球磨川『人類補完計画?』 (50)

球磨川『あれ?どこだろここ?』

球磨川『うーん、また安心院さんのイタズラかな』

ギュルルルルッ

球磨川『うわ、あの車危ないな』

キキイッバタンッ

ミサト「あなたが碇シンジくんね。着いてきて」グイッ

球磨川『え、違っ…待っ』

バタンッギュルルルッ

ミサト「えーと、確かこっちの道を…」

球磨川(迷ってる絶対迷ってる)

リツコ「何をやってるのミサト」

ミサト「あ、リツコー!」

リツコ「その子が?」

ミサト「そ、碇シンジくんよ」

球磨川『いや、僕は』

リツコ「時間がないわ。早くして」

エヴァ格納庫

ゲンドウ「シンジ、エヴァに乗れ」

球磨川『だから僕はシンジじゃなくて』

ミサト「お父さんの前だからって緊張しないでいいのよ」

球磨川『まさかの父親すら気づいてないとか』

リツコ「反抗期なのかしら」

球磨川『息子と他人の違いすら気づけないとか人として終わってるんじゃない?』

ゲンドウ「何を言う。その愛らしい顔立ちはユイそっくりだ」

球磨川『あ、ダメだこいつ』

ゲンドウ「乗らないのなら帰れ。レイを出撃させる」

ガラガラガラ

レイ「んっ、くっ…」プルプル

グラアッ

グイッ

球磨川『大丈夫かい?』ダキッ

レイ(助けて…くれたの?)

球磨川『こんな傷だらけの女の子に無理させるわけにはいかないだろ。僕が乗るぜ』ゾンッ!

道路

シンジ「迎え来るって言ってたけど来ないな…帰ろ」スタスタ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377003873

ネルフ

リツコ「LCL注入」

球磨川『ちょ、水入ってきたんだけど!僕泳げないから溺れ』バタバタ

リツコ「心配いらないわ。呼吸できるから」

球磨川『』

マヤ「パイロット、気絶しています」

ミサト「格好つけてたわりに情けないわね」

リツコ「…起こしなさい」

マヤ「はい、先輩!」

ブクブク

球磨川『ん…あれ?呼吸できる』

ミサト「シンジくん、まずは歩く事だけを考えなさい」

マヤ「…先輩、シンクロ率低いんですけど大丈夫ですか?」

リツコ「彼に懸けるしかないんだもの、仕方ないわ」

青葉「使徒接近しています」

日向「エヴァ射出します」

ギュイーン

球磨川『えーと、まずは歩く…っと』ノソノソ

ミサト「シンジくん、危ない!」

ガンッ!

球磨川『え?うわっ!ぎっ、ぎゃああっ!腕が!腕が!嫌だ死にたくない助けて助けて助けて助けて』ブルブル

ミサト「落ち着いてシンジくん!傷ついたのはエヴァの腕であってあなたの腕じゃないわ!」

球磨川『』

マヤ「パイロット、また気絶しました」

ミサト「あぁ、もう!仕方ないわね!回収!!」

エヴァ「」ギラッ

ガシャンガシャン

リツコ「パイロットが気絶しているのにどうして…まさか、暴走!?」

冬月「勝ったな」

ゲンドウ「ああ」

チュドーン

第壱話『球磨川、襲来』了

???

