【安価・R-18】サイタマ「おっ、怪人がいるじゃん」【ワンパンマン】 (82)

俺は、強くなりすぎた。

サイタマ「……また、ワンパンでおわっちまった」

崩壊した街並み、降り注ぐ血肉、むせ返るような悪臭。
しかし俺の拳には、熱も、痛みも、何の余韻も残っていない。

そのままいつものように、俺は帰宅した。
買い物袋をほっぽり出して、座り込む。

俺は、強さと引き換えに何か大切な物を失ってしまった。
今の俺には、何も感じる事が出来ない。
まだ弱かった3年前、俺には沢山の悩みがあった。
痛みもあったし、苦しみもあった。
死にそうになったことも。
しかし、もはや今はその全てが懐かしく、愛おしい。
俺は、強くなりすぎた。
それが唯一であり、最大の悩み……

ムラッ……

サイタマ「……クソ、再発しやがったか……?」

いや、もういっこあった。
俺の2つ目の最大の悩み、それは謎の性欲。
俺のチンコはズボンを突き破ってバッキバキになっていた。
この力を手に入れてから約3年、俺のチンコ、もとい性欲は全くの無言を貫いていた。
それ自体は別にどうでもよかったんだが、つい先日突然何の前触れもなくチンコがバッキバキになったんだ。
久しぶりの性欲を感じた俺は、以前もそうしていたようにオナった。
しかし問題はイッた後に判明した。

サイタマ「勘弁しろよ……」

俺が顔を上げると、バッサリと切断されたような天井から青空が見える。
イッたら部屋が切れた。
テレビも真っ二つになるし、人生最悪の射精だった。
人的被害が無かったのが不幸中の幸いだったが、俺は強くなりすぎた結果、自由に射精も出来ない身体になってしまったらしい。
かといって外に出てオナりでもすれば不審者として通報されちまう。
……それに。

ムラッ……ムラッ、ムラムラッ……


>>>           <<<
>>>『 マ ジ 性 欲 』<<<
>>>           <<<


サイタマ「あ……クソ、なんなんだよ……!」

どうしても、今、直ぐにでも……女を犯したい……ッ……ッ……!
なんだ、これ……!
オナるだけじゃ、どうにもならなそう、だッ……!

サイタマ「が、ぁ……!」

デリヘル……いや、論外だ。
肩書が不審者から殺人犯に格上げされるし、そもそもZ市はデリバリー範囲外!
はやく、どうにかしねぇと……クソッ!
ヒーローがレイプおよび殺人で終われるなんてシャレになんねーぞッ!

その時、真っ二つになったテレビから真っ二つになったアナウンサーが告げた。

アナウンサー『臨時ニュースをお伝えします。〇市に怪人が出現しました。周囲の住民の皆さんはただちに避難してください。災害レベルは……』

待てよ。
怪人が出現すると、その周囲の人間は避難する。
そして、怪人が暴れれば町は壊される。
……つーこと、は。

サイタマ「……ヤルしか、ねぇかぁ」

俺が重い腰を上げると、チンコが「ブルンッ」と空を切った。

怪人の安価をします。
とりあえず下1~3で一番コンマが大きいレス(最大値00)を採用します。

怪人ルール:
・原作に登場した怪人のみとする。性格や能力などは、なるべく原作のままに。ただし原作に無い部分は捏造可
・男怪人を女怪人に性転換可能
・性転換の場合、怪人のアイデンティティはそのままに。獣型は獣型のまま、ケモノはケモノのまま。サイズを犯しやすくしたり顔をかわいくしても良いが、擬人化したりなどは不可
・処女
・下記テンプレートを参考に

性別:女(雌)
災害レベル:
外見(サイズなども):
能力:
性格:
その他(数行程度で):

NG怪人の例:
舞妓プラズマ → 彼女には電気ナマズ男がいるので
アーマードゴリラ → ゴリラを可愛くしたらそれはもうゴリラではないから
サイコス → ほぼ人間というか人間なので
マルゴリ → 彼はサイズがアイデンティティなので
ムカデ長老 → どないせぇっちゅうねん

OK分かった。
どうやら難しい注文をしてしまったようだ、申し訳ない。
選択投票式にしよう。
今回はとりあえず正当にエロいやつで。
下1~3で最も多かった怪人にします。

投票先:
①モスキート娘
②弩S
③138話の女怪人(ラプトラ)

138話の女怪人が他2体と釣り合ってない気がするのでやっぱこっちで、下1~3

投票先:
①モスキート娘
②弩S
③ガンリキ(童貞と戦ってたメドューサみたいなやつ)

名前:弩S
性別:女
災害レベル:鬼
外見:金髪ロング、超絶スタイル、露出度の高いボンテージ
能力:鞭による洗脳(奴隷化)
性格:ドS(潜在的なドM)

名前:弩S
性別:女
災害レベル:鬼
外見:金髪ロング、超絶スタイル、筋肉質、露出度の高いボンテージ
能力:鞭による洗脳(奴隷化)
性格:ドS(潜在的なドM)

バチンッ! バチンッ!

B級ヒーローA「うォッ、うオオオオオッ!」

B級ヒーローB「しょ、正気に戻ッ……うゎあああっ!」

弩S「ウッフフフ! ああ、弱い弱い!」

>>>『災害レベル:鬼』『怪人姫 弩S』<<<

バチィンッ! ドコォンッ!

鞭がしなり、更にヒーローが吹き飛ばされる。

弩S「さあ、立ち上がりなさい……恋奴隷たち!」

吹き飛ばされたヒーローはフラフラと立ち上がり、近くにいる一般人に襲い掛かる。

一般人「きゃ、キャアアアアッ!」

弩S「あーん……やっぱり最低でもA級じゃないと。クソザコどものイジめがいのない事ない事! ウッフフフ!」

ドゴォンッ!

次の瞬間、ヒーローが吹き飛ばされて壁にめり込んだ。

弩S「……あら」

一般人「あ……ありがとうございます……!」

サイタマ「あぶねー、あいつ人間か。変な恰好したヒーローと怪人の区別がつきづらいの問題だろ」

怪人の能力かなんかでヒーローとか一般人が洗脳されているっぽいな。
とりあえず道すがらにいた奴は全部無力化させて来た。
あいつで最後のはずだ。

弩S「また新しい奴隷候補が来てくれたのね♡ ウッフフフフフフ……ちょっとは骨がありそうだわ!」

その時、俺は初めてそいつの存在に気づいた。
ボンテージに身を包んだ金髪ロン毛の……痴女に。

サイタマ「おーい、そこの痴女。ここ怪人出てるっぽいから逃げた方が良いぞ」

弩S「あーん、優しい♡ レディとして扱ってくれるのね♡ ウッフフフ♡ ご心配なく。私、とおっても強いから!!!」

バチィンッ!

サイタマ「ん?」

そいつはデカい鞭を俺に向かって振って来た。
なんだあいつ。
鞭を武器にしたヒーロー……って訳でもなさそうだな。

弩S「あーん、受け止めるなんて……! ウッフフフフフフ!!! ゾクゾクして来たわぁ!!!」

痴女は鞭を高速で引き戻すと、さっきよりも早い速度で俺に向かって撃って来た。

バチィンッ! バチッ! バチンバチンッ、バチィンッ!

特に避ける必要もなさそうなので、そのまま受けた。

弩S「ウッフフフフフ! さあ、この弩S様の恋奴隷に成り果てなッ!」

ん?
恋奴隷?

サイタマ「……もしかして、ヒーローとか一般人を洗脳してたのってお前か?」

弩S「ようやく気付いたようね、なんてドンカンな男な事。でも……嫌いじゃないわ♡」

バチンッ! バチンッ!

弩S「調教のしがいがあるッ!!!」

バヂンッ!

弩S「……ウッフフフ……! …………?」

俺はそいつ(ドSって名乗ってたな)の鞭を掴んだ。

サイタマ「つーことはお前、怪人か」

弩S「なに……鞭が、動かせなっ……」

ブヂッ!

ビュンビュンバチバチうるさかったので、とりあえず千切ったらドSとやらは見るからに狼狽えた。

弩S「うそッ……!? ……クッ……!」

弩S(この弩S様の鞭を、素手で、まるでトイレットペーパーでも千切るみたいに……! このハゲ、ヤバい……! 屈辱的だけどッ……)

次の瞬間、ドSは地面を蹴って逃げ出した。

サイタマ「あっ」

弩S「恋奴隷たちッ! せめてこの弩S様の盾になりなさいッ!」

怪人たち「グオオオオオオッ」

地面からモゴモゴと怪人たちが出て来て俺の行く手を塞いだ。

弩S(あんな覇気も毛もないハゲ相手に、まさかこの弩S様が逃走するだなんて……! 屈辱的だわ……屈辱的よッ! 鞭も効いてない様子だったし……この弩S様だってS級に簡単に勝てるとは思ってないわ! でもこの付近にあんなバケモノが居るだなんて、聞いてない!)

サイタマ「いやー、はっきり言って博打だったんだよ。怪人が女怪人かどうかは直接見ない限り分かんねぇしさ。男を掘るのは俺の趣味じゃねぇし」

弩S「ぎっ、ぎやあああああッ!?」

ドガァンッ!

怪人たちを5秒くらいで片付けた俺がドSの横を並走しながら話しかけた瞬間、ドSは俺に向かって後ろ回し蹴りをくらわしてきた。
回転しながら瓦礫に突っ込んだ俺は、すぐに再び横並びになる。

サイタマ「ほんで来てみたらめっちゃエロい女を見つけちゃってさ。めちゃめちゃ犯したくなったけど、人間相手だと殺人になっちゃうなーって思って」

弩S「誰なんだよお前はああああッ!」

今度の蹴りは、ひょいっと避ける。
いちいち吹っ飛ばされんのもめんどくさい。

サイタマ「そしたら自分から怪人って自己紹介してくれて助かったぜ。これで、遠慮なくヤれる」

俺は超絶手加減して、そのドSの横面をはたいた。

ペチンッ

ドゴォンッ!

弩Sは瓦礫の山に突っ込んで見えなくなった。
周囲をキョロキョロと見てみても、人の気配はない。

サイタマ「よーし。準備万端」

俺は瓦礫をかき分けて、ドSを掘り起こした。

弩S「が……あッ……!」

ビクンッ、ビクッ……!

サイタマ「うし、生きてんな。……いや、にしてもエロいな。そんでほぼ人間だな。ほんとに怪人かよ。これで「やっぱただ頑丈な人間でした」じゃシャレにならねぇぞ」

マスクはさっきのビンダで引きちぎれたらしく、そこには整った鼻筋と口元があった。
白目を剥いていたドSは、俺が引きずり出している内に意識を取り戻した。

弩S「……あ……あの……ごめ、ごめんなさい……も、もう、悪い事しませんから……あ、あなたの物に、なりますから……か、身体も、こ、心も、全部、捧げます、から……」

サイタマ「そか」

どーすっかな。
うーん、悪い事していたとはいえ、人間なら殺すわけにはいかねぇもんな。
なんか怪人っていう確固たる証拠があればいいんだけど……

弩S(隙を晒したな、馬鹿めッ!)

ドシュッ!

次の瞬間、意識外から何かが俺の首に絡みつき、眼球に何かが突き刺さって来た。

弩S「ハッハハハハッ!!! ……ハハ…………は…………」

見てみると、絡みついていたのは蛇のようになったドSの脚。
口は耳まで裂け、そこから槍のように長い舌が伸びていた。
その姿は、どこからどう見ても怪人だった。

弩S(嘘だ、眼球に突き刺したはずなのに。即死、そのはず、なのに。こいつ、人間じゃ……)

サイタマ「証拠、みーつけた」

俺は口角をニヤリと引き上げながら、思わずそう漏らした。

ちなみに、ビンタされて鼻からは血が垂れている(重要)

弩S「ご、ごご、ごめんなさい、二度としないから……ゆる、ゆる、許しっ、ゆるしてっ……」

ガタガタガタガタ……

サイタマ「だ・め」

俺はドSの首を掴んだまま、ズボンを脱いだ。
パンツはバッキバキのチンコにより既に引きちぎられており、スーツはカウパーでドロドロだ。
そして当の俺のチンコは、グロテスクに脈打ち存在感を放っていた。

ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ

弩S「ま、まさっ、まさか……?」

サイタマ「さっきから言ってるだろ。犯せる女怪人を探していたって。ムラムラが止まんなくなっちまってさ」

弩S「いっ、いやだっ……それだけは、それだけはっ……お願いします……お願いします……!」

サイタマ「さっきお前が言ってたんじゃねぇか。『身も心も捧げる』って。俺の好きにセックスしても良いって意味だろ」

弩S(違うッ、それは、殺せると思ったから……油断させるための、セリフでっ……!)

トロォ……

チンコの先からカウパーが垂れた。
ドSは、どこかボーっとした目でそれを見ていた。

>>>『 マ ジ カ ウ パ ー 』<<<

サイタマ「興味津々じゃん」

弩S「……ちが、う……これ……は……」

サイタマ「つーかなんだよこのチャック。エロすぎだろ。犯される用じゃねぇか」

ドSのボンテージの股間部分にはチャックが付いていた。
ピンッ、と弾いてみるだけで、ドSはビクンッと身体を震わせた。

弩S「ちがっ……それはっ、女王が、奴隷を躾ける用、でっ……」

ジジジジ……

弩S「やめっ、へっ、開け……ッ……! ん……!」

サイタマ「おいおいマジかよ。びっちゃびちゃじゃねぇか」

弩S「ちがう……知らない……! 私じゃない……!」

ドSのマンコは毛1本生えてないツルツルで、チャックを開けた途端にボタボタと滝のように愛液が溢れて来た。
とりあえず手のひらで撫でてみる。

ぐちゃぁ……

弩S「あ゛ッ、うっ、はぁ、ん゛ッ……!」

サイタマ「うわぁすげぇ」

ねちゃ、ねちゃ、ぐちゅ、ぐちゅ

弩S「お、あっ、ひっ、ぐぅ、あぁ、あああッ……!」

ぐちゅっ、ぐちゅっ、ねちゅっ、ぐちゅっ

弩S「あ゛ッ、あ゛ぁぁあぁぁぁぁ~……♡」

ぷしゃあぁあ~っ……

サイタマ「早っ」

弩S「知らないっ……知らないぃっ……」

ちょっと手を前後させただけで、ドSの身体からは力が抜けて潮が吹き出た。
舌をダランと垂らして、ガクガクと腰を震わせている。

ぷしゃぁ……っ……

弩S「はぁ……はぁ……あ……」

弩S(知らない……こんなの、知らないッ……この弩S様が、こんな、こんなハゲに一方的にイかされるなんて……ッ……! 屈辱的……今すぐ、ブチ殺したいくらいに屈辱的なのにっ……!

