ユミル「同期の女子の尻にパン線が浮き出ないのはなんでだと思う?」(147)

ユミル「ピッタピタの白ズボンなのに変な話だろ?」

ジャン「そう言われてみりゃそうだな…」

コニー「まさか全員ノーパンなのか!?」

ユミル「ちげーよ馬鹿。全てはクリスタ様のおかげなんだよ」

ライナー「今クリスタって言ったか?」

ユミル「おう、耳聡いじゃねーか、さすがだな」

アルミン「いや、これは誰でも気になるよ。

      制服は機動力を確保するためによく伸びる薄手の素材で出来ている…
      どうして線が浮き出ないんだろう?」

ユミル「クリスタがな…内地で人気の新素材のパンツを104期内で流行らせたんだよ」

アルミン「な、なんだって…!?」

ユミル「ストレッチ素材の細い糸で、男物のパンツみたいな丈まで編んである。
     だからいくらケツを突き出したって線が浮かねえわけだw」

ライナー「なんてモンが開発されちまったんだ…」

ジャン「日々訓練に耐えてるっつーのにこの仕打ちはねーよ…」

フランツ「ハンナのパン線が他の男に見られないのは安心だな」

ジャン「クソッ、リア充は黙ってろ!」

ユミル「ミカサは入団時は白のフッツーのパンツ履いてたけどな。
     クリスタに見えてるって指摘されて、肌色の新素材に全部買い換えたんだよw」

ジャン「しかも肌色かよ!母ちゃんのパンツと同じじゃねぇか…勘弁してくれよ!」

ユミル「ミカサは実用性のことしか考えてねぇからなぁ。
     一番透けにくいのが実際肌色なんだよ。残念だったなw」

コニー「もっと前に見とけば良かったな…」

アルミン「クリスタ…天使なのか悪魔なのか…」

マルコ「女子にとっての天使ってことなんだと思うよ…」

ユミル「クリスタは、肌色はあまりにも可愛くないっつーことで薄ピンクの新素材」

ライナー「でもどちらにしろショートパンツみたいな丈なんだろ?」

コニー「どちらにしろババ臭ぇよなぁ」

ユミル「サシャはグレーを穿いてるから、よーく目を凝らして見たら透けるはずだな」

コニー「グレーか…まぁ、ババ臭くはねぇが…」

ジャン「萌えるかっつーと違うよなぁ…」

エレン「お前らさっきから何くだらねー話で盛り上がってんだよ!
     さっさとシャワー浴びて寝ろ!お前らが同室なせいでオレまで教官に怒られちゃうだろ!」

ジャン「うるせーのはテメーだよ死に急ぎ野郎!
     誰もがテメーみたいな巨人狂いじゃねーんだ!生活の潤いってモンが必要なんだよ!」

エレン「ハァ?お前、人類が何のために…!」

アルミン「まあまあまあ二人とも!これから休もうってときにケンカすることはないよ!」

ユミル「あぁ?もうこりゃお開きの流れか?
     じゃあクリスタとミカサのスカート時用のパンツの話をする暇はねぇってことだな?」

ジャン「!?」

アルミン「!?」

つーかなんでユミル普通にいるんだよww

>>13
考えてなかったw
食い終わったあと食堂に居残ってる感じ…?


ユミル「プリーツスカートはパン線気にする必要ねぇからなぁ…
     私は見ちまったんだよ、スカート用のパンツって奴を」

ジャン「ミカサは!?」

エレン「ミカサのパンツなんかどうだっていいだろ!聞くんじゃねえよ!」

ライナー「いいや、どうでもよくはないな。本命はクリスタだが参考として聞いておく必要がある」

ベルトルト「ライナー…どんなに渋い声で言ったって格好良くはならないよ…」

コニー「おわっ!ベルトルト居たのかよ!」

ベルトルト「一向に来ないからさっき見に来たんだよ」

ユミル「ミカサの入団時のパンツだが…厚手の白いパンツだった。年齢一ケタの幼女用みたいなパンツだ。

     歳の割に大人びてるくせに、パンツだけは幼女用から買い換えていなかった…。
     アンバランスな光景だったね。さすがにその頃のパンツはもう処分したようだけどな」

