侑「注文の多い料理店、A・ZU・NA・・・?」 (35)

~とある山中~


侑「はぁ…」

侑「まさか新しい詩のアイデアを求めて山登りに来たら遭難するなんて…」


グウウ・・・


侑「しかも食べ物を忘れるなんて…うかつだったよ」


侑「どこかに食べられる野草とかは…ん?」チラ



侑「あれは…」

【レストラン A・ZU・NA】


侑「こんな山奥にレストラン・・・?」

侑「まぁでも助かったよ、これで飢えをしのげる・・・」

侑「お金も持ってくるの忘れたけど、土下座でもして頼めばなんとかなるよね」

侑「とにかく入ろう」ガチャ


カランカラン

~店内~


侑「暗いな…もしかして誰もいない…?」


パッ


侑「わっ…急に明るく…」









しずく「いらっしゃいませ♡」

侑(いつの間にか人が…?)


侑「えっと…ここの店員さん?」

しずく「はい」

侑(制服可愛いなぁ…)


侑「えっと…」

しずく「お食事ですよね?こちらへどうぞ」

侑「え?はい…」

侑(言われるがまま奥の部屋へと連れていかれてしまった…)


侑「あ、あの…」

しずく「はい?」

侑「恥ずかしい話なんだけど…私お金が…」

しずく「いえ、お金はとりませんよ」

侑「え?」

しずく「実は久しぶりのお客さんでして…料理が作りたくてしょうがないんです」

侑「はぁ…」

侑(変わった店だなぁ)


しずく「そのかわり・・・」

侑「?」




しずく「当店は注文の多い料理店ですので、そこだけはご理解ください」

侑「は…まぁタダなんだし多少のことは我慢するよ…」

しずく「ありがとうございます、それでは…」

侑「うん、何でも言ってよ」









しずく「服を全部脱いでください」

侑「・・・え?」

しずく「あれ?聞こえませんでしたか?服を…」

侑「いや聞こえたけど…何で服を脱ぐの!?」


しずく「実は当店の食材はとても繊細な食材でして…」

しずく「服の繊維が付着しても味が落ちてしまうんです」

しずく「あ、当店のスタッフの服は特別製なので問題ないんですが、お客様の服は…」

侑「わ、わかったよ…脱げばいいんだよね?」

しずく「ご理解いただきありがとうございます」ペコ

侑「まぁ…山のなか歩き回ってて汗臭かったし…」ヌギヌギ

しずく「わぁ…」ハァハァ


侑「下着も…だよね?」

しずく「もちろんです♡」

侑「はい…脱いだよ///」

しずく「わぁ…綺麗な肌ですね♡」ダラダラ

侑(凄いよだれ垂れてる…)


しずく「おっと、それでは脱いだものはこちらでお預かりしますね」

侑「はい…」スッ

しずく「それではこの扉の先に行ってください」

侑「わ、わかったよ…」ガチャ


バタン


しずく「・・・・・」










しずく(お客様の脱ぎたての服・・・♡)クンカクンカ



スウウウウウウウウウウウウウウウウウ






しずく「はああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!」ビクンビクン

~次の部屋~

侑「うう…何かスースーするな…」

侑「でもご飯が食べられられるなら…」

侑「ここでは何をするんだろ…?」









せつ菜「いらっしゃいませ!!!」

侑(声大きい人だなぁ…)

侑「えっと…ここのシェフさん?」

せつ菜「まぁそのようなものです!」

侑「それで…ここでは何するの?」


せつ菜「お客さんを念入りに洗うんです!」

せつ菜「皮膚や髪にも雑菌があるかもしれませんからね」

せつ菜「これも料理のためです!」

侑「そ、それじゃ仕方ないね…」

せつ菜「それでは後ろ失礼します!」


ムニュッ



侑「ひゃん!」ビクン

せつ菜「あ!すみません!痛かったですか?」

せつ菜(いい声でした…♡)


侑「ううん・・・いきなり胸揉まれたからちょっとびっくりしただけ…」

せつ菜「すみません…特に念入りに洗わなければいけない所だと思いまして…」

侑「そ、そっか…それじゃ仕方ないね」

せつ菜「はい、仕方ないんです!それでは続けますね」



モミモミモミモミモミモミモミモミ



侑「んんんんんんんんんんっ///」


せつ菜(ああ…柔らかい…できればこのままずっと揉んでいたいです///)