球磨川『う、うーん…』ムクッ

安心院「主人公に間違えられるだなんて良かったね、球磨川くん」

球磨川『やぁ、安心院さん。全然良くないよ…ってか僕は死んだの?』

安心院「いいや、君は死んでないよ。君は今病院のベッドの中さ」

球磨川『それは良かったけど、僕は何であんなところに?』

安心院「僕の暇潰しさ」

球磨川『…うん、予想してたけどさ。じゃあ、僕は行くね』

安心院「言っておくけど、そう簡単には元の世界に戻れないよ」

球磨川『せいぜいこの世界を楽しむ事にするよ』

病院

球磨川『……』ムクッ

球磨川『さてと、とりあえずミサトさんのところでも行こうかな』



ミサト「被害は甚大ね」

リツコ「使徒も損傷が激しくて調べようがないわ」

球磨川『ミサトさん、リツコさん』

ミサト「シンジくん!もう退院してきたの!?」

リツコ「精神汚染の可能性もあるからそんなすぐ退院できるはずないのだけれど」

球磨川『暇だったから勝手に出てきちゃった』

ミサト「ダメじゃない!もし何かあったら…」

球磨川『それより今更だけど僕は碇シンジじゃなく球磨川禊だぜ』

ミサト「え?」

リツコ「ミサト、まさかあなた、面倒だからって街で見かけた子供をてきとーに選んだわけじゃないわよね?」

ミサト「ち、違うわよ!指定された場所にいたのこの子だけだったからてっきり…」

球磨川『ちょっと離れたとこに男の子いたから多分その子だったんじゃないかな』

ミサト「で、でも司令だってこの子をシンジくんだって認めてたじゃない」

リツコ「司令も長年会っていなかったようだし、あの人はちょっと…あれだから」

ミサト「そういえば司令も年とったのか最近言動おかしい時あるのよねー」

リツコ「ミサト、言葉を慎みなさい」

ミサト「なによー、リツコだって本心じゃ思ってるくせにー」

球磨川『大嘘憑き(オールフィクション)』

ミサト「……え?」

リツコ「街が…直ってる?」

ミサト「そんな…ちょっと立ち話してる間に直るような状態じゃなかったのに」

リツコ「シンジくん…いえ、球磨川くん。あなた、何をしたの?」

球磨川『ちょっと歩きづらかったから昨日の戦闘による破損をなかった事にしただけさ』

リツコ「ありえないわ!あなた、何者!?」

球磨川『ただの男子高校生さ』

ネルフ

球磨川『おーい、聞こえてるー?』コンコン

ミサト「リツコ、彼を隔離してどうするつもりなの?」

リツコ「彼は危険よ。もしかしたら使徒なのかもしれないわ」

ミサト「だって、ただの子供よ?」

リツコ「ただの子供はあんな能力を持っていないわ」

ミサト「そりゃそうだけど…マギの判断は?」

リツコ「使徒ではないと出ているけれど…油断できないわ」

ミサト「使徒じゃないならいいじゃない」

リツコ「よくないわ。これは世界全体の問題となるの」

ミサト「あの子は命をかけて使徒と戦ってくれたわ」

リツコ「それが私達を油断させる作戦じゃないと言い切れる?」

冬月「何を騒いでいる?」

ミサト・リツコ「副司令!」

冬月「彼はゲンドウの息子の碇シンジくんだろう。何故閉じ込めているんだね」

リツコ「彼は碇シンジではありません」

ミサト「リツコ!」

リツコ「元はあなたのミスよ」

冬月「どういう事だね?」

ミサト「…すみません。私が間違えて関係のない子供を連れてきてしまいました」

リツコ「更に彼は不可思議な能力を使っていました」

冬月「ほぅ、どんな能力を?」

リツコ「壊れたビル群を…街を一瞬で修復しました」

冬月「修繕費用がかからなくて便利じゃないか」

リツコ「そういう問題ではありません」

冬月「ならば、何を問題にしているのかね?彼は何も悪い事などしていない」

冬月「むしろ、役に立っている」

ミサト「そうです!彼は我々にとって有益な存在です!」

冬月「できれば彼を解放してやって欲しい」

リツコ「…わかりましたわ。ですが監視は必要かと」

ミサト「それなら私がやるわ。元は私の責任だし彼と一緒に暮らす」

冬月「ふむ、それがいいかもしれんな」



球磨川『突然、閉じ込めるなんて酷いなぁ』

ミサト「ごめんなさい球磨川くん。あなたの能力に少し驚いてしまって」

球磨川『別にいいさ。理不尽や不条理には慣れてるからね』

ミサト「それで申し訳ないのだけど、あなたを監視する事になったわ」

球磨川『僕みたいな危ない奴は放っておけないって?』

ミサト「私はあなたを危ないなんて思ってないわ。けど、あなたを危険視する人もいるの」

ミサト「あなたをウチで預かる事になるからご両親の連絡先を教えてくれる?」

球磨川『僕の心配をする両親なんて存在しないから連絡の必要はないよ』

ミサト「そういうわけにいかないわ」

球磨川『僕は高校生だぜ?中学生じゃないんだから一人暮らしだってできる年さ』

ミサト「そう…ね。あなたにも事情があるんだろうし」

ミサト(もしかしたらこの子の両親もすでに…)

ミサト「ねぇ、ここの景色綺麗でしょう?あなたが守ったのよ」

球磨川『僕は景色よりミサトさんのほうが綺麗だと思うけど』

ミサト「な、何言ってるのよもう!大人をからかわないで!」

ミサトの家

ミサト「今日からここがあなたの家よ」

球磨川『おじゃまします』

ミサト「違うでしょ?」

球磨川『…ただいま』

ミサト「お帰りなさい」ニコッ

???

安心院「随分となじんだみたいだね」

球磨川『全然さ。僕なんかすぐにいじめられちゃうぜ』

球磨川『ところで、眠る度にここに来る仕様になってるの?』

安心院「僕も暇じゃないから毎回じゃないさ。それに疲れはちゃんと取れるから安心しなさい(安心院さんだけに)」

第弍話『見知った、教室』了

とりあえずここまで
続きは第参話が書きあがり次第投下する

電話

ミサト「あの子をまたエヴァに乗せる!?」

リツコ「それが上の判断よ」

ミサト「上は何考えてんのよ!彼は碇シンジくんじゃなく球磨川禊くん…つまり人違いだったのよ!」

リツコ「間違えて連れてきたあなたがそれを言えて?」

ミサト「ぐっ…でも、彼のシンクロ率は低かったんでしょ?」

リツコ「それでもエヴァは起動した。それが彼を乗せる理由よ」

ネルフ

リツコ「いい?球磨川くん。目標をセンターに入れてスイッチオンよ」

球磨川『目標をセンターに入れてスイッチ…目標をセンターに入れてスイッチ』カチッカチッ

マヤ「しかし、よく乗る気になってくれましたね球磨川くん」

リツコ「人の言う事におとなしく従う子には見えないのだけれど」

ミサト「巨大ロボに乗るのが夢だったなんて言ってたけどあの子多分優しい子なのよ」

マヤ「でも、私はなんだかあの子が気持ち悪いです」

リツコ「マヤは男嫌いだものね」

ミサト「マヤもあの子と話してみたら?球磨川くん、女の子には優しいわよん」

マヤ「男嫌いとか関係ないですよ。私、あの子が女の子だったとしても多分好きになれません」

ミサトの家

ミサト「うーん、無いなぁ…」ペラッペラッ

球磨川『ミサトさん、何探してるの?』

ミサト「君が通う高校よ」

球磨川『別にどこでもいいぜ?』

ミサト「ここ、危険区域だから高校自体がほぼ無いのよ。みーんな別のとこ逃げちゃって廃校ばっかり」

球磨川『それなら無理に通わなくても』

ミサト「ダメよ、学生なんだからしっかり勉強しないと」

電話

リツコ「それで彼を中学に?」

ミサト「だって仕方ないじゃない…あそこならレイもいるしちょうどいいでしょ?」

リツコ「呆れた…高校が無いなら大学に入れればいいじゃない」

ミサト「私もそれは考えたわよ。けど、大学も近いとこないしパイロットがあまり離れるわけにもね」

リツコ「一応聞いておくけれど、彼はどのくらいのレベルなの?」

ミサト「名門に通ってた事もあるって言ってたからバカではないと思うわ」

リツコ「なおさらもったいないじゃない…いいわ、私のほうでも探しておく」

ミサト「ありがと、リツコ」

中学

球磨川『週間少年ジャンプから転校してきました球磨川禊です!仲良くしてね』

シーン

先生「じゃ、球磨川くんはあそこの席に座って」

球磨川『はーい』スタスタストンッ

プルルルルプルルルル

モブ1「おい、誰だよ携帯鳴らしてんの」

モブ女「私じゃないからね!」

モブ2「いくら先生の話つまんないからってさすがに電源切っとけよ」

ピッ

球磨川『はい、もしもし』

モブ1「転校生かよ」

モブ2「初日から舐めてやがんな」

ピリリリリピリリリリ

モブ1「今度は誰だよ」

ピッ

球磨川『取るの遅くなってごめんねー!』

モブ達「またお前かよ!」

休み時間

ケンスケ「凄いね、転校生」

球磨川『え、何が?』

ケンスケ「電話だよ。ひっきりなしにかかってきてたじゃないか」

球磨川『安心院さんの好意で電話は繋がるようにしてくれてたみたいでね』

ケンスケ「安心院さん?」

球磨川『実は僕のファーストキスの相手なんだぜ』

ケンスケ「え、もうキス経験済!?」

ガラッ

トウジ「おい、転校生。ツラ貸せや」

校舎裏

バキッ

球磨川『ぐあっ…!』バタンッ

トウジ「この時期に転校してきたっちゅう事はお前があのロボットのパイロットやろ」

トウジ「これはお前の下手な操縦のせいでケガした妹のぶんや」

リリリリリリリリリリリリ

トウジ「こんな時まで電話鳴らしよって」ゲシッバキッ

ケンスケ「や、やり過ぎだよトウジ」

球磨川『……』ユラァッ

トウジ「なんや、なんか文句でもある言うんか?」

球磨川『その汚い足をどけろ』ズゾゾゾ

ケンスケ「ね、螺子?いったいどこから出したんだ?」

ケンスケ「トウジ、やばいよ!謝ったほうがいいって!」

トウジ「こんな手品に何ビビってるんや?」

ドスドスドス

ケンスケ「う、うわあああ!人殺し!!」

球磨川『殺しちゃいないさ』

球磨川『あのさ、この時期に転校してきたからって確認もせずに殴りかかるとかお前ら脳ミソついてないの?(笑)』

