【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 (957)

ここは日本ウマ娘トレーニングセンター学園、通称トレセン学園。 トゥインクルシリーズのデビューを目指すため〈主人公〉はこのトレセン学園へとやって来た



〈主人公〉はトレセン学園に……



1 かなり優秀な成績で入学
2 地方からスカウトされた
3 なぜ入学できたか分からない
4 その他自由



とりあえず下3くらいで

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1690723750

〈主人公〉はなぜトレセン学園に入学できたのかどうかわからなかった。実力が無いことは他人が見ても明らかだった



しかし合格したからにはトレセン学園に通う権利はある。彼女なりに気合いを入れて学園へと足を踏み入れる




自由と言えば聞こえはいいが学園が管理できていないだけなのでは。そんなことを思ってしまうほど学園は個性に満ち溢れている




そんな学園の中で〈主人公〉は……




1 真面目にトレーニング
2 とりあえず学食に
3 自分の部屋に行こう
4 自由安価


下3
最初だから安価ばっかりになるね

周りのウマ娘に比べて実力で劣っていることは確実なので、一刻も早くトレーニングをしなければならない




模擬レースが行われているレース場は使えないことは見て明らかなので〈主人公〉はトレーニングが行える場所に向かう




トレーニングルームでは空いているものを自由に使えるようになっているらしく、いくつかのマシンが余っていた




全ての能力が劣っている〈主人公〉は人より多くトレーニングしなければならない。空いているマシンを渡り歩くようにトレーニングを続ける




そして……



1 クタクタになるまでトレーニング
2 トレーニング中にスタミナ切れ
3 追い込みすぎていきなり怪我
4 自由安価 


下3

「疲れた…」




〈主人公〉はトレーニングを続けるうちにトレーニングルームにある全てのマシンを試してみようという気持ちになってしまった




その結果、誰よりも最後までトレーニングを続けることになってしまい〈主人公〉は疲れ果ててしまう




オーバーワークになりかねない状況であったが彼女が頑丈なのかそれともマシンが優秀だったのか、〈主人公〉には怪我の一つもなかった




クタクタになった〈主人公〉は空腹を満たすこととシャワーを浴びることを天秤にかけた結果、カロリーの摂取が優先だと食堂に向かう

「あいてない!?」




もうとっくに食堂は閉まっているような時間であることに〈主人公〉はここで気付く




確かシャワー室や大浴場にも使用時間が決められていたと〈主人公〉は思い出す




慌てて時計を見ると使用時間のギリギリであることが確認できた。時間までにシャワー室や大浴場に入りさえすれば融通は効くだろう




走れば間に合うかどうかという所だが〈主人公〉は正確な場所を知らない上にトレーニングで疲れ果てている




彼女の選択は……




1 自分以外にも時間ギリギリでの使用者がいるはずと諦めず向かう
2 近くに誰か居ないかと探す
3 全てを諦める
4 自由安価

下3

諦めよう。もう全てを諦めてしまおう




腹を満たすことも汗を流すことも〈主人公〉は諦めて自分の部屋へと向かっていく




トレセン学園では寮生活になるので必要なものは業者により既に部屋に送られている




しかし〈主人公〉は荷物を開けるよりも先にトレーニングをしてしまったのでダンボールのままになっているだろう




同室の相手に迷惑をかけているかもしれないが一人部屋の可能性もある。まだ希望を捨てる段階ではない




寮の都合で相部屋の相手が居ないことがあるというのは事前に聞かされている。きっと自分もそうだろうと〈主人公〉は前向きに考えている





1 部屋には自分1人だった
2 相部屋の相手がブチ切れ
3 相部屋相手は居たが怒ってはいない
4 自由安価


下3
主人公の名前とかは決めるつもりです

〈主人公〉が自分の部屋に入ると同室のウマ娘の姿があった。しまったと身構えるも〈主人公〉が怒られることはなかった




それどころかこんな時間までトレーニングとは根性があると〈主人公〉は褒められた




時間も遅いので最低限の荷物だけを取り出しながら〈主人公〉は同室のウマ娘と話をする




トレセン学園には入学試験を受ける以外にも地方から中央にスカウトされてやってくるウマ娘もいる




ごく稀にウマ娘としての実力ではなく面接で入学するウマ娘もいるそうだが、殆どの場合は何か一つ「強み」がある




自分にはその強みは一つも無いのだがなぜか受かってしまった。そんな話を〈主人公〉は同室としている




そんな〈主人公〉は……




下4まで。〈主人公〉の名前とか特徴、口調とか。面白そうなのは採用

もう寝るんで下4以降でもよければ書き込んで

面白かったら採用するけど全て採用するとは限らないし、下4に入ってても全く採用しないかも
それでもよければどうぞ

同部屋相手と話していると〈主人公〉は真面目な性格であると評価された。本人にその自覚はなかったがトレーニングをひたすらに続けられるのだから真面目であるといえる




身体は小さいながらも胸と尻が大きいのはポイントが高いと〈主人公〉はまじまじと観察される




ここで〈主人公〉は相部屋相手に名前を口にされるが待ったをかける。できれば渾名で呼んでくれないかと頼み出す




トレセン学園に来る前はこの名前で呼ばれていたからと説明するが、実際は名前負けの実力であることを〈主人公〉は気にしていた




レースになればニックネームではなく本名が表示される。それでも〈主人公〉は渾名で呼んで欲しいと相手に頼んだ

モブ「お腹空いてない?」



ブルー「お腹も空いてるけどシャワー浴びれなかったのが辛い…」




モブ「朝イチで浴びるしかないね」




〈主人公〉はただの芦毛ではなく青みがかった髪の毛であり、その青が濃い為にブルーという渾名で呼ばれていた




特に左側が青の色が強くなっているのでその部分だけ伸ばしているアシンメトリーな髪型となっている




維持するのは大変な部類に入る髪だがこの渾名と髪の毛は本人も気に入っており、手入れも苦に思っていない




空腹と汗による嫌なベタつきを感じながらも今日は寝るしかないとブルーはベッドに横になる




そして翌日…




1 生徒会から呼び出し
2 食堂にて
3 寮にて
4 自由安価

朝イチでシャワーを浴びたあと早めの朝食をとるとブルーは屋外のトレーニング場に向かった




昨日は模擬レースで屋外は使われていたのでこの時間ならば空いているはずとレース場に向かう




ブルー「うわわ…凄いなトレセンって」




まだ春休みの早朝だというのに既に何人かのウマ娘がレース場に来ていた。この意識の高さは流石だとブルーはか納得する




自分の実力を考えると人の倍のトレーニングは必要。今日だけでなく毎日のように早朝トレーニングも必要になると考える




呆然としている場合ではなく自分もトレーニングをしなければとブルーはウォーミングアップを始まる




軽く身体をほぐした後、坂路に向かいトレーニングを開始する

「ちょっといいかい?」




不審者かと思い警戒しながらブルーは男性の方を見る。もし不審者でも力でねじ伏せれば問題ないがそれは最後の手段にしたい




しかし彼のバッジが視界に入り不審者の正体がトレーナーであることに気がつく




「君は新入生の……」




例によって〈主人公〉は自分のことをブルーと呼ぶように言いトレーナーはそれを快諾する




こんな時間からトレーナーも大変だろうが重賞で勝つにはトレーナーの協力も必要になってくる




誰を担当しているのかトレーナーに聞く前に彼からの質問が飛んでくる




「君はトレーナーを必要としていないかい?」



彼はまさか自分をスカウトしたいというのだろうか?



1 〈主人公〉を専属スカウト
2 自分のチームで試しに入ってみないかスカウト
3 トレーナー(不審者)は小柄な身体に大きな胸に惹かれていた
4 自由安価 



下3で

この時間からトレーニングをしようとしているウマ娘の意識が低いはずがない。しかも新入生なら尚更だとトレーナーはブルーに注目した




特徴的な名前だったので〈主人公〉のことを覚えていたが正直言ってどんな走りをするのかはトレーナーは知らない




しかし例え実力が無くとも真面目そうな彼女がチームに居て損は無いとトレーナーは考えた




ウマ娘にとってトレーナーはいれば有り難い存在に違いない。トレーニングの管理だけでなくレースへの出走届けなど面倒なこともトレーナーがやってくれる




ブルーもトレーナーの協力無しに重賞は勝てないと思っていたのでとりあえずトレーナーの申し出を受けることにした




正式にチームに参加するのではなくあくまでお試しでということもありブルーは早速トレーナーのチームに合流する

ブルーはトレーナーのチームで自己紹介をする。チームのメンバーは早朝からトレーニングを行なっていた彼女に好印象のようだった




だが実力はハッキリさせておきたいとチームの一人が言うと他のウマ娘も賛同する




まだレース場も空いているということで急遽チーム内でのレースが始まることになる




ブルー(10馬身とか離されたら洒落にならない)




実力不足を感じているブルーは無様に負けることだけは避けたいと気合いを入れる




トレーナーは新人いびりではなくブルーの実力をみる為だからと念押しし、チームの面々はレース場に立つ




ブルーの走りは…


1 実力はそこそこ
2 アホみたいに離されてビリ
3 圧勝過ぎて困惑
4 自由安価


下3

レースの結果、とりあえずはチームのメンバーは納得してくれたようだった。ブルーは走ったことのないマイルのレースではあったがそこそこの結果を出せた




トレーナーもブルーにある程度の能力があると分かり一安心。早速トレーニングといきたかったが、レースが終わった直後なのでクールダウンを優先する




休憩しながら雑談でもしようとブルーはチームの先輩達と話す。話題はやはりブルーのことが中心で質問攻めのようになってしまう




「自信も無いし実力も無いから早朝からトレーニングかぁ」




「そこまで悪くない走りをしてたよ?」




メンバーの評価は悪くなかったがブルーは今日のレースはたまたまだろうと下を向く




ブルー「地元じゃまともに勝てたことが無かったんです…」




〈主人公〉はトレセンに来る前にどんな環境だったかを話し出す

地元で最強のウマ娘がトレセン学園に来て井の中の蛙であったことを知るというのはありがちなパターンになる




しかしブルーは地元で全く勝てないまま試しにトレセン学園を受けたら合格してしまったと嘘偽りなく話す




彼女の地元のウマ娘は誰一人としてトレセン学園に通っていない。自分が合格したのは間違いではないのかと思っているとまで言う




その話を聞きメンバーはブルーの言うことは本当かもしれないと思い始める。彼女より速いウマ娘がトレセンに来ない理由がない




彼女の地元の速いウマ娘一人くらいならトレセンが気に食わないからだという理由があるかもしれない




ただブルーの話を聞く限りは最低でも三人は彼女より速いウマ娘が存在していることになる




同じく話を聞いていたトレーナーもまさかと疑問に思ってしまい、彼女に詳しく話を聞く




〈主人公〉の地元は…




1 問題児のみが集まる地域
2 〈主人公〉の適正が地元のレースでは合っていなかった
3 地元の速いウマ娘は実は海外で走っている
4 自由安価


下3

〈主人公〉の出身地を聞きトレーナーとメンバー達は固まる。そこは問題児が集まる掃き溜めとも呼ばれている場所だった




日本のスラム街とも言われたことがあるほど治安も悪い場所。今はマシになったと聞いているがそれでも噂は聞こえてくる




そんな地域のウマ娘ならトレセン学園に興味がないことも分かる。ブルーより速いウマ娘達は中央に来ることは無いだろう




ここでトレーナーやメンバー達はあることを疑問に思う。ブルーはそんな場所で育って問題は無かったのだろうか?




地元を軽蔑しているのならこうやって話すことも無いだろう。しかし彼女ほ普通に話している




更にブルーには悪い思い出も無さそうに思える。トラウマを抱えているのならこんなに淡々と話すことはないだろう




一体どうなっているのかとトレーナー達は疑問に思い更に質問を続けていく

ブルー「過去に引っ越したりはしてません」




「そうなんだね…うーん」




少しの時期だけその地域に居たのかとトレーナーは考えたが違っていた。ブルーはちゃんとその地域で小さい頃から育っていた




問題児がその地域に集まっているのは事実で間違いない。素行不良のウマ娘や学生は今でもその地域に転校させられている




メンバー達はブルーがそこでイジメられていたのではと心配になったが彼女にそんな素振りがない




そもそもあんな地域でまともにレースなんかできるのかとその部分も疑問に思い始める




〈主人公〉の過去



1 地元から引っ越さなかったので好感を持たれていた
2 他に標的がいたので〈主人公〉はスルーされてた
3 実はイジめてた側(無自覚)
4 自由安価



下3

ブルーの地元に強制的に送られる問題児達はゴミのように扱われていた。掃き溜めに捨てられるゴミだと理解していた




周りの大人達もそんな対応をしてくるので態度は悪くなる一方。そんな中でブルーだけは違った




問題児達を普通の同級生、クラスメイトととしてブルーは接していた。下手に優しくされるより問題児達はブルーに好感を持った




ここがどんな場所かを理解しているはずなのに転校すらしようとしないことも好感を持たれる原因だった




イジメが無かったとは言えないが少なくともブルーが標的になったり彼女の周りでそういったことは起こっていなかった




トレーナーはブルーがどういう生活をし、どんな学生と過ごしていたのかを理解した

トレーナーはもしブルーを正式にチームに入れるとなると苦労することになるとも理解した




今はまだ学校が始まっていないが彼女が掃き溜め出身だと分かれば周りの目は冷たくなる



それを庇ったりフォローするのがトレーナーの仕事になるが掃き溜めのイメージが強過ぎる




いくらブルーに問題が無いとはいえ同じ説明をこれから何十回、何百回もできるだろうかと悩む





現にメンバーの一人はブルーを見て不安そうにしている。彼女に問題はなくとも育った環境が悪い




ブルーだけが苦労するのはまだいいがチームのメンバーにまで迷惑をかけるかもしれない。トレーナーは真剣に悩む





1 〈主人公〉はチームから離れてもらう
2 とりあえず様子見
3 トレーナーが上司か誰かに相談
4 自由安価



下3

それでも彼女の才能は欲しい。例え苦労する事になってもそれがトレーナーだと彼は答えを出す




彼女ならトレーニングを積めば強豪ウマ娘達にも勝てるとトレーナーは感じていた




ブルーの地元では恐らくフリースタイルレースが主でバ場が整理されていたとは思えない




更に先程のレースでは走り慣れた様子が無くマイルは彼女の適正ではない。そんな中でそこそこの走りを見せた




ブルーにとって悪条件が重なっていてもあの走り。苦労は分かっているがそれでも彼女を育てたいとトレーナーの気持ちは固まった




彼女の存在はチームの柱になりブルーを育成することで自分のレベルアップにもなるとトレーナーは確信していた

ブルーを除くメンバーとトレーナーが集まり緊急の会議が行われる。その内容はブルーについてだった




彼女の才能は本物だから正式にチームに入れたいとトレーナーはメンバーに気持ちを伝えた




トレーナー「みんなには苦労をかけると思う」




トレーナーとして結果も出せていない状況でこのまま自分についてこいとはとても言えない



チームを離れたいメンバーがいれば遠慮なく離れて欲しいとトレーナーは告げた



チームメンバーは…



1 一人抜ける
2 全員抜ける
3 誰も抜けない
4 自由安価


下3

トレーナーへの信頼が皆厚かったので3

メンバーのトレーナーへの信頼が厚く誰一人としてチームを抜けるという選択肢は無かった




ブルーに問題が無いということもあり彼女とチームで一緒にやっていこうという結論になった




早速そのことをブルーに報告すると本当に良いのかと念を押される




ブルー「本当にいいんですか?」



トレーナー「もちろんだよ、これから宜しく」




自分のトレーナーを見つけることは難しいと聞いていたがまさかこんな早くに見つかるとは思わずブルーは驚いていた




チーム構成



1 全員モブ
2 数名名前あり
3 全員名前あり
4 自由安価



下3

更に安価



下4まででモブと名前ありの構成がどうなってるか。チームの人数も含めて。
多数決じゃないけどウマ娘がバラけ過ぎたら独断と偏見でいく

6人
キングヘイロー(短距離、マイル担当)
ハルウララ(ダート担当)
ライスシャワー(中距離、長距離担当)
モブ3人

ネイチャ「アタシはトレーナーさんの判断を信じますから」



ウララ「ウララも~!」




タンホイザ「ブルーちゃんならきっとG1で勝てます!」




モブA「確かに素質はあると思う」




モブB「トレーナーさんを信用します」




トレーナーのチームは五人でブルーが加わったことにより六人体制となる。これにより学園内の独自レースや賞に出ることができる




ただメンバーを増やせば良いということではなくこのチームの目標でありトレーナーの個人的な目標、G1を獲れるウマ娘が欲しかった




タンホイザとネイチャは確かな実力がありG2では何度も勝利しているがG1を勝てたことがなかった

ブルーはまだG3どころか未勝利戦も出たことがないがそれでもG1で勝てるとチーム全員が感じていた




朝早くからトレーニングをすればレースに勝てるということは無い。それでもじっとしていることができず全員でトレーニングをやっている




悲願のG1での勝利の為に動き出そうとまずはブルーの適正を調べようということになる



マイルでうまく走れていないのを見ると恐らくステイヤー路線だろうがひょっとすると短距離に特化している可能性もある




トレーニングを続けながら適正を判断していこうという形になった




ブルーの適正


1 ステイヤー
2 短距離特化
3 ダート
4 オールマイティ(距離)
5 超オールマイティ(芝、ダート、距離)
6 自由安価



下3

Ksk

数日間のトレーニングによりブルーの適正がハッキリとする。トレーナーの予想とは違い彼女は短距離にのみ適正があった





せめてマイルも走れればスプリンターとして様々なレースに出ることができるがどう見てもブルーにマイルの適正は無い




無理をする必要はないとブルーは短距離のみに絞りトレーニングを続けていくことが決定した




ネイチャ「短距離だけって出れるレースって限られてこない?」




トレーナー「そこは学園のレースを使おう」




短距離だけに特化するとG2やG3などのレースは中距離のレースに比べると少ない




ブルーはまず経験を積んだ方がいいというネイチャの意見は正しく、トレーナーはそこは学園独自のレースでカバーすると話す




未勝利戦どころかまだ学校さえ始まっていない。それでもチームはブルーのことを本気で考えていた

ブルー「先輩達は期待し過ぎてる…どうしよう」




トレーナー達が彼女に期待していることはブルーもわかっていた。こんな自分に期待しないで欲しいというのが本音だった




自分に実力が無いことは嫌でも知っている。適正はハッキリわかったもののそれだけである




実際にレースに出てガッカリされたらどうしようと心配が日々大きくなってきている




もちろん強くなりたいのでチームを去ることは避けたい。しかしこのまま期待され過ぎるのも困る




チーム内で短距離をメインに走るメンバーが居なかったので余計に期待されているとブルーは感じていた




このあと…



1 他チームとの模擬レース
2 更に自主トレーニング。メンバー感心し余計に期待
3 ちょっと病む
4 自由安価



下3

1

トレーナー「模擬レースをやろう!」




突然なにを言い出すのかとブルーは困惑するが他のメンバーはやる気になっている




チーム同士で模擬レースをする場合、各種レースを走るウマ娘が居ないといけないという



どうしてもという時は連合チームを組んでもいいがこのチームの場合、短距離を走るウマ娘のみが居なかった




これで満足のいく模擬レースができるとブルー以外のメンバーは気合いが入っているようだった




ウララ「ブルーちゃんのお陰だね!」




ブルー「う、うん」



ネイチャからもよくこのチームに入ってくれたと礼を言われる

長距離はネイチャ、中距離はタンホイザでマイルはモブA。ダートマイルがウララでダート中距離がモブBが走る



そしてチーム待望の短距離をブルーが走る。どこと模擬レースをやるかを聞く前に彼女はコース上に居た




ブルー「これが初めての模擬レース……緊張はしてない」



所詮は模擬レースなので本番とはまるで違う。それでもトレセン学園での初めてのレースを走る




チームで走ったマイルレースは自分の適正ではなかった。これが初めての「レース」なのだとブルーは震える




レースの結果…



1 チーム勝ち越し
2 チーム負け越し
3 引き分け
4 全勝
5 全敗
6 自由安価



下3

ブルーが走る前にチームは4勝1敗。ウララ以外のメンバーが勝利する形となったので既に勝ち越しが決まった




これで気持ちが楽になったとブルーの震えが消えレースに集中していく




ブルーの隣に模擬レース相手のウマ娘が立つ。しかし彼女は集中していてそのウマ娘が目に入らない




ブルー(やれることをやるだけ)




彼女のレースが始まった




1 有名ウマ娘に勝利
2 有名ウマ娘に敗北
3 無名ウマ娘に勝利
4 無名ウマ娘に敗北
5 自由安価



下3

タンホイザ「やったった~ん!」



ネイチャ「やっぱりトレーナーの目は間違ってなかったね」



ウララ「ブルーちゃん速かったよ~!」




ブルーは見事レースに勝利した。相手はそこまで有名なウマ娘ではなかったがデビューを果たしているウマ娘だった



格上といえる相手にデビュー前の自分が勝利できた。このことはブルーにとっても大きな出来事だった




ブルー「勝った…私が勝てた?」




トレーナー「そうだよおめでとう」




模擬レースではあったが勝利には変わりない。素直に喜んでいいのだとトレーナーに言われブルーはガッツポーズをする

無我夢中で走ったということもありブルーはレースの内容をほとんど覚えていなかった



トレーナーが撮影していた映像を確認してもこんな走りをしていたのかと自分のレースを客観的に見ていた




トレーナー「トレーニングの成果が出てるよ」



余計なことを考えず走ることは難しい。掛かってしまい冷静になれないことはよくある



そんな中でブルーは対戦相手すら目に入らないほどの集中力を見せていた




彼女は思った以上の持っているかもしれないとトレーナーは自分の目が間違っていないことを確信した 



ちなみにブルーの作戦は…



1 先行
2 差し
3 逃げ
4 追い込み
5 自由安価



下3

デビュー前に適正距離と作戦が判明したブルーはよりトレーニングに力が入る




オーバーワークにならないようトレーナーに管理してもらいつつ自主練をどこまでしていいのかを把握




新入生に負けてはいられないとネイチャ達もトレーニング外で自主練を始める




トレーナー(これならG1を獲れる)




悲願であるG1を制覇するためトレーナーは寝る暇を惜しんでチームの戦略とトレーニングの内容を考える



そんな日々をいくつか繰り返しやっと春休みが終わり学校が始まる




もう寝るので下4くらいまででモブAとモブBの名前とか性格を簡単に。モブA、Bのままでいいならそれでも。他に何かあったらどうぞ

入学式が終わるとブルーは会議室に呼び出される。各チームに与えられている部室のような部屋に彼女はやってきた




てっきりトレーナーもいるかと思ったがウララとトレーナー以外の全員が集まっていた




ブルーはあらためて歓迎会でもしてくれるのかと予想していたのだがそれが外れてしまい、これから何が起こるのかわかっていない




ネイチャ「まあまあ座りなよ」




口調は優しいが視線からは厳しさを感じる。ブルーの右隣にネイチャが座っており左にはタンホイザが座る




タンホイザ「まあまあまあ」




何が起こるのかわからずブルーは一瞬嫌な想像をする。しかしすぐにそんなはずは無いと彼女達と向き合う

ブルー「ウィズさんはトレーナーさんのことが好きってことなんですね」



ウィズ「そんなハッキリ口にしないで!」




ブルーがここに呼ばれたのはトレーナーのことをどう思っているかどうかを確かめる為だった



ウィズはトレーナーが最初にスカウトしたウマ娘であり一番長い付き合いになるそうだ




ブレーザー「私の時もこの会議あったよね」



サイドテールを揺らしながらブレーザーは半分呆れたように言う。隠す気はないのかとため息混じりに言われウィズは立ち上がって怒り出す




ウィズ「だって!!」




ネイチャ「本気でトレーナーさんのこと好きだもんね~」




反論することができないのか、ポニーテールも動くことなくウィズは大人しく椅子に座る

ウィズは背も高く胸も大きいので魅力がないはずがない。しかしトレーナーは自分の担当を「女」として見ることがない




タンホイザ「普通なら安心なんですけどねぇ」




うっかり着替えを覗いてしまわないように扉は必ずノックし、わざと着替えに混じって下着を放置しても無意味だった




ひょっとするとそういうことに興味が無いのではとウィズは心配になっているが普通ならこれが正解




トレーナーとウマ娘に恋愛感情は必要ない。彼に好意を抱いてしまったウィズが悪いのだ




自分はその気はないとブルーはウィズに告げると彼女は安心したようだった。



ところでウララが居ないのは…



1 ウララに恋愛は早い
2 きっと秘密にできない
3 実は意外と…
4 自由安価 



下3

この場にウララが居ない理由もブルーは納得していた。純粋すぎる彼女には恋愛はまだ早い




それに今のうちから変な知識を付けてしまうのはウララにとって悪影響であろう




ブルーがトレーナーに興味がないと分かりこの会議は解散となる…がネイチャが待ったをかける




ネイチャ「ブルーの恋バナとか聞かせてくれない?」




トレーナーへの感情を語る様は素人ではないとネイチャの目が光っていた。トレセンに来るまでにどんな経験をしたのかとブルーは質問される




ブルーは…



1 恋愛に興味無し
2 恋人が一人居た経験有り
3 一人以上と付き合ったこと有り
4 貞操概念が
5 自由安価



下3

ブルーは恋愛には興味がないと答える。ネイチャは納得していない様子だったがブレーザーは頷いていた




ブレーザー「あの地域でまとな恋愛ってできないんじゃない?」




そんなことはないとブルーは否定したかったがそうは言い切れなかった。彼女の同級生が中年男性とホテルに入っていく様子は散々見てきた




その意味を理解してしまっているので自然と恋愛に興味が無くなっていったのではないのか




ブルーの自問自答の結末、ブレーザーの意見は完全に否定することができなかった




黙ってしまったブルーを見てネイチャはこれ以上この話を進めるべきではないと判断し、この話は終わりとなった

ブルーは今日のトレーニングが休みなのは何か理由があるのかと尋ねる。そもそも彼女は今日はオフだと聞いていた




タンホイザ「今日は新入生にとっては大事な日!」




ウィズ「選抜レースがあるから」




選抜レース。言ってしまえばウマ娘を評価するためだけのレースでその結果や走りを見てトレーナーはスカウトをする




新入生はもちろんだがトレーナーが居ないウマ娘も必死になって走る。それが選抜レースである




ブルーは運良くトレーナーに声をかけてもらったので出る必要は無かった




ネイチャ「選抜レースって地獄のレースに感じる子もいるからね」



良い走りができず誰からも声をかけられない。そんなことが数回、数十回続けば確かに地獄だろう

ブレーザー「っていうか新入生は強制参加じゃなかったっけ?」




えっ?と四人が声を合わせて驚く。レース前にトレーナーが決まっていても理由無く不参加は認められていなかったはずだとブレーザーは言う




そんなことを言われた記憶が無いとブルーは否定するが、他の新入生が全員体操服に着替えていたことを思い出す




タンホイザ「まだ間に合う!」




ウィズ「短距離レースはいつも最後だから急いで!」




もうとっくに選抜レースは始まっているが短距離レースにはギリギリ間に合うかもしれない。ブルーは急いで着替え始める




レースは…



1 間に合わず
2 レースを休む理由を思いつく
3 間に合って勝つか負ける
4 自由安価



下3

急いで着替えはしたが別に間に合わなくてもいいだろうとブルーはゆっくりとレース場に向かっていた




遠くから見ているとどうやら既にレースは始まっているようだった。やはり間に合わなかったかとブルーは足を止める




ブルー(今日は自主練でもしておこう)




トレーニングルームに向かおうとしたその時ブルーは誰かに呼び止められる




エアグルーヴ「忘れ物でもしたのか」




生徒会のエアグルーヴと偶然にも出会ってしまう。彼女はまさかブルーがレースに出ていないとは思っていなかった




エアグルーヴはブルーはレース場に忘れものをしたのだろうと考えた。しかし実際はそうではなかった





選抜レースに出なければ罰則があるとは聞いていない。だが強制参加のレースに参加しなかったことに文句は言われるかもしれない




今謝っておいた方が良いか、それとも誤魔化すべきかとブルーは迷う




1 素直に謝る
2 誤魔化す
3 もうトレーナーがいると強気に答える
4 会長(ルドルフ)が怖いので土下座
5 自由安価


下3

ブルー「はい」



エアグルーヴ「そうか次からは気を付けろ」




忘れものをしたのか、という問いに対しはいと答えた。これで会話も終わり誤魔化せるはずだとブルーは考えた




実際にその作戦はうまくいきエアグルーヴはブルーを視界から外し校舎の方に戻っていく




ブルーはゆっくりとレース場に向かいながら後ろを確認し、エアグルーヴが居なくなったことを確認すると自分も校舎の方に戻って行く




強制参加といっても参加していないのは自分だけではないはず。そもそも理由があれば休んでいいのだから問題ないとブルーは思う




ブルー(また一通りトレーニングマシンを使おうかな)



トレセン学園に初めて来た時のようにブルーは全てのマシンを使いトレーニングを行った

その日の夜、今回はちゃんと時間を確認していたので食事とシャワーを済ませることができていた




モブ「今日のレースはどうだった?」



相部屋相手は選抜レースの出来を聞いてくる。やはり自分一人が居ないくらい誰も気付かないのだとブルーは安心する




ブルーはそれなりの出来だったと答えをはぐらかすと今日は疲れたからとベッドに横になる




ブルー(目指すは未勝利戦で勝つこと)




重賞に出るにはまず未勝利戦で勝たなければいけない。トレーナーの問題が解決しているブルーは他の新入生よりも状況は良かった




翌日…



1 いきなり未勝利戦に挑戦
2 生徒会からの呼び出し
3 相変わらず早朝トレーニング
4 自由安価


下3

翌日もいつもと変わらずチーム全員でトレーニングを始めるが今日はいつもと比べて景色が違った




ウララ「今日はみんなでトレーニングだね!」



ウィズによると昨日の選抜レースで良い結果が出なかったウマ娘が早朝トレーニングをしているそうだ




ネイチャ「ああいう子は伸びるよ~」




悔しさをバネにできるウマ娘は間違いなく成長するとネイチャは言い切るがブレーザーはどうかと疑問に思う




ブレーザー「早朝にトレーニングすることと勝つことは別でしょ」




いくら努力しても能力には限界があるとブレーザーは現実的なことを話す。ブルーもどちらかというと彼女寄りの意見だった

タンホイザ「こういうのは気持ちが大事なんです!」



むんむんと気合いを入れながらタンホイザは力説する。彼女の意見を補うようにウィズが話す



ウィズ「全く同じ実力のウマ娘と最後の百メートルを競ったとき、勝つのは気持ちだと思ってる」




結局は精神論になるがトレーナーがそういう考えなので仕方ない。ブレーザーは考え方まで彼に似ていると茶化す




ウララ「何の話~?」



ウララにはまだ早い話だとネイチャが遮り今日の早朝トレーニングが始まる



トレーニングが終わり…


1 トレーニング後、これからの予定を決める
2 メンバーの誰かのレースが近い
3 なんだか元気の無いトレーナー
4 ウララとトレーナーってもしかして?
5 自由安価



下3

ブルーがトレーナー室に戻るとトレーナーがこれからの予定を決める為に資料とにらめっこしている姿を見つける




ブルー「んっ」




その横顔が何処か綺麗で一瞬だけブルーの心がざわつく。男であるはずのトレーナーのことをカッコいいではなく綺麗と感じた




トレーナー「ちょうど良かったブルーの意見も聞きたいんだ」




新入生が早い段階で未勝利戦に出ることは普通なら無謀であるがブルーの実力なら可能だとトレーナーは言う




ブルーはトレーナーの話を聞いているのだが心のざわつきが邪魔をして話が入ってこない




結局はトレーナーに任せるとなんとかその場を誤魔化してトレーナー室から去ることができた

この心のざわつきの正体が分からないほど無知ではない。まさか自分がとブルーはショックを受ける




ブルー(意識しなかったらいいだけ)




トレーナーを異性として見てしまっているだけの状態なのでまだ取り返しはいくらでもつく




目標やトレーニングに集中すればそんな感情を抱く暇も無いだろうとブルーは思い直す




欲にまみれた男女の絡みは嫌というほど見てきた。自分はその仲間入りをすることはないだろうとブルーは吹っ切る




次は…




1 ウィズとトレーナーをくっ付ければいいと思いつく
2 やっぱりトレーナーが気になる
3 レース関係の何か
4 学園にて
5 自由安価



下3

ウィズ「もっとスタミナをつけた方がいい?」




トレーナー「ちょうどそのことを考えてたんだ」




ウィズとトレーナーは以心伝心かと思うほど相性が良い。自分が入り込む隙はないと確信し、ブルーは安堵する




ウィズとトレーナーの関係がこれからどうなるか気になるが今は自分のことが最優先になる




あれからトレーナーと話し合った結果、五月前半のOPレースを目指してみるのはどうかということなった




未勝利戦にすぐ挑む上にPreOPではなくいきなりOPは駆け足過ぎるともいえる




最初は迷ったがトレーナーの後押しもありこのスケジュールでいくことに決めた

ブルー(レースなのにトレーニングしないのは変な感覚)




現在ブルーは未勝利戦に向けて調整を行なっている。レースの直前はハードなトレーニングをしないのが一般的である




レースに向け体調を整えたり集中力を高めていくのだがブルーは「調整」に困惑していた




ブルーが地元で走っていたのはフリースタイルレースで突然その日に走ることが殆どだった




これがトレセンのやり方なのかと感心もしつつブルーは調整を続ける




レース前日



1 調整成功
2 調整失敗
3 我慢できずトレーニングしてたのがバレる
4 自由安価



下3

安価把握



もう寝るので下4くらいまででチーム名を募集。それ以外にもなにかあればどうぞ

ブルー「いつもより走れる気がする」




トレーナー「体が軽いってことだよね?それは調整に成功した証拠だよ」




黙ってトレーニングをやってしまっていると体が重くレースで全力を出せないらしい




トレーニングをしないことを疑問に思ったがトレーナーのことを信頼していたブルーは指示に従っていた




その甲斐あってブルーは良い状態でレースに挑むことができる




トレーナー「未勝利戦に勝たないと重賞どころかOPレースにも出れないからね」




入学してすぐのタイミングでの未勝利戦。レースに出てくるのはブルーと同じ新入生ではなく大半がいまだ勝ててないウマ娘だ

これから新入生が育ってくると彼女達が未勝利戦に勝つことは難しい。だからいつもより気合いが入っている



トレーナー「必死すぎて周りが見えない子もいるかもしれないから、周りの状況はよく確認してね」




差しで走るブルーは周りの状況を見ながら走っているがいつも以上に気を付けろとトレーナーは注意する




ブルー「勝ってくるから待ってて」




短距離だけを走るブルーのレース管理は難しいはず。それをちゃんと支えてくれるトレーナーへ返すものは勝利だけ




自分の走りができれば問題ないはずとブルーはゲートに向かう




1 勝利
2 敗北
3 大差勝利
4 大差負け
5 自由安価



下3

トレーナー「凄い……彼女は本物だ」




学園での模擬レースに勝利した時点でブルーが遅くないことはわかっていたがそれはあくまで学園内でのレースで練習試合のようなもの




練習で完璧でも本番で力を出せないウマ娘は山ほどいる中でブルーは普段通りの走りができた




二位以下に大差をつけての勝利。これ以上ない結果にトレーナーは心から喜んでいた




ブルー(やっぱりそういうことなんだ)




走った本人であるブルーは一着にはなったが自分の中で満足はしていない。その理由は地元でのレースだった




ハッキリ言って未勝利戦を一緒に走っていたウマ娘より地元のウマ娘の速かったと言い切れる




フリースタイルレースとちゃんとしたレースを比べてはいけないとトレーナーから言われていたが、それでも比べてしまう

ブルー(荒れ放題のバ場じゃなくて斜行も無くて前を塞がれることの無い「普通」のレースだったら勝てる)




ブルーは未勝利戦に勝ちOPレースや重賞への参加資格を得た。それだけではなく彼女は何か掴んだようだった




トレーナーに勝利を報告すると当然祝ってくれた。入学してすぐに未勝利戦を勝つのは珍しいらしくブルーは注目される




トレーナー「さあ急いで帰ろう」




まだ人前に立つことに慣れていないブルーに余計な負担はかけられないとすぐに撤収する




こういった気遣いもトレーナーの仕事なのだとブルーは彼の行動に感心していた




次…



1 チームで勝利を祝う
2 OPレース(次のレース)に向けてトレーニング
3 チームの誰かがレース近い
4 ブルーに取材依頼が
5 自由安価 


下3

学園に帰るとチームの面々がブルーを祝福し、お祝いの用意をしてあるからとトレーナー室に案内される




一つ勝ったくらいで大袈裟だというブルーに対しウィズはメンバーの勝利を祝うのは当たり前だと言う




ウィズ「メンバーが勝ったら一緒に喜ぶし、負けたら一緒に悔しがる。これがうちのチームだから」




馴れ合いがほとんど無くチーム間でのコミュニケーションが無いチームもある中で、このチームの雰囲気は柔らかさを感じる




ひょっとしてこれが原因で誰もG1を勝ててないのではとブルーは疑問に思う



この緩い雰囲気のせいで勝てるレースも勝てないのではないかとブルーは考える

ブレーザー「勝ったときはいいけど負けた時はもう少しどうにかならないわけ?」



このチームの悲願であるG1を勝つという目標。これまで全てのG1で負け続けているので残念会しかやったことがない




特にウィズは真面目な性格なので負けた時の悔しがり方はそれはもう…そごで言ったブレーザーの口をウィズが手で塞ぐ




ウィズ「恥ずかしいからやめて!」




ネイチャ「いや~あの荒れっぷりは毎回凄まじいからね~」




ウィズがそこまで悔しがるのは恐らくトレーナーのこともあるのだろう。トレーナーにG1を勝った自分の姿を誰よりも見せたいはず




緩いだけじゃなく以外とちゃんとしているのだとブルーは納得する




お祝い後…




1 次に向けてのトレーニング
2 ウィズがG1を勝ったら告白すると知る
3 メンバー誰かのレースが近い
4 なんだか脚に違和感が
5 自由安価



下3

ブルーは次のOPレースに向けてトレーニングを重ねていたある日のこと、彼女の前にあるウマ娘がやってくる




バクシンオー「素晴らしい走りでしたね!!」




彼女はどうやら未勝利戦のレースのことを言っているらしい。褒めてもらったのでブルーは素直にお礼を言う




バクシンオー「貴女となら楽しいレースができそうです!!更なる成長を期待しています!!」




短距離レースで最強と呼ばれているサクラバクシンオー。最近では出るレース全てに勝っており最強という名に相応しい




スプリンターとして国内に敵がおらず海外に行くとまで言われていたが結局は国内に残った




それについてさまざまな憶測が飛び交ったが学園での彼女を知っている人物はその理由が嫌でもわかる




バクシンオー「英語が分からないので国内でライバルを探しているんです!!」




高等部であるにも関わらず小学生レベルの英語が出来ず彼女は海外遠征を諦めるしかなかった

短距離を走るウマ娘で速いのは何人もいる。しかし誰一人としてバクシンオーには勝てなかった




バクシンオー「貴女とはライバルですが私は委員長でもあります!!困ったことがあったらなんでも相談して下さい!!」




言いたいことを言い終えると彼女は高らかに笑いながら帰っていった。ブルーはその圧に圧倒され続けてしまった




トレーナーから見せてもらった参考レースにバクシンオーのレースもありその走りは圧巻だった




G1のレースではないが直線だけのレースで二番手をぐんぐん離していくその様は凄まじかった




短距離レースは他の距離と比べ開催数が少ない。その為G2やG3で彼女と走る可能性があるだろう




トレーニング後…



1 チームの会議。中身は安価
2 トレーニング増し増しの日々
3 ウィズのG1挑戦
4 ブルー、自分が注目されていると知る
5 自由安価



ちょっと離脱するから下5で

ブルー(おかしい)




バクシンオーが来た次の日以降もブルーのもとには有名なウマ娘達がやってきていた



もちろん有名なウマ娘だけでなく同じ距離を走るライバルがブルーのことを注目していた




トレーナーによればカレンチャンやニシノフラワー、タイキシャトルなどの強豪達にも目を付けられているそうだ




ブルー(そこまでの走りをした覚えなんて無いのに)




未勝利戦で大差をつけて勝利はしたがレコードからは遠く圧倒的な力を示したとはいえない




それなのになぜこんなにも注目されているのかブルーは全くわからないでいた

ブルー(注目されてようが関係ない。やるべきことをやるだけ)




この日も早朝トレーニングとレースに向けてのトレーニングを終わらせブルーは寮に戻る




モブ「貴女のこと噂になってるみたい」




相部屋相手からブルーが話題に出ていたと聞かされる。どんな話なのか聞かせて欲しいとブルーは前のめりになる




モブ「入学式の前からずっと早朝トレーニングしてるでしょ?」




それに加え遅くまでトレーニングを行なっているところを何人にも見られておりそれが原因で噂になっているようだった




早朝からやっているのは能力が劣っていると思っていたからでやる気があるとかどうかは関係ない




遅くまでトレーニングをしているのも同じ理由だから特別なことはしていないとブルーは不思議がる




モブ「無自覚なストイックはレアだね」




自分はそんなものじゃないからと軽く首を振ってブルーはベッドに入る




ここで…



1 ブルーはスマホなど娯楽を全くしていない
2 レースのことしか考えてないヤバい奴と認識されていた
3 ストレス発散できているのかとチームメンバーから心配される
4 秘密のストレス発散
5 自由安価 


下3

ブルーの秘密のストレス解消法…



1 ガールハント
2 蟻の巣つつく
3 街でパルクール
4 落書き(ストリート系)
5 ペットショップ巡り
6 ゲーセン巡り
7 食べ物系
8 自由安価

出し忘れ


ここから下3

今日はオフの日。勝手にトレーニングもしないようにと釘を刺されているブルーは学園の外に出ていた




彼女が向かう先はペットショップ。実はブルーは無類のモフモフ好きでありモフラーであった




特定の動物が好きなのではなくモフモフしていたら全てウェルカムというストライクゾーンの広さを誇る




ブルー(いつまでも触っていられる)




その気になれば一日中モフモフしていられるがそれは怪しいのでペットショップを巡っている




ブルー(三件目に行こう)




この日二件目のペットショップを後にしブルーは次の店へと向かっていた

ブルー(いいモフモフ。この店はレベルが高い)



三件目にしてこの日最高のモフモフ店を見つけたとブルーは癒される。相変わらずモフモフしているとスタッフの声が聞こえてくる




スタッフA「今日も来てるわよ」




スタッフB「例のモフラーね」




まさか自分のことかと思うがこの店は初めてくるので違うと判断する。スタッフの間で噂になるモフラーとはどんなのか興味が湧く




ブルーは噂になっているモフラーを見てみようと覗き込む




ブルー(あれって確かアドマイヤベガ?)



モフラーの正体はアドマイヤベガだったようだ



ベガは…



1 犬に頭を突っ込んでいた
2 舐め回すようにモフモフ
3 むしろ舐めていた
4 ちゃんと可愛がっていた
5 高レベルモフラー
6 自由安価


下3

アドマイヤベガ「ふふふ」



ブルー「はっ!?」



モフラーを極めると逆にモフられる。都市伝説かと思っていたその景色が目の前に広がっていた




ブリッジをしながら犬のお腹をモフる技術さえまだ習得していないブルーにとっては夢のような光景だった




レースで勝つことと同じくらいモフラーとしても成長していこうとブルーは心に決めた

寝るのでここまで



何か決めておいた方が良いことがあるならコメントお願いします

アドマイヤベガ「布団乾燥機はいいわ、全てを解決してくれるもの」



ブルー「布団乾燥機……」




モフラーの二人はペットショップから近いカフェに入っていた。ベガもまた彼女がモフラーだと気付いた




情報交換も兼ねてカフェに入ったのだがベガのレベルの高さにブルーは圧倒された




アドマイヤベガ「人に慣れていない大型の動物でも気付かれなければいいの」




ブルー「モフられたことに気付かせないというあの境地!」




刀の達人がリンゴを切ってもバラバラになることはない。それはリンゴが切られたことに気付かないからだ




それと同じように警戒心が強い動物でもモフることが可能なのだとベガが語る

アドマイヤベガ「貴女もやってみる?」



ブルー「私はまだできません……」




アドマイヤベガ「なら私のを見てて」




店を出るとちょうど目の前にモフモフした大型犬が通りかかった。人に慣れていない様子ではなかったがベガは音もなく犬の後ろにつく




ブルー(やった!)




素人には何が起こったか分からない。モフラーにしか今のベガの行動は見ることは出来なかった




あの領域に達するにはまだまだ修行が必要だろう




ブルーはこのあと…



1 ストレス解消できたので戻る
2 布団乾燥機を買う
3 メンバーの誰かを発見
4 学園のウマ娘を発見
5 事故現場に遭遇
6 自由安価



下3

十分に満足したのでブルーは学園に帰ろうと街を歩いていた




ブルー(ブレーザーだ)




歩道の向かいにブレーザーが歩いているのを見つける。声をかけようか迷っていると彼女の様子がおかしいことに気付く




ブルー(人目を気にしてる感じがする)




下を向きながら人混みを避けるようにブレーザーは早足で歩く。それを見たブルーは普段の彼女らしくないなと感じた




流行に敏感でチームの中で一番見た目に気を遣っている彼女があんな行動をとるのはおかしい




違和感を覚えたブルーは歩道を渡りブレーザーの跡を追いかけた




ブレーザーは…



1 彼氏と会いに
2 中年男性と……
3 新作コスメ買い
4 マシマシ系ラーメン屋に
5 家電量販店へ
6 自由安価



下3

ブルー(あれってトレーナー?なんでブレーザーと会ってるんだろ)




ブレーザーが急いでいたのは待ち合わせに遅れそうだったからだろうか。合流した二人はスポーツ用品店に向かう




ブレーザー「このシューズかなりいいかも」




トレーナー「それに合わせて蹄鉄も買っておこうか」




レースで使う蹄鉄とシューズを購入しようとしているが二つ合わせて五万以上もする



それなのにトレーナーは嫌な顔一つせず払いスポーツ用品店を後にする




ブルー(これってデートだよね)




次に向かったのはデパートでコスメ売り場でブレーザーは新発売のものをチェックしている




コスメを買うのならトレーナーは別行動をしても問題ないはず。それなのにトレーナーはブレーザーの隣で一緒に買い物をしていた

ブルー(なかなかにハードなデートじゃない?)




買い物が終わると次は食事だと二人が向かったのはマシマシラーメンが出てくるラーメン屋




ブルーはそのラーメンを食べたことはないが少なめを注文しても大盛りがくるという情報は知っていた




狭いラーメン屋の中に入って二人の様子を見ているとバレるのでブルーは店の外から監視している




ブルー(楽しそうにしてるブレーザーって新鮮)




普段とは違う柔らかい笑みをトレーナーに向けているのが遠くからでも見えていた




このあと二人は…



1 普通に解散
2 まだデートは続く(夜景見に行く)
3 ラーメン屋からのお持ち帰り
4 お揃いの指輪とか買う
5 自由安価



下3

遅くなる前に二人は解散しデートは終わる。とりあえずこれで良かったとブルーは安心する




ブルー(とんでもないものを見てしまった)




安心したのはいいがどうしたものかとブルーは考え込む。ウィズに報告した方がいいのか答えがわからない




一旦冷静になって考えた方が良いだろうと近くにカフェは無いかと辺りを見渡す




ブレーザー「あそこにいいカフェがあるけど」




ブルー「じゃあそこに行きま……ん?」




ブルーが考え込んでいる間にブレーザーは彼女の目の前まで来ていた。どこからバレていたのか分からないが逃げるわけにはいかない




ブレーザーに連れられてブルーはカフェに入っていく




カフェで…



1 ブレーザーブチ切れ
2 ウィズに口止めを頼まれる
3 ただの買い物だと冷静に言う
4 略奪愛って燃える
5 ウィズは脈なしと確信している
6 自由安価



下3

ブレーザー「まず言っとくけどアンタが想像してるようなことはないから」



トレーナーに最近ウィズとどうなのか聞いただけだと動揺せず言う。その態度から嘘でないことがわかる




ブレーザー「泥沼の三角関係とかノーサンキューだし」




ウィズが本気でトレーナーのことを思っていることを知っているので邪魔をすることはないと言い切る




それなら良かったと胸を撫で下ろしブルーはあとを着けてしまったことを謝罪する




事前に言っていなかった自分も悪いからとブレーザーは気にしていない様子だった

ブルー「いい話は聞けたの?」



トレーナーはウィズのことをどう思っているのかを聞けたのか。ブルーは食い気味にブレーザーに聞く




ブレーザー「手強かったけどそこはちゃんと聞けた」




なかなか口を割らなかったがブレーザーの腕もありトレーナーから情報を得ていた



トレーナーは…




1 恋愛に興味なし
2 気になっている人がいる(ウィズ以外)
3 ウィズに気持ちがありそう
4 実は男が…
5 既に彼女持ち
6 自由安価


下3

ブレーザー「恋愛に興味がないってさ」




仕事のことで精一杯でそんなことを考える余裕が無いらしい。睡眠時間を削ってチームの為にトレーナーは尽くしている




なのでウィズがG1を勝ったら告白するというのは失敗する可能性が高いというのが今日のデートで判明した




ブレーザー「そもそもアピール不足ってのもあるかも」




トレーナーは同期のトレーナーである桐生院トレーナーのことを気にしているようだった




彼女もトレーナーのことを狙っておりアピールをしているようだと知ることができた

ブルー「オフの日は毎回ウィズとデートするくらいじゃないとダメ?」




ブレーザー「それでも難しいかも」




トレーナー同士の会議やトレーニングが終わったあとなど桐生院がトレーナーを誘える時間の方が圧倒的に多い




向こうに本気になられたらウィズに勝ち目はないだろうとブレーザーは冷静に語る




ブルー「どうするの?」




ブレーザー「ウィズが頑張るしかないって」




ちゃんとアドバイスはするが結局はどれだけウィズが頑張れるかが重要になってくる



G1で勝つことをキッカケにしたいのならウィズは一刻も早く勝たなければいけない




翌日…




1 ブルーの次のレースに向けてトレーニング
2 ウィズのG1挑戦
3 桐生院襲来
4 ブレーザーのデートに怒るウィズ
5 自由安価



下3

ブルーは次のOPレースに向けてトレーニングをしているがチームとして大きいレースがやってくる




このチーム、キタルファにとって最大の目標であるG1での勝利。それを叶える為にウィズはいつもより気合いが入っている




ネイチャ「気合い十分って感じかな」



ウララ「今度こそ勝てるよウィズちゃん!」




レースに向けての調整は完璧でこれ以上ない仕上がりとなっている




ブレーザー「気合い入れ過ぎたらまた負けるから」




タンホイザ「負けるなんて言っちゃダメ!」




調整は成功しても勝てると限らないのがレースの常識で全ては実力で決まる

ウィズ「このレースに負けたら引退する」




ウィズは故障も抱えておらずまだまだ走れるのにどうしてそんなことを口にしたのか




それはブレーザーから桐生院のことを聞いたからで今回を逃すとチャンスはほぼ無いと判明したからだ




仮に告白したとしても成功する保証はなく引退をかけるものではない。それでもウィズは覚悟を口にした




ウィズ「絶対に勝つ!!」




ウィズがこのレースにかける思いは誰よりも強かった




レースの結果…



1 ウィズの勝利
2 ウィズの敗北
3 ほぼ同着の一位で審議
4 惨敗
5 自由安価



下3

ウィズ「勝った……勝ったぁぁ!!」




掲示板の一着の部分にはゴーウィズユーの文字があり間違いなく彼女が勝利した




チームメンバーはもちろんウィズの勝利を喜んでいたがブルーは掲示板に示されたタイムを見ていた




ブルー(やっぱりタイムは平凡だった)




一着にはなったがタイムはありふれたもので特別に速いわけではない。ブルーが見ている限り他の有名なウマ娘がうまく走れていなかった




先行で走るウィズはいつもより力が入っており逃げに近く一人だけ先頭集団から抜けていた




人気薄のウィズの好走を見た後続や二位集団が焦り、差しと追い込みで走るウマ娘の邪魔になった




有名ウマ娘が本来の力を発揮していればウィズの勝利はあっただろうか。そんなことを思っても仕方がない



レースに勝った者が勝者でありそれだけしか残らないのだから

ウィズ「私のライブ見ててねトレーナー!!」




トレーナーに勝利の報告をするとウィズはライブの準備の為にステージに向かう




トレーナー「ウィズ……」




トレーナーは目に涙を溜めていて今にも泣き出しそうだった。初めての担当である彼女がG1を勝ったのだから嬉しさは計り知れない




チームで盛り上がるのもいいが今回はトレーナーを一人にしてあげようとネイチャが発案し全員了承する




ネイチャ「トレーナーさんの愛バのライブ。堪能してもらいましょ~」




大勢の観客がステージに注目するがウィズとトレーナーは二人だけがそこに居るような感覚になっていた




ライブ後…



1 即告白
2 まずはチームでお祝い
3 ウィズ号泣
4 トレーナー号泣
5 自由安価



下3

安価把握


この次はブレーザーのことちょっと掘り下げてブルーがメインになるようにする予定

ネイチャとかはそこまでメインにしなくていいかなと思ってる

ライブ後、ウィズとトレーナーは抱きしめ合い涙を流す。流れる涙の量が今までの苦労を物語っていた




トレーナー「ご、ごめん…」




ウィズ「あ……」



少し経ってお互いに抱きしめ合ってることに気づくが離れずにいい雰囲気になる



この瞬間しかないとウィズは覚悟を決めトレーナーに言いたいことがあると切り出す




ウィズ「トレーナー……貴方のことが好き」




まさかとトレーナーはウィズの目を見るがその視線は真剣なものだった

トレーナー「ごめん今すぐには返事はできない」




その告白に驚きながら少し待って欲しいと答える。今告白の返事をしてしまえば関係やチームを壊してしまうんじゃとトレーナーは考えている




ウィズ「チームのことは今は忘れて」




これまでG1を勝たなければいけないという枷があったウィズ。それが外れた彼女を止めるものはない




いつもの彼女からは想像できないような大胆さでトレーナーに迫り告白の返事を促す




ウィズ「お願いトレーナー……」




返事は行動で示して欲しいと言わんばかりにウィズはトレーナーに顔を近づける




トレーナーは…



1 やっぱり待ってと冷静に答える
2 キス
3 日和るトレーナー
4 止まらないウィズ
5 自由安価



下3

トレーナーは返事をする代わりにウィズと唇を重ねる。ウィズは想いが通じたとまた涙を流す




タンホイザ「むんむんしてきた!」




ネイチャ「はいはい二人だけにしてあげましょうね~」




二人の様子を遠くで見ていたメンバーは邪魔をしてはいけないと近寄ることはしなかった




ウララ「ちゅーしてる……」




ウララは顔を赤くしておりやはりこういうのは早かったようだ。ブルーはキスくらいどうということはないのでトレーナー達の様子を見ていた




ブレーザー「止めないとまずくない?」




ネイチャが鼻血を出したタンホイザを引き摺りながらメンバーを二人を遠ざけようとしていた




しかしウィズはキスだけで止まらずトレーナーを押し倒そうな勢いであった




メンバーは…



1 ウィズを止める
2 ウィズを止めない
3 ゴムを投げる
4 むしろ近くで見学
5 自由安価



下3

ネイチャ「そこまでにしとこ?告白も成功したんだしさ」




ブレーザー「嫌われたら元も子もないし」




まさに今トレーナーを押し倒そうとした瞬間、ネイチャとブレーザーがウィズを止める




ウィズ「わ、私……!!」




二人に止められたことでウィズは冷静さを取り戻すことができた。抑えていた気持ちが爆発してしまい普段からは考えられない行動だった




ブルー「大丈夫?」



トレーナー「危なかった……」




最初はトレーナーからだったが後半はウィズが無理矢理キスをしていたので怪我をしていないかとブルーは心配する




幸いトレーナーに怪我もなくトラウマにもなっていないようだった

翌日。ウィズはレース疲れもあるので数日間はトレーニングのサポートをすることに




次にレースが近いのはブルーになるのでウィズはその手伝いをすることになった




ブルー「一日経ったら落ち着いた?」




ウィズ「ご迷惑をお掛けしました……」




あれから冷静になったウィズは自分が人前でどんな行動をしていたのかを自覚する




トレーナーに抱き着くだけでも恥ずかしいのにキスまでしてしまった。それだけでなく押し倒す寸前までいってしまった




メンバーに合わせる顔がないとウィズはトレーニングに出ないつもりでいたがトレーナーが気にしなくていいと背中をを押した




トレーナーはキタルファのメンバーは茶化すことはないと信用していた




トレーニング中…




1 なんだかやつれてるトレーナー
2 ウィズから調整方を学ぶブルー
3 今回の勝利をどう思っているかウィズに聞く
4 昨日のウィズを見て素人じゃないとブルーが気付く
5 自由安価



下3

ブルーは未勝利戦で初めて調整というものを行なった。今回はたまたま上手くいったが次回はどうなるかわからない




そこでブルーはウィズにどういう風にいつも調整を行っているのかを教わろうとした




ウィズ「大袈裟なことはしなくてもいいと思うよ」




ブルー「トレーニングしなかったらいいだけ?」




ウィズ「そうだけど何もしないって大変だよ?」




ついつい体を動かしてしまい疲労が溜まりレースでうまく走れない。これは自分も覚えがあるとウィズは話す

ウィズ「勝ちたいからトレーニングをしちゃうし体も動かす」




ブルー「トレーナーのことを信じてるんじゃないの?」




ウィズ「信じてるけど!それとこれとは違うの」




自分に自信が無いからトレーニングを行なってしまう。トレーナーを信じているからこそだと力説する




ウィズ「トレーナーを勝たせたいから落ち着いてなんかいられないの」




ブルー「分かるような分からないような…」




とにかく休めと言われたら休めばいいのだとブルーは解釈する。ウィズは納得いかない顔をしているが意味が通じればいいと何も言わなかった

ウララ「ブレーザーちゃんが怪我しちゃったって!」




ウララが慌ててウィズのもとに走ってくる。ブルーも怪我の内容によっては洒落にならないと心配する




だがウィズは冷静にもうトレーナーが動いているはずだからそっちを手伝って欲しいとウララに告げる




ウィズ「あの子の怪我はよくあるから慣れてるの」




ブレーザーはゲート難を抱えており今日の怪我もゲートにぶつかってのことで軽傷だった




キタルファのメンバーの中でブルーを除くと一番能力が高いのはウィズではなくブレーザーになる




芝を走るウィズとダートのブレーザーでは単純に比べてはいけないがそれでも意識はする




ウィズがG1を勝てるのならブレーザーも勝てて当然のはず

ブレーザーの成績が悪いのは走りと能力が噛み合っていないからだといえるだろう




ゲート難があるため必然的に走りは追い込みや差しとなるが彼女の脚は先行か逃げ




過去にギャンブルスタートを試みたことがありその時はゲートに強くぶつかり大怪我をしてしまった




ゲート難さえ克服できればG1で良い走りができることはトレーナーだけでなく本人も理解している




ウィズ「一番悔しいのはあの子だと思う」




怪我の心配はないだろうが様子を見に行くとウィズとブルーは保健室に向かう




ブレーザーは…




1 いつものことだと呆れ顔
2 かなり悔しそう
3 トレーナーに慰めてもらってる
4 実は重症だった
5 傷は軽いが出血多
6 自由安価



下3

トレーナー「痛くなかった?」




ブレーザー「別に。慣れてるから」




保健室には既にトレーナーが到着していて彼女を慰めていた。悔しい気持ちは表には出ていないようだ




ブレーザー「アンタが来てからは初めてね」




ブルーに対しいつものことだから心配しなくてもいいと淡々と言う。トレーナーとウィズの反応を見る限り嘘は言っていないようだ




トレーナー「ブルーからなにかアドバイスはない?」




ブルーが地元で走っていたフリースタイルレースにはゲートは無くちゃんとしたレースを走るにあたりゲートに対応する必要があった




ブレーザーのように苦労してもおかしくないゲートへの対応。ブルーはどうやってゲートに対応したのだろうか



ブルーは…



1 ゲートは見てない。音で判断
2 なんとなく
3 ゲートで怪我をしたことがないからわからない
4 反射神経抜群
5 ゲートの係員を見てる(ルール違反)
6 自由安価



下3

ブルー「ゲートは音を聞いてる」




ブレーザー「音?」




ブルー「開く時の音。だからゲートは見てない」




ブレーザーとウィズはよくわからないといった顔でブルーを見ている。ならばトレーナーはわかるのではと彼の方を見る




トレーナー「ゲート……見てないの?」




ところがトレーナーも意外だったようでこの場ではブルーの言っていることは誰も理解できなかった

ウララ「あのねゲートがバーンッて開く時の音あるでしょ」




ネイチャ「えーっともう一回説明して?」




ブルーのゲート対策を理解できたのはウララだけだった。ブルーのようにゲートを見ていないということはなかったがウララも音は参考にしていた




ウィズ「音だけだと出遅れないの?」



ブルー「いまのところ大丈夫」




スタート時に目をつむるというのはハンデになりかねないがブルーは結果を出している




トレーナー「とにかく一度試してみようか」




ブレーザーの怪我は小さいものだったので早速試してみようということになった



ゲート対策は…



1 対策できた
2 対策できなかった
3 むしろ悪化
4 また怪我
5 自由安価



下3

ブレーザー「できた!?」



ブルーがやっているように目を瞑ってゲート対策をやってみたところあっさりと成功してしまった




こんなことでゲートが克服できたのかとブレーザーは驚く。ブルーはいつも自分がやっていることだと驚いた様子はない




ウララは喜びタンホイザは唖然としている一方でウィズとネイチャはどうなのかと首を傾げる




ネイチャ「これってG1じゃ使えないヤツかも」




ウィズ「私も同意見です」




現状上手くいっているので問題ないとブルーは言うがそれは未勝利戦しか体験していないからだと反論される

ネイチャ「G1って大舞台でその分歓声も凄くなっちゃってるし~」




ウィズ「ゲートの音なんてまず聞こえません」




ブルーは大勢の観客の前で走ったことがないからだと二人に指摘されるがトレーナーは大丈夫かもしれないとブルーの肩を持つ




トレーナー「集中すればゲートの音しか聞こえないらしいよ」




先輩が担当していたウマ娘がそんなことを言っていたとトレーナーから聞かされる



集中力を高めると観客の声や雑音が消える。なのでこの方法でも問題ないだろうとトレーナーは判断する




トレーナー「けど目を瞑るのはやめた方がいいね」




ウララのように音は参考程度にしてゲート対策をしようとトレーナーは二人に新しいトレーニングをやると宣言する




その後…




1 ブレーザーのG1挑戦
2 ブルーのOPレース
3 ネイチャかタンホイザかウララのレース
4 学園での一コマ
5 自由安価



下3

ウィズの勝利に続けとネイチャとタンホイザが長距離のG1に挑むことになった




ウララ「頑張って二人とも!」



タンホイザ「えい、えい、むん!」



ネイチャ「せめて三着より上になれたらってヤツですわ~」




自分と同じかそれ以上の実力を持つ二人なら心配いらないとウィズは元気付ける



トレーナー「調整はどう?」




ネイチャ「そこはまあバッチリってとこ」



タンホイザ「鼻血も出たからいつも通り!」




不安要素はないと二人はレースに向かう

ブルー「聞いたことのある名前しか見たことない」




ブレーザー「G1なんだから当然でしょ」




ウララ「みんな速いよねー!」




ウィズが勝ったことでいい雰囲気が来ているからとトレーナーは二人に期待している




ウィズ(絶対に勝って!)




自分が勝ったことでトレーナーの評判は上がったがまだまだ上がって欲しいとウィズは二人の勝利を願う




結果は…



1 ネイチャ勝ち
2 タンホイザ勝ち
3 負け
4 自由安価



下3

安価把握


進み具合はこんなものでいいのだろうか

タンホイザ「ぶえぇ~負けたぁ~…」



ネイチャ「アタシが一着……ぅしっ!」




レースは見事にネイチャが制し一着となった。タンホイザはなんとか掲示板には食い込むことができた




ネイチャの勝利を喜ぶトレーナーとウィズ。ブレーザーとウララもメンバーの勝利を祝う




ブルー(完璧なレースだった)




先頭集団で様子を伺い終盤で一気に差す。タンホイザも同じ作戦をとったがうまくいったのはネイチャ




序盤から中盤にかけての位置取りも完璧でネイチャが勝つべくして勝ったレースといえる

ライブ後、ウィズのときと同じようにお祝いをしようとウララが中心になってその準備が始まる




ネイチャ「そういうのはネイチャさんには似合わないって~」




そうは言いながらもネイチャは嬉しそうにしている。念願のG1で勝つという目標が達成できて嬉しくないはずはない




ただ一つだけ聞いておきたいことがあるとブルーはネイチャに話しかける




ブルー「どうして勝てたの?」




あんな走りができるなら今までに何勝かできていたはずだとブルーはネイチャに質問する



ネイチャは…




1 レースの度に絶不調(調整失敗)
2 ウィズの勝利に刺激されて
3 プライベートで良いことがあった
4 どうしてか自分でもわからない
5 トレーナーとウィズが無事にくっついたから
6 自由安価



下3

ネイチャ「ウィズがあれだけ頑張ったのを見るとね~ネイチャさんらしくなかったかな?」




ウィズが勝ったレースを見てネイチャもブルーと同じ感想を抱いていた。実力で劣っていたとしてもウィズはそれを跳ね除けた




口に出したことはないがネイチャはウィズより上だと自信を持っていた。言ってしまえば自分より下のウィズに先を越されたのだ




同じチームなのでいがみ合う必要はないがそれでも意識はしてしまう。それがネイチャの心に火をつけた




結果としてそれが功を奏し本来の実力かそれ以上の力を出しネイチャは勝つことができた




ブルー「気持ちってそこまで大事なんだ」




ネイチャ「当たり前でしょ~ウィズなんて引退がかかってたんだから」




所詮気持ちなんて精神論だとブルーは考えていたが身近なウマ娘がそれを体現してみせた

ネイチャの勝利とタンホイザの残念会を同時に行いつつトレーナーは次のレースに向けてのプランを確定させる




ブレーザーはG1、ブルーはOPレースに挑むことになるのだがなんと同日のレースになることが判明した




トレーナーとしてはブレーザーの方の応援に行きたいがブルーの方も気になると迷っている




開催時刻はほぼ同じでレース会場はそれぞれ離れてしまっている。どちらかの応援しかできない




ブレーザーに聞けば自分はいいと言うしブルーに聞いても同じ答えが返ってくるだろう




自分が答えを出さなければとトレーナーは悩む




トレーナーは…



1 ブルーの応援
2 ブレーザーの応援
3 むしろどっちも応援に行かない
4 優劣をつけられないと病む
5 どうにかする
6 自由安価



下3

レース前日、トレーナーとウィズはブルーに申し訳ないけどと話を切り出す





ウィズ「ブレーザーの方にはトレーナーが応援に行くの」




トレーナー「ブルーには申し訳ないけどウィズに代理として行ってもらうから!」




別に来なくてもよかったのにとブルーが答えるとやはりそうかとトレーナーはため息をつく




トレーナー「担当のレースを応援しないトレーナーなんか居ないんだ」




自分のやろうとしていることはかなりの不義理なのだとトレーナーは落ち込んでしまっている

そこまで大袈裟なことなのだろうかとブルーは考え、試しに二人を揺さぶってみることにした




ブルー「ウィズが応援に来るのはトレーナーの彼女だから?」




ぐっ…と二人は言葉に詰まってしまう。ここまで効くとは思わずブルーの方が困惑してしまう




大舞台でもないので応援に来なくても別にいいと言うつもりだったがそんな雰囲気では無くなってしまった




何か言わなければ会話は終わらないとブルーは恐る恐るある提案をする




ブルー「じゃあ私が勝ったら……」




トレーナー「勝ったら!?」




食い気味でトレーナーが返事をしたことに驚きつつ良い条件はないかとブルーは考える




1 金券が欲しい
2 保護犬(モフモフ)を引き取って
3 ウィズとトレーナーがどこまで進んだのか発表
4 良いシューズと蹄鉄が欲しい
5 バクシンオーやルビーの偵察をして欲しい
6 自由安価



下3

ブルー「二人がどこまで進んだのか聞かせて」




ウィズ「へっ!?」




まさかそんなお願い飛んでくるとは思わず二人は驚く。トレーナーはうーんと唸り出しウィズはかなり慌てている




その反応から既に何かがあったことはわかるのだがブルーはそれを口に出さない




トレーナー「わかった……全部話すよ」




ウィズは顔を赤くしトレーナーの意見を肯定する意味で頷く。これで話が丸く収まったとブルーは安心する




応援に行かないことくらいどうとでもないと認識していたがトレーナーと担当の関係はそんな簡単ではないとブルーは知れた

トレーナー達との話が終わるのを待っていたかのようにブレーザーがブルーに会いにくる




ブレーザー「ちょっと付き合って」




彼女に連れてこられたのは練習用のゲート。走るのはトレーナーに止められているとブルーは躊躇する




ブレーザー「ゲートだけやりたい。レースはしないから」




そう言うとゲートのスイッチを入れブレーザーはスタートの準備をする。こうなっては断れないとブルーもゲートに入る




ブレーザー(この瞬間が一番嫌い)



ゲートのスイッチは入っていて本番のようにいつ開くか分からない。この沈黙がブレーザーにとってかなりの苦痛になる

ガチャンッ




ブレーザー「よし!」




ブルー「完璧だったと思う」




ブルー式のゲート対策をブレーザーはほばマスターできた。完全に目を開くことはできていないがそれでもゲート難はかなり改善した




ブレーザー「あんたのお陰でやっと自分の走りができる」




そんな大袈裟なことじゃないと言いかけたところで彼女が涙ぐんでいることに気付く




ウィズのように勝てない悔しさよりブレーザーの方が悔しさが募っていたのだろうか




お礼は勝ってから聞くとブルーはブレーザーから離れていく




レース当日…




1 二人とも調子良い
2 ブルー調子悪い
3 ブレーザー調子悪い
4 ブルーの応援が来ない
5 ブレーザーの応援が来ない
6 自由安価

レース当日、ブルーの調整は問題なく万全の状態でレースに挑めそうだ




ウィズ「ブレーザーも調子が良さそうだってトレーナーが言ってます」




スマホのメッセージをウィズが確認する。ブレーザーの調整も成功したようで何よりだ




他人のことより自分のことだとブルーはレースに向け集中する。重賞でなくOPレースではあるがレースには違いない




これに勝てば次はいきなりG2も視野に入れると聞いている。うまくいけば年内にG1に挑戦まで可能になる




その為にはまずはここを勝たなければいけない。負けたいいレースなどないがこのレースは今年の自分を決めるレースになるかもしれない

一方でブレーザーもレースに向け集中していた。自分の実力を完全に出すことができる初めてのレースになる




G1ではなく他の重賞で様子を見てもよかったがブレーザーがどうしてもと意見を通した




トレーナー「ブレーザーなら大丈夫」




トレーナーは彼女を励ましそれに応えるようブレーザーは自信を持ってレースに向かう




ブレーザー(全力で逃げ切る)




本来の走りができても勝てるとは限らない。普段以上の力で走るとブレーザーは気合いを入れる




レース結果…



1 二人とも勝利
2 ブレーザーのみ勝利
3 ブルーのみ勝利
4 二人とも敗北
5 自由安価



下3

トレーナー「よく頑張ったブレーザー!」




レースを終えたブレーザーはライブまでの時間でトレーナーの所に戻っていた



トレーナーは興奮しながら彼女の勝利を讃えるが肝心のブレーザーの反応は薄い




どうしたのかとトレーナーが再びブレーザーの方を見ると彼女は大粒の涙を流していた




ブレーザー「私……!やっ……勝て……!!」




自分の走りができたこと、念願のG1で勝てたこと。それまでの苦労も頭の中で巡りごちゃごちゃになっていた




言葉にならないほど号泣する彼女をトレーナーは優しく抱きしめた

ブルー「約束は覚えてる?」




ウィズ「ううぅ……」




ブルーは危なげなく勝利し結果としてトレーナーはブレーザーの応援に行って正解だった




しかし不義理を働いたと頭を下げたのはトレーナー側なのでブルーは毅然とした態度を取る




ウィズ「絶対に他の人には言わない?」




ブルー「言わない」




ウィズ「絶っっっっ対に言わない!?」




他言することはしないと何度も約束しウィズとトレーナーの情報を得る




トレーナーとウィズは…



1 まだキス止まり
2 全部終わった
3 マニアックなこと済み
4 アブノーマルなこと済み
5 マニアックアブノーマル済み
6 自由安価



下3

ウィズは恥ずかしそうにまだキス止まりだと答えそれを聞いたブルーはよかったと安心する




ブルー「学生に手を出すのはどうかと思う」




ウィズ「う……!!」




このウィズのリアクションは何なのかとブルーは疑問に思う。そもそもまだキスより進んでないのならそこまで恥ずかしがる必要がない




この状況を整理しブルーなりに答えを出す




ブルー「もしかしてウィズ、誘ったの?」




ウィズ「それ以上言わないでぇ!!」




ウィズはキス以上のことをしようと服を脱ぎトレーナーを誘った。しかしトレーナーは手を出すことはできないと断った




長い間気持ちを抑えていた代償なのか、ウィズの頭の中はピンクがかっている

ブルー「襲わなかっただけセーフだと思う」




ウィズ「そうだよね!?」




なにがセーフなのかよく分からないがウィズはうんうんと納得したのでこれで良しとした




ブルー(次はどうなるんだろ)




OPレースは余裕を持って勝てたので次の舞台に進んでも良い。それがG2なのかG3なのかはトレーナーに任せることになる




どんなレースだろうと勝つしかないと深くは気にしない




その後…



1 チームでの会議
2 学園での一コマ
3 ブルー布団乾燥機購入
4 ブルーにファンレター届く
5 自由安価



下3

ブルーは最近よく視線を感じるようになっていた。視線を向けてきた相手は全員同級生だと知る




所属チームが決まるのも早く未勝利戦を勝つのもあっという間だった。ブルーと同じ新入生からすれば注目しても仕方ない




ブルーはまだ未勝利戦とOPレースを勝っただけという認識だったがそれでも十分凄い




他の新入生のほとんどはチームに参加するどころかまだトレーナーさえ見つかっていない




仮にレースに出たとしても勝てるはずがない。それくらいブルーの活躍は信じられないものだった




デビュー二戦目でG1を走るウマ娘もいることはいるがそれは超有名ウマ娘で前評判も高かった




言ってしまえば無名中の無名であるブルーの活躍を誰も予想できなかった

ブルー(注目されるのは悪くないこと)




無名だからと無視されるより注目されていた方がいいとブルーは理解していた




下手に目立つ行動をしない限り絡まれることもないとトレセン学園に来る前に既に学んでいる




ブルー(そういえば今日は小テストがあったっけ)




学生なのだから勉強も疎かにできないと真面目に授業を受ける




下3コンマ ブルーの頭のよさ

コンマ98 天才の域




ブルー(よし満点)




今回のテストもブルーは満点で終えることができた。小テストはまだ数回しか実施されていないがいずれも満点をとっている




ブルーの趣味はモフモフ以外にほぼ皆無でありトレーニングが無い日はひたすらに勉強をしている




勉強が好きだからというふざけた理由ではなく暇つぶしに丁度いいからというもっとふざけた理由である




実は既に予習で教科書のかなり先まで進んでいるので小テストくらいどうということはないのだ




ブルーは自分が満点だと言いふらしたりしていない。しかしバツが一つもない答案は何人も目撃している

朝早くから遅くまでトレーニングをし、スマホなどで無駄な時間は使わない上に成績優秀




それに加え走りの方も絶好調で次はもう重賞に挑もうというところまで来ている




ブルーは自分には能力が無いからと客観的に見れるようで細部は見れていない




自分が注目されているのは今のところ調子が良いだけだと思ってしまっているのがその理由




ブルーは同級生から注目されない理由がない。新入生の中で一番上だとさえ思われている




目立つことはやめておこうと本人は意識しているがその全てが目立ってしまっている




この次は…



1 学園内で絡まれるブルー
2 重賞(G2)を走ると聞きクラスが騒つく
3 注目はされるが地元のせいで友達がいないブルー
4 ブルーを取り巻きにしたいとあるモブ
5 モフラーシーンを見られる
6 自由安価



下3

注目されていたブルーには友人が何人居てもおかしくないが彼女の地元が原因で友達はできていない




ブルーの地元はイキっている生徒に「あそこに転校させる」と言えば震え上がるような治安の悪さ




もしブルーを怒らせたりすればどうなるかわからないので彼女に下手に近付けなかった




今日も一人でブルーが廊下を歩いているとある二人のウマ娘が彼女に近付いてくる




ウィズ「お昼一緒にどうかな?」




タンホイザ「ブルーちゃんとお昼~」




タンホイザはブルーの伸ばしている左側の髪を撫でながら昼食を食べようと絡む




ブルー「一人より賑やかな方がいいから一緒に行く」





二人の先輩に可愛がられるブルーの姿を見た同級生達は彼女の印象が大きく変わった

タンホイザ「勉強できるのって凄い!」



ウィズ「勉強が楽しいだなんて思ったことないよ」




食堂で先程の小テストの話になり続けてブルーの勉強事情をウィズとタンホイザは知る




ウィズ「レースで結果は出すし成績は優秀。それは注目されるね」




目立たないようにしているとブルーから聞くが嫌でも目立つから諦めた方がいいとウィズはアドバイスする




タンホイザ「SNSとかやらないの?面白いよ~」




タンホイザはフクちゃん先輩ことフクキタルとの日常をSNSにあげているとスマホの画面を見せる




ブルー「それより勉強の方が楽しいです」




ウィズ(凄い子が入ったんだなぁ……)




早朝トレーニングを一日も休むことなくこなしレースにも勝っている。改めてブルーの凄さをウィズは知る



トレーニングにて…


1 ブルーの次のレース決定
2 新しいトレーニング導入
3 ブルーのSNSが必要かもという話に
4 チームトレーニングでもブルー注目される
5 自由安価



下3

トレーニングの休憩中、トレーナーから次はこのレースを目指そうとブルーは資料を渡される




ブルー「G2を走るんだ」




普通ならまずはG3で様子見のところだがレースのスケジュールを考えるとG2の方が良いとの判断だった




短距離レースは他の距離と比べると開催されるレース数が少ないのであまり融通が効かない




これが初めての重賞となるが休憩が終わるとブルーはいつも通りトレーニングに戻る




トレーナー(プレッシャーを感じてないのかな)




肝の座り方が普通じゃないとトレーナーは感心している

ウララ「わーーーーー!!」




ガチャンッ




ブルー「大丈夫、聞こえる」




ブルーがやっていたのはゲート対策。重賞は観客が多くなるのでゲートの音が聞こえにくい




そこでウララに大声を出してもらいゲートを試しているが特に問題は無さそうだった




ネイチャ「しかしまあ初めての重賞だってのにブルーさんは緊張しませんなあ」




自分のときはレースが決まったその日から眠れなかったとネイチャは自虐的に言う




ウィズ「なんでそこまで冷静なんですか?」




ブルーの答え…



1 地元が地元なので
2 緊張したことない
3 感情があまりない
4 全ての不安はモフモフが解決
5 緊張しても仕方ない
6 自由安価



下3

安価把握



そういえばウィズとブレーザーの勝負服考えてなかったのでアイデアあったらどうぞ

ブルー「緊張しないことはないけど……」




タンホイザ「けど?」




ブルー「私にはモフモフがあるから」




ブルーの言ってることがよくわからないとタンホイザとウィズは首を傾げる一方でちゃんと理由を言ったからとブルーはそれ以上補足しようとはしない





ウィズ「モフモフって何か教えてくれない?」




理解できないことは本人に聞くしかないとウィズは具体的に教えて欲しいと質問する




ブルー「私はモフラーだから」




疑問を解消するために質問したのにまた知らない単語が出てきてしまい更に首を傾げることになる

タンホイザ「それってスポーツかなにかだったりする?」




ブルー「近いかもしれない」




どういう動きをするのか見せて欲しいとリクエストすると周りを確認したあと席を立つ




ブルー「最近練習してるのは……これ」




ウィズ「ちょっと!?」




タンホイザ「見えちゃう見えちゃう!!」




ブルーはブリッジをしながら顔面で犬のお腹をモフる技を会得しようとしている




その事情を知らない二人は突然に食堂でブリッジを始めたことに驚いて止める




二人のリアクションは…



1 驚いたが止めることはしない
2 卑猥な何かと勘違いされる
3 アドマイヤベガが同じ動きをしていたと気付く
4 体に負担がかかりそうなので止めるよう説得
5 自由安価



下3

ウィズ「そういえばベガさんがこの動きをしてたような……」




そう言われタンホイザも覚えがあると話す。ベガには暗いイメージがあるのでその時は精神を病んでの行動だと勘違いしてしまっていた




ウィズ「なにをする為の行動なんですか?」




ブルー「モフモフ」




タンホイザ「わかんないっ!!」




モフラーでないウィズとタンホイザには話が通じるはずがないが今度はブルーが首を傾げる



ブルー「モフモフよ?」




ウィズ「お願いだからちゃんと説明して?」



ここまで言われようやくブルーは詳細を語る

ブルーから話を聞いた二人は変なことではなかったと安心したあとやはり変なのではと思い直す




ウィズ「ブリッジにして犬のお腹に顔をうずめる?」




ブルー「そうだけど」




タンホイザ「当たり前みたいに言われてもおかしい!」




おかしいのはそっちだと言わんばかりにブルーはため息をつく




ブルー「犬のお腹はモフモフしてるの」




ウィズ「だからぁ!」




会話ができているようでできていない




この後…



1 ベガ登場
2 布団乾燥機を買って欲しいブルー
3 犬がダメなら試しにモフらせてとウィズに提案
4 とんでも解釈によりタンホイザ鼻血
5 モフモフは世界を救うとヤバい系の話に
6 自由安価


下3

ウィズとの会話を何度か繰り返しブルーが出した結論はこうだった




ブルー「犬をモフるのを止めろってことね」




ウィズ「違う!!」




なぜこうも話が通じないのかと苦労しているウィズにブルーはあることを提案する




ブルー「代わりにウィズをモフらせて」




自分が何をされるのかわからないがブリッジしながら犬を可愛がることをしないのなら有りかと考える




ウィズ「ちょっとだけならいい、けど」




許可を得たブルーは…



1 胸に顔突っ込む
2 髪をモフる
3 シャワー浴びてきてとウィズに
4 部屋に行こうと言い出す
5 汗くさいとウィズにダメ出し
6 自由安価



下3

ウィズにポニーテールをおろしてもらうとブルーは髪の毛に顔を突っ込む




ウィズ「ひゃぁ」



ブルー「んんんんんっ……んんんんぅ」




匂いを嗅いでいるのかと思いきやそうではなく顔全体でウィズの髪の毛を楽しんでいるようだ




タンホイザ「うひ~!」




この光景になぜか興奮してきたタンホイザは鼻血を出す。ブルーはそんなことは関係なくモフり続ける




ウィズ「ど、どうなの?」




ブルー「いい…………」




どうやらかなり気に入ったようだった

ブレーザー「なにしてんの?」



ウララ「二人とも仲良しだー!」




トレーニングの時間になり今日のメニューをトレーナーから指示されるその時もブルーはウィズの髪をモフっていた




トレーナー「ねぇブルー……あの」




ブルー「もうちょっとだけ」




鼻息荒くウィズの髪の毛に頭を突っ込むブルー。トレーナーはこの光景が異常過ぎて強く注意ができない




ネイチャ「ウィズはそれでいいわけ?」



ウィズ「犬よりはマシだから……」




ブルーの奇行は自分が我慢すればいいのだとウィズは遠い目をしている




このあと…



1 キタルファをメンバーをモフるブルー
2 モフったお陰で絶好調
3 次のレースに向けてトレーニングは真面目に
4 トレーナーモフろうとしてウィズキレる
5 トレーニング場に犬乱入。ブリッジでモフるブルー
6 自由安価



下3

ネイチャ「どうなるかと思ったけど調子良さそうじゃん?」




ウィズ「うん、そうみたい」




モフモフを堪能できたお陰でブルーは好調そのもので効率よくトレーニングを行っていた




次のレースへの不安や緊張も無くなり集中できている




ブルー(流石はリーダー。尊敬する)




メンバーの為に自分の身を犠牲にするだなんてとウィズにこれまで以上に尊敬するようになった




ウィズは好んでモフられているわけではないがメンバーが変な目で見られるくらいならと我慢していた

それからウィズをモフることはブルーの日課になった




ウィズ「トレーニング後はやめて……」




ブルー「この汗で湿ったのがイイ」




ウィズ「ひぃん……」




トレーナー(なんだかドキドキしてきた)




ブルーのモフりは人前でも平気で行っていたので当然トレーナーや同級生の前でも堂々とモフっている




この後…



1 ベガ参戦
2 ブルーのレース
3 メンバーのレース
4 自由安価



下3

アヤベ「ふわふわと聞いてきたわ」



ブルー「師匠!」



ベガとそんな仲だったのか、何を聞きつけてやって来たのか。突っ込みどころは満載である




ぜひこのモフモフを味わって欲しいとブルーはウィズの髪の毛を差し出す




アヤベ「いいかしら?」




ウィズ「あ、はい……」




モフモフを求める目が真剣そのものでウィズは断ることなどできない




下3コンマ ベガのモフモフ点数

コンマ40 そこそこ



アヤベ「悪くはないわ」




ブルー「ですよね!」




アヤベ「そのまま精進しなさい」




ウィズ「はい……」




次のモフモフを求めアドマイヤベガは颯爽と去っていきブルーはそんな彼女を憧れの眼差しで見ていた




ネイチャ「な~にを見させられてるんでしょうねぇ」




トレーナー「友達ができるのは悪くないよ」




奇行には違いないが友人が居なかったブルーにはこれもアリだとトレーナーは受け入れる

ブルーのレースが数日後に迫りトレーニングではなく調整の段階に入る




ネイチャ「まーた今日もやってるやってる」




軽いストレッチくらいしかブルーは行わないのでウィズの休憩中、彼女はずっと髪の毛をモフっている




タンホイザ「飽きたりしない?」



ブルー「最高」




ウララ「仲良しなのはいいことだよね!」




ブレーザー「それって匂いとかしないの?」




ブルーは匂いを嗅いでいる様子はないが嫌でも匂いはしないのかとブレーザーは当然の疑問を持つ




ウィズのは…



1 匂い無し
2 犬みたいな匂い
3 良い匂い
4 ぶっちゃけ臭い
5 自由安価


下3

ブルー「いい匂いがする」




ブレーザー「ふーん」




匂いを嗅ぐためにモフっているのではないとブルーは付け加える。それを聞いたブルーはほっとした表情になる




ブレーザー「臭くてもモフってた?」




ブルー「当たり前」




このモフモフは例え犬の匂いがしても止められないとブルーはご満悦でモフり続ける




そんな彼女の表情を見たトレーナーはブルーの調整はうまくいくことを確信するのだった





ちょっと嗜好を変えて下3でこの次はどうなるかの安価を投げて寝ます

才能溢れる後輩に懐かれたことは素直に嬉しく、少し恥ずかしいのを除けばなにも問題なかった




トレーナー(いいなぁ……)




ウィズ(ひょっとしてブルーが羨ましいの!?)




そんなときモフモフするブルーを羨ましそうに見ているトレーナーにウィズは気づいてしまう




ウィズ(私に魅力がないわけじゃなかったんだ!!)




トレーナーがウィズに学生だから手を出さないと言ったのは本音ではないかもしれないと不安に思っていた




自分に魅力が無いから興奮できないのではないか。日々そんな不安が彼女を襲っていた




しかし好き放題モフられるウィズをこれでもかというくらいにトレーナーはガン見している。そんな自分に魅力がないはずがない




ウィズ(トレーナーを絶対にその気にさせる!)




G1を勝ちトレーナーを手に入れたウィズの闘志は燃え尽きかけていたが、ここでまた大きな炎があがった

おかしな行動もあるがブルーのやる気の凄さはキタルファメンバーもわかっていた




トレーニングも一番張り切ってやっておりウィズが燃え尽きかけていた最近ではブルーが引っ張っているほどだった




ウィズ「ブルー!併走お願い!」




勝つ理由を再び見つけたウィズはブルーに負けじとトレーニングに励む。そんな彼女の行動はチームに伝染していく




念願のG1を勝ちウィズと同じく燃え尽きかけていたネイチャとブレーザーも刺激を受け以前よりやる気が上がる




次は自分が勝つのだとタンホイザも続きウララはみんなに続けと彼女なりに努力を重ねる




トレーナー(ウィズもブレーザーもタイムが伸びてきてる)



成長はタイムに現れ、チームの底力が上がっていた




この後…



1 ブルーのレース
2 タンホイザのG1挑戦
3 ウィズのG1
4 ブレーザーのG1
5 ネイチャのG1
6 ウララのレース
7 自由安価



下3

ブルーのG2当日。調整は問題なく状態よくレースに向かえる




トレーナー「緊張してない?」




ブルー「観客は多いけど大丈夫」




OPレースに比べ明らかに観客の数が増えている。それがプレッシャーになるウマ娘もいるがブルーには関係なかった




ブルー「一つ心配なのはゲートかな」




ウララに大声を出してもらい歓声対策はしてきたが本番はどうなるかわからない




万が一出遅れたとしても仕掛けるタイミングを早めればリカバリーはできるとトレーナーはアドバイスする




トレーナー「差しで走るブルーだから出遅れたとしてもなんとかなる」




もし出遅れてしまった時、どこで仕掛けるのかを入念にチェックしブルーはレースに挑む




レース結果…


1 勝利
2 敗北
3 辛勝
4 惜敗
5 楽勝
6 惨敗
7 自由安価



下3

ブルーは勝つことは勝ったがクビ差での勝利となった。結果は満足できるものだったが走りに満足ができなかった




ブルー(全部が噛み合わなかった気がする)




スタートは大きく遅れることはなかったが最高のスタートを切れなかった。レース中も思ったように走れなかった




仕掛けるタイミングもズレてしまいなんとか勝利はできたが納得はできていない




調子は良かったのにとブルーは落ち込んでしまうが一着で悔しがっていてはいけないと表には出さない




ブルー(ライブが終わったらトレーナーに確認しよう)




ブルーはトレーナーの所には戻らず直接ライブのステージに向かった

ライブ後、ブルーは今日の走りが悪かった原因は何かなのかとトレーナーに質問する




トレーナー「たぶん緊張だと思う。精神的なもので間違い無いよ」




体調と脚に問題が無ければそれしかないとトレーナーは断言する。まさか自分がとブルーは動揺する




トレーナー「あれだけの観客の前で走るのは初めてだからね」




それからとトレーナーは今回のレースではブルーの人気が高かったからだとも付け加える




観客の期待はプレッシャーとなり走りを鈍らせる。人気があったり実力のあるウマ娘はそれを背負って勝っている




レース後…



1 プレッシャーのせいで調子を落とすブルー
2 モフモフじゃ癒しが足りないと思い立つ
3 同級生からの注目も負担になりちょっと病む
4 次はもう大丈夫だからとトレーニングに励む
5 ウィズ達のアドバイス
6 自由安価



下3

G2レース後のブルーは調子を落としてしまう。いくらトレーニングをやっても納得する走りができなくなってしまった




幸いにも次に出る予定だったG1レースまではまだまだ時間があるので、ゆっくり調整しようということになった




短距離レースのG1の少なさが今のブルーにとって都合が良かった




ウィズ「ブルーはどうするの?」




トレーナー「今は見守るしかないかな」




求められれば助けるができれば彼女自身でこの壁を超えて欲しいとトレーナーは期待している




ウィズは先輩として乗り換えるヒントくらいは出そうとブルーを心配そうに見守っている




ブルーについて…



1 少しだけ悪化
2 模擬レースがある
3 この間に勝負服を作ろう
4 フリースタイルレースに参加
5 自由安価



下3

トレーナー「予定を早めて勝負服を考えてみない?」




ブルーに対しトレーナーはそう提案する。本来ならもう少し後でデザインなどを考えていく予定だった




気分転換にもなるのでトレーニングは続けつつ勝負服のことを考えてみてはと言われブルーはそれを了承する




ウィズ「イメージは固まってるの?」




ブルー「固まってはないけど、こういうのは嫌だっていうのはある」




自分には似合わなかったりイメージと合わないものは想像できる。それを排除していけばどうにかなるとブルーは言う




タンホイザ「色は名前で決まることが多いです!むんっ!」




タンホイザは「マチカネ」の色をもちろん使っているが、必ずしもメインにする必要はない




ウマ娘によっては「名前」の色を耳のカバーにのみ使用しているパターンもある

ネイチャ「勝負服はさすがに名前を使うでしょ?」




愛称のブルーではなく大袈裟な本名を勝負服に反映させるのが一般的にはなる




タンホイザ「でもでも!フクちゃん先輩の開運フルアーマーとかあります!」




衣装をレースによって使い分けることは可能なので複数の勝負服があってもおかしくはない




ブレーザー「名前が由来のとブルーので作ったらいいんじゃない?」




トレーナー「いきなり二着は多分無理かな」




G1の常連なら二着以上作るのは問題ないが初挑戦でいきなり二着は恐らく無理だとトレーナーは指摘する




勝負服は…



1 名前ので作る
2 ブルーで作る
3 どっちにするか誰かに決めてもらう
4 むしろ作らず汎用のでG1に挑む
5 無理にでもどっちも作る
6 自由安価



下3

ブルーの名前で勝負服を作りたいという意見を尊重しトレーナーは彼女の背中を押す




トレーナー「それで作ろう。じゃあ早速……」




面倒な書類はトレーナーが担当しブルーはデザインをまとめて来て欲しいと紙を渡す




ウィズ「私のと同じ所に頼みますよね?」




トレーナー「そのつもりだよ」




ウィズやブレーザーの勝負服でもお世話になっているメーカーに作ってもらうという




超有名なメーカーではないが品質は良く何人ものウマ娘の勝負服を手掛けている

ウララ「ブルーちゃんだからブルーだよね!」




青を基調にするのかとウララは言いたいようだ。ブルーはもちろんとは答えずよく考えると返事をする




ブルー「デザインって落書きみたいなのでもいいの?」




ウィズ「私のときはそれでも良かったよ」




じゃあゆっくり考えるとブルーは紙を大事にしまう。万が一間に合わなくてもレースには出れるからと変なプレッシャーにならないようフォローする




ブルー「よく考えてくる」




勝負服を夢みたわけではないが中途半端なものは着れない。ウマ娘の勝負服には歴史と伝統が詰まっている




ブルーは…


1 いい感じにアイデアがまとまる
2 全くまとまらない
3 色だけは決まる
4 悩み過ぎて服という概念がわからなくなる
5 いっそのこと水着だと迷走
6 自由安価



下3

ブルー(この髪は私である証拠。これは絶対にいれたい)




青みがかった芦毛。これは彼女だけのものでありブルーは自分でも気に入っている




伸ばしている左側の部分は青が強い。真っ青ではないこの絶妙な青さも好みである




ブルー(白と青は絶対に入れたい)




比率でいえば青の方が白より少ないかグラデーションのような見た目にしたい




デザインは全く決まらなかったが色だけは何パターンも頭に浮かぶ




これがいい気分転換になりブルーが調子を戻していくキッカケとなった

参考にしようと学園のウマ娘の勝負服を見てみると白と青を使っている比率が高いことに気付く




この二色をメインにしているウマ娘も多くかなり参考にはできるが別の問題も発生する




ブルー(被らないかなこれ)



ダイワスカーレットの「ダイワ」やグラスワンダーの「グラス」のように白と青が名前に使われているパターンが多い




参考にし過ぎてしてしまうと向こうにも迷惑がかかってしまう。どうするのがベストかとブルーは悩む




勝負服は…



1 色だけ決めてメーカーに丸投げ
2 ウィズ達に相談
3 師匠に導きを求む
4 トレーナーに相談
5 自由安価



下3

こういう時は頼れる先輩に話を聞こうとウィズ元を訪れる。ウィズはブルーに頼られたことが嬉しくもあり責任重大だと真剣に聞く




ウィズ「色が被ることは仕方ないけどデザインは気を付けないとね」




ブルー「どうやったらいい?」




ウィズ「一番早いのはデータベースで調べることかな」




折角だから一緒に行こうとウィズに連れられ学園内の書物室に着く




ここにあるPCで過去から今までのウマ娘の勝負服のデータを閲覧できるそうだ

ウィズ「昔は図鑑見ながらだったらしいから今じゃ簡単だね」



勝負服に使いたい白と青を検索条件に入力してみたところ、膨大な量の勝負服が出てきてしまう




ブルー「うわ」



ウィズ「みんな白と青は使ってるなぁ……」




汎用性の高い色はどうしてもワンポイントで使われることが多い。色から勝負服を検索できてもこれだけ多ければ意味がない




ブルー「ウィズの時もこれ使ったの?」




ウィズ「私の色はメジャーじゃなかったから凄く参考になったの」




検索システムは色を絞れるだけでデザインで分けることはできない。なら次はブレーザーに話を聞こうということになった




ブレーザーは…



1 メーカーに何通りもデザインを送った
2 実は有名な所とデザインが被っているが気にしていない
3 「名前」から色とデザインはほぼ決まっていた
4 走りやすさを優先したデザイン。色は丸投げ
5 勝負服にはかなりの思い入れがある
6 自由安価

更に安価 下2


ブレーザーの冠名。無しでも大丈夫だし既存のと同じでも(ダイワとか)

ツクダオリジナル!!


バトルドーム!
ボールを相手のゴールにシュゥゥゥーーーッ!!
超、エキサイティン!!
3Dアクションゲーム!


バトルドーム!!ツクダオリジナルから

ブレーザー「私のは名前でほとんど決まってた」




「名前」であるスズカは緑を基調とし黄色との二色を使いブレーザーという名前から銀河をモチーフとしたデザインとなっている




デザインとモチーフが決まっていれば楽というものではなくブレーザーは自分の勝負服にかなりの拘りがある




銀河のイメージで使われるのは黒や青といったものが多いがそのモチーフをうまく緑と黄色で表現している




ブレーザー「名前から作らないから難しいだけだし」




確かにそうだとウィズも肯定するがブルーはどうしても「ブルー」で勝負服を作りたいという

ブレーザー「色だけじゃなくて表現したいものは?」




ウィズ「確かにモチーフがあれば良いかも」




モチーフにしたいものや表現したいものがあればそれでいいとブレーザーは言う




そうすれば万が一に被ってしまってもモチーフがこうなって色がこうなっているからだと説明もできる




ウィズ「ブルーを表現するものは色だけじゃないはずだから、よく考えてみて」




ブレーザーとウィズにもらったアドバイスをブルーは持ち帰る




ブルーは…



1 色以外に表現したいものが思いつかない
2 過去の自分からヒントを得る
3 トレーナーからのアドバイス
4 ウララからヒント得る
5 タンホイザからヒント得る
6 自由安価



下3


ツクダ病だから気にせず

ブルーが次に頼ったのはトレーナー。担当が勝負服を考えるのはこれが初めてではないので力になってくれるはず




そう考えてトレーナーにアドバイスを求める。彼は少し考えたあと、こういうのはどうかと助言する




トレーナー「チーム名をモチーフにするのはどうかな?」




キタルファはこウマ座の星の一つでり48星座の中の一つ。しかしその由来や神話はハッキリとしない




トレーナー「古い星座なんだけど誰が見つけて誰が名前をつけたのかもハッキリわからないんだ」




そんな目立たないこウマ座を自分達の輝きで目立たせよう。そんな思いからチーム名にキタルファがつけられた




チーム名は星の名前というルールがあることをブルーは知っていた。しかしトレーナーがこんな思いをチーム名に託しているとは知らなかった


トレーナー室に誰も居ないことを確認するとトレーナーはブルーと二人で入り、自分の机を触る




トレーナー「これはウィズも知らないことなんだ」




机の奥底からダイヤルの鍵付きの箱が出てくる。トレーナーはそれを開けるとブルーにあるものを見せる




トレーナー「君になら託せるかと思ったんだ」




それは勝負服のデザインで「ヒッパルコス」と題名があった。デザイナーではないので綺麗なイラストではないが思いは伝わってくる




ブルー「ウィズが着るためのデザインじゃない」




彼女のイメージに合わないし何より紙が古過ぎる。トレーナーが学生時代かそれよりも前のものだろう

このデザイン案を見て思うことは多々あるがトレーナーの表情を見てブルーは一つの答えを導く




ブルー「そんな顔してるってことは失恋じゃない」




トレーナー「うん」




ブルー「……亡くなったのね」




トレーナーは静かに頷き詳細を話す。とは言っても幼馴染の為にトレーナーを目指し勝負服まで考えただけのありきたりな話だと笑う




ブルー「ウィズに話してないのは死を乗り超えられてないから?」




トレーナー「それもあるけどウィズなら嫉妬するかなって」




最近頭がピンクがかっているウィズならそうなりかねないとブルーは頷く。そしてトレーナーが幼馴染のことを乗り越えられていないことに言及する





ブルー「そんな大事な勝負服を私に託すの?」




トレーナー「君なら吹っ切ってくれるかもしれないと思ったんだ」




その勝負服を着てG1の舞台で勝利すれば乗り越えられるかもしれないとトレーナーは言う




ブルーは…



1 承諾
2 自分で乗り越えるべきと断る
3 ウィズに幼馴染のことを話して相談
4 自由安価



下3

ブルーは引き受けるには一つ条件があるとトレーナーの方を向く




ブルー「乗り越えられたらウィズにちゃんと話して」




目を瞑り深く考えたあとトレーナーは静かに頷く




トレーナーは乗り越えらずとも幼馴染のことを一生思い続けるのも悪くないと思っていた




しかし今ではウィズという彼女とブルーという才能溢れるウマ娘を担当している




トレーナー(彼女のことを思い出にする時が来たのかもしれない)




トレーナーという仕事を目指すきっかけとなった幼馴染。彼女のことを忘れるつもりはないがいつまでも執着するのは幼馴染も望まないだろう

図らずともトレーナーの想いを背負うことになったブルーだが重さは感じていなかった




ブルー(誰かの為に走るのは初めて)




自分に才能があることは分かっても奢ることはなかったが勝利に執着することもなかった




ブルーに欠けているものは走る理由。トレセンの試験を受けはしたが絶対にここで走りたいということはなかった




強い思いがあれば勝てるということはない。それでも無いよりはあった方がいいだろうとブルーはそれを背負う




ブルー(負けられない理由があるのはいいこと)




トレーナーのデザインはそのまま使えるものだったのでブルーの希望の色を添えてメーカーに送られた




このあとは…




1 ウィズの二冠目指しG1
2 ブレーザーのG1
3 タンホイザのG1
4 ウララのレース
5 ネイチャがトレーナーの過去に気付く
6 感謝祭にキタルファが出ることに
7 自由安価

チームキタルファははるばる高知にやってきていた。その理由はウララのレースの応援の為で遊びではない




ウララが出るのはG3のレースではあるが観客は多い。その理由はなんとウララにあった




勝っても負けても嬉しそうにしている彼女にはファンが多くウララのレースをわざわざ見にくる観客までいる





レースに勝ってこそのウマ娘という概念をウララは覆す可能性があったが本人にはそんなつもりは無い





ウララ「みんなー!楽しんでくるからねー!」




ファンとチームに手を振ったあとウララはゲートに向かう

トレーナー「レースは勝つだけじゃないんだ」




これまで何度もウララのレースを見てきたトレーナーは感慨深そうにしている




ウィズはその意見に同調するがブレーザーはどうかと首を傾げる。ネイチャとタンホイザはウィズよりの意見のようだ




ネイチャ「レースに勝てなくても観客は満足するならそれが一番だと思うけど」




ウイニングライブに出れなくともミニライブという形ならウララのステージを見ることもできる




色んな意見はあるだろうがウララ本人が楽しそうにしているのだからとトレーナーは話を終わらせる



このあと…


1 ウララ勝利で盛り上がる
2 ウララ負けるも笑顔
3 ウララを見るトレーナーにブルーあることに気付く
4 ウララにアクシデント発生
5 自由安価



下3

レースに勝ちたいというウマ娘とは掛け離れたウララの姿。本人はレースで走ることが楽しいと感じている




その様子は走る姿を見ていればわかる。それが観客の心も掴み彼女は人気のウマ娘もなった




トレーナーがウララの走る姿を見ている視線が自分たちのそれとは違う。ブルーは以前からその違和感を感じていた




ずっとその正体がわからなかったがトレーナーの話を聞いて彼女なりに答えを出す




ブルー(トレーナーの幼馴染とウララが似てるんだ)




見た目そのものが似ているというより楽しそうに走っている姿が似ているのだろう




トレーナーがウララを見守る目には懐かしさに悲しさ、それに後悔といった感情が隠れていた

ブルー(ウララがチームにいる限り乗り越えられないかも)




例え自分が勝ったとしてもウララの走る姿を見るたびに幼馴染が過ぎっていては乗り越えるのは難しいかもしれない




かといってチームから追い出してしまうのは最悪の選択肢なのでそれだけはできない




誰かに相談しようかと考えたが相手はよく選ばなければいけない。うっかり話が漏れてしまえばチームに亀裂が入ってしまう




ブルー(どうするのがベストなんだろう)




ブルーなりにどうするのが最善なのかを考える




ブルーは…



1 幼馴染のことを調べる
2 ウララに相談
3 ネイチャに相談
4 桐生院を頼る
5 自由安価



下3

安価把握


ツクダは永遠

ウララに秘密の話は無理なことはわかっていたが、それでも本人と話した方がいいと決心する




ブルーはウララを呼び出しトレーナーと幼馴染、そして勝負服のことを話した




ウララ「そっか……」




思っていたリアクションではなくウララはどこか納得した様子だった




詳しく話を聞くとウララがトレーナーをスカウトしようとした時に涙を流していたのだという




なぜトレーナーが泣いていたのかその時は分からなかったがブルーの話を聞いて腑に落ちたようだった




ウララ「怪我しちゃって泣いてるんじゃなさそうだったの。あの時のトレーナーさんは心が泣いてたんだね」




この話は自分がG1を勝つまでは内緒にするとウララは約束する

これで問題無いかと思ったが一つ心配なことがある。それはブルーが本当にG1で勝てるかということ




この調子でいけば勝利は見えてくるがG1という大舞台で必ず勝てるとはとても言えない




そうなればトレーナーは過去を乗り越えることができずウィズともうまくいかないかもしれない




ブルー(トレーナーは幼馴染に後悔がある)




その後悔さえ無くせれば乗り換えられるキッカケとなるのでは。最悪自分が勝てなくともなんとかなる




ウララが協力してくれるのなら方法は様々ある




この後…



1 鍵付き箱から情報入手
2 桐生院を頼る
3 トレーナーに直接聞く
4 ウィズに何か知らないかと聞く
5 ネイチャの情報網を頼る
6 自由安価

ネイチャ「ネイチャさんを頼るってことはウィズには知られたくない話?」




どこまで伝えていいのか迷ったがトレーナーの過去について知りたいことがあると詳細は避けた




トレーナーの彼女であるウィズに聞けば早いことはわかっていてネイチャを頼った。そこに理由があるのだとネイチャは理解する




ネイチャ「そういえばトレーナーさんの昔話ってあんまり聞いたことないかな」




学生時代の話をチラホラするだけで明確に話したことは無い。これはウィズも同じだろうとネイチャは推理する




ネイチャ「ネイチャさんに任せなさいってね」




ウマ娘だけでなく多くのトレーナーとも繋がっているネイチャは数日待って欲しいと返事をする

数日後、ネイチャから報告を受ける。驚いたことにトレーナーは同僚や先輩にも過去のことを話していなかった




ネイチャ「飲み会でも学生時代の話はほとんど出てこないって。トレーナー養成所の時の話はよくしてたみたい」




いまだに乗り越えられていないのだからそう簡単に他人には話さないのだろうか




ネイチャをもってしても情報を得られなかったのかと落胆しかけた所で彼女は口を開く




ネイチャ「あの女は情報を持ってるっぽいんだよね」




あの女呼ばわりされているのは桐生院トレーナー。ウィズがトレーナーに好意を寄せているのを知りながらもトレーナーに近付いた




その情報はネイチャが他のトレーナーから聞き入手しており、ネイチャは桐生院トレーナーを嫌っている




ネイチャ「どうしてもって言うなら話を聞いてくるけど」




嫌そうな顔をしているがブルーが言えば桐生院に話を聞いてくれるだろう




ブルーは…




1 他に知らない人が居ないか更に調べて欲しい
2 桐生院は頼りたくない
3 桐生院を頼るしかない
4 自分でなんとかする
5 まさかのウララが情報入手
6 自由安価

下3

ブルー「桐生院は頼りたくない」




ネイチャ「そう言ってくれてほっとしたわ~」




ウィズの気持ちを知っていながら近付いた桐生院に好意などあるはずもなく、彼女は頼りたくないという結論になる




ネイチャには引き続き情報を探ってもらうよう頼んだが新たな情報が入ることに期待できない




ならば自分でなんとかするしかない。ブルーは何かできることがあるはずだと知恵を絞る




考えに考えた結果ある答えに辿り着く。それはある種トレーナーを裏切ることになるが背に腹はかえらないとブルーは決断する

ある日、トレーナー室に誰も居ないことを確認したブルーはトレーナーの机を探る




ブルー(チラッと番号が見えてた)




トレーナーが大事にしまっていたダイヤル鍵付きの箱。そこから勝負服のデザインを取り出した時、ブルーはダイヤルの数字を見ていた




四桁の数字を合わせれば開くタイプのもので、ブルーはそのうち三桁を覚えていた。あとの一桁は総当たりでどうにかなる




ブルー「開いた……」




記憶は間違っていなかったようでダイヤル鍵を施錠することに成功した




ブルー(写真でも入ってないかな)




この箱の中に写真や幼馴染を特定できる何かが入っていることをブルーは期待している




箱の中は…



1 トレーナーと幼馴染の写真
2 何もなかった
3 白い欠片があった
4 錆びた刃物
5 幼馴染へのラブレター
6 悪口が書いてある紙
7 自由安価

箱の中にはブルーの思惑通りトレーナーと幼馴染の写真が入っていた





ブルー(この子、ウララにそっくりだ)





学生時代のトレーナーと並んで写真に写っている幼馴染はウララと瓜二つ。姉妹かと思うほど似ていた




ウララに姉がいるとは聞いていないので他人の空似だろうがそれにしてもよく似ている





ブルー(もっと何かないかな)




ブルーは更に情報を得ようと箱の中をチェックする

結局写真よりも有力な情報は得ることはできなかった。しかしこれは使えるはずだとブルーは考える




ブルー(ウララを幼馴染だと思ってもらうのはどうだろう)




そうすればトレーナーの後悔を無くせるかもしれないがそれはかなり難しいだろう




ブルー(やるだけやってみようかな……)




トレーナーと二人きりになり、ウララは幼馴染のことを知ったので自分のことをそう思って欲しいと伝えてみる




かなり無理のある作戦なのはわかっているが現状これ以上思いつかない。とりあえずこの情報はウララとは共有できる



どうしたか…



1 ウララの幼馴染作戦をやる
2 自分に任せて欲しいとウララ
3 トレーナーにバレる
4 桐生院襲来
5 ネイチャから追加情報
6 自由安価


下3

ウララ「その女の子は私にそっくりなんだよね」




ブルー「髪の色も雰囲気も似てた」




ウララ「ありがとうブルーちゃん、あとは私に任せて」




いつもの元気いっぱいという感じではなく真剣な眼差しをブルーに向けるウララ




ネイチャに協力してもらいトレーナーと二人だけになれるよう取り繕ってもらう




ブルー(不安は残るけど任せるしかない)




ウララに任せていいという確証はないがここは彼女に任せるしかなかった

トレーナー「あれ?ネイチャとタンホイザは?」




二人に呼び出されたはずとトレーナーは困惑する。そんな彼に対してウララは笑顔を浮かべている




トレーナー「なにか話したいことでもあったの?」




ウララ「あのね、最近夢を見るんだ」




ウララは自分にそっくりな子が夢の中で話しかけてくるのだという。最初は不思議な夢だと思っていたが少しづつ違和感を覚える




ウララ「その女の子は幼馴染が居たんだって」




その幼馴染は男の子でトレーナーを目指すと言っていたらしい。ここまで語ったとき、トレーナーの表情は泣きそうな顔になる




ウララ「トレーナーさんは幽霊とか信じる?」



トレーナー「ごめん……」




これ以上その話は聞けないとトレーナーは後ろを向いてしまう




ウララは…



1 今は自分のことを幼馴染だと思って話して欲しい
2 トレーナーに抱きつく
3 幼馴染が乗り移ったように話す
4 なんであんなことをしたのかと指摘してされる
5 トレーナーの幼馴染になると言い出す
6 自由安価



下3

ウララ「今日は私のことを○○ちゃんだと思って」




なぜその名前を知っているのかとトレーナーは驚き振り向く。ウララは夢で教えてくれたからだと言う




ウララ「ずっと写真を持ってるのもその子は知ってたよ」




トレーナーが自分のことで苦しんでいることも知っていた。だから幼馴染はウララに助けを求めた




彼を苦しみから解放できるのは自分しかいないとウララはある種の使命を感じていた

トレーナー「○○……」




ウララ「なぁに?」




ウララとは違ったイントネーションと話し方。トレーナーは目の前にいるのは幼馴染だと錯覚していく




トレーナー「ずっと……言いたいことが……」




ウララ「聞かせてくれるトレーナーくん?」




トレーナー「……」




ウララ「私は君のこと好きだったよ」




トレーナー「う……っ!!」




その想いを口に出して伝えて欲しかった。ウララから幼馴染の台詞を聞くトレーナーはその場で泣き崩れてしまった




このあと…



1 トレーナー告白し荷物が下りる
2 ウララ(幼馴染)にキス
3 幼馴染として内緒で付き合うことに
4 乗り越えるキッカケを得る
5 自由安価



下3

泣き止んだトレーナーはウララに対しありがとうと一言呟く




トレーナー「あの子ともう一度話せたみたいだったよ」




ウララ「元気出た?」




トレーナー「元気が出たというよりスッキリしたかな」




全て乗り越えたわけではないがウララと話せたことがキッカケとなった




これで万が一にブルーが勝てなかったとしてもトレーナーは幼馴染のことを引き摺ることはないだろう




ブルーが勝てば幼馴染のことは良い思い出としてトレーナーの心に残り続けるだろう

ウララ「あの子が教えてくれたんだけどトレーナーさん無理してない?」




幼馴染がトレーナーは睡眠時間を削りチームに尽くしていると教えてくれた




無理はしているが問題ないとトレーナーは言うが無理をしてる時点で問題があるとウララは怒る




ウララ「トレーナーさんが倒れたら大変だよ!」




トレーナー「そう言われても……」




やることは無限にあるので休む暇はないが体には問題ないとトレーナーは主張する




ウララ「ウィズちゃんは怒ってないの?」




自分が怒るくらいなので彼女であるウィズはもっと怒っているだろうとウララはいう




トレーナーは…



1 休んでいると嘘をついている
2 むしろウィズが休ませてくれない
3 ウィズに癒されているので大丈夫
4 実はウィズが仕事を手伝ってくれている
5 自由安価



下3

トレーナー「本当はいけないことなんだけど……」




実はウィズに仕事を手伝ってもらっていると白状する。トレーナーしか見てはいけない書類もあったがウィズにならと見せていた




そのおかげもあって以前よりは楽になったから心配しなくていいと言う




ウララ「ウィズちゃんってそんなに頭がよかったんだ!」




そんな難しいことはしてもらっていないが計算などはしてもらっていると付け加える




トレーナー「遠征の交通費とか色々と面倒な書類が多くてね」




ウララ「本当に無理はしてない?」




トレーナー「大丈夫だから安心して」




トレーナーの笑顔を見たウララはその言葉を信じることにした

ウララからの報告を受けブルーは任せてよかったと胸を撫で下ろす




ブルー「夢を見たからトレーナーのことを任せて欲しかったんだ」




幼馴染のことを乗り越えられそうで良かったとブルーは安心する




ウララ「ウィズちゃんにはまだ秘密にしておくの?」




ブルー「完全に乗り越えてないからまだダメ」




ウララ「んむむ!秘密にするの頑張る!」




口を塞ぎながらウララはんーんー言っている




次は…



1 タンホイザのレース
2 新しいトレーニング導入
3 ウィズのレース
4 ブレーザーのレース
5 ブルーの勝負服完成
6 自由安価



下3

それから更に数日後、ブルーの勝負服が完成し送られてきた。試作とはいえその早さにブルーは驚く




トレーナー「デザインがあったから早かったんだ」




ウマ娘によっては色だけをメーカーに送る場合もありその時は長引くものの、デザインさえあれば割と早くできるのだという




トレーナー「出来たとしても一発で納得することなんてほぼ無いからね」




何度もリテイクを重ねる前提なので早く仕上がってくるのだという




届いたのなら早速見てみようと勝負服を取り出すとトレーナーが考えたデザインがちゃんと反映された

勝負服を見たトレーナーは震えていた。ウララとの会話が無ければトレーナーは涙を流していただろう




トレーナー「うん……うん…………」




涙を堪えながら何度も頷く。トレーナーは噛み締めるように何度も勝負服を見つめる




ブルー「直したい所はある?」




この勝負服のデザイナーはトレーナーなので修正などは全て任せるとブルーは言い切る




着てみないと細部が分からないかとブルーはその場で服を脱ぎ出す




トレーナー「ちょ、ブルー!」



ブルー「ああ」




この場にトレーナーが居たことを思い出しそれは不味かったと思い留まる




ウィズ「へ?」



しかしその時、運悪くウィズがトレーナー室に入ってきてしまう




ウィズは…




1 事情を理解するがブルーに注意
2 事情を理解しトレーナーに注意
3 ブチギレ
4 ぷちギレ
5 掛かるウィズ
6 自由安価



下3

安価把握



イラストAIのをこねくり回してみてようやくウィズっぽいものができた

一歩間違えれば修羅場になりかねない状況ではあったもののウィズは冷静に判断する




服を脱ぎかけているブルーの側に見慣れない勝負服がある。これが意味することは一つしかない




ウィズ「トレーナーも男の人だからダメでしょブルー」




ブルー「ごめんなさい」




つい油断してしまったとブルーは言う。学園内にはウマ娘、つまり同性しか居ないので着替えのことも気にしなくなる




その感覚でこの場でも服を脱ぎかけたがこれからは十分に注意するようにとブルーは叱られる




ブルー(本当に油断してた……)




一度はトレーナーを異性として見てしまったが今回のは本気で事故だった。これは注意しなければと危機感を覚える

トレーナーには一度出ていってもらい今度こそ勝負服を着ようとブルーは服を脱ぐ




ウィズ「そのまま話を聞いてくれる?」




その勝負服はブルーがデザインしたものではないことをウィズは知っているという




トレーナーは何かを隠しているとウィズは悲しそうに言う。事情は知っているがウィズには自分から話せないとブルーは何も言えない





そんな彼女の態度を見たウィズは着替えを手伝うとブルーの背後に立つ




ブルー「一人でできるから大丈夫」




ウィズ「ごめんね」




ウィズは謝るとブルーの首に手をかける…が強く締めることはせず両手で首を触るだけだった




ウィズ「私からトレーナーを奪うつもりはないよね?」




ブルーはウィズがどんな表情をしているのかは見えない




ブルーは…



1 ビビって全部話す
2 奪うつもりはないと否定
3 何も言えないと答える
4 無言を貫くときゅっとされる
5 ウララ参戦
6 自由安価



下3

ウララ「喧嘩しちゃダメ!!」




そこに入ってきたのはウララで二人の間に割り込みウィズの手はブルーの首から離れる




ウィズ「喧嘩じゃない!!」



ウララ「ウィズちゃん怖い顔してたもん!!」




笑顔ではないだろうなということは声で分かったが敵意を剥き出しにされていたのかとブルーは息を呑む




ウララ「ブルーちゃんは悪くない!トレーナーさんも言えないことくらいあるでしょ!?」




そう言われるとウィズは黙ってしまう。ウララの言っていることが理解できたのかと思いきやそうではなかった




ウィズ「お前もか!!」



いきなりウララに飛び掛かりそのまま馬乗りになる。これはまずいとブルーは勝負服を着たまま止めに入る

ウィズ「なんで私の知らないことをお前たちが知ってる!!」




ウララ「ウィズちゃんに知られたくないからだよ!」




ブルー「心配かけたくないから言えないって言ってた」




ウィズ「私は何のための彼女なんですか!!」





ブルーはトレーナーに違和感を感じていたが彼女であるウィズはそれよりも強く違和感があった




最初は自分が学生なので手を出せないことで悩んでいるのかと思ったがそれは見当違いだった




トレーナーの悩みは何なのかとウィズは日々考えていた。いつしかそれは大きな歪みとなってウィズの心に溜まっていた




今回のはそれが爆発してしまい自分でもコントロールができていない。いまよウィズは冷静になることは難しい




このあと…



1 力ずくでブルーはウィズを止める
2 幼馴染のことを話す
3 幼馴染のことを話すも止まらず
4 二人はウィズを止められない
5 トレーナーが来て幼馴染のことを話す
6 自由安価



