サイタマ「…何でいるの?」 タツマキ「……」 (252)

原作(one版)ネタバレ注意。
原作サイタマ対タツマキの後の話。
ゆっくり行く予定。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473605382

サイタマ「いや…あの、ここ俺の部屋何だけど」

タツマキ「…だから?」

サイタマ「『だから?』じゃねーよ。質問に答えろよ。ここは俺の部屋、何でお前がいるのかって聞いてんだよ」

タツマキ「ふん!別にいいじゃない、あたしはS級2位なのよ。自分より下のランクのやつの部屋に来るぐらいいいじゃない!」

サイタマ「ランク関係ねぇしそんな理由横暴すぎるわ。別に来るのはいいけど勝手に入ってんじゃねーよ」

タツマキ「だってチャイムならしたのにあんたいなかったんだからしょうがないじゃない。廊下で立って待ってろって言うわけ?」

サイタマ「てかどうやって入ったんだよ。ちゃんと鍵してあっただろ」

タツマキ「超能力者相手にあまりにもアホすぎない?その質問。こんなちゃっちい鍵開けるのなんか訳ないに決まってんじゃない。やっぱこれだから友達のいないハゲの相手はイヤなのよね~」フフーン

サイタマ(友達いないとかハゲとか関係ねーだろ!全国のハゲとボッチに謝れ!)ピキピキ

サイタマ「…で?何しにきたの?」

サイタマ(こいつとまともに相手してもイラついて疲れるだけだし、用件聞いてさっさと終わらそ)

タツマキ「暇だから」

サイタマ「は?」

タツマキ「聞こえなかったの?暇だったからよ」

サイタマ「あ、そう…そんだけ?」

タツマキ「そんだけよ。悪い?」

サイタマ「いや…別に…」

サイタマ(用件終了クソッタレ…)

タツマキ「……そんなに迷惑かしら」

サイタマ「いや、迷惑とかじゃないけど。お前俺のこと嫌ってるじゃん。だから今お前がこの部屋にいるのが不思議なだけだ」

サイタマ(本当はちょっと面倒くさいけど)

タツマキ「別に嫌いとかじゃないし」

サイタマ「あ、そうなの?」

タツマキ「ウザイとは思ってるけど」

サイタマ「……お前が一番ウザイわ」ボソッ

タツマキ「何ですって!?」ビキビキ!!

サイタマ「あーもうキレるなキレるな!あの一件で協会からめっちゃ質問責めにあったんだぞ!キレるなら他に迷惑がかからないような場所でキレろよ。そんときは俺も相手してやるから」

タツマキ「相変わらず容赦なくこの私に命令してくれるわね…」ゴゴゴゴゴ

サイタマ「命令とかじゃねーよ。てか俺の家具とか無意識に浮かすな。本当面倒くさいなお前。んで何なんだよ。ぶっちゃけ何しにきたんだよ。本当は何か用があったんだろ?」

タツマキ「……ふん。……アンタさぁ、さっきの協会からの事情聴取で……私を庇ったって本当?」

サイタマ「庇った?」

タツマキ「なんか…適当に言い訳して協会側をあしらったって聞いたけど」

サイタマ「あぁ、まぁ怪人トウメイマンがいきなり地下から現れたのでタツマキと一緒に倒してましたとか何とかかんとか言ったな俺」

タツマキ「何よそれ。何で本当のこと言わないのよ」

サイタマ「まぁ、姉妹喧嘩を止めてましたって言う割にはかなり施設破壊しちまったし罰が悪いだろお前もフブキもさ」

タツマキ「…」ジーッ

サイタマ「な、何だよ」

タツマキ「あんたやっぱり私のこと好k」

サイタマ「あ、それは無いから」

タツマキ「喰い気味に否定するんじゃないわよ!じゃあ何!?私じゃなくて本当はフブキが好きなんじゃないの?知り合いって言っときながら随分私に突っかかってきたし!」

サイタマ「それもねーって。何でそんなので好きとかって話になるんだよ。小学生かお前は」

タツマキ「誰が小学生よ!本当ムカつくわねアンタ!!」ガタン!

フラッ…

タツマキ「あ…」

サイタマ「お、おい」ガシ

タツマキ「あ、頭が…」

サイタマ「ったく。まだ全然快復してねーじゃねーか」

タツマキ(クソ…頭が割れるように痛い…またこいつの前でこんな…)ズキズキズキズキ

サイタマ「前みたいに出血はしてないみたいだけど顔色は相当悪いぞお前」

タツマキ「…ほっといてよ。ていうか気安く触るな変態」

サイタマ「そんなに絶不調でも口だけは本当達者だな。逆に尊敬するレベルだわ」

タツマキ「快復したら絶対アンタ捻じきってやるから…」

サイタマ「ハイハイ、快復したらな。ヨイショ」

タツマキ「ヒャッ!?」

タツマキお姫様だっこ

タツマキ「な、ナナナナナなな!」

サイタマ「あーまぁどうせ変態とかロリコンか言うんだろうけど今はもう寝てろ。ベッド貸してやるから」

タツマキ「へ、変なおせっかいしないでよ!ていうか誰がアンタなんかのベッドに!」

ズキズキッ!!

タツマキ「うぐっ!?」

サイタマ「もう無理すんなって。それに心配しなくてもベッドはまだ新品で綺麗だし、万が一にも変なことなんてしねーよ。少し良くなったら帰ればいーだろ」

タツマキ「…礼なんて言わないから」

サイタマ「いや、そこはありがとうでいーだろ普通に」

タツマキ「アンタって…本当…ムカ……つ……く」

スースー……

サイタマ(気を失うように寝た)

サイタマ(この間思ったけど何というかあの妹にしてこの姉ありって感じだよな)

サイタマ(…超能力者って変なやつばっかりだな)

今日はここまで。
エタらんように頑張ります。毎日書けたらいいなぁ…。
タツマキペロペロしたい。

色んなレスサンクス。
短いけどとりま投下。

タツマキ 「ウ…ウウン…」

サイタマ (それにしてもどうするかな?見た感じ大分苦しそうだけど)

タツマキ 「……」

サイタマ (誰かに相談したくてもジェノスはまだパーツを修理中でしばらくいねーし、キングは今日から明後日むでコミケでいないとか言ってたし…)

サイタマ (本当はフブキに任せたらいいんだろうけどまた面倒くさいことになりそうだし)

サイタマ (こいつが目が覚めて自力で帰れるまではやっぱ俺が看てやらなきゃならんのかね)

サイタマ 「まったく…人騒がせなやつだなお前」

タツマキ 「スースー…」

サイタマ (お?よく見たら寝顔は可愛いじゃんこいつ。小動物みたいな感じだけど)

ジー……ツンツン 

プニプニ

サイタマ (うわーこいつほっぺたプニプニじゃん。スゲー弾力)

ツンツンプニプニ

タツマキ 「ウウン…」

サイタマ (くくく…人のことハゲとかボッチとか言いやがってコノヤロウ。お仕置きだ)ニヤニヤ

ツンツンプニプニ

サイタマ (ヤベ、これマジにクセになっちゃうなこれ)

ツンツンプニプニツンプニプニ

タツマキ 「ア…ウ…」

サイタマ (おっと、これぐらいにしとかないと起きちまうな。それにこいつにバレたら間違いなく本当に変態認定されてしまう)

タツマキ 「ウーン…」

サイタマ 「……」ウズウズ

サイタマ (後一回だけ…)ソーッ

フブキ 「入るわよサイタマ」ガチャ

サイタマ 「い゙っ!?」

フブキ 「」

タツマキ 「zzz…」

ここまで。
後でもうちょい追加するかも。
原作のサイタマ対タツマキはマジで良いからオススメ。というかアニメや村田版よりも原作のタツマキが好きです。あの適当さが凄い可愛い。

ちょっと続き。
ワンパンマンは原作も村田もアニメも超おもしろい。フブキも超好きです。

サイタマ 「な、何でピンポンならさないの…ていうかこの姉妹本当何で勝手に入ってくんの…」

フブキ 「あ…えと」

フブキ 「そ、そうよね!確かにフブキ組の部下とはいえ勝手に入るのは失礼よね!」

サイタマ 「そ、そうだぞ。ちゃんとピンポンならせよな。後いい加減俺を勝手に組に入れてる設定で話するのやめて、アハハハ…」

フブキ 「ごめんなさいサイタマ。前者の方は今後気をつけるわ」

サイタマ 「分かって頂けてなにより…いや分かってねーけど…」

フブキ 「それでねサイタマ」

サイタマ 「あ、はい」

フブキ 「1つお願いがあるの」

サイタマ 「な、何…?」

フブキ 「私、わりと本気で怒っていいかしら」ニコッ

ゴゴゴゴゴ…!

サイタマ 「ちょ!ちょちょちょちょっと待って!」

フブキ 「何かしら?私の力であなたを倒すことは無理だろうけど、あなたの部屋をめちゃくちゃにするぐらいわけは無いわよ?」ニコニコ

サイタマ 「た、頼む!それだけはやめてマジで!こいつが起きちまうだろ!」

フブキ 「あら?お姉ちゃんが起きて何かマズいことでもあるのかしら?イタズラの続きができないから?意外だったわ。サイタマにロリコンの性癖があったなんて」

サイタマ 「た、確かにイタズラはしようとしてたがお前が考えてるようなイタズラでは断じてない!ていうかロリコンってなんだよ!こいつこう見えても28なんだろ!ジェノスから聞いたぞ!」

フブキ 「ふーん……合法ならOKて言うのね。ますますクズいわねあなた」ゴゴゴゴゴ

サイタマ 「だからぁ!……あぁもう本当メンドクセー!もういい加減こいつ起きるから場所変えるぞ!来い!」ガシ

フブキ 「あ、ちょっと!急に手を引っ張らないでよ!痛いじゃない!」

タツマキ 「zzz」

ゴゴゴゴゴ…!

