真姫「またにこニーをしてしまったわ……」(58)

真姫「それも学園のトイレで」

真姫「エリーと穂乃果が隣でおっぱじめたからバレずに済んだものの」

真姫「こんなことを続けるのはいい加減マズイわよね」

真姫「でも、日に日に大きくなっていくにこちゃんへの想いは抑えようがなくて」

真姫「はぁ……」

真姫「……」

真姫「身体が静まっている内に部室に行こう」

真姫「遅れて悪かったわ」ガチャッ

にこ「あれー? 真姫ちゃん、来るのがはやーい☆」ニコッ

真姫「……にこちゃん一人なの?」

にこ「そうだよー☆ 絵里ちゃんからー、今日の練習は一時間遅れてスタートさせるってメールが真姫ちゃんのところにも来てるはずだけどー?」

真姫「あ、ほんとだ」

真姫(にこニーに夢中で気付かなかった……)

にこ「やだ、真姫ちゃんってばおっちょこちょいなんだからー☆」ニッコニッコー

真姫「誰がおっちょこちょいよ!」イラッ

真姫(はぁ……なんで私、こんなウザい人のことが好きなんだろ)ウツムキ

真姫「……」

にこ「……?」

真姫「ぅ……」

真姫(にこニーをしたばっかりだから、恥ずかしくてにこちゃんの顔をまともに見れないわ)

にこ「真姫ちゃんー?」

真姫「な、なに!?」

にこ「なにかあったのかなー?」

真姫「べ、べ、別になにもシてないわよ!」アタフタ

にこ「……」

にこ(真姫ちゃんの様子がいつもと違う……)

にこ(なんだか顔が赤いし、それに目を合わせてくれない)

にこ(いつもなら自信満々な笑顔を見せてくれるのに)

にこ(なにか嫌なことでもあったのかな)

にこ「……ふざけるのはやめて、真剣に聞くわ」スッ

真姫「!?」

にこ「真姫ちゃん、あんまり元気じゃないわよね?」

真姫「そそそ、そんなことはななないわよ!」アセアセッ

真姫(むしろ元気があり過ぎて困ってるんですけど!!)

にこ「相変わらず嘘を吐くのが下手ねー」

真姫「嘘なんて吐いてないわよ!?」

にこ(これは……、なにかがあったのは確実ね)

にこ(真姫ちゃんが笑ってくれないなんて、なんだか癪だわ)

にこ「別に、隠し事をするなとは言わないわよ」

真姫「えっ?」

にこ「でも、にこと真姫ちゃんは一応、同じスクールアイドルの、仲間なんだから」

にこ「できれば、その……真姫ちゃんにはにこにーってしててほしいのよ!」フンッ

真姫「えっ!?」

にこ「なによ」

真姫「にこちゃん、今、なんて言ったの……?」

にこ「な、何回も言わせるんじゃないわよ!」

にこ「にこは、ただ、」

にこ「真姫ちゃんに、にこにーってしててほしいって思っただけなんだから!」





真姫「私に、にこニーをしてほしい!!?!?!?」



にこ「そ、そうよ? 悪い!? そんな暗い顔をするくらいなら明るくにこにーってしてなさいって言ってるのよ!」

真姫「明るくにこニーをしてほしい!?!?!?!?」

真姫(なにこの状況!?!)

真姫(にこちゃんに、にこニーをしてって言われてる!)

真姫(いやまぁ、言われなくてもシてるんだけれど!)

真姫(でも本人からシろって言われるなんてどういうことなの!?)

にこ「なに鳩が豆鉄砲喰らったような顔をしてるのよ! そんなに変なことは言ってないでしょ!」

真姫「えっ、そうなの!?」

にこ「もう! 人が真面目に心配してあげてるのに、茶化すんじゃないわよ!」/////

真姫「ご、ごめん……」

真姫(にこちゃんのこの恥ずかしがってる表情)

真姫(本気だ……)

真姫(本気で私がにこニーをするのを望んでるんだ……!)

にこ「真姫ちゃんは笑うかもしれないけど、にこの夢はね、にこを見た皆がにこにーってしてくれることなの」

真姫「にこちゃんを見た皆がにこニーをすることが夢!?」

にこ「そうよ! 子供っぽいとでも思う?」

真姫「や、子供っぽいっていうか、むしろR-18って感じだと思うけど……」

にこ「は? R-18?」

真姫「あーいや、とは言っても私くらいの歳の子でも普通にシてはいるけれど」

真姫「だからって私がシてるわけじゃないわよ!!??」

にこ「ん? まぁ、……うん??」

真姫「なんでもないわよ!!!」

にこ(んー)

にこ(真姫ちゃんがまだ笑えていないのは、見れば分かるけど)

にこ(なんで急に困り始めたのかはよく分からないわね)

にこ(かなり厄介な事情を抱えてるのかな)

にこ(でも、どんな事情があったとしても)

にこ(真姫ちゃんがうまく笑えないっていうのなら)

にこ(私が、この場だけでもにこにこの笑顔にしてあげたい)

にこ(それができてこそのアイドルでしょ!)