下3

トレーナー「ウィズ!」




ウィズ「トレーナーぁ!!」




タイミング良く現れたかと思うとトレーナーはすぐに頭を下げる。やはりやましいことがあったのかとウィズは爆発寸前となる




トレーナー「ごめん…ごめん……!」




ところがトレーナーの涙を見た途端ウィズの怒りは沈み一気に心配が勝る




トレーナー「全部話すから……ちゃんと聞いて欲しい……」




トレーナーは涙ながらに幼馴染とのこととそれに関係するウララとブルーのことを全て説明した

トレーナーにそんな過去があるとは知らずウィズは疑ってしまったことを激しく後悔した




落ち込まなくてもウィズは悪くないとトレーナーはフォローしブルーはそれを補足する




ブルー「部屋の外で聞いてたのにギリギリで助けに入ってきたでしょ?」




そう言われトレーナーは言葉に詰まる。ウララが助けに入った直後からトレーナーは中の様子はおおよそ察していた




それでも部屋に入らなかったのはそれほど幼馴染のことを口にしたくなかったからだとブルーは指摘する




ブルー「ウィズの前で好きで未だ引きずってる子のことなんか話せないだろうし」




図星だったのかトレーナーは反論することなくブルーの言うことを黙って聞いている

ウィズ「私に手を出さないのは幼馴染のことがあるから?」




それは違うとブルーが否定しようとするが、なんとトレーナーはウィズの言ったことを肯定する




トレーナー「もちろんウィズが学生だからっていうのもあるよ」




ウィズ「ひょっとして私とのキス、嫌だった?」




暫くの沈黙のあとそれは無いと答えるが沈黙する時点でアウトだとブルーが責める




ブルー「断れない雰囲気を出したウィズも悪いかも」




ウィズ「……」




勝った勢いからの告白、そしてキスを迫ったのはウィズ。トレーナーはそれに応えたがとても断れる雰囲気ではなかった




ウララ「みんなでお話しした方がいいと思う」




これはもはや個人の問題ではなくチームで解決すべき問題だとウララは提案する




緊急会議にて…




1 修復可能という結論
2 一度別れた方がいい
3 答えが出ない
4 乗り越えるまでウララと付き合う
5 ウララと二股
6 チーム内恋愛禁止に
7 自由安価



下3

チームキタルファのメンバーはトレーナーとウィズのこれからについて真剣に話し合う




ネイチャ「あの女のこともあったしウィズを責めるのは違うかな~ってネイチャさんは思うけど」




ブルー「でも私は首折られかけたし」




ウィズ「そんなつもりなかったの!」




ブレーザー「ウララには馬乗りになったくせに」




ウィズ「ぐぅぅ……!」




話し合った結果としてウィズとトレーナーはまだまだやり直せるとの結論に至る




どちらが悪いでもなくお互いに反省すべき点があったということで会議はまとまろうとする

トレーナー「ウィズにこんなにも愛されてるなんて知らなかったよ」




ウィズ「どれだけトレーナーのことが好きだったか教えてあげましょうか?」




トレーナー「それはいいかな……」




またこんなことになる前に会議を開くかお互いによく話し合うようにとブレーザーが注意する




会議はこれで終わりはなるがタンホイザが悲しそうにブルーを見る




タンホイザ「せっかくの勝負服がボロボロに…おろろーん」




ブルー「また作ってもらうから平気」




ウィズと揉み合った際にブルーの勝負服はあちこちが破れデザインがよくわからない状態となっていた




これに関しては自分だけが悪いとウィズは深く頭を下げる




次は…



1 こうなった原因の桐生院に殴り込み
2 ウィズを安心させろとトレーナーにお持ち帰り令
3 勝負服のことでメーカーに怒られる
4 切替えて次のレースに向けてトレーニング
5 このことが学園で噂になる
6 自由安価



下3

タンホイザ「トレーナーさんに指令です!むん!」




学生に手を出したくない気持ちもわかるがウィズを安心させる為にウィズのお持ち帰り指令が下る




それは流石にマズイとトレーナーは慌てるがブレーザーがすぐに補足する





ブレーザー「デートしてこいって意味だから」




ネイチャ「多少のスキンシップも有りなヤツで~」




今日だけでなく定期的にデートに行くべきというのがメンバーの総意ということでトレーナーは観念する




トレーナー「じゃあ行こうかウィズ」




ウィズ「うん!」




勝負服は残念なことになってしまったがトレーナーとウィズの問題が解決したのでブルーは良しとすることにした

G1に向けトレーニングをしていたある日、ブルーはバクシンオーに話しかけられる




バクシンオー「貴女をレースに誘いに来ましたっ!」




聞けばこの時期は短距離のG1が少ないので調整も兼ねて学園主催のレースがあるらしい




勝ったところで旨みが少ないので走るウマ娘が少なく委員長が直々に参加者を探しているらしい





バクシンオー「どうしますか!?」




走るウマ娘を聞けばダイイチルビーやタイキシャトルなど有名ウマ娘だらけであった




勝てる望みは薄いが自分がどこまで走れるのか良い機会だとブルーは受けることにした




レース前…



1 注目されるブルー
2 周りは全員有名ウマ娘だった
3 参加者少でなくバクシンオーがメンバーを選んでいた
4 周りが全員勝負服でガチのレース
5 自由安価



下3

ブルー「なにこれ……」




いざゲートに向かってみると周りは全員有名ウマ娘ばかりだった。G1の表彰台の常連達しかいない




こんな中で勝てるはずもなくブルーの最下位が確定した。勝つために走るのではないが最下位では得るものは殆どない




いっそのこと急病ということにして出走を回避しようとしたがバクシンオーがやってくる




バクシンオー「調子が良さそうですね!!レースが楽しみですっ!!」




バクシンオーの声を聞いてか注目がブルーに集まる




ブルー(うわぁぁぁ…やめて……)




勝てもしないのに注目しないでとブルーは早くもゲートに入ってしまう

逃げや先行で走る先頭集団には追いつけないのでせめて差しや追い込みで走る有名ウマ娘の走りを参考にしようと考える




ブルー(どこで仕掛けるのかも見たい)




残り何mでスパートをかけるのかも学びたい。その為には先頭集団から大きく離されてはいけない




ブルー(ペースが早いなら飛ばさないと置いていかれる)




最下位の独走を避けるため、例え最後まで持たないとしてもペースを上げレースを観察しようと決める




ブルー(よし、いこう)




ブルーの作戦は決まり全員がゲートに入る



レースは…



1 まさかの勝利
2 敗北も参考になる
3 最下位独走
4 ハイペースで走り切る
5 五着以内に入る
6 バクシンオーにマークされる
7 自由安価



下3

レースはブルーの想定した通り自分からするとかなりハイペースな展開となる




ブルー(先頭集団についていく!)




逃げで走るのは一人でそれに先行が続く。差しで様子を伺っている集団にブルーはなんとか喰らいつく




ブルー(えっ!?)




目まぐるしく位置が変わりそれぞれが自分のレースの形にしていこうと駆け引きが行われる




そんな時、自分の後ろにあるウマ娘…バクシンオーがいることに気付く




ブルー(逃げか先行で走るはずのバクシンオーがなんでここに!?)




バクシンオー「バクシンバクシンバクシーーーン!」




ブルーはぴったりとバクシンオーにマークされてしまう

バクシンオーのマークが外せない中、ブルーの目の前がちょうと開く




ブルー(かなり早いけどここで仕掛けるしかない!)




スパートをかけるにはかなり早いタイミングだがこれ以降位置取りで優位に立てる確証がない




例え体力が尽きたとしても得るものはあったとブルーはスパートをかける




バクシンオー「負けませんっ!」




ブルーが加速したのを見たバクシンオーは追いつき、追い越さんとする勢いで追走する




レースは…




1 まさかの勝利
2 体力切れで最下位
3 敗北もスパートが最後までもつ
4 バクシンオーが一着
5 負けはするがバクシンオーには勝つ
6 自由安価


下3

バクシンオー「バクシィーーーンッ!!」




スパートをかけたブルーより更に加速しバクシンオーが抜き去っていく




その勢いはどんどん増していき、ついには逃げで独走していたウマ娘に追い付き抜き去る




バクシンオー「はーーはっはっはっ!私の勝利です!」




得意ではないはずの差しでバクシンオーは一着をもぎ取った。短距離最強と言われる実力は本物であった




トップスピードはどれくらいの速度が出ていたのかわからない。それくらいに凄まじい加速とスピードだった




ブルー(あんなのに勝てるはずがない)




ゴールしたブルーはバクシンオーの速さに呆然としていた

ブルー(収穫はあったけどレベルの違いを見せつけられた)




いつもより早いタイミングでスパートをかけたが最後まで走り切ることもできた。このレースで得たものは多い




それと同時に絶対に勝てない相手がいることがいると知ってしまった。バクシンオーには何をどうやっても勝てない




ブルー(トレーニングどうこうじゃなくて才能の問題)




生徒会長のルドルフが七冠を取ったように絶対的な才能の前には誰も太刀打ちできない




ブルー(これが才能……)




地元のフリースタイルレースで勝てなかったことを思い出しブルーの気持ちは沈む




このあと…




1 タイムが自己ベストを大幅更新していた
2 新入生が有名ウマ娘と良いレースをしたと話題に
3 有名ウマ娘に囲まれるブルー
4 バクシンオーが異常なだけだと知らされる
5 ブルーの走りを讃えるバクシンオー
6 自由安価



下3

意気消沈したままその場を去ろうとしたブルーにヒシアケボノが話しかけてくる




ヒシアケボノ「とってもボーノなレースだったね!」




なにが…と答えようとした時、他の有名ウマ娘もブルーの側に寄ってくる。一体何なのかとブルーは困惑する




ブルボン「素晴らしいタイムでした」




そういえば何秒でゴールしたのかを確かめていなかったとブルーは簡易掲示板を確認する




ブルー「へ…?」




着順の横に示されたタイムは自己ベストより遥かに速いものが表示されている。何かのミスかと思うがそんなミスがあるだろうか




ルビー「私たちは全力で走りました」




調整の為に手を抜いたウマ娘は居なかった。そんな中でブルーは最下位どころか善戦したのだ

バクシンオー「やはり見込んだ通りの実力でした!」




満足そうにうんうんと頷きながらバクシンオーもブルーの近くに来る




バクシンオー「入学してから半年程度でこの走りは素晴らしいです!」




そんなことはないと否定するブルー。しかし有名ウマ娘やこのレースを見ていた同級生達はそうは思わない




ルビー「やはり噂通りでした」




どんな噂が流れているのかとブルーは警戒する。その内容をブルボンが説明し出す




ブルボン「貴女の地元で一緒に走っていたのはこの方ですか」




ブルボンはあるウマ娘の名前を言う。ブルーは聞き覚えのある名前だったので知っていると答える




ヒシアケボノ「フリースタイルレースで走ってたんだ?」




ブルー「はい…それがどうかしましたか?」




やはり本当だったのかと有名ウマ娘達がざわつく

ブルボン「貴女はその方たちと同じ世代ということになりますね」




ブルー「そうですけど、一度も勝てたことがないです」




だから自分なんてとブルーは言うが誰も聞いておらずざわつきが大きくなっていく




バクシンオー「新入生の貴女は知らないと思いますので、委員長の私が説明します!」




去年、ブルーがトレセン学園を受験していた頃にとあるレースがあった




そのレースに出たのはなんとルドルフ。未だ最強の生徒会長に挑んだ無謀なウマ娘が居たという




そのウマ娘はフリースタイルレースしか経験がなくゲートのせいで大きく出遅れてしまった




しかしそのウマ娘は追い込みで出遅れはむしろアドバンテージだった。出遅れを見てもルドルフに油断は無く完璧な走りを見せる




ルビー「誰もが会長の勝利を確信したはずです」




学園の誰もがルドルフの勝利を期待し確信したその数十秒後、その期待は悲鳴で消えてしまう

バクシンオー「あんな無様に負ける会長を見たのは初めてです」




まさか「彼女」が会長に勝っていたなんて信じられない。もし勝っていたのならなぜトレセンに居ないのか




ブルボン「「彼女」はトレセンを下に見ていました」




所詮トレセンはこんなものだとそのウマ娘はターフに唾を吐き捨てたという。それを聞いたブルーはやはり彼女のことなのだと確信する




ルビー「あのようなお方は学園に馴染めるはずがありません」




ヒシアケボノ「気性難の子は難しいよね」




地元では当たり前の光景だが上品なトレセン学園では「彼女」の立ち振る舞いや言動は受け入れがたいだろう




バクシンオー「「彼女」の世代でトレセン学園に来たのは貴女だけなんです!貴女は新世代の顔になるでしょう!」




まさか自分がとブルーは困惑している




1 トレーナーに改めて能力を説明される
2 本当にルドルフが負けたのかとネイチャに聞く
3 「彼女」がそこまで凄いとは信じられないブルー
4 実はブルーのことに気付いていたキタルファ
5 「彼女」は凄いがやはり地元荒れすぎと指摘
6 自由安価



下3

トレーナー「これが君の限界じゃないよ」




今回のレースのタイムを見たトレーナーは冷静に言う。そう言われてもとブルーは納得しない




トレーナー「新入生がいきなりG1を走ることは稀にある。けどそれは本格化が早い子なんだ」




ブルーの凄い所はこれからまだまだ成長することであると言い切る




トレーナー「ブルーに声をかけたのは偶然だったけど、こんなに凄い子がって気付いた時には震えたよ」




そんなことを言われても自覚がないとブルーは答え、それに被せるようにトレーナーは続ける




トレーナー「自覚しなくていい。ただ自信を持ってトレーニングをして欲しいんだ」




地元で勝てなかったという過去は忘れトレーニングに励んで欲しいとだけトレーナーは伝える

タンホイザ「またタイム縮まったー!」




ネイチャ「やっぱあの子と併走できるってだけで鍛えられるよね~」




あの子とはもちろんブルーのことで今はウィズと併走をしている




ブレーザー「ダートの私でもあの走りは参考にしてる」




ネイチャ「これが才能ってヤツですか」




タンホイザ「チームの勝ち星になる未来が見えます!むんむん!」




能力に甘えず早朝からトレーニングを続けている彼女の姿勢もチームに良い影響を与えている




この後…



1 感謝祭にキタルファに出て欲しいと依頼
2 「彼女」とルドルフのレースを調べるブルー
3 ウィズがトレーナーとよく出掛けるのでモフモフが足りないブルー
4 ブルーにインタビュー依頼
5 注目されていることを自覚するブルー
6 自由安価



下3

今年の感謝祭にチームキタルファに参加して欲しい。理事長から直接そう言われたトレーナーは断ることなどできなかった




感謝祭には全てのチームが参加できるわけではないので参加依頼が来ることは誇ってもいい




トレーナー(みんなはなんて言うかな)




若干の不安を抱えつつトレーナーはメンバーに感謝祭に出ることになったと伝える




ウィズ「私たちのチームが選ばれるなんて!」




ネイチャ「ついにネイチャさんの時代が来ちゃったりしてる?」




トレーナーの不安とは逆にメンバーは好意的に受け止めた。ブルーは選ばれることが凄いのだとウララから説明を受けている

トレーナー「レースは芝、ダートのマイルだからウィズとブレーザーかな」




ブレーザー「ウララは?」




トレーナー「彼女はライブの方がファンも喜ぶよ」




感謝祭で行われるガチンコレースにはウィズとブレーザーが出ることが確定する




ネイチャ「今年の特別イベントは何でしょ?」




タンホイザ「毎年凄いイベントがあるけど今年は参加できるのが楽しみ!」




ネイチャやブルーは特別イベントの方に出ることになりそうだ




感謝祭のイベントとは…



1 トライアスロン
2 鬼ドッジ
3 水着イベント
4 何か対決もの
5 VRを使ったもの
6 自由安価



下3

トレーナー「水着で何かやるイベントみたいだよ」




ネイチャ「ん~完全に男性ファン向けですか」




具体的なことは追って伝えられるとトレーナーは聞かされておりまだイベントの内容は確定していないのだろう




とりあえず水着で何かをすることは決まっているのでそれだけがトレーナーに伝えられた




タンホイザ「新しい水着買いに行きましょう!ひらひら~なのがいいと思います!」




ネイチャとブルーを買い物に誘うがブルーはキョトンとした顔をする




ブルー「トレセンで使うのがあるけど」




ネイチャ「いやいや~それは無いでしょ」




それ以外に水着は持っていないと聞きメンバーは驚く

ウィズ「市民プールとか行ったことないの?」




ブルー「血とヤニが浮いてる所で泳げない」




ネイチャ「おっふ……」




ブレーザー「たまに出るそれ怖いんだけど」




ブルー「そう?」




トレセンで使っている水着でも問題ないがせっかくの感謝祭なので可愛いものを買ってはどうかとアドバイスされる




ブレーザー「出るとこ出てるしイイの買ったら?」




ブルー「じゃあそうしようかな」




イベント内容はわからないが水着を買うことは決まった



この次は…



1 水着買いに
2 モフモフイベント
3 水着から下着の話に
4 買わなくてもウィズのがあるとブルー
5 自由安価


下3

ネイチャ、タンホイザ、ブルーの三人で水着を買いに行こうという話になったのだがブルーがウィズから離れない




ウィズ「そろそろトレーナーとデートに行きたいんだけど……」




ブルー「最近モフモフが足りてない」




トレーナーとウィズがよく出掛けるようになったということはブルーのモフモフが減るということ





モフラーにとってモフモフが無いということは死活問題なのでブルーはウィズの髪を堪能する




ネイチャ「新しいモフモフ見つけないとじゃない?ウィズはトレーナーさんのなんだし」





水着を買うついでにモフモフした何かを探すのもいいだろうとネイチャは提案する




ブルー「効くぅ…」



ウィズ「なにが!?何に!?」




この日はネイチャとタンホイザがモフるブルーを引き剥がしていた

買い物当日、ネイチャ達三人は水着を買いに街に出ていた




タンホイザ「三人でお出かけ~ふんふふん」




ネイチャ「ブルーはどこかお店知ってる?」




ブルー「知ってると思う?」




ネイチャ「聞くだけ無駄ってヤツね。ならネイチャさんに任せなさいってね」




ネイチャの案内により今年流行りの水着が買えるというお洒落な店にやってくる




ブルー「選んで欲しい」




タンホイザ「自分で選んだ方が楽しいのにーわくわく!」




ブルー「じゃあ適当に選んでみる」




下3 どんな水着?

ブルー「じゃあこれで」




彼女が選んだのは黒のリングビキニ。大人向けのもので布面積が少なめとものとなっている




ネイチャ「ちょっと攻めすぎてない?」




タンホイザ「ズボンと上着を合わせればいけるいける!」




水着に合わせたホットパンツと上着を着ればむしろお洒落だとタンホイザは売り場からその二つを持ってくる




タンホイザ「着てみてみて!」




水着とパンツ、上着を受け取ったブルーは試着室に入る

ブルー「おしゃれ?」




ネイチャ「似合ってるねぇ~胸が大きいと映えていいですなぁ」




タンホイザ「むん!むん!」




ブルーだけならファンの前で着るには過激なものになっていたが二人の協力により可愛いくまとまった




心配していたブルーがなんとかなったので次は自分のだと二人は売り場に向かう




ブルー(今のうちにモフモフを探そう)



自分がここに居ても役に立たないので隣の店や近くでブルーはモフモフを探し出す




モフラー…



1 店のマネキンのカツラをモフる
2 店に来てたルビーのドロワーズに興味を示す
3 店の前の植え込みに頭を突っ込む
4 ペットショップに突撃
5 家具店に突撃
6 家電量販店で布団乾燥機を
7 自由安価



下3

安価把握


寝る

そういえば目の前に家電量販店があるとブルーはこの店を出ようと出口に向かう




その最中、聞き覚えのある声が別売場で聞こえたのでそちらの方に視線を向ける




ブルー(トレーナーとウィズだ)




二人が居たのは普通の水着ではなく大人向けのコーナー。どうやらウィズは際どい水着を買おうとしているようだ




トレーナー「他の人に見られるのはちょっと……」




ウィズ「二人っきりの時にだけ着ますね」




尻尾をトレーナーの脚に絡ませながらウィズはそう言っている。いつものウィズではなく完全にメスの顔になってしまっている




人前でこれ以上どうにかなることは無いだろうと判断しブルーは店の外に出ていく

ブルー(師匠が愛用してる布団乾燥機はこれかな)




見た目が同じでもスペックが違うものがありどれがどうなのかブルーには判断ができない




それとブルーの思っている以上に布団乾燥機が高いということもこの時に知ることになる




ブルー(小遣いでどうにかするには厳しい)




安いものなら買えるがモフモフに妥協は許されない。ウィズはトレーナーに夢中なのでモフモフが満足に補給できていない




ブルー(一番いいのが欲しい)




師匠ことアドマイヤベガが使っているものは分からないが高いものは良いものだということは知っている



ブルーは…



1 仕方ないので安いのを買う
2 地元で散々見てきた方法、おじさんでお金で稼ぐ
3 ネイチャ達が買い物が終わったとやってくる
4 買い物終わりのトレーナー達がやってくる
5 店の外に大型犬(モフモフ)を見つけて追いかける
6 自由安価


下3

ネイチャ「なにやってんのさ~」



買い物が終わったネイチャとタンホイザがやってくる。水着の店から出ていたことは言っていなかったのでネイチャは文句を言っている




タンホイザはブルーが布団乾燥機を見ていたのかと珍しそうにしていた




ブルー「いいのがあったんだけど高くて」




ネイチャ「ありゃ本当だ」




ブルー「だから稼ごうかなって思ってた」




タンホイザ「ん~?どんなアルバイト?」




地元で何度も見てきた中年男性から金銭をもらう行為をやろうとしていると口にするとネイチャの表情が凍る

ネイチャ「それ本気で言ってる?ネイチャさん怒るよ?」




既に怒っていると言いたいがそんな雰囲気ではない。タンホイザの方はどうだと見てみると泣きそうな顔になっていた




ブルー「相場は知ってるから大丈夫」




ネイチャ「はいダメで~す」




態度に出していないがかなり怒っている様子のネイチャはブルーの腕を掴み店から出ていく




ネイチャはそのまま近くの公園までブルーを連れてくるとベンチに座るよう促す




ネイチャ「まず何から注意すればいいのか……」




ネイチャはブツブツと何かを言っている。ブルーは自分が悪いのはなんとなく分かっているがこれだけは譲れないと口にする




ブルー「私の地元を否定するのはやめて」




ネイチャ「……おっけー。ネイチャさんに任せといて」




タンホイザ「私はお茶買ってくる!」




いつか言おうと思っていたとネイチャはブルーと二人で話す




1 トレセンの常識に合わせるよう注意
2 地元を否定しないが非常識な場所だと話す
3 ブルーの常識に頭を抱えるネイチャ
4 軽く揉める
5 借金より健全だとブルー
6 どんな手を使っても布団乾燥機が欲しいブルー
7 自由安価 



下3

ネイチャ「あのね、ハッキリ言うけどブルーの地元は非常識なわけ。その辺は自覚ない?」




ブルー「私にとってはあそこが常識」




ネイチャ「トレセンに来てるならこっちに合わせるのが普通なんだけど」




ブルー「私の普通は生まれ育ったあそこにある」





普段ブルーはテレビやメディアには触れず暇があれば勉強している。その為世間の常識がどうなっているのかハッキリとわかっていない




お金が足りなければ我慢したり貯めるという選択肢が存在せず、どうにかする方法しか知らない





ネイチャは冷静に話し合いをしているがもし掴み掛かってきていたらブルーは躊躇なくネイチャの骨を折っていた




それはネイチャが憎いからではなく喧嘩を止めるには、相手の骨を折るしかないとしか知らないからだ

ネイチャ「止めろって言ったらやめる?」




ブルー「やめる」




ネイチャ「そこは聞き分けいいんだ…」




ブルー「ネイチャにあんな顔して欲しくない」




身体を売ろうとしていることを口にした時、ネイチャは悲しそうな顔もしていた




今すぐ考えを改めてることはしないが誰かが悲しむのならその選択肢は選ばないと約束する




ネイチャ「すぐに買えないものは我慢してね」




ブルー「それはいいけどモフモフは?」




ネイチャ「それも我慢して~」




ブルー「モフモフは別。絶対に譲れない」




タンホイザ「お茶買ってきたよぉ~」




聞き分けはいいがモフモフだけは譲れないとブルーの気持ちは硬い




1 ウィズに我慢してもらう
2 バレなければいいと黙っておじさんと
3 師匠に相談
4 モフれそうな同級生を探す
5 自由安価



下3

モブ「それで私でモフってるんだ」




いきなりモフらせてくれと言われたブルーの同室モブは意味がわからなかった




詳しく話を聞いてみるとある程度は理解できたのでブルーに髪の毛を自由にさせている




モブ「具合はどう?」




ブルー「イマイチ」




モブ「私のはモフれるほどの量無いからね」




ウィズのような存在は貴重なのだとモブの髪の毛をモフりながらブルーは熱弁する




モブ「お気に召すかはわかんないけどモフモフ情報ならあるよ」




彼女は学園内でモフモフしているものを見たことがあるという




1 よくわからない動く植物のようなもの
2 鷹(マンボ)
3 野良犬
4 野良羊
5 モブとブルーの同級生
6 ビワハヤヒデの本体
7 自由安価


下3

ブルー「ちょっといい?」




「ひゃっ!?」




ブルーに話しかけられたのは気弱なウマ娘。ブルーとは同級生であることくらいしか共通点がない




なぜ自分に話しかけてきたのかその理由がわからずそのウマ娘は返事ができない




気さくに返事ができない理由はブルーの地元が原因。底辺以下と言われる場所で育ったブルーは恐怖の対象でしかない




ブルー「ダメじゃないなら来て」




当然断れるはずもなく気弱なウマ娘は学園で人気の無い場所に連れて行かれる

カツアゲで済むならまだいい。気に食わないからと暴力を振われるのはとても耐えられない




一体どんなことを言われるのかと怯えている。ブルーは周りに誰も居ないことを確認すると口を開く




ブルー「その髪をモフらせて」




気弱なウマ娘は彼女の言ったことが理解できない。モフるという単語を聞いたことがなかった




しかし直後に何かの隠語であると気付く。とりあえず暴力は無さそうでホッと安心する




ブルー「ダメなの?」




ここで断れば暴力が飛んでくると気弱なウマ娘はダメではないと答えてしまう




ブルー「良かった」




許可をもらえたとブルーは気弱なウマ娘の髪を触る。その瞬間彼女は全てを理解した




自分はこれから玩具にされるのだと目に涙を貯める。まさかブルーがそっちだとは想像もできなかった




乱暴にされるよりせめて少しでも痛くされないようにと気弱なウマ娘はモフられながら服を脱ぎ出す




ブルーは…



1 服は脱がなくてもいいと指摘
2 服を脱ぐのに気付かずモフり続ける
3 モフらせるのと同時に体も触れということだと誤解
4 この場面を見られてしまう
5 変な噂がたってしまう
6 自由安価


下3

ブルー「服は脱がなくてもいいから」




「ふぇ……?」




むしろ邪魔だから動かないで欲しいと言いながら髪の毛をモフり続ける




ブルー「ウィズとはまた違った感じでイイ」




自分がなにをされているのか気弱なウマ娘は理解できない。髪をモフられるという行為は恋人にもあまりされることがない




触り方がいやらしくないのは伝わってくるが何をしたいのか理解不能。恐怖の時間が続く




ブルー「んんん……おぉ」




時折聞こえてくる喘いでいるかのような声が更に不安を増幅させる

ブルー「悪くなかった」




「は、はい……」




またお願いしてもいいかと言われ気弱なウマ娘は拒否などできるはずも無かった




ブルーは新しいモフモフを手に入れたと満足しながら立ち去るが残された気弱なウマ娘は呆然とする




「怖いよぉ…何がしたかったのぉ……」




ブルーは詳細を一切説明しなかったので彼女と不安と恐怖は払拭されなかった




このあと…



1 新しいモフモフで上機嫌のブルー
2 モフる所を見られており呼び出されるブルー
3 気弱なウマ娘がブルーと仲良くなったと話題に
4 ちゃんと許可を取ったのかネイチャに突っ込まれる
5 自由安価



下3

その日のトレーニングでブルーは上機嫌だった。感情の起伏が大人しいブルーでも機嫌の良さが滲み出ている




ブルー(定期的にモフモフを摂取できるのも嬉しい)




これまでもウィズでモフモフを堪能していたが彼女は上級生なのでいつでもモフることはできない




それに比べて気弱なウマ娘は同級生なので休憩時間や移動教室などの隙にモフることができる




ブルー(明日から楽しみ)




いつでもモフれる環境を手に入れたとブルーはいつもよりトレーニングに力が入っていた

翌日早朝、気弱なウマ娘がトイレに行くために廊下を歩いていた




起きるにはまだ早いのでトイレを済ませ二度寝しようと考えながら歩いていると向こうから誰かが走ってくる




ブルー「モフモフ!」




「ひいぃぃっ!?」




走ってきたブルーに思わず漏らしそうになるがなんとか堪えるがそんなことは関係なくブルーは好き放題モフる




ブルー「朝からモフモフはいい……」




「あの…」



せめて何をしているのか聞きたいが勇気が出ない。やがてブルーは満足するとトレーニングに向かう




ブルー「じゃあ行ってくるから」




「レースが…近いんですか……?」




なんとか口を開くことができたので質問をするが返ってきた答えは想像したものではなかった

ブルー「朝のトレーニングは毎日やってる」




「毎日…?」




ブルー「入学する前から。ここに来てから毎日」




そんなことあり得ないと反論したかったがブルーは走り去ってしまう




一度早朝トレーニングをやってみたがキツく二度とやりたいと思えなかったトレーニングをブルーは毎日やっているのだろうか




誰もが嘘だと言うしあのブルーが早朝トレーニングを継続できるはずがないと気弱なウマ娘は考えた




(でも……噂になるくらいだし…)




地元に大きな問題があるがブルーの実力は本物であることは彼女も知っている




(強さに関係のある行為……?)




彼女はブルーのことがよくわからない



1 気弱なウマ娘がキタルファに興味を示す
2 自分も強くなるかもとモフモフを受け入れる
3 やっぱり卑猥なことではないのかと恐怖増す
4 彼女へのモフモフがネイチャにバレる
5 自由安価


下3

ブルーのこともそうだが彼女が所属しているチームキタルファも新入生達に注目されていた




ウィズ、ブレーザーらがG1を勝利したことも原因だが一番の理由はよくブルーをコントロールできているなという部分だった




掃き溜め出身のブルーがトレーナーの指示に従うとは思えない。一体どんな手を使っているのか噂になった




ギリギリ合法な手段や数年後にはアウトなあれやこれをやっているに違いないというのが今のところ濃厚な説だ




まともなトレーニングをしているとは思えなかったキタルファが本当に早朝トレーニングをやっているのだろうか?




疑問に思った気弱なウマ娘は部屋に戻らずグラウンドに向かう

「本当にやってる……」




グラウンドでやっていたトレーニングは普通のもので違法性のあるものは何も無い




ウィズ「もう一本!」



ブルー「よしっ」




それどころか早朝から熱量のあるトレーニングをやっていることに気弱なウマ娘は驚く




ネイチャ「うちのチームが気になっちゃう感じ?」



「ひっ!」



ネイチャ「早朝トレーニングはうちの名物だからね~ゆっくり見学してってよ」




気弱なウマ娘とブルーの関係など知らないネイチャは彼女は見学に来たウマ娘だと勘違いしているようだ




気弱なウマ娘は…



1 毎日早朝トレーニングをしているのか質問
2 ブルーをどう手懐けたのか質問
3 モフモフされていることを相談
4 チームに入れないか質問
5 自由安価


下3

「早朝トレーニングって毎日やってるんですか?」




ネイチャ「そだよ~」




「全員でですか?」




ネイチャ「基本はそうだね」




ブルーが毎日早朝トレーニングをしているとは信じられず気弱なウマ娘は唖然としている




ネイチャ「朝にトレーニングしてるから勝てるとは限らないんだけどさ。ウチはじっとしてられない子の集まりなんだよね」




早朝トレーニングは強制参加ではないが自然に全員が集まるのだとネイチャは言う




ネイチャ「興味があるならいつでも来てね~」




メンバーに入れるかどうかはわからないが話はいつでも聞きに来てと言い残しネイチャはトレーニングに戻る

気弱なウマ娘が周りに聞いてみるとチームキタルファが早朝トレーニングを行っていたことは同級生達は知っていた




気弱なウマ娘は選抜レースで結果を出せずトレーナーはまだ居ない。自分なりに頑張っているが伸びている自覚もない




なぜ他の同級生がキタルファの早朝トレーニングを知っていたのかというと、その同級生達は早朝にトレーニングを行っていたからだ




ブルーはヤバイという噂は間違っておらず自分はその被害に遭っている。しかしトレーニングに関しては違った




自分はたった一回の早朝トレーニングで根をあげてしまったがブルーはそれを毎日続けている




気弱なウマ娘は自分の意識の低さをよりにもよってブルーという問題児に知らされることになった




このあと…



1 キタルファを訪れる気弱なウマ娘
2 落ち込んでしまい部屋から出られない気弱なウマ娘
3 勝手にシャンプーを替えるなと注意するブルー
4 そのモフモフはちゃんとしたモフモフなのかとベガ
5 モフモフのお礼にケシの葉の育て方を教えるブルー
6 自由安価



下3

安価把握


寝る

授業が終わりトレーニングの時間になる。キタルファもまずはトレーナー室に集まりミーティングを行う




その最中、トレーナー室の度はがノックされ入ってきたのは気弱なウマ娘だった




「こんにちは…」




ブルー「モフモフが来た!」




「ひぃ」




トレーニング前のモフモフは脳に効くからとブルーは問答無用でモフり始めてしまう




恐怖に怯えながら気弱なウマ娘はこのチームに興味があるから話を聞きにきたと話す

トレーナー「君はトレーナーは居ないよね?」




「はい……」




この質問により気弱なウマ娘は選抜レースで結果を出せていないことがわかる




新入生が専属トレーナーと契約するのは稀でまずチームに所属し、それから自分に合ったトレーニングやトレーナーを探すパターンが多い




その為キタルファに入りたいのなら拒否はしないがトレーニングについてこれるかどうかは別だとトレーナーは言う




トレーナー「強制参加じゃないけど早朝トレーニングは毎日あるよ」




ブレーザー「アンタのこと見たことないけどついてこれるの?」




キタルファと同じように早朝トレーニングをしているウマ娘は何人もいるが気弱なウマ娘を見たことがないとブレーザーは指摘すふ




トレーナーは早朝トレーニングは強制じゃないからとフォローを入れる

ウィズ「チームに入りたいとはまだ言ってませんよね?」




あくまで話を聞きにきたのだと気弱なウマ娘は言った。なら質問は無いかとトレーナーは優しく問いかける




「あの……」




震えながら指を指したのはモフっているブルー。今は話を聞きたいので彼女から離れるようネイチャが注意する




ブルー「じゃあまたあとで」




そこそこモフれていたのでブルーは大人しく気弱なウマ娘から離れる




気弱なウマ娘は…



1 ブルーをなんとかして欲しい
2 モフモフは何の隠語なのかと泣く
3 どんな手を使ってブルーを手懐けたのか
4 このチームは狂人の集まりなのか質問
5 チームが成立しているのか疑問
6 自由安価


下3

「私は一体なにをされているんでしょうか……」




気弱なウマ娘の言っていることがよくわからずキタルファのメンバーは困惑する




ブルー「モフモフしてるだけ」




「ぐす……うぇぇん……」




そんな中ブルーは自分はモフモフしていると口にしたところ気弱なウマ娘は泣き出してしまう




これは洒落にならないとウィズとタンホイザが気弱なウマ娘の方に、ネイチャがブルーの方につく




ネイチャ「同級生泣かせちゃってるけど?」




ブルー「なんで泣いてるんだろ」




本当に理解できないという顔をしているのを見たネイチャは育ちの違いによるものかと頭を抱える

トレーナー「ねぇブルー。彼女から許可をとったんだよね?」




ブルー「もちろん」




トレーナー「モフモフが何かは説明した?」




ブルー「は……っ……してない…」




ネイチャ「それじゃーん!」



モフモフすることに夢中になってしまったので一切の説明をしていない。ブルーからの証言で彼女が泣いている理由が判明した




ネイチャ「あのさ、髪の毛を触られるってアレなんだから」




ブルー「あれ?」




ネイチャ「ああもう!エッチするくらい大事なことだっての!」




髪の毛を触らせるのは体の関係よりあとなのだとネイチャはヤケクソ気味に話す




そんな話は聞いたことがないとブルーはトレーナーに視線を向ける。しかしトレーナーはネイチャの意見を支持する




トレーナー「女の子にとって髪の毛って大事だからね」




ブルー「知らなかった…」



どうやら今回のことは自分だけが悪いのだとブルーは気付き始める

ブルー「まだ泣いてる?」




ネイチャ「泣いてるっぽいよ~」




詳細を言わず髪の毛を好き放題モフられることは嫌であるし恐怖でしかない。それをしているのがブルーなら恐怖も増す




ウィズがモフモフを受け入れてくれたのは彼女の優しさがあったからだとネイチャから補足される




ブルー「これって呼び出してヤらせろって言ってたのと同じ?」




トレーナー「あの子はそう思ってたかもしれないね」




まだ泣いている気弱なウマ娘を気まずそうにブルーは見ている





このあと…



1 彼女へのモフモフはもう止めることに
2 大ごとになる前にチームに所属させようという話に
3 責任とって付き合って欲しいという話に
4 ブルーがイジメたと話が大きくなる
5 ブルーにモフモフ禁止令
6 自由安価


下3

トレーナー(生徒会に目をつけられると大ごとになっちゃうな)




監督責任はトレーナーにあるので自分も巻き込まれてしまう。ブルーが悪くなければ庇うのだが今回はブルーが悪い




ならばチーム内でのいざこざということにすればいいのではないかとトレーナーは思いつく




チーム内で意見が食い違っての喧嘩はよくあること。今回のもそれの延長線上のものと解釈できなくもない





気弱なウマ娘がどこまでの実力があるか分からないがきっと彼女にとってプラスにはなる




そう判断したトレーナーは泣いている彼女にキタルファに加入しないかと持ちかける

ウィズ「見えてる?これがモフるって行為だって」




「私はこんなことをされていたんですね…」




気弱なウマ娘の目の前でブルーはウィズの髪をモフり彼女は自分がされていた行為を確認する




卑猥な行為ではないことを安心し気弱なウマ娘はかなり安心した顔になる




ネイチャ「ごめんね~ウチのが迷惑かけちゃって」




「いえ…それより私がチームに入ってもいいんですか?」




トレーナー「もちろん歓迎するよ」




気弱なウマ娘はこのチームに参加できたということに気を取られているのでこれ以上話は大きくなることはなさそうだ




一先ず安心できるとトレーナーは彼女に早朝トレーニングはまだ参加しなくていいと伝える




翌日…



1 頑張って早朝トレーニングに参加する気弱なウマ娘
2 朝起きれなかった気弱なウマ娘
3 モフる目的で起こしにくるブルー
4 キタルファのトレーニングがハード過ぎて倒れる気弱なウマ娘
5 自由安価


下3

決して朝は得意ではない気弱なウマ娘だったが初日ということもあり頑張って早朝トレーニングに参加する




「おはようございます…」




ブルー「モフモフが来た!」




「んやぁ…」




彼女は眠いのか反応が鈍い。そんな様子を見てトレーナーは無理はしなくていいと伝える




トレーナー「君の為にトレーニングをちゃんと考えてあるから」




彼女の能力にあったトレーニングをトレーナーは考えていた。慣れるまではこのトレーニングを続けようと話す




新入生で上級生たちのトレーニングについてきているブルーがおかしいことはトレーナーもわかっている




まずは体作りが先なので基本的なトレーニングをひたすら続けていくことになる

気弱なウマ娘は軽く走っているが眠そうにしており効率が良いとはとても言えない




ウィズ達と比べるとやっていないのと同じように思えるがこれが普通なのだとトレーナーは頷く




トレーナー(感覚がおかしくなる所だったよ)




気弱なウマ娘はあれで普通、一般の新入生と何も変わらない。殆どの新入生は入学してすぐに未勝利戦を勝てるようにはなっていない




トレーニングに対する姿勢や走り方、自分の強みを見つけていくのはまだまだ先のこと




入学して半年以内に所属チームが決まるだけでも褒められること。ブルーを基準にしてはいけないとトレーナーは意識を改める




この次は…



1 気弱なウマ娘がキタルファに入ったと噂に
2 気弱なウマ娘は感謝祭では裏方に
3 感謝祭の水着イベント判明
4 結果オーライでモフり放題のブルー
5 自由安価



下3

ある日、トレーナーが感謝祭での水着イベントの内容が決まったとブルー達に伝える




タンホイザ「なにをやりますか?」




トレーナー「ペイント弾の水鉄砲を使ったイベントだって」




ルール的にはサバゲーと同じだが複数回の被弾が許されており、被弾していきなり終了とはならない仕様だそうだ




ネイチャはサバゲーなんかやったことがないと言いタンホイザも勿論ないという




トレーナー「ブルーはしたことある?」




ブルー「したことはないけど見たことはある」




改造銃で校内のガラスが何枚も割れた話をするとネイチャはいつものかとため息をつく




トレーナー「それって誰も怪我しなかったの?」




ブルー「顔に当たった子は眼球が破裂してた」




タンホイザ「淡々と話すの怖ーっひえ~~!」




感謝祭のイベントなので勝ちにいくよりファンを楽しませようとトレーナーは三人に話す

ブルー「勝つと商品はあるの?」




水着イベントで勝てば学園から商品は出るがそこまで高級なものではないと知らされる




なら本気にならなくてもいいかと考えたがネイチャが折角なら勝ちにいこうと言う




ネイチャ「ネイチャさんもやっとG1バになったんだし?ここでもイイとこ見せたいなって思うわけですよ」




水着チームのリーダーはネイチャなので指示に従うとブルーは言いタンホイザはネイチャの意見に賛成する




タンホイザ「イベントで勝ってG1にも勝つ!」




ブルー「なら私もそのつもりでやる」




イベントでの勝ちを次に繋げるきっかけにしようと三人は結託する

感謝祭でのガチレースに出るウィズとブレーザーはレースに向け入念なミーティングを行っていた




ウィズ「前の私の勝ちは運が良かったのもあるの。今度は絶対に実力で勝つ!」




ブレーザー「うまくいけばトレーナーも出世するし」




自分たちの活躍に加えブルーという優秀な後輩もいる。勝ち星を挙げ続ければトレーナーの地位も上がっていく




自分の為でもあるがまず何よりもトレーナーの為に全力で頑張るとウィズは気合いが入っている




感謝祭は普段レースを見ない人達もやってくる。そんな人達の前でトレーナーのチームキタルファが活躍する所を見せつけたい




今回の感謝祭はチームをあげて勝ちに行くことが決まった




1 感謝祭間近で気弱なウマ娘のことに気付く
2 ブルーの水着が叡智過ぎると話題に
3 感謝祭のパンフレットにブルーがデカデカと
4 会議にて期待されているとトレーナーがプレッシャー
5 自由安価


下3

職員会議にて感謝祭が近いのでそれに伴う注意事項などが話し合われた。その会議中、理事長はわざわざトレーナーを名指しで呼ぶ




理事長「期待っ!チームキタルファは精進せよ!」




他のトレーナーからも注目されトレーナーに緊張が走る。他のトレーナー達はウィズの活躍もあるがブルーが入ったことにより彼を注目していた




自分が期待されているということがかなりのプレッシャーになりその会議は顔が引き攣ったまま終わる




注目されることに慣れていないトレーナーは強烈なプレッシャーを抱えたままトレーナー室に向かう




メディアのインタビューとはまた違った種類の緊張はトレーナーにとって重いものだった

ブルー「だからこんなことになってるのね」




ブルーがトレーナー室に入るとトレーナーがウィズに膝枕をされていた。なぜここでと困惑していたが理由を聞いて納得する




ネイチャ「理事長から直接言われちゃうとね~」




メンバー全員がトレーナーを慰めておりブルーもそれに参加することに




ブルー「いつもトレーニング付き合ってくれてありがとう」




トレーナー「うん……」




少しずつトレーナーの調子が戻ってきている。後もう一足だとウィズは気弱なウマ娘に促す




ウィズ「貴女もトレーナーに気持ちを伝えて下さい!」




「え、えっと」



気弱なウマ娘は…



1 逆にけなす
2 テンパってキスする
3 じゃあ好きですと言うとウィズ切れる
4 普通に感謝を伝える
5 自由安価


下3

「私なんかの為にトレーニングを考えてくれて感謝してます」




「それとトレーナーさんとウィズさんの二人の優しさと仲睦まじさが素敵です!」




トレーナー「ありがとう……」




メンバーの協力もありトレーナーは少しずつ元気になっていく。もう大丈夫だろうとウィズは判断しメンバーにお礼を言う




ブレーザー「トレーナーの世話になってるのは事実だし」




タンホイザ「困ったことがあったら私たちに言ってください!むんむんさせます!」




トレーナーはウィズが癒し続けるので残し、他のメンバーはトレーニングに向かう

ブルー「みんなはいつ写真撮影したの」




トレーニングの合間にブルーがメンバーに話しかける。インタビューで写真を撮られることはあるがブルーの質問はそれとは違う




ネイチャ「ブルーは何の写真撮ったわけ?」




ブルー「感謝祭のパンフレットのやつ」




ブレーザー「アンタも選ばれたの?」



ウララ「ブルーちゃんすごーい!」




パンフレットに写真が載るのは普通じゃないとメンバーは驚く。そんな驚かれることだとブルーは考えていなかった




タンホイザ「どんな写真だと思ったの?」




ブルー「集合写真みたいに顔だけかなって」




部活紹介のようにメンバー全員の写真があるとブルーは考えていた

タンホイザ「パンフに写真が載るのは凄いこと!すごーい!」




ネイチャ「はいネイチャさんは聞き逃しませんでした~」




ブレーザーはブルー〈も〉選ばれたのかと確かに言った。ならばとネイチャはブレーザーを追求する




ブレーザー「隠すつもりなんか無いって。私とウィズも撮ったから」




チームを代表するウマ娘としてウィズ、ブレーザーとブルーが選ばれていた




タンホイザ「G1勝ってないから選ばれなかったのかな…悲しみ~」




ネイチャ「ネイチャさんはG1勝ったんだけどなー」




どういう人選かは分からないがネイチャ、タンホイザ、ウララは残念ながら選ばれなかったようだ

「ウィズさんとブレーザーさんが一番最初なんですよね?」




気弱なウマ娘はチームに入った順なのではないかと言う。それだとブルーはおかしいが別の理由がある




「ブルーさんは期待の新人ですから…」




ブルー「こういう時って認めた方がいい?」




ネイチャ「自覚あるんかーい」




ブレーザー(ブルーが世代の中心なんだっての)




パンフレットの試し刷りをしたものがそのうち送られてくるという



パンフレットは…


1 キタルファがかなり目立つ
2 水着イベントが押されている
3 ガチレースが押されている
4 特別ライブが押されている
5 ちゃっかりウララの写真もあった
6 自由安価



下3

安価把握


気弱なウマ娘の名前とか見た目で何かあればどうぞ

数日後に感謝祭のパンフレットが送られてきたのだがその出来にチームキタルファは驚く




感謝祭には他の有名なチームも参加するのでパンフレットには大きく写真付きで掲載されている




その中に混じってキタルファも大きく取り上げられており写真も思ったよりも大きかった




ウィズ「ブルーが新世代の顔だって書いてある!」




ブルー「見開きで1ページ使われてる」




ウィズとブレーザーの写真も大きいがチームキタルファで見開き1ページ使われていることに驚く




これはトレーナーも想定外だったようで変な汗をかいていた




「私のことも書いてある!?」




チーム全員のことが書いてある上につい最近チームに入った気弱なウマ娘のことさえ書かれている

気弱なウマ娘には裏方に回ってもらうつもりだったがパンフレットに書かれた以上、表に出すしかない




トレーナー「特別ライブならどうかな?」




「今から振り付け覚えるのは無理ですぅ…!」




ウララ「そんなことないよ!一緒に踊ろー!」




気弱なウマ娘がなんとか参加できるのはライブくらいしかない。メインではなくバックダンサーならなんとかなるとトレーナーも説得する




ここまで目立つとは思わなかったものの変なイメージや地元のことを悪く書かれていなかったのでブルーは安心する




感謝祭まで…


1 気弱なウマ娘が頑張って振り付けを覚える
2 新入生で感謝祭に出るのが二人だけなので注目される
3 感謝祭のPR動画をキタルファで撮る
4 気弱なウマ娘は感謝祭でのインタビュアーをやることに
5 トレーナーのプレッシャー増し増し
6 自由安価



下3

ウララ「ワン、ツー、ワン、ツー!」




「はひ、はひ、ひっ!」




気弱なウマ娘の振り付けをウララが一緒になって練習している




バックダンサーなので振り付けは複雑ではないが普段授業でやるものよりは難しい




気弱なウマ娘はウララの指導もありなんとか振り付けを覚えていく




ウララ「ハイ、ハイ、ハイ!」



「ひっ、ひっ、ひぅ!」




飛び跳ねる振り付けがあるので気弱なウマ娘は振り付け通りに踊る。その際に上下に揺れるものがあった




ウィズとブルーも大きいが気弱なウマ娘は胸以外にも太腿もムチムチしている




ウララ(デジタルちゃんが言ってたせーへきの塊みたい!)




気弱なウマ娘はすぐにでも男性ファンができそうな体をしている

「ふぇぇぇ…」



ブルー「苦労してるみたいね」




気弱なウマ娘をモフりながらブルーは彼女を労う。特別ライブは一曲ではないので中々難しいようだ




「なぜ皆さんはすぐに覚えられるんでしょうか……」




ウララは特別ライブの振り付けをすぐに覚えた。彼女だけでなくウィズ達もライブの振り付けはすぐに覚えられる




「ブルーさんも覚えられますよね?」




ブルー「モフモフ…」




「ブルーさん?」




ブルー「えっ?」




ブルーのダンスを覚える方法…



1 テレビ、スマホしてなかったら余裕
2 針で刺しながら覚える
3 地元で踊ってたので慣れてる
4 覚えるまで覚える
5 自由安価



下3

ブルー「地元で踊ってたから慣れてる」




「フリースタイルレースってライブはあるんですか?」




ブルー「レースとは関係ない」




体育の授業で踊っていたと聞きダンスの授業があったのかと納得しかけるがそうでは無いらしい




ブルー「球技ができなかったから踊るしかなかった」




「球技ができない……?」




ブルー「先生がリンチされるから」




「うわ…」




野球ならバットがありテニスならラケットがある。狂人に武器を与えるようなものなので一切の球技ができなかった




サッカーなら大丈夫かと思いきやゴールポストが校舎に突き刺さってしまったのでダンスしかできるものがなかった




真面目に踊っていたのはブルーだけだったがそのお陰でライブの振り付けを早く覚えられている

ブルー「あとは覚えるまで覚えるだけ」




「え?」




ブルー「無理って言ってたらずっと無理」




モフモフを補給し終えたブルーはトレーニングに戻る。彼女のトレーニングへの姿勢はチームで一番といえる




まだ付き合いは浅いがブルーが弱音を吐いたりはじめから無理だと否定した言葉を聞いたことがない




育ちの悪さ故の価値観の違いは大きくあるがあの姿勢は参考にすべきだろう





「覚えるまで覚える……」




同級生であるブルーの姿勢や考え方に気弱なウマ娘は影響を受けていく




感謝祭前日…


1 キタルファ準備完了からの前夜祭
2 当日はサプライズで何かあるらしいと情報
3 生徒会がキタルファを視察
4 桐生院襲来
5 気弱なウマ娘の振り付けが間に合わない
6 自由安価


下3

明日の本番に備え早めに寝ようということになり今日は早めの解散となった




ブルー(忘れものした)




しかしブルーはトレーナー室に忘れ物がありそれを取りに寮から向かっている




トレーナー室の前まで来た時、中から音が聞こえてくるのがわかった。声からしてトレーナーはいることはわかった




だがそれだけではなくウィズの声も聞こえたのでもしやこれはと直感が光る




ブルー(お楽しみの最中かも)




万が一最中だと困るのでトレーナー室の裏に回り小窓から様子を確認する

トレーナー「ああ~~……」




ウィズ「んふふふふ」




トレーナーはウィズの胸に顔を埋めて甘えていた。まだ最中では無さそうだとブルーは安心する




これなら中に入っても問題ないと思ったが恋人が仲良くしているところを邪魔するのはどうなのか




早く終わって欲しいと思いながらブルーは覗き見ているが終わる気配が訪れない




ブルー(トレーナーもストレス溜まってるから仕方ない)




ウィズの胸で癒されるのならいくらでも楽しんでもらいたい。だが自分はトレーナー室に用があるのだとブルーは若干イラつく




ブルーは…



1 早く寝たいのでトレーナー室に突入
2 早く終わらせてとゴムを投入
3 気弱なウマ娘がトレーナー室に入ってしまう
4 ブルーの覗き見にウィズが気付く
5 自由安価



下3

ウィズ「……あっ!?」




ブルー「気付いた」




窓の外に居たブルーにウィズが気付く。行為が中止されたのを確認するとブルーはトレーナー室に入る




ブルー「ありがとう」




ウィズが赤面しながらも忘れ物を渡す。それはそれとして明日は頑張ろうとウィズは声をかける




ブルー「ありがとう」




ウィズも早く寝た方がいいとブルーは声をかけるがウィズは首を横に振る




ウィズ「もうちょっと……」




ブルー「ああ。ゴムいる?」




ウィズ「健全!!」




ただでさえ我慢しているのに誘惑するなとウィズはブルーをトレーナー室から追い出した

忘れ物を回収できたので部屋に戻ったブルーはすぐさまベッドに横に入る




モブ「明日楽しみだ…あ、もう寝てる」




相部屋相手が明日の感謝祭について話そうとしたが既にブルーは寝ていた




残念そうにしたのは一瞬で彼女はすぐに誰かに連絡をとる




モブ「……はい。感謝祭の日程は…」




相手はトレセン学園の関係者ではないようで感謝祭のスケジュールを細かく確認する




モブ「じゃあ失礼します」




ブルーが眠りに落ちている間に波乱の種は撒かれていた




感謝祭にて…


1 ウララの出るライブ
2 ブルーの水着イベント
3 ウィズのガチレース
4 インタビュー受けるトレーナー
5 自由安価


下3

芝、マイルで行われる感謝祭でのガチレース。MCが場を盛り上げ観客のボルテージも上がっていく




ウィズ(トレーナーを有名にする!)




今回キタルファが感謝祭に選ばれたのはブルーが居たからで自分が活躍したからではないことはわかっている




おこぼれのようにもらったチャンスだがこれをモノにすれば毎年感謝祭に呼ばれるようなチームになれる




ウィズ(この前のG1より手強い相手が揃ってる。けど勝つ!)




感謝祭に出れるチームは人気と実力を兼ね備えたウマ娘ばかり。下手なG1より勝つことは難しい




それでもウィズは負ける気は一切なく全力でレースに挑む

こちらはダート、マイルのレース会場。ブレーザーもレースに負けるつもりは無い




ブレーザー(ちゃんと通用するか試すのにいい機会)




自分に実力があることは知っていたが今まではゲート難のせいで実力を発揮できなかった




ゲート難を克服したあとのG1で勝利は掴めたが自分に実力があるのかまだ確証なない




見渡す限り全員有名ウマ娘で自分の力を試すにはこれ以上ない舞台となっている




ブレーザー(誰が相手でも逃げ切る)




ウィズとブレーザーのレースが始まる




レースの結果…



1 二人とも勝利
2 ウィズ勝利
3 ブレーザー勝利
4 二人とも敗北
5 自由安価


下3

ウィズ「ブレーザー!」



ブレーザー「そっちも勝ったんだ」




ガチレース後のライブは芝、ダート合同で行われる。センターが二人となる特殊なライブとなっている




センター二人をキタルファのウマ娘が踊るというこれ以上ない状況にウィズは喜びを爆発させる




ウィズ「これでトレーナーが有名になる!」



ブレーザー「なるかもね」




以前のウィズであれば今日のレースを勝つことは厳しかった。しかしブルーとのトレーニングによりかなり鍛えられていた




ブレーザーは自分に実力があると思っていたことが思い込みではなくちゃんと走れるのだと実証できたことが何よりも嬉しかった




ウィズ「私たちのライブでもっと夢中になってもらおう!」




ブレーザー「はいはい」




感謝祭のガチレースで同じチームのウマ娘が勝つこと自体が珍しく、大勢の観客がライブを見ていた

ウララ「あーーーっ!ウィズちゃんとブレーザーちゃんが勝ってる!」




「ふぇぇ!あのメンバーにお二人は勝ったんですか!」




特別ライブの本番前、舞台裏からガチレース後のライブの様子がチラッと見える




センターで踊るウィズとブレーザーの姿を見たウララは二人が勝ったのだと飛び跳ねて喜ぶ




ウララ「いたっ!?」



飛び跳ねていたのが悪かったのか、ウララは着地の瞬間に軽く足を捻ってしまう




「大丈夫ですかウララさん!?」




ウララ「う、う~…なんとか……」




骨に異常は無さそうだが激しい動きはやめておいた方が良いだろう

特別ライブに出ないというのも選択肢に入るがウララは絶対に出ると譲らない




ウララ「いいこと思いついた!」




ウララは自分のパートと気弱なウマ娘のパートを変わって欲しいと持ちかける





「無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理です!」





ウララ「私の振り付け見てたでしょ?きっとできるよ!」




首をぶんぶん振りながら無理だと言う気弱なウマ娘の意見など関係ないと言わんばかりに役割を入れ替えることをウララは決めてしまう




ウララ「バックダンサーならあんまり動かないから脚も大丈夫!」




「でででででで、でも!」




ウララ「はい衣装!こんなこともあろうかと作っておいたから!」




メインダンサー用の衣装を強引に渡し気弱なウマ娘が最前列で踊ることになってしまう




特別ライブは…


1 なんとか踊りきる
2 ライブ失敗
3 気弱なウマ娘を上手くフォロー
4 途中からウララもメインで踊る〈怪我は嘘)
5 バックダンサーウララ、脚が辛い
6 自由安価


下3

「ひぃ~~ん!」



ウララ「そうそう!それで振り付け合ってるよ!」




ウララが上手くフォローしたお陰で特別ライブをなんとか乗り切ることができた




ファン「おいあれ…」



ファン「ムチムチの暴力やで」




大きな胸とムチムチ太ももに男性ファンはやられてしまう。デビュー前だというのに気弱なウマ娘には既にファンができた




「うまぴょい!うまぴょい!」




ファン「揺れとるで工藤!」



ファン「ぶるんぶるん!」




特別ライブもある意味大成功となった

ライブの音声が微かに聞こえてくるのは水着イベントの会場。ブルー、ネイチャ、タンホイザが出るイベントはまもなく始まる




ネイチャ「射撃はブルーに任せるから宜しく」




ブルー「エアガンと変わらないと思うから大丈夫」




タンホイザ「私たちは逃げ回ります!スタコラ~って!」




FPSでいうキルデスでポイントが加算、減点となるルール。ネイチャとタンホイザは逃げに徹するようだ




得点源はブルーになるのでいざという時はブルーの盾になるという作戦を決めイベントに挑む




水着イベントで…



1 ペイント弾の色が白で色々と察するブルー
2 キルデス以外にポイントがあることに気付くブルー
3 あってはならないポロリが…
4 勝ちに行ったのがキタルファだけなので勝ち
5 追い討ちがえげつないブルー
6 自由安価


下3

2

タンホイザ「やっちまいました~…」




開始早々にタンホイザが被弾してしまう。まだ始まったばかりだとフォローしようとブルーは彼女の方を見る




ブルー「う~わ」




ペイント弾に使われていたの色は白。しかもサラッとしたものではなく粘性のあるものだった




これはもうアレを意識しているのだと嫌でも分かる。タンホイザは顔にくらってしまっていたので…




ブルー「ぶっかけ…」




ネイチャ「はい言わせませ~~ん」




それ以上はいけないとネイチャはブルーの口を塞ぐ

トレーナー(やっぱりいい気はしないな)




恋人のウィズではないとはいえ自分の担当がそういう目で見られるのは嫌だと複雑な表情で見ている





男性ファンの盛り上がりはそれはもう凄いことになっているがいい気分にはなれない




ブルー(弾道が下がる)




ブルーは相手の顔を狙って撃つが弾道が下がり相手の胸に当たる。故障ではなくどうやらそういう仕様のようだ




胸に白いペイント弾という映像が欲しいのでわざわざそういう銃を用意したのだろう




ブルー(AVに出るよりマシかな)




地元では強制的にアダルトなものに出させられるということが普通にあったのでこれはまだマシだとブルーは気にしない




イベントは…



1 他のウマ娘がペイント弾に気付き躊躇したところをブルーが
2 ペイントまみれのブルーが見たいと集中狙い
3 被弾しまくったタンホイザが叡智過ぎて中断
4 ハーフタイム中ネイチャが抗議
5 自由安価



下3

5 理事長の抗議が入り、ペイント弾と銃が普通のものに変更

ネイチャ「一時中断だって~」




ブルー「これからだったのに」




エアガンに慣れていたブルーはそこそこのポイントを稼いでいて上位を狙えるところまできていた




機材トラブルで中断ということらしいがネイチャは別の理由があるという




ネイチャ「うちのタンホイザ見てみ?」




タンホイザは逃げ方が悪く被弾が多かった。顔だけでなくもちろん胸にも被弾していた




胸で済めばまだいい。タンホイザは股間周りにも何発も被弾しており見た目はもうアダルトな動画にしか見えない




ブルー「ヤられた後にしか見えない」




ネイチャ「はぁ~あ、学園はなに考えてんだか」




このあとペイント弾はカラフルな色のものに変えられイベントは再開されたが、白濁したタンホイザを超える盛り上がりは無かった

メインイベントも終了し感謝祭は終わりに近付いておりファンに向けターフが開放されていたがそれももう終わろうとしていた




そんな時、レース場のメインビジョンにあるウマ娘の姿が映った




?「久しぶりだなクソルドルフ!!」




ファン達は何事かとビジョンに注目する。そこに映っていたウマ娘は誰も見たことがなく誰なのだと騒ぎになる




?「またお前を負けさせに来てやったぞ!」




騒ぎを聞きつけた新入生達はサプライズイベントはこれなのかと喜ぶが在校生達は顔が引き攣る




去年、ルドルフが無様に負けてしまったあのウマ娘の姿がビジョンに映し出されていた




この後…


1 ルドルフを守る為にウマ娘は強制連行
2 挑戦を受けるルドルフ
3 逃げるルドルフ
4 去年の映像が突然流れる
5 自由安価


下3

2

安価把握



気弱なウマ娘のとかその他アイデアはいつでも募集中

エアグルーヴ「部外者は立ち入り禁止だ!」



?「おいおい今日はココ開放してんじゃねぇのか?」



ルドトレ「黙れお前は出禁だ!」




ナリブ「……」




騒ぎを聞きつけた生徒会メンバーとルドルフのトレーナーが「彼女」の所に慌ててやってくる




観客やファン達はどこまでがイベントでどこからがアクシデントなのか全くわかっていない




生徒会以外に警備員も登場し「彼女」を学園から追い出そうとしている

ルドルフ「なぜ行かせてくれない?」




理事長「わざわざ会長が出るものではない」




ルドルフ「リベンジのチャンスなんだ、行かせて欲しい」




理事長「却下っ!」




この騒ぎはルドルフにも届いており「彼女」の挑戦を受けるつもりでいたものの理事長が待ったをかけた




ルドルフにとって雪辱を晴らすにはこれ以上ないシチュエーションだが理事長はルドルフが勝つとは思えなかった




理事長(恥を晒すことは許されない)