ジャン「(あのミカサが幼女用パンツ…!? まさかの事実だ…)」ゴクリ

エレン「(モコモコしたパンツのことか… あれは見たことあるが…
      じゃあミカサは今全然違うパンツを穿いてるってことか…!?)」ゴクリ

ユミル「で、肝心の今のスカート用のパンツだけど…あぁ、もうこんな時間じゃねぇか。女子寮に帰らねぇと」

ジャン「!! お前! わざとだろ!」

コニー「出し惜しみすんなよな!」

ユミル「言うか言わねぇかはお前らじゃなくて私が決めることだ。じゃあなw」

ジャン「行っちまった…」

ライナー「そう気を落とすな。これまでの情報で充分に妄想の土台は出来ただろう?」

コニー「どういうことだよ」

ライナー「少なくとも、女子は訓練用のパンツと、私服用のパンツを使い分けて持っているわけだ。
      全てを訓練用の合理的なパンツにしてもいいのに、自由度が高い私服の時は"あえて"別のパンツを使っている…」

ジャン「!!」

マルコ「なるほど…盲点だったよライナー」

アルミン「これは…女子が四六時中可愛いパンツを穿いているというよりも、ぐっと来る事実かもしれない…!」

コニー「オレも…重要なことに気付いちまったぜ…」

ライナー「なんだ?コニー」

コニー「薄くてパン線が出ないパンツが最悪だって流れだったが…
     考え方を変えると、ノーパンに近いヒップラインが拝めるってことなんじゃねぇか!?」

ジャン「コニーお前頭いいな!」

ライナー「天才、か…」

アルミン「こんな時には頭が回るんだね!」

マルコ「コニーはノーパンが本当に好きだなぁ」

フランツ「そんな…僕のハンナをいやらしい目で見るのはやめてくれよ!?」

エレン「……もういいだろ、寮に帰るぞ!」イライラ

~翌日晩飯後~

コニー「おいブス、今日こそはわかってんだろうな」

ジャン「ミカサのパンツの話の続きだよ!」

ユミル「あぁ、ミカサ…なぁ…
     それより今さっきアニのパンツを見てきたんだが」

アルミン・ライナー「!!」

ユミル「お前ら金髪小柄大好きだなwww絶対エロ本共有してるだろwww」

アルミン「しょうがないよ!可愛いんだから!」

ライナー「ああ、金髪小柄は最高だ。守ってあげたくなるような可憐さがある」

コニー「ハッ、何が可憐だよ!お前アニに投げられてケツ丸出しになってたじゃねぇか…」

ユミル「聞けよ。今日見たアニのパンツは…薄いグレーのボクサーパンツだった」

ライナー「(なん…だと…!?薄いグレーってことは…?)」

アルミン「(濡れたときに一番目立つ色じゃないか…!!)」

アルミン「さっき見たってことは…今も穿いているってこと?」

ユミル「だろうな。今日のアニは訓練の片付け当番の後に食堂に来たから、
     訓練後、服だけ着替えてきたはずだ」

ライナー「(なんてこった…訓練後の汗を吸ったグレーのパンツを穿いたままのアニが食堂に!?)」

アルミン「すばらしい…すばらしいよユミル…!!」

ユミル「まあ、アニ萌えの奴が何と言おうと一番可愛いのはクリスタだけどな」

ユミル「そしてなんといってもアニのパンツで一番注目すべきなのは…私服だ」

ライナー・アルミン「……」ゴクリ

ユミル「アニの内面が意外と乙女チックなのはお前らも薄々感づいてんだろ…?」

アルミン「まあ、それは…ミーナといつも一緒に居ることからもわかるよ」

ユミル「泣く子も黙る対人格闘の名手の、下着の趣味があんなものだとはねぇ…w」

アルミン「ま、まさか…」

ユミル「薄ピンク。サテン地のベースにフロント部はチュール地の重ね縫い。
     そして左右の腰骨のあたりにそれぞれ小さなリボンがあしらわれている」