にこ「ふふふ」

にこ「こうなったら真姫ちゃん、覚悟しなさい!」

真姫「な、なによ!?」

にこ「このにこにーが全力で真姫ちゃんを笑顔にしてみせるわ!」

真姫「にこニーで私を笑顔にさせる!?!?」

にこ「そうよ! 絶対に真姫ちゃんをにこにーってしてみせるんだから!」

真姫「嫌よそんなの! 恥ずかし過ぎるわよ!!」

にこ「もー、そんなに恥ずかしがらなくてもいいでしょー☆」

真姫「恥ずかしいに決まってるでしょ!!?!」

真姫「って言うかにこニーで私を笑顔にするってどういうことなの!?」

真姫「に、にこちゃんがここでにこニーをするっていうの?」

にこ「分かってないなぁ真姫ちゃんは」

にこ「皆で笑えた方が楽しいに決まってるでしょ」

にこ「だ・か・ら、にこと真姫ちゃん、どっちもにこにーって笑うのよ!」

真姫「二人して笑いながらにこニーをするの!?!?」

にこ「そうよ、当たり前でしょ」

真姫「いやいやいや結構な上級者プレイだと思うんだけど!?!」

にこ「え?」

真姫(にこちゃんのにこニーを見ることができる、というのには惹かれるものがあるけど)

真姫(にこちゃんの前で自分がにこニーをするなんて無理に決まってるわよ!)/////

にこ「真姫ちゃん! そうやって逃げちゃいけないのよ!」

真姫「えっ!?」

にこ「言えないことや秘密にしておきたいことがあるかもしれない」

にこ「一人で抱えるしかない問題があるかもしれない」

にこ「でも、人間はそうやって生きていくしかないからこそ」

にこ「笑顔になることを避けちゃいけないのよ!!」

にこ「だから一緒ににこにーってしよう!!」ドンッ

真姫「に、にこちゃん……!!」キュンッ

真姫(にこちゃんの目、すごく真剣……)

真姫(私はこれまでにこニーを恥ずかしいものだと思っていた)

真姫(けど、今のにこちゃんの真っ直ぐな目を見ていたら恥ずかしいだなんて言えない)

真姫(むしろ、にこちゃんの想いが詰まった高尚な行いなんだって思えてくる)

真姫(そっか)

真姫(にこニーって、もっと誇りを持っていいことなんだ!)

真姫(あぁ、なんて晴れやかな気持ちなんだろう……!)

真姫(今なら最高の笑顔でにこニーができそうだわ!!)

真姫「分かったわ、にこちゃん」

真姫「一緒に、にこニーをシましょう!」

にこ「真姫ちゃん! ……そうこなくっちゃね!!」ニコッ

真姫「ふふっ、言ってなかったけど、私のにこニーはハードだからね?」

にこ「ハード? にこってすることが?」

真姫「にこにーで擦る……、そうね、そういうことも、もちろんヤるわ」

にこ「にこにーで、する?」

真姫「そうよ、盛り上がってきた時はよく、摘んだりもするわ」

にこ「摘む??」

真姫「ええ!」

にこ(……さっきから真姫ちゃんの言ってることがおかしい)

にこ(きっと心の病気に違いない)

にこ(でもだからこそ、今は全てを忘れて笑ってほしい!)

にこ「ふっふーん! それじゃー全開で、にっこにっこにーっていくわよ!!」

真姫「!?!おいうytれw!???」ガシャンドンガチャンガシャーン!!

にこ「え!? なんでいきなりド派手にすっ転んだの!??」

真姫「に、にっこにっこニー……!?」

真姫「にこニーじゃなくて、にっこにっこニーをするの……!?!」

にこ「そ、そうよ! いつも私がやってるじゃないのよ!」

真姫「いつもにっこにっこニーを!?」カァァァァァ/////

にこ「なによ! なんで今更そんなに恥ずかしがるのよ!」

真姫「や、だって、」/////

真姫「にこニーですら意識が飛んじゃいそうなくらい気持ちいいのに」/////

真姫「にっこにっこニーなんてしたら気持ち良すぎて間違いなく昇天しちゃう!」/////

にこ「そんな評価をしていたの!!?」

真姫「にっこにっこニーをシながら笑顔でいるなんて無理よ! 確実にアヘ顔になるわよ!!」/////

にこ「アヘ顔ッ!?!?」

にこ「あ、アヘ顔って、なんでよ!!」/////

真姫「なんでって! そんなのどうしようもないでしょう!」

真姫「にっこにっこニーが気持ち良すぎるのがいけないのよ!!」バンッ!

