穂乃果「安価で恋愛ゲーム!」 (1000)
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DATA SELECT
1 【こうさか ほのか】
ニア 2 【やざわ にこ】
3 データが ありません
*このファイルには ちゅうだんセーブの データがあります
*つづきから はじめますか?
ニア はい いいえ
前スレ:穂乃果「安価で恋愛ゲーム!」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1376396762/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376574887
穂乃果「前回のラブライブ!」
穂乃果「放課後の生徒会室でにこちゃんと絵里ちゃんがイケない雰囲気になっちゃった!」
にこ『こうなったらもう…絵里ちゃんの体、全部見るまでは…もう…!』ハァハァ
絵里『え…?全部って、え………ええぇ!?』ビクッ
穂乃果「最初はにこちゃんとの関係を拒絶していた絵里ちゃんだったけど、次第に自分の本当の気持ちに気づき始めて…」
絵里『やっと分かった…私、にこが好きなんだって』
絵里『やっぱり無かったことにはしたくないって心のどこかで思ってたんだって…!分かった…!!』
穂乃果「でも…真姫ちゃんと絵里ちゃんの間で、にこちゃんの心は揺れて…」
真姫『もう…いいから…』
真姫『少し休んで、落ち着いたら…帰るから…』
真姫『にこちゃん、電話を切って……』
穂乃果「にこちゃんは…」
にこ『行くよ…真姫ちゃんを迎えに行く』
真姫『……ありがとう』
絵里『それじゃ、貴女は…私の事を弄んでたって事じゃない…!!』
にこ『……そういう事になっちゃうのかな』
穂乃果「これから一体どうなっちゃうの!?」
*コマンド?
ニア ステータスをみる
もちもの
ちゅうだんする
ゲームをつづける
やざわ にこ
じょうたい:ひろう
HP 100/260
MP 0 / 0
・もちもの
なし
・ハート
ほのか…15
うみ…25
ことり…10
りん…10
はなよ…20
まき…65
のぞみ…35
えり…5
・ハート
おんなのこ の こうかんど・ゆうじょう を あらわす すうち
しゅじんこう の こうどうにより すうちは へんどうする
100 たまったじょうたいで こくはくイベント を おこすと ゲームクリア
すうちが マイナス に なったら ゲームオーバー
『ステータスをみる』 で いつでも かくにん できるよ
朝
矢澤さんち
にこ「…………」
にこ(学校…行きたくないな……)
にこ「…………」
*コマンド?
ニア がっこうに いく
がっこうに いかない
ステータスをみる
にこ「…………>>8」
学校にいく
にこ(でも行かなくちゃ…朝練あるし……)
にこ「…朝練」
にこ(真姫ちゃんと絵里ちゃんも来る…よね…)
にこ「はぁ…」
にこ「行ってきます……」ガチャ
音ノ木坂学院
屋上
にこ「…はよー」ガチャ
絵里「……おはよう」
にこ「……あ」
凛「にこちゃんおっそいにゃー!」
にこ「べ、別に遅刻したわけじゃないんだしいいでしょ!」
にこ「………」
にこ「……」
にこ(絵里ちゃん、やっぱり怒ってるよね…)
にこ(おはよう、って言いそびれちゃった…嫌な奴って思われたかな)
にこ(…いや、そんなのもうとっくに思われてるって)
にこ「………」
にこ(真姫ちゃんは…)チラッ
真姫「……何?」
にこ「……別に」
真姫「そう」
にこ(……いつも通りだ)
海未「それじゃあ今日の練習はここまでにします」
海未「暑いですから、水分補給はちゃんとしてくださいね!」
穂乃果「あー、おなか空いたなー」
希「ちゃんとごはんも食べなきゃダメやん、アイ活に必要なのはまずエネルギー!」
穂乃果「ね、寝坊しそうになっちゃって…えへへ…」
花陽「あの、花陽…おにぎり持ってきましたっ!どうぞ!」ジャン
凛「かよちんのおにぎり!?凛も食べるにゃー!」
にこ(……水持ってくるの忘れた)
にこ(仕方ない、自販機まで買いに行こう)スッ
…
にこ「えっと…お茶……」スタスタ
>>18「!」
にこ「あ…>>18ちゃん」
真姫
真姫「にこちゃん?」
にこ「あ…真姫ちゃん」
真姫「にこちゃんも飲み物持ってくるの忘れたわけ?」
にこ「まぁね…ちょっと朝、ドタバタしてたから」チャリンチャリン ピッ
ゴトン
にこ「……」ゴクゴク
にこ「…っぷは」
真姫「……にこちゃん」
にこ「ん?」
真姫「聞きたい事があるんだけど……いい?」
にこ「……」
にこ「いいけど」
真姫「あの……えっと、ね」
真姫「昨日の事なんだけど」
にこ「…………」
真姫「その…まずは、ありがとう」
真姫「私が勝手に飛び出して行ったのに、迎えにまで来てもらって…」
にこ「いいのよ、そんなの…にこは真姫ちゃんの先輩なんだから」
真姫「あと……」
真姫「エリーとは、どうなったの…?」
にこ「………!」
真姫「本当に、エリーと別れたの…?」
にこ「え、えっと…」
にこ「>>23」
ごめん、やっぱりまだ絵里ちゃんが好き
にこ「ごめん、やっぱりにこは…」
にこ「まだ絵里ちゃんが好き」
真姫「……………そう」
にこ「………」
真姫「でも…昨日迎えに来てくれたって事は、私にはまだチャンスがあるって事よね!」
にこ「え?」
真姫「今朝のエリーとにこちゃんを見れば分かるわ、話はついたんだな…って」
真姫「もうエリーとセックスはしない、私の事を迎えに行くってエリーに話してくれたのよね」
真姫「にこちゃんがまだエリーの事を引きずってても、いいわ」
真姫「必ず私のほうに振り向かせてみせるんだから!」
にこ「ま、真姫ちゃん…」
真姫「…じゃ、私行くわ」ダッ
真姫「にこちゃんも早く行かないと、授業始まるわよ!」
にこ「…………」
にこ(……好き、かぁ)
にこ(初めて、好きって…口に出したかも)
にこ(もう遅いけど……)
音ノ木坂学院
教室
にこ「……」
にこ(絵里ちゃん…)
にこ(絵里ちゃんはあったかくて、優しくて…それで)
にこ(それ、で……)
にこ(………好きだった)
にこ(なんでもっと早く言わなかったんだろう…)
にこ「………」
にこ(でも、もし言ってたとしたら…絵里ちゃんと付き合ってたとしたら…)
にこ(真姫ちゃんは帰ってこなかったかもしれないし、もっと…大変な事になってたかもしれない)
にこ(にこのした事は……間違ってない、と思う…)
にこ(……真姫ちゃんの事もキライじゃないし…仲は良かったと思うけど)
にこ(真姫ちゃんがにこの事をそんな風に考えてたなんてのは知らなかった…)
にこ(知らないうちに好きになられて、気づかないうちに終わっちゃって…)
にこ(みんな、全部…色んなこと、ちょっとくらいにこに分かりやすいように動いてくれたっていいのに!!)
先生「じゃあはい、次の問題を矢澤」
にこ「分かりません!!」
キーンコーンカーンコーン
先生「じゃー、ここまで」
にこ「はぁ~…」
希「にこっち、お疲れみたいやね」
にこ「ちょっと色々あってねー…朝ごはんも食べてないし…」
希「暑いんだからちゃんとエネルギー取らなだめやん、気の話忘れたん?」
にこ「あー、はいはい覚えてるわよ…あんたはお母さんかっての…」
希「うちが?にこっちのお母さん?」
希「ふふふ…じゃあうちが毎朝にこっちを叩き起こしに行ってあげよか?」
にこ「やめて」
希「とまぁ、冗談は置いといて…お弁当たべよ?」
希「おなか減ってるんやったらまた希ちゃん特製弁当分けたげるよ」
にこ「んー…」
*コマンド?
ニア いっしょに たべる
ひとりで たべる
ステータスをみる
にこ「今日のお昼は…>>31」
生徒会室で食べる
にこ「今日のお昼、一人で食べるわ…」ガタン
希「そぉ?」
希「おなか減ったら、また戻ってきてもええよー」
にこ「はいはい」スタスタ
音ノ木坂学院
生徒会室前
にこ「…………っと」
にこ(なんで今更こんなところ来てるのよ…!)
にこ(ここには絵里ちゃんが、いるかもしれないのに…)
にこ(さっき教室を出る時、絵里ちゃんいたっけ…?)
にこ(希とお弁当食べてるのかも…でも…)
にこ(ちょっとだけ、覗いて……)チラッ
にこ(中には…)
にこ(>>35)
海未とキスしている絵里
にこ(中は………)チラッ
にこ「……ん?」
…
海未「あっ…!ん、んんっ…!」ガタンッ
絵里「ん…海未……」
海未「あ、いやっ…!ダメです、絵里…!」ガッ
海未「な、何を…考えてるんですか、ここは学校なんですよ!?」
絵里「大丈夫よ?この時間に生徒会室に来る生徒なんていないわ」
海未「そうかもしれませんが…!扉一枚隔てた向こうには、人が歩いて…!」
絵里「じゃあ誰もいなかったら海未はいいの?放課後とか…」
海未「おかしいですよ…なんで、いきなりこんな事するんですか…」
絵里「…ひょっとして、初めて?」クスッ
海未「………………」
海未「は…はじめてじゃ、ない…です」
絵里「え?意外な答えが帰ってきたわね…」
海未「もう行っていいですか…?穂乃果とことりが、待ってます」モジモジ
絵里「相手は誰?ひょっとして穂乃果とか…」
海未「絵里!!」
海未「こんな事をするためだけに私を呼んだなら…もう止めて下さい」
海未「私は…にこの代わりにはなれませんっ!」ダッ
絵里「…………」
…
にこ「わわわ…!」サッ
海未「失礼しますっ!」ガラッ
にこ「…………」コソコソ
にこ(絵里ちゃん……なにしてるのよ…)
*コマンド?
ステータスをみる
もちもの
ニア ちゅうだんする
ゲームをつづける
*ゲームを ちゅうだん しました
*じかいのゲームは このつづきから スタートします
*おつかれさまでした このままでんげんを おきりください
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DATA SELECT
1 【こうさか ほのか】
ニア 2 【やざわ にこ】
3 データが ありません
*このファイルには ちゅうだんセーブの データがあります
*つづきから はじめますか?
ニア はい いいえ
*コマンド?
ニア ステータスをみる
もちもの
ちゅうだんする
ゲームをつづける
やざわ にこ
じょうたい:あせり
HP 100/260
MP 0 / 0
・もちもの
なし
・ハート
ほのか…15
うみ…25
ことり…10
りん…10
はなよ…20
まき…65
のぞみ…35
えり…5
にこ(絵里ちゃん……なにしてるのよ…)コソコソ
にこ(海未ちゃんとキス、してた…?)
にこ(覗いてただけじゃよく分からなかったけど…してた、わよね…!?)
にこ(いつのまにそんな関係になったのよ、あの二人…!!)
にこ「……………」
にこ(でも……海未ちゃんは嫌がってた…)
にこ(絵里ちゃんに何か言ってやるべきかもしれない)
にこ(…でも)
にこ(にこにそんな資格はない…)
にこ(絵里ちゃんを傷つけたのはにこなんだから)
にこ「……戻ろう」クルッ
にこ「………………」スタスタ
ガラッ
絵里「……………」
放課後
教室
にこ「ううぅ………」
にこ(おなか減ったあぁ……)
にこ(朝に続いて昼まで食べそびれた……)
にこ(これはかなり…キツいわね…)
希「さぁ!お待ちかねの部活の時間やね!」
絵里「……………」
絵里「…着替えたら屋上に集合よ」
にこ「…………」
にこ「よいしょ、っと……」ガタン
*どこにいきますか?
ニア おくじょう
おんがくしつ
アルパカのこや
ほけんしつことり
きゅうどうじょう
にねんせいのきょうしつ
いちねんせいのきょうしつ
ほかのばしょにいく
にこ「>>61に行かなくちゃ」
テニスコート
音ノ木坂学院
テニスコート
にこ「……あれ?テニスコート?」
にこ「間違えた…なんでこんなところに来てんのよ…」フラフラ
にこ「はー…屋上行かなくちゃ」フラフラ
にこ(無駄な体力使ったわ……)フラフラ
…
にこ「はぁ、はぁ…!」ガチャ
ことり「あっ、にこちゃん」
真姫「やっと来……って、どうしたのよ」
凛「校庭から屋上までダッシュしてきたみたいな顔してるにゃー」
にこ「……ちょ、ちょっとね」ゼェゼェ
にこ「さぁ!練習始めるわよ!!」
海未「それでは今日の練習を始めます!」
穂乃果「はーい!」
海未「休み明けですから、無理の無い程度に厳しく行きますよ」
凛「……海未ちゃんの無理の無い程度にー、はちょっとツラいにゃー」
花陽「あはは…」
希「今日は何の練習するん?」
海未「そうですね…それでは…」
海未「最近ちょっとやっていませんでしたし、>>67をしましょう」
ガンバライド
海未「今日はガンバライドをやりに行きましょう!」
穂乃果「やった!ゲームで練習できる!」
絵里「…海未、いつも思うんだけど何故そのゲームなの?」
凛「ダンスゲームとか、他にも練習のできるゲームいっぱいあると思うのに…」
ことり「海未ちゃん、最近急にハマっちゃったみたい…」
海未「もうすぐ稼働終了するんですから今のうちにやらないともったいないじゃないですか」
にこ「何の為に屋上に集合させたのよ…!」
海未「さっ、着替えたら昇降口に集合ですよ!」
にこ「はぁ…」
…
にこ「…………」デーデッデデーデー
花陽「…………」デーデーデーデデデーデー
にこ「……動体視力を鍛えられるって海未ちゃん言ってたけど」
にこ「………にこは、そうは思えないんだけど…」
花陽「そ、そうだね…」
にこ「……………」ピコピコ
海未「じゃあ今日はここまでにしましょう」
ことり「…途中からみんな、好きなゲームやり始めちゃったけど…」
希「…まぁええんやないかなぁ」
にこ「…………おぇっ」
真姫「にこちゃん、どうしたのよ…」
にこ「な、なんでもな……うぐぅっ…」フラフラ
にこ(あぁ…なんか、おなか過ぎすぎてフラフラしてきた……)
穂乃果「大丈夫!?肩貸そうか!?」
海未「誰かが送っていったほうがいいかもしれませんね」
にこ「…………」
*だれとかえりますか?
