ゴルシ「お前が見合いするって送った」トレーナー「なんで?」 (31)

ルール
①遅筆。急にやめる事もある。
②所属ウマ娘は安価で決める。キャラおかしくても許せ。
③所属ウマ娘は全員親愛度11以上。
④オリジナルトレーナー出る。キモかったら去れ。
⑤イチャイチャ成分よりも病み成分の方が好き。苦手な人は去れ。
以上、無理な人はすぐに去るように。

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ゴルシ「お前が見合いするってグルチャで送った」

トレーナー「なんでよ」

ゴルシ「や、なんかそうした方がいい気がして。いつも導入がタキオンだと可哀想だろ」

トレーナー「なんの話?」

ゴルシ「それはどうでもいいんだよ。覚悟決めろって言ってんだ」

トレーナー「なんの覚悟だよ」

ゴルシ「死ぬ覚悟を?」

トレーナー「死ぬ覚悟か……」

ゴルシ「で、見合い相手はアタシな」

トレーナー「は?」

ゴルシ「まさかお見合いするって言って反応見てテッテレー、みたいな甘ったれた奴だと思ってたのか?」

トレーナー「流石にそれは……ドッキリとはいえ、生徒相手にお見合いごっこはまずいだ……」

ゴルシ「その覚悟も無い奴が踏み入れて良い領域じゃねーだろ! 戦って勝ち取れ、生を!」

トレーナー「…………ドッキリなんだよな?」

ゴルシ「おん」

トレーナー「いやまぁ、いいか。お前がそれでやる気出してくれるなら……」

ゴルシ「準備とかはこっちで済ませてっから、あとは覚悟だけ決めて来いよな!」

トレーナー「元気だねぇ……」

↓1から3、所属ウマ娘。複数でも可

ゴルシ:聞いてくれ、トレーナーの奴がお見合いをするらしい

ゴールドシップ(以下ゴルシ):マジかよ!?

マックイーン(以下マック):お見合い

キタサンブラック(以下キタサン):え?

ゴルシ:さっき聞いたばかりでよ、アタシも詳細はわからねーんだけど、スゲー美人のウマ娘らしくて……理事長からの紹介かもしんねーとは思ってる

ゴルシ:マジかよ……あんな唐変木でもお見合いしようとか考えるんだな

マック:お見合い

ゴルシ:ヘイヘイヘイ! いつまでフリーズしてんだマックイーン! お前がやらねーで誰がやる!

マック:何をですの!? というかなんで貴方のUMAIN分裂してますの!?

ゴルシ:何言ってんだこいつ?

ゴルシ:さぁ?

キタサン:ちょっと待ってください! 本当にトレーナーさんがお見合いするなら、あたし達に一言くらい言うんじゃないですか!?

ゴルシ:あいつにだって隠したいことの一つ二つはあんだろ。アタシ達はあくまでトレーナーと担当ウマ娘……だしな。それにほれ、なんかあったらいつもはすぐ既読つくのに、既読つかねーだろ。

ゴルシ:なんでそんなに冷静なんだよ! あいつと宇宙に行く約束してんだよ、アタシは!

ゴルシ:仕方ないだろ! 宇宙には来世でも行ける!

ゴルシ:宇宙は本当にあったんだ!

マック:もうずっとなんの話をしてますの!? そんな事よりトレーナーさんの事ですわ! 何としても阻止しないと……。

ゴルシ:阻止って、そんな資格アタシ達にあんのか?

キタサン:……確かに……あたし達は、ただの担当ウマ娘……

マック:あります! ただの担当ウマ娘、で片付けられるような関係ではもうありません! いくらあの人が朴念仁のウマの心人知らずでも!

ゴルシ:マックイーン……。

ゴルシ:マックちゃん……そうだよな、アタシらはもう、戻れない所まで来てるんだよな……。

マック:ちょっとあなた黙りなさい!

キタサン:そうですよ。やっぱり、おかしいです! あたし達のレースはまだこれからなのに、勝手にゴールインするなんて……ひどいです

ゴルシ:んじゃやる事は一つだろ

ゴルシ:だな。ブッ壊してやろうぜ、くだらねぇ茶番劇を!

マック:で、そのお見合いはいつから?

ゴルシ:今日このあとすぐらしいぞ

マック:え

キタサン:え

ゴルシ:このあとすぐかよ! 早く言えよ!

ゴルシ:タイミング見計らってたんだよ!

ゴルシ:早く準備しねーと間に合わねーだろ!

ゴルシ:まぁ落ち着け、こっちもこっちで色々準備してあんだ

マック:一人芝居やめてくれません?

ゴルシ:アタシはアタシだぞ

ゴルシ:アタシもアタシだぞ

ゴルシ:アタシアタシアタシアタシ

ゴルシ:そしてアタシだ

キタサン:あの……

ゴルシ:どした?

キタサン:あのあの、ええと……今ちょっとこっちで問題が

ゴルシ:おん?

キタサン:あの、私が騒いでるのを家の人に見られて、それが父さんの耳に入っちゃって

ゴルシ:oh...

ゴルシ:なんの問題があるんだ?

キタサン:なんかその、今いる人全員とどっか行っちゃって……

ゴルシ:やべぇわ

キタサン:やばいかも

ゴルシ:ガチでアタシやべぇじゃん

マック:あの

ゴルシ:え?

マック:その……こちらも、ちょっと……執事にあり得ないことを言ってしまい……

ゴルシ:は???

マック:ちょっと

ゴルシ:マックイーン? それだけ送られると不安ゲージで世紀末モード突入だぜ?

キタサン:マックイーンさん……?

マック:早くトレーナーさんを見つけないと大変な事になりますわ!!

ゴルシ:/(^o^)\

キタサン:そのお見合い会場はどこか分かりますか!?

ゴルシ:うわ

ゴルシ:ゴルシ? 返事をしろ! ゴルシ? ゴルシーー!!!

トレーナー:この度は、私の監督不行届により、皆様には多大なるご迷惑及びご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした

マック:無事で良かったですわ本当……

ゴルシ:てかあの煙幕撒き散らかしながら逃げてったあいつ誰?

トレーナー:平行世界のお前(自称)

ゴルシ:ほーん。そか

キタサン:本当にごめんなさい、トレーナーさん……

トレーナー:いや、俺とゴルシ(平行世界)が悪いから。というかこんな大事になると思ってなかった

キタサン:私がその、泣いてる所を見られちゃって……

マック:私は、ついケーキなんていらないと言ったことに驚かれまして……

ゴルシ:そりゃ天変地異の前触れだべ

マック:は?

ゴルシ:ごめん

トレーナー:まぁ俺から言わせてもらったらアレだぞ? 俺が道半ばで担当ウマ娘をほっぽり出して嫁なんて作るわけないだろ? そこは信頼関係で気づいてほしかったなー

ゴルシ:そういうとこだぞお前

トレーナー:お前らが立派なウマ娘になったあとで、適当に隠居して彼女作ろうと思ってるんだ。こんな所で俺達のレースは終わらねぇ!

ゴルシ:お前ほんと、やめとけ?

キタサン:トレーナーさん、このあと暇ですか?

マック:一緒にケーキバイキングに行きません!?

キタサン:ずるい!

トレーナー:ははは、誤解が解けて良かった良かった。ケーキバイキングでもなんでも応えてやろうじゃないの。俺は宇宙一のウマ娘トレーナーだからな

ゴルシ:お前、宇宙葬な

トレーナー:なんで???

あぶねーゴルシじゃなかったら即死してスレッド終了だった
同キャラ禁止ルールも追加で
あと今回みたいにウマ娘次第ではお見合い会場までいけなくなるので

↓1から3次のウマ娘(複数可だけどあまり多過ぎると空気になるよ)

※1前回はトレーナーと同じトーク部屋設定だったけど、今回からはトレーナーには言えない系のトークを言うようの部屋って設定

※2オリジナルトレーナーはゴルシよりヤベーやつって決まってるので注意

※3持ってないウマ娘はキャラ掴みあぐねて時間かかる傾向

ゴルシ:今ちょっと聞いたんだけどよ、トレーナーの奴お見合いするらしいぞ

ナイスネイチャ(以下ネイチャ):本当ですか?

サトノダイヤモンド(以下ダイヤ):本当ですか?

メジロアルダン(アルダン):本当ですか?

ゴルシ:圧すげぇ! いや、アタシもちゃんと聞いたわけじゃなくて小耳に挟んだだけだけどよ

ダイヤ:サトノの情報網には何も引っかかってないんですけど

ゴルシ:知らねーよ! アタシだって寝耳に水だっての!

ネイチャ:でもおかしいよ。あのトレーナーさんなら、何かあったら絶対言ってくるはずだし

ゴルシ:理事長からの紹介らしいから、急遽決まったとかなんじゃねぇのかな

ダイヤ:ちょっと容認できないので、確認してきます

アルダン:サトノさん、お待ちください。私はトレーナーさんが幸せになれるなら、見守るべきだと思います

ダイヤ:私の方が絶対にトレーナーさんを幸せにできます。

アルダン:サトノさん

ダイヤ:トレーナーさんは、私の運命なんです。あの時出会った日からずっと、共に過ごして来た今日まで。そんな人を、いきなり現れた誰かに奪われるなんて許せません

ネイチャ:……そうだよ。私だってトレーナーさんのこと、他の人に取られたくない。ダイヤさんとか、アルダンさんになら、仕方ないかなって思ってたけど、知らない人なんて嫌だ

アルダン:わたしは

ゴルシ:アタシは?

ネイチャ:幸せを見守るとか言っても、アルダンさんが今、本当は苦しんでるって分かってるよ。

アルダン:ごめんなさい

ダイヤ:私はネイチャさんにもアルダンさんにも取られたくないです。それ以外の人なんてもっと嫌

ネイチャ:とにかくトレーナーさんに話聞こ? 多分変に隠したりはしないよ。というか多分こっちの気持ちなんてなんも分からないで、「俺お見合いするんだー!」とか言ってきそうだけど、あの人

アルダン:そうですね。こっちの気も知らないで、そんな事を言う人です

ダイヤ:今こちらでトレーナーさんを探してもらってるんですけど見つからないみたいで、連絡もつかないんですが、ゴルシさんはトレーナーさんがどこにいるかは知っていますか?

ゴルシ:おう。というかもうなんならアイツ今現在進行形でお見合い中だって事が今判明した

ネイチャ:は!?

ダイヤ:どこですか?

ゴルシ:○○亭って料亭。写メも

【料亭の入り口で、超清楚系着物芦毛美人ウマ娘がニッコリと清楚に微笑んでいて、それに顔を赤らめるトレーナーの写メ】

ダイヤ:現地集合で

ネイチャ:すぐ行きます

アルダン:向かいます

トレーナー「………………」

ゴルシ「黙ってんなよ。カニうめぇぞ」

トレーナー「いや、キッツいわ。自分の担当が俺のことこんなふうに思ってくれてたなんて」

ゴルシ「アタシ的には予想外って程でもねーけどな」

トレーナー「そういうのには気をつけろって先輩から言われてたから、結構気使ってたんだけどなぁ」

ゴルシ「マジで言ってんのかお前?」

トレーナー「というか見せてよかったのかよ、これ」

ゴルシ「良くはねーだろうなー。ただこのままってのも良くはねぇしな」

トレーナー「つーかせっかくの美人を台無しにするその蟹の食い方はなんだ」

ゴルシ「あ???」

トレーナー「凄まないでもらっていいです? 私の心はガラスよ?」

ゴルシ「で?」

トレーナー「は?」

ゴルシ「誰にすんの?」

トレーナー「誰にもしないが???」

ゴルシ「全員振って人耳娘と平凡な幸せをゲットするってかよ?」

トレーナー「そもそも担当とそういうのはイカンでしょ」

ゴルシ「元トレーナーと元担当のカップルが世の中に何組いるか知ってっか?」

トレーナー「…………いやまぁ、いるよいますよいっぱい。俺の親戚も担当ウマ娘に押しきられてゴールインですよ」

ゴルシ「勘違いかもしんねぇよそりゃ。ただ近くの男の大人のヨユーにやられてるだけで、契約解消したら何ともなんなくなるかもな。でも今の気持ちはどうすんだ?」

トレーナー「……10年後、気持ちが変わってなかったらシャボンディ諸島で」

ゴルシ「ナメてんなぁオメー」

トレーナー「冷静に考えろよ。俺だぞ?」

ゴルシ「おん」

トレーナー「休日にカブトムシ取りに行ったり、子供に格ゲーで負けてガチギレするような奴だぞ?」

ゴルシ「頭おかしいんじゃねぇの」

トレーナー「お前にだけは言われたくないが? 来年花の30代ってオッサンだし、こんな変人にそんな気になる奴いないだろって油断したー……」

ゴルシ「自覚はあったんだな」

トレーナー「自覚なしにその辺の虫を焼いて食べる奴は一般的に狂人で、そんな奴はトレーナーにはなれんだろ」

ゴルシ「自分が今からイカれた事をするって自覚を持ちながら奇行に走る奴のほうが564倍イカれてると思うが」

トレーナー「…………いや、気になったら止まれねーし、やりたくなったら止まれねーし」

ゴルシ「流石アタシのトレーナーだぜ」

トレーナー「いやどうすんだよこれ……もう来ちゃうよあいつら……どんな顔して立ち向かえば良いんだよ……」

ゴルシ「全裸になって「裸になって何が悪い!」って叫びながら土下座すれば?」

トレーナー「捕まるわ。法律だけは遵守してんだよ俺は」

ゴルシ「お」ピクッ

トレーナー「来たか……」

ガラッ!

三人「トレーナーさん!!!」

トレーナー「みんな……」

ゴルシ「ハロー」

ネイチャ「………………は?」

アルダン「ご、るしさん?」

ダイヤ「…………謀りましたね?」

ゴルシ「そしてグッドバイ!」

ダイヤ「逃しません」ガッ

ゴルシ「ぐえっ」

ネイチャ「……騙したんですか?」

トレーナー「俺は悪くねぇ! 俺は悪くねぇ! ゴルシの奴が勝手にやったんだ!」

アルダン「ゴルシさんの事ですし、嘘ではないとは思いますが……」

トレーナー「本当なんだって! 俺が今回の事に関与してる事は、ゴルシにここに連れて来られて蟹を奢ったくらいで! あのチャットもこの料亭も俺は何も関与してない!」

ダイヤ「あのチャット……見たんですか!?」

トレーナー「見せられた! 見せられたんだ! 自主的ではない!」

アルダン「そんな……もう、お嫁にいけません……」

トレーナー「え? ハッハッハ、アルダンがそんな心配する必要ないだろ! 俺が嫁に貰いたいくらいだ!」

アルダン「…………」

ネイチャ「…………」

ダイヤ「…………」

トレーナー「…………こういう所か?」

ゴルシ「そういう所だ」

トレーナー「今のはあくまで一般論で! セクハラ的な意図は一切ない!」

ゴルシ「だめだこりゃ」

ネイチャ「私も、あんなの見られたらもう引き返せないよ」

ダイヤ「元々引き返す気はないですよ、私」

トレーナー「ちょっと待て、とりあえず……今はそういうのは無しだ。少なくとも現役で、トレーナーと担当ウマ娘って状態はイカン。とりあえず全員やり終えて引退して、その時にまだ気持ちが変わってなかったらまた聞いてくれ。多分俺はその頃には忘れてるから」

ネイチャ「覚えておいてよ流石に!」

トレーナー「あ! とっとと引退して、ってのは禁止な! 俺はまだまだお前らのレースを見ていたいんだ!」

ダイヤ「全員がやりきった上で引退したあとで、揃って……って事ですか?」

トレーナー「そうなる」

アルダン「……私はそれでも、いいですよ。ただ、それならこちらも条件を追加してほしいです」

トレーナー「条件?」

アルダン「GⅡ以上のレース一着でデート一回、なんてどうですか?」

ダイヤ「あり、ですね」

ネイチャ「う……一着か……いやでも、やる気は出るなぁ……」

トレーナー「ふーむ。それが起爆剤になるならありか……よし、じゃあそれ採用にしよう。GⅡ以上で放課後デート、GⅠ以上で休み一日使ってデートだ!」

ダイヤ「……なるほど……」

アルダン「……ふふふ、こんな事でこんなにやる気になるなんて、本当は駄目ですよね」

ネイチャ「あー……! もう本気で、全力で、勝ってやる!」

ゴルシ「良いのかよ、こんなんで?」

トレーナー「何でやる気出すかなんて関係ないだろ。一番早いウマ娘が勝者なんだから。俺だってたまーに休みの日に海の中で読書するが、一ヶ月はやる気絶好調だぞ」

ゴルシ「やっぱお前がトレーナーで正解だったわ。で、今ん所トレーナー杯一番人気は誰なん?」

トレーナー「なにが?」

ゴルシ「全員に告られたら誰選ぶんだって言ってんだよ!」

トレーナー「は? 選ぶとか選ばないとかないだろ。俺を求めて来てるんなら全員幸せにするが?」

ゴルシ「は???」

トレーナー「一夫多妻制とか知るか! 日本が勝手に言ってるだけだろうが! 最初に担当にした時に絶対に宇宙一最高のウマ娘になってもらえるように全力を尽くすって決めてんだ! なら俺は選ぶ立場になんてハナっからいねーんだよ!」

ゴルシ「……へへっ……そうだよな、それでこそアタシのトレーナーだ」ゾクッ



↓1から3 次のウマ娘(別世界線)

同キャラ禁止なので、マックイーンだけ変更
↓1

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