ミカサ「エレンがブサイク過ぎて愛せない」の続きですミカサ「エレンがブサイク過ぎて愛せない」 - SSまとめ速報
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エルヴィン「第57回壁外調査出陣ー!!!」
兵士「「「わー!!!」」」
ズドドドド
ペトラ(ついに出陣だ)
ペトラ(今回の任務はシガンシナのエレンの家の地下室へ行くこと)
ペトラ(そして、エレンの力で巨人達をウォールマリアから追い出して壁の穴を塞ぐこと)
ペトラ(かなり厳しいだろうけど、これが成功すれば調査兵団も認めてもらえるはず!)
ハンジ「!」
ハンジ「巨人接近!そのお腹に何が入ってるか非常に気になりますが・・・エレンに任せます!」
エルヴィン「さっそく頼むエレン」
エレン「はい!」
現在公開可能な情報
エレン人間体
・生え際絶賛後退中
・顔面を支配するおびただしいニキビ
・分厚い唇
・細い目に太い眉
・見た者に吐き気を催させる
エレン巨人体
・頭が割れるほどの高い声
・パイナップルのようなボサボサの不潔な髪
・実際に吐く者が現れるくらい醜悪な顔
エレン、ライナー、ベルトルトは調査兵団
クリスタを除いた残りの上位者は憲兵団(マルコも)
クリスタとユミルは駐屯兵団
アルミンは技師
ミカサは4位
エレン「ウオオォオ!!!」
ガブッ
エルヴィン(エレンが巨人になる条件は自傷行為)
ベロベロベロ
エルヴィン(した箇所を舐め回すこと)
エルヴィン(ついでに、何らかの目的がある場合のみ巨人化できる)
リヴァイ「全員耳を塞げ」
リヴァイ班「はい!」
キョアアアァアア!!!←すごく甲高い声
リヴァイ(く!報告書にあった通りすげえ声だ・・・!)
リヴァイ(だが、我慢できねえ程じゃない)
リヴァイ(それより巨人が逃げ出す顔だ 一体どんな怖え顔して・・・)
リヴァイ「!」
ペトラ「!」
~~~~~~~~~~~~~~~
幼ペトラ『お父さん、コレなーに?』
ペトラ父『ん?これはビールだよ』
幼ペトラ『一口ちょうだい!』
ペトラ父『ははは、駄目だよ、これは大きくなってからじゃないと飲めないんだ』
幼ペトラ『ちぇー』
ペトラ父『大きくなったら一緒に飲もうね』
幼ペトラ『うん!』
~~~~~~~~~~~~~~~
ペトラ「・・・ハッ!」
オルオ「おい!大丈夫かペトラ!?」
ペトラ「う、うん、ちょっと懐かしい夢見てた」
オルオ「それ走馬灯じゃ・・・それより見ろ!」
ペトラ「え?」
ペトラ「!?」
それは酷い有様だったほとんどの人間が気絶してるか吐き気を催してるのか青くなっている
実際に吐いてる人もいるし、特に酷いのが吐きながら気絶している人もいた
エレンは逃げた巨人を追ってはるか前方にいる
オルオ、エルド、栗は顔色は悪いが大丈夫そうだ
リヴァイ兵長は?
私は前方を走っている兵長を確認してみると、いつも通り背筋をピンと伸ばして馬に乗っている
良かった無事みたいだ
ペトラ「兵長!大丈夫ですか!」
リヴァイ「・・・」
ペトラ「・・・兵長?」
私は兵長に近づいて顔を覗き込む
ペトラ「!」
エルド「おい!どうした!?」
ペトラ「目を開けたまま・・・気絶してる・・・!」
オルオ「な・・・」
エルド「何だと・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~
美容師『今日はどうされます~?』
エルヴィン少年『全体的にすいてください、前髪は一センチほど切ってください』
美容師『かしこまりました~
いやーでもエルヴィン君髪伸びるの早いねー、一ヶ月前に切ったばっかりでしょ?』
エルヴィン少年『ははは、そうなんですよ 母からもお金がかさむって文句言われちゃって』
美容師『へー』
エルヴィン少年『その度に、もし将来禿げた時の為に溜めてるんだって言ってるんですよ』
美容師『あはは!エルヴィン君が禿げるわけないじゃーん』
エルヴィン少年『母にも同じこと言われちゃいましたよ』テヘッ
~~~~~~~~~~~~~~~
エルヴィン「・・・ハッ!」
ハンジ「大丈夫かいエルヴィン!?」
エルヴィン「ああ、なんだか懐かしい夢を見ていた」
ハンジ「危ないなあ」
モブ兵士「報告・・・オエ、報告です!」
エルヴィン「どうした」
モブ兵士「リヴァイ兵長を始めとした調査兵団250人のうち約二割が依然気絶したまま!」
エルヴィン「!」
モブ兵士「起き上がった者もほとんどが体調不良を訴えております!」
エルヴィン(今はエレンが少し遠くにいるからいいものの、必ずまた近くであの顔と声は聞かざるを得ない)
ハンジ「どうするのさエルヴィン、リヴァイが気絶ってかなり戦力が落ちてるよ他のみんなも普段の力なんて出せないだろうし」
ハンジ「ただでさえミケが初対面のエレンの匂い嗅いで気絶して療養中だってのに」
エルヴィン「分かっている・・・」
キョアアアァアア!!!
エルヴィン「・・・」
エルヴィン「撤退ーーーー!!!」
ペトラ「!」
オルオ「ち・・・」
エルド「仕方ないか・・・オエェ!」
ライナー「・・・」
ベルトルト「・・・」
ハンジ「エレンはどうするの?」
エルヴィン「こいつで知らせる」カチャ
エルヴィン「エレン!撤退だ!」
バーン
醜悪の巨人「キョ?」
エルヴィン「ウワアアァア!こっちを向くなああああ!」
バーンバーンバーン
ちょっと空きます
続きちなみにネタバレ注意
・・・・・・・・・・・・・・・
あれから一ヶ月がたった
ペトラ「ここが区立壁内病院・・・」
今日はついにリヴァイ兵長と面会出来る日である
ペトラ「すいませんリヴァイの部屋はどちらでしょうか?」
看護師「ああ、201だね あなた連れてってあげて」
若い看護師「はい」
スタスタ
ペトラ「あの、リヴァイの調子はどうでしょうか?」
若い看護師「二週間前に目覚めたんですが、始めはただ生きてるだけって感じでしたね」
若い看護師「だんだん話せるようになって、一人で歩く事ができるくらいには回復しました」
ペトラ「え、じゃあすぐに退院できるんですか?」
若い看護師「うーん、ただ問題があって、トラウマを思い出す度に発作が出るんですよね その度に精神安定剤を打たなきゃいけないんです」
ペトラ「・・・」
若い看護師「後、夢にも度々その巨人が出るみたいで、深夜に発狂することがあるんですよね その時は男の先生達が力強くで止めるんですけど」
ペトラ(兵長が医者数人に止められるだなんてよっぽど憔悴しているんだ)
若い看護師「着きましたよ ここです」
ペトラ「はい」
ガラガラ
ペトラ「兵長・・・」
リヴァイ「・・・ペトラか」
若い看護師「では私はこれで」
ペトラ「あ、はい、ありがとうございました」
ペトラ「兵長、これお見舞いのお菓子です」
リヴァイ「悪いな」(お!ジャガリコもあるじゃん)
ペトラ「兵長・・・体の方は?」
リヴァイ「大した事はない 結構なまっちまってるがな」
リヴァイ「それよりも、あれからどうなった」
ペトラ「はい、あの後すぐに帰ったんですけど、出てからわずか15分で戻ってきたってことでものすごい批判を浴びて・・・」
リヴァイ「・・・そうか、エルヴィンはさぞかし責められただろうな」
ペトラ「はい、この遠征に意味はあったんですかって言われてました」
リヴァイ「他の奴らはどうしてる」
ペトラ「ええっと、兵士の二割が気絶して帰ったんですけど、その人たちはほとんど眠ったままです
起き上がった人もトラウマになってるみたいで・・・」
リヴァイ「ただでさえ少ないってのに・・・」
ペトラ「オルオたちは大丈夫です、あんまり大勢で来てもってことで今日は私だけですけど」
リヴァイ「エレンは?」
ペトラ「はい、いつも通り訓練に励んでます」
リヴァイ「そうか・・・」
ペトラ「普段は良い子なんですよ?顔以外は」
リヴァイ「ああ、別にエレンを憎んじゃいねえ」
リヴァイ「人間体なら直視は出来ねえがまだ我慢できる」
リヴァイ「だが、だがあの巨人だけは・・・!」
リヴァイ「う!ぐ、ああ、あ・・・」
ペトラ「兵長!?」
リヴァイ「ガアアアアアア!!!」
プス
リヴァイ「か、ハアッハアッ!」
ペトラ「兵長!」
リヴァイ「ハアハア・・・だ、大丈夫だ・・・」
リヴァイ「それより今後の予定はどうなってる」
ペトラ「はい、来週また壁外調査が行われます」
リヴァイ「そうか・・・」
ペトラ「今度こそ失敗するわけには行きませんからね 調査兵団全員エレン巨人体の写真で慣れさせて朝はあの雄叫びを録音した目覚ましで起きてます」
リヴァイ「そうか・・・」(戻りたくねえ・・・)
先生「リヴァイさん診察のお時間です」
リヴァイ「・・・はい」
ペトラ「あ、じゃあ、私帰りますね兵長お大事に」
リヴァイ「ああ・・・壁外調査気をつけろよ」
ペトラ「はい」
スタスタ
キリがいいから今日はここまで
続き
一週間後
エルヴィン「第57回壁外調査出陣ー!!!」
モブ兵士A「58回じゃね?」
モブ兵士B「前回のを無かった事にしたいんだろ」
ベルトルト「いよいよだね、今度こそ・・・」
ライナー「ああ」
エルヴィン(前回は犠牲を増やさない為にいきなりエレンを使ってしまったことが敗因だ)
エルヴィン(今回はなるべくエレンを死守しシガンシナまで連れて行く 犠牲が出ないように『あれ』も持ってきたわけだしな)
エルヴィン(それにみんなが散らばる前に巨人化させてしまったことも原因だろう)
エルヴィン(そしておそらく、内通者がいる・・・)
エルヴィン「全員散らばり、配置につけーーーー!!!」
20分後
エレン「俺たちは一番安全な所なんですね」
エルド「ああ、今回はエレンをシガンシナに連れて行くのが目的だからな」
エルド(今回俺は兵長代理にされた・・・緊張するな)
ペトラの馬「ヒヒーン!」
ペトラ「どうしたの?」
エルドたちの馬「「「ヒヒヒーン!」
エルド「俺たちの馬も・・・」
エレンの馬「ブモモモモ!」
エレン「俺の馬もだ・・・どうしたんだ?キルシュタイン」
エルド(なんかこいつの馬だけ少し違くね?)
