隣人「すいません、ローター貸して頂けませんか?」男「!?」(456)

男「ローター……ですか?」

隣人「はい、ローターです」

男「えっと……すみません。僕、教養が足りてないみたいで、ローターが一つぐらいしか思いつかないんですよ」

隣人「あ、そのローターで合ってると思いますよー」

男「大人のローター、でいいんですね?」

隣人「貸していただけるんですか?」

男「まあ、はい、持ってますので」ガサゴソ「どうぞ」

隣人「よかったーこれでぐっすり眠れますー」

男「はあ」

男(いきなり訪ねてきたかと思えばローター? なにするんだろ……)

男(やっぱオナニーすんのかな……)

男(あんな美人さんが? いやいや、その前にローターを他人同然の隣人に借りるって発想がまずない……)

男(……声聞こえないかな)ピタ

男(んー聞こえないな……そこそこ壁暑いしな……)

男(うあああ気になる! どこに使用するんですか豆ですか首ですか挿入しちゃいますかあ!?)

ギンギンギン

男(……オカズは決まった。さあ、妄想自慰〈ハッピータイム〉の時間だ)キリッ

■翌日

隣人「昨日はありがとうございました」

男「こちらこそご馳走様でした」

隣人「え?」

男「こちらの話です」

隣人「今度新しいローター買ってきてお返ししますね」

男「いや別に使用済みのでも構いませんが」

隣人「すみません、壊してしまったので……」

男「こわ!?」

隣人「激しく使いすぎちゃったのかな……?」

男「はげ!?」

隣人「ではまた後ほどー」

男(ローターってどう使用すりゃ壊れんの!?)

男(膣圧!? 半端ない膣圧がローターを潰したのか!?)

男(いや、激しくって言ってたな……)

男(ローターを激しく使う……?)

男(ヌンチャクみたいに振り回して遠心力で加速したローターを挿入、とか?)

男(業名は"挿欲舞愛〈エンドレス・ラブ〉"とかだろうか……)

男(気になる! 全く訳が解らんけど気になる! しかし今はそれよりも……)

ギンギンギン

男(よしよし、良質なオカズを与えてやるからなあ)ナデナデ

すまん勢いで立てた。
オチとかなんも決まってないからとりあえず続き書いてくる。

■三日後

隣人「こんばんわー。あ、これ、言っていたローターです」

男「ありがとうございます……ってこれ、僕が貸したのより2ランクは上じゃないですか」

隣人「借りた物を壊してしまったのでそのお詫びに」

男「わざわざご丁寧にどうもです。あの……」

隣人「はい?」

男「なにに使ったのか聞いても構いませんか?」

隣人「それは流石にちょっと……」

男「ですよね。すみません忘れてください。あ、またなにか借りたかったら遠慮なく言ってくださいね」

隣人「気を使わせてしまってすみません。ないようにはします」

男「いえいえ」

■翌日

隣人「昨日の今日ですみませんがバイブを貸していただけませんか?」

男「バイッブ!」

隣人「」ビクッ

男「すみませんちょっと驚いてしまって」

隣人「いえ、そうですよね、驚きますよねバイブ貸してだなんて」

男「ちょっと待っててくださいね」ガサゴソ

ニョキニョキニョキニョキ

男「どれがいいですか?」

隣人「沢山お持ちなんですねえ」

男「男の嗜みです」

隣人「私こういうの疎くて……違いなどはありますか?」

男「主な違いはサイズ、質感ですね。機能はどれも似たり寄ったりです。大概の動きはします」

隣人「えっ、動くんですか?」

男「はい。ボタンを押すと……」ウイーンウイーン「このように」

隣人「なんだか喜んでるみたいですね」

男「これから本来の仕事ができるわけですからね」

隣人「色んなのがあるんだなあ……これ柔らかい、あ、これ硬い……」

男(僕の息子も硬くなってきたよ!)

隣人「じゃあこれ……」

男「マグナム砲ですね。どうぞ」

隣人「それとこれっ」

男「二輪!?」ブホッブホ

隣人「すみません、二つなんて厚かましいですよね……」

男「いえいえどうぞどうぞなんなら三つ貸しますよ」

隣人「ほんとですか? じゃあこれもお願いします」

男「!?」

男(二本はまだ解る……三本目は一体どこへ……)

男(ヴァギナだろ……アヌスだろ……)

男(!)

男(マウスか! マウスがまだあったか!)

男(つまり隣人さんが行うのは擬似レイプオナニー!)

男(三本のごっつい棒に責められて失神寸前失禁確実!)

ギンギンギン

男(わかってる、わかってるよマイサン。でもちょっと待ってろ、今物語構成すっから)

男(……)

男(……触手もありだな)

■翌日

隣人「これ、お借りしたバイブです」

男「ありがとうございます! ありがとうございます!」

隣人「ちゃんと滅菌消毒しておきました」

男「余計なことを……」チッ

隣人「すみません、余計なお世話でしたか……」

男「いえいえ、こんな立派なオカズなんですから、これ以上望むのは筋違いですよ」

隣人「バイブを食べても美味しくないですよ!?」アセアセ

男「食われたバイブは格別に美味いんですよ」

男「あれ? マグナム砲が見当たらないんですが……」

隣人「すみません、あれだけ壊れちゃって。また買ってきますんで」

男「あれを!? 硬質度当社比No.1を誇るあれを壊したんですか!?」

隣人「硬いから壊れちゃったかもしれませんね……柔らかければ馴染みますから」

男「す、凄い物をお持ちですね……キラーコンドームみたい……」

隣人「あの映画面白いですよねえ、凄くマイナー臭くて」

男「B級映画の良さが解るとは素晴らしいです」

隣人「そんなことないですよお」テレテレ

男(多分一般的には褒め言葉じゃないよな)

男(一つだけ解ったことは、隣人さんが天然淫乱レディということだけだな)

男(美人さんなんだけど表情がころころ変わって可愛いなあ)

ムクムク

男(おっ、最近休みがないけど大丈夫か? お前)

ギンギンギン

男(ははっ、お前はいつでも元気だな)ナデナデ

男(さて、今日は人生最高のオカズがあるからな。始めるとするか!)

男(……)

男(……またなにか借りに来るとしてなにを用意してたらいいんだろう)ベロベロ

こんなアホみてえなSSなんだから
よかったらアホみてえにレスしてってくれ

良質なアイデアは隣人さんが食べちゃうぜ

■一週間後

男(隣人さん、来ないな……)

男(折角隣人さんがいつ来てもいいように品揃えを充実させたのにな)

男(元々大人の玩具集めが趣味みたいなところあるからいいけどさ……)

男(違う、違うんだよ)

男(隣人さんの顔が一目みたい……)

男(ん? こりゃ恋か?)

男(……いや発情だな)

ピンポーン

男(この時間帯に来客といえば!?)

ガチャ

隣人「こんばんわー」

男「待ってました!」

隣人「」ビクッ

男「なにかを借りにきた、ずばりそうですね?」

隣人「凄いです、どうして解ったんですか?」

男「そりゃ毎回そうだからですよ」

隣人「あはは……すみません」ショボン

男「気にしないでください、なんなら毎日借りに来てもいいぐらいなんですから」

隣人「男さん、優しいんですね」

男息子「」ドキッ

男「それで今日はなにを?」

隣人「あのーもしかしたら持ってないかもしれないんですけど……エネマグラ持ってたりしますか?」

男「七種類持ってます」

隣人「流石の男さんですね。なんでも持ってて凄いです」

男「まあ(大人の玩具なら)なんでも持ってますね」

隣人「男さんも使ったりするんですか? エネマグラ」

男「抵抗があるんでしてないですね。ドライオーガズムは少し興味があるんですが」

隣人「ドライ? オーガズム? 横文字は苦手です」エヘヘ

男「隣人さんは知らなくていいですよ」

男「でもこれって女性にも効果あるんですか?」

隣人「ちょうどいいところに当たるんですよー。寝てるだけで終わりますし」

男「ああ、なるほど。ではどうぞ」

隣人「ありがとうございます。あの……」

男「はい?」

隣人「消毒はしない方がいいんでしょうか……?」

男「yes!」

隣人「」ビクッ

男(やっぱりそうきたか……エネマグラ、買っておいてよかった)

男(そしてとうとう手に入る神器~隣人さんの愛液塗れver~)

男(やばい……楽しみすぎて寝てくれないよ……)

ギンギンギン ドスコーイ ギンギンギン

男(……でもちょっと待てよ)

男(……隣人さん、ヴァギナに挿入するんだよな?)

男(……でもエネマグラは本来アナル用……それを消毒せずで舐めるということは……)

男(不味い、スカトロは流石に耐性がないぞ……)

シオシオシオ

男(お前もそう思うか。困ったな、どうしよう……)

■翌日

隣人「持ってきましたー。洗ってないのはやっぱり気が引けますね」

男「いや、その方がありがたいんですが……でもな……」

隣人「どうされました?」

男「お願いします! 前と後ろ、どちらに入れたのかだけ教えてください!」

隣人「ええ……恥ずかしいですよ//」

男「ローター借りてバイブ借りてエネマグラ借りて今更じゃないですか! お願いします!」

隣人「それとこれとは別ですよ//でも、借りてる身ですし教えないというのも申し訳ないですね」

隣人「……前です」ボソッ

男「」フルフル

隣人「やだっ、恥ずかしい// なに言っちゃってるんだろう私//」

男「」フルフル

隣人「……男、さん? どうされました?」

男「我が人生に一片の悔いなし!」

隣人「」ビクッ

男「隣人、さん……」ハアハア「今日はすみません、が、もう戻ってください」ハアハア

隣人「息荒いですよ? 調子悪いんじゃないですか?」ピトッ

男「今の僕に触ったらあかあああああん! 爆発してまうから! 理性がジャバウォックしてまうから!」

隣人「わ、解りました。ではまた今度」

バタンッ

隣人「なにか気に障るようなことしちゃったかなあ……」ショボン

ローション

男「全裸よーし! 証明よーし! マイサン、お前はどうだ!?」

男息子「野暮なことは聞くもんじゃねえぜ」

男「神が見過ごした背徳の象徴、いざいただかん!」

男「の前にちょっと香りを確認」クンクン

男「……うむ、悪くない」

男「ヒャッハー! 夜はまだまだこれからだぜええええ!」

ベロベロベロ ムチャムチャムチャ カミカミカミ ペロペロペロ

男「幸福の味がするうううううううううううう!」

>>26

それは俺も考えた。
ちと待ってて。

すっげえマイナーなアイテムないかな。

■四日後

隣人「いつもすみません」

男「出会い頭にどうしたんですか?」

隣人「今日も貸して欲しい物があるんです」

男「本当に気にしなくていいですよ。隣人さんが借りれば借りるほど僕は潤いますから」

隣人「人の役に立つことが素敵だ、みたいな価値観ですか? 凄く素敵ですね」

男「真逆の価値観であるということだけは言っておきますけどね」

隣人「今日はローションを……」

男「ローションでしたら十種類以上ありますよ」

隣人「お店開けちゃいますね」

男「東京ならちょっとありそうですよね、ローション専門店。コンドーム専門店があるぐらいですし」

隣人「なんでもあるんですね、世の中」

隣人「あ、それで、もしよかったらなんですけど……」

隣人「ホントのホントによかったらなんですけど……」

隣人「ローション、塗っていただけませんか?」

男「はーれーるーやー」パタパタパタ

隣人「」ビクッ

男「気が動転して天国まで羽ばたきそうでした」

隣人「そこまで驚いてしまうなら辞めた方がいいですね……すみません、馬鹿なこと頼んでしま」

男「んなこたあない! やりますよ、全身全霊を以て挑みましょう」

隣人「ありがとうございます。では私の家にどうぞ」

ガチャ

隣人「ちょっと散らかってます……すみません」

男「僕の家の数倍綺麗ですよ」

男(凄くド変態な人なのに家は可愛いんだな。ティディベア好きなのかな)

きゅうり

キリがいいからちょっと休憩してくるってか寝るかもしれんってか足臭い

>>32

きゅうり、きゅうりなあ……

きゅうりは無理かもしれんが似た案で考えてみるわ。
きゅうりだとどう考えてもバイブと同じ流れになる。

更新が遅くなるから名前で主張しておく。

スタンガン!? やべえ、想像が膨らむアイテムだ……どう使うんだよ……。

とりあえずアイデアは隣人さんに手紙出しとく。
今回投下するのはローションの続き。

隣人「なにか飲みますか?」

男「いえ塗りたくります」

隣人「こちらから頼んだのにそんなに親身になってくれるなんて……男さんっていい人ですね」

男(これで親身にならない奴は高確率でホモだ)

隣人「では準備しますので、少し待っててくださいね」

男「はい」

隣人「男さーん、いいですよー、来てくださーい」

■浴室

男「こ、このマットは!」

隣人「ついこの間勢いで買っちゃったんですよー。お風呂場で寝転びたいなーって。
   でも、少し狭くなってしまいましたけどね」

男「いいと思いますよ、いつでもお店開けそうで」

隣人「?」

男(この人どこまで本気で天然なんだろう……)

男(それにしても、水着か……なぜか競泳用なのは気になるが、堪らんです!)

隣人「ではお願いしますー」ゴロン

男「えっと……どこを塗ればいいんでしょう」

隣人「……どこを塗りたいですか?」

男「そりゃ、もちろん……」

隣人「もちろん、どこですか?」

男(塗るという行為の時点で立場は俺の方が上のはずなのに、責められているだと!?)

男「うう……お――おっ」

隣人「ぶぶー、時間切れですよ。まずは背中からお願いします」

男(そりゃねえよお)ブワッ

ヌッチャヌッチャ ヌッチャヌッチャ

男「どうですか?」

隣人「アロマオイルマッサージみたいで気持いいですよ」

男(あ、そうか、マッサージみたいにすればいいのか。こうかな?)ググッ

隣人「ふぁっ」

男「!?」ドキドキドキ

男「ど、どうしかしましたか?」

隣人「気持ちよくって」エヘヘ

男「で、ではもっと」ググッ ズズーッ

隣人「ひん――んっ……ぁ」

男(やばい、息子が早くもデンプシーしてる)

男「じゃあこのまま太腿いきますね」

隣人「はぁっんい」

男(隣人さん太腿柔らけえ……ちょっと肉が付いててそれがローションでネチャネチャになってて……)

男(な、艶かしいとはこのことか!)

グチュグチュ グニュ グニュ ググッ

隣人「んっ……そこ……もっと」

男「イエッサー」ボソッ

隣人「くぅあっ――はっ……ぃ」

男(……もういいよね。襲っちゃっていいよね。ってかこれ誘ってるよね)

男「り、隣人さんっ」ガバァ

隣人「私、いままでいろんなことがあったんです」

男「はっ、い?」ピタッ

隣人「誰でもいろんなことがあるって解ってるんですけど、私にあった色んなことは性的なことばかりでした」

男「は、はあ……」

隣人「詳しくは言えませんが、未だに夢に見ては怖くなります」

男「……」

隣人「でも、男さんは凄いですよね。異性にこういうことをしても欲望をきちんと理性で抑えられるんですから。素敵です」

男「……っ」

隣人「もっと早く、男さんと会いたかったです……」

男「僕が凄いんじゃなくて、そいつらがアホなんですよ。僕が普通なんです」

男「だから、素敵だなんて言わないでください……」

男(襲おうとした一歩手前だったしな……)

隣人「男さん……ありがとうございます」

隣人「でも、その、やっぱり、辛そうですね」

男「辛くないといえば嘘になりますね」アハハ

隣人「いいですよ、しても」

男「……え?」

男(それは、つまり、了承? 挿入の了解を得たってこと!?)

隣人「見てて、あげますから……//」

男「……ええ!?」

男(公開オナニィィィィィィィィイイ!?)

男「いやいやいや、気にしないでください、こんなのへっちゃらですから」

隣人「でも、お子さんは凄く主張してますよ……?」

男「不出来な息子で申し訳ない!」

隣人「それはつまり、したいってことですよね?」

男「大丈夫です我慢できますから」

隣人「遠慮しないでください、ね?」

男(前屈みにならないでええええ。大きなお胸がドリブラアアアアアア!)

隣人「ねえ、男さん」ニコッ

男(水着姿でローション塗れの美女にオナニーを要望される……これは幸運でしょうか)

隣人「見てて、あげますから……」

男「う……うあああああああああ!」ダッ

隣人「あ――男さんっ! 手がべたべた――」

男「そこは問題じゃねえよおおおおおおおお!」ダッダッダッ

男「天然淫乱かと思いきや天然サディストだった!」

男「しかも好意を人に押し付けるタイプのサディストだった!」

男「ぜってー良かれと思って言ってた!」グスッ

男「なんで泣いてんのか意味が解んねえ……」

息子「んなこたどうでもいいからさっさと吐き出させてくれよ」ギンギンッ

男「お前……まじ空気読め……でも……」ネチョッ

男(隣人さんを触りまくった手……隣人さんの老廃物がローションと絡まった手……)

男「うう、うううううううっ」ポロポロポロ

男「うああああああああああ!」ブワッ シコシコシコシコシコ

その夜、産まれて初めて泣きながらオナニーした。

かなり好き勝手に書いてるが我ながら意味がわからん。
まあいいや。
催眠オナニーして寝る。おやすみ。

仕事の合間に少しずつ投下。
携帯からだからいろいろとスルーしてくれ。
頂いたアイデアはじきに使う予定あり。

では投下する。

男「泣オナをして随分経った」

男「隣人さんとの距離は少しばかり遠くなった気がする」

男「あれ以来尋ねてこないし……」

男「やっちまったなあ」

男「だからってあそこで公開オナニーは難易度高いって……」

ピーンポーム

男「え? この時間帯、もしかして」

隣人「こんばんわー」

■□■□■

隣人「んんっ……ふう。この大根固いなぁ」

ギィィ バタン

隣人「あ、玄関の音。男さん帰ってきたんだ」

隣人「……」

隣人「あれ以来行きづらくなっちゃったなー」

隣人「男さん泣いてたし、怒ってるだろうし」

隣人「やっぱり無遠慮にお願いしすぎだよね……」

隣人「お姉ちゃんが"あんたの味方をしない男はいないよッ"って言ってくれてたけど……」

隣人「そういう問題じゃないよね」

隣人「きちんと謝りに行こうっ」

隣人「あ、そういえば明日はクリスマスなんだっけ」

隣人「よーしっ」

■□■□■

男(来てくれたっ。いやしかしこれは罠かもしれない……警戒しておこう)

男「うむ、今晩わ」

隣人「あの……この前はすみませんでした」

男「HAHAHA。気にせんでよい」

隣人(男さんやっぱり怒ってるんだ……フランクな城主になっちゃってるよ)

男「して、それを伝えに来たのかね」

隣人「それだけじゃなくて」

隣人(小さなクリスマスパーティをしようと……あっ、でもいけない。クリスマスツリーがないや)

隣人(もしかして男さんなら持ってるかな?)