サイタマ 「ちょ!ちょちょちょちょっと待って!」

フブキ 「何かしら?私の力であなたを倒すことは無理だろうけど、あなたの部屋をめちゃくちゃにするぐらいわけは無いわよ?」ニコニコ

サイタマ 「た、頼む!それだけはやめてマジで!こいつが起きちまうだろ!」

フブキ 「あら?お姉ちゃんが起きて何かマズいことでもあるのかしら?イタズラの続きができないから?意外だったわ。サイタマにロリコンの性癖があったなんて」

サイタマ 「た、確かにイタズラはしようとしてたがお前が考えてるようなイタズラでは断じてない!ていうかロリコンってなんだよ!こいつこう見えても28なんだろ!ジェノスから聞いたぞ!」

フブキ 「ふーん……合法ならOKて言うのね。ますますクズいわねあなた」ゴゴゴゴゴ

サイタマ 「だからぁ!……あぁもう本当メンドクセー!もういい加減こいつ起きるから場所変えるぞ!来い!」ガシ

フブキ 「あ、ちょっと!急に手を引っ張らないでよ!痛いじゃない!」

タツマキ 「zzz」

ダブったごめん。
多分今日はここまで

ごめん。ガイルとか知らないから分からんし百合豚って分からんし何で荒れてんのか分からんし(解答はいらないよ)。

まぁでもこれだけは言っておくぞ。俺のこの駄ssのヒロインはタツマキだから。
じゃあ投下します。

サイタマ 「カクカクシカジカと言うわけだ」

フブキ 「ハムハムウマウマと言うわけね。ハァ…それならそうと早く言ってくれれば良かったのに」

サイタマ 「言おうと思ったらお前がマジ切れしてそれどころじゃなかっただろ。あのままだったら確実にあいつ起きちまっただろうし」

フブキ 「ふぅ…」

フブキ 「…そうね。寝ている自分の姉に悪趣味なTシャツ着たスキンヘッドがニヤニヤしながら何かしようとしているのを目撃してしまったら、いくらこの私でも驚きを隠すなんて到底無理だわ」

サイタマ 「ムググ……!そ、そりゃ悪いのは俺なんだろうけどよ…」

フブキ 「あーでもこのことをもしあなたを慕う鬼サイボーグやシルバーファングが知ったらどうなるのかしらねぇ?」ニヤ

サイタマ 「え゙」

ジェノス 『先生……いや、俺は先生が例えロリコン、もといペドフィリアであっても間違いさえ起こさなければ俺はついていきますよ!』

バング 『…あまり人の性癖にとやかくは言わんが間違いだけは起こしなさんなよ。ほら、今そういうの許されん世の中じゃからのぅ…』

サイタマ (あぁ……メンドクセー…。説明してもおそらく変態認定はされちまう…。寝てる女子にイタズラしてたのは確実だし…)

サイタマ 「な、なぁフブキさん?お願いがあるんですけど…」

フブキ 「何かしらロリコンまがいのヒーローさん?」ニヤニヤ

サイタマ (こ、こいつ絶対楽しんでやがる…。性格悪すぎだろ!) 

サイタマ 「さ、さっき見たことは忘れてくんね!?実際やったのはホッペタツンツンだけでやましいことは何もしてないし思ってもないし」

フブキ 「あ~らどうしようかしら?まだB級ヒーローのこの私にA級ヒーロー様からお願いだなんて。どうしようかしら~?」

サイタマ 「な、頼む!この通りだ!」パンッ!

フブキ 「え~でも何というか私達あなたの言う『知り合い』なんだし、『知り合い』にあんまりお願いとかされてもね~」

サイタマ (こいつマジで性格悪いな!!) ビキビキ

サイタマ 「じゃあどうしろってんだよ!?」

フブキ 「あ、でも『知り合い』じゃなくて『仲間』ならお願いとか聞いてあげるんじゃないかしら~?ねーサイタマ?」

サイタマ (そ、そうきますか…。何かそんな気がしないでもなかったけどよ…。でも本気で嫌だぞ…フブキ組の一員になるだなんて…) 

フブキ 「あら、こんなところに偶然にもフブキ組の入会申請書が」

サイタマ 「うぐ!?」

フブキ 「さぁどうするサイタマ?私の組に入る?それともロリコンハゲマントとして再デビューするのかしら?」

サイタマ 「アワワワワ!」ガクブルガクブル

フブキ 「さぁ……選びなさい!」

サイタマ 「ヒエエッ!」

フブキ 「なんてね。嘘よ」

サイタマ 「へ?」

フブキ 「フフフフフ!ごめんなさい。あなたがあんまりにも慌てるからついイジワルしたくなっちゃって!」

サイタマ 「な、何?」

フブキ 「だから、忘れてあげるって言ってるのよ。お姉ちゃんにイタズラしてた件はね」   
サイタマ 「…本当に?」

フブキ 「本当よ」

サイタマ 「誰にも言わない?」

フブキ 「約束するわ」

サイタマ 「フブキ組に入らなくてもいい?」

フブキ 「そ、そうよ。そこまで嫌がられると流石に凹むわね…」

サイタマ 「良かったー。何だよ、じゃあ初めからそう言えよー。お前本当性格悪いなー。もう少しでその申請書マジ殴りしてたとこだったぜ」ホッ

フブキ (あれ?もしかして私死ぬとこだったかしら?………まぁいいか)

フブキ 「昔から言われてるからもう慣れたわ。あの姉にしてこの妹ありってね」

サイタマ 「本当それだ」

フブキ 「でも…フフフ…あなたあんなに慌てて…!」アハハハハ!

サイタマ「何だよ。そんなにおかしかったか?」

フブキ 「おかしいというか意外だったわ。あなたにもあんな風に慌てることができるのね」

サイタマ 「は?何だその言い方。俺も人間だぞ?慌てることだってあるわ」

フブキ 「…そうよね。あなたも人間。私も人間。そしてお姉ちゃんも……」

サイタマ 「?」

フブキ 「サイタマ」

サイタマ 「ん?」

フブキ 「本当にありがとう」ペコッ

サイタマ 「な、何だよ急に…気持ちわりぃ」

フブキ 「今回の件はあなたがいなかったら確実に私は姉に押しつぶされていたわ。肉体的にも精神的にもね。フブキ組もみんなやられて無くなってたと思うし。今日来たのはそのことに対してちゃんとお礼が言いたかったの。もう一度言うわ。ありがとうサイタマ」

サイタマ 「……おぅ。別に気にすんなって。俺が勝手に首突っ込んだんだし。ま、でもそこまで言うなら礼は受け取っておくわ」

フブキ 「うん、そうして頂戴。私、お礼は言われても言うのは珍しいのよ?貴重なんだから私が頭下げるのは」

サイタマ 「ハハハ。違いねぇな」

フブキ 「フフフ」

サイタマ 「フブキ」

フブキ 「何?」

サイタマ 「一皮向けたんじゃねーのお前」

フブキ 「えっ」ドクンッ

サイタマ 「良い面してるぜ今のお前」

フブキ 「あ、え、そ、そう?」

サイタマ 「今のお前ならあいつに今後嫌がらせされてもなんとかやってけるんじゃねーの」

フブキ ホロ…

サイタマ 「ん!?」

フブキ 「あれ…涙?」

サイタマ 「ど、どうした!?急にお腹痛くなったか!?」

フブキ (何で私泣いてるの?え?やだなにこれ、全然止まらない…)ゴシゴシ

サイタマ 「大丈夫かフブキ?」

フブキ 「あ」

フブキ (分かった…。私、サイタマに認められて、誉められてめちゃくちゃ嬉しいんだ。どうしよう…死ぬほど嬉しい)

フブキ 「あ!えと!だ、大丈夫!目にカナブンが止まっただけだから!」

サイタマ 「か、カナブン!?それ結構大変じゃねーか!見せてみろ!」

フブキ 「だ、大丈夫だからちょっと離れて!」

サイタマ 「ていうかカナブンて嘘だろ!そんなもん飛んでたら気付くわ!目に何かあったんだろ、ちょっと見せて見ろって!」ガシ

フブキ 「あ…(目の前サイタマの顔…)」

サイタマ 「どれどれ……目は何もなってねーけど、何か顔が赤いぞお前」

フブキ 「え…えと」ヘナヘナヘナ…

サイタマ 「フブキ!?」

フブキ 「何か力が抜けちゃった……」

とりまここまで。
見てくれて感謝。

艦これ俺ガイルクロス完結しました。
pixivでは人気です。
良かったら評価してくだい。
http://touch.pixiv.net/series.php?id=719759

DESU002016年8月19日 19:16
(´・ω・`)これは愚山達が活動するだびに悪化&自滅するな…偽奉仕部…か人生の破滅部でいいじゃない?
返信する

dr2502016年8月19日 19:03
校内には葉山信者が多いから不平等評価の山ですね。ヨウザンどもの馬鹿さ加減もリミッター解除で青天井!あまりチョーシこくとお家がつぶれるよ?
八幡たちは依頼失敗の尻拭いが大変そうだ、紙オムツでも差し入れしてあげれば?
返信する

ガゼル2016年8月19日 19:02
屑山達の頭の中には蛆虫でも詰まってるんですかねぇ…?確かにサキサキが年齢偽ってたのは悪いがサキサキの事情も聞かず一方的にバイトを止めさせてアフターケアもせず解決した気になりやがってよぉ?テメェらはこれでも飲んでろ!( ・∀・)ノθ劇薬
返信する

ikkun2016年8月19日 18:52
もう八雪で良いんじゃないかな!葉山グループは地獄に落ちよう!当然陽乃さんも加わって屑山グループ崩壊させる

setuna.GNT-00002016年9月1日 18:50
> ガゼルさん
こちらケルディム、了解!狙い撃つぜ!!(。-ω・)『+』┳-━┴ ∝ ドギュ――—–…‥ ン
返信する

ガゼル2016年9月1日 18:35
> setuna.GNT-0000さん
こちらデュナメス。目標、狙い撃つぜぇ!__(⌒(_'ω')_┳━──ーーーーーーーー・
返信する

ゲーマーダイソン2016年9月1日 18:33
八幡に酷い事を言った奴を○す準備は出来てるぜ……
(;一_一)ヤレ(`・ω-)ウィッス『 』▄︻┻┳═一
返信する

setuna.GNT-00002016年9月1日 18:18
> ガゼルさん
こちら○ルディム、同じくターゲットを捕捉した。いつでもいけるぜ!(、´・ω・)▄︻┻┳═一
返信する

setuna.GNT-00002016年9月1日 18:15
> 八レイpさん
泣いてでも殴り続けます( ・ω・)っ≡つ ババババc(`・ω´・ c)っ≡つ ババババ|_↑ ∩( ゚Д゚)⊂ヽ おらっしゃあぁぁ!!! ∀`)=⊃)`Д゚);、;'.・ゴルァ!!(10コンボだドン!)
返信する

ガゼル2016年9月1日 18:11
> setuna.GNT-0000さん
こちら○ュナメス。ターゲット捕捉したぜ!__(⌒(_'ω')_┳━──
返信する

八レイp2016年9月1日 18:10
> setuna.GNT-0000さん
君がッ 泣くまで 殴るのをやめないッ!
返信する

setuna.GNT-00002016年9月1日 18:02
(現在八幡に酷い事を言った奴らを○す練習中)( ・ω・)っ≡つ ババババ c(`・ω´・ c)っ≡つ ババババ