グンタ(随分ブサイクな馬だな・・・)
ペトラ(飼い主に似るってやつか)
ズドドドド
ペトラ「巨人3体接近!」
エルド「マジかよ!何処が安全なんだ!?」
グンタ「きっとみんな『あれ』を使って逃げた巨人を仕留めなかったんだ!」
エルド「ち!オルオとエレンはそこで待ってろ!俺たち3人で仕留める!」
オルオ「何でだよ!俺の方が討伐数うえなんだが!?」
エルド(だからだよ)バシュッ
ペトラ「よっ」バシュッ
グンタ「二人とも『あれ』持ってきたな?」バシュッ
巨人「「「ヘーイ」」」
エルド「ち、ニヤニヤしやがって」
グンタ「笑ってられるのも今のうちだ!」
ピラ←エレン巨人ブロマイド
巨人「「「!!!」」」
ギャアアアア
エルド「よし、背中を向けたぞ!今だ!」ザシュッ
グンタ「うりゃ!」ザシュッ
ペトラ「討伐数11!」ザシュッ
エルド「すげえ!こんなあっさりと・・・!」
グンタ「さすがエレン巨人だぜ!」
エレン「・・・」
オルオ「・・・」
エレン「オルオさん・・・俺ってそんなにブサイクですかね・・・」
オルオ「い、いや!あれはあくまで巨人体なだけであってお前本体じゃねえだろ!」
エレン「オルオさん・・・!」
ペトラ(なにやってるのあいつらきも・・・)
王城
アルミン「すいませーん」
ジャン「お!アルミンじゃねえか」
アルミン「あ、ジャンとマルコ」
マルコ「最近来なかったから心配してたんだよ 前は三日おきくらいは来てたのに」
アルミン「うん、少し忙しくて」
ジャン「で、今日は何のようなんだ?遊びにきたんじゃねえんだろ?」
アルミン「うん、立体機動のガスのところを少し改良したんだけど、みんなに試して欲しくて」
マルコ「だったら庭の広場においでよ、みんな日向ぼっこしてるとおもうよ」
アルミン「うん」(なにやってんだこいつら)
エレン(結構時間たったなだいぶ暗くなってきた)
ライナー「伝達します!」
エレン「ライナー!ベルトルト!」
ペトラ「同期の子?」
エレン「はい」
エルド「どうした」
ライナー「はい、エルヴィン団長より『巨人の動きが見られなくなったから、今日はここで休め』だそうです」
ベルトルト「出発10分前に黒い煙弾で知らせるとのことです」
エルド「そうか、ご苦労だったな」
ライナー「それであの、俺たちも出発までご一緒させてもらってよろしいでしょうか」
ベルトルト「二人だけでは不安で・・・」
エルド「ああ、構わないぞ」
ライナー「ありがとうございます」(ニヤ)
マルコ「凄いよアルミン!前よりガスが減る勢いが遅い!」
アルミン「うん、ありがとう 今度調査兵団にも持っていくよ」
ミカサ「これでライナーとベルトルトも生還率が上がる」
アニ「エレンは?」
ミカサ「あ、そうそうエレンも」
アルミン「さて、そろそろ帰って夕ご飯を・・・」
使用人「皆様、お食事の準備が出来ました」
サシャ「うひょー!待ってました!」
コニー「相変わらず食い意地はってんなお前」
使用人「アルミン様もよろしければどうぞ」
アルミン「え、いいんですか?」
~~~~~~~~~~~~~~~
エルド「この辺りにするか」
ライナー「エレン、ベルトルトなんか食料探しに行こうぜ」
エレン「ああ」
ベルトルト「なんかあるかなあ」
サシャ「今日の食事は何ですか!?」
使用人「はい、前菜はグリーンサラダに季節のスープ、クルミのパン、メインディッシュはローストビーフにデザートにティラミスとなっております」
アルミン「すごい・・・!」
~~~~~~~~~~~~~~~
ライナー「この新芽は食べられそうだな」
エレン「このキノコ食べれるかな」
ベルトルト「ああ、図鑑で見たことあるよ 火を通せば食べられるはず」
使用人「皆様、お風呂の準備が出来ました」
アルミン「じゃあ、僕は帰ろうかな」
ジャン「なんだよ、入ってかねえのか」
アルミン「うん、湯冷めしちゃうしね」
~~~~~~~~~~~~~~~
ペトラ「あんたたち、そこの川で体洗ってきなさい」
エレライベル「「「はーい」」」
サシャ「気持ちいいです~」
ミカサ「今日はシトラスの香りだって」
アニ「へえ」
~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「冷てええええぇえええ!!!」
ベルトルト「ウワアアァア!!!」
ライナー「いっせーのせで潜るぞおおおおぉお!!!」
サシャ「お布団フカフカです~」
ミカサ「今日は少し肌寒いからね」
アニ「羽毛~」
~~~~~~~~~~~~~~~
ライナー「そろそろ寝るか」
ベルトルト「ちょっと肌寒いね」
エレン「よいしょっと」ガサゴソ
ライナー「何だそれ?」
エレン「新聞をつなぎ合わせたやつだよ 結構あったかいんだぜ」
ベルトルト「へえ」
アニ「・・・」
アニ(何だろう凄く心が痛い)
アニ(それより明日は早起きして・・・)
アニ(『外』に行かなくちゃ)
~~~~~~~~~~~~~~~~
ライナー「おい、ベルトルトおきてるか?」
ベルトルト「うん」
エレン「zzz」
ライナー「・・・」(きたねえ寝顔だ)ガサゴソ
ライナー「あったエレンの進行方向がのってる地図だ」
ベルトルト「やっぱり僕らが聞いてた位置と全然違うね」
ライナー「これでアニに伝えられるな」
ペトラ「あれ?まだおきてたの?」
ライナー「!」
ライナー(やばい!)
ベルトルト「そうなんですよ!トイレに行ってたんですが一人じゃ怖くて!」
ライナー(ナイスノッポ!)
ペトラ「ふーん・・・明日早いんだから早く寝なよ?ライナーと・・・えーと、ベルちゃん」
ベルトルト「はい、わかりました」(ベルちゃん?)
少し空きます
チチチ・・・
ライナー(ん、朝か・・・)
パチ→エレンの寝顔
ライナー「ウワアアァア!!!」
ガバッ
ベルトルト「な、なんだ!?」
ガバッ
エレン「巨人が出たのか!?」
ライナー「い、いや何でもない・・・」
エレン「おい、すげえ汗だぞ なんか怖いもんでもみたか?」
ライナー(お前だよ)
ペトラ「あ、あんたたちやっと起きたの」
エレン「おはようございます!」
ペトラ「おはよう、川で顔洗ってらっしゃい」
エレライベル「「「はーい」」」
バーン
エルド「黒い煙弾だ」
エルド「出発するぞ、ライナーと・・・えーと、ベルルはどこの陣形だ?」
ライナー「俺は右側です」
ベルトルト「僕後方です」(ベルル?)
