サイタマ「ストレッチマン?」 (170)

アナウンサー「皆さんたった今、怪人が現れたと情報が入りました!」

サイタマ「明日は肉が安いな」

ジェノス「先生、怪人が現れた様です」

サイタマ「おー、まぁ、誰かがやっつけてくれるだろー」

アナウンサー「災害レベルはまだ判明していませんが、周辺の住人はシェルターへ避難を開始して下さい!」

ジェノス「そうですね。先生はB級に上がった事ですし、活動はしなくても、ヒーロー名簿から除外される事は無いですからね」

ジェノス「それに、先生が出られるという事は、まず俺が相手をしてからでないと」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449674427

サイタマ(H市のスーパーが明日タイムセールかぁ。・・・17時から肉類が半額!?)

サイタマ「行くしかないな」

ジェノス「え、先生、行くんですか?」

サイタマ「いや、スーパーの話しな」

アナウンサー「速報です!どうやら怪人はH市に現れた模様です!周辺の住人は速やかに避難を!」

ジェノス「先生、どうやらH市に怪人がーー」

サイタマ「ジェノス、怪人倒しに行くぞ」

ジェノス「・・・!はい!」

ジェノス(さすが先生だ。関心が無い振りをして、すぐに行動を開始するとは・・・俺も見習わなくては)

サイタマ(タイムセールを逃す訳には行かないな)

ーーーーーーーーー

ー3時間前ー

???「ヌハッ!ヌハッ!ヌぅーハッハッハっ!」

子供「ママーー!この黄色いおっさん気持ち悪いよぉーー!」

???「そこの子、私は黄色いおっさんではないぞ!我輩の名前は」

ストレッチマン「ストレッチマンだ!」

ストレッチマン「さぁ、一緒にストレッチをしてみよーーー!」

ストレッチマン「まず、足は腰幅に開こう!」

母親「ウチの子に何をして・・・!キャ!体勝手に・・・!」

子供「ママ!」

ストレッチマン「左足を大きく後ろに下げて、右足に体重を乗せよーう!」

ストレッチマン「この時に、後ろのカカトが上がらない様に注意しようね!」

ストレッチマン「さぁ!数を数えてみよーーーう!」

ストレッチマン「いーちっ!にぃー!」

母親「さ、さーーん!」

子供「しー!」

ストレッチマン「ごォーーー!」

ストレッチマン「さぁ、ここ(左足ふくらはぎ)にストレッチパワーが溜まってきただろう!」

母親「な、何だか後ろ足が熱いわ・・・」

ストレッチマン「ヌハハハ!ではそのストレッチパワー、いただくとしよう!」

子供「ママ、何だか眠くなって・・・・」

母親「ママも・・・ね・・・・む・・」

ストレッチマン「ストレッチパワー吸収かんりょーーう!ヌハハハ!」

男「な、何だ何だ。この二人死んだ様に眠ってるぞ・・・!」

ストレッチマン「ストレッチパワーを吸われた人間は気力を失い、永遠に眠り続けるのだ!」

男「な、何なんだこの黄色いおっさん・・・!皆!逃げろーー!」

ストレッチマン「ヌハハ!ここは人が多くてストレッチのしがいがあるぞぉ!」

ーーーーーーーー

黒服「フブキ様ぁ!」

フブキ「何かしら?」

黒服「怪人が現れた様です!B級ランカーはすぐにH市に行く様にとヒーロー協会から通達がありました!」

フブキ「・・・ふふっ、じゃあ、行きましょうか。このB級トップの地獄のフブキが直々にお相手してあげるわ」

ーーーーーーー

ストレッチマン「ごぉーーーー!」

ストレッチマン「ヌハハハ!ストレッチパワーがここ(背中)に溜まってきただろう!」

女(な、何で意識とは関係無くストレッチしてしまうの!?)

ストレッチマン「ではストレッチパワーをいただくぞ!」

ストレッチマン「ヌンっ!」

周辺の人達「う・・・・・」

ストレッチマン「ヌハハハハ!これで100人分のストレッチパワーが溜まったぞぉ!」

無免ライダー「待てーーい!」キキー!

無免ライダー「無免ライダー、参上!」

無免ライダー「な、なんだ。この有様は・・・!」

無免ライダー(黄色い怪人の後ろに眠っている人達が道の様に・・・!)

ストレッチマン「何だお前はぁ!」

無免ライダー「俺の名前は無免ライダー!き、貴様こそ何者だ!」

ストレッチマン「我輩の名前はストレッチマン!ストレッチ第七星雲から来た宇宙人だ!」

無免ライダー「な、何故こんな事をする!」

ストレッチマン「ヌハハハ!聞きたいか!」

ストレッチマン「では聞かせてやろーう!我輩が何故こうなったかを!」

ー1年前ー
ピーヨ、ピーヨ、ピーヨ

ストレッチマン「地球からの伝言だ!」

カラオケマン「私の名前はカラオケマン!私の美声を子供達に聞かせる為にやって来た!」

カラオケマン「では一曲歌います!くぁwせdrftgyふじこlーーーーーーー!」

子供達「う、うわあああ!」

ストレッチマン「な、何て音痴な歌何だ・・・」

カラオケマン「フッフッフッ、ストレッチマン!早く来ないと、子供達を気絶させてしまうぞぉ!」

ストレッチマン「ゆ、許せん!・・・すぐに行くぞ、子供達!」

まいどん「ストレッチマン、僕も行くよ!」

ストレッチマン「まいどん、君は残っているんだ!」

ストレッチマン「とれ!」ヒュー!

ーーーーー

タンクトップブラックホール「ん?何だかこの学校から悲鳴が・・・」

タンクトップタイガー「アニキ!俺達ヒーローの出番だ!」

タンクトップBH(以下略)「よし、行くぞ弟よ!」

カラオケマン「ボエ~~」

子供達「うわぁぁぁーー!」

「「大丈夫か!子供達!」」

カラオケマン「!?誰だ!」

タンクトップBH「俺はB級81位!ヒーロータンクトップブラックホール!」

タンクトップT「同じくヒーローランクC級6位!タンクトップタイガーだ!」

子供達「ひ、ヒーローが来てくれたぁぁ!」

先生達「もう安心だ!」

カラオケマン「くっ・・・!」

タンクトップBH「行くぞ弟よ!」

タンクトップT「あぁ、アニキ!」

ーーーーーー

カラオケマン「グハーー!」

タンクトップBH「ふっ、終わったな」

子供達「やったぁ!流石ヒーローーー!」

タンクトップT「この位、軽い軽い!」

タンクトップT(あ、危なかったぁーー)

ヒューー!ズサンッ!

