春香「ノートを拾っちゃった。英語で何か書かれてるね」
春香「えーっとなになに……このノートに名前を書くとその人とキスできます」
春香「名前を書くときはその人の顔を思い浮かべること」
春香「シチュエーションを指定すると可能ならその通りの展開になる……か」
春香「まずは試してみよう」
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春香「まず相手は……」
1.最初はやっぱり最愛の人
2.園田優
3.優ちゃん
↓1
春香「もちろん、最愛の人だよね」
春香「というか、他の選択肢が思いつかないよ!」
春香「優ちゃん愛してるよー」キャー
春香「シチュエーションは……」
↓1
春香「優ちゃん、うちで遊ばない?」
優「いいよー。それじゃ○時に春香んちで」
春香「どうぞあがって」
優「おじゃましまーす」
優「春香の部屋久しぶりだね。あれ?本棚の後ろに何かあるよ」
春香(はっ、あれは隠してたはずの百合姫!)
春香「ちょ、ちょっと待って!」
コケッ
優「うわっ!」バタバタガタン
春香「ご、ごめんね!ケガしなかった?」
優「……春香ぁ……」
春香(このタイミングは予想してなかったよ。優ちゃんは押し倒されたはずみですっかりその気だし……)
春香(でも私、まだ心の準備が……)
春香(できてないわけがなかった。優ちゃんとなら24時間いつでも準備OKだよ!)
チュッ……
春香「次は……」
↓1
優「休み時間だー!」
春香「優ちゃ……あれ?どこか行っちゃったのかな。そうだ、トイレ行こうっと」
ガチャ
春香「わ、優ちゃん?」
優「うわっ?鍵閉め忘れたー!!」
優「閉めて、すぐ閉めて春香!」
ガチャ
優「春香が入って鍵しめてどうするのさ!」
春香「優ちゃんがおしっこするところ、見ててあげる」
優「見ちゃだめ、出てって!」
春香「えー、じゃあ代わりにキスするまで出ていかなーい」
優「もう……こんなときに……」
チュッ
優(ちょっと春香いつまでしてるのさ……)
春香(優ちゃんおもらししたら泣いちゃうかな……恥ずかしくて泣いちゃう顔も見たいな……)
優(これ、シャレにならないよ!)
優「もうだめっ!」
グイー
春香「むぐっ」
優「も、もう限界っ」スルッ
春香(優ちゃんがパンツおろした可愛い)ハァハァ
優「み、みないでー!」
ジャー
春香(優ちゃんが目の前でおしっこ、優ちゃんが……)
この後、しばらく口もきいてもらえませんでした。
優「って、たった2時間じゃん」
春香「優ちゃんは何をしても可愛いね」
優「ほめられてる気がしないよ」
次は↓1
春香「学校からの帰り道にキス、ロマンチックだよね」
春香「でも、道って。誰かに見られたら……」
春香「私達って結構大胆なことしてる?」
春香「ってか、今までよく見つからなかったよね……」
春香「だから次も見つからないよね」
優「春香……今まで言いそびれてたんだけど……」
優「お父さんの都合で転校することになっちゃった」
春香「えっ!!」
優「春香とこうして一緒に帰れるのも今のうちだけなんだ」
春香「そんな……そんなのやだ!」
優「もう……しばらくの間だよ。そうだ、同じ大学行こうよ。そして春香と一緒に暮らしたいな」
春香「優ちゃん……」
優「どこにいても、私たちいっしょだよ」
チュッ
優「春香ぁー!」
春香「優ちゃん?」
優「転校しなくてよくなったよ!」
春香「本当?よかった!」
優(私の早とちりだなんていえない)
次は↓1
春香「睡眠中体中にキスされる……っと」
春香「キスノートに書かなくても放課後に寝てたら実現しそうだけど」
春香「ぐーぐー」
優「春香、春香……」
優「起きないんならキスしちゃうよ」
チュ……
チュ……
チュッ……
優「起きない……」
春香(もっとキスしてくれなきゃ起きないよ)
優「それなら……」ムニュッ
春香(胸……そこはだめー!)
