HGストフリ「最近、体の調子が・・・」 (64)

医者「どうしました?」

HGストフリ「腰が回らないんです」

医者「おや?ビームシールドとサーベルの色が優れませんね」

HGストフリ「はい、ちょっと青ざめてて・・・」

HGストフリ「あの、ライフルの方も診てもらえますか?」

医者「ああ・・・、これは酷い・・・」

HGストフリ「そんなに悪いんですか?」

医者「残念ですが全塗装が必要です」

HGストフリ「全塗装ですか?」

医者「残念ですが、それ以外に手の施しようがありません」

HGストフリ「そんなに・・・」

医者「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ・・・」

医者「直ぐに塗装の準備を!」

HGストフリ「あ、あの・・・」

医者「処置を開始します、看護士の指示に従ってください」

医者「なんだこれは・・・」

看護士「どうしました先生」

医者「ライフルの成型色が1色も合ってない」

看護士「そんなバカな!?だってここに塗装をしなくても、設定に近い色を再現って…」

医者「これを見てくれ」

看護士「これは?」

医者「患者のランナーだ」

看護士「うっ・・・これは酷い・・・」

医者「くそっ!どうしてライフルなのに無駄にカラフルな設定なんだ」

看護士「患者は助かるんですか?」

医者「最善は尽くす、しかし厳しい塗装だとは言っておこう」

HGストフリ「先生、どうか宜しく御願いします」

医者「大丈夫ですよ、気を楽に持ってください おや?風邪ですか?鼻水が出てますね」

HGストフリ「いえ、それはドラグーン射出のエフェクトパーツです」

医者「白!」

看護士「白」

医者「青!」

看護士「青」

医者「ああ畜生!イライラする!」

医者「これで塗装が乾けば・・・」

看護士「先生、実は・・・」

医者「は?エフェクトパーツが足りない?あー、それ仕様だから」

看護士「ところで先生」

医者「今度は何だ?」

看護士「この患者のビームサーベルは本来ピンク色なんですよ」

医者「そうだな」

看護士「青いですよ、これ」

医者「・・・」

看護士「これ何色で塗ればいいんですか?」

医者「大概の問題は、 コーヒー一杯飲んでいる間に心の中で解決するものだ」

看護士「現実逃避は止めてください」

看護士「先生、関節の方は?」

医者「は?」

看護士「ですから関節をもっと綺麗な金色に・・・」

医者「知るかよ!関節ってポリキャップだろ?誰だよ金色にしようとか言い出したアホは」

HGストフリ「先生、腰の方は・・・」

医者「そこまで面倒看れねぇよ!!」

看護士「先生!急患です!!」

医者「何?患者の容態は!?」

看護士「患者はPGストフリ、羽が折れたと・・・」

医者「余所の病院に回せ・・・」

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