春香「アイマスロンパ」(47)
初SS
頑張ります(´・ω・`)
伊織「だ、誰よ!私のケーキ食べたのは!」
真「どうしたの?」
伊織「誰かが私のショートケーキを食べたのよ!許せないわ!」
春香「まあまあ、伊織ちゃん。」
小鳥「事件が発生しました。一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます!」
伊織「何言ってんのよ!捜査って何よ!」
小鳥「まあまあ伊織ちゃん。私、そこに座ってたから犯人知っているの。」
伊織「じゃあ、早くその犯人教えなさい!」
小鳥「それは違うわ!」
伊織「えっ…って何よ!」
小鳥「そんなのつまらないじゃない。裁判で犯人を決めて罰を受けさせるのよ」
亜美「なになに?面白そうじゃ→ん」
真美「犯人決められなかったらど→するの?」
小鳥「そうね。事件にかかわらなかった人全員に私の言うことを一つなんでも聞いてもらいましょうか」
真美「それじゃ真美たちチョ→フリじゃん!」
小鳥「それもそうね。じゃあ、正しい犯人を決めた暁にはみんなにケーキををご馳走するわ」
亜美「おお~、ぴよちゃん太っ腹!」
伊織「勝手に話を進めないでくれないかしら。なんでもいいから早く犯人を言ってちょうだい!」
小鳥「あれ~、伊織ちゃん。もしかしたら犯人当てる自信が無いのかな?そうよねぇ。まだ伊織ちゃんには難しいわよね。じゃあ」
伊織「わかったわよ!犯人見つければいいのよね!見てなさい!」
春香(伊織ちゃん…)
真(伊織…)
小鳥(グヘヘ、何でも私の言う通りにできるわ)
というわけで、捜査ですよ、捜査!何だか伊織ちゃんが煽られて私達も巻き込まれてしまいました、が、こうなった以上張り切って行きましょう!
千早「小鳥さんに言われてこっちにきたのですが…」
響「小鳥が事件だから早くもどってこいって言うからさー」
貴音「わたくしには事件当時の状況がわかりません。何かでえたはないのでしょうか?」
小鳥さんが、伊織ちゃんがケーキを置いて離れた30分間に事務所にいたアイドルを全員集めてくれました。しかし貴音さん、意外とのりのりですね!
小鳥「そこで用意しました!コトリファイルです!事件についてのデータが書いてあります!」
真「はぁ…準備がいいというかなんというか」
亜美「なになに、被害を受けたのは伊織のショートケーキ?」
真美「伊織が離れた30分間に事務所に居たのはここにいる8人のアイドルとプロデューサーと社長だって→」
千早ちゃんは伊織ちゃんが出て行ったのと同時に事務所を出たんだ。
最初に亜美と真美とプロデューサーさんがいて、亜美、真美の順に事務所を出たんだね。
その後貴音さん、響の順に事務所に来て、プロデューサーさんと仕事へ。
伊織と真と私で帰ってきたんだよね。
伊織「あんたが犯人ってことは無いわけ?」
小鳥「それは神に誓ってないわ」
春香「じゃあこの中に犯人がいるわけね…」
ダンガンゲット コトリファイル
では、まず被害者に話をきいてみましょう!
春香「伊織ちゃん、どんなケーキだったの?」
伊織「私のために作らせた特注ケーキだったのよ!生地を特別なものにしてもらったの」
春香「そうだったんだ。冷蔵庫に閉まっていたの?」
伊織「そうよ。箱に自分のサインまで書いたから間違えて食べたなんて言わせないわ!」
春香「そこまでしてたんだね…そんなに食べたかったんだ」
伊織「だって世界に1つだけのケーキよ!キーッ、許せないわ!」
ダンガンゲット 伊織の証言
響「おおっ、ハム蔵!でかしたぞ!」
春香「どうしたの?」
響「ハム蔵がケーキの箱を見つけてきたのさ!」
春香「すごいね」
犬でもないのにどうやって見つけたのでしょうか。
響「うんうん。なるほどだぞ!このケーキの箱はゴミ箱にあったみたいだぞ」
いつも思うんだけど、これって本当に話してるんですかね?
響「って、うぎゃー!箱の中、白いクリームでベタベタだぞ!手が汚れちゃったぞ…」
ダンガンゲット ゴミ箱のケーキの箱
春香「そういえば、机の上にあるガラゲーって真くんのじゃない?」
真「あ、うん。探してたんだよ。うわぁ…酷いなあ」
春香「どうかしたの?」
真「僕のケータイが、油かなんかでベタベタになってるよ…」
春香「うわ…画面までベッタベタだねえ…」
真「うん、酷いなぁ」
ダンガンゲット 真のケータイ
千早「春香、ちょっと来てくれない」
春香「千早ちゃん、どーしたの?」
千早「春香は事務所でケーキ食べるときどうする?」
春香「うーん、お皿に出して紅茶を入れて食べるかな…」
千早「そう、だから流しに有力なヒントが有ると思うの」
春香「おお!千早ちゃん、ナイスだよ!頭いいねぁ」
くーっ、クールで冷静なちーたんマジ最高です!
千早「やっぱりあるわね」
春香「洗ったお皿が三枚かー、あんまりヒントにならないねえ」
千早「そんなことはないわ。二枚のお皿はもう乾いているのに、この一枚はまだびしょびしょだわ。おそらくすごく最近に洗われたはずよ。」
春香「なるほど~すごいね千早ちゃん!探偵さんみたいだね!」
千早「そ、そんなことないわ」///
褒められて照れる千早ちゃんマジ最高!うーん、でもこの洗い場、なんかひっかかるんだよな…
ダンガンゲット 洗い場の状況
春香「亜美、真美はなんかヒント見つけた?」
亜美「ぜ→んぜん!」
真美「何にもわからないよ→」
春香「貴音さんは?」
貴音「春香、有力なひんとを見つけてしまったのです!」
春香「えっ、本当!」
亜美「お姫ちんやる→」
真美「真美たちにも教えてよ→」
貴音「この続きは学級裁判にて行いましょう。そろそろ時間では無いでしょうか」
ダンガンゲット 貴音の証言
小鳥「待ちくたびれました!では、裁判をはじめましょう!みんな応接室に集合よ!」
ダンガン確認
コトリファイル
伊織の証言
ゴミ箱のケーキの箱
真のケータイ
洗い場の状況
貴音の証言
学級裁判 開廷
小鳥「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!学級裁判の結果はあなた達の投票により決定されます」
小鳥「正しいケーキを食べたクロを指摘できれば、クロだけがおしおき、あなた達にはケーキをご馳走するわ。だけど…もし間違った人物をクロとした場合は…」
小鳥「事件の関係者以外はおしおきされ、みんなを欺いたクロは永久に闇に葬られます!」
伊織「本当にこの中に犯人がいるのよね!」
小鳥「当然です」
真「というか、よくこのセット作ったね…」
小鳥「私のゲームに対する愛はっ…いいえなんでもないわ。では議論を始めてください」
これから、議論が始まる。みんなのケーキがかかってるもんね、頑張らなきゃ!
[コトリファイル>
[伊織の証言>
亜美「議論を始めてって何から始めたらいいかぜんぜん分からないよ→」
伊織「キーッ、犯人の手がかりを持ってる人はいないの!」
響「ふふーん!自分重要な証拠見つけたんだぞ!」
貴音「なんと!響、その証拠品とは何でしょうか」
響「自分、ゴミ箱で【伊織のケーキの箱】を見つけたんだぞ!」
貴音「なるほど。ではくろはケーキを【食べたあとに】」
千早「箱を【ゴミ箱に捨てたのでしょうか】」
うーん、ゴミ箱で見つかったケーキの箱って何か違ったような…
亜美「議論を始めてって何から始めたらいいかぜんぜん分からないよ→」
伊織「キーッ、犯人の手がかりを持ってる人はいないの!」
響「ふふーん!自分重要な証拠見つけたんだぞ!」
貴音「なんと!響、その証拠品とは何でしょうか」
響「自分、ゴミ箱で【伊織のケーキの箱】
春香「それは違うよ![伊織の証言>
Break!