グンタ「そういえば、聞いたぞお前ら、ライナーは首席でベル・・・ベル君も2位らしいじゃないか」
ライナー「はい」
ベルトルト(分かったこいつら僕の名前覚えてないんだ)
オルオ「なんで調査兵団に入ったんだよ、まあ俺も成績上位者だったけどな」
ライナー「まあ、色々思うことがありまして」(エレンの地図を見るために近づいたけど、あんまりこの人達と知り合いにならない方がいいんだよな)
エルド「よーし、出発ー」
リヴァイ班「「「おー」」」
ベルトルト(なにこいつら)
サシャ「ふわあああ・・・」
ミカサ「おはよう」
サシャ「あ、おはようございます」
サシャ「あれ?アニはどこいったんですか?」
ミカサ「街に用事があるっていって、有給とって朝早くに出かけた」
サシャ「ふーん、三日に一回の訓練の日に有給取るなんてアニらしいですね」
ミカサ「うん」
ライナー「よし、俺はこっちだじゃあなエレン」
エレン「ああ、気をつけろよ」
ライナー「お前もな 行くぞキルシュタイン」
ライナーの馬「ヒヒーン!」
ベルトルト「じゃあ僕も行くよ」
エレン「ああ」
そして
ベルトルト(よし、ばれないように後方班からも外れたぞ)
ベルトルト(というわけで、一人最後方にいる僕なのだった)
ベルトルト「たとーえばー俺ーがー俺ーじゃーないとしてー」
ベルトルト「おまーえがーおまーえだ「ヒヒーン!」」
ベルトルト「どうしたんだいキル・・・」ズドドドド
ベルトルト「!」
ベルトルト「巨人か・・・!」
巨人「ヘーイ」
ベルトルト「ふん」バシュッ
ベルトルト「喰らえ!エレン巨人体写真(B4)!」
巨人「!」
巨人「ウワアアァア!!!」
ベルトルト(よし!腰を抜かした!)
ベルトルト「うりゃ!」ザシュッ
巨人「 」
ベルトルト「ふはははは!見たか第2位の実力を!もう腰巾着とは言わせないぞ!」
アニ「何やってんの一人で」
ベルトルト「!」
ベルトルト「ア、アニ・・・!」
ベルトルト「どこから見てた・・・?」
アニ「『たとーえばー俺ーがー「やめろおおお!!!」
アニ「あんたがノリノリで歌ってんの初めて見た」
ベルトルト「久しぶりに一人っきりだったからちょっと・・・」
アニ「ふーん、それにしてもあっさり巨人を倒すなんて凄いじゃん」
ベルトルト「ああ、これのおかげだよ」ピラ
アニ「何これ」
アニ「!」
~~~~~~~~~~~~~~~
幼ライナー『俺は任務を終えたら世界中を旅したいんだ!』
幼ベルトルト『僕も巨大樹ってのを見てみたいな』
幼ベルトルト『お父さんより大きい木なんて見たことないから』
幼ライナー『どんな親父だよ・・・』
幼ベルトルト『アニは?なんかしたいことある?』
幼ライナー『きっと俺たちは英雄だから何でもしてもらえるぜ!』
アニ『私?私は・・・』
アニ『お腹いっぱいチーズハンバーグともずくを食べたいな』
~~~~~~~~~~~~~~~
アニ「・・・はっ!」
ベルトルト「大丈夫かい!?アニ!」
アニ「あんたなんてもん見せるんだ!おかげで走馬灯見ちゃったじゃないか!」
ベルトルト「ごめん・・・僕たちはもうギリ我慢できるようになってたんでつい・・・」
アニ(あれを耐えられる・・・?私たちが快適生活を送ってる間にそこまで厳しい修行を・・・!?)
ベルトルト「でもアニ、そんなんでエレンと戦えるの?」
アニ「ああ、なるべく顔を見ないように心がけるよ」
アニ「それよりあいつがどこにいるのか教えて」
ベルトルト「ああ、うん、たぶんこの辺りにいると思うよ」
アニ「なるほど、じゃあ行ってくるよ あんたも気をつけなよ」
ベルトルト「うん、ありがとう・・・」
アニ「よし、行こうかキルちゃん」
アニの馬「ヒヒーン!」
パカラッパカラッ
ベルトルト「・・・」
ベルトルト「キルちゃん?」
今回はここまで
ちなみに前スレで続き書けって言われてた人じゃなくて本人です
続き
巨人「ヘーイ」
ネス「おい出たぞ、奇行種だ!」
兵士「マジすか!」
ネス「ここで仕留める!援護しろ!」バシュッ
兵士「はい!」バシュッ
兵士「喰らえ!エレン巨人体パネル!」バッ
巨人「ヒイイィイイ!!!」
ネス「今だ!」ザシュッ
ネス「へっ!ちょろいもんだぜ!」
ドスンドスン
兵士「また来ましたね・・・」
ネス「なんか変わってるな・・・また奇行種か?」
ドスンドスン
ネス「な・・・」
兵士「なんだあれは!」
女型「・・・」
女型(なにこいつら、邪魔するなら容赦・・・)
ネス&兵士「「なんて綺麗な巨人なんだ!」」
女型(え?)
ネス「みろよあの手足!めっちゃすらっとしてるぞ!」
兵士「エレン(巨人)のは大根の奇行種みたいですもんね!」
ネス「髪もサラサラだぜ!」
兵士「エレン(巨人)のはブロッコリーの奇行種みたいんですもんね!」
女型(こいつら・・・エレン巨人みすぎておかしくなってるんだ・・・)
ネス「目も綺麗だなー」
兵士「エレン(巨人)のはドブみたいに濁ってますもんね」
女型「・・・///」
女型「ふっ!」
ピョーン
ネス「あ、飛び越えて・・・」
兵士「行っちゃった・・・」
兵士「どうします?煙弾撃っときます?」
ネス「ん~悪いやつには見えなかったけどそうしとくか」
兵士「何色撃ちましょうか」
ネス「いいもん見れたって事でピンクとかどう?」
兵士「でもそんな色ありませんよ」
ネス「そこはほれ、赤い煙弾と白い煙弾をこうやって・・・」
兵士「すげえ!そんなことできんすか!」
バーン
エルヴィン「ん、煙弾か?」
エルヴィン「え?ピンク?どゆこと?」
エレン「先輩達!煙弾が・・・え?ピンク?」
ペトラ「あんな色あったっけ・・・」
エルド(来たか・・・)
エルド「みんな森に入るぞ」
エレン「え?」
オルオ「何でだよ?」
エルド「エルヴィン団長から聞いたんだが、もしかしたら内通者がいるかもしれないんだ」
エルド「そいつをおびき寄せるためになんか森に連れて来いって言われてるんだよ」
オルオ「そんなの聞いてねえぞ!」
エルド「一応極秘だからな、兵長代理の俺だけ聞いた」
エレン「それ言っちゃって良かったんですか?」
エルド「え?駄目なの?」
エルヴィン「よーしこの辺りでストップ」
エルヴィン「巨人捕らえ機の用意をしろ」
兵士A「わかりました」
兵士B(名前だせえ)
ハンジ「本当に来るの?」
エルヴィン「ああ、多分、間違いない」
ハンジ「どっちだよ・・・」
エレン「変な色の煙弾が出てからだいぶ経ちましたね・・・」
エルド「大丈夫だ 俺たちは指定された場所へ向えばそれでいい」
バーン
グンタ「煙弾だ!近いぞ!」
ドスンドスン...
エレン「何か来る・・・!」
エルド「みんないつでも戦える準備をしておけ」
エルド「『それ』が来るとしたら・・・一瞬だ」
ドスンドスン…
ドスンドスン・・・
ドスンドスン
ドスンドスン!
エレン(来る!)
女型(助けてえええぇええ!!!)
エレン「うわああああぁあ!!!」
オルオ「何だあれ!」(ふつくしい・・・)
グンタ「女型の・・・巨人!?」(色っぽい・・・)
エルド(気のせいか?なんか必死に逃げてるような・・・)
バシュッバシュッ
ペトラ「!」
ペトラ「後方より増援!」
兵士1「へーい!ちょっと待ってよいいケツした姉ちゃん!」
兵士2「撮影1枚500円でどお?ポージングしてくれるなら800はだすよ!」
女型(なにこいつら!なにこいつら!)
エレン「エルドさん!戦いましょう!」
エレン「早くしないとあの人達が・・・!」
エルド「・・・」
エレン「あいつをおびき寄せて戦う作戦なんでしょ!?」
エルド「・・・」(そんなの教えてもらってねえから知らねえよ!)
