家族かー。悪くないかもな」ハハハ
アルミン「いや、違うよ」
アルミン「ミカサは好きだよ。でも幼馴染としてだよ。別に付き合いたいとかそういうわけじゃない」
ジャン「無視スンナよお前ら!!」
エレン「じゃあ、付き合いたくないのか?」
アルミン「そういうわけでもないけど…付き合えないよ」
エレン「ミカサもお前のこと好きだと思うぞ」
アルミン「そうかもしれないけどさ…もういいや、次行こう」
ライナー「そうだな」
ジャン「無視すんなよ…無視すんなよ…」
とりあえずここまで また近いうちに
少し更新します
>>1です
アルミン「あの、1位も言わなきゃダメかな…?」
エレン「まあ、ここまできたんだからな」
ライナー「よし、言えアルミン!」
アルミン「……アニ」
ベルトルト「は?」
ベルトルト「そ、そうなんだ…アルミンもなんだ…そうかー」
ベルトルト「強力なライバルの登場だなベルトルト…」
マルコ「アニかよ…人気なんだな氷の女は…」
エレン「なんでアニなんだ?」
アルミン「うん、座学で教えてあげることが、最近増えてきてさ…」
アルミン「近くで教えてる内に、意識しはじめてさ…」テレテレ
ライナー「ほう、なるほどな」ニヤニヤ
マルコ→コニー で
ベルトルト「よりによって、アルミンがアニを…」シュン
アルミン「も、もういいじゃないか…//とにかく全員まわったよね?」
アルミン「次はトランプでもしようか!」
ライナー「話を逸らしてるな」ニヤニヤ
コニー「これは相当脈ありですな」ニヤニヤ
アルミン「まだ引っ張るの!?
ジャン「無視…無視…無視…」
ベルトルト「ジャンがあっちの世界へ行ってるね」
同じころ 女子寮
ミーナ「はあ~~~やっぱりこの解放感最高~~~」ダラー
サシャ「そうですね。明日休みというのも最高です」
サシャ「食糧庫へ行ってもバレにくいですし…」
クリスタ(エレン今頃どうしてるかな~~~)
クリスタ(付き合うことになったんだよね私達)
クリスタ(はじめはジャンとよく喧嘩してる、怖い人としか映らなかったのに…)
ユミル「クリスタ~どしたよ。神妙な顔して」
クリスタ「ううん、なんでもないよ」
ミーナ「そうだ、せっかくだし、みんなで好きな男子でもカミングアウトしない?」
クリスタ「え?恥ずかしくない?」///
サシャ「私は別にいいですけどね」
ミカサ「私も別にかまわない」
ユミル「私は、興味ないけどな。どっちでもいいや」
アニ「…」
ミーナ「アニもいいよね?」
アニ「わ、わたし?い、いやその、私は遠慮しとくよ」
ミーナ「ダメー!多数決で実施が決まりました!参加しなさい!」
アニ「横暴…」
ミーナ「というわけで、一番好きな男子をあげていくってことで!」キラキラ
すいません。今日は短いですがこの辺りで…
>>1 更新します
ミーナ「じゃあ、ユミルから反時計まわりで行ってみよー!」ブイ
ユミル「はあ?私からかよ!?」
クリスタ「みたいだね。(ちょっと楽しいかも)
ミカサ「あなたの想い人には興味がある」
ユミル「いやいや、別に好きな奴なんていねーし…」
ミーナ「マシな男子でもいいから」ワクワク
ユミル「マシな奴ね…そうだな…」
ユミル「ジャンとかかな…エレンとの喧嘩は見てて飽きないしな…」
ミカサ「意外…」
アニ「意外だね…」
クリスタ「ユミル、ジャンのことが好きだったんだ…」
ユミル「おい、勘違いしてんじゃねーよ!別に好きなんて一言も言ってないだろ?」
ユミル「まあ、あいつの自分に正直なところは認めてやってもいいかなってくらいだ」
ミーナ(意外だけど…案外お似合いのカップルになるかも…無理か)
ユミル「第一私には、クリスタがいるし…」ガシ
クリスタ「ユミル、引っ付かないでよ!」
ユミル「ジャンのやつもな…」チラ
ミカサ「?」
ミーナ「よーし、次は隣のミカサだね」
ミカサ「うん、わかった」
ミカサ「私が好きなのはエレン」
クリスタ「……」
ミーナ「うん、そうだよね。予想通りだね」
ユミル「全員わかってただろ、これは…」
ミカサ「私はエレンのためならなんだってできる。」
ミカサ「エレンは物…ああ…エレン…」
アニ「なんか、いっちゃってるんだけど…」
ミーナ「まあ、いっか。次はクリスタだね」ニコ
クリスタ「わ、私?…あの、えーと…」アタフタ
クリスタ(言っても大丈夫かな……エレンは付き合ってるのは秘密にしてって言ってたし…)
クリスタ(好きな人を言うだけだから、ばれないよね)
クリスタ「えっと……エレンかな」
ミカサ「…」ピク
アニ「へえ…あいつね…」
ミーナ「く、クリスタ、エレンのこと好きなんだ…」
クリスタ「えっと…うん…」ウツムキ
クリスタ(あれ…?みんなの反応が…?)
ユミル「クリスタ、あの死に急ぎ野郎はダメだぞ」
クリスタ「ユミル、どうしてそういうこと言うの!?」
ユミル「いや、巨人馬鹿だし、鈍感野郎だし、けっこうたらしだし」
クリスタ「巨人馬鹿って…エレンはすごく努力してるんだよ?」
クリスタ「それのどこが悪いのかな?」ゴゴゴゴ
ユミル「あ…ゴメン…」シュン
クリスタ「ユミルなんか知らない」フイ
ユミル「」
ミーナ「あちゃー、ブレードで深く抉られたみたいな顔になってる…」
アニ「巨人馬鹿以外はスルーしたね」
クリスタ「あ、あの…次いかない?」
ミカサ「待ってクリスタ」
クリスタ「なに?ミカサ」
ミカサ「あなたがエレンを好きというのはわかった」
クリスタ「う、うん…」
ミカサ「では私達はライバル。堂々と勝負をしよう」
ミーナ「あ、意外な発言」
サシャ「ミカサが譲歩してるようにも見えますね」ハグハグ
ミーナ「サシャ、さっきから話してた?」
サシャ「なんか、食べ物を食べてたということですね」
ミーナ「?」
サシャ「無理ありますよね」ハグハグ
クリスタ(もうエレンとは付き合ってるんだけど…ごめんねミカサ)
クリスタ「う、うん勝負だね」
ミカサ「うん勝負」
アニ「勝負…ね」
ミーナ「よーし、次はサシャだね」
エレクリ最高v(・∀・*)
サシャ「え、私ですか…いやあ参りましたね」テレテレ
ユミル「なに照れてるんだよ。どうせ食い物が好きなんだろ」
サシャ「違いますよ!まあ確かに食べ物は大好きですが…」
サシャ「私はコニーですね。というか付き合ってます」
ミーナ「なんと…!」
クリスタ「ほんとに!?」
ユミル「芋女のくせに…」
サシャ「ええ、昨日告白されましてね//。コニーとは気が合う感じですし、いいかなと」
アニ「気が合う感じ…か」
今日はここまで、また近いうちに
楽しみが増えた(*´∀`)
>>1です レスありがとうございます。投下します。
ミーナ「そっかサシャもう彼氏いるんだー。何にしてもおめでとう!」
クリスタ「おめでとう!」
ミカサ「おめでとう」
サシャ「いやあ、照れますね。ありがとうございます」テレテレ
ミーナ「次は…アニだね」ワクワク
アニ「え……」ヤナヨカン
ユミル「こいつに好きな奴とかいんのかよ?」
アニ「失礼な奴だね。私だってそれくらい…」
ミーナ「だから、誰なの?」ワクワクンコ
アニ「………」
アニ(これ言わなきゃいけない流れだよね…)
クリスタ「…」
ミカサ「…」
アニ(みんな見てるし…)ハア
アニ(私が好きな奴か…)
アニ(パッと思いつくのは、対人格闘組んでくれと言ってくるあの馬鹿…)
アニ(クリスタが好きって言ったときも、少し心がざわついたかな…)
アニ(まあ、確かにあいつのことは嫌いじゃないし…)
アニ(密着してもあまり反応しないあの馬鹿に、女の子扱いしてもらいたいというのもある…)
アニ(でも、恋愛的な意味で好きなのかは微妙なところだよね…)
アニ(あいつはお父さんのように、馬鹿な理想掲げてるけど、それに見合う努力はしてるし…)
アニ(事実、成績評価の関係しない対人格闘もがんばってる…)
アニ(あの馬鹿に既に恋人とかいたらショックかもしれないね…)
ユミル「おいどうした?さっさと言えよ」
アニ「ちょっと待って。整理してるからさ」
ユミル「生理?」
ミーナ「いや、絶対整理の方でしょ」
アニ(他には…ベルトルトかな)
アニ(ベルトルトは同郷だし…気心も知れてる感じか…)
アニ(戦士としての責務があるから、あんまり話さないようにはしてるけど…)
アニ(よく私の方見てるよね…)
アニ(前から思ってたけど、あいつは私に気があるのかな…)
アニ(ライナーもだけど、ベルトルトも幼馴染…)
アニ(恋愛的な意味の好きではないよね)
アニ(…以上かな…)
アニ(よく考えたら私、男子とほとんど会話してないね…)
アニ(そう考えたら、やっぱりエレンかね)
アニ(あ…!そうだ一人いた…)
アニ(アルミンだ…)
アニ(最初はエレンやミカサにくっついてるだけの弱い奴って印象だったけど…)
アニ(努力家だし、座学の成績はトップになってるんだよね)
アニ(座学のわかんないところ教えてもらったりして…)
アニ(エレンやミカサにも負けてない奴だってわかったんだっけ)
アニ(教えてもらってるときは、ちょっとドキドキもしたかな…//)
アニ(あの二人は、けっこう女子の人気が高いとも聞くね)イラ
アニ(なんでよりによって好きな奴で、候補にくるのがその二人なんだろ…)
アニ(サシャの受売りだけど、気が合う感じならエレンだけど…)
アニ(ドキドキするのはアルミンかな//)
アニ「そうだね……アルミンかな」
ミーナ「へーアルミンかー」
ミーナ「意外…てっきり、アニはアルミンのこと嫌いと思ってた」
ミーナ「アニはアルミンみたいなタイプは好きじゃないと思ってた」
アニ「それはアルミンに失礼なんじゃないかい?」
アニ「アルミンは弱いかもしれないけど、人一倍努力してるんよ?」
アニ「私は根性ある奴は嫌いじゃないよ」
ミーナ「うん、そうだよね。ごめんごめん」
アニ「いや、いいけどさ」
サシャ「アルミンですか…アニが…」
ユミル「私はてっきり死に急ぎ野郎の名前が出てくるとおもったぜ」ニヤニヤ
アニ「それは…」
ミカサ「私もエレンの名前が出てくると思って、削ぐ準備をしていたのだけれど…」
アニ「それは残念だったね」
ミカサ「じゃあ、エレンに恋愛感情はないの?」
アニ「さあ?そんなこと言う義務もないだろ?」
アニ「アルミンが好きって言えば、それでいいんだろ?」フフン
ミカサ「……」ギリ
クリスタ「………」
クリスタ(アニは多分、エレンのこと…)
クリスタ(ミカサは予想してたけど、アニまでなんて…)
クリスタ(でもアルミンの名前を挙げたのは事実だろうし、強いて言えばアルミンていう感じなのかな)
クリスタ(もう…エレンたら…)ムー
ユミル「どうした私のクリスタ?怒ってないか?」
クリスタ「え?そんなことないよ」ワタワタ
クリスタ「それに、ユミルの私じゃないよ」
ユミル「そこは聞き流してくれよ」シュン
クリスタ(エレンの私だもん///)
アニ「わ、私はもういいだろ?ほらミーナの番だよ」ジロ
ミーナ「わ、わかったてば…」
ミーナ「私が好きなのは……え、エレン…///」ウツムキ
アニ「ふーん…」
ミカサ「なるほど…」
クリスタ「………」ピクピク
ミーナ「あれ…なんか空気がおかしいような…」タラタラ
ユミル「お前も死に急ぎ野郎かよ…」
サシャ「エレン、モテモテですね」
ミカサ「ミーナ。エレンのどういうところが好きなの?」
ミーナ「えーと、巨人を駆逐してやるていうのがカッコよかったし…」
ミーナ「同じ班で色々教えてもらってるからかな…」テレテレ
ミカサ「そう…ならあなたともライバル…」ワナワナ
ミーナ「そうなるよね…あはは」(ミカサちょっと恐い…)
ユミル「あいつ、ほんと女たらしだな…」
クリスタ(ミーナもエレンのこと好きなんだ…)
クリスタ(ちょっと不安になってきたかな…付き合ってるって言いたい)
クリスタ(でも、口止めされてるし……もう、エレンの馬鹿!)