ニア ほのか
ことり
うみ
りん
はなよ
まき
のぞみ
えり
ひとりでかえる
にこ「>>72ちゃん、送ってって……」
絵里
にこ「絵里ちゃん、送ってって…」フラフラ
絵里「!?」
海未「絵里、お願いできますか?」
絵里「………な、なんで私なのよ」
絵里「私より、にこの家に寄りやすい人いるでしょ」
希「でもにこっちは絵里ちをご指名みたいやん?」
絵里「………」
穂乃果「にこちゃん、結構辛そうだよ…?」
にこ「……………」
絵里「…………」
絵里「…分かったわ」
絵里「ほらにこ、行きましょう」グイッ
にこ「うん………」
真姫「……………」
凛「それじゃ、凛とかよちんはこっちだからー!」ダッ
花陽「また明日ー」
海未「私達もここで…」スタスタ
希「にこっちー、お大事になー」
にこ「んー……」
絵里「………」
…
絵里「………それで?」スタスタ
にこ「………」フラフラ
絵里「わざわざ私に送らせたのには何か意味があるの?」
にこ「………」
絵里「なんでそんなにフラフラなのか知らないけど、特に理由が無いんなら私はもう行くわよ」
絵里「私はもう、にこに構ってる暇なんて無いの」
にこ「……あの」
にこ「話、したくて……」
絵里「私はもう、にこと話す事は無いわ」
絵里「言い訳なんて聞きたくないし、事後報告なら尚更聞きたくない」
絵里「何を話したってどうせ…もう……」
絵里「…………」
絵里「……それじゃ、明日の朝練…遅れるんじゃないわよ」クルッ
にこ「ま、待って!」ガッ
絵里「……………はぁ」
絵里「何」
にこ「えっと、その……」
にこ「>>80」
ごめん…
にこ「ごめん…」
絵里「……?」
にこ「まだ、にこ…絵里ちゃんにちゃんと謝ってなかったから」
にこ「きちんと謝って、それで」
にこ「終わりにしたいの」
絵里「…………」
にこ「絵里ちゃん…」
にこ「にこのわがままで、いっぱい傷つけちゃって…ごめんなさい」ペコッ
にこ「それと、最後に一つだけ」
にこ「絵里ちゃん……大丈夫?」
絵里「………」
絵里「私は……もう…」
絵里「にこの事なんて何とも思ってないから…」
絵里「それに、にこに心配される筋合いなんてないわ」
にこ「…うん」
絵里「…それだけ?」
にこ「うん」
絵里「………」
絵里「それじゃあ」
にこ「うん」
絵里「………」スタスタ
にこ「…………」
にこ「…………」
にこ「……………」
にこ「おなか、空いたな……」
にこ「帰ろう」
【えりの ハートが 5 あがった!】
次の日
音ノ木坂学院
にこ「にっこにっこにー♪おっはよー!」
希「にこっち、おはよ」
海未「今日は早いですね、にこ」
にこ「まぁねー、にこは部長だから早く来るのは当たり前にこ!」
穂乃果「そんな事言って、昨日は遅刻ギリギリじゃなかったっけ~?」
にこ「そうだっけ?覚えてなーい☆」
希「ふふふ」
希(いつもの、元気なにこっちに戻ったみたいやね)
…
海未「みんな揃いましたね…それじゃいつも通り、柔軟から始めましょう!」
海未「隣の人の背中を押してあげてくださいね、終わったら横を向いてもう一回です!」
にこ(えっと、今日のにこの隣は~…)
にこ(>>90ちゃんかぁ)
穂乃果
にこ(穂乃果ちゃんかぁ)
穂乃果「部長!よろしくお願いします!」
にこ「はい、足開いて?……はいっ!」グイー
穂乃果「ほっ!」グイー
にこ「穂乃果ちゃん、前より柔らかくなってない?」
穂乃果「そうかな?雪穂に押してもらってるからかな…?」
穂乃果「最近、お風呂上りにスクフェスしながら柔軟するのが日課なんだ!」
にこ「柔軟しながら曲の練習までこなすなんて…穂乃果ちゃん、出来る!」
穂乃果「おっと…他のみんなにはナイショだよ…?」シー
海未「……聞こえてますよ」グイグイ
ことり「穂乃果ちゃん、控えめにしないと目悪くなっちゃうよ?」
穂乃果「そうかなー」
にこ「はい、じゃあ次はにこね!」
穂乃果「よし、いっくよー!」
にこ「ふふふ…にこにーの柔らかさをその目に焼き付けるがいいわ……」
穂乃果「はー!いい汗かいたー!!」
海未「みんな大分体が柔らかくなってきましたね」
絵里「基礎が出来てきている証拠ね、いいことだわ」
凛「凛たち、アイドルとしてランクアップしちゃってるのかにゃー!?」
花陽「凛ちゃん、すっごく柔らかくなったもんね!」
絵里「基礎が出来たくらいじゃまだまだよ、それをダンスに活かせるようにならないと…」
凛「えー…」
真姫「まだまだ練習あるのみ、って事ね」
にこ「ふー…」
にこ(久しぶりにリフレッシュできた気分って感じ…)
にこ(やっぱり練習、楽しい♪)
昼休み
教室
希「にこっち、また外でお昼食べるん?」
にこ「天気がいいんだから教室に籠ってちゃもったいないじゃない」
希「それもそうかも…うちもたまにはよそにおじゃましようかなぁ」
にこ「それじゃね」スタスタ
*どこにいきますか?
ニア せいとかいしつ
おんがくしつ
アルパカのこや
きゅうどうじょう
おくじょう
さんねんせいのきょうしつ
にねんせいのきょうしつ
いちねんせいのきょうしつ
ほかのばしょにいく
にこ「今日は>>104ね!」
屋上
音ノ木坂学院
屋上
にこ「よ…っと」ガチャ
にこ「は~…屋上は気持ちいいわねー」
にこ「風が吹いてて涼しいし、ランチタイムにぴったりな……」
穂乃果「あっ、にこちゃんだ!!」
にこ「えっ?穂乃果ちゃん?」
穂乃果「にこちゃん、ここでお昼食べるの?」
にこ「そのつもりだけど」
穂乃果「じゃあ穂乃果の隣空いてるよ、どうぞ?」
にこ「じゃあせっかくだから…」スッ
にこ「穂乃果ちゃんもお昼?」
穂乃果「うぅん?穂乃果はもう食べたよ?」
にこ「へぇ、じゃあなんでこんなところに……」
にこ「………」
にこ「………ゲーム?」
穂乃果「うっ…!」ドキッ
穂乃果「だ、だって…!LPとかスタミナとか、溢れちゃうんだもん…」
にこ「ほどほどにしなさいよね…」
穂乃果「べ、別にゲームするためだけにここに来たわけじゃないんだからね!?」
穂乃果「穂乃果…屋上、好きなんだ」
にこ「そうなの?」
穂乃果「うん!晴れてる時はすっごく気持ちいいし!それに…」
穂乃果「みんなでいつも練習してる場所だから!」
穂乃果「だから疲れた時とか…ここに来ると、頑張ろう!って気持ちになれる!」
穂乃果「元気が貰える、穂乃果のパワースポットなんだ!」
にこ「なるほどねー」
穂乃果「…あ、そうだ!元気と言えば……」
穂乃果「にこちゃんも元気になったみたいでよかった!」
にこ「え…にこ?」
穂乃果「だって、にこちゃん…昨日、なんか気分悪そうだったし…」
にこ「あぁ…」
穂乃果「昨日は絵里ちゃんにおまかせしちゃったけど、穂乃果もすっごく心配したんだよ?」
穂乃果「だから、今日にこちゃんの顔を見た時…ほっとした!」
にこ「心配かけて悪かったわね…もう大丈夫!にこにー完全復活だよっ!にっこにっこにー!」
穂乃果「にっこにっこにー!」
にこ「………あのね」
穂乃果「うん?」
にこ「…………」
にこ「……にこね?」
穂乃果「うん」
にこ「昨日………」
穂乃果「……?」
にこ「昨日……!」
穂乃果「……」ゴクリ
にこ「………おなか空いて」
穂乃果「………」
にこ「……フラフラだったんだぁ☆」
穂乃果「…………」
穂乃果「……え!?それだけ!?」
にこ「それだけってなによー!にこ、本当に腹ペコで倒れそうだったんだからね!」
にこ「食いしん坊穂乃果ちゃんには分からないわよ、朝昼と食べそこなったにこの気持ちは…」
穂乃果「え!?そんなに食べてなかったの!?」
穂乃果「にこちゃんダメだよ!食べない系のダイエットは胸から減るんだよ!」
にこ「えぇ!?なにそれ怖い……って違うわよ!」
にこ「ただちょっと忙しかっただけ!今日は朝もお昼もちゃんと食べたから大丈夫!」
穂乃果「なんだ…よかった!」ホッ
穂乃果「ね、にこちゃん」
にこ「なに?」
穂乃果「もし困ったことがあったら…穂乃果に相談してね!」
穂乃果「穂乃果じゃ頼りないかもしれないけど…穂乃果はにこちゃんの味方だよ!」
にこ「…………っ」
にこ「い、いきなりなによ?別ににこは大丈夫だってば!」
穂乃果「そう?ならいいんだ!」
にこ「……でも、ありがと!」
にこ「穂乃果ちゃんも悩みがあったら、にこ先輩に相談してもいいわよ!」
穂乃果「うん!」
キーンコーンカーンコーン
にこ「…………え」
穂乃果「…………あ」
にこ「…うわああああ!!穂乃果ちゃんとお喋りするのに夢中で全然お昼食べてないーーっ!!」
穂乃果「あああああああああ!!!LP溢れてる!!もったいなーーーーいっ!!」
【ほのかの ハートが 5 あがった!】
*コマンド?
ステータスをみる
もちもの
ニア ちゅうだんする
ゲームをつづける
*ゲームを ちゅうだん しました
*じかいのゲームは このつづきから スタートします
*おつかれさまでした このままでんげんを おきりください
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DATA SELECT
1 【こうさか ほのか】
ニア 2 【やざわ にこ】
3 データが ありません
*このファイルには ちゅうだんセーブの データがあります
*つづきから はじめますか?
ニア はい いいえ
*コマンド?
ニア ステータスをみる
もちもの
ちゅうだんする
ゲームをつづける
やざわ にこ
じょうたい:ふつう
HP 150/260
MP 0 / 0
・もちもの
なし
・ハート
ほのか…20
うみ…25
ことり…10
りん…10
はなよ…20
まき…65
のぞみ…35
えり…10
音ノ木坂学院
教室
にこ「……」ムシャムシャ
希「……にこっち?」
にこ「なによ」ムシャムシャ
希「…なんで休み時間にお弁当食べてるん?」
にこ「食べそこなったのよ、悪い?」ムシャムシャ
希「いや…食べるんは別にいいけど」
希「練習前におなかいっぱいにすると後がキツいよ?」
にこ「そんな事言ったっておなかは減るんだししょうがないじゃない」ムシャムシャ
絵里「……今度は『にこ、食べ過ぎておなか痛い~』とか言って私に泣きつかないでよね」
にこ「…分かってるわよ」ムシャムシャ
にこ「さて…練習の時間ね」
にこ(……やっぱりちょっとおなかキツいわね)
にこ(はらごなしにどこかに寄ってから行こうかしら)
*どこにいきますか?
ニア せいとかいしつ
おんがくしつ
アルパカのこや
きゅうどうじょう
ほけんしつ
ぶしつ
にねんせいのきょうしつ
いちねんせいのきょうしつ
ほかのばしょにいく
にこ「>>150によって行くわ!」
弓道場
音ノ木坂学院
弓道場
にこ「失礼しまーっす」ガラッ
海未「あ…にこ…」
にこ「あれ?海未ちゃん、今日は弓道部のほうに顔出すの?」
海未「ちょっと用があって寄っただけです、ちゃんと練習にも行きますよ」
海未「それよりにこは何でここに?」
にこ「んー…ここに来たら海未ちゃんに会えるかなー?って思って☆」
海未「え、私に…?」ドキッ
にこ「なーんてね、お散歩がてら近くまで来たら、海未ちゃんが見えたから覗いてみただけよ」
海未「そうですか…」
海未「もう少しで終わるので少し待っていてください、一緒に屋上へ行きましょう」
にこ「はいはーい」
にこ「………」
にこ(さて…する事が無いわね)
*コマンド?
ニア >>155をする
ほかのばしょにいく
ステータスをみる
にこ「>>155するわ」
海未ちゃんを眺める
にこ(海未ちゃんでも眺めてようっと)
にこ「………」ジーッ
海未「…………」
にこ「………」ジーッ
海未「あの…なにか?」
にこ「へ?いや何かやらないのかなーって」
海未「今日は練習に来たわけではないんです…見てても別に面白い事はしませんよ?」
にこ「なーんだ…にこ、海未ちゃんが弓撃つところ見たかったなぁー」
海未「暇なら先に屋上へ行っててもいいですよ?」
にこ「にこに一人で先に行かせるつもり?海未ちゃん冷たーい!」
海未「…私にどうしろと言うんです」ハァ
にこ「にこにーと楽しくお喋りするとかどう?」
海未「まぁいいですが…」
にこ「それじゃね…」
*コマンド?
ニア >>162をはなす
ほかのばしょにいく
ステータスをみる
にこ「>>162についてお喋りする?」
絵里
にこ「絵里ちゃんについてお喋りする?」
海未「…………絵里、ですか」
にこ「うん!我らがかしこいかわいいエリーチカ!」
海未「…いいですよ、私も丁度絵里について…にこに聞きたい事があったんです」
にこ「なぁに?」
海未「昨日のお昼休みに絵里と少し話をしたんです」
海未「…にこ、絵里とケンカしたみたいですね」
にこ「……まぁ、ね」
海未「…私には関係の無い事ですから、うるさく口を挟みはしませんが」
海未「手当り次第に意味ありげな事をして回るのは止めた方がいいと思います」
海未「私と、絵里と、真姫と……他に誰と…その……」
にこ「エッチな事したか?」
海未「…関係を持ったんですか?」
にこ「誤解しないで?真姫ちゃんとは別に、そんな…」
海未「じゃあ私と絵里ですか…それにしても、どうしようもないですね…貴女…」ハァ
にこ「…ごめん、海未ちゃんにも謝らないと」
海未「別に私は謝罪なんてしてもらわなくても結構です!」
海未「ただ…相手は一人に絞った方がいいと思うんです」
海未「にこが、真姫の事を心配していたのは分かります……でも…」
海未「にこの事を絵里は本当に愛していたのに…あんなの、あんまりじゃないですか」
にこ「でも、真姫ちゃんが…別れてって…」
海未「他にやり方はあったでしょう!?真姫のせいにしないでください!!」
海未「別に…真姫を選んだ事について悪く言うつもりではありません…!けど!!」
海未「それならそれで、貴女は真姫と絵里に誠意を示すべきだと私は思います!!」
海未「こんなところに来る暇があったら!真姫のところに行くなり、絵里に謝るなりして…!!」
海未「どうして貴女はそう…!!貴女のせいで絵里は…!!」
にこ「絵里ちゃんが…!?」
海未「…………!」ハッ
海未「…なんでもありません」
にこ「……絵里ちゃんがどうしたって言うのよ?」
海未「今のは言葉を間違えました、それで…」
にこ「海未ちゃんと絵里ちゃんがキスしてたのと関係あること?」
海未「………見てたんですか」
にこ「……ごめん」
海未「だったら!!尚更、どうして貴女は分かってあげないんですか!!」
海未「絵里をあんなに惨めにさせて!!絵里があんなことをしたのは……!!」
海未「…………」
海未「さっさと絵里に、にこの事を諦めさせてあげてください…」
海未「私はあんな絵里を見ているのは……辛くて……!」
にこ「……………」
海未「…お願いです、にこ」
海未「誰かの為に誰かが傷つくなら…その傷は浅いにこしたことはないんです」
海未「その誰かのこと…ちゃんと考えてあげてください」
にこ「……そうだね」
海未「………」
にこ「………ねぇ、海未ちゃん」
海未「なんですか?」
にこ「誰も傷つかない方法があればよかったのにね」
海未「そんな方法……」
にこ「ないのかな…?」
海未「………」
海未「私には、分かりませんよ……」
海未「…練習、行きましょう」
にこ「うん」
音ノ木坂学院
屋上
海未「それでは、今日の練習はここまでにします」
にこ「ふー…」
にこ(…『絵里ちゃんに、にこの事を諦めさせろ』)
にこ(…『相手は一人に絞れ』かぁ…)
にこ(言われてみれば当たり前の事だけど…難しいなぁ)
にこ(昨日、謝りはしたけど絵里ちゃんがどう思ってるかなんて分からないし…)
にこ(にこが誰を好きかなんて、にこ自身……分からない…)
にこ(…………)
*コマンド?