エルド「団長のことだ!何か考えがあるんだ!」
エレン「でも・・・!」
森の入口
ベルトルト「ライナー」
ライナー「お、ベルトルトか」
ベルトルト「アn、じゃなくて女型は?」
ライナー「さっき森に入ったみたいだ」
ベルトルト「でもどうして僕たち残った兵士は入口で待機なんだ?」
ライナー「おそらく、あれだ」
ベルトルト「え?」
巨人たち「「「ヘーイ」」」
ベルトルト「なるほど、巨人を中にいれないために・・・」
ライナー「ああ、だがこれはむしろ好都合だ」
ライナー「他の兵士や巨人に女型の邪魔をさせないですむ」
ベルトルト「確かにね」
兵士a「あーあ、俺も増援班が良かったなあ」
兵士b「まったくだ、俺も女型に会いてえなぁ」
ライナー「なんかみんな女型のところに行きてえみたいだが何でだ」
ライナー「どう考えてもこっちのが安全だろ」
ベルトルト「いや、ライナー多分だけど・・・」
ライナー「ん?」
ベルトルト「僕たちみんなこの一ヶ月エレン巨人の画像をみる訓練をさせられたろ?」
ライナー「ああ、今までで一番きつい訓練だった」
ベルトルト「だから女型の巨人なんてみたら心が浄化される思いなんだよ」
ライナー「気持ちはわかるが巨人だぞ?普通の人間の女見りゃいいじゃねえか」
ベルトルト「考えてもみなよ、みんな訓練で忙しくてそうそう街なんていけない」
ベルトルト「それに僕たち調査兵団の男女比は7:3だ」
ベルトルト「しかもみんな分厚いマントや重い装備を着けていて体型もよく見えない」
ベルトルト「ていうか、調査兵団の女の人ってちょっと怖くてそんなこと想像できない」
ライナー「確かに俺たちは入ったばっかだから大丈夫だが、それを何年も続けるのはきついな」
ベルトルト「うん、それに加えてエレン巨人特別訓練だ」
ベルトルト「そんな状況にあんなモデルみたいな巨人が現れたら」
ライナー「爆発しちまうってわけか」
兵士1「ねえその胸って堅いの!?柔らかいの!?」
兵士2「ええいこうなったら700円でどうだ!ポージングなら1000円だ!」
女型(いい加減にしろおおおおぉお!!!)
女型(喰らえ!ダブルチョップ!)
ヒュン
兵士1「え?」
ブンッ
兵士1「うおおおお!危ねええええぇえええ!!!」
バキィ!
兵士2「ギャア!」
兵士1「兵士2ー!!!」
エレン「ああ!一人死んだ!」
エレン「助けられたかもしれないのに!」
兵士1「大丈夫か!?」
兵士2「足折れてるかもしんねえ!」
エレン(あ、大丈夫だった)
エルド「大丈夫みてえじゃねえか それより前を向けエレン」
エレン「でも、次に来る人がどうなるかわかりませんよ!」
エレン「俺たちならやれるはずです!」
エルド「・・・」
兵士X「もう我慢できねえ!行っちまおうぜ!」
兵士Y「でもこの巨人をなんとかしねえと怒られちまうぞ?」
兵士Z「いいこと考えた!」
兵士a「何々?」
ライナー「なにしようとしてるんだあいつら・・・」
ベルトルト「なんか嫌な予感が・・・」
エレン(待てよ・・・何もみんなで戦わなくても、俺には巨人の力があるじゃないか)
エレン「・・・」アーン
ペトラ「何してるの!エレン!」
エレン「ひ!ごめんなさい!」
ペトラ「その力はどうしてもという時だけ使うって約束したでしょう!?」
エレン「・・・」
兵士Z「・・・ってのはどうだ?」
兵士a「すげえ!」
兵士b「それなら女型のところへ行けるな!」
ベルトルト「ライナー!」
ライナー「ああ・・・まずいぞ・・・!」
エルド「エレン、お前は間違っちゃいない」
エルド「俺たちを信じるか、自分を信じるか好きなほうを選べ」
エレン「・・・」
ペトラ「エルド!」
エルド「兵長ならこんなニュアンスのことを言いそうな気がする」
ペトラ「・・・」
エルド「どっちが正しいかなんて誰にもわからない」
エレン(俺は・・・)
兵士a「すげえ!巨人達が近づいてこねえ!」
兵士Y「これであっちに行けるぞ!」
ライナー「仕方ない・・・行くぞベルトルト」
ベルトルト「くっ!まさかこんなことを考えるなんて!」
女型(もう少しで追いつく!)
エレン「・・・」アーン
ペトラ「エレン!」
エレン「ヒィ!」
ペトラ「信じて・・・」
エレン「・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~
ハンジ「・・・てわけだと思うよ」
エレン「そんな・・・まさかスプーン拾おうとして巨人化しただなんて・・・」
エルド「ってことは、お前は巨人になろうとしてなったんじゃないって事か?」
エレン「・・・はい」
エルド「そうか・・・」
グンタ「すまなかったな・・・」
ペトラ「ごめんねエレン、こんな先輩で幻滅したでしょ?」
エレン「い、いえ・・・」
グンタ「・・・」
ペトラ「・・・」
オルオ「・・・」
エレン「・・・」
エルド「そろそろ寝るか」ガタッ
エレン「え?」
オルオ「え?」
グンタ「そうだな」ガタッ
ペトラ「明日も早いしね」ガタッ
オルオ「・・・」(なんかするのかと思った・・・)
エレン「あ、あの・・・」
リヴァイ「エレン」
エレン「は、はい!」
リヴァイ「明日は5時起きだ、お前も早く寝ろ」
エレン「はあ・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~
ペトラ「エレン・・・」
エレン「・・・嫌です!」ガリッ ペロペロペロ
ペトラ「ええ!?どうして!?」
カッ
醜悪の巨人「キョアアアアァアア!!!」
ペトラ「きゃあああ!!!」
オルオ「ウワアアァア!!!」
グンタ「頭があああぁあ!!!」
エルド「割れるううぅううう!!!」
女型(ギャアアアア!!!)
今回はここまで
続き
醜悪の巨人「・・・」キッ
女型(こっちを睨んで・・・おええ!)
女型(我慢!我慢!我ま『チーズハンバー(ええい!出てくるな走馬灯!)
グンタ「クソ!あのブサイク・・・!」
オルオ「でも見ろよ!出てきて睨んだだけでもう女型はグロッキーだぜ!」
女型「ぜえぜえ・・・」
エルド「仕方ない、みんな立体機動に移ってエレンを出来れば援護だ」
ペトラ「はぁ・・・了解、おいでキルシュタイン」
エレンの馬「ブモモモモ!」
醜悪の巨人「・・・」スッ
女型「・・・」スッ
エルド「始まるぞ!」
兵士a「おーい!」
兵士b「いたいた!女型だ!」
エルド「え?何でお前らが・・・」
兵士Y「俺たちも女型を見にきたんだよ」
兵士Z「ああ、俺たち人類の敵だ どんなのか見たかったんだよ」
ライナー(嘘つけ)
ペトラ「なんかすごいいっぱいいるけど大丈夫なの?」
エルド「俺たちと団長のとこ合わせたらほぼ全員じゃないか?みんな入口で巨人を引き止める役目って聞いたぞ」
兵士a「ああ、それなら大丈夫」
入口
巨人「ニンゲンノトオッタニオイスルー」
巨人「!」
↓
木に貼られた大量のエレン巨人ステッカー
巨人「イヤアアアア!!!」
ベルトルト「ライナー、もしこの人達が女型と戦おうとしたら・・・」
ライナー「ああ、その時は俺たちも巨人化しよう」
グンタ「おい!エレンがなんかするぞ!」
醜悪の巨人「キョアアァア!」カー
ペッ ペッ ペッ
エルド「痰3連発!」
ペトラ「汚い!」
女型(いやあぁああ!)ジャンプッ
グンタ「跳んだ!」
女型(この野郎!)ヒジウチッ
バキョムッ
醜悪の巨人「ギャア!」
オルオ「顔面ヒット・・・」
グンタ「あれ以上ブサイクになったらどうすんだ!」
醜悪の巨人「ブー!」
エルド「ツバを!あれなら痰と違って避けられない!」
ピシピシピシ...
エルド「全身を・・・」
ペトラ「硬化させた!?」
ピチャピチャ
女型(ぐえええ気持ち悪いけどこれなら!)
ピシィ! パラパラ...
エルド「硬化した皮膚が崩れた・・・これならエレンの汚い攻撃も防げる!」
醜悪の巨人「・・・」ホジホジ
ピンッ
グンタ「鼻くそを飛ばしたぞ!」
ペトラ「最低!」
オルオ「・・・」
女型(ヒイィイイイ!)
