垣根「はぁ！？ガキを預かれだと」

上条「我が家の財政事情では無理なんです」orz

垣根「お前の代わりに給料請求してやろうか？」

上条「それは嬉しいけどたとえ少し潤ってもな…」

垣根「どんな奴なんだソイツは」

上条「預かってくれるのか」

垣根「俺の<未元物質>に不可能は無い、それに…第一位とこれでフェアになるしな」

上条「その娘連れてくるよ」

垣根「おう、絡まれないように気をつけろよ」

垣根(………女の子か…)

いい忘れてましたが梨々は現在12歳です

〜路地裏〜

梨々「はぁ、はぁ、離れないと…また誰か死ぬのはいや…」

魔術師「見つけたぞハミルトンの娘」

梨々「っ！？」

魔術師「教えて貰おうか、<自動人形>はどこに隠した？」

梨々「あれはもうありません」

魔術師「騙されんぞ、あれが失われる訳ない」

梨々「本当にあれは…」

魔術師「ハミルトンの<自動人形>には自己修復することは知っている」

梨々「分かってくれないんですね…」

魔術師「仕方ない…傷みを知れ」

梨々「っ！？」

梨々（殺されるっ！）

梨々「……あれ？」

垣根「たっく、子供相手にやり過ぎじゃないか？」

魔術師「貴様一体何をした？」

垣根「あ〜悪い…お前がいるこの空間はすでに異物が混ざってる」

魔術師「何が言いたい」
垣根「つまり、俺に常識は通用しねぇ」

魔術師「そうか…貴様が第一位か！」

垣根「」ぷちっ

垣根「俺は垣根帝督…第二位<未元物質>だ」

垣根「覚えて二度と間違えるな、次があればな」ニコォ

魔術師「ひっ！？」



垣根「おい、大丈夫か？」

梨々「ひっ」

垣根「……ちとやり過ぎたか…」

梨々（怖い…かなり怖い…）

垣根（つい第一位と間違えられて本気出しちまった…）

上条「梨々」

梨々「上条さん…」

垣根「上条…まさか預かる女の子ってのは……」

上条「この子、梨々だよ」

垣根「あ〜やっぱりな（不味いよな…）」

第七学区のとある不動産屋

店主「いらっしゃいま…」

垣根「住む場所が欲しいんだけどよ、第七学区で空き物件無いか？」

店主「え？」



〜第七学区のとあるマンション〜

梨々「広いです…」

垣根「1LDKにトイレ２つに個室鍵付きが２つが広い？
これでも妥協したぜ？」

梨々「え……」

第一話《未元物質》

垣根「服を買って欲しい」

美琴「はい？」

垣根「女の子の服や下着がいるんだよ」

美琴「……えっとアンタいつからロリコン犯罪者になったわけ？」

垣根「ちげぇよ」

美琴「じゃあどういう事？」

垣根「お前の旦那から女の子預かったんだよ」

美琴「旦那？」

垣根「上条」

美琴「あっアンタね私がけこ…結婚……アイツと結婚……」

垣根「第三位、漏電してっぞ」

美琴「ふにゃぁ〜〜〜」

垣根「電気を無害なものに変換っと」

美琴「アイツいつから託児所始めたのよ…」

垣根「なんか知り合いに頼まれたんだとよ」

美琴「アイツ断るって事を知らないの？」

垣根「さぁ、それより男が女の子の下着買うのは無理」

美琴「メルヘタレン」

垣根「あぁ！？」

美琴「まぁ私に任せなさい」

垣根「間違ってもお前一人で選ぶなよ」

美琴「え？なんでよ」

垣根「子供っぽい」


美琴「うっさい！」

垣根「で…なんでお前もいるんだよ」

初春「はい？私ですか？」

佐天「あれ…初春ってこの人と知り合い？」

初春「え…まぁ少し」

垣根「少しで語り尽くせない気しないか？」

美琴「ねぇ、その娘が梨々ちゃん？」

垣根「ほらお姉ちゃん達に自己紹介しな」

梨々「梨々=ハミルトンです…」

美琴「か、可愛い」

白井「お姉様…」

美琴「だって可愛いじゃない」

垣根「じゃあ後は任せたわ」

美琴「任せなさいってこれでも第三位よ」

美琴「よろしくね梨々ちゃん」つ

梨々「うん…」

美琴「！？（この子…どういう事？）」

白井「お姉様、どうされました？」

美琴「なんでもないわよ…さ、行きましょ」

美琴「この服なんか似合うんじゃない♪」つ【ピョン子Tシャツ】

梨々「え…」

白井「お姉様さすがにピョン子は如何なものかと…」

佐天「いやいや御坂さんそれはないですよ」

初春「御坂さんって本当に好きなんですね…」



〜ゲーセン〜

美琴「もう一回戦よ！」

梨々「へへっまた私が勝ったね」

白井「お姉様…垣根さんから頂いたお金を全部使うつもりですの？」

美琴「もうあれは無いわよ？服に使ったもん」

梨々「御坂のお姉ちゃん……」