ゾクゾクッ、ゾクッ……!

弩S(……なんでっ……なんで、こんなに……ゾクゾク、するの……♡)

サイタマ「うし、もう良いだろ」

ビキッ! ビキッ! ドクンッ、ドクンッ……!

弩S「あっ……あ……はっ……はっ……♡ あの……あの……♡」

サイタマ「なんだ、今更止めらんねぇぞ」

俺はドSのマンコにチンコを付けた。
すると、ドSはトロンとした目に涙を浮かべながら言った。

弩S「やさしく、して……♡」

ドヂュンッ!

弩S「ひぎッ♡ あ゛ッ、ぁあぁあああああ~ッ♡」

弩S(なんッ♡ 脳がッ♡ 焼けるッ♡ 死ぬッ♡ 死んじゃッ♡)

>>>『 マ ジ チ ン コ 』<<<

ドチュンッ! 弩チュンッ! バチュッ! バチュッ! バチュッ!

サイタマ「おおおおお! すっげぇ! すっげぇ気持ちいい!」

弩S「あ゛ッ! あ゛ッ♡ ああああッ♡ ああああ~~~~~ッ♡」

俺は3年分の性欲を全部ぶちまける勢いで腰を打ち付けまくった。
子宮口をぶち抜いて、子宮壁をブン殴って、俺は腰を振り続けた。

弩S「げがっ♡ えッ、あ゛ッ♡ があぁぁあぁッ♡」

サイタマ「おおおおッ! オオオオオオオッ! イクッ、イクぞおおおッ!」

弩S「おあ゛ああああああああ~~~~~~~ッ♡」

>>>『 マ ジ 射 精 』<<<

どびゅるううううううううううううッ!!!!!

弩S「い゛ッ♡ ひぃ゛ッ♡ あぁんッ……♡ あッ、アッ……♡」

びゅ~~~~るるうううううううううううううッ!!!!!

弩S「お゛あ……♡ はひっ……♡ はっ……あ……♡」

サイタマ「あ゛ーーーー……やべえぇえぇぇぇ~……」

俺は思いっきり、成すがままに射精した。
脳みそが全部ジャバジャバと流れ出るような快楽だった。

弩S「は……はぁ……あっ……♡」

そういえば、先日の俺の射精はアパートを切る威力があったのに、今ドSは生きている。
内臓が切れた様子もない。
ドSが頑丈だったのか、勢いが足りなかったのか、それとも制御出来るようになったのか。
……同じチンコから出るでも、おしっこは別に普通だもんな。
トイレを切った事は1度も無い。

サイタマ「……まー、どうでも良いか」

ずるッ! ごぽぉっ♡

弩S「……ぁ……♡」

チンコを抜くとゴポゴポと精液が溢れて来た。
我ながらすげー量だ。

サイタマ「よっと」

俺は意識のないドSを抱えて、人に見つかる前にその場を走り去った。

コトコトコトコト……

弩S(……この、匂い……焼き魚……?)

弩S「……ん……」

弩Sが目を覚ますと、柔らかい寝床の上だった。
上体を起こして辺りを見回すが、思考に火花が散っていて五感の情報を上手く処理できない。

弩S(私は、何をしていたん、だっけ……? 怪人協会の、私の部屋では……ないな)

サイタマ「ん、起きたか」

戻ってきたら、ドSが起きていた。
ボーっとしているドSの前にご飯、塩じゃけ、みそ汁を置いてやる。

サイタマ「怪人って普通の食いもんは食べれんのか?」

納豆の蓋をパキッとしながらそう聞くと、こくっと頷いた。

サイタマ「じゃ食え」

弩S(……誰だ、この男は……私は……なにを……)

プツンッ

弩S「……あっ」

ゾクゾクゾクゾクゾクッ♡

弩S「あっ♡ あ゛ッ♡ はぁ゛っ♡ ~~~~ッ♡」

ガタンッ! ガクガクッ! ビクンッ!

サイタマ「あぶねっ」

突然ドSが倒れ込んだので、こぼれそうになった味噌汁をキャッチする。

弩S「……はぁ、はぁ…………お見苦しい所を……お見せ、しました……♡」

ドSは肩で息をしながら、畳の上に正座した。

サイタマ「あん?」

弩S「先ほどの戦いでは、大変な……大変ご無礼な態度をお取りしてしまい申し訳ありませんでした……♡ 私、弩Sは……この先の人生全てを……ご主人様の奴隷として……身も心も、ご主人様に捧げます……♡」

サイタマ「はあ」

最初からそのつもりで連れて帰って来たんだけど。
また女を犯すしかなくなった時に、いつでも犯せるように。

サイタマ「まー……サイタマだ。俺が犯したくなったら犯すから、よろしく」

ゾクゾクゾクッ……♡

弩S「はいっ……♡」

サイタマ「あっ、テメッ、畳の上で濡らしてんじゃねぇーっ! 掃除大変なんだぞ!」

弩S「あっ、す、すみませんっ♡」

私は『怪人姫 弩S』。
元は人間どもを洗脳する鞭を駆使して暴れていた、名前の通りドSで、サディスティックの化身のような怪人だった。
でも今は……

弩S「んぶっ、れろ、れおっ、じゅるっ、んっ……♡」

サイタマ「あー……気持ち良い~」

ご主人様、サイタマ様の奴隷として幸せに暮らしているっ……♡
今はテレビを見ているご主人様にフェラをしている所だ。

弩S「ぷはぁ、はぁ、はぁ……♡ れおお……ッ……♡」

長い舌をご主人様のペニスに何重にも巻いて、上下にシゴく。
ご主人様のペニスはかなり大きいが、正直サイズだけであればご主人様よりも大きな物を持つ人間は少なくないだろう。
しかし、なぜかこのペニスは存在するだけでメスを蹂躙する。
このペニスが視界に入るだけで跪き、その匂いを嗅ぐだけで脳が溶け、挿入してしまえば理性の全てが消し飛びこのペニスの事しか考えられなくなる。
事実、私がそうだった。
あれは明らかに異常だった。
強いオスに負けて命の危機を感じていたから生殖本能が覚醒した、とかそんな理由ではなく、私はこのペニスの存在それだけに強制的に屈服させられた。
あのたった1回のセックスで、私は築き上げて来た全てを捨ててご主人様の奴隷になったんだ。

サイタマ「おっ、出るぞ」

ガシッ、ゴリッ♡

弩S「んぐッ♡」

ご主人様が私の後頭部を鷲掴みにして押さえつけると、喉がペニスの形に変形する。
息が出来なくなって、視界がチカチカする。
ご主人様が、私を乱暴に扱っている……っ……♡
イクッ……♡

ぼびゅーーーーーーっ♡

弩S「ん゛ーーーーッ……♡ んッ……♡ ごぐっ、ごぐっ、ごぐんっ……ごくっ……♡」

ご主人様の精液が私の喉を抉るように注ぎ込まれる。
喉を鳴らして飲むけど、いくらか鼻から逆流してしまった。

弩S「んっ……♡ ずずっ…………はぁ、はぁ、はぁ……♡」

ご主人様の射精は勢いが凄い。
誇張抜きに、マシンガンを喉まで突っ込まれて弾をフルオートでブチ込まれているみたいだ。

弩S「……ぷはぁ……♡」

サイタマ「おー……毎回毎回、ほんとに良く飲むな」

弩S「ご主人様の、精液ですから……一滴も、無駄にできません……♡」

サイタマ「お前が良いんなら良いけどさ」

飲んでいる間は、息が一切できない。
窒息でチラつく視界も、喉奥への射精の痛みも、今の私には等しく褒美だ。
ご主人様の奴隷になって以来、私は苦痛に快楽を感じるようになってしまった。
……いや、もしかしたらずっと前からそうだったかもしれない。
怪人協会にいたころから、ひょっとしたら怪人になる前から、私にあるのは加虐嗜好ではなく被虐嗜好だったのかもしれない。
どちらにせよ、ご主人様のおかげで目覚めたのには違いない。

サイタマ「それにしても、やっぱめっちゃエロいなお前。マジ拾って良かったわ」

弩S「……ご主人様……♡」

私の頭をポンポンと撫でながら、ご主人様はそう褒めてくれた。

ギチギチギチッ……♡

弩S「……ん゛ぅッ……♡」

サイタマ「ん、どうした?」

弩S「なんでも……ございませんっ……♡」

サイタマ「……そか?」

気づいた時には、私が身を包むボンデージはあの鞭と同じような物質に変質していた。
外見はほとんど変わらないが、肌に接する内側にトゲが生えていて、ご主人様の感情の起伏に合わせてギリギリと締め付けてくる。
自分では全く制御が出来ず、締め付けられれば締め付けられるほど奴隷に堕ちていく、まさに私のための装備。
私は『怪人姫 弩S』。
最近は弩Mに改名する事も視野に入れている。

ある日、俺はドSと対面座位で激しくヤっていた。

ドヂュンッ♡ バチュッ♡ ズチュッ♡ ドチュッ♡

弩S「ん……ん゛んっ♡ フーッ、フーッ♡ んむぅ……♡」

サイタマ「ん、ぅむ。んんん」

ドSの長い舌はかなり美味くて、ディープキスのしがいがある。

ぎゅうううっ……!

弩S「ん゛ッ、んん゛~~~ッ♡」

ぼびゅぐるるるるるるるるるるるるぅうぅぅぅッ♡

弩S「~~~~~~~~ッ♡」

びゅーっ、びゅるるるるーっ……♡

……ゴポッ♡

弩S「あっ、はっ……♡」(チカッ、チカッ)

意識を失ったドSのマンコからは、いつものようにゴプゴプと精液が溢れてくる。
セックスすると、ドSは毎回意識を失う。
俺、そんなにセックス上手か?

サイタマ「……」

賢者タイム中、ホットミルクを飲みながら俺は何気なく呟いた。

サイタマ「飽きたな」

この3年で俺が強さと引き換えに失った、何か大切な物。
セックスの際の快楽や感情、刺激はかなりそれを補ってくれた。
しかし、それは最初だけだった。
ドSとセックスしては怪人を倒して、またセックスして怪人を倒して、そんな「変わらない日々」になってしまった。
ようはマンネリしてしまったらしい。
最強になってしまい、手ごたえのないヒーロー活動をしていたあの日々に逆戻りだ。

ガタンッ

弩S「ご……ご主人、様……」

物音が鳴った方に目線を向けると、そこには真っ青な顔をしたドSがいた。
どうした?
そう聞く前に、ドSは俺の脚に縋りついて来た。

弩S「わ、私に、何か至らぬ所があったでしょうか? ち、膣の締まりが悪くなったとか? 口淫が、下手でしたでしょうか? む、胸が小さい方が好みとか? それとも、私の口が気持ち悪いとか……!? ご、ごめんなさい、ごめんなさいッ……! すぐに……すぐに直すのでぇッ……!」

サイタマ「おお、なにしてんだ」

急に自分の舌を掴んで引きちぎろうとしたので、腕を掴んで阻止する。

サイタマ「どうしたんだよ急に」

弩S「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいッ……! 直しますから、全てご主人様の言う通りにしますからぁッ……! 捨てないでっ……捨てないでくださいっ……ご主人様の奴隷でいさせてくださいッ……! お願いします、お願いしますぅ……!」

必死の形相で、目に涙を浮かべてそう懇願して来るドS。

サイタマ「……いや捨てないけど?」

弩S「ほっ、ほ、本当ですかっ……? ……で、でも、さっき飽きたって……私にはもう飽きたって……」

サイタマ「生活がまたマンネリしてきちまったな、って思って独り言を言っただけだ」

弩S「わ、私は、ご主人様の奴隷でい続けても、良いんですか……?」

サイタマ「それは別にこれからも変わんねえよ」

俺がそう言うと、ドSはパァッと笑顔になった後すぐに泣き始めた。

弩S「ありがとうございます、ありがとうございますッ……! うぇーんっ……!」

サイタマ「忙しいやつだな」

とりあえずドSにもホットミルクを渡して飲ませた。

ズズズ……

弩S「ぷはぁ……つまり、新しい刺激が欲しい、と?」

サイタマ「かもな。正直自分でも分からねぇけど。セックスはすげぇ気持ちいいんだけど、毎日同じってなるとなんかな……。……あ、言っとくけどこれお前を捨てるかどうかって話じゃねぇからな」

ドSは嬉しそうにコクコクと頷く。

弩S「とは言っても、ご主人様が戦って手ごたえがあるような怪人なんて最低でも災害レベル竜以上……いや、怪人王オロチでも勝てるかどうか……」

なんかブツブツ言ってる。

弩S「そうですね、私以外の別の怪人を犯してみるのはどうですか?」

サイタマ「ドS以外の怪人?」

弩S「はい。私が知っているだけでも女怪人はまだまだいます。犯す相手を変えて新しい刺激を得る事で、マンネリ解消のきっかけになるんじゃないかな、と」

サイタマ「なんかそれも『ドSとセックスする』のが『怪人を犯す』になるだけでマンネリになっちゃうような気が……いや、なんでも否定から入るのは良くないな。まずはヤってみるか」

俺は怪人速報チャンネルをつけて、とりあえず近くで怪人が出たっていう所に行く事にした。

弩S「いってらっしゃいませ、ご主人様♡」

サイタマ「買い物頼んだからな。セール今日の5時までだからな。5時」

弩S「はい!」

選択投票式~。
今回は、見た目そのままでも女怪人っていう解釈ができるよねシリーズ。
下1~3で最も多かった怪人にします。
②に関しては、任意で自分の思う昆布インフィニティの見た目年齢を記載してください。
個人的にはロリだと思っています(思いたいです)ので、特に記載が無ければロリにします。

投票が3択で綺麗に分かれたら>>1チョイス。

投票先:
①キリサキング(包帯長髪女)
②昆布インフィニティ(光を全く反射しない肌を持つ長髪女)
③ニャーン(メスケモ)

ついでに感想とか言ってもらえるとやる気出ます。

1
斬新でいいと思うがタツマキとフブキを選べないのが辛い

>>21
フブキはこの次ぐらいに選択肢に入れようと思っています。
残り投票下1

堕とすまでのストーリーがしっかり描き込まれてたので読み応えがあってよかったです
もっとエッチ増やしても良いかなと思いました
1回目の安価は真っ当にエロい人選だったので2回目でスレ主の性癖が割とマニアックなことが発覚して驚いています

>>25
エッチシーンに関しては書こうと思えば無限に書けちゃうので、あっさりめに終わるように自制しています。
せっかくなら、サイタマには沢山の怪人を犯して欲しいので。

2回目の人選についてはただ>>1の性癖が幅広いだけで、弩Sとモスキート娘の二大巨頭が一番真っ当にチンコに来ます。
ワンパンマンってもっとたくさんエロい女怪人が出て来たと思ってたんですよ。
そしたら、弩Sとかモスキート娘とかの存在感が強すぎて錯覚してただけで、思ったよりも少なかった……
「まだこんなエロい女怪人いるよ」もしくは「この怪人を女体化させたらエロくね?」ってのがいれば、ぜひ教えてください。

2回目投票の結果、綺麗に3つに分かれたので>>1チョイスにします。
可能なら全員にしたいのですが、めっちゃ悩んだ結果今回はニャーンにします。
149話の『猫罰』の後のあくびとかめちゃくちゃ可愛いですよね(押し付け)
あとコマが既に差し替えられちゃっているけど、159話の瞼でナイフを止める所とか最高ですよね(押し付け)(『ニャーン ワンパンマン』で調べたら出てくる)


名前:ニャーン
性別:メス
災害レベル:竜
外見:細身で長身の猫の獣人、衣服は鈴の付いた首輪のみ
能力:身体を薄くすることで3mm程度の隙間までならすり抜けられる
性格:残忍、自分勝手、弱い者いじめが好き

怪人側が勝利したifの世界で、エスパー姉妹が怪人細胞を埋め込まれて怪人としてサイタマの前に現れるって設定でも面白いかもね

ザグッ!