にこ「気持ち良すぎる!? にっこにっこにーが!?」

真姫「そうよ!」

真姫「にっこにっこニーなんて可愛らしい言い方をしているけれどねぇ!」

真姫「あれはつまり、地上最高のテクノブレイクに他ならないのよ!!」

にこ「地上最高のテクノブレイク!?!?」

にこ「なによその評価!! にこはいつも普通にやってるじゃないの!!」

真姫「いつもにっこにっこニーをしているの!??」

にこ「そうよ! 練習する時は、日によっては30セットはしてるわよ!!」

真姫「1日に30回もにっこにっこニーをしてるの!?!?」

真姫「にこちゃんのえっち!!! 変態!!! ド変態!!!!」

にこ「ほあああああああ!?!? なんで私が、ぇ、えっちなのよ!?!!」

真姫「そうとしか言えないでしょう!!?!」

にこ「えぇぇえええええッ!????」

にこ(今日の真姫ちゃんの言ってることはおかしい!)

にこ(辛いことがあって心が壊れてしまっているのかもしれないわ)

にこ(一度、状況を整理して落ち着かないと)

真姫(今日のにこちゃんの言っていることはおかしい!)

真姫(いつもにっこにっこニーをしていて理性を持ち続けられるハズがないのに)

真姫(……なにか、言葉にし難いズレを感じるわ)

にこ「ねぇ、一つ確認していい?」

真姫「な、なによ!?」ビクンッ

にこ「真姫ちゃんにとって、にっこにっこにーってなんなの?」

真姫「そんなの恥ずかしくて言える訳ないじゃないの!」

にこ「恥ずかしくて言えない……、そう。さっきからそこに違和感があるの」

にこ「ただ笑えばいいだけなのに、そんなに恥ずかしいの?」

にこ「別に、今更にこのポーズをとれなんて言わないわよ?」

真姫「え?」

にこ「だーかーらー」

にこ「にっこにっこにーってつまり、ただ笑顔になるだけのことでしょ」

にこ「そりゃあにこは相手を笑顔にするためにかっわいいポーズくらいはとるけどさぁ」

にこ「真姫ちゃん、さっきから別のものを想像してるんじゃない?」

真姫「……」



真姫(きゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!)

真姫(さっきからにこちゃんが言ってたのはそっちかああああああああああああああああああ!!!!!)

真姫(それならさっきまでの発言も筋が通る!!)

真姫(にこちゃんは私を笑顔にしようとしてくれていただけだったのね!!)

にこ「それでさー」

にこ「真姫ちゃん、さっきにっこにっこニーをする時に、摘んだりするって言ってたじゃない?」

にこ「あれってどういう意味なの?」

真姫(きゃああああああああああああああああああああ!!!!!)

真姫「えーと」

にこ「……」ジーッ

真姫「あれは、その、気分が盛り上がってきて」

にこ「気分が盛り上がってきて?」

真姫「……お花を摘みに行きたくなっちゃうのよ!!」

にこ「え?」

真姫「だ、だから! 笑顔になって、テンションが上がって、思わず道端に咲くお花を探しに行っちゃいたい気分になるのよ!!!」

にこ「……」ジーッ

真姫(死にたい)

にこ「真姫ちゃん……」プルプル

真姫「ひっ……」

にこ「そういうことだったのね」ガシッ

真姫「え、えっ?」

にこ「にっこにっこにーってのはそういうことだってにこも思う」

にこ「笑って、幸せな気分になって、思わず駆け出してしまう」

にこ「それってまさしくにこが目指しているものでもあるわ!」

真姫「あ、そ、……そうよね! もちろんこの真姫ちゃんはそんなことくらい知ってるわ!」

真姫(なんだか知らないけど、いける!)

真姫(にこちゃんがちょろいおかげで誤魔化しきれそう!)

真姫(さすがは賢くて可愛い私だわ!)

真姫(一時はどうなるかと思ったけど、どうにか事なきを得そうね)

にこ「あ、でも真姫ちゃん」

真姫「ん? なにかしら?」

にこ「えっとその」

にこ「にっこにっこにーってしたら、ぁ、アヘ顔になるって言ったでしょ」カァァァァ/////

にこ「あれってどういうことなの……?」/////

真姫(きゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!?!)

