歩夢「じゃあ侑ちゃん、キスを…」ﾊｧﾊｧ

侑「いや、待って」

歩夢「え？何で？キスしないと出られないんだよ？」

歩夢（もしかして照れてるのかな？可愛いなぁ♡）

侑「まぁそれもおかしいけど…ますは部屋に何かないか調べてみようよ」

歩夢「う、うん…」


歩夢（もう！そんなことしても無駄なのに！）

～数分後～

侑「何もなかったね」

歩夢「そうだね！だから早く！キスを…」

侑「いや、多分これは誰かのドッキリだと思うから…」


侑「このまま何もせずに待って私達が困れば出してくれると思うんだ」

歩夢「そ、そうだね…」

歩夢（もう、じれったいなぁ…）

侑「・・・・・・」

歩夢「・・・・・」

侑「・・・・・・」

歩夢「・・・・・」

侑「・・・・・・」

歩夢「・・・・・」

～1時間後～

侑「なにも起こらないね」

歩夢「そうだね、もうキスするしかないよ！」

侑「う～ん…そうかもしれないね…」

歩夢（よし、ようやくその気になった…これで侑ちゃんの唇は…）


侑「まぁ最初は恥ずかしいからおでこにしてみてよ」

歩夢（ええ…）

侑「ほら、歩夢…」

歩夢（そっか、いきなりは流石に恥ずかしいからまずは…って事だね）

歩夢（もう、そういうヘタレな所も可愛い♡）

歩夢「じゃあ…行くよ」

侑「うん…」


歩夢（そのあと間髪入れずに唇を奪っちゃおう♡）





ﾁｭッ

侑「///」

歩夢（侑ちゃんのおでこ…これはこれでいい…）

侑「な、何も起こらないね…」

歩夢「そうだね…やっぱり唇じゃないと…」




ｶﾊﾟッ



歩夢「え？」





ﾋｭｳｳｳｳｳｳｳｳｳ




歩夢「うわああああああああああ！！！！！」

侑「あ、歩夢ううううううううう！！！！！」

侑「い、いきなり床に穴が開いて歩夢が落ちちゃった…」

侑「あ、歩夢は…



？？「大丈夫、下にクッション敷いてあるから」

侑「え？誰？」









璃奈「甘いね、歩夢さん」

侑「え…何で璃奈ちゃんが！？」

～地下室～

歩夢「いてて…下にクッション敷いてあって助かった…」

歩夢「いったいここは…」ｶｻ

歩夢「ん？正面にモニターが…」



ﾊﾟッ



璃奈『甘いね、歩夢さん』

侑『え…何で璃奈ちゃんが！？』


歩夢「！？」