投下

サイタマ 「お、おい。本当に大丈夫か?お前もあんとき本当は結構無理してたんじゃないのか?」

フブキ 「い、いえ大丈夫よ。あの時はあなたのおかげで別に怪我なんかしてないわ」

サイタマ 「そうか?ならいいんだけど…立てるか?」

フブキ 「ええ、ごめんなさい。へんなとこ見せたわね」

サイタマ 「ま、大丈夫ならいいんだけどよ。それよりさ、あいつのことだけどさ。このままお前が預かってくんね?」

フブキ 「嫌よ」

サイタマ 「即答かよ!何かそんな気したけどな!」 

フブキ 「そうよ。私今お姉ちゃんに会いたくないし」 

サイタマ 「……まぁそうだろうけど。でもそうなったら俺はどうしたらいいの?」

フブキ 「こんなことあなたに頼むのもおかしいのは百も承知だけど…お姉ちゃんが快復するまで看てあげてくれないかしら?」

サイタマ 「……やっぱそうなる?」

フブキ 「できれば、お願い。例えお姉ちゃんが何かしでかしても多分あなたしか止めれる人いないし」

サイタマ 「ハァ…気が重い…。お前の前で言うのもあれだけど、俺あいつ苦手だし」

フブキ 「まぁ…そうよね。お姉ちゃんあんな
性格だから他に頼める友達もいないし。ごめんなさい」

サイタマ 「ま、しゃあないだろ。首突っ込んだのは俺だしな。最後まで面倒みてやるわ」

フブキ 「ありがとうサイタマ。このお礼はいつか必ず返すから」

サイタマ 「お、おいよせよ。何か今日は調子狂うな。いきなり素直になりやがって」

フブキ 「それだけあなたに感謝してるということよ」

サイタマ 「へいへい。誉めたって何にもでねーぞ。それじゃ俺そろそろ戻るわ。あいつももしかしたらもう起きてるかもしれないし」

フブキ 「そうね。私もそろそろ戻るわ。フブキ組の鍛錬をしなきゃいけないし」

サイタマ 「おー頑張れよ。あ、そうだフブキ」

フブキ 「何?」

サイタマ 「お前も何だかんだ言ってやっぱりあいつのこと気にかけてんだな」

フブキ 「え?何で?」

サイタマ 「だってさっき俺があいつにイタズラしようとしてるの見てブチギレたじゃん。あんときのお前何か色々凄かったぞ」

フブキ 「ま、まぁね。一応お姉ちゃんだし…」

サイタマ 「いつかまた姉妹仲良くなれたらいいよな。それじゃなー」ヒラヒラ

フブキ 「あ…うん、またね…」

フブキ (あれ…何この違和感?確かに私はあの時凄く怒ったけどそれはお姉ちゃんが心配だったから?)

サイタマ 「今日飯何すっかなー…」

フブキ (違う…。じゃあ…何で?)

サイタマ 「スーパーから遠いんだよな俺の部屋ー」

フブキ (……もしかして私何か重大なミスを犯したんじゃ) 

サイタマ 「ココデマエキテクレンノカナー…」

フブキ 「サ、サイタマ!!」

サイタマ 「お、おわ!?何だよ!」

フブキ 「お、お姉ちゃんに変なことしたら絶対許さないからね!!!」

周りのヒーロー ジー

サイタマ 「へ、変なこと大声で言うな!ていうかそんなことするか!!もう行くからな!!」ダッシュ

フブキ (……はは、私…馬鹿だ)

フブキ (多分サイタマのことだからお姉ちゃんは……)

フブキ (いや、今は余計なことを考えるのは止そう。一刻も早くフブキ組は強くならなきゃ。お姉ちゃんを越えるために)

フブキ (……でも、でも今だけだからねお姉ちゃん)

フブキ 「サイタマは私のヒーローなんだから」

ここまで。
意外にフブキとの会話が長かった。
タツマキ絡ませるにはやっぱフブキ絡ませんとね。逆もまた然りだし。
てか思った以上に長くなりそうだなコレ

10スレとかww
途中で安価スレにでもするかwwww
でもエタるのだけは絶対ないこと誓うわ。
もともと書こうと思ったのはワンパンssがあまりにもエタるのが多かったから。
ま、適当に頑張ります。

安価とか心底やめろよ
タツマキじゃなくてフブキやホモジェノスで書きたいなら安価にしてもいいが
必ずそういう安価来るからな

>>101
心配しなくても安価はしないよ。冗談だ。

最終章予告

葉山「やったか?」

八幡(?)「GYAAAAAAAAAAA!!!!!!」

八幡「あぁ、俺は…好きなのか…。」

闇八幡「俺はお前だ!」

闇八幡「黒幕はお前をりようしている。」

八幡「俺、比企谷八幡は…を愛し続けます。これから先ずっと一緒にいてくれないか?」

そしてすべての交錯した世界は加速して行く

多重人格者の俺の復讐するのは間違っていない

最終章

『闇夜を切り裂き未来を手に掴む。』

次回予告(今回の担当:死に掛け神)

どうもー!駄文メーカーにして、
本作の作者、死に掛け神ですっ!
八幡が大罪のバハムートと呼ばれ由比ヶ浜ることになった理由と、空白の一ヶ月(少しも明かされてないとは言ってない。)の出来事が遂に明らかに!
そして遂に動き出す黒幕!
行け!八幡!お前はもっと強くなれる!
何故なら俺がそういう展開がすきだから!
次回!
「八幡が『大罪のバハムート』と呼ばれる理由」

見てくれると嬉しいな!

八幡「メタ発言とネタバレ止めろ!」



あとがき

葉山への復讐の第一回目が終わりました。

葉山にはまだまだ地獄を見せるので

まだまだ終わりません!
今回も読んで下さってありがとうございました!

待ってた人ごめん。
機種変とかで色々忙しかった。
では投下します。

タツマキ (………)  




ブサイク大総統 『顔面崩壊パンチぃ!』ドゴオン!

タツマキ (……)

黄金精子 『はいそこちょっと通りますよゴメンね』ガガガッ!!!

タツマキ (痛みなら……大丈夫…。小さい時に慣れてるから……)

ガロウ 『そいつぁお疲れの所悪かったな。せめて引導を渡してやる』

タツマキ (でも私の邪魔をするやつは許さない……)

サイコス 『その隙を待っていた。お返しだ。落ちろ!』

タツマキ (あんた達……絶対許さない…。消してやる)

タツマキ (全員まとめて)

タツマキ 「捻じ切ってやる!!!!!」

ソファーとかテーブルとかグニヤァァァ

サイタマ 「あ……」

タツマキ 「……え」

色々グニヤァァァ

サイタマ 「新品の家具が……テレビが…あ!?」

タツマキ 「ここは…?」

サイタマ 「キ、キングに借りたps4が……」

タツマキ 「……ま、いいか。寝よ」

サイタマ 「二度寝してんじゃねえーーー!!」

タツマキ 「うるさいわね」

サイタマ 「お前……これ見て何とも思わないの?」

タツマキ 「何よ、安っぽい家具の一つや二つでガタガタ言わないでよ。男らしくないわね」

サイタマ 「……え?ちょっと待って本気で怒っていい?そういや俺ほんの少し前にもお前に家壊されたよね?お前反省とかしないの?」ゴゴゴゴゴ

タツマキ 「う!?」

タツマキ (え、何このハゲ。もしかして本気で怒ってる?)

サイタマ 「何か言えよ……」ゴゴゴゴゴ

ビクッ!

タツマキ (この私が恐怖……?こんなやつに?)


サイタマ 「あのさ……。いい加減俺も怒るよ?こんなことばかりやられたらさ。俺なんも悪くないのに」ゴゴゴゴゴ

タツマキ 「あ、あの……」

サイタマ 「あの、じゃねえよ。こういうとき何て言うんだ?子供でも知ってるぞ?」

タツマキ 「フ、フン!わざとじゃないんだから仕方ないじゃない!ちっさい男ね!弁償すればいいんでしょ弁償すれば!」

カッチーン

サイタマ 「あ、もういいわ。お前お仕置きな」

タツマキ 「…は?」

サイタマ 「お前今まであんま他人に本気で怒られたことないだろ?いっぺん俺が本気で怒ってやるよ。だからお仕置きな」

タツマキ 「馬鹿ね。やれるもんならやってみなさいよ。あんたの攻撃なんて私には」

ビュン ガシ

タツマキ 「え」

タツマキ (見えなかった)


サイタマ 「俺の攻撃がなんだって?ていうかもう動けないだろお前」

タツマキ 「は、はぁ?そんなことあるわけ」

タツマキ (う、動けない!?)

サイタマ 「ガロウとやったときにあいつが使ってた技の応用だ。俺の右手は自由だがお前の両腕は俺の左手で押さえてるから動けない」

タツマキ (じゃあ念力で……!)ゴゴゴゴゴ

サイタマ 「あ、俺今本気だからそれ効かねーぞ」ピンピン

タツマキ 「あ、あんた本当何なのよ……?」

サイタマ 「単なるヒーローだ。そんなことより謝れよ。謝らないとお仕置きだ。いっとくが割と痛いからな多分」

タツマキ 「た、多分て何よ!変態!!離しなさいよこのエロハゲ!」

サイタマ 「よし、正義を執行する」ゴゴゴゴゴ

タツマキ 「や、止めてよ……」ガクガク

サイタマ 「ダメだ。じゃあ覚悟しろよー」


タツマキ 「い、いや…」ガクガクブルブル

サイタマ 「せーの」

タツマキ 「ご、ごめんなさい!」

サイタマ 「……」

タツマキ 「うぅ……ぐす……何で私がこんなやつに……」

サイタマ 「やっぱ何かムカつくからお仕置きしとこう」

タツマキ 「え!何でよ謝ったじゃない!」

サイタマ 「それじゃいっくぞー。歯を食いしばれよー」

タツマキ 「や、やめ!!」

サイタマ 「せーのっ」ブワアァァッ

タツマキ 「!!」


デコピンパチンッ!

タツマキ 「うっ」

サイタマ 「お仕置き終わり。これに懲りたら次からはちゃんと普通に謝れよ」

タツマキ 「」

タツマキ 「うっううぅぅぅ……」

サイタマ 「な、何だよ。泣くことないだろ。そんなに強くしてないし痛くなかっただr」

ジワーッ

サイタマ 「え……」

タツマキ 「ウウウ……!」

サイタマ 「そ、そのシーツの染みってまさか……」

タツマキ 「ウワアアアアアァァァ!!!」

とりまここまで。
ま、あれだ。タツマキにさせたかったのはこういうことだ。

投下します。短いけど

タツマキ 「ウッ…ヒック…グス…」

サイタマ 「あ、あの。何というか…その、ゴメン…」

タツマキ 「私謝ったのに…ちゃんと謝ったのに…」

サイタマ 「いや、まぁ何というか…お互い様ってことで…」

タツマキ 「私もう28なのよ…?それにS級2位で誰よりも強いのに…こんなやつの目の前で……お、おおお漏らし」

サイタマ 「あ、もう色々弁償とかいいからさ……。そのベッドも気にすんな……あはは」

タツマキ 「コ…ロ…ス……」

サイタマ 「え」

タツマキ 「あんた殺してやる!」ゴゴゴゴゴ!!!