優「これで起きないってことは本当に寝てるね」
春香(はっ……キスノートの力で起き上がれない)
ペロッ
春香(揉むならまだしも乳首なめるって何考えてるの優ちゃんのエッチ!)
優「まだ起きないの?奥の手だよー」
春香(そんなぁ……スカートの中まで……)
春香「優ちゃん、どうしてやめちゃったの?」
優「あそこまでしたらレズみたいじゃんか」
??(一体どこから突っ込んだものやら)コソッ
---
本日はこれにて。
次は↓1
春香「思いとどまってくれて、ほっとしたような」
春香「でも……あれから体がおかしいのよ優ちゃーん」
春香「そうだ、こんなときこそキスノートで」
春香「……」
春香『お風呂場でおまたにキスされる』
春香「これもキスになるのかな……」
春香「ダメなら無効になるだけ、だよね」
春香「優ちゃん、パジャマパーティーしようよ!」
春香(と、誘ってみたものの……今頃になって不安を感じてきた)
優「一緒にお風呂入るなんて久しぶりだね」
春香「うん……」
春香(私が今考えてること、優ちゃんに知られたらどう思われるのかな……)
優「春香元気ないね。あ、もしかして恥ずかしくなっちゃった?」
春香「ううん、大丈夫だよ」
ザパーン
春香「さすがに狭いね」
優「私たち、大きくなったよね」ジー
春香「どこ見て言ってるの?」
春香「私、もっと大人になりたい」
優「え、それってどういう……」
春香「こういうこと」
チュッ
チュッ
チュッ
優「も、もうだめっ」
春香「わっ、急に立ち上がったらあぶな
優「うわっ」ツルッステーン
春香「だ、大丈夫?優ちゃん」
春香(私の脚の間に優ちゃんの顔が……これは……)
優「春香……していい?」
春香「な、なにを……」
優「……この前の続き……」
春香(どうしよう……)
春香は…… ↓1
春香(これってやっぱりキスノートの効果……)
春香(キスノートでこんなことさせるなんてだめ……だよね……)
春香(だけど、ここで断っても優ちゃんを傷つけちゃうよ)
優「春香ぁ……」
春香(そうだ、ここは『素数』を数えて冷静になろう)
春香(2,3,5,8,13……ってこれフィボナッチ数列ー!ええっ素数ってなんだっけ!?)
春香(ああっ冷静どころかこれじゃただの時間稼ぎ……そうだ、時間稼ぎしよう)
春香「優ちゃん、続きはベッドで……しよ」
優「うん!」
春香(ベッドで……優ちゃんとする……そういうこと、だよね)
春香(もう『友達』じゃなくなっちゃうのかな……)
春香(私、優ちゃんとどうなりたいの?)ボーッ
優「春香……ほんとうに大丈夫?」
春香「私達、本当に……していいのかな、こんな関係、いいのかな……」
優「……」
優「ねえ春香……私は春香が好き。ずっと春香と一緒にいたい……春香とエッチしたい」
春香「優ちゃん、これからもずっと、ずーっと一緒にいてくれる?」
優「んー、それはわからないなー」
春香「えーっ」
優「もしかしたら将来私も春香もどこかの男の人と結婚して、それぞれの家族で幸せに暮らすかもしれないしー」
春香「……やだっ」
優「春香?」
春香「そんなのやだやだ、そんなこと考えられないよ。優ちゃん結婚して!」
優「冗談に聞こえないよ」
春香「本気だもん」
優「うん……ねえ春香、顔をあげて」
春香「……」
チュッ
春香「優ちゃん、もっと……そこぉ」
優「春香、おっぱい触っても平気だっけ?無理してない?」
春香「うん、大丈夫だよ。優ちゃんだけは、特別……だから」
優「あん……特別なら他の子には触らせちゃだめだからね」
春香「あれ?優ちゃんってSBJK?」チュッ
優「うん、春香以上かもね」チュッ
春香「本当に?」
優「それだけ春香が好きってこと」
春香「じゃあ私のほうがSBJKだね」
優「なにをー」ムニュ
春香「やだ優ちゃんどこ触ってるの?」
優「私の愛の深さだよ」
春香「それじゃ私だって……」
??(……なにやってるんだか)
??(さーて、そろそろキスノートは回収しよう。どうぞお幸せに!)シュッ
- 高山春香編 END -
なんか変なストーリーがふくらんでしまった。
さあ次ざますよ。
コトネ「キスノート?なにこれぇ」
コトネ「なんだか面白そー!えっと、相手は……↓1!」
コトネ「しずくちゃん愛してるぅ!」
コトネ「一人で何言ってるんだろ私」
コトネ「シチュエーションは……↓1」
コトネ「『放課後の教師』……」
コトネ「やーん響きがあやしいっ」
コトネ「具体的にどうなるのかなー?」
―そして放課後
コトネ「しずくちゃん帰ろっ」
しずく「コトネ、ちょっと待って」
コトネ「さっきの授業?」
しずく「うん、どうしてもわからないところがあって」
コトネ「どれどれー、うん、これ私わかるかも」
しずく「本当?教えて」
コトネ「うーん、タダじゃ教えられないなー」
しずく「コトネ先生お願いします」
コトネ「しょうがないなー。まずここはね」
しずく(あ、顔近い……)
コトネ「しずくちゃん?」
しずく「コトネ……」
チュッ
コトネ「しずくちゃんからなんてめっずらしー」
しずく「なんか、近かったからつい……///」
コトネ(はっ……これってキスノートに書いたシチュエーション!)
コトネ(本当に効果あるんだー)
コトネ「次はどんなことを……」
しずく「コトネ?」
コトネ「なーんでもなーい!」
相手↓1
シチュ↓2
そういや今何年目か設定してなかった
というわけで生徒会長を決めます
1.園田美月
2.乙川澄
↓1
コトネ「最近、スミスミ会長が可愛く見えるのじゃ」
コトネ「可愛い子にはキスをさせろ、ってことわざもあるし、やっぱりここはやるべきっしょ」
―放課後
コトネ「体育の補習終わりー!」
しずく「なんで私まで……」
コトネ「気にしない気にしない。シャワーあびて帰ろっ」
コトネ「♪~」シャー
澄「ここかーっ!」バーン
コトネ「きゃーっ♪」
澄「あ、コトネか。すまん」
コトネ「スミスミ会長ならいいのにー♪」
澄「あ、いやっ、失礼!」バタバタ
コケッ
コトネ「きゃんっ」
チュッ
澄「あわわ、す、澄はなんてことを」
しずく「コトネ?」
コトネ「な、なんでもないよー」
コトネ「あの後散々あやまられてちょっと罪悪感」
コトネ「私が仕組んだわけだし」
コトネ「でもスミスミ会長の唇、気持ちよかったぁ」
コトネ「……ロマンもなにもあったものじゃないけど」
コトネ「しずくちゃんに見られそうでドキドキしちゃった」
コトネ「……全然こりないコトネちゃんでしたっ!」
相手↓1
シチュ↓2
春香「みんな、チケットもらっちゃったから映画見に行こうよ」
コトネ「待ってましたー」
春香「あれ?コトネちゃん知ってたの?」
コトネ「ひ・み・つ」
―映画館
ゆず「このアクション映画評判いいらしいよ」
楓「春香、GJ!」
春香「さっすが私」フンス
コトネ(あれ?アクション映画?)
コトネ(それに隣の席はしずくちゃんだし)
しずく「ちょっとトイレいってくる」
楓「あ、それじゃ私も」
コトネ(あーあ、なかなかキスノート発動しないなー、それじゃ今日はしずくちゃんとイチャイチャしよっと)
男『イライザよ。私は帰ってきたぞ!』
女『ああ、貴方のことを忘れた日はなかったわ、ケン!』
コトネ(あ、なんかいいシーンっぽい)
コトネ(しずくちゃん……)
チュッ
コトネ(あれ?しずくちゃんじゃない。私、一体誰とキスしたの?)
コトネ(おまけに後ろで誰かキスしてるっぽい音聞こえてる)
ブーーーー
優「コトネちゃん、映画終わったよ」
コトネ「あ、私寝てた?」
コトネ(隣誰だったんだろ、楓っこだったのかな)
コトネ(でも普通にキスに応じてたし……ゆずちゃんと間違えたのかなー?)ニヤリ
コトネ(と、いうことは後ろの席でゆずちゃんとしずくちゃんがキス!?)
コトネ(うーん??深く考えないことにしよう!)
楓「ゆず、君の気持ちはしっかりと受け取ったよ」
ゆず「意味わかんないし」
楓「いやいや、とぼけなくたっていいんだよ。私はゆずだったらノープロブレムだからさ」
春香「今日もいっぱいキスしちゃったね」
優「もう、春香。暗いからって大胆すぎるよ、みんないるんだよ」
本日はこれにて
相手↓1
シチュ↓2
コトネ「なんかコツはつかめてきたかな」
コトネ「なんか事故っぽいのばっかりだけど……自然にしずくちゃん以外の女の子とキスする状況ってないよね」
コトネ「というわけで、初心にかえってしずくちゃんとラブラブしよっ☆」
コトネ「まず一人で喫茶店に入ります」カラーン
コトネ「すみませーん、クリームペンネのBセットで」
コトネ「……」
コトネ「……」
コトネ「……」
しずく「隣あいてる?」
コトネ「あら?しずくちゃんどうしてここに?」
しずく「たまたま通りかかったところにコトネがいたから」
コトネ「ふーん」
コトネ(作戦通り)
しずく「何?」
コトネ「ううん、なんでもなーい。しずくちゃんも何か食べる?」
しずく「そんなにおなかすいてないから」グー
しずく「……」
コトネ「じゃあ分けてあげる」
しずく「いや、私は……」
コトネ「何を遠慮してるの?はい、あーん」
しずく「コトネ、やめてよ人前で……」
コトネ「このくらい誰も気にしないよー」
しずく「いやっすごく見られてるって」
コトネ「見られて困るっていったら」
チュッ
コトネ「せめてこれでしょ?」
しずく「コ、コ、コトネのバカー!///」ガタッ
コトネ「あーあ」
コトネ「ほっぺですませたから怒っちゃったー?」
コトネ「じゃなさそうだね……後であやまっとこ」
相手↓1
シチュ↓2
コトネ「しずくちゃんが夏風邪でダウンしちゃったみたい」
ゆず「大丈夫か?なんだったらみんなでお見舞いに行こうか?」
コトネ「あー、大丈夫。今朝見たら結構元気そうだったから」
コトネ「私も調子よくないかもー」
楓「おいおい」
コトネ「あれ?」フラッバタン
―保健室
ゆず「おーいコトネ」
コトネ「……あれ?」
ゆず「あ、起きた。具合はどうだ?」
コトネ「目が回る~」
ゆず「熱中症かな。水飲むか?」
コトネ「うん」
ゆず「はい水。コップ持てる?」
コトネ「体うごかなーい。飲ませて」
ゆず「しょうがないなー」
コトネ「口移しがいいな」
ゆず「バカ、できるか」
コトネ「えーだめぇー?」
ゆず「だめに決まってるだろ」
コトネ「ゆずちゃん、ワタシ、トモダチ」
ゆず「友達でも無理だって」
コトネ「じゃあ、恋人なら?」グイッ
ゆず「動けるじゃないか」
コトネ「飲ませて」
ゆず「……うん」
…
…
楓「コトネー」
バッ
ゆず「どどどうしたーカエデーコトネハゲンキダヨー」
ゆず(あれ?私は今一体何を??)
楓「変なゆず」
楓(まさかゆずを狙ってたとは……コトネは恐ろしい子だなあ)
楓(キスノートは後で回収しよう)
- 野田コトネ編 END -
【おまけ】
ゆず「キスノート?」
ゆず「キスしたい相手か……」
ゆず「……」
ゆず「あれ?男の顔が全く思い浮かばない」
楓(全てはタチ先生の陰謀だ。あきらめろ)
- 飯塚ゆず編 END -
これにて終了ー
ありがとうございました
キスノートは気が向いたらまた書きます。
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