ライナー「全兵士がリヴァイ兵長並の強さだと……?」(25)

初めて投稿します!

書きためとかない思い付きなんで、気ままに更新していこうと思います!

845年

兵士1「巨人の群れを見つけました!推定およそ100体!」

キース「総員戦闘用意!目標は100体だ!1匹残らず仕留めるぞ!」

兵士達「おぉーっ!」

兵士2「死ね雑魚が!」ザシュッ

兵士3「くたばれカスが!」ブシュ

兵士4「人間様に勝てると思うなんてことが間違いなんだよ低級生物が!」ズバズバズバァッ

5分後

兵士1「全て片付けました!」

キース「犠牲者は?」

兵士1「0です!」

キース「まぁ、当然だな。よし、今回はこのまま海にて塩を採取し帰還するぞ!」

兵士達「おぉーっ!」


巨人が現れて百年余り

人類の最近のブームは巨人狩りである

戦闘のあった場所のすぐ近くの木の陰

ライナー「……え、なにあの人達の強さ」

ベルトルト「ぼ、ぼく達あれと戦わないといけないの?」ガクガクブルブル

アニ「人類弱いとか嘘じゃん……」

ライナー「(ハッ、いかん!指揮が下がっている……!ここはリーダーの俺がなんとかせねば!)」

ライナー「ベルトルト、予定通り今日決行するぞ」

ベルトルト「!?」

アニ「あんた、正気かい?」

ライナー「当たり前だ」

ベルトルト「無茶だよライナー!勝ち目がない!」

ライナー「ベルトルト、俺たちはなんだ?」

ベルトルト「……戦士だ」

ライナー「なら、その責務を果たす義務が、俺たちにはあると思わないか?」

ベルトルト「ライナー……うん、そうだね!」

アニ「たまにはいいこと言うじゃない」

ライナー「たまには余計だ……行くぞ!」

ベルトルト「あぁ!」

アニ「あいよ」

ライナー「(……どうか戦死しませんように)」

シガンシナ区

エレン「誰にも言うなよ……俺が泣いてたとか」

ミカサ「……言わない。でも、理由もなく涙が出るなんて、一度おじさんに診てもらったら?」

エレン「バカ言え!親父に言えるかこんなこと」

ハンネス「何泣いてんだエレン?」

エレン「ハ、ハンネスさん」

ハンネス「ミカサに何か怒られたのか?」

エレン「は!?なんで俺が泣くんだよ!……って酒くさ!」

エレン「!」

エレン「え……また、飲んでる……」

ハンネス「お前らも一緒にどうだ?」

エレン「いや……あの……仕事は?」

ハンネス「おう!今日は門兵だ!1日中ここにいるわけだから、やがて腹が減り喉も渇く。飲み物の中にたまたま酒が混じっていたことは些細な問題にすぎねぇ」

エレン「そんなんでいざって時に戦えんの!?」

ハンネス「……いざって時って何だ?」

エレン「……………………やつらが壁を壊して街に入ってきた時?」

ハンネス「ありえるか?それ?」

エレン「でっ、でも万が一ってことも……」

ハンネス「俺たちが負けると思うか?」

エレン「おっ、俺たち住民は兵士の皆みたいに強くないし」

ハンネス「1匹も住民に辿り着かせなきゃいいんだろ?よゆーよゆー」

エレン「…………うっせぇばぁーかっ!調査兵団に入って偉くなったらこきつかってやるから覚悟しやがれぇっ!」ビュンッ

ミカサ「エレン待って」ビュンッ

ハンネス「……俺は駐屯だから、命令できないぞーって、聞いてないか」

今さらながら、ネタバレとキャラ崩壊注意です!
それとへーちょは考えているけど出てくるのかなり遅くなると思います
それではどうぞ!



ミカサ「……エレン、調査兵団はやめた方がいい」

エレン「は?なんでだよ?」

ミカサ「それは――」



カンッカンッカンッカンッ

住民1「調査兵団が帰ってきたんだ!」

住民2「正面の門が開くぞ!」

エレン「英雄の凱旋だ……!行くぞミカサ!」ビュンッ


ガヤガヤワイワイ

エレン「クソ!人垣で見えねー……なんとか前に……見えた!」

住民3「すげぇな、全員無傷じゃねぇか!」

住民4「しかもあの荷台見ろよ!あれだけの塩を持って帰ってくるなんて、さすが調査兵団だぜ!」

住民5「調査兵団のおかげで、人類は安泰だな」

エレン「はー……やっぱりすげぇや」



エルヴィン「……ん?」

キース「どうしたエルヴィン?」

エルヴィン「いえ、あの子達のこちらを見る目が、懐かしいなと思いまして」

キース「あぁ、子供の頃は俺も憧れたものだな……」

兵士1「ガキの頃はみんなそうですよ」

エルヴィン「……そうだ」

エレン「……ん?こっちに一人歩いてくるぞ」

ミカサ「そうね」

エルヴィン「やぁ。お使いかい?」

エレン「あ……ま、薪拾いの帰りです!」

エルヴィン「そうか、偉いな。偉い君たちには、ご褒美をあげないとな」ハイドウゾ

エレン「えっ、これ……塩!?こんなに!?いいんですか!?」

エルヴィン「私も君たちくらいの頃には調査兵団に憧れていてね。懐かしい気持ちを思い出させてくれた、些細なお礼だ」

エレン「あっ、ありがとうございます!」

エルヴィン「気にしなくていい。達者でな」スタスタ

住民3「見たかよ今の!」

住民4「なんて寛容なんだ……」

住民5「くぅっ、俺も調査兵団目指せばよかったぜ……!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom