阿笠「出来たぞ新一!光彦君が炎上するスイッチじゃ!」 (13)

コナン「良いじゃん!今年の夏もクソ暑いから自然発火したって言えば疑われねぇぜ!」

阿笠「そもそもスイッチで人を燃やしたなんて言っても誰も信じないじゃろ!」

コナン「まあそうなんだけどさ!w」

阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞ!」

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(モニタールーム)

コナン「いつ光彦んちに監視カメラ設置したんだ?」

阿笠「フッフッフ、そんなことより見ろ新一。光彦君が家族と一緒に夕食を食べてるぞい」

コナン「幸せそうな光景だな」

元太「うな重が無ぇぞ」

コナン「うな重ならここにあるぞ」

元太「サンキューコナン」

阿笠「ンガアアアアアアわしは幸せそうな家族を見るとぶち壊したくなるんじゃあ!!!!!!!!!!」ポチッ

モニター「ウギャアアアアアアアアア!!!!!!!」

コナン「あっ、光彦が燃えてる!」

元太「燃える光彦を見ながら食ううな重美味ぇ!」モグモグ

阿笠「ホッホッホ、のたうち回ってるぞw夕食もメチャクチャじゃwもったいないのうw」

コナン「家族も燃えてる・・・ん?!」ビクッ

阿笠「ウヒャヒャ、どうした新一?」

コナン「今光彦がこっちを見たんだ・・・喋りながら」

阿笠「は?監視カメラを見つけたのか?燃えながら?有り得んのうw気のせいじゃw」

コナン「・・・だよなハハハ」

モニター「アアアアア・・・・・アア・・・・・・」

阿笠「ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!」ジタバタジタバタ

元太「ウナジュジュジュジュジュジュジュジュジュ!!!!!!!!」モグモグモグモグ

コナン「(あれはどういう意味だ?)」

異変に気付いた近所の住民が通報したおかげで家は全焼しなかったが円谷家は全滅した

(深夜)

コナン「光彦んちだった場所、半分以上残ってるな、所々焦げてるけど」

阿笠「チッ、全焼してれば監視カメラも無くなってわしが関わった証拠が消えたのに・・・誰じゃ通報したチンカス野郎は!!!!!!出てこいぶち殺すぞ!!!!!!!!!!!!」

コナン「バーローうッるせーぞ豚野郎!!!!!!!!!!ラーメンのチャーシューになりてぇか!!!!!!!!!!!」

阿笠「・・・早く監視カメラを回収するぞい」

元太「肝試しみてぇだな」

(入口)

阿笠「むっ」

コナン「どうした?」

阿笠「扉に何か書いてあるぞい」

元太「何て書いてあるんだ?」

阿笠「「ぼくは このさきの へやに いますよ」と書いてあったぞい」

元太「ぼく?光彦が書いたのか?」

阿笠「何で光彦君は入口の扉にこんなものを」

元太「面白そうだから指示に従おうぜ!」

コナン「・・・」

俺達は扉を開けて中に入り、先に進むことにした

歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に「ぼくは ひだり に いますよ」と書いてあった

少し怖くなったけれど、俺達はそのまま左に進むことにした

すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に「あたまは ひだり からだは みぎ」と書いてあった

コナン「・・・ん?」

阿笠「ヒッ・・・」

元太「ヒッ・・・」

コナン「どうした?」

阿笠「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」タッタッタッタッ

元太「ウナジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!」タッタッタッタッ

コナン「オイ!待て!・・・・あいつら逃げやがった」

二人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした

でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした

部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に「ぼくの からだは このしたにいますよ」と書いてあった

コナン「・・・この下に何があるんだ?」

光彦「ひだりの へやから ぼくの あたまが きてますよ うしろ みてくださいね こなんくん」

コナン「!?!??!」ビクッ

俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた

コナン「ハアハア・・・ウウウ後ろにいた」ガクガクブルブル

コナン「・・・」チラッ

コナン「来てねぇ・・・」ホッ

コナン「・・・あれはそういう意味だったのか」

翌日、監視カメラが警察に見つかり、阿笠博士は逮捕された

コナン「(あれは気のせいじゃなかった・・・)」

俺は一生忘れないだろう

燃えながらカメラを睨み付け

「うしろをみろ」

と言った光彦を

コナン「あの時、後ろを見ていたら俺は・・・」チラッ

光彦「みましたね」

コナン「!?!!!!??」ビクッ

おしまい

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