隣人「男さんはクリスマスツリーを持ってませんか?」

男「とぅりー!?」

男(え、ツリー!? 聞き間違えじゃないよ!? ツリーっつったよこのひと!)

男(大人のオモチャに飽き足らず子供の夢にまで手を出そうってのか! ってかどうしようするんだよ!)

男「つ、ツリーですよね」

隣人「はい、小さいツリーでもいいんですけど」

男(枝が程よく性感帯を刺激するってか! 葉が優しく恥部を撫でるってか!)

男「こういうものしかありませんけど」

男(あんたみたいな淫乱魔神にはこれで充分だろ。"赤い伝説サンタマラー・クリスマス"でな!)

隣人「こんなバイブもあるんですね。可愛い」

隣人「じゃぁ、おじゃましますね」

男(俺の家でやるの!?」

隣人「男さんの部屋綺麗ですね」

男「汚いと落ち着かなくて」

男(いつゴキブリが這うと考えたらリラックスしてオナニーできんしな)

隣人「あっ、忘れ物しちゃった。すぐに戻ってきますね」トタトタ バタン バタン トタトタ

男(早っ。もう準備は整っているということか)

隣人「これと、これでしょ。あと……」

男(なんなんだあのタッパーに入った謎の液体は……肉らしき物やオレンジ……あれはニンジンか?)

隣人「電子レンジお借りますね」

男「どうぞ」

男(人肌じゃないと満足できないのか? 拘りの温度で達しますってか? けっ)

男(油断しちゃダメだ。どうせまた残念な結果になるんだから)

男「あの、なにか手伝えることはありますか?」

隣人「では机の上を拭いていただけますか?」

男「はい」

男(人の家に乗り込んで机まで使うか! 騎乗ならぬ机上で小刻みロデオでもさせようってか!?)

隣人「えと……あ、あった、包丁」

男(!? ……俺のナニの皮をを剥いでクリスマス仕様に被せて人型バイブ、とかじゃないですよね?)ガタガタ

その後も俺は隣人さんの行動に戦慄した。

男(ひぃっ、塩胡椒で香ばしい味付けをしてしっぽりしちゃうのぉ?)

男(ことこと蒸したその鳥をどこに突っ込むつもりなんだ! 中でとろけて新感覚!?)

男(生クリーム! そいつを自分に塗りたくって"どこから食べたいですか?"或いは俺に塗りたくって"綺麗にしてあげますね"か? 喜んでっ!)

男(はっ……いかん、油断してはいかんのだ)

しかし結局なにも起こらずに時は満ちていった。

隣人「ふう、やっと完成しました。並べましょう」

男(とうとう俺は食われてしまうんだ天然サディスト隣人さんに。そして俺は新たな境地に目覚めて一生彼女なしに生きられないんだ……)

隣人「はい、締めにワインですよー」

こぽこぽこぽ

隣人「ではグラスを持ちましてー」

隣人「めりーくりすまーすっ」

男「めりーくりすまっ……え?」

男(クリスマス……ツリー……タッパーのビーフシチュー……簡易的なターキー……そしてケーキ)

男「そっか、今日はクリスマスなんだっけ」

隣人「えー、今気づいたんですか? 男さんったら天然ですね」

男「貴方にだけは言われたくなかった」ガクッ

男「こんなにしてくれて……その、ありがとうございます」

隣人「いえいえ。せっかく仲良くなれたのにあのまま話さなくなってしまうなんて悲しかっただけです」

男「隣人さん……」

男(真剣に考えてくれていたのに、俺は頭ん中真っピンクで。うわっ、すっげえ恥ずかしい!)

男「これ、すっごく美味しいです!」

隣人「よかったです」

■□■□■

男「ごちそうさまでした」

隣人「ごちそうさまでしたー」

男「今日はほんと素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございました」

隣人「プレゼント?」

男「隣人さんが来なかったら僕一人でしたからね。楽しいひと時は最高のプレゼントでしたよ」

隣人「それはなによりです」

男「また来年も隣人さんとクリスマスを過ごせたら嬉しいです」

隣人「えっ……それは……はい、私も、はい……//」

男「?」

隣人「ででは戻りますね。おやすみなさい」

男「おやすみなさい。気軽にまた物を借りに来てください」

隣人「は、はいっ」

隣人「……」

隣人(さっきのってどういう意味だったんだろう)

隣人(クリスマスって恋人達が過ごす日だから……やっぱりそういう意味なのかな?)

隣人「……」ボフッ

隣人「もう冬なのに、顔が熱いな」

隣人「ふふっ」

昨日は寝落ちしちまったすまんww

クリスマス中にクリスマスイベント書けてよかったわ、うん。
また次回からは普通のエロアイテムネタになるから、改めてよろしく。

あ、ふと思ったが。
宣伝とかしていいんかな、他のssの。
反対が多ければ宣伝はやめとくけども。

俺も深夜とか速報での扱いがわからんからさ。

あんただったのか。こりゃ期待せざるを得んな

男「最近のテレビはつまんねえなあ。一昔前は、もっと、こう……いかんいかん、これじゃおっさん臭すぎる」

ピーンポーン

男「おっ?」ワクワク

隣人「こんばんわー」

男「こんばんわ。今日はなんにします?」

隣人「なんだか男さん商人みたいになってますね」

男「非合法エロアイテム屋……かっこよくはないな」

隣人「なんでも揃ってそうです」

男「その店主はエロアイテムソムリエ」

隣人「すごくチャレンジャーな職業かと」

男「全部自分で試してるわけですからね」

男(隣人さんならいつかなれそうだけど)

男「それで、今日は? なにか借りに来たんですよね?」

隣人「実は、はい。その、スタンガンをお借りしたくて」

男「あ、はい、スタンガンですね」ガサゴソ

男「どうぞ……って待ったぁ!」ヒョイッ

男「スタンガン!?」

隣人「はい、スタンガンですけど……どうされました?」

男「ストーカー被害にでも合ってるんですか?」

隣人「私をストーカーする方なんていませんよー」

男(いや結構いそう)

男「じゃあ誰かを襲いに行くとか?」

隣人「そんな物騒なことしませんって」

男(どうすりゃスタンガンを平和に使用できるんだよ! 俺、頭硬いのかなぁ)

男「……なんに使うんですか?」

隣人「や、やだっ、男さんったら//」

男(この反応……オナヌーに使うんですか?)

男(だとしたらどこに当てんの? 乳首? お豆? 尿道? 陰茎?)

男(まさか突っ込み膣内で発動!? 死、死ぬんじゃないか?)

隣人「」キラキラキラ

男(……なんて顔をするんだこの人は)

男( これは全てを覚悟した顔だ……。
   夫が戦場に赴く時、涙は流さずに見送る、力強い目だ。
   オナニーで死んでも構わないってのか!?)

男(恥ずかしい! 自分が恥ずかしい!
  孤高のオナニストを気取ってきた俺だが、隣人さんの足元にも及んでいない!
  精進しよう。世界の果てにあるキングオブオナニストを求めて……)

隣人「あの、男さん?」

男「」グスッ

隣人(泣いてる!)

男「感銘を受けました、隣人さん。でも負けませんよ、僕だって」

隣人「は、はあ」

男「これ、スタンガンです」

隣人「あっ、ありがとうございますー」

隣人「よかったぁ……これがないとぐっすり眠れないんですよ」

男(そこまでフル活動しているのか。やはり凄いな隣人さん。いや、オナ女神様!)

隣人「最近肩がこっちゃってて……って、おばさん臭いですかね? 内緒ですよ?」

男「……」

隣人「男さん?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

隣人「男さーん? 立ったまま眠っちゃったのかなー。とにかく、帰りますねー。
   明日もこのままだったら病院行きましょうねー」

バタン

男「……」

男「……」

男「……」スゥー

男「ツッコミたいことが山のようだあああああああっ!」

>>84
おお、なんかの話で知っていてくれたか。
それも文面から察するに高評価っぽいからありがたい。

でもまあ、期待はしないでくれw
このssは特に好き勝手に書いてるだけだからw

ところでスタンガンってどう使うんだ?
お兄さんにこっそり教えてくれさい

変態がマジレスするよ

実はプレイ用スタンガンと言うものもある…粘度の高いジェルと併用して反復気絶や筋肉の硬直を楽しむ

SMに分類される中でもかなりのハードプレイなのでする方は要注意…命の危険性もあるよ

変態のマジレスすげえっす!
いやまじで、それは考えてなかったわー。

ぐぐってみたら怪しいブログに辿り着いたが、もしや>>99?w

ではまたちろっと投下していく。

隣人「こんばんわー」

男「こんばんわ、隣人さん。今日は?」

隣人「あ、いえ、いつも借りてばかりなのでお返しをと思いまして」

男「気にしなくていいのに」

隣人「感謝の気持ちです。それでこれ、実家から送られてきたキュウリです」

男「おお、これは立派なキュウリですね」

隣人「ですよね。太くてそそり立ってて逞しい……」

男(一本使用する気まんまんか?)

隣人「それに味もいいんですよー」シャクッ モグモグ

隣人「うんっ、美味しいです」

男「ではありがたくいただきますね」

隣人「はい、食べてあげてください」ススッ

男(しまった? 食べかけのキュウリをしまったのか?)

隣人「ではまた」
 
男「」ドキドキ

男「隣人さんが目の前で口をつけたキュウリっ」

男「小さな口に噛み砕かれた逞しいモノっ」

男「良きオカズかな」

男「ふへへ」

男「隣人さん! 隣人さん! 隣人隣人隣人さん!」ペロペロチュパチュパぺろチュパチュパ

男「……」シオシオ

息子「逞しいモノをしゃぶる趣味はねえぜ」

男「バイブは舐めても平気だったのにな。不思議なもんだ」シャク モグモグ

男「食べ物は食べるもの、ってことか?」モグモグ

男「うん、うまい」



隣人「こんばんわーっ」ニコニコ

男「こんばんわ。あれ? なにかいいことでもあったんですか?」

隣人「ふふっ、わかります?」

男「顔にでてますよ」

隣人「実は、お姉ちゃんが今度遊びに来るんですよ」

男「へえ、仲がいいんですね」

隣人「はいっ」

男(隣人さんのお姉ちゃん……どんな人だろ。
  隣人さんに似て可愛らしい感じかな? はたまた姉っ、って感じかな?)

隣人「それで今日はですね」

男「ああ、なにか借りて行きますか?」

隣人「スライムをお借りしたいんですが」

男「魔界に旅立てと?」

隣人「あ、魔界にしかないですかー?」

男「あればそうでしょうね。えっと、どこだったかな」

隣人「持ってるんですね、流石です」

男「何種類か発売されてますからねえ」

男「あ、これこれ。ドラエロスライムとエフエロスライム、どっちがいいですか?」

隣人「んー、違いってあるんですか?」

男「ドラエロは固形に近いスライムで、エフエロは若干しゃばしゃばしてますね」

隣人「しゃばしゃば……」

息子「へいっ」ギンッ

男(なんで反応してんの!?)

男「どちらにします?」

隣人「折角なんでぷるぷるスライムにします」

男「確かにドラエロの方がスライムっぽいですね」

男「それで、その……どう使うかってのはやっぱり教えては」

隣人「借りさせて貰っている身なのに申し訳ないのですが、それは恥ずかしくて言えません」

男「ですね。いえ、構いませんよ」

隣人「では」

男「はい」

バタン

男「……気になる」

ドクン ドクン

男「お、おいおい、やっちゃうのか、ついに」

ドクン ドクン

男「それなりに厚い我が家の壁……しかし盲点が一つ!」

ガラガラ

男「押入れの壁だけはやたらと薄く、しかも前家主が作ったと思われる高性能覗き穴がある!」

男「穴あけて、しかも鏡の反射を駆使して……その労力には驚き通り越して馬鹿馬鹿しいが」

男「敢えて称えよう! 偉人であると!」

男「……けど、これを覗いちまったらもう後戻りはできないんだよな」

男「……」

>>111

男「今のは!? 悪魔の声か? 天使の声か?」

ここまで。
判断は安価に委ねよう。

安価ミスはないと思うが、ある場合は指定安価の下、下って感じに繰り越し。

覗いて見つかってしまえばいいよ

>>111
それでいて実は隣人はずっと穴に気付いてて毎日見ていたとかならいいな

なんで急に安価
糞になる予感しかしねえわ

弁明しておく。
>>113
なぜかってそりゃ、覗きは犯罪だから。
犯罪をしてもいい話かどうか判断できなかったから委ねた。
元々アイデア貰ってるしいいかな、と。
安価スレにはしないつもり。上手く捌ける気がしないしw

>>112

ネタの先読みをされて上手く料理できる実力は、
俺にはないんだぜ?

いやまじで、フリとかじゃなくな。

「覗いて見つかってしまえばいいよ」

男「おお、これは……天悪くんだな。混ざってる」

男「なんにせよ、覗くべきだと天啓を得た。ならば覗かねばなるまい」

男「うひひ……これは俺の意思じゃないぞ~」ソロソロ

ソー

男「覗き穴の制度は昼間に確認済みだが、やっぱ凄いな、これ」

男「そしてこの糸電話的なもの」

男「なにからなにまで準備がいいねえ……」

男「そして視覚はやや高めの監視カメラ気分……前家主、捕まったりしてんじゃないか?」

隣人『ふぅ』

男(お風呂あがりのぬれぬれバスローブ姿! 早速いただきました!)

男(まず牛乳? 豆乳? ともあれ白い液体を飲んでるな)

隣人『んんっ……はあ。不味いよこれ……』

男(この人ほんとに天然淫乱だな。口の端から一本白い液が垂れてる)ゴクリ

隣人『髪、乾かさなくっちゃぁ』ポー

男(お風呂あがりだから意識がぼうっとしちゃうことってあるけど、隣人さんはどうしてこうエロいんだ)

男(やっぱりあの胸か。推定Dカップ……なにより、張りがいい。バスローブ越しにでもよくわかる)

男(いや、ちょいむっちり目の太腿も見逃せないな。あの太腿に挟まれたりしたら俺は死んでもいいかもしれない)

男(きゅっと引き締まった首元もかぶりつきたくなるほどに美味そうだ。ああ、隣人さんっ、可愛すぎ……)ハァハァ イジイジ

男(しかし今回の任務はスライムの使い方。目の保養もいいけど、見逃さないようにしとかなきゃ)

■三十分後

男(女の人はお風呂に出てからも長いんだな。髪乾かしたり肌の手入れしたり)

隣人『ふう……よしっ、使ってみようかな』

男(使う! 来た! ここからだ!)

隣人『あ、ほんとにスライムみたい。ぷるぷるだ。あんまりひっつかないんだなぁ』

男(いえいえひっつきますとも。伸ばした時に現れる中身は粘着性を持っている。二度美味しいアイテムなのさ)

隣人『わっ、凄い伸びるっ』

男(子供みたく遊んでら……バスローブのままで!)

男(ということは裸が拝めると!? うへへ……隣人さんの全裸、うへへ……)

隣人『ふむふむ。体に害はありません、っと。よぉし、まずは無難に……』

男(スライムを伸ばして露出した粘液をすくって……下からバスローブの中に突っ込んだだと!? 無難に!?)

隣人『あっ……やっぱり……ローションとはなんかちがっ……んっ……』

男(全部を確認できないのが逆にいい! あのバスローブの下でどこをどう触ってるのか妄想がオーバーヒートする!)

隣人『ふっ……んぁっ』

男(隣人さんの手は今頃伸ばしたスライムをぺとぺと塗っているのだろうか……そして粘着性を持つスライムがいやらしい糸を引く……)ギンギン

隣人『ぅ……くっ……ひぃんっ――ふぁっ』

隣人『はぁ……はぁ……いけないいけない。最後までしちゃうところだったよぉ』

男(止めた? ……別の使い道を考えているということか!)

男(しかしあのスライムを他にどう使うんだ……?)

隣人『ふぅ……熱いなぁ……』ヒラッ

男(胸元が露出したああああああああ!)

男(なんて綺麗なおっぱいなんだ……形といい、大きさといい……うう、揉みたい舐めたい挟まれたい!)

隣人『まず、は……んっ』

男(乳首を包むようにスライムを塗っていき……)

隣人『それで……ぅ』

男(上半身にまんべんなくスライムを塗りつけていき……)

隣人『あとはこれに……』ゴクッ

男(あれは……エクセレントバイブ、VER.阿部ひろしか。濃い目の顔立ちが好きなのかな。そしてスライムをそれにも塗る……挿入用か。
 にしても隣人さん、なんつーエロい表情を……)

隣人『……はぅっ』パクッ

男(咥えた!?)

隣人『んっ……ふ……ぁっ……』チュッ レロレロ チュパッ レロォ

男(害がないとはいえ凄い度胸……いや、エロ魂。
 舐めながらもきっちり空いた手は下に伸ばしてる。
 そうか……隣人さんがしたかったのは、擬似レイプか。
それも軟体生物に犯されるっていうコアなの)

隣人『ぁぅっ、んん、ふぅぁっぐっ……ぃっ』ジュポジュポ レロ ジュポジュポ

男(はぁ……俺があの場にいたら後ろからマイサンをアナルに突っ込むのに……)

男(その上紐にスライム塗りたくって腕縛って……)イジイジ

男(隣人さん……隣人さん……)シコシコ

隣人『ぇうっあっぐぇっんん――ぁんっ』ジュポジュポ ゴッ レロ ジュポ

男「はぁ……はぁ……」













男『はぁ……はぁ……』

男『はぁ……はぁ……』

「可愛い……ほんと、可愛いなぁ」クチュクチュ

「毎晩毎晩飽きることなくせっせとシゴいて……んっ」クチュクチュ シュッ

「お猿さんみたい……ふふ……男くん」

男『隣人、さん……イキ、そうですよっ』

「隣、人……203号室の女……」ギリッ

「あんな女に目移りしないで男くん……」

「それならいっそ……無理矢理……っん――ぁっふっ……んんっ」ビクッ ビクッ

「ん……はぁ……男、くん……」

「……楽しみにしてて、ね?」

■翌朝

男「うー、昨日はやりすぎた……しんどい。でも行かなくちゃ」ガチャ

男「あ、おはようございます」ペコ

逆隣「……」ペコッ タッタッタッ

男「んん、どうにも隣人さんのように仲良くはなれないな。まあ、あれは特殊か」

男「大人しそうな人だし、仲良くなるのは難しそうかな」

逆隣「」ドキドキ ドキドキ

逆隣「……男、くん」ボソッ

ナンカタイヘンナコトニナッテシマッタ……。

最初みたいなギャグに戻すつもりしかなかったのに、なんでこんなことに……。
話を安定させるって難しい。

逆隣さん。
読み方は任せるが、さかりんさんが一番マシだと思う。
ぎゃくりんは違和感があり、げきりんさんはちょっと、なあ?