サイタマ 「またこのパターンか!?」

タツマキ 「あんたなんか……あんたなんか!!」ゴゴゴゴゴ


サイタマ 「あ、でも」

タツマキ 「うっ」フラ……

サイタマ 「ま、そうなるよな」

タツマキ 「じゃあ殺せ……」

サイタマ 「……は?」

タツマキ 「あんた今すぐ私を殺しなさいよ!」

サイタマ 「何でだよ……ガロウかお前は…」

タツマキ 「他人に……しかも私より年下の男に粗相を見られたのよ!もう生きていけるわけないじゃない!」

サイタマ 「考えが短絡すぎだろ」

タツマキ 「うるさい!うるさい!!何でよ!何で私があんたなんかにこんな目に!!」パカッ

タツマキ 「また傷口が」ダラダラ

サイタマ 「あ…血」


タツマキ 「クソ…畜生…畜生!……何でこんな……本当に……どうしたらいいのよ……」ダラダラダラダラ

サイタマ 「うーん……。なぁ、タツマキ」

タツマキ 「何よ……笑うなら笑えばいいじゃない……」

サイタマ 「何か色々面倒くさいからさ。お前とりあえずまだ寝とけ」シュトウパシッ!

タツマキ 「あぅ……」パタッ

サイタマ 「さて……毒を喰らわば皿までってな」

ここまで。
イチャイチャさせるかイチャコラさせるかどちらにしようか。

投下する

タツマキ 「あれ……ここは?」

サイタマ 「お、起きたか?」

タツマキ 「あんた…」

サイタマ 「具合はどうだー?」

タツマキ 「最悪…何か首痛いし」

サイタマ (そりゃ俺が気絶させたからな。漫画の真似してみただけだけど案外上手くいくもんだ)

サイタマ 「そうか。じゃああんまり無理すんなよ」

タツマキ 「……」

タツマキ (あれ…そういえば私……ってえ?)

タツマキ 「な、な、ななに、なによこれ!?」

サイタマ 「あ、それ俺のTシャツ。お前ションベンで服汚れたから着させといた」

タツマキ 「ア……ウ……ワ」

タツマキ 「!!!!!!?」スースー

サイタマ 「あ、ちなみに下半身はさすがに俺のじゃ嫌だろうから何も履かせなかったぞ。まぁ別にいいだろ。Tシャツでブカブカで下見えないし」


タツマキ 「ア……アンタ……」ウルウル

サイタマ 「頭の包帯はまだとるなよ。また傷口開くといけないし。あ、それとついでに一応身体拭いておいたからな」

タツマキ 「身体を……拭いた?」

サイタマ 「あぁ。ちゃんとウェットティッシュで拭いたからな。嫌な感じしないだろ?」

タツマキ 「も、もしかして……」ブルブルブルブル

サイタマ 「ん?」

タツマキ 「拭いたって何処を……」

サイタマ 「股に決まってんだろ。あのままだとションベンでかぶれるからな」

タツマキ 「ヒィッ!!!!?」

サイタマ 「心配するなって。確かに股と尻は拭いたけど変なことはしてないからよ」

タツマキ (もう訳分からない。今日私は何でこんなところにいて何でコイツに……。あ、もうダメ。抑えきれない。もうダメだ)ジワァ……

タツマキ 「ウ……ウウゥ…!……フェエエエーン……」

サイタマ 「ま、そりゃそうなるわな」

タツマキ 「私…ヒック…もう…エェェエン…」

サイタマ 「おーおーいいぞ。好きなだけ泣け」

タツマキ 「エグ……エグッ!ウワァアアン……」

サイタマ 「怒ってもいいぞ。好きなだけ泣いて怒れ」

タツマキ 「アアーーーー!」




30分後



タツマキ 「……グスッ……」

サイタマ 「落ち着いたか?」

タツマキ 「……」

サイタマ 「よく泣いたな」

タツマキ 「……どこよ」

サイタマ 「ん?」

タツマキ 「ここ……どこよ。さっきのあんたの部屋じゃない…」

サイタマ 「ここはZ市の郊外にあるマンションの一室だ」

タツマキ 「……何でこんなとこに」

サイタマ 「ここなら誰もいないし仮にお前が暴走しても大丈夫だと思ってさ。勝手に借りるのは申し訳ないけどここモデルルームなんだわ。まぁいいかと思ってさ」

タツマキ 「そうじゃない。何で私を連れてきたのかって聞いてんのよ」

サイタマ 「お前が完全に身体が治るまで俺が看るからだ」

タツマキ 「……は?何言ってんのアンタ」

サイタマ 「何かさ。お前が身体治してからでないと話が色々ややこしくなったからな。フブキにも相談して決めたんだ」

タツマキ 「解答になってないし意味分かんないし」

サイタマ 「ま、そういうことだから」

タツマキ 「そういうことだからじゃないわよ!アンタ脳味噌までハゲてんの!?ちゃんと答えなさいよ!何で私があんたなんかに看病してもらわないといけないのよ!!」ドンッ!

サイタマ 「じゃあはっきり言ってやる。お前面倒くさいんだよ」

タツマキ 「……は?」

サイタマ 「会ったときからムカつく言い方するし少し頭にきたら力暴走させるし。周りの人間はスゲー迷惑なんだよな」

タツマキ 「な……!?」

サイタマ 「ヒーローする前に性格何とかしろってレベルだよお前」

タツマキ 「こ、この…!」ギリギリ

サイタマ 「あーあんまり今は怒るな。せっかく包帯したのにまた傷口開くぞ」


タツマキ 「……」

サイタマ 「ションベン漏らしたことは謝るけど原因作ったのはやっぱりお前だしな」

タツマキ 「……あれは謝ったでしょ。私悪くない」

サイタマ 「家壊されたことについては何の謝罪もないぞ」

タツマキ 「クッ…」

サイタマ 「まーとにかくだ。お前が完治するまで俺が看とくからお前は好きにしたらいいさ。この街はもう誰もいないし、暴れるなり好きにしたらいい。ただしこの街からは出るなよ?逃げたら絶対捕まえてまた戻すからな」

タツマキ 「……」ギロッ

サイタマ 「身体治ってきて余裕ができたら俺にもどんどん攻撃していいぜ」

タツマキ 「そうさせてもらうわ…。アンタ絶対許さない。誰にも見せたことなかったのに……」

サイタマ 「そーそーその意気だ。その調子なら完治も早そうだな。ま、しばらくよろしくなタツマキ」

タツマキ 「……フン」

ここまで。サイタマ裏山。

そろそろサイタツキューピッドこと関節のパニックが来て引っ掻き回しそうな予感

どうして腐女子になるんだよ、頭悪くね?
いつもストーカーよろしく勝手に現れては敗北してアクセントを加えるパニックがサイタツの仲を進展させるって言ってのが分からないか?

>>159
>>161
エスパー乙。
投下するよ

サイタマ 「さてと」ヨッコラショ

タツマキ 「どこいくのよ」

サイタマ 「ん?腹減ったから何か買ってくる。もう夜の7時だしな。お前も何か喰う?」

タツマキ 「いらない。食欲ない」グゥウウゥ…

タツマキ 「」

サイタマ 「……ベタすぎるだろ」

タツマキ 「……」///

サイタマ 「まぁいいや。じゃあお前も来いよ。服だって欲しいだろ?」

タツマキ 「こんな格好でどうやって出掛けたらいいよ!?」

肉汁と書かれたTシャツに下はスッポンポン

サイタマ 「大丈夫だと思うぜ。行くのはこの近くのショッピングモールだからな。多分誰もいないだろ」

タツマキ 「でも……」

サイタマ 「ほら、グズグズするな。俺腹減ったし早く行くぞー」

タツマキ 「もうわかったわよ!行けばいいんでしょ!行けば!」

サイタマ 「そうそう。行けばいいんだよ、行けばワカルサー」

タツマキ 「死ねハゲ!」

サイタマ 「へいへい」




ショッピングモール



サイタマ 「うわー。電気ついてないショッピングモールって結構不気味だなー」

タツマキ 「そうね。もう辺りも暗いしこれじゃ何があるかわかりにくいわね」

サイタマ 「うーん、また明日にするか?」

タツマキ 「ここまで来て何言ってるのよ。馬鹿じゃないの?ちょっと待ってて」ブワァ

タツマキ (ここが電力系統ね…。だったら…)

パチンッ

ピカピカ

サイタマ 「おー!電気がついた!」

タツマキ 「フン。あたしにかかればこんなもん朝飯前よ」

サイタマ 「へー、スゲェなぁ超能力って。やるじゃんタツマキ」

タツマキ 「……ねぇあんたさぁ。さっきから気安く人の名前言ってくれてるけど何か馴れ馴れしくない?不愉快なんだけど」


サイタマ 「はぁ?」イラッ

サイタマ 「じゃあお前のこと何て読んだらいいんだよ。チビか?クソガキか?それともノーパン28才児か?」

タツマキ 「ナーンーデースッーテ!この強姦変態ボッチハゲ!!」

サイタマ 「強姦なんかするか!てかお前なんかにこれっぽっちも興奮何てしねーよ!お前だって下はハゲてんじゃねーか!」

タツマキ 「こ、この!!!!思いっ切り大声で下の話してんじゃないわよ!!」

サイタマ 「何だよ!」

タツマキ 「何よ!」

ガルルルル!!

サイタマ 「……」

タツマキ 「……」

サイタマ 「やめた。疲れるだけだし」

タツマキ 「そうね。お腹減ったし」


サイタマ 「やっぱり減ってんじゃねーか」


タツマキ 「いちいちうっさい男ね。ほらさっさと行くわよサイタマ」


サイタマ 「お、おう」






クニユロ店内



サイタマ 「おい決まったかー?」

タツマキ 「急かさないでよ!あーもう引っかかったじゃない!」

サイタマ 「早くしろよー」

タツマキ 「うるさいこの短気!」

サイタマ (どっちがだよ…)