球磨川『人を殴るって行為を甘くみるなよ。それで死ぬ事もあるんだぜ?』

球磨川『それからこの携帯だけどさ…僕の前の学校の仲間達の番号が入ってるんだよね』

球磨川『僕のモットーはぬるい友情、無駄な努力、空しい勝利』

球磨川『そんな僕だけど仲間は大事にしてるつもりさ』

球磨川『仲間を大事にしない奴なんて人間以下のクズだからね』

球磨川『それにもしこの携帯が壊れていたわずかな時間に彼女がピンチになっていたら、僕は彼女のピンチに駆けつけられないなんて括弧つかないじゃないか』パチンッ

ケンスケ「なんで、なんで直ってるんだよ!さっきまで確かにぐちゃぐちゃに壊れてたじゃないか!」

球磨川『君に説明する義理も責任も僕にはない。そして僕に暴力をふるったこいつに報復する僕は悪くない』

ケンスケ「や、やめろおっ!」ガバッ

球磨川『…やれやれ、自分の身を呈して友人を守る君を螺子伏せたら完全に僕が悪者じゃないか』

球磨川『君の友情に免じて螺子伏せるのはやめておくよ』

球磨川『また勝てなかったぜ』

ザッ

球磨川『ん?』

レイ「非常召集。先、行くから」

球磨川『待ってよ、レイちゃん。せっかくだから一緒に、行こうぜ』

シェルター

ケンスケ「なぁ、トウジ」

トウジ「…なんや」

ケンスケ「ちょっと話があるんだけど」

トウジ「しゃあないなぁ」

トウジ「…おーい、委員長!ワシら二人便所行ってくるわ」

トイレ

ケンスケ「転校生に謝ろうよ」

トウジ「断る」

ケンスケ「そりゃ僕も近づきたくないけど元はトウジが殴ったのが悪いんだし」

トウジ「別に怖がっとるわけやない」

ケンスケ「…じゃ、その話はもういいけどもう一つ話があるんだ」

ケンスケ「抜け出すのを手伝って欲しい」

ケンスケ「死ぬまでに一度だけでも見たいんだよ」

トウジ「上のドンパチか?」

ケンスケ「今度何時また敵が来てくれるか分かんないし」

トウジ「お前なぁ」

ケンスケ「このときを逃してはあるいは永久に、なぁ頼むよ。ロック外すの手伝ってくれ」

トウジ「外に出たら死んでまうで?」

ケンスケ「ここに居たって分かんないよ。どうせ死ぬなら見てからがいい」

トウジ「アホ。何のためにネルフがおるんじゃ」

ケンスケ「そのネルフの決戦兵器ってなんなんだよ?あの転校生のロボットだよ。 この前もあいつが俺達を守ったんだ。それをあんなふうに殴ったりして、携帯も壊して」

トウジ「でも、あいつかてワシら殺そうとしたやないか」

ケンスケ「あいつがロボットに乗らないなんて言い出したら俺達本当に死ぬぞ。 トウジにはあいつの戦いを見守る義務があるんじゃないのか?」

トウジ「・・・しゃあないなぁ。お前ホンマ自分の欲望に素直なやっちゃなぁ」

ケンスケ「えへへ」

戦場

球磨川『訓練通り…なーんてのもつまらないよね』ズゾゾゾ

マヤ「ひっ…!」

ミサト「エヴァの手から螺子が!?」

リツコ「なんて子なの!」

球磨川『使徒のATフィールドもなかった事にしておこうかな』

ヒュンッ

球磨川『え?』

グラアッビュオッドゴオオンッ

青葉「エヴァ、投げ飛ばされました」

ミサト「ダメージは?」

日向「問題なし、行けます!」

ミサト「って、ちょっと待って!あそこにいるのってまさか球磨川くんのクラスメイト!?」

球磨川『ミサトさーん、動くと危ないからエヴァの片腕消していい?』

リツコ「ダメに決まってるわ!」

ミサト「…ってわけだから、片腕消すのはやめてね球磨川くん」

球磨川『仕方ないなぁ…なかったことにした対象が3分で元に戻るこのスキルを使おうかな』

球磨川『安心大嘘憑き(エイプリルフィクション)』

青葉「人が…消えただと?」

日向「な、なんなんだこれは…」

ミサト「球磨川くん、あなたまさか人を…」

球磨川『3分しか持たないからさっさと動いちゃうねー』スクッガシャンガシャン

マヤ「あ…一般人二名が同じ場所に出現しました!」

球磨川『悪夢(ゆめ)は見れたかよ…なーんちゃって!』

ケンスケ「た、助かったのか?」

トウジ「なんやわからんけど戻るで」

ケンスケ「えー、せっかく出てきたってのに」

トウジ「アホ、ここにいたらさっきの二の舞や。邪魔にしかならへん」

ケンスケ「…わかったよ」

ミサト「球磨川くん!ライフルを…いえ、使いやすいようなら螺子を使って戦って!」

球磨川『りょうかーい』ズゾゾゾ

第参話『鳴り止まない、電話』了

sageこまで
書くたびに1話ごとの長さが増えていくなんて絶望的だね!
でも、この絶望こそがさらなる希望に繋がるんだと僕は信じているよ!
それでは、また第四話が書きあがった頃に