アルミン「ぐはぁあああああっ!!!!」

コニー「な、なんだ…!? 今の説明でわかったか!?」

ライナー「いや、さっぱりだ……」

アルミン「甘ロリだよ……直球ドストライクだ……」フラッ

ジャン「おい大丈夫かよ!」

アルミン「いい……人生だった……」

マルコ「正統派の乙女趣味だね。下着には女性の本音が出やすいとは言うけど…」

ジャン「マルコお前今のでわかったのかよ」

マルコ「みんなもユザワヤに行けばわかるよ」

ジャン「いや、行かねぇだろ…」

ライナー「そんなよくわかんねぇ奴じゃなくて、もっと…こう、クマさん柄とかを期待したんだが」

ユミル「この歳でそんな女居るかよ。ライナーお前ロリコンか?」

マルコ「ファッションとしてのロリータ系と、ライナーの言うようなガチロリは別物だよね。
     ロリータ系や女性自身が愛好している場合が多いから。まあ、アルミンに需要はあるわけだけど」

ジャン「まさかの詳しさだな…お前そんなキャラだったか?」

マルコ「Seventeen、non-no、Soup.、Zipper、Spring辺りを読んどけば誰でもざっくりとは理解できるんじゃないかな」

ジャン「いや、そもそも何で読んでるんだよ!」

ユミル「まぁゴリライナーがガチペドだった話はいいとして、そろそろシャワーに行かないとな」

ジャン「おい!ミカサはどうしたんだよ!」

ユミル「それは…そうやすやすとタダで提供できる情報じゃぁないなぁ?」

ジャン「対価を要求するってーのかよ…」

ユミル「まあそれは自分で考えろってことだ。じゃあな」

コニー「くそ、ユミルの奴…このまま情報の小出しを続けるつもりか?」

マルコ「思春期男子の心を乱して遊んでいるのかもしれないね……」

ベルトルト「………」

~廊下~

ベルトルト「…ユミル」

ユミル「ほぉ…? まさか最初に来るのがベルトルさんとは思わなかったな。
     104期ムッツリ第1号の称号をあんたにやるよ」

ベルトルト「好きにしなよ」

ユミル「で、誰の話が目当てなんだ?」

ベルトルト「ユミル。ユミルはどんなパンツ穿いてるのか教えてくれよ」

ユミル「…………はぁ?」

ユミル「何言ってんだ? 訓練で頭でも打ったか?」

ベルトルト「知らないってことはないだろ?教えてくれよ」

ユミル「くっ、だら、ねー!」クルッ スタスタ

ベルトルト「言えないの?自分は女子の個人的な話をさんざん暴露しといて?」

ユミル「私は需要に対して供給してるだけだ」スタスタ

ベルトルト「じゃあ需要がここにある。ユミルのパンツを教えてよ」

ユミル「……だからつまんねーこと言うなって」イライラ

ベルトルト「つまんないことを言ってるつもりはないんだけどな」

ユミル「………」クルッ

ユミル「……それよりさ、ハンナ、わかるだろ。
     あいつ、フランツとデキてからさ……」

ベルトルト「ふうん、あからさまに話そらすんだね」

ユミル「………目的は何なんだよ」

ベルトルト「さっきから言ってるだろ。ただユミルのパンツを知りたいだけだよ」

ユミル「…気持ち悪い奴」クルッ スタスタスタスタ

ベルトルト「………」

コニー「(うわっ……、マジかよ!)」

コニー「ベルトルト……お前……」

ベルトルト「なんだコニー、見てたの。趣味悪いなぁ」

コニー「お前何がしたいんだよ?よりにもよってあのユミルって…なぁ。

     つーか昨日の話のせいで今日気付いたけどよ、ユミルって黒のボクサーだから結構透けてるだろ?
     着崩してるから腹チラしてズボンの上から見えることも多いしよぉ…別に見たくもねぇけど」