ストレッチマン「ストレッチマン参上!」

タンクトップBH「ん?何だお前は?」

ストレッチマン「怪人は何処だぁ!」

タンクトップT「怪人は俺達が倒した!・・・なんだ?お前ヒーローか?」

ストレッチマン「我輩の名前はストレッチマン!ここに怪人が居ると聞いて駆けつけたのだ!」

子供「うえーん、何この黄色いおっさん、気持ち悪いよぉーーー!」

ストレッチマン「なっ・・・・!」

タンクトップBH「お前の様な奴など、聞いた事がない!さてはお前・・・!」

タンクトップT「ヒーローに扮した怪人だな!」

ストレッチマン「ヌッ!我輩はヒーローー」

タンクトップT「うるさい!ヒーローが子供を泣かす訳ないだろ!」

子供達「うえーーん、黄色いおっさん気持ち悪いよぉーー!」

ストレッチマン(わ、我輩は・・・!)

タンクトップBH「怪人ストレッチマン!俺達が相手だ!」

ストレッチマン(我輩は・・・!)

ストレッチマン「・・・・・・」ヒュー

タンクトップBH「なに!?逃げるのか!この臆病者!」

タンクトップT「あ、アニキ。あいつ空飛んでない?」

タンクトップBH「ふん、どうせ背中にジェット機か何か積んでいるんだろう。手の込んだ怪人だ」

子供達「やったぁ!ヒーローが怪人追い払ったぁ!!」

タンクトップT「おおっとぉ!そんな寄らないでくれぇ!サインは後から受付けるぞぉ!」

ーーーーーーーーー
ーストレッチ第七星雲ー

まいどん「あ!おかえりストレッチマン!今日は早かったね!」

ストレッチマン「まいどん・・・」

まいどん「ど、どーしたのストレッチマン?元気無いね」

ストレッチマン「我輩は・・・ヒーロー・・・だな?」

まいどん「何言ってるのさ!ストレッチマンはストレッチを子供達に教える心優しいヒーローじゃないか!」

ストレッチマン「だか、今日地球に行ったら、タンクトップサイダーと名乗るヒーローが怪人を先に倒していてな」

まいどん「ストレッチマン以外にヒーローって居るんだね」

ストレッチマン「名乗った時に、我輩が怪人にされていた・・・・」

まいどん「え・・・」

ストレッチマン「子供達に泣かれてしまったよ・・・」

ストレッチマン「子供達の笑顔を守るストレッチマンが子供達を泣かせてしまった」

ストレッチマン「我輩は信じてきたのだ」

ストレッチマン「ストレッチは、人間を健康にする魔法なんだと。いつもでも笑顔で身体を動かせる魔法だと」

まいどん「・・・・・」

ストレッチマン「だが、もはや人間はストレッチを必要としていないらしい」

ストレッチマン「怪人か現れても、見知らぬヒーローが倒してくれる」

ストレッチマン「ならば、ストレッチを必要としない。我輩を必要としない人間共なぞ」

ストレッチマン「居らぬ」

ストレッチマン「我輩が授けてきた。ストレッチパワー・・・」

ストレッチマン「返してもらうぞ、人間共」

ーーーーーー

無免ライダー「・・・・・」

ストレッチマン「こうして我輩は人間共に復讐を誓い、地球にやってきたのだ」

無免ライダー「・・・そんなの間違っている!」

ストレッチマン「間違っている?ストレッチを必要としないお前達の方が間違っているのだ!」

ストレッチマン「ここで話し合った所で解決はせぬ!」

無免ライダー「くっ・・・・」

ストレッチマン「ヌハハハ、丁度良い。今まで吸収してきたストレッチパワー・・・試してやろう」

無免ライダー「くっ・・・ヒーローは逃げない!うおおお!」

ストレッチマン「ストレッチパワー5%・・・。右足前!脇を締めて!」

ストレッチマン「ストレッチパーーンチ!」

無免ライダー(こ、拳が!見えない!)

無免ライダー「グッハ・・・・!」メキメキ!

ストレッチマン「安らかに眠るが良い。青年よ」

ズガン!ゴガン!!!

ストレッチマン「ヌハハハ、ストレッチパワー5%でビルを2つ貫通させるとは」

ストレッチマン「我輩ながら素晴らしい力だ」

ストレッチマン「さて、まだまだ人はたくさん居る」

ストレッチマン「さぁ!皆でストレッチをしてみよぉーー!」

ふと思いついたssです!
短編で行く予定なので、お付き合いお願いします!


ストレッチマンって今もあるんだっけ

>>20
ストレッチマンVと言う番組に変わったらしいです
元祖は引退したらしいですよ・・・
悲しい

ーーーーーーーー
ーヒーロー協会ー
職員A「怪人の災害レベルが判明しました!」

職員A「災害レベル鬼!」

上位職員「各方面に通達!一刻も早くH市、及びその周辺の住民は避難する様に呼びかけるんだ!」

職員B「怪人はストレッチマンと名乗り、人間から生気を奪いながら移動してる模様!」

上位職員「奪われた人間はどうなっているんだ?」

職員B「まるで死んだかの様に眠っているそうです!何をしても起きないとのこと!」

上位職員「くそっ、これ以上被害が拡大する様ならば、S級ヒーロー達にも要請をしなければ・・・!」
ーーーーーーーーー

ーH市ー
男「う、うわああああ!怪人だあああ!」

ストレッチマン「ヌハハハハ、我輩から逃げても無駄だぞぉ!」

ストレッチマン「皆でストレッチをしてみよーーー!」

住民A「ひぃ、か、身体が動かない!」

住民B「どうしてなの!?」

住民C「俺達は殺される・・・?」

住民D「ひ、ヒーローは何やってるんだよぉ!」

ストレッチマン「まずは肩幅より少し広めに足を開こーーう!」

ストレッチマン「そのまま、両手を床につけるくらい下に降ろすよ!」

ストレッチマン「この時に膝が曲がらない様に注意しようねぇ!」

ストレッチマン「のびーるのびーるストップ!」

ストレッチマン「皆で数を数えてみよーーーう!」

住民達「「いーちっ!」」

ストレッチマン「にーぃ!」

住民達「「さーーーん!」」

ストレッチマン「しーーっ!」

住民達 ストレッチマン「「ごぉーーーー!」」

ストレッチマン「ヌハハ、ストレッチパワーがここ(両太もも後ろ)に溜まってきただろう!」

住民A「何だか、身体が軽くなったぞ・・・?」

住民D「気のせいかな、楽になった気が」

ストレッチマン「それがストレッチパワーだ!だが、お前達にそのパワーは勿体ない!」

ストレッチマン「我輩が貰い受けよーーう!ヌンっ!」

住民E「あ・・・・ふぁ」

住民F「ね、む・・・・・」

ストレッチマン「ヌハハハハ!」

シュルルルルル!

ストレッチマン「ヌッ!」

ドガン!

ストレッチマン「右手を顔、左側に!ストレッチガード!」

ストレッチマン「何だこれは、手裏剣・・・?」

ソニック「ふ、爆裂手裏剣を手で受け止めるとは、やるな貴様」

ストレッチマン「ヌッ、お前は誰だ!」

ソニック「俺の名は音速のソニック」

ストレッチマン「音速のソニック・・・?さてはお前もヒーローとやらか!」

ソニック「あんな奴等と一緒にするな。俺は元殺し屋でもあり、今は・・・」

ソニック「サイタマのライバルだ」

ストレッチマン「ヌハハ、ヒーローでないなら我輩と何をするつもりだ?」

ソニック「貴様が街で暴れまわっていると聞いてな、どんな奴かと見に来たんだが・・・。面白い。俺は貴様に興味が湧いた」

ソニック「勝負しろ」

ストレッチマン「ヌハ!ヌハ!ヌーハッハッハッ!」

ストレッチマン「遠足のニックよ!」

ソニック「・・・音速のソニックだ」

ストレッチマン「良かろう!かかってきなさい!ヒーローでも何でもないお前が勝てるとは思えんがな!」

ソニック「舐めるな、変態が」ヒュン!

ストレッチマン「!?消えたぞ・・・」

ソニック「ハハハハハハ!この速さに目が追いつかないだろう!」

ソニック「何処から来るのかも分からない攻撃に恐怖しろ!」

ストレッチマン「ヌゥ・・・」

ソニック(スキあり!風刃脚!)

ズガン!

ストレッチマン「・・・・・・・」

ソニック(決まった)

ソニック「・・・・なっ!くらってないだと・・・!」

ストレッチマン「その程度の力では我輩は倒れないぞぉ!」

ストレッチマン「これならば、我輩が相手をしてきた怪人達の方がまだ手強かったな!」

ソニック「フフフフ、良いだろう・・・。俺の究極奥義を見せてやる」

ソニック(四影葬・・・・・!)

ストレッチマン「ヌッ、遠足のニックが4人に分身した・・・?」

ソニック「・・・・・死ね!ストレッチマン!」

ストレッチマン「ヌハハ!良かろーう!我輩も力を見せよう!」

ストレッチマン「ストレッチパワー15%!」

ストレッチマン「足を閉じて!両手を捻って!・・・ヌン!ヌンヌンヌンヌン!」

ソニック(奴を中心として竜巻が起こっている!?)

ストレッチマン「ストレッチタイフーーーン!」

ソニック「な・・・・・!」

ストレッチマン「ヌハハハハ!ヌハハハハ!」

ストレッチマン「ヌハ!・・・・ヌッ、遠足のニックは何処へ行った?」

ストレッチマン「どうやら我輩のタイフーンにのまれたらしいな。ヌハハ、他愛の無い奴だ」

ソニック(く・・・、この音速のソニックがあんな変態に)

ソニック(覚えていろ、今度こそ貴様は必ず俺の手で)

ソニック(殺す)

ーーーーーーーーーーーー
ピリリリリ

ジェノス「ん・・・?携帯に電話が」

サイタマ「おいおい、ジェノスー。今走ってんだから、電話危ないぞー」

ジェノス「はい、気をつけます。・・・俺だ」

ジェノス「・・・怪人?H市に?・・・あぁ、俺も今H市に向かっている途中だ」

ジェノス「分かった。すぐに現場へ向かう」ピッ

ジェノス「先生、どうやらS級にも招集がかかっている様です」

サイタマ「へぇー、そいつ強いのかな」

ジェノス「分かりません。ですが、今さっき災害レベルが鬼から竜へと変わった様です」

サイタマ「おおっ、そっかぁ」

サイタマ(てことは、スーパー破壊されるかもな)

サイタマ「じゃ、ちょっと急ぐか、ジェノス」

ジェノス「はい、先生」

ーーーーーーーーーーー
ーH市ー

フブキ「地獄嵐!」

フブキ「切り刻まれて死になさい!」

ビュオオオオ!

ストレッチマン「・・・・・ヌッ!」

フブキ「ハアアアアア!」

ストレッチマン「足は腰幅!背筋は真っ直ぐ!お腹に力を入れて!」

ストレッチマン「ストレッチバリアーーーー!」

バシュン!

フブキ「きゃあ!」

ストレッチマン「ヌハハハ!我輩にはそんな粗末な竜巻なぞ、効かないぞぉ!」

フブキ「そ・・・んな、私の念動力が通用しないなんて」

ストレッチマン「可憐な女性を傷つけるのは心が痛むが・・・」

ストレッチマン「すまぬ!!」

ストレッチマン「ストレッチパァー・・・・!」

フブキ「・・・・・ッ!」

シュッ!

ストレッチマン「ヌッ!」ヒュッ!

シュオッ!

ストレッチマン「ヌッ!」ヒュッ!

ストレッチマン「な、何だこの剣は・・・?」

バネヒゲ「私の踏無暴威(とむぼうい)を避けるとは、やりますね。貴方」

黄金ボール「やるじゃねーか、あいつ・・・。昆布の奴と同じくらいかもな」

バネヒゲ「いえいえ、恐らく昆布の怪人よりは弱いでしょう。・・・私達のコンビネーションを味わいなさい」

黄金ボール「おら!いくぜぇ!」

ストレッチマン「次から次へと・・・・。今日はストレッチのしがいがある・・・」

ストレッチマン「我輩は嬉しいぞぉ!」

ーーーーーーーーーー
ーヒーロー協会本部ー
シッチ「もはや情報は回っているとは思うが・・・」

シッチ「H市に災害レベル竜の怪人が出現した」

タツマキ「・・・ふん、だから何よ」

バング「S級ヒーローを本部に招集してまで話すということは、それなりに強いって事かのぅ?」

シッチ「その通りだ。恐ろしく強い」

豚神「バクバク」

キング「・・・・・・。(あー、早く帰ってゲームの続きしたいよ)」

プリプリプリズナー(今日はジェノスちゃん居ないのね・・・。残念。)

金属バット「今日は妹のピアノの発表会の練習なんだよ!そんなくだらねー事で呼ぶんじゃねぇ!ぶっ殺すぞ!」

アトミック侍「どんな相手でも切る。関係ないぜ」

番犬マン(相変わらず豚神は臭うな)

タンクトップマスター「舎弟からの情報によると、そいつは人間の形をしているらしいが、本当なのか?」

シッチ「あぁ・・・。人間型の怪人。こいつだ」

ストレッチマン「ヌハハハ!ストレッチパワーが、ここに溜まってきただろう!」

タツマキ「うわ・・・。何このキモイオヤジ」

クロビカリ「中々素晴らしい身体をしてる。是非戦いたい!!」

タツマキ「・・・このキモイオヤジ1人に私達S級が集められたって言うの!?馬鹿じゃない!?」

バング「ふむぅ・・・。見た所、何かの武術を極めてるとは言い難いのぅ・・・」

シッチ「これを見て欲しい」

タンクトップマスター「!・・・何だこのヒーローの数は!」

シッチ「倒れているヒーローの数もそうだが、H市の住民は8〜9割死んだ様に眠っている」

シッチ「これが全て1人、奴の仕業なのだ」

金属バット「へぇ・・・やるじゃねえか。このおっさん」

シッチ「未曾有の自体だ・・・。隕石が落ちた時も、ここまでの被害は無かった」

シッチ「隕石の時は建物の損害の方が大きかったが、今回は多くの人の命が犠牲になっている」

シッチ「集まってくれた君達だけが頼りだ。是非現場に急行してほしい」

タツマキ「・・・・!ちょっと映像止めて!」

シッチ「!?ひ、人の話を・・・」

タツマキ「良いから早く!殺すわよ!」

シッチ「うっ・・・・」

ピッ

タツマキ(こ、この倒れてるのフブキじゃない・・・!)