今年はこれが最後の更新だと思うから、皆さん良いお年を。

御姉様はまだですか!?ヽ(・∀・;)ノ

>>137
お姉さまはもうちょい後。
わっかりやすいほどの伏線立てたから登場はするけどねw

もう少ししたら投下する。
ちょっと長いからパンツ脱いで待ってて。

男(……なんかボーっとする)

男(確か家に入ろうと鍵を出して……)

男(で……あれ? 思い出せんぞ)

男(真っ暗だ……ってか)

モゾモゾ

男(動けない。縛られてんのか?)

男「うがっ!?」

男(縛られてる!? 口になんか巻かれてる! こ、これって……)

男(強盗!?)

男「もがっ! うぅっぐ!」

男(お、落ち着こう。落ち着けるわけないけど落ち着こう)

男(現在最良の状況は、これが隣人さんの仕業ってこと)

男(しないと思う。しないと思うけど……突拍子もないことしだすのが隣人さんだ)

男(隣人さんだったらいいなぁ)

男(現実逃避はさておき、やばい状況は……いくらでもやばい)

男(生きて帰れるのか?)

男(しっ、死にたくない!)

男「ぐがっ! うぐぁっ!」バタバタ

「おはよう、男くん」

男「!?」

「暴れないで。大丈夫、痛いことはしないから」

男(この声……女の人? 俺の名前を知ってるみたいだけど、全然聞き覚えがないぞ?)

「恐い想いさせてごめんね……」サワッ

男「」ビクッ

男(髪を……撫でられてるだけか? それもただ優しく……)

「恐がらないで。私は貴方の味方だから」

男(恐い。言ってることが恐い。俺には敵がいないから、余計に恐い)

男(そちらの電波の方だろうか)

「ねえ、男くん」ボソッ

男(み、耳元っ)

「気持ちいいことは、好き?」

男「」ドキドキ ドキドキ


男(ま、惑わされるな。そんな美味しい展開、あるわけがない……)

「知ってるよ、男くんが気持ちいいこと、大好きだって」サワッ

男(お腹っ)

「だって、毎晩毎晩……」ツツー

男(下が、って……)

「ここ、弄ってるもんね」ピトッ

男「っぅ」

男(服の上からだってのに暗いせいで感度が……)

男(それより問題なのはどうしてこの人、俺が生粋のオナニストだって知ってるんだ?)

「凄い……服の上からでも勃起してるのがわかるよ……縛られてるのに興奮してるんだ」

男「」ゾクゾクッ

男(な、なにかがまずいっ。このままじゃなにかが終わる気がする……っ)

「苦しそうだから出してあげるね……」ジィー

男(社会の窓がぁっ)

息子「へへっ、俺様の出番のようだな」

男(今はだめええええっ)

息子「やあ、こんばんわお嬢さん」

男(パンツも捲られ完全に登場しちまった……)

「ああ……男くんのちんちん……動画で見るよりおっきぃなぁ」

男(動画!? 俺のチンコってネット公開でもされてんの!?)

男(いや、俺の部屋にカメラがあるって考えるのが現実的か?)

男(ってことはこの人俺のストーカー)

男(まさか俺にストーカーがいたなんてーーくぅっ)ビクッ

「こうやって爪の先でなぞられるの好きなんでしょ? ふふ、知ってるよ……」ツツー

男(なっ、俺の性癖まで理解してるなんてっ)

男(つけ爪つけてネイルアートして尿道をなぞってたところも見られてたのか!?)

「隠しごとなんてできないよ……私は男くんの全部を知ってるんだから……」ツツー

男「もがっ」ビクッ

男(恐いのに……恐いのに逆らいたくないのは性の本能なのか? 沈まれ! 沈まれマイサン!)

息子「初めてなの……//」ギンギンッ

男(このキカンボウがああああああ!)

ピーンポーム

男(このチャイム音……ここは俺の家? ってことは)

隣人「男さーん、いらっしゃいますかー?」

男(天使!)

「……ちっ」

男「もがっ! うががぁっ!」

男(いるっ、いるよ! 隣人さん!)

「男くん……ちょっと静かにしよう?」ギュゥゥゥゥッ

男(チンコもげぇる!)

「私もさ、生きたままの男くんとしたいんだから……」

男「」ゾォ

男(なにを呑気に期待してんだ。相手は隠しカメラまで設置してる上に拉致監禁したストーカーだぞ! いくら気持ちいいからってアホか!)

隣人「あれ? 男さんの声が聞こえたんだけど……」

男(いる! 助けて! この前貸したスタンガン持って助けて!)

隣人「プレイ中なのかなぁ?」

男(こっの淫乱ド天然!)

「ふふっ……あの女はやっぱり馬鹿なだけ。あんな女じゃ満足できないよ?」

男(こいつ隣人さんも知ってる!?)

女「ではまた伺いますねー」

男(隣人さああああん!)

「誰にも邪魔されない……いっぱい気持ちよくしてあげるね、男くん……天国が見えるまで」

男(テクノ……ブレイクっ)ゴクリ

――――――――ガチャ

「!?」

隣人「そういえば聞きたいことがありましてー、ってあれ? 開いてる?」

(鍵は閉めたはずなのに!)

男「うっうっうっ。うぐあうえぼがぐあぎあびぐがうおあ!」
訳:ふっふっふっ。俺の家の鍵は閉まりづらいのさ!

男(どうして一回諦めてるのに戻ってきたのかとか、プレイ中だと思った上でドアを開けちゃったとか、色々ツッコミたいけど今はGJ隣人さん!)

隣人「真っ暗だなあ……男さーん、いますかー?」ゴソゴソ

隣人「確か……この辺に」ゴソ ゴソ カチッ

隣人「こんばんわーおと、こ……さん?」

男「もぐぁっもがっ!」

隣人「えっと……凄く斬新な服装ですね。勝負下着が皮のブーメランだなんて」

男(そういう問題じゃない! って俺そんなもん履かされてんの!?
 なんでか奴がパンツ履かせてくれたから息子は無事だけど、奴はまだいるはずっ)

隣人「でも、そういうプレイは一人ですると危ないですよー。
   私も経験があるんですけど、縛り目がキツくて抜けなくなっちゃって」テヘヘ

男「うががっうがっ」

隣人「もしかして男さんも抜け出せない、とか?」

男(合ってるけど違うけどとにかく助けて!)

「手荒なことはしたくないから……余計な真似はしないでくれる?」

隣人「あ、あなたは――っ」

隣人「……どちらさまですか?」

「」プルプル

隣人「見覚えあるけど全く知らないっていうか、うーんと、うーんと……」

「ともかく動かないでっ」ギラッ

隣人「あ、その包丁よく切れそうですねー」ホンワリ

「」プルプル

補足。
・通常時逆隣さん
長い前髪で顔面隠してる地味服着た地味地味系女の子
・活動時逆隣さん
前髪を片側に寄せてつり目と赤いグロスが印象的なお姉様系

隣人さんが気づかないのは天然だから。

隣人「えっと……もしかして、私……お邪魔でした!? す、すみません//」カー

「そう、あなたはお邪魔虫なの。だからさっさと帰りなさい」

隣人「た、ただちにっ」ビシッ

男「っぷはぁ! 隣人さん! 助けて!」

「ちっ」

隣人「も、もう、そういうプレイだからって巻き込まないでくださいよ男さん//」

男「目を覚ませ天然娘! 俺は本気で拉致られて縛られてるんだって!」

隣人「え、でも、そういうプレイ、なんですよね?」チラッ

「……」

男「信じてくれ! 隣人さん!」

隣人「……えっと、はい。プレイじゃないのはわかりました。その、犯罪は良くないと思いま――ひっ」

「」ギラッ

「カマトトぶってんじゃないわよ……ただのエロ女のくせに」

隣人「かまとと?」

「そういうのがムカつくのよ! あんたなんかどうせなにもできないくせに!
 男くんを悦ばせることなんて、なにも!」

隣人「……それは……聞き捨てなりません」

隣人「私だってやればできますっ」

「なにができるっていうの? 男くんの性感帯なんかなにも知らないでしょ?」フンッ

隣人「できますよっ」

「口ばっかりね」

隣人「じゃあこうしましょう。私が男さんをイかせれたらあなたは諦めて帰る。どうですか?」

「いや、それじゃあダメよ。男くんは性欲魔人だから猿に弄ばれてもイくことができるわ」

男(そんなことあるか!自信ないけど)

「順番に同じことをしていって、どちらがより気持ちよかったか。それを男くんに決めてもらいましょう」

「但し、最中は声を出しちゃだめよ」

「あと、ちんこを触ってもダメ。いいわね」

隣人「望むところですっ」

男「……え? え? ええ!?」

隣人「まずは脱がせましょう。服が邪魔です」

「そうね。ベタベタになるでしょうから」

男(ベタベタになっちゃうの!?)

隣人「男さん、失礼しますねー」グイッ

男(シャツを脱がされてあられもない姿に……しかも手縛られてるからそこまでしか上がらないし)

「こっちも脱がすね、男くん」ヌギッ

男(問答無用でジーパンがずり下ろされて……やっぱり縛られてるから限界があって)

男(ってあれ? より拘束度が上がってる! 動けねえ!)

隣人「じゃあ先攻は……」

「じゃん、けん、ぽん」

隣人「……」

「……」

隣人「始めましょう」

「ええ、始めましょうか」

男(凄く凄くいい状況だけど……隣人さんを選ばないと俺の命はやばいまんまだ!)

男(なにされるんだろう)

プニュ

男(これは……キス? 唇を重ねてきた)

チュッ チュッ

男(なんだこれ……すげえ興奮する……視界が閉ざされてるからか)

男(隣人さんかもしれないしストーカーかもしれないけど、凄く優しいキスだ)

チュ――ニュルッ

男(舌っ)

レロ ペチャペチャ ニュルッ

男(内頬……奥歯……歯茎……至るところを舐めてきて……)

男「っ」

男(舌にきたっ!)

男(キスってこんなに気持ちいいものだったのか……)

クチュ レロレロ ニュルッ

男(なんか、犯されてる感じが……興奮する!)

パッ

男(あ……離れた。交代、か?)

チュッ

男(ほっぺたに、ちゅう? さっきとは全然違う。違う人だ)

ツツー

男(そのまま舌が頬から口元に這ってきて……)

ツツー

男(唇に触れずに顎から抜けて……逆の頬を通って――上唇っ)

男(焦らす、な……なんか、これは……)ハァ ハァ

ハムッ レロレロ

男(上唇を含まれて舐められてる)

男(なんか、なんかウズウズしてくる……)

パッ

男(離れた)

ハムッ

男(今度は下唇っ。この人キスしない気じゃあ……こんなの、くっ、生殺しだっ)エー

男(恥ずか、しい……なに俺は必死に舌伸ばしてんだ。でもキスがしたくてたまらないっ)

男(早く……キスしてくれよ……したいんだよ……お願いだ)エー

ペロッ

男(舌っ、舐められ、っ)ゾクゾクゾク

男(あれ? え? 終わり?)エー

隣人「さて、前と後」

「どっちが興奮した? 男くん」

男(どっちがって……)

男(最初のは凄く優しいのにどこか乱雑で、ドキドキした。たっぷり堪能できた)

男(後のは完全に焦らしだった。焦らして焦らして、結局キスは……できたのか?)

男「興奮したのは――後の方だ」

隣人「……」

「……」

隣人「そっか。じゃあ次の勝負いきましょう」

「そうね」

男(どっちが勝ったのかわからない。二人ともポーカーフェイスだな……)

男(ってかちんこ触ってくれないんだよね? こんな状態で俺イけないの?)

スルスル

男(え?)

スルスル パタン

男(こ、この音って……)

男「もしかして二人っていま……」

隣人「はい、脱ぎましたよー」

「見せてあげられないのが残念だわ」

男(目隠しとってくださいお願いしますううううううう!)

隣人「第二ラウンド」

「次は右か左、どちらがよかったかで教えてね」

男(右? 左?)

レロ             レロ

男(乳首!?)

レロレロ コリ ピン

男(左は舐めたり甘噛みしたり弾いたり、か……意外に悪くない)

レロレロ チュゥ チュゥ

男(右は口撃に力を入れてるな……想像すると凄い可愛い)

左:レロレロ キュッ

男(抓まれて、るっ)ビクッ

右:レロレロ コリッ チュゥゥ レロン

男(乳首以外の所まで丁寧にっ)ビクッ

左:コロコロ レロ キュッ

男(弄ばれてる……どんな表情で弄んでるんだ……これで声があれば『可愛いね、ぼくぅ』とかつって虐められちゃうのか?)ゾクッ

右:コロ

男(なんだ? この不思議な感覚……)

右:コロコロ フニ

男(これは!? 乳首を乳首に当てている!? 見たい見たい見たい見たい見たい!)ビクンビクン

サッ

男(あ……終わった)

隣人「今度はどっちですか?」

「私の方に決まってるじゃない」

男「」ハァ ハァ

男「……右で。右の方が妄想を刺激されたから」ハァ ハァ

隣人「そうですか」

「次で勝負を決めましょう」

男(っということは、一勝一敗なのか? どっちがどっちなんだ?)

「最後は自由行動よ。三分間でどちらがより刺激を与えられるか」

隣人「負けませんっ」

男(俺、この闘いが終わったらオナニーするんだ……)

――――――――ピトッ

男(この確かなぬくもり……これは、横に寝そべってるのか)

――――――――フゥ

男「んっ」ビクッ

男(耳に吐息っ。視覚のないこの状態だと……やばいっ)

――――――――チュッ ツツー

男(耳たぶにキスと同時に胸元に爪っ……なんて高度な)ビクンッ

レロ コリ レロレロ ナデナデ

男(耳を責めながら乳首……しかも髪を撫でることによって慈しみも同時にっ)

男(ああ……)ポワーン

フニ

男(しかも密着してきた!)ギンギンッ

男(どこもかしこも制圧されてて……凄く優しく扱われてるのに有無を言わせない感じで……たまらんっ)ビクッ

ツツー

男(太腿っ――から、腰、尻、あ……そ、そこは……っ)

ヌプッ

男(穴っ!?)ビクンッ

男(そこはまだ開発してないが奥まで入れられるじゃなく入口を責められてる……っ)

ヌグッ ヌグッ レロレロ カリッ ナデナデ

男(なんか、もう、このまま、全てを委ねてしまいたい……)ビクッ

サァッ

男(終わった、のか……? なんか凄く……胸が苦しいっ)

(初戦は先攻を取りながらも負けてしまった)

(あの戦法は迂闊だったわ……あれを後でやられちゃ前の良さなんてひとたまりもない)

(けど、次戦で力量は明白になった)

(純粋にテクニックの差で私は勝った)

(だから今回の先攻、負けはないわっ)

(焦らしプレイをしたとしても私以上の切なさは男くんに与えられないはずっ)

(さあ、どうでるの? 隣人さん)

隣人「……」ドキドキ

隣人「……」ガバァ

(まさか、この子っ)

隣人(このまま男さんがこの人に犯されてしまうのはなぜだか見たくないんです)

隣人(私は精一杯、自分なりに頑張るだけです)

隣人(精一杯男さんを気持ちよく……)

隣人(でも、それでいいのかな?)

隣人(私のテクニックはこの人に劣る)

隣人(普通に愛撫しても男さんはこの人を選んでしまうだろう)

隣人(私が、私にしかできないこと……)

隣人(私の全てをぶつけて……っ)

隣人「……」ドキドキ

隣人(男さん……私の全て、受け取ってくださいね)ニコッ

ガバァ

――――――――ズンッ

男(……なんだ? 腹に重みが)

ズッ ズッ

男(動きはじめた……なにをしてるんだ? 気持ちよくもなんとも……)

ズッ クチュッ ズッ クチュクチュッ

男(こ、この音! もしかしてこれは……オナニーしている!? 俺の体を使って!?)

ズッ クチュッ グチュッ ズッ

男(間違いないっ。思いっきり息も声も殺してるけど感じてることが体を伝ってわかる)

男(ってかこんなことすんの間違いなく隣人さんだ!)

男(これならどっちがどっちかわかる。俺は隣人さんに勝ちを入れれば――っ)ビクッ

ズッ クチュッ グチュグチュッ ズッ ズッ

男(な、なんだ、この気持ち……腕も足も縛られて、俺自身が隣人さんの性玩具になってるだけだってのに……なんでこんな興奮するんだっ)ハァ ハァ

ズッ ズッ クチュクチュ グチュッ ズッ

隣人「~~っ」ハァ ハァ

男(必死でルールに則って声は出さない……でも気持ちいいから我慢できずに吐息が漏れる……隣人さん)

ズッ グチュッ ズッ グチュグチュッ

男(隣人さん隣人さん隣人さん隣人さん隣人さんっ!)

隣人「~~~~~っ!」ビクンッ ビクンッ クテェ

男(はあ……はあ……生涯これ以上興奮することはない気がする)

「……どっちだったか、なんて聞く必要はないようね」

隣人「……っ」ビクッ ビクビクッ 

「男くん、わかってるんでしょ? 誰が上に乗ってるか」

男「……わかってる。だけど例えわかってなくたって――」

「それ以上は……言わなくていい」

(見てたら解る。あんな方法……私には思いつかなかった)

「……帰るわ。もう二度と、男くんには手を出さない」

隣人「よかっ、た……男さん……無事で……」クテェ

息子「よいやっさー! ほらさっさー! そーれそれそれお祭りじゃああああい!」

男(息子は限界みたいだけどな)

「さよなら」

男「ちょっと待った」

「……なに?」グスッ

男(泣いてんのか……やることめちゃくちゃだし犯罪だけど、本当に好いてくれてたんだ)

男「普通に女の子と仲良くなれるの嬉しいよ。だから今度は普通に会いに来てよ」

「拉致監禁した女、だよ?」グスッ

男「もうそんなことしないって信じてる。なにより……あんたの責め、優しかったからさ。根は悪い人じゃないんだなって」

「……ふふっ。ありがとう、男くん」スタスタ

男「……行っちゃいました?」

隣人「イっちゃいましたぁ」クテェ

男「うん、まあいいけど。解いてくれますか?」

隣人「ふぁ……い……」zzz

男「ちょっと待って隣人さん! お願いだから起きてください!」

隣人「でも、イくと、私……ぅ」zzz

男「女版ん賢者タイムって奴ですか!? いいから起きてください! 朝までこのままは嫌だし……」

男「いま隣人さん裸だろ!? 寝てもいいから目隠しと手の縛りだけ解いてお願いしますもう息子が限界なんですううううううううう!」

隣人「」zzz

男「ストーカーさん戻ってきてえええええええええ!」

■翌朝

男(昨日は大変な目にあった。ともあれ今日も行かなくちゃ)

男(結局隣人さんは深夜まで起きないし)

ガチャ

男「あ、おはようご……」

逆隣「」チラッ キラキラキラ

男(……この人、こんなに綺麗な人だったんだ)

逆隣「おはようございます」ペコリ

男「おは、おはようございます」ペコリ

逆隣「……ふふっ」ニコッ

男「……なんか聞いたことある声だったような」

男「気のせいか? なんにせよ」

男「あの人とも仲良くなれたらいいなぁ」

ってなわけで逆隣さん終了。
今後出番があるかどうかは、わからん。
まああるんだろうけど。

メインは隣人さん。これは変わらない。

げきりんさんで安定しそうなんだな……呼びやすいように呼んであげたらいいんだけどさ。

では。
あ、そうそう。
あけおめ。今年もアホで変態なこのスレをよろしく。

こちらこそ

ところで男が分身して隣人が三穴責めされる展開は隣人の妄想か夢だけでもありませんか?


これは男がMなのか>>1がMなのか……
関係ないか。
Mな俺には堪らんSSだ。

まあやっぱそんくらいか。
隣人さんの年齢が割れたな。

20前後の意見が三人。
隣人さんが年上のお姉さんの意見が二人。

これを混ぜて
男22歳(大学四年生)
隣人24歳(社会人)
としておこう。話のネタも作りやすいのが一個あるし。

仕事が忙しくなったもんだから更新はとんと遅くなる。
では。

>>177
……それ、いいね!

>>183
俺と男がMなだけですごめんなせー

では投下する。

ピーンポーム ガチャ

男「は、い……こんばん、わ……」グッタリ

隣人「こんばんわーって男さん、顔色が悪いですよ? 風邪ですか?」

男「みたいですね」コホコホ

隣人「でしたらいつものお礼です。看病させてくださいっ」

男「悪いですよ……移ったら申し訳ないし……」ケホッ

隣人「いいえ、いけません。ここは私に任せてくださいっ」ドンッ

男「正直、助かります……あ」フラッ ポスッ

隣人「ではベッドまで運びますねー」ガシッ

男(隣人さん……意外に力持ち……)

隣人「ご飯は食べましたか?」

男「いえ、まだ……」

隣人「では食べやすいものを作りますね。キッチン借ります」

■□■□■

隣人「どうぞ、卵粥ですー」

男「ありがとう、ございます……」コホコホッ

隣人「いえいえ。体起こしてくださいねー」グイッ

男(介護されてる老人の気分……)

隣人「熱いので気をつけてくださいね。あーん」

男「あーん」

隣人「ふう、ふう。どうぞ」ニコッ

男「」モグモグ

男(風邪ひいてよかったぁ)

隣人「次はお薬ですねー」

男「あ、の……」

隣人「どうしました?」

男「薬、ないんです……」

隣人「そうなんですか? いけませんよ、薬は常備してなくちゃ。家から取ってきますね」

男「すみません」

ドタドタ ガチャ ドタドタ ガチャ

隣人「戻りましたー」

男「おかえりな……さ、い?」

隣人「ではうつ伏せになってくださいねー」

男「いや、あの、隣人、さん? 手に持っているネギはなんでしょう」

隣人「ネギは風邪によく効くんですよっ」

男「それは知っていますが、ご飯はもう済みましたよ?」ケホッ

隣人「とにかくうつ伏せになってください」

男(看病してくれてる隣人さんに抗うのも気が引けるしなぁ……言うことを聞いておこう。だが嫌な予感しかしない)

隣人「失礼しまーす」ズルッ

男「はうあっ」

男(なぜいきなりズボンを脱がされた!? 只今生尻露出中!)

隣人「腰を上げてくださいねー」グイッ

男(スムーズな流れ、力の入れ方……隣人さんの職業って)

男「もしかして隣人さん、介護士ですか?」

隣人「よくわかりましたね。これでも一級免許所持してるんですよー」

男(や、やばい! 逆らえないというより、逆らうことができないっ)

隣人「まずはお薬を入れますね」

男「お薬って……座薬ですか!?」

隣人「風邪にはこれが一番効くんですよ」

男「でしょうけど! 申し訳ないですって! お風呂も入れてないし!」

隣人「気にしないでください。それに男さんのここ、ひくひくしててちょっと可愛いですよ?」

男「そ、そんなこと、はっ聞いてないです!」

隣人「またまたー。ほんとはちょっと期待してるんじゃないですか?」

男「そんなわけっ!」

隣人「じゃあ止めときましょうか」スッ

男「あ……」

隣人「くすっ、冗談ですよ。体調が悪いのにからかってすみませんでした」

男「//」カーッ

男(こっの小悪魔系天然サディストが!)

隣人「では入れますねー。息をゆっくり吸ってくださーい」

男「」スゥー ピト 「っ」

隣人「ゆっくり吐いてくださーい」

男「」ハァー ズズッ 「うっ」

隣人「次で入れ切りますよー。吸ってー?」

男「」スゥー (隣人さんが! 隣人さんが俺のお菊ちゃんに触れている!)

隣人「はーい入れましたー」

男「ふう……」ドキドキ

息子「ジングルベールジングルベール鈴がなるー」

男(やばい、息子がこの悪天候にも関わらず目を覚ました!)

隣人「では栓をしますね?」

男「栓?」

隣人「栓をすることにより効き目が漏れず効果が上がるんですよー」

男(なるほど、ありそうな理由だ)

隣人「ちょっと長いので覚悟してくださいね」

男「……ネギ!?」

男「ちょちょっちょっと待ってください隣人さんネギはいくらなんでも」

隣人「大丈夫ですよ、細いですから」

男「そういう問題じゃなかと!?」

隣人「ちゃんと唾液でヌメらせておきますから」

息子「ちっちゃな頃から悪ガキでー中二病だと呼ばれたよー」

男(いちいち反応すんな!)

隣人「そんなに嫌ですか?」ショボン

男「流石に嫌です!」

隣人「……あ、わかりましたっ。男さん、処女なんですね?」

男「多くの男は処女のまま死んでいきますよ!?」

隣人「初めてがネギかー。思い出すなー」

男「初めてがネギの人!?」

隣人「いえ、私の初めては人参でしたよ」

男「食べ物を粗末にしちゃいけません!」

隣人「その後スタッフが美味しくいただきましたー」

男「初めてがAV!?」

隣人「冗談はさておき、そんなに嫌ならこう考えてみてはいかがでしょう」

男「……といいますと?」

隣人「これから挿すネギは私の肥大化した栗ちゃんです」

男「同人誌か!」

隣人「ほら、想像してください……」

男「そんなもんできるわけが……っ」ビクッ

隣人「想像、してみましょう?」フー

男(耳元でっ……最近知ったがどうやら俺は囁き声に弱いっ)

隣人「熱を出して寝込んでしまった男さんがあんまりにも可愛いので」

隣人「私はつい興奮してしまいました」

隣人「上手く身体が動かないことをいいことに男さんの首筋、乳首、おいなりさんを弄った私は」

隣人「指を静かに這わせてお尻の穴に近づけていきました。そして、こんな風に」チュクッ

男「ぅっ」

隣人「爪の先でヒダを引っ掻いたり」カリッ

男「あぅっ」ビクッ

隣人「指の腹でアナルの周りをなぞったりして」ツゥー

男「やっめっ」

隣人「男さんに問いかけます。気持ちいいですか?」

男「気持ちいいわけないじゃないで――くっ」カリッ

隣人「言葉とは裏腹に男さんは考えてしまいました」

隣人「ここに隣人さんのを入れられたらどうなってしまうんだろう」

男「考えてなんかいまっんっ」クニクニ ビクッ

隣人「正直な体が欲求を始めて、香ばしい汁が垂れはじめます」

男「男はそんなの垂れませんから!」

隣人「垂れてますよ? カウパーも、腸液も」チュクチュク

隣人「開発されてないので量は少ないですけど、ほんと、体は正直ですね?」

男「ちがう……ちがっ――うっぁ」

隣人「恥ずかしがらなくていいんですよ」(囁き声)チュクチュク

隣人「女の子だって興味がある場所なんですから」カリッ

隣人「女の子よりえっちな男の子なら尚更ですよ」クニッ グニグニ

隣人「そう思ってしまうのは普通なんですよ」チュクッ

男「ぅ……ぁ……はぁ……んっ」

隣人「まだ、嫌ですか?」

男「……い……あ……」

男「……いやじゃ、ないです」

隣人「ここにネギがあります。これは私のクリちゃんです」

隣人「これから男さんの中に入る棒です」

隣人「もちろん、これを刺激すると私も気持ちいいです」

隣人「舐めてくれますか?」

男「……」コクッ

隣人「どうぞ」

男(頭の中が……痺れてきた……熱のせいか?)

男「」チュ レロ レロレロ ジュポッ ジュポッ ベロベロ

隣人「ふっんぁっん……上手、ですよ……男さん」

男(舐めると隣人さんが反応する。指でしてるのか)

男「」チュパチュパ ジュパジュパ チュゥゥゥ

隣人「やっそこ……んっ……もっと、して、くださいっぃ」

男(舐めると隣人さんの声が聞ける……)ボー


男「」レロレロ チューチュー ヌッチャヌッチャ ジュル レロ

隣人「あんっ……ぃっ……いいっ……男、さんっ」

男(もっと……舐めたい……っ)

男「」チュパジュルッレロレロジュパッヌメークチュクチュ

隣人「だっめっぇんっあっ男……さんっい、いっちゃいますからぁっ」

男「」グジュグジュレロジュパッレロチュパチュパチュゥゥゥジュパッジュパッ

隣人「ひっ……くふっふゃや//// あっつあああっつ、んっんはっんんふっんんっああ!」ビクビクッ ビクビクッ

隣人「は……んっ……」クテェ

男(……イ、イカせた、のか?)ドキドキ

隣人「つい……いっちゃいました。男さんが激しすぎるからですよ? もう」

男(なんか、頭がぼうっとする)

隣人「じゃあ、次は男さんの版ですね。お尻をこちらに向けますよー」スッ グイッ

男「あ……」

隣人「私の唾液も絡ませて……」レロォォォォ

隣人「入れますね」ズプッ

男「ひぐっ……!」

隣人「ゆっくり息を吸ってくださーい」ズプズプ

男「す、う、う、う……」

隣人「吐いてー。はい、吸ってー」ズプズプ

男「う、あ……あっ、ああっ」

隣人「あともうすこしですよー。吐いて、吸ってー」ズプズプ

男「ぐ……うぁっ……んっ」

隣人「はい、奥まで入りましたー」

男(だめだ……なんかやばい……ホモになりそうとかそんなんじゃなくて、これは……っ)

男「隣人、さん……」

隣人「どうしました?」

男「息子が限界なので……見ててくだ……さい」カァァァ

男(なんだこの気持ち……わけわからん)

隣人「ダメですよ、風邪ひいてるんですから」

男「……すみません」

隣人「無理な運動は体に毒です。私がしてあげます」

男「!?」

隣人「じゃあ仰向けにしますね」ゴロン

隣人「うわー、男さんけっこう大きいですね」

息子「よっ、初めましてだな。こんな男の息子だけどコンゴトモヨロシク」

隣人「どうして欲しいですか?」

男「いかせてくれればなんでも……」コホッ

隣人「体調も悪いんですし手っ取り早く済ませますね」キュッ

男「くっ」

隣人「滑りを良くしたいので涎をつけますよー」ダラー シコシコ グチュグチュッ

男「あっ……ふ」

隣人「気持ちいいですか?」シコシコシコシコ グチュッグチュッ

男「いい、です……」

隣人「亀頭を擦るといきづらいんですよね?」コスコス

男「うぁっ――は、はい」シコシコグジュグジュ

隣人「今日は止めときましょうか。早くしなきゃいけませんし」シコシコグチュッグチュッ

男「はあ……はあ……んっ」ビクッ

隣人「それにしても男さんは敏感ですねー。びくびくしちゃって可愛いですよ」

男「かわいい、とか……言わないでください……」ビクッ

隣人「ほらっ、すっごく可愛いです。食べちゃいたいくらい」

隣人「でもそれはまた後日にしましょうねー」シコシコグジュグジュ ダラー グチュッグチュッ

男「あ……い、きそう、です……」

隣人「いいですよ、いつでもいって」シコシコシコシコグチュッシコグチュッ

男「あ、ふ、う……」

隣人「私の胸触ってもいいですよ、いきやすくなるでしょうし」シコシコグジュッシコシコグジュグチュシコシコ

男「はあ……はあ……」フニフニ モミッ

隣人「んっ――そろそろいきそうですか? 堅くおっきくなってきましたよ?」グチュグチュシコシコグチュシコシコ

男「あ、んっ……んんっ」フニフニ

隣人「男さん……可愛い」チュ シコシコグジュグチュシコシコ チュッチュッシコシコ

男「ぐっ……い、くっ……!」ビクッ ビュルルルルルドクッドクッビュルッビュルッ

隣人「……」チュッ

隣人「……キスしちゃいましたね。いきなりすみません//」

男「い、いえ……//」

隣人「いっぱいでましたねー」

男「(隣人さんのせいで)溜まってたものですから」

隣人「綺麗にしないとですね」ハムッ

男「き、汚いですよ!」

隣人「ふぃふぃしふぁいふぇふふぁふぁい」ジュルルルル ペロペロゴクッ

男「そっあっそれはっ」ビクッビクッ

隣人「」レォロ ジュルルルル

隣人「ふう。お湯で濡らしたティッシュ持ってきますねー」

息子「てやんでい! 第二Rじゃねえんかい!」

男「もっかいやったら死ぬって」グラグラ フッ

隣人「あ……精根尽きましたか?」

男「」スゥー スゥー

隣人「ふふ……ほんと、かわいいですね、男さん」チュッ

■□翌朝□■

チュンチュン チュンチュン

男「……気分爽快だ!」

男「ネギ突っ込んだのが効いたのか? 起きたら無くなってたけど」

男「ってか昨日のって夢だったりしないよな? はは……」

男「……ありえる。都合が良すぎるもんな」

男「念のため隣人さんにお礼言っとこう」

■□晩□■

男「昨日は看病してくださってありがとうございました」

隣人「いいんですよ、あれくらい」

男(よっしゃあ! 夢じゃなかった!)

隣人「でも相当酷かったんですね。すぐに寝ちゃってて」

男「……すぐに?」

隣人「はい。お薬入れてすぐに眠ってしまいましたよ?」

男(……それは夢だっただと!?)

隣人「体は大事にしてくださいね」

男「……はい」ショボン

隣人「……」

隣人「……嘘ついちゃった」

隣人「どうして嘘なんかついちゃったんだろう」

隣人「昨日のアレを夢だと思っててほしい、のかな?」

隣人「でもどうして?」

隣人「……わからないや」

隣人「んー、よしっ」

隣人「来週お姉ちゃんがこっちに来るし、聞いてみよーっと」


ここまで。
長くなりすぎた。また最初みたいに五レス以内のも投下したいところだ。

にしても今回のイベントはあれだ。
どこの層に需要があるんだろうなw

しかし書いてから思ったが、24歳で介護士の一級所持って可能なのかな。
年数足りないかもな……。
その場合、各々脳内補完なりしといてくだせー。

書き忘れた。
今回のイベント、ここだけは注目してくれってとこ。

文字として読むのではなく、頭に映像を流しながら追いかけるんだ!
するとな……ネギが常にwww

まあ、ギャグだって話だよ。


ピーンポーン

隣人「ん? こんな時間に誰だろう?」

隣人「はーい、どちらさまですかー」ガチャ

男「こんばんわ」

隣人「あっ、男さん。こんばんわー。どうしたんですか?」

男「ちょっと隣人さんと話がしたくなっちゃいまして」

隣人「男さんでしたらいつでもかまいませんよー。入ります?」

男「はい、では失礼して」

隣人「コーヒー飲みます? それとも紅茶がいいですか?」

男「じゃあ紅茶で」

隣人「はーい」

隣人(急に話がしたくなっただなんてなんだか嬉しいな)

隣人(それにしても男さん、なんだか今日はいつもより落ち着いて見えるなあ)

隣人「どうぞー」コト

男「ありがとうございます」キリッ

隣人「」ドキッ

隣人(こんな男さんも悪くないなー)

隣人「それで、どんなお話します?」

男「そうですね……隣人さんはオナニーについてどう思います?」

隣人「お、おなにーですか//」

男「恥ずかしがることはないでしょう。毎晩毎晩オナニーしてるんですし」

隣人「どうしてそれをっ」

男「たった今、証言が取れました」

隣人「うう」

男「大好きなんでしょう? オナニー」

隣人「それは、その、えっと……」

男「素直になったらいいじゃないですか」

隣人「無理ですよぉ」

隣人(今日の男さん、やっぱりなんだか違う)

隣人(強引で……責めてくる……)

隣人「」ドキドキ

男「いつもどんな風にオナニーしているか、知ってるんですよ?」

隣人「ええ!?」

男「覗き穴がありましてね。隣人さんがオナニーしているのをみながら僕もオナニーしてるんですよ」

隣人「私のを……見ながら……?」ジュンッ

男「いつも必死にオナニーしてる隣人さん見てると興奮しちゃって」

男「ほんと、可愛いな、って」

隣人「」ゾクッ

男「ほら、こうやってしてるんでしょう?」スッ

男さんが背後に回って
背中越しに手を掴む。

男「右手は胸に……左手は……ね?」

隣人「や、やめてくださ……」ドキドキ

男「本当にやめてほしいんですか? その割には力が抜けていますけど」

隣人(だって、頭がボーって……)

男「いつもみたいにしていいんですよ。いつもみたいに見ててあげますから」

隣人「そんなっ……恥ずかしいですよ……」

男「胸を、こうですか?」スッ

掴んだ右手を胸に添える。
人形のような自分の手が乳首に触れた。

お風呂上がりだからブラジャーを外している。

男「左手を、ここ」スッ

隣人「――んっ」

男「あれ? どうしたんですか? 擦れただけで感じちゃったんですか?」

隣人「違い、ます……」

隣人(指を無意識に立てちゃう……どうしよう、逆らいたくない……)

男「遠慮せずに始めていいんですよ。僕も見たいですし」スッスッ

隣人「あぅっ……ほ、ほんとに、やめてください……お願い……」

男「……どうしてですか?」

男「こうされたいんでしょう?」

男「こうされたくていつもいつもえっちな道具を借りて、僕を誘ってるんでしょう?」

隣人「ち……がっんぁ」

男「本当は?」ガシィッ

隣人「いっ――んんぁっ」

胸を無遠慮に鷲掴みにされたというのに
痛みよりも先に快感が電流となって走った。

男「乱暴にされたくてたまらないんじゃないですか?」

男「違いますか?」

隣人「違い……ますよぉ……」ヒグッ

自然と涙が溢れてくる。
乱暴にされたがるなんていけないことだ。

なのにされたがっている自分が情けなくて。

男「じゃあ叫べばいいじゃないですか。悲鳴をあげれば」ズボッ

隣人「ひぃんっ」

男「レイプされてるんですよ? わかってますか?」クチュクチュクチュ

隣人「やっそこはっ――らめでっん」

男「駄目というわりに、凄い濡れてますね。そんなに興奮しますか?」クチュグチュ

隣人「興奮っなんて――っいやぁっ」

男「隣人さんほどあの言葉が似合う人もいませんね」クチュクチュ

男「嫌よ嫌よも――って」ギュゥゥゥゥッ

一番敏感な部分を抓られて。

隣人「ひっ……ぃぃぃぁあああっ」ビクンッ

男「あれ? イっちゃいました? ド変態さん」

隣人「い……っふっ……」ヒクヒク

意識がぼんやりと生暖かくなっている。

男「どうされたいですか?」

隣人「……」

男「乱暴にされたいですか?」

隣人「……」

男「めちゃくちゃにされたいですか?」

隣人「……」

男「このまま帰って欲しいですか?」

隣人「っ」

隣人「……帰らない、で……ください」

男「もちろん」

男「滅茶苦茶にしてあげますから」

隣人「」ゾクゾクゾクッ

大切な線が、ぶちんと切れた。

男「じゃあこちらを向いてください」

隣人「……はい」クルッ「ん"んっ!?」ガボッ

男「しっかりと堪能してくださいね」ズボォッ ズボォッ

向くやいなや口に挿入された物を
問答無用に喉奥まで突き上げられる。

男「もっと、上手に、してくださいよ」ズボォッ ズボォッ

隣人「うぐぅっ! おごぉっ!」ズボォッ ズボォッ

条件反射なのか涙が込上がってきた。

無理矢理口内を姦されているというのに
私は必死で舌を動かした。

男「そろそろいいですかね」パチンッ

視界の隅で鳴った指音。
すると突然――

隣人「ひぎぃっ」グンズッ

「隣人さんのアナルは僕がいただきますね」

――指らしきものを突っ込まれて掻き回される。
玩具で拡張されている私のそこは受け入れることはできるだろうけど、
誰?

男「滅茶苦茶になりたいんだって」

「だろうな」

隣人「んんっ! ん"ん"んっ!」

聞き間違えるはずのない声。
私の肛門を弄んでいるのは、男さんだ。

隣人(ありえない! ありえないけど……)

男「じゃあ早速」ズボォッ

指とは比べ物にならないお待ちかねが私を満たした。

男「口がお留守になってますよ」ガボッ ガボッ

隣人「うごぉっえっぐぉっ」ガボッ ガボッ

男「マンコから涎が垂れて床に溜まってますね」

隣人「んん"ぅっうごぉっうぇっ――んんっ」

男「口も穴も姦されて嬉しそうですね、隣人さん」ガポッ

隣人「ぐっけほっけほっ……嬉しくなんか……っんぃぁっ!」

男「へえ、ここまでしてもらってるのに嬉しくないなんて言うんですか?」

男「どこまで強がるんですかね、淫乱のくせに」

隣人「違っぁぁんっ」

男「よっと。ほら、見てみろよ、これ。凄い溢れてるだろ」ガシッ

隣人「やぁぁっ、見ないでくださいっ」

男「凄いですね。ぽたぽたぽたぽた……そんなに欲しいんですか?」

隣人「……」

男「ほら、言わないと入れてもらえませんよ」パンッ

隣人「ひいぐっ」

男「ラストチャンスです。欲しいですか?」

隣人「……」

もう、とっくに、切れている。

隣人「ください……男さんのおちんちん、私の中にくださいっ」

男「本当に隣人さんは可愛いですね」チュッ

荒らさを外したフレンチキスに鼓動が鳴った。
次いで――勢いよく放り込まれたモノに膣が喜んだ。

隣人「いぁぁあああっっっ」ビグゥッ

男「またイっちゃったんですか? でも、もう止めませんよ」パンパンッ

隣人「ぃぁっやめっぁいまぁっらぁぁぁんっ!」

男「前も後ろも姦されてよかったですね」パンパンパンッ

隣人「ぃぃぃぁぁあうああっひっぃぁあっ!」

挟まれた肉が中で擦れ合う。
快楽が限界を越えてどこまでも意識を連れて行く。

隣人「気がぁああっくるっちゃいまぁぁっんっすぅぅ!」

男「その時は一生狂わせてあげますよ」

男「死ぬまでずっと、姦してあげますよ」

隣人「ひいぃぃっやぁあっっん"んっぁあああ!」

隣人「いぃっくううううううう!」ビグビグッ プシャーッ

■□■□■

チュン チュンチュン

隣人「……ふあ」

チュン チュンチュン

隣人「……んんー」

隣人「……だよね」ガックシ

隣人「男さんが二人ってのも意味がわからないけど」

隣人「男さんがあんなに責めっぽいわけ、ないもんねー」

隣人「……」

隣人「……」

隣人「ちょっと残念」クスッ

待たせたお詫びに純粋なエロ投下。
ではまた。

ひっさびさに短いの書けた!
未だに待ってくれてる人とかいてびっくりだけど、ありがとう、そしてすまん。

投下する

ピーンポーム

男(こんな時間に誰だ? 隣人さんだったらいんだけどな)ガチャ

隣人「こんにちわ」

男「っしゃ!」

隣人「……長州力の真似?」

男「長州小力の真似と言わないのがなんだか隣人さんらしいです。今日はどうしたんですか?」

隣人「その、実は……もしよかったらなんですけど」モジモジ テレテレ

男(なんて言うんだろう。もしよかったら、セックスでもどうですか? そりゃ喜んで! 隣人さんってそれを言い出しかねない危うさがあるよな……)


隣人「一緒にホラー映画観ませんか?」

男「ホラー、映画……?」

隣人「ごめんなさい、突然。ホラーは嫌いですか?」

男「いやそうじゃなくて、隣人さんからまともな頼みごとされたのって初めてだなあと思いまして」

隣人「いつも普通じゃないですか、もう」

男(今時の女の人ってローター貸してだの言うのか。素晴らしい世界だな)

男「ともあれ、喜んで。僕でよければ一緒に観ましょう」

隣人「よかった」ホッ

男「どうぞ、コーヒーです」

隣人「ありがとうございます。でもホラー映画を観る前にコーヒーを飲んだらおもらししちゃいそうですね」

男「隣人さんが! おもらし!?」ポワワワワーン
~~~妄想
隣人「あっ、ダメっ、もう大人っなのにぃっ」シャバダワー

男「おもらしするなんて悪い子ですねぇ、躾が必要ですか?」ス パンッ パンッ

隣人「やめっ、お尻ぺんぺん、やめてくださいぃっああっ」シャバダワー

男「全くもう、またおもらししてしまって。これでは躾にならないじゃないですか」

隣人「ひぐっ、ごめんなさいっ、ぐすっ」
~~~終了

隣人「あの、男さん?」

男「あっひゃい!」

隣人「今、ものすごーく失礼なこと想像してませんでした?」

男「そそそげなことはなかと。さあ、ホラー映画観ましょう!」

隣人「……怪しい」ジトー

男「あはは……」

隣人「私、本当はホラー映画大好きなんですけど、昔から一人では観れなくて。一人暮らしをするようになってからはめっきり観る機会も減ってしまって、だから今日はとても楽しみですっ」

男「僕でよければいつでもご一緒しますよ」

隣人「流石に悪いですよぉ」

男(いや本当に嬉しいんだが。なにこの状況。彼女? 彼女なの? 襲っちゃうよ? ジェイソンより先にエンジン入れてびくんびくんしちゃうよ?)

息子「悪い子はいねえがー」

男「それちゃう」

隣人「?」

男「よし、ではスタートです」ピッ

隣人さんが持ってきたホラー映画は洋物の、どちらかといえばスプラッタ寄りな、例えるなら十三日の金曜日的なアレだった。

山奥のペンションに遊びに行った六人の男女に起こる悲劇。タイトルは十六日の月曜日。洋画らしいパロディだが、内容はどうやらジェイソンの改変と見ていいようだ。

そしてそれは至極当然にやってきた。
B級ホラーの鉄板、いきなりセックスを始めるカップルである。

隣人「……うわぁ」ドキドキ

男「……」ゴクリ

隣人「……あ、うんうん」

男(なにに納得してるんだろう)

隣人「……いいな」

男「!?」

男(聞き逃さなかった、聞き逃さなかったぞ我は! この婦女子大胆にも羨望の言葉を吐きおった! それは誘ってるんですか……?)ドキドキ

尚もカップルはセックスに夢中。
既に五分経過。な、長いな。ちょっとしたAV見てる気分になってきた。

隣人「……」ピト

男(なにをぉ!?)

 

男(隣人さんの手が俺の手に! 俺の手に重なってらっしゃっしゃあ!)

男(これはついにそういうことと考えていいんですね!? 長年の童で始まって貞で終わる卒業と考えてもよろしいと!)

息子「長い道程だったぜ」

男(それ駄洒落? ともかく、隣人さんがその気なら、ぼかあ、ぼかあ!)

隣人「もう、我慢できない……っ」

男(僕もです!)

隣人「すいません! おトイレ借りますねっ」スク スタスタスタ

男「……oh ブラックコーフィーの効果絶大」

男「だが……めげん、めげんぞ。今日の俺は一味違う。なにが違うって、隣人さんの放尿音をこの耳で記憶しちゃうもんね!」スタスタスタ ピト

男「僕をその気にさせたのが悪いんですよ、隣人さん……うへへ」

隣人『……んっ』

男「……おっきい方? う、うーん。まあこの際おっきい方でもいいや。隣人さんの極秘ゾーンを耳に収めてやる」

隣人『んあっ』

男「隣人さんってアナルが敏感なのかな。ってか大変だよな、生理現象でまで敏感だと」

隣人『……んん――ふあっ』

男「……ん?」

隣人『ひっ……くん、ひぐっ……あっ』

男「いやいやいや、いかに隣人さんであろうとも人の家でオナニーなんて……やりかねん。人でオナニーするような人だし」

隣人『あ……あふっ、んんっ』

男「……」ジィー

息子「又から生えてる金太郎~っとくらっ」

隣人『いっ……いいっ……あんっ』

男「」シコシコシコシュッシュポッポッシュッシュポッポオ

隣人『ひっぐ……、あぅっ……ん~んはっ』

男「」フンヌラバシコシコドスコイシコシコ

隣人『イ、く……あっ……んんっひっいああぁぁあっ』

男「うっ」ビュルルルルッ

隣人『はあ……はあ……』

男「はあ……はあ……やばい、掃除しなきゃ」

カチャ

男「あ」

 

隣人「……」

男「あ、あーお茶零しちゃったー」

隣人「……」スンスン

男(嗅がないで! 俺のスペルマ濃かったから!)

隣人「……えへへ」

男「は、はは……」

隣人「お互い我慢できなかったみたいですね」テレテレ

男(恥ずかすぃいいいいいいいい!)

隣人「でも、ホラー映画だとエッチしちゃうと殺されちゃいますから、仕方ないですよね」

男「そんな! 理由で! 貴方は! もうっ!」ビシッ

隣人「え、えがちゃんですか?」ビクッ

男(隣人さんらしいっちゃ隣人さんらしいけどさ……)

隣人「さっ、続き観ましょう」

男「……はい」グスン

なんだかんだで恐いシーンで腕にしがみついてくれたり(隣人さんの大きなお山でクライマックスいえええええい!)今日はありがとうございましたとにっこり微笑んでくれたりしたので、なんだかんだで満たされてしまった。



次回、隣人「お、お、お化けが出たんですうううう!」乞うご期待!

「きゃああああぁっ!」

男「ななななんだ!? 隣人さんか?」

ドタドタバタ ドンドン

隣人「お、男さん! お願いです、開けてください!」

男「は、はい!」ガチャ「どうしたんでうわっ」

隣人「ううっ……」ギュッ

男(おお……マイリトルエンジェル)ギュッ
男(ふざけてる場合じゃないな、泣いてるし)

隣人「う、ううっ」グスッ

男「どうしたんですか?」ナデナデ

隣人「あう……お、男さん……」ポロポロ

男(落ち着くまでこのままでいた方がいいか。決してやましい気持ちはなく、仏の心を以て接しよう。菩薩のようにっ)

息子「菩薩のような人の中身は鬼ってか?」

男(的確すぎるっ。しかし耐える!)

男「どうぞ、これでも飲んで落ち着いてください」

隣人「あ、ありがとうございます……」

男「それでどうしたんですか? ただ事じゃないみたいなんですけど」

隣人「えと、その、実は……お化けが出たんです」

男「……ふぇ?」

隣人「家にお化けが出たんですよぉ……ぐすっ」

男(……新手のプレイでもしてたんだろうか。そこから導き出される結論は、幻覚?)

隣人「うう」ブルブル

男(なんかまじっぽいな)

隣人「どうしましょう……」

男「よし、それなら僕が様子を見てきますよ。このままでは安心できないでしょうし」

隣人「でも男さんの身になにかあったら……」

男「その時は看病してくださいね」

隣人「……すみません、ありがとうございます」


男「お化けか……確認したところでどうしようもないんだろうけど」

男「女さん曰く、血に塗れた服を着た真っ黒な髪のお化けだっけ。両手には奇妙な光る物を持っていて、グラサンもしていたそうな。なんだそのファンキーなお化け」

男「行くか」ガチャ

男(……真っ暗だ。妙だな、今は夜。隣人さんが電気を付けずに過ごしてた可能性はそりゃあるけど……)

男(俺の家と同じ作りだから電気はこの辺に……あった)パチ

そこには真っ赤なハイレグボンテージを着て両手に光るバイブを持つサングラスで黒髪長髪の女がいた。

男「……」

「ふ、不法侵入!」

男「あんたに言われたかないよ!」

男(隣人さん、これお化けちゃう、変態や!)


変態「」スッ

男(ひいっ! バイブを二刀流のように構えだしたぞこいつ!)

変態「」ズリズリ

男「こ、こっち来んな!」

変態「……」

男(……それにしてもいい体してるなあ)ゴクリ

隣人さんに負けず劣らずの巨乳、身長はやや高めで肉付きの良いグラマーさ。峰不二子を彷彿とさせるが漂う残念臭は変態だからなのか。

男(それにしてもなんで女の変態が隣人さんの部屋に? まあ確かに変態に好かれそうな人ではあるけども)

変態「ねえ、君」

男「な、なんだ」

変態「エッチは好き?」

男「もちろん!」

男(ってなに俺は即答してんだそれどころじゃないってのに!)

変態「じゃあ……する?」

男「……は?」


男(……誘われてんの? ハイレグボンテージの不法侵入者にセクロス誘われてんの? しかし……いくらなんでもこんな状況じゃ勃たんぞ)

変態「」ダッ

男(タックル!?)「ぐあっ」ドンッ

変態「……縮こまってるね」

男「当たり前だ! どけ!」

変態「そうもいかないんだ」サワッ

男(おうっ! だ、だめ指先でなぞられんの弱いっ)ビクッ

変態「知りたいことがあるからね」サスサス

男「なにを言って……ぐっ」ビクビクッ

変態「ふふっ……可愛い」ジィー

男(しゃ、社会の窓が)

息子「レッツパーリィ!」

男(ああ、抜刀してしまった)

変態「やる気充分になった?」

男(理性が崩壊するうううううううっ)

変態「こんな変態に遊ばれて悦ぶなんてとんだ変態さんだ」

変態「どうしてほしい? 咥えてほしい? もう射れたい? 早く出したい?」

男(どうしてっ、言葉責めする奴はみんな囁きたがるんだよ!)ビクビクッ

変態「ほら、どうしてほしいの?」

男「ぬぐぐぐぐんらああああ!」ガバッ

変態「そうそう……やりたいだけなら私が相手してあげるからさ」ボソッ

男「ふんっ! ふんふんふんっ!」シュバッ グルグルグル

変態「どこから縄が……ああ、あの子の部屋なんだから有って当たり前か。それにしても緊縛プレイだなんて、随分マニアックだね」

男「……よし」ハア ハア

変態「おいで」

男「」スクッ

変態「?」

男「り、り、り……隣人さあああああああん! 来ていいですよおおおお!」

男(勝った! 訳のわからん誘惑に俺は勝ったぞおおおおお!)

隣人「男さん! ……す、凄い、お化けを捕まえたんですか?」

男「隣人さん、こいつはお化けじゃなくてただの変態です」

隣人「どうして家に変態が……」

男(ある意味ではずっと変態がいるんだけどな。隣人さんという名の。いや淫乱か)

男「それはこいつ自身に聞いてみましょう。ところで知ってたりしませんか? ほら、グラサン取るぞ」スッ

隣人「……あ」

変態「やほ」

男「知り合いですか?」

隣人「お、お姉ちゃん」

変態「やあ妹」

男「お姉さん!? この変態が!?」

変姉「こらこら、ド変態と呼びなさい」

男「誇ってんじゃねえよ!」

隣人「お姉ちゃん、どうしてここに?」

変姉「近々遊びに行くと言ったろ」

隣人「そんな格好で来るなんて聞いてないよぉ」

男(聞いてる聞いてないの問題じゃない気がするけど)

変姉「ちょっとしたサプライズさ。さて、縄を解いてくれると嬉しいんだけど」

男「すみません。でも人騒がせですよ」

変姉「妹を驚かせたくってね。ところで君が男くんかな?」

男「あ、はい、男です。妹さんにはいつもお世話になってます」

男(主に性的な意味で)

変姉「いやいや、話には聞いてるよ。うちの妹が世話をかけてるようですまない」

隣人「お姉ちゃんも早速お世話になってるけどね」

変姉「はっはっは。似た者姉妹だな」

男(変なお姉さんだな)

男「それじゃあ僕はこれで」

隣人「せっかくなのでお茶ぐらい飲んでってくださいよ」

男「姉妹水入らずなんですから、また今度にしときます」ガチャ

隣人「そうですか。今日もありがとうございました」

男「いえいえ」バタン

男「……」

男「急げえええええ!」ビュゥン

息子「ピンは抜いてある。いつ爆発させるかはお前の自由だぜ?」

男「もう我慢できないっての!」ガチャ バタン

男(あんな刺激的なことされてよく退けた! 手放しで褒めちゃうぞ俺! でもとにかく早く猿になりたい!)

男「うおおおおおおおおっ」シコシコシコ

変姉「あ―……鍵は閉めた方がいいと思うな」

男「うおおおおおおおおっ!?」ピタッ

男「ななななんで家に来てるんですか!?」シマイシマイ

変姉「一つ話しておきたいことがあってね」

男「な、なんでしょう」(くっそう早く帰ってくれよダイナマイトの導火線は着火済みなんだよ)

変姉「君、うちの妹を狙ってるんだろ?」

男「なんのことだかしんねえず」

変姉「わかりやすい性格だね。妹から君の話はよく聞いていた。うちの妹はあの通りあの容姿だ。加えて、性に対してのネジが五六本は紛失してる。そんなわけでよくモテる。昔からね」

変姉「姉としては心配なんだよ。危険な目に合わないかってね。実際、何度か危なかった時もあった」

男(そういえばそんなこと言ってたな)

変姉「だから君を試したかったんだ。セックスだけが目的だったら私が相手になろう。妹みたいに可愛げはないが、行為自体は私も嫌いじゃない。それなりに楽しめると思うよ。けれど、君は拒絶した。いくら私が変態コスチュームに身を包んでいるとはいえ、あの状態で跳ねのけるのは凄いことだよ。……聞くが、妹のことが好きなんだな?」

男「……はい」

変姉「そうか、本気ならいいんだ。脈はあると思うから頑張ってくれ」

男(脈アリ!? まじで!? 期待してたりもしたけど隣人さんがあんな性格だから不安だったんだよな……よ、よし! 頑張るぞ!)

変姉「ああ、そうそう。一つだけ朗報だ」

男「朗報? なんですか?」

変姉「妹は見ての通り性に奔放な自由人だから、よく誤解されるんだが、私の知る限りではまだ未体験のはずだ」

男「……嘘ですよね?」

変姉「妹は私になんでも話すような子だからな。まず間違いない。因みに私は限りなくビッチに近い清純だ」

男(それただの清純ぶったビッチ)

変姉「そういうわけだから頑張れ。応援してるぞ」

男「は、はい!」

変姉「見事交際した暁には姉妹丼と洒落こもうじゃないか」

男「いいんですか!?」

変姉「……まさか本気にするとはな。どうしてもというなら構わんが、妹は君が説得するんだぞ」

男(こんな美人姉妹をセットでいただけたら俺はもう死んでもいい!)

男「よおおおし、頑張るぞおおお!」

変姉「妙なモチベーションを与えてしまったか。まあいい、ではまたな」

男「はい! お姉さん!」

変姉「ふふっ……気が早い弟だ」ガチャ

男「脈アリ、処女、姉妹丼。なんて素晴らしい日だ! それにしてもお姉さん、厨二病引きずってんのかなあ」

そう思わずにはいられない口調だった、とか締めくくっておいて俺の一人ハッピータイムはこっそりと行われた。

淫乱の姉は淫乱ということで
そろそろ終わりに向けて考えていこうと思った

男「隣人さん、脈アリかあ」ニヤニヤ

変態お姉さんから得た情報でぼうっとにやついていると、調子に乗った息子がなにか喚きだしたのが事の始まりだ。

息子「なあよう、明日は大学もないしバイトも休みだろ? デートに誘ってみりゃいいじゃねえかよ」

男「な、なに言ってんだよ。いくらなんでもそれは……」

息子「姉ちゃんから太鼓判も貰ってんだろ? ここでヤらなきゃいつヤるんだよ。びしっと決めねえといつまで経っても童貞だぜ?」

男「それは関係ないだろ」

息子「関係大アリだ。いつまで俺を排尿専用機にしてんだよ。いい加減右手ばかりじゃ飽きてきたぜ、最近は刺激をよく与えられるしな」

男「ってもなあ」

ここだ、突き進め、と言わんばかりに息子が威勢よくそそり立つ。

男(デートか……なんだかんだで隣人さんとは夜中にしか会ったことないんだよな。まあ社会人みたいだから仕方ないか)

男「……よし! 今度誘おう」

息子「ヘタレが」

男(……自分のちんこと会話してる俺ってもしかして末期なのかな)

 
■その日の晩

ピーンポーム

男(おおお、は、初めて俺の方から隣人さんの家へ訪ねてしまった)ドキドキ

隣人「はーい」ガチャ

男「こんばんわ」

隣人「男さん、こんばんわー。どうしました?」

男(尋ねる言い訳はばっちりだ。なにせ五時間も考えたからな!)

息子「ヘタレが」

男「実は家のお風呂が壊れてしまいまして」

隣人「それは大変ですね」

男「なので、一緒に銭湯に行きませんか?」

隣人「……え? わ、私もですか?」

男(しまった! 土壇場で"風呂が壊れたからって風呂を借りるなんて女性に対して失礼だよな。どうしたらいいんだ、でもこれをデートの切欠にしたいし"とか考えたら混ざって訳のわからんことを言ってしまった!)

男「そ、そうです! もしも隣人さんの家のお風呂も壊れてしまったら大変ですから! シャワーを浴びてる最中に熱湯しかでなくなって全身ケロイドの隣人さんとか可哀想ですから!」

男(我ながら意味わからん)


男「ど、どうでしょう」

隣人「ふふっ、そんな心配までしてくれるなんて男さんってやっぱり優しいですよね」

男(そんな考え方をしてくれる貴方が優しいです)

隣人「はい、一緒に行きましょう。銭湯、久しぶりだなー」ワクワク

男「……」ポーッ

隣人「あ、ちょっと子供っぽかったですかね」

男「いえいえそんなことないですよ」

男(最近隣人さんに見惚れる回数が増えたな。やっぱ俺、好きなんだ、この人が)

隣人「支度するんでちょっと待っててくださいね」

男「それじゃあ外で待ってますね」

隣人「はーい」

男(いきなりの予定変更だから支度とかなにもしてないって! どんなパンツ持ってったらいいんだ!)

息子「見せる気かよ」


変姉「やあ、男くん」

男「」ズモー

変姉「こらこら、露骨に嫌な顔をしないでくれよ」

男「いやいやしてませんよそんな顔。今のはちょっとした準備運動です」

変姉「誤解されやすい準備運動だね。ともあれ、後でお膳立てはしてあげよう。私としてもお風呂に入れないのは気持ちが悪いからね」

男(なんなら俺の家のお風呂貸してしまいたいくらいだが、仮にも隣人さんの姉だしな。変態だけど)

変姉「妹ももうすぐで来ると思うよ。少し準備に手間取ってるみたいだ」

男「女性は支度に時間がかかりますもんね」

変姉「いや、なぜかは知らないが下着を選んでいたな」

息子「お前らお似合いだよ」

変姉「おや、そっちもか」

男「俺の息子と会話しないで!? やりたい放題ですねお姉さん」

変姉「そういう奴が一人くらいいてもいいだろう?」

隣人「お待たせしましたー」

男「ぶほっふ!」(隣人さんの、スウェット! 寝巻きなんだろうけど、なんだこの愛くるしさ!)

■夜道

変姉「今から行く銭湯は混浴かい?」

男「混浴の銭湯って聞いたことないですね。というか、思うんですけど混浴の露店風呂とかって法律に違反したりしないんですかね」

変姉「混浴の銭湯は条例違反となっているんだよ。都道府県によって詳細は違うけれどね。旅館などのお風呂にはその縛りはない。だから混浴でもまかり通っているのさ」

隣人「流石お姉ちゃん、物知りだねー」

変姉「はっはっは、下い知識なら任せなさい」

男「それ女性が誇ることじゃないですよ。でも混浴といっても若い女性は少ないってイメージがありますよね。恥ずかしいからでしょうけど」

変姉「私は何度か混浴に入ったことがあるぞ。ちょっとしたハプニングを期待してな。お前もあるだろ?」

隣人「わ、私はないよう。耳年増なだけで実行力はないもん」

男「因みにハプニングは起こったんですか?」

変姉「そうそう起こらんよ。男性客が入ってきたこともあるが、襲いかかってはこないな。そんな度胸はないだろう。一歩間違えば犯罪なのだから」

男「それもそうですね」

変姉「それにそうなれば雰囲気を盛り上げるために私は嫌がるフリをするだろうしな」

男(子羊だと思って襲いかかったら女郎蜘蛛でしたってとこか。恐い恐い)


男「ではまた後で」

隣人「はい。ゆっくり温まってくださいね」

変姉「またな」

男「……ふう。お姉さんがいて隣人さんと二人にはなれなかったけど妙に緊張せずに済んだからよかったかな」

男「隣人さんとお姉さんありがちなプレイでもしてんのかなあ」ヌギヌギ

男「"久しぶりに見たがまたおっきくなったんじゃないか?""そんなことないよぉ、お姉ちゃんの方がおっきいし""そうか? どれ、確かめてみよう""やっ、くすぐったいよぉ、んっ""んん? それがただくすぐったいだけで出る声か?""やめって……"ってか。ぐふふ」スタスタスタ ガララ

マッスル強面「おう兄ちゃん、気合入った象さん隠さずに堂々としてんなあ」

男(妄想で勃起してた! そして恐いよこの人ヤクザ?)

マッスル強面「ちょいとそこのサウナで語り合うか? ん?」

男(違えええ"その筋"の人だ!)

男「さささサウナはまた今度にしますー!」スタコラサッサ

マッスル強面「はん、照れてんのか? 可愛い坊主だ」

変姉「そうだ、妹」シャカシャカシャカ

隣人「なあに、お姉ちゃん」ゴシゴシ

変姉「お前は男くんが好きなのか?」

隣人「んー、わかんない」

変姉「そうか」

変姉(……変に期待させてしまって申し訳ないことをしたな。どうやらうちの妹は本気で解っていないらしい。普段の仕草や電話の話の限りでは確実なんだが)

隣人「でも、いい人だよ」

変姉(過去の傷のせいか一歩恋愛に踏み込めてないのかな。一時期は男性恐怖症にもなっていたしな……まあ、彼がなんとかするだろう、きっと)

変姉「知っている」

隣人「でしょー」エヘヘ

変姉(うちの妹は本気で可愛い。笑顔で人を殺せるな、うむ)

変姉「さて、探すか」ザババー


男「あと少しで童貞の前に処女を失くすとこだった。銭湯ってこれが恐いんだよな」

男「湯にゆっくり浸かろう。端っこ端っこ」

男(隣人さんの声とか聞こえてこないかなー……ん?)

「――ちいいね――」
「――だな――」

男(き、聞こえる? ここの仕切り完全に閉じていないのか?)ピト

変姉「あー、あー、そこにいるかな男くん」

男「どっわ!」
男(超能力者かこの人は!)

変姉「流石男子だな。銭湯といえば女湯と繋がってる場所を探すことは必須だもんな」

男「そんなつもりは……ありましたけど」

隣人「お姉ちゃん、誰と話してるの?」

変姉「ああ、ここに男くんがいるんだよ」


隣人「ええっ。も、もしもーし、いますかー」

男「は、はーい、いますよー」

隣人「ここでもお隣さんですね」

男「みたいですねー」

男(なんだこのやり取り、小学生か。楽しいけど)

変姉「それで知っているかな。下の所が……」ギュッ

男「おわっ」

変姉「繋がっているということを」

男「ちょ、ちょっと! なに握ってるんですか!」

変姉「ナニを握っているのさ」ドヤァ

隣人「お姉ちゃんなにしてるの?」

変姉「ん? ちょっとここに手を突っ込んでみろ」

隣人「手? よいしょ」ググッ スベスベ

息子「URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!」ムクムクムク


男「りっ、隣人さん!?」

隣人「あはは、なにこれ」スベスベ

変姉「むう、私が触っ絶時には反応がなかったというのに」ギュッギュッ

男(仕切りの向こうから伸びた手に亀頭を撫でられ陰茎を握られこりゃあかん!)

隣人「男さん、そちらになにかあるんですか?」サスサス

男「な、なにもないですよ!」

変姉「ナニはあるよな?」ドヤァ シコシコ

男「お姉さんさっきからオヤジ臭いです! ってか、これっ、やばっいっ」ググッ

隣人「んーこれは……なまこ?」プニプニ

男「風呂場におるかい!」

男(あぁっ、もうっ、イくぅぅぅううう!)


その時俺は気づきませんでした。ええ、はい、突然のことなのですから。
隣人さんに亀頭を弄ばれ、お姉さんに陰茎をしごかれて、息子がとても元気になって、知らなかったんですよ。
なにせ限界でしたから。

ええ、限界です。イくと読んで貰っても差し支えありません。
頭の中ではっきりと隣人さんの絶妙なプロポーションが浮かびました。
鮮明に描かれたオナン御用達の背徳に息子は口を広げました。

自己満足では得られない強烈な快感が腹部で唸り、背筋に電流が走った勢いで瞼が開いたのです。
妄想をするために瞼を閉じていたのがいけなかった。悔やんでなりません。

目の前にマッスルな強面でその筋の方がいました。
うっとりとした表情で俺を見詰める仕草は少女のようでもありました。
思わず「いやぁっ」と手で顔を覆い隠して、それでも止まらない二本の手が俺の息子に糸を吐かせたのです。

ええ、はい、本当にもう。
冷静になってから我に返りましたね。

俺は今、狙われている、と。


男「……」

マッスル強面「……」ジィー

男「……」

マッスル強面「……」ジィー ポッ

男(頬を赤らめないでえええええええええ!)

息子がお湯でふやけたのを見計らい猛ダッシュで浴場を脱出しました。
振り返るとマッスルな筋さんが俺が入ってた部分のお湯を口に入れている光景が……いや、きっと気のせいです。

男(……俺って変態じゃないのかもしれない)

■二十分後

変姉「お待たせ」ポカポカ

隣人「お待たせしました」ポカポカ

男(うおおおおお可愛すぎる! 湯にあてられてほんのり桜色なほっぺたも! 首の辺りから立ち込める生暖かい蒸気も! ほのかにしっとりとした髪をアップで括ったために覗くうなじも! しかも美人が二人ぃいいいいいい!)

男「人生……山有り谷有りです」グスッ

隣人「ど、どうしたんですか男さん」

変姉「聞いてやるな。彼は男になったのだ」

男「なってないってか貴方は千里眼でも持ってるんですか!」

変姉「はっはっは。さて、一足先に私は帰らせていただくよ。男くん、君にはお願いがある」

男「お願い?」


変姉「妹にコンビニでの買い物をお願いしたのだが、夜道に一人では危ないだろう? 君が付いてやってくれないか?」

男「構いませんが……それだとお姉さんが一人になりません?」

変姉「私は大丈夫だ。護身術は一通り習っているし、男を撃退した経験も二度三度ではない」

男(そういえば壁に押し付けられた時の力も強かったしな……それにこれがお膳立てか。なんだかんだでいい人だ)

隣人「お姉ちゃん、本当に大丈夫?」

変姉「私を誰だと思っている。変態だぞ?」

男「道行く通行人が心配だ……」

隣人「そうだね」

男「納得しちゃうんですか!?」


変姉「さて、それではな」

男「気をつけて」

お姉さんが横を通りすぎる時に香った匂いで頭が軽くふらついた。
肩をがっと掴まれ引き寄せられて、耳元でぼそりと囁かれる。

変姉「頑張れよ」ボソッ フゥ

男「うひゃっ」ビクッ

男(くっそ……絶対わざとだ、俺が耳弱いのもう気づいたのか。恐い人)

隣人「行きましょう、男さん」

男「はい」

男(デートの約束、取り付けるぞおおおおおお!)

というわけでここで一旦停止
本当はもう全部書いてからと思ったけど時間かかりすぎてまだ最後が書けてないもので
遅くなりすぎてたからとりあえず投下した

気づけば最初の投下から半年が経ってるこれも終わりが見えてきた
ちょくちょく亀るのに読んでくれてありがとな
ではまた

すまんがちょっとしか投下できない
お前ら優しいな・・・

男「」テクテク

隣人「」テクテク

男(っく、二人きりになった途端に沈黙とは情けない。いつもの調子で話せばいいって解ってるんだが……)チラッ

隣人「」ホカホカ ホワァァ

男(風呂上りでちょっぴり紅潮気味の隣人さんが可愛すぎて直視できない! いや、これは言い訳か。俺はどうせ恐いんだろう。デートに誘って断られたらって思うと)

隣人「うちのマンションはコンビニが遠いのだけは難点ですよね」

男「で、ですよね! 真下にあってもいいくらいです!」

隣人「真下がコンビニですか……便利そうですけど、少し騒がしそうですね。それに、こうしてお風呂上がりに夜風に当たりながら、男さんと散歩できないって考えると、それはそれでなんだか寂しいじゃないですか」ニコッ

男「でもそれなら、もっと遠くてもよかったかも」ボソッ

隣人「散歩は気持ちいいですよねー」

男(俺ってもしかして隣人さんに弄ばれてんのかな……お姉さんには脈アリだって言われたけど、そんな素振りはないし……不安になってきた)


男(はあ、もうコンビニに着いちゃうし)
店員「ラッシャッセー」

男「そういえばお姉さんに頼まれてる物って?」

隣人「えっとですね、快楽天と失楽園とペンギンと……」ドサドサドサ

男「セクハラジジイかあの人は……ってか絶対にそれは今日必要じゃなかっただろ。あ」
男(コンビニの用をでっち上げるためか。嬉しいけどそれならデザート類で良かったんじゃないの?)
男(実際買う隣人さんも隣人さんだよな)

隣人「男さんはどういうの読みますか?」

男「そうですね、僕はどちらかといえば実写派なので企画によって……って普通に聞かないでくださいよ、答えちゃったじゃないですか」

隣人「ほほう、企画物ですかっ」ズイッ

男「ど、どうかしました?」ゴクリ

隣人「いえいえ、企画物とは趣味が合うなーと思っただけです。私も好きなんですよ」

男(……喜んでいいのか?)

隣人「たとえば……」


隣人「これとか気になります」

男「旅館物ですか」

隣人「はい。実際旅に出ると開放的な気分にはなりますし、こんなことがありえるかも、なんて考えちゃいますよね」

男「確かに」

隣人「あとはー……あ、ここ」

男「どうしました?」

隣人「いえ、この遊園地ずっぽり企画の遊園地、今年いっぱいで閉園しちゃうそうなんですよね」

男「よくご存知ですね」

隣人「中学生の頃に友達と行ったことがあるんです。それでなんとなく覚えてて、この前ニュースかなにかで見たんですよね。
最後にもう一回行ってみたかったなぁ」

男「今年いっぱいならまだ時間はありますし、行けますよ」

隣人「時間は確かにあるんですけれど……一緒に行く相手がいないんですよ。友達を一度誘ったんですが、遊園地に女二人はちょっと嫌だと言われてしまって」

男「じゃあ僕がご一緒しますよ」
男(……!?)


男(なんだなんだなんだ!? 流れるように言ってしまったがなんだ今のどういうことだそういうことか!?)ドキドキ

隣人「よろしいんですか?」ズズイ 手ギュッ

男「ももももちろん!」
男(ち、近い! それだけ嬉しいんだろうけど近いですし手が柔らかいですし頭とけそう……)

隣人「やったーっ。いつ行きましょうねっ」ワクワク

男(いいいいいつ! ここで失敗してデートの日を決めなければずるずると結局行かない流れなんてよくあるこってすた! 頑張れ俺!)
男「次の休みなんてどうでしょう」

隣人「私は大丈夫ですけど、男さんは大丈夫ですか?」

男(大丈夫です)
男「っしゃんだら!」
隣人「!?」ビクッ

男「な、なんでもないです。大丈夫です!」

隣人「男さん時々ハッスルするから驚きます」フフッ

男「い、いやぁはは……」

男(デートだあああああああああああ!)


■その頃ほにゃららは

「ふんふふーんふーんふーんふーんふっふーん」スタスタスタ

「ふーんふふーんふーふーんふーっふふーん」スタスタスタ
※ドラクエの鼻歌

変質者「うばるばぁ! うげへえっへっへえ!」ジャジャーンッ
\(^o^)/御開帳\(^o^)/

「……で?」

変質者「う……うばるばぁ!?」ジャジャーン
\(^o^)/再度御開帳\(^o^)/

変姉「はぁ……終わりか?」

変質者「う、うば……」モジモジ

変姉「勃起後の性器が特段人目を引くわけでもないのに見せびらかしたいとは……やれやれ、性癖とはいえ御免被りたいな」

変質者「うばぁ!?」グサァッ


変姉「変態として貴様と接してやってもいいのだが……今日は事情が違うんでな。これだけは言っておくぞ」ズズイ ムンズ チンコワシヅカミ!

変質者「あひゃッ」ビクゥツ

変姉「二度とこの地区で痴漢行為を働くんじゃない。次見かけたら粗末なBOYを握り潰すぞ?」ギュゥゥゥゥゥウウウ

変質者「うんばっ! うんばっ!」コクコク

変姉「はあ……行け」

変質者「うんばぁぁぁァァァッ!」ピュゥゥゥゥ~

変姉「まかり間違って妹に出くわしたらたまったもんじゃないからな」

変姉「それにしても彼は上手いこと妹をデートに誘えたかな? まあ、彼も男だ。やる時はやるだろう」

変姉(それにしても本当に粗末なチンコだったなあ。だから痴漢行為を働くんだろうか、んん……哀れ)

ここまで。
ではまた!

■デート当日 遊園地前

男「午前は用事があるからってことで現地集合にしたけど、これは思いの外デート気分が味わえていいなぁ」ワクワク

男「まだかなまっだかなー」ワクワク

隣人「男さーん」タッタッタ 「お待たせしてしまってすいません」ペコ

男「り……隣人さん?」

隣人「はい?」キラキラキラ

男(隣人さんってこんなに可愛かったっけ……?)

男「なんだかいつもと雰囲気が違いますね」

隣人「いつも? それはそうですよー、今日はちゃんとメイクしてますし、髪もセットしてますし、香水も付けてますからっ」

男(そうか、隣人さんとは家でしか会ったことなかったんだ。これが本気の隣人さんか……そこらのグラドルより可愛いよなぁ)

男「香水ですか」

隣人「はい、嗅いでみます?」スッ ボヨン

男「……?」

隣人「嗅がないです?」ボヨン

男「その、香水ってどこに付けたんですか?」

隣人「首元ですよ」

男「あ、あー首元、ですよねー」

男(胸が物凄く揺れるもんだから埋めろってことかと)

男「どれどれ」スンスン

隣人「んっ」ビクッ

男「……」スン    スン

隣人「ぁ……んっ」ビクッ      ビクッ

男「と、とてもいい匂いですね」

隣人「ふにゅ……れしょ?」トロン

男(俺は今日、耐え切れるだろうかッ)

隣人「男さん男さん、まずはあれいっちゃいましょうっ」

男「ジェットコースターか、いいですね」

隣人「私こういう絶叫アトラクションを見るといつも考えてしまうんですよね」

男「なにをです?」

隣人「アトラクションに乗りながらセックスってどうなんだろう、って」

男「初めて聞きましたよそんな発想」

隣人「物凄く開放的じゃないですか。特にフリーフォールなんて、下りる時のGで騎乗位ならいい具合に突き刺さりそうです」

男(ホントにこの人処女なんかな……処女じゃない方が自然なんだけど)

男「僕は男なんでなんとも……。でも、生命危機を常に感じられる状況ですから、生存本能が高まって子作りにはいいかもしれませんね」

隣人「確かにそうですねっ。将来子作りする時は……」ポワワワワーン

男「妄想してる横で悪いですけどまず叶わないと思いますよ」

隣人「ええっ、男さん嫌ですか?」ウルッ

男「ぼぼぼ僕です!? ぼ、僕は別に(隣人さん相手なら)ジェットコースターだろうとスクランブル交差点だろうと宇宙だろうと構いませんが!」

隣人「さ、流石男さんです」ナイワー

男「誘い拒否!?」ズモォ

隣人「くすくす、冗談ですよっ」

男「隣人さん演技うますぎですよ。お、順番みたいですね」

隣人「閉園するだけあって人気が少ないですね」モノウゲー

男「隣人さん……その分思いっきり楽しみましょう!」

隣人「ですねっ」ニコッ

■ジェットコースター

ガタンゴトン ガタンゴトン ガタンゴトン
隣人「ちょ、頂上ですね」ドキドキ

男「で、ですね!」ワクワク ドキワク

ガタン............ゴゴゴゴゴゴオオオオオオオォオッォォオォォ

隣人「きゃあああああああああああああああっ」ムンズ

男「えええええええええええええええええええ!?」ギュゥゥゥ

隣人「きゃああああああああああああああああっ」ニギニギ

男「手逆じゃねえええええええええええええええええ!?」ギュムギュム

隣人「きゃああああああああああああああああっ」ニギニギニギニギ

男「――――――――あっふ」ギュムギュムギュムギュム

隣人「きゃああああああああああああああああああっ」ニギニギニギニギ

男「――――――――――――――――おっふ」ビクンッ ビクビクッ


男「……すいませんちょっとトイレ行ってきます」

■鏡迷宮

隣人「うわー凄いですねー」

男「でもこれだけ鏡があると夜は大変そうですね」

隣人「夜……? ああ、確かに、隠れてエッチしても全部に写りますねっ」

男「隣人さんって中学生男子より頭の中真っピンクですね……いやそうじゃなくて、合わせ鏡といえば幽霊じゃないですか」

隣人「幽……ひっ」ガシッ ブルブル

男「どうしました?」

隣人「いきなりそんな話しないでくださいよぉ」ガクガク ブルブル

男(……計算通り)ニィッ

男「ほーら行きますよー」スタスタ

隣人「ま、待ってください、もう少しゆっくりぃ……」トテトテ トテトテ

男「ふう、結構乗りましたね」

隣人「ですね。ふふっ」

男「?」

隣人「いえ、男さんってバイキング苦手だったんですね。つい思い出しちゃって」

男「やめてくださいよ恥ずかしい。子供の頃に乗ったバイキングのバーがゆるゆるで、それ以来トラウマだったの忘れてました」

隣人「凄い形相で叫んでましたね」

男「忘れてください」グゥ~

隣人「沢山叫んだからお腹空いちゃいました?」

男「あーはいはいそうです、叫んだからお腹空きました」

隣人「すねちゃいました?」ヒョコッ

男(……この生物可愛すぎる)ゴクリ

男「すねてませんよ。あ、あそこの喫茶店入りましょう」

隣人「見てみて、男さんっ、ウエイトレスさんがキャビーくんですよ」キャッキャ

男「寧ろテンション下がるとこです」

隣人「えぇ!? あんなにかわいいのに……」ショボン

男「この遊園地閉園の裏にはあのマスコットキャラが一役買ってると考えていますから」

男(だってあれどう見ても触手。なにをモデルにしたのか完全に謎だ。子供泣くだろ)

男「まあキャビーくんは放っておいて御飯にしましょう。なにを食べッ!? ……キャビーくんコースって」

隣人「キャビーくんが食べれちゃうみたいですねー。私もちょっとこれには驚きです」

男「……気になる。すいませーん、このキャビーくんコースってどんな料理なんですか?」

キャビーくん「私の触手ステーキや私の頭蓋スープや私の内蔵ゼリーなどになるキャビー」中年男性ボイス

隣人「迷走したんでしょうか」

男(ツッコミどころが多すぎて早く店出たい)

隣人「なんだかんだで美味しかったですね」

男「キャビーくん触手ステーキがあんなに美味しいとは。あれ名前変えたら繁盛しそうですよね」

隣人「ですね」フフフ

男「……」ポー

隣人「どうしました?」

男「あ、いえっ。御飯食べたばかりですし、少し歩きましょう」

隣人「はい」ニコ

男(もう自分の気持ちは固まってる。俺は隣人さんが好きだ)テクテク

男(でもなんだろうな……隣人さんが優しいから、今のままでいいんじゃないかって思うのかな)

男(今のままでも隣人さんは優しく接してくれるし、こうして遊んでくれる)

男(だったら告白なんかしてこの関係を壊すことを考えたら……いっそ今のままのほうが)

息子「ヘタレ野郎、聞き捨てならねえな」

男(息子……)

男(そうだな、今になって臆病になってる俺は間違いなくヘタレ野郎だよ)

息子「そうだ、てめえは救いのないヘタレ野郎だ。もっと自分の性欲(きもち)に正直になりやがれ!」

男(俺の、性欲(きもち)……)

息子「いいか、この姉ちゃんに告白しないならてめえは、この姉ちゃんとセックス(あいしあう)はできねえんだよ!」

男(隣人さんとセックス(あいしあう)……)

息子「それでいいのか!? これからもずっと、ただ遊ぶだけの関係。あって遊んで酒飲んでも、姉ちゃんの胸にすら触ることは許されねえ!」

男(か、体だけが目的なわけじゃない)

息子「逃げ道を作ってんじゃねえヘタレ野郎! 性善説なんざ語る気はねえぜ、てめえの息子である俺がはっきりと宣言してやる。てめえは姉ちゃんとヤリたくてヤリたくて堪んねえんだよ! それを俺が一番知ってんだ!」

男(ぐっ……)

息子「気づいてねえのか、てめえ隣人さんを知ってからもうずっと、隣人さん以外でヌいてねえんだぜ……?」

男(な……なにぃ!?)

息子「けっ、健気なもんだぜ。一人の女でしか抜かねえなんて、心に決めたわけでもねえのによ」

男(俺、俺は……)

息子「さあ選べ! このまま一生姉ちゃんが他の男にじゅぽりんぐされてんの想像してオナニーすんのか! それとも、俺で姉ちゃんをヒーハーいわせたいのか!」

男(お……俺は……っ!)

男「隣人さん!」肩ガシッ

隣人「ひゃいっ」ドキドキ

男「僕と……」

隣人「……」

男「僕とっ!」



男「僕とセックスしてください!」


息子(ダメだこいつ)

隣人「……ご、ごめんなさいっ」ダッタッタッタッタッタ

息子(そりゃそうだ)

いよいよ告白デート編も佳境
みんなレスありがと!
ではまた

余談過ぎるけど
ローターで検索したら1ページ目か2ページ目にこのSSが出てきて吹いたwww
グーグルとヤフー先生www
最近ブログの訪問者数増えたと思ったらローターが原因だよ
"男 ローター"で検索してきたやつwww
改めてではまた

佳境なの!?
終わりの間違いじゃ!?

>>365
言われて自信なくなったからググッてみた
広辞苑より引用
①景色のすばらしくよい所。
②面白い所。非常によい場面。妙所。「話が 佳境 に入る」

というわけで②により佳境であってる、よかったwww

 

男「……フラれた」ガーン

息子「待て糞野郎。てめえが言った告白をもう一度繰り返しやがれ」

男「もう、思い出したくない……」グスッ

息子「待て待て待て、なんかちょっといい雰囲気で纏めるな。まっさらなてめえのキズ、キズってか黒歴史をもう一度思い出せ。てめえはなんつった?」

男「だから、俺は隣人さんに……セックスしてください? ん?」

息子「わかったかよ、てめえの間違いが」

男「俺隣人さん探さなくちゃ!」

息子「おう、行ってこい」

男「息子……いつもありがとうな。お前がいなけりゃ俺、こうはならなかったと思う」

息子「はっ。童貞卒業してくれりゃ文句ねえぜ」

男「……あぁ、とびっきりの卒業をくれてやるさ」

隣人「はっ……はっ……びっくり、した」

隣人「だって男さん、急にあんなこと言うんだもん」
~~~
男「僕とセックスしてください!」
~~~
隣人「凄くまっすぐな目で、言うんだもんなー」

隣人(男さんとセックスかー)

隣人(私にできるのかな、セックス。今まで何度か恋人ができたことはあるし、そういう雰囲気になったこともあるけど)

隣人(その時になると身が竦んでしまっていつまでもできなかった。きっと、今はもう覚えてないトラウマのせいだってお姉ちゃんは言ってたけど)

隣人(……そんな私が男さんのためにしてあげあれるのかな)

隣人「……」

隣人「私は男さんとセックスしたいのかな……?」


娘「がんばっ」キュゥン


隣人「ん……ふふ、そっか、そうだよね」

隣人「人を好きになるって、そういうことだよね」

男「はっはっ、どこいったんだっ」

男「隣人さん……隣人さーん!」


隣人「男さん……?」キョロキョロ


男「いた!」

息子「ばっちり決めろよ」

男「任せとけって!」

息子(もう俺が言うことはないか)

息子(へっ、ちったーましな面になったじゃねえかよ、このヘタレ野郎)

男「隣人さん!」ゼハァ ゼハァ ゼハァ

隣人「男さん……」

男「僕……隣人さんのことが、好きです!」

隣人「っ」

隣人「だから……セックス、ですか?」

男「ああいやえとその、それは一端忘れてください」

隣人「セックスをしたくないってことです?」

男「んなことないです! 股間が熱膨張するほどしたいですよ! でも、とりあえず忘れてください。セックスとかは、ちゃんと交際してからしたいです」

隣人「交際……」

男「そう、だから! 僕と付き合ってください!」

隣人「……」

男「……」ドクンドウン

隣人「……はいっ」

男「……っ!! やったあああ!」

■観覧車

男「……」ドキドキ

隣人「男さん」

男「はいぃっ!」

隣人「ふふ、どうしたんですか? そんなに硬くなってしまって」

男「いや、その……女の人と付き合うの初めてで、緊張してしまって」

隣人「普段通りにしてください。私は、普段通りの男さんが好きですよ」

男「す、好きですか……はは、照れます」

隣人「かわいいですね。隣、失礼しますね」スッ

男「は、はい」端に寄る

隣人「……」スッ くっつく

男「っ」

隣人「男さん」

男「隣人さん……」

隣人「私は、男さんなら大丈夫ですから」

男「?」

隣人「その、えっちなことも大丈夫ですから」

男(ぐふっ……その台詞だけで息子が元気に)

隣人「だから、思うままにしてくださいね」

男「思う、まま」ゴクッ

隣人「これ以上は言いませんよ」クスッ

男「り……り……隣人すわぁんっ!」ガバッ

店員「はい、降りてくださいねー」ガチャ

男「おっふ」

隣人「今日は楽しかったです。ありがとうございます」

男「僕の方こそ楽しかったです。それに……嬉しかったです」

隣人「これからよろしくお願いしますね」

男「こちらこそ」

■□■□■

息子「なに無事に帰宅してんだよ、ったく」

男「いいだろ。ちゃんと告白はできたんだから」

息子「ちっとはマシになったと思ったのに、ヘタレが」

男「それに隣人さんは色々大変だったみたいだから、デリケートにしないと」

息子「……お前は勘違いしてんな」

男「ちんこになにがわかるんだよ」

息子「お前より雌の匂いに敏感だ馬鹿」

それから一ヶ月が経った。

この一連の話が終わったらこのスレも終わりになると思うと感慨深い……
んじゃまた

ピーンポーン

男「はいー」ガチャ

隣人「こんばんわー」

男「あれ、隣人さん。どうしました?」

隣人「なんだかこうして訪ねてくるのも久しぶりだなーと思いまして」

男「はい」

隣人「……」

男(えっ、どういうこと?)

隣人「だから、その……お邪魔していいですか?」

男「は、はい。どうぞ」

男(……どうしたんだろう?)

男「どうぞ、紅茶です」

隣人「すいません」

男「……」

男(沈黙が気まずい。隣人さんと付き合えてからろくに会話してない気がする……ってか会ったのも久しぶりなような)

男(だ、だって! 好きなようにしていいっつったって、がっつくのもどうかなーってなるだろ?)

男「……」

隣人「男さん」

男「は、はい」

隣人「……うぅ」モジモジ

男(なんか知らんがもじもじしてる隣人さんかわいいな)

隣人「……私達、付き合ってるんですよ、ね?」

男「もちろん!」ハナイキハフーッ
男(はっ、いけない。がっついちゃダメだ)

隣人「男さんは私と付き合ってて楽しいですか?」

男「そ、そりゃもう」
男(なんだこの流れ。なんか冷や汗でてきたぞ)

隣人「でも……あの遊園地以来デートに誘ってくれたのは一度だけ。その時も、男さんはずっと喋らなくて」

男(あの最悪の日か……緊張の余り終始腹を壊しっぱなしで肛門の力みに必死だった初デート。初デートにうんこなんて最悪の印象を与えなくて、結局デートが終わるまで我慢したっけ)

隣人「私は男さんが好きです」

男「いやぁ」ニヘニヘ

隣人「私と付き合う前の男さんが……好きです」

男「え……」タラリ

隣人「だから……付き合ってもこの先ずっとこのままなら」

男(ダメだダメだダメだダメだその先は――っ)

隣人「私達、別れましょう?」

男「あ……」

男「あ、う」

隣人「……ごめんなさい」

男「い、いあ、べ、別に、いい、ですよ」

隣人「っ」

男「隣人、さんが……嫌なら、その、仕方ない、ですし」ダラダラダラダラ

隣人「……そうですか」

男「は、い」

隣人「わかりました」スッ スタスタスタスタ

男「あ」

       バタン

男(あ……え? え? え?)

男「わか……別れた、のか?」

男「あ、ふう……そっか。別れた、のか」

男「そうだよな、大体できすぎなんだよな」

男「そこらの童貞があんな可愛い人と付き合うなんて、夢だよな」

男「夢……夢」ポロポロ ポロポロ

男「なあ」

男「どうすりゃいいのかな」

息子はピクリとも反応しない。

男「息子にも呆れられたか……そりゃそうだよな」

男「馬鹿だ、なあ……」

隣人さんが訪ねてくれた日々。

俺からローター借りて、バイブ借りて、エネマグラ借りて、スタンガン借りて。

数々の思い出が走馬灯のように再生されていく。

隣人さんと過ごせた日。

隣人さんが笑ってくれた日。

隣人さんと映画を見た日。

隣人さんに――好きだって言った日。

男「俺は……まだなんにも言ってないだろ!」ダッ

息子(ふっ。もうお前だけで大丈夫だって、解ってるからな)

ピーンポーン

男「隣人さん、俺です。男です」

シーン

男「聞こえて、ますよね。その、俺」

男「……恐かったんです。隣人さんを傷つけたらどうしようって、恐かったんです」

男「話をしても、隣人さんにつまらない想いをさせたらどうしようって。デートに誘って、迷惑だったらどうしようって。本当に、本当に好きだから!」

男「隣人さんの前でだけは格好いい男でいたいって! 本当の俺、すっごく最低で、だから、嫌われたらどうしようって」

男「俺、俺は! 毎日毎日飽きもせずに隣人さんのことばっかり考えてオナニーして! 隣人さんのおっぱい柔らかいだろうなとか! 隣人さんの口にチンコ突っ込みたいなとか!」

男「隣人さんのアナルにバイブ突っ込んで俺のをブッ刺して二輪刺しとか! 隣人さんを縛ってローターや電マで虐めたいなとか! いっつもそんなことばっかり考えてる、最低野郎なんです!」

男「でも、それもこれも、全部隣人さんが好きだから! 他の誰でもない、隣人さんだけにしたいことだから! だから!」

男「ずっと一緒にいてください! もう俺は格好もつけないけど、こんな俺でよかったら、俺と一緒にいてください! 隣人さん!」

    ガチャ

キィィィィ...

男「隣人、さん……」

隣人「ほんと、馬鹿ですね、男さん」グスッ

男「……すいません、俺、馬鹿です」

隣人「格好なんてつけなくても、男さんは充分、かっこいいですよ」

男「っ」

隣人「私は、他の男性なら取り繕うようなことでも取り繕わなかった、そのままの男さんが好きなんです。だから、そんな男さんのままでいいですから」

隣人「私と一緒にいてください」ギュッ

男「……はいっ!」

ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ...ウゥゥゥゥゥウウウウウウウゥゥゥゥゥ.....

男「え」

警察「近隣住民から通報があったのですが、不審な男を見かけませんでしたか? 大声で縛りたいだのなんだの卑猥な言葉を叫んでいたらしいのですが」

男「すいません、それ僕です」

警察「え、君が? じゃあちょっと署まで来てもらおうかな」

隣人「あの、彼は私の恋人です。私に告白してくれてたんです」

警察「告白!? 通報の内容によればストーカーとしか思えない酷く卑猥な言葉を強要してるようなんですが」

男「ごめんなさい」カァァァァ

隣人「すいません、彼ちょっと変態なんです」

警察「あぁ、はぁ……痴話喧嘩ですか? 近隣の目もありますのでほどほどにしてくださいね」

男「すいませんでした」

隣人「ご迷惑をおかけしました」

警察(……最近の若者はどうなってるんだ。よくわからん)

隣人「通報されちゃいましたね」

男「すいません」

隣人「あんなことを叫んでたら、通報もされちゃいますよね」

男「ですよね……はは」

隣人「男さん」

男「?」

隣人「取り繕わないで、好きなようにって、私、言いましたよね」

男「はい」

隣人「……部屋、上がりますか?」

男「っ! はい!」

男(隣人さんの部屋に上がるのはこれで何度目だっけ。三度目? 四度目?)

男(でも、今までとは全く違う。緊張感もなにもない、緩やかな空気)

隣人「お、お風呂、入りますか?」カァ

男(隣人さん照れてるのか。そっか、緊張してるのは俺だけじゃないんだよな)

男「隣人さん」

隣人「あの、でも、汗もかいてますし、このままじゃ汚いです」

男「汚いところなんてどこにもないですよ。あっても、全部俺は大好きです!」グッ

隣人「あ……」

    チュッ

隣人「ん……ふぐ」チュッ ニュル レロ レロレロ

男(夢にまでみた……セックス! それも最初がこんなにも大切な人とだなんて、俺は幸せもんだ)

隣人「ぁ……ぁむ」ニュルニュル レロチュル チュッチュッジュル

隣人「……ぷはぁっ」ドキドキ

男「脱がします」

隣人「言わないでください、恥ずかしいです」

男「恥ずかしがる隣人さんも可愛いです」

隣人「ば、ばか……」カァァァ

スッ スル 

男(隣人さんのおっぱい……初めて見たのは隣人さんのお風呂場。二度目は覗き穴からだっけ)

ホック   プチッ   ハラッ

男「隣人さん……隣人さんっ」ガバッ

すっごいいいところで悪いがここで区切る
いよいよラストだ
軽く地の文入るかもしれないけどなんとなく読み流してください
一足飛びみたいな展開になったからそこはほんと申し訳ない
ではまた

一ヶ月以上は放置しないと決めていたのにこれだよ。
申し訳ない、息子立てたままもう暫くお待ち下さい。

追記

予定と違ってガチ官能っぽくなってる。
覚悟していてください。

 

隣人「お、男さん……」ウルッ

男「あ、すいません、恐い、ですか?」

隣人「少しだけ恐いですけど……でも、そうじゃないんです」

隣人「私、その……初めてだけど……」

男「は、はい! 僕も初めてですが、精一杯優しくします!」

隣人「違うんです!」

男「?」

隣人「い、いっぱい、激しくしてください……//」カァァ

男「……」プチン ←理性の糸

男「隣人さぁぁぁん!」
   ビリビリビリ!

 荒々しく破られた服から溢れんばかりに飛び出した白い丘は早くも突起を尖らせて俺を待ち構えていた。
 隣人さんの想いがここに込められているのかと思うと堪らなく愛しくなってしまい赴くままにグミキャンディーを口に含む。

隣人「んっ……」ピクンッ

 淫乱、小悪魔、天然、サディスト。
 様々な称号で呼ばれてきた可憐な隣人さんは頬を赤らめ純粋な少女のように小さく喉を鳴らした。
 赤ん坊がミルクを求めるように淫らなルビーを吸い上げ、舌でころころと飴玉を転がす。空いた手でもう片方の乳首を摘み捻り弾き揉んで堪能すると、功を成したのか隣人さんが身を捩る。
 
隣人「ひぃっ……ん」


 どれだけ味わっても味わい尽くせないキャンディーをいつまでも舐め続けていたいが、しかし俺の息子はブラックホールの引力に負けそうだった。

男「隣人さんっ」ジィィィィッ ズズッ

 雄々しくジーンズと下着を脱ぎ捨てて下半身裸となり青筋立った凶器を現わにして隣人さんの足をすくう。

隣人「ま……だっ」

 すると上半身を起こした隣人さんが導かれたようにマイサンを口で囲んだ。

隣人「焦らないで……男さん」ジュパッ

男「おおおおおおおおおおっ!」

 あまりの感動に雄叫びをあげ、同時にはちきれんばかりの興奮を得た。血が溜まり限界かと思われたセガレは青天井に大きくなっていくようで、隣人さんの口を尚も広げる。
 しかし隣人さんは口一杯に怒張するエクスカリバーに負けじと唇を丸め、大きく前後に頭を振った。
 艶やかな涎が雅な音を奏でて、なによりも必死に動いてくれる隣人さんに心のチンコまで舐められていく。
 激しく、凄まじく頬張るその様は純情な淫乱そのものだった。


隣人「んっぐっふぐぅっ」ジュポジュポジュポンッ

 生命の根を口から抜いた隣人さんは濁流の川の如く鞘を舌の全面で舐め尽くす。先端のキノコを手の平で包みぐちゅぐちゅと弄びながら尿道から下っていき、男の命玉をしっぽりと吸った。

隣人「わたひも……早くこれが欲ひいでふけど……もうすこひ……楽ひみまひょう……?」チュルッ チュルチュルッ

 激しくしてくださいと言っておきながら途端にこれだ。夢見る淫乱は理性の制御ができないらしい。
 しかしそれはこちらも同じ。童貞猿に理性は有ってないようなものである。

 隣人さんの頭を鷲掴みにした俺は腰を引き、第二の陰茎目掛けて尻を押し出した。口へ滑り込んでいくきかん坊は遠慮なく進んでいき、口蓋垂を押して奥を突く。

隣人「うぐぅっ!」


男「こう、してほしいんでしょう……っ」スッ ズズッ!

隣人「んっ――ぐぉっ……!」

 遠慮無用のイマラチオに隣人さんは目をまん丸にしているが、口は求めるように開かれていて苦しいだろうに舌を動かしさえしている。口元から溢れた泡状の涎が顎先へと垂れていき、興奮の材料がまた一つ増えた。
 強気の行動に出ているせいか不思議と口数が増えていき。

男「こうなことを求めるなんて隣人さんは本当に淫乱だなぁ」

隣人「ごぉっぅ」

男「最初っから淫乱だとは思っていたけど、これはもう末期ですね」

隣人「ぶぐぅっ」

男「チンコ咥えたまま死ねたら本望じゃないんですか? 色狂いみたいに」

隣人「ぉぁっご」

男「一度イきますよ……一番奥でっ」ズボォズボォズボォ

 一度ずつの運動を連ねたピストンにすると隣人さんの声が綺麗からかけ離れたものとなった。それさえも愛おしく感じられるのは、俺にSっ気があるからなのだろうか。なんにせよ、膨張したダイナマイトは隣人さんの口内の最奥で爆発した。


隣人「ぉ……ぉ……」

 喉の奥で射精をしているため声が出ないのだろう。どくどくと脈打つ道筋とオナニーでは得られない快感が脳内で混ざって火花を散らした。永遠に出るのではと疑うほどに蜂蜜は垂れ流されて、隣人さんの隅々まで行き渡っていく感覚に恍惚した。
 隣人さんは目をうっとりとぼかし、アヒル座りで両手を下につき、脈打つ度に全身を震わせている。まさかイったのだろうか……性器を弄られることなく。だとすれば真性のMな気がするが、童貞だから測れない。ってか特殊すぎて解らない。

 たっぷりと注ぎ込んだので抜こうとしたら、隣人さんが追ってきて、根っこの所から吸い尽くすようにミルクを飲み干した。
 製造された神の子は空っぽだというのにちゅうちゅうと、出入り口を口をすぼめて吸う隣人さんの頭を掴んで引き離す。

男「も、もう出ませんよ」

 すると隣人さんは、淫乱は、天然の小悪魔は、とても切なそうに俺を見上げた。子犬が餌を求めるような瞳で、彼女は言った。

隣人「もっと……ください」

 濡れ光った木の精に活力が漲り、再び超合金のように硬くなった。
 しかし同時に、隣人さんの飽くなき性欲、淫乱加減に背筋が凍った――隣人さんには内緒にしておこう。

とこんな感じで。
ちょっと笑えるようにアホみたいに比喩使いまくってみてる。
比喩の七割は官能小説用語表現時点(ちくま文庫出版)から引用。

もちろん、セックスシーンもその内に投下します。
ではまた。

 

男「隣人さん……」

隣人「男さん……」

 数秒の間視線が合った。
 ベッドのシーツに横たわる一糸まとわぬ姿となった隣人さん。全裸を目に焼き付けるのは、考えてみれば初めてのことだった。前に覗いた時はバスタオルで所々が隠されていた……それはそれで興奮したものだが。
 白い肌に柔らかい肉。男を骨抜きにする魔性の体に生唾が自然と溢れ、欲望のままに足を掬い上げた。
 部屋の電気が桜の花を綺麗に照らし、蜜壷からは液が垂れている。花弁は赤く充血していてぱっくりと入口を開放していた。
 そっと人差し指で愛液を掬うと指先が光る。そいつでやや上部に備えつけられた小豆を撫でると隣人さんは魚のように跳ねた。

隣人「くぅっ」

 女性にとって最も敏感なラブボタンの周囲をなぞると、ぴくぴくと隣人さんが震えるので、愛情が静かに沸き立ってくる。そして押すと――びくんっ、と跳ねる。


 そのまますっと下に線を引いて神の領域に指をあてがう。準備はとっくに万端で、淫靡に輝く様とは裏腹に奇妙な柔らかさを備えていて、一層喜びが下部に流れていく。
 芋虫が移動するように、掌を下に向けてなめらかに侵入した。
 男が小さな頃から夢見る神秘に触れた達成感は筆舌しがたいものがあり、無意識に荒くなった自分の吐息が全てを現している気がした。

隣人「あ、んぅ……く」

 その喘ぎ声はちょっぴり切ない。欲求が裏に見え隠れした愛おしい音だ。
 指を静かに――第一関節、第二関節、そして――最後まで入れ込んで手のひらを返し指を曲げた。

隣人「あんっ」


 解りやすい悶えに気を良くした俺は膣内の上部を押しあげたまま中身を引きずりだすように何度も動かして、激しく動かして、指も一本から二本にして、荒く掻き乱して手首をピストンさせる。
 
隣人「あっはっんぁっんんっくぅーんっぁぁっ!」

 隣人さんのボルテージが俺の心のストッパーを破壊する。
 そして俺は、色気も雰囲気も度外視して、ただ快楽のためだけに、隣人さんと愛し合うためだけに、進撃の巨砲を宇宙の海に突き刺した。
 
隣人「ぁっ!? ――く……ぁ……っ」


 我ながら獣地味ていた。
 一度経験してしまえば二度と離すことのできない不思議な快感に腰の動きが止まらない。
 引こうが押そうが痺れる気持ちよさに脳内物質が垂れ流される。
 心地よい圧迫が肉棒のカリを逃しまいと食いついて、腰を前に出せば秘境の奥へと道が開く。その繰り返しが幸福を産んで猿のように振り続けた。

隣人「はっはっ……い、いぃっです……もっと、んっ……激しっんくぅぅっあぁぁん……ひ、ぃっんぁ……きも、ちぃ……ぃっ、ぁっ――ンっ……ふんんんぁぁあああっ」

 

 俺はもう限界だった。いや、入れた瞬間から限界だった。しかしできるだけ快楽の波に漂い続けたいという欲が必死で……それも遂に。

男「隣人、さんっ……俺、もうっ」

隣人「は、いっ……きて、いっぱぃっ、だして……ここにっ」

 巣で子種が製造されていく。愛する人を孕ませようと本能が雄叫びをあげている。そして俺は、甘い征服欲を満たすが為にゼロ距離射精を行うのだ。
 無意識に腰の動きが早まった。ただ荒々しいピストン運動によって破邪の剣が果汁を飛ばし内部で暴れる。隣人さんの声がこれでもかと言わんばかりに荒ぶって、俺の精神が獰猛なソレに変質していった。

男「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉおおおっ!」

隣人「あぁぁぁぁぁあああああっん!」

男「イっきまァァァァァッす!」

 カタパルトから射出された白い悪魔が子宝の園に突撃した。自由意思を持ったインコムは目の届かない所でワンピースを求めて探検するのだろうと考えると喜びのあまり鳥肌も立つ。
 膣内で放たれる度に脈は震え、合わせて隣人さんの肉穴が奇妙にうねる。精子を一つ残らず飲み干すように波打つ壁に言い様のないエロスを見出した。

男「隣人さん」

 快楽のためではなく愛情から。
 繋がったまま近づいてそっと唇にキスをする。そのままぎゅうっと抱きしめて、すると隣人さんは抱きしめ返してくれて。

男「大好きです」

隣人「……私も、大好きです」

 俺と隣人さんはセックスをした。


隣人「ふふっ」

男「どうしました?」

隣人「男さんのおちんちん、私の中でちっちゃくなってます」

男「そりゃもう出し切りましたもん」

隣人「なんか、かわいいです」

男「そうなんですか? わからないなぁ」

隣人「男さん。これからもいっぱいしましょうね」

男「もちろん」

隣人「いっぱい、い~っぱいですよ?」

男「も、もちろん」

隣人「……枯れないでくださいね?」

男「ど、努力します!」

 
■それから……
ピーンポーム

男「お? 隣人さんかな?」
ガチャ
隣人「こんばんわ、男さん」

男「こんばんわ。今日はどうしました?」

隣人「えっと、もしありましたら荒縄と蝋燭を貸していただけませんか?」

男「相変わらずですね……また縄で縛って抜けられない、なんてことにならないでくださいね。危ないですから」

隣人「もう大丈夫ですっ」プクー

隣人「それで、ありますか?」

男「もちろん」シュバババッ 「どうぞ」

隣人「流石男さんです」

男「では気をつけて」

隣人「あ、あと……その……もう一つ貸して欲しいものがありまして」

男「今日は多いですね。なんです?」

隣人「その……男さんのおちんちん……を」

男「マイサン出張サービス!?」

息子「ヘイ! 遂に俺がマスコットキャラクター化する時が来たようだな!」

男「来てねえよ!」

隣人「いや、あの、もちろん……男さんも一緒に……」

男「え?」

隣人「えっちなこと、してくださいって言ってるんです」ボソッ

息子「URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」
男「……よろこんで!」

隣人「……鈍感なんだから」ボソッ

男「なにか言いました?」

隣人「いいえなにも。さっ、早く早く」グイグイ

男「はい!」


~fin~

と、いうわけで完結です。
完結に一年もかかってしまいましたね、申し訳ない。
最初はただのエロギャグだったのに恋ありナニあり官能ありと無駄要素満載にお付き合いくださりくぅ~お疲れ様ですっ。

途中でのネタ提供ありがとうございました。
また、隣人さんの番外編的なものは気力が沸いたらブログの方でやると思います。
断定できませんが"姉妹丼"、"海辺でセクロス"、"ウエディングセックス"の三本はやりたいなぁ……気力さえあれば。
ただ、もう一年も経ちましたしこれ以上残すのも次にいつ書くか解らないので完結申請は出します。

無事完結もしたのでもっかいブログURLです、こちら。
http://ssnanasi.doorblog.jp/

ではでは。
長い間本当にありがとうございました。
暇つぶしになったのなら幸いです。

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