ヒュンッ
兵士a「おお!かわした!」
女型(この・・・!)
バキィ!
グンタ「殴った!」
醜悪の巨人「ギャア!」
ズドーン←うつ伏せで倒れたエレ巨
女型(こいつ!こいつ!)
ガッガッ
ペトラ「やめて!それ以上エレンを踏みつけないで!」
グンタ「すげえいじめに遭遇した気分だ!」
醜悪の巨人「キョアアアァア!」バボンッ
女型(うわあ!?)
エルド「女型が吹っ飛んだ!?何をしたんだ!?」
グンタ「屁だ!屁をこいたんだ!」
ペトラ「最低!」
オルオ「・・・」
女型(ウワアアァア!?臭い!臭いいいい!)
女型(目がしみるうう!!!)バタバタ
兵士b「女型が・・・」
兵士Y「のたうちまわってる・・・」
ペトラ「酷い・・・」
醜悪の巨人「キョアアアァア!」
ダッ
エルド「エレンが起き上がって女型の方へ向かうぞ!」
女型(ぐ・・・!)ヨロ...
グンタ「女型も起き上がったぞ!」
女型(ふっ!)
ガッ
醜悪の巨人「キョ!?」
ペトラ「足払い!」
ズドーン←仰向けに倒れたエレ巨
女型(よし、このまま・・・)
グッ
醜悪の巨人「グエエェエエ!」
ペトラ「エレンの首を締めた!」
グンタ「なるほど!あれなら反撃を許さず落とせる!」
オルオ「感心してる場合か!助けるぞ!」
ベルトルト「ライナー!」
ライナー「ああ・・・」
エルド「待てオルオ!あれを見ろ!」
オルオ「え?」
ギュウウウウ
女型(痛たたたたたた!)
グンタ「女型の腕をつねってる・・・」
ペトラ「卑劣な!」
エルド「それだけじゃない!あいつらの足を見ろ!」
ゲシゲシゲシ
グンタ「女型の脛を執拗に蹴ってる!」
ペトラ「卑劣な!」
オルオ「お前らはどっちの味方なんだ」
女型(もう無理!)バッ
グンタ「手を離したぞ!」
ペトラ「ああ・・・エレンの顔があんなに青く・・・」
エルド「ああ、すごいブサイクだ」
醜悪の巨人「ゼエゼエ・・・」
醜悪の巨人「キョアアアァア!」ブンブン
兵士a「何してんだ?頭をふって・・・」
兵士b「なんか頭から煙がでてきたぞ」
エルド「!」
エルド「いや!アレは煙じゃない!フケだ!」
女型(ギャアアアア!)
女型(臭い!前が見えない!)
醜悪の巨人「ふんっ!」
女型「!」
バキィ!
エルド「・・・え?」
グンタ「アッパー?」
ライナー「あいつ!普通に戦えるのかよ!」
ベルトルト「そうだよ!エレンは第5位の成績だった!」
ペトラ「最低!女の子の顔を殴るなんて!」
オルオ「いやいや色々おかしいだろお前」
女型(ガ・・・グ・・・)
グンタ「おお!もう女型はフラフラだぞ!」
エルド「いや、エレンも見てみろ」
醜悪の巨人「・・・」ハァハァ
ペトラ「うん、ブサイクだ」
エルド「いやそこじゃなくて、もうあいつもフラフラだろ?」
女型「・・・」スッ
醜悪の巨人「・・・」スッ
エルド「次で決まる・・・」
醜悪の巨人「・・・」ムッチュウウウウ
エルド「口に手を・・・?」
ポンッ!
女型「!」
エルド「アレは・・・!」
兵士a「投げキッスだ!」
兵士b「最後の最後になんて技を!?」
ビュオオオ!
兵士Y「キスと同時になんか口から出た!」
ゴスッ
女型「ギャア!」
ライナー「直撃した!」
ベルトルト「何でキスに実体があるの!?」
女型「・・・・・・・」ピクピク
エルド「勝負あったな・・・」
醜悪の巨人「・・・」ズンズン
ベルトルト(うなじからアニを吸い出す気だ・・・)
女型「・・・」
女型「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」
エルド「!?」
グンタ「なんだ!?」
ズドドドド
兵士a「なんだ!?巨人がいっぱいきたぞ!」
兵士b「女型が呼んだのか!」
兵士Y「でも入口にエレン巨人ステッカーを貼りまくったのに!」
兵士b「アレを我慢してまで来たってことだろ!」
醜悪の巨人「・・・」
醜悪の巨人「キョアアアァア!」
巨人「「「!」」」
キャアアア!!!
ズドドド...
ペトラ「巨人達が・・・」
オルオ「帰っていく・・・」
女型(え、ちょ、ま)
醜悪の巨人「・・・」ズンズン
女型(ひ・・・)
女型(くそ!)
ブンッ
ガッ
女型(ぐ!)
ベルトルト(苦しみまぎれのパンチを防がれた・・・)
醜悪の巨人「・・・」
女型(離せ!こいつ手汗がすごくてぬるぬるする!)
ベロベロベロ
女型「!」
グンタ「女型の腕を舐めまわしてる!」
ペトラ「お願い!やめてあげて!」
女型(いやあああ!)バキィ!
醜悪の巨人「ギャア!」
エルド「あ・・・」
ズズーン
グンタ「エレンが・・・」
オルオ「倒れた・・・」
ライナー(よし、いいぞ!そのままうなじの中を・・・)
女型(うわあああ!手がピリピリするぅ!)
女型(もういやぁ!)
ズドンズドン
ペトラ「あ、逃げた」
ライナー「え」
ベルトルト「ちょ」
オルオ「おいとりあえず、うなじからエレンを出すぞ!」
続き
ハンジ「全然来ないじゃん」
エルヴィン「いや、来る、きっと来る」
ハンジ「っていうかエレンや聞いたことない巨人の声が聞こえたじゃん」
ハンジ「エレンと例の巨人が戦ってるんじゃないの?」
エルヴィン「いや、来る」(頼む来てくれ じゃないと団長の威厳が・・・)
エルヴィン「ただでさえ前回の失敗で叩かれてるのに今回も失敗とかありえない」(きっと来る、私はそう確信している)
ハンジ「台詞と心の声が逆だよ」
兵士A「でさー」
兵士B「マジかようける」
エルヴィン(あいつらも来ないと思ってるな・・・)
兵士a「報告します!」
エルヴィン「どうした!」
兵士a「エレンと女型の巨人が戦闘!結果エレンが負けましたが女型は逃げました!」
ハンジ「マジかよ・・・」
エルヴィン「そうか、まあそういう可能性も考えてはいた」
ハンジ「!?」
エルヴィン「っていうかほら!シガンシナ区に行けばまだなんかあるじゃん!そっちがメインなんだから!」
ハンジ「今考えたろ」
エレン「・・・ん?」
エレン「・・・あれ、確か俺女型と・・・」
ペトラ「あれ?エレン起きたの?」
エレン「ペトラさん・・・」
エレン(他のみんなは・・・?)
エルド「zzz」
グンタ「zzz」
オルオ「zzz」
エレン(みんな寝てる・・・まあ、もうかなり暗いしな)
エレン「もしかしてペトラさん寝ないで俺を看病を?」
ペトラ「え?あ、うんそうだよ」(トイレに起きただけとは言えない・・・)
エレン「ペトラさん・・・」ウルウル
ペトラ(う!汚い!吐き気が!)
