【安価コンマ】障害走を極めるその3【ウマ娘】 (39) 【現行スレ】
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【安価コンマ】障害走を極めるその2【ウマ娘】
【安価コンマ】障害走を極めるその2【ウマ娘】 - SSまとめ速報
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話しがあるとトレーナーから呼び出されたイケトレ。二人はメンバーが来る前にトレーナー室で話し合っている
イケトレ「ブルーとメジェドのことについて取材依頼が来た。一族には話が通っているそうだ」
メジェドにブルーと続けて国際大会で勝ったことを嗅ぎつけたメディアが取材をしたいと言い出した
ジャーニーには話が通っているのを鑑みると質の悪いメディアではないらしい
ならば取材を受けてもいいのだがトレーナーが気にしているのはそこではなかった
トレーナー「私が二人のトレーナーということで取材が進む。基礎を固めているのはお前だろう」
トレーナー「私だけがあの二人のトレーナーとして表に出るのは解せん」
馬術の指導を行っているのはトレーナーだがイケトレの基礎がありきとなっている
チームで育てているという表現が正しいのにトレーナーが取材対象なのだという
トレーナー「お前の威を借りる気はないが事情はそれに近い。私だけではここまでこれたかは怪しい」
イケトレ「僕も取材を受ければいいんですよね」
トレーナー「そう思うか?あの一族が私とブルーとメジェドの三人での取材を許可したんだぞ」
イケトレのことを表に出したければそのことを条件に取材を受けたと想像できる
一族はあえてイケトレの存在を表に出したくはないのではないかとトレーナーは推察する
トレーナー「いい案は無いかとお前に相談したかったんだ」
イケトレのことを考えるなら本人の希望やアイデアを参考にしたいとのことだった
この次下2
1さり気なく出る
2名前は出さないが匂わせる
3性癖がアレなので表に出れない
4名前は出す
5全く出さない
6自由安価
イケトレ「表に出したくないというより僕は表に出れないんです」
トレーナー「まさかお前訳ありか?」
イケトレ「訳ありと言えばそうですけど、あのですね僕は色々とやらかしてるわけじゃないですか」
イケトレ「万が一自分の部屋にお邪魔なんてされたらそれはもう困るんですよ……」
担当の下着を神棚に飾っているトレーナーとして翌日以降ネットで大騒ぎになるに違いない
出たいかどうかは別としてイケトレの性癖ではとても表に出ることはできない
トレーナーはイケトレはこういう男だったと納得しメジェドとブルーの担当として取材を受けると決めた
トレーナーが取材のことをブルーとメジェドにも伝えると案の定メジェドがイケトレも出して欲しいと反発した
しかしイケトレと話した内容をメジェドに伝えると大きく頷き納得する
メジェド「サポートしてくれる人がいるとは言ってもいいですよね?」
トレーナー「それは問題ないだろう。お前がプロキオンに所属していることも向こうは知っているはずだ」
イケトレの名前は出さずにサポートの存在を聞かれたら有無だけを答えると事前に決めておく
メジェドはあっさり納得しこれで取材は大丈夫かと思いきやブルーが待ったをかける
ブルー「正直俺は出たくねえ」
メジェド「働いてないのがバレるからですか?」
いつものように軽口を言うメジェドだったがブルーは反論せずじっと黙り込む
トレーナー「働いてないお前が悪いんだろうが」
メジェド「ニートなのは事実なんですから仕方ないですよ」
黙ってしまったのをいいことにブルーを責める二人。しかしこの日のブルーの様子はいつもと違った
ブルー「……」
メジェド「げっ」
明らかに涙目で今にも泣き出しそうなブルー。こんな彼女は初めてでメジェドは困惑する
困惑したのはトレーナーも同じでありメジェドのことがあったというのにまた担当を傷付けとなればトレーナー失格である
トレーナー「仕事のことは別に聞かれないだろう」
メジェド「チームスタッフとして働いてるって紹介してもらいましょうよ」
まだ間に合うと二人は必死にフォローする
ブルーの反応下2
1泣く
2黙って出ていく
3暴れる
4二人に甘やかされる
5自由安価
ブルー「……」
惜しくもフォローは間に合わずブルーは涙を流してしまう。そんな彼女を見たメジェドはトレーナーを責める
メジェド「トレーナーにはデリカシーがないんですよ!今さっきだって私のことお前って言いましたよね!」
トレーナー「いやそれは…」
メジェド「言い訳しないでください!」
メジェドが病んでしまったのは本人の問題もあるがブルーまで傷付けたとなれば話は違ってくる
指導は的確であるが高圧的な態度が傷であったトレーナーが引き起こした問題である
トレーナーを追い出したメジェドは泣くブルーを宥めようと彼女と話を聞いていた
ブルー「俺だって…好きで働いてないわけじゃねえんだよ」
メジェド「色々と事情はありますよね」
ブルー「アルバイトもやってみたけどよ……」
メジェド「トレーナーとイケトレの書類仕事はちゃんと手伝えてますよね」
ブルー「……」
メジェド「それとこれとは別ってことなんですね」
作業ができるからといって仕事がうまくできるとは限らない
ブルーはどの職場でも人間関係が上手くいったことがなかった
そのことがトラウマであり親からしつこく責め続けられる原因ともなっている
ブルー「俺が目立つだなんて社会人のチームに所属してる奴とかに申し訳ねえよ……」
プロでもなく働いてもいない自分がテレビに出て目立つなど許されない
勝ち負けは実力によるものだとしてもブルーは実家の脛を齧りながら競技を続けている
このことはどうやっても言い訳できずブルーは堪えきれず涙を流した
メジェド「とりあえずトレーナーが悪いので全部アイツのせいにしましょう」
悩んでいる様子など見せなかったブルーの悩みを聞き困惑したメジェド
解決方法が思いつくはずもなかったので全てトレーナーのせいだとブルーを元気付けた
この次下2
追い出されたトレーナーはイケトレと合流しブルーを泣かせてしまったことを話した
イケトレ「話題に出したのはメジェドなのでトレーナーさんだけが悪いとはいえません」
トレーナー「いいや私はまた無意識にメジェドのことを名前で呼ばなかった。担当二人にやらかしてしまった私が悪い」
触れてほしくない所はそっとしておくのが鉄則なのでトレーナーの対応はまずかった
ブルーがこれまで本気で嫌がる様子を見せていなかったので起こってしまった事故
総合的に考えるとトレーナーの落ち度が大きいという仮の結論に至る
イケトレ「僕も一緒に行きます。そうすればメジェドは大人しくなってくれますから」
トレーナー「頼む…」
イケトレを頼りたくないとは言わず協力を求めたトレーナー
メジェドはともかくブルーには謝るしかないのでトレーナーには頭を下げてもらうしかない
イケトレ「あとでお菓子でも買ってあげてくださいね」
話し合いが終わってもそれで終わりではなくその後のフォローもと念を押す
ブルーとメジェドは下2
1大騒ぎ
2泣いてた
3悪化
4居なかった
5自由安価
トレーナー「どうした!?」
イケトレ「なんでメジェドも泣いてるんだろう……」
トレーナー室に入ってみるとブルーだけでなくなぜかメジェドも涙を流していた
ブルー「……」
メジェド「私がどれだけ辛かったか…」
状況はよくわからないがとりあえず泣き止んでもらう為にメジェドに近寄るイケトレ
トレーナーはブルーに話しかけるしかないが返事が返ってくるとは思えない
メジェド「すいません…ブルーさんを元気付けようとしたんですけどイケトレと離れていたことを思い出してしまったんです」
イケトレ「なんとかしようとしてくれたのは嬉しいよ。ありがとうメジェド」
ブルーに引っ張られてしまったのかイケトレと離れ辛かった頃を思い出してしまったメジェド
自分のわがままのせいでイケトレと離れることになったのはメジェドのトラウマとなっている
中等部なのでわがままくらい許されるべきなのだがメジロのせいでそうもいかなかった
馬術でメダルを獲ることを目標にしていても中身はまだ中等部のウマ娘である
精神を病むほど追い込まれてしまったのはメジェドにとって不幸な出来事だった
メジェド「抱きしめてください…キスしてください」
イケトレ「君の為ならいくらでもしてあげるよ」
メジェドは自分がどうにかできるがブルーはそう簡単にはいかない
メジェドとキスしながら横目でトレーナー達を見ていても事態が進展しそうにはなかった
イケトレ(ベテランらしくお願いします!)
助け船は出せないのでベテランのトレーナーに丸投げするしかないイケトレ
トレーナーはブルーの機嫌を直すか許してくれるまで謝るしかないのだろうか
この次下2
トレーナーはブルーに配慮が足りてなかったと素直に頭を下げた
トレーナーの仕事はただトレーニングをするだけではないことを改めて知ったと反省する
トレーナー「お前になら何を言っても問題ないと思っていた。それが間違っていた」
トレーナー「私のことを許せとは言わないどうするかはお前に任せる」
自分と契約を破棄することも認めるのでブルーに判断を任せたトレーナー
ブルーは涙を流したまま頷きこのことを了承する
二人の様子を横目で二人を見ていたイケトレはいつの間にかメジェドに押し倒されてしまった
イケトレ「メジェドさん?」
メジェド「ごめんなさい止まれません」
イケトレに覆いかぶさりながら激しくキスをするメジェド
身体をイケトレに押し付けながらキスを続けるので彼の体も反応してしまう
メジェド「このまま、このまま続けさせてください」
服を脱いだりはしないものの相変わらず身体を押し続けるメジェド
身体を捩らせながらイケトレの体の感触を確かめ続けた
この次下2
1なんとかなった
2ブルー去る
3ジャーニー介入
4取材断る
5自由安価
アナウンサー「本日はどうか宜しくお願いします」
ブルーがトレーナーを許したことにより問題なく取材が行われることとなった
今回は雑誌ではなくテレビの取材ということでカメラマンなどのクルーもやってきた
ディレクター「トレーニング風景を撮りたいんですがカメラを回しても問題ありませんか?」
トレーナー「馬術に関してなら問題ない。基礎トレーニングは撮るな」
取材の打ち合わせをしているトレーナーをメジェドとブルーは遠目から見ていた
メジェド「テレビの取材だけあって人が多いですね」
ブルー「ああ……」
まだ元気が戻り切っていないブルーの反応は鈍く普段の彼女とは程遠い
遠目から見ていたのだがトレーナーが二人を手招きしアナウンサーの前へとやってきた
アナウンサー「メジロメジェドさんの登録名はメジェドとなっているのは理由があってのことですね?」
メジェド「二度とフルネームで呼ばないで下さい。あとメジロのことは死んでも触れないで下さい」
中等部のウマ娘と思い対応していたアナウンサーの表情が凍る
メジェドの強い言葉と冷たい視線は中等部のそれではなかった
気を取り直してブルーにもウィズダムの名前を出してもいいかと確認をとる
ブルー「ん……」
ウィズダムの名前を出させることは問題ないがブルーの気にしているところは違う所にある
そのことでまだ落ち込んでいるブルーの態度はアナウンサーの期待していたものではなかった
ディレクター「なんとかなったがこんなに苦労するのは久しぶりだったな」
アナウンサー「もうヤダ……」
カメラを回し続けたおかげで当初考えていた映像をでっち上げられる算段がついた
あまりに重い雰囲気が続いたせいでアナウンサーは泣いてしまっていた
それでも取材をやり切ったのは流石という言葉以上のものがある
テレビ局へ一刻も早く帰る為に早足で歩いていると取材陣はばったりイケトレと出会う
アナウンサー「貴方は凱旋門トレーナー!?」
イケトレ(綺麗なおっぱいに話しかけられた)
ブライアンのことだけでなくハヤヒデの秋三冠のリーチが掛かっている事もあり質問攻めに
更にイケトレがそこらのモデルより顔が整っているので取材陣のテンションも上がる
アイネス「取材だなんて聞いてないの!知ってたらもっとお洒落してきたのにー!」
アナウンサー「急なお願いに応えてもらってありがとうございます!」
イケトレ(おっぱいに見惚れてたらこうなっちゃった…)
カメラマンはプロキオンのトレーニング風景を撮り出しディレクターはその場で台本を考えている
ディレクター(凱旋門を勝ったチームに取材できるとは幸運過ぎるぞおい!)
アナウンサー「素晴らしいトレーニングですね!日頃から意識していることはなんですか?」
イケトレ「ええっと……」
取材陣はメジェド達の為に来たことも忘れイケトレの取材を続けた
この次下2
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