ニア >>173をする
いえにかえる
ステータスをみる
にこ「……>>173」
穂乃果に全部ぶちまけて真剣に相談
穂乃果「はぁ~!今日も頑張ったっ!帰ってゲ」
にこ「……穂乃果ちゃん」
穂乃果「ん?にこちゃん!お疲れ様ですっ!」
にこ「ちょっと、いいかな?」
穂乃果「………?」
音ノ木坂
和菓子屋 穂むら
穂乃果「たっだいま~!」ガラッ
にこ「お邪魔しまーす…」
穂乃果「あがってあがって!穂乃果の部屋二階だから!」
にこ「う、うん」
穂乃果「……それで、どうしたの?」
にこ「あ、あのね…」
*にこは これまでの できごとを ほのか に はなした
穂乃果「…………」
にこ「それで、にこ…海未ちゃんに怒られちゃって……」
にこ「でもどうすればいいか、にこには……」
にこ「分からない……」
穂乃果「あ、あの…なんで穂乃果に…?」
にこ「……穂乃果ちゃんが、にこの味方って言ってくれたから…」
にこ「穂乃果ちゃん、にこはどうすればいいかな…?」
穂乃果「………」
穂乃果「>>185」
(LP溜まっちゃう・・・)
穂乃果(LP溜まっちゃう…)
にこ「穂乃果ちゃん…?」
穂乃果「あ、あのねにこちゃん…一回ちょっと休憩しない?」
穂乃果「ちょっと穂乃果疲れちゃって…」
にこ「で、でも!穂乃果ちゃんにこの話聞いてくれるって…!」
穂乃果「聞くよ!?でもちょっとだけ…」
にこ「…あ!?穂乃果ちゃんゲームしにいくつもりね!?」
穂乃果「しししししししないよ!!曲だけ選択してLP減らしたら戻ってくるから…!」
にこ「にこの味方するとか言ってゲームするってどういうことよ!!真面目に話聞いてくれる気あるの!?」
穂乃果「あるけど、それとこれとは別だよ!!」
にこ「別なら別でこっちを優先させなさいよ!!」
穂乃果「でも、穂乃果は…穂乃果は…!!」
穂乃果「>>197」
3人が仲良くしててほしい
穂乃果「穂乃果は…三人に仲良くしててほしいよ!!」
穂乃果「穂乃果、まだ…その、恋とかそういうの…よく分からないけど…!」
穂乃果「穂乃果はにこちゃん達がケンカするのはやだ!!LPが溢れるよりもっとやだ!!」
穂乃果「だってみんな、μ'sの仲間なのに…なんで、海未ちゃんも、にこちゃんも、絵里ちゃんも、真姫ちゃんも…」
穂乃果「穂乃果はみんなの事大好きだよ?みんなのUR揃えて、覚醒させるくらい好き…!!」
穂乃果「みんな大好きで、仲良しじゃいけないの…?どうしてなのかな…?」
穂乃果「一人だけ特別なんて…まだ、穂乃果には……」グスッ
にこ「ごめんね、ごめん……」ナデナデ
穂乃果「うぅっ…!うええ…!」ポロポロ
にこ「にこだって本当はそれがいい…でも…」
にこ「他のみんなはそれじゃ納得してくれないから…」
にこ「………難しいね」
穂乃果「………うん」
穂乃果「………」グスッ
にこ「穂乃果ちゃん、ごめんね…大丈夫?」
穂乃果「う、うんっ…!もう平気…」ゴシゴシ
穂乃果「ごめんね、にこちゃんの話聞くつもりだったのに穂乃果が励まされちゃって…」
にこ「いいのよ、にこは穂乃果ちゃんの先輩だから…言ったでしょ?」
にこ「にこも穂乃果ちゃんもみんながだーい好き!だよね?」
穂乃果「……うん!」
にこ「はいっ、にっこにっこにー!」
穂乃果「にっこにっこにー!!」
穂乃果「…でも、にこちゃんはどうするの?」
にこ「え?」
穂乃果「誰かと付き合わなくちゃいけないとしたら…にこちゃんは誰を選ぶの?」
にこ「にこは……」
*だれをえらびますか?
ニア ほのか
うみ
ことり
りん
はなよ
まき
えり
のぞみ
なにもいわない
ステータスをみる
にこ「にこは……>>210」
えり
にこ「にこは…絵里ちゃん、かな…」
にこ「色々あって別れちゃったけど、それでもまだにこは…」
穂乃果「にこちゃん…」
にこ「……今更こんな事言っても、もう遅いんだけどね」
にこ「…………」
にこ「穂乃果ちゃん、今日はありがとう」
にこ「にこ、帰るね」
…
にこ「それじゃまた明日…学校で」
穂乃果「にこちゃん、そのっ…!」
にこ「なに?」
穂乃果「…また来てね!」
にこ「…うん!」
【ほのかの ハートが 5 あがった!】
ありさ
にこ「亜里沙ちゃんか」
にこ「あーりっさちゃん☆」ポンッ
亜里沙「ひゃっ!?あ…にこさん!」
にこ「にっこにっこにー☆今日も朝から元気いっぱい!みんなのアイドル!にこにーだよっ♪」
亜里沙「おはようございますっ!にこさんに声をかけてもらえるなんて…嬉しいです!」
にこ「でも亜里沙ちゃんはにこより海未ちゃん派なんだよね?」
亜里沙「そ、そんな…!」カアァ
にこ「いいなー、海未ちゃんは幸せ者だねっ!」
亜里沙「そうなのかな…迷惑じゃないでしょうか…?」
にこ「アイドルはファンのことを迷惑なんて思わない!海未ちゃんもきっと喜んでるよ!」
亜里沙「それなら…嬉しいです!」ニコッ
にこ「途中まで一緒に行こ?」
亜里沙「はいっ!」
亜里沙「そうだ、いつもお姉ちゃんがお世話になってます」スタスタ
にこ「え…?」スタスタ
亜里沙「にこさんが遊びに来てくれた日の夜なんて、お姉ちゃんすっごく嬉しそうにしてて…」
亜里沙「あんなに楽しそうなお姉ちゃん、亜里沙もあんまり見たことないくらいでした」
にこ「え?うん…」
にこ(そっか、亜里沙ちゃんはまだ知らないから…)
亜里沙「昨日もお姉ちゃん、お部屋でにこさんの名前呼んでたんですから!」
にこ「…………え?」
亜里沙「これからもお姉ちゃんと仲良くしてあげてください」
亜里沙「それじゃ、亜里沙はこっちなので!」
にこ「……え、あ、うん!まったねー☆」
にこ「…………」
にこ「絵里ちゃん…?」
音ノ木坂学院
屋上
にこ「よっと…」ガチャ
にこ「なんだ、まだ誰も来てないじゃない!たるんでるわねー…」
にこ「あーぁ、早く誰か来ないかなー…」
ガチャッ
>>235「!」
にこ「あ、>>235ちゃん!」
AS姐
西田亜沙子「おはようございます」
にこ「ディレクター!おはようございます!」
にこ「あのぉー、にこ…ディレクターにお願いがあるんですけどぉー…」
にこ「にこのキャラデザ、書き直してもらえませんか?もっとこう、ボヨヨンな感じに…」
西田亜沙子「…ここに、私のペンがあります」
にこ(あれは…!幻のアイテム!キャラデザペン!!)
にこ(あのペンで書けばそれが公式の設定になるらしいと言われる…!!)ガタガタ
にこ「くれるんですか…!?」
西田亜沙子「いや、これ仕事道具なんで…」
にこ「あ、そうですか…」
西田亜沙子「それじゃあ二期の準備があるので帰ります」ガチャ バタン
にこ「お疲れ様でしたー!!」
海未「おはようござ……あらにこ、早いですね」ガチャ
凛「おっ、にこちゃんすっごいやる気に満ちてるにゃー」
真姫「……やる気に満ちてる顔には見えないけど?」
希「なんていうか……放心しとるね?」
絵里「アイドルのしていい顔じゃないわね…」
穂乃果「どうしたのにこちゃん?LP溢れさせた?」
花陽「また調子悪い、とか…?」
ことり「保健係の出番かな?」
にこ「いや……なんかすごいの来てて……」
みんな「?」
にこ「…なんでもないわ、練習するわよ」
海未「えぇ……」
海未「…はい、じゃあ今日の朝はここまでにしましょう」
海未「…それで、みんなに話があります!」
真姫「話?」
海未「そろそろ定期テストの季節です!!」
穂乃果「テ!?」
にこ「スぅ!?」
凛「トおおおおおおおお!!?」
海未「そうです……」
絵里「まぁ前回の件で分かってると思うけど…赤点なんて取ったら承知しないわよ」
海未「特にそこの三人です!」
にこほのりん「ひいいっ!!!」
海未「と言うわけで…テストまでの間、放課後の部活動は禁止になります…よって…」
海未「赤点回避の為に!三人にはテスト対策勉強を命じますっ!!」
にこほのりん「ひいいいいいいいいいいいいーーーーーーっ!!!!」
*コマンド?
ステータスをみる
もちもの
ニア ちゅうだんする
ゲームをつづける
*ゲームを ちゅうだん しました
*じかいのゲームは このつづきから スタートします
*おつかれさまでした このままでんげんを おきりください
tst
次からこの酉で
…Now Loading
DATA SELECT
1 【こうさか ほのか】
ニア 2 【やざわ にこ】
3 データが ありません
*このファイルには ちゅうだんセーブの データがあります
*つづきから はじめますか?
ニア はい いいえ
*コマンド?
ニア ステータスをみる
もちもの
ちゅうだんする
ゲームをつづける
やざわ にこ
じょうたい:ふつう
HP 150/260
MP 0 / 0
・もちもの
なし
・ハート
ほのか…25
うみ…25
ことり…10
りん…10
はなよ…20
まき…65
のぞみ…35
えり…10
放課後
アイドル研究部部室
海未「それでは定期テスト対策会議をはじめます!」
にこ「はぁ…」
穂乃果「ううぅ…」
凛「にゃ~…」
海未「前回のように…凛は花陽と真姫でカバー、穂乃果はことりと私がフォローします」
ことり「は~い!」
花陽「が、頑張ろう凛ちゃん!ねっ!?」
凛「嫌にゃ~…!」メソメソ
海未「で、にこは希と……今回は絵里もいますから安心ですね」
にこ「え!?」
絵里「私?」
希「せやね、うちも今回は……にこっちにかかりっきりってわけにはいかんかもやし、絵里ちもいると助かるなぁ」
絵里「かかりっきりって、にこ…どんだけ希に頼ってたのよ…」
にこ「……えへっ♪」
海未「笑ってごまかさないでください、と言うかにこは勉強してるんですか?今年受験なんじゃ…」
にこ「に、にこは卒業したらアイドルになるからいいのよ!それにちょっとおバカなほうがファンに受けるし!」
凛「ちょっとなのかにゃー」
にこ「あ゛!?なんか言った!?」
海未「凛が言う事ではありませんが事実です、そもそも…」
真姫「………ねぇ」
にこ「ん?真姫ちゃん、どうしたの?」
真姫「わ、私も…にこちゃんの勉強、手伝うわ」
にこ「え!?」
絵里「ちょっと真姫!何言ってるの!?」
希「真姫ちゃん一年生やん!」
真姫「三年生の範囲くらいもう予習してるし…にこちゃんを教えるくらいだったら完璧よ!」
真姫「凛の勉強も手を抜かずにやるわ、何か文句ある?」
海未「ま、真姫…それでは貴女の負担が大きすぎます、無理は…」
真姫「無理?私は無理なんてしてないわよ」
真姫「それに…希とエリーがにこちゃんの勉強を見るってほうがよっぽど無理なんじゃない?」
絵里「なんでよ?」
真姫「二人とも、今年受験でしょ?人に構ってる余裕はあるの?」
真姫「大事な時期なんだし、ここは私の手も借りておくのが得策なんじゃない?」
希「うーん…確かに、そろそろ色々と忙しい時期ってのは確かやけど…」
真姫「…決まりね」
真姫「にこちゃん!安心しなさい、この私が教えるからには絶対赤点なんて取らせないんだから」
にこ「う、うん……」
花陽「真姫ちゃん…大丈夫かなぁ…」
穂乃果「なんだかすごいやる気だね…」
海未「……無理しすぎなければいいのですが」
海未「真姫、無理し過ぎないでくださいね」
真姫「だから言ってるでしょ、これくらいじゃ無理なんて言わないわ」
海未「…………」
ことり「えっと…それじゃ、勉強しよっ!ねっ!」
絵里「そ、そうね…頑張りましょう」
海未「…穂乃果、始めますよ、携帯しまってください」
穂乃果「ぶー…」
花陽「凛ちゃん、どの教科が分からないの?」
凛「全部だにゃ~…」
にこ「そ、それじゃ、にこ達も………」
*だれとべんきょうしますか?
ニア えり
まき
のぞみ
ひとりでする
にこ「今日は>>287ちゃんとやろうかな!」
スピリチュアル姉
にこ「今日は、希と勉強しようかしら」
希「ええよー、でもふざけたらわしわしMAXするよ…?」
にこ「ちゃ、ちゃんとやるって!」ビクッ
絵里「それじゃ、私は自分で勉強を進めるわね」
真姫「…私は凛のところに行くわ」スタスタ
希「それじゃうちらはうちらで…」
希「……ちょっと狭いかな?」
にこ「そりゃ9人もいて教科書広げてたら狭いわよね…」
希「にこっち、外行こうか」
にこ「めんどくさいわねー、よいしょ…っと」
希「それじゃみんなも頑張ってなー」ガチャ
秋葉原
ハンバーガーショップ
にこ「にこでーす♪頑張って問題を解いちゃうぞー♪」
希「…それやらんとあかんの?」
にこ「にこー、キャラチェンジすると脳が活性化して頭がよくなるんですー☆」
希「じゃあこの問題一人で解いてみて?」
にこ「よーし!にこにーの手にかかればこんな問題……」
にこ「問……題………」
にこ「………」
希「…………」ワシワシワシワシ
にこ「ぎにゃあああああああ!!!」
希「だめやん…」
にこ「外でわしわしすんの止めろって言ってるでしょ…!」ピクピク
希「…っていうかにこっち?このあたりの問題は前のテストでも出たよ?忘れちゃったん?」
にこ「え、嘘っ」
希「嘘言うわけないやろ、あんなに一緒に頑張ったんに…」
にこ「あ、あはは…!そうだったかなー…?」
希「……やっぱにこっちは集中力ないね」
にこ「やれば出来るわよ!前はできたじゃない!」
希「前は出来てたけど今は出来てないやん」
にこ「う……」
希「最近のにこっちは普段に増して集中力ないよ?」
希「この問題…前のテストでもやったけど、最近の授業でもやり直したとこやん」
希「なにか考え事でもしてるん?」
にこ「……ちょっとだけ」
希「…うちの前ならいいけど、絵里ちと真姫ちゃんに教えてもらう時はそんなんじゃだめやで?」
希「やる事はちゃんとやらんとね、大事な事はたくさんあるけど…目の前の事をおろそかにするのは一番よくないし」
にこ「…………」
希「さっ、もういっこポテト買ってきてあげるから頑張って!」
にこ「………よしっ!!」
夜
矢澤さんち
にこ「…………」カリカリカリ
希『やる事はちゃんとやらんとね』
希『目の前の事をおろそかにするのは一番よくないし』
にこ「………やる事、か」
にこ「にこの今やる事は……テスト勉強っ!!」カリカリカリ
にこ「それで、明日やる事は………」
海未『貴女は真姫と絵里に誠意を示すべきだと私は思います!!』
亜里沙『これからもお姉ちゃんと仲良くしてあげてください』
にこ「…………」
にこ「……今は勉強!!」カリカリカリ
にこ「…………」カリカリ
次の日
アイドル研究部部室
穂乃果「海未ちゃん…お昼休みも勉強するの…?」
海未「そうでもしないと赤点をとってしまいますよ?テストまでもう少しなんです!頑張って穂乃果!」
ことり「穂乃果ちゃんっ、ファイト♪」
真姫「ほら凛も!頑張るのよ!」グイグイ
凛「もう無理だよ…凛、頭パンクしちゃうぅ…!」メソメソ
にこ「やってるわねー」ガチャッ バタン
絵里「あ、来たわね」
にこ(さて、今日は……)
*だれとべんきょうしますか?
ニア えり
まき
のぞみ
ひとりでする
にこ「>>300ちゃんと!」
ほのりん
にこ「よし!やるわよ!!」
海未「にこ、なんでわざわざここに座るんですか?」
真姫「なによにこちゃん、私に教えて欲しいの?だったら…」
にこ「いや…今日は穂乃果ちゃんと、凛ちゃんの三人で勉強するわ!!」
凛「え?」
にこ「昨日、おうちで勉強していたにこは知ったのよ…この世の真理を…」
ことり「真理…?」
真姫「……?」
にこ「…『三人寄れば文殊の知恵』!!」
にこ「つまりにこ達三人が力を合わせれば恐れるものなど何もなし!!って事よ!!」
穂乃果「おぉっ!?」
凛「よく分かんないけどすっごいにゃー!!」
にこ「いくわよ二人とも!」
ほのりん「イェッサー!!」
凛「…にこちゃーん、この問題どうやるのー?」
にこ「え?ちょっと待って…えっと……これは……穂乃果ちゃん!!」
穂乃果「えぇ!?ちょっと待って穂乃果にも分かんないよ!!」
にこ「なんで分かんないのよ!これ一年生の問題でしょーが!」
凛「…にこちゃんは分かってるの?」
…
穂乃果「わ、分かんないよ…!」
凛「凛の出番にゃ!!穂乃果ちゃん、見せてっ!」
凛「…………!」
凛「………に゛ゃっ」ドサッ
穂乃果「凛ちゃーん!!」
にこ「まったく…ダメダメねぇ…」ハァ
…
にこ「え?コレなんて読むのよ…穂乃果ちゃん!」
穂乃果「なにこれ?こんなの穂乃果習ってないって!」
にこ「こうなったら…!秘密兵器!電子辞書を使うしかないわね!」
凛「でも使いかた分からないにゃー」
にこ「にこもよく分からないわ」
穂乃果「もうダメだよこれ」
花陽「これはね、こうやって、こうで……」
凛「なるほど!よく分かんないけどかよちんすっごい!」
ことり「ここはこの公式でね、えっと…」
穂乃果「勉強になるなー…」
真姫「これは『さじ』って読むのよ!なんでこんな事も分かんないわけ?」
にこ「さっすが真姫ちゃん!さじってなに?」
海未「今私達が投げたいものですよ」
にこ「……ふむ、でも三人で勉強して分かった事もあるわ」
海未「そうですか?ならまぁ、いいんですが…」
にこ「『三人寄れば文殊の知恵』なんて嘘っぱちって事よ」
海未「すいません、先に教室に戻ります」ガラッ
真姫「海未ちゃん!投げないで!!」
希「この後、三人ともわしわしMAXで心を入れ替えて真面目に勉強してくれたんよ?」
放課後
アイドル研究部部室
にこ「つ~~…!希!手加減しなさいよねー…!」
凛「これ絶対お風呂入ったらピリピリするにゃー…!!」
穂乃果「汗が染みて……痛い…」ガクッ
希「ん!?文句あるんならもっかいやってもええんよ!?」ジャキィン!
にこほのりん「ありませんっっっ!!」
希「はい、よろしい♪」
にこ(あぁ…久々に頭使うとよく分かんないアイデアが飛び出してくるわね…!)
海未「次ふざけたら本当に私は帰りますからね?もう時間が無いんですから」
凛「海未ちゃんもピリピリしてるの?」
海未「誰のせいだと思ってるんですかっ!ほら凛は早く花陽のところにっ!!」
凛「はいっっ!!」
海未「さて…やりますよ、穂乃果」
穂乃果「はい……」
にこ「いてて…にこもそろそろ始めようかしら」
*だれとべんきょうしますか?
ニア えり
まき
のぞみ
ひとりでする
にこ「>>320ちゃーん!勉強教えて!」
まき
にこ「真姫ちゃんっ!勉強教えて?」
真姫「はいはい…じゃあ花陽、後はよろしく」
花陽「うんっ」
凛「あ゛ー…真姫ちゃんが行っちゃうー…」
真姫「はいはい、頑張りなさいよ」ガタン
真姫「そういえばにこちゃん…昨日は希ちゃんとどこ行ってたの?」
にこ「昨日?昨日はハンバーガー屋で勉強してたわ」
真姫「そ、じゃあ私達も外行きましょうか」
にこ「いいけど…」
真姫「それじゃみんな、また明日」
にこ「待って真姫ちゃん、どこ行くの?」
真姫「どこでもいいじゃない、>>326よ」
希と同じ場所
真姫「どこでもいいじゃない、なんだったらそのハンバーガー屋でいいわよ」
にこ「う、うん…」
真姫「じゃ、行きましょ」ガラッ
…
にこ「………」スタスタ
真姫「………」スタスタ
真姫「…にこちゃん」
にこ「なに?」
真姫「やっと、私を呼んでくれたわね」
真姫「この前からずっと…なかなか二人きりになるチャンス、なかったから…」
にこ「……え、じゃあにこの勉強を見るって言い出したのって」
真姫「決まってるじゃない、にこちゃんと話したいからよ!」
真姫「私にもチャンスはあるって、にこちゃんは言ってくれたでしょ?」
にこ「い、言ってはないわよ…」
真姫「言ったようなもんでしょ!今日はたっぷり私に付き合ってもらうんだから覚悟してよね?」
秋葉原
ハンバーガーショップ
真姫「それでね、この問題は…」
にこ「あぁ、なるほど…」カリカリ
にこ(真姫ちゃん教えるの上手いな…分かりやすい)
にこ(…三年生の問題を三年生に教えるのが上手いってどんだけ頭いいのよ)
真姫「……にこちゃん、聞いてる?」
にこ「…え!?あ、ごめん…ちょっとだけ聞いてなかった」
真姫「まったく…じゃあちょっと休憩する?」
真姫「ちょっとジュースのおかわり買ってくるわ」ガタン
にこ「………ふー」
にこ(いざとなると、何を話せばいいやら…)ドキドキ
にこ(あんな事があった後だしなんだかやけに緊張するわ…)
真姫「お待たせ」スタスタ
にこ「は、早かったわね」ドキッ
真姫「もう混むような時間じゃないしね…」
にこ「………」
真姫「………」
にこ「…真姫ちゃ」
真姫「にこちゃん……あ」
真姫「……なに?」
にこ「……いや、真姫ちゃんから言いなさいよ」
真姫「…………」
真姫「………あの、ね」
真姫「本当にエリーと別れた?」
にこ「…………!」
にこ「…わ、分かれたわよ」
真姫「………本当に?」
にこ「何?なんでそんな事聞くのよ…」
真姫「だって……」
にこ「………」
真姫「………」
にこ「…真姫ちゃ」
真姫「にこちゃん……あ」
真姫「……なに?」
にこ「……いや、真姫ちゃんから言いなさいよ」
真姫「…………」
真姫「………あの、ね」
真姫「本当にエリーと別れた?」
にこ「…………!」
にこ「…わ、別れたわよ」
真姫「………本当に?」
にこ「何?なんでそんな事聞くのよ…」
真姫「だって……」
真姫「この前にこちゃんが調子悪いって言った時、エリーと帰ったじゃない…」
真姫「もしかして、私がいたから…調子悪いって嘘ついて、二人で帰ったんじゃないかって、思って…!」
にこ「そ、そんな事するわけないでしょ!!本当に調子悪かったっての!」
真姫「じゃあなんで…?」
にこ「………調子悪かったのは本当よ」
にこ「でも……あえて絵里ちゃんに送ってもらったってのは…あったわ」
にこ「……謝りたかったから」
真姫「……?」
にこ「真姫ちゃんを迎えに行くとき、にこは何にも言わないで一方的に絵里ちゃんを捨てたの」
にこ「その事を…それだけは…」
にこ「ちゃんと謝らないと絵里ちゃんに悪いから」
にこ「それだけよ」
真姫「…………」
真姫「エリーに…事の説明はしたの?」
にこ「してない」
真姫「なんで…!!」ガタンッ
にこ「したら絵里ちゃんと真姫ちゃんがケンカするじゃない」
にこ「絵里ちゃんは…多分、この事を知らないはず」
にこ「だから絵里ちゃんの中では、にこが自分勝手に絵里ちゃんをフったって事になってると思うわ」
真姫「なんでよ!?こうなったのは…私のせいじゃない!!!」バンッ!
にこ「真姫ちゃん、お店の中だから…」
真姫「………っ」ガタン
真姫「にこちゃんは何も悪くないのに…なんでよ」
にこ「にこはね…まだ、心のどこかで絵里ちゃんのことが好きだけど……」
真姫「…………」
にこ「でも、その気持ち以上に…みんなが仲良くしてて欲しいって思ってるの」
にこ「だってにこ達は…μ'sは、九人でμ'sでしょ?」
真姫「……そう、ね」
にこ「だから真姫ちゃんも、もうエリーを…殺すなんて言わないで」
にこ「みーんな仲良くしてくれたら、にこにーはとっても嬉しいなっ☆」ニコッ
真姫「…………」
真姫「…………ごめん、なさい」
にこ「?」
真姫「あの日、私…!エリーににこちゃんが取られたって思って、カッとなって…!」
真姫「あんな事言っちゃった上に、にこちゃんとエリーの仲を、引き裂いて…!!」
真姫「そんな事までして、まだにこちゃんの事だけ考えてるのよ…私……」
真姫「ひどい女よね……本当に」
真姫「ごめんなさい……」
にこ「………」
にこ「……気にしなくていーのっ♪後輩は先輩に面倒かけるのが仕事だよっ?」ナデナデ
真姫「に、にこちゃん……」
にこ「でももうやっちゃダメだよ?にこにー先輩とのお約束っ!」
真姫「……うん」
真姫「約束する……」
【まきの ハートが 10 あがった!】
【まきの ハートが 75 になった】
・デートイベント
おんなのこの ハートが 70 いじょうで はっせいする イベント
イベントちゅうは ほかの おんなのこは いっさい かんしょうしない
イベントちゅうの せんたくしに よっては ハートが おおきく へんどうする
ゲームちゅう ひとりにつき いっかいしか おこらない チャンスイベント だ
にこ「はー…もうこんな時間か…」
真姫「いつの間に…道理で店も空いてるはずだわ」
にこ「帰ろっか」
真姫「えぇ」
…
にこ「真姫ちゃん、今日はありがとね」
真姫「……なにが?」
にこ「にこの勉強見てくれたでしょ?だからありがとー、って」
真姫「…別に、大したことしてないし」プイッ
真姫「それよりちゃんとテストでいい点取りなさいよね、私が直々に教えてあげてるんだから!」
真姫「それに、お礼を言うには少し早いんじゃない?」
にこ「そうねー…テスト本番はまだまだ」
真姫「今日はまだ終わってないんだから!」
にこ「………え?」
真姫「行きましょ!」グイッ
にこ「わっ!?ま、真姫ちゃん…!?」
真姫「こっちよ、にこちゃん」スタスタ
にこ「ちょ、ちょっと…!?どこ行くのよ!?」
真姫「私の家」
にこ「へ…?」
真姫「今日は私の部屋で…じっくり勉強教えてあげる…」
真姫「言ったじゃない?今日は私に付き合ってもらうって」
にこ「………言ったっけ?」
真姫「言ったの!!」
にこ「……お、お手柔らかにお願いします……」
真姫「ふふっ、さぁ、どうかしらね?」
*コマンド?
ステータスをみる
もちもの
ニア ちゅうだんする
ゲームをつづける
*ゲームを ちゅうだん しました
*じかいのゲームは このつづきから スタートします
*おつかれさまでした このままでんげんを おきりください
…Now Loading
DATA SELECT
1 【こうさか ほのか】
ニア 2 【やざわ にこ】
3 データが ありません
*このファイルには ちゅうだんセーブの データがあります
*つづきから はじめますか?
ニア はい いいえ
*コマンド?
ニア ステータスをみる
もちもの
ちゅうだんする
ゲームをつづける
やざわ にこ
じょうたい:まきとデートちゅう!
HP 150/260
MP 0 / 0
・もちもの
なし
・ハート
ほのか…25
うみ…25
ことり…10
りん…10
はなよ…20
まき…75
のぞみ…35
えり…10
音ノ木坂
西木野さんち
真姫「ただいまー」ガチャ
にこ「お、おじゃまします…」
にこ「……うわぁー」キョロキョロ
真姫「なにキョロキョロしてるの?こっちよ」スタスタ
にこ「真姫ちゃん、すっごい家住んでるのね…」
真姫「そう?大きいだけだと思うけど…」
にこ(それがすごいって言ってんのよ…)
真姫「にこちゃん、私の部屋二階だから先に行ってて」
真姫「お菓子か何か持ってくるわ」
にこ「う、うん…」
にこ(こんな広いとこににこを一人にしないでよ…!あぁ緊張する…!!)ドキドキ
にこ「ここよね……」ガチャ
にこ「うわ……広っ」キョロキョロ
にこ「これで一人部屋なわけ…?どんだけお金持ちなのよ…」
にこ「……ん?」
にこ「写真が飾ってある……ライブの時に撮ったやつね」
にこ「……ふふ、なんかかわいい」
にこ「………」キョロキョロ
にこ「………」ソワソワ
にこ「………」
にこ(落ち着かない……)
*コマンド?
ニア >>387をする
なにもしない
ステータスをみる
にこ「暇つぶしに>>387でもしてようかしら」
なにもしない
にこ(落ち着かない…真姫ちゃん、早く来なさいよね…!)ソワソワ
真姫「にこちゃーん…」ドンドン
にこ「ん?」ガチャ
真姫「ありがとう、お茶持ってたからドア開けられなくて…」
にこ「そこまで大層なおもてなしなんてしてくれなくてもいいのにー」
真姫「は?何言ってるの?」
にこ「?」
真姫「これ、私オススメのミントティー…飲むと気分がスッキリして勉強に集中できるのよ」
にこ「……………え?」
真姫「じっくり勉強教えてあげるって言ったじゃない、遊びにでも来たつもりだったわけ!?」
にこ「えぇー!!だってさっきまで勉強してたじゃない!!」
真姫「もう十分休憩したでしょ、続き始めるわよ」
にこ「ぐ……!鬼!!」
真姫「はい、飲んで」グイッ
にこ「辛ッ!!!」
にこ「辛い…まずい…」
真姫「それがいいんじゃない…目が覚めるでしょ?」
にこ「にこー、お紅茶はー、砂糖がいーっぱい入ったミルクティーがいいなー☆」
真姫「太るわよ」
にこ「あー!!真姫ちゃん乙女に言ってはいけない言葉を言ったわね!?」
にこ「大体こんな夜中にお茶菓子食べた方が太るわよ!にこが太ったら真姫ちゃんのせいだからね!!」
真姫「頭動かせば太らないわよ…ほら、始めるわよ」
にこ「ううぅ…!!あとで覚えてなさいよ…!!」
真姫「さて…さっきは数学やってたけど、次は何を教えて欲しい?」
*コマンド?
ニア >>396のべんきょうをする
あそびにさそう
ステータスをみる
にこ「……じゃあ、>>396」
保健体育実技
にこ「じゃあ、にこ…真姫ちゃんに保健体育を教えてほしいな~?」
真姫「そう、じゃあ教科書開いて…」
にこ「はーい」ペラッ
真姫「……………」
にこ「……………」
真姫「………はぁ!!?」
にこ「気づくの遅いよ真姫ちゃん」
真姫「なななななななな何言ってんのよ!?ほ、保健って…えええええ!?」ガターン
にこ「真姫ちゃん、お医者さん志望なんでしょ?おバカなにこにーに分かりやすく実技でお勉強教えて欲しいなー」
真姫「じじじじ実技っ…!?そ、それって…!!」ドキドキ
にこ「………だめ?」
真姫「~~~~~っ!!」
にこ(ふふふ……慌ててる慌ててる、真姫ちゃんって面白いわね…)
真姫「あ、あの……その…!に、にこちゃん……!!」
にこ「なぁに?」
真姫「そういうの、止めてよ……本当に……」
真姫「…にこちゃんは、からかってるだけでおふざけのつもりだろうけど」
真姫「わ、私は…そうじゃなくなっちゃうから」
にこ「えっ」
真姫「だってしょうがないでしょ…!好きなんだもん、にこちゃんの事…!」
真姫「…私にチャンスをくれたなら、そういう事するのは止めて」
真姫「本気に…しちゃう、から」
にこ「ご、ごめん!にこはその…!」アタフタ
真姫「…まぁいいけど」
真姫「ほら座って、今度こそ真面目に勉強を…」ガミガミ
にこ「…………」
真姫「……にこちゃん?」
にこ(そうだった…真姫ちゃんは、にこの事……)
にこ(絵里ちゃんを殺すとか言い出すくらい好きだったのよね…)
にこ(つい深夜のテンションでおふざけしちゃったけど…ひょっとしてこの状況ってとんでもないんじゃ…?)
にこ(いつもの調子でふざけてたらとんでもない事になっちゃう…!ひいぃ…!)
真姫「……にこちゃん、人の話聞いてる?」
にこ「はひっ!?」ビクッ
真姫「やっぱり聞いてない…」
にこ「な、何!?」
真姫「>>408って言ったのよ」
ちゃんと勉強しなさい
真姫「ちゃんと勉強しなさいって言ったのよ」
にこ「分かったわよ…」
真姫「じゃあ数学ね、にこちゃんは数字に弱いんだから」
…
にこ「……」カリカリ
真姫「にこちゃん、ストップ」
にこ「何?間違えてた?」
真姫「いや会ってるわ、けど…」
真姫「もう遅いから…これくらいにしておかない?」
にこ「そうねー…!にこ、肩痛くなっちゃった」グググ…
真姫「お風呂沸いてるから入ってきたら?」
にこ「そうさせてもらおうかしらねー…」
にこ「…………」
真姫「…どうしたの?」
にこ「真姫ちゃん……」
にこ「>>418」
濡れてきちゃった
にこ「濡れてきちゃった…」
真姫「!?」
にこ「…って言ったらどうする?」
真姫「…あぁもう!だからふざけるのは止めてって…!」
にこ「ふざけてないよ?ちょっと本気で聞いてみようかなって」
真姫「本気で…?」
にこ「もしここでにこが…エッチな気分になっちゃった、って言ったら…」
にこ「どうする?」
真姫「な、なによそれ…意味分かんない…!」モジモジ
にこ「にこね…絵里ちゃんと別れてから、そういう事してないから…」
にこ「心の方は少しずつ整理していけるけど、体のほうは…ね?」
真姫「な、なにが…ね?よ」
真姫「そんな事私に言って何になるってのよ…!そんなの家に帰ってから一人で…!」
にこ「真姫ちゃん……分からない?」
真姫「……………」
真姫「わ、私が…?」
にこ「………」
真姫「…いきなり何よ?どういうつもり?」
にこ「…にこ、さみしいの」
にこ「だからもし真姫ちゃんさえよければ…にこの事慰めて欲しくって…」
真姫「……さっきも言ったでしょ?私は今、そういう冗談通じないの…!」
真姫「私が本気になったらにこちゃん困るでしょ?変な事言うのは止めて……」
にこ「真姫ちゃんはしたくない?」
真姫「……!」
にこ「真姫ちゃん…にこの事好きなんだよね?」
真姫「そ、そうだけど…私は…」
真姫「私は……!!」
真姫「>>432」
もう性行為はしたくないの
真姫「もう!セックスはしたくないの!!」
真姫「だからにこちゃんともしない…!悪いけど…!」
にこ「そっか…」
真姫「…で、でもにこちゃんの事は好きだから」
真姫「嫌いになったわけじゃないから…」
にこ「うん」
真姫「はぁー……」ガクッ
真姫「なんでいきなりあんな事言い出したのよ」
にこ「!」ビクッ
にこ「それは……その」
にこ「せ、誠意を示す?的な?」
真姫「…はぁ?」
にこ「だ、だからぁ!海未ちゃんに言われたのよ!!ちゃんと絵里ちゃんと真姫ちゃんの事、考えろって!」
真姫「…ごめん、ちょっと話見えないんだけど」
にこ「えっと、つまりね……」
にこ「…海未ちゃんに、この前怒られたの」
にこ「絵里ちゃんを捨てて真姫ちゃんを選んだんなら、もっとちゃんとしろって」
にこ「絵里ちゃんに…早くにこの事忘れさせてあげろって」
にこ「だから…にこは、真姫ちゃんとの事もっと、ちゃんと考えてあげなくちゃって思って…」
真姫「それであんな事言ったのね…?」
にこ「うん…」
にこ「もし真姫ちゃんがにことエッチしたがってたら、させてあげて、それで…ちゃんと付き合おうって…」
真姫「……ばか」
真姫「にこちゃんって、本っ当…ばか!!」
にこ「!?」
真姫「勉強もできない上に、乙女心まで分からないわけ!?乙女のくせに!!」
にこ「なっ…!べ、勉強は関係ないでしょー!!勉強はー!!」
真姫「私はね!にこちゃんの事は好きだけど…そんなお情けみたいな形でつきあおうなんて思ってないっ!」
真姫「私を選んだんだからとか!そんな責任、にこちゃんは考えなくてもいいの!!」
真姫「あの事は私がわがまま言っただけで…!!私が、全部悪いのに…!」
真姫「本当は私が、もっと二人に謝らないといけないのに…!!」グスッ
真姫「だから…!にこちゃんは、私に優しくなんてしてくれなくてもいいのっ…!!」ポロポロ
にこ「真姫ちゃん…」
真姫「本当はっ…!私なんてほっといて、エリーと仲直りしに行けばいいのに…!!」
真姫「なんでにこちゃんはそんなに優しいのよっ…」
にこ「…………」
にこ「……真姫ちゃん」ナデナデ
真姫「そういうとこ優しすぎるって言ってるの!!!」
にこ「ご、ごめんっ!?」ビクッ!
真姫「…ったく!本当にもう…!なんなのよ…!!」
真姫「はー…もう、にこちゃんのせいで目痛い…」
真姫「大泣きしてるとこ見られちゃったし、もうサイアク」グスッ
にこ「えっと…ご、ごめんなさい?」オロオロ
真姫「……ねぇにこちゃん」
真姫「本当に…私の事は考えてくれなくていいから」
真姫「エリーと仲直りしにいくなり、他の女の子に甘えにいくなり…好きにして?」
真姫「にこちゃんの事を想ってていい…それだけで私は十分にチャンスを貰ってるから…」
真姫「でも私…にこちゃんを諦めない」
真姫「いつか捕まえちゃうから、それだけは覚悟しててね」
にこ「…………」
にこ(後輩なのに、強いなぁ……真姫ちゃん)
【まきの ハートが 10 あがった!】
にこ「………あのさぁ真姫ちゃん」
真姫「……なによ」グスッ
にこ「………『もう』ってなに?」
真姫「…………え」
にこ「いや…さっき言ってたじゃない」
にこ「『もうセックスはしたくないの!』って…」
真姫「………いや、その」
真姫「…あのね、その…怒った時のアレみたいな…『もう!仕方ないわね!』みたいな意味で…」
にこ「本当?」
真姫「……………」
にこ「本当?」
真姫「わ、私にも色々あるの!!ほっといて!!」
にこ「え~?真姫ちゃん彼氏いない歴=年齢じゃなかったっけ~?」ニヤニヤ
真姫「うるさいうるさーい!!」
にこ「真姫ちゃんもなかなかスミにおけないにこ~♪」クスクス
にこ「……なにもはたかなくてもいいと思うのよ、にこは」
真姫「ふんっ、知らないっ」
真姫「私お風呂入ってくる!にこちゃんはちゃんと復習しときなさいよね!」ガチャ バタン!
にこ「はいはい……」
にこ「…………」
にこ「………ふー」
にこ(優しくしてくれなくていい、か)
にこ(真姫ちゃんを迎えに行った時から…絵里ちゃんと、真姫ちゃんの間に…にこの心がひっかかって)
にこ(知らない間に宙吊りになって、どこにも進めなかった……今はそんな気がする)
にこ「…………」
絵里『にこに心配される筋合いなんてないわ』
真姫『本当に…私の事は考えてくれなくていいから』
にこ「………今のにこは」
にこ「もう、誰にも挟まれてないのかな……?」
にこ「…………」
真姫「ふぅ…あがったわよ、にこちゃん」ガチャッ
にこ「…………」
真姫「にこちゃんも疲れたでしょ?お風呂入って、さっぱりしてきたら…」
にこ「…………」
真姫「…にこちゃん?」
にこ「…………」Zzz
真姫「…ちょっと、寝ないでよ!ちゃんとお風呂に入ってから…」
にこ「…………」Zzz
真姫「……もう」
真姫「せめて布団にはいりなさいよ、風邪ひいても知らないわよ!」ズルズル
真姫「…あと制服、しわになっても私のせいじゃないからね?」
にこ「………ん」パチン
にこ「うわ、しまった…寝ちゃってた…」ガバッ
にこ「…ん?布団?いつの間に…」
真姫「……にこちゃん」ウトウト
にこ「あ、真姫ちゃん…」
真姫「あんまり布団とらないで…こっちにもよこして」ウトウト
にこ「…え!?ここ…真姫ちゃんのベッド!?」
真姫「うるさい…」ウトウト
にこ「ごめん!にこ、まだお風呂入ってないのに…!」
真姫「別にいいわよ…それくらい…」ウトウト
真姫「それより、今日は寝なさいよ…お風呂は起きてからでいいでしょ…?」ウトウト
にこ(あ、本当だ…ほぼ朝じゃないのよ…)
にこ「…それじゃお言葉に甘えてー、真姫ちゃんのお布団にお邪魔しまーす☆」
真姫「うるさい、寝て」ウトウト
にこ「……☆」
にこ(はぁ…色々あって、疲れたわ…)
真姫「………」Zzz
にこ(これからにこはどうするべきなのか…)
真姫「………」Zzz
にこ(……ダメだわ、もう疲れて頭まわんない)
真姫「………」Zzz
にこ(とりあえずもう一回寝て…また起きたら考えよう……)
真姫「………」
にこ(おやすみ……)
にこ「………」
真姫「………」
にこ「………」
真姫「………」ギュッ
にこ「………真姫ちゃん?」
真姫「………」
にこ「どうしたの?」
真姫「……今日だけ」
真姫「……このまま」
真姫「にこちゃんをぎゅってしたまま…寝ていい?」
にこ「………」
にこ「>>480」
やっぱり最後までしてくれないとヤダ
にこ「やっぱりにこにーはぁー…最後までしてくれないとヤダなーって…」
真姫「うるさい」バシッ
にこ「痛っ…」
真姫「……」ギュッ
にこ「…………」
真姫「おやすみ、にこちゃん……」
にこ「…………うん」
にこ「おやすみ、真姫ちゃん」
【まきの ハートが 10 あがった!】
*デートイベント が しゅうりょう しました
朝
真姫の部屋
真姫「………」Zzz
にこ「………」
にこ(もう…にこは誰の間にも挟まれてない)
にこ(真姫ちゃんの言うとおり…自分の好きにしていいのよね)
にこ(にこは……)
にこ(やっぱり、このまま…みんなと仲良く…?)
にこ(それとも、やっぱり傷ついたとしても…誰かと…?)
にこ(……絵里ちゃんと?)
にこ(……真姫ちゃんと?)
にこ(それとも……)
にこ(にこは………)
*コマンド?
ステータスをみる
もちもの
ニア ちゅうだんする
ゲームをつづける
*ゲームを ちゅうだん しました
*じかいのゲームは このつづきから スタートします
*おつかれさまでした このままでんげんを おきりください
…Now Loading
DATA SELECT
1 【こうさか ほのか】
ニア 2 【やざわ にこ】
3 データが ありません
*このファイルには ちゅうだんセーブの データがあります
*つづきから はじめますか?
ニア はい いいえ
*コマンド?
ニア ステータスをみる
もちもの
ちゅうだんする
ゲームをつづける
やざわ にこ
じょうたい:ふつう
HP 150/260
MP 0 / 0
・もちもの
なし
・ハート
ほのか…25
うみ…25
ことり…10
りん…10
はなよ…20
まき…95
のぞみ…35
えり…10
土曜日
真姫の部屋
にこ「………?」パチン
にこ「ふわあぁ……朝か…」
にこ「………ん?」
真姫「…………」ギュッ
にこ「ちょ、ちょっと真姫ちゃん…まだ抱き着いてたの」
真姫「………」Zzz
にこ「もう…!起きて!起きてよ真姫ちゃん!!」
真姫「…………」Zzz
にこ「……とりゃ!」ゲシッ
真姫「うぐぅっ」
真姫「……おはよう」
にこ「はい、おはよう」
真姫「……うわ、もうこんな時間?もうおはようの時間じゃないわね」
にこ「貴重な休日が半分終わっちゃってるわ、なんか損した気分ー」
にこ「はー…制服もしわしわになってるし!最悪!!」
真姫「しわになっても知らないから、って言ったじゃない」
にこ「嘘、言った?」
真姫「言ったわよ、にこちゃんが寝てる時にだけどね」
にこ「意味ないってーの!!」
にこ「あぁ…しかもにこ汗くさい、もうやだ」クンクン
真姫「お風呂なら貸すけど…入ってく?」
にこ「………」
*コマンド?
ニア かりる
かえる
ステータスをみる
にこ「んー…>>533」
真姫ちゃんの気持ちはわかったから、帰って絵里ちゃんのことも真剣に考えて頭を整理する
にこ「んー…いいわ、今日は帰る」
にこ「お風呂入った後にまた汗くさい制服着るのやだもん」
真姫「そうね…私の服じゃにこちゃんのとサイズが違いすぎて貸せないし」
にこ「…ケンカ売ってる?」
…
にこ「じゃあ、ありがとね真姫ちゃん」
真姫「帰り…気をつけなさいよね」
真姫「あと帰ったらちゃんと勉強しなさいよ」
にこ「はいはい、分かってるわよー」ガチャ
にこ「それじゃまた学校でね」
真姫「うん」
真姫「……また来てね」
にこ「…真姫ちゃんが誘ってくれたらね」ニッ
矢澤さんち
お風呂
にこ「はー…明るいうちからお風呂っていいわー…」カポーン
にこ「しかも休日!にこを縛るものは何もないわ!!いぇーい!」ザバーン
にこ「……ふぅ」
にこ(自由ねー…)
にこ「…………」
にこ(考えてみれば、こんな時間って久しぶりだったかも)
にこ(最近は特に色々と…忙しかったし…)
にこ(………本当に、色々あった)
にこ(この十日間くらいで、絵里ちゃんと仲良くなって、ケンカして…)
にこ(希にはげまされて…海未ちゃんに怒られて…)
にこ(穂乃果ちゃんち行って…真姫ちゃんに好きって言われて…)
にこ「………」
にこ「絵里ちゃんには、本当の事を言うべきなのかな」
にこ「本当の事言ったら…絵里ちゃん、怒るかな」
にこ「にこの事、もっと嫌いになったりして…ははは」
にこ「それか…真姫ちゃんの事を怒る?」
にこ「………」
にこ(それは…なんか、やだな)
にこ(でも黙ったままでいるのも…)
にこ(…どうしよう)
にこ「………」
*コマンド?
ニア >>550する
なにもしない
ステータスをみる
にこ「やっぱ…>>550かな…」
本当のことを言う
にこ「やっぱり…本当の事、言おうかな…」
にこ「何も知らないままじゃ絵里ちゃんかわいそうだもんね」
にこ(それに…にこだって、絵里ちゃんの事…好きだし)
にこ(このまま微妙な関係のままなのは嫌!)
にこ「うん、決めた…!本当の事言うっ!!」
にこ「そしたら…それで…!」
にこ「………」
にこ「その後の事はその時考える!!」
にこ「そうと決まれば湯に浸かってる場合じゃないわ!早速…!」ザバッ
にこ「……髪洗わなきゃ」
にこ「ふぅ、さっぱりした」ゴシゴシ
にこ「…うんっ!髪型もばっちり!今日もにこにーは可愛いにこ☆」
にこ「服はこれでいいかな…って言っても別にどこかにおでかけするわけじゃないけど…」
にこ「………うんっ!これで行こう!」
音ノ木坂
絢瀬さんち
亜里沙「お姉ちゃん、にこさん来たよ」ガチャッ
絵里「え!?にこが…!?」ドキッ
亜里沙「うん!今玄関のところで待ってる」
絵里「なによ、いきなり……」
亜里沙「…亜里沙、出かけてたほうがいい?」
絵里「……そういうのじゃないから」
亜里沙「えへへ…」
絵里(連絡も無しに…こっちはテスト勉強中だって考えたら分かるものでしょ)
絵里(っていうかあの子、勉強は…?)
亜里沙「お姉ちゃん?」
絵里「…何?」
亜里沙「どうしたの?行ってあげないの?」
亜里沙「……それとも今は忙しいとか?」
絵里「え?あ、そ…そうね……」
絵里「…………」
絵里「>>562」
テスト勉強で忙しいの。残念だけど帰ってもらって。
絵里「えぇ…今は、テスト勉強で忙しいの」
亜里沙「そうなの…?」
絵里「…残念だけど帰ってもらって」
亜里沙「………」
…
亜里沙「…と言うわけなので……」
にこ「………そう」
亜里沙「ごめんなさい」
にこ「い、いいの!いきなり来たにこも悪かったし…」
にこ「テスト勉強頑張ってね!って絵里ちゃんに伝えておいてくれる?」
亜里沙「はいっ!」
にこ「それじゃ、また……」
にこ「…………」スタスタ
にこ「はぁ…随分と嫌われたもんよね」
にこ「でもにこだって…これくらいじゃ諦めないんだから!」
にこ「忙しいんなら、電話してから行けばいいし」
にこ「勉強してるって言うなら、テストが終わってからだっていい」
にこ「にこは…絵里ちゃんにちゃんと、本当の事を話す!」
にこ「……でも、まぁ…今日のところは帰ろうかしら」
にこ「はぁ…せっかく絵里ちゃんちの方まで来たのにな…」トボトボ
にこ「…どこか寄っていこうかな…」
*どこにいきますか?
ニア おとのきざかがくいん
わがしやほむら
かんだみょうじん
メイドきっさ
ラーメンや
こうえん
いえにかえる(いちにちがしゅうりょうします)
にこ「たしか…この辺りって>>581があったわよね…」
いえにかえる
にこ「確か絵里ちゃんちの近くって…にこの好きなお店があったわよね」
にこ「…せっかくだし!久しぶりに行って……!」
にこ「…いいや、今日は帰ろう……」
にこ「勉強しなきゃ……」トボトボ
次の日
にこの部屋
にこ「あぁ……」ガックリ
にこ「なんてこと…!こんなに大事な事を忘れたなんて…!!」
にこ「…いや、まだ大丈夫!まだ手遅れなわけじゃない…!!」
にこ「今ならまだ間に合う!今すぐ行けば、なんとか…!!」
にこ「しわしわの制服をクリーニングに出しても…!今なら!まだ当日受け取りができる!!」
にこ「危なかった…!明日着る服が無くなるところだったわ!!いっそげー!」
にこ「…ふぅ、これでよし」
にこ「後は出来上がったら受け取って帰るだけね」
にこ「それまで暇だし…ちょっと街でも行こっかな♪」
にこ「最近勉強詰めだったし、たまには……」スタタ
にこ「あっ」
>>595「!」
にこ「>>595ちゃんじゃない」
えり
にこ「絵里ちゃん!」
絵里「にこ…」
にこ「こんなところで会うなんて偶然ね」
絵里「そ…そうね…偶然ね」
にこ「昨日会えなくて、にこさみしかったよ?」
にこ「にこ、絵里ちゃんに話したいことがあったのに…」
絵里「話…?」
にこ「うん、とっても大事な話…」
にこ「絵里ちゃん、今時間あるかな?」
絵里「……無くは、ないけど」
にこ「じゃあちょっとだけ、にこに付き合って?」
絵里「…………」
絵里「>>613」
いいわ、私の家に行きましょう
絵里「…いいわ、私の家に行きましょう」
にこ「……!」
にこ「うんっ!」
絢瀬さんち
絵里の部屋
にこ「おじゃましまーす…」
絵里「適当に座って?」
にこ「うん…」
絵里「………」
にこ「………」
絵里「それで…話って何?」
にこ「……なんでにこが絵里ちゃんに、別れようって言ったのか…」
絵里「……!」
にこ「話そうと思って…」
絵里「……聞きたくない!!」
にこ「絵里ちゃん…」
絵里「今更そんな事を話に、昨日はわざわざ家まで来たわけ?」
絵里「言ったでしょ…!言い訳も、事後報告もしなくていいって!!」
絵里「にこが私の事を捨てて!にこが私に謝って!!」
絵里「それで私達はもう…終わったはずでしょう…?」
絵里「なのにこれ以上、私の事を引っ掻き回すのは止めてよ!!」
絵里「にこが私の事をどんな風に思ってても、もうこれ以上なんて……!!」
絵里「無いの!!」
にこ「………」
にこ「確かに、にこ達の関係はもう…終わっちゃったのかもしれない」
にこ「でも…またもう一回、始められないって事は…ないよね?」
絵里「…………」
絵里「それって……どういうこと?」
にこ「これ以上は無くても、これまではある」
にこ「聞いて?絵里ちゃん、にこの話……」
*にこは これまでに あったことを えり に はなした
絵里「………嘘」
にこ「……本当」
絵里「真姫が…そんな事を…?」
絵里「それで、にこは……私にあんなことを言ったの…!?」
にこ「……ごめん」
にこ「海未ちゃんにも怒られちゃった…他にやり方があったはずだって」
にこ「でもあの時のにこは…早く真姫ちゃんを迎えに行かなくちゃ、って…それだけしか考えられなくて」
にこ「だから…あんなやり方しか出来なかった…」
にこ「本当に、ごめん」
絵里「…………ばか」
絵里「なんで…!どうしてそれを!!もっと早く言ってくれなかったのよ!!!」ガッ
にこ「わっ…!?」
絵里「にこの…ばかぁっ!!」ギュッ
にこ「え、絵里ちゃ…!」ドキドキ
絵里「私っ…!ずっと、ずっと…!考えてたんだから!!」
絵里「なんでにこがいきなりあんな事言ったのか…!」
絵里「もしかしたら私がにこに嫌われるような事しちゃったのかとか…!」
絵里「考えても全然分からなくて…!なんで、どうして、って…!!」
にこ「ご、ごめん…!!」
絵里「…………私は」
絵里「………にこに嫌われたわけじゃ…ないのね?」
にこ「うん……」ギュッ
絵里「………」
絵里「良かったぁ……」
にこ「………何よ、『にこの事なんて何とも思ってない!』なんて言っておいて」
にこ「…本当に、素直じゃないんだから」
絵里「そういうにこだって、そんな大事な事ずっと黙ってて…!」
絵里「本当に、意地悪なんだから…!」
【えりの ハートが 40 あがった!】
絵里「…それにしても、本当に意地悪よね」
にこ「え?」
絵里「せめて、真姫を迎えに行って…帰ってきてからでも本当の事を言ってくれればよかったのに」
にこ「う゛…も、もういいでしょ!こうやってちゃんと話したんだから!」
絵里「それで全部許されるとでも思ってるわけ…?私、本当に傷ついたんだから…」
絵里「だからしばらくはにこに慰めてもらわないとね♪」
にこ「はいはい…」
絵里「………」
絵里「…ねぇ、にこ?」
絵里「にこは…今、真姫と付き合ってるの?」
にこ「え?」
にこ「真姫ちゃんと!?ないない!付き合ってないって!」
絵里「そうなの?私はてっきりそうなのかと…」
絵里「真姫の事好きで、迎えに行ってあげたんじゃないの?」
にこ「………」
にこ「うん、にこは…真姫ちゃんの事、好きで…」
にこ「だから本当に心配で…迎えに行ったよ」
絵里「………」
にこ「で、でもっ…!絵里ちゃんも、好き……!!」
絵里「!!」
にこ「真姫ちゃんも、絵里ちゃんも…!穂乃果ちゃんも海未ちゃんも…!にこはみんな大好き!」
にこ「にこは、ずっと一人だったから…」
にこ「九人が集まって、スクールアイドルになった時はすごく嬉しかった…」
にこ「だから、μ'sのみんなが仲良くしてて欲しいって…にこは思うの」
絵里「なんだ…そういう事」ガクッ
にこ「え?」
絵里「なんでもないわ…」
にこ「絵里ちゃん……」
絵里「ん?」
にこ「真姫ちゃんのこと…怒らないであげて?」
絵里「………」
にこ「真姫ちゃんも、私が悪いって…すごく反省してるから」
にこ「だから…許してあげて欲しいの」
にこ「真姫ちゃんと仲良くしてあげられるよね…?」
絵里「………」
絵里「私は……」
絵里「>>670」
にこが私の元に戻ってくれるなら・・・ううん、戻ってきたら今までどおりできるわ
絵里「にこが私の元に戻ってくれるなら…」
絵里「ううん、戻ってきたら今まで通りにできるわ」
にこ「え…?」
絵里「だって、真姫もにこの事が好きで…私もにこの事が好き」
絵里「言わばライバル同士みたいなもので……だったら」
絵里「それくらいのアドバンテージが欲しいって思うのは当然じゃない?」
にこ「も、戻るって言っても…」
絵里「…分かってる、私達はまだ付き合ってるわけじゃなかった」
絵里「だから何も…私と付き合ってって言ってるわけじゃないわ」
絵里「でも、前みたいな仲には戻りたいの…」
絵里「ね?いいでしょう?」
にこ「………」
にこ「>>683」
ダメだよ…えりちゃん…
にこ「ダメだよ…絵里ちゃん…」
にこ「にこは…その…」モジモジ
絵里「………」
絵里「前は私を抱いてくれたのに…」ボソッ
にこ「……!」
絵里「……ふふ、なーんてね♪分かってるわ」
絵里「今のにこは…みんなが仲良くしてて欲しいって思ってて…」
絵里「だから前のようにはできない…そうでしょ?」
にこ「う、うん…」
絵里「……なら、いいわ」
絵里「私は…必ずにこの心を取り戻してみせる」
絵里「私の事、前よりもっと好きにさせてみせるわ」
絵里「それまでは真姫は…私のライバルよ」
にこ「絵里ちゃん!」
絵里「大丈夫よ、なにもケンカするってわけじゃないから」
絵里「にこは今まで通りでいい…でも覚えておいて」
絵里「最後に貴女の心が向かう場所は、このエリーチカの胸なんだって!」
にこ「…………うん」
絵里「……大好きよ、にこ」チュッ
にこ「!?」
絵里「ふふっ♪」
にこ(………あれ)
にこ(こ、これってまさか……三角関係!?)
にこ(ど…どうしてこうなるのよ!?)
にこ(そりゃ、後の事を気にせず突っ走ったのはにこだけどっ!でも…えええええ!?)
にこ(にこ、こんなの聞いてないよーーーっ!!)
【えりの ハートが 20 あがった!】
*コマンド?
ステータスをみる
もちもの
ニア ちゅうだんする
ゲームをつづける
*ゲームを ちゅうだん しました
*じかいのゲームは このつづきから スタートします
*おつかれさまでした このままでんげんを おきりください
…Now Loading
DATA SELECT
1 【こうさか ほのか】
ニア 2 【やざわ にこ】
3 データが ありません
*このファイルには ちゅうだんセーブの データがあります
*つづきから はじめますか?
ニア はい いいえ
*コマンド?
ニア ステータスをみる
もちもの
ちゅうだんする
ゲームをつづける
やざわ にこ
じょうたい:こんらん
HP 150/260
MP 0 / 0
・もちもの
なし
・ハート
ほのか…25
うみ…25
ことり…10
りん…10
はなよ…20
まき…95
のぞみ…35
えり…70
月曜日
音ノ木坂学院
にこ「………おはよう」
希「にこっち、どうしたん…顔色悪いよ?」
にこ「色々あんのよ、色々……」
にこ「はぁ…」
希「勉強のしすぎ…は無いよねぇ、絶対」
にこ「あのね、言わせてもらうけどこの土日!にこはちゃんと勉強してたからね!」
希「え?じゃあにこっち、勉強しすぎて調子悪いん?」
にこ「……違うけど」
希「テスト前なんやし、またフラフラになって絵里ちに送ってもらう…なんて無いようにせんとね」
にこ「………ん?」
にこ「そういえば今日…絵里ちゃんは?」キョロキョロ
希「用があるー言うてどっか言ったよ、どこかは分からんけど…」
にこ「ふーん…?」
その頃
音楽室
絵里「……真姫、おはよう」ガラッ
真姫「……エリー?」
絵里「一年生の教室にいなかったから、ここにいると思ったわ」
真姫「私に用?急ぎだったらメールでもしてくれれば…」
絵里「うん、用なんだけど…」
絵里「直接会って、話がしたかったの」
真姫「…………」
絵里「……昨日」
絵里「にこと会って…話をしたの」
真姫「………そう」
絵里「全部聞いたわ…真姫の事も、にこの事も……」
真姫「…………」
真姫「それで…何の用よ」
絵里「今日はね、真姫に…」
真姫「………」
絵里「宣戦布告をしに来たのよ!!」
真姫「………え?」
絵里「私はにこの事が好きで…真姫もにこの事が好き……」
絵里「つまり、私達はライバルって事よね?」
真姫「な、なにそれ意味分かんない!!」
真姫「わっ…!私がにこちゃんを!?そんな…!!」
絵里「あら、そうじゃないの?」
真姫「…………」
真姫「……………そうだけど」
絵里「ほら!そうじゃない!」
真姫「だ、だからなんだってのよ!」
絵里「私は…絶対ににこを振り向かせてみせるわ!!」
真姫「はぁ!?」
絵里「どんなに真姫がにこの事を好きだったとしても…それでも!」
絵里「にこを手に入れるのは私よ」
真姫「……………!」
絵里「…それと、もう一つ」
真姫「…?」
絵里「真姫のした事、私は気にしてないわ」
真姫「え……」
絵里「もう余計な引け目とか…罪悪感は感じないで」
絵里「真姫も全力でアタックしないと、にこは私が取っちゃうから♪」
真姫「え、エリー…!」ガタンッ!
絵里「用はそれだけ…私は行くわ、それじゃあね♪」ガラッ
真姫「あ、ちょっ…!!」ピシャッ
真姫「…………」
真姫「…………」
真姫「……ま、負けないんだから」
昼休み
教室
にこ「ふー…」
にこ「やっとお昼か…なんか何もしてないのに疲れたわ…」
にこ「気分転換にどっかよそでご飯でも食べよっかな…」
*どこにいきますか?
ニア せいとかいしつ
おんがくしつ
アルパカのこや
きゅうどうじょう
おくじょう
さんねんせいのきょうしつ
にねんせいのきょうしつ
いちねんせいのきょうしつ
ほかのばしょにいく
にこ「今日は>>755にでも…」
生徒会室
にこ「生徒会室にでも行ってみようかな…」
…
にこ「邪魔するわよー」ガラッ
絵里「あらにこ、いらっしゃい」
にこ「絵里ちゃん…テスト前だってのに生徒会の仕事してるの?」
絵里「μ'sの活動を始めてからちょっと忙しいから…まぁ問題ない程度にこなしてるわ」
にこ「どっからそのバイタリティが出てくるのやら…」
にこ「でもご飯くらい食べたら?」
絵里「そうね……ちょっとだけ書類をいじるつもりがいつの間に仕事してたわ」
絵里「一緒に食べましょう?」
にこ「うん」
絵里「にこのお弁当綺麗ね、自分で作ってるの?」
にこ「まぁ一応ねー、料理はアイドルの必須スキルよ絵里ちゃん」
絵里「だったら私は大丈夫ね、家庭料理なら一通りこなせるわ」
にこ「流石絵里ちゃん………もーらいっ」ヒョイ
絵里「あっ…!」
にこ「ふふん!絵里ちゃんのおかずおいしっ♪」パクッ
絵里「もう!にこ!」
にこ「ごめんごめん、代わりににこのタコウィンナーあげるね?」ヒョイ
絵里「………」
にこ「…いらないの?」
絵里「……あーん」
にこ「!?」
にこ(え、ちょ…っ!ど、どうすれば…!?)
*コマンド?
ニア >>765する
なにもしない
ステータスをみる
にこ「こ、ここは>>765しかない…!」
自分の舌を突っ込む
にこ「こ、ここは…!」
絵里「あー…」
にこ「んっ!!」チュッ
絵里「ん!?」
にこ「ん……」
絵里「あ、ん…!んんっ…」ガタッ
にこ「…………」スッ
絵里「はぁ…っ」ビクッ
にこ「…………」
絵里「……なんでキス?」
にこ「え!?」
にこ「だ、だって…絵里ちゃんが…!」
絵里「いや…私は、タコを食べさせて欲しくて…」
にこ「~~~~!?」
絵里「口開けてたのに…!キスとは間違えないでしょ、ふつー…!」クスクス
にこ「い、いやっ、あの、これはっ!そのっ…!」アタフタ
にこ「…にこおうち帰るっ!」バッ
絵里「あ、待ってにこ!」ガタンッ
にこ「え?………んっ」
絵里「んっ」チュッ
にこ「………!」
絵里「ふふ、お返し♪」
にこ「え、絵里ちゃん…!」
絵里「間違えたいにこが悪いのよ、あんまりエッチな事ばっかり考えないの!」
にこ「はぁ……」ドキドキ
絵里「………」
絵里「……よかった」
にこ「…なにが?」
絵里「こうやって…また、にことふざけあって、笑いあえる…」
絵里「それが、よかったなぁ…って思って…」
にこ「……にこも、嬉しいよ?」
絵里「………ねぇ、にこ?」
にこ「なに?」
絵里「タコ、ひとつもらっていい?」
にこ「うん、いいよ」ヒョイ
【えりの ハートが 5 あがった!】
放課後
アイドル研究部部室
にこ「おはよー………って…」ガラッ
穂乃果「あぁうぅぅ……」
凛「みゅー……」
にこ「死んでるわね、二人共…」
凛「真姫ちゃんが凛に意地悪ばっかりするんだもん…!」
穂乃果「海未ちゃんがっ…!海未ちゃんが穂乃果の携帯取ったぁ…!!」
真姫「人聞きの悪い事言わないで!!凛がいつまでたっても覚えないのが悪い!」
海未「穂乃果、勉強の息抜きにはゲーム以外の事もあります……そうですよね?」ゴゴゴゴゴ
穂乃果「ひいっ…!」
凛「これも全部にこちゃんのせいだにゃー!!なんでお昼休みに部室来なかったのー!?」
にこ「な、なんでにこのせいになるのよ!?」
凛「にこちゃんが真姫ちゃんを引きつけておいてくれれば凛はこんなにボロボロにならなくても…」
希「…人のせいにしたらあかんよ?」ワシィ
凛「っに゛ゃーーー!!!」ビクゥ!
にこ「あのねー、にこはちゃんと勉強してるからある程度大丈夫なのよ!お馬鹿なあんたらと違ってねー」
花陽「にこちゃんが勉強っ!?」
海未「え……雨……ですか…?」
にこ「…………」ブチブチ
希「はいはーい、お喋りはそこまでにして…今日もお勉強頑張ろうねー」パンパン
ことり「穂乃果ちゃん、終われば携帯戻ってくるから…ね?」
穂乃果「穂乃果の涙も、LPも溢れちゃうよ…」シクシク
海未「なんだかよくわかりませんが、勉強して覚えた事は溢れさせないでくださいね」
凛「かよちん~!テストいつ終わるのー…!?」ダキッ
花陽「……が、頑張ろっ?」
にこ「やれやれ…大丈夫かしらね、この二人…」
真姫「…そういうにこちゃんは?本当にちゃんと勉強してるんでしょうね…」
にこ「してるわよ、真姫ちゃんだって見てたでしょーが」
にこ「…まぁ、ちょーっとだけ…分からない所あるけど…」
真姫「………」
希「うんうん!頑張ってるみたいやね、分からないとこは教えたげるよー?」
にこ「……」
*だれとべんきょうしますか?
ニア えり
まき
のぞみ
ひとりでする
にこ「今日は…>>792」
えり
にこ「うーん…今日は絵里ちゃんに教えてもらおっかな!」
絵里「私?えぇ、いいわよ」
にこ「それじゃ…どうする?どこかに…」
穂乃果「はい!はいはいはいっ!!」ガタン!
絵里「はい、穂乃果」
穂乃果「いつもにこちゃんがどっか行くのはずるいと思うっ!!」
にこ「は…?」
穂乃果「穂乃果だって…!穂乃果だってハンバーガー食べながら勉強したい…!」
にこ「いや、別に……行けば?にこは場所がないからよそに行ってるだけだし」
穂乃果「よし来た!!行こうっ!海未ちゃん、ことりちゃん!!」バッ
ことり「うんっ♪」
海未「ちゃんと集中するんですよ!?……聞いてますか!?穂乃果!」
凛「だったら凛もかよちんの家行きたい!かよちんの部屋がいいにゃー!!」
花陽「うん、いいよ!花陽の部屋なら参考書もあるし…」
凛「………それでも行きたい!」
にこ(なんか大分参ってるわねー…)
希「じゃあ今日のにこっちは部室でお勉強やね」
真姫「よかったじゃない、エリーがついてて…バックアップに私達までいるわよ」
にこ「うへー…堅苦しいわねー…」
絵里「ほらほら、にこも教科書広げなさい」
にこ「はいはい…」
絵里「で?何が分からないの?」
にこ「………」
*コマンド?
ニア >>802のもんだいをきく
やっぱりなんでもない!
ステータスをみる
にこ「えっとね…>>802」
社会
にこ「えっとね、社会…」
真姫「三年生の社会ってどこへんをやってるの?」
希「えっとね、近代社会についてかなぁ」
真姫「ふーん」
絵里「で、どのあたり?」
にこ「ここの……んーと」
にこ「『近代における同性愛の価値観と問題』」
絵里「……!」
真姫「……!」
希「?」
絵里「そ、そうね…そういう問題はレポート形式で出るから…あんまり私じゃ役に立てないかも…」
にこ「いや…そもそもにこは何書いていいか分からないからそこから教えて欲しいのよ…」
絵里「……分かったわ」
にこ「えっとね、社会…」
真姫「三年生の社会ってどのへんをやってるの?」
希「えっとね、近代社会についてかなぁ」
真姫「ふーん」
絵里「で、どのあたり?」
にこ「ここの……んーと」
にこ「『近代における同性愛の価値観と問題』」
絵里「……!」
真姫「……!」
希「?」
絵里「そ、そうね…そういう問題はレポート形式で出るから…あんまり私じゃ役に立てないかも…」
にこ「いや…そもそもにこは何書いていいか分からないからそこから教えて欲しいのよ…」
絵里「……分かったわ」
絵里「正直…私は別に、現代では問題として取り上げるような事じゃないと思うけど」
絵里「今時珍しい事じゃないし…マイノリティだけど、そういう人は昔からいたでしょう?」
絵里「今はそういう関係も個人の問題として、気にされない風潮にあるし…」
絵里「だから書くとしたらそのあたりを前提に…」
真姫「でも、全ての人が気にしないとは限らないんじゃない?」
絵里「え?」
真姫「昔に比べて偏見を持つ人が、あくまで減っただけであってやっぱり拒絶してしまう人はいると思う…」
真姫「今でもマイノリティである事は変わらないし…やっぱり問題にされなくありつつも、それでも問題はあるし」
真姫「関係を大っぴらにして、偏見の目で見られて、パートナーが傷ついたとしたら…」
真姫「そういう事を避けるためにも、受け入れられているって前提で問題に取り組むべきではないと思うわ!」
絵里「…私は、好きあっている同士でいれば、それは問題ではないと思うけど」
真姫「私はそうとは思えないわ、できるだけ関係は隠して変なトラブルは…」
絵里「でも、隠れて…なんてさみしいじゃない?あらかじめ隠さなければ余計な誤解は…」
真姫「それがトラブルに繋がるって事にはならない?」
絵里「…でも、関係を隠したっていい事ないじゃない?」
真姫「デリケートな関係なんだし、プラスを求めるより、マイナスにならない事を考えるのが正しいと思うけど」
希「…二人共ー」
絵里「そのプラスマイナスってちょっとおかしいでしょ!?二人でいればそれだけでプラス…幸せって考えない!?」
真姫「エリーは甘いのよ!完全なプラスを望めない関係なら、せめて傷つかない事が…!!」
希「おーい…」
絵里「そういう引っ込み思案な姿勢が世間の誤解を生むんじゃない!?」
絵里「私達と、他の人たちも幸せになるために!誤解のないように理解を…!!」
真姫「波風立てるから面倒な事になるのよ!できるなら二人でひっそりと…!」
絵里「貴女もしにこと付き合ったら、その事をずっと隠していくつもりなの!?」ギャーギャー
真姫「にこちゃんを守るためならそうするけど!?大体エリーはうかつで…!!」ギャーギャー
希「………」
希「…ダメやね、夢中になっててにこっちが耳から煙吹いて倒れた事にも気づいてないんかな」
にこ「ニコムズカシイハナシワカンナイ…」プシュー…
絵里「むきー!」
真姫「きー!」
ギャーギャーギャー
希「…にこっちは本当、愛されてるんやねぇ」
にこ「………」プシュー
希「いつかはちゃんと、にこっちも考えないとあかんよ?」
希「絵里ちか、真姫ちゃんか…それとも他の誰かか…」
希「誰かと結ばれたとして、その将来はどうするかってのも大事やからね?」
にこ「…………」プシューー
*コマンド?