エレン「ペトラさん?」
ペトラ「な、何でもないよ」(実はさっきまでオルオが一人で看病してたんだけど、まあ言わなくていいか)
エレン「すいませんペトラさん・・・俺みなさんを裏切って巨人化して・・・」
ペトラ「え?あ、うん、気にしないで」(そういえばそうだったなこの野郎)
エレン「ってそうだ!あれからどうなったんです?」
ペトラ「戦闘ではエレンが負けちゃったけど、女型もフラフラで逃げ帰ったよ つまり引き分けかな?」(フラフラだから逃げた訳じゃないけど)
エレン「そうですか・・・それでこれからの予定は?」
ペトラ「明日の朝シガンシナに行くよ 実はエレンが寝てる間にだいぶ近づいたんだ」
エレン「え、そうなんですか」
エレン(ん?そういえばこの原っぱは・・・)
~~~~~~~~~~~~~~~
少ミカサ『エレン、起きて・・・起きろ』ガッガッ
少エレン『痛い痛い!棒で突っつくな!』
少ミカサ『いい感じに薪も集まったし帰ろう って私が薪集めてんのになに寝てんだ』
少エレン『悪い・・・』
少ミカサ『? エレン、どうして泣いているの』
少ミカサ『そんなに禿げるのが怖かったの?確かにおじさんは禿げてるけど』
少エレン『違えよ・・・何で薪拾いにきてそんなこと考えて泣くんだよ・・・それに親父はまだちょっとのこってるよ』
少エレン『なんかちょっと長い夢を見てたみたいだ・・・何かは思い出せねえけど・・・』
少ミカサ『・・・そう』(あまり面白くなかった 聞いて損した)
少ミカサ(それよりエレンはおじさんに似ないで欲しいな・・・髪薄いし、とにかくブサイクだし・・・でもちょっと似てきたんだよなぁ)
少ミカサ(もし似てしまったら、エレンを愛せなくなってしまうかもしれない)
~~~~~~~~~~~~~~~
※この頃のエレンはまだいうほどブサイクじゃないです(前作参照)
エレン(あの原っぱか・・・懐かしいな・・・俺はあの時なんの夢を見てたんだろう)
ペトラ「とにかく早く寝なさい明日は早いんだから」
エレン「は、はあ・・・」(今起きたばっかなんだけど)
少ないけど今日はここまで
続き
エルヴィン「よし、みんないるな」
エルヴィン「これよりシガンシナ区へ入る君たちの何人かは故郷の者もいるだろうが、まだ巨人はいる 気を引き締めていけよ」
みんな「おー!」
パカラッパカラッ
エルヴィン「エレン、君の家はどこか覚えているか?」
エレン「はい、確かこっち・・・」
ベルトルト「どうするのさライナー、確かにエレンの家の地下室の秘密は知りたいけど、このままじゃウォールマリアも防がれちゃうよ」
ライナー「止むを得ん地下室を見た後で考えよう」(ただ新兵の俺たちが地下室に入れるとは思わんが)
エレン「着きました、ここです」
ハンジ「ボロボロに崩れちゃってるね・・・」
エレン「くそ!超大型め・・・俺の家を・・・!」
ベルトルト「・・・」(気の毒に)
エルヴィン(イェーガーの家ーがー)クス
エルヴィン「よし、半数に別れて片方は家の残骸の撤去、もう一方は巨人から死守する」
1時間後
エルヴィン「!」
エルヴィン「地下室の扉発見!」
エレン「やった!早速開け・・・」
エルヴィン「いや、エレンまずは壁を塞ごうこれ以上巨人が入って来るのは避けたい」
エレン「はい・・・でもどうやって」
エルヴィン「悪いがもう一度巨人になってくれ 巨人の力で壁を塞ぐ」
ハンジ「あ!たまたま穴が塞ぐくらいの大きさの岩があんなところに!」
エルド「なんて都合のいい展開なんだ!」
エレン「でも、俺はこの力を操れていないんですが」
エルヴィン「明確な目的があれば君の意識が無くとも遂行することが出来る」
エルヴィン「現に女型と戦うという目的で戦った君は何も覚えていないだろう?」
エレン「はい・・・」
エレン「分かりました!やって見ます!」
エルヴィン「よし、よく言った」
エルヴィン「みんな聞こえたな!後ろに下がれ!」
エレン(壁を塞ぐ・・・壁を塞ぐ・・・)ガブッ ペロペロ
カッ
醜悪の巨人「・・・」←皮膚なし
兵士A「おい、皮膚が・・・」
エルヴィン(やはり力がまだ回復していないか)
兵士B「ああ、でも皮膚が無いだけでずいぶんましだな」
兵士C「15mの超大型みたいだな」
ベルトルト(何を!?僕はもっとがっしりしてるしかっこいいぞ!ニキビと髪が無くなっただけでブサイクじゃないか!)
醜悪の巨人「・・・」
醜悪の巨人「キョアアァア!」
兵士A「うわあ!こっちは変わってねえ!」
兵士B「ぐあぁああ!!!」
みんなが耳を塞いでる間に無事に壁を塞いだ
エレン「も、もうだめだ・・・明日絶対身体中筋肉痛だ・・・」
ペトラ「エレン!しっかり!」(そんなんで済むのか)
エルヴィン「エレン、鍵を」
エレン「あ、はい!」
ガチャ
エレン「開きました!」
ハンジ「エルヴィン、全員は入れないけど、どうする?」
エルヴィン「分かっている、どのみち巨人がまだいるのだから」
エルヴィン「よし、名前が与えられている者だけ入れ、モブたちはここを巨人から死守しろ」
兵士A「なんだその分け方!」
兵士B「酷い!」
兵士C「俺だってダリウス・ベーア=ヴァルブルンっていうイカした名前があるんだぞ!」
エルヴィン「知らん、いくぞみんな」
ベルトルト(え?これって)
ライナー(俺たちも入れる?)
今日はここまで
続き
エルヴィン「ここが地下室・・・」(なんか臭いな)
ハンジ「よくわからない薬でいっぱいだね」
エレン「一応医者だったんで」
ペトラ「それにしても広いなあ」
グンタ「これ隣の家の敷地にはいてるんじゃね?」
ライナー「エレン、これ・・・」
エレン「え?」
エレン家族withミカサの写真
エレン「はは・・・懐かしいなぁ」
ペトラ「エレン・・・」(小さい頃はぎりブサイクじゃないな)
ライナー(イェーガー先生ブサイクだな・・・)
ハンジ(髪も薄いし)
エルド(エレンにそっくりだ・・・母親は美人なのに)
ベルトルト(気の毒に)
オルオ「団長!奥にもう一つ部屋が!」
エルヴィン「そうか」
エルヴィン「鍵がついているが、入口と同じ鍵みたいだな」
エレン「じゃあ、開けますね」
ガチャ
エルヴィン「!」
三角木馬、使用前のロウソク、縄、猿ぐつわ
エレン「なにかありそうですか?」
エルヴィン「待てエレン、ここは違うようだ閉めるぞ」
エレン「え?」
ライナー(何があったんだ?)
エルヴィン(やばいやばい、これじゃなんの成果もあげれないぞ首になっちゃう)
エルヴィン(まさかあの部屋を見せようとしたわけじゃあるまいし・・・このいっぱいの薬のどれかがそうなのか?)
エルヴィン(えーとバファリン、イソジン、ベンザブロック・・・なんの薬かさっぱりだ)
エルヴィン(しかしエレンの話によると、鍵を託して消えたそうだし何らかのメモとかありそうなものだが)
オルオ「団長!もう一つ部屋が!」
エルヴィン「でかした!次からお前が兵長代理な!」
エルド「そんな!」
ガチャ
ガタガタ
エルヴィン「む、鍵は開いたが立て付けが悪いようだな」
オルオ「団長、それ押すんじゃなくて引くのでは?」
エルヴィン「え? ギィ あ、ほんとだ」
ハンジ「www」
エルヴィン(く!おのれオルオめ、恥をかかせおって・・・)
エルヴィン「エルド、兵長代理はやはり君が適任だ 頑張りたまえ」
オルオ「えぇ!?なんで!?」
エルド「やったぜ」
エルヴィン「さて、入るか」
ネス「へっ、いよいよ巨人の秘密が分かるってか 燃えてくるぜ」
ライナー(誰この人)
ベルトルト(誰だっけ)
ハンジ(誰?)
リヴァイ班(((誰だろう・・・)))
エレン(さすがネス班長だこんな時にも戦闘意欲があるなんて きっと団長からも信頼されてるんだろうな・・・)
エルヴィン(誰こいつ、なんでいるの?)
地下室第二室
エルヴィン「む、手紙と一緒に箱が、エレンへと書いてあるぞ」
エレン「きっとこれが父さんが俺に残した・・・」
エルヴィン「エレン、開けてみてくれ」
エレン「はい」
エレン「・・・」
エレン「これは・・・」
ライナー「育毛剤?」
エルヴィン「・・・」ピク
エレン「て、手紙・・・」
カサ...
エレンへ
今お前がこの手紙を読んだということは、お前の髪は私に似てしまったということだろう
私にはもうその薬は効かなかった
だが母さんの血も引いているお前なら希望があるかもしれん
検討を祈る
親愛なるあなたの父 グリシャ
エレン「・・・」
エレン「なんかすいません・・・」
ライナー「・・・」
ベルトルト「・・・」
ハンジ「ま、まぁ、エレンが悪い訳では無いし・・・」
エルヴィン「・・・」(欲しい・・・)
エルヴィン(だがどうする?こんなのぶら下げて帰ったら私は・・・!)