サシャ「エレンは彼女とかいないんですかね」
クリスタ「!」
サシャ「いても不思議じゃない気がするんですが…」
ミカサ「聞いたことはないけど…」
ミーナ「彼女…か」
ユミル「そういえば、もうすぐ訓練庁舎改築10周年らしいな」
クリスタ「それがどうかしたの?」
ユミル「いや、なんかささやかなパーティがあるんだと…」
ユミル「お酒も出るとか…」
ミカサ「!」
アニ「!」
ミーナ「!!」
ユミル「もちろん、私らには出ないけどな…」
ユミル「訓練兵も食堂で2次会とかもしていいらしいぜ」
アニ「話が見えてこないんだけど…」
ユミル「2次会は普通はジュースくらいらしいけど、酒を拝借してだな…」
ユミル「まあ、色々と思い出に残るパーティにする手筈があるとかないとか…」
ミーナ「お酒…2次会…」
ミカサ「………」
ユミル「そこで、彼氏彼女を作ったりとか、告白したりとか…」
ユミル「既成事実を作っちまう計画もあるとかないとか…」
ミーナ「なんか、男子が言ってたの聞いたことある気がする…」
ミカサ「その話は誰に聞いたの?」
ユミル「確かジャンがマルコに話してたな…あとライナーの奴も」
アニ「ふーん、まあどうでもいいけどね」ソワソワ
クリスタ(興味津々にしか見えないよ…)
今日はここまでです。続きは明日かな。
>>1です 投下しますね。
一方 男子寮
ジャン「だから、10周年記念パーティは狙い目なんだよ!」
エレン「でも、大した規模でもないんだろ?」
ジャン「馬鹿だなお前は…そのあとの2次会がメインに決まってるじゃねーか」
エレン「誰が馬鹿だ!」
ベルトルト「ジャンが息を吹き返したと思ったら、この話か…」
ライナー「落ち着けエレン」
ライナー「確かにパーティのメインは2次会だ」
エレン「2次会か…まあ楽しそうではあるけどな」
ジャン「馬鹿…てめーはホントお子ちゃまだな」プププ
エレン「ああ?」
ライナー「ジャンも黙れ…」
ライナー「普通の2次会なら、楽しいだけで終わるだろう…しかし」
アルミン「なんだか、話のオチが見えてきた気がする」
コニー「俺にはさっぱりだ」
ライナー「教官たちの酒をもらうなり、自分らで用意するなりで酒の席になれば…」
ジャン「予期せぬイベントが起こるかもしれないだろ?」ドキドキ
エレン「そういうことか…」ナルホド
エレン「でもよそれ、バレたらまずいんじゃないか?」
アルミン「大丈夫じゃないかな」
アルミン「次の日は休みになってるし、教官も多少ハメを外すのは許してくれるよ」
アルミン「お酒がみつからなければいいと思う」
アルミン「2次会の監視にはあんまり来ないと思うし」
ジャン「ほう、アルミン乗り気じゃねーか」
アルミン「僕だってそういうのに興味あるしね」
エレン「そんなもんか。確かにおもしろそうだよな」
ベルトルト「そうだね」
コニー「おもしろそうだな」
ジャン「あわよくば、酒の力でカップル成立なんてことも…」(ミカサミカサ)
ライナー「ああ…あるかもな」(クリスタ…結婚しよ…)
エレン「……」(クリスタに言い寄る奴が増えるかもしれないわけか…)
エレン(クリスタモテるしな…)シュン
アルミン(なんか波乱がありそうな気がするけど…それも楽しまなきゃね)
アルミン(閉塞された訓練の日々だけじゃもったいないしね)
ベルトルト「はあ…アニ」
コニー「明日はサシャと出かけようかなー」タノシミダ
翌日 食堂
ユミル「ああ~眠いな…昨日夜更かしし過ぎたな…」パクパク
ユミル「今日が休みじゃなかったら、きつかったぜ…」
クリスタ「そうだね…私も眠い…」モグモグ
クリスタ(でも、今日はお昼からエレンと約束してるんだった//)
クリスタ(朝から眠たい雰囲気つくってちゃダメだよね)チラ
ミカサ「エレン、このあと暇?」
エレン「どういうことだ?」
ミカサ「暇なら、私と街に出かけてほしい」
エレン「あ、えっと…今日は…」(クリスタと出かける約束があるな…)
エレン(なんて言おうか…)
エレン「アルミンと出かける用事があるんだよ」
エレン「だからダメだ。悪いな」
アルミン「え?」
エレン「な、アルミン?」(助けを求めてる目だ…)
アルミン「う、うんそうだね…」
ミカサ「そう、なら3人で行けばいい」
エレン(しまった!アルミンだったらそうなるよな。ジャンて言っておけばよかった!)
エレン「あ、いや…それは…」
ミカサ「…なにか不都合があるの?」
アルミン(ああ…エレン。泥沼に入ってるようだよ…)
ミカサ「…」ジー
アルミン「ミカサ、来月誕生日だろ?」
アルミン「そのプレゼントの下見に行くんだよ」
ミカサ「エレン…本当?」
エレン「あ、ああ…もちろん。」(もうミカサの誕生日か…忘れてた…)
アルミン「サプライズにならないし、ミカサが来たら意味ないんだよ」
ミカサ「そういうことなら、納得した」
ミカサ「エレン、楽しみにしてる」
エレン「ああ…」(助かった…)
アルミン(ふう…)
クリスタ(なんだかエレン達モメてたように見えたけど…)
クリスタキョウドコイクンダロウナー バカキコエルゾ
ユミル「クリスタ、ちょっと外野を沈めてくる」
クリスタ「え?う、うん…?」
ウワユミルがウゴキダシタゾ ニゲロ
エレン「アルミン、助かった!」
アルミン「あはは、お礼なんていいよ」
アルミン「でもどこに行くの?」
エレン「う、それは…」
アルミン「言いたくないなら、無理には聞かないよ」
エレン「悪い…今度話すからさ…」
アルミン「わかった、でもさ…」
アルミン「ミカサのプレゼントも探してあげなよ」ウソツイタンダシ
エレン「ああ」
ミーナ(アルミンとエレン話し終えたみたい)
ミーナ(よし!)
タッタッタ
ミーナ「ねえエレン」
エレン「ミーナ?何だ?」
ミーナ「あのさ、このあとの予定とかってある?」
エレン「あ…えーと…クリスタ…じゃなくて」
エレン「ミカサの誕生日プレゼントを見に行こうかなと…」
ミーナ「へえ…アルミンは行かないんだ?」
エレン「アルミンは用事があるらしい」
ミーナ「そっか…ねえ私も行ってもいいかな?」
エレン「え?」
ミーナ「私もミカサには何度も助けられたから…いいでしょ?」
エレン「……」タラタラ
エレン(アルミンは行ってしまった…)
エレン(断る理由が思いつかない…)タラタラ
エレン「ああ…い、行こうか…」(クリスタ…ゴメン!)
街 待ち合わせより少し早めの時間
エレン「そ、それでミーナも来ることになった…」アセアセ
クリスタ「ふーん…そうなんだ」ニコニコ
エレン「クリスタ…怒ってる?」
クリスタ「……ミカサの誕生日プレゼントも見に行くんでしょ?」ニコニコ
エレン「そ、それも話の成り行きというか…」(笑顔が怖い…)
クリスタ「ミカサはエレンにとって大切な家族だろうし…そっちはいいけど…」
クリスタ「ミーナも来るのは納得できないかな」
エレン「うう…それは…」
クリスタ「エレン、ミーナとは仲良いもんね」ニコ
エレン「そ、それは同じ班だからであって…」
クリスタ「知らない」プイ
エレン「ク、クリスタ…」ワタワタ
今日はここまで。また近いうちに
>>1です。 少しですけど、投下していきます
ミーナ「まった~?」タッタッタ
エレン「よ、ようミーナ…」
クリスタ「別に待ってないよ?」ニコニコ
ミーナ「ならいいんだけど、驚いたよ。クリスタも来る予定だったなんて…」
クリスタ「う、うん」
ミーナ「二人だけで出かけるとかまるで…」
エレン「あ、アルミンも行くはずだったんだよ!」
クリスタ「…」
エレン「だから、本来なら3人で行く予定だったわけで」
ミーナ「そうなんだ。アルミン用事があるんだったっけ?」
エレン「ああ」(なんとかごまかせたかな?)
クリスタ「……」ジー
エレン「……」タラタラ(しかし、クリスタが見てる…)
ミーナ「じゃあ行こっか。ミカサの誕生日プレゼント見に行くんでしょ?」
アクセサリーショップみたいな店
ミーナ「誕生日プレゼントていったらこういうアクセサリーかな。ベタかもしれないけど…」
エレン「そんなもんかな」
クリスタ「ネックレスとか髪飾りなんかいいと思うけど」
ミーナ「そうそう」
ミーナ「エレン、ミカサはどんな物が好きなの?」
エレン「あいつの好きな物か…よくわかんねーけど…」
エレン「俺が選んだやつなら何でも喜ぶかな」
ミーナ「え?」ピク
クリスタ「へえ…」ニコニコ
エレン(あ、しまった…)
エレン「いや、別に変な意味じゃなくて、本当にそうなんだって!」アタフタ
クリスタ「絆が深いんだね」ニコニコ
ミーナ「…」(これってミカサに差をつけられてる?)
エレン(クリスタが怖い…)
ミーナ「それで、どれにするか決まった?」
エレン「うーん。どれもピンとこないな…」
ミーナ「ミカサは髪も短いからあんまり結ぶ必要もない感じだもんね」
エレン「そうなんだよな…」
ミーナ「最初ミカサって髪、長くなかった?」
エレン「あ、そういえば…」
エレン「立体起動の訓練で怪我するかもって言ったら、切ってきたんだったかな」
ミーナ「えー!あの綺麗な髪それだけで切っちゃったの!?」
クリスタ「短い理由はそういうことだったんだ」ニコ
ミーナ「エレンとミカサって…血つながってないよね…?」
エレン「まあ、つながってないけど…」
エレン「あいつは事情があって、小さい頃に家に引き取られたんだよ」
ミーナ(すごい差を感じる…)
ミーナ「それって、夫婦みたいな関係じゃないの…?」
エレン「違うって!勘違いしてるみたいだけどあいつは家族だぞ?」
エレン「兄妹みたいなものかな」ウン
クリスタ「ミカサはそうは思ってないと思うけどね」
エレン「クリスタ…」ウウ
ミーナ(エレンが兄妹と言い張るなら、しばらくは大丈夫かな?)
ミーナ「ところで、プレゼントそろそろ決めた方がいいかも」
エレン「そうだな~」
エレン「アクセサリーじゃなくて、マフラーにしようかな」
クリスタ「マフラー?そういえばミカサって…」
ミーナ「マフラーいつも巻いてる気がするけど…」
エレン「あれは…その…昔俺があげたやつ」
ミーナ「……」
クリスタ「………」
エレン「ふ、古いからそろそろ新しいのあげようかなって…」
クリスタ「新しい絆をあげるんだね?」ニコニコニコ
エレン「そ、そういうわけじゃないけど…」(彼女の前で何言ってるんだ俺は…?)
ミーナ「いいんじゃんそういうの。家族愛って感じがする!」
エレン「そ、そうだよな!」
ミーナ「うん。家族愛よ、家族愛!」
それからしばらくして……喫茶店
ミーナ「あんまり高くはないけど、いい柄のマフラーだと思うよ」
エレン「うん、俺もそう思う。ありがとな選んでくれて」
ミーナ「お、お礼なんて別にいいよ…//」テレテレ
クリスタ「……」ムー
エレン「?」
エレン「あ、あのクリスタももちろんありがとな!」
クリスタ「……それだけ?」
エレン「え?それだけって…」
クリスタ「…何でもない…」
ガヤガヤ
ミーナ「それでさエレン。この後どうする?」
エレン「そ、そうだな…」チラ
クリスタ「………」ポケー
エレン(女の子二人と一緒に喫茶店に入ってる…)
エレン(うれしい状況のはずなんだが……)
エレン(なんか胃が痛い…)キリキリ
ミーナ(ミカサのプレゼントも買ったわけだし、ここは一気に攻めても大丈夫かな)
ミーナ(よーし行けミーナ!)