戦場跡

リツコ「見事な物ね」

ミサト「けど、ちょっち危険かもね」

リツコ「ちょっとどころじゃないわよ」

ミサト「そう…ね、まさか生け捕りにするだなんて」

回想

球磨川『さっき投げられたお返しをしてやらないとね』ヒュンッ

使徒「」ブンッ

球磨川『あーあ、鞭で弾かれちゃった』

ミサト「球磨川くん、鞭の射程外に出て!」

球磨川『大丈夫だよ、ミサトさん。こういうのは逆に懐ががら空きだぜ』ガシャンガシャン

リツコ「確かにリーチの長い武器なら近接戦闘が有利。でも、それは諸刃の剣だわ!」

球磨川『諸刃の剣だって?僕はいつだって不利さ。だから、諸刃の剣も僕にはよくある事だ』ズゾゾゾ

ズンッ

球磨川『却本作り(ブックメーカー)。これで使徒は僕並みに弱くなった』

球磨川『人外な彼女に通じたんだから使徒にも通じるよねー』

ミサト「よくやったわ球磨川くん!あなたの勝利よ」

球磨川『?何言ってるのさ。倒せなかったんだからせいぜい引き分けだぜ』

球磨川『また、勝てなかった』

戦場跡

ミサト「どう見ても勝ちなのにどうして認めようとしないのかしら」

リツコ「彼には彼なりの信念があるんじゃないかしら」

ミサト「子供なんだからもうちょっと素直に喜べばいいのに」

リツコ「それで使徒なんだけれど解析不明を示すコードナンバーが出たわ」

ミサト「つまり訳分かんないってこと? 」

リツコ「そう。使徒は粒子と波両方の性質を備える光のようなもので構成されているのよ」

ミサト「で、動力源は有ったんでしょ?」

リツコ「らしきものはね。でもその作動原理がまだサッパリなのよ」

ミサト「まだまだ未知の世界が広がってるわけね」

リツコ「とかくこの世は謎だらけよ。例えばほら、この使徒独自の固有波形パターン」

ミサト「どれどれ? …っ、これって!」

リツコ「そう、構成素材に違いは有っても信号の配置と座標は人間の遺伝子と 酷似しているわ。99.89%ね」

ミサト「99.89%って…」

リツコ「改めて私達の知恵の浅はかさって物を思い知らしてくれるわ」

リツコ「とにかく、私達はこれを詳しく研究するわ。球磨川くんのおかげで研究がはかどりそうよ」

ミサト「無理しちゃダメよー?」

中学

球磨川『♪』ペラッペラッ

モブ1「あの転校生、今日はジャンプ読んでやがる」

モブ2「よし、シメようぜ!」

モブ1「おい転校生、ツラ貸 …トウジ「邪魔や、どけ」

球磨川『ん?またやるつもりかい?』

トウジ「ちゃうわ!あー、その、な…」

ケンスケ「さっさと言っちゃったほうが楽だと思うよ」

トウジ「…っち、この間は悪かった」

球磨川『気にしてないよ。よくある事さ』

ケンスケ「よくあるの?」

球磨川『転校が多かったからありとあらゆる因縁をつけられてたよ』

ケンスケ「へぇ、そうなんだ?」チラッ

トウジ「ぐっ…」

ケンスケ「せっかくだから校内案内でもしようか?」

球磨川『じゃあ、女子更衣室の場所を教えてもらえるかな』

ケンスケ「えーと、一応聞くけど何で?」

球磨川『覗く以外に理由がいるかい?』

トウジ「ほー、なかなか男やな」

球磨川『健全な男子高校生としては覗かないわけにいかないぜ』

ケンスケ「え?男子中学生じゃなくて?」

球磨川『あれ、言わなかったっけ?僕は本当は高校三年生だぜ』

トウジ「嘘やろ!おまっ、童顔にもほどがあるやろ!」

球磨川『近場に高校なかったらしくてさ。僕の保護者やってる人がここにいれたんだよ』

ケンスケ「それはまたなんというか…てきとーな保護者だね」

球磨川『まぁ、そこがまた可愛いんだけどね』

トウジ「まさか、女か!?」

球磨川『年上のお姉さんさ!』

ケンスケ「まさか、お風呂場での遭遇イベントや甘えさせてくれるイベントが!?」

球磨川『ふ、それは僕と彼女だけの秘密だぜ』

ケンスケ「そういや、転校生ってファーストキスも済ませてるんだよね」

トウジ「な!?お、大人や…師匠と呼ばせてください!」

球磨川『よせよ…僕達は同士じゃないか!』

トウジ

中学

球磨川『♪』ペラッペラッ

モブ1「あの転校生、今日はジャンプ読んでやがる」

モブ2「よし、シメようぜ!」

モブ1「おい転校生、ツラ貸 …トウジ「邪魔や、どけ」

球磨川『ん?またやるつもりかい?』

トウジ「ちゃうわ!あー、その、な…」

ケンスケ「さっさと言っちゃったほうが楽だと思うよ」

トウジ「…っち、この間は悪かった」

球磨川『気にしてないよ。よくある事さ』

ケンスケ「よくあるの?」

球磨川『転校が多かったからありとあらゆる因縁をつけられてたよ』

ケンスケ「へぇ、そうなんだ?」チラッ

トウジ「ぐっ…」

ケンスケ「せっかくだから校内案内でもしようか?」

球磨川『じゃあ、女子更衣室の場所を教えてもらえるかな』