ステータスをみる
もちもの
ニア ちゅうだんする
ゲームをつづける
*ゲームを ちゅうだん しました
*じかいのゲームは このつづきから スタートします
*おつかれさまでした このままでんげんを おきりください
…Now Loading
DATA SELECT
1 【こうさか ほのか】
ニア 2 【やざわ にこ】
3 データが ありません
*このファイルには ちゅうだんセーブの データがあります
*つづきから はじめますか?
ニア はい いいえ
*コマンド?
ニア ステータスをみる
もちもの
ちゅうだんする
ゲームをつづける
やざわ にこ
じょうたい:ちえねつ
HP 140/260
MP 0 / 0
・もちもの
なし
・ハート
ほのか…25
うみ…25
ことり…10
りん…10
はなよ…20
まき…95
のぞみ…35
えり…75
朝
教室
にこ「…………」
希「にこっち、昨日は大変やったねー」
絵里「耳から煙が止まらないからどうしようかと思ったわよ…」
希「まさか水かけたら治るなんて思わなかったけど…」
絵里「大丈夫?せっかく勉強した事が抜けちゃったなんて…無いわよね?」
にこ「ん、まぁ大丈夫よ…ばっちし覚えてるわ」
絵里「それならいいけど…」
にこ(……大丈夫、本当にばっちし覚えてるわ)
にこ(絵里ちゃんと真姫ちゃんの主張も…全部…)
にこ(あの時は耳から煙吹いて倒れちゃったけど、ちゃんと聞いてたんだから…)
にこ(絵里ちゃんも真姫ちゃんも、なんていうか……すっごい本気だった…)
にこ「………」
真姫『デリケートな関係なんだし、プラスを求めるより、マイナスにならない事を考えるのが正しいと思うけど』
絵里『そのプラスマイナスってちょっとおかしいでしょ!?二人でいればそれだけでプラス…幸せって考えない!?』
絵里『貴女もしにこと付き合ったら、その事をずっと隠していくつもりなの!?』
真姫『にこちゃんを守るためならそうするけど!?』
にこ「………」ボーッ
にこ(そうよね…考えてみたら)
にこ(女の子と女の子が付き合って、愛し合って…)
にこ(普通に幸せになれるかって言ったら100%そうだとは言えない…)
希『いつかはちゃんと、にこっちも考えないとあかんよ?』
希『絵里ちか、真姫ちゃんか…それとも他の誰かか…』
希『誰かと結ばれたとして、その将来はどうするかってのも大事やからね?』
にこ(にこがこれから考えなくちゃいけないのは、誰を選ぶかだけじゃない…)
にこ(その先でどうやって二人が幸せになっていくかも考えなきゃいけない…!)
にこ「………」
絵里「……にこ?にこー…?」
絵里「希、にこが固まったわ」
希「その上、難しい顔しとる…これは本気の考え事やね」
絵里「また煙吹かなければいいけど…」
希「まぁしょうがないよね、だって…」
希「いよいよ明日はテストなんやし…」
絵里「そうね…」
にこ「…………」
にこ「え?」ハッ
絵里「ん?」
希「あ、起きた?」
にこ「え…?ちょ、明日テスト……えっ?」
絵里「今更何言ってるのよ…」
希「それで何か考えてたんとちゃうん?」
にこ「…………ええええええええええええええ!?」
放課後
アイドル研究部部室
にこ(な、なんてこと…!明日がテストだったなんて…!!)ガタガタ
にこ(昨日はずっと絵里ちゃんと真姫ちゃんの事考えてたから…!貴重な時間を無駄にしちゃった…!)ガタガタ
ことり「にこちゃんが震えてる…」
真姫「こっちでは凛が震えてるわよ、ほら」
凛「うっ、ううっ…!もう勉強したくないにゃー…!」プルプル
花陽「凛ちゃん!明日でおしまいだからねっ?ねっ!?」
希「穂乃果ちゃんも震えてるなぁ」
穂乃果「……………」ブォンブォン
絵里「震えてるっていうか…揺れてる?」
海未「禁断症状みたいなものです、なんでもLP?がどうだとか…よく分かりませんが」
穂乃果「……………」ブォンブォン
にこ(こうなったら、今日残された時間全てを勉強につぎ込むしかない…!!)
にこ「よし!やるしかない…行くわよ!!」
凛「………」プルプル
穂乃果「………」ブォンブォンブォン
*だれとべんきょうしますか?
ニア えり
まき
のぞみ
ひとりでする
にこ「最終日…!にこの運命を>>872に預けるわ!」
絵里
にこ「にこの運命…絵里ちゃんに預けるわ!!」
絵里「う、運命!?」ガタッ
にこ「絵里ちゃんお願い!にこの成績とμ'sの未来のために…力を貸して!?」
絵里「あ、あぁ…運命って、そういうこと…」ドキドキ
にこ「?」
絵里「いいわよ、じゃあ一緒に頑張りましょう!」
音ノ木坂学院
生徒会室
にこ「…学校、静かね」
絵里「流石にテスト前日じゃね…みんな家か、どこかで勉強してるでしょう」
絵里「さ、にこもラストスパートかけて!張り切っていくわよ!」
にこ「おー!!」
…
にこ「ふぅ……」
絵里「…にこ、お疲れみたいね」
にこ「流石に、ちょっとね…」
絵里「今日はもう切り上げましょう、あんまり根を詰めてもよくないわよ」
にこ「はー…こんな時間か…」
にこ「大丈夫かな…もう家帰ってご飯食べて、お風呂入って…明日まで時間ないのに…」
絵里「そんなに心配しなくても、にこはちゃんとやってるし大丈夫よ」
絵里「一休みしたら帰りましょう?」
にこ「そうしようかな…」
夕方
帰り道
にこ「いよいよ明日…」
絵里「だから心配ないって…」
にこ「心配ないって言われたって…!もし赤点だったらって考えたら…!」
にこ「にこ、頭悪いし…」
絵里「…………」
にこ「…せめて何か言って」
絵里「え、えーと…じゃあ、気分転換もかねて話題を変えましょう、ねっ?」
絵里「ほらにこ、なにか話題ない?勉強以外で」
にこ「えー…?いきなりそんな事言われても…話題?」
にこ「話題……話題…」
にこ「>>885」
テストが終わったら3人でユニットを組もう
にこ「話題……じゃあね…」
にこ「テストが終わったら…三人でユニット組もう?」
絵里「三人?私と、にこと……三人って事は」
にこ「もちろん!にこと、絵里ちゃんと来たら真姫ちゃん!」
にこ「前みたいに三人で歌いたいな!」
絵里「いいわね、BiBiの新曲でも作る?」
にこ「夏だし…サマーソング的な?」
絵里「そのあたりはまた真姫と話合うとして…」
絵里「……」
にこ「?」
絵里「なんだか不思議よね、ついこの間まで仲間だった三人なのに…」
絵里「今はちょっと一言じゃ言い表せない不思議な関係になってる…」
絵里「そういう運命で繋がってたから、引き合った三人なのかしら?」
にこ「……え、なに希みたいな事言ってんの」
絵里「希!?…そんなにスピリチュアルだった?」
にこ「うーん、でも運命……運命かぁ…」
絵里「…三角関係の運命ってのも変?」
にこ「そう?もしかしたら三人仲良しの運命かもしれないよ?」
絵里「三人仲良し…」
にこ「うん!さっき絵里ちゃんは、一言じゃ言い表せない関係って言ったけどにこはそんな事ないと思うな?」
にこ「少しくらい関係が変わっても…絵里ちゃんと真姫ちゃんはにこの仲間!それは変わらないよ!」
絵里「………これからも、三人仲良く…」
にこ「なる!そういう運命だったらにこは嬉しいな!」
絵里「……そうはならないかも知れないけど、ね」
にこ「………」
絵里「私はにこの事、大事な仲間だって思うし…真姫の事だってそう思ってるけど」
絵里「私は……にこの事、好きだから…」
絵里「私はにこの事が好きで…真姫もにこの事が好き」
絵里「にこも分かってるでしょ?私達二人、にこの事を特別な目で見てるの!」
絵里「仲間とかそういう依然に、にこの事を…!」
絵里「それでもずっと三人仲良しでいる事はできる…?」
にこ「………」
絵里「……ごめん、変な事言ったわ」
絵里「でもね?不安なの…もし真姫とにこが付き合う事になったら私は…冷静じゃいられなくなるかもしれない」
絵里「そしたら私は…少なくともBiBiにはいられなくなる」
にこ「絵里ちゃん…」
絵里「私だって仲間で、仲良しのままでいたいけど…にこの特別でもいたい!」
絵里「きっと真姫も同じ気持ちだと思うの…」
絵里「……ねぇ、にこ?私達はどうしたらいいの?」
絵里「ずっと仲間のままで、それでいてにこの特別になれる…そんな事、出来るの?」
絵里「にこはどう思う…?」
にこ「………」
にこ「>>905」
できる。できるったらできる
うちのリーダーも言ってた
にこ「…出来るよ」
絵里「……本当に?」
にこ「出来る、出来るったら出来る!」
にこ「うちのリーダーも言ってた、にこも出来るって信じてるよ!」
絵里「リーダー……穂乃果が?」
にこ「穂乃果ちゃんもみんなが大好きで、みんな仲良しがいいって言ってた」
にこ「それに…もっと前の話だけど、こんな事も聞いた」
にこ「人には手が二本あるから、二人の人と手をつなげるって!!」
絵里「穂乃果がそんな事を…」
にこ「それにね?にこだって知ってるのよ?」
絵里「?」
にこ「最近お勉強してて知ったの、『三人寄れば文殊の知恵』ってね!」
にこ「三人で一緒にいれば…にこ達は無敵ってことよ!」
絵里「………それ、前試したけどダメだったわよね?」
にこ「…………なんのことだかにこには分からないにこー☆」
絵里「いやいやいや!にこと穂乃果と凛で勉強して全然ダメだったでしょ!?」
にこ「し、知らないよ?にこの辞書に失敗と言う文字はないにこ?にっこにっこにー☆」
にこ「だから、にこ達三人が寄っても失敗はしない!」
にこ「三人で手を繋いで…歩けるよっ☆」
絵里「………」
にこ「にこね?昨日からずっと考えて…思ったの」
にこ「にこ達は女の子同士で…普通の幸せは手に入らないかもしれない」
にこ「だから、だからこそにこは!にこの事を好きになってくれた二人にはあげられるだけの幸せをあげたいの!」
にこ「二人共、絵里ちゃんと真姫ちゃんに!にこのしてあげられる事をしてあげたい…!」
にこ「だから、にこは…二人と手を繋いで幸せになりたい」
にこ「これなら…三人はずっと仲間で、特別のままでいられるよ…」
絵里「にこ……」
にこ「絵里ちゃんは…にこの幸福論、どう思う?」
にこ「やっぱり三人なんて…ダメ、かな?」
絵里「………」
絵里「>>927」
すごく素敵なことだと思うわ
絵里「わ、私は……すごく素敵なことだと思うわ!」
にこ「本当に!?」
絵里「えぇ!にこと一緒にいられて、真姫とも仲間のままでいられる…!」
絵里「でも……」
にこ「どうしたの?」
絵里「…真姫は」
絵里「…同じように、思ってくれるかしら」
にこ「……分からない」
にこ「絵里ちゃんは…本当にいいの?」
絵里「仲間でいたいって気持ちはにこと一緒よ」
絵里「だから私は…これでいいと思うわ」
にこ「……ありがとう、絵里ちゃん」
にこ「……真姫ちゃんにはにこから話すよ」
絵里「私も一緒に…」
にこ「いいよ、にこ一人で…ちゃんと伝える」
にこ「それで…真姫ちゃんはどう思うか聞くわ」
にこ「…………」
にこ「………もし」
にこ「真姫ちゃんが、それじゃ嫌だって言ったら……どうする?」
絵里「………」
絵里「私は…にこを信じてる」
絵里「にこも、穂乃果の言葉と…自分の出した答えを信じてるんでしょ?」
絵里「でももし…真姫が、嫌だって言ったら……」
にこ「………」
絵里「………」
絵里「……ごめん、ちょっと…分からないわ」
にこ「……にこも、分からない」
にこ「……ちょっと足、震えてる」
絵里「………」
にこ「あ、明日…テスト終わったら、言うから」
絵里「にこ…」
にこ「じゃ、じゃあ…!にこ、帰るねっ…!」ダッ
にこ「絵里ちゃん!テスト頑張ろうねっ!」
絵里「あ!待っ…!」
絵里「…………」
絵里(大事な時なのに、変な事言っちゃったかな…)
絵里「ごめんね、にこ……」
絵里「でも……」
絵里「………………」
【えりの ハートが 25 あがった!】
【えりの ハートが 100 になった!】
*えりの ハート が さいこうちに たっした!
*せんたくしに 「こくはく」 が ついかされました!
*「こくはく」 を えらぶことで えりに こくはくすることができます
*「こくはく」 を えらぶと エンディング に なります
*どんなエンドになるかは そのときのじょうきょうによってかわります
*「こくはく」 を えらばずに ゲームをすすめることも できます
*ゲームをすすめて えりの ハートが 100 いかになると 「こくはく」 は えらべなくなります
*ふたたび 100 にすることで さいど 「こくはく」 をえらぶことができるようになります
*あなたにとって さいこうの エンディングを めざしてください
矢澤さんち
にこの部屋
にこ「…………」
にこ「…………」
にこ「……」ガッ
ピッピッピッ
プルルルル プルルルル
ガチャッ
真姫『もしもし、にこちゃん?』
にこ「ま、真姫ちゃん」
真姫『こんな時間にどうしたの?分からない問題でもあった?』
にこ「あ…あのね、話があって…!」
にこ「とっても大事な話だから、直接二人で話したいの…!」
真姫『話…?』
にこ「明日の放課後、音楽室に来てくれないかな…?」
真姫『…………』
真姫『分かった、音楽室ね?』
にこ「うん…」
真姫『…テストの方は大丈夫?赤点取りそうな教科とかないわよね?』
にこ「うん、大丈夫…たぶんだけど…」
真姫『そう、ならいいわ』
真姫『まぁなんとかなると思うけど、にこちゃん頑張ってたしね』
真姫『それじゃ、あんまり無理しないでね?』
にこ「うん……ありがとう」
にこ「また明日」
真姫『おやすみ、にこちゃん』ピッ
ツー ツー ツー
にこ「…………」
*コマンド?
ステータスをみる
もちもの
ニア ちゅうだんする
ゲームをつづける
*メモリーカードの ようりょうが すくなくなっています
*あたらしいメモリーカードに セーブデータを うつしてください
*セーブデータを げんざいのスレ から あたらしいスレ に うつしますか?
ニア はい
いいえ
*セーブデータを あたらしいスレ に うつします
*セーブデータを いどうちゅう…
*あたらしいスレ ができるまで しばらくおまちください
*げんざいのスレ はしゅうりょうします
*おつかれさまでした このままでんげんを おきりください
*あたらしいスレ に セーブデータを うつしました!
*じかいのゲームは このセーブデータを つかってはじめます
穂乃果「安価で恋愛ゲーム!」
穂乃果「安価で恋愛ゲーム!」 - SSまとめ速報
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