ミーナ「ねえねえエレン」
エレン「何?」
ミーナ「10周年パーティもうすぐあるじゃない?」
エレン「あるな。来週だっけ」
ミーナ「2次会とかも参加するよね?」
エレン「そのつもりだけど…ミーナもか?」
ミーナ「もちろん参加するわよ」
クリスタ「…エレン…」
エレン「く、クリスタも参加するよな?」
クリスタ「うん…」
エレン「あ…」
ミーナ「?」
ミーナ「でさ、できれば一緒に飲まないかなーって…」
エレン「え?そりゃみんなで飲むだろ?」
ミーナ「そうだけどさ。そのあと二人で……」
クリスタ「……!!」
アルミン「エレンじゃいか」
エレン「!!アルミン?」
アニ「奇遇だね…」
ミーナ「…とアニ?」
今日はここまでですかね。また近い内に。明日かも
>>1ですが… 投下
ドヤドヤ
アルミン(なんだか凄い面子な気がする…)
アルミン(アニと僕とエレンに、クリスタとミーナでテーブルを囲ってる…)
アルミン(ミカサがいたら、確実にアウトだったよね)
エレン「それで…アルミンはなんでここに?」
アルミン「それはこっちのセリフだよ。ミーナとクリスタと一緒に街に出てるなんて…」
エレン「ミカサのプレゼント見てもらってたんだよ」
アルミン「そういうことか…」
クリスタ「驚いたよ、まさかアルミンとアニが二人で街に来てるなんて」
ミーナ「そうそう、デートしてるなんて思わなかったな~」ニヤニヤ
アニ「で、デートって…//」
エレン「アルミン、用事ってアニと出かけることだったのかよ」
アルミン「ち、違うよ。アニに座学を教えてあげる約束をしてたんだ」
アルミン「それも終わって、時間も余ったから街に来ただけで…」
アニ「そ、そうだよ//…お礼に私が奢ってあげるって言ってここに来ただけだよ」
クリスタ「へ~~~」ニコニコ
ミーナ「ふ~~~ん」ニヤニヤ
アニ「あ、あんたら…!」
アルミン「信じて…ないよね…」
アニ「それより、あんた達の面子の方がおかしいよ」
エレン「え?」
アニ「なんであんた二人も女子を連れてるんだい?」
エレン「えっと、それは…」(ややこしいな…なんて説明するか…)
ミーナ「早い話が、ミカサに恩があったから、私とクリスタもプレゼント選びに同行したってことよ」
アニ「ふ~~~ん」
クリスタ「……本当は違うもん…」ボソ
アルミン「……?」
アニ「まあ、あんたが女たらしということは、理解したよ」
エレン「アニ?なんだよそれ…」
アニ「そのままの意味さ」
アルミン「でも、うらやましいよエレン」(主にクリスタと遊んでることが…)
アニ「……アルミン」
アルミン「何?アニ」
アニ「うらやましいってのは…どういう意味だい?」ジロ
アルミン「え…いや、深い意味はないよ…!」
アニ「悪かったね…一緒に街に出たのが氷の女で」フイ
アルミン「そ、そんなこと…」
アルミン「アニは凄い美人だと思うし、僕なんかじゃ釣り合いがとれてないよ!」
アニ「な、なに言ってんだい!?ば、バカ…//」
アルミン「ご、ごめん…//」
アニ「いや、謝んなくてもいいけどさ…///」
クリスタ「すっごくいい感じ…」ドキドキ
ミーナ「アニさん、キュンときてますな~」ニヤニヤ
アニ「……」ギロ
アニ「ミーナ…絶対蹴る」
ミーナ「はっ!」
ミーナ「えっと…とりあえず外に出ない?いつまでもいてもなんだしさ」アセアセ
エレン「そうだな」
すみませんが、短いですが今日はこの辺で…明日もできれば投下します
>>1 投下しますな
クリスタ「うん…」
エレン「アルミン、俺たち行くな」
アルミン「わかった」
ミーナ「ごゆっくり~~~」
アニ「あんた…覚えときなよ」
外
ミーナ「アニが怖かったけど…かわいかった~~」
クリスタ「ダメだよミーナ。あんまりからかっちゃ」
ミーナ「ごめんごめん。もうしないってば」
エレン「……」
ミーナ「この後どうしようか…目的は達成したし…」
クリスタ「うんそうだね…」チラ
エレン「!」
エレン「適当に店でもまわってから帰るか」
ミーナ「そうしよっか」
クリスタ「……」
夕方 宿舎
ミーナ「なんだかんだで時間経ったね~~」
エレン「ああそうだな」
クリスタ「二人とも食べ過ぎだよ。宿舎での夕食どうするの?」
エレン「まあ、大した物じゃないしなあれは」
ミーナ「うん、お腹膨れないよね」
クリスタ「もう!」
ミーナ「それじゃ私、食堂行ってるねー」タタタ
クリスタ「またねミーナ」フリフリ
エレン「じゃあな」フリフリ
クリスタ「…」
エレン「…」
エレン「あ、そうだクリスタ…」
クリスタ「……」ツーン
エレン「あ……」アセアセ
エレン「今日は…ゴメン…」ペコ
エレン「この埋め合わせは絶対するからさ…」
クリスタ「……絶対だよ?」
エレン「ああ」
クリスタ「うん…じゃ食堂行こっか」ギュ
エレン「ちょ、クリスタ見られるって…!」
クリスタ「大丈夫だって食堂の前では離すから」
エレン「うう//」
クリスタ「今日は私も楽しかったよ。素直に納得はできないけど…」ギュ
クリスタ「だから今度は二人きりでね?」
エレン「も、もちろん!」
………………
数日後の格闘訓練にて
エレン「行くぞアニ!」
アニ「来な…」
ブン サッ
アニ「甘いよ」ブン
エレン「うおお!」
ドサ
エレン「いててて…」
アニ「まだだよ!」グルン ギュウ
エレン「うぐぐ…絞め技かよ…」
ユミル「よし、クリスタなかなかうまくなってきてるぜ」
クリスタ「ありがとユミル」チラ
ユミル「どうした?クリスタ」
クリスタ「ううん、何でもないよ」
クリスタ(エレンとアニ密着してる…)
クリスタ(しょうがないよね…そういう訓練だもんね…)
クリスタ(エレンは強くなることに必死だし…)
ミーナ「エレン…」
ミーナ(いいなあ、アニ。エレンと公に接近できる口実があって…)
ミーナ(私の場合同じチームの時に積極的に話すくらいなんだよね)
ベルトルト「あの、ミーナ。今度は君が攻めてくる番だよ」
ミーナ「……」
ベルトルト(聞こえてないのかな)チラ
ベルトルト(あ、アニ…エレンと引っ付いてるね)シュン
ベルトルト(あの二人は…どうなんだろうか?付き合ってるのかな…)
エレン「く…」(抜けだせねー……)
アニ「……」
エレン「くく…!」
アニ「ねえ、あんたさ…」
エレン「な、なんだ…?」
アニ「聞きたいことあるんだけど…」
エレン「なんだ…?」クルシイナ
アニ「あんたさ…最近ミーナと仲いいよね」
アニ「この前も一緒に街に行ってたし…」ギリギリ
エレン「まあ、同じ班だしさ…その辺は…」
アニ「……そうかい」
アニ(エレンは何とも思ってないのかな…ミーナの片思いか…)
アニ「ところでさ、この状況でも何も感じないの?あんたは…」
エレン「ど、どういう意味だよ…」イテテ
アニ(この際、色々聞いとくのもありかな)
アニ「だから、仮にも男と女が密着してるんだよ?」
エレン「……そ、そういうことかよ…//」
アニ(あれ…?この反応…)
エレン「俺も男だぞ…///意識しないようにしてたのに…」
アニ「クス…あんた意識してたんだね」
アニ(やっぱり、こいつと話すのは楽しいね…)
エレン「う、うるせー//」(クリスタに知られたらやばいよな~~)
アニ「あんたさ…彼女いないの?」
エレン「は?」
アニ「だから彼女」
エレン「う…あ、いや…それは…」
アニ「その反応で十分だよ」クス
アニ(アルミンに心を決めてたつもりだけど…ちょっとだけショックだねやっぱり)
エレン「い、いやその…言わないでほしいんだけど…」ワタワタ
アニ「…?……いいけど…」
アニ「誰と付き合ってるか教えな」
エレン「ええ?それが言えないんだよ!?」
アニ「誰にも言わないって約束するからさ…」
アニ「じゃないと、あんたに彼女がいるって言いふらすよ」
エレン「く…絶対秘密にしろよ…!」
ミカサ「アニとエレンが引っ付き過ぎ……」
アルミン「ミカサ落ち着いてよ…」
ミカサ「先を越されてる予感がする…」ギリギリ
アルミン(さすがにミカサ鋭いね)
アルミン(アニ……)
アルミン(僕のこと少しはって思ってたこともあったけど…)
アルミン(やっぱり勘違いだったかな…)
アルミン(エレンと話してる時が一番楽しそうだもんね…)
アルミン(でも、なんとかパーティの時に…)
ミーナ「もうすぐパーティがあるもんね…なんとかそこでエレンと…///」ブツブツ
ベルトルト「パーティの2次会を利用して、アニを…」
クリスタ(エレンとアニ…まだ密着してる…)ウー
ユミル「クリスタ?おーいクリスタ?」キイテネー
アニ「意外だったよ、クリスタと付き合ってたなんてね…」ギリギリ
エレン「くそ…誰にも言うなよ…」
アニ「わかってるよ。確かにうかつに言わない方がいいかもね」
アニ「特にライナーとか一部の奴は本気で好きだろうし…」
エレン「ばれたら怖いな…」
アニ「でも、秘密で付き合うのって難しくないかい?ほら…」
エレン「なんだよ?」
アニ「クリスタがさっきから睨んでるよ」
エレン「なな!…そろそろ離してくれよ!」
アニ「これは訓練だからね…それはできない」ギリギリ
エレン「お前は……!」タノシンデルダロ
アニ「さあね」クス
アニ「実は私もさ、好きな奴がいるんだ…」
エレン「そうなのか…?」
アニ「あんたの事も好きだったけどさ…」
エレン「んな…//なに言いだすんだよ//」
アニ「そいつの方がドキドキするんだ…」
エレン「………アルミンか?」
アニ「ご明察」
アニ「あんたと話すのは凄く楽しいんだ…これも恋なんじゃないかって思うけど…」
エレン「俺も、アニと話すと一番自然に話せてる気がするな」
アニ「あんた…クリスタに聞かれたらどうすんの?」
エレン「密着してるお前が言うことかよ…」
アニ「そうだったね………話戻すけど…」
アニ「今度のパーティの時に告白してみようかなって思うんだ」
エレン「そっか…」
エレン「応援してるぜ…」
アニ「ありがと…」
今日はここまで~
それではまた近い内に~
>>1です。レス感謝!! 頑張って行きますね!
格闘訓練後 休憩時間
エレン「えーと…クリスタどこかな…」
クリスタ「エレン!こっちこっち!」
エレン「おっす。待ったか?」
クリスタ「ううん、大丈夫だけど…」
クリスタ「訓練の合間の短い時間しか会えないのは、ちょっと嫌かな」
エレン「ご、ごめん…」
クリスタ「えい」ダキ
エレン「わっ…//クリスタ、いくら人目につかないからって…!」
クリスタ「やだ。休憩時間中は離さないもん」
エレン「///」
クリスタ「アニとだって、訓練中ずっと引っ付いてたんだしいいよね?」ギュウ
エレン「いいけど……。アニのはあくまで訓練だぞ?」
クリスタ「そうだけど…やけに長かったよね?」ギュウ
エレン「クリスタ、怒ってるのか?」
クリスタ「頭撫でてくれたら、許してあげるかも」
エレン「こ、こうか?」ナデナデ
クリスタ「えへへ///」
エレン「なあクリスタ」
クリスタ「なに?」
エレン「今度の休みにさ、よかったらデートしないか?」
エレン「この前の埋め合わせも兼ねてさ」
クリスタ「うん。行こっか!えへへ//」
エレン「ああ、決まりだな」ニカ
クリスタ「あ、でもその前に10周年パーティあるよね?」
エレン「そういえばあるな」
クリスタ「あんまりお酒とか飲み過ぎて、次の日行けませんでしたとかないようにね」
エレン「わかってるって」
エレン「でも俺酒とか飲んだことないんだよな」チョットタノシミダ
クリスタ「エレン~~~」ポカポカ
エレン「痛い痛い…!」
10周年記念パーティ 前日 夜
ライナー「よし、ちゃんと揃ってるよな…?」
ジャン「ああ…前の休みのときに家から調達してきたぜ…」
ベルトルト「色々な種類があるね……」
ベルトルト「これ見つかったら、独房行きだよ…」
ジャン「2次会は仲良いやつらとしかしねーから、大丈夫だろ」
ライナー「見つかったら、その時だ。兵士ならば覚悟を決めないとな」
ベルトルト「あまりカッコよくないけどね…」
NTRじゃないよな……
NTR物だったら発狂する
コニー「しかし、酒の力で告白とかって…ちょっと寂しくないか…?」
ジャン「ああ…!?」
ライナー「ぬう…」
ベルトルト「君は彼女がいるからわからないんだよ…」
ベルトルト「これは一つのチャンスなんだよ…!」
コニー「そんなもんかね。俺にはわかんねーけど…」
>>310 最終的な NTRは…ないと思います。ただ、他のカップリングはあります。
>>312他のカップリングは有っても良いし、どんな組合せでも良い
だがNTRだけはやめてくれ
女子寮
ミカサ(明日はパーティ…どうしよう…)
ミカサ(私の予想ではミーナ達に差をつけられている…)
ミカサ(かくなる上は全員削ぐか…)
ミーナ(エレンと約束は取り付けてないんだよね~)
ミーナ(まあ、ちょっとだけ強硬手段に出るのはOKだよね♪)
ミーナ(この強いお酒なら……スピリタスだっけ?)
>>314 修羅場みたいのはあるかも…NTRじゃないですね。
ハッピーエンド考えてるんで大丈夫だと思いますよ。
アニ(アルミンは…明日どうするんだろうね。2次会には出ると思うけど…)
アニ(エレンの奴は色々と狙われそうだよね…)ヤレヤレ
クリスタ(明日の2次会楽しみだな~~)ウキウキ
クリスタ(でも不安要素もあるかな…主にミーナが…)
サシャ「明日はコニーと一緒にお酒でも飲んで、おつまみに芋でも食べましょうかね」
ユミル「なんだそりゃ?そんな食べ方聞いたことねーよ」
ユミル「…」チラ
ユミル「明日はけっこう楽しい1日になりそうだな…」ニヤリ
そして夜が明け……
訓練宿舎改築10周年記念パーティ当日
キース「皆も知っての通り…」
キース「この訓練宿舎は今日で改築10周年になる…」
キース「改築に携わっていただいた、他方の方々に報いるべく…」
キース「ささやかな宴の席を用意した」
キース「訓練兵の諸君らにも、参加する権利を与える…」ウンタラカンタラ
訓練兵「はっ!」
今日はここまでです。また近い内に~
>>1です。少しですが 投下します。
ガヤガヤ…
サシャ「いやーすごいですね!」
サシャ「ささやかなパーティとは言ってましたけど…ほし肉が出てますよ!」パクパク
コニー「早いってサシャ。もう少し落ち着いて食べようぜ」モッタイナイ
エレン「けっこう色んな食べ物が出てるんだな…」
アルミン「そうだね。ジュースひとつにしたって、訓練兵の身じゃ飲めるのは街に
行った時くらいだよ」
ミカサ「エレン。このジュースはおいしい」
エレン「どれだ?グレープフルーツか…」
ミカサ「口移しで飲むと、さらに味が増す。早速やろう」グイ
エレン「馬鹿!…やめろミカサ!!普通に飲むから…!」グイ
ミカサ「惜しい…」
アルミン「ミカサ…いきなり飛ばすね…」チラ
アルミン(アニは…どうしてるかな…)
ミーナ「アニ~楽しんでる~」ダキ
アニ「重たいってミーナ。あんた酔ってるの?」
ミーナ「まさか、ジュースだしこれ」
アニ「全く…私はこの後どうするかで悩んでるんだよ」ヤレヤレ
ミーナ「ま、このパーティはおまけみたいなものだしね~」
ミーナ「でも、普段見ないのも出てるし…ほら、ソーセージとか」
アニ「ん……おいしいね」パリッ
ミーナ(あ、ちょっとエロイかも…)
ワイワイ
「クリスタ~」
「なあなあクリスタ~」
ライナー「クリスタ~」
クリスタ「あ、う、うん?なにかな…?」ワタワタ
ユミル「ちっ、やっぱりクリスタに群がってくる奴らが絶えねぇな…!」ライナーモイヤガル
クリスタ(これじゃエレンのところに行けないよ…)ドウシヨウ
ジャン「ミカサ……ちくしょう…エレンの奴…!!」
ベルトルト「アニ……僕はずっと君のことが…」
ジャン「しかし、ここに事前に用意したテキーラやジンといった酒がある!」
ベルトルト「ロックで飲めば、いくらなんでも酔うんじゃないかな」
ジャン「ミカサも強そうだけどな……ふふふ…」
時間は過ぎていき……2次会 食堂
ガヤガヤ
ジャン「よし、教官たちもいなくなったな……」
ベルトルト「うん…クリスタのところが楽しそうだね」
ジャン「ライナーの野郎か…あいつなんか目的忘れてないか…?」
クリスタ「というわけで…乗馬技術を高めたいとしたら、馬との意思疎通が重要で…」
クリスタ「やっぱり、日々のお世話をかかさないことかな…」
「なるほどな~」
「参考になるな~」
クリスタ「ゴメンなさい、あたりまえのことだったかな…」
ライナー「いや、つまりはあたりまえのことを繰り返すことが重要ということだろ?」
ライナー「馬術1位のクリスタだから説得力が違うな」ウンウン
クリスタ「そ、そうかな」テレテレ
ライナー(かわいい…結婚したい)
みんな(付き合いたい…)
クリスタ「でも乗馬は壁外調査以外ではあまり使わなさそうだし…」
クリスタ「馬を乗りこなしても意味はないのかも…」
ライナー(乗馬…乗りこなす……騎乗位……結婚しよ…)
みんな(天使がこの言葉はヤバいな…)
ユミル「おいてめえらいい加減にしとけよ!」
みんな「げ、ユミルが…!」
ライナー「なんだユミル?」
ユミル「てめえら、さっきから下心満載じゃねーか。クリスタが嫌がってるのわかんねーのか?」
ライナー「本当か?クリスタ?」
クリスタ「そんなことはないけど…」(早くエレンのところには行きたいかも…)
ライナー「らしいぞ…」ニヤリ
ユミル「く…!」
ライナー「まあまあ、そう怒るなよユミル。飲み比べでもしないか?」
ユミル「はあ?」
ライナー「ほら、これだ!」ドン
ユミル「酒かよ…」
ライナー「どうだ…?」
ユミル「いいぜ。やってやるよ」(こいつを酔いつぶせば、あとは蜘蛛の子を散らした状態にできるな)
ライナー「勝負だ!」(ユミルを泥酔させれば邪魔者が減る…)
クリスタ「え?え?二人ともダメだよ~~」アワアワ
すみません今日は、時間なくてここまで…
明日も投下するんで…
>>1ですよ。投下しますよ。
サシャ「さて、どうしましょうか」
コニー「外でも行かねーか?星が綺麗だぜ」タブン
サシャ「おお~定番ですね」イキマショウ
エレン「…」
ミカサ「…」
エレン「なあミカサ」
ミカサ「なに?エレン」
エレン「お前も他のやつらと飲んで来たらどうだ?」
エレン「交友関係広めるにも、いい機会じゃね?」
ミカサ「それは大丈夫」(エレンの傍を離れなければ、他の女子は近づけないはず…)
ミカサ「女子寮ではそれなりに交友している」
エレン「……そうかよ」(クリスタのところに行きてぇな…)
アルミン「あはは…二人とも大変だね…」
アニ「……」
ミーナ「う~~~ん」
ミーナ(ミカサがエレンから離れない……)
ミーナ(無理に近づいたら削がれそうだし…)
ミーナ(でも絶対勝負決めてやるんだから!)
ベルトルト「アニ…」
アニ「……なんか用かい?」
ベルトルト「座ってもいいかな?」
アニ「いいよ」
ベルトルト「じゃあ、遠慮なく…」ガタ
アニ「それは何だい?」
ベルトルト「これはね…ジンていうお酒だよ」
アニ「違反だね…」
ミーナ「あ~いけないんだ~!」(私が言えないけど…)
ベルトルト「あはは…まあこういう場なんだしさ…」
ベルトルト「よかったらどうかな?飲まない?」
アニ「アルコール度数はどれくらい?」
ベルトルト「10度くらいだよ」ニコニコ
アニ「あんまり高くないね…それなら…」
ベルトルト「うん、ロックで飲むといいと思うんだ」ニコニコ
ミーナ(ジンて確か…40度くらいなかったっけ…?)
ミーナ(アニあんまり知らないんだね…)
ミーナ(ロックで飲ませるなんて…ベルトルさんもやる~♪)
ベルトルト「………」チビチビ
アニ「………」コクコク
ミーナ「…」ワクワク
アニ「これ…けっこうキツイんじゃない…?」チビチビ
ベルトルト「まあ10度くらいだしさ…大丈夫じゃないかな」
ベルトルト「おいしい?」
アニ「どうかな…あんまりお酒は飲まないからね」チビチビ
アニ「…」ジー
ミーナ(アニの視線がエレン達に行ってる…)
アニ「…」チビチビ
ミーナ(なんかアニ、ペース早くない?)
ベルトルト(さて…この後どうしようか…)ソウコウラニデモ…
ベルトルト(違う違う…!告白するのが目的だからね…)デモソノアトニ…
ガヤガヤ
エレン「2次会とはいってるものの…けっこう淡々としてるな」
アルミン「そうだね。仲のいいグループで集まって楽しんでる感じかな」
ミカサ「エレン、そろそろ口移しを…」
エレン「いや、しないし…」
ミカサ「…」シュン
エレン「そういえば、酒が用意されてるんだっけ…」
ジャン「ここにあるぞ!」
エレン「ジャンかよ驚かすなよ…」
ジャン「まあいいじゃねぇか。座るぜ」ガタ
ジャン「ほらこれだ!」ドン
ミカサ「…このお酒は…?」
ジャン「テキーラとかいうやつだったかな」
アルミン(確かけっこうアルコール度数高いよね…)
アルミン(物にもよるんだろうけど…40~50度くらいあった気がする…)
ジャン「どうだエレン?飲まないか?」
エレン「え?俺かよ…」
ジャン「あ、お子様なエレンにはまだ早すぎたか」スマネーナ
エレン「てめぇ…いい度胸だな」
エレン「飲んでやるよ…」
ジャン「そうこなくちゃな」(とりあえずエレン酔いつぶしとくか…)
ジャン(それでミカサと…)
ミカサ「だめ」
ジャン「!」
エレン「なんでだよミカサ…!」
ミカサ「エレン。軽い挑発に乗ってはだめ」
エレン「な…」
ミカサ「ここで飲んでしまったら、あなたは簡単な挑発に乗ってしまったことになる」
ミカサ「それでもいいの?」
エレン「う…そりゃ…」
ミカサ「私が飲む。いいでしょ?ジャン」
ジャン「そ、そりゃもちろん良いけど…」(これは逆にチャンスか…?)
ジャン「これはロックで飲むのがいいらしいんだよ」
ミカサ「ロックで…?わかった」ゴクゴク
アルミン「あ、ミカサ…」(ロックで飲むなんて…ジャンもひどいな…)
ジャン(ああ…ミカサのグラスになりたい…唇…)
「す、すごくないか…!?」
「ああ…二人とも全くゆずらねぇ…」
ライナー「うぐぐ…」ゴクゴク
ユミル「てめぇ…」ゴクゴク
「焼酎の飲み比べ…二人とも6合目だ!」
クリスタ「なにこの実況…」
ちょっと休憩。間をおいて更新しますね。
>>1です。ねてました…もう少し更新しますね
ライナー(やはりユミル…ここまでできる奴だったか…!)
ユミル(ライナーの野郎…見た目通りなかなか酔いつぶれないな…!)
ユミル(見た目が鎧の巨人に似てると思ってたが、伊達じゃなかったってわけか…)
ライナー(この女…何となくベリックが食われたときの巨人に似てると思ってたが…)
ライナー(この酒の強さ…伊達じゃねぇぜ…)
「これ収集つかなくなるんじゃないのか…」
「おれはユミルに賭けるぜ!」
「おれはライナーの兄貴だ!」
「なんか趣旨が変わってきてるよな…」
クリスタ(エレンのところに行きたいけど…ユミルほっとけないし…)チラ
クリスタ(エレンは…ジャンも加わって楽しく飲んでる…)イイナー
アニ「………」グビグビ
ミーナ「あ、あのアニ…平気なの?」
アニ「なにが…?」
ミーナ「顔色とかあんまり変わってないけど…それジンだよ?」
アニ「髪の毛の色が同じだね」
ミーナ「はい?」
アニ「何でもないよ。気にしないで」チビチビ
ベルトルト「さっきから、エレン達見ながらチビチビ飲んでたけど…」
ベルトルト「僕は無理だよ…このお酒強すぎる…」チョットシンドイ…
ミーナ「雰囲気から強いとは思ってたけど……ロックで飲んで素面なんて…」
ミーナ(スピリタスもロックでエレンに飲ませても大丈夫かな…?)
アニ「ミーナあんたかわいいよね…」チビチビ
ミーナ「へ?」
アニ「あんたかわいいよねって言ったの」
ミーナ「な//突然なによ!」
アニ「突然もなにも前から思ってたことさ……」
ミーナ「え~~~///」
ベルトルト「アニ…僕は…?」
アニ「あんたは……背を分けてほしいと思ってたね」
ベルトルト「それで…?」
アニ「同郷のよしみだし…話しやすくはあるかな…」チビチビ
ミーナ「二人って幼馴染ってやつだったの?」シラナカッタ
ベルトルト「うん。まあ隠す必要もなくなったというか…」
アニ「そうだね…」
ミーナ「ふーん、そうなんだ~~」
ベルトルト(アニは今正直になってないか?これは…酔ってるのかな)
ミーナ(酔ってるよねアニ…心の声が出てるのかな?)
ミーナ「ジンをこの短時間でそんなに飲んで、それだけで済んでるのは凄い気がするけど…」
ベルトルト「うん。僕なら確実に吐いてる自身があるよ」
ベルトルト(これは…チャンスかもしれない…)
ベルトルト「アニ」
アニ「なんだい?」
ベルトルト「僕は君のことが好きなんだけど…君はどう思ってる?」
アニ「……」
ミーナ「ひゃー///告白きました~~~~/////」
アニ「…」
アニ「あんた、いつも私の方みてたもんね…」クス
ベルトルト「うう…//」
アニ「あんたのことは嫌いじゃないけどさ…」
アニ「私はアルミンが好きなんだ…」
アニ「だから気持ちには答えられない」
ベルトルト「そっか…アニはアルミンのことが……」
ベルトルト「わかったよ…告白するの?」
アニ「うん…」
ミーナ「この状態で告白って……色々とまずくない…?」オトナノカイダン~
ベルトルト(はあ……だめだったか…)
ベルトルト(でも日を改めて…がんばるというのもありかな…)シュン
アニ「ミーナ」
ミーナ「は、はい!」
アニ「あんたもがんばんなよ…」
ミーナ「うん!」
ミカサ「……」ゴクゴク
ジャン「……」チビチビ
エレン「なあアルミン」
アルミン「なに?」
エレン「隣が酒臭くないか?」
アルミン「まあ気のせいじゃないと思うよ…」
アルミン(この短時間でテキーラ一本空けたけど…早すぎるよ…)
アルミン(これじゃミカサでも…)
ジャン(俺は水割りで飲んでるけれども…ミカサはロックだ)
ジャン(ミカサが酔うイメージを想像できないが…)
ミカサ「……う…」
エレン「?ミカサ?」
コテン
エレン「うお!?急に寄りかかるなよ!」
ミカサ「スヤスヤ……」
エレン「ミカサ…?」
ジャン「エレンてめぇ!」ウラヤマシイ
エレン「静かにしろよ馬鹿」
ジャン「わ、わりぃ…」
アルミン「本当に寝てるみたいだね…」
アルミン(ミカサは酔うと…寝ちゃうのか)
ミーナ(あ、ミカサが寝てるみたい…)
ミーナ(よし、ミーナ行っきまーす!)
