【安価・コンマ】美琴「15歳の誕生日ね……」【禁書】 (57)

【カラオケボックス まねきゲコ太】

初春「御坂さんお誕生日おめでとうございます!」 パチパチ

佐天「ケーキも持ってきましたよ!」

美琴「ありがとう初春さん、佐天さん」

佐天「いよいよ15歳なんて大人ですねぇ……」

美琴「大人だなんて、まだまだよ。 進路もまだ決めてないし」

佐天「またまたそんな謙遜してー。 御坂さんならどこでも好きな学校に行けますって」

美琴「好きなところねえ……」

初春「御坂さんは能力も学力もトップですから」

佐天「私も初春も御坂さんを目標に勉強して追いつけるように頑張りますよ!」

美琴「2人から言われるとなんか照れちゃうわ、ありがと」

佐天「えへへ…。 そうだ、これ私から誕生日プレゼントです!」

美琴「いいの? ちょっと開けてみようかしら……」

佐天「どうぞどうぞ!」

美琴「どれどれ……」ペリペリ

初春「早速渡しちゃうんですね」

佐天「こういうのは鮮度が大事だからね!」

美琴「これは>>2よね?」ペリペリ


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胸パッド

美琴「……これは胸パッドよね」

佐天「はい! 」

初春「私は別のものにした方がって言ったんですけど……」

佐天「前にお話を聞いた気になる人が母性的なところを…と聞いたので」グッ!

美琴「あ、アレは友達の話で……!」

佐天「御坂さん良いですか?」ズイッ

美琴「」

佐天「これを上手く使えばその人が御坂さんの魅力に目覚めるきっかけになるかもしれないんですよ? 『美琴ってこんな魅力的だったのか……!』みたいな」

美琴「そ、そう? じゃあ私から友達に渡しておくわ、友達に!」

佐天「結果、楽しみに待ってますからね!」

佐天「そうだ、初春からも有るんですよ」

美琴「本当?」

初春「はい、私からはこれですね」ガサガサ

美琴「これは時計?」

初春「スマートウォッチと言って、腕時計型の端末ですね」

佐天「大人っぽいデザインで良いねえ~!」

初春「これには血圧や体温の測定から、最適な時間に入眠や覚醒を促してくれる機能が有りますよ、専用のアプリもあって───」ペラペラ

美琴「最近のそこまでやれるのね~。 私って、まだガラケーだけど使えるかしら……」

佐天「そういえば私達の周りってガラケー使ってる人多い気がしますね」

初春「それは技術の進歩がすごいですからね、現実も……」

美琴「現実?」

初春「いえ何でも……」

佐天「そういえば、今日は黒子っていないんですか?」

初春「今日は風紀委員の仕事を牧上さんとしてますよ、絶対終わらせて来るって言ってました」

佐天「うわ……、それメチャクチャ張り切ってやってるんだろうね」

初春「もうすごい形相でしたよ、固法先輩もビックリしていましたし」

美琴「目に浮かぶわね、それ」アハハ…

佐天「ところで黒子から誕プレは何をもらいましたか?」

美琴「あー黒子からは>>6ね……」

妹達のゴーグル

美琴「いも……大事な人のゴーグルね」

佐天「ゴーグルですか? てっきり、過激なアレコレかと……」

初春「ああ、あの軍用みたいなものですよね?」

佐天「初春知ってるの?」

初春「はい。 落とし物で預かっていたものだったんですけど、預かり期限が過ぎたんでどうするかって話になってたんですけど」

美琴「少し前に黒子にどうしても欲しいって言ったんだけど、持ってきてくれたのよね。 思い出の品だから嬉しかったわ……」

初春「へぇ……」

佐天(御坂さんって意外とミリオタとかそういうのなのかな?)

美琴「さ、そろそろケーキ食べない? 少しお腹減っちゃったわ」

初春「そうですね、じゃあ早速……」

<コンコン

佐天「お、黒子が来たんですかね。 どーぞ!」

ガチャ

誰が来た?