タツマキ 「出来たわよ」シロノワンピース

サイタマ 「へー」

タツマキ 「な、何よ…」

サイタマ 「いつも黒いヒラヒラしか見てねえから白とか珍しくてな」

タツマキ 「動きやすくてサイズに合うのがこの色しかなかったのよ。あんまりジロジロ見んな」

サイタマ 「可愛いくていいんじゃねーの?」

タツマキ 「……キモ」

サイタマ 「へいへい。んでそれだけでいいのか?もう何着かいるんじゃねーの?」

タツマキ 「もう決めてあるわよ。これがそれ」

サイタマ 「じゃあタグとお金をレジに置いて」

タツマキ 「アンタ何やってんのよ!これぐらい自分で買うわよ!」

サイタマ 「お前財布ないだろ?」

タツマキ 「あ…」

サイタマ 「まぁいいって。A級になって給料も上がったし今の家家賃いらねーしな。金なんて気にすんな。じゃあ飯買いにいこーぜ」

タツマキ 「……」

サイタマ 「ん?何だよ」

タツマキ 「……あ、ありがと」

サイタマ 「え」

タツマキ 「な、何よ!何驚いてんのよ!?」

サイタマ 「いや、お前も普通に礼を言えるんだなって…」

タツマキ 「私だって礼ぐらい言うわよ!アンタ私のこと何だと思ってんのよ!?」

サイタマ 「ヒステリー妹に輪をかけた超ヒステリー女」

タツマキ 「言ってくれるじゃない……!」ゴゴゴゴゴ

サイタマ 「ワンパターンだから飽きたそれ。んじゃ今度こそ地下の食料品売り場にいくぞ」

タツマキ 「……フン!」




帰り道


サイタマ 「いやーでも良かったな。冷凍や冷蔵は全滅だと思ったんだけどまさか冷蔵のシステムがまだ起動してたとはな」

タツマキ 「……そうね。野菜や肉魚はトラウマレベルだったけど……」

サイタマ 「言うなよ……今度からちゃんと食料品は人のいるとこまで出て買うわ」

タツマキ 「それがいいわね…」

サイタマ 「何だか今お前普通に俺と会話出来てるな」

タツマキ 「もういちいち怒るのに疲れただけよ。アンタなんかに怒っても時間の無駄だし」

サイタマ 「ハハ。減らず口は減らないんだな」

タツマキ 「好きでもない相手に言われても平気でしょ」

サイタマ 「そうかぁ?俺今はお前のこと好きだぞ?」

タツマキ 「は……」///

タツマキ 「あ、アンタドサクサに紛れて何言ってんのよ!!!?」//////

サイタマ 「いや、恋愛感情はねぇぞ?思った以上に面白い奴だと思っただけだ」

タツマキ 「そ、そんなことわかってるわよ!!?何よこのハゲハゲハゲハゲハゲ!!!」

サイタマ 「ハハハ!勘違いしてやんの」

タツマキ 「くぅ~~!!」

サイタマ (……こうして見たら普通の女の子なんだよなコイツ。超能力なんてなかったらもっと良い子になれたんだろうけど)

タツマキ (あ~ムカつく!人のこといちいち馬鹿にして本当性格悪いわこのハゲ!……でもわかってる。わかってるわよ!)

タツマキ (ちょっとだけ楽しいと思ってる自分に腹が立つ!!何よ何よ何よ!!)

タツマキ 「……サイタマ!!」

サイタマ 「な、何だよ」

タツマキ 「アンタ何でそんなに私のことを!」


爆裂手裏剣!!


ドオオォォン!!!


タツマキ 「……え?」

タツマキ (背中……熱)

ドサッ……

サイタマ 「タ、タツマキ!?」

ここまで。
誰かタツマキの白のワンピ姿くれよ!!!

投下


タツマキ 「あ…う……あ…」

サイタマ 「タツマキ!!」ダッ!

ソニック 「フフ……!S級2位といえどこの程度か!戦慄のタツマキ!確かに借りは返したぞ!」

サイタマ 「!?」

サイタマ (や、火傷……こんな…ヒデー…。無防備にモロに喰らってる。肉がえぐれて…この白いのは……。……俺が…いながら…)

ソニック 「さぁ今度こそ決着をつけるぞサイタマ!更に速くなった俺の技をとくと見るが良い!」

サイタマ 「…」ギロッ

ソニック 「ウ!?」

サイタマ 「どうした…?何やってんだ。早くその技とやらを見せろよ」

ソニック (何という殺気!?う、動けん!)ガクガク

サイタマ 「ていうかお前何なの?しつこいけど面白い奴だと思って今までスルーしてきたけどさ」スタスタ

サイタマ 「何で俺狙ってんのに俺以外の人に迷惑かけんの?」スタスタ

サイタマ 「ほら充分射程距離だぞ。抜けよ」ゴゴゴゴゴ

ソニック 「……ハハ。ようやくやる気になったと言うわけだ。だが意外だったな。お前みたいな化け物がまさかあんな女をやられたぐらいで本気になるとは」

サイタマ 「あんな女?」ピクッ

ソニック 「戦慄のタツマキ。前に不覚を取ってからちょっと調べさせて貰ったぞ。随分問題だらけのヒーローだったみたいだな」

サイタマ 「……」

ソニック 「巨大な超能力を持っておきながらそれをセーブすることなく使うその姿は天災に等しいってな。だが俺にとってみればそこら辺の雑魚ヒーローと変わらん。やはりヒーローなど俺の敵ではない」

サイタマ 「言っておくがタツマキが万全ならお前勝てないぞ。あいつは強い」

ソニック 「いいや勝てるね。先ほどの用に間抜けなカップルごっこをするようではいつ寝首をかかれてもおかしくあるまい!」


プッチーン


サイタマ 「……話は終わりか?ならもうこっちからいってもいいか?もう抑えられそうにない」ゴゴゴゴゴ

ソニック 「言われなくても!!!」ダッ!!!!!!



ソニック (今回は本気の本気だ!!俺の全ての力を使う!限界を超えて音速の音速を超えてやる!!!!)

ソニック  「喰らえサイタマ!!!」

ソニック 「真究極奥義!百影葬!!」ブワアアァァァァッ!!!!!


ザシュシュシュシュシュシュ!!!!!


ソニック 「手応えあり!!やったぞ!俺は遂にサイタマを!」カタナポッキーン

ソニック 「な!!?」

サイタマ 「……」

ソニック 「な、何をしやがった!?確かに俺はお前を斬ったはずだ!?」

サイタマ 「確かにお前の攻撃全部当たったよ。俺回避も防御もしてないし」

ソニック 「そ、そんな馬鹿な……」ガクガクブルブル

サイタマ 「今度はこっちの番だな」ゴゴゴゴゴ

ソニック 「クッ!?」



サイタマ 「必殺マジギレシリーズ」



サイタマ 「マジギレパンチ」ゴオオォォォォォ!!!!!



ソニック 「ウ、ウワアアアアァァァ!!!!




グシャア……ズッゴオオオオオオオーーーーーーン!!!!!


ソニック 「ガ……アガ」ボロボロ……

サイタマ 「もう俺に近づくなよ。次は手加減なしだ」





タツマキ 「ハァ……ハァ…」

サイタマ 「タツマキ!大丈夫か!?」

タツマキ 「アンタこれが大丈夫に見えるわけ……?」

サイタマ 「クソ!タツマキ、おんぶするからな。ちょっと待ってろ」

サイタマ (確か協会本部にはヒーロー専用の治療施設があるはず。今から飛ばして一時間ぐらい……クソクソクソ!)ダッ!!!!!

タツマキ 「どこ向かってるのよ……」

サイタマ 「協会本部だ。さすがにその火傷はほっといてもなおらんだろ」

タツマキ 「私ということが不覚を取ったわ……。 やっぱりバリアは常に展開してないとダメね……ウグ…!」ズキズキ

サイタマ 「……すまん。俺のせいだ」

タツマキ 「何でアンタのせいなのよ…?」

サイタマ 「元々怪我人だったお前をこんなとこに連れてきてあげくに油断してこの様だ」

サイタマ 「マジでごめん……タツマキ」

タツマキ 「まぁそうね……確かに考えてみたらアンタのせいかもね…」

サイタマ 「……」

タツマキ 「でもいいわ……。フフ……アンタのそんな表情見れるなんてレアだと思うしそれでチャラにしてあげるわ……」

サイタマ 「……そっか」

タツマキ 「ねぇ……サイタマ」

サイタマ 「何だ?」

タツマキ 「私もうすぐ気を失うと思うから……これだけ約束してよ…」

タツマキ 「私の傍にいて……次に目が覚めるまで……」

サイタマ 「……あぁ約束する。傍にいるぞ俺」

タツマキ 「フン……ありがと」……ガクッ

サイタマ 「おいタツマキ!?」

タツマキ 「ハァ……ハァ…」

サイタマ (まだ息はある。急ぐぞ。マジ走りだ)

ダッ!!!!!


ここまで
ソニックエスパーマジで凄いな。流石同志よ。

投下します

タツマキ (……今覚醒した)

タツマキ (何だか最近気を失うことが多いわね)

タツマキ (……記憶を、状況を整理しよう)

タツマキ (……)オモイダシチュウ

タツマキ (ハァ…。最悪ね。本当に最悪)

タツマキ (体が動かないのはうつ伏せで固定されてるからね)

タツマキ (背中に強烈な違和感を感じるし)

タツマキ (口に付けられてるのは呼吸器。体中に点滴の針)

タツマキ (邪魔ね。私にはこんなもの意味ないのに)

タツマキ (とってしまおう)ブワァ



サイタマ 「タツマキ」


タツマキ 「あ……」メヲパチ

サイタマ 「やめておけって。そんなことするから傷が治るのが遅くなるんだぞ」

タツマキ 「……いたんだ変態ハゲ」

サイタマ 「ハゲはいいけど、いやよくないけどせめて変態はやめて」

タツマキ 「アンタのしたこと他人が知ったら十中八九変態と認定されるわよ」

サイタマ 「……まぁそうかも知れないけどよ。そんなことよりどうだ体の具合は?」

タツマキ 「見ての通りよ。無様過ぎて言葉もないわ。でもアンタよりは体の調子はよさそうよ」

サイタマ 「は?俺?」

タツマキ 「アンタ、寝てないわね。恐らく1週間かそれ以上。エネルギーの波がえらく乱れてるわ」

サイタマ 「スゲーなお前そんなのも分かるんだ」

タツマキ 「……フン、エスパーだもの。それぐらい分かるわ。で何日よ?」

サイタマ 「一時間前に9日めに入ったって感じか」

タツマキ 「……馬鹿じゃないの。何でそんなに無理すんのよ」

サイタマ 「まぁ…約束したしな。お前が起きたとき俺が寝てたら示しがつかないだろ」

タツマキ 「馬鹿ね……アンタなんかいたって別に回復速くなるわけじゃないのに」

サイタマ 「へいへい」

タツマキ 「でも……アリガト」

サイタマ 「…はいよ」



コンコン


サイタマ 「ん?」

フブキ 「入るわよ」ガチャ

タツマキ 「フブキ…」

サイタマ 「よう」

フブキ 「やっぱり目が覚めてたのねお姉ちゃん。偶然お見舞いに来たけど気配で分かったわ」

タツマキ 「そうね。でも少し早過ぎたかしら?アンタにこんな恰好見られたくなかったし」

フブキ 「もう何回も見てるわよ。今日で何日だと思ってるのよ」

タツマキ 「それもそうね」

フブキ 「…サイタマ」

サイタマ 「ん?」

フブキ 「悪いんだけどお姉ちゃんと二人きりにさせてくれないかしら?」

サイタマ 「あぁ、まぁいいけど」

フブキ 「というかあなた寝なさい。もうお姉ちゃんは起きたんだから約束は果たしたでしょ」

サイタマ 「ま、そうだな。それじゃちょっと寝させてもらうわ。じゃあなタツマキ」

タツマキ 「フン…またね」

サイタマ 「何かあったら呼べよ?また来るからな。じゃあなフブキも」ガチャ

フブキ 「ええ、またね」



シーン……



タツマキ 「……で何よ?」

フブキ 「お姉ちゃん。随分仲良くなったのねサイタマと」

タツマキ 「はぁ?別に仲良くなんかなってないわよ」

フブキ 「あ、そう。でも向こうはそうは思ってないんじゃないかしら?」

タツマキ 「そんなの私が知るわけないじゃない」

フブキ 「まぁそうよね。じゃあ私の勘違いってことね。サイタマってそういうの興味なさそうだし。ましてやお姉ちゃんが相手なら尚更だしね」

タツマキ 「……なんなのアンタさっきから」

フブキ 「なんなのって分かってるんでしょ?天下無敵のS級2位の天才エスパーさんなら」

タツマキ 「……」

フブキ 「私ね、あのお姉ちゃんがまた大怪我したって聞いたとき凄い驚いたのよ」

タツマキ 「私が無様って言いたいのかしら?」

フブキ 「全く違うわ。私が驚いたのは怪我したお姉ちゃんを連れてきたサイタマのあわてぶりよ」

タツマキ 「……」

フブキ 「協会本部全体に響き渡るぐらいの大きな声で叫んだらしいわ。今すぐ1番いい医者を呼べってね。その時の彼は凄い鬼気迫る表情だったらしいわ」

タツマキ 「それがどうしたって言うのよ。大体私がこんな目にあったのも元はといえばあのハゲのせいだし」

フブキ 「次に彼のことハゲって言ったらこの場でねじ曲げるわよ?」ブワァ

タツマキ 「は…?」ギロッ

フブキ 「ねぇお姉ちゃん。私達には読心能力は無いけれど相手のオーラの形や色で何となくは感情を読み取れる。ねぇ今私のオーラはどんな感じ?」

タツマキ 「真っ赤で…炎のようね」

フブキ 「あんな…あんなサイタマ見たことない。さっきも、何かあったら呼べって…」ワナワナワナ

タツマキ 「フブキ…アンタ」


フブキ 「ねぇお姉ちゃん」

タツマキ 「何よ」

フブキ 「まさか本当にサイタマのこと好きになったとか無いわよね?」

タツマキ 「……あるわけないじゃないそんなこと」

フブキ 「本当に?」

タツマキ 「本……当よ」

フブキ 「乱れてるわよ、オーラ」

タツマキ 「う、うるさい!もう出てってよ!」

フブキ 「イヤよ。お姉ちゃんの本当の気持ち聞くまでは」

タツマキ 「好きとかじゃない!絶対違うから!あんなやつ絶対好きじゃない!だってアイツ私にあんなことやこんなこと……」

フブキ 「聞いたわよ、本人から」

タツマキ 「はぁ!!?」

フブキ 「無様にお漏らししたことも後処理してもらったこともね」

タツマキ 「な、ななななな!?あ、あのハゲ!絶対殺す!」

フブキ 「でも本当は嬉しかったのよね。そうやって自分のことかまってもらって」

タツマキ 「はぁ!??アンタ本当にいい加減にしなさいよ!!」ブワァァ!!

コウソクグトカテンテキトカイロイロブチブチ!!

タツマキ 「それ以上言ったら力尽くで!」

フブキ 「いい加減にするのはお姉ちゃんよ!!」

タツマキ 「何ですって!!」

フブキ 「小さい頃から私の大切なものを散々奪っておいて今更自分だけ幸せになるなんて許せない!」


タツマキ 「は、はぁ!?アンタ何言ってるのよ!/// だから私はあいつのことなんか!」

フブキ 「照れてるんじゃ無いわよ!」

タツマキ 「!」

フブキ 「……分かるのよ。だってさっきサイタマと話してた時のお姉ちゃんのオーラ…。前に公園で会話してた恋人のオーラにそっくりだった…」

タツマキ 「は……?」

フブキ 「お姉ちゃんは、多かれ少なかれもうサイタマに恋をしてるの。そうオーラが語ってる。そう今でも」

タツマキ 「そ、そんな…そんなの……認めない。認められる訳……」

フブキ 「じゃあもうサイタマから離れて」

タツマキ 「え?」

フブキ 「不愉快なの。恋してるお姉ちゃんを見るのもお姉ちゃんに優しくしてるサイタマを見るのも」

タツマキ 「そ、それは…」

フブキ 「出来ないの?出来るわよね?だって今まで他人と関わるのを散々否定してきたんだから。今ここで約束して。もう金輪際サイタマに近づかないって」

タツマキ 「……何でアンタにそんなこと」

フブキ 「私のものはたくさん奪ってきたのに?」

タツマキ 「う……」


フブキ 「断れないわよね?だってアナタは私の偉大なお姉ちゃんなんだもの。何でもできるスーパーエスパーなんだもの。今までそうやって生きてきたんだからこれからもそうよね?」

タツマキ 「……」

フブキ 「何でもできるお姉ちゃんにはサイタマは不必要よ。私は違うけどね。私はアナタほど出来はよくないし」

タツマキ 「…」

フブキ 「お姉ちゃんにはヒーローは不要よ。サイタマは私のヒーローなの」

タツマキ 「…」

フブキ 「……決まりね。話したいことはそれだけよ」

フブキ 「あ、安心して。サイタマには私から伝えておくから。そうね、人の体を弄んだ変態には二度と会いたくないとでも言っておくわ」

フブキ 「じゃあねお姉ちゃん。邪魔して悪かったわね。ゆっくり体治してね」スタスタ


タツマキ 「……」


サイタマ 『人間関係を軽く見過ぎだぜ』


タツマキ 「あ…」


サイタマ 『これがフブキの……ただの知り合いの力だ。おぼえとけよクソガキ』


タツマキ 「人間関係……」


サイタマ 『人を助けることで人と繋がりたかったんじゃないか?』


タツマキ (そうね…図星……ね)


サイタマ 『そうかぁ?俺今はお前のこと好きだぞ?』


タツマキ (そっか、嬉しかったんだ私)


タツマキ 「ウ……ウゥ」

フブキ 「……泣いてるの?お姉ちゃん」

タツマキ 「イヤ……イヤ…」

フブキ 「何が……?」

タツマキ 「サイタマと……離れたくない……ウゥ……」

タツマキ 「好きとか……わからない…だけど……離れたくない…」

タツマキ 「イヤだ……!」ポロポロ

フブキ 「そう…それがお姉ちゃんの本心なのね」

タツマキ 「笑うなら笑いなさいよ。28にもなって妹の前で泣くし…。でも…」

タツマキ 「サイタマとは離れないから」

フブキ 「それが本心?」

タツマキ 「そうよ。アンタに言われて気付いたわ。あまり言いたくないけどありがとう」

フブキ 「好きかどうかはわからないけど離れたくない、と」

タツマキ 「理不尽なのは承知よ。でもこれが私の本心」

フブキ 「フフフ…。お姉ちゃん私達ってやっぱり姉妹ね」

タツマキ 「何よ、それ」

フブキ 「正直言うと私もね、サイタマのこと好きとかどうかまだ分からないの」

タツマキ 「…そうなの?」

フブキ 「ただ憧れてるのは間違いないわ。あの人異常だもの。多分お姉ちゃんでも勝てないんじゃないかしら?」

タツマキ 「そうかもね。私まだ本気出してないけど」

フブキ 「もう、負けず嫌いなんだから」

タツマキ 「そっちもね」

フブキ 「そうよ。だから嫌なのよ私のヒーローに男はともかく私以外の女が近づくのはね」

タツマキ 「全く同意見ね」

フブキ 「お姉ちゃん……絶対負けないから」ギロッ

タツマキ 「受けて立つわ」バチバチ

フブキ 「じゃあまた」ガチャ

タツマキ (認めちゃった……この私がね。これでもう後には引き返せないわね)ゴシゴシ

タツマキ (まぁアイツには見られるとこ見られてるしね)

タツマキ 「覚悟しなさいよ、サイタマ」


ここまで。
あめばっかしんど

エタってないよ。投下します


1ヶ月後


荒野



タツマキ 「いた」

サイタマ 「お」


フワフワ スタッ


サイタマ 「久し振りだなタツマキ」

タツマキ 「久し振りねサイタマ」

サイタマ 「で、色々聞きたいことあるんだけど。まずは、こんなところに呼び出して何の用だ?」

タツマキ 「そうね……思った通りこの辺りなら大丈夫そうだわ」

サイタマ 「ちゃんと答えろよ。1ヶ月もシカトしやがって。こっちはあれから結構心配したんだぞ?何で急に面会謝絶なんてしたんだよ。しかも俺だけ」

タツマキ 「色々整理してたのよ、色々ね。結構面倒くさかったけど」

サイタマ 「は?怪我治してたんじゃなかったのかよ」

タツマキ 「医者からは全治半年とか言われてたけど私が本気出せばあんな傷1週間もあれば治るわ」

サイタマ 「だったらそう言えよ…」

タツマキ 「何よ、アンタ本当に心底私のこと心配してたの?私のこと本当に好きなんじゃないの?」

サイタマ 「だからそれは無いって何度言えば」

タツマキ 「それもそうね」

サイタマ 「まぁさ、心配というか、元はといえば俺のせいもあるわけだしな、お前が怪我したのって」

タツマキ 「ハァ、それはもういいって言ったでしょ」

サイタマ 「まぁそれでもさ。一言いわせてくれ。退院おめでとう」

タツマキ 「……そろそろ本題に入ろうかしらね」

サイタマ 「そだそだ、脱線したな。んで何だよこんなとこに呼び出して。しかもヒーローの格好で来いとかさ」


タツマキ 「サイタマ。アンタ私と勝負しなさい」

サイタマ 「勝負?」

タツマキ 「そうよ。それも本気でね。手加減無しよ」

サイタマ 「何で?」

タツマキ 「アンタ言ったじゃない。怪我が治ればまた相手するって」



サイタマ 「相手はしてやるけど勝負なんかしたくないぞ俺」

タツマキ 「どうしてよ」

サイタマ 「いや、俺お前のこと殴りたくなんかないし」

タツマキ 「私は本気でいくのよ?あの時みたいに一切反撃しないつもり?」

サイタマ 「しねーよ。元はといえば俺が勝手に首突っ込んだんだ。殴ってどーすんだよ」



タツマキ 「じゃあこうしましょ。サイタマ、アンタは1回でも私に触れることができたらアンタの勝ち」

サイタマ 「お、なるほど。でもいいのかそんなんで俺の勝ちでさ」

タツマキ 「構わないわ。実際エスパーにとって相手に直に触れられるなんて負けを認めたことと一緒だわ。その前に勝負つけないといけないから」

サイタマ 「なるほどな。よし分かった。んじゃいつ始める?」

タツマキ 「もう始まってるわ」ニヤ



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!



サイタマ 「お」

タツマキ 「前のようにダラダラするつもりはないわ。最初から全力でいくわよ!!」

タツマキ 「ハアアアアァァァァッ!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴビリビリビリビリ!!!!!


サイタマ 「スゲーな。前に比べると今の方が格段力が上だ。やっぱりあの時お前調子悪かったんだな」

タツマキ 「言ったでしょ?本気だしたら5秒で勝てるって」

サイタマ 「おぅ楽しみだ。早く来い」ワクワク

タツマキ 「馬鹿にして!!いくわよ!!」

タツマキ 「捻じ切れろ!!!」


ビキビキビキビキヒギッ!!!!


サイタマ 「お、またこれか?」ビリビリビリビリ

タツマキ (この男に小細工は通用しない。打撃、斬?、爆発、摩擦、そんなもんじゃ全然ダメ。だから直接念動力で捻る!)


タツマキ 「グギギギ……!」

サイタマ 「お?お、おおお!」ギリギリギリギリ

タツマキ 「フヌヌヌヌヌ!!………ぷはぁっ!」

サイタマ 「ん?体が楽になった」

タツマキ 「ア、アンタ…本当一体何だってのよ……。本当に人間?」ゼーハーゼーハー

サイタマ 「最近良く言われるが間違いなく人間だぞ。でもこの間より凄かったな。こりゃ明日は筋肉痛だな」コキコキ

タツマキ 「……フン。全く嬉しくないわ」

サイタマ 「んでどうする?もう終わりか?終わりならタッチするけど」

タツマキ 「なめてんじゃないわよ。アタシを誰だと思ってんの?」

サイタマ 「だよな。まだ切り札あるんだろ?そんな面してるしな」


タツマキ 「切り札……そうね。切り札といえば切り札かも」

サイタマ 「ヨッシャ。そしたらいっちょ来いよ」

タツマキ 「じゃあいくわ」



タツマキ 「ハァッ!!」ブワア!!

サイタマ 「ん?」



バキバキバキバキバキ!!



サイタマ (これはフブキの地獄嵐。この期に及んで何でこんなもん)バキバキバキバキバキ




サイタマ (地獄嵐がやんだ。ん?あれ?タツマキは……)



ギュッ



サイタマ 「い゙!?」



サイタマ 「い、いつの間に俺の胸に!てか何で抱きついてんだよ!?」

タツマキ 「ねぇ、サイタマ」



タツマキ 「私のこと……」ギュッ





ビキビキビキビキヒギ!!!!!

サイタマ 「あが!?」


タツマキ 「フフフ……直は強いのよ直はね。さすがのサイタマも私が直接触れてMAXに念動力を流したらただではすまないはずよ」

サイタマ 「ウ、ウググググ!?」ビキビキビキビキビギバキボキ

タツマキ 「どうかしら?参ったって言ったら解除してあげてもいいわよ!」ニヤニヤ

サイタマ 「ま、参ったって言ったら……どうなるんだ……?」

タツマキ 「今までアンタから受けた屈辱のことを考慮して……そうね!い、一生私の下僕に、な、なってもらうわ!/////」ギュウ

タツマキ 「さぁ早く負けを認めなさいよ!早くしないと本当に捻じ切れるわよ!」

サイタマ 「……そいつはゴメンだな」

タツマキ 「だったら!」

サイタマ 「いいや、ゴメンって言ったのはお前の下僕になることだぞ」

タツマキ 「は?」

サイタマ 「フンッ!!」パアン!!





タツマキ 「嘘」

サイタマ 「だからさぁ。まぁ確かに出力上がって威力もあがったけど、原理は一緒なんだからそれで抜けられないことないだろ。10㎏が15㎏になったって対してかわらないってば」

タツマキ 「そ、そんな無茶苦茶な理屈通るのアンタだけなんだから!!!もう本当になに!?アンタどうしたら負けるのよ!!」

サイタマ 「つい最近おんなじこと言われたような気が……。まぁいいか。ほんじゃ、ハイ」タッチ

タツマキ 「あ…」

サイタマ 「俺の勝ちだな」


タツマキ 「う」



サイタマ 「あのさぁ1つ聞いて良いか?」

タツマキ 「……何よ」





サイタマ 「お前、俺のこと好きなの?」

タツマキ 「」



タツマキ 「な、ななになやぬぬななにいってのよ!」

サイタマ 「お前が何言ってんだ……」

タツマキ 「ア、アンタなんか……ア、アンタなんか!!!」

サイタマ 「久し振りに会ったのになんか思わせ振りだし、さっきも俺に抱きついたときなんか言いたがってたし。てか自分で言うのも何だけどその態度が……」

タツマキ 「だ、黙れこの自惚れハゲ!アンタなんかこれっぽっちも好きじゃないし!!!


サイタマ 「んでいつから好きになったの?」

タツマキ 「だーかーらアンタなんか!!!


サイタマ 「まぁお前とは色々あったし……ソニックあたりくらいかな…」ウーン



タツマキ 「人の話を聞けえええぇぇぇ!!!」バリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!!!!



ズドオォォォーン!!



十分後



タツマキ 「ゼェーハァーゼェーハァーゼェーハァー……」

サイタマ 「お、落ち着いた?」

タツマキ 「ハァ……ハァ……ハァ」

サイタマ 「おー、またスゲー火山ができたな。マグマ噴き出まくってるよ。お前あれ後で直しとけよ」

タツマキ 「……うっさい。アンタのせいなんだから」

サイタマ 「まぁそうかもしれねーけどよ」

タツマキ 「さっきの……」

サイタマ 「ん?」

タツマキ 「だからさっきの話!!」

サイタマ 「あぁ、そんで?」

タツマキ 「もしも……もしもよ?万が一てか兆の一の話だけど」


タツマキ 「え、えと、か、仮に私がアンタのこと好きで……ア、アンタに……その………こ、告白したとして……」シドロモドロ

タツマキ 「ア、アンタはどう思うのよ」//////

サイタマ 「ウーン、はっきりとはわからんが多分嬉しいんじゃねえの?」


タツマキ 「え!?」


サイタマ 「だってそうだろ。自分は対して嫌な奴だと思ってないのにそいつから嫌われてたらなんか嫌だろ?だからそいつから好かれることになったらなんか嬉しいんじゃね?」


タツマキ 「じゃ、じゃあさ……それを踏まえて」

タツマキ 「アンタは私のこと……どう思ってるのよ?」

サイタマ 「ウーン……」







サイタマ 「別に」







タツマキ 「は?」

タツマキ 「そ、それってどういう意味よ?」

サイタマ 「いや、まぁ好きでも嫌いでもない、かな」





タツマキ 「サイタマ」

サイタマ 「ん?」





タツマキ 「ワタシナイテモイイ?」

ここまで。そろそろ終わるかも

放置してすいません。ま、色々あってですなとりま投下

サイタマ 「……」

タツマキ 「……」




タツマキ 「アンタ……本当に私のこと何とも思ってないの?」

サイタマ 「いや、まぁ、うん、友達ぐらいにはなったんじゃねーの?多分」

タツマキ 「多分?多分って何よ!!こっちはどれだけアンタのことで……!!」

サイタマ 「はぁ……やっぱ俺のこと好きなんだな」


タツマキ 「グッ!?」カアアアッッ

タツマキ 「クソ!このハゲハゲバカバカ死ね死ね!!!」

タツマキ 「何で!!何でアンタなんかを……!!」ウルウル





サイタマ 「うん、だからやめとけ」

タツマキ 「!?」



サイタマ 「正直何が原因で俺のこと好きになったのか知らねーけど俺のこと好きになったって時間の無駄だぞ」

タツマキ 「…何よそれ」

サイタマ 「そういうのに興味がないっていうかさ、まぁそんな感じ。察してくれ」


タツマキ 「え……アンタもしかしてソッチ系なの?」

サイタマ 「ホモじゃねーよ!嫌だろスキンヘッドのホモヒーローとか!」

タツマキ 「じゃあ何でよ!興味ないって何よ!」

サイタマ 「興味ないものはないんだよ。悪いな」



タツマキ 「……誰か好きな人でもいるの?」

サイタマ 「いねーよ」

タツマキ 「本当はフブキが好きなんじゃないの」

サイタマ 「何でフブキがそこで出てくるんだよ。関係ないだろ」

タツマキ 「アンタあの子のこと随分親身に助けてたじゃない、私の邪魔をして」

サイタマ 「……目の前で困ってたから助けただけだ」

タツマキ 「アンタの目の前の私も今困ってるんだけど」

サイタマ 「そんなの屁理屈だろ」

タツマキ 「うっさい!!!」


ギュウッ!!


サイタマ 「お、おい」

タツマキ 「決めた。もう私決めたから」

サイタマ 「な、何が?」

タツマキ 「アンタを私のモノにする。誰にも渡さないし誰も近づけないようにする」

サイタマ 「ハァ!?いや、何だよそれ!意味わかんねーし!」

タツマキ 「何よ!!もう決めたの!アンタに拒否権なんか無いんだから!」ギュウウウゥゥ!!

サイタマ 「イテーよ!てかお前ちょっと離れろ!」

タツマキ 「イヤ!絶対イヤ!!」

サイタマ 「大体お前そんなこと本気で思ってるのか!?そんなの無理に決まってんだろ!」

タツマキ 「わかってるわよそんなこと!!」

サイタマ 「何?」

タツマキ 「アンタは誰のモノにもできないし馬鹿みたいに強いから拘束だってできない!どんなことしたって私のモノにはならない絶対!!!!」

タツマキ 「そんなことわかってる!!」

サイタマ 「お前さっきから言ってることメチャクチャだぞ…」

タツマキ 「だけど……でも……もう少しだけこうさせてよ……」

サイタマ 「……まぁ、いいけど」

タツマキ 「グスッ……ヒグッ……」ギュッ……




サイタマ 「落ち着いたか?」

タツマキ 「……でてよ」

サイタマ 「ん?」

タツマキ 「頭……撫でてよ」

サイタマ 「……こうか?」ナデナデ

タツマキ 「ん……そう」

サイタマ 「お前、なんか身体が熱いぞ。熱でもあんのか?」

タツマキ 「無いわよそんなの……バカ」

サイタマ 「さっきの話だけどよ」

タツマキ 「何も言わないで」

サイタマ 「……」




タツマキ 「アンタの言いたいことわかる。私が今までそうだっから。他人に興味なんかなかったもの。アンタの気持ちわかるわ」

タツマキ 「でもアンタは私と違って優しすぎたのよ。だからこんなことになったんだわ。私悪くない」

タツマキ 「アンタを……好きになったって……悪くないし……私のせいじゃない」

タツマキ 「だからアンタの意見なんて関係ないし知らない。私はアンタが好き。それだけだから」ギュッ




サイタマ 「うーん……」ポリポリ




サイタマ 「ま、それもそうか」





サイタマ 「確かにお前の言うとおりだな。人の感情なんて他人がどうこうできないし」

タツマキ 「そうね。それでアンタはどうするの?私の気持ちをあらためて聞いて」

サイタマ 「どうもしねーな」

タツマキ 「……どうも…しない?」

サイタマ 「勝手にしろってことだ。俺はもう何も言わん」 

タツマキ 「それじゃ…」

サイタマ 「あ、勘違いするなよ。別にお前と付き合うとかそんなんじゃないからな。俺からは何にもしねーから」

サイタマ (プライドの高いこいつのことだからこれで諦めてくれるだろ。……悪いなタツマキ)