以前の負けは理事長も見ており何回やってもルドルフは勝てないと確信している




よりにもよって感謝祭という日に学園の顔であるルドルフが負けてしまえばどれだけの損害が出るか想像もできない




ルドルフは…



1 理事長に反してターフへ
2 ターフに向かおうとするが学園側が力尽くで阻止
3 大人しく理事長の指示に従う
4 ビジョンで以前のレースが流れ、ルドルフのイメージ悪
5 自由安価



下3

理事長の制止を振り切りルドルフはターフに出ようとする




テイオー「カイチョーが出るまでもないよ。ボクが相手になる!!」




テイオーが「彼女」の相手をすると自信満々でいる。前回の敗北は何かの間違いなので自分がそれを証明すると意気込む




ルドルフ「それではテイオーの背中に隠れたと喧伝するようなものだ。そこをどけ」




テイオーがこれまで見たことがない程の真剣な表情に怯んで道を譲りそうになる




理事長「力ずくでも止めろ!」




理事長がテイオーに向けそう叫んだ時、会場の方から爆発音が鳴り響いた

なんだなんだと騒ぎが大きくなる前にスピーカーからゴルシの声が大音量で響く




ゴルシ『ゴルシ様特製の水爆弾だー!』




水爆弾は一つではなくあちこちから爆発音が聞こえてくる。本当のサプライズはこれでさっきのは前座なのかと観客達は思い始める




?「な、おい!離せオラ!」




混乱の中「彼女」は警備員や生徒会により連行されていく。「彼女」がマイクで何かを言っても既にゴルシがジャックしている




これで一安心だと在校生やトレーナー達は胸を撫で下ろし、感謝祭はフィナーレに向かっていく





ブルー「会長は勝てないの?」



ブルーはトレーナーに会長は「彼女」に勝てないのかと質問する。トレーナーはこれが答えだと学園の方を指差す




トレーナー「ここまでしてルドルフを走らせなかったんだ」




それが答えなのだとトレーナーは寂しそうに言った




このあと…


1 「彼女」と久しぶりに会うブルー
2 「彼女」の内通者であるモブ、謹慎
3 良い機転だったと生徒会に褒められるゴルシ
4 学園に疑問を持つテイオー
5 黒い理事長
6 自由安価 


下3

エアグルーヴ「よくやったゴールドシップ」




ルドトレ「お陰で助かったぞ」




ゴルシのお陰で乱入者は水爆弾の前座であると観客は誤解してくれた。ゴルシが居なければどうなっていたかわからない




ナリブ「あそこまで読んでいたのか?」




ゴルシ「知らね~ゴルシちゃんは盛り上げたかっただけだし」




お礼を言われているゴルシはソファであぐらをかきながら面倒臭そうにエアグルーヴ達の話を聞いている

ゴルシ「次はもう庇えないからな」




エアグルーヴ「なにを言う!会長が負けるなどあり得ない!」




ゴルシ「去年のアレを忘れたのか~?」




ルドトレ「あんな不意打ちは負けじゃない!」




ゴルシ「不意打ちかどうかはお前らもわかってるだろ」




ゴルシの言うことになにも言い返すことは出来ず二人は黙り込む。それを見たゴルシはつまらなそうにそこから去る




ナリブ(ルドルフに依存しきった結果がこれだ)




最強のウマ娘にも衰えがあるということをエアグルーヴやルドトレは認めたくないようだった



このあと…


1 ナリブはルドルフと会う
2 ゴルシがキタルファを訪れる
3 感謝祭のフィナーレで去年のレースが流れる
4 内通者モブが「彼女」を助ける
5 自由安価


下3

5 1+2

ゴルシ「邪魔するぞーー」




ゴルシは感謝祭の出演者が休憩するための仮の控え室に来ていた。その中でもキタルファの控え室に突入してくる




何が起こったかわからず呆然とするトレーナーとウィズ達。気弱なウマ娘は椅子からひっくり返ってしまう




ゴルシ「お前だな」




ブルー「ブルーって呼んで」




指を指されたブルーはいつものように「名前」ではなくブルーで呼んでくれと言う




ゴルシ「ブルーはアイツと知り合いなんだろ?」




アイツ。今日の感謝祭に乱入し去年ルドルフに勝った「彼女」のことを言っている

ゴルシ「アイツは速いのか?」




ブルー「私は一度も勝てなかった」




ゴルシ「そりゃ適正が違うからだろ」




ブルー「適正が同じでも絶対に勝てない」




「彼女」の強さは誰よりも知っているとブルーは言う。だからこそルドルフに勝ったことはマグレではないと言い切れる




ゴルシ「なんでアイツはトレセンに来ないんだよ」




ブルー「彼女に集団行動は無理」




掃き溜めの女王として君臨することはできても一般社会のルールに馴染めないとブルーは言う




ゴルシ「そんなにヤバいのか?」




ゴルシは「彼女」のことをあまり知らないようだ



「彼女」は…



1 気に入らないウマ娘はリンチ
2 前科6犯
3 おやつ代わりに暴力
4 先生を全員ボコボコに
5 気に入らないウマ娘とその親を病院送り
6 自由安価



下3

6 速く走ること『しか』興味ない
公式戦とかURAとか関係なく、速そうなウマ娘を見つければ道場破りめいたことしてでも挑む
でもまあ暴力とか法に触れることはしない程度の分別はあるから、それでも地元の中では比較的まとも

ブルー「彼女は速く走ることしか興味がない」




ブルー「公式レースとかURAも関係ない。速そうなウマ娘が居たら誰にでも勝負を挑むの」




一つの団体に所属してしまうとその団体でのみの強さになる。「彼女」はそんなことは望まない




自分より速いウマ娘と走り続けるのが「彼女」のやりたいことらしい




「で、でも…暴力とかは……?」




ブルー「暴力は負かした相手のウマ耳をかじる程度だから」




ブルーが耳のメンコを取るとハッキリと噛まれた跡があった。ブルーは何度も負けているので傷のようになっている




ゴルシ「悪いことはしてねぇんだな?」




ブルー「それは他の子」




前科があったり暴力しか知らない同級生もいるがそれは「彼女」ではないとブルーは否定する

ゴルシ「話は通じるんだな?」




ブルー「私とは普通に話してた」




確認したいことが終わったのかそれならいいとゴルシは帰ろうとする




ブルー「彼女と走るの?」




ゴルシ「さぁな~」




ブルー「こっちから勝負を挑んでも無駄だと思う」




「彼女」は自分が認めた相手しか走らない。こちらから勝負を挑んでも意味がないだろうとブルーは言う




ゴルシ「そんなの知らねぇな」




一度の敗北ならルドルフが悪いで済むが「彼女」はわざわざ観客の前でルドルフを負けさせようとした




それは道理が通っていないだろうとゴルシは「彼女」に不快感を持っていた




ゴルシは…


1 「彼女」を探し当ててレース
2 学園に疑問を持つナリブ
3 ナリブと「彼女」のレースにゴルシ乱入
4 モブの手引きにより「彼女」は学園に侵入
5 自由安価


下3

5 ブルーの予想だが、全盛期の強さを取り戻したルドルフと走りたいために、あえて観客の前で勝負を申し込んだのではないか
追い詰められれば、ルドルフは生徒会長などの役割や仕事よりも、リハビリに専念する可能性がある
『彼女』は速さに『だけ』は真摯なはずだ(byブルー)

とのことなので『彼女』の強さと人となりを知ろうと思い、1

ナリブは以前から学園に疑問を持っていたが今回の感謝祭でそれが明確なものとなった




あからさまな水着イベントや必死にルドルフを庇う生徒会。今までの体制に限界が来ているのだ




ルドルフありきのトレセン学園となってしまいブランド力も年々低下していくばかり




あの露骨な水着イベントは新たなスポンサーや資金源を見つけるための策なのだろう




ウマ娘が性的に消費されることなど絶対に許せないと怒りを込めたままナリブは学園内を歩く





ナリブ「やっと見つけたぞ」




旧校舎の空き教室にポツンといたルドルフを見つける。彼女はナリブに見苦しいとこを見せてしまったと謝る




ナリブ「もう限界だと分かってるだろう」




ルドルフ「今更引退は出来ないさ」




ルドルフは悲しそうに窓から感謝祭が行われていたステージを見ている

ルドルフ「七冠を取ってしまったのだから当然だろう」




今の学園はルドルフの為にあると言ってもいい。彼女はそれだけのことを成し遂げた




ルドルフ「これは私のミスなんだ」




生徒会長に祭り上げられルドルフはその地位を気に入り学園の為に尽くしたがそれが間違いだった




ルドルフは学園なんかの為ではなく後輩に尽くすべきだった。それを怠ってしまい世代交代ができなくなってしまった




衰えたといってもルドルフの実力は本物でG1に出てもまだ勝つことはできるだろう




ルドルフ「速いだけでは足りない」




バクシンオーのように速さだけでいえばルドルフを越えるウマ娘は存在する。しかしそれだけでは足りない




ルドルフのように憧れの的になり学園を引っ張っていけるようなリーダーが居ない

ルドルフ「ここが踏ん張り所だ。ここを乗り越えさえすればトレセンは変わる」




ナリブ「乗り越えた先はあるのか」




ルドルフ「ブライアンが…」




ナリブ「私がお前の後釜に興味があると思うか?」




ルドルフ「……すまない」




リーダーシップのあるウマ娘が居たとしてもルドルフの七冠に並ぶか越えなければ生徒会長として認められないだろう




勝ち過ぎてしまったルドルフに並ぶウマ娘はあと数十年は出てこないかもしれない




それを待っていればトレセン学園は終わってしまう。ルドルフは自分が学園を終わらせてしまうかもしれないと恐怖を感じていた




ルドルフは…


1 学園の反対を押し切り引退を考えている
2 自分が会長を続けるしかない
3 姿を消すことを考えている
4 シンボリの誰かに会長を譲る
5 自由安価


下3

安価把握


「彼女」は自分の中で誰か決まってるけど安価で決めたほうがいいだろうか

命と引き換えに潜在能力を引き出すツボを知っていると言われる笹針師が居る。ルドルフはその人物を探していた




ルドルフ(そろそろ現れる頃だろう)




安心沢「ワァ~~オ!」




ルドルフ「待て」




安心沢「見つかるのが早いっ!」




注意されても何度も不法侵入を繰り返す安心沢を見つけたルドルフは彼女を捕まえず話があると呼び止める




そして例のツボを知っているのは安心沢の師匠ではないのかとルドルフは質問をする

安心沢「師匠なら確かに知ってるでしょうけどオススメはできないわ~」




ルドルフ「覚悟の上だ」




何を言っても無駄だと安心沢は判断し師匠の場所を教えると地図を渡す




ルドルフ「ありがとう。学園への不法侵入はほどほどに頼む」




安心沢を注意することなくルドルフは地図に描かれた場所に向かって行く




安心沢「覚悟決まっちゃってるわねぇ」




師匠のツボは少しでも間違えれば命に関わるツボだが師匠なら失敗はないと安心沢は確信していた




安心沢「さぁて今日もブスッと一発!」




不審者はいつものように学園内をうろつき出す




このあと…



1 師匠を訪れるルドルフ
2 安心沢がブルーに会う
3 安心沢がタンホイザに会う
4 安心沢がウララに会う
5 自由安価


下3

タンホイザ「はっ!不審者を発見しました!」




安心沢「ワォ!ブスッといっちゃうわよ!」




タンホイザの前に現れた安心沢。タンホイザはすぐに通報しようとするが安心沢が待ったをかける




安心沢「アナタ、G1に勝ったことないわね!」




タンホイザ「ど、どうしてそれをーー!?」




安心沢「あたしには分かるのよ!」




G1に勝ちたくないかと安心沢をタンホイザを誘惑する。タンホイザはウィズ達が勝っているところを見て内心焦っていた

タンホイザ「本当に勝てるようになりますか!?」




安心沢「あたしに任せなさ~い!」




レースに勝てるツボをブスッとやればG1でも勝てるようになると安心沢は自信満々に言う




タンホイザ「興味はありますけどぉ~」




安心沢「失敗なんかしないわ!多分!」




不審者の言うことを信じるのかタンホイザは迷っている




タンホイザは…



1 ブスッとやってもらう
2 不審者は通報
3 ウララもやってきてまとめてブスッと
4 迷ってるうちに安心沢は去る
5 自由安価


下3

トレーナー「私の許可もなく止めてください安心沢さん」




安心沢「ヤバっ」




タンホイザとの間に割って入りトレーナーが止める。安心沢はウマ娘ではなくトレーナーに見つかってしまったと焦る




安心沢の存在はトレーナー間で情報共有されており見かけたら即通報するようにと警戒されていた




トレーナー「貴女の笹針は失敗することもあるんですよね?」




安心沢「たまーーーーにしか失敗しないわ!」




トレーナー「そのたまにが出たらとんでもないことになるんですよね?」




安心沢「滅多に失敗しないからあ~んしん!」




針が打ちたくて仕方ないのか安心沢はトレーナーに見つかったというのに全く引かない




トレーナーは…



1 安心沢を通報
2 ブスッとやってもらう
3 逆にブスッと
4 ブルーに対処してもらう
5 自由安価


下3

安価把握 


トレーナー「もしもしたづなさんですか?」




安心沢「ワォ!また会いましょう!」




たづなに通報されてしまった安心沢は逃げるしかないと二人の前から姿を消す




安心沢が消えタンホイザはホッとしたようで残念そうな表情を浮かべていた





トレーナー「あんなのに頼らなくても大丈夫」




必ずタンホイザを勝たせてみせると力強く答える。タンホイザはそれを聞きトレーナーを信じようと心に決めた




タンホイザ「次は勝ちます!むんむん!」




担当に不審者を頼ってみようと思われるようではまだまだだと気合いが入る

その頃ルドルフは地図に示された場所へと辿り着いていた




幻のツボを知っている安心沢の師匠はどんな人物なのか想像もつかない。そもそも存在するのだろうか




地図通りに歩みを進めるとルドルフの心配を他所にそれらしい建物が見えてくる




ルドルフ(ここか)




人の気配があるのでちゃんと誰かは居るようだ




ルドルフは…



1 門前払い
2 ルドルフはまだ若いと断られる
3 ブスッと
4 覚悟があるかと問われる
5 自由安価



下3

ルドルフはすぐに安心沢の名前を出し師匠にツボをやって欲しいと要望を伝えた




ルドルフ「「彼女」を私の後継としたい」




「彼女」に打ち勝ちトレセン学園に引き込みたい。その為にツボをやって欲しいのだと力説する




自分なりに覚悟はあると師匠に伝えるのだがそれでも覚悟はあるのかと問われる




ルドルフ「私の命で済むなら安いものだ」




驕りがあった自分のせいで今の状況を招いている。自らの過ちは自分で決着をつける




ルドルフ「改過自新ということだ」




その覚悟を聞いた師匠はツボを突くことに決める




結果は…



1 大成功
2 成功
3 失敗
4 大失敗
5 既にツボは押されていた
6 自由安価

ブスッと大成功




ルドルフ「おお……!力が湧いてくるようだ!」




結果は大成功でルドルフは以前と同じように走れるようになった。これで「彼女」に勝てると意気込んでいる




ルドルフ「礼を言う。これでまた私は走れる」




礼は受け取るがそれだけでいいと師匠は言う。命を削って能力を引き出すツボのことを広めたくないそうだ




このことは誰にも言わないと約束しルドルフは学園へと戻る




ルドルフ(待っていろすぐにでも決着をつけようじゃないか!)




深い衝撃を受けたあの走りでも今の自分であれば勝てる。ルドルフは絶対の自信を持っていた

その日の夜、自室に帰ってきたブルーは「彼女」の手引きをしたのがモブということを聞かされた




ブルー「どうして「彼女」に協力したの?」




モブ「私はちょっと学園が嫌いだから」




観客の前でルドルフが負ければざまあみろと笑えたのにと明るく話す




ブルー「それなら自分でやればいい。「彼女」を使うのは性格が悪い」




第三者を使って学園を陥れようとするのは道理が通っていないとブルーは指摘する




モブ「私がやろうとしてることは止めないんだ?」




ブルー「個人の自由だから」




疲れたから寝ると言いブルーはベッドに横になる。そんな彼女をモブは悔しそうな表情で見ていた




このあと…


1 「彼女」とルドルフの決闘
2 再び「彼女」が学園に
3 ブルーと「彼女」が再会
4 ルドルフのトレーニングを見て驚くルドトレ
5 自由安価


下3

ルドトレ(これは一体どういうことなんだ?)




久しぶりに本格的なトレーニングがしたいと言い出したルドルフに好きにしたらいいと興味が無さそうに答えた




力の衰えにはどうやっても抗えないことを知っているはずだろうとルドトレは彼女の走りに興味を無くしていた




彼女の権威を使えるだけ使い切るようにと学園の指示を受けている。彼の興味はそこにしか残っていなかった





出がらしのはずのルドルフの走り。残っているものは殆ど無かったはずであった




しかし目の前のルドルフは七冠を取った時のようなあの素晴らしい走りを見せていた





ルドトレ(なんだ?何が起こっている?)




終わったはずのルドルフがどうしたのかルドトレは狼狽えるばかりだった

ルドルフ(あの時と同じかそれ以上の感覚だ。これなら「彼女」に勝てる)





このトレーニングで自分がどこまでできるのかを把握したルドルフは「彼女」に勝てると確信する





ルドルフ(私が彼女を超えている間に学園に引き込みたい)




「彼女」が学園に来てから自分が衰えてしまっては意味がない。なるべく早く彼女と戦わねばとルドルフは闘志を燃やす





ルドトレ(まさかドラッグ?そんなことをするとは思えないが)




ルドトレは合法的な手段を使って彼女がこうなったと思うことができず首を捻るばかりだった




ルドルフは…



1 「彼女」を探しにフリースタイルレースを訪れる
2 ブルーを頼る
3 学園にいるはずの「彼女」と繋がりのあるウマ娘を探す
4 自由安価


下3

ルドルフはキタルファのトレーナー室に来ていた。要があるのは「彼女」と関わりのあるブルー




ルドルフ「彼女の連絡先を知らないか?」




ブルー「知らない」




ブルーはスマホはあるがほぼ使っていない。そもそも「彼女」はスマホを持っていないという




ルドルフ「連絡の取れる端末がないと不便しないか?」




ブルー「地元であんなもの持ってたら奪われるだけ」




ルドルフ「…そうか」




ブルーと「彼女」の地元でスマホなどという高価なものを持って歩くのは自殺行為でしかない




元々「彼女」は自由なウマ娘なのでスマホがあったとしても連絡は返ってこないだろうとブルーは付け加える

ブルー「彼女に会いたいのなら方法はある」




ウマ娘が集まる場所やイベントに現れるだろうとブルーは言う。「彼女」は常に強者を求め放浪している





今回の感謝祭のようなイベントには必ず顔を出す。なのでそういったイベントを訪れればいいと助言する





ブルー「イベントが無かったら開けばいい」




トレセンの名前を使ったイベントなら間違いなく効果はあるだろうとブルーは断言する




ブルーはもしイベントを開くのなら自分にも教えて欲しいとルドルフに要望を出した




このあと…



1 近くでイベントがある
2 学園の名前でイベントを開く
3 モブにスマホを返しに来る「彼女」
4 自由安価


下3

ブルー「またイベントがあるみたい」




ブルーはモブに学園の近くでイベントがあると話をする。感謝祭から間も開けずイベントがあるのかとモブは疑問に思う




ブルー「感謝祭に来れなかった人の為のものだって」




小規模なイベントとしてミニライブなどが行われるという




ブルー「小規模だけど会長は来るって」




学園を代表してルドルフが出席するのできちんとしたイベントになるとブルーは補足する




モブ「もしもし……」




いつものようにブルーが寝たあと、モブはこのイベントのことをすぐに「彼女」に報告する

ルドルフ「これで彼女は来てくれるだろうか」




ブルー「うまぴょいうまぴょい」




ダンボールで作られたステージでブルーは踊っているが観客は一人もいない。このイベントとも呼べないものは「彼女」を呼ぶためだけのもの




場所はフリースタイルレースが行われる場所なのでレースはできる上にルドルフが来ている。この状況で「彼女」が来ないはずはないとブルーは踊りながら言う




ブルー「同室の子が「彼女」と繋がってるから大丈夫……すきだっち」




いつもより胸を揺らし「彼女」を誘うようにブルーは踊り続ける




「彼女」は…



1 来た
2 来なかった
3 ノリノリで来た
4 怪しんだモブが直前で止めた
5 自由安価



下3

「クソルドルフ!!」




ブルーの読みは当たっていたようで「彼女」がやって来る。今回は邪魔が入らなそうだと上機嫌でやってくる




ルドルフ「感謝祭の時はすまなかった。今日ここで勝負といこう」





「次は言い訳するんじゃねぇぞクソビッチ!」





口は悪いがルドルフ(強者)と走れることが嬉しいようで表情は明るく笑みも見える




ブルー「じゃあ私がゴール役で立ってる」




「ちゃんと立ってろよ売女……ぁ?」




一人で踊っていたブルーには目もくれずルドルフの所にやって来たのだが、ゴール役をやると言った彼女を見てブルーだと気付く




「彼女」の反応…



1 久しぶりの再会を喜ぶ
2 胸をぶん殴る
3 殴りかかって避けるブルー
4 先にレースだとブルーを後回し
5 ブルーが見届けるならとやる気アップ
6 自由安価


下3

ブルーの存在に気付いた「彼女」は突然ブルーの胸を殴る。自分の目の前で暴力は止めろと間に入ろうとする




しかし「彼女」はそれ以上殴ることはなく逆にお返しだとブルーが彼女の髪をモフる




「お前は相変わらずだな」




どうやらこれが二人の挨拶のようなものだったらしく険悪な雰囲気とはならなかった




それどころか「彼女」はブルーの活躍を知っておりその躍動を喜んでいた




「本当に短距離しか適正無いのか?」




ブルー「マイルも無理」




「短距離なんかガキが走るヤツだろ!」




ブルーの背中をバンバン叩いているがその顔は嬉しそうだった

ブルー「驚いたんだけどスマホ持ってたのね」




「コレ持ってねぇと情報集められねぇんだよ」




ブルー「ああ」




地元に居た時は先輩やケシの葉の商売相手から強いウマ娘の情報を得ていたがそれも限界が来た





まだ使いこなせてはいないが強いウマ娘を探すのに苦労はしないと「彼女」は言う




ブルー「スマホ代はいつもの?」




「ケシはどこでも売れるからな」




ブルー「もしもの時の為に私も育ててる」




ルドルフ(ケシ?まさかな、聞き間違いだろう)




ブルーとの会話がひと段落したところで「彼女」は改めてルドルフとレースを求める

「おいクソ女!さっさと用意しろ!」




ルドルフ「もう準備は終わっている、楽しみだ」




(確かに前の時とは違うな)




ルドルフの雰囲気が違っていることに「彼女」は気付き楽しいレースになると顔がニヤける




ルドルフ(苦戦を想像し笑うか。ますます欲しいぞ)




「彼女」に勝ちトレセンに連れて帰るとルドルフも笑う




レースは…


1 ルドルフの勝ち
2 「彼女」の勝ち
3 ほぼ同着
4 ルドルフ圧勝
5 「彼女」圧勝
6 自由安価 


下3

「どうだァ!」



ルドルフ「かなり際どかったな」




レースの結果はほぼ同着。写真判定のないフリースタイルレースではゴール役が着順を決める




「贔屓すんなよブルー!」




ブルー「贔屓するなら貴女の方だから大丈夫」




ルドルフ「どちらが一着だったか聞かせてもらおうか」




ブルーは二人に明確な差はなかったと答える。差があったとしてもハナより小さいと言い切った




ブルー「だから同着。貴女も勝ち切った感覚はなかったでしょ」




「チッ、確かにな」



もし勝ちだと言われてもきっと納得しなかっただろうとブルーの言うことに「彼女」は頷く

次はまた学園でやろうと言い残し「彼女」は去ろうとした所をルドルフが引き留める




ルドルフ「君にとっていい話がある。トレセン学園に来ないか?」




「行くわけないだろクソビッチ。腰振るのはバカの前だけにしとけ」




ルドルフ「君は強者を求めているのだろう」




「お前らにあてがわれた獲物なんか興味ねぇ」




ルドルフ「自分で探すのならそれでいい。ただ「トレセン学園」というブランドは君にとってプラスだ」




「それはお前らの都合だろうが」




ルドルフは「彼女」をトレセンに誘うがいい返事が返ってこない




下3 ルドルフの誘い文句や条件

ルドルフ「トレセン学園を利用する程度の度量すらなかったようだな」




「なんだとゴラァ!!」




これまで冷たくあしらっていた「彼女」はこの一言で態度を変えた




ルドルフ「優秀なウマ娘のスカウトの為に情報を提供する卒業生は全国にいる。君が情報を見つけた時にはもう遅いだろう」





「ふざけやがって!」




ルドルフ「どうやら見込み違いだったようだ、今の話は忘れてくれ」




ルドルフは背を向け「彼女」から離れていくが逃すまいと「彼女」はルドルフに飛び蹴りをお見舞いする




「な!?」




ルドルフ「ふっ」




しかし受け流されてしまいルドルフには大したダメージは無かった

ルドルフ「喧嘩は否定しないが脚を使うとは意識が低いな」




強者を常に求めているのなら腕が千切れても脚は守るべきだとルドルフは正論を口にする




「ここまでバカにしといて覚悟はできてんだろうな?」




爆発寸前となっている「彼女」にルドルフの声は届いていないようだった




ブルー「会長って喧嘩できるの?」




ルドルフ「どうかな」




殴りかかってくる「彼女」に対しルドルフは逃げる様子はない




このあと…



1 喧嘩でも決着つかず
2 ブルーの不意打ちにより「彼女」気絶
3 ルドルフボコボコ
4 「彼女」ボコボコ
5 仲裁に入ったブルーに流れ弾、気絶
6 自由安価


下3

たづな「なにをしてるんですか?」




「彼女」の拳はルドルフに当たる前にたづなの手に当たる。部外者はどけと彼女は怒鳴る





邪魔をするならお前からだと「彼女」は先にたづなを片付けようとするが拳が全く動かない




(なんだコイツ!?)




