アルミン「それは僕に降参したってことじゃないのか?」 (14)

アルミン(190cm)「僕が言ったことを正しいと認めているから……言い返せなくて殴ることしかできないんだろ?」

いじめっ子「う……うるせえぞ屁理屈野郎!!」

アルミン(190cm)「正直君らに殴られても痛くも痒くもないけど、口で勝てないからって手を出すのはよくないよ」

いじめっ子「うう……」

エレン「何やってんだお前ら!!」

いじめっ子「エレンだ!」

いじめっ子2「あの野郎今日こそぶちのめすぞ!!」

いじめっ子3「ミカサもいるけど知ったことか! 日頃の恨みを晴らす時だ!」

アルミン(190cm)「……」

いじめっ子「だ……駄目だアルミンが見てる」

エレン「お前らアルミンをいじめるな!」

いじめっ子「いじめられるわけないだろ……」

エレン「それもそうだな。お前らもうやめとけよ、口でも喧嘩でも勝てないんだから」

いじめっ子「そうだな。もうよしとくよ……」

ミカサ「大丈夫? アルミン。殴られたんでしょう」

アルミン(190cm)「蚊に刺されたようなもんだよ」

ミカサ「アルミンが言うと強がりじゃなくて事実にしか聞こえない」

エレン「あいつらよくアルミン殴れたよな……俺にはそんな勇気ねえよ」

アルミン(190cm)「殴った手の方が捻挫してたね。大丈夫かな……」

エレン「父さんに診てもらうよう言っといたし大丈夫だろ。自業自得だ」

ドォ!

エレン「な…なんだ!? 地震ってやつか!?」

ミカサ「行ってみよう」

アルミン(190cm)「!!」

エレン「アルミン、何が!? くっそ、背ェ高いなお前! 全然見えねえよ」

アルミン(190cm)「そんな……! あの壁は50mだぞ!」

ミカサ「!?」

エレン「ヤツだ……巨人だ」

アルミン(190cm)「なんてことだ……僕よりデカい! 悔しい……!」

エレン「当たり前だろ。どこに反応してるんだお前」

ドッゴォォ

エレン「……ッ!?」

ミカサ「か……壁に……穴を空けられた……!?」

アルミン(190cm)「立ち向かうぞ2人とも!」

ミカサ「!?」

エレン「何言ってんだ!?」

アルミン(190cm)「なんかいけそうな気がする」

エレン「無理だろ! 逃げるんだよ……って!」

ダッ……

ミカサ「エレン! どこへ……」

エレン「壁の破片が飛んでった先に家が! 母さんが!!」

ミカサ「!!」

ダッ……

アルミン「ミカサ!」

エレン「母さん!!」

カルラ「……エレンかい?」

エレン「ミカサ! そっちを持て! この柱をどかすぞ!!」

カルラ「巨人が……入って来たんだろ? 逃げなさい! ミカサ、エレンと逃げて!」

ミカサ「ヤダ……イヤダ……」

カルラ「最期くらい言うこと聞いてよ!!」

アルミン(190cm)「大丈夫かい?」

エレン「アルミン!」

カルラ「アルミン! 2人を連れて逃げて!」

アルミン(190cm)「え、おばさんも一緒に逃げようよ」ヒョイ

エレン「おお……」

ミカサ「瓦礫があんなに簡単に……」

カルラ「あ……でも、足が瓦礫に潰されて」

アルミン「僕が担いで走るよ。人間の1人や2人担いだ所で大して変わらないし」

カルラ「……ありがとう」

おしまい

ついさっきグリシャの尻SSを投下した者です。
連立すみませんでした。
これは4年前に書いた物らしいので、半端な所で終わってますが供養その2でした。
失礼しました。

今気づいたけどvipとRがあってこっちは多分エログロかな
板違いですね重ね重ねすみませんでした

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