タツマキ 「フーン、あっそ。じゃあ、ということは……」

タツマキ 「私からは何してもいいってことよね?」ニコニコ

サイタマ 「……え?」ソウキタカ

タツマキ 「どうなの?」

サイタマ 「えと」ドウモデキン

タツマキ 「ど・う・な・の・よ?」

サイタマ 「あ……まぁ、いいんじゃねーの。お手柔らか程度に……」

タツマキ 「わかったわ」ニッコリ

サイタマ 「!」ゾクゾク



サイタマ (え、これってなんかやばくね?なんかスゲー嫌な予感がする。やんわり断るつもりだったのに。ジェノスのときもこんな感じで断る予定が結局弟子になっちまったし……。選択肢間違えたか俺)タラタラ


タツマキ 「サイタマ」

サイタマ 「ハッ!?な、何?」

タツマキ 「…」ジーッ

サイタマ 「な、なんですかタツマキさん」

タツマキ 「あ。あんなところに鬼サイボーグとキングが」

サイタマ 「ハァ!?ど、どこだ!!」

タツマキ 「嘘よ」



チュ



サイタマ 「」

タツマキ 「サイタマは初めて?私は初めてだったけど////////」

サイタマ 「……また……面倒くさいことになった……」


サイタマ 「クソッタレエエエェェェーーーーーー!!!!」





ここまで。次がラストになるかと思います。

お待たせ杉。すんませんでした。
投下します。


翌日




サイタマ 「…何でいるの?」

タツマキ 「おはよ、サイタマ」ギュッ

サイタマ 「もう1回言うぞ。今、朝だよな、何でお前は俺の布団に入って俺に抱きついてんだ?」

タツマキ 「だってアンタのこと好きなんだもん。しょうがないでしょ」

サイタマ 「だとしても黙って入ってくんな。てか早く離れろ」

タツマキ 「アンタさぁ…。少しはドキドキとかしないの?仮にも私女なのよ?しかも年頃の」

サイタマ 「まぁその体型じゃな…」

タツマキ 「体型!?じゃあもしフブキがこんなことしたらアンタはドキドキしたってわけ!?」

サイタマ 「まぁ多少はするだろうけど…」ポリポリ

タツマキ 「グヌヌヌヌ……!」

タツマキ 「じゃあこれならどう!」 




スッポンポーン


サイタマ 「い゛!!?」

タツマキ 「フ、フフ!さ、さすがのアンタでも慌てたようね!」

サイタマ 「アホかお前は!何で急に裸になってんだ!てか何でその黒いやつの下に何も着てねーんだよ!」

タツマキ 「……た、たまたまよ」

サイタマ 「嘘つけ!どー考えても既成事実を作る気満々じゃねーか!」

タツマキ 「そ、そんなことないけど……」ホントハアルケド

サイタマ 「ああもういい!!とにかく服着ろ!このちんちくりん!」

タツマキ 「誰がちんちくりんよ!良く見たら私にだって凹凸あるんだからね!ほらほら!」ヨロヨロ

サイタマ 「足ガクガクさせながら近寄るな!お前本当はスゲー恥ずかしいんだろ!顔真っ赤じゃねーか!」

タツマキ 「ウルサイ!さっさと見ろこのハゲ!ていうかアンタこそ何狼狽えてんのよ!1回私の裸、隅から隅まで見たくせに!」

サイタマ 「あ、あれは仕方ねーだろ!わざとしゃねーし」

タツマキ 「……責任とって貰うから」

サイタマ 「はぁ?」

タツマキ 「アンタ責任とりなさいよね!責任とって私とk」

サイタマ 「断る」

タツマキ 「まだ最後まで言ってないでしょ!!!!」ゴゴゴゴゴ!!!!


サイタマ 「しまった。反射的に」

タツマキ 「もう怒った!!今すぐこの部屋ぶっ壊して裸で出て行って皆にアンタにレイプされたって言いふらしてやるから!!」

サイタマ 「そ、それはやめろ!!マジでやめろ!!俺もA級になって結構有名になってると思うからそれだけはやめてマジで!!」

タツマキ 「ウルサイ!!知るわけ無いでしょそんなこと!じゃあね!次に会うときは裁判所で会いましょ!!」ゴゴゴゴゴ!!!!!!


<ナンダナンダ!?マタセンリツノタツマキカ!!?


サイタマ 「クッ!?」

サイタマ 「お前ちょっと待てって言ってるだろ!」ガシッ!

タツマキ 「ちょっと離してよ痛いじゃない!」

サイタマ 「うるせー!いい加減ちょっと頭冷やせ!!」グイッ!

タツマキ 「うわ!」ドス



ベッドニユカドン


サイタマ 「……」

タツマキ 「……グス」

サイタマ 「何で泣いてんだよ」

タツマキ 「もうちょっと優しくしなさいよ…。私だって女なんだから……」

サイタマ 「はぁ」

タツマキ 「そりゃアンタにとって私なんて全然魅力的じゃないしムカつくクソガキだろうけど……」

タツマキ 「断るにしてももう少し優しく断りなさいよ……何なのよアンタ…」

サイタマ 「ウーン…」ポリポリ

タツマキ 「また面倒くさいと思ってる……」

タツマキ 「何でアンタなんか好きになっちゃったのよ……」





サイタマ 「あのさ、俺別にお前のこと嫌ってる訳じゃねーぞ」

タツマキ 「…知ってるわよ。でもそんなの何の慰めにもなってないし」

サイタマ 「そんなに白黒つけなきゃダメか?好きか嫌いかしか判断できないの?」

タツマキ 「そうよ。知ってるでしょ、私短気なんだから」

サイタマ 「相当な」


サイタマ 「よし分かった。んじゃお前今から俺の彼女な」

タツマキ 「そうよ。所詮私なんてアンタにとってみればただの彼女…………」




タツマキ 「エエエェェェェエエエ!!!!」



サイタマ 「大きい声出すなよ…。外まで聞こえるだろ」

タツマキ 「だ、だだ、だってアンタ今!わ、私のこと、か、かかかか、彼女って!」

サイタマ 「さっきみたいなこと毎回やられたらこっちがもたないしな。とりあえず今好きな子もいないし。いいぜ、付き合ってやる」

サイタマ (本来はこんなやつと付き合うなんてめんどくせーし考えられないけど、このままだと本当に社会的に抹殺されかねないからな-。というか考えてみればあの姉妹喧嘩に手を出したのが運のツキってやつだったかもな)



タツマキ (何でコイツこんなに偉そうなのよ!!まるで私が駄々こねてコイツが根負けしたみたいじゃない!!!ムカつく!!!!メチャクチャムカつく!!!!!)

タツマキ (でもスゴイ嬉しい!!嬉しい自分に腹が立つ!!!)



タツマキ 「ウ、アウアウ、ククク、アグアグ!///////////」

サイタマ 「…お前、スゴイ顔になってんぞ……」

タツマキ 「ほ、ほんとに、か、カノジョにし、シテクれるノ?」

サイタマ 「まぁな。だからもう無意味に暴れるなよ」

タツマキ 「う、ウン。が、ガンバル////////」

サイタマ 「よしよし、良い子だなタツマキは」ナデナデ

タツマキ 「ねぇ!!」

サイタマ 「な、なんだよ」

タツマキ 「私のこと好き?」

サイタマ 「……」

サイタマ 「まだ大して分からんけど少なくとも前みたいに、お前が誰かに怪我させられたらスゲー嫌だな。てかキレる」

サイタマ 「てかキレたな俺あのとき」

タツマキ 「サイタマ」

サイタマ 「なんだ?」

タツマキ 「キスして」

サイタマ 「…いきなりだな」

タツマキ 「ジーッ」

サイタマ 「はいはい…やればいいんだろやれば」



ンッ……


サイタマ 「……これでいいか」

タツマキ 「オールオッケーよ////////」

サイタマ 「……てか服着ろ」

タツマキ 「嫌よ!!このまま既成事実!」ギュウッ!!

サイタマ 「フザケンナ!それだけはまだしねーからな!」

タツマキ 「私もう28なのよ!いつでもいけるんだから!」

サイタマ 「俺が無理だっての!色々飛ばしすぎだお前は!」

タツマキ 「うるさいわね!!さっさと服脱げ-!」

サイタマ 「ちょ、ほんとや、やめ!」





終われ

本当ここまで支援してくれた人感謝です。
続きは……多分無理。
本来は最終的にフブキも絡めて行こうかなと思ったんですけどやめましたw

本当ありがとうございました!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年11月15日 (火) 02:02:55   ID: NqB6zIBd

(#^ω^)サイタマ裏山死

面白かった(о´∀`о)

2 :  SS好きの774さん   2016年12月08日 (木) 21:49:05   ID: TiPRLYVT

素晴らしい

3 :  SS好きの774さん   2017年09月05日 (火) 20:43:16   ID: RJRb10Py





















































































































































頑張れ

4 :  SS好きの774さん   2017年09月05日 (火) 20:47:46   ID: RJRb10Py

頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ

5 :  SS好きの774さん   2017年09月05日 (火) 20:52:28   ID: RJRb10Py

きのこのこのこげんきのこ
















きのこのこのこげんきのこ











きのこの後の高原きのこ






キノコの神の子元気な子

6 :  こ子ゲンキノコ柿   2017年09月05日 (火) 20:54:34   ID: RJRb10Py

ワンパンマンてどんなアニメなんですかあまり見たことがないのでよくわかりません誰かしら答えられる人がいたら教えてください

7 :  SS好きの774さん   2017年09月05日 (火) 20:58:24   ID: RJRb10Py

ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファックユーファックユーファックユーファックユーファックユーファックユーファックユーファックユーファックユ9ファック9ファックファッキンファッキンファッキンファックファックファックファックファックファックファックファックさせて酒酒

8 :  SS好きの774さん   2017年09月07日 (木) 19:47:21   ID: gGHgT81j

ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファック9ファックユーファックユーファックユーファックユーファックユーファックユーファックユーファックユーファックユ9ファック9ファックファッキンファッキンファッキンファックファックファックファックファックファックファックファックさせて酒酒

9 :  名無し   2019年05月24日 (金) 22:05:53   ID: qGbTFygc

6»えと…虎・鬼・竜・神ランク
虎弱め・鬼・ちょい強め竜・強め
神物凄く強めがいて
サイタマは怪獣で表すと神ですね
タツマキが竜ですね
サイタマは敵を1回のパンチ
で敵を倒すヤバイやつです
(` ・∀・)ゞ

10 :  名無し   2019年06月24日 (月) 09:33:46   ID: Y5DYVua8

サイタマみたいな力が欲しい
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