安価↓3まで(コンマが最も大きいもの)

食事なので一度ここまで
安価なら下にずらしてください…

ガチャ

禁書「すごいんだよ、ここには飲み物がたくさんあって……げっ短髪なんだよ!」

美琴「短髪言うな! あまりカラオケとか行かなそうなシスターのアンタがどうしてここにいるのよ」

禁書「こもえ達と遊びに来たんだよ! とうまが無事に進級できたお祝いだって」

美琴「ちょっと待ちなさい、アイツがここにいるの?」

禁書「とうまなら…」※
※このレスのコンマ
00~49なら店内にいる
50~99なら店内にいない


舞殿(どこかで見た後ろ姿を追ったら、アレは御坂美琴っ……!?)

佐天「見て見てシスターだよ、初春!」ヒソヒソ

初春「コスプレ衣装の貸出も有りますし、それじゃないんですか?」

佐天「いや、あの着こなしは本職なんじゃないかな。 あんなクリップをつけてるなんて、きっとオシャレだよ」

初春「そこが尚更ですよ……」

舞殿(注目がわたくしに向いていません。 ここはさり気なく、廊下に出れば……)

↓のレスのコンマ
00~49かゾロ目なら脱出成功!
50~99なら佐天さんに捕まる

インデックス「とうまも一緒なんだよ、同じクラスの子たちとみんなでやるんだーってなって。 今頃大熱唱してるかも」

美琴「そ、そう」ササッ

美琴(む、胸パッドのことバレてないわよね……)ドキドキ

インデックス「ねぇ短髪───」

美琴(バレた!?)

インデックス「すごい良い香りがするんだよ! バターをメインに果物のほのかな香りが!」

美琴「」ズコッ

佐天「あちゃーバレちゃったか。 ここにケーキが有るのが分かるなんてやりますなあ」ペシッ

インデックス「これは果物のタルトだね!」

佐天「大正解でーす、実は大きさを間違えて巨大なのを頼んじゃったんですよね」

初春「これ直径30cmはありますよね!? 何か高いなと思ったら!」

佐天「ケーキはいくら大きくても、大は小を兼ねるんだよ初春……」

初春「……あの、そこのおカッパヘアーの方も良ければいかがですか?」

舞殿「いやっ、わたくしは……」ヒキッ

佐天「せっかくのお祝いですから人は多いほうが良いですよ、こっち来てください!」ガシッ

舞殿(力強えなっ……コイツ!)

美琴「すごく美味しいわね、これ……!」

佐天「ふふっ、喜んでもらえたなら何よりです!」

インデックス「生地が何層にも織り込まれてるのが分かるサクサク感、薄ーく塗られたカスタードクリームが果物の酸味を引き立ててるかも!」パクパクッ

初春(まるで食レポですね……)モグモグ

舞殿「わ、わたくしは……」

佐天「遠慮しなくていいですよ、はい」

舞殿(断ったら正体が怪しまれる、ええい!)モグッ

初春「そういえばおカッパさんとシスターさんも同じくらいの体格なんですね。 食べる量が全然違いますけど」

佐天「外国の人っぽいしすごい大きくなっちゃうのかな」

初春「羨ましい……ん?」ピリリッ

美琴「黒子から?」

初春「はい、今日の風紀委員の仕事で↓1をしてるから資料を送ってほしいって……」

舞殿「就職先斡旋までが風紀委員のお仕事なの?」

初春「本来は治安維持や生活指導がメインなんですけどね、統括理事長が変わって警備員とか就職斡旋の教員が混乱しているみたいで……」

美琴「ちなみにどんな人なの?」

佐天「なんか御坂さんに似ている人が多いような……」ズイッ

初春「もうそうやってすぐ覗かないでください!」

佐天「えへへ……」テヘペロ

インデックス「学生なのに就職先をもう探してるって大変かも」モグモグ

舞殿「風紀委員が斡旋しているなら、明るいお仕事なんでしょうね……」

佐天「もし私が御坂さんにお仕事を紹介するなら>>19->>21とかですね」

暗部

ゲコ太グッズショップ店員

佐天「私が御坂さんに紹介するお仕事なら、研究員とかですかねえ」

美琴「私が研究員?」

佐天「はい、やっぱり超能力者ですし! 経験や知識を広げてくれるんじゃないかなあって期待しちゃいます!」

初春「研究所で働く大人なお姉さんの御坂さんは確かにアリですね、白衣着て、コーヒー飲んだり……」ホワァ…

美琴「あまり考えたことなかったけど、私やあの子達がそういう夢の応援を出来るのは素敵ね」

舞殿「……今のままだと給食当番みたいな姿の方が浮かびますけど、ダボッと白衣に着られるような」

美琴「ま…母さんみたいになるかもしれないから!」

舞殿「それよりも非合法だけど、手を貸せるお仕事とかね……」クスッ

美琴「色々見てきた方だけど、だからこそそういうのは賛同出来ないわ。 あの子達がそういうのに就くってなったら絶対許さないし……」パチッ

バチバチッ

インデックス「短髪! なんか私の髪がボワってなってるんだよ!」

佐天「マイクもハウリングしてるからちょっとやめてください!」

美琴「あっ……ごめん」

初春「んー、それならあとは好きなことですね。 ゲコ太グッズショップの店員とか……」

美琴「そんな天国あったら毎日通うわ!」クワッ!

舞殿「」ビクッ

佐天「おカッパさんが驚いてますから落ち着いてくださーい」

インデックス「ふ~美味しかったー!」

初春「まさか10号サイズのフルーツタルトが全部無くなるなんて思いませんでしたよ……」

美琴「10号ってことは直径30cmよね、カロリー爆弾過ぎないこれ……」

舞殿「わたくし、今日の夕ご飯はこれで十分ですわ……」ヨロヨロ

佐天「そういえばいきなり捕まえちゃってすみませんでした」

舞殿「いえ、美味しかったですから。 では……」ガチャ

バタン

初春「……行っちゃいましたね」

佐天「不思議な人だったね、手が良くなかったのか食べ方が……」

美琴(どこかで見た事ある気がするんだけど……)ウーン

インデックス「なんか喉乾いちゃった、短髪一緒に行こ!」

美琴「ええ、そういえば私のも空っぽだから付き合うわ」

バタン

↓3までドリンクを取りに行くまで美琴とインデックスに起きた出来事

今日はここまで
また明日お昼前くらいから続けます

美琴「さっきドリンクバーがなんとかみたいに言ってたけど、そんなに多かったっけ?」

インデックス「31種類の飲み物があって目移りしちゃったんだよ! 毎日1種類飲めば1ヶ月楽しめちゃうかも!」

美琴「カラオケのドリンクディスペンサーってそういう楽しみ方をするものじゃないでしょ……ん?」

インデックス「どうしたの?」

<~♪

美琴「ちょっとこの部屋から気になる歌声がしてね」

インデックス「覗き見は良くないんだよ!」

美琴「しーっ……。 ここからなら2人で見れるから……」

インデックス「もう!」

【カラオケ まねきゲコ太333号室】


コロンゾン「ハァハァ……」

アレイスター『この程度で息を荒げるなんてらしくないじゃないか』

コロンゾン「煩い。 もう100曲も歌わせといて、息が上がらない奴なんていないだろう……」ゼェゼェ

アレイスター『大悪魔ともあろうものがこんなに貧弱とはな』

コロンゾン「どこからどう見ても普通の青年たるこの肉体を過信しすぎているのは貴様じゃないか?」

アレイスター『ふむ……』

コロンゾン「……そうだ、ピアノだ。 楽器の演奏ならばいくらでも応えてやってもいいが、手先には自信があるからな」

アレイスター『そういう考えもあるか……』

コロンゾン「だろう? だから早く私をこの部屋から出せ、マイクと機械しかないこの部屋から一刻も早くだ」

アレイスター『それも検討しよう』

コロンゾン「真か!」

アレイスター『……私の最終目標たる、カラオケで100点を取り終えたらだが』

コロンゾン「アレイスターァァァァ! やめろ! 右手でマイクを握るな! 左手で機械を操作するな!」

アレイスター『安心しろ、今度の曲はUKロックだ』

コロンゾン「何を安心しろと言っているんだ! 嗚呼、もうイントロが始まった……!」

アレイスター(歌ごときで…、あの大悪魔ここまで苦しむなんて私の知らない知識もあるものだな。 とても興味深い…尤も……)

アレイスター(1番楽しいのはこの苦しそうな顔を見れるひと時だが)ニヤァ

コロンゾン「考えていること筒抜けだぞ、アレイスター!」

<♪♪♪♪♪♪

美琴「アレってヒトカラよね、何をしてるのかしら?」

インデックス「ここ、弱い魔術がかけられていて、部屋の出入りが制限されてるかも。 開かないし……」ンー

美琴「それってヤバくない?」

インデックス「でも何らかの条件を満たすと開く雰囲気があるんだよ」

美琴「雰囲気ってフワッとしたこと言うわねアンタ……」

インデックス「それにあんなイキイキと1人で話してるってことは、ひょっとしたら何かの練習をしているかもしれないしね!」

美琴「……そうね、きっと隠し芸とか余興みたいなものに違いないわ」ウン

<♥バチーン

インデックス「さあ早く離れるんだよ、あの視線はきっと『邪魔だからさっさと消えろ』って意味なんだよ」スタ

美琴「ウィンクまで決めてくるなんて、アイドルみたいね」スタスタ

インデックス「あの歳のアイドルなんてなかなか見ないけどね!」スタスタスタ

インデックス「うわあ……! 何度見てもジュースの宝物庫かも!」

美琴「ファミレスでもここまで多くないから、ちょっと珍しいわね」

インデックス「いちごおでんは前に食べたけどイマイチだったから他のにしようかな」

美琴「きなこ練乳とか甘いのにしたら?」

インデックス「甘いのはさっき食べたから、今度はしょっぱいのに挑戦するんだよ!」ムフー!

ガチャ

黒子「お姉様ぁ、遅れましたの……! 」ハァハァ

美琴「お仕事お疲れ様」

黒子「今日はお姉様に似た方がたくさん来られましたわ……」

美琴「……そう、粗相がないように対応した?」

黒子「当然ですわ、内心昂ぶる気持ちを抑え続けたので高度な焦らしプレイみたいでしたけど」ハァハァ

美琴「変なことしたらビリっとしてあげるから、気をつけなさい」

黒子「も、もちろんですわ」

美琴「それじゃ、何か飲む?」

黒子「まずはお水を……」

美琴「りょーかい」

黒子「生き返りますのぉ……!」ゴクッ

インデックス「ねえねえ短髪」ヒソヒソ

美琴「どうしたの?」

インデックス「この人って短髪のお友達?」

美琴「ええ、ルームメイトよ」

黒子「ん? このシスター様は、お姉様のお知り合いですの?」

美琴「ま、まあそんなところね」

黒子「何か隠されたりとかしてないですわよね?」ジトッ

美琴「な、何も隠してないわよ」

インデックス「そうなんだよ、私と短髪は>>32なんだから!」

ミスったので安価↓1

インデックス「私と短髪は腐れ縁なんだから!」

美琴「そうそう腐れ縁よね……ってもっと良い言い方あったでしょ?」

インデックス「親友とか相棒とかそういうのだとちょっと大げさかなって」

黒子「く、腐れ縁!? わたくしが知らない醸された世界をこのシスター様と……!」

美琴「色々あったし腐ったというより醸されたって感じではあるかしらね」

黒子「お、お姉様……! 私に断りもなくそんな大人の階段を……!」

美琴「上ってない!上ってないわよ!」

黒子「安心して欲しいですわ、私は2番目でもお姉様と一緒に……」ジリジリ

美琴「ちょっと黒子!」

黒子「か゛も゛され゛た゛世界にお付き合いしますわ、お゛ね゛ぇ゛ざま゛ぁ!」ピョーン

美琴「いい加減にしろって言ってんだろうがあああ!」ビリビリッ

黒子「」

シャアアア……

初春「……なるほど、それでスプリンクラーを誤作動させたと」

美琴「も、申し訳ございません……」ポタポタ…

インデックス「慌てて避けたから良かったけど、私も一歩間違えたらくろこや短髪みたいになってたかも!」

佐天「シスターさんが無事だったのは良かったですけど、御坂さん全身ビチョビチョですね……」

初春「ここの洗濯乾燥サービスは早くて対応も良いですし、使った方が良いんじゃないですか?」ポチポチ

佐天「制服なら1時間くらいで乾くよね」ウン

美琴「そうさせてもらおうかしら」

インデックス「……それにしても短髪」

美琴「なによ……」

インデックス「下着がスケスケかも! カエルが背中に見えてるんだよ」

美琴「」バッ

初春「み、御坂さんバスタオルです!」

美琴「ありがとう……」

佐天「私が気にしても言えなかったことをスッパリ言いましたね、シスターさん」

美琴「気がついてたなら言ってくれても良いじゃない!」

初春「……それにしても制服を乾かしている間、それまで着るものがないといけませんね」

佐天「初春、それならアレがあるじゃん」

初春「アレってまさか……」

佐天「そう、御坂さんにコスプレさせちゃいましょう!」イエーイ

美琴「こ、コスプレ!?」

初春「シスターさんも着てますもんね……」

佐天「いやあ御坂さんの不可抗力ですからねえ、流石に私たちの制服を着せるのは忍びないですし」ウン

インデックス「短髪をみんなの着せ替え人形にするってこと?」

初春「佐天さん的にはそういうことになりますね」

黒子「……よ、予備の制服ならわたくしのカバンに」ビリビリ

初春「あ、起きましたね」

佐天「黒子?」ヒソヒソ

黒子「はい?」

佐天「普段、制服ばかりの御坂さんを着せ替えたいと思ったことはあるでしょ?」

黒子「それは山ほど……」

佐天「そのチャンスを生かしたいと思わないの?」

黒子「まさか……」ハッ!

佐天「黒子が起こしたトラブルをチャンスに私が変えようと考えてるんだし、乗ってみない?」

黒子「く、くぅ……」

佐天「さあやろう、やっちゃおうぜ、く・ろ・こ……」

黒子「……し、仕方ないですわね。 誰かがストッパーにならないといけませんし」コホン

佐天「いぇーい!」

インデックス「いぇーい!」

美琴(何かすごい目で見られてる気がするんだけど……)

初春「では全員で御坂さんに着せたい候補を出しますか」

佐天「じゃあ、私は>>40で」

黒子「わたくしなら>>41ですわ」

インデックス「短髪なら>>42が良いと思うんだよ!」

初春「>>43もなかなか捨てがたいと思いませんか?」

食事で少し落ちます
14時くらいから再開予定です
時間までに安価埋まってなくても進めると思います

黒ビキニ

美琴「こ、これって黒ビキニじゃないの?」

佐天「はい、これなら御坂さんのスレンダーな魅力を引き立てられるんじゃないかなって」

初春「黒い色って締まって見えますし、くびれとかアピールになる気がします!」

美琴「フリルのタイプは着たことが有るけれど、かなり大人っぽくない…?」

佐天「そこですよ! 15歳になってより大人に近づくんですから、背伸びをするっていうのが狙いです!」

黒子「わたくしの考えていた堕天使メイド服よりストレートにセクシーですわ」

インデックス「ニワトリの着ぐるみとかも愛嬌があっていいと思ったけれど、短髪がそういうのは私も好きかも!」

初春「アイドル路線も有りだと思ったんですけどねえ……」

黒子「いけませんの想像してきただけで鼻血が……!」ブフォ

佐天「はい、ティッシュ」つ□

黒子「助かりましたの……」フキフキ

美琴「……ねぇ、ここで着替える訳じゃないわよね?」

初春「確か更衣室があるのでそれを使っていただければ……」

黒子「ここは私が責任を持って送り狼……いえエスコートいたしますわ」

美琴「本音が漏れてるわよ!」ビリッ

黒子「あひん!」ビクッ

【更衣室】

美琴(初春さんがここまで案内してくれたけど、何か緊張してくるわね)

初春「御坂さーん、着替え終わりましたか?」

美琴「ちょっとまってー……ん?」

美琴(……そういえばアレ使ってみるチャンスかしら)イソイソ

初春(結構繁盛していますし、カラオケ屋さんでコスプレって割とポピュラーなんですかねぇ)

テクテク

初春(あの人もきっとコスプレするつもりでしょうか……)

↓1 誰が来た?

青ピ「おっと、こんなところに美人さん発見や!」クワッ

初春「ひぃっ!」

青ピ「キミのこと見たことあるで、その制服って柵川中学のやろ」

初春「そ、そうですけど……」

青ピ「いや~このお店で出会えるなんてまさに奇跡やね。 ボクは高校生なんやけどクラスのみんなで集まりがあって来てるんや」ウンウン

初春「へ、へぇ……」

青ピ「盛り上がりすぎて、ハメを外してオデコDXから隠れに来たら僥倖! これはもう運命に──」

??「───間違いないとか言うんじゃないわよね?」

青ピ「ひぃっ!?」

青ピ「」

??「まったく、私にジュースをかけて逃れようなんて1億年早いのよ」フン!

初春「あの、ありがとうございます……」

??「気にしないで、まさかこんな子に手を出そうなんて……後でこってりしぼるわ」

美琴「初春さん、終わったから開けても良い?」

初春「あ、はーい! 」

美琴「おまた、せ……」シャーッ

??「あら水着? このお店ってプールあったかしら」

美琴(母性の象徴……!)

美琴「み、水着を着ているのはかくかくしかじか……」

??「まるまるうまうま、なるほどね。 でも店内をその姿で歩くのはいただけないわ、はい」パサッ

美琴「おっと……!」

??「この上着貸してあげるわ、時間あるときに返してくれれば良いから」

美琴「ありがとうございます!」ペコッ

初春「あのお名前は……」

吹寄「吹寄制理よ、今度はこういう捕物じゃない時に会えるといいわね」

【廊下】

初春「はぁ~」キラキラ

美琴「初春さんすっかり目を輝かせちゃってるわね」クスッ

初春「颯爽と現れてすぐに助けてくれる……ヒーローみたいでかっこよかったですから」

美琴「私もこうして廊下を黒ビキニで徘徊しなくて良くなっているから、助かったわ……」

初春(でも下半身はパンツ姿なんですよね、御坂さん……)