せつ菜「それでは最後に流しますね」ジャー

侑「あ、ありがとう…」ハァハァ

せつ菜「それではあの扉の先にどうぞ!」

侑「わ、わかった…よ…」ガチャ



バタン



せつ菜「・・・・・」


せつ菜「大分美味しそうになってきましたね!」

~さらに次の部屋~

侑「うう…もういい加減空腹が…」グウウ

侑「まだ何かやるのかな…」









歩夢「うふふ…いらっしゃい侑ちゃん」

侑「あれ…私名乗ったっけ…?」

歩夢「預かった荷物に名前書いてあったよ」

侑「ああそういえば…どこかで会った?」

歩夢「こ、これはこの店のサービスで幼馴染みたいに接客してるんだよ!」

侑「ああそう・・・それで、ここでは何をするの?」

歩夢「ここでは特殊なオイルを全身に塗ってもらうよ!」

侑「えっと…それは…」

歩夢「お料理のためだよ!」

侑「そ、そうだよね…」

歩夢「それじゃ行くね!」サワッ



ヌリヌリヌリ・・・サスサス



侑「んんっ…」

侑(な、なんかこそばゆい///)

歩夢「どう侑ちゃん、気持ちいい?」

侑「う、うん///」

歩夢「そう…それじゃ…」



クチュ




侑「んあっ!」ビクン

歩夢「ここは念入りに塗らないとね♡」クチュクチュ

侑「んんっ…ああっ///」

歩夢「すごい…侑ちゃんソースが溢れてるよ…♡」

侑「い…いわないでぇ///」ハァハァ

歩夢「それじゃ最後の仕上げに…」



チュッ



侑「!?」

歩夢「んんっ・・・ちゅううううううっ・・・れろぉ♡」レロレロ

侑「んあっ…」レロレロ

侑(2人の舌が…絡み合って…)

侑(すっごい…ときめいちゃ…う…)



侑「」ガクン



歩夢「うふふ、これで下ごしらえ完了だね♡」

~食堂~


侑「・・・・・」


侑「・・・はっ!?」パチ


侑「わ、わたしいつの間にか寝ちゃっ…!?」



侑(私はいつのまにかテーブルの上に寝かされて…)









侑(体にはクリームやらフルーツが盛り付けられていた…)

歩夢「あ、侑ちゃん起きた?」

せつ菜「あ、歩夢さん・・・私もう我慢できません!」ハァハァ

しずく「もう…落ち着いてください」


侑「み、皆・・・これどういう事…?」

歩夢「ごめんね侑ちゃん、黙ってて」

侑「え…?」

しずく「ここは「わたしたち」が料理を楽しむお店なんです。山に迷い込んだ「食材」を使って」

侑「しょ、食材って…」

歩夢「可愛い女の子だよ♡」

侑「やっぱり…」

せつ菜「ここしばらく山に人がこないのでもう限界だったんです!早く早く!」ハァハァ

歩夢「もう…せつ菜ちゃんってば…でも唇のクリームは私のだからね?」

しずく「歩夢さんはさっきまで堪能してたじゃないですか…唇は私がもらいます!」

歩夢「わ、わかったよ…じゃあ私はおっぱいで」

せつ菜「では私は下の口のドリンクをいただきます!」


歩夢「じゃ…わるいけど侑ちゃん」




3人「いただきます♡」

侑(ああ…3人の女の子が私を食べようとしてる…)


侑(でも…これはこれで…)









侑(最高に…ときめいちゃうなぁ///)





ペロッ




侑「んんっ…」ビクン

歩夢「うっ!」ビクン

しずく「か、体がしびれ…」


侑(あれ?2人の動きが…)




せつ菜「あ、そういえばこのクリーム私が味付けしたんでした」

歩夢「ちょっと!」

しずく「何してるんですか!」

侑(なんか揉めてるな…とりあえず)ガシッ



タタタ…



せつ菜「あ!」

歩夢「ちょっと!」






侑(私はそばに遭った服を掴むと、一目散に走り出し、店から脱出した)

侑(そして、無我夢中で走ってたらいつの間にか麓まで下りていた)


侑「ハァハァ…えらい目にあった…」

侑「でも…」









侑「あんな可愛い子達に食べられる瞬間、ときめきが最高潮に達していい詩が浮かびそうだったな…」

侑「そして山に向かって耳を傾けてみると、あの子達の声が聞こえてくる気がする…」










歩夢「ちょっとしずくちゃん!侑ちゃんの下着こっそりガメてたね!」

せつ菜「ひと舐めでいいからください!」

しずく「嫌です!これは私のモノです!」









侑「また…行ってみようかな」


~おわり~

以上になります

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