ケンスケ「えーと、一応聞くけど何で?」

球磨川『覗く以外に理由がいるかい?』

トウジ「ほー、なかなか男やな」

球磨川『健全な男子高校生としては覗かないわけにいかないぜ』

ケンスケ「え?男子中学生じゃなくて?」

球磨川『あれ、言わなかったっけ?僕は本当は高校三年生だぜ』

トウジ「嘘やろ!おまっ、童顔にもほどがあるやろ!」

球磨川『近場に高校なかったらしくてさ。僕の保護者やってる人がここにいれたんだよ』

ケンスケ「それはまたなんというか…てきとーな保護者だね」

球磨川『まぁ、そこがまた可愛いんだけどね』

トウジ「まさか、女か!?」

球磨川『年上のお姉さんさ!』

ケンスケ「まさか、お風呂場での遭遇イベントや甘えさせてくれるイベントが!?」

球磨川『ふ、それは僕と彼女だけの秘密だぜ』

ケンスケ「そういや、転校生ってファーストキスも済ませてるんだよね」

トウジ「な!?お、大人や…師匠と呼ばせてください!」

球磨川『よせよ…僕達は同士じゃないか!』

トウジ


球磨川『よせよ…僕達は同士じゃないか!』

トウジ

球磨川『よせよ…僕達は同士じゃないか!』

トウジ

二ヶ所で確認してるんだがどうも正常に表示されない
正常に表示されてる人いたら何度も書き込みしてすみません

移転したみたいだし、とりあえず書き込み確認できなかったぶん投下する
少ししかないけどね

球磨川『よせよ…僕達は同士じゃないか!』

トウジ

これで無理だったらちまちま書き直す

球磨川『よせよ…僕達は同士じゃないか!』

トウジ・ケンスケ「球磨川さん!」

球磨川『というわけで早速女子更衣室に突入しよう!』

トウジ・ケンスケ「ラジャー!」

女子更衣室

女子「キャー!痴漢!変態!死ね!」バキッグシャッドゴオッ

トウジ・ケンスケ・球磨川「『うぎゃああっ!』」

第四話『血の雨、逃げ出した男達』了

ネルフ 第二実験場 ??日前

ゲンドウ「起動開始」

リツコ「主電源全回路接続」

マヤ「主電源接続完了。起動用システム作動開始」

マヤ「稼動電圧後臨界点まであと0.5、0.2、突破」

リツコ「起動システム第2段階に移行」

「パイロット接合に入ります」 「システムフェーズ2スタート」 「シナプス挿入。接合開始」

「パルス送信」 「全回路正常」 「初期コンタクト異常なし。」 「左右上腕筋まで動力伝達」

「オールナーブリンク問題無し」

マヤ「チェック2550までリストクリア」

リツコ「第3接続準備」

マヤ「2580までクリア。絶対境界線まであと0.9、0.7、0.5,0.4、0.3、パルス逆流!」

「第3ステージに異常発生」 「中枢神経素子にも拒絶が始まっています」

リツコ「コンタクト停止。6番までの回路開いて」

マヤ「駄目です!信号が届きません」

マヤ「零号機制御不能」

ゲンドウ「実験中止。電源を落とせ」

リツコ「ハイ! 」

リツコ「零号機、予備電源に切り替わりました」

「完全停止まで後35秒」

リツコ「危険です、下がってください!」

マヤ「オートエジェクション作動します」

ゲンドウ「いかん!」

「完全停止まで後10秒」

リツコ「特殊ベークライト急いで!」

「8、7、6」

「5、4、3、2、1、0」

ゲンドウ「レイ…グワッ!…ッ…クッ…」

ゲンドウ「レイ、大丈夫かっ!レイッ?」

レイ「……」

ゲンドウ「そうか… 」

ミサトの家

ミサト「球磨川くん」ギロッ

球磨川『どうしたの、ミサトさん?可愛い顔が台無しだぜ?』

ミサト「誰のせいだと思ってんのよ!」バンッ

球磨川『おいおい、言いがかりはよしてくれよ』

ミサト「女子更衣室への大胆な突入…忘れたとは言わせないわ!」

球磨川『あ、その事?もちろん彼女達の下着姿は僕の脳内にきっちりと収められてるぜ』キリッ

ミサト「ふざけないで!」

球磨川『はぁ…ミサトさんは男心がわかってないなぁ』

ミサト「覗きを容認できるほど女捨てちゃいないわよ!」

球磨川『女捨ててるなんて言ってないよ。ミサトさんは紛れもなく大人のお姉さんさ!』

ミサト「なんか…何言っても無駄な気がしてきたわ」

球磨川『理不尽も不条理も全て受け入れればいいんだよ』

ミサト「やめてよね…ただでさえ自堕落女扱い受けてるんだからこれ以上堕ちるわけにいかないのよ」

球磨川『僕はお酒大好きなミサトさんも掃除できないミサトさんも受け入れてあげるよ』

ミサト「あー、もう引き取らなきゃ良かったかも」

球磨川『今からでも僕は出ていっても構わないよ』

ミサト「…一度引き取るって決めたんだから置いといてあげるわよ」

ネルフ

リツコ「綾波レイ14歳。マルドゥックの報告書によって選ばれた最初の被験者、 ファーストチルドレン。エヴァンゲリオン試作零号機専属操縦者。 過去の経歴は白紙、全て抹消済み」

