ミカサ「人体錬成?」(19)
エレン「そうだ、ミカサ。アルミンのじいちゃんに昔もらった本に載ってたんだ。」
ミカサ「アルミンのお爺ちゃんは何者なの?」
エレン「解らない。だけど、俺はこれで母さんを生き返らせる。」
エレン「ミカサも手伝ってくれるよな?」
ミカサ「」コクン
エレン「材料は『水35l、炭素20㎏、アンモニア4l」
ミカサ「うん。」
エレン「石灰1.5㎏、リン800g、塩分250g、硝石100g、イオウ80g、フッ素7.5g、鉄5g、珪素3g』らしい。」
ミカサ「凄く、大変。」
エレン「でも、これで母さんが生き返るなら俺はがんばる。」
ミカサ「材料集めも、出来る限り手伝う。」
ミカサ「集められた。」
エレン「よし、じゃあ錬成陣を書こう。」
エレン「」カリカリ
エレン「……意外に難しいな……。」
ミカサ「私に任せて」カリカリ
エレン「おお、凄いなミカサ!凄く綺麗な錬成陣だ!」
ミカサ「」テレテレ
エレン「よし、材料を真ん中に置いて。」
エレン「これであとは錬金術をするだけだな!」
ミカサ「……エレン、錬金術ってどういう風にするの?」
エレン「そんなの、錬成陣に両手をあてるだけだろ!」バン!
シーン...
エレン「……あれ?」
エレン「えいっ!」バン!
シーン...
エレン「」
ミカサ(可愛い……)
エレン「畜生!なんで出来ねえんだ!!
ちょっとミカサ、やってみろ。」
ミカサ「わかった。」
ミカサ「はあぁっ!」バン!
シーン...
ミカサ「」(´・ω・)
エレン「あああ、なんだこれはガセだったのかよ…。」
ミカサ「そもそも、この世界に錬金術なんて存在しない。」
エレン「そうだったな。」
終わっとく
おまけ
エレン「……というのを昔やったんですよ。」
ハンジ「えっ!?それ、成功した?」
エレン「いえ、全く……。」
ハンジ「ほっ……。良かったねえ、発動しなくて。」
エレン「?なんでですか?」
ハンジ「もし、成功してたら対価として体の一部、もしかしたら体全部持ってかれてたかもよ~。」
エレン「!!」
ハンジ「錬金術は等価交換が希望だからね。成功してなくて良かったよ、本当に!」ケラケラ
エレン「」コクンコクン
エレン(あれ、この世界に錬金術ってないんじゃ……?)
今度こそ終わり
むしゃくしゃして書いた
誰か成功ルートお願いします
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