タツマキ「・・・・・・・殺す」

シッチ「ひっ!ごめんなさーー」

ズガァン!!!

バング「おや・・・行ってしまったのぅ」

童帝「完全にキレてたね。おねぇちゃん」

キング(触らぬ神に祟なしだよね・・・。早く帰ろう)

シッチ「と、とにかく!頼んだぞ!」

今日はこれでおしまいです!
余談ですが、ストレッチマンが説明しているストレッチは全て現実で出来ます!
是非試してみてね☆

今日はこれでおしまいです!
余談ですが、ストレッチマンがやってるストレッチは全部できます!
是非試してみてね!

>>61
村田版ではタツマキちゃん呼びだから両方ハズレ

>>63
御指摘ありがとうございます!
直したものを投下してから続き投下します!

タツマキ「・・・・!ちょっと映像止めて!」

シッチ「!?ひ、人の話を・・・」

タツマキ「良いから早く!殺すわよ!」

シッチ「うっ・・・・」

ピッ

タツマキ(こ、この倒れてるのフブキじゃない・・・!)

タツマキ「・・・・・・・殺す」

シッチ「ひっ!ごめんなさーー」

ズガァン!!!

バング「おや・・・行ってしまったのぅ」

童帝「完全にキレてたね。タツマキちゃん」

キング(触らぬ神に祟なしだよね・・・。早く帰ろう)

シッチ「と、とにかく!頼んだぞ!」

ーーーーーーーーーー
ーH市ー
ストレッチマン「ヌハッ!ヌハッ!ヌゥーハッハッハっ!」

スティンガー「つ・・・つよい・・・」

雷光ゲンジ「・・・・グハッ」

ストレッチマン「全く手応えがない!良くそれでヒーローが勤まるものだ!」

ストレッチマン「もっと骨のある者は居ないのかぁ!」

ゴゴゴゴゴ・・・・・

ストレッチマン「ヌ・・・!?巨大な岩が浮かんでいる・・・?」

ビュッ!

ストレッチマン「ストレッチパワー20%!ストレッチパーンチ!!」

ドガァン!

タツマキ「アンタは・・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!

タツマキ「骨も残さないわ」

ストレッチマン「ヌハハ!素晴らしい!我輩と戦える者がようやく現れた様だな!!」

タツマキ「消えなさい!」

ストレッチマン(前よりも巨大な岩が所せましと我輩を狙っている・・・!)

ストレッチマン「ストレッチパワー!35%!!」

ストレッチマン「足は肩幅よりさらに広く!重心を落として!」

ストレッチマン「ストレッチマッハパンチ!!!!」

ストレッチマン「ヌン!ヌン!ヌンヌンヌンヌンヌンヌンヌン!!!」

ズドドドドドドド!

ストレッチマン「ヌオオオオオオオ!」

ドガァァァァァン!!!

ストレッチマン「ヌハハハ、この程度ーー」

タツマキ「誰がこの程度で終わらすって言ったの?」

タツマキ「まだまだこんなものじゃないわよ?」スゥーー

ストレッチマン「グ・・・・!か、体が動かぬ・・・・!」

タツマキ「さぁ、さらに量を増やしてあげる。喜びなさい」

タツマキ「ハァァッ!」

ストレッチマン「我輩・・・・は」

ストレッチマン「・・・・・・・・・・・」

ドドドドド・・・・ドン!

タツマキ「・・・・ふん」

バング「おぉ・・・なんじゃ、この岩の山は」

童帝「エグいなぁ。タツマキちゃん」

タツマキ「大した事無いわね。全く、期待ハズレだったわ」

童帝「そんな事言っちゃって、慌てて本部から出てったのは誰だったかな?」

タツマキ「殺すわよ」

アトミック侍「・・・何だ、俺が切るまでもなく終わっちまったか。つまらんなぁ」

タンクトップマスター「どうやら・・・見当違いだった様だな」

豚神「バクバク」

ガラ・・・・

バング「!?」

タツマキ「・・・・・・・」スッ

メギッ!ビキビキッ!

童帝「上からさらに重力かけて圧縮しちゃうなんて、相変わらず容赦無いなぁ」

タツマキ「アンタは黙ってなさい!潰されたくなければね」

童帝「こ、怖いなぁもう」

ガラ・・・・

プリプリプリズナー「ぐわああ!」

ドカーン!

金属バット「あぁ!?」

ガンッ!

金属バット「くっ!!」ズシャ!

ストレッチマン「ストレッチパワー・・・60%!!」

ストレッチマン「ヌハハ、まさかストレッチパワーを半分以上出させるとは、中々やるではないか。少女よ」

タツマキ「・・・・」ピクッ

童帝「あっ」

タツマキ「あんた・・・今何て言った?」

タツマキ「アタシの事・・・少女って言ったわね・・・?」ピクピク

バング「おーい、誰かプリプリプリズナー背負って逃げる準備をしてくれーぃ」

タツマキ「殺す!!!」

ストレッチマン「甘いぞ!ストレッチフィールド!」ブワッ!

クロビカリ「な、何だこれは!?」

ストレッチマン「これは我輩の持つストレッチパワーを空気に分散させ、作った結界!」

ストレッチマン「ストレッチパワーを持つ者のみが力を出す事が出来る結界だ!」

タツマキ「なっ・・・・ち、力が・・・!」

童帝「頭が、重いよ・・・」

豚神「バク・・・・・バク」

ストレッチマン「ヌハハ!じっくり痛ぶってやーー」

タンクトップマスター「おい」

ドガァン!

ストレッチマン「ヌッ!?」ズシャア!

バング「おぬし、分かっておらぬなぁ」

アトミック侍「超能力と天才だけがS級に居るんじゃねーんだぜ?」

クロビカリ「筋トレをする前に、ストレッチをするなど、常識だ!」

金属バット「動けねー奴等は下がってな」ポキポキ

ストレッチマン(まさか・・・この様な強い者の中にもストレッチをしっかりしてる者が居るとは・・・・)

ストレッチマン「ヌハハハ!」

ストレッチマン「我輩は嬉しいぞぉ!」

タンクトップマスター「つべこべ言わずにかかって来い」

ストレッチマン「ヌハハハハハハ!言われなくとも、そうさせてもらう!」

アトミック侍「アトミック斬!」

ストレッチマン「お腹に力を入れて!ストレッチ、コアバリアー!」

ギンッ!