響「び、びっくりしたぞ。いきなり何なのさ!」
春香「ご、ごめん。言わなきゃいけない気がしたんだ。それはそうと、それは伊織ちゃんのケーキの箱じゃないよ」
響「えっ、そうなのか?」
貴音「春香、どういうことです?」
春香「伊織ちゃんの話だとね、他の人に食べられないように名前を箱に書いてあったんだって。ちゃんと名前書いたんだよね?」
伊織「そうよ!絶対に食べられないように箱にでかでかと書いといたわ!」
真美「箱に名前書いとくだなんて」
亜美「伊織も意地汚いですな→」
伊織「う、うるさいわねっ!あんた達!」
千早「でもこれでわかったはずだよ。今日ケーキを食べた人がもう一人いたってことが」
[コトリファイル>
[ゴミ箱のケーキの箱>
[洗い場の状況>
伊織「確かに私が帰ってきた時、もう一つケーキの箱があったわね」
真「じゃあ、間違いない!【そいつが犯人】だよ」
真美「でもさ、それじゃあ誰がそれを買ってきたかわからなくない?」
響「うがー、何か証拠はないのか」
貴音「ケーキから何か連想したらひんとはでないでしょうか」
亜美「うーん、【甘い】?」
響「何か【高級な感じ】だぞ!」
伊織「そうね、庭でケーキを【お皿】にのせて紅茶と食べたら」
貴音「【お腹が空きました…】」
え、えー。この中にヒントなんてあるわけないよ…よく考えるのよ私!
伊織「確かに私が帰ってきた時、もう一つケーキの箱があったわね」
真「じゃあ、間違いない!【そいつが犯人】だよ」
真美「でもさ、それじゃあ誰がそれを買ってきたかわからなくない?」
響「うがー、何か証拠はないのか」
貴音「ケーキから何か連想したらひんとはでないでしょうか」
亜美「うーん、【甘い】?」
響「何か【高級な感じ】だぞ!」
伊織「そうね、庭でケーキを【お皿】
春香「それは違うよ![流しの状況>
Break!
伊織「何が違うのよ!」
春香「い、いやー、違うわけじゃないんだけど、それがヒントだったんだよ」
貴音「どういうことでしょうか?」
春香「流し場に乾いたお皿が2枚あったの。どういう意味かわかる?」
貴音「ほう。なるほど…」
響「えっ、なになに?どういう意味?」
千早「つまり、ケーキを食べた人が2人いたってこと」
真「なるほどね。でも、それがどうしたの?」
春香「つまりその二人は仲がいいってこと!」
貴音「なるほど、では私であれば響とぺあで考えるということですね」
千早「私は春香ね」
真「僕は雪歩だけど、今回の容疑者じゃないから僕は違うね」
真美「真美は亜美とだよね→」
亜美「…」
真美「ん→、亜美。どーしたの?」
亜美「いおりん、ごめん!」
伊織「まさかあなたが食べたの!」
亜美「食べたのは亜美じゃないよ!でも」
伊織「でもって何よ!どうしたっていうの!」
春香「まあまあ伊織ちゃん。話を聞いてあげようよ」
[コトリファイル>
[ゴミ箱のケーキの箱>
[貴音の証言>
亜美「ありがと、はるるん。亜美ね、伊織がケーキを入れた後すぐにね、【自分のチョコレートケーキ】を取り出そうとしたの」
亜美「その時ね、伊織のケーキの箱、落としちゃって…いおりん、あんなに楽しそうにしてたから」
亜美「絶対に起こると思って…だから後で謝ろうとして、とりあえず【自分の箱に隠してたんだよ】」
真美「あ、あれ、亜美のじゃなかったんだ…」
伊織「証拠は!証拠は有るの!」
亜美「うう、証拠なんて無いよ…【自分のケーキのレシート】しか無いよ」
伊織「【証拠がない】のなら信じられないわね!あんたがクロよ!」
亜美のあの顔は本当に反省してる時の顔だ。伊織ちゃんも冷静になってたら、それに気づくのに…
亜美「ありがと、はるるん。亜美ね、伊織がケーキを入れた後すぐにね、【自分たちのチョコレートケーキ】を取り出そうとしたの」
亜美「その時ね、伊織のケーキの箱、落としちゃって…いおりん、あんなに楽しそうにしてたから」
亜美「絶対に起こると思って…だから後で謝ろうとして、とりあえず【自分の箱に隠してたんだよ】」
真美「あ、あれ、亜美のじゃなかったんだ…」
伊織「証拠は!証拠は有るの!」
亜美「うう、証拠なんて無いよ…【自分のケーキのレシート】しか無いよ」
伊織「【証拠がない】
春香「それは違うよ[ゴミ箱のケーキの箱>
Break!
伊織「キーッ、またいちゃもんつけるの!」
春香「いちゃもんじゃないよ。亜美、買ってきたケーキがチョコレートケーキで間違いないの?」
亜美「うん…2個ともチョコレートだよ。レシートがここにあるよ」
春香「じゃあ、亜美は嘘をついていない」
伊織「どういうことよ!」
春香「響ちゃん、あの箱の状態を説明してくれない」
響「おお、わかったぞ…。あの箱はゴミ箱の中にあって、取り出してみると…あっ!」
真「どうかしたの?」
響「あの箱のなかは白いクリームでベタベタだったのさ!つまり落としてしまったケーキが入っていたなら、納得できるさ」
千早「なるほどね、チョコレートケーキじゃそんな汚れはつかないわね」
伊織「でもケーキをぐちゃぐちゃにしたのは亜美じゃない!」
千早「でも、今回の裁判はケーキを食べた犯人を探すものよ。それに亜美の顔を見なさい。もう完全に反省してるわ」
伊織「っ…わ、悪かったわね、大人気なく起こっちゃって」
亜美「ううん、黙っててごめんね、いおりん」
真「よかったね、これで事件も進んだしね」
貴音「真美は、亜美の後にケーキを食べたのですね?そのときケーキは見ましたか?」
真美「うん、ちょっとゆがんでたけどショートケーキがあったよ。」
伊織「それをどうしたの!」
真美「自分の頼んでたのはチョコレートケーキだったから、ショートケーキは亜美のだと思ったから、お皿に載せてラップをかけといたよ→」
千早「じゃあ、あの濡れていたお皿はそのお皿ね」
真「まって!でもさ、コトリファイルを見るとこの後、時間的にケーキを食べることができるのって…」
春香「貴音さんと…」
真美「プロデューサーと…」
亜美「社長って…」
千早「一番疑うべき人を忘れていた見たいね」
春香「言いたいことはわかるけど…証拠もなしに、それは」
[コトリファイル>
[真のケータイ>
[貴音の証言>
伊織「間違いないわ、【あいつ】だわ!」
真「うーん、確かに…」
千早「でも、証拠もなしに疑うのはどうかと」
亜美「でも、もう【証拠なんてないじゃーん】」
真美「これって、マジヤバくない?」
千早「何か、【何かがあるはずよ】」
そこで登場!天海春香です!
伊織「間違いないわ、【あいつ】だわ!」
真「うーん、確かに…」
千早「でも、証拠もなしに疑うのはどうかと」
亜美「でも、もう【証拠なんてないじゃーん】」
真美「これって、マジヤバくない?」
千早「何か、【何かがあるはずよ】
春香「それは違うよ[貴音の証言>
Break!
亜美「春香ねーちゃんは、何か証拠があるの?」
春香「私と言うより、貴音さんかな?そうだよね」
貴音「はい、私は重大な証拠を持っています」
伊織「何よ!早く出しなさいよ!」
貴音「然るべき時がくるのを待っていたのです」
千早「何でしょう、その重要な証拠とは?」
貴音「これがぷろでゅーさー様のごみ箱の中に入っておりました」
亜美「こ、これは」
真美「んっふっふー、キャツは重大な証拠を残してしまったようだね!」
響「これはケーキのフィルム?」
伊織「あー、もう起こって損したじゃない…そうよね、みんながそんなことするわけないわね」
あ、あれー?本当にこんな事件解決でいいのかな?なんか、引っかかるんだけど…
千早「でも、ちょっと待ってくれないかしら?」
貴音「何でしょう」
千早「疑うようで悪いのだけど、発見したのは貴方一人?」
貴音「はて?そうでございますが」
千早「申し訳ないが、信じられないわ。一応貴方、容疑者よ?」
真美「でもでもー、これしか証拠ないよ?」
真「もうこれでいいんじゃない?」
何か証拠がなかったかな?思い出せ!操作中に不自然に思ったことなかったかな?
なんか思い出しそう!えーと、あれは…
閃きアナグラム
くぉーふ
ふぉーく
そうか、わかったわ!
春香「フォークですよ、フォーク!」
千早「どうしたの春香?」
春香「気づいたんだよ!流し場の違和感」
貴音「何に気づいたのでしょうか」
春香「ケーキを載せた皿は3つあって、食べた人は犯人と亜美と真美」
千早「なるほどね」
響「何の話だー?分かるように説明してくれー」
千早「響さんはケーキ食べる時は何を使って食べる?」
響「もちろんフォークを使うさ」
千早「そのフォークが流しに2つしかなかったとしたら?」
亜美「なるほどー」
真美「犯人はフォークをちかってないってことだね」
そう考えると犯人は…
フォークを隠した
▶素手で食べた
亜美が食べた
春香「犯人は素手でケーキを食べたんだよ」
真「ケーキを素手で食べるんなんてね…」
貴音「でも、それがどうしたのでしょうか?」
春香(!)
貴音「それはぷろでゅーさーが食べてないという証拠なのでしょうか?」
響「た、確かに。全く議論は進んでないぞ」
真美「確かに、プロデューサーが【手で食べた】だけかもしれないね」
伊織「そこまでしてまで、食べたかったのかしら?意地汚いわね」
千早「でも、証拠もなしに疑うっていうのは…」
貴音「【証言】ならここにありますが」
亜美「せめてどこかにでもクリームでもついてれば良かったのにね」
真「【そんな都合のいいことはない】でしょ」
あのケーキは崩れてたはず…そんなケーキを手でつかんでたら、何かが残るはず…!
真美「確かに、プロデューサーが【手で食べた】だけかもしれないね」
伊織「そこまでしてまで、食べたかったのかしら?意地汚いわね」
千早「でも、証拠もなしに疑うっていうのは…」
貴音「【証言】ならここにありますが」
亜美「せめてどこかにでもクリームでもついてれば良かったのにね」
真「【そんな都合のいいことはない】
「それは違うよ![真のケータイ>
Break!
春香「犯人はクリームで汚れてた手であるものを触ってたんだよ」
貴音「そ、それは何でしょうか?」
春香「真のケータイだよ」
千早「どうしてそんなことが分かるのかしら?」
春香「簡単だよ。ベタベタだったんだ。油みたいなもので」
真「そーなんだよ…事務所の机に忘れちゃってたら、ボタンも画面も全部ベタベタで…僕のケータイはスマホじゃないのに!」
亜美「それは災難でしたな」
真美「ご冥福をお祈りします」
真「勝手に僕のケータイをころさないでよ」
あ、あれ?でも、普通だったら、ガラゲーなんてことは見ただけでわかるよね…ということは、スマホとガラゲーを知らない人が犯人?
怪しい人物を指定しろ
▶四条貴音
春香「そう考えると、貴音さんが怪しいと思うな…」
貴音「ど、どうしてでしょうか?」
春香「だって、ガラゲーだよ?普通だったら、ボタンを適当に押せばプロフィールとかでてくるってわかるはずだけど、何故か真のケータイは画面までベタベタだったんだ」
千早「なるほど…つまり、今回の犯人はケータイに疎かったという事ね」
伊織「あんたが食べたの!?」
貴音「い、いや、私はけいたいの操作ぐらい出来ますが」
響「それは違うぞ!」
貴音「」
響「貴音には申し訳ないけど、このセリフが言ってみたかったんだ!貴音、前に自分のスマホを操作する時に
貴音『はて、ぼたんはどこでしょうか?すらいど式でも折りたたみ式でもないようで…!?画面がつきました!面妖な!』
響「ということがあったんだ。多分、画面もタッチで反応するってこと覚えたのはその時さ!」
亜美「お嬢さん、そろそろ観念しな。田舎のお袋さんが悲しむぜ…」
真美「カツ丼食うか?」
貴音「かつ丼は頂きたいですが…私がやったという証拠はあるんでしょうか?」
MTB開始
「証拠はあるのですか?」
「面妖な!」
「私は決定的な証拠を押さえているのです!」
「らあめん以外に興味はありません!」
「面妖な!」
「証拠もなしに人を疑うのですか?」
「ぷろでゅーさーでいいではありませんか」
「あの【おれんじけえき】を食べたのはぷろでゅーさーで決まりです」
春香「その言葉、斬らせてもらうよ![伊織の証言>
Break!
