姉「弟ーとんかつ作ってー!」弟「.....は?」(57)

姉「だから、とんかつ作って!」

弟「なんでだよ、面倒くさい」

姉「だって食べたいんだもん」

弟「じゃあ、近所の人におととい貰ったヒレカツあるからそれ食べろよ」

姉「ヒレカツじゃなくて、とんかつ!定食屋で見るようなアレ!!」

弟「文句言うなって......。材料もないし、作り方もよく知らねえんだよ」

姉「......しょーがないなぁ...」

翌日 朝

姉「.....zzz」

弟「姉ちゃん起きろー」

姉「......zzz」
 
弟「..........」ガッ

姉「....っ!!いっ....たぁ...!?」

姉「..ちょっとぉ...あんたなにすんのよ..」

弟「とっとと起きねぇのが悪いんだよ!!遅刻するぞ!」

姉「....蹴ることないでしょ..!?..あと五分..」

弟「もう一発行きます?」

姉「わかったよッ!!起きればいいんでしょッ!?」

弟「素直でよろしい」

姉「.....えー..また目玉焼きー?」

弟「..何か文句ある?」

姉「....いや..なんか違うもの食べたいなぁ....って」

弟「....しょうがないだろ...」

姉「.................」

弟「....悪いな...」

姉「....いや..別に」

姉「....今日で..丁度3ヵ月だね...」

弟「....ああ」

姉「....お母さん...お父さん....」

弟「....」

弟「...学校..遅刻するぞ?」

姉「..あっ!!やばい!」

姉「じゃぁね!!行ってきます」

弟「....いってらっしゃい」

学校


姉友「あっ姉!おはよー!!」

姉「あっ!おはよー」

姉友「....どしたの?元気ないよ」

姉「えっ?...そんなことないけど..」

姉友「......っ..そっか..今日で丁度三か月なんだよね...」

姉「....うん..」

委員長「あっ!おはようございます!姉さん、姉友さん」

姉友「あっ委員長!おはよー!」

姉「...おはよう」

委員長「....どうしたんですか?姉さんなんか今日暗いですね」

姉友「野暮なこと聞いてんじゃないわよ」パシッ

委員長「いたっ!?ちょっとなんなんですか!?」

姉「...今日は、私のお父さんとお母さんが死んで3ヵ月なの」

委員長「...っ」

姉「...事故で...ね」

委員長「...すみません...」

姉「..委員長が知らないのも無理ないよ。だって委員長2か月前に転校してきたばかりなんでしょ?」

委員長「......」

姉「...さっ!この話はおしまい!今日のテスト勉強しなくちゃ」

姉友「げっ!!やばいどーしよ!全然勉強してない...」

委員長「............」


放課後

キーンコーン

姉「...ふう」

姉友「姉!今日もバイト?」

姉「まぁね...」

姉友「....なんか困ったことが有ったらすぐに言って。出来る限り手助けするから」

姉「...うん。ありがとう。じゃあね!また明日!!」

姉友「おう!!」



姉(やば...間に合うかな)ドン

姉「きゃっ!!?」

男「いてっ!」

姉「あっ..男!大丈夫?」

男「あっ..姉!ごめんごめん。そっちこそ大丈夫?」

姉「うん!ごめんね....じゃあね」

男「おう」



???「........」

???「.....あの女」

夜 家

姉「ただいまぁー!」

弟「おかえり。ごはん出来てるよ」

姉「今日は何ー?」

弟「焼き秋刀魚とサラダと味噌汁とごはん」

姉「...とんかつは?」

弟「また今度な」

姉「いった!いったね!?また今度って!!約束守れよ~?」

弟「...ごはん冷めるぞ」

少し話が重くなる.....かも

???

姉(........え?)

父「じゃあ、いってくる」

母「今日中には帰ってくるわ。ごはんは作ってあるから、あっためて食べなさい」

姉(こ...これは...!)

弟「事故には気をつけてよ」

父「ああ」

姉(ッ!!いっちゃダメっ!!)

姉「いってらっしゃい!」

姉(....!!何をいって...!?口が勝手に..ッ!)

姉「帰りお土産宜しくね!!」

姉(ダメ!!お父さんッ!お母さんッ!!いっちゃダメぇッ!!)

父「ははっ!お前は相変わらずだな。じゃあな」

母「じゃあね」

姉(なんでッ!?動かないのよッ!!)