オルオ「団長!もう一つ箱と手紙が!」
エルヴィン「でかした!明日からは君が兵長代理だ!」
エルド「そんな!」
オルオ「ありがとうございます!」
エレンへ
育毛剤だけでは足りないだろう
おそらくお前は私に似てお肌も荒れているかもしれん
そうなったらこれを使え
若いうちに対処しておけば間に合う
あなたの尊敬すべき父 グリシャ
ペトラ「どうやら男性用の洗顔料みたいだね・・・」
エレン「すいません・・・」
エルヴィン(あばばば)
オルオ「だ、団長・・・」
エルヴィン「エルド・・・どうやら君しか兵長代理は務まらんようだ・・・」
オルオ「そんな!」
エルド「やったぜ!」
エルヴィン(やばいやばいどうしようもう後が)
ハンジ「エルヴィン!もう一個見つけたよ!」
エルヴィン「本当か!君が兵長代理だ!」
ハンジ「いや、そんなのいらないけど・・・あ、これ一箱目と同じ育毛剤だ・・・」
エルヴィン「 」
10分後
エレン「他にはなさそうですね・・・」
エルヴィン「・・・」
エルヴィン「・・・とりあえず帰ろう・・・外の者が心配だ・・・」
ライナー「ベルトルト・・・」
ベルトルト「どうしようか・・・」
ハンジ「エルヴィン、でもそうなったらエルヴィンが・・・いや、私たちもただじゃすまないかも・・・」
エルヴィン「帰った後で考えよう」
エルヴィン「エレン、とりあえずその育毛剤を一つ渡せ」
エレン「え?は、はい・・・どうするんですか?」
エルヴィン「一応調べてみようと思ってな」
エレン「はぁ・・・あ、それじゃこの洗顔料も・・・」
エルヴィン「いや、それはいらん 君が使いたまえ」
エレン「?」
ハンジ(エルヴィン・・・お前・・・)
エルヴィン「とりあえず出よう」
ガチャ
みんな「「「はーい」」」
バタン
?「・・・」
ネズミ1「ふー人間共やっと出て行ったか」
ネズミ2「人間が来るなんて何年振りだろうな 俺たちが生まれる前だぜ」
ネズミ1「ん?なんだこの手紙 あいつらが見てたのと似てるけど封がしてある」
ネズミ2「変な場所に置いてるなぁこれじゃ気づかないぞ」
ネズミ1「どれどれ・・・えーとエレンへ
お前の身体に打ち込んだ巨人になる薬だがこれは・・・」
ネズミ1「なんだこりゃつまんねえの」
ネズミ2「行こうぜ」
ネズミ1「ああ」
チュチュチュー
アニ「ただいま・・・」
サシャ「アニ!2日もどこ行ってたんですか!?」
アニ「うん、ちょっと街に・・・これお土産・・・」(これでバレないだろ)
サシャ「あ、ありがとうございます」
ミカサ「女の子が一人で寝泊まりするもんじゃない 気をつけて」
アニ「うん、ごめん・・・」
サシャ「!」
サシャ「アニ!その手どうしたんですか!?」
ミカサ「ひどくかぶれてる・・・」
アニ「あ、あぁ、変な虫に刺されたみたいで・・・」
サシャ「私のいた森でもこんなことになる虫いませんよ・・・」
ミカサ「オロナインを取ってこよう」
アニ「あ、ありがとう・・・」
サシャ(ひどくやつれてますね・・・)
第57回(58回)壁外調査報告書
死者0名
怪我人1名
・巨人エレングッズにより被害は最小限に抑えれた模様
・女型の巨人なるものと遭遇および戦闘(女型の巨人については別資料参照)
・エレン巨人との戦闘により逃走ただし壁内の方向へ逃げたため普段は人間として暮らしているスパイの可能性大
ちなみに怪我人1名は女型のチョップによるもの
・エレンの家では何も発見できずだが58回目にして初の死者0名とウォールマリアの壁を塞いだということで許してもらいたい
・残った巨人の討伐も後日行う予定
調査兵団団長 エルヴィン・スミス
今回はここまで
そろそろ終わり
続き
エレン「やっと着いたな」
ライナー「思ってたより遠かったな もう夕方の3時だ」
ベルトルト「3日分の荷物を3時間も持ってたからクタクタだよ」
壁外調査から戻った調査兵団は1週間のお休みをもらった
僕、ライナー、エレンはその連休を利用して憲兵団のみんなのところへ遊びにきた
というのは表向きで僕とライナーにはもう一つ目的があった
そう、それは・・・
ベルトルト(アニに・・・)
ライナー(文句を言うこと・・・)
本来ならエレンを誘拐して僕たち3人は一旦故郷へ帰るはずだった
なのにアニは勝利したびもかかわらず逃走した
これはなんとしてでも文句を言ってやらねば
憲兵「おい、お前らここに用か?」
ライナー「あ、はい」
憲兵「なら入城許可証を提示しろ」
ライナー「これですか?」
憲兵「エレン・イェーガー、ライナー・ブラウン、ベルトルト・フーバー・・・確かに よし、通れ」
エレン「お邪魔します」
憲兵「お前ら何しに来たんだ?」
エレン「憲兵に行った同期に久しぶりに会いに・・・」
憲兵「104期生か?」
ライナー「はい」
憲兵「だったら第8王城があいつらの持ち場だ 多分日向ぼっこしてるだろう」
エレン「ありがとうございます」
ライナー(日向ぼっこ?)
ベルトルト(僕たちがきつい訓練してるってのにあいつら・・・)
エレン「ここが第8王城か・・・」
ライナー「まさか10個も城があるとはな・・・ずいぶんと迷っちまった」
ベルトルト「第8王城は王様のはとこにあたる人が主人の一家が暮らしてるみたい」
ライナー「はとこ・・・」
エレン「城の中も広いなあ」
ライナー「誰か知ってるやつはいないかね」
キョロキョロしながら城の中を徘徊する
すると遠くにこちらに背を向けて歩いている兵士をみつけた
その兵士は長い髪を後ろにくくっていて歩くたびにピコピコと揺れる
間違いないあれは・・・
僕たちはそいつに早歩きで近づいた
エレン「よお!サシャ!」
サシャ「え?うわっ!」
ベルトルト「うわって・・・」
ライナー「ずいぶんなご挨拶だな」
サシャ「ああすいません・・・ベルトルトに言ったわけじゃないんですよ?」
エレン「おい」
ライナー「てめえ」
サシャ「そんなことより、久しぶりですね!」
ライナー「そんなことよりって」
ベルトルト「うん、あ、もしかして仕事中だった?」
なんか手に大きな紙袋を持っていた
サシャ「ええ、まあこれから」
エレン「そりゃ悪かったな ちなみにどんな仕事なんだ?」
サシャ「仕えてる主人の娘さんのチェスの相手です 私と実力が互角なので良く呼ばれるんですよ」
ベルトルト「え?チェス?それが仕事?」
サシャ「はい、この袋もお菓子ですし」
ライナー「それ遊んでるだけじゃ・・・」
サシャ「失礼な!他の人たちが日向ぼっこしてるなか私は働いてるんですよ!」
ベルトルト「僕ら毎日訓練なんだけど」
サシャ「え?プッwそれは嫌ですねwww」
エレン(こいつ・・・)
ライナー(殴りてえ・・・)
ベルトルト(悪魔の末裔が・・・根絶やしにしてやる・・・)
ベルトルト「・・・それよりアニを見なかったかな 会いたいんだけど」
サシャ「ああ、二人は同郷でしたっけ ええとこの時間だとトレーニングルームにいると思いますよ ついでに呼んできましょう」
ライナー「すまん」
サシャ「3人とも後でみんなでダーツとかやりましょうね!」
そういってサシャは歩いて行った
ダーツか・・・リッチだなぁ
トレーニングルームも
ライナー(さて、後は・・・)
ベルトルト(エレンをどっかにやらないとな)
そう思っていると向こうに男女の二人が見えた綺麗な黒髪とマッシュルームみたいな金髪・・・ラッキーだ あれは・・・
ライナー「エレン、ミカサと何故かアルミンもいるぞ」
エレン「あ、本当だ」
ベルトルト「行って来なよ積もる話もあるだろう」
エレン「そうだなちょっと行ってくる」
オーイミカサ!アルミン!
エ?
ウワアアア!
マテヨ!オレダヨ!ニゲンナ!