ミーナ「ねえエレン!」
エレン「ミーナ?」
ミーナ「あ、あのさ…よかったら…私とちょっと外に行かない?」
エレン「いまからか?」
エレン「でもな…ミカサが寝ちゃってるしな…」
アルミン「行ってきなよ」
アルミン「ミカサは僕が見てるからさ」
ジャン「俺も俺も!」
エレン「そっか……アルミン頼むな」
アルミン「うん」
ジャン「無視すんな!」
………………
アニ「アルミン…」
アルミン「アニ…?」(なんだか様子が違う気がする…)
アニ「隣座ってもいいかい?」
アルミン「いいよ」
アニ「おじゃまするよ」ガタ
アルミン(アニが隣に…緊張するな…)
ミカサ「………」クー
ジャン(アルミンの奴もアニがいるから、ミカサに手が回ってないな)
ジャン(これは俺が介抱する必要があるじゃん!!)
ライナー「………」グデ~~~
ユミル「か、勝った…」グテ~~~~
クリスタ「もう!勝ったじゃないよ!」
クリスタ「あんなにたくさん飲んで!」ハイオミズ
ユミル「ウプ…すまねえクリスタ……」
「1升3合…化け物か…?」
「見てるだけで吐き気が…」
クリスタ「身体によくないよ!」プンプン
ユミル「面目ないぜ…」キツイワ…
クリスタ(エレンがいない…どこに行ったんだろ…?)
今はここまでです。今日中にまた投下できるかと…
>>1です 投下しますね。
アルミン「アニ。君酔ってるでしょ?水飲みなよ」
アニ「ありがと」ゴクゴク
アニ「残念だけど、私は酔ってないけどね…」プハ
アルミン「いや、酔ってるよ…」
アルミン(正直者になってる……素直ってことかな?)
ジャン(隣はなんかいい雰囲気になってやがるな…)チラ
ミカサ「……」スヤスヤ
ジャン(俺の隣にも憧れのあの子がいるわけだが…)
ジャン(起きる気配ないし…しかし寝顔も綺麗だな)
ジャン(エレンの奴、毎日こんな寝顔見てたのか?死ね!)
ジャン(どうするか…)
アニ「アルミン、あんたも可愛いよね」
アルミン「…男で可愛い…すこし微妙なんだけど」
アニ「可愛いのに性別は関係ないじゃないか」
アニ「女は可愛くないといけないというのは偏見だよ」
アルミン「そうだけどさ…」
アルミン「エレンには乙女扱いしろって言ってなかったっけ?」
アニ「あいつは……少し違うよ。私を巨人かなにかだと思ってるから…」
アルミン「エレンに乙女扱いしてもらうのに意味があるんだよね?」
アニ「なにか勘違いしてないかい?」
アルミン「そんなことないとおもうけど…」
アニ「アルミン。少し夜風にあたりに行かないかい?」
アニ「少し気分が悪くなってきたよ…」
アルミン「え…う、うん。行こうか」チラ
ジャン「なんだよ?」
アルミン「…ジャン、ミカサのこと頼んでもいいかな?」
ジャン「わかったよ。飲ませたのは俺だしな…」
アルミン「ありがとう」
とある備品室……
ミーナ「よし、ここなら…」
エレン「なんだよミーナ…こんな人気のないところで」
ミーナ「じゃーん!!」
エレン「なんだこれ?」
ミーナ「スピリタス?とかいうお酒」
エレン「ふーん。聞いたことないな」
ミーナ「よかったらさ一緒に飲まない?」
エレン「まあ…いいけどさ。なんで食堂じゃないんだ?」
ミーナ「その辺はほらサプライズ希望みたいな?」
ミーナ「いいでしょ?ここでも」
エレン「ああ、いいけどさ」
ミーナ(スピリタスって確か…度数90パーセント以上なかったっけ?)
ミーナ(ロックだとさすがに…どんな感じなんだろ…)チビチビ
ミーナ「ぶは!」
エレン「み、ミーナ?大丈夫か!?」
ミーナ「あ、ううん大丈夫だよ大丈夫…」
ミーナ(ちょこっと飲んだだけだけど…口の中が痛い~~!)
ミーナ(これ絶対水割りかなにかにしないと無理!火がついちゃう!)
ミーナ「これかなり強いお酒だからさ、水割りで…はい。」
エレン「ありがとな」
ミーナ(エレンはお酒強いのかな…?酔うとどんな感じになるんだろ?)
エレン「うえ!重いな!酒って…!」
ミーナ「全く飲んだことないの?」
エレン「ないな…」ゴクゴク
ミーナ「まだ乾杯してないじゃない」カンパーイ
エレン「ああ…」カンパーイ
……………
エレン「………」
ミーナ「……」(どうなんだろ…酔ってきたのかな?)チビチビ
ミーナ(私もちょっと酔ってきたかな…)
ミーナ「エレン」
エレン「ん…?なに…」ポケー
ミーナ「ミカサとは小さい頃から同じ家だったのよね?」
エレン「ああ…」
ミーナ「その…ドキドキとかムラムラとかこなかったの?」
エレン「いや、あいつに対してそういうのは…なかったかな…」
ミーナ(普通に話してるように見えるけど…態度が違う…)
ミーナ(酔ってるよねエレンも)
ミーナ「でもすごい美人だと思うけど」
エレン「まあな…」
エレン「でもミカサは両親を亡くした後だったし…」
ミーナ「あ、そうなんだ…」(ちょっと聞いちゃいけない感じかな)
エレン「複雑な感じだから…そういう気持ちにはならなかったな」
エレン「兄妹みたいに育ったし…」
ミーナ「ご、ごめんね。嫌なこと聞いて…」
エレン「いや…」
エレン「でも…ミーナにはムラムラきてるかも…」
ミーナ「…え?」
エレン「ば、場所が場所だし…」
エレン「こんなところで女の子と二人っきりていうのは…」ドキドキ
ミーナ「え…え…?」
エレン「ミーナはかわいいと思うし…母さんみたいな雰囲気があるし…」
ミーナ「なに…どうしたの?急に……//」
エレン「ミーナ!」ガバ
ミーナ「きゃ!」(どうするのこれ!?)
ミーナ(で、でもここに来た理由はこういうのが目的だし…//)
ミーナ(覚悟を決めろミーナ!)
ミーナ「え、エレン…いいよ!」ズキューン
エレン「む、むぐ…ん…」
ミーナ「チュ…チュ…ん」
ミーナ(ファーストキスがエレンと…///…悪くないかも///)
エレン「ミーナ…!」ガバ
ミーナ「うひゃあ…!!」ドサ
食堂裏
アニ「夜風がいい感じだね」
アルミン「ほんとにね」
アニ「ねえ」
アルミン「なに?」
アニ「けっこういい雰囲気だと思うんだけど…」
アニ「私を口説いたりとか、そういうことはしないわけ?」
アルミン「アニこそ、エレンがミーナと出て行ったけど、追わなくてよかったの?
アニ「質問に質問で返さないでよ」
アルミン「ゴメン」
アニ「ま、いいけどさ…」
アニ「エレンは付き合ってる人がいるから…大丈夫なんじゃないかな」
アルミン「え?エレン誰かと付き合ってるの!?」
アニ「あ……これ秘密なんだった」
アルミン「誰にも言わないよ。安心して」
アニ「ありがと…」
アルミン「付き合ってる人がいても…それがミーナじゃないんだったら…まずいんじゃ…」
アニ「それは……そうだけどさ」
アニ「ま、そういうわけだから」
アニ「あんたは私を口説かないの?」
アルミン「……僕がそんなことしてもしょうがないよ」
アルミン「アニはエレンのことが好きなんだよね」
アニ「好きではあったけど」
アルミン「でも付き合ってる人がいるってわかって諦めたんじゃない?」
アニ「エレンを諦めたのは事実だけど…私はそれよりも…」
アニ「アルミンのことが好きだったよ」
アルミン「アニ……エレンよりも?」
アニ「うん」
アルミン「そっか…そうなんだ」
アニ「あんたは私をどう思ってるんだい?」
アルミン「好きだよ」
アニ「よかった。両想いなんだね…」
アルミン「でも…また後日もう一度聞かせてくれないかな…」
アニ「いいよ……酒の勢いじゃ寂しいもんね」
アルミン「うん。そろそろ戻ろうか」
アニ「まって…」
アルミン「…?」
アニ「ん…」チュ
アニ「行こうか」
アルミン「……」ホーシン
食堂
ジャン「みんな解散してきてるな…」
ジャン「そろそろ潮時か…」
ミカサ「……」
ジャン「結局何もできなかったな…」
ジャン(俺はへたれじゃないぞ…こんな綺麗な寝顔のミカサに何かできるわけないだろ!)
ジャン「おーい、ミカサ起きろってば」ペシペシ
ミカサ「……」スヤスヤ
ジャン「完全に寝てやがる…」
ジャン「このまま女子寮に運んでやるかな…」
ベルトルト「ジャン」
ジャン「なんだ、ベルトルトかよ」
ベルトルト「ミカサをどうするんだい?」
ジャン「女子寮まで運んで行こうかと」
ベルトルト「送りオオカミになるんだね」
ジャン「俺女子寮に入れないだろうが…何言ってんだ」
ベルトルト「冗談さ…お互い目論見ははずれたようだね」
ジャン「まあな」
ベルトルト「僕も連れて行くのを手伝うよ」
ジャン「ああ」
女子寮
サシャ「おや、ジャンじゃないですか」
サシャ「ミカサにベルトルトも…」
ジャン「すまねえけど、ミカサ部屋に連れていってくれないか?」
ミカサ「…う、うーん…」
サシャ「送りオオカミとは…やりますねジャン」
ジャン「明らかに違うだろ…頼んでもいいか?」
サシャ「いいですよ」
ベルトルト「そういえば、コニーと早々に出て行ってなかった?」
サシャ「え?いや~~まいりましたね~~」テレテレ
ジャン(まさかコニーの野郎…)
ベルトルト(コニーは大人の階段を…)
サシャ「とにかくミカサは引き取りますね」
ジャン(あいつ今日は根掘り葉掘りきいてやる…!)
備品室 真夜中
エレン「……はっ!」ガバ
エレン「イテ~~~~!!」
エレン「頭がガンガンするぞ……胸も悪いし…」
エレン「…」チラ
ミーナ「…」スヤスヤ
エレン「…」
エレン「…/////」
エレン(~~~~~~~///)
エレン(俺…何したっけ…?//)
エレン(たしか酒の勢いでミーナ押し倒して……)
エレン(キスとか…色々触ったりとか…)
エレン(いや、でも最後はやってないはずだ。記憶が正しければ…)
エレン(いや、そうじゃなくて…こんなことクリスタにバレたら…!)
ミーナ「エレン~~おはよ…」ダキ
エレン「おわ!」
ミーナ「んふふ~~♪」
エレン「ミーナおはようじゃなくて…今真夜中っぽいぞ…」
ミーナ「そうなんだ…」
ミーナ「まあ、それよりもさ…」
エレン「な、何…?」
ミーナ「さすがに驚いちゃったよ//あんなに激しく求めてくるなんて…///」
ミーナ「キスもあんなに乱暴にするし…///」
エレン「キスはミーナからしてきた記憶があるんだけど…」タラタラ
ミーナ「あ、そうだったっけ…?」
エレン(といあえず謝らないとな!)
