アリス「シノ…どこ行ったんだろ」
おっさん「ん?お嬢ちゃん1人?」
アリス「わわっ、は、はい!友達を探してて」
おっさん「おじさんも探してあげるよ、なんていう子探してるの?特徴は?」
アリス「シノっていいます!特徴はこけしです!!」
おっさん「随分ザックリとした特徴だね、まぁいいや。じゃあおじさんあっちの方探すからお嬢ちゃんはあっち探そうか^^」
アリス「はい!」
アリス(やっぱり日本の人達は優しいです…)
ー30分後ー
アリス「シノいない…」
おっさん「あっ、お嬢ちゃんシノちゃんいた?」
アリス「いないです…どこに行ったんでしょう」
おっさん「ん~…迷子センターに連絡した方がいいかな…」
アリス「迷子センター…?」
おっさん「うん、迷子の子を預けるところだよ、きっとそこにシノちゃんもいるかもね」
アリス(私迷子だと思われてる…!?)
アリス「私迷子じゃないです!迷子はシノのほうですよ!」
おっさん「あ、あれ、なんか怒ってる…?」
このまま鬼畜でいくかほっこりで行くか迷いどころ
おっさん「困ったな…でもこのままじゃあ1人にもさせられないし…」
アリス「うぅ…」
おっさん「どうする?おじさんもそろそろ帰らなきゃダメなんだけど…」
アリス「シノ……」
おっさん「う~ん…」
おっさん「やっぱり迷子センターに…」
アリス「嫌です!シノにバカにされちゃいます!」
おっさん「君も頑固だな…」
おっさん「このままじゃあ埒が明かない…」
おっさん「…とりあえずウチに来るかい?このままでもダメだろうし」
アリス「え…?わ、悪いですよ!」
おっさん「おじさんは別にいいけど…お嬢ちゃんが嫌か、ごめんね」
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