ベルトルト「とりあえず邪魔者は行ったね」
ライナー「ああ」
5分後
ライナー「いっせーのーで2ー」
ベルトルト「あ!くそ」
アニ「ライナー、ベルトルト」
ベルトルト「え?うおっびっくりした!」
ライナー「久しぶりだな・・・アニ・・・」
アニ「なんか用なの?」
ベルトルト「わかってるくせに・・・」
アニ「さあ・・・何の話かな・・・」
エレン「何だあいつら、なんかオーラが黒いぞ」
ミカサ「さあ・・・」
ライナー「じゃあ聞かせてもらおうか・・・何で逃げた?」
アニ「逃げた?人聞きの悪い」
ベルトルト「だったそうじゃないかせっかくエレンを倒したのに」
アニ「あんたらに・・・」
ライナー「あ?」
アニ「あんたらに何がわかるってんだ!あいつと戦うのがどれだけ気持ち悪いかが!」
アニ「見ろ!この手!今は包帯巻いてるけどこの下はかぶれてるんだぞ!オロナイン塗っても全然治らないんだ!」
ライナー「オロナインだと・・・?」
ベルトルト「僕らなんて怪我してもアロエ塗ってるのに・・・?」
アニ「アロエ?アロエって朝食べるヨーグルトにはいってるやつでしょ」
ベルトルト「あれは甘く加工して食べてるんだよ!」
ライナー「っていうかちょっと待て、お前朝ヨーグルト食べてんの?」
アニ「え?毎日出るでしょ他にもフルーツとか・・・」
ベルトルト「フルーツ!?」
ライナー「俺たちなんて毎朝バナナ半切れだけなのに!?」
アニ「バナナ?・・・プッwいいじゃんバナナwおいしいし私も好きだよwww」
ライナー「くっ!・・・まあいいそれより本題に戻るが・・・」
ライナー「あそこまできたらあれくらい我慢しろよ!」
ベルトルト「そうだよ!せっかく人類最強やNo.2がエレンのおかげでいなかったのに!」
アニ「知らんし・・・そんなの知らんし・・・」
ベルトルト「故郷に戻れるチャンスだったんだよ!?戻ってチーズハンバーグともずくをお腹いっぱい食べるんじゃなかったの!?」
アニ「いや・・・もずくはともかく、チーズハンバーグはいつでも食べれるし・・・」
ライナー「い、いつでも?」
アニ「うん、昼食は注文式だから・・・メニューにあるし・・・」
ライナー「そんな贅沢なもん食べて・・・」
ベルトルト「干し肉で喜んでた僕らが馬鹿みたいじゃないか!」
アニ「干し肉?プッwそれって犬の餌じゃないのwww」
ベルトルト「くわーーーー!」
エレン「なんだあいつら、喧嘩してんのか・・・?」
ミカサ「アロエがどうとか干し肉がどうとか・・・」
アルミン「なんの話をしてるんだ・・・」
ベルトルト「なんだよさっきから自慢ばっかして!」
アニ「は?あんたらが勝手に言っただけでしょ」
アニ「ていうか何?苦労して働いた私に対してのねぎらいみたいなのはないわけ?」
ベルトルト「どの口がそんなことを!」
ライナー「まったくだ!こんなに贅沢な暮らしをさせてやってるんだ!それくらいどうってことないだろ!」
アニ「うるさいゴリラ!しつこいんだよ!そんなんだからアルミンにクリスタを取られるんだ!」
ライナー「 」
ベルトルト「ああ!ライナーが真っ白に!」
アニ「お前もだ腰巾着!いつもライナーの隣にいやがって!このホモ野郎!」
ベルトルト「ひ、酷い!」
エレン「なんかアニが怒鳴ってんぞ」
ミカサ「さあ・・・」
アルミン「ライナーが真っ白だね」(あークリスタに会いてえー)
ライナー「もう切れたお前マジ許さん」
ベルトルト「そうだ 元はと言えば君が失敗したのが悪いんじゃないか」
アニ「ああ!もう!うるさい!」ブンッ
ガッ
ライナー「うお!?」
ガッ
ベルトルト「な!?」
ブンブンブンブン
ズシーン
エレン「あ、えライナーとベルトルトが・・・」
ミカサ「アニに蹴られた・・・」
アルミン「すごい、あの大きい二人が4回転も・・・」
ライナー「が・・・」
ベルトルト「は・・・」
アニ「とにかく私はしばらく任務から外れるから、心に傷を負ったわけだし あんたらだけで続けてちょうだい」
アニ「帰る時に声かけてね もうしばらくここのおいしいご飯食べたいし じゃあよろしく」スタスタ
ライナー「・・・」
ベルトルト「・・・」
ライナー(アニ・・・今のお前は・・・)
ベルトルト(エレンの顔よりずっと醜いよ・・・)
その後食事をいただいたのだけれど、涙が出るほど美味しかった
END
くぅ疲w
おまけもあるよ
おまけ
ライナー「・・・ん?朝か・・・」
エレン「よお、起きたかライナー」
ライナー「ああ、おは・・・」
ライナー「!?」
ライナー「エ、エレン!どうしたんだその顔!」
エレン「ん?ああ・・・ほら、親父が残した男性用洗顔料があったろ?あれ使ったらこうなった」
1クール目エンディングのミカサフィルターエレンを想像して下さい
ライナー「い、いや、え?マジで?」
エレン「おいおい、ライナー、さすがに傷つくぜ」ニコ←爽やか笑顔
ベルトルト「・・・うーんもう朝?」
ライナー「べ、ベルトルト!」
エレン「ようおはよう」
ベルトルト「うん、おは・・・え?誰?」
エレン「何言ってんだよベルトルト、俺だ エレンだ」
ベルトルト「え?嘘だ!」
ライナー「いや、あの洗顔料を使ったらこうなったらしい・・・」
ベルトルト「だ、だって髪も生えてるじゃないか!」
エレン「もう一つの育毛剤使ったらこうなった」
ベルトルト「嘘!?」
ゴーン
エレン「お、朝ご飯の時間だ 行こうぜ」
ライナー「・・・」
エルド「よーしみんないるかー」
ペトラ「エレンがまだ来てませーん」
オルオ「ちっあの野郎休み明けだからって気を抜きやがって・・・」
エレン「す、すいません!遅れました!」
エルド「遅いぞ!エレ・・・ン?」
ペトラ「え?」(なにこの子かわいい)
オルオ「おいエレン!気い抜いてんじゃねえぞ!」
オルオ「ん?お前少し変わった?」
ペトラ「え!?この子エレンなの!?」
グンタ「声以外別人じゃねえか!」
エルド(なにを思って少しと思ったんだ)
1週間後
ライナー「エレン・・・どうだ最近は」
エレン「なんか先輩達が優しくなってリヴァイ兵長達が退院してミカサが調査兵団に移るとか言い出した」
ベルトルト(それはそれできついな・・・)
エレーン
エレン「あ、呼ばれたから行くわ」
ライナー「お、おう・・・」
ベルトルト「どうしようライナー、リヴァイ兵長が復活して、聞いた話だとミカサが並の兵士より強くなっていってるそうじゃないか・・・」
ライナー「あ、ああ・・・」
そして遠征が始まった
エルヴィン「第58回(59回)!壁外調査ー!」
兵士たち「「「わー!」」」
巨人「「「ヘーイ」」」
リヴァイ「フン!」ザシュ
巨人「グエッ」
ミケ「ハッ!」ザシュ
巨人「ギャア!」
ハンジ「奇行種2体接近!」
リヴァイ「頼むぞ、エレン」
エレン「はい!」ガリ
エレン巨人「ウオォオオオオ!!!」
巨人「ヒイ!」
巨人「ギャ!」
兵士A「ハハハ!凄え!ドンドン巨人を倒していくぜ!」
エルヴィン「我々も続け!以前のエレン巨人のブロマイドや写真は持ってきたな!」
兵士たち「「「うおー!」」」
チラ
巨人「ヒイ!」
兵士a「今だ!」ザシュ
巨人「 」
兵士a「やったぜ!」
兵士b「ああ!これなら巨人を駆逐できる!」
兵士c「人類の進撃は・・・」
これからだ!
ライナー「やべえどうしよう」
ベルトルト「無理だ・・・人類最強やその精鋭班もいるし、エレンも前の数倍強くなってるし・・・これじゃアニが本気で戦っても勝てない・・・」
ベルトルト「ライナー、僕は人間側につくよ」
ライナー「え?は、ちょ」
ベルトルト「エレン!守ってくれ!」パカラッパカラッ
ライナー「待て!待つんだベルトルト!待ってくれー!」
・・・・・・・・・・・・・・・
ライナー「・・・はっ!?」
ライナー(夢・・・か・・・まったく、たかが洗顔料だけでそんなに変わるかっての)
エレン「よお、ベルトルト」
ベルトルト「あ、エレンおは・・・ってどうしたんだいその顔!」
ライナー「!?」
ライナー(ま、まさか・・・!)
ベルトルト「ニキビがだいぶ治まったじゃないか!」
エレン「ああ、親父が残した男性用洗顔料のおかげでな」
エレン「ただ育毛剤の方は全然効いてねえけどな!」
ライナー「・・・」
ライナー(ま!実際こんなもんだよな!)ヤレヤレ
エルヴィン「エレンからもらった(奪った)育毛剤を使い続けてしばらく・・・」
ジー→鏡
エルヴィン「・・・」
エルヴィン「全然変わってないじゃないかあ!」
ハンジ「・・・」ヤレヤレ
END
とりあえず終わり
汚い描写は最小限に抑えたつもり
気分悪くなった人ごめんなさい
またいつか書きたいな
さよなら
このSSまとめへのコメント
まだ続きあるぞ
馬でワロタw
前作より面白かった