ベルトルト「知ってるよ」

コニー「なら、」

ベルトルト「知ってるけど、ユミルの口から言わせたいんだよね」

コニー「…え?」

ベルトルト「ユミルのああいうとこって……なんか、気に食わないんだよ」

コニー「ああいう? 下ネタ好きなことか?」

ベルトルト「………まあそんなところかな。とりあえず振られちゃったし、寮に戻ろうか」

コニー「おう」

コニー「……」

コニー「あ、そうだ聞いてくれよ、サシャがよぉ…」

ベルトルト「えー? また賭けに負けてパン取られた話?」

コニー「全然違ぇよ!それより全然理不尽な話!あいつ信じらんねーよマジで!」

ベルトルト「はは、どうしたのw」

コニー「ジャンが賭けのためにパンのストックしてるのは知ってるだろ?……
     (いつものベルトルトに戻ったな………)」

~翌日、対人格闘訓練~

ユミル「クリスターー!!」ギューッ!! サワサワ

クリスタ「きゃあぁっ/// もう、ユミルっ!///」

ユミル「今日も組もうぜー!」

クリスタ「わ、わかったよっ! だから離してぇっ///」

ユミル「かーっ!相変わらずクリスタは天使だね!」サワサワ

クリスタ「ユミルっ!///」

ユミル「何もかもクリスタが可愛すぎるのが悪いんだよw じゃあ、さくっと始めるか」

ベルトルト「クリスタ、今日はユミル貸してくれない?」

クリスタ「えっ…? 珍しいね、ベルトルト」

ユミル「……私はもうクリスタと組むことが決まってんだよ。
     それにホモカップルの片割れはどうした?いつもあのガチムチと組んでんだろ?」

ベルトルト「誤解しないでくれるかな、僕は女の子が好きだよ。」ジッ…

クリスタ「(あれっ、もしかして…ベルトルトってユミルのことが好きなのかな…?)」

クリスタ「(ユミルはいつも男の子みたいに私のこと守ってくれるけど…
       ユミルだって女の子だもん、女の子としての幸せを知らなきゃダメだよね!)」グッ

クリスタ「ユミル、私ミーナと組むことにするね!」

ユミル「はぁ!?」

クリスタ「私と組むと、いつもユミル手加減してばかりでしょ?ミーナと私ならお互いに訓練になるし、
      ユミルもベルトルトと組んだら訓練になるよ!」

ユミル「大丈夫なのかクリスタ? ケガでもしたら…」

クリスタ「大丈夫!(私、応援するからっ!)」キラキラキラキラッ…

ユミル「(なんだ!? くっ、女神オーラが…!)…は、待てよっ!クリスタ!」

クリスタ「ミーナ!一緒にやろっ!」タッタッタッ ニコッ

ミーナ「クリスタ!よかったー!アニがエレンを蹴りに行っちゃって困ってたんだぁ!」ニコッ

ユミル「あ……」

ベルトルト「いいよね?」

ユミル「……くそっ、受けて立とうじゃねえか」

キース「組は決まったか!? モタモタするな!! 始め!!」

ユミル「…」タッ

ベルトルト「…」タッ

ユミル「(クソッ、やっぱりデカいな……男相手でもこれだけのリーチの差は珍しい。
      アニの低身長なりの戦い方って奴をもっと研究しておけば良かったかもしれないな)」

ベルトルト「来ないの?」

ユミル「言われなくても行ってやるよ(ま、今思っても遅いんだけどな)」タタッ ガッ!! ゴッ!! ガッ!!

ユミル「(ガードが堅いな。ベルトルさんらしいといえばらしいが)」タッ ガッ!!

ユミル「(私もどちらかと言うと感情的に攻撃してくる相手をさばいてカウンターで片付ける方だからな…
      ベルトルさんみてーなタイプはひたすらやり辛い)」

ベルトルト「…」

ユミル「…」

ユミル「(くそ、何考えてんだ…)」

ユミル「(この腰巾着ホモ野郎!!)」 ドスッ!!