ミサト「で、先の実験の事故原因はどうだったの?」

リツコ「未だ不明。ただし推定では操縦者の精神的不安定が第一原因と考えられるわ」

ミサト「精神的に不安定、あのレイが?」

リツコ「えぇ。彼女にしては信じられないくらい乱れたのよ」

ミサト「何があったの?」

リツコ「分からないわ。でもまさか…」

ミサト「なんか心当たり有るの?」

リツコ「いえ、そんなはずは無いわ」

ミサト「一応聞いとくけど、球磨川くんが原因じゃないわよね?」

リツコ「ない、とは言い切れないわね…」

ミサト「もうホンットあの子ったら色んなとこ引っ掻き回すんだから!」

リツコ「何かあったの?」

ミサト「女子更衣室に突入したのよ!」

リツコ「健全で可愛らしくていいじゃない」

ミサト「良くないわよ!苦情がこっちに来るんだから!あの子ならまたやりかねないし…」

リツコ「頑張ってね、保護者さん」

学校

「行け行け行け行けー!」

「行けヒデコー!」「負けんなー」

「させるかー」「ったぁ!」

「次決めてくぞー!」「オー」

トウジ「みんなええ乳しとんなぁ…」

女生徒「なんかあそこの三人って目つきヤラシー」

球磨川『今日は女子がプールの日…つまり、水着見放題!』

トウジ「おっ、球磨川師匠」

球磨川『胸だけにこだわるなんて愚の骨頂…お尻も太股も二の腕もたっぷり視姦してあげるべきだぜ?』

トウジ「さっすが師匠!いうことが違う!」

ケンスケ「俺らじゃ球磨川師匠の域にはまだまだ達せそうにないね」

球磨川『あれ?レイちゃんっていつも一人?』

ケンスケ「レイちゃんって綾波?」

球磨川『そうそう、綾波レイちゃん』

トウジ「まぁそない言うたら一年の時転校してきてからずっと友達居てないなぁ」

ケンスケ「なんとなく近寄りがたいんだよ」

トウジ「ほんまは性格悪いんとちゃうか?」

ケンスケ「エヴァのパイロット同士だろ、球磨川師匠が一番良く知ってるんじゃないの?」

トウジ「そらそうや」

球磨川『うーん、アプローチはかけてるんだけど、なかなか話してくれないんだよね』

ネルフ

「エヴァ初号機は第3次冷却に入ります。第6ケージ内はフェーズ3までの各システムを落としてください」

「先のハーモニクス及びシンクロテストは異常なし。数値目標を全てクリア」
「了解。結果報告はバルタザールへ」
「了解」

「エントリープラグのパーソナルデータはオールレンジにてメルキオールへコピー。データ送ります」
「メルキオール了解。回路接続」
「第3時冷却スタートします」
「CBL循環を開始」
「廃液は第2浄水システムへ」

「各タンパク壁の状態は良好。各部問題無し」
「零号機の再起動実験までマイナス1500分です」

球磨川『あれ?あそこにいるのはレイちゃんと司令?仲良いのかな?』

ミサトの家

リツコ「何よこれ?」

ミサト「カレーよ」

リツコ「相変わらずインスタントな食事ねぇ」

ミサト「御呼ばれされといて文句をいわない」

球磨川『ミサトさんは?』

ミサト「あ、私はねぇ…ヘヘぇ、ジャーン! ここに入れちゃって、ドヴァーッと」

球磨川『へぇ、美味しそうだね!』

ミサト「あ、わかる?球磨川くんもいけるクチね!」

球磨川『じゃあ、僕もそうしようかな』

ミサト「最初っからカレー味のカップ麺じゃねこの味は出ないのよ。ふふ?ん、 いっただっきま?す。ス?プとお湯を少なめにしとくのがコツよ?」

リツコ「ンッ!」

リツコ「これ作ったのミサト…いえ、どっち?」

球磨川『ミサトさんだよ』

ミサト「わかる?」

リツコ「味でね…と言いたいけど球磨川くんも料理出来そうじゃないわね」

リツコ(レトルトを原料に良くここまで…)