真姫「え、えーと」

にこ「……」/////

真姫「あ、あ、ああれは、その、気分が盛り上がってきて」アセアセッ

にこ「気分が盛り上がってきて?」

真姫「そうしてテンションが上がり過ぎちゃって、えっと」アセアセッ

にこ「テンションが上がり過ぎちゃって?」

真姫「……表情を取り繕えなくなるのよ!!!!」

にこ「え?」

真姫「だ、だから! にっこにっこにーって笑っていたら幸せ過ぎてドーパミンが脳内で大量分泌されて自分のプライドや心の壁を粉々にしちゃって」

真姫「そして全てに対して自分の本心を解放することで表情すらも自然体になって取り繕えなくなった結果としていわゆるアヘ顔と呼ばれる顔で真なる意味で笑うことができるのよ!!!!!」

にこ「……」ジーッ

真姫(星を見に行きたい)

にこ「真姫ちゃん……」プルプル

真姫「ひぃっ……」

にこ「すごいじゃない!!」ガシッ

真姫「え、えっ??」

にこ「作った笑顔を張りつかせていて、心は笑っていない」

にこ「そんな人が今の日本に多すぎるのよ」

にこ「そしてそんな人を本当に笑わせてこそ、真のアイドルなのよね!」

にこ「そんな考えに至っていたなんて、感激したわ!」

にこ「真姫ちゃんはいつの間にか、にこ以上ににっこにっこにーへの理解を深めていたのね!」

真姫「あ、そ、……そうよ!」

真姫「この真姫ちゃんは、そういう感じに、新しいにっこにっこにーに進んでるってことよ!」

真姫(よっしゃああ!!)

真姫(にこちゃんがちょろいおかげで誤魔化しきれそう!!)

真姫(さすがは賢くて可愛い私だわ!!)

真姫(一時はどうなるかと思ったけど、どうにか事なきを得そうね)

にこ「真姫ちゃん!」プルプル

真姫「ん? なにかしら?」

にこ「真姫ちゃんが理解したにっこにっこにーを、にこに見せてくれないかな!!」ガシッ!

真姫「えっ」

にこ「にこはまだ、表情を取り繕うことなく心から笑うってことはできていないのよ」

にこ「だから、真姫ちゃんのにっこにっこにーを見て、その境地に至りたい!」

にこ「お願い真姫ちゃん!」

にこ「真姫ちゃんのにっこにっこにーを見せて!」

真姫(きゃああああああああああああああああああああああああ!!!?!??)

にこ「真紀ちゃんなりのにっこにっこにーを教えて!」

真姫「ごめんにこちゃんそういうの私無理だから!! 本当に無理だから!!」

にこ「なんでもするから! だから真姫ちゃんのにっこにっこにーを見せて!」

真姫「嫌ああああああ!! そんなのできないからああああああ!!!」

にこ「私のにっこにっこにーに物足りないものがなんなのか知りたいの! お願い!!」

真姫「後生だから堪忍してえええええええええええええええ!!!!」

絵里「すっかり遅くなってしまったわね」ツヤツヤ

穂乃果「その分集中して練習に取り組もう!」テカテカ



ガチャリ

穂乃果「遅れてごめんねー! 高坂穂乃果! ただいま部室に到着――」



にこ「にこにできることならなんでもするから! 真姫ちゃんのにっこにっこにーを見せてーーー!!」ギュウウウウ

真姫「そんなの無理に決まってるでしょ!! お願いだから離れてよにこちゃんーーー!!」グッグッ

にこ「そこまで恥ずかしがらなくてもいいでしょー!! にこと真姫ちゃんの仲じゃない!!」

真姫「嫌よ!! いくらにこちゃんの頼みだからって無理なものは無理!!」



穂乃果「……」スッ

バタンッ

穂乃果「絵里ちゃん先生」

絵里「うん」

穂乃果「にこちゃんが、真姫ちゃんににっこにっこニーを見せてくれるよう迫ってました」

絵里「そうね」

希「カードが言うとるんや」

穂乃果「希ちゃんいつの間に」

希「今日は練習を中止するべきやって」

絵里「そうね。今の二人を邪魔しちゃ、きっと恋のキューピットに怒られてしまうわ」クスッ

穂乃果「えへへっ、そうだね!」

穂乃果「μ’sがこれから先のステージに進むには、私たちメンバーの絆を更に強くしていかなくちゃいけないと思うんだ」

絵里「えぇ。私も穂乃果の言うとおりだと思う」

穂乃果「ありがとう、絵里ちゃん!」

穂乃果「だから、ただ闇雲に練習に打ち込むだけじゃなくて、もっと皆が仲良くなる時間も必要だって思う」

穂乃果「きっと、今のにこちゃんと真姫ちゃんのように」

絵里「そうして絆を深めていって」

穂乃果「いつか、今よりもっとたくさんの人に愛されるスクールアイドルになりたい!」

絵里「ハラショー!」

穂乃果「さぁ、μ’sの新しいミュージックをスタートさせよう!」

穂乃果「私たちはこんなところで立ち止まっていられないんだから――!」



おしまい

以上です。
お付き合い頂きありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom