主人公「地球滅亡を防ぐためにラブラブパワーが必要…?」【安価&コンマ】 (6)

安価とコンマ次第のラブコメSSです。
その場のライブ感とノリで書きます。

ザワ…ザワ…

「静粛に」カンカン!

「これより第69回、『地球に隕石追突するけどどうする?会議』を開催する。」

「70年前から1年ごとに開催されてきたこの会議。はやもう69回だ。」

「時の流れとはなんと残酷なことよ。あの頃はわし達も若かった。」


『その通り』『白髪が増えたのぉ』『この会議に置いてある菓子は毎年美味い!』


「しかぁし!我々はそろそろ真剣に考えなければなるまい。」

「神にとってはたかがひとつの星。だが、地球人にとっては唯一無二の星なのだ。」

「あれよあれよと隕石衝突まで残り1年。もう時間も残されていない。」


『ありゃ、もうそんな時期か』『今日の菓子はきなこもちか。こりゃ死神のお世話になるかものぉ』



「だがここで!69年たった今!やっと進展が見えた!」

「大変喜ばしいことだ。皆の者、拍手。」

パチパチパチ!!

「うむ、よろしい。ではその進展とやらを発表する。」

「実は我らが聖母様がお目覚めになり、我らに神託を授けた!」


『なんと!』『聖母様、おはようございます!』『神が神託を授かるとはこれ如何に』


「その内容を代弁する。心して聞くのだ。」


『…地球人の1人の男。』

『彼のラブラブパワーで、隕石は壊滅するでしょう。』


「…以上だ。」

ザワ…ザワ…

「静粛に!静粛に!」

「なんとも分かりにくすぎる神託だが、69年同じ議題で1日を費やす我らの会議と比べれば大きな進歩だ!」

「ラブラブパワー…言葉から察するに、誰かと結ばれることで何かしらの力が発生するのだろう。」

「そこで我は特異なオーラを放つ地球人を調査した結果…」

「1人の男を特定することに成功した!」


『おぉ!』『さすが最高神様…』『も、もちが…!』


「残された猶予も少ない。早急にその男にサポートの見習い神をつけて、誰かとの恋を実らせる!」

「そして、その男がこやつだ。」


↓2 主人公の名前と特徴

踏み台

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