ユミル「(よし蹴りが決まっ…)うあっ!?」グイッ!!グイッ!! タタッ

ベルトルト「……」

ユミル「(危なかった…。こいつ、関節技に持ち込もうとしてやがる…。
     まあ男が女に打撃系で決めようとするのは、褒められたことじゃないのかもしれないが…。
     その方がまださばきようがある。ゴロツキ、チンピラの対処なら慣れてるしな)」

ユミル「(ベルさんのこの体躯…極められたら抜けらんねーな…)」

ユミル「(これは、負けるかもな)」

ベルトルト「気が抜けたようだね。サボるつもり?」

ユミル「いや、もうよくわかったよ。私はあんたに勝てない」

ベルトルト「諦めが早いなぁ」

ユミル「無駄な努力したってしょうがねぇだろ?」

ベルトルト「上位に入ろうとは思わないの?」

ユミル「死ぬまで食っていけりゃぁそれで充分だよ」

ベルトルト「それもユミルらしいか」

ユミル「それよりあんたいつもの連れはどうした?」

ベルトルト「あぁ、ライナーならっぐっ…!?」ドゴッ!!

ユミル「(これで決めるっ…!)」ガッガッ!!ゴッ!!

ベルトルト「ったいなぁ…!」グッ ギリギリギリ

ユミル「!!」

ユミル「っはっ…!(くそ…抜けられねぇ…)」ギッ ギッ

ユミル「…………負けたよ。解いてくれ」

ベルトルト「はぁ…… 信じると思う?」グッ

ユミル「不意打ちで勝てねーんじゃもう望みはねえよ…離してくれ」

ベルトルト「でも信用できないしなぁ、あとサボってると思われるのもなんだなぁ。
      ちょっとは抵抗してよ」ググッ

ユミル「(耳元で言うなよ…!)」ゾワゾワ

ベルトルト「ねぇユミル…」スゥ…

ベルトルト「 こ  わ  い ? 」

ユミル「…っあ…!!///」ぞくぞくぞくっ…

ユミル「っ離せ!!!」ガッ!!!!

ベルトルト「いたあっ!!!」ドサッ

ユミル「!!??」

ベルトルト「もう、痛いなぁユミル…ちょっとは手加減してよ…いたた……」サスサス

ユミル「…………」

ジャン「ははっ、ダッセーぞベルトルト!」

ミーナ「ねぇクリスタ!ほら、ユミルが」クスクス

クリスタ「えっ?ちょっと、ユミル…」クスクス

クリスタ「やりすぎちゃだめだよ~!」ニコッ

ユミル「あ、……おう!」

ユミル「………」

という感じで可愛いユミルをひたすら苛め抜き続けるのと、書くの苦手だけど甘い展開にしていくのとどっちがいいのだろう。
ベルユミに続いてエレンが屈折した感じのエレミカも書きたいが、書けるかはわからない…。今日はもう寝ます。

うおおレスついてる。今日も書きます。

~食堂~

クリスタ「パンくずが口についてるよ」

ユミル「は? ああ…」

クリスタ「なんか今日のユミルはぼーっとしてるね」

ユミル「そんなことはねえよ」

クリスタ「もしかして…ベルトルトのこと考えてる?」

ユミル「なーに言ってんだよ!私が考えるのはクリスタのことだけに決まってるだろ?」ワシワシ

クリスタ「きゃっ!だって今日…」

ユミル「お前ベルトルトに嫉妬してんのか~?可愛い奴だなw」ワシワシワシワシ

クリスタ「違うよー!」

ユミル「(ベルトルの奴、どこに居る?)」チラ

ユミル「(ああ、ライナー達と一緒か、良かった)」ホッ

ユミル「なぁ、アニ」

アニ「ん?なんだい」もぐもぐ

ユミル「よかったら次の訓練の時、私にも対人格闘術教えてくれないか」

アニ「…あんた、勉強熱心なタイプには見えないけど」ズズ…

ユミル「失礼な奴だな、私は生まれたときから向学心の塊だっつーのに」

アニ「ベルトルトに手抜きされたとか?」

ユミル「…………色々あるんだよ」

アニ「まあ、いいよ。教えてあげる」ズズ…ゴクン、 カタン

ミーナ「あ、アニ! 食べ終わるの早いよ」

アニ「ミーナが遅いんだよ」

~女子寮~

ミカサ「明かりを消してもいい?」

ハンナ「いいよー」

サシャ「あっ、待ってください!さっき外したヘアゴムがどっか行っちゃいました!」

ハンナ「何やってんのっw」

サシャ「飛んで行っちゃったんですよぉ…」

ミーナ「ふあぁ……今日も疲れたなぁ…」

クリスタ「そうだね。でも明日は座学が多いから少し休めるかも」

サシャ「見つかりました!大丈夫です!」

ミカサ「なら消していい?」

ミカサ「おやすみ」パチッ

クリスタ「おやすみ」

ミーナ「おやすみー」

ユミル「(今日は身体が、特に腰が重い。疲れが残りそうだな……)」

ユミル「………」スゥ…スゥ…

~翌朝・教室~

講師「よって、我々はキュクロの時代より進歩した以下のような技術を踏まえ………」

ユミル「(座学がダルいのは今日に限ったことじゃねぇが、今日は一層ダルいな…)」

ユミル「(朝から立ちくらみはするし身体は重いし腹は痛えし…)」

講師「………ではアルレルト、ここで使うべきなのは何か?」

アルミン「はっ!この場合、閃光弾を使うべきと考えます!」

講師「理由を説明してみろ」

アルミン「立体機動が使えない平地に追いやられた場合、まず考えるべきは………」

ユミル「(さっきから内容が全然頭に入って来ねぇ……)」

講師「アルレルト、正解だ。座っていい」

アルミン「はっ!」

講師「ではもう一つ問題を出そう。ユミル」

ユミル「……」

クリスタ「ユミル、当てられてるよ」コソッ

講師「どうした?立ちなさい」

クリスタ「え…顔色が真っ青…」

クリスタ「ユミルの体調が悪そうなので、医務室に連れて行きます!」

講師「…そうか。大事にしなさい。では、マルコ」

マルコ「はっ!」

ユミル「一人で行ける……クリスタは授業受けてろ」

クリスタ「医務室までは付き添うよ」

ユミル「一人でいいって言ってるだろ」フラ…

クリスタ「ふらふらじゃない!捕まって!」

ユミル「ははwお前が私を支えるのかよw」

ベルトルト「僕が抱えていこうか?」

クリスタ「え…?」

ユミル「一人でいいって言ってんのが聞こえなかったのかよ」キッ

クリスタ「あ、無理して動いちゃ…」

ベルトルト「………」ヒョイ

ユミル「は!? お前ふざけんな!!」

ベルトルト「腕ちゃんと後ろに回してくれる?バランス悪いから」

ユミル「離せよ!!」

エレン「うるせーぞユミル、聞こえないだろ!」

コニー「ベルトルトすげーな!ユミルがあんな風に持ち上がるか?フツー」

ライナー「おいおい、どさくさに紛れてケツ触るんじゃねーぞ」

講師「静粛に!」

シーン

講師「マルコ、続けなさい」

マルコ「はっ!」

~廊下~

ユミル「離せよ!いちいちつきまといやがってストーカー野郎!気持ち悪いんだよ!」

クリスタ「ユミル!助けてもらってるのにその言い方!」

ベルトルト「体調のせいで気がたってるんだよ」

クリスタ「ごめんね、ベルトルト…」

ユミル「こいつ…!」

クリスタ「いま人居るかなぁ?」キィ…

ベルトルト「いないみたいだね」

クリスタ「ベルトルト、ここでユミルを寝かせててくれる? 私、衛生班の人呼んでくる!」

ベルトルト「わかった」

~医務室~

ベルトルト「………」フゥ…

ユミル「…っ…」

ベルトルト「大丈夫? 毛布かけようか?」

ユミル「………」

ベルトルト「黙ってちゃわかんないよ。かけるよ?」ふぁさっ

ユミル「……」モゾモゾ

ベルトルト「(せっかくの二人っきりだけど、クリスタがいつ戻ってくるかわかんないからなー
        …中途半端だな)」

ユミル(…やばい。来やがった。長いこと止まってたのに…)

ユミル(なんで今来るんだよ!クリスタ一人ならまだしも、コイツが居るときに…)

ベルトルト「随分辛そうだね。何か僕に出来ることある?」

ユミル「ここまで運んでくれたことには礼を言うよ。ありがとう。でももう授業に戻ってくれ」

ベルトルト「ふうん、ユミルって素直にお礼言える人だったんだ」

ユミル「なんだよ、失礼な奴だな」

ベルトルト「ごめん、イメージになかったからさ」

ユミル(今日の服が黒だったのは運が良かったが…シーツは白だ。早く対処しねーと…
     でも部屋にしか置いてねーぞ…)

ベルトルト「仰向けにならなくていいの?」

ユミル「は?」

ベルトルト「いや、縮こまるように寝てるからさ、もっと楽にすればいいのにと思って」

ユミル「余計なお世話だよ…」

ベルトルト「なんか今日のユミルおかしくない?」

ユミル「は?」

ベルトルト「挙動不審だよ。いつもはもっと堂々としてるのにさ」

ユミル「うるせーな…だからさっさと授業に戻れよ」

ベルトルト「さぼりたいんだよ」

ユミル「ベルトルさんがか?」

ベルトルト「ユミルはそういうの納得してくれるタイプだと思うけどな」

ユミル「病人のお守りが休息になるもんかね」

ベルトルト「僕ユミルのこと結構好きだからね」

ユミル「何言ってんだお前…」

ベルトルト「だから…まあ、クリスタが帰ってくるまではここにいようかな」

ユミル(こいつ…)

ユミル「ぅ……(やべーな、肌を伝ってる感じがする…気持ち悪ぃ……)」

ベルトルト「どうしたの?」

ユミル「なんでもねぇよ……」

ベルトルト「おなか痛いとか?」

ユミル「………」

ベルトルト「さすってあげるよ」

ユミル「いいって」

ベルトルト「遠慮しなくても」

ユミル「だから!」

ベルトルト「生理なんでしょ?」

ユミル「は……?」ゾワッ…

ユミル「違ぇよ!!お前鬱陶しいんだよ!出て行け!」

ベルトルト「ひどいなぁ、そのままで居たら困るのはユミルなのに」

ユミル「お前がどっか行けば済む話だろうが!」

ベルトルト「やっぱ生理なんじゃん」

ユミル「……気持ち悪いんだよ……」

ベルトルト「ねぇなんで僕の前で誤魔化そうとするの?」

ユミル「………」

ベルトルト「僕に知られるのがそんなに恥ずかしい?」

ユミル「………」

ベルトルト「別に恥ずかしがる必要なんてないのに。女の子なんだからさ」クス…

ユミル「てめぇ…!」

クリスタ「ユミル!何したの!?」

ベルトルト「いたた…」

ユミル「はぁっ、はぁっ、…こいつ!」

ベルトルト「…クリスタ、あとは頼むね、僕は授業に戻るから」

クリスタ「えっ…」

ユミル「医者は?」

クリスタ「……今日駐屯兵団の模擬訓練で事故があって、そっちに応援に行ってて無理だって」

ユミル「じゃあトイレ行くわ」

クリスタ「動いて大丈夫なの?」

ユミル「平気だよ。どうせ、病気じゃねえから…」

うーん、続きが書けない。ボツにした。
今日は寝ます。仕切りなおしたら書ける…と思う。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年03月04日 (日) 18:11:36   ID: IEK0862F

きたいです

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