地元でやっていくには喧嘩が強いことが最低条件だった。ほぼ無敗の「彼女」は目の前の緑色の女に力で勝てていない




これは何かの間違いだと信じたかったがたづなは徐々に「彼女」の拳を持つ手に力を入れていく




「が……ぁ…っ!!」




たづな「うふふふ」




たづなは涼しい顔をしながらどんどん力を強めていき「彼女」は脂汗をかきはじめる

「こ、の…オレ……が…!」




たづな「おいたはいけませんよ」




「は……ぁ…っ!!」




拳が砕ける限界まで力を強めると「彼女」は膝から崩れ落ちてしまう。息は荒くなんとか意識を保っている




「テメェ……!」




ルドルフ「結果的に卑怯な手を使うことになって申し訳ない」




一旦冷静になって話をしようとルドルフは「彼女」を学園に案内する




学園で…



1 暴れる「彼女」
2 話を聞くもずっと不機嫌な「彼女」
3 「彼女」の編入は認めないと学園側
4 ブルーのお陰で落ち着く「彼女」
5 自由安価


下3

ブルー「たづなさんは人外なの。形を保っていただけマシな方」




「マジかよ…」




たづなを使ったことは卑怯だが彼女にしては珍しく手加減してくれたのは幸運だった




過去には不良グループを一人で殲滅したことがあるたづなが出てきた時点で仕方なかったとブルーは冷静に語る




ブルー「首を折られなくて良かった」




「確かにな」




ブルーと話しているうちに「彼女」はすっかり落ち着きを取り戻していた

ここは生徒会室。普段はルドルフが使っている場所に「彼女」とブルーは案内されていた




ルドルフ「先程はたづなさんの力を借りてしまってすまなかった」




「チッ」




揉め事を起こしてしまえば学園への編入は厳しいと判断しこの手を使ったのだとルドルフは詫びる




ルドルフ「改めて言わせてもらうが君に学園に来て欲しい」




「……」



先程と違いすぐには否定しない。迷っているのか肯定も否定もしようとしない




ブルー「私は来て欲しい。また一緒に走れるから」




「彼女」とまた併走がしたいとブルーはルドルフの意見に寄る




「彼女」は…


1 学園に来る
2 保留
3 断る
4 待遇次第だと返事
5 自由安価


下3

「断る。こんな上品なのは体が受け付けねぇ」




自分はこれからも今のスタイルを貫くとルドルフの誘いを断るが全くの未練は無いわけではなさそうだ




入学金やその他学園での生活で発生する金はケシでなんとかなるがそもそもこの学園が嫌だという




ルドルフ「ここが上品だからといって無理に合わせる必要はない。上っ面だけ変えればいい」




レースに対してはむしろ今のままでいいと「彼女」を更に勧誘するが首を縦に振らない




ルドルフ「どうしてもダメか?」




「しつこいぞ」




この手は使いたくなかったがとため息をつきルドルフはブルーの方を向く

ルドルフ「君の部屋とトレーナー室のロッカーで何を育てている?」




ブルー「ケシだけど」




ルドルフ「この件を警察に言えばどうなると思う?」




「テメェ!!」




自分ではなく友人を脅すのは筋が通っていないと再び「彼女」は激昂する




ルドルフ「それくらい私も必死なんだ。君はこの学園に必要なウマ娘なんだ」




「テメェの都合ばっかり言ってんじゃねぇぞ!」




ブルー「ケシって育てちゃダメなの……?」




別の意味で動揺しているブルーを挟みルドルフと「彼女」はまたいがみあってしまう




喧嘩になるかと思いきやルドルフは「彼女」に向かって頭を下げる

ルドルフ「これは私のワガママだ。自由な君を学園という檻に閉じ込めようとしている」




ルドルフ「君の速さは本物だ、例えトレセンに所属していなくともさまざまな猛者と戦えるだろう」




ルドルフ「それでも、私は君にここに来て欲しいんだ」




入学手続きやその他全てのことをルドルフが請け負うので学園に来て欲しい




「彼女」からすれば破格の条件であるがトレセンに縛られてしまうデメリットは大きい




「彼女」の選択は…



下3コンマ
奇数 入る、偶数 断る
ゾロ目は出たら考える

「なにを言われても返事は変わらねぇよ」




ブルーに何かあったらタダじゃおかないと言い残し「彼女」は生徒会室から出て行った




ルドルフ「ダメ、か」




心底残念そうな顔で「彼女」が出て行った扉を見ていた。彼女には全ての人を惹きつけるような魅力があった




彼女は自分に代わるどころかそれ以上の逸材だったのにとルドルフの悔しさは増していく




ブルー「あの……?」




狼狽えていたブルーには気にしなくていいと言い半ば追い出す形で生徒会室から去ってもらった

(やっぱりここは上品なヤツの集まりだな)




トレセン学園に来れるウマ娘の殆どは生まれながらにして持っている




持っているのは金だけでなくものや存在だけでない。生まれただけで勝ち組なウマ娘がここには集まっている




「彼女」がこれまで得たものは全て自分の手で勝ち取ったもの。誰かに恵まれて手に入ったものはない




そんな「彼女」からすればトレセン学園は気に入らなくて当然と言えるだろう




(まあたまにはブルーの様子は見にきてやるか)




ブルーに会えたことは嬉しかったので定期的に学園には来ようと「彼女」は決める



このあと…


1 諦めきれないルドルフ
2 ケシのことをキタルファから責められるブルー
3 うっかり捕まる「彼女」。思わずトレセンを頼る
4 たづなさんがキタルファを訪問
5 自由安価


下3

とある留置所の面会室。ルドルフはあるウマ娘に呼ばれそこに来ていた





ルドルフ「私を頼るとは余程の緊急事態ということだな?」




「ああ…」




普通であれば弁護士や親を呼ぶ場面で「彼女」はルドルフを呼んだ




ルドルフ「一体なにがあった?」




「冴えないオッサンがいたからケシを売ってやろうと思ったらよ…ポリ公だったんだよ……」




警察相手にケシを売ろうとしては言い訳のしようがない。気付いた時には逃げることもできず「彼女」は逮捕されてしまった

ルドルフ「私にどうして欲しい?」




「ん…いや……」




トレセン学園に行かないと返事をした直後のことなので「彼女」は気まずそうにしている




ルドルフ「学園の力を使えば君をここから出せる」




「マジか?」




理事長がきな臭いことはルドルフも知ってるので、こんな時に利用しなければ意味がないとルドルフは言う




ルドルフ「言い訳のしようはいくらでもあるからな」




「ここから出してくれるんなら嬉しいけどよ…」




「彼女」にしては歯切れが悪そうにしている



このあと…



1 ブルーも捕まったので一人も二人も変わらないとルドルフ
2 ここから出す代わりに学園に来ること
3 特に見返りは求めないとルドルフ
4 ケシ以外に何もないかと確認
5 自由安価


下3

ルドルフ「特にこちらから見返りは求めない」




「なんだと?」




助ける見返りとしてトレセン学園への編入を出してくるだろうと「彼女」は考えていた




しかしルドルフは何も見返りを求めず「彼女」をここから出すと言っている





ルドルフ「あとはこちらに任せておけばいい」




それから数日後、ルドルフの言葉通り「彼女」は自由の身となった




「あの野郎……」




素直に見返りを求めてくれた方が良かったと「彼女」の中にルドルフは強く残った

ネイチャ「あのさぁ…」




ブルー「だって……」




トレーナー「一歩間違ったらブルーも捕まってたんだよ?」




ブルー「そんなの知らなかったから…」




ルドルフの捜索によりブルーのケシ栽培をキタルファのメンバーも知ることとなった




ウララと気弱なウマ娘は何か植物を育てている程度の認識だった。それくらい自然と栽培していた




ネイチャ「専用の照明まで用意してアウト過ぎるんですけど」




ブルー「こうしないと育たないから」




ネイチャ「そもそも育てるなって言ってるんですけど?」




ルドルフが警察には知らせないと言ってくれなければブルーは捕まっていただろう




このあと…


1 ウィズブチ切れ
2 パニくる気弱なウマ娘
3 同室のキングにケシを分けてあげてたウララ
4 ケシに興味あるタンホイザ
5 一人冷静なブレーザー
6 自由安価


下3

トレーナー「種はどこから仕入れたの?」




ブルー「自然に生えてる」




トレーナー「そうだね。でもね、警察は自然に生えてるのを見つけたら通報して欲しいんだって」




ブルー「知らなかった……」




トレーナー「育て方はどうして知ってるの?」




ブルー「地元じゃみんな育ててるから…」




トレーナー「精製の仕方は知ってるの?」




ブルー「精製……?」




トレーナー「ケシのまま売ってたんだね。誰に?」




ブルー「それは……あの…知らない人……」




トレーナー「具体的に教えて?」




ブルー「女の子を買ってるおじさんとかに売ってる……」




最初はブルーはなぜ責められているかわからなかったが、トレーナーの表情から事態の深刻さを理解する

トレーナー「君の地元の普通や常識を否定するつもりはないけど、こちら側の常識に合わせなければ大変な事になるんだ」




ブルー「ごめんなさい…」




トレーナー「謝らなくていいよ、これから知っていけばいいからね」




突き放すのではなく一つ一つ覚えていこうとブルーに歩み寄る




トレーナー「これからはお小遣い稼ぎで知らないおじさんに会うのは止めてね」




ブルー「はい…」




悪い子ではないので言えばわかってくれる。彼女をうまくコントロールするのも自分の仕事だとトレーナーは覚悟を決める

ネイチャ「お部屋チェックの時間で~す」




ウィズ「お願いだから何も出てこないで…」




その頃ネイチャとウィズは他にも何かあるのではとブルーの部屋を訪れていた




ネイチャ「どこにも鍵はかけてないって。無防備なんだかなんなんだか…」




ケシの件もそうだがブルーに悪気は一切ないので隠そうとすることがない




ウィズ「怖い……」




ネイチャ「覚悟決めるしかないでしょ~」




ブルーの部屋には…


1 何もなかった
2 そこそこあった
3 結構あった
4 ヤバいくらいあった
5 気絶するくらいヤバい
6 自由安価


下3

ウィズ「これは?」



ネイチャ「多分違法な乾燥キノコだね~」




ウィズ「これは…?」




ネイチャ「ヤシとは違う葉っぱだね~」




ブルーは地元で得た知識を活かし自然に生えているものの中でその手の需要かあるものを所持していた




悪意がないとはいえ細かく仕分けされておりブルーのことを知らなければ一発でアウトだと思うだろう




ネイチャ「ブルーって付き合ってる子いないよね?」




ウィズ「居ないはずです」




ネイチャ「それなのにこんなのが出てくるってことは…」




ブルーの部屋からは植物以外にもアダルトグッズまで出てきてしまった

ネイチャ「自分で楽しむためならネイチャさん文句は言いませんけど」




ウィズ「きっと違う…」




ブルーにモフられていたウィズは彼女の触り方にいやらしさを全く感じたことがなかった




なのでブルーは性的なことに興味があるとはいえない。しかし彼女は現にこうやって玩具を持っていた




ネイチャ「考えたくないこと言っていい?」




ブルーは売春の知識があり地元でやっていた可能性がある。売春にも種類があり本番をしないものもあるらしい




コレを使ってブルーは中年男性と会っていたのではないか。ネイチャの仮説を聞きウィズは涙を流し出す




ウィズ「ブルーは何も悪くないのに…!!」




生まれた場所が違うだけでこうも違ってしまうのかとウィズは深い悲しみを覚える




このあと…


1 危ないものは全て処分
2 チームをあげてブルーを更生
3 ビビり散らす気弱なウマ娘
4 危ないものは「彼女」に引き取ってもらう
5 自由安価


下3

安価把握


トレーナー「君が「彼女」だね?」




「お前がブルーのトレーナーだな」




ブルーと「彼女」は連絡先を交換していた。ブルーから聞いた連絡先を頼りにトレーナーは「彼女」を呼び出した




ブルーの部屋から見つかった危ないものは「彼女」に渡せば適切に処分してくれるだろうと考えた結果だった




「これ全部『処分』だな?」




トレーナー「そうしてもらいたいんだ」




売り払うのではなく『処分』に拘ったのはブルーを思ってのこと。「彼女」はその思いをちゃんと受け取る




「『処分』じゃなくて好きしろって言ってたら殺してたぞ」



トレーナー「ブルーのことを考えたらそんなことは言えないよ」




その言葉に満足したのか「彼女」はトレーナーを敵視することはなくなった

「ブルーに綺麗ごとは言うなよ」




トレーナー「わかってる。彼女に悪気はない」




ブルーが地元で生きていくにはああするしかなかったのだとトレーナーは十分理解している




なので必要以上にブルーを責めることはしないと「彼女」に約束する




「言っとくがブルーはまだ処女だ。いざという時に売れって言ってあるからな」




トレーナー「でも男の人とは会ってはいたんだよね」




「それがオレ達の常識なんだよ」




「彼女」はブルーのことを気にしているようだ



ブルーの様子は…


1 かなり落ち込んでる
2 いつも通り
3 謹慎と聞いて「彼女」ブチ切れ
4 トレセン入学金の為にブルーは…
5 ブツは「彼女」に渡ったと聞いて安心
6 地元との常識の違いを意識して苦しむブルー
7 自由安価


下3

キタルファのトレーナー室ではブルーか右手でウィズ、左手で気弱なウマ娘をモフっていた




ブルー「これはこれは良いモフモフですな…」




タンホイザ「専門家みたいなこと言ってる?」




ケシやキノコが非常識なものであったと知りブルーは一時かなり落ち込むがモフモフによって平常を維持していた




「いつもより激しいですぅ…」




ウィズ(私で良かったらいくらでも使っていい)




本来なら犯罪でモフモフ程度で機嫌を直すのは不謹慎だがブルーには罪の意識が無い




チームメンバーに迷惑をかけてしまったり悲しませてしまったといことでブルーは落ち込んでいた

ブレーザー「結局どうするの?」




ネイチャ「本とかドラマも考えたけどやっぱりフィクションだからさ」




ブルーへ常識を教えるにはどうするのが最適なのか。ネイチャが出した答えはブルーとの対話だった




もし喧嘩になったらしてもいいのはやり返すことくらい。ブルーの地元のように相手の骨を折るのは普通ではない




違法植物は育ててはいけないがブルーは何が違法か分からない。彼女にとってケシはパンジーと同じなのだ




どんな種類の地雷が埋まっているかわからないが一つずつ掘り起こしていき解除していく




気の遠くなる作業だがブルーの為にキタルファはその道を選んだ




このあと…


1 ブルーの常識にドン引き
2 ブルーをG1に出せるか不安になる
3 ケシの件は本当に大丈夫かルドルフに確認
4 トレーナーが「彼女」を連れて帰ってくる
5 自由安価


下3

トレーナー「それじゃあ授業を始めます」




ブルー「宜しくお願いします」




放課後、トレーニングが始まるまでの時間でトレーナーによる一般教養の授業を受けることになった




ネイチャ達による会話だけではなく、彼女らが話しにくい内容もトレーナーなら責任持って教えられるという判断だった





ブルーが譲れないのはモフモフのみ。それ以外はちゃんと教えられたことを守るということなので更生に期待ができる




下3
授業の内容や教えたこと

まずは初回ということで一番恐ろしいであろうドラッグについて学ぶことになった





ドラッグを使ってしまったウマ娘の転落模様を描く警察作成の教育ドラマをブルーは見る




内容は小学生のような子ども向けではなくケシがドラッグの元になるという説明のある本格的なものだった




ドラッグを使ってしまったウマ娘のことだけでなくドラッグが原因で実際に起こった事件も紹介されていた




普通の高校生が見れば既に知っていることの連続でつまらない映像だがブルーにとっては新鮮なものだった




ブルーは最初から最後までその映像を集中して見ていた

ブルー「私はとんでもないことをしてたの?」




ケシと違法薬物の区別がついていなかったブルーはことの重大さに今更ながら気付く




あくまで使う方が悪いのだとトレーナーは念を押すがブルーにも責任はあると伝える




トレーナー「これからはもう二度と関わらなければそれでいいんだ」




ブルー「本当に?」




当然そんなことで許されるわけがないがブルーの為にトレーナーはそうだと肯定する




トレーナー(ケシは売るものだと思ってたのは幸いかな)




ブルーの地元では以外にも薬物を常習している同級生は少なかった。もちろん多少は使用していたが生きる為に金を稼ぐ必要があった




なのでブルーも「彼女」も自分で使用することはなく育て売り払うだけだった

ブルーがやっていた違法植物類は全て処分し二度とやらないと誓ったものの別の問題が発生していた





ケシやキノコなどで稼いでいた金はなんと学園に授業料や食堂代に充てていたのだ




両親からの支援は期待できず学園にかかる費用をどうするのかという大きな問題が出てきてしまった




ブルーの成績ならば特待生として来年以降、金のことは考えなくて良い可能性が高い




だが今年の分はどうにもならずこのままではブルーは退学しかない




トレーナー(彼女に黙ってこっちで用意するしかないかな)




常識のないブルーならばいくらでも言い訳でもできる。途中から突然授業料のことは気にしなくなってもいいと言っても信じるだろう




ブルーほどの原石の為なら貯金を崩す覚悟はあるとトレーナーは考える




ブルーの金は…

1 トレーナーが黙って出す
2 ブルーは気付き退学は仕方ない
3 一旦辞めて来年度に特待生として編入を考える
4 ブルー、黙っておじさんと…
5 「彼女」がルドルフと交渉
6 自由安価


下3

ブルー「もう支払われてる?」




毎月納めていた授業料について学生課で交渉できないかブルーが訪ねてみると既に今月分は支払われていたことが判明する




親ではないことは確実なので他に誰がいるのかとブルーは考える




ブルー(会長がなんとかしてくれた?)




ケシのことを黙っていてくれたルドルフならどうにかできるのではないかとブルーは想像した




しかし学生課にいつ支払いが行われたのかを聞くとルドルフでないことがわかる




ブルー(私達が授業中に支払いに行ける人……トレーナーしかいない)




ブルーはトレーナーが金を肩代わりしてくれたことに気付く

それからブルーはいつもの倍近いトレーニングに励むようになった




倍は流石にやりすぎで体を壊すとトレーナーに止められたのでできる限りのトレーニングを行うようになった




ブルー(私にできることは勝つこと)




トレーナーへの恩返しの為、ブルーはG1を獲る為にひたすらトレーニングに励む




トレーナー(あの様子だと気付いちゃったかなぁ)




ブルーの態度と走りを見たトレーナーは自分が金を出したことを彼女が知ったと悟る




彼女は勝利という形でそれに応えようとしてくている。下手なことは言わずトレーナーはブルーを鍛え上げる




このあと…


1 ブルーの勝負服完成
2 休養日もトレーニングで怒られるブルー
3 トレーニングに全てを注ぎ込み成績下がる
4 自分を追い込みすぎるブルー
5 自由安価


下3

ブルーのG1が迫る中、トレーナーが幼馴染の為にデザインしていた勝負服がブルー仕様になって完成した





デザインはそのままに白と青が使われたまさに『ブルー』の勝負服だった




ブルー(これを着てG1に勝つことが私にできること)




トレーナーの幼馴染の為でありトレーナーへの恩返しの為。ブルーには勝つ理由がある




トレーナー「良かったら着て走ってみない?」




衣装に慣れておく必要があるので早速今日から着てみようとトレーナーは提案する

ウララ「みんな勝負服だ~!」





タンホイザ「たまにはこういうのもいいっしょ?」




折角なのでとこの日のキタルファのメンバーは勝負服を着てトレーニングをすることに




ウィズ達芝を走る組とブレーザーとウララのダート組、それぞれで併走を行う




「はわぁ…」




気弱なウマ娘はまだ勝負服どころか未勝利戦も勝っていないので今日はサポートに回る




メンバーの勝負服を見た気弱なウマ娘はこれが勝負服なのだと感動しているようだった

ウィズ(ブルーはもう私を超えたかもしれない)




ネイチャ(才能があってこんなに努力してちゃ勝てませんってね)




タンホイザ(むん!むん!走り方を参考に!)




トレーナー「位置について…」




ブルー「私は勝つ」




ブルーは新入生とは思えない速度で成長を重ねていく




このあと…


1 ブルーのG1
2 ウララのG1
3 タンホイザのG1
4 気弱なウマ娘の未勝利戦
5 自由安価


下3

安価把握


気弱なウマ娘はプルメリアかな
他にも案があればどうぞ

今日は気弱なウマ娘、プルメリアが未勝利戦を走る




この時期になると同級生たちも未勝利戦で勝ち始めるので、実力を試すにはいい機会になっている




トレーナー「勝つことも大事だけど自分の走りをしよう」




プルメリア「ひゃい!」




プルメリアは緊急しまくっておりコンディションは良くない。そんな彼女を見たトレーナーは自分よ走りを掴もうとアドバイスする




プルメリア(私なりに頑張ってきたんです!)




一人で走っていた時とは違い一緒にトレーニングをしてきたキタルファのメンバーとトレーナーがいる。そのことが彼女に自信を持たせていた




プルメリアの適正


1 ステイヤー
2 マイラー
3 短距離特化
4 オールマイティ(距離)
5 ダート
6 超オールマイティ(ダート、距離)
7 自由安価


下3

プルメリアの適正は短距離から中距離。長距離はスタミナが足りないので無理という判断になった




本人は中距離が無難だと思っていたがトレーナーの経験から彼女はマイルのみで勝負しても良いと判断した




トレーナー(彼女はマイラーの素質があると思う)





調整で短距離や中距離を走れるマイラーは強いのが定番。プルメリアはその素質があるとトレーナーは考えている




気弱な性格を考慮して作戦は逃げを想定していた。しかし彼女のムチムチの太ももを見たトレーナーは考えを改める




逃げが得意のブレーザーとは脚の質が違う。差しで走るブルーよりもパワーは伸びる




そこでプルメリアは追込みで今回の未勝利戦を走ることになった

追込みで走るのは難しいが経験を積めば大丈夫だとトレーナーはアドバイスをしていた




トレーナー(例え負けてもいい。どこで仕掛けるかを見失わないで欲しいんだ)




相変わらずプルメリアは緊張していたがチームに入る前、一人で走っていた時に比べると落ち着いていた




プルメリア(できる!練習でやったことをレースでもやる!)




体の震えは止まらないがやる気だけは落ちていない




レース結果…


1 勝利
2 敗北
3 圧勝
4 惨敗
5 敗北も何かを掴む
6 自由安価


下3

レース結果は見事にプルメリアが一着となった。仕掛けるタイミングはバッチリで本来以上の実力が出せた




プルメリア「私が勝ったんですか!?」




無我夢中で走っていたプルメリアは自分が勝ったことすら気付いていなかった




トレーナーは走りのことだけを考えていたのでそれで間違っていないと彼女を褒める




トレーナー「負けたらどうしようとか余計なことを考えてなかったのは素晴らしいね」




プルメリア「あ……」




以前の自分はレースに集中できていなかったとプルメリアは自覚する。トレーナー達のお陰でレースに集中できるようになっていた





G3はまだ早いのでOPやPreOPに出ながら様子を見ていこうとプルメリアに今後の予定を話す




しかしプルメリアは勝ったことが嬉しくトレーナーの話は半分も聞いていなかった

トレーナー「取材依頼ですか?」




ブルーのG1が近付くある日、理事長からトレーナーにメディアから取材依頼があったと伝えられる




感謝祭の時のパンフレットにチーム方針などあらかた喋ったとトレーナーは言う




しかしメディアは映像として欲しいのだと理事長はトレーナーに取材を受けるよう言い続ける




トレーナー「せめてブルーのG1が終わるまで待ってくれませんか?」




理事長「却下っ!」




メディアと適切な関係を築くのもトレーナーの仕事だと理事長は強引にインタビューを引き受けてしまう




トレーナー(チームの取材じゃなくて『トレーナー』としての取材だから大丈夫かな)




トレーナーはブルーをメディアの前に出すのは控えたいと考えている。過去のことで何かあっては取り返しのつかないことになる




今回は自分への取材ということなので平気だろうと判断した




取材は…


1 真面目で面白みがなかった
2 パンフレットの情報をそのまま喋る
3 ガッツリチームのことを聞かれる
4 恋愛系の記事でウィズのことを聞かれる
5 ダート専門誌でブレーザーのことを聞かれる
6 自由安価


下3

トレーナー(うーんなるほど。パンフレットの内容とは違った角度の質問が多い)




チームの方針と目標などは感謝祭のパンフレットに書いてありインタビュアーはそれをきちんと読んできている




今回の取材ではチームのG1勝利と感謝祭でのガチレースの勝利。トレーナー所属ウマ娘の急成長について訊かれている




インタビュアー「何か秘訣があるんじゃないですか?」




トレーナー「そうですね……」




キタルファは特殊なトレーニングや訓練は行わず基本的なトレーニングが多い




その上で各自の距離、作戦に対応したトレーニングを行っているがトレーナーだけの特別なトレーニングは無い




それを聞いてもインタビュアーは何か隠しているだろうと同じような質問を再びトレーナーに投げる




トレーナー(本当に基本的なことをやってるんだけどな)




映像のメインになるような部分を欲しがっているのがわかったトレーナーは早朝トレーニングのことを話す

インタビュアー「早朝トレーニングは素晴らしいですね!週に何回ほどやられてるんですか?」




トレーナー「基本は毎日ですね」




インタビュアー「毎日……?」




もちろん休養日はあるがそれ以外は毎日早朝トレーニングを行なっていると話すとインタビュアーの顔色が変わる




インタビュアー「毎日だなんて大変じゃないですか?」




トレーナー「慣れるまでは大変ですけど、慣れてしまえばそんなことはありません」




インタビュアーは本当に毎日やっているのか疑問に思っているようだった。早朝トレーニングくらいどこもやっているだろうとトレーナーは不思議がる

トレーナー「今年に入った新入生二人のうち一人は早朝トレーニングをやっていた所をスカウトしたんです」




インタビュアー「それはブルーさんですか?」




トレーナー「ええ。彼女は入学式より前、寮に来た日からトレーニングをやってました」




彼の「トレーナー」としての腕は平均といえる。これまで早朝トレーニングを行なっていたというのにウィズ達の結果は出ていなかった




それがブルーという努力の才能が加わったことによりトレーニングの質が全て上がった




質の高いトレーニングを他のチームの倍行っているキタルファ。それが最近の成績に表れている




トレーナーはブルーのお陰だと理解しているがこのインタビューがどう編集されるかは映像を見てみなくてはわからない




取材した映像は…


1 練習量が多少大袈裟に紹介される
2 スパルタ系トレーナーと紹介
3 変人トレーナーと比較され常識人扱い
4普通なのにイケメントレーナーと紹介
5 インタビュー映像でウィズが常に見切れており恐怖
6 自由安価


下3

トレーナー「いま見たのは何なんだったんだろう……」




先日の取材からどんな映像が出来上がるのかトレーナーは確認の為にテレビを見た




自分のことはスパルタ系の美形イケメントレーナーとして紹介されたのは予想外で困惑する




しかしそれより困惑というより恐怖だったのがウィズ。トレーナーがインタビューを受けている間ずっと後ろで見切れていたのだ




インタビュアーが女性だったからなのか。彼女の表情は笑っておらずじっと真顔でトレーナーを見続けていた




まばたきすらせずトレーナーを見続けていたウィズは一部のマニアの間で心霊映像として出回った

それよりも衝撃だったのは同じ日に取材されていたゴルシとゴルシトレーナーのインタビューだった




ドーナツの芯をくり抜いたと思ったら土星にワープしており更に体の横半分が地面に埋まっていた




また、階段を登っている最中に後ろを向いたかと思えば幅跳びを繰り返し超加速のち壁を貫通




CGかと疑いたくなるような映像の連続でトレーナーの頭は混乱するばかりだった



更にゴルシの横に立つゴルシトレは女性用のスーツを着て彼女と同じ奇行をしていたのだがこれはおかしい




トレーナー(ゴルシトレさんは男の人だったのに。なにあれ?)




映像でもゴルシトレが男子トイレに入っていく様子が写っていたが見た目は完璧に女性だった




美系というわけではなかったはずのゴルシトレが女装して壁を貫通する。何一つ理解できずトレーナーは混乱するばかりだった



このあと…



1 壁からゴルシトレ
2 ゴルシに絡まれるブルー
3 ブルーを勧誘するゴルシトレ
4 真顔のウィズがトレーナーの後ろに
5 自由安価


下3

ゴルシ「お~い待てよぉ」




ゴルシトレ「待ってくれてもいいでしょう?」




ブルー「絶対待たない」




ゴルシとゴルシトレに絡まれていたブルーは二人から逃げ回っていた。ほぼ初対面の二人にブルーの防衛本能が働いた




ブルー(この二人はまともじゃない)




自分もまともでないことを最近勉強しているブルーがこの二人はやばいと逃げていた




やがて二人は驚きの末脚を見せブルーに迫ってきたのでブルーはたまらずトレーナー室へと逃げ込む

ブルー「あとはお願い」




トレーナー「なにが?」




ウィズ「ゴールドシップさんとゴルシトレさん?」




トレーナーと彼に会いに来ていたウィズの後ろにブルーは隠れる。事情は分からないがお願いされては仕方ないとブルーを守る




トレーナー「ブルーが何かしたの?」




ゴルシ「これってアレじゃね?」




ゴルシトレ「ブレーメン的なやつね。和むわ~」




さっきまでの勢いは急に無くなり二人の目は温かいものを見る目になっていた



二人の目的…


1 ブルーの勧誘
2 冥王星を惑星に復活
3 マックイーンへの生贄
4 布団乾燥機と引き換えにやって欲しいことが
5 自由安価


下3

ゴルシトレ「私達はこの子をチーム『シリウス』に勧誘しに来たのよ」




チームシリウスといえばG1常連のウマ娘が集いトレセン学園でもトップクラスのチーム




そのチームがブルーを欲しがっているというのは彼女は本物だという証拠でもある




トップクラスのチームが他のチームから優秀なウマ娘を勧誘することはあることはある




トレーナー「ブルーは渡したくありません」




ブルーという存在の大きさを誰よりも知っているトレーナーはブルーの移籍は認めないとハッキリ断る




ゴルシトレ「まぁまぁ話しを聞きなさいよ」




なにもブルーが優秀だから引き抜くのではないとゴルシトレは笑顔で話す

ゴルシトレ「私達は凱旋門を狙ってるのよ」




これまでも何人ものウマ娘が夢を見てきた凱旋門賞。日本のウマ娘でその栄冠を取った者はいない




今年度からその凱旋門賞に全ての距離とダートのレースが開催されることが決まったのは大きなニュースになった




チームシリウスはその凱旋門賞に本気で勝ちに行くことを決め、そのメンバーを集めているのだ




ブルー「私じゃなくてバクシンオーがいる」




話を聞いていたブルーはそれなら自分ではなくバクシンオーにすべきだと最もな意見を言う




ゴルシトレ「私達は貴女が欲しいのよ」




完全な移籍ではなく凱旋門賞を目指すチームにブルーが参加して欲しいという勧誘のようだ



ブルーは…


1 断る
2 受ける
3 凱旋門はキタルファで目指す
4 凱旋門に興味がない
5 自由安価


下3

ブルー「そっちには行かない。凱旋門はキタルファで目指すから」




ゴルシトレ「あらそうなの?じゃあ仕方ないわね」




そっちのチームで凱旋門を目指すなら仕方ないとゴルシトレはあっさり引き下がる




しかしブルーが口にした台詞を聞きウィズはおかしくなる




ウィズ「がいせんもん?きたるふぁでがいせんもん?」




ゴルシ「おーいコイツバグってんぞ」




まさか自分が凱旋門という頂を目指すなど思ってもいないウィズはは異常で無くなる




トレーナー(初耳なんだけど)




もちろんトレーナーもそんなことは聞いておらず自分が口にしたこともない

しかしここで否定してしまえばブルーはシリウスで凱旋門を目指すことになってしまう




トレーナー(ここは乗るしかないか)




トレーナーはブルーの言っていることは本当でキタルファも凱旋門を目指していると宣言する




ゴルシトレ「じゃ私達はライバルってことね」




同じ舞台で戦えるのならそれが一番だとゴルシトレは納得して帰ろうとする




ゴルシ「ここ1ドット隙間あるぜ」




ゴルシトレ「しゃがみスライドからの高速ジャンプね」




二人は壁に向かって走ったと思うと壁にめり込み貫通していった




キタルファは…



1 トレーナーが正気か疑うネイチャ
2 おかしくなるタンホイザ
3 前向きなブレーザー
4 気絶するプルメリア
5 よくわかっていないウララ
6 実は本当に凱旋門を目指していたブルー
7 自由安価


下3

トレーナーは悩みに悩み答えを出しブルーを呼び出す




トレーナー「本当に凱旋門を目指すならシリウスに行くのがベストだよ」




それがブルーの為でもあるとトレーナーは付け加えそもそもブルーはいつから凱旋門を目指していたのかとトレーナーは質問する




ブルー「トレーナーが授業料を払ってくれるのを知ったから」




凱旋門賞では勝てば賞金が出る。凱旋門だけではなく海外のレースでは賞金が出るレースが多い




将来的に海外で走ることを考えていたが凱旋門賞ならトレセンに居ながら出ることができる




凱旋門賞を目指すことを近々トレーナーに相談するつもりだったとブルーは答える

ブルー「私がキタルファの一員として勝てばトレーナーは有名になる」




そうすればレースの賞金だけでなくトレーナーの収入も増えるので恩を返せるとブルーは続ける




ブルー「だから私は行くならキタルファとして行きたい」




凱旋門賞は大きすぎる為、ブルーどころかバクシンオーでも勝てる確信はない



そんなレースにブルーが挑むこと自体が無謀であるがチームシリウスならまだ可能性は残る




経験と実績が豊富なシリウスならばブルーは更に伸びるだろうとトレーナーは考えている




ブルーは…



1 キタルファで凱旋門
2 シリウスへ
3 「彼女」も凱旋門を目指すと聞く
4 ブレーザーも凱旋門を目指す
5 ウララは凱旋門に行ってみたい
6 自由安価


下3

安価把握


次回からは次スレに

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