A級ヒーロー「ッ……がぁッ……!」

ニャーン「フフフ……ほら、立ちなよ。立たなきゃ逃げられないよ。また切られちゃうよ」

A級ヒーロー「やめ……ダレか、助けっ……」

ザシュウッ!

A級ヒーロー「あっ、腕ッ……俺の、腕があああああッ……!」

ニャーン「いいね。もっと悶えてよ。もっと抵抗してみてよ。フフフ」

ニャーン(あー、ほんと弱い物いじめってたのし。……でもそろそろ退散しないとか。長く居座ってS級ヒーローに来られてもめんどくさい。人間どもの前でバラバラにしちゃお)

サイタマ「うわっ、腕とれてる。大丈夫か」

A級ヒーロー「俺の……俺の腕……」

サイタマ「腕とか脚って取れても新鮮ならくっつけられるらしいぞ。ほら、拾っといた」

ニャーン(なんだこいつ。ヒーロー? いつの間に? ま、いいや)

ザンッ!

サイタマ「……なんだお前」

ニャーン(あれっ……今確かに切ったよね。弾かれた? マズいかも)

するっ

サイタマ「あっ……逃げた。なんだったんだ。流石にあれは怪人だよな?」

俺はとりあえず倒れているヒーローを避難させるため、切れている腕を持たせ、その腕の袖を破って紐にして付け根を止血した。

A級ヒーロー「ハァ、ハァ……」

流れている血の量がちょっと多いな。
早めに病院に連れて行かないと。

>>>『 激 ・ 猫 罰 』<<<

ザザンッ!!!

サイタマ「ん?」

なんか後ろから切られた。
どうにも、俺は不意打ちに弱いっぽい。
ちょっと気配を察知できるように特訓しないとだな。

ニャーン(私の爪が……効かない!!!)

するるんっ

サイタマ「……なんなんだ」

今度は見えたぞ。
どうやらあいつは地面の隙間に入っていったみたいだ。
器用な怪人もいたもんだ。

B級ヒーロー「大丈夫か!」

その時、別のヒーローが駆けつけて来た。

サイタマ「ああ、ちょっと急いでこいつを病院まで頼む。腕はまださっき切れたばかりだ」

B級ヒーロー「えっ? わ、わかった! 君は……?」

サイタマ「ちょっとあいつを追ってくる」

俺は駆けつけて来たヒーローに腕が切れたヒーローを預けた。
そして伸脚、屈伸などの準備運動を済ませると、床の隙間に向かって「飛び込んだ」。

ドガンッ!

B級ヒーロー「うわぁっ!」

土煙が晴れた後には、人1人がやっと通れるような穴が口を開けているだけだった。

B級ヒーロー「……な、なんだったんだ……」

A級ヒーロー「うぅ……」

B級ヒーロー「ってそうだ、病院! 病院に行かなければ!」

するするするするする……

ニャーン(逃げニャ! マズい……あいつはマズいッ! 戦うのがめんどくさいとか……そういうレベルじゃニャいッ!)

するするするするする……するりっ

ニャーン「……ふう」

いくつもの隙間を移動し続け全力で逃げて来たニャーンは、地下深くの洞窟で落ち着いた。

>>>『災害レベル:竜』『ニャーン』<<<

ニャーン(無傷? 嘘でしょ? S級ヒーローと直接戦った事はまだないけど、あいつらでも人間。激・猫罰を無防備に喰らえば、どう強く見積もっても傷はつくはずだよね。なのに……無傷。なんなのアイツ)

ピクッ

ニャーン(……ん)

ニャーンの耳が、ヒゲが、何かを感じ取ってピクつく。

……ズガガガガガ……

ニャーン(この……音って……)

……ズガガガガガガガガ……

ニャーン(ばかニャ……ばかニャッ……! まさか、追って来た!? こんな地中深くまで!!!)

するんっ

ドゴォンッ!

サイタマ「あれっ、あの長猫いねぇ。道間違えたか?」

するするするするっ

ニャーン(遠くへ……遠くへッ……!)

……ガガガガズガガガガガガガガガガガガッ!

ニャーン「ギ、ギニャアアアアアアッ!」

>>>『 激 ・ 猫 罰 』<<<
>>>『 激 ! 猫 罰 !!』<<<
>>>『 激 !! 猫 罰 !!!』<<<
>>>『 激 !!!!!!!! 猫 罰 !!!!!!!!!!!!』<<<

ドガァンッ!!!

ニャーン「ゼーッ、ゼーッ、ハーッ……!」

するんっ
するするするするするっ

ニャーン(死にたくないッ、こんなっ、こんなところでッ! こんなところでッ!)

ガシッ!

ニャーン「あっ」

グィッ、ドガガンッ! ドガガガガガガガッ! ボゴォンッ!

俺が長猫の尻尾を掴んでブン投げると、岩盤を何枚もブチ抜きながら吹っ飛んでいった。

サイタマ「手こずらせやがって。ほっ」

吹っ飛んで行った穴を通って追ってみると、長猫は虫の息になっていた。

ニャーン「か……怪人協会の……怪人協会の情報を教えるニャ……知ってるだけ、全部……本拠地の場所……作戦の日時……幹部の能力……弱点……そして、怪人王が、どんなヤツか……だ……だから……命だけは……見逃して欲しいニャ……」

サイタマ「怪人協会? なんだそれ」

ニャーン「ヒーロー協会の壊滅と、人間共の滅亡を目的に……怪人が集まっている組織ニャ……私はそこの幹部。私が持つ情報は、絶対に役に立つニャ……」

ニャーン(どうやっても勝てない。どうやっても逃げられない。そして、私が怪人協会に命を懸ける義理なんて無い。死ぬくらいなら、情報と引き換えに捕まって生き永らえた方がマシニャ……)

俺は頭を掻きながら少し考えた。

サイタマ「……べつにいいや。それは」

ニャーン「……は……? い、いや……危機だよ。人間存続の危機。私は、それを回避できる、情報を持っているんだよ。生け捕りにするべきだと、思わない?」

たしかに重要だけど、今の俺に必要なのはその情報じゃない。

サイタマ「長猫。お前さ、女? ……メスって言うべきか?」

ニャーン「えっ。……い、今関係ある、それ……?」

サイタマ「いーから答えろ」

俺がわざわざこいつを深追いしたのにも、ワンパンでぶっ飛ばさなかったのにも理由がある。
ぱっと見、性別が分からないこいつ。
だけど若干、なんとなくメスっぽいように見えたからだ。
なんつーか……尻とか、胸周りがふっくらしてるような気がする。

ニャーン「……メ…………メスだよ。……で、聞いてどうすんの。女なら扱いを変えてくれたりするのかな」

どうやら俺の勘は当たったみたいだ。
全身を毛に覆われた、ほぼ人間要素のない猫の怪人。
こいつを犯す事で得られる刺激は、俺の悩みを解消してくれるだろうか。
……いや、そもそも俺はケモナーじゃない。
こいつ相手に勃起できるかどうかも……

>>>『 マ ジ 性 欲 』<<<

ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ

……なんだ?
急に長猫がエロく見えて来て、スイッチが入ったみたいに興奮して来たぞ。

ビキッ、ビキッ、ビキッ! ドクンッ、ドクンッ!

俺の股間が目に見えて隆起して来ると、長猫は耳をペタリと伏せて尻尾をクルンと内股に巻き付けた。

ニャーン「……なに、なんだよ……それ……」

ジワ……

>>>『 マ ジ カ ウ パ ー 』<<<

ニャーン(なん…………なんニャ、この匂い、は……)

ニャーン「…………すぅー…………はぁ…………っ……すぅ……はぁ……」

最初は見るからに怯えていた長猫だったが、数秒もすると身体の緊張が解けて目が潤んで来た。
臭い物を嗅いだ猫みたいに口をぽっかりと開けて、ゆっくりと息をしている。

ニャーン「ニャ……ア……」

ニャーン(なんニャ、この気分……なんにも、考えられニャく……)

ニャーン「……ニャァ……ゥナァ、グルル、グル、ニャァ……」

ニャーン(身体の内側が痒いニャ……お腹が熱いニャ……なんニャ、これ……)

ニャーン「……オーン……アォォ……マォォォンッ…………!」

そのうち長猫は身体をもじもじさせ始めて、切なげな声で鳴き始めた。
その声は、春とか夏とかによく聞く発情期の猫の鳴き声にとても良く似ていた。

サイタマ「お、どうした」

ニャーン「わか……わかんないニャァ……お前の、能力かニャァ……? やめっ……やめろッ……今すぐやめるニャァ……! ァォォ……」

長猫は混乱している様子で、下腹部や太ももの内側をさすっている。
悶えているようにも、苦しんでいるようにも見える。

ニャーン「やめろっ……触る、ニャ……っ……!」

サイタマ「大丈夫、楽にしてやるだけだ」

俺が伸ばした手を猫パンチで払おうとした長猫だったが、爪も出ておらず、力も入っていない。
そのまま、尻尾の付け根を「トンッ」と叩いた。

ニャーン「ニャッ……アッ……?」

カクンッ、と一瞬長猫の身体から力が抜けた。
実家で猫を飼っていた経験がある身として、触り方は理解しているつもりだ。

トンッ

ニャーン「お……ァっ……あ……」

くたっ、と完全に力の抜けた長猫の首元を、子猫を持ち上げるみたいにつまんでタッチを加速させる。

トントントントントンッ

ニャーン「ミャッ、アッ、ニャッ、ハッ、アッ……」

少なくとも実家の猫は尻尾の付け根トントンが好きだったが、この長猫もまた好きだったらしく、尾がクネンクネンと踊っている。
リズムよく、強すぎず弱すぎない力で叩き続ける。

トントントントントントンッ

ニャーン「ォッ、オ゛ァッ、マァォ、ミアォオ、アォーン……♡」

トンッ! トンッ! トンッ! トンッ!

ニャーン「オ゛ァッ!? ミ゛ャオッ♡ ミィ゛ッ♡」

>>>『 マ ジ 愛 撫 』<<<

タタタタタタタタタッ、トンッ!

ニャーン「ォァア゛ッ! ァオーン……♡」

ビクッ、ビクッ……ビクンッ……♡

サイタマ「気持ちよかっただろ」

ニャーン「ハァ……ハァ……そんニャ……訳……マォォ……♡」

くね、くねっ……♡

口ではそう言いながらも、下半身をくねらせている。
タシタシと後ろ脚で足踏みまでしている。
毛に覆われた股間は、しっとりと濡れていた。

ガシッ

ニャーン「フミ゛ッ♡ ……ゥ゛~……ッ……♡」

暴れる尻尾が邪魔なので掴むと、長猫は潤む目で鋭く睨んで来た。
なので、今度は尻尾と尻を同時に揉んでやった。

モミモミモミモミモミモミモミモミ

ニャーン「ミ゛ッ! グッ♡ マ゛アアァッ♡」

ビクッ! ビクンッ♡ ガクッ♡

ニャーン「ァオオ……♡ ォアァアァン……♡」

愛液も溢れてボタボタと垂れているし、準備万端っぽい。
俺もそろそろ限界だった所だ。

カチャカチャ……ブルンッ!

ニャーン(……あ、あれ、なに……? ……生殖器……? なんで、なんか……デカく、キモくなって……)

サイタマ「えーっと。ここか?」

くぱっ、ねちゃ……♡

内ももを掴んで広げると、誘うようにヨダレを垂らして口を開いたサーモンピンクのマンコ。
俺はそこにチンコの先を密着させてから、長猫の腰を逃げられないようにしっかり掴んだ。
猫の交尾と同じ、バックの体勢。

ニャーン(なに……し……っ……)

ズパンッ!

ニャーン「ォ゛ッ、ア、ア゛アアアアアア~~~~~ッ……♡」

>>>『 マ ジ チ ン コ 』<<<

ガクッ♡ ガクッ♡ ガグンッ♡

ニャーン「ォオオオオ、マアァアォオ゛ォオォォ……♡」

ズルルルルルッ……ドヂュンッ!

ニャーン「ァオアアアッ♡♡♡」

サイタマ「あー。やっぱすっげー気持ちいい!!!」

バチュンッ! バチュッ! ドチュッ! ズチュッ!

長猫のマンコはドSと比べるととても狭くて、構造もなんか違う気がする。
それにかなり深くて、チンコの先が何にもぶつからない。

ドチュッ! ズチュッ! グチュッ! ドヂュッ! ボヂュッ!

ニャーン「オ゛ッ、オォ゛ッ♡ ワォォオア゛ァッ♡」

そう言えば、猫って交尾の時はオスがメスの首筋を噛むって聞いた気がする。
俺も噛んでみるか。

ガブッ!

ニャーン「ッ……!!!」

ビクッ、ビクンッ♡

お、ヤベ、すげー締まるじゃん。
これはもう……出るッ!

>>>『 マ ジ 射 精 』<<<

ぼびゅぐううううううううッ!

ニャーン「ィ゛ニャァ゛ァアァァッ♡」

ニャーン(熱い……熱いのが……ボクの……腹に……いっぱい……入ってくるニャ……すごく熱い、ニャ……あ、あ……♡)

びゅぶっ、びゅるるるるるるるるっ……どくっ、どくっ、どくっ、どくんっ……♡

ニャーン「ァオァ……アォ……ナォ……♡」

サイタマ「ふーーーーーッ……! ……はぁあぁ……ッ……」

俺は長猫の尻尾を引っ張りながら、射精した。
ドSに負けず劣らず、長猫のマンコも気持ち良い。
元々細身だったからか、その腹は見て分かるくらいにぽっこりと膨らんでいた。

ずるるる……ごぽんっ!

べちゃッ……!

ニャーン「ゥルルル……ァォオォォ……♡」

俺が尻尾を離すと、長猫はそのまま力なく崩れ落ちた。
まさか人間とかなりかけ離れた外見でも興奮できるなんて思っても無かったな。
ついこの間性欲を抑えられなかった事となにか関係があるのか?

ニャーン「グルルル……グルニャァン……♡ ウルルルルル……♡」

そんな事を考えていると、長猫が横になってコロンコロンとくつろぐ猫みたいに転がった。

サイタマ「……なにやってんだ? それ」

ニャーン「……分からないニャ……でも、こうしたくなったニャ……ゴルルルルル……♡」

サイタマ「そか」

ニャーン(あったかいのがたぷたぷしてるニャ……もっと、ゴロゴロしたいニャ……♡ ……でも、ちょっと……疲れちゃったニャー……)

ニャーン「……すぅ……すぅ……♡」

サイタマ「……寝た」

>>34の修正~


ニャーン「グルルル……グルニャァン……♡ ウルルルルル……♡」

そんな事を考えていると、長猫が横になってコロンコロンとくつろぐ猫みたいに転がった。

サイタマ「……なにやってんだ? それ」

ニャーン「……分からないニャ……でも、こうしたくなったニャ……ゴルルルルル……♡」

サイタマ「そか」

ニャーン(あったかいのがたぷたぷしてるニャ……もっと、ゴロゴロしたいニャ……♡ ……でも、ちょっと……疲れちゃったニャー……)

ニャーン「……すぅ……すぅ……♡」

サイタマ「……寝た」

マイペースなやつだ。
まあ、猫だし。

サイタマ「つーかここどこだよ」

長猫が必死に逃げたせいで、現在地が地下何百メートルかも分からない。
とりあえず地上に出てから考えるか。

(読み返したら弩Sは「ご主人様」じゃなくて「○○様」って呼ぶタイプだったので、以後修正します)

地上に出た時には、すっかり日が落ちてしまっていた。
夕飯作らねぇと。

ガチャ

サイタマ「ただいまー。……おっ?」

弩S「あっ、サイタマ様! おかえりなさいませ♡」

そう思いながら扉を開けたら、おいしそうな匂いがして来た。
まさかドSがなんか作ったのか?

弩S「お帰りが遅いようなので、レシピを見てお夕飯を……ってニャーン様!?」

キッチンの方からトタトタといつものボンテージの上からエプロンを着たドSが走って来て、俺が背負っている長猫を見て固まった。

サイタマ「えっ、知り合い?」

弩S「知り合い、っていうか……元上司?」

サイタマ「そんな事あるかよ」

とりあえず俺は長猫……いや、ニャーンだっけ。
ニャーンを布団の上に置いて、夕飯を食べる事にした。

サイタマ「その恰好良いな。裸エプロンよりもエロいかも」

弩S「そーですか? ウッフフフ……♡ これでお出迎えしてよかったです♡」

サイタマ「つーかメシちゃんと美味いな。自炊した事あったりする?」

弩S「いえ、レシピ通りに作っただけですよ?」

サイタマ「……すげーなお前」

弩S(そう? 調理器具の使い方ってどれもこれも鞭の扱いに比べたら簡単すぎてあくびが出るくらいなのに。壊さないようにする方が大変だったわよ。……ウッフフフ♡ まあ、褒めてもらえるならなんでも良いわ♡)

ギチギチギチ……ッ……♡

弩S「んっ、フッ……♡ ……サイタマ様さえ良ければ、今後も私が作りましょうか?」

サイタマ「あー、そうすっかな。じゃあ、俺が怪人退治に出る時はドSが料理当番で」

弩S「はい♡」

サイタマ「あ、味噌汁おかわり」

弩S「かしこまりました♡」

ドSはデカい尻をプリプリさせながらキッチンに行き、鍋を傾けて味噌汁を注いだ。

サイタマ「……っておい! 素手で鍋に触んな!」

弩S「えっ?」

俺が叫ぶと、ドSはキョトンとしていた。

サイタマ「……そうだったわ。お前、怪人だもんな」

一応心臓に悪いから、後でお玉の使い方を教えてやろう。
ちょっとこぼれてるし。

クンクン、クンクン……

ニャーン「…………ッ!」

ガバッ!

ベロベロベロベロ、ちゅるるるっ……ゴクンッ!

ニャーン「……ンー……ぷはぁ……」

サイタマ「あ、起きた。すげーな〇ゅ~る」

ニャーン「ニ゛ャッ」

びよんっ!

サイタマ「あっ」

夕飯の後、試しにニャーンの鼻先に〇ゅ~るを近づけてみた所、飛び起きて飲み干した。
そして一息ついて俺と目が合った瞬間飛び上がり、今は毛を逆立たせて天井の角に張り付いている。

ニャーン「フーッ、フシャーッ……!」

サイタマ「あれっ、覚えてない感じ?」

ニャーン「……」

ニャーンはしばらく静かになった後、ゆっくりと降りて来た。

ニャーン「……エサで起こすなんて、ボクの事舐めてるよね」

舐めてるというか、事実起きたしな。
毛はもう逆立っていない。

ニャーン「ねぇねぇ、お前さ。あれ交尾だよね。なんでボクと交尾したの。ボクを圧倒しておいて、その上今の今まで殺さないで」

なんで。
そう言われてもな。

サイタマ「お前がメスの怪人で、俺が犯したかったからだ」

ニャーン「……へー。なんだそれ。怪人みたいだね」

怪人みたい。
その言葉が、俺に妙に重くのしかかって来た。

ニャーン「……まあいいや。でさ、どうするの。またするの」

サイタマ「ん?」

ニャーン「交尾だよ交尾。お前との交尾を思い出して来たら、お腹が熱くなってきちゃったんだよ。……キブンが乗らないならいいんだけどさ」

手をモジモジさせながらそう言うニャーンの姿は、性欲抜きで見てもかなり可愛かった。

弩S「『お前』じゃないでしょ、ニャーン様……いや、ニャーン」

ニャーン「……誰だお前。いつからいた?」

弩S「最初からずっといたわよ! 怪人協会にいる時に何度か挨拶したと思ったのだけど、覚えられていないなんて悲しいわ」

ニャーン「フッ、雑魚の事なんていちいち覚えて無いよ。見たところ災害レベル:鬼程度らしいし」

弩S「災害レベル? そんなものがなんになるっていうの? 虎だろうが竜だろうが、サイタマ様の前では等しく木っ端だっていうのに」

ニャーン「…………まあそうなんだけど。お前雑魚なのにムカつくな」

ジャキンッ

サイタマ「待てお前ら。元上司と部下だろうがなんだろうが、俺にとってはマジでどーでもいい事だ」

ブルンッ!

>>>『 マ ジ カ ウ パ ー 』<<<

トロォ……♡

弩S「あん……♡」

ニャーン「……ゴクッ……」

サイタマ「今から2人揃って犯してやるから、仲良くしろ。わかったな?」

ボクは『ニャーン』。
災害レベル:竜の実力を買われて、怪人協会の幹部に……いや、もうそれはどうでも良いや。

ギョロギョロ「こんなところでなにをしている、ニャーン」

ある日ナワバリを巡回をしていたら、ギョロギョロの分身に見つかった。
まあそうなるよね、Z市って怪人協会のアジトの真上にあるから。
羽音をブンブンとさせて、すごい鬱陶しい。

ニャーン「なにって、散歩だけど」

ギョロギョロ「なぜ帰って来ない。連絡の1つも寄越さず。幹部としての自覚はあるのか」

ニャーン「幹部? あー、それ、もう辞めたから」

ギョロギョロ「……お前の身勝手はその能力の高さ故ある程度見逃していたが、裏切りは許すつもりはない。それは分かっているな」

ニャーン「うん。だけど、私としてはもうそっちに付く理由がなくなっちゃったんだよね」

ギョロギョロ「なんだと?」

ニャーン「もう戻らないよ。弱い物いじめよりも楽しい事も知っちゃったし。怪人王も、怖くない」

ボクは下腹部をさすった。

ギョロギョロ「それはどういう……」

>>>『 猫 罰 』<<<

ニャーン「だって、誰もアイツには勝てない。私も、怪人王も。アイツが一番強いんだから」

~~~

分身体との通信が切れた。

ギョロギョロ「……少なくとも、気まぐれで抜けたわけではなさそうだな」

ギョロギョロは考え込む。

ギョロギョロ「……思えば弩Sもそうだ。ヒーロー協会のデータベースを覗いても討伐したという情報がなかった。てっきり報告が上がっていないだけかと思ったが……こうも続くと、関連性がありそうだ。しかしニャーンはともかく、あいつは裏切る理由がない。なんだ、何が起きている」

『誰もアイツには勝てない』

ギョロギョロ「……何がいる?」

ぱんっ! ぱんっ、ぱちゅっ、ぱんっ!

弩S「あっ、あんっ♡ はぁんっ♡ あぁっ♡」

ニャーン「はぁ……」

ボクが窓の隙間から帰宅すると、2人はまた交尾していた。

サイタマ「おっ、おかえり。誰も殺してねぇよな」

ニャーン「殺してないよ。雑魚みたいな怪人だけ」

サイタマ「おっけー。……ふんッ!」

ぱぢゅんっ!

びゅぶるびゅーーーーーッ♡

弩S「あぁあぁっ、あああんっ♡ はぁっ、はあんっ……!」

ニャーン「……やれやれ、毎日毎日バカみたいによくやるよ。ボクは昼寝するから、ちょっと声を抑えて貰えると助かるかな」

ボクは布団に横になって、目をつぶった。

……ムワァ……

ニャーン「……昼寝するって言ったつもりなんだけど」

サイタマ「お前ぬれてんじゃん」

ニャーン「ぬれてない」

匂いが強くなったので目を開けると、サイタマが隣に立っていた。
弩Sのヤツは……失神していた。

ニャーン「……とにかく……今日は、いいから……昨日も、しただろ……交尾は……」

サイタマ「別に毎日してもいいだろ」

……それは嫌だ。
だって毎日交尾なんてしちゃったら、ボクがバカみたいじゃないか。
というかバカになる。
あんな気持ちいいのを毎日なんてしたら……

ニャーン「……ふーっ……ふーっ……♡」

匂いの……匂いのせいだ……この、生殖器の匂いが、全部悪いんだ……

サイタマ「よっと」

ニャーン「貴様は……本当に……人の話を聞かないな……」

サイタマはボクの脚を開いて覆いかぶさって来た。
ボクの股間にサイタマの生殖器が乗っかり、ヤケドするくらい熱い熱が伝わってくる。

サイタマ「なんか猫って個体によって乳首の数が変わるみたいだな」

ニャーン「そんな事考えた事もないよ……ってなにをするつもっ……」

モフ、モフッ、モフッ

ニャーン「……ンッ……フッ……ニャッ……ン゛ンッ……」

サイタマはそう言いながら、ボクの胸に手を乗せて来た。
指を「くし」みたいに毛の間に潜り込ませて探るみたいに動かしている。
普通に気持ちいいけど……気分も気分だから、性的興奮も高まって来てしまう。
というか、乳首なんか探してどうするんだろう。
子猫にミルクを飲ませるための部位であって、交尾にはなんら関係ないと思うんだけど。

サイタマ「おっ、あった。2個」

そんな事考えている内に、サイタマが一番上の乳首を見つけた。

くにっ

ニャーン「ン゛~~~ッ!?」

サイタマ「おー」

指でちょっと押された。
それだけで電撃みたいな衝撃が駆け巡って、エビぞりになってしまった。

くに、くに、くりっ、くくっ……

ニャーン「ォ……ォゥッ……ニ゛ッ……♡」

あ、ダメだ。
ボク絶対だらしない顔してる。
思わず腕で顔を隠した。

サイタマ「どうだ」

ニャーン「……ッ……ぜんぜん……きもちよく……ニャ……ッ……♡ あっ……ニア゛ッ……♡」

ちゅっ

ニャーン「ンィ゛~~~~~ッ♡」

口はっ、反則ッ……♡
サイタマは乳首を優しく吸ったり優しく舐めたりしながら、どんどん他の乳首も見つけていった。

>>>『 マ ジ 愛 撫 』<<<

ちゅるるっ、くにっ♡ ぷつぷつぷつ……くりっ、くにっ、ちゅるっ♡

ニャーン「ア゛ーーー……♡ ニャォォオォォオォォ~……♡」

サイタマ「8個か」

最終的には全部見つかっちゃって、上から下まで全部イジられてる。
身体の前面が全部熱い。
もう頭真っ白でなんにも考えられない。

ビグンッ! ビグンッ! ビグゥッ!

ニャーン「ォ゛~~~~ッ……♡」

すぐにボクは絶頂しちゃった。
腰を浮かせて、後ろ脚を真っすぐにして。

ニャーン「ハーッ……ハーッ……♡」

サイタマ「よし。そろそろ挿れるぞ」

その言葉に、ボクは顔を隠したまま、サイタマの顔を見ないまま答えた。

ニャーン「……勝手に……すれば……♡」

ドヂュゥッ♡

ニャーン「ッア゛ォオオオォオォォッ♡」

サイタマ「お……!」

いつもと違い、後ろからじゃなくて正面から挿れられた事で、生殖器がお腹側をゴリゴリと削っている。
後ろからは本能的に良いんだけど、これもこれで凄く気持ちいい。

ドチュンッ♡ ボチュッ♡ ボヂュ♡ バチュンッ♡

ニャーン「ッニ゛ャッ♡ ンミィッ♡ ォアッ♡ ギニャアアアッ♡」

ぐいっ

突然視界が明るくなった。
サイタマがボクの顔を隠していた腕を掴んで、どかしたからだ。
目が合った。
最悪だ。
とんでもない顔を見られている。
顔が熱い。

サイタマ「んっ」

ニャーン「ン゛ンンンン~……ッ♡」

そのまま口をくっつけて来た。
これ、なんなんだ。
弩Sともしてた謎な行為。
舌が入ってきて、ボクの舌と絡みつく。

ニャーン「……ンンン……♡」

口と口をくっつけているだけ。
なのに、乳首を弄られるよりも気持ちいい。
酸素が足りない。
頭がバチバチする。

グッ

サイタマが抱きしめて来たので、ボクも反射的に抱き返した。
昔の飼い主が顔を近づけるのはあんなに不愉快だったのに。
なんで、サイタマはいいんだろ。
これ以上なく強引なのに。

サイタマ「ん」

ぼびゅるるるるるるるるるるぅっ♡ ぼびゅっ、びゅぶーーーるるるるるっ……♡

ニャーン「ンッ……♡ ングッ……♡ ムゥゥ……♡」

サイタマ「んんんんん……っ」

熱いのが入ってくる……
重いくらい、沢山の量が……♡

びゅっ……びゅるるッ……♡ どくっ……どくん……♡

ニャーン「ぷはぁ……はー……はー……♡」

サイタマ「ん。ありがとな」

射精が終わると、サイタマはそう言いながらボクの顔を、頭を撫でて来た。
戦いの時のバケモノみたいな強さとは違う、優しい手つきで。

ニャーン「……ァオオン……♡ ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ……♡」

交尾の快楽とは違う、身体の芯まで温まる心地よさ。
そのままボクは瞼が重くなって、眠ってしまった。

>>28
ヒーローはヒーローとして、なるべく設定はそのままで出したいと思っています。

選択投票~。
今回は、待っていた人も多いであろう人間シリーズ。
下1~3で最も多かったキャラクターを、サイタマが怪人と勘違いして犯します。

投票が3択で綺麗に分かれたら>>1チョイス。

投票先:
①フブキ(そのまま)
②ジェノス(金髪ショートサイボーグ美少女。大きめな胸がつく)
③音速のソニック(容姿ほぼそのまま、ツリ目少女。控えめな胸がつく)

また追加で感想とか言ってもらえるとやる気出ます。

投票ありがとうございます。
まあそりゃ原作からエロいキャラに入るよね。
でも個人的には音速のソニックの服の方がエr(略)

ギョロギョロがストーリーに出てきましたが、今後怪人協会と激突したりとかのバトルはありません。
書きたいエロ以外の部分が長くなっちゃうから。

名前:フブキ(地獄のフブキ)
性別:女
ヒーローランク:B級1位
外見:黒に見える深緑のボブカット、巨乳、ぴっちりとした深緑ワンピース、金のネックレス、白いモコモコした上着を着用
能力:超能力
性格:表向きにはクールでプライドが高いが、根は素直で優しい
その他:フブキ組の結成者でありリーダー。約20人の構成員は全員B級ヒーローで、黒スーツを着用している。

クルクルクル、パカッ

ニャーンが缶詰の周りを爪でなぞると、上部が取れた。

ニャーン「んあ」

ボトッ、モグモグモグモグ

ニャーン「ンー」

そのまま大口を開けて缶詰を逆さにすると、中身を丸ごと落として食べた。

サイタマ「そう言えばニャーン。米とか味噌汁とかはいらないのか?」

ニャーン「気持ちだけ貰っておくよ。怪人になってネギもチョコレートも食べられるようになったけど、結局これが一番口に合うんだ。人間が猫に気に入られようと必死になって作ったからかな」

そう言いながら、次はポップコーンでも食べるみたいにバリバリと銀のス〇ーンを食べる。

サイタマ「……滅ぼそうとしていた割には、人間が作った物が好きなんだな」

ニャーン「怪人協会の事? 別に、ボクは弱い物いじめができそうだから入っただけだよ。人間はどちらかっていうと嫌いだけど、正直滅んでも滅ばなくてもどっちでも良いかな」

サイタマ「そか」

人間への嫌悪は別になく、缶詰とかも『あるから食べている』みたいな感じだな。
……なんというか、『世界の中心は自分』って感じですげー猫っぽいな。

弩S「サイタマ様、いってきます♡」

サイタマ「おー」

ちゅっ♡

そんな事を話している内に、ドSが買い物に出た。
ニャーンはそれには目もくれず、マイペースに毛づくろいをしている。
俺が正義執行しに行く時にも同じような態度だから、性格かな。

弩S「ふーんふん、ふんふふーん……♪」

私はチラシを片手に、カゴに商品を入れていく。

弩S(あら、豚肉が安いじゃない。明日はしゃぶしゃぶにでもしようかしら)

あ、ちゃんと服は着ているわよ。
本当はアイデンティティが薄れるから嫌なんだけど、目立って怪人ってバレても厄介だから、口元は黒いマスクで隠して、いつものボンデージの上にジーンズとタートルネックを着てるの。

弩S(あとはお金を引き落とさなきゃだったわね)

レジで精算をしながら次の目的地について考える。
どうやらヒーロー活動ではお金が入らないらしく、サイタマ様は日雇いのアルバイトをしていて、今日はその給料の振込日らしい。
『え、ヒーローってボランティア活動だったの?』と思うと、ボランティアで命を懸けて怪人と戦っているヒーローって……狂ってるわ。
私はスーパーを出て、銀行に入った。
たしかATMで引き落とせばいいのよね。

『引き落とし』

弩S(……少ない)

今のサイタマ様の収入源は日雇いアルバイトのみ。
私とニャーンはサイタマ様に養われている形になっているから、食費が3倍になって家計がゴリゴリ減っている。
しかもニャーンが『特売の缶詰なんて食べれたもんじゃないよ』とか贅沢言って、サイタマ様もサイタマ様で甘やかしちゃうからすごい食費を圧迫している。
銀のス〇ーンってなによ、あれバカ高いじゃない。
……サイタマ様が力を人間に振るえば、この問題は解決する。
銀行強盗をするどころか、世界征服できそうなくらい強いのに、サイタマ様はそれをしない。
じゃあ怪人の私かニャーンが人間を襲ってお金を奪ってくるのはどう? って提案したら怒られてしまった。

弩S「はぁ……」

サイタマ様がそう言うなら仕方ない。
人間の下で働くのはかなり嫌だけど、私もアルバイトをするしかなさそうね。

ゴリッ

弩S「……あら」

後頭部に何か固い物が当てられた。

強盗A「てめぇら全員動くなああああああッ!」

ズダダダダダダダダッ!
バリンッ! ガシャンッ!

銀行員「キャーッ!」

強盗B「いいか、何も触るな! 不審な動きをした瞬間、こいつらをブッ殺す」

これ、銃ね。
確かこういう時には両手を上げるんだったわよね。

強盗B「おい、こっち向け」

面倒な事になったわね……
とりあえず素直に向くと、銀行内の様子が目に入った。

姉「離してっ、やっ……!」

妹「ままっ、ままぁ……!」

母親「やめてっ、やめてくださいっ、お願いっ……!」

ダンッ!

母親「ッ……!!! アッ、アアアアアッ……!!!」

姉「えっ……」

妹「ママ゛あぁぁあぁぁぁッ!!!」

強盗C「あーあー……」

強盗D「ねー、静かにしないとねー。ママみたいになっちゃうよー」

私以外に、小学生くらいのガキが2人、頭部に銃を向けられている。
姉妹かしら。
それぞれ別々の男に捕まっていて、片方の男が母親らしき人間に向かって発砲した。
脇腹、一応急所ではないけれど放っておくと危ない場所ね。

リーダーらしき男がカウンターに2個のカバンを放り投げる。

強盗A「3分以内に満杯にしろ。でないと全員殺す」

銀行員「は、はい……!」

急かされた銀行員が札束をドカドカとカバンの中に放り込んだ。

強盗B「……上玉だな」

その間、私の額に銃を向けていた男が、私の腕を後ろに縛りながら尻を触って来た。
あー……不快だわ。
災害レベル虎にもB級ヒーローにも満たない人間の癖して、下品に股間を膨らませて。
私の身体はサイタマ様のものなのに。
今すぐにでもブッ殺したい。
この程度の銃器なら、万が一先生を取られて撃たれても再生できるけど……
私は周囲に目をやる。

強盗A「あと1分」

強盗の構成員は4人、全員銃器持ちの上、恐らく自爆用の爆弾を所持。
すぐにでも殺される人質はガキ2人、私と同じように手を縛られて、追加で口にガムテープを貼られている。
そして監視カメラ多数、と。
……今動くのは無理ね。

弩S「……あ、あの……」

強盗B「ん?」

弩S「こ……殺さないで、ください……」

強盗B「あー、うん。大人しくしてればな」

どうよこの演技力。
ボンデージを一時的に食い込ませることで、声を震わせて目を潤ませる。
完璧に怯えている人間になれたと思うのだけど。

銀行員「でっ、できましたッ」

ピッ

強盗A「残り2秒。ギリギリセーフ。おつかれさん」

バンッ! バンッ!

銀行員「あっ、ぐっ」

あ、撃った。
理不尽。
今度は2発、致命傷ね。

強盗A「おーし、じゃてめぇらズラかるぞ。そいつらも連れて来い」

強盗B「うーい」

ここまで合計5分もかかっていない、超スピーディーな犯行。
私とガキどもは強盗に引っ張られ、銀行前に停まっていたバンに放り込まれた。

姉「っ……!」

妹「ン゛……!」

弩S「くっ……!」

バンッ! ブロロロンッ! ブルルルルルルッ……!

強盗A「っひゃはーッ! やったぜ大成功!」

強盗B「あはーーーーっはははははははははは!」

強盗C「ふー……」

強盗D「よかったねー。1人ぐらいは死ぬかと思ったよー」

歓喜する強盗たち。
相変わらず銃は向けられたままで、ガキどもは涙を流してガタガタと震えている。

強盗D「ねーねー、もう始めちゃっていいかな? いいよね?」

強盗A「いいぞ。せっかくの戦利品だ。存分に楽しめ」

強盗D「わぁい! じゃ、じゃ、ぼく妹ちゃんを♡」

強盗C「じゃ俺は姉の方を」

姉「んー、んーっ……!」

妹「ンーーーーッ……!」

強盗は乱暴にガキどもを自分の方に引き寄せ、身体を触る。
なるほど、人質としてだけじゃなくそういう使い方をするためでもあったのね。
車はどんどんゴーストタウンの方に向かっていて、周囲の人気はほぼ0。
……そろそろね。

強盗B「じゃ、俺は俺の戦利品を……」

強盗の腕が私の胸に伸びて来た、その瞬間。

ブチッ

弩S「縛るならもっとキツくしなさい」

強盗B「えっ」

ブヂンッ!

強盗B「ぎっ、ぎやっ、ぎやあああああッ!?」

強盗A「なんっ、どうした!?」

私は腕を結んでいた縄を引きちぎって、ついでにそいつの腕も引っこ抜いた。

弩S「オラッ!」

グヂャッ

強盗B「おっ……ぎっ……」

粗末なチンコはいらねぇだろ?
……と思って蹴ったら、思ったより力が入っちゃったわ。
骨盤周りが丸ごとブッ潰れたかも。
ま、いいわよね。

弩S「ウッフフフフフフ!!!」

強盗D「な、なんだこいつ!? ヒーローッ……!?」

強盗C「く、クソッタレ!」

グシャゴヂャッ!

強盗D「げぎっ」

強盗C「ぽあっ」

ズボンを脱ぎかけていた強盗どもも下から蹴り上げとく。

強盗A「おいっ、お前ら!? なんっ、クソ、クソがあああっ!」

最後に、運転しながら銃を向けて来た強盗。
ま、適当に避けてこいつも下半身を……

姉「んん……!」

妹「ゥ゛ーっ……!」

……ガキの呻き声。
ああ、鬱陶しい。

ガシャンッ!

強盗A「なっ……」

姉「っ!」

妹「……!」

私は天井を蹴り破り、そこから飛び出た。
……ガキどもを脇に抱えて。
強盗は、呆然と私を見つめている。

弩S「……前、危ないわよ」

強盗A「えっ。……わ」

ゴシャッ、ドグォォォォォォォォォンッ!

そのまま前方不注意の強盗の車は壁に突っ込んで、盛大に大爆発した。
……一応サイタマ様と人間を殺さない約束をしてたけど、これは不可抗力よね。
自滅よね、これは。
私は、脇に抱えていたガキどもを地面に立たせた。

ビーッ

姉「いたっ……!」

ビーッ

妹「んッ……!」

弩S「じゃ、私の事は全部秘密。謎のヒーローが助けてくれたって言うんだよ。じゃないと殺すから」

縄を千切ってガムテープをはがし、口封じもしておく。
ガキどもは目に涙を浮かべながら、素直にコクコクコクと頷いた。
その内、爆発を聞きつけたヒーローが拾うでしょ。

弩S「……はー……」

あー、銀行に荷物置いて来ちゃったじゃない。
ま、通帳も一緒に入ってるし、それはサイタマ様が取りに行けばいいかな。

ズッシリ

さて、このカバンのお金は私が取った訳じゃないから大丈夫よね。
1個しか回収できなかったけど、これだけでもサイタマ様がアルバイトしなくても10年くらいは過ごせそうなお金は入っているわ。

弩S「ウッフフフフ……♡」

サイタマ様に褒められる事を想像しながら、家に帰ろうとした時。

姉「あの……! ありがとう、ございました……!」

妹「ありがとっ、おねーちゃん……!」

私の後ろから、ガキどもがそんな事を言ってきた。

弩S「…………………………」

ダッ!

姉「あっ……! あのっ、本当に、ありがとうございました!」

妹「ありがとーっ!」

ガキどもの声がどんどん離れていく。
分からない。
なんなんだ、本当に。

フブキ「……」

私はフブキ。
Z市の銀行で強盗が起きたっていうから急いで駆けつけたら、もう逃走済み。
上空から探して、それっぽい車がゴーストタウン方面に走っているのを発見。
生命反応は大きい物が5つ、小さい物が2つ。
話の通り、強盗4人と人質である女の子2人と女性1人のものがあった。
まずは武装解除をしてそれから救い出す……と思っていたら、なぜか車が壁に激突して爆散した。
私が早く救わなかったせいで人質死んだ、って後悔と罪悪感で吐きそうになっていたら、3人揃って近くの道路の上に何事も無かったみたいに立っていた。

フブキ「……今、なにが起きたの……」

とりあえず、協会の方に人質確保を報告し、応援を要請。
物陰からそのまま監視していたら、女性の方が凄い速度でその場を離れた。

フブキ「ちょっ、待ッ……!」

あの人ヒーローだったの!?
しかも、あの身体能力なら軽く見積もってもA級……
でもA級ヒーローが人質になっていたら、そういう報告が来ているはず。
となると、怪人……!?
……いや、だとしたら、なんで子供を見逃した……?
そういう傾向の怪人もいるにはいるけど……

フブキ「……くっ」

相手は怪人かどうかも分からない謎の存在。
それと戦うならともかく、追って情報を集めるくらいなら私1人で十分。
私は相手に感づかれないよう、静かに後を追った。
それはとてつもない身体能力でトントンと屋根をつたって走っていたが、ある所で急にブレーキをかけた。

フブキ「……!」

ここ一帯は、既に誰も住んでいない完全なゴーストタウン。
こんな所になにか用があるのかと思っていたら、廃アパートの扉を叩いてそこに入っていった。

フブキ(ッ、そうだ、音……!)

私は力を聴覚に集中させ、その部屋の音を拾った。

???「……タ……様……! お金……バイト……!」

???「お前……金……ダ……返……!」

???「ボ……の……缶詰……ない……? ……ニャ……」

会話は全然聞き取れなかったが、声質からなんとなく3人いるという事は分かった。
こんなゴーストタウンに……3人も?
ヒーロー協会に入っていない力に自身のある人間がたむろしているのか、怪人が集会を開いているのか……

フブキ(次は視覚……)

私は視力を強化して、部屋の窓に注目した。
カーテンは全開になっており、中はかなり丸見えになっていた。
そこには……

フブキ「……ウソ……」

そこにいたのは、話題に新しい怪人2体。
1体は仮称『ドS』、『推定災害レベル:鬼』の怪人。
さっきの女は、どうやらこいつだったみたいね。
突然〇市にとんでもない恰好で出現し、自身の事を『ドS様』と自称しながら、かなりの威力の上、打たれると洗脳のような状態になる鞭を武器にしていたとの事。
しかし、突然姿を消してその後再出現した情報はない。
……さっきは普通に服を着ていたけど、改めて見るととんでもない恰好ね。

もう1体は仮称『薄猫』、『推定災害レベル:鬼』の怪人。
こちらは〇市に突然現れた怪人。
どうやら身体を凄く薄くできるらしくて、亀裂のような隙間にも潜り込んで移動できるとの事。
更にその爪は鋭く固く、建物を容易く切れるらしい。
こちらも突然姿を消して再出現が報告されていない。
その場にいたヒーローによると、なんでもハゲがそいつを追っていったとか……

フブキ「……ってハゲ!?」

最後に、その2体の怪人と普通に談笑しているハゲ1人を発見。
なんで怪人と普通に喋っているのかしら……
人質……? 監禁されている……?
……いや、まさか怪人で、あの2体のリーダー的存在……!?
……あのハゲが人間と考えるよりは、そっちの方が筋が通るわね。

……

……ん、今目が合ったかしら?
気のせいよね。
それにしても、推定とはいえ『災害レベル:鬼』が2体もいるのはマズい。
そのリーダーらしき、人間のような見た目の怪人も。
私だけだと確実に殺される。
私は、あの廃アパートとそこにいる怪人の情報を本部に送ろうと端末を手に取った。

サイタマ「なにやってんだお前」

フブキ「くぁwせdrftgyふじこlp!!!!!」

ゴオオオオオオオオオオオオッ!

>>>『 地 獄 嵐 』<<<

フブキ(いつの間に!? いつの間に背後に!? 気配も無く!?)

なんか窓から覗いて来ていたやつがいたから、話しかけてみたらすごいの喰らった。

サイタマ「お前怪人か。『ヒステリー暴風』みたいな名前だろ」

フブキ(効いてないッ!?)

ブウンッ

サイタマ「ん?」

俺の周りの建物がまとめて浮いて、俺に向かって落ちて来た。

>>>『 地 獄 団 子 』<<<

ドドドドドドドドドドドドッ!!!

フブキ「はーっ、はーっ……!」

ボゴンッ!

サイタマ「よっ」

フブキ「ぐっ、ぐううううううううああああッ!!!」

ギャゴオオオオオオオオオオオッ!!!!!

バガンッ! ドガンッ! ズズズズズズッ、ギャルルルルルルルルル!!!

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!

ドガァンッ!

フブキ(これで……これで倒し切れなければ……私は……)

ゴッ

フブキ(あっ……)

ドンッ

フブキ「か……あ……」

俺が超絶手加減した力で腹を殴ると、その女はあっさり気絶した。

サイタマ「よし」

とりあえず良い感じの所で横にする。
見た目だけで見れば、かなり人間に近い。
でもいきなり襲って来たり、超能力を使って来たあたり、ドSと同じような怪人で間違いないだろ。

サイタマ「工っ口」

それにしてもおっぱいがデカい。
服もぴっちりしているから、形がめちゃくちゃ綺麗に出ている。
まず服の上から揉んで、その柔らかさを堪能する。

もにゅ、もにゅもにゅ……ぐぐっ、だぷんっ

フブキ「ん……」

手に吸い付いてくる乳ってのはこういう物の事を言うんだろうな。
ドSのおっぱいはサイズはあるんだけど、鍛えられてるからかなんつーか、ハリがあるっつーかガッシリしてるっつーか固いっつーか。
いや、あれはあれで良いんだけどさ。

サイタマ「ワンピースか……どう脱がすのがエロいんだろうな」

下から胸までにめくると布が邪魔になるし、上からは脱がせない。
ってよく見たら背中側から開くのか。

シュルシュル……ぺろんっ

っておいマジか。
胸元まで脱がせてみたら、綺麗なピンク色の乳首が姿を現した。
ノーブラって。
そんで生地は薄いのに乳首の形出てないってどんな仕組みだよ。

たぷたぷ、もにゅもにゅもにゅ
ぱふぱふぱふぱふ

サイタマ「うぷぷぷぷぷ」

とりあえず間に顔を突っ込んでぱふぱふをする。
ドSのおっぱいを木綿だとすれば、こっちは絹ごし。
とても柔らかくて、まるで水風船みたいだ。

サイタマ「ふー……」

そろそろ限界になって来た。
マンコも見てないのにこんなに興奮するとは、おっぱいの魔力恐るべし。

ビキッ、ビキンッ、ドクンッ、ドクンッ

>>>『 マ ジ カ ウ パ ー 』<<<

フブキ「……ん……んー……?」

チンコを外気に触れさせた途端、女が少し身体をよじらせて顔を火照らせる。
俺は女に跨って、おっぱいの間にチンコを乗せた。
今日はまずこれを試してみよう。

たぷんっ

フブキ「ん……」

両乳を手で包み込んで、チンコを挟む。
温い体温、きめ細やかな肌、そして重量感のある乳。
俺は意識のない女の乳を使って、無断のパイズリを開始した。

たぷっ、たぷんっ、たぷっ、たぷっ……

サイタマ「おー……」

新感覚、そんな感触だ。
マンコとはまた違うベクトルの気持ちよさだな。

たぷっ、たぷっ、たぷんっ、たぷんっ……!

フブキ「ふっ……ふぅ……ん……」

ちょっと乳首も弄りながら、パイズリを堪能。

たぷんっ、たんっ、たぷっ、たぷんっ……!

サイタマ「おふっ」

しばらくイジっていたら射精しそうになったので、女の口を少し開けて、そこに向けて発射した。

びゅるるるるるるるるるるっ、びゅーーーーーーぶるるるるッ……!

フブキ「んっ……!? ……んんっ……」

サイタマ「あ゛ー……」

びゅっ、びゅぶっ! どぐっ、どぐっ、どびゅぶッ……

大量の精液はコップに水を注ぐみたいにどんどんたまっていき、口以外の部分にもびちゃびちゃとかかった。

フブキ「……っ゛、う゛っ……!? げぽっ、ン゛っ……!」

びくんっ、びくんっ、びぐっ……!

ドSが言うには、俺の精液の匂いや味はめちゃくちゃ『クる』らしい。
これ以上ない匂いと口いっぱいの味に、女の身体は痙攣していた。

フブキ「んぐ……っ…………」

…………ごくんっ

フブキ「……ッ……アッ、ぅあッ……ああ゛ッ……♡」

お、飲み込んだ。
身体をゾクゾクさせて、息を荒くしている。
いや俺の精液は麻薬かなんかか。

フブキ「はー……はー……♡」

しばらくしたら落ち着いたみたいだ。
窒息しないか心配だったけど、杞憂に終わったな。

サイタマ「よし、そろそろこっち行くか」

俺は跨るのを止めて、ワンピースを腰までまくった。
意外にも、パンツは真っ黒なやつを履いていた。
てっきりノーパンかと。

ネチャ……

フブキ「ん……」

脱がしてみると、銀の糸が引いた。
意識が無くてもしっかり濡れるんだな。
毛はしっかり処理しているらしく、ツルツルだった。

ずり、ずり……

フブキ「……ん……う……ふっ……」

チンコを密着させて素股すると、さらに愛液が出てくる出てくる。
これは前戯は必要ないな。
俺はチンコの先をマンコに当てると、ワンピースの布を戻してチンコに被せた。
チンコもマンコも見えない状態。
なんでこうしたかって?
影絵エッチとか、見せない構図とかあるだろ?
ちょっとそれをしてみたくなった。
あと服がぴっちりしてる方がエロいからだ。

ずぷ……

フブキ「……あ……う……?」

せーのっ

どぢゅんッ!!!

フブキ「ッ!? あっ、あ……? はっ、あ……?」(パチッ、パチッ)

一気にぶち込んだら、下腹部がボコッと膨らんだ。
流石に意識を取り戻した女は、目を見開いた。
まだ状況が分かっていないらしくて、焦点の合っていない目で空を見ている。

ずるるるるっ……

フブキ「おっ、あっ……」

ぼちゅっ!

フブキ「ぐっ、い゛ッ!? なに、あ……お……?」

女のマンコはドSよりも浅く、ギチギチと締め付けてくる。
ただ全体的に脆そうな印象なので、ピストンは強くしすぎないようにしよう。
……なんか俺ニャーンの時もドSを基準にしてたけど、それはしょうがないだろ。
普通の女の身体なんて知らないんだから。

どちゅんっ、どちゅっ、ぶちゅっ、ごりっ、ぱちゅっ……!

フブキ(あれ、私……なにされて……口の中が苦い……お股が、熱い……なにが、あったんだっけ……? ハゲが、急に現れて……ハゲが私を殴って……)

ぶちゅっ!

フブキ「あ゛っ……!」

フブキ(……なんで……ハゲが、ここに……そこで、なにしてるの……? 頭が、回らなっ……)

サイタマ「おっ」

びゅぶるーーーーーーーーーーッ♡ ごぼっ♡ どぼっ♡ ぼびゅるるるるるる♡

フブキ「ああああぁ、あぁっ、あっ……あっ、うっ……♡」

フブキ(なに、熱い。お腹が、重い。もしかして、私強姦されてる? 犯されてる? うそ、そんな。私の純潔が。将来の運命の相手に、旦那さんに捧げるための私の純潔が? こんな、ハゲに。うそ……)

ごぷっ、ごぷっ……♡

フブキ「はぁ、ああ……! イヤ……イヤぁ……!」

サイタマ「おっ。起きたか」

気づけば、女はポロポロと涙を流していた。
自分が犯されている事に気づいたっぽいな。

フブキ「ゆるさない……! ゆるさないん、だから……! 殺す、ぜったい、殺すっ……!」

ずるるるるっ……!

フブキ「い゛ッ、あっ、なにぃ……! やめぇ、ひ、あぇっ……!」

ぶぢゅんっ!

フブキ「おあっ、けほっ……♡」

フブキ(ダメ、気持ちいいなんて感じちゃ……! 集中してっ……こいつを、殺すことだけ、考えっ……!)

どちゅっ! ばちゅっ! ぐちゅッ!

フブキ「お゛ッ♡ あ♡ いぎぃっ♡」

ぐりっ、ぐりっ……ごりゅっ!

フブキ「~~~~~~~ッ♡♡♡」

最奥まで挿入して腰をぐりぐりと動かすと、女はのけ反って絶頂した。
感覚が覚醒してきて、反応も良くなって来ているな。

もみゅっ、もみっ、だぷっ♡

フブキ「フーッ、フーッ……! あ゛、あッ……!」

トドメにおっぱいも弄る。
乳首を軽く捻り上げると、マンコがぎゅうっと締まった。

フブキ「あ゛ああああッ♡ やめなさっ、あッ♡ ひっ、はっ、あ゛ッ♡」

どぢゅんっ! ごぢゅんっ! ぶぢゅっ! ごぢゅっ!

フブキ「あ゛ーーーーッ♡ あっ、あああああああああッ♡」

どびゅるるるるるるるるるるるるるるーーーーッ♡

フブキ「ぁおおおッ……♡ ひ……へっ……♡ いっ……♡」

追加の射精をすると、女の腹が更に膨らんで、結合部から精液が勢いよく溢れ出してきた。

どびゅっ♡ ぶびゅ♡ どくっ、どくっ……♡

フブキ「いや……うそ……変に……なっちゃう……♡ あっ……おねえちゃん……♡」

そのまま女は失神した。
……『おねえちゃん』?
姉妹がいるタイプの怪人か?
こいつの姉ってことは……やっぱりもっと超能力が強くて、おっぱいがデカいやつなんだろうか。
それは楽しみだな。
俺はその女を抱えて、自宅に戻った。

サイタマ「ただいまー」

弩S「おかえりなさいサイタマ様♡ どうでした?」

サイタマ「なんかいた」

外でかなり派手な戦闘をしたはずなんだが、ドSもニャーンも心配しているそぶりすら見せない。
別にいいんだけどさ。

サイタマ「怪人。超能力使って来たから、殴って気絶させて犯したわ」

俺は女を布団の上に横にした。

弩S「流石です! ……えっ、これがその怪人ですか……?」

サイタマ「うん。急に襲って来たし、超能力使って来たし」

弩S「……怪人、ですかね……? どうでしょう……」

え、うそ、俺やっちまった?
だ、大丈夫だよな、超能力使って来たし。
冷や汗が出そうになっていた時、ニャーンがチラッとこっちを見た。

ニャーン「あれ、『地獄のフブキ』じゃん。捕まえたんだ」

サイタマ「知ってるのか? ……か、怪人の名前、だよな?」

ニャーン「ヒーローだけど。たしか、実力だけならA級上位っていってた気がする」

ブワァァ

冷や汗の関が決壊した。
やっべ、やっべ、やっべ。
うわああああああやらかした。
人間ヤっちまった。
指名手配される。

サイタマ「人生オワターーーーーッ!」

フブキ「……どういうつもりかしら」

目覚めたフブキの前で、俺は全力で土下座をしていた。

サイタマ「いや、マジで、謝って済む事じゃないんだけど、マジ、ごめんなさい。ほんとに」

フブキ「……言いたい事はそれだけ?」

フブキの声は震えていて、完全にブチ切れている。
多分今顔を上げたら、額に血管がクッキリと浮かんでいるんじゃないだろうか。
そうよな、犯されたのを『ごめんなさい』で許せるわけないよな。
言葉に言い表せない濃厚な怒りを後頭部に感じる。
俺は土下座体制のまま、全てを話した。

性欲が抑えられなくなって怪人を犯そうと決意した事、ドSを屈服させて犯した事、生活サイクルがマンネリになって来たから犯す怪人を増やす事にした事、ニャーンを屈服させて犯した事、そしてフブキを怪人と勘違いして犯してしまった事。

フブキ「……じゃあ、あの怪人は……」

サイタマ「一緒に暮らしてるんだ。人間を殺さないように管理もしてる」

ニャーン「別に管理されてるつもりないけど。確かに人間は殺してないよ」

『薄猫』改め『ニャーン』は壁から顔を出してすぐに戻っていった。
……隙間に自由に出入りできるだけでも厄介だけど、話を聞く限り攻撃力も相当。
最悪、『災害レベル:竜』もあるわね……

フブキ「……なに、私は、怪人と勘違いされて純潔を汚された、ってこと?」

サイタマ「ごめんなさいッ!」

もーそれには頭を下げるしかない。

フブキ「……ふーっ……」

……

フブキ「正直言うとね、許せるわけないでしょ。今すぐにでも地獄嵐で殺したい。でも、あんたが強いからそれもできない。そして当の強姦魔のあんたも口封じするため殺すでもなく、監禁するでもなく、謝ってくる。私はどうすればいいの?」

サイタマ「……通報するならしてくれ。俺は、ヒーローとして正義をしていたつもりだった。でも、お前を、人間をレイプしてしまった。……覚悟はできているつもりだ」

俺は額を地面にこすり付けた。
ドSは、始末するか完全に調教した方が良いって言って来た。
でもそれは出来ない。
それだけは絶対に。

フブキ「……もういいわ。それについては。私も、悪かった。先制攻撃を仕掛けたのも私だし……って考える事にするわ」

……なんだか、10000歩くらい妥協してくれた感じだ。

フブキ「というか、あんたみたいな化物を人間社会から隔離したらそれこそ怖いわ。『災害レベル:竜以上』の未曾有のレイプ怪人になるとしか思えない」

あっ、そっちの危険性もね。
……俺が怪人になる。
その可能性は、考えた事なかったな……

サイタマ「……本当、ごめんなさい」

フブキ「……通報はしない。だけど、あなたの事を管理させて。『地獄のフブキ』推薦としてヒーロー協会に所属してもらうわ」

サイタマ「……もちろん」

フブキ「……素直ね。じゃあ、あとはこれ。常にこれを腕に付けておくこと。バイタリティと位置情報が発信されているから、もし外したりなにかやらかしたら全部バレるわよ」

フブキはそう言いながらブレスレットのような物を渡してきた。
……ちょーっとそれは困るな。
バイタリティが筒抜けって事は、セックスしたりしたら全部行くってことだろ。

フブキ「……プライバシーについては心配しなくて良いわよ。私しか見ないから」

サイタマ「じゃあこれなんのためだよ」

フブキ「私があなたを管理するための物だって言ったでしょう?」

ヒーロー協会の端末とかじゃなくてお前の私物かよ。
どのみち俺に拒否権はない。
腕に着けると、どういう原理かピチッとサイズが合った。
ブレスレットは金色だが、細い為あんまり気になるデザインではない。

フブキ「……じゃ、そろそろ私行っていいかしら?」

サイタマ「ああ。……あ、そうだ、この金」

俺はフブキに札束がみっちり入ったバッグを渡した。

フブキ「これは……」

サイタマ「ドSが倒した強盗のバッグだ。返してきてくれ」

フブキ「……わかったわ」

サイタマ「……本当、ごめんなさい」

フブキ「良いって言ったでしょ。もう謝らないで。思い出しちゃうから」

フブキはそう言うと、超能力で浮いて飛んで行った。

弩S「……良かったんですか?」

サイタマ「うん。今回に関しては全部俺が悪いから。これつけられた状態で通報されても文句言えないくらい悪い」

弩S「……ワガママなのか何なのか、分からないですね、サイタマ様は。殺すのが嫌だったなら、あのまま快楽に堕としに堕として、奴隷にしちゃえば楽だったのに。あのお金も全部返しちゃうし。ほんと何というか……」

バヂィンッ!

弩S「い゛ッ♡ あッ♡」

ちょっとドSがうるさかったので尻をひっぱたいた。
……あー、1000万くらい引っこ抜いてもバレなかったのになぁ……
なんで全部返しちゃうかなぁ……

『報告書』

Z市のゴーストタウン方面に逃げた強盗は、Z市在住のフリーのヒーロー、『サイタマ』により討伐。
人質は全員無事。
現地に駆けつけた『地獄のフブキ』がヒーロー協会に勧誘したところ、承諾。
『人質が全員無事』という功績を残している事と『地獄のフブキ』の推薦により、B級からの登録となった。
当人はそのままフブキ組に所属。
ただ他のメンバーと同一の行動をしない、特別枠としての所属となった。

追記:
ヒーロー協会の会議の結果、ヒーロー名は『ハゲマント』に決定。


フブキ「……まあ、あの見た目だとハゲマントしかないわよね」

フブキ組本部の私のオフィス。
私はパソコンで報告書を読みながら、紅茶を飲んでいた。
ふと思いだした私は、パソコンを操作してサイタマのGPSとバイタルを管理しているグラフを開く。
あの腕輪は元々私のバイタルを管理していたもので、血糖値とか体重、カロリーも管理できる優れものだ。

フブキ「たしかこれが……」

私は興奮状態を示すグラフを開いた。
昨日は3回、今日も朝に2回、グラフが跳ね上がっている箇所がある。
昨日、サイタマは怪人を1体倒した。
しかし、その時間帯はグラフは平坦。
グラフが跳ね上がっているのは、どれもGPSの位置が自宅にある時だった。
……という事は、もう昨日今日で5回も……

フブキ「……ん……」

部屋には誰もいない。
無意識に手が伸び、服の上から秘部をさする。
『あの出来事』以来、ずっと、おかしい。
おかしくなってしまった。

さす、さす、さす……

フブキ「あ、ん……ふっ……♡」

く、くくっ……♡ ぐいっ、ぐっ……♡

フブキ「んっ……ん~っ……♡」

ぐんっ♡

じわぁっ……♡

フブキ「あ、あー……♡」

……イってしまった……
自分がトップの組織の、トップの席で……
……でも、全然、物足りない……
……抑えられない……
おかしく、なる……!

まだ余韻が残る中、私は通信端末を手に取った。

ピッ、ピッ

フブキ「はぁ……はぁ…………マツゲ……?」

マツゲ『はい、フブキ様』

フブキ「ちょっと、1人で外出して来るわ……あとお願い……」

マツゲ『了解いたしました』

ピッ

ピーンポーン

サイタマ「ん?」

ニャーン「ニャッ」

バシャーン

サイタマ「あっ、テメーッ!」

ニャーン「飽きた。散歩行ってくる」

サイタマ「負けそうだったからって盤面ひっくり返してんじゃねーッ!」

家のチャイムが鳴った次の瞬間、ニャーンがリバーシの盤面をひっくり返した。
おめーが『人間のゲームをしてみたい』って言ったんだろうが!
クソ、全ての角を制覇してこれからだったってのによーッ!

サイタマ「あークソ、逃げやがった……。はーい、今行きまーす」

ガチャッ

フブキ「……」

サイタマ「あれっ、フブキ」

玄関の扉を開けると、そこには澄ました態度のフブキがいた。
俺が怪人と間違えて犯しちまったヒーロー。
謝られる事を望んでいないだろうから、なるべく後ろめたい雰囲気を出さずに普通に接した。
フブキは無言のまま靴を脱いで、ズカズカと入って来た。

サイタマ「……あのさ、フブキ。なんか俺の口座に1000万くらい入ってんだけど。俺、ヒーロー協会に登録して活動すると金が入ってくるのは知らなかったけど、流石にこんな極端な金額じゃねぇ事は分かるぞ。まだヒーロー協会に入ってから3くらいしか倒してねぇぞ」

フブキ「……『推定災害レベル:鬼』と『推定災害レベル:竜』の怪人を無力化させている分と、登録していない期間に戦った分の報酬よ。あなたが怪人と同居している事は報告できないし、今までの分は証明できない。だから、私のポケットマネーから出したわ」

サイタマ「お、おう……でもポケットマネーって、悪いな」

フブキ「いいのよ。受け取っておきなさい。それより、今日は別件で来たのよ」

サイタマ「別件?」

そう聞くと、フブキは口を開きかけて止めた。
そして、顔を赤くしてなんかもごもご言っている。

フブキ「……スしなさい」

サイタマ「……え? あんだって?」

フブキ「……せ……セックスしなさい……って、言ったのよ……」

サイタマ「……は!?」

なにーーーッ!?

サイタマ「お、おまっ……だ、騙されねぇぞ! 俺もそこまでバカじゃねーッ! 今度こそ証拠を残して俺が強姦魔って訴える気だろ!」

フブキ「そんな事するわけないでしょ! あんたに怪人化されたら困るのはこっちって言ったじゃない!」

サイタマ「っじゃどーして! お前普通にすげー怒ってたじゃん!」

フブキ「……っ……!」

ぐっ、と黙り込むフブキ。
そして、唇を噛みながら言う。

フブキ「……あの日からっ……ずっとおかしいのよ……! 事あるごとに、お股が疼くしっ……お腹の奥が、物足りないしっ……寝て起きたら、パンツはびちゃびちゃになってるしっ……仕事中も、ずっと、あんたの顔が離れないのよっ……!」

サイタマ「……はあ」

フブキ「『はあ』……じゃないわよ!!! 全部ッ、全部あんたのせいなんだから!!! 大人しく、せ、せ、セックスしなさいっ!!!!!」

ヴンッ

サイタマ「わっ」

ドサッ!

そう言うと、フブキは超能力で俺を布団に投げ飛ばした。

サイタマ「おおおお落ち着け。な? なんかさ、俺のチンコって麻薬みたいな効果があるっぽいんだよ。だから、多分お前それのせいでおかしくなってんだよ」

フブキ「はーっ、はーっ……黙りなさいッ……! 私の純潔を奪ったくせにっ……口答えするんじゃないわよっ……! 責任、取って……貰うんだからッ……!」

フブキはそうガミガミと怒りながら、俺のズボンをずり降ろした。

ブルンッ! ベヂンッ!

フブキ「っ!?」

その瞬間チンコが跳ね上がり、振り下ろしでフブキの顔面にクリーンヒットした。

ムワッ、ムワァアァァァッ……!

>>>『 マ ジ カ ウ パ ー 』<<<

フブキ「あっ、うっ……♡」

じょわぁあぁぁぁ……

フブキ「あっ!? あっ、ごめっ、ごめんなさいっ……♡ 止められっ、あっ……♡」

匂い嗅いだだけで漏らしやがった……
良いよ、どうせセックスでぐちゃぐちゃになるんだし。

フブキ「……はぁ、はぁ……♡ ……ん……♡」

ペロ……っ……♡

落ち着いてから、フブキはチンコに舌を這わせてきた。

フブキ「ん……ん……♡ 調べた、わよ……男の人って、こうされると……気持ちいいんでしょ……? う、ふぅ……♡」

ペロ、レロ、レロ、ペロォっ……♡

サイタマ「あ、うん……気持ちいいぞ……」

確かに気持ちいいけれど、全然技術はないな。
ドSの舌使いに比べたらやっぱり劣る……と思っていたら。

ヴゥン

サイタマ「おっ……?」

フブキ「ん、ふふ、驚いた……? んっ、れろっ……♡ 包み込まれているでしょう……? ん……♡」

柔らかい、空間の歪みがチンコを包み込んでいる。
しかも、ベロの動きに合わせてぐねぐねと動いている。

レロ、ベロ、ベロッ、レロッ……♡

サイタマ「お、おおっ……これは、かなり……」

フブキ「ん、ふふふ……♡ ペットボトル相手に、頑張ったのよ……♡ 感謝、しなさい……♡ はぷっ……♡」

くぽっ、くぽっ、くぽっ、ちゅぽっ♡

そこからは口で亀頭を咥えこんだフェラと、超能力による圧迫とでまた数段気持ちよくなった。

サイタマ「あ、フブキ……もう、出るぞっ……」

フブキ「ん、ん、んっ……♡」

びゅーーーーーーーーーーーッ♡

サイタマ「くぅっ……!」

フブキ「んッ……♡ ごく、ごくっ、ごくぅ、ごく……♡ んぶっ♡ んッ!? げほっ、ごぼっ♡」

別に飲む必要なかったのに、フブキは全部飲み込んだ。
しかしむせて、かなり鼻から出た。

フブキ「ん、ふー、ふー……♡」

フブキは口周りに付いた精液を超能力で綺麗にふき取ると、ひとまとめにしてのみ込んだ。

サイタマ「……別に、飲まなくて良かったんだぞ」

フブキ「……ん? ふふっ……私に精液の味を覚えさせたのは、誰かしらね?」

サイタマ「ごめんなさい……」

フブキ「ふふふ……♡」

なんかこいつすげー積極的だな……
フブキはパンツを脱いで、ワンピースをまくった。
もちろんパンツは潮やら愛液やらでぐっちゃぐちゃ。
マンコからは、ボタボタと愛液が垂れていた。

フブキ「……もちろん、良いわよね……?」

俺が頷くと、フブキは俺と向き合って膝の上に座った。
チンコに熱いマンコが押し当てられている。

フブキ「キスして……良いかしら……?」

サイタマ「だとしたらお前順番逆だよ。俺が俺の精液味わう事になっちまうじゃねぇか」

フブキ「大丈夫よ。全部ふき取ったから……♡」

サイタマ「そうだとしても気分的なっ」

ちゅっ……♡

フブキ「んっ、んん……♡」

サイタマ「ん、ん……」

まー……いいか。
キスをしながら、俺はワンピースの下から手を入れた。
柔らかいフブキの背中を愛撫する。

ずり、ずりっ、ずりゅっ……♡

フブキ「はぁ、んぅ……ん……♡ んっ、んむ……♡」

サイタマ「ぅむ、ん、む……」

チンコがマンコに擦れている。
そろそろ始めても良いと思った俺は、フブキの腰を掴んで少し離した。

フブキ「んっ……♡」

そしてマンコにチンコの先を当てて、腰を抱き寄せた。

ずぷぷぷぷぷぷぷっ……♡

フブキ「んっ、あ゛ッ……う゛ッ……! んふぅッ……!」

サイタマ「……っし、入ったな」

フブキ「はーっ、はーっ……♡ ……これ……これが……欲しかった……ん……♡」

フブキは満足そうに笑みを浮かべていた。

フブキ「……ちなみに、キスも初めて……♡ 『地獄のフブキ』の処女も、ファーストキスも……これで、あなたの物よ……♡」

……なんか、なんつーか、その笑みからは『逃げられない』感じがして、背筋が寒くなった……
というかファーストキスならなおの事先にチンコ舐めるんじゃねぇよ。

サイタマ「よっ」

どちゅんっ!

フブキ「んい゛ぃッ♡ はーっ、はーっ……♡ んんっ……♡」

ばぢゅんっ♡ どちゅっ♡ ごちゅんっ♡

フブキ「あ゛あぁ……ッ♡ あッ♡ あ、はぁッ♡ ぁぁあッ♡」

ぐりっ、ぐりんっ♡ ごちゅっ、ごちゅっ、ごちゅッ♡

フブキ「だめっ、あッ♡ やっ♡ あああッ♡ んっ♡」

ちゅっ、ちゅるるる、れろっ、ちゅるっ……♡

フブキ「ん゛ッ、ん゛~~~っ♡ んんん、んーッ♡」

サイタマ「んッ……!」

どびゅるるるるるるるるるるるるるるるる~~~~~ッ♡

フブキ「んッ……! んんんんッ♡ ん……♡ んんん……♡」

サイタマ「ふー、ふー……」

きゅぽんっ……♡

フブキ「はー、はー……♡ お腹の中が……んっ……熱い……♡ 凄い、量……♡」

サイタマ「……満足か?」

フブキ「……ん……♡ ……ちゅ……♡」

フブキはコクコクと頷いて、キスを求めて来た。
5分くらい繋がったままとろけるようなディープキスをすると、ようやく離れてくれた。

フブキ「……そろそろ、戻らないと……はぁ、はぁ……んっ……♡」

ブワッ、と風が吹いたかと思うと、フブキの服は綺麗になっていた。
どういう原理だ。

フブキ「……これからもちょくちょく、せ、セックスしに来ると思うわ。……良いわよね?」

サイタマ「俺が家にいる時なら」

フブキ「もちろん。位置はいつでも分かっているもの」

……この腕輪か。
思ったよりもやべーやつから、思ったよりもやべー物を貰っちまったかもしれない。

選択式投票の時間~。
の前に投票の投票をします。
復刻投票(いままで選ばれなかった6体の中から投票)or新規投票
(復刻投票が選ばれた場合、その後に新規投票を行います)

以下投票内容(カッコ内は、>>1が想定している外見)

復刻投票
①モスキート娘
②ガンリキ
③キリサキング(包帯長髪女)
④昆布インフィニティ(光を反射しない肌を持つ長髪ロリ)
⑤ジェノス(金髪ベリーショートサイボーグ美少女。大きめな胸がつく)
⑥音速のソニック(容姿ほぼそのまま、ツリ目少女。控えめな胸がつく)

新規投票
①地底王(水色に発光する肌を持つ、4本腕のロリ。顔の上半分はミドナみたいな取れない仮面で覆われている)
②深海王(ほぼ見た目そのままで、緑のロングヘア―が追加されたムキムキ美女。だいたい主将ミズキみたいな感じ)
③天空王(赤い肌、白い髪の毛の30~40くらいの微熟女、爆乳。年齢と胸はサイコスみたいな感じ。必要に応じて4人衆も登場)

下1~3で、復刻か新規か、投票プリーズ

「復刻」or「新規」の2択での投票をお願いします。
下1~3

復刻6

復刻
1

復刻投票に投票ありがとうございます。
>>71 >>72 せっかく投票してもらったのですが、ここより投票をします。
3つ1票ずつ入った場合は、その3つの中から>>1がチョイスします

下1~3で、>>69の①~⑥の投票をお願いします。

4回目投票の結果、モスキート娘に2票入ったのでモスキート娘にします。
多分全裸なので、ワンチャン弩Sよりもエロい怪人ですね。
個人的には人間からかけ離れている分、こっちのがチンコに来るかも。
そしてどういう因果か、ここまで(村田版)原作で死んでない怪人ばかりです。(村田大先生がエロい子を殺してないだけの可能性もある)
ちなみに235話で生存が確認されました。

そう言えば外見について説明していますが、やっぱり詳しい見た目は原作を確認してもらうのが一番良いです。
各々ご確認ください。


名前:モスキート娘
性別:メス
災害レベル:鬼
外見:身長260cmとの記述があるが、脚の部分がかなり長く、人型の部分だけ見れば普通の人間と同じくらい。蚊と美女の融合、背中に一対の羽があり、尾てい骨あたりから血袋が生えている。手と足は人間の物とはかけ離れた鎌のような形状をしている
能力:(召喚するのか生み出すのか供給方法は不明だが)少なくとも数億匹以上の全く新種の蚊を操る。操作範囲は半径50km。この蚊の大群のみでも『災害レベル:鬼』。血液を吸血するほど身体能力が進化する。
性格:高飛車っぽい。根はアホの子らしい(来客に出した茶を自分で飲む)

ズルズルズルッ、ズルッ!

弩S「ん~♡ やっぱり夏は冷やし中華ですよね~♡」

サイタマ「だな」

フブキ「ほんと。最近急に暑くなって来たわよね。どうなってんのかしら」

ズルズルッ、ごくんっ

サイタマ「……あのさ、フブキ。最近ほぼ毎日いるけどさ、ここ俺んち。4人いると普通に狭いんだけど」

フブキ「別にいいじゃない。あ、トマトまだあったわよね?」

サイタマ「うん。……ったく」

フブキはキッチンに行くと、トマトをさくさくと切った。
今度壁をぶち抜くか。
隣の部屋と繋げればかなり広くなるだろ。

ニャーン「ふぁぁ……あむ、もむ、もむ」

ちなみに、最近ニャーンは暑くて散歩に行く気も起きないらしく、四六時中クーラーの効いた室内でダラダラしている。
今は、冷蔵庫に入れておいた缶詰を開けて食べている。
……それうまいのか?

……ゥゥン、プゥウゥゥン……

サイタマ「あ、蚊」

ペチンッ!

……感情も無く、蚊を潰す。
まるで、ワンパンで終わってしまう俺の戦いのようだ。
……しかし、最近は弩S、ニャーン、フブキのおかげで、俺の毎日は以前よりは彩りの付いた物になっている。

……ゥゥウゥゥン……

サイタマ「……」

バチンッ!

……どうやら殺せていなかったようだ。
ふぅ……

……プゥウウゥゥゥウゥン……

サイタマ「……なるほど」

ベチンッ! バチンッ! パァンッ!

……プ~~~ン……

サイタマ「テメェ上等だコラ」

ドタドタドタ

サイタマ「こんの野ぁ郎おおおおお!!!!!」

弩S「サイタマ様?」

フブキ「ちょっと暴れないでよ! ただでさえ狭いのに」

サイタマ「蚊! 蚊だ! そっちいった! 殺せ!」

フブキ「蚊?」

……プゥウゥゥゥン……

ヴンッ!

フブキ「はい。やったわ」

サイタマ「あークソ、痒ぃ……刺されちまった」

フブキ「……あなた私の地獄嵐でもかすり傷1つ付かないのに、蚊には刺されるのね。どういう身体の構造しているの?」

……プゥ~ン……

サイタマ「って倒せてねぇじゃねぇか!」

フブキ「嘘っ!」

バチンッ! ベチッ! バチーンッ!

弩S「くっ、私の鞭が全然当たらない……!」

サイタマ「わざわざ難易度高い攻撃方法選ぶなっ!」

……ゥウゥ~ン……

ドタドタドタドタ

ニャーン「……」

……ゥゥゥウゥン……ィイィ~ン……

ドタドタドタドタ

ニャーン「……五月蠅いなぁ……」

スパッ

サイタマ「おっ!?」

ニャーンが爪を振ると、蚊が真っ二つになって落ちた。

ニャーン「これでいいでしょ。食べている時くらい静かにして欲しいな」

フブキ「……流石は災害レベル:竜……」

弩S「お手柄ね、ニャーン!」

ニャーン「……はぁ……」

ニャーンは心底どうでも良いという感じであくびをし、目を閉じた。
猫だ。

フブキ「蚊取り線香とかないの?」

サイタマ「たしか去年のがあったと思う。ニャーン、匂いとか大丈夫か?」

ニャーン「別に?」

サイタマ「あ、熱い部分に触ったり食べたりしないようにな」

ニャーン「……お前やっぱボクの事猫だと思ってるよね?」

蚊取り線香に火を着けると、独特な匂いが部屋に充満する。

ニャーン「……」

ニャーンの鼻筋にきゅっとシワが寄っているのが分かったが、指摘すると機嫌が悪くなるのでなにも言わない。
やっぱり蚊取り線香の匂いは苦手っぽいな。
それでも俺たちが騒ぐよりはマシって事だろう。
さて、これで少なくとも今日は大丈夫なはずだ。
しかし、これが最後の一本、燃え尽きると同時に蚊から身を守るすべは無くなる。

サイタマ「ちょっと買ってくるわ」

フブキ「あら、私が買ってくるわよ?」

サイタマ「ついでに夕飯の材料も買ってくるから良いよ。……っていうかお前はもう少し組織のリーダーとしての自覚を持て。自分からパシられにいってんじゃねぇ」

俺は財布を持って家を出た。
たしか、アース〇ーマットは匂いが少なかったはずだ。
今までは安かったからグルグルの方を買ってたけど、今年からそっちにするか。

弩S「ふーんふんふふん……♡」

ちくちくちくちく

フブキ「……ハート……?」

弩S「かわいいでしょ?」

どれだけ攻撃を喰らってもサイタマ様は無傷だけど、服は破れてしまう。
そんな時は、私がこうして繕っている。
裂けた部分は縫って、大きすぎる穴はパッチワークで埋めて。
ヒーロー協会に所属してかなりの収入が入ってくるようになったのだから、破れる旅に新しい服を買えばいいじゃないって思ったけど、サイタマ様は節約癖が抜けないらしく、なるべく物は長く使いたいみたい。

弩S「よぉし、出来たわ♡ ふふん……♡」

穴はハートのパッチワークで綺麗に塞がれた。

フブキ「上手ね。……あ、そろそろ私帰るわね。サイタマも行っちゃったし」

お茶を飲み終わったフブキは、時計を見てそう言った。

弩S「そう? またいらっしゃいね」

フブキ「ええ。次はおいしいお菓子でも持ってくるわ」

フブキはそう言いながら玄関を開けた。

フブキ「……? ……空気が……」

……ザァアァァァッ

フブキ「ッ!?」

ヴウンッ!

突如襲い掛かって来た黒い風に向かって、フブキは咄嗟にドーム状に力を展開した。

ザアアアアアアアアアッ!!!

フブキ「なッ、なによこれええええええッ!?」

それはよく見れば小さい何かの集合体。
フブキは慌てて家の中に入って扉を閉めた。

フブキ「はーっ、はー……!」

弩S「どうかしたの? ……ってあら、外暗くない?」

フブキ「テレビ、テレビッ!」

窓の外が真っ暗になっている事に疑問を感じながら、弩Sはテレビをつけた。

テレビ『……大量の蚊の群れがZ市に到達しました! 住民は絶対に外に出ないようにしてください! 災害レベル、鬼!』

フブキ「蚊ぁ!?」

テレビにはミイラ化した動物、砂嵐のような蚊の群れが写っている。

弩S「……ってことは、あれ全部蚊?」

よく聞いたら、窓からはコツコツと小さな何かがぶつかる音がする。

フブキ「……と、鳥肌が立ったわ。しかもただの蚊っぽいのに、災害レベル鬼って……これじゃ帰れないわね」

弩S「通り過ぎるまでゆっくりして行ったら良いじゃない」

フブキ「そうさせてもらうわ。サイタマが帰ってくるまで……って、サイタマ! サイタマが外に!」

弩S「サイタマ様なら大丈夫よ。さっきみたいに室内で1匹しかいないのとは条件が違うんだから」

フブキ「そ、そう?」

弩S「なんなら軽く全滅させて帰ってくるかもね。とりあえずお茶入れるわ」

フブキ(……ドライね……心配していなさすぎじゃないかしら。……いえ、違う。私よりも信頼している、信じているんだわ。彼の強さを……)

そう思いながらも、フブキはサイタマが無事帰ってくるよう、祈らずにはいられなかった。

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