アトミック侍「なにぃ!?切れねぇだと!」

ストレッチマン「ストレッチキーック!」ビュッ!

アトミック侍(クソッ!見切れん!)

アトミック侍「グハッ!」

バング「よっ!」ボフッ

バング「大丈夫か?」

アトミック侍「す、すまん」

金属バット「うらぁ!」

クロビカリ「超合金バズーカ!!」

ゴガァン!

ストレッチマン「素晴らしい体術だ!我輩は驚いてるぞ!」

金属バット「チッ!両手で俺達の攻撃を・・・・!」

ストレッチマン「ヌハハハ!ストレッチ回旋キック!」

クロビカリ「ぐっ・・・・!」

クロビカリ(こ、この肉体にダメージを与える・・・だと!?)

タンクトップマスター「ハアアア!タンクトップタックル!」

ストレッチマン「ヌハハ!遅い!」

バング「ほりゃ」ヒュオ!

ストレッチマン「ヌッ!グゥ!」

バング「空中ならば、さしものお前もかわせんだろう?」

ストレッチマン「流石だ!だが、そんな拳では我輩には傷1つつけれんぞ!」

バング「・・・・・・・」

バング(いや、しかし、困ったのぉ)

バング(このままではワシらに勝ち目が無い。全て攻撃をかわされるか、耐えられてしまう)

バング(サイタマ君が来てくれなくては、勝ち目が無いかもしれんのう)

ストレッチマン「・・・・ヌハハハ!お遊びはここまでとしよう!」

これでおしまいです!
短編で終わるつもりが、長くなってしまって申し訳ないです
もう少しだけお付き合いお願いします!

ストレッチマン「ストレッチパワー70%!」

金属バット(は、早ぇ!)

クロビカリ「・・・グッ・・・」ドサッ

アトミック侍「!?」

ストレッチマン「まずは1人目」

金属バット「なっ・・・・・!」

金属バット(全然見えねぇ・・・!)

ストレッチマン「ヌハハ、次はお前だ」

タンクトップマスター「!」

ストレッチマン「感謝しているぞ」メキメキ

タンクトップマスター「ガハッ・・・!」ドサッ

ストレッチマン「我輩の力をここまで出させてくれてな」ヒュンッ

アトミック侍(目が追いついていかねぇ!)

ストレッチマン「訂正しよう」

アトミック侍「ッ!!ぬおおお!アトミーーー」シュッ!

ゴガンッ!

ストレッチマン「お前達は強い」

ストレッチマン「諦めずに立ち向かうその姿勢」

バング「やばいのぅ・・・」

ストレッチマン「正にヒーローと言うものが何なのかを体現している!」シュッ!

バング「ぬぅ!」パシッ!

ストレッチマン「だが」シュシュシュシュッ!

バング「ふっ!はっ!」バシッ!パシッ!

ストレッチマン「勝てなくては意味が無いのだ!」ズゴンッ!

バング「ウッ!!」

バング(打撃が・・・速すぎてさばききれんかったわぃ)

ストレッチマン「我輩とお前達ヒーローとでは純粋な気持ちが違う」

ストレッチマン「お前達は少なからず名声や、地位を欲しがりヒーローになったのだろう?」

ストレッチマン「我輩はただ、ストレッチの大切さを1人でも知って欲しい。そしていつまでも健康出あって欲しいと、それだけを思ってここまで来た」

ストレッチマン「想いの重さが違う。それがそのまま力の強さになっているだけなのだ」

童帝「だ、けど・・・そんな事言ってて人間にふ、復讐するなんて、おかしいじゃないか」

ストレッチマン「ヌハハ、分かっていないのは人間の方だ」

ストレッチマン「目を向ければ、強さを求めてトレーニングにばかり精を出している」

ストレッチマン「ストレッチはやっても流す程度。何故にストレッチが大事なのかも知らずにただ漫然と伸ばすだけ」

ストレッチマン「ストレッチは言わば強さにおいての土台なのだ!土台がなければ何も建てれないだろう!」

ストレッチマン「それと同じ様に、ストレッチはトレーニングの怪我を予防したり、血行を促進し、運動しやすい身体を作ったりと、無くてはならないものなのだ!」

ストレッチ「それを知らずに・・・!」ギリギリ

ストレッチマン「良くもぬけぬけとそれを言えるな!」ダンッ!

童帝「・・・・・・」

ストレッチマン「だいたい、お前達人間はーー」

ドガアアアアン!!!

???「焼却完了」

???「・・・お前さ、何でもかんでもとりあえず壊そうとするの止めた方が良いぞ」

???「どうやら、固有の結界を張っている様だったので壊した方が早いかと」

???「まー、服燃えなかったから良いかぁ」

ストレッチマン「ぬ、お前達は誰だ!?」

ジェノス「俺はジェノス。ヒーローだ」

サイタマ「あ、同じく」

ストレッチマン「ヌハハ、このフィールドを破るとは中々やるな」

サイタマ「いちいち燃やすのは勘弁して欲しいけどな、はははは」

ジェノス「・・・!!」

ジェノス「先生、今回の怪人は中々手強いかもしれませんよ」

サイタマ「まじかー」

ジェノス「バングさんにアトミック侍・・・。童帝にクロビカリ」

ジェノス「S級ヒーローばかりがこいつにやられた様です」

サイタマ「へーっ・・・」ホジホジ

ジェノス「こんなにもS級ヒーローが苦戦を強いられてるのを見た事がありません」

ストレッチマン「中々手強い奴等だった。だが我輩には1歩及ばずだったな」

ジェノス「・・・先生、ここは俺にやらせて下さい」

サイタマ「おっけ、頑張れよ」

ジェノス「はい」キュイイイン

ストレッチマン「我輩と1人ずつ戦うつもりか?身の程をわきまえた方が良いぞ」

ジェノス「それは戦ってから言ってみるんだな」

ジェノス「・・・はっ!」ビュンッ!

ストレッチマン「ヌハハハハ!」ヒュンッ!

ドンッ!ガンッ!ズガッ!

ジェノス「ハアアァ!マシンガンブロー!!」ズガガガ!!

ストレッチマン「ストレッチマッハパンチ!」ガガガガガッ!

ジェノス(やはりこいつ・・・・!強い!!)

サイタマ(あー、早く終わんねーかなぁ)

モクモクモク・・・・

ストレッチマン(ヌゥ・・・煙で見えぬ・・・)

キュイイイイン!!!

ストレッチマン「!!」

ジェノス「焼却」

ズドオオオオオオッ!

ジェノス(手応えありだ)プシューッ

ジェノス「・・・・・・・・・」

ストレッチマン「・・・・ストレッチバリアー!」

ジェノス「!!」

ストレッチマン「ヌハハ、素晴らしい力だな!」

ストレッチマン「では我輩も見せてやろう!」

ストレッチマン「さぁ!皆でストレッチをしてみよーーーう!」

ジェノス「!?」

ジェノス(な、何をするんだ・・・?)

