女「もう死んでやる!!」男「待て!早まるな!」(36)

女「こんな人生、もうウンザリよ!」

男「落ち着け!死んだって何も…」

男「はい、もしもし…えっ、部下が取引先のパソコンを壊した!?」

女「……」

男「はい、申し訳ございません…これも上司である私の責任です、後日弁償及び謝罪に取引先に向かいますので…はい、では…」プツッ

男「死んだって、何もいいことなんてないんだぞ!」

女「うるさい!こんな不幸だらけの人生なら…死んだ方がマシよ!」

男「そんなことない!生きていれば…必ずいいことが…」プルルル

女「……」

これは辛い

>>2 訂正
男「落ち着け!死んだって何も…」プルルル

>>1 訂正
男「落ち着け!死んだって何も…」プルルル

男「はい、もしもし…えっ、妹が交通事故に!?」

女「えっ!?」

男「ぶつかったのが小さい車だったから幸い大きな怪我にはならなかった…本当ですか!」

女「ほっ…」

男「でも、念の為に保護者が来てもらわないと困る…分かりました!ではこれから私が向かいますので、では…」

男「まずいな…会社に報告しないと、今日は大事な会議なのに……はっ!」

女「……」

男「…生きていれば必ずいいことがある!」

女「説得力ないのよ!」

女「もういい…さようなら」

男「待て、早まるな!少し冷静に

パリッ

男女「「あ」」

男「あ…俺の携帯が…まだ買ったばかりなのに…」

女「……」

男「というか…これじゃ、会社に報告出来ないな…ハハハ」

女「………あの」

男「…はい?」

女「私の携帯…使いますか?」

男「え…ああ、すいません…」

女「いえ…」

男「もしもし…はい、男です…ああ、私の携帯は…その、また壊れてしまいまして…」

女「…また?」

男「それよりも今日のことなんですけど…実は妹が(以下>>7)なんです…はい、それで今日は行けなくなりました…」

男「はい、すいません…今日は大事な会議なのに…本当にすいません、それでは…」

女「あの…大丈夫ですか?」

男「はい…それよりも、考え直してくれたんですね」

女「はい…あなたのおかげで死ぬ気も生きる気もなくなりました」

女「あの、多分私関係ないと思いますけど…何かすいません…」

男「大丈夫ですよ、あなたは何も関係ないので…それよりも、心配なのはあなたです」

女「…えっ?」

男「どうして自殺なんてしようとしたんですか?」

女「あ…えっと、その…」

男「何かあったんですよね、良かったら話してみてくれませんか?話したら意外と楽になりますよ」

女(言えねえ!絶対この人私よりも不幸な人生送ってるもの、私がどうこう言ったところで『なんだ、その程度か』って思わられるよ絶対!)

女「だ、大丈夫です!こういうことは自分で解決しなくては意味がないですから!」

男「はあ…そうですか」

女「それよりも…大丈夫なんですか、その…妹さんは?」

男「あ、そうだ!急がないと!では…さようなら」

女「はい…さようなら」

女(いい人だったな、大人っぽくて優しくて…)

女「…もう、あの人に不幸なことが起こりません様に」

女(…よし!)




男「あれ?俺の車どこいったっけ?ここに停めたはずなのに…」

女「……」

女「あの…もしかして、車盗まれましたか?」

男「ハハハ、そうみたいですね」

女「ハハハじゃないですよ!大丈夫なんですか?」

男「大丈夫ですよ、こんな時の為にちゃんと中古車選らんどいたんで」

女「何も大丈夫じゃないですよ!?」

男「でも、まずいな…早く行かないといけないのに…」

女「あの…良かったら私の車使いますか…?」

男「え…いや、悪いですよそんな…」

女「気にしないでください、命の恩人なんですからこれくらいのことはさせてください」

男「すいません…それじゃあ、お言葉に甘えて…」

~病院~

男「すいません…病院までついて来てもらっちゃって…」

女「いえいえ、気にしないでください」

男「おーい、妹…大丈夫かー?」

女(男さんの妹か、一体どんな子なんだろ…)

妹「あ?何勝手に入って来たんだよ!」ギロッ

女「……」

男「勝手に入ってくんなって…ここはお前ん家じゃないだろ」

妹「うるせえ!てか誰だよそいつ」

男「口が悪いぞ、この人は女さんだ…えっと…ついさっき知り合った」

女「あ、はじめまして…」

男「すいませんね、根はいいやつなんですけど」

妹「とにかく大したことねえから、さっさと帰れ!」

男「分かったよ、あんま動き回るんじゃないぞ~じゃあな」バタッ

女「あ、じゃあ私も…」

妹「おい」

女「は、はい!?何でしょうか?」

妹「これ…兄貴に渡しておいてくれないか」

女「これ…ネクタイ?」

妹「今日渡そうと思ったんだけど、事故のせいで渡し損ねて…」

女「わかった、ちゃんと渡しておくね」

妹「あ、えっと…その、ありがとうごさいます…」




男「ん?ネクタイ?」

女「妹さんから渡してくれって」

男「あ、そういや今日誕生日だったな…」

女「ふふっ…本当にいい妹さんですね」

男「じゃあ、俺は念の為に会社に向かうからここで…」

女「はい……あの…」

男「はい?」

女「本当に…ありがとうございました」ペコッ

男「うん…それじゃあ、さよなら」

今日はここまでです…ていうかこっから先全く考えてませんが、明日もまた続き書こうと思います

昨日書くといったのに書けなくてすいません…正直強引に話終わらす感じになってしまいますけど、このまま中途半端にするのもなんか嫌なんで続きかいてきま~す

~5日後~

男「それでは、また後日お伺いしますので」

商談相手「はい、分かりました」




男「……あれ?」

女「……あ」

男「久しぶりです、お元気ですか?」

女「はい…それよりも、何でここに」

男「ああ、この会社次の取引先なんですよ…もしかしてこちらの会社に何か用ですか?」

女「……すいません、少し話したいことがあるんですが」

男「え?…まあ、別にいいですけど…」

~カフェ~

男「すいません、アイスコーヒー一つと…女さんは?」

女「え…ああ、カフェラテで…」

店員「かしこまりました」




男「………ぬるい」

女「あの…」

男「…ああ、はい…それで…話したいことって?」

女「実は、あの会社のことなんですけど…以前、私もあの会社で働いてたんです」

男「えっ、そうなんですか…でも、どうして辞めたんですか?」

女「私も入りたての頃は、ちゃんとした会社だと思ってたんですけど…実はあの会社、ヤクザの人達と関わりを持ってて…武器とかをヤクザの人達と一緒に売買しているんです」

男「えっ、それってかなりヤバくないですか?」

女「私もそれを知って辞めようと思ったんです…でも、そしたら社長が…」

社長『駄目だ、辞めるならば五千万を我々に提供しろ……出来なければ…殺す』

男「…ぶふっ!?」ゴホゴホ

女「当然そんな金払える訳なくて…それで…」

男「それで自殺しようとしたと…」

女「はい…情けないですよね、こんなことで死のうとするなんて…」

男「……」

女「お暇を取らせてすいません、これから頑張って五千万集めようと思います…男さんも、あの会社には気をつけてください…」

男「ご忠告ありがとう、それじゃあね」

女「はい……」

~3日後~

社長「……それでは少し離れるので、どうぞごくつろぎください」ガチャッ

男「はい、お言葉に甘えて…」

男「………さてと」




社長「いや~お待たせしました」

男「社長、すいません!実は、パソコンにコーヒーをこぼしてしまいまして…」

社長「何ですって!?壊れてないんですよね?」

男「はい、一応メモリーカードは抜いて置いたんですが…正直こちらも大丈夫かどうかはわかりません…」

男「………ですので、我々が責任を持ってデータを復元させておきます」

社長「えっ…いや、それはちょっと…」

男「大丈夫ですよ、ちゃんと復元させておきます………ヤクザとの武器の売買しているデータも含めて」

社長「なっ!?貴様…最初から知ってた上で…」

男「これは責任持って我々が調べさせて頂くので、ではこれで……」

社長「……クックック…そう簡単に返すと思ってるんですか?」

男「……えっ?」

ヤクザ「「……へっへっへ」」

男「…何の冗談ですかこれは」

社長「ふっふっふ…我々のことを知ったからには生きて帰れると

男「20人って…なめてんですかこれ」

社長「………えっ?」

~五分後~

ヤクザ「「………」」チーン

社長「な、何故…20人をこんなにすぐに…」

男「…俺、昔転んだ拍子でヤンキーの先輩にチョップしちゃって…で、その後呼び出しくらったんですけど…」

男「…呼び出されたと思ったらヤンキーが70人ぐらいいたんですよ」

社長「な、なんだと……」

男「まあ、用は……あんたらとは苦労の数が違うんだよ」

~またまた3日後~

男「……あれ、女さんですか…よく会いますね」

女「そうでしょうね、私はあなたを探していたので…」

男「えっと…」

女「暇ですか?暇じゃなくても来てください、話があります」

男「ハハハ、今日は随分と強引だなー」




男「アイスコーヒー一つ」

女「カフェラテで」

店員「かしこまりました」

男「…前と同じ店員だったけど…まあ、二回も同じ失敗はしないか」

男「……やっぱぬるいよ、あの人俺に恨みでもあんのかな」

女「あの」

男「えっ…ああ、はい…」

女「どうしてあんなことしたんですか」

男「えっと…あの会社のことですか…」

女「当たり前です、一人で乗り込んだとか言ってたじゃないですか…」

女「……危なくなったらどうするつもりだったんですか」

男「まあ、今までのことと比べたら全然大したことないし」

女「それでも…」

男「それに…不幸になるのは俺みたいな奴だけで充分だろ」ニコッ

女「!!……」ドキン

女「あの…男さん…」

男「…はい?」

女「私…実は、男さんのことが

プルルル

男「あ、ちょっとごめんね……はい、もしもし…え、早く来てくれって…今日は仕事休みのはずじゃ…えっ、連絡ミス!?」

女「えっ!?」

男「分かりました、では今すぐ向かいますので…それでは…」プツッ

女「えっと…あの…」

男「ごめん!急用が出来た、お金は置いてくから…それじゃ!」ダッシュ

女「ふ…」

女「不幸だーー!!」

終わり

なんか投げやりみたいな終わらせ方ですいません、また機会があれば続き書こうと思います

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