エレン「ミーナごめん!こんなことになるなんて…!」
ミーナ「別に謝らなくてもいいわよ。私もそういうのが目的だったし…」
エレン「は?」
ミーナ「私エレンのこと好きだったんだ。ずっと前から」
エレン「ミーナ……」
ミーナ「だから謝らなくていいよ」
エレン「お、おれ…最後までしてないよな…?」
ミーナ「さあ~~ね~~♪」
エレン「ミーナ…」ウル
ミーナ「ウソウソされてないよ」
ミーナ「エレンも覚えてると思うけど、途中でエレン寝ちゃうしさ」
エレン「そ、そっか…」
エレン(とりあえず最悪の事態は避けられたか…でも…)
エレン(今後これどうするんだ…?)ヒイ~~~
ミーナ「ねえエレン」
エレン「なんだ…?」
ミーナ「とりあえず早く寮に戻らないと…」
ミーナ「こんなところ教官に見られたら、開拓地に飛ばされるかも」
エレン「そ、そうだな…静かに行こうぜ…」(今は男子寮に無事に帰らないとな…)
翌日 休日
アルミン「おはよーうエレン」ネムイヨ
エレン「ああ…アルミンおはよう…」アタマイタイ
アルミン「体調が優れないみたいだね」(昨日なにかあったのかな)
エレン「まあ色々とな…」
エレン(男子寮には無事に帰れたけど…)
エレン(頭痛いし…あんなことあるしで寝れなかった…)
エレン(しかも今日はクリスタとデートの約束があるんだよな)
食堂
ユミル「クリスタ…私はもうだめだ…」アタマイタスギル
ユミル「でもお前をオオカミ共から守れたから悔いはないぜ…」
クリスタ「なに言ってるのよユミル!」プンプン
クリスタ(あれからエレン帰ってこなかったし…パーティで一度も話してない…)ムー
クリスタ(もうそろそろみんなに言っちゃおうかな)
エレン「はあ……」
アニ「おはよ…」
エレン「アニか…おはよう」
アニ「昨日ミーナと消えてたけど…大丈夫だった?」
エレン「まあ色々あったけどな」
アニ「そう…気をつけなよ。今日ミーナすごく機嫌よかったからさ」
エレン「本当かよ…」
エレン「アニは昨日どうだったんだ?」
アニ「私はうまくいったの……かな」
エレン「そっか」
ガヤガヤ
ミカサ「ジャン」
ジャン「ミカサ!」(まさかミカサの方から話しかけてくれるとは!)
ミカサ「昨日ねてしまった私を女子寮まで運んでくれたと聞いた」
ジャン「まあ、ベルトルトと二人でだけどな」
ミカサ「ありがとう」
ジャン「いや、いいってそれくらい」(飲ませたのはおれだし…)
ジャン(ああでも、ミカサからお礼言われるとは…幸せだ)ジーン
ミーナ「エレン!」ダキ
エレン「わ!?ミーナ?」ワタワタ
ミーナ「お・は・よ・う」ギュウ
エレン「お、おはよう……」
ミーナ「ねえ、今日どこかに出かけない?」
エレン「いや…今日は用事があるというか…」
ミーナ「そうなんだ…残念」
エレン「あのさ…離れてくれないか?恥ずかしいだろ?」
ミーナ「え~~別にいいでしょ?」
エレン「いや…まずいんだって…//」
ミーナ「あれ?そんなこと言っていいのかな~エレン~」
エレン「うぐ…///」
ミーナ「私口が軽くなるかも…」
エレン「すいません」
ミーナ「よろしい♪」(エレン本気にしてるみたいだけど…楽しいからもう少し続けよう♪)
クリスタ「エレン…」
エレン「あ…クリスタ…」(これはまずい…この状況は…)
ミーナ「クリスタ?どうしたの?」ギュウ~~(クリスタに見せつけるのもいいかな)
クリスタ「……」
エレン「あの…その…」
クリスタ「………」
エレン「あの…クリスタ?」ワタワタ
ミーナ「…」(エレンてば…クリスタに言い訳ばかりしようとしてる)
クリスタ「エレン…さすがにそれは容認できないよ」ニコ ゴゴゴゴ
エレン「クリスタ…!だから違うんだって…!」
クリスタ「何が違うの?」ゴゴゴ
エレン「あの…だから…」
ミーナ(容認できないとか…まるで付き合ってるみたいな口ぶり…)
ミーナ(ここは差をつけとかないと…!)
ミーナ「ねえエレン。昨日の夜だけど…」
クリスタ「!!」
エレン「!!!」
ミーナ「途中までじゃなくて、最後までしてもよかったかもね///」(本心だしいいよね//)
エレン「なな…///…ミーナ!…それは…!」
クリスタ「エレン…ど、どういうこと…?」
クリスタ「うそ…だよね?」
エレン「もちろん違う……うそ…ではないんだけど…!」(なんて言えばいいんだ~~!)
クリスタ「……」ジワ
エレン「クリスタ…?」
クリスタ「もう知らない!!」ダッ
エレン「クリスタ!!」
ザワザワ ナンダヨイッタイ クリスタガデテイッタゾ
アルミン「なんだか大変なことになってる……」
アニ「エレンの奴…何したのかしらないけど…」
アニ「あいつ馬鹿だからね」
エレン「……」
ミーナ「…」
ミーナ「あの~~エレン?」
エレン「…ミーナ」
ミーナ「はい」
エレン「そろそろ離してくれないか?」
ミーナ「う、うん」(地雷ふんじゃったかな…?)
エレン「……」(クリスタ泣いてたな…)
ミーナ「あの…エレン」
エレン「悪い…ちょっと頭冷やしてくる」スタスタ
男子寮付近
エレン「あ~~くそ…最悪だ俺……」
エレン「そういえば、先週の休みもクリスタにひどいことしちゃったんだよな…」
エレン(こんなことなら、早く付き合ってるって公言しておくべきだったか…)
アルミン「エレン」
エレン「アルミン…」
アニ「私もいるよ」
エレン「アニもかよ…」
アルミン「驚いたよ。クリスタと付き合ってたんだね」
エレン「まあな」
アルミン「大変なことになってるよね」
エレン「そ、そうだな…」
アニ「ミーナと昨日なにしたんだい?」
エレン「そ、それは…ミーナと酒飲んで…」
エレン「俺が酔ってしまって…勢いでミーナとその…//」
アニ「…」
アルミン「…うわ~」
エレン「さ、最後まではしてないんだけど……///」
アニ「そういう問題じゃないだろ」
エレン「はい…」シュン
アルミン「既成事実作っちゃったんだね…」(ミーナも大胆だね)
エレン「どうしようかと思ってたんだよ」
アニ「しちゃったことは仕方ないし、クリスタに素直に謝るしかないんじゃないかい?」
アルミン「うんそうだね」
アルミン「あとはみんなに付き合ってることを言うことだね」
エレン「ああ。やっぱりそれしかないよな」
アルミン「ライナーには掘られるかもしれないけどさ」
エレン「」
アルミン「クリスタと付き合う代償だと思えば安いもんじゃない?」ニコ
エレン「アルミン…」
アニ「アルミン、あんたさ…」
アルミン「え?」
アニ「クリスタに気でもあるのかい?」ギュ
アルミン「いたた…!つねらないでよ…!」
エレン「あはは…」
エレン(…謝りにいくか)
女子寮付近
クリスタ「…」チョコン
クリスタ「エレンの馬鹿…エレンの馬鹿…」サンカクズワリ
クリスタ「ばか…馬鹿…」グス グス
エレン「あの……クリスタ…」
クリスタ「!」
クリスタ「…」プイ
エレン「と、となり座っていいか?」
クリスタ「勝手に座れば…?」
エレン「じゃあ座るぜ」
クリスタ「…」
エレン「…」
エレン「クリスタ」
クリスタ「知らない」プイ
エレン「名前しか呼んでないけど…」
クリスタ「…知らない」
エレン「あの~~~~そのさ…」
クリスタ「…」
エレン「本当にごめん!!」
クリスタ「……」
エレン「……」
クリスタ「悪いって思ってる…?」
エレン「もちろん!…クリスタにヤキモキさせたことも悪かったよ!」
クリスタ「……」
エレン「……」
クリスタ「もう付き合ってること隠したりもしないよね?」
エレン「も、もちろん!」
クリスタ「じゃあ、一応許してあげる」
エレン「クリスタ…!」
クリスタ「ただし…」
クリスタ「昨日何があったのかちゃんと説明してもらうからね?」
エレン「え?」
クリスタ「ずいぶん良いことがあったみたいだけど?」ニコニコ
エレン「……」アセタラタラ
………………
クリスタ「つ、つまり…ミーナとエッチしたんだ…」ピクピク
エレン「端的に言えばそうだけど…」
エレン「酒のせいなわけで…」タラタラ
クリスタ「…」
エレン「…」
クリスタ「エレン~~~~!!」ポカポカポカ
エレン「痛い痛いって…!ゴメン…ほんとゴメン…!」
クリスタ「この浮気者~~~~~!!!」
アルミン「よくわからないけど…うまくいったのかな…」
アニ「どうかね」
ミーナ「あの二人付き合ってたなんて……」グス
アニ「別にミーナのせいってわけでもないんじゃない?」
アニ「秘密にしてたあいつも悪いし」
ミーナ「今日はアニに慰めてもらわないと」
アニ「はいはい」
ミーナ「身体で」
アニ「…」ゲシ
ミーナ「」ドサ
クリスタ「エレン」ダキ
エレン「わっ!」
クリスタ「もう浮気しちゃだめだよ?」
エレン「ああ」
クリスタ「それと今日はデート行くからね!」
エレン「もちろんだって!」(頭がんがんしてるけど…)
アルミン(ライナーには掘られるけど…クリスタとお幸せにね)
アルミン「僕たちも行こうか」
アニ「そうだね」
ミーナ「お二人はこれからデートですかな?」
ミーナ「それとも馬小屋で、夜までのっぺりとしゃっぽりですかな?」
アルミン「なな///」
アニ「しね!」ゲシゲシ
ミーナ「キュウ~~!!」バタン
おわり
これで終了です~~~
ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。
>>1です。 遅くなりましたが投下していきます。ひっそりとね
後日談的なもの
ライナー「さてと…覚悟はいいな?エレン」
エレン「待ってくれライナー…本当にやるのか…?」
ライナー「ああ」
エレン「く…!」
ライナー「これはクリスタと付き合うための儀式みたいなものだ」
ライナー「だから、力を抜いて俺に身を委ねるんだ」
エレン「ら、ライナー……」
エレン「わ、わかった…」
ライナー「行くぞ…」
エレン「ぐあ…あぐ…」
エレン「ふ、太い…」
ライナー「いいぞ…エレン。すごい締め付けだ!」
エレン「ら、ライナー…俺はもう…」ハアハア
ライナー「さあ、激しく動かすぞ!
エレン「ま、まってくれ…!」
クリスタ「なにをやってるの?エレン…」
エレン「はあはあ……く、クリスタ…」
クリスタ「み、ミーナとだけじゃなくライナーとまで…そんなこと…」
エレン「ち、違うんだクリスタ!…これは」
ライナー「ふふふ」パンパン
エレン「あぐ…!ひい…!」
クリスタ「男の人同士でそんなこと……」
エレン「あう…!……ちがう…」ハアハア
クリスタ「ふ、不潔よ…」
クリスタ「二度と近づかないで!」ダッ
エレン「待ってくれクリスターーー!!」
ライナー「うおおおお!」
エレン「アッーーーーーーー!!!」
エレン「はっ!」ガバ
エレン「はあはあ……」
エレン「夢……か」ハアハア
エレン「寝汗がすげぇ…!」
食堂
エレン「今日の目覚めは最悪だ……」
エレン「なんだよあの夢は…俺がなにしたってんだ…?」
ミカサ「エレン、おはよう」
エレン「ミカサか…おはよう」
ミカサ「体調が悪いみたいだけど大丈夫?」
エレン「ああ…大丈夫かな」
ミカサ「とても大丈夫には見えないけど…」
クリスタ「エレン、ミカサ。おはよう」
ミカサ「おはよう」
エレン「クリスタ…おはよう」
クリスタ「うん。エレン向こうで食べない?」
エレン「え…あ、そうだな。そうしよう」
ミカサ「……」
クリスタ「今日は馬術訓練と立体起動だね」
エレン「だな…」チラ
エレン(今はアニとミーナとライナーとベルトルトで食事してんだよな)
エレン(ライナーの奴の顔を見れなくなってきてるな…)
エレン(今朝の夢のせいでもあるけど…)
エレン(そもそも俺とクリスタが付き合ってることを知った時のライナーの表情は…)
エレン(ああ…正夢になりそうだ…)
クリスタ「エレン?」
エレン「何?クリスタ」
クリスタ「どこ見てたの?」ジー
エレン「いや、どこも見てないよ」
クリスタ「ミーナの方見てたよね?」ニコ
エレン「え…見てないって…!」
クリスタ「……」
エレン(クリスタもあれから嫉妬深くなったんだよな…)
エレン(食堂では絶対二人きりで食べるようになったし…)
アルミン「クリスタとエレンはあれから二人きりで食べてるね…」
ミカサ「アルミンはアニとは食べないの?」
アルミン「食事も一緒だと逆にアニに迷惑かもしれないし」
ミカサ「そんなことないと思うけど」
ミカサ「二人は付き合ってるんだから…」
アルミン「まあ、大丈夫だよ」
ミカサ「ならいいけど」
馬術訓練
クリスタ「エレン、一緒にやろ♪」
エレン「おう」
クソーエレンノヤツ ウラヤマシイ クリスタトツキアッテルトカ
ベルトルト「エレン…やっぱり噂されるんだね」カワイソウ
ライナー「掘る…掘る…」
ベルトルト(しばらくライナーには近づかない方がいいよ、エレン)
アニ「アルミン…よかったら、馬術訓練一緒にやらないかい?」
アルミン「も、もちろん//」
ベルトルト「いいなーアルミン…」ウラヤマシイ
ジャン「み、ミカサ!」
ジャン「よかったら、ペアになってくれないか?」
ミカサ「わかった。なろう」
ジャン(よっしゃーーーーー!)
クリスタ「ねえエレン」
エレン「なんだ?」
クリスタ「さっきの食堂の件だけど」
エレン「またその話かよ…」
クリスタ「また…てなに?」
エレン「あ…ごめん…」
クリスタ「どうして私がこんなに食い下がるかわかるよね?」
エレン「うん…」
クリスタ「エッチしたもんね、ミーナと」
エレン「最後までしてないけどね…」
クリスタ「途中まででもエッチだよね?」
エレン「はい…」
クリスタ「じゃあ心配になるのも理解してくれるよね」
エレン「うん…ごめん」
エレン「でもあれは、ライナーを見てたんだよ」
クリスタ「ライナーを?」
ライナー「掘ってー、掘ってー、また掘ってー」ブツブツ
ジャン「おい、ベルトルト…ライナーは何を歌ってるんだ…?」
ベルトルト「採掘の歌じゃないかな…」アハハ
ジャン「採掘?…まあライナーには似合ってるけどよ…」ナンデイキナリ
ベルトルト(お尻のね…)
クリスタ「じゃあ、ライナーは私のことが好きで……」
クリスタ「私達のことが公になったから、エレンは心配してたんだ…」
エレン「まあそういうこと…」(俺の尻の心配とは言えないな…)
クリスタ「心配しなくていいのに//」
エレン「え?」
クリスタ「だ、だって…私はエレンのことが大好きだもん…//」ニコ
エレン「クリスタ…」(ああ…笑顔が眩しい…)
エレン「まあ、そっちの心配はしてないよ」
ここまでです。また更新します。
>>1です 少し更新
クリスタ「エレン…ゴメンね?疑ったりして」
エレン「いいよ。俺が悪いんだし」
クリスタ「午後からの立体起動の訓練も一緒がいいなぁ」
エレン「も、もちろんだよ//」
クリスタ「うん!」
ジャン「な、なあミカサ…この後の訓練もさ、一緒にやらないか?」
ミカサ「エレンエレンエレン…」
ジャン「ああ…会話が成立たねぇ…」シクシク
アルミン「ラブラブだね。あの二人」
アニ「あの二人ってエレンとクリスタ?」
アニ「それともジャンとミカサ?」
アルミン「それってギャグのつもり?」
アニ「……」
アルミン「ごめん…」
アニ「別にいいけど…クリスタ達だよね?」
アルミン「うん」(クリスタ手に入れるなんて、羨ましがる人の気持ちがわかるよ)
アルミン(僕はアニがいるからあれだけどさ)
アニ「……」
アニ「アルミン」
アニ「羨ましいって思ってないかい?」ジロ
アルミン「お、思ってないよ!」アタフタ
アニ「焦ってるように見えるんだけど…」
アルミン「あ、アニこそ少しはあるんじゃない!?」
アニ「…」
アルミン(あれ…無言?)
アニ「この話はなしにしようか」
アルミン「うん、そうしようか」
アルミン(アニはまだ忘れられてないのかな?)
アニ(アルミンの奴……本当にクリスタのこと好きなんじゃ…)
夕食時
エレン「いつも思うけど…食べ物は粗末だよな…」
クリスタ「うん。私も思う」
サシャ「おいしいですね。パンには感謝です!」
コニー「うまくはないけど…腹が膨れるなら何でもいいや」
夕食時
エレン「いつも思うけど…食べ物は粗末だよな…」
クリスタ「うん。私も思う」
サシャ「おいしいですね。パンには感謝です!」
コニー「うまくはないけど…腹が膨れるなら何でもいいや」
エレン「サシャはうまそうに食ってるよな」ウラヤマシイ
クリスタ「じゃ、じゃあこういうのはどうかな?」
エレン「ん?」
クリスタ「エレン。あ~んして」
エレン「はい?」
クリスタ「あ~んだよ。あ~ん」エヘヘ
エレン「……」
エレン「それはつまり食べさせてくれると…?」
クリスタ「うん//…いやかな?」
エレン「そんなことないけど…」
エレン(みんなにクリスタと付き合ってるのバラしてただでさえ風あたり強いのに…)
エレン(そんなことしたら……俺はどうなるんだ?)
エレン「で、でもみんな見てるしさ…」
クリスタ「……」ウツムキ
エレン「…」(ああ…クリスタのこの寂しそうな顔はダメだ…!)
エレン「わ、わかった。やろっか」
クリスタ「エレン!」パア
アルミン「……」
アニ「……」
アルミン「クリスタと食べさせあいをするなんて…」
アルミン「この食堂内で…」アルイミスゴイヨ
アニ「…」
アニ「私達もするかい?」
アルミン「さすがに恥ずかしいよ…」
アニ「さすがにね…」
ミカサ「ジャン。あれは一体全体なに?」ワナワナ
ジャン「あ、あれは…食べさせあいというやつじゃねぇかな…」タラタラ
ジャン「恋人同士でやるという…」
ミカサ「恋人同士……」ギリギリ
ジャン(今日はミカサと一緒に食事をとれたが…)
ジャン(まさか後悔することになるとは…)
ジャン(怖すぎる…)
ミーナ「エレンとクリスタ…楽しそうだな~」
ミーナ「私も恋人つくってああいうことしてみたい」
エレン「あ、あのクリスタ…そろそろいいだろ?」
クリスタ「ダメだよ。もう少し」ア~ン
エレン「むぐ…///」
ライナー「なあ、ベルトルト」
ベルトルト「なんだいライナー」(正気に戻ったのかな?)
ライナー「ローションは必要だろうか…」
ベルトルト「」
アニ「いつまで見せつけるつもりなんだろうね」
アルミン「う~ん」
アルミン(このままだと…何か別の問題が発生しそうだけど…大丈夫かな)
「…だからよ」
「まじか?…そんなこと」
「軽い悪戯だってよ」
「酒はどうすんだよ?」
「この前のパーティの残りがあるんだよ…」
アルミン「……?」
アニ「アルミン?どうしたの?」
アルミン「いや…なんでもないんだけどさ…」
その夜…
モブA「まあ、あいつ酒に酔ってミーナを襲ったらしいんだよ」
モブB「まじか?すげーな」
モブA「あいつもしかしたら、酔うと女襲う癖があるかもよ…」
モブB「それを利用するのか?」
モブA「俺たちの天使が奪われたんだぜ」
モブB「エレンばっかりモテるのは腹立つしな…」
モブA「どうなるかわかんねーけど、やってみようぜ」
モブB「ミーナを襲わせるのか?」
モブA「ミーナだったら一回やってるから、勘付かれるかもしれないだろ」
モブA「別の奴を襲わせようぜ」
モブB「そこをクリスタに見られたらって感じか…」タノシミダ
とりあえずはここまでですかね。また更新します。
>>1です 再開します
サシャ「……」
コニー「なんだあいつら?」
サシャ「なんだか嫌な予感がしますね」
翌日
エレン「眠いな……今日は格闘訓練があるんだっけ」
モブA「な、なあエレン」
エレン「ん?なんだ」
モブA「ちょっと相談というか…頼みたいことがあるんだが…」
モブA「今少し時間いいか?」
エレン「?…構わないぜ」
食堂裏
エレン「話ってなんだ?」
モブA「じ、実はさ…」
モブA「おれ…」
エレン「なんだよ?」
モブA「おれ好きな奴がいてさ…」
モブA「よかったら、エレンに協力してもらえたらと…」
エレン「誰だよ?ミカサか?」
モブA「いや違う…」
モブA「アニなんだよ…」
エレン「はあ?でもあいつはアルミンと…」
モブA「それはわかってんだよ……」
モブA「せめて告白だけでもしてみようかと思ってさ」
エレン「そういうことか…」
モブA「エレンはアニとも仲良いだろ?だから手伝ってもらえたらと…」
エレン「…」
エレン「わかったよ、なにすればいいんだ?」
格闘訓練
アニ「ほら、抜け出してみな」ギリギリ
エレン「ぐう…!」
エレン「そ、そうだ…アニ…」
アニ「なんだい?ずいぶん余裕じゃないか」ギリギリ
エレン「ぐぐぐ…!」
エレン「時間があったら夕食後によ…」
エレン「食堂に一人で来てくれないか?」
アニ「え…?」
エレン「できればアルミンにも内緒で…」
アニ「な、なに言ってんだい?」
エレン「やっぱ無理か?」
アニ「いや…別にいいけどさ」(なんで私動揺してるんだろ…)
エレン「ありがとな!頼むぜ」
アニ「う、うん」
夕食後 夜
モブA「緊張するな~」
エレン「ていうかなんで、待ち合わせの大分前に呼んだんだ?」
モブA「いや緊張するからさ、これでも飲んでほぐそうかと…」
エレン「それって…酒か?」
モブA「の、飲まないか?」
エレン「いや…俺はやめとく」
モブA「…」(ちっ、やっぱ拒否するか…こうなったら…)
モブA「これノンアルコールだから問題ないぜ」
エレン「本当か?じゃあもらうか…」
モブA「…」ニヤリ
スタスタ
アニ「はあ…」
アニ「なんで緊張なんかしてんだろ…」
アニ「あいつにはクリスタがいるし、私にはアルミンがいる」
アニ「期待することも、心配することもないはずなんだけどね」
ガチャ
アニ「エレン、いるかい?」
エレン「アニ…か?」ボケ~~~
アニ「どうしたのさ…なんか変だよ」
エレン「いや…別にそんなことはないけど…」
アニ「となり座るよ」ガタ
エレン「…」
アニ「…」
アニ「それでさ…」
アニ「用件はなんだい?」
アニ「わざわざこんなところに呼んでさ」
エレン「……用件は少し待ってくれるか?」ポケ~
アニ「いいけど…」(様子がおかしいね)
エレン「それより……アニって綺麗だよな」
アニ「え?」
エレン「だから綺麗だって…」
アニ「と、突然何言い出すのさ、あんたは!」
エレン「本心なんだけどな…」
アニ「そ、それは…あ、ありがと…」(口説かれてる?)
エレン「アニ……二人きりだな…」ポケ~
アニ「え…それってどういう…」
エレン「アニ!」ガバ
アニ「な…!…ちょ…」
アニ「馬鹿!洒落にならないよ…ちょっと……」
アニ(こいつ……酔ってるよね…酒臭いし…)
エレン「アニ…!」
エレン「いやか…!?」
アニ「いやとかそういう問題じゃないだろ…!」
アニ「だから、やめなって…!」
ビリビリ…
アニ「ちょ…服が…」(これは…)
アニ「フン!」ドゴン ガタ~ン
エレン「ぐう…」ガク
アニ「はあはあ……服が破れた…」(どうやって女子寮まで戻ろう…)
………
エレン「う~ん……」
アニ「起きた?」
エレン「痛い…」
アニ「自業自得だろ?」
アニ「あんただから、その程度で済ましてやったんだよ…」
エレン「俺酔ってたよな…」キブンワルイシ
アニ「酔ってたね」
エレン「それより…下着が丸見えだぞ…」
アニ「あ、あんたがやったんだろ…//」
エレン「す、すまん…」
アニ「…まったく…」
エレン「なあ…」
アニ「なに?」
エレン「気のせいかもしれないけど…あんまり怒ってなくないか?」
アニ「何回も蹴り上げた方がよかったかい?」
エレン「いえ…お心使いに感謝します」
アニ「それよりあんた…また酒飲んだの?あんなことあったのに」
エレン「いや…ノンアルコールて聞いてたんだが…」
エレン「あとモブAの姿もないぞ…」
すいませんが、今日はこの辺りで…
>>1です。 更新遅れました。すいません
ガチャ
クリスタ「…誰かいる?」
エレン「!」
アニ「!!」
エレン「机の下に隠れてくれ!」ボソボソ
アニ「ああ」サッ
クリスタ「…エレン?」
エレン「よう…クリスタ…」
エレン(なんでクリスタがこんなところに…!?)ドキドキ
クリスタ「エレン、どうしたの?食堂でひとりきりなんて」
エレン「いや、たまには一人になりたいときもあるってことだな」
クリスタ「?」
エレン(あられもないアニの姿見られたら…)
クリスタ「……」
エレン「なに…クリスタ?」
クリスタ「ちょっと座ってもいい?」
エレン「あ、ああ…」
クリスタ「じゃあお邪魔します」ガタ
クリスタ「ねえ」
エレン「ん~?」
クリスタ「エレンは、巨人を駆逐したいっていう思いから、今訓練をしてるんだよね?」
エレン「まあ…そうだな」
クリスタ「ジャンと喧嘩してるところを何度も見てたけど…」
クリスタ「最初は怖い人っていうイメージが強かったよ」
エレン「そ、そうだろうな…俺目つき悪いし」
クリスタ「でも、巨人を駆逐するためには何をしなければならないのかわかってるみたいで」
クリスタ「訓練も手を抜いてないし…」
クリスタ「努力家なんだなぁて思ったことが、好きになったきっかけかも…」
エレン「そうか?クリスタにそう言われてうれしいよ」
エレン(く…いい雰囲気だけど…罪悪感が半端ない…)
アニ「…」
アニ(なんで私はこんなところで、二人の世界を見せつけられてるんだろうね)
アニ(ちょっと腹が立ってきた)ムギュ
エレン「…いっ!」ビク
クリスタ「どうしたの?」
エレン「いや…なんでもない…」
エレン(なにするんだよ、アニの奴…!)