リツコ「今度呼んで頂けるときは出前にしていただけるかしら?」

ペンペン「クワッ? 」

バタンッ

球磨川『ん? 』

リツコ「球磨川くん、やっぱり引越しなさい。 ガサツな同居人の影響で一生台無しにする事無いわよ」

球磨川『うーん、もう慣れちゃったしミサトさん可愛いからこのままでいいぜ』

ミサト「そうよリツコ。人間の環境適応能力を侮ってはいけないわ。 大体引っ越すったって、あら? 球磨川くん、もう一本お願い」

球磨川『はい』

ミサト「手続き面倒よ。球磨川くん、本チャンのセキュリティカード貰ったばっかりなんだもの」

リツコ「あっ、忘れるとこだったわ。球磨川くん、頼みがあるの」

球磨川『何ですか?』

リツコ「綾波レイの更新カード渡しそびれたままになってて、悪いんだけど本部に 行く前に彼女のところに届けてもらえないかしら? 」

球磨川『はい』

ミサト「どうしちゃったの、レイの写真をジーと見ちゃったりして?」

球磨川『……』ジーッ

ミサト「ひょっとして球磨川くん?」

球磨川『ぶっかけていい?』

ミサト「ダメに決まってるでしょ!」

リツコ「球磨川くんに頼むの、やめておこうかしら…」

球磨川『大丈夫大丈夫!ちゃんと届けてくるからさ!』

球磨川『で、レイちゃんってどんな子?せっかく同じエヴァのパイロットだからレイちゃんの事、知りたいな』

リツコ「いい子よとても。あなたのお父さんに…じゃなかったわね。司令に似てとても不器用だけど」

球磨川『不器用って何が?』

リツコ「生きることが」

綾波の家

球磨川『ごめんくださーい!』

球磨川『レイちゃん、いないの?勝手に上がらせてもらうね』

球磨川『女の子らしい部屋…とはお世辞にも言えないかな』

球磨川『ん?あの眼鏡ってレイちゃんのかな?眼鏡っ娘もいいよね!』

球磨川『?』

球磨川『あ、レイちゃん!…って裸!?え、もしかして誘ってる!?』

球磨川『な、なんで近づいて…え、レイちゃんが攻め?やっぱり男としては攻めたいけどレイちゃんが望むなら…』

ドサッ

球磨川『わっ!や、柔らか…おおおおっぱい!おっぱい触っちゃった!どうしよう!?また幸せになっちゃったよ!』

綾波「どいてくれる?」

球磨川『あ、うん』

綾波「なに?」

球磨川『カード新しくなったけど、リツコさんが渡し忘れたから僕が届けに来たんだよ』っカード

綾波「そう」

球磨川『お礼ならキスでいいぜ?』

チュッ

綾波「これでいい?」

球磨川『…あ、うん』

ネルフ

球磨川『さっきはごめんねー!男としてもっと余裕を持って接するべきだったよね』

綾波「……」

球磨川『あ、今日って再起動実験だっけ?前回失敗したんだって?怖くないの?』

綾波「どうして? 」

球磨川『前の実験で、大怪我したんだって聞いたんだけど、その様子なら平気そうだね!良かったよ!』

綾波「あなた、碇指令の子供でしょ。信じられないの?お父さんの仕事が」

球磨川『あれ?まだそのデマ信じてるやついたんだ?名字も違うし赤の他人だよ!』

綾波「あなたは碇司令をどう思っているの?」

球磨川『うーん、どうって言われても赤の他人だし、ちゃんと話した事もないからなんとも言えないよ』

綾波「そう」

再起動実験

ゲンドウ「レイ、聞こえるか?」

綾波「はい」

ゲンドウ「これより、零号機の再起動実験を行う。第一次接続開始」

リツコ「主電源コンタクト」

マヤ「稼動電圧、臨界点を突破」

リツコ「了解」

「フォーマット、フェーズ2へ移行」「パイロット、零号機と接続を開始」

マヤ「回線開きます。パルス、ハーモニクス、正常」

「シンクロ、問題なし。中枢神経素子に異常なし。 再計算、こちら修正無し」

マヤ「チェック、2590まで、リストクリア。 絶対境界線まで、あと、2.5。1.7。1.2。1.0。0.8。0.6。0.5。0.4。0.3。0.2。0.1。突破。 ボーダーライン、クリア。 零号機、起動しました」

綾波「了解。引き続き、連動試験に入ります」

「了解」

冬月「碇。未確認飛行物体が接近中だ。おそらく、第5の使徒だな」

ゲンドウ「テスト中断。総員、第一種警戒態勢」

「了解。総員、第一種警戒態勢。繰り返す、総員、第一種警戒態勢」

冬月「零号機はこのまま使わないのか?」

ゲンドウ「まだ戦闘には耐えん。初号機は?」

リツコ「380秒で、準備できます」

ゲンドウ「出撃だ。レイ、再起動は成功した。戻れ」

「解析パターン、青。使徒と確認」

日向「初号機、発進準備に入ります」

「第一ロックボルト外せ!」

球磨川『解除確認』

「了解」

日向「第二拘束具、外せ!」

青葉「目標は、芦ノ湖上空へ侵入」

日向「EVA初号機、発進準備よし!」

ミサト「発進!」

青葉「目標内部に、高エネルギー反応!」

ミサト「なんですって?!」

青葉「円周部を加速、収束していきます!」

リツコ「まさか!」

ミサト「ダメ、よけてっ!」

球磨川『うわあああああああああああああああああああ、ああああああああっっ! うわあああああああああああああああ!!』

ミサト「球磨川くんっ!」

第五話『レイ、おっぱいの向こうに』了

今回はここまで
次回が書き終わるのがいつになるかわからなくて絶望的すぎて興奮するね

生存報告
ダンロンリロード買おうとか思ってないよ本当だよ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom