主人公「だいたいあいつら、エンディング前だから遠慮してるじゃん?」
魔導士「そうっすね! それにアイテム使い放題ですし!」
戦士「ああ、俺たちも無駄にレベル上げしたし、余裕だな」
主人公「無駄とかいうなよぉ~」
一同「ハハハハハハ!」
<ラスボスの間>
ラスボス「レベル5デス」
主人公一味「ひぎぃぃぃ!!」
<???>
ラスボス「最近、君らなめすぎだと思う」
主人公一味「ラスボスが喋った!?」
戦士「というか俺たち、生きてる?」
ラスボス「君たち思うにさ、まとめサイトとかで私たちの弱い面しかみてないからなめてかかってくんでしょ? それ、勘違いだから。レベル1下げてあげるから、もっかい出直しておいで?」
主人公「ちょ、ちょっと待てよ! 意味わかんな……」シュイィィン
ラスボス「はぁ……」
主人公「な、なんだったんだ」
魔導士「あっ! レベルが1下がってるっす!」
戦士「なに!? ならレベル5デスで死ぬことはないな!!」
勇者「よ、よし、気を取り直していくぞ!」
<ラスボスの間>
ラスボス「オーバーデス」
主人公一味「あぎぃいぃぃ!」
<そーゆーところ>
ラスボス「あのさ、マジでなんなの? なんの対策もなしに挑むとか。別の技でくるにきまってんじゃん。死ねよゆとりが」
魔導士「あれはそっちが対策与える技じゃないっすか!」
ラスボス「いや、本家じゃないんで即死体勢あれば大丈夫だよ。またね」
主人公「またか……!」シュイィィン
主人公「クソッ! アイテムなんか使うひまねーじゃねーか!」
戦士「だ、だが、即死対策があれば……」
魔導士「この即死ガードがあれば、ラスボスなんて余裕っす!」
主人公「そ、そうだな、行くか!!」
ラスボス「アイテムなんぞ使ってんじゃねぇ!!」
一味「ほぎゃぁぁぁぁ!!」
主人公「はっ! あの変な空間もなしかよ……」
魔導士「めんどくさくなったんじゃないっすか?」
戦士「アイテム使用もダメかよ……」
主人公「くそっ、アイテムを使わず、正攻法で行くぞ!」
ラスボス「開幕沼地」
一味「それゲーム開始時ぃぃぃ!!」
主人公「いや、今のはノーカンだろ、なぁ」
戦士「あ、ああ」
魔導士「じゃ、じゃあこのまま行くっす」
主人公「おう!」
ラスボス「1-1の最初のザコ」
主人公「RPGですらねぇぇぇ!!」
主人公「はぁ…はぁ……。なんやねんあいつ、絶対ふざけてるやろ」
魔導士「く、口調が……」
戦士「ええい、もう一回だ!」
ラスボス「宝箱から」
一味「タイダルウェーブ+アトミックレイ……」
主人公「ち、ちくしょう! どうすりゃいいんだ!」
魔導士「とにかく、やり続けるしか……」
戦士「だな……」
主人公「くそぅ……」
ラスボス「42面」
一味「ブラックホール」
主人公「……」
魔導士「……」
戦士「……」
ラスボス「音ゲー」
いちみ「新宿……」
主人公「どうすりゃ勝てるんだよ」
戦士「……」
魔導士「どうしたんすか、戦士さん?」
戦士「思うに、俺らの熱意が足りないから負けるんじゃないか?」
主人公「なに?」
戦士「あいつ、なかなか話のわかりそうなやつだったろ? 俺らが真摯に向き合えば、いい勝負にしてくれるって」
勇者「な、なるほど。……すまなかったラスボス! 今度は真摯に行くぜ!」
ラスボス「8回攻撃」
いちみー「ほぐわぁぁあぁっつ!」
<久々のところ>
ラスボス「んじゃ、ネタも尽きたっつーか、飽きたし、帰るわ」
主人公「ま、待てよ!」
ラスボス「待たない。あ、あと、セーブポイントで詰みにしておいたのでよろしく」
主人公「なんだとぉぉぉ!!」
くたばれ
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