美琴「アイツの周りにいる母性の象徴の筆頭だったからどんな人かと思ったけれど、良い人だったわね」ボソッ

初春「アイツって、あああの……」

??「お、ビリビリじゃねえか」

美琴「なっ……!」

??「なんだよ、そんなビックリした顔して上条さんの顔になんかついてますか?」

美琴「い、いや別になんでもないし……」

上条「そういえばインデックス見なかったか? アイツにドリンクバーのシステム説明する前に放っちまってさ……」

美琴「あの子なら私達の部屋で遊んでるわよ、誕生日のケーキもペロッと食べたし」

上条「も……」

美琴「も?」

上条「申し訳ございませんでしたー!」

美琴「どうして急に土下座するのよ!」

上条「いやいや、人様の誕生日ケーキを食べるなんてそんなお行儀の悪い行いをされたらそりょ土下座しかございませんことよ!」

美琴「ちょっと大きかったしそれくらい良いわよ、あの子がいないと食べきれないくらいだったかもしれないしね」

上条「ありがたいフォローに感謝……」チラッ

美琴「どうしたの?」

上条「いや……」

美琴「ん?」

上条「イメチェンされたのかなと思いまして、見上げたら黒いものが……」

美琴「黒い……?」

??「いつものハーフパンツとやらじゃないんだな」

美琴「~///」バッ!

初春「上条さんと私達しかいないのに、別の方の声がしたような……?」ンー?

上条「オティヌス、いきなり何を言ってんだ!」ヒソヒソ

オティヌス「何って貴様が考えたであろうことをそのまま吐露しただけだが?」

上条「厄介なことになるだろうが!」

オティヌス「私のことばかりで良いのか? 御坂美琴がかなり顔を真っ赤にしているが」

美琴「し、下から、下から覗かれるなんて……」パチパチ

上条「どうしたら……!」

オティヌス「誕生日と言っていただろう、何か渡してやれば良いんじゃないか?」

上条「プレゼントか? だけど寮にあるしな……」

オティヌス「こういうのは機を見るに敏だ、早いに越したことは無いぞ」

上条「ええい、今持ってる↓1を渡すしかないってことだな!」

上条「ええい、今持ってる合鍵を渡すしかないってことだな!」

オティヌス「おいそれは……」

上条「今の俺にはそれしかできねえ、御坂!」

美琴「な、なによっ……」

上条「俺からの誕生日プレゼントだ、今はこんなものしか無くて悪い……」チャリッ

美琴「これって鍵……?」

上条「ああ、俺の寮の鍵だ」

美琴「え……」

上条「御坂に対する本心はこれだ、受け取ってくれないか?」

美琴「よ、喜んで……///」バフッ!

上条「良かった……」

初春「意識している相手に対して合鍵を渡す、これって……」

オティヌス「高めに見積れば求婚、低めに見積っても付き合う前の誠意の表明だろうな」

初春(最近の高性能フィギュアは恋愛分析まで出来るんですね……)ジーッ

??「盛り上がってるところすみません、上条ちゃん?」

上条「こ、子萌せんせい!? これには深い訳が……」

子萌「いえ生徒の恋路を邪魔なんてしたら先生失格ですから、そんな事はしません。 ですが……」

上条「ですが?」

子萌「成績は頑張りましたけど出席日数が足りなさすぎて、高校生から中学生に降級させるかもしれないと連絡がありまして……」

上条「……な、なんと」

子萌「一応、もう一度再試験を受けて合格すれば免除してくれるとのことでしたので、頑張りましょう!」

上条「ええっ、今日はデルタフォースの進級祝いのカラオケだったんじゃ!」

美琴「なーに悠長なこと言ってるの」グイッ

上条「み、御坂さん? 私の首元を掴んで何をされているんでせうか……?」

美琴「一緒に帰って勉強を見るために決まってるじゃない! 鍵も貰ったんだし、これから毎日見てあげるわ」フフッ!

上条「いやその鍵をそう使われると……!」

美琴「勉強しないと同級生になっちゃうぞ、セ・ン・パ・イ……♥」

上条「ふ、不幸だ~!」

★おしまい★

原作で御坂さんが作中時間で15歳になるのはいつになるのか、上条さんは進級できるのか…

拙い初SSに安価を取ってくださった方、読んでいただいた方ありがとうございました 

またの機会にご覧いただけたら幸いです

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