ストレッチマン「足は腰幅!両手を後ろに出ししてみーう!」

ジェノス「グッ・・・!」

ジェノス(か、体が・・・!)

ストレッチマン「そのまま手を組んで、胸を張ろう!」

ストレッチマン「アゴを引いて!」

ストレッチマン「この時に、呼吸が止まらない様に注意しよーね!」

サイタマ(なーにやってんだ。ジェノスとおっさん)

ストレッチマン「のびーるのびーる、ストップ!」

ストレッチマン「数を数えてみよーーう!」

ストレッチマン「いーち!」

ジェノス「に、にーー!」

ストレッチマン「さぁーん!」

ジェノス「しーーっ!」

ストレッチマン「ごぉーーーーーっ!」

ストレッチマン「・・・ヌハハ!ここ(胸)にストレッチパワーが溜まってきただろーう!」

ジェノス「・・・確かに、良く伸びた様な気がする」

サイタマ「いやいやいや、お前サイボーグだろ」

ストレッチマン「ヌハハ、皆!我輩にストレッチパワーをよこすのだぁ!」

ストレッチマン「さぁ・・・・行くぞぉ!」

ストレッチマン「ストレッチビーーーム!!!」キラッ!

ジェノス(空中にSを書いて何を・・・?)

ズゴオオオオオオオオオオッッ!!!

ジェノス「!!」

ジェノス(で、でかい!!)

サイタマ「おぉっ」

ジェノス「焼却!!!」

ストレッチマン「ヌハハハハ!その程度では意味がないぞぉ!!」

ジェノス(避けきれーーー)

サイタマ「よっ」

バシュゥッ!

ストレッチマン「!?」

今日はこれでおしまいです!
いつの間にか100レス行ってて驚いてます!
またよろしくお願いします!

ストレッチマン(我輩のビームをたったパンチ1発で・・・!?)

サイタマ「大丈夫か?ジェノス」

ジェノス「ち、力不足ですいません」

サイタマ「まー、気にすんなって。俺も昔はそんなもんだったさ」

ストレッチマン「・・・・ありえぬ!我輩のストレッチビームを・・・!」

ストレッチマン「何かの間違いだ!」ヒュンッ!

ジェノス(見えない・・・!まさか、あいつ、まだ本気ではなかったのか!)

サイタマ「・・・・・・・」

ストレッチマン「ストレッチパー・・・!!」

サイタマ「・・・・・・。(あ、今日の買出し忘れてた)」

ストレッチマン「!」ゾクッ!

ストレッチマン「ぬぅっ!」ズザザー!

サイタマ「・・・・・・(何やってんだ、このおっさん)」

ストレッチマン(ま、全く打ち込むスキが無い!)

サイタマ「・・・・なぁ」ギュンッ!

ストレッチマン「・・・・!!」

ストレッチマン(いつの間に目の前に!)

サイタマ「攻撃しないの?」

ストレッチマン「クッ・・・ヌゥ!」

ストレッチマン「ストレッチパワー80%!!」

ストレッチマン「ストレッチ・・・」

ビリビリビリ・・・・!

ジェノス(た、大気が・・・震えている!)

ストレッチマン「パワーパンチ!!」ビュッ!

サイタマ「あ、うん」パシッ

ストレッチマン「・・・・・なっにっ!?」

サイタマ「て言うかさ、思ったんだけど」

サイタマ「ネーミングセンスダサくね?」

サイタマ「そのストレッチなんちゃらーー!っていうのさぁ・・・・」

ストレッチマン(こ、こんな力を持ったヒーローがまだ居たのか!)

ストレッチマン「ヌハッ、ヌハッヌハハハハハ」ヒュッ!

サイタマ「ぶっちゃけさぁ、インフィニティパンチとかの方が・・・って、人の話聞けよ」

ストレッチマン「お前、名前はなんと言う!」ザッ!

サイタマ「あ?サイタマだけど?」

ストレッチマン「ヌハハハ!そうか!サイタマよ!」

ストレッチマン「お前は強い!」

サイタマ「お、おぉ」

ストレッチマン「我輩の本気を見せる時が、まさか来るとはな!!」

ストレッチマン「ヌアアアアアアッ!!」

ゴロッ!ゴロゴロ!ピシャァン!!!

ジェノス(た、大気が変わるほどのパワー・・・!?)

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

ストレッチマン「ストレッチパワー!」

ストレッチマン「100%!!!!」ビリッ!バチバチッ!

ジェノス(た、大気だけでなく・・・地殻震度まで起こすのか・・・)ゾクッ

ジェノス(いくら先生でも、今回ばかりは・・・・)

サイタマ「うわ、地震じゃん。こわっ」

ストレッチマン「ヌゥハハハハ!行くぞ!サイタマよ!」ビシュンッ!

サイタマ「おっ」

ストレッチマン「フルパワーストレッチパンチ!!」

ズガァァンッ!

ストレッチマン「上に吹っ飛が良い!」

ストレッチマン「だが、まだだ!」ヒュンッ!

ストレッチマン「ストレッチ!フルパワーカカト落とし!!!」ドガッ!

ストレッチマン「そのまま地球の養分となれぇい!!!」ヒューンッ!

サイタマ「・・・・・・」

ゴガァァァァァンッ!
ビシビシッ!

ジェノス「クッ!」

ジェノス(奴のかかと落としで、地割れがっ・・・!)

ストレッチマン「これで終わりではない!!」

ストレッチマン「一気に行くぞ!」キラッ!

ストレッチマン「フルパワーストレッチビーーーーム!」ビカッ!

ゴガーン!!

ジェノス「先生!!!!」

ジェノス(ば、爆発の衝撃で吹っ飛ばされる!!)

ジェノス「・・・・・ッ!」

ストレッチマン「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」

ストレッチマン「ぬ、ヌハハハハハハ。久しぶりに本気を出してしまったわ!」

サイタマ「よいしょっと。ふーっ」パンパン

ストレッチマン「な・・・ぁ!?」

ストレッチマン(わ、我輩のフルパワーを食らってもこの程度なの・・・か!?)

サイタマ「これでおしまいかー?」

ストレッチマン「・・・・・・・ヌッ・・」

サイタマ「じゃ、そろそろ行くぞー?」ヒュンッ!

ストレッチマン「!?」

サイタマ「普通のパンチ」

ストレッチマン「フ、フルパワーストレッチバリアー!」

ズガンッッ!!!!

ストレッチマン「ぐ・・・わっ・・・・!」バリンッ!メキメキ!

ストレッチマン(バ、バリアーが・・・・!!)

ストレッチマン「ヌアアアアア!!」ヒューーン!!

ビシッ!メリメリメリ!

ストレッチマン「グッハァ・・!!」パラ・・・パラ

ストレッチマン(な、なんと言うパワーだ・・・!パンチ一つで我輩が壁にめり込む程とは・・・・・)

ストレッチマン「クッ・・・」ガクッ

ストレッチマン「まさか・・・これ程とは・・・」

サイタマ「よっと」タッタッタッ

ストレッチマン「サイタマ・・・お前の想いは何だ」

サイタマ「想い?」

ストレッチマン「そうだ・・・。そこまで強くなったのには理由があるハズ」

ストレッチマン「そして、理由には何かしら想いがあるものだ」

ストレッチマン「お前のヒーローに対する想いを聞きたい」

ストレッチマン(聞ければ、我輩に足りないものが・・・)

サイタマ「おっさんの言ってる事はよく分からんけど」

サイタマ「俺は趣味でヒーローをやっているだけだ」

ストレッチマン「し、趣・・・・味?」

サイタマ「うん、趣味」

ストレッチマン「・・・・・・・」

サイタマ(・・・・あれ?)

ストレッチマン「・・・・・・・」

サイタマ「・・・・・・・」

ストレッチマン「・・・・・・・」

サイタマ「・・・・・・」

ストレッチマン「・・・・・・・」

サイタマ(・・・・・俺何か悪い事言ったかな)

ストレッチマン「・・・・・・・な」

サイタマ「え?」

ストレッチマン「ふざけるな!!!」ドガン!!!

ビシビシビシビシッ!

サイタマ「おっとととと・・・おいこら!いきなり地面割らすんじゃねぇ!」

ストレッチマン「その程度の想いでそんな強くなる筈が無い!!!」

サイタマ「いや、でも実際に」

ストレッチマン「わがは、我輩は・・・・!」

ーーーーーーーーーーー
ー10数年前ー
ストレッチマン「ストレッチをしてみよう!」

子供A「えー!やだ!」

ストレッチ「ヌ!何故だ!」

子供B「だってストレッチとかつまんないもん!」

ストレッチマン「つまる、つまらないとかの話ではなくてーー」

子供C「みんなー!ドッジボールしよーー!」

子供達「「わーい!!」」

ストレッチマン「・・・・・・・」ポツーン

ーーーーーーーーー
ーストレッチ第七星雲ー
まいどん「おかえり!ストレッチマン!・・・って、どうしたの?落ち込んでるね?」

ストレッチマン「まいどん・・・ストレッチは・・・もう古いのだろうか」

まいどん「そんな事ないよ!」

ストレッチマン「子供達には、つまらないらしい・・・」

まいどん「そーなんだ・・・。だったら、面白くストレッチが出来る様に一緒に考えようよ!」

ーーーーーーーーーー
ストレッチマン「ストレッチをしてみよう!」

まいどん「ちょっと言い方が硬いかもね!もう少し柔らかく言った方がーー」
ーーーーーーーーーー
ストレッチマン「もう少し手を伸ばしてー」

まいどん「それじゃー、面白くないよ!なんだろう、もっと分かりやすい言い方がある筈だよ!」
ーーーーーーーー
ストレッチマン「数を数えよう!」

ストレッチマン「いち、にぃ、さん、しぃ」

まいどん「ほらほら!もっと元気だしてーー」

ーーーーーーーーー
ー数年後ー
ストレッチマン「ヌハハハ!さぁ!皆でストレッチをしてみよーー!!」

子供達「わーい!ストレッチマーーン!」

ストレッチマン(コレだ・・・!この笑顔が我輩は見たかったのだ・・・!)
ーーーーーーーーーー
ー現在ー
ストレッチマン(色々な苦難を乗り越え、我輩は・・・やっとここまで来たのだ!)

ストレッチマン(こんなハゲたマントヒーロー何かに負けるくらいなら・・・・・)

ストレッチマン(我輩は死を選ぶ!)

ストレッチマン「・・・・・・」

サイタマ「おーい」

ストレッチマン「出来れば・・・使いたく無かった」

ストレッチマン「これは、我輩の最後の手」

ストレッチマン「ありとあらゆるストレッチを身につけた末に宿った技」

ストレッチマン「それを初めて、サイタマ。お前にぶつけるぞ」

サイタマ「そっか」

ストレッチマン「スゥーーハァーー・・・・」

ストレッチマン「ーーーッ!!」ギンッ!

今日はこれでおしまいです!
恐らくですが、そろそろ終わりが近いと思います!
最後まで御付き合いお願いします!

サイタマ「ん?」

ストレッチマン「ハイパーストレッチパワー・・・解放」

ジェノス「クッ・・・・」ガラガラ・・・

ジェノス(・・・なんだ?何をしたんだ?)

サイタマ「えっ、これで終わり?」

ストレッチマン「・・・つべこべ言わずにかかって来るが良い」

サイタマ「あ?」カチン

サイタマ「じゃ、遠慮なく」ヒュンッ

ストレッチマン「・・・・・・・・・」

サイタマ「連続普通のパンチ」シュシュシュシュッ!

ストレッチマン「・・・・・・・」ヒュヒュヒュッ!

サイタマ「おっ」

サイタマ(全部避けたじゃん)

ストレッチマン「ヌハハ、驚いたか」

ストレッチマン「これが我輩の最後の技」

ストレッチマン「ハイパーストレッチパワーだ」

ジェノス「ハイパーストレッチパワー・・・!?」

ストレッチマン「ストレッチパワーとは、例えて言うなれば、表層的なパワーだ」

ストレッチマン「それに対してハイパーストレッチパワーは深層・・・自分の潜在能力の更に奥。普通ならば気付く事さえ出来ぬ力」

ストレッチマン「それを我輩は短時間だが、開放させる事が出来る」

サイタマ(話しなげーなぁ)

ストレッチマン「さぁ、最後の勝負だ。サイタマよ」

ストレッチマン(我輩の全てのストレッチパワーを使って、お前を倒す!)

ストレッチマン「ヌンッ!」シュンッ!

サイタマ「・・・・・・・おっ」

ストレッチマン「ハイパーストレッチキッーーク!!!」

ドガンっ!!!!!

ストレッチマン「ヌハハ、さすがだ。サイタマ」ギリ・・・ギリ・・・

サイタマ「・・・・・・・」

ストレッチマン「だが!どこまで続くかな!?」

ストレッチマン「ヌオオオオオッ!!!」

サイタマ「・・・・・・・・」

ガギンッ!ゴギンッ!ズガガガガガ!

ストレッチマン「ハイパーストレッチ分身!」

ストレッチマンA「ヌハハハ!!」

ストレッチマンB「ハイパーストレッチパワーは現実を越える!」

ストレッチマンC「この強さが3人人になったのだ!」

ストレッチマン「「「さぁ、絶望を味わうがいい!」」」

サイタマ(思ったより、こいつ強いかもな)

ストレッチマンA「ハイパーストレッチパンチ!」

ストレッチマンB「ハイパーストレッチチョップ!」

ストレッチマンC「ハイパーストレッチ回し蹴り!!」

ズガァァァン!

ストレッチマンA「ヌハハハハ!粉々に砕けたかな!?」

サイタマ「・・・・・うん、お前さ」コキッコキッ

サイタマ「強いよ」

ストレッチマンB「ヌッ・・・!?何故平然と立っていられるのだ!!」

サイタマ「これなら本気でやれるかもな」

ストレッチマンA「くそぅ!皆の者、集まれ!」シュンッ!

ストレッチマンC「も、もう時間がないぞ・・・!」

ストレッチマンA「・・・次で終わりにさせる」

ストレッチマンB「ま、まさか、ここがどうなっても良いと言うのか!?」

ストレッチマンA「よもや、我輩も終わりの時が近いのだ。手段を選んでは居られぬ」

ストレッチマンC「・・・・分かった」

ストレッチマンA「精神を集中させるのだ!!!」

シュインシュインシュインシュイン・・・・・・

ストレッチマンB「ヌゥゥゥゥ」

ストレッチマンA「コレで全て終わらせる・・・!この地球も!何もかも!」

ストレッチマンC「皆の者!手をSの型にするのだ!」

ゴゴゴ・・・ゴゴゴゴゴゴ・・・・・!

ストレッチマンA「行くぞ!」

ストレッチマンC「ハイパー!」

ストレッチマンB「ストレッチ!」

ストレッチマンA「ビーーーーム!!!」ピュィン!

ズゴオオオオオオオッッッ!!!!!!

ストレッチマンA「ヌハハ!避けてみるがいい!地球諸共、お前は終わりだ!」

サイタマ「・・・・・」

ゴオオオオオ!!!!

ストレッチマンB「お前は受ける他無い!消えるしかないのだ!!」

ゴオオオオオオオ!!!!

サイタマ「必殺」

サイタマ「本気シリーズ」

サイタマ「本気・・・・」ググッ

サイタマ「殴り」

ドガンッ!

バシュウゥゥッ!!

ストレッチマン「い、1発だと!?」

ビュオオオッッッッ!!!!

ストレッチマン「グ・・・・・ヌアアアアアアア!」ヒューーーンッ!ドガンッ!

ーーーーーーーーーーー

サイタマ「お前、強いな。驚いたよ」

ストレッチマン「ぬ、ハハハ・・・何を言う、サイタマよ、お前程に強い者は我輩、会ったことがない」

サイタマ「ハハハ、よく言われるよ。さ、続き、やろうぜ」

ストレッチマン「す、すまぬ・・・。続きはもう出来ないのだ」サラサラ・・・

サイタマ「え、なんで」ガーン

ストレッチマン「ハイパーストレッチパワーの代償」サラサラ

ストレッチマン「強過ぎる力に耐えれなくなり、やがて分子レベルで体が消えてしまうのだ」サラサラ

サイタマ「お、お前・・・手足が・・・」

ストレッチマン「ヌハハ、既に堕ちた身だ。この世に未練は無い」

ストレッチマン「この世に生を受けてから、我輩はストレッチに全てを捧げて来た」

ストレッチマン「ここで多くの人間にストレッチを教えてきたのだ」

サイタマ「・・・・・・・」

ストレッチマン「結果的には、この様な形になってしまったが、ストレッチを愛している事に変わりはない」

ストレッチマン「少しだけ、少しだけでいいのだ」

ストレッチマン「ストレッチの大切さを覚えてくれれば、それだけで・・・」サラサラサラ・・・・

ストレッチマン「さぁ、そろそろ本当に最後のストレッチパワーを使う時が来た」

サイタマ「お前・・・名前は?」

ストレッチマン「・・・・ヌハハ、今更か。我輩の名前はストレッチマンだ」

サイタマ「そうか。・・・・覚えておくよ」

ストレッチマン「ありがとう。・・・本当に最後だ」

ストレッチマン「体を、丸めて・・・目を閉じよーう」

ストレッチマン「この時に・・・感謝・・・の気持ちを、忘れない様に注意、しよーね」

ストレッチマン「のびーる、のびーる、ストップ・・・」

ストレッチマン「か、数を数えてみ、みよーう」

ストレッチマン「いーち」

サイタマ「・・・・にー!」

ストレッチマン「!・・・さぁーん」

サイタマ「しぃーーー」

サイタマ ストレッチマン「「ごぉーーー!」」

ストレッチマン「ぬ、ははははは・・・。す、ストレッチパワーがここ(心)に溜まってきただろう・・・」

ストレッチマン「ストレッチパワーを元の者達に返す・・・これぞ、慈愛のストレッチ」

ストレッチマン「さらばだ、ヒーロー、サイタマ・・・・」サラサラサラ・・・

ピカーンッ!

ーーーーーーーーーー

住民A「う・・・ここは?」

子供「ママーー!」

母親「よ、良かったわ!本当に良かった!」

ーーーーーーーーーー

クロビカリ「・・・はっ!何をしていたんだ!」

アトミック侍「や、やつは・・!」

タツマキ(き、記憶が途切れて・・・気絶していたの?)

ーーーーーーーーーー

サイタマ「じゃあな、ストレッチマン。久しぶりに楽しかったよ」

ジェノス「先生ーー!」

サイタマ「お、ジェノス。大丈夫か?」

ジェノス「はい、気づいたら体が治っていました。これは一体・・・?」

サイタマ「・・・ま、そう言う時もあるだろ」

ジェノス「先生・・・?」

ジェノス「そ、そう言えばやつは・・・」

サイタマ「あぁ、倒したよ」

ジェノス「さすが先生です!俺も早く先生に追いつかないとーーー」」

サイタマ「さ、帰るぞ」

ジェノス「はい!」

ーーーーーーーーーー
ー3ヶ月後ー

ジェノス「先生、また手合わせをさせてくださり、ありがとうございます」

サイタマ「あぁ、俺も身体動かしたかったところだしな」

サイタマ「・・・よっ、ほっと」グッグッ

ジェノス「先生?何を・・・?」

サイタマ「何ってストレッチだよ。体動かす前にはしなきゃな」グッグッ

ジェノス「先生、これは真剣勝負です。そんなストレッチ等ー」

サイタマ「ストレッチしなきゃ、
俺に追いつけないかもしれないぞー」グッグッ

ジェノス「・・・!はい!では、俺もします!」

ジェノス「いっち!にー!さん!しー!」グッグッ

サイタマ「・・・よし、オッケー。、じゃ、やるか」

ジェノス「はい!・・・お願いします!」

ザンッ!

ーワンパンマン ストレッチマン編 完ー

これで終わりです!
お付き合いありがとうございました!
そして、2日も更新を明けてすいませんでした。
ストレッチは本当に大事です!
これを通じて、運動前にめんどくさくても、ストレッチしてみて下さい!
ありがとうございました!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2019年06月25日 (火) 21:18:01   ID: 7Rv1XhE1

ストレッチマン良い奴じゃねーか

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