♀勇者「ときどき殺したり……犯されたりするお話」 (7)



 ──その日、私は勇者として町を出た。


♀勇者「お母さん、行ってきます」

 お母さんに別れを告げる。
 家の扉を潜って外に出て行く私は振り返らず、ただ背中から聴こえてくる母の泣き声から意識を無視するしかなかった。

 私の生まれ育った小さな町は国内でも安全度の高い領地にあり、町の外に出ても比較的安全な旅ができる。
 『勇者の試練』を受けて選ばれた私は、少なくともすぐには死なない環境だった。

 家を出て、日が暮れて、夜闇の中でナイフを握り締めたまま野宿する。
 朝日が昇ればまた歩いて、歩いて、日が暮れて、また夜の闇から身を隠すように外套にくるまって眠る。
 繰り返すこと四日。
 気がつけば私はモンスターと呼ばれる怪物と合わずに人里に辿り着いてしまった。

♀勇者「こんにちは」

村人「おや、こんな村に珍しいね。商人かい」

♀勇者「新しく『72』の勇者として選定された◯◯という者です、神託に従い巡礼の旅に出たところです」

村人「ゆっ、勇者さんだってェ……? 随分と若いんだなぁ」

♀勇者「村長さんにお会い出来ないでしょうか、なにか私にできる事があるはずなのです」

村人「あいや、なるほど。待ってておくれよ、今呼んでくるさね」


 私の住む領地では複数の領主が安全性を確保するために騎士団を各所で駐屯させている。
 話を聞くに、治安維持がそのまま資源の確保に繋がるからだという。
 これまでただの町娘でしかなかった私には少し難しい話だった。

 ただ、そうした私の知らない所で知らない人達が積み上げた努力の結果が目の前の平和で穏やかな村の風景に繋がっている。


♀勇者(モンスターの被害は無さそう。まだ明るいのに子供たちが遊んでいられるくらい、今は村人の数も足りている)

 私は村の様子を眺めながら、自分の出る幕は無いように思えていた。
 しばらくそんな風にぼーっとしながら村人の帰りを待っていると、ようやく村長さんを連れて彼等は戻ってきた。
 おばあさんだった。


村長「これはこれは、年若い娘さんだねぇ……勇者様だって?」

♀勇者「はい。此度の神託により参上いたしました」

村長「そういうものなんだねぇ、ただ困ったことにウチには問題は起きてないのよねぇ」

♀勇者「そうなんですか」

村長「そうなのよねぇ……近頃は平和なもので、弱っちいモンスターのあれも出てなくてねぇ」


 弱いモンスターのアレ、とは『ゴブリン』の事だ。
 世界中にいるモンスターであり、夜や暗がりの中で襲ってくる人型の怪物だ。
 全身が黒いスベスベした黒い革で覆われていて、長い手足と尻尾を持っている──人間を高速で捕まえてから数時間に渡ってくすぐるらしい。

 私は会ったことがないが、どうにも厄介なモンスターだとか。

 そんなやつでさえ見かけないと言われて、私は困ったように胸元を抱いて首を傾げた。


♀勇者「……分かりました、ほかの村人に少しお話を聞いて周辺を見てきますね」

村長「ごめんなさいねぇ。村の人はみんな優しいから、きっと何かあれば答えてくれると思うわぁ」

♀勇者「何かあればまたお声がけします」


 村長さんに軽く頭を下げた私は、小さな村の中を歩いて見ることにした。
 半径200メートルも無い村だが畑の被害だったり家畜の被害がどこかで出ているかも知れない。

 なにか私に出来ることは……無いだろうか?




♀勇者「は……へッ♡は……ッ♡はっ、ぁ、あっ、ァあ……ッ‼︎♡♡」

 うつ伏せに揺さぶられながら与えられる逃げ場のない快楽に蕩けてしまう。
 薄目を開き、ユサユサと視界が振動するたびに膣口から膣奥にかけて繰り返される刺激に反応しては仰け反って。
 そんな中で否応にも襞肉の蠢き、締め付けがきつくなり……それによって背後から聞こえてくる声が興奮の色を濃くする。


村の子供「出る出る……っ♡出ちゃうよ……♡♡お姉さんのお腹のナカに出しちゃうよぉ……っ♡」

♀勇者「っ♡ッあ……は、ぁっ♡」

 私よりずっと幼いはずの子供が、欲望に突き動かされて腰を動かしてくる。
 揺れる声や吐息の音に耳まで犯されてるようで、私の狭い肉穴には長く感じられるストロークに腰を打ちつけられているのもあって発情してしまう。
 指では届かない場所……ポルチオを、肉棒の先っぽがぶつけては擦ってくるのに震えてしまう。

 ──ずっぷずっぷ♡♡ぱちゅっぱちゅっ♡

 子宮口を亀頭に抉られながらノックされて、昇り詰めてきた快感の波に視界がブレていく。

♀勇者「……イッ…く……♡♡♡」

 薄暗い納屋の奥、藁のにおいに包まれた中で私は腰くらいまでのタルの上に乳房を乗せるようにして突っ伏した。
 か細い声で震えながら、膣内で膨らむ男の子の肉棒を感じて。
 トクトク、脈打つ尿道を襞肉で包んで締め付けながら、私は射精される瞬間に全身をビクビクッ♡と跳ねさせてイク♡

 ──びゅるるるるる♡♡びゅーっ♡ずちゅっ、びゅるる……っ♡♡

 避妊無しの生ちんぽに無防備で無抵抗な子宮口をキスされ、イキながら膣内射精を受け止める……♡♡
 幼い子供が精通を迎えてる事実よりも、注がれる快楽に悶えながら声漏らして驚き、熱々のおまんこで肉棒を根元まで咥え込んだままお尻をきゅっ♡と閉じて……私は子宮の熱を心地良く思っていた。


村の子供「はぁ……っ♡はぁ~っ……♡きもちよかったぁ、ありがとうお姉さん……♡」

♀勇者「……っ、ん……どういたしまして」


 ──私は初めて会った子供の性処理をしてあげた。
 それが、勇者になって最初にした事だった。

【寝ます、続きは午後とかに】

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