今夜の分は終了です

14さんの設定でお願いします。

では、投下します
//////////////////////////////////
弟「そんな...ウソだろ...?」

姉(ここ....は....)

医者「残念ですが....ご両親は」

弟「うっ...うわああああぁぁあぁぁあぁ!!!」

姉「いやぁ..いやよ!!なんで!?」

姉(......うぅ...うっ..)

弟「...何でだよッ!!何で父さんと母さんが死ななきゃならないんだよ!!」

姉「...」

弟「...ちくしょおぉぉぉぉっ!!!」

姉(いやぁっ...なんでこんなものを見せるの!?)

姉(やめて...もう..)

姉「もうやめてええぇぇぇぇ!!!!!」ガバッ


姉「はぁ...はぁ...夢..?」

弟「姉ちゃん!?どうしたんだよ!」

姉「..あ...」

弟「...夢..みたのか?あの時の..」

姉「うっ..うっ...」

弟「....姉ちゃん」

姉「うわあああああぁぁぁん!!...」ギュ

姉「.....あのさ...」

弟「...何だよ」

姉「......ううん、なんでもない。ごめんね、起こしちゃって」

弟「.....ああ」

弟「じゃあな..」



姉「....うぅ..ごめんね...ごめんね...弟...」

翌日朝

姉「おはよ」

弟「おう」

弟「今日はちゃんと起きられたんだな!感心感心」

姉「.....うん」

弟「ごはん出来てるぞ。今日はちょっと変えてみて、ハムエッグにしてみた」

姉「マジで!?やったぁ!!」

姉「ちょっとまってて!着替えてくる」

弟「早くしろよ」

姉「..じゃあ行ってきます」

弟「おう」

弟「...姉ちゃん」

姉「え?」

弟「心配すんなよ。俺がついてるだろ?」

姉「......」

弟「元気出せよ?しっかりな」

姉「....ありがとう。じゃあね」

弟「いってらっしゃい」

姉「............いってきます!」

姉「....♪」

学校

姉友「おっ!おはよー!」

姉「あっ!姉友!」

委員長「おはようございます」

姉「委員長..昨日は」

委員長「いえ..お気になさらないでください」

姉友「じゃ、今日もがんばろー!」

姉「おー!!」

委員長(....姉さん...元気でたみたいですね...よかった)

放課後 廊下


ヤンキー女1「おいアンタ」

姉(ビクッ!)

ヤンキー女2「ちょっと用があるんだけど」

姉「なっ..なに...?」

ヤンキー女1「ちょっと便所こいよ」

姉「きゃぁっ!!」

ヤンキー女1は姉を突き飛ばした!

ヤンキー女1「おい、あんたさぁ..こないだ男と話してたよねぇ?」

姉「..えっ?」

ヤンキー女2「あんた男とそんな知り合いじゃないのに仲良さげに話しちゃってさぁ―」

ヤンキー女1「ムカつくんだよね、アンタ」パシィ

ヤンキー女は姉に平手打ちをした!

姉「うッ!!」

ヤンキー女1「誰があいつと話していいって言ったんだよッ!」ゴッ

ヤンキー女2「ちょっと可愛いいからって調子乗ってんじゃねぇよ!!」ガッ

姉「うぅっ..ぐ...やっ..やめてぇ..」

ヤンキー女1「ああ!!?」ガッ

姉「ぐぁっ...!やっ..めてぇ...!!」

ヤンキー女2「ねぇ1。こいつ脱がしちゃおうよ」

ヤンキー女1「いいねぇ!賛成ー!」

姉「やぁ..っ...!そん..ぁっ...」

ヤンキー女1「おらっ!じたばたすんな!!」

姉「いやっ....いやああぁあぁああッ!!!」


姉友「でさー、テストの結果が最悪で」

委員長「それは難儀ですね...あっ!!」

姉友「なに....ああっ!!?」

姉友「姉!!」

姉「..........」

委員長「姉さん!?大丈夫ですか!?しっかりしてくださいッ!!」

姉友「姉!!しっかりして!なにがあったの!?」

姉「......ぅ....ぁ..」

委員長「とりあえず、保健室に運びましょう!!」

姉友「うっ..うん!」

姉「............」

保健室

姉「..............ここは?」

姉友「目が覚めた?」

姉「...うん」

委員長「...大丈夫ですか?あそこで、何があったか話せますか?」

姉「.......うん」

姉友「....あいつら!」

委員長「最低ですね」

姉「...うっ...うっ」

姉友「辛かったでしょ?ごめんね、助けてあげられなくて」

委員長「...この件は、私から先生に報告しておきます。もちろん姉さんの名前は伏せるので安心してください」

姉「......ありがとう.....」


夜 家

姉「......ただいま」

弟「おう!おかえり....?」

弟「元気ないな。何かあった?」

姉「....なんでもない」

弟「嘘つくなよ。いつも元気な姉ちゃんがそんな落ち込んでるなんて絶対」

姉「なんでもないって言ってるでしょッ!!放っておいてよッ!!」ダダッ

弟「おっ..おい!」


姉「....うっ...」

姉「うっ...うっ...うわあああぁぁぁん.....」

姉「なんで....なんで私がこんな目にあわなきゃいけないの....」

姉「....もう嫌よ....」

弟「.....................」

姉「......」グゥゥ

姉「おなか...減った」ガチャ

姉「....弟?どこにいるの..?」

姉「....ッッ!!!!?」

姉「弟ッ!!?」

弟「..........」

弟は、ぐったりと倒れて動かない。

姉「しっかりしてッ!!どうしたの!?」

弟「........」

姉「きゅ..救急車を...!」

姉「もしもしッ!!弟がッ!弟が倒れているんです!!」

男性「落ち着いてください!まずは住所を........」


ピーポーピーポー........

弟は担架で運び出された...

姉「弟ッ!!しっかりして!」

医師「病院へ救急搬送します!お姉さんもお願いします!」

姉「はっ...はい!!」

数時間後 

姉「あっ...ああぁ..」

医師「今、弟さんは非常に危険な状態です」

医師「申し上げにくいですが...最悪の事態の覚悟も」

姉「いや...いやよ...!弟まで...私の前からいなくなるの!?」

姉「なんで!!なんでなのよぉッ!!」

医師「落ち着いてください!!」

姉「.....うぅっ..うっ..」

医師「我々も最善を尽くします。信じてください」

姉「....宜しくっ....お願いします...!!」

弟「..........」

弟は、人工呼吸器をつけて静かに目をつぶっている....

姉「ちょっと...冗談キツイわよ....」

弟「...............」

姉「あんた...いつまで寝てる気?私より起きるのが遅いってやばいでしょ」

姉「ねえ...」

姉「ねえッ!!!早く起きなさいよぉ!!」

看護師「お姉さん!!やめてください!!」

姉「あんたがいなくなったら、私はどうやって生きていけばいいのッ!?ねえッ!!ねえってば!!」

弟「...............」

姉「お父さんもお母さんもいなくなって、今度はあんたまでいなくなるつもり!?冗談じゃないわよ!!」

姉「うっ....うっ」

弟「..........」

看護師「....お姉さん、植物状態の回復を待ちましょう、奇跡を信じましょう」

姉「....はい...」

姉友「.....今日も学校来てないわね....」

委員長「...あんなことがあったのですから...しょうがないでしょう」

姉友「....可哀そうすぎるよ、なんで姉ばかりが..」

委員長「..........」

姉友「委員長、見舞いに行ったときの姉の顔見た?」

委員長「......はい」

姉友「あんな顔見たことない...いつもは明るいアイツが...」

ヤンキー女1「おいテメェ!!」

委員長「あなたは...!!」

ヤンキー女2「おまえのせいでアタシ達停学になったじゃないのさ!!どうしてくれんだよ」

姉友「.....ッ!」

ヤンキー女1「おい、この写真、ばらまいてもいいのか!?」

委員長「....!」

ヤンキー女2「へへっ..こんな写真が出回ったらあの女」バシッ

委員長はヤンキー女のケータイを奪い取って、踏みつぶした!

委員長「ふざけるのもいい加減にしてくださいッ!!」

ヤンキー女1「ひっ..!?」

委員長「姉さんはッ!いまどんな状況に置かれてるかわかってるんですか!!」

姉友「.....委員長」

委員長「あんたらがいるから!!姉さんは今苦しんでいるんだ!そんなこともわからないのかこの糞ビッチが!!」

ヤンキー女2「なっ...」

委員長「とっとと消えてください!!不愉快です!」

ヤンキー女2「くっ...あとで覚えてろよ!!!」

姉友「......委員長、あんた」

委員長「はぁー...はぁ....ふふふ、あんなにマジ切れしたのは久しぶりですね」

姉友「ありがとう....委員長」

委員長「...........ええ」



姉「....朝か...」

姉「....学校....いかなきゃ....」


姉「...ごはん..作らないと..」

姉「.....うっ...うぁ...弟ぉ....!」

姉「いやだよ...いなくならないで....!」

姉「うっ...うわああああぁぁぁあぁ!!!」


学校 

姉「............」

姉友「あっ!姉!おはよ」

姉「.............」スタスタ

姉友「.....」

委員長「心非ずって感じですね...しょうがないことですが」

姉友「...........うん」


放課後

姉「....病院行かなきゃ...」

姉「ん....?あれは...」

そこには、不良の男に囲まれた姉友と委員長の姿があった。

姉「.....えっ!!?」

姉友「うぐっ!!...ぁ...」ドゴォ

ヤンキー男1「昨日はあいつ等が世話になったそーじゃねーか」

委員長「....うっ...ぐ...」

ヤンキー男2「頭のいいてめーならこれから何されるのかわかってるよなぁ!?はははっ!」

姉友「...ぐっ...姉のことなんて...何も知らないくせに.....うぐぁッ!!?」ドゴォ

ヤンキー男1「女に手をあげるのは好きじゃねェが....テメェ調子こいたことぬかしてるとぶっ殺すぞ?」

ヤンキー男1「おい、やっちまうぞ」

ヤンキー男2「へへっ...悪く思うなよ...ッ!!」

姉友「ぎぃぁッ...!..あぐッ.....!」ドスッ

ヤンキー男1「おらあぁッ!!!」

委員長「がぁっ...!ぐ...やめ」

ヤンキー男2「やめねぇ......よッ!!」

姉友「うぐあぁっ......はぁ...はぁ....」

姉「いや.....なんで..なんでこんな...」

姉「お父さんも....お母さんも...」

姉「弟もッ!!姉友もッ!!委員長もッ!!」

姉「なんでッ!!なんで私にかかわる人はみんな不幸になるのよぉッ!!」

姉「こんな....こんな..私なんかッ!!」タタタッ

屋上

姉「こんな私なんか......」

姉「死んだ方が....いいんだ...ッ!!」


姉友「うっ...ぐ...?あっ!あれは!!!?」

委員長「姉さん!!!まさかッ!!?」

ヤンキー男2「はぁ?何言って」

姉友「ぐっ...どきなさい!!!」

ヤンキー男1「ぐぁッ!?てめぇこの...」

姉友「姉ぇーーーーーッ!!!」

姉「じゃあね....みんな」バッ


姉「..........?」

姉「.......ここは」

姉「地面の上....?」

姉友「はぁ........はぁ.....」

姉「...姉友....?」

姉友「姉のッ!ばかやろぉーーーーッ!!!」

姉「!!!」

姉友「なにやってんのよアンタッ!!こんなとこから飛び降りたらッ!....なに考えてんのよぉッ!!」

姉「だって....だって!...私の周りの人は...みんな...不幸になって...そんなんだったら...」

姉友「....ふざけんな!!」

姉「っ!!」


姉友「私はッ!ちっとも不幸なんかじゃない!!委員長もね!」

姉友「それに..アンタが死んだら...誰が弟君の帰りを待つっていうのよ....!?」

姉「!!!!....」

姉「うっ.....うわあああぁあぁぁぁぁッ!!!!!」

姉友「信じよう...?弟君は...きっと..帰ってくるよ...」

姉友「だって...こんなかわいい姉残して死ねないでしょ?」

姉「うっ....うわあああぁぁぁん.....ごめん....ごめんね....」

姉友「.........」

委員長「姉さん!!大丈夫ですか!?」

姉「....委員長...ごめんね....ごめんね...」

委員長「.....姉さん....」


病院

弟「...................」

姉「..................」

姉「.....ねえ.....?」

弟「.................」

姉「あんた...覚えてる...?私が...お父さんたちが死んで落ち込んでいた時..」

姉「あんた、『心配すんな、俺がついてるだろ』って言ってくれたこと...」

弟「..................」

姉「あのときね...恥ずかしくて言えなかったけど....とっても嬉しかったんだよ...?」

弟「...................」

姉「..........あんた、いつもはお節介なのにね....でも...優しかったよね....」

姉「こうやって考えてみると....アンタって...いいところいっぱいあったんだね...いや...」

姉「いいところしか...ッ....なかったよ...っ....ううぅ....]

弟「...............」

姉「....ねえ...っ.....帰ってきてよ......またいつもみたいに蹴って起こしてよ....」

姉「また.....ッ....おいしいごはん作ってよぉ.....!!」

弟「................」

弟「...............」ピクッ

姉「!!!!!!!」

弟「.............」

姉(......気のせいか....)


1週間後

弟「....................」

姉「............」

姉「.....ねえ.....?」

弟「....................」

姉「.....昨日思い出したんだけどさ...」

姉「あんた....とんかつ作ってくれるって約束したよね...」

弟「...............」

姉「..せめて....約束の一つくらい...守りなさいよ....ッ!!」

姉の涙が、弟の手に落ちた...


???

弟「.....うん?」

弟「ここは....どこだ....?」

其処は...真っ白な空間。

弟「確か.....俺は...飯を作ってて...それで....」

弟「....一体俺はどうしちまったんだ?」

?「........弟」

弟「ッ!!?....その声は!!」

弟「父さん!!!」

父「.........おおきくなったな....弟」

弟「一体....なんで?父さんは....」

父「お前は....よくやった。今まで本当に.....」

弟「....え?」

父「さあ....行こう...母さんも...お前を待ってる...」

弟「...............」

父「さあ....」

弟(俺は....本当に行っていいのか?)

弟(..........いや)

弟「父さん....悪いけど....俺はそっちには行けない....」

父「...............」

弟「....まだ...『護』らなきゃならないダメな家族がいるからね....」

父「........ふふ」

父「そういうと思ったよ。やっぱりお前は、いい根性を持ってるな」

弟「.......父さん」

父「そうだ。お前には護らなきゃならない人がいるはずだ。」

弟「.......」

父「お前たちを置いて行ってしまった私たちを許してほしい。だが」

父「お前なら....いや、お前たちなら、幸せな人生を築いていくことができるはずだ」

弟「父さん.....」

父「さあ!行け!お前がいるべきところはここじゃない」

弟「絶対、父さんの願いは叶えるよ。期待してろよ!」

父「....ああ、姉を、宜しく頼む....」

弟「.....そういえば、さっき父さんについていこうとしたら」

父「お前をぶん殴ってたな、ははっ!!」

弟「はははっ!!父さんらしいや」

父「.........行って来い」

弟「.............ああ」

姉「......え?」

姉の手には、姉の涙で濡れた弟の手が乗せられていた。

弟「......................」

姉「お.......とう...と?」

そして、ゆっくりと

弟の閉じられていた瞼は、開かれた。

姉「..........ぁ......あ...」

弟「............ただいま」

姉「......あ....あああぁ...」

弟「.....おかえりって...言ってくれよ...」

姉「あっ...わああああああぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

姉「弟ぉッ...!弟.....ッ!うっ....ひっぐ...!!」

弟「......ごめんな」

医師「何事ですか!?....ああっ!!」

看護師「ああっ!!弟君!!!」

医師「....こんな...ことが....信じられない...」

姉「ううっ....よかったぁ...ほんとに.....ッ!!」

看護師「きっと....姉さんの信じる気持ちが...奇跡を起こしたのよ...!!」

弟「..............」

姉「....おかえり....弟....ッ!」

弟「.....ああ!」


そして....

1か月後、弟は退院することができた。

姉友や、委員長も知らせを受けはしゃぎ回ったそうだ

そして...姉は...


姉「ありがとうございましたー!」

姉「ふぅ...今日のバイトも上出来だったわね!」

姉「さーて、家に帰ろう!!」


姉「ただいまー!!」

弟「おかえり。ごはん出来てるぞ」

姉「はぁーもうおなかペコペコ!今日のご飯は何?」

弟「きょうは....」

弟「姉ちゃんの大好きな、とんかつだよ」

                      Fin

やっと終わったー!

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!

やっと終わったー!

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!

56ミス

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年01月12日 (日) 19:32:06   ID: F3lX_CV8

重いなー

2 :  SS好きの774さん   2015年01月20日 (火) 03:50:30   ID: xNXA3Apm

泣いた

3 :  SS好きの774さん   2015年02月21日 (土) 10:29:03   ID: x-sXbxv_

よかった、ベタな展開ではあったけど、上手く構成されてて楽しめたよ、ありがとう。

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