クリスタ「ねえ…ちょっといい雰囲気だよね…私達…」
エレン「えっ…そ、そうだな…」
クリスタ「ねえエレン…」
エレン「な、なんで近づいてくるんだ?クリスタ…」
クリスタ「恋人同士だからいいじゃない」
アニ「…」
クリスタ「恋人らしいことしよっか?」エヘヘ
エレン「恋人らしいことって…?」
クリスタ「今二人きりだよ?」
アニ「…」ムギュウ
エレン「イテッ…!」
クリスタ「エレン?大丈夫?」
エレン「ああ…大丈夫…」
アニ(デレデレしやがって…たく)イライラ
アニ(なんで私怒ってるんだろ…)
アニ(というか、こんな格好だから少し寒い…)
クリスタ「……」
エレン「?」
クリスタ「エレン…少しお酒臭くない?」
エレン「え…?いや、そんなことは…?」
クリスタ「もしかして…また飲んだの?」
エレン「あ…いや…!」
アニ「はっくしょん!」
エレン「!」
クリスタ「!」
アニ「…!」バッ
クリスタ「え…今の…」サッ
クリスタ「アニ…!」
エレン「あ…!」
アニ「クリスタ……」
クリスタ「………」
クリスタ「おかしいと思ったんだ…」
クリスタ「エレンが食堂に一人でいるわけないもん」
エレン「クリスタ…話聞いてくれるよな?」
アニ「…」
アニ「こいつが私に襲いかかったのは事実だけどね」
クリスタ「…」ダッ
エレン「待てクリスタ!」ガシ
パァン
エレン「………!」
クリスタ「……」グス タタタタタ
エレン「クリスタ……」
アニ「これは、まずいね」
アニ「でも、ここからの方がまずいよ」
エレン「え?」
ガヤガヤ オイオイ クリスタガナイテデテキタゾ
オイナンダヨ エレントアニガイルゾ ナンダアノカッコウ
アニ「…ほらね」
エレン「………」(まず過ぎる…)
アニ「とにかく、私は急いで帰ることにするよ」
アニ「あんたも早く戻った方がいいよ」
エレン「お前その格好で帰るのかよ?」
アニ「仕方ないじゃないか」
エレン「ばか!」
エレン「俺の上着着て行けって」
アニ「あんた…」
エレン「男が上半身裸の方がまだマシなはずだ…多分」
アニ「わかったよ」アリガトネ
エレン(この格好で俺帰るのか…)
ハッピーエンドになるのか?
翌日 休日
食堂
エレン「……………」
オイオイエレンノヤツキタゾ サイテイヤロウガナ
エレン「うわ~~~~」ヘコム
アニ「おはよ…」
エレン「おはよう…」
エレン「なんか広まってる感があるんだが」
アニ「まさにそんなところだね」
アニ「休日でよかったよホント」
アニ「こんな状態で訓練なんてしたくないし…」
エレン「アルミンにも伝わってたか?」
>>538 はい大丈夫かと
アニ「そのことだけど…向こうでアルミンが呼んでるんだ」
エレン「そうか…じゃあ俺も行くか」スタスタ
オイオイイッショニデテイッタゾ アイビキカ
アルミン「エレン、アニこっちだよ」チョイチョイ
アニ「待たせたね」
エレン「よ、よう……アルミン」
エレン「その…悪かった…」
アルミン「……」
アルミン「そうだな~あとで一発くらい殴ってもいいかな?」ニコニコ
エレン「ああ、わかってる」
アルミン「うそうそ。僕もクリスタのこと気にかけてるから、そんなことできないよ」
アルミン「アニには悪いことしちゃってたし…」
アニ「ずいぶん正直じゃないかアルミン」
アルミン「アニもエレンを気にしてたでしょ?」
アニ「…」
エレン「…あれは誤解なんだぜ?」
アルミン「なにがあったの?アニが襲われたっていうのは聞いてるけどさ…」
エレン「いやつまり…」
アルミン「なるほど、エレンは酔って今度はアニを襲ったんだね」
エレン「アルミン…心なしか不機嫌になってないか?」
アルミン「そりゃね…彼女に手をかけられたわけだし」ニコニコ
アルミン「アニも服破かれるまでは、無抵抗だったみたいだし」
アニ「……」
エレン「でもあれは、自分の意志で飲んだわけじゃないんだよ」
アニ「どういうこと…?」
エレン「実はさ……」
その頃
ユミル「すげぇ噂になってんな」
クリスタ「……」シュン
ユミル「クリスタ…もうあんな奴のこと忘れろよ?これでどんな奴かわかったろ?」
クリスタ「…」エグエグエグ ポロポロ
ユミル「泣くなってクリスタ…」ギュウ
モブA「なんか上手く行きすぎじゃねえか?」
モブB「ほんの悪戯のつもりだったのにな…」
モブA「うまくいったのはいいが……言い訳をあんまり考えてなかったな」
モブB「ここまでやった以上、エレン達は追及してくるぞ」
モブA「しらを切りとおすしかねぇな」
ベルトルト「ライナーなんだか君にとっては良いことが起こってるみたいだよ」
ライナー「いや…クリスタが泣いている…いいことじゃねぇよ」ギリギリ
ベルトルト「じゃあ、まだエレンを?」
ライナー「いや、陰謀の臭いがするな…」
サシャ「噂がひどいですね」
コニー「これって例のあれかな?」
サシャ「多分あのときの、あれですね」
ジャン「この二人は何をしゃべってるんだ?」
ミカサ「ジャン、エレンがアニを襲ったというのは…」
ジャン「ど、どうだろうな…あいつがそんなこと…」
ミカサ「この際アニとクリスタとミーナを削ぐというのはどう?」
ジャン「怖すぎるミカサ…」シクシク
アルミン「つまり…モブAが酒を飲ませたってことか…」
エレン「ああ…最初断ったんだが…あいつノンアルコールて言ってさ」
アニ「ふ~ん」
アニ「しかも私に告白って…モブAが…」
アルミン「アニはエレンに告白されると思ってたの?」
アニ「そ、そんなことは…ないけど…//」
アニ「私が言いたいのはモブAって、クリスタ~クリスタ~て言ってるメンバーの一人でしょ」
アニ「その時点でおかしいじゃないか」
エレン「そういやそうか…」
アルミン「はめられたね、エレン」
エレン「あいつら…!」
アルミン「どこまで本気だったのかはわからないけど」
アルミン「冗談じゃ済まなくなってるし…追及しに行こう」
食堂裏
モブA「な、なんだよ…」アタフタ
エレン「はめたのか?俺のこと…」
アニ「正直に答えな」
モブA「違うっての…ま、間違えたんだよ…ノンアルコールと思ってたんだ」
アニ「そんな言い訳通じるとでも?」
アニ「あんたのせいで大変なことになってんだけど…」
モブA「それは悪かったけどよ…まさかこんなことになるとはな~」
モブA「間違いってのは誰にでもあるじゃん?」
エレン「…じゃあなんで急に消えてんだよお前…」
エレン「アニに告白するんじゃなかったのか?」
モブA「うぐ…それは…」
アニ(モブAてかなり馬鹿だよね…)
モブA「いや、わかんねーな…」
エレン「てめぇいい加減に…」
サシャ「いい加減にしないとダメですよ」
モブA「え…」
サシャ「私達聞いてましたからね。あなたがモブBと計画練ってるところ」
コニー「ああ」
モブA「な……!」
モブA「じゃあ、アニに告白するふりして、エレンと二人きりにさせ、酒で酔ったエレンに
襲わせ、そのあとクリスタに食堂に行かせて修羅場にするっていう計画すべて聞かれていたのか~~~~~!」
サシャ「ま、まあそうですね」(そこまでは聞いてませんでしたが)
アニ「こいつとんでもなく馬鹿だね」
モブA「は!しまった…はめられた!」
エレン「はめたのはどっちだよ…!」
ライナー「話は聞かせてもらった…」ズイ
エレン「ライナー」
モブA「えっ…えっ…」
ライナー「残念だモブA。同じクリスタを想うもの同士だったが…」
ライナー「そんな計画を練っていたとは…」
モブA「ちょっと待ってくれ…」
ライナー「エレンにやろうとしていたことを、お前に施さねばならないとは…!」
ライナー「さあ来い!」グイ
モブA「いや~~~~~~!!」ズルズルズル
ライナー「掘って~掘って~また掘って~」
アニ「…」
エレン「た、助かった…」
コニー「モブAはどうなるんだ?」
サシャ「考えない方がいいですよ」
アニ「で…どうすんの?これから…」
エレン「謝りに行く…それだけかな…」
アニ「そっか…じゃあさ」
アニ「忠告じゃないけど…」
エレン「ん?」
アニ「これ使いなよ…」スッ
エレン「なんだこれ……。て、これって…!」
アニ「…//」
エレン「…アルミンと使おうと持ってたんだろ?いいのか?」
アニ「え…?あ、うん…当たり前じゃないか…」フイ
エレン「…?…ま、まあ、ありがとな…」
アニ「結局さ…そういう絆が一番つながってるって思えるんじゃないかな」
アニ「クリスタ不安だろうし……解消してあげなよ」
エレン「……///」
エレン「…ありがとなアニ!」タタタ
コニー「エレンの奴いっちまったな」
サシャ「アニはよかったんですか?」
アニ「どういう意味だい?」
アルミン「そのままの意味だよ」スッ
アニ「アルミン…どこ行ってたの?」
アルミン「とりあえず、ユミルをクリスタから引き離しておいた」
アニ「やるねあんた」
アルミン「ホントにいいのアニは?」
アニ「私はあんたが好きだよ。前にも言っただろ?」
アルミン「素面で聞いたのは初めてかな」
アニ「そういうことかい…」
アニ「アルミンも…クリスタはいいの?」
アルミン「クリスタは憧れみたいなものだよ。僕もアニが好きだし」
アニ「ありがと。じゃあ、お互い流されないようにしないとね」
アルミン「うん」
女子寮側
クリスタ「……」チョコン
エレン「よう、クリスタ」
クリスタ「……」
エレン「なんか、ミーナの時と同じだな。場所とか…」ハハハ
クリスタ「…」プイ
エレン「謝っても許されることじゃないけどさ」
エレン「すみませんでした」
クリスタ「……」
エレン「クリスタに叩かれたときにさ…すごい罪悪感あったんだ…」
エレン「大好きな人に叩かれるのはきついな…」
エレン「それだけのことしちゃったんだけどさ…」
クリスタ「……誤解なんでしょ?」
エレン「え?」
クリスタ「アルミンにも聞いたし……」
クリスタ「昨日夜中冷静に考えたら、誤解じゃないかって思ってた」
エレン「そ、そうなのか…」
クリスタ「ただ、私は…相手がアニだったから…」
クリスタ「不安になっちゃって…」
エレン「…」
クリスタ「アニ…エレンのこと諦めてない感じだったから…」
エレン「…」
エレン「となり座るぞ」ヨッコイセ
エレン「もうアルミンから聞いてるかもしれないけどさ…」
カクガクシカジカ…
エレン「というわけで、昨日のことははめられたことなんだ」
クリスタ「そうなんだ……」
クリスタ「モブAはどうなったの?」
エレン「ライナーに掘られてると思う」
クリスタ「///」
クリスタ「じゃあ、エレンの話ちゃんと聞いとけばよかったね」
エレン「心情的に無理だっただろ」
エレン「でさ…」ポリポリ
クリスタ「?」
エレン「これ…」スッ
クリスタ「あ…これって…」
エレン「あ、えと…恋人らしいことしようかなって…」
エレン「昨日クリスタも言ってただろう?」
クリスタ「エレン//」
エレン「アニからもらったんだけどさ…」
クリスタ「…」
クリスタ「どうして、アニからもらうのかな?」ニコニコ
エレン「あ…ご、ゴメン…」
クリスタ「知らない」プイ
エレン「あの…よかったら使わせてくれないか?」
クリスタ「エレンは私がいいの?」
エレン「クリスタじゃないと嫌だな」
クリスタ「それ、説得力ないよ?」
エレン「あ……。もう、酒は飲まないって誓うよ」
クリスタ「絶対だよ」
エレン「もちろんだ」
クリスタ「…でも今日はだめ」
エレン「そ、そうか…」
クリスタ「こ、心の準備とかあるし…//」
エレン「そ、そうだよな…//」
クリスタ「で、でも近い内にね…//」
エレン「あ、ああ…待ってるな///」
ユミル「あの野郎~~!クリスタとイチャつきやがって~~~~!」
アニ「はいはい落ち着きなユミル」
ユミル「うが~~~~!!」
アルミン「うまく行ったのかな…」
アニ「よくわからないけどね」
ユミル「またトラブル起こしやがったら、今度はエレンの奴殺してやる!」
アルミン「まあ、きっと大丈夫だよ」アハハハ
ミーナ「それで?お二人はこのあと馬小屋に直行ですかな?」
アルミン「み、ミーナ///」
アニ「本当に死ね!!」ゲシ
ミーナ「」バタン
おしまい
これで後日談も終了ですかね。ここまでお付き合いいただいてありがとう
ございました~~~
このSSまとめへのコメント
このss好きだからもうちょっと早く更新して欲しい
エレンがただの屑で吹いた。
本当にエレンの事好きなんかな?
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
エレンはアニからコンドーム貰ったん?それクリスタに見せたん?