春香「どうしてオレンジのケーキだと知っていたの、貴音さん!」
貴音「そ、それは水瀬伊織がおっしゃっていたかと」
千早「それは違うわ。私達は【特別な】ケーキとしか聞いてないわ」
貴音「で、では亜美に…」
亜美「落としたことで焦ってて、オレンジが乗ってたなんて気づかなかったよ→」
伊織「確かに私専用にオレンジ風味の生地でショートケーキ作ってもらったわよ。でも、いちごが乗っかってたから、食べてみないとわからないと思うわ!」
貴音「しかし…では…」
春香「もういいよ、貴音さん…事件の流れを振り返ってみればわかるはずだよ」
クライマックス推理
「伊織ちゃんがケーキを閉まった後、最初に冷蔵庫を開けたのは亜美だったんだ」
「その亜美がケーキの箱を落としちゃって、咄嗟に自分のケーキの箱に隠したんだ」
「その後ケーキを食べた亜美は自分の食器を下げて、洗って事務所を離れたんだね」
「次に冷蔵庫を開けたのは真美だった。真美は伊織のケーキを亜美のだと思ってお皿に移して冷蔵庫にしまったんだ」
「その後ケーキを食べて、食器を洗って事務所を離れたんだ。さすが、姉妹だね。食器を洗う行動は同じだったんだ」
「最後に犯人が冷蔵庫を開いてケーキを見つけて、素手で食べる。その時、真のケータイを見つけてその手でいじってたんだね」
「その後、犯人は食器は下げたけど洗わずそのまま仕事に行ったんだ」
「小鳥さんの合図で捜査が始まった後、犯人は証拠隠しをするんだ。まず食器を洗う。だから三枚のうち一枚が私が見た時濡れていたんだ」
「そしてケーキのフィルムを何食わぬ顔して証拠品として提出したんだ」
「そうだね?四条貴音さん?」
Clear!
貴音「ふっ…バレてしまいまいましたか。うまくやり通せると思ったのですがね」
伊織「じゃあ、あんたが犯人って認めるの?」
貴音「左様で。これだけはしーくれっとにできなかったようですね」
真「いやーぜんっぜんわからなかったよ…」
響「じ、自分は最初から貴音が怪しいって気づいてたぞ!」
真美「ひびきん、見苦しいよ→」
小鳥「うう…意外と見てるだっけて飽きるわね。モノクマも忍耐強かったんだねぇ…」
小鳥「では投票に移りましょう!」
BINGO 四条貴音
小鳥「そうです!クロは貴音ちゃんだったんです!」
小鳥(こんな複雑な事件、絶対にわからないと思ったのに…みんなに命令できるチャンスが…)
伊織「ていうかさ、あんたなんで人のケーキ食べたわけ?」
貴音「そこに美味しいものがあるのですよ?食べないわけにはいかないでしょう。そもそも誰のか私にはわからなかったので」
伊織「それもそうわね…あー、なんかもう怒こる元気なくなっちゃたわ」
真「疲れた~。僕、特に何もしてけど疲れたよ…」
亜美「これにて一件落着だね!」
真美「正義は執行されたんだね!」
小鳥「なんか和やかなムードになっているけど、おしおきはやるわよ?」
春香「えっ?もう伊織ちゃんが許してるから良くないですか?」
小鳥「いいえ!ルールはルールよ!私、ずっとまってたのだもの!」
小鳥「では張り切って行きましょう!おしおきタイム!」
四条貴音がクロに決定しました
亜美「そんなことしたらお姫ちんが壊れちゃうよ!」
真美「もう貴音のHPは0よ!」
真「うわぁ…」
響「どうして、どうして高値がこんな目に合うんだ!」
千早「胸が…揺れてるわね…くっ」
伊織「ちょ、ちょっと小鳥!そこまでしなくても」
しかし…小鳥さん、なんであんな恍惚な表情なのでしょうか?貴音さんを椅子に括りつけて…
ラーメンを目の前においておくだなんて
貴音「らあめん!らあめん!早くしないと冷めてしまいます!」
貴音「うぅ…」
こんなマジな表情見せている貴音さんも可愛くて確かに良いですが…
伊織「ところで小鳥。私達にケーキをおごってくれるのよね?」
小鳥「ギクッ!そ、そうだったわね…」
伊織「あんたがおしおきとやらの支度に忙しそうだったから私が手配させてもらったわよ。事務所全員分のケーキ、私の御用達のところで」
小鳥「ピヨォ!」
伊織「にひひっ、そろそろ新道が持ってきてくれる頃だわ。みんな、楽しみにしていて頂戴!」
亜美「わーい!またケーキだ!」
真美「持つべきものは友ですな→」
真「じゃあ、今度こそ人数分のフォークを用意しなきゃね」
千早「真、手伝うわ」
響「貴音~、この後ケーキが待ってるから耐えるんだぞ!」
貴音「ふぬぬぬぬぬ」
小鳥「今月の給料が…もうお酒飲めないピヨ」
今日も765プロは平和ですね!さて、私は紅茶の支度をしましょうか!
終わり
おしまいです
しょっぱなから改行を忘れるという大失